JPH09146637A - 無人走行車の制御方法 - Google Patents

無人走行車の制御方法

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Publication number
JPH09146637A
JPH09146637A JP7331029A JP33102995A JPH09146637A JP H09146637 A JPH09146637 A JP H09146637A JP 7331029 A JP7331029 A JP 7331029A JP 33102995 A JP33102995 A JP 33102995A JP H09146637 A JPH09146637 A JP H09146637A
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JP
Japan
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distance sensor
ultrasonic distance
vehicle body
detected
ultrasonic
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Withdrawn
Application number
JP7331029A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sakai
聰 酒井
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 停止位置において見失った前方障害を再検知
できる無人走行車の制御方法を提供する。 【解決手段】 車体41が停止した位置において、前方
超音波距離センサ43により前方障害である段差面48
を検知できないとき、車体41を制動開始位置まで微速
後退させるとともに、前方超音波距離センサ43により
段差面48を探知する探知動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無人走行車の制御方
法に係り、さらに詳しく言えば、停止時に見失った前方
障害を再検知できる無人走行車の制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば建物内部の通路を壁面に沿
って走行することにより、通路の清掃や貨物の搬送等を
行う無人走行車の導入が進められている。例えば、図4
に示す無人走行車40は略箱形状の車体41を有し、C
PU等の制御部42が車体41に設けられた前方超音波
距離センサ43および側方超音波距離センサ44により
周囲を検知しながら、車体41の走行幅方向に並設され
た一対の駆動輪45を個別に回転制御することにより、
車体41を壁面46に沿って直進走行あるいは転回走行
させる。
【0003】前方超音波距離センサ43および側方超音
波距離センサ44は、車体41の前方あるいは側方に向
けて超音波を発信してから、壁面46や障害物,人等の
被測定物に反射した超音波を受信するまでの時間を車体
41と被測定物との間の離間距離として制御部42に出
力する。これらの前方超音波距離センサ43および側方
超音波距離センサ44は、超音波の反射面が発信方向に
対して所定の角度で交差する、すなわち当該前方超音波
距離センサ43および当該側方超音波距離センサ44に
向けて超音波を反射できる被測定物に対してのみ、離間
距離を測定可能となっている。
【0004】このような無人走行車40は、前方超音波
距離センサ43により壁面46と、壁面46に形成され
た凸部47との間の段差面48を検知すると(図4
(A)参照)、前方障害があるとして制動を開始し、車
体41を停止させる(図4(B)実線参照)。そして、
無人走行車40は、車体41が停止した位置においても
前方超音波距離センサ43により段差面48を検知して
いる場合、車体41を停止位置(図4(B)実線の位
置)から所定距離後退させ(図4(B)鎖線参照)、次
いで略S字状の軌跡を描くように車体41を前進させる
回避動作を行うことにより、車体41が凸部47に接触
しないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無人走行車
40は、車体41の走行速度,路面の摩擦係数等の要因
により、制動を開始してから車体が完全に停止するまで
の制動距離が一定ではなく、例えば図4(C)に示すよ
うに、車体41が停止したとき、段差面48が前方超音
波距離センサ43および側方超音波距離センサ44にお
ける共通の死角に入ることがあり得る。この場合、前方
超音波距離センサ43は、超音波を発信する範囲内に凸
部47が入っていても、超音波を発信元に反射できない
ような向きに配置されている凸部47を検知できない。
【0006】そして、従来の無人走行車40は、停止位
置において凸部47および段差面48を検知できないた
め、車体41の近傍に凸部47および段差面48がある
にも関わらず前方障害が無くなったと誤認し、加速動作
を行うという問題があった。本発明は、このような従来
の問題を解決するためになされたもので、その目的は、
停止位置において見失った前方障害を再検知できる無人
走行車の制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体が停止し
たときに前方超音波距離センサおよび側方超音波距離セ
ンサにより前方障害を検知できない場合、前方障害が前
方超音波距離センサおよび側方超音波距離センサにおけ
る共通の死角内に静止していれば、制動開始位置まで後
退することにより、前方障害を前方超音波距離センサに
より再び検知できるはずであることに本発明者が着目し
て案出したものである。
【0008】前記目的を達成するために、本発明の請求
項1に記載した発明は、車体の周囲を前方超音波距離セ
ンサおよび側方超音波距離センサにより検知しながら走
行し、前記前方超音波距離センサにより前方障害を検知
したときに前記車体を停止させ、次いで、前記車体を停
止位置から所定距離後退させた後、前記車体を迂回走行
させる回避動作を行う無人走行車の制御方法であって、
前記停止位置において前記前方超音波距離センサにより
前記前方障害を検知できないとき、前記車体を制動開始
位置まで微速後退させるとともに、前記前方超音波距離
センサにより前記前方障害を探知する探知動作を行うこ
とを特徴としている。
【0009】このような本発明の請求項1に記載した発
明においては、車体が制動開始位置まで微速後退するた
め、前方障害が前方超音波距離センサおよび側方超音波
距離センサにおける共通の死角内に静止していれば、前
方超音波距離センサが再び前方障害を検知できることに
なる。したがって、請求項1に記載した発明において
は、停止した車体の近傍に静止した前方障害があるにも
関わらず、加速動作を行うという従来の問題が解消され
ることになり、これにより前記目的が達成される。
【0010】また、請求項2に記載した発明は、前記探
知動作中に前記前方超音波距離センサにより前記前方障
害を検知したとき、前記探知動作終了後に前記回避動作
を行うことを特徴としている。この請求項2に記載した
発明においては、回避動作を行うにあたって、車体が前
方障害に対して十分な間隔を保つことになり、車体が前
方障害に接触する虞れが少ないことになる。
【0011】一方、請求項3に記載した発明は、前記探
知動作中に前記側方超音波距離センサにより前記前方障
害を検知できないとき、前記探知動作終了後に加速動作
を行うことを特徴としている。この請求項3に記載した
発明においては、前方超音波距離センサおよび側方超音
波距離センサにおける共通の死角に前方障害がないこと
を確認してから加速動作を行うことになり、請求項2に
記載した発明と同様に、車体が前方障害に接触する虞れ
が少ないことになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。なお、以下に説明する実施例におい
て、既に図4において説明した部材については、図中に
同一符号を付すことにより説明を簡略あるいは省略す
る。図1および図2には、本発明に係る一実施例が示さ
れている。本実施例における無人走行車10は、車体4
1の周囲を前方超音波距離センサ43および側方超音波
距離センサ44により検知しながら走行し、前方超音波
距離センサ43により前方障害を検知したとき、制動を
開始して車体41を停止させるようになっている。この
無人走行車10は、車体41が停止した位置において、
前方超音波距離センサ43により前方障害を検知してい
るとき、車体41を停止位置から所定距離後退させた
後、略S字状の軌跡を描くように車体41を前進させる
回避動作を行うことにより、車体41が前方障害に接触
しないようになっている。
【0013】そして、本実施例の無人走行車10は、車
体41が停止した位置において、前方超音波距離センサ
43により前方障害を検知できない、すなわち前方障害
を見失ったとき、車体41を制動開始位置まで微速後退
させるとともに、前方超音波距離センサ43により前方
障害を探知する探知動作を行う。この探知動作により、
前方超音波距離センサ43および側方超音波距離センサ
44における共通の死角が探知される。次に、無人走行
車10は、探知動作中、前方超音波距離センサ43によ
り前方障害を検知したとき、探知動作が終了した後に前
述した回避動作を行う。一方、探知動作中、前方超音波
距離センサ43により前方障害を検知できないとき、探
知動作終了後、すなわち制動開始位置から加速動作を行
う。
【0014】具体的には、図1に示すように、無人走行
車10は、壁面46と凸部47との間の段差面48を前
方超音波距離センサ43により検知して制動を開始し
(図1(A)参照)、車体41が完全に停止した停止位
置(図1(B)中実線の位置)において段差面48を見
失った場合、探知動作を行うことにより前方超音波距離
センサ43により段差面48を探知し(図1(B)中実
線参照)、探知動作終了後、車体41を制動開始位置
(図1(B)中鎖線の位置)から加速させる回避動作を
行う。一方、図2に示すように、無人走行車10は、す
れ違うように歩行する人11を前方超音波距離センサ4
3により検知して制動を開始し(図2(A)参照)、車
体41が完全に停止した停止位置(図2(B)中実線の
位置)において人11を見失った場合、探知動作を行っ
ても車体41の後方に過ぎ去る人11を前方超音波距離
センサ43により検知することはない。したがって、無
人走行車10は、探知動作終了後、車体41を制動開始
位置(図1(B)中鎖線の位置)から加速させる加速動
作を行う。
【0015】以上のようなも無人走行車10は、図3に
示すルーチンに従って動作を行う。すなわち、ステップ
ST1において前方超音波距離センサ43により前方障
害を検知した場合(YES)、ステップST2において
車体41を停止させ、ステップST3に進む。次に、ス
テップST3において前方障害を見失った場合(YE
S)、ステップST4において探知動作を行った後にス
テップST5に進む。
【0016】ステップST5において探知動作中に前方
超音波距離センサ43により前方障害を探知した場合
(YES)、ステップST6において回避動作を行う。
一方、ステップST5において前方超音波距離センサ4
3により前方障害を探知できない場合(NO)、ステッ
プST7において加速動作を行う。なお、ステップST
3において前方超音波距離センサ43により前方障害を
検知している場合(NO)、ステップST6において回
避動作を行う。
【0017】以上のような本実施例によれば、無人走行
車10は、車体41が停止した位置において、前方超音
波距離センサ43により前方障害を検知している場合、
回避動作を行うため、従来と同様に、前方障害に車体4
1が接触する虞れがない。一方、本実施例によれば、車
体41が停止した位置において、前方超音波距離センサ
43により前方障害を検知できない場合でも、制動開始
位置まで車体41を微速後退させながら前方超音波距離
センサ43により前方障害を探知する探知動作を行うた
め、停止した車体41の近傍に静止した前方障害がある
にも関わらず、加速動作を行うという従来の問題を解消
できる。
【0018】そして、本実施例では、探知動作中、側方
超音波距離センサ44により前方障害を検知したとき、
探知動作が終了した後に回避動作を行うため、前方障害
に対して車体41が十分な間隔を保って迂回し、これに
より車体41が前方障害に接触する虞れが少ない。一
方、探知動作中に前方超音波距離センサ43により前方
障害を検知できないとき、探知動作が終了した後に加速
動作を行うため、前方超音波距離センサ43および側方
超音波距離センサ44における共通の死角に前方障害が
ないことを確認してから加速動作を行うことになり、車
体41が前方障害に接触する虞れを一層少なくできる。
【0019】なお、本発明は前述した実施例に限定され
るものではなく、本発明を達成できる範囲での改良,変
形等は本発明に含まれるものである。例えば、前述した
実施例では、前方超音波距離センサとして超音波を車体
の走行方向に発信するものが例示されていた、車体の走
行斜め方向に超音波を発信するものでもよく、要するに
車体を直進走行させるにあたって障害となる前方障害を
検知できればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載した発明によれ
ば、停止位置において前方障害を見失っても、車体の近
傍に静止した前方障害があるにも関わらず、加速動作を
行うことがない。また、請求項2および請求項3に記載
した発明によれば、車体が前方障害に接触する虞れが少
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式平面図である。
【図2】前記実施例を示す模式平面図である。
【図3】無人走行車の動作を示すフローチャート図であ
る。
【図4】従来例を示す模式平面図である。
【符号の説明】
10 無人走行車 11 前方障害である人 41 車体 43 前方超音波距離センサ 44 側方超音波距離センサ 48 前方障害である段差面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の周囲を前方超音波距離センサおよ
    び側方超音波距離センサにより検知しながら走行し、前
    記前方超音波距離センサにより前方障害を検知したとき
    に前記車体を停止させ、次いで、前記車体を停止位置か
    ら所定距離後退させた後、前記車体を迂回走行させる回
    避動作を行う無人走行車の制御方法であって、前記停止
    位置において前記前方超音波距離センサにより前記前方
    障害を検知できないとき、前記車体を制動開始位置まで
    微速後退させるとともに、前記前方超音波距離センサに
    より前記前方障害を探知する探知動作を行うことを特徴
    とする無人走行車の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記探知動作中に前記前方超音波距離セ
    ンサにより前記前方障害を検知したとき、前記探知動作
    終了後に前記回避動作を行うことを特徴とする請求項1
    に記載した無人走行車の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記探知動作中に前記前方超音波距離セ
    ンサにより前記前方障害を検知できないとき、前記探知
    動作終了後に加速動作を行うことを特徴とする請求項1
    あるいは請求項2に記載した無人走行車の制御方法。
JP7331029A 1995-11-27 1995-11-27 無人走行車の制御方法 Withdrawn JPH09146637A (ja)

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JP7331029A JPH09146637A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 無人走行車の制御方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101126512B1 (ko) * 2004-03-31 2012-04-12 산요덴키가부시키가이샤 발신 장치, 음파 센서 및 자주차
CN109816991A (zh) * 2017-11-20 2019-05-28 丰田自动车株式会社 驾驶辅助设备
WO2021045114A1 (ja) * 2019-09-06 2021-03-11 株式会社デンソー 壁形状計測装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101126512B1 (ko) * 2004-03-31 2012-04-12 산요덴키가부시키가이샤 발신 장치, 음파 센서 및 자주차
CN109816991A (zh) * 2017-11-20 2019-05-28 丰田自动车株式会社 驾驶辅助设备
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Effective date: 20030204