JPH09146449A - 立体動画像表示装置 - Google Patents

立体動画像表示装置

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JPH09146449A
JPH09146449A JP30860795A JP30860795A JPH09146449A JP H09146449 A JPH09146449 A JP H09146449A JP 30860795 A JP30860795 A JP 30860795A JP 30860795 A JP30860795 A JP 30860795A JP H09146449 A JPH09146449 A JP H09146449A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 立体動画像表示装置において、地殻変動や波
動などの高さ情報と色情報の両者を伴う科学計算結果の
可視化・可触化表示を実現する。 【解決手段】 発光素子を内部に組み込んだ要素物体を
一列に並置し、各隣接要素物体間を遮光した棒状体素子
と、棒状体素子の駆動手段と、駆動手段の駆動力の伝達
手段と、各時刻毎の高さ情報入力手段と、各時刻毎の高
さ情報蓄積手段と、各時刻毎の色情報入力手段と、各時
刻毎の色情報蓄積手段と、高さ情報蓄積手段の各時刻毎
の高さ情報とその直前時刻の高さ情報を順次読み出し、
駆動手段の駆動量を抽出して、駆動手段に出力する変位
処理手段と、色情報蓄積手段の各時刻毎の色情報及び高
さ情報蓄積手段の各時刻毎の高さ情報を順次読み出し、
発光素子に色情報に応じた発光エネルギーを供給する発
光処理手段とを備え、色情報の色を着色した高さ情報の
立体形状を、時刻に応じて変形、変色させながら表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体動画像表示装
置に関し、特に、三次元の構造モデルに基づいてコンピ
ュータグラフィックスの手法を用いて生成される動画像
情報を触知可能な立体動画像として、可視化・可触化す
る技術に関するものである。本発明の技術を適用するこ
とにより、例えば、地殻変動や波動などの科学計算の結
果として得られる情報を可視化・可触化するので、地殻
変動や波動などを理解しやすい形態で表示することがで
きる。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、例えば、
特許第1312750号の明細書(触覚表示装置におけ
る情報の表示方法)、特許第1476622号の明細書
(盲人用触覚ディスプレイ)、特開昭63−38977
号公報(画像変換装置)等に記載されている点字パター
ンの発生装置、あるいはこれに類似する立体形状表示装
置(特開昭62−278587号公報)があげられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0004】前記従来技術のいずれも、基本的に棒状体
素子を多数並置し、各棒状体素子を高さ方向に駆動させ
ることで、点字パターンあるいは立体の高さ情報を表現
するものである。これらのうち、特許第1312750
号の明細書「触覚表示装置における情報の表示方法」、
特許第1476622号の明細書「盲人用触覚ディスプ
レイ」、特開昭63−38977号公報「画像変換装
置」等に記載されている点字パターンの発生装置では、
盲人向けの点字パターン発生を目的としているため、各
棒状体素子の高さ方向の分解能は高、低の二段階に限定
されていた。
【0005】また、例えば、特開昭62−278587
号公報(三次元立体発生装置)、特開昭63−1686
78号公報(立体形成装置)、特開平3−181985
号公報(三次元表示装置)に記載される技術では、建築
物や地形などの立体の高さ情報を表現することを目的と
しているため、各棒状体素子の高さ方向の分解能は二段
階以上が想定されているが、各棒状体素子の色情報を表
示することができなかった。
【0006】また、特開昭62−278587号公報
(三次元立体発生装置)に記載される技術は、点字パタ
ーンと画像情報を表示することができるが、点字である
ことから、各棒状体素子の高さ方向の分解能は、高低の
二段階に限定されており、しかも、棒状体素子の側面に
は、色情報を表示することができないという問題があっ
た。このため、地殻変動や波動などの高さ情報と色情報
の両者を伴う科学計算結果などを分かり易く可視化・可
触化することは不可能であった。
【0007】本発明の目的は、地殻変動や波動などの高
さ情報と色情報の両者を伴う科学計算結果の可視化・可
触化表示を実現することが可能な技術を提供することに
ある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0010】発光素子を内部に組み込んだ単一又は複数
個の要素物体と、該要素物体を一列に並置したときに各
隣接要素物体間を遮光する遮光部材とから構成される単
一又は複数個の棒状体素子と、該棒状体素子の各々を高
さ方向に移動させる駆動手段と、該駆動手段が発生する
駆動力を前記棒状体素子に伝達する駆動伝達手段と、各
時刻毎の高さ情報を入力する高さ情報入力手段と、前記
各時刻毎の高さ情報を蓄積する高さ情報蓄積手段と、各
時刻毎の色情報を入力する色情報入力手段と、前記各時
刻毎の色情報を蓄積する色情報蓄積手段と、前記高さ情
報蓄積部に蓄積された各時刻毎の高さ情報とその直前時
刻の高さ情報を順次読み出し、前記駆動手段の駆動量を
抽出して、当該駆動部に出力する変位処理手段と、前記
色情報蓄積手段に蓄積された各時刻毎の色情報及び前記
高さ情報蓄積手段に蓄積された各時刻毎の高さ情報を順
次読み出し、可視である発光素子に前記色情報に応じた
発光エネルギーを供給する発光処理手段とを具備し、前
記色情報が示す色を着色した高さ情報が示す立体形状
を、時刻に応じて変形、変色させながら表示する立体動
画像表示装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明についてその実施形
態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明する。
【0012】地殻変動や波動などの立体の高さ情報と色
情報を伴う科学計算結果を可視化・可触化表示するため
には、以下の条件を満足する表示装置である必要があ
る。
【0013】(1)地形、又は波などの立体の高さを表
現するために、高さ情報に応じて各棒状体素子を高さ方
向に多段階に駆動できること。
【0014】(2)地殻変動や波などの立体の高さ情報
の時間的な変動(動き)を表現するために、各棒状体素
子の高さ方向の駆動が、十分に高速であること。
【0015】(3)地形や波などの立体形状の高低をよ
り分かり易く表現するために、もしくは地形の特徴や
(地質、海面と陸地の違いなど)これらに加わる歪み情
報等を色情報として表現するために、各棒状体素子の上
面及び側面に色情報を表示可能であること。
【0016】前記三要件のうち、(1)の要件について
は、図1(上面図)及び図2(図1の側面図)に示すよ
うに、従来技術と同様の手法で、矩形に配列されたM×
N個の棒状体素子10(Sij:i=0,1,…,M-
1;j=0,1,…,N-1)の各々を、高さ情報に応
じて高さ方向に駆動することで実現できる。個々の棒状
体素子10の駆動手段12には、通常の回転型モーター
などを用い、リードスクリュー又はラック・アンド・ピ
ニオン方式などの駆動伝達手段13でモーターの回転運
動を棒状体素子10の高さ方向の運動に変換する。又は
リニアモータを個々の棒状体素子10に直結して、これ
を高さ方向に運動させる。図2において、11は棒状体
素子10の保持手段である。
【0017】(2)の要件を満足するためには、各棒状
体素子10を高速に高さ方向に駆動する必要がある。す
なわち、時刻t=0,1,…,T-1毎に各棒状体素子
10(Sij)をこれに対応する高さ情報hijtが示す高
さまで駆動する必要がある。
【0018】しかし、従来の技術では、立体形状全体が
動画像のように変形することを想定していなかった。こ
のため、ある立体形状の高さ情報が入力されるときに
は、常に各棒状体素子10の高さを初期状態(通常は最
低の高さレベル)にリセットし、次いで、該高さ情報hi
jtに対応する駆動量Mijtだけ各駆動手段12を駆動し
て、各棒状体素子10の高さをhijtに対応する高さま
で移動させていた。すなわち、従来技術では、各棒状体
素子10をいちいち初期状態にリセットする必要があっ
たため、各棒状体素子10を高さ方向に十分高速に駆動
することは不可能であった。
【0019】そこで、時刻t=0,1,…,T-1毎
に、各棒状体素子10(Sij)に対応する高さ情報hij
tから時刻tにおける直前時刻t−1との高さ差分情報
△hijt
【0020】
【数1】△hijt=hijt−hijt-1 (1) をあらかじめ求めておくことにする。
【0021】また、初期状態では、各棒状体素子10は
最低の高さレベルにあるものとする。そして、まず、t
=0における高さ情報hij0を各棒状体素子10の駆動
手段12の駆動量Mij0に変換して、この駆動量Mij0を
各駆動手段12に送出することで、各棒状体素子10を
hij0に応じた高さに駆動する。次に、t=1における
高さ差分情報△hij1を駆動量高さMij1に変換して各駆
動手段12に送出する。以後、時刻tにおける高さ差分
情報△hijtを駆動量Mijtに変換して各駆動手段12に
送出する手順をt=T−1になるまで反復する。隣接す
る時刻t−1及びtに対応する高さ情報hijt-1及びhi
jtは相互に相関が十分高いと仮定できるので、△hijt
をhijtよりも十分小さくすることができ、結果的に各
棒状体素子10の高速な駆動が可能となる。
【0022】(3)の要件を満足するために、図3に示
すように、各棒状体素子10(Sij)内部に複数個の発
光素子102を縦方向に並べて組み込み、色情報に応じ
て各発光素子102を発光させる。各棒状体素子10自
体の材質は、発光素子102の光を透過するために半透
明又は透明の材質とする。このとき、同一棒状体素子1
0上の上下に隣接する発光素子102間において、光の
漏洩による相互の影響を防ぐため、図3に示すように、
同一棒状体素子10上の上下に隣接する各発光素子10
2間を不透明な材質の遮光部材103で遮光する。この
ような遮光部材103で区切られた棒状体素子10上の
区間を要素体101と呼ぶことにする。
【0023】色情報は、各要素体101の高さ、又は歪
みなどの属性を発光素子102の色として表すものであ
り、各時刻t毎に各発光素子102、すなわち、各要素
体101に対して与えられる。しかし、多数の棒状体素
子10を高さ方向に移動して立体形状の高さを表現する
場合、当該立体形状の内部の色情報は不要であるばかり
か、隣接する各棒状体素子10の同一の高さにある要素
体101間の遮光がないために、立体形状内部の発光素
子102を発光させると、内部の色情報が外部に漏洩す
るおそれがある。
【0024】そこで、図4に示すように、常に当該立体
形状の最も外側(すなわち外郭部)に対応する要素体1
01内の発光素子102だけを発光させ(図4の発光部
分14)、当該立体形状の内部に相当する要素体101
内の発光素子102は発光しない様に制御する必要があ
る(図4は棒状体素子10で立体形状を表示中のある一
断面を表している)。
【0025】図3に示すように、各棒状体素体子10
(Sij)の長さをL、各要素体101(Vijk)(Vij
k:k=0,1,…,n-1;ただしkの小さい順に、棒
状体素子10上の上方に位置する要素体を表す)の長さ
をl(小文字のL)とすると、棒状体素子10(Sij)
はl(小文字のL)=L/n(nは各棒状体素子当たり
の要素体の個数)の直方体で表わすことができる。ある
棒状体素子10(Sij)の要素体101(Vijk)(k
=0,1,…,n-1)内部の発光素子102を発光さ
せるべきか否かは次のようにして決定する。
【0026】まず、図5に示すように、要素体101
(Vijk)の属する棒状体素子10(Sij)(中心部)
を上方から見たときの4つの近傍に隣接する棒状体素子
10のSi+1j、Si-1j、Sij+1、Sij-1(斜線を施した
部分)のうちSi+1jについて、その高さ情報hi+1jtと
Sijの高さ情報hijtを比較する。もし、Si+1jの方が
低いのなら、hi+1jtとhijtの差からSijとSi+1jとの
高さの差△Hi+1jtを求める。そしてSijの要素体10
1のうち上から△Hi+1jt/1個までの要素体101
(Vijk:k=0,1,…,△Hi+1jt/l-1)内の各発
光素子102を、色情報に基づいて発光させる。
【0027】もし、Si+1jの方がSijよりも高いのなら
ば、この段階では、Sijのどの要素体101の発光素子
102も発光させないでおく。そして、同様の処理を残
りの各棒状体素子10のSi-1j、Sij+1、Sij-1につい
ても反復する。この様な構成とすることで立体形状の外
郭部の要素体101の発光素子102(図4の発光部分
14)だけを色情報に応じて発光させ、内部の発光素子
102は発光させないでおくことが可能になる。
【0028】したがって、内部の色情報の外部への漏洩
や内部の要素体の発光素子の発光に伴う無駄な電力の消
費を抑制することが可能となる。
【0029】(実施例)以下、本発明の実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
【0030】図6は本発明の一実施例の立体動画像表示
装置の概略構成を示すブロック構成図であり、1は高さ
情報入力手段、2は色情報入力手段、3は高さ情報蓄積
手段、3-1〜3-Tは高さ情報蓄積手段3の単位高さ情
報蓄積部、3-1-1〜MNは単位高さ情報蓄積部3-1
〜3-Tの内部に設けられている素子(棒状体素子)高
さ情報蓄積部、4は色情報蓄積手段、4-1〜4-Tは色
情報蓄積手段4の単位色情報蓄積部、4-1-1〜MNn
は単位色情報蓄積部4-1〜4-Tの内部に設けられてい
る要素体色情報蓄積部、5は変位処理手段、5-1は高
さ情報/駆動量変換手段、5-2は差分量抽出手段、6
は発光処理手段、6-1は発光判定手段、6-2は発光制
御手段、6-3は色情報/発光量変換手段、6-4は発光
エネルギー供給手段、7-1〜MNは棒状体素子、7-1
-1-1〜nは各棒状体素子の要素体、7-1-2-1〜n-
1,・・・,7-MN-2-1〜n-1は遮光部材、7-1-3-
1〜n,・・・,7-MN-3-1〜nは例えばLEDなどから
なる発光素子、7-1-4〜7-MN-4は各棒状体素子の
例えばリードスクリュー方式又はラック&ピニオン方式
などからなる駆動伝達手段、7-1-5〜7-MN-5は例
えばモーターなどからなる駆動手段である。
【0031】本実施例の立体動画像表示装置は、図6に
示すように、MN個の棒状体素子7-1〜MNが所定位
置に配置され、各棒状体素子7-1〜MNはn個の要素
体7-1-1-1〜n,・・・,7-MN-1-1〜nで構成され
ている。各要素体7-1-1-1〜nは透明又は半透明の
材質で構成され、さらに、各要素体7-1-1-1〜n,・・
・,7-MN-1-1〜n間は遮光部材7-1-2-1〜n-1,
・・・,7-MN-2-1〜n-1によって区切られている。各
要素体7-1-1-1〜n,・・・,7-MN-1-1〜n中に
は、LEDなどの発光素子7-1-3-1〜n,・・・,7-M
N-3-1〜nが配置されている。
【0032】各棒状体素子7-1〜MNは、例えばリー
ドスクリュー方式又はラック&ピニオン方式などの駆動
伝達手段7-1-4〜7-MN-4を介して例えばモーター
などの駆動手段7-1-5〜7-MN-5と接続される。
【0033】前記高さ情報蓄積手段3は、時刻t=0か
らT−1に対応する各時刻毎の高さ情報を蓄積するため
のT個の単位高さ情報蓄積部3-1〜Tで構成され、各
単位高さ情報蓄積部3-1〜Tは、各棒状体素子7-1〜
MNに対応するMN個の素子高さ情報蓄積部3-1−1
〜MNからなっている。
【0034】前記色情報蓄積手段4は、時刻t=0から
T−1に対応する各時刻毎の色情報を蓄積するためのT
個の単位色情報蓄積部4-1〜Tで構成され、さらに、
各単位色情報蓄積手段4-1〜Tは、MNn個の全要素
体7-1-1-1〜n,・・・,7-MN-1-1〜nに対応する
要素体の色情報蓄積部4-1-1〜MNnからなってい
る。
【0035】前記変位処理手段5は、差分量抽出手段5
-2と高さ情報/駆動量変換手段5-1から構成され、発
光処理手段6は、発光判定手段6-1、発光制御手段6-
2、色情報/発光量変換手段6-3、発光エネルギー供
給手段6-4で構成されている。
【0036】次に、本実施例の立体動画像表示装置の動
作について説明する。
【0037】図6において、各時刻t毎の高さ情報を高
さ情報入力手段1より、各時刻t毎の色情報を色情報入
力部2よりそれぞれ入力する。高さ情報入力手段1は時
刻tの高さ情報を入力されると、前記高さ情報を高さ情
報蓄積手段3の時刻tに対応する単位高さ情報蓄積部3
-1〜Tの対応する素子高さ情報蓄積部3-1-1〜MN,
・・・,3-T-1〜MNに蓄積する。
【0038】前記色情報入力手段2は、時刻tの色情報
を入力されると、該色情報を色情報蓄積手段4の時刻t
に対応する単位色情報蓄積部4-1〜Tの対応する要素
体色情報蓄積部4-1-1〜MNn,・・・,4-T-1〜MN
nに蓄積する。
【0039】前記変位処理手段5の高さ情報/駆動量変
換手段5-1は、第一番目の(すなわち時刻t=0に対
応する)単位高さ情報蓄積部3-1の第一番目の素子高
さ情報蓄積部3-1-1から高さ情報を読み出し、この読
み出された高さ情報を駆動量情報に変換して、前記素子
高さ情報蓄積部3-1-1が対応する棒状体素子7-1〜
MNに対応する駆動手段7-1-5〜7-MN-5へ出力す
る。前記駆動手段7-1-5〜7-MN-5は、入力された
駆動量情報分だけ駆動し、駆動伝達手段7-1-4〜7-
MN-4を介して棒状体素子7-1〜MNを移動させる。
【0040】前記変位処理部5は、前記手順を前記単位
高さ情報蓄積部3-1のすべての素子高さ情報蓄積部3-
1-1〜MNに蓄積された高さ情報について反復する。
【0041】前記発光処理手段6の発光判定手段6-1
は、第一番目の単位の高さ情報蓄積部3-1の第一番目
の素子高さ情報蓄積部3-1-1に蓄積された高さ情報を
読み出し、次に、この読み出された高さ情報が対応する
棒状体素子7-1〜MNの4つの近傍に隣接する棒状体
素子7-1〜MNに対応する4つの素子高さ情報蓄積部
3-1-1〜MNに蓄積されている4つの棒状体素子の高
さ情報を読み出す。
【0042】そして、前記第一番目の素子高さ情報蓄積
部3-1-1の高さ情報と前記4つの棒状体素子の高さ情
報を比較し、第一番目の素子高さ情報蓄積部3-1-1が
対応する棒状体素子7-1〜MN上の発光すべき(すな
わち、各棒状体素子を該高さ情報通りに移動させたとき
に他の要素体の遮蔽されずに可視であるような)要素体
7-1-1-1〜n,・・・,7-MN-1-1〜nを抽出し、こ
の抽出された要素体7-1-1-1〜n,・・・,7-MN-1-
1〜nを示す発光要素体の情報を発光制御手段6-2に
出力する。
【0043】発光制御手段6-2は、発光要素体の情報
を入力されると、第一番目の単位色情報蓄積部4-1の
前記発光要素体の情報が示す要素体7-1-1-1〜n,・・
・,7-MN-1-1〜nに対応する要素体の色情報蓄積部
4-1-1〜MNnから、色情報を読み出し、この読み出
された発光要素体の情報及び色情報を色情報/発光量変
換手段6-3に出力する。色情報/発光量変換手段6-3
は、入力された色情報を発光素子の発光量に変換し、前
記発光要素体情報及び発光量を発光エネルギー供給手段
6-4に出力する。
【0044】発光エネルギー供給手段6-4は、入力さ
れた発光要素体の情報が示す要素体7-1-1-1〜n,・・
・,7-MN-1-1〜nの発光素子7-1-3-1〜n,・・・,
7-MN-3-1〜nに発光量に対応する電力などのエネ
ルギーを供給し、当該発光素子7-1-3-1〜n,・・・,7
-MN-3-1〜nを発光させる。発光処理手段6は、前
記手順を第一番目の単位高さ情報蓄積部3-1のすべて
の棒状体素子7-1〜MNの高さ情報蓄積部3-1-1〜
MNについて反復する。
【0045】この段階で第一番目の(すなわち時刻t=
0に対応する)単位高さ情報蓄積部3-1に蓄積された
高さ情報に応じて各棒状体素子7-1〜MNが移動し、
さらに第一番目の単位色情報蓄積部4-1に蓄積された
色情報と当該高さ情報に応じて各要素体7-1-1-1〜
n,・・・,7-MN-1-1〜nの発光素子7-1-3-1〜
n、,・・・,7-MN-3-1〜nが発光している。
【0046】次に、差分量抽出手段5-2は、第二番目
の(すなわち時刻t=1(現在時刻)に対応する)単位
高さ情報蓄積部3-2の第一番目の素子高さ情報蓄積部
3-2-1、及び第一番目の(すなわち時刻t=0(直前
時刻)に対応する)単位高さ情報蓄積部3-1の第一番
目の素子高さ情報蓄積部3-1-1からそれぞれ高さ情報
を読み出し、両者の差分量を抽出して、高さ情報/駆動
量変換手段5-1に出力する。
【0047】高さ情報/駆動量変換手段5-1は、前記
差分量を駆動量情報に変換して、前記素子高さ情報蓄積
部3-2-1が対応する棒状体素子7-1〜MNに対応す
る駆動手段7-1-5〜7-MN-5へ出力する。駆動手段
7-1-5〜7-MN-5は、入力された駆動量情報分だけ
駆動し、駆動伝達手段7-1-4〜7-MN-4を介して棒
状体素子7-1〜MNを移動させる。変位処理手段5
は、上記手順を該第二番目及び第一番目の単位高さ情報
蓄積部3-1、2のすべての素子高さ情報蓄積部3-1-
1〜MN、3-2-1〜MNに蓄積された高さ情報につい
て反復する。
【0048】前記発光処理手段6の発光判定手段6-1
は、第二番目の単位高さ情報蓄積部3-2の第一番目の
素子高さ情報蓄積部3-2-1に蓄積された高さ情報を読
み出し、次に、該素子高さ情報が対応する棒状体素子7
-1〜MNの4つの近傍に隣接する棒状体素子7-1〜M
Nに対応する4つの素子高さ情報蓄積部3-2-1〜MN
に蓄積されている4つの高さ情報を読み出す。
【0049】そして、前記第一番目の素子高さ情報蓄積
部3-2-1の高さ情報と前記4つの高さ情報を比較し、
前記第一番目の素子高さ情報蓄積部3-2-1が対応する
棒状体素子7-1〜MN上の発光すべき(すなわち可視
である)要素体7-1-1-1〜n,・・・,7-MN-1-1〜
nを抽出し、この抽出された要素体7-1-1-1〜n,・・
・,7-MN-1-1〜nを示す発光要素体の情報を発光制
御手段6-2に出力する。
【0050】発光制御手段6-2は、発光要素体の情報
を入力されると、第二番目の単位色情報蓄積部4-2の
前記発光要素体の情報が示す7-1-1-1〜n,・・・,7-
MN-1-1〜nに対応する要素体色情報蓄積部4-2-1
〜MNnから、色情報を読み出し、前記発光要素体の情
報及び色情報を色情報/発光量変換手段6-3に出力す
る。色情報/発光量変換手段6-3は、入力された色情
報を発光素子7-1-3-1〜n,・・・,7-MN-3-1〜n
の発光量に変換し、前記発光要素体の情報及び発光量を
発光エネルギー供給手段6-4に出力する。
【0051】発光エネルギー供給手段6-4は、入力さ
れた発光要素体情報が示す要素体7-1-1-1〜n,・・・,
7-MN-1-1〜nの発光素子7-1-3-1〜n,・・・,7-
MN-3-1〜nに前記発光量に対応する電力などのエネ
ルギーを供給し、前記発光素子7-1-3-1〜n,・・・,7
-MN-3-1〜nを発光させる。発光処理手段6は、前
記手順を第二番目の単位高さ情報蓄積部3-2のすべて
の素子高さ情報蓄積部3-2-1〜MNについて反復す
る。
【0052】この段階で第二番目の(すなわち時刻t=
1に対応する)単位高さ情報蓄積部3-2に蓄積された
高さ情報に応じて各棒状体素子7-1〜MNが移動し、
さらに第二番目の単位色情報蓄積部4-2に蓄積された
色情報と該高さ情報に応じて各要素体7-1-1-1〜n,
・・・,7-MN-1-1〜nの発光素子7-1-3-1〜n,・・
・,7-MN-3-1〜nが発光している。
【0053】そして、同様の手順を、高さ情報蓄積部3
の第三番目以降の(すなわち時刻t=3以降に対応す
る)単位高さ情報蓄積部3-3〜Tに蓄積された高さ情
報及び第三番目以降の単位色情報蓄積部4-3〜Tに蓄
積された色情報について反復する。
【0054】この様な構成になっているから、本発明で
は、高さ情報に応じて、各棒状体素子7-1〜MNを多
段階にしかも十分高速に高さ方向に駆動させることが可
能であり、しかも、各棒状体素子7-1〜MN上の要素
体7-1-1-1〜n,・・・,7-MN-1-1〜nに色情報を
表示することが可能である。
【0055】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下
のとおりである。
【0057】(1)各棒状体素子を高さ方向に十分高速
に多段階に駆動することができる。
【0058】(2)各要素体に色情報を効率的に表示す
ることができる。
【0059】(3)科学計算の結果などが示す様な時間
とともに変動する立体形状、およびその表面の色情報
を、リアルタイムに動画像のように表示することができ
る。
【0060】(4)時間的変動を伴うような科学計算の
結果などを分かり易く可視化・可触化して表示すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の立体動画像表示装置の概略
構成を示す上平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本実施形態の棒状体素子の具体的な構成を示す
部分構成図である。
【図4】本実施形態の立体動画像表示装置の動作を説明
するための構成図である。
【図5】本実施形態の立体動画像表示装置の動作を説明
するための原理図である。
【図6】本発明の一実施例の立体動画像表示装置の概略
構成を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1…高さ情報入力手段、2…色情報入力手段、3…高さ
情報蓄積手段、3-1〜3-T…単位高さ情報蓄積部、3
-1-1〜MN…素子高さ情報蓄積部、4…色情報蓄積手
段、4-1〜4-T…単位色情報蓄積部、4-1-1〜MN
n…要素体色情報蓄積部、5…変位処理手段、5-1…
高さ情報/駆動量変換手段、5-2…差分量抽出手段、
6…発光処理手段、6-1…発光判定手段、6-2…発光
制御手段、6-3…色情報/発光量変換手段、6-4…発
光エネルギー供給手段、7-1〜MN…棒状体素子、7-
1-1-1〜n-1,・・・,7-MN-1-1〜n-1,101
…要素体、7-1-2-1〜n-1,・・・,7-MN-2-1〜
n-1,103…遮光部材、7-1-3-1〜n,・・・,7-M
N-3-1〜n,102…発光素子、7-1-4〜7-MN-
4,13…駆動伝達手段、7-1-5〜7-MN-5,12
…駆動手段、14…発光部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子を内部に組み込んだ単一又は複
    数個の要素物体と、該要素物体を一列に並置したときに
    各隣接要素物体間を遮光する遮光部材で構成される単一
    又は複数個の棒状体素子と、該棒状体素子の各々を高さ
    方向に移動させる駆動手段と、該駆動手段が発生する駆
    動力を前記棒状体素子に伝達する駆動伝達手段と、各時
    刻毎の高さ情報を入力する高さ情報入力手段と、前記各
    時刻毎の高さ情報を蓄積する高さ情報蓄積手段と、各時
    刻毎の色情報を入力する色情報入力手段と、前記各時刻
    毎の色情報を蓄積する色情報蓄積手段と、前記高さ情報
    蓄積部に蓄積された各時刻毎の高さ情報とその直前時刻
    の高さ情報を順次読み出し、前記駆動手段の駆動量を抽
    出して、当該駆動部に出力する変位処理手段と、前記色
    情報蓄積手段に蓄積された各時刻毎の色情報及び前記高
    さ情報蓄積手段に蓄積された各時刻毎の高さ情報を順次
    読み出し、可視である発光素子に前記色情報に応じた発
    光エネルギーを供給する発光処理手段とを具備し、前記
    色情報が示す色を着色した高さ情報が示す立体形状を、
    時刻に応じて変形、変色させながら表示することを特徴
    とする立体動画像表示装置。
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