JPH09146988A - 部品表作成装置 - Google Patents

部品表作成装置

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JPH09146988A
JPH09146988A JP7298139A JP29813995A JPH09146988A JP H09146988 A JPH09146988 A JP H09146988A JP 7298139 A JP7298139 A JP 7298139A JP 29813995 A JP29813995 A JP 29813995A JP H09146988 A JPH09146988 A JP H09146988A
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JP
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hierarchical structure
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JP7298139A
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Hajime Shiba
肇 柴
Koji Koyakata
宏次 古館
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品表の作成に際して発生する新規部品に関
するデータのデータベース化が自動的に行える部品表作
成装置を提供する。 【解決手段】 部品表データベース3と、部品表読み取
り部21と、階層構造データを作成する階層構造作成部
22と、入力された仕様に基づき前記階層構造データを
変更する階層構造変更部23と、階層構造変更に利用さ
れる知識を蓄積した知識ベース4と、仕様により変更さ
れる可能性のある部品に関係したデータが蓄積された共
通部品データベース5及び部品構成データベース6と、
階層構造変更に際して生じた新規部品に新規部品コード
を与える新規部品コード獲得部8と、階層構造変更に際
して生じた新規部品に関するデータを蓄積していく新規
部品コード発生記録データベース9と、前記の新規部品
に関するデータを前記新規部品コード発生記録データベ
ースの内容に従って前記の部品データベースに追加登録
するデータベース追加部24とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種製造業における
製品、取り分け周波数、電圧及び規格等の異なる地域に
出荷される製品の部品表を自動的に作成する装置に関す
る。そして、ここでいう異なる地域に出荷される製品と
は国内向けの製品構成部品の標準化や共通化の進んでい
る製品も含む。
【0002】
【従来の技術】例えば、洗濯機の部品表は図18に示す
ように左端から部品レベル、部品コード、部品名、材質
等、代表機種名等が人の手入力によってデータベース化
されている。ところでこの種洗濯機を初めとする電気製
品の場合、最近は製造の海外シフト化が進み、海外製造
拠点から世界各国へ輸出されるようになりつつある。こ
の場合製品仕様は日本で作成して製造拠点に送るわけで
あるが、公用電力の電圧や周波数に対応して出荷する国
毎に部品表を作成する必要があり、これを基本機種の部
品表を基に熟練者がマニュアルで個々の部品を変更し
て、対応の部品表を作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のように熟練者に
よる部品表のマニュアル変更の方法では、一つの変更部
品表を作成するのに多大なる時間と労力が必要となり、
他品種少量生産には不向きとなる。そこで、異機種に対
応する部品表を基本機種の部品表から自動的に作成する
ことが考えられる。
【0004】しかし、この部品表の自動作成に際して新
規部品が発生することが考えられ、このように新規に発
生する新規部品に関するデータのデータベース化を手動
で行うのでは、上記のごとく部品表が自動作成できなか
ったのと同様に、製品の仕様の変更にかかわる作業の効
率化が図れないことになる。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、部品表の作
成に際して発生する新規部品に関するデータのデータベ
ース化が自動的に行える部品表作成装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の部品表作成装置
は、上記の課題を解決するために、機種毎の部品表を保
有する部品表データベースと、入力された機種データに
基づき前記部品表データベースから該当する部品表を読
み取る部品表読み取り手段と、読み取った部品表のデー
タから階層構造データを作成する階層構造作成手段と、
入力された仕様に基づき前記階層構造データを変更する
階層構造変更手段と、階層構造変更に利用される知識を
蓄積した知識ベースと、階層構造変更に利用されるデー
タであって仕様により変更される可能性のある部品に関
係したデータが蓄積された部品データベースと、階層構
造変更に際して生じた新規部品に新規部品コードを与え
る新規部品コード獲得手段と、階層構造変更に際して生
じた新規部品に関するデータを前記の新規部品コードに
対応させて蓄積していく新規部品コード発生記録データ
ベースと、前記の新規部品に関するデータを前記新規部
品コード発生記録データベースの内容に従って前記の部
品データベースに追加登録するデータベース追加手段と
を備えたことを特徴とする。
【0007】上記の構成によれば、入力された仕様に基
づき前記階層構造データが変更されるので、この階層構
造データに基づいて部品表を自動的に作成できる。更
に、階層構造変更に際して生じた新規部品に関するデー
タが前記の新規部品コードに対応させて新規部品コード
発生記録データベースに蓄積され、この新規部品コード
発生記録データベースの内容に従って新規部品に関する
データが部品データベースに追加登録される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の部品表作成装置の
実施の形態について説明する。
【0009】図1は、本発明の部品表作成装置の概略構
成を示したブロック図である。この部品表作成装置は、
キーボード等の入力部1、該入力部1からの基本機種名
に基づき後述の部品表データベース3から基本機種の部
品表データを取り込むと共に異機種に必要な部品表の変
更を行う処理部2、機種毎の部品表をデータベースとし
て構築した部品表データベース3、異機種の部品表に対
応したデータの階層構造の変更ノウハウを蓄積した知識
ベース4、仕様により変更される可能性のある部品に関
するデータが蓄積された共通部品データベース(部品デ
ータベース)5、仕様により変更される部品に関する親
部品とその構成に関するデータ(例えば、親部品が変わ
る、親部品が無くなる等の情報)が蓄積された部品構成
データベース(部品データベース)6と、出力部8と、
新規部品コードを与える新規部品コード獲得部8と、新
規部品コード発生記録データベース9とを備えている。
【0010】前記の処理部2は、前記入力部1からの基
本機種名の入力により部品表データベース3から基本機
種の部品表をシステム内に取り込む部品表読み取り部2
1と、取り込まれた基本機種の部品表から階層構造のデ
ータを構築する階層構造作成部22と、前記入力部1か
ら入力された異機種の仕様により前記知識ベース4を用
い前記共通部品データベース5及び部品構成データベー
ス6により前記階層構造データを変更する階層構造変更
部23と、変更された階層構造に基づき異機種の部品表
を前記部品構成データーベース6や共通部品データベー
ス5に追加するデータベース追加部24とからなる。
【0011】前記処理部2で得られた異機種のための新
しい部品表は、出力部7を介してプリンタ等へ出力さ
れ、また、前記データベース追加部24は、前記の新規
部品コード発生記録データベース9の内容に従って異機
種のための新しい部品表を前記データベース5、6へ追
加する。その具体的内容は後述する。
【0012】次に前記処理部2の各部について説明す
る。
【0013】(部品表読み取り部21)部品表読み取り
部21は、入力部1より入力された基本機種名から当該
機種の部品表をシステム内に読み込む。
【0014】(階層構造作成部22)階層構造作成部2
2は、前記部品表読み取り部21で読み込まれた部品表
データの各部品のレベルに関するデータ部分から基本機
種を構成する部品の階層構造データを作成する。
【0015】但し、前提となる部品表のフォーマット
は、前記従来技術の項で説明した図18の洗濯機の部品
表を取り入れたもので、図2の階層構造における各ノー
ドのデータ構造に示すように、 (1)1行に1部品のデータ (2)部品データとして部品コード、部品名、相対レベ
ルが存在する (3)相対レベルLの部品の下の行に記述されている相
対レベルL+1の部品は前記レベルLの部品の子部品で
ある なる構成を有するものとする。
【0016】この部での処理の流れは図3のフローチャ
ートに示すように、ステップS1で部品表データをレベ
ルL(初期条件をL=2とする)以下の構成データを一
つの集まりとするデータに分割(分割個数をNとする)
し、階層構造データ作成ループに入る。
【0017】階層構造データ作成ループでは前記分割さ
れた部品表からステップS2でレベルLの部品データを
作成し、次にステップS3で前記分割された部品データ
の中にレベルL+1の部品が存在するかどうかを判定す
る。先の図18では相対レベル2の分割された部品表の
中にレベル3の子部品が存在するので、この様な場合が
ステップS3でYESと判定され、親子関係が成立する
ことになる。
【0018】ステップS3でYESと判定されるとレベ
ルLを1だけインクリメント(ステップS4)し、下位
の階層の親子関係を順に探索していく。一方、ステップ
S3でNOと判定された場合は、そこで親子関係は断た
れるわけであるから、次の分割された部品表の階層構造
データ作成処理に進む。そしてこの階層構造データ作成
ループは全分割部品表の探索(N回のループ)が終了し
た時に初めて終了し、基本機種を構成する部品の階層構
造データ(以下、基本部品表という)が作成される。
【0019】(階層構造変更部23)前記の階層構造作
成部22で作成した基本部品表に基づく部品の階層構造
データを、前記入力部1から入力された異機種の仕様に
基づいた部品の階層構造に変更する部である。
【0020】階層構造変更の方法として以下の5つの場
合で夫々異なる処理が行われる。以下、これらを個々に
わけて説明することにする。 (a)単体部品変更 (b)組立部品変更 (c)部品追加 (d)部品削除 (e)(a)〜(d)の変更による親部品の変更 これら(a)〜(e)の処理の流れを図4に示す。尚、
機種の変更に際し、(a)〜(d)の全ての処理が常に
行われるわけではなく、少なくとも一つの処理が行わ
れ、これに伴う(e)の処理が最低行われることは言う
までも無い。 (a)単体部品変更 この単体部品の変更方法は単体部品のデータ変更を行う
場合に用いられる方法である。例えば、洗濯機の場合、 ・フレーム ・・・色により変更される ・スイッチ ・・・色により変更される ・トルクモータ ・・・電源電圧により変更される ・上面板 ・・・色により変更される というように変更される単体部品と、変更に関する入力
仕様の関係がある。ここで色、電源電圧、周波数は異機
種の仕様の一例である。
【0021】単体部品の変更に使用する基本部品表デー
タベース(以下、単体部品変更基本データベースとい
う)は、共通部品データベース5の内容を成しているも
のであり、図5に示されるような部品名、部品コード、
及び電圧、周波数、色、プラグ形状等の仕様の項目から
なり、仕様の変更によって部品の変わる物が列挙された
ものである、尚図5中横棒(−)表示はその仕様による
変更が無く汎用であることを意味する。
【0022】この単体部品変更の処理方法は、図6に示
す通りであり、入力部1より異機種に対する仕様の変更
が入力されると、前記階層構造の部品の変更処理に移行
することになる。この時前もって入力部1から入力され
た仕様に基づいて前記の単体部品変更基本データベース
からその仕様に係る部品データが選択データベースとし
て抽出される。
【0023】図6に示すように、ステップS11で、ま
ず階層構造の部品毎に前記の単体部品変更基本データベ
ース中にその部品の部品コードが存在するかどうかを見
る。その部品の部品コードが存在しない場合は、その部
品は変更を要しないことになる(ステップS15)。
【0024】また、ステップS11において単体部品変
更基本データベースにその部品が存在した場合、次にス
テップS12で前記選択データベース中にその部品名の
データが存在するかどうかが判定される。その部品名の
データが存在しない場合は、その部品は新規部品として
以後取り扱われる(ステップS16)。
【0025】一方ステップS12においてその部品が選
択データベース中に存在した場合、次にステップS13
にて選択データベース中に存在するデータの部品コード
とその現在の部品コードを比較する。そして、比較の結
果同じであれば、入力された仕様による変更のない部品
であるので、変更なしとなる(ステップS17)。
【0026】これに対して、異なる部品コードであった
場合にはその部品の部品コードを選択部品データベース
中のデータの部品コードに変更する(ステップS1
4)。これにより、単体部品変更の処理が行われたとに
なる。 (b)組立部品変更 この変更方法はプリント基板等の組立部品の変更方法で
あって、入力部1より入力される仕様によって組立部品
ごと交換するような場合の変更方法である。
【0027】この変更方法では、前記の単体部品変更の
場合と同様に、組立部品変更基本データベースを用い
る。この組立部品変更基本データベースは共通部品デー
タベース5の内容を成しているものである。そして、入
力された展開仕様に見合うデータだけを選択して組立部
品変更選択データベースを作成する。これらデータベー
スのほかに組立部品変更基本データベースに登録されて
いる組立部品の当該組立部品より階層上下位の部品構成
の入った組立部品の階層構成に関するデータベースを有
する。
【0028】図7は、前記の組立部品変更基本データベ
ースの内容を示すテーブルであり、部品名、部品コー
ド、電圧、周波数、色、プラグ形状等の仕様の項目デー
タからなる。また図8は、前述した組立部品の階層構成
に関するデータベースの内容を示すテーブルであり、部
品コードと、構成データからなる。図8において部品コ
ードは組立部品即ちプリント基板全体に対して与えられ
たコードであり、各プリント基板の構成要素、例えばプ
リント基板、スイッチ、電源トランス等が構成データと
してその部品コードと共に記述されている。
【0029】この組立部品変更の処理方法も前記単体部
品変更の場合と略同様である。即ち、図9のフローチャ
ートに示すように、入力部1より異機種に対する仕様の
変更が入力されると、前記階層構造の組立部品が順次処
理に入る。この時前もって入力部から入力された仕様に
基づいて基本データベースからその仕様に係る組立部品
データが選択データベースとして抽出される。
【0030】図9に示すように、ステップS21で、ま
ず前記組立部品毎に前記基本データベース中のその組立
部品の部品コードが存在するかどうかを見る。この場合
存在しなければその組立部品は変更を要しないことにな
る(ステップS25)。
【0031】またステップS21において基本データベ
ースにその組立部品が存在した場合、次にステップS2
2で前記選択データベース中にその組立部品名のデータ
が存在するかどうかが判定される。この場合存在しなけ
ればその組立部品は新規部品として以後取り扱われる
(ステップS26)。
【0032】一方、ステップS22においてその組立部
品が選択データベース中に存在した場合、次にステップ
S23にて選択データベース中に存在するデータの下位
の構成部品コードとその現在の構成部品コードを比較す
る。そして比較の結果同じであれば、即ち入力された仕
様による変更のない組立部品であったときは変更なしと
なる(ステップS27)。
【0033】これに対して、異なる構成部品コードであ
った場合にはその組立部品の階層構成に関するデータベ
ースから選択部品データベース中の下位の構成部品コー
ドをキーにして当該下位の構成部品を有する選択データ
ベース中のデータの抽出を行う。そして選択された組立
部品のデータを元にして階層構造データを作成し、当該
組立部品の下位の構成部品データに対して前記作成され
た階層構造データに基づく置き換えを実行する(ステッ
プS24)。これにより、組立部品変更の処理が行われ
たとになる。
【0034】(c)部品追加 この方法は基本機種に無い部品であるが、入力された展
開仕様により必要となる部品を追加する場合に用いる方
法である。一般に追加は主として出荷国の規格によって
発生する場合が多い。例えばモータアースは国によって
装着することを規格で義務付けられている国と、着けな
くてもよい国があり、これに対応するための変更方法で
ある。
【0035】この場合のデータベースとしては、部品追
加基本データベースが用いられる。この部品追加基本デ
ータベースは、共通部品データベース5の内容を成して
いるものである。また、入力部1からの入力仕様により
部品追加基本データベースから選択した部品追加選択デ
ータベースが存在する。図10は斯かる部品追加基本デ
ータベースの一例を示すテーブルである。この部品追加
基本データベースでは、図10に示すように部品名、部
品コード、電圧、モータアース、取扱ラベル等が仕様の
項目として記述されている。ここで取扱ラベルは電源電
圧等の取扱注意書きであり、国によって取り付けの義務
の有無がまちまちであるため仕様による変更を要する部
分である。
【0036】次に、部品追加の処理の方法を図11のフ
ローチャートに従って説明する。まず、入力部1より異
機種に対する仕様の変更が入力されると、ステップS3
1で前記選択データベース中の親部品コードの中にその
追加部品の部品コードと同じコードが存在するかどうか
が判定される。この場合存在しなければその追加部品は
追加を要しないことになる(ステップS33)。
【0037】一方、ステップS31においてその追加部
品が選択データベース中の親部品コードの中に存在した
場合、次にステップS32にて該当する親部品の子部品
として選択データベース中に存在するデータの子部品を
追加する。これにより、部品追加の処理が行われたこと
になる。
【0038】(d)部品削除 この方法は前記部品追加と全く反対で、基本機種にある
部品であるが、入力された展開仕様により不要となる部
品を削除する場合に用いる方法である、一般に削除は主
として出荷国の言語の違いによって発生する。例えば英
文注意書き銘板は国によって必要な国とそうでない国と
にわかれ、これに対応するための変更方法である。
【0039】この場合のデータベースとしては、部品削
除基本データベースが用いられる。この部品追加基本デ
ータベースは、共通部品データベース5の内容を成して
いるものである。また、入力部1からの展開仕様により
前記部品削除基本データベースから選択した部品削除選
択データベースが存在する。図12は斯かる部品削除基
本データベースの一例を示すテーブルである。この部品
削除基本データベースでは、図12に示すように部品
名、部品コード、電圧、英文注意書き銘板等が仕様の項
目として記述されている。
【0040】次に、部品削除の処理の方法を図13のフ
ローチャートに従って説明する。まず、入力部1より異
機種に対する仕様の変更が入力されると、ステップS4
1で前記データベース中にその削除部品の部品コードと
同じコードが存在するかどうかが判定される。この場合
存在しなければその削除部品は削除を要しないことにな
る(ステップS43)。
【0041】一方、ステップS41においてその部品が
選択データベース中に存在した場合には、ステップS4
2にてその部品のデータを階層構造データ中から消去す
る(あるいはデータ中に消去フラグを設けておいてその
フラグを立てる)。これにより、部品削除の処理が行わ
れたことになる。
【0042】(c)親部品変更 前述の(a)〜(d)の変更によって影響を受ける親部
品(階層上で上位の部品)の変更をここで行う。ここで
使用されるデータベースは、部品構成データベース6で
ある。この部品構成データベース6は、図14に示すよ
うに親部品コードと子部品構成を項目として有する。
【0043】ここでの処理は、図15のフローチャート
に示すように末端以外の各部品について処理を行う。先
ずステップS51においてその親部品の子部品データが
変更されているか否かを判定する。もし変更されていな
ければその親部品は変更を要しない(ステップS5
4)。
【0044】また、ステップS51において子部品のデ
ータが変更されていれば、次にステップS52で部品構
成データベースの中にその親部品に対応する子部品の構
成と同じ子部品構成のデータが存在するか否かを判定す
る。ここで存在しなければその親部品は以降新規部品と
して取り扱われる。
【0045】一方、存在した場合はステップS53へ進
み、その親部品の部品コードを部品構成データベースに
存在したデータの親部品コードに変更する。これによ
り、親部品変更の処理が行われたことになる。
【0046】さて、以上の処理においてステップS1
5、S26、S55で新規部品として取り扱われたデー
タは、前記の新規部品コード発生記録データベース9の
内容として蓄積され、この内容に従ってデータベース追
加部24が、共通部品データベース5及び部品構成デー
タベース6に追加登録する。以下、この処理を自動で行
うための処理方法について説明する。
【0047】図16は、新規部品コード発生記録データ
ベース9のデータ構造を示した説明図である。このデー
タベースのデータ構造は、 PRODUCT−NAMEとして 〈製品名〉 DESIGN−SPECとして〈設計項目〉と〈設計項
目の値〉 NEW−PARTS−CODE−DATAとして 〈新規部品コード〉〈データベース名〉〈DS-i,j〉
〈DSV-i,j〉 のごとく記述されて構成される。
【0048】前記の〈製品名〉は、入力部1からの基本
機種名の入力により得られるデータであり、入力部1か
らの基本機種名が入力されるときに図1の経路25によ
って自動的に取り込むことができる。
【0049】前記の〈設計項目〉は、仕様の項目、例え
ば、色、電源電圧、或いは周波数の別を示すデータであ
り、〈設計項目の値〉は、仕様の内容、例えば、上記の
色であれば白色、緑色といった内容を示すデータであ
る。これらのデータは、入力部1からの仕様の入力によ
り得られるデータであり、入力部1から仕様が入力され
るときに自動的に取り込むことができる。
【0050】前記の〈新規部品コード〉は、新規部品コ
ード獲得部8から得られるデータであり、図1の経路2
7によって自動的に取り込むことができる。
【0051】前記の〈データベース名〉は、共通部品デ
ータベース5と部品構成データベース6のいずれに対す
るデータかを示すものである。また、〈DS-i,j〉は、
i番目の新規部品の発生に関係したj番目の設計仕様項
目を示す。例えば、設計仕様項目が、電圧、周波
数、色、プラグ形状のごとく順にあるとし、j=3
とすれば、設計仕様項目はの“色”のごとくなる。ま
た、〈DSV-i,j〉は、i番目の新規部品の発生に関係
したj番目の設計仕様項目の値であり、例えば、上記の
設計仕様項目“色”に対する具体的内容である“白
色”や“緑色”を表すデータとなる。これらの〈データ
ベース名〉、〈DS-i,j〉、〈DSV-i,j〉は、図1の
階層構造変更部23が階層構造データを変更するときに
得られるデータであり、図1の経路26によって自動的
に取り込むことができる。
【0052】図17は、前記のデータベース追加部24
が、前記の新規部品データ発生記録データベース9を用
い、新規部品として取り扱われたデータを、共通部品デ
ータベース5或いは部品構成データベース6に追加登録
する処理を示したフローチャートである。なお、この追
加登録する処理は、部品表の自動作成後に行う。
【0053】まず、ステップS61では、新規部品デー
タ発生記録データベース9から〈新規部品コード〉、
〈データベース名〉、〈DS-i,j〉、〈DSV-i,j〉の
各データを抽出する。そして、新規部品コードを発生さ
せたデータベースを前記の〈データベース名〉に基づき
選択する(ステップS62)。これにより、共通部品デ
ータベース5と部品構成データベース6のいずれかが選
択される。
【0054】そして、選択されたデータベースに、新規
部品コードと設計仕様を追加する(ステップS63)。
具体的には、例えば、ステップS62で共通部品データ
ベース5が選択され、新規部品がスイッチであったとす
ると、図5に示した単体部品変更基本データベースにお
いて、既に二つ示されている“スイッチ”の欄の下の欄
に、新たに、新規部品にかかる“スイッチ”の欄が自動
的に追加されてその内容が前記の〈DS-i,j〉、〈DS
V-i,j〉に基づき記述されることになる。
【0055】次に、データベースへ追加していない新規
部品コードが存在するかどうかを判断し(ステップS6
4)、存在しなければ終了する。一方、存在すれば、ス
テップ65に進み、未追加の新規部品について、ステッ
プS61と同様の処理を行い、ステップS62に進む。
【0056】以上説明したように、新規部品として取り
扱われたデータは、データベース追加部24により、前
記の新規部品コード発生記録データベース9の内容に従
って共通部品データベース5或いは部品構成データベー
ス6に追加登録される。これにより、以後は、例えば、
上記の新規部品にかかる“スイッチ”を有する仕様の部
品表作成においては、図6に示したフローチャートのス
テップ12で存在するとの判断が得られ、更にステップ
17を通って変更なしとして扱われる。なお、図9のフ
ローチャートにおけるステップS26、及び図15のフ
ローチャートのステップS52においても、上記と同様
に処理されることなる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力された仕様に基づき前記階層構造データが変更され
るので、この階層構造データに基づいて部品表を自動的
に作成できる。更に、階層構造変更に際して生じた新規
部品に関するデータが、前記の新規部品コードに対応し
て新規部品コード発生記録データベースに蓄積され、こ
の新規部品コード発生記録データベースの内容に従っ
て、新規部品に関するデータが部品データベースに追加
登録されるので、人手によるデータベースの作成の手間
を省くことができ、製品の仕様の変更にかかわる作業の
効率化が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品表作成装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図2】階層構造における各ノードのデータ構造を示す
図である。
【図3】階層構造データ作成のフローチャートである。
【図4】階層構造変更処理のフローチャートである。
【図5】単体部品変更基本データベースの内容を示すテ
ーブルである。
【図6】単体部品変更の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図7】組立部品変更基本データベースの内容を示すテ
ーブルである。
【図8】組立部品の構成に関するデータベースの内容を
示すテーブルである。
【図9】組立部品変更の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図10】部品追加基本データベースの内容を示すテー
ブルである。
【図11】部品追加の処理の流れを示すフローチャート
である。
【図12】部品削除基本データベースの内容を示すテー
ブルである。
【図13】部品削除の処理の流れを示すフローチャート
である。
【図14】部品構成データベースの内容を示すテーブル
である。
【図15】親部品変更の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図16】本発明の新規部品コード発生記録データベー
スの内容を示すテーブルである。
【図17】本発明の新規部品の自動データベース化の処
理内容を示すフローチャートである。
【図18】従来の部品表を示すテーブルである。
【符号の説明】
1 入力部 2 処理部 21 部品表読み取り部 22 階層構造作成部 23 階層構造変更部 24 データベース追加部 3 部品表データベース 4 知識ベース 5 共通部品データベース(部品データベース) 6 部品構成データベース(部品データベース) 7 出力部 8 新規部品コード獲得部 9 新規部品コード発生記録データベース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機種毎の部品表を保有する部品表データ
    ベースと、入力された機種データに基づき前記部品表デ
    ータベースから該当する部品表を読み取る部品表読み取
    り手段と、読み取った部品表のデータから階層構造デー
    タを作成する階層構造作成手段と、入力された仕様に基
    づき前記階層構造データを変更する階層構造変更手段
    と、階層構造変更に利用される知識を蓄積した知識ベー
    スと、階層構造変更に利用されるデータであって仕様に
    より変更される可能性のある部品に関係したデータが蓄
    積された部品データベースと、階層構造変更に際して生
    じた新規部品に新規部品コードを与える新規部品コード
    獲得手段と、階層構造変更に際して生じた新規部品に関
    するデータを前記の新規部品コードに対応させて蓄積し
    ていく新規部品コード発生記録データベースと、前記の
    新規部品に関するデータを前記新規部品コード発生記録
    データベースの内容に従って前記の部品データベースに
    追加登録するデータベース追加手段とを備えたことを特
    徴とする部品表作成装置。
JP7298139A 1995-11-16 1995-11-16 部品表作成装置 Pending JPH09146988A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112965A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Toshiba Corp 情報管理参照システム
US8533140B2 (en) 2009-09-09 2013-09-10 Hitachi, Ltd. Method and system for design check knowledge construction

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112965A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Toshiba Corp 情報管理参照システム
US8533140B2 (en) 2009-09-09 2013-09-10 Hitachi, Ltd. Method and system for design check knowledge construction

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