JPH0914564A - 水撃防止器用の緩衝材とその製造方法 - Google Patents

水撃防止器用の緩衝材とその製造方法

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JPH0914564A
JPH0914564A JP7188606A JP18860695A JPH0914564A JP H0914564 A JPH0914564 A JP H0914564A JP 7188606 A JP7188606 A JP 7188606A JP 18860695 A JP18860695 A JP 18860695A JP H0914564 A JPH0914564 A JP H0914564A
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JP
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water hammer
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liquid raw
silicone rubber
hole
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Application number
JP7188606A
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English (en)
Inventor
Motoyasu Nakanishi
幹育 中西
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Suzuki Sogyo Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Sogyo Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 適切な緩衝能と十分な耐久力とを合わせ持つ
水撃防止器用の緩衝材と、簡易、安価、均質にこれを製
造できる方法を提供する。 【構成】 水道管との接続部にオリフィスを有するとと
もにオリフィス後面に保護膜部材を有する本体ケース内
に、水とは保護膜部材を介して非接触に配置された、所
謂シンタクティックフォームやシンセティックフォーム
と言われるものの、特定粘度の液体原料を用い、特定硬
度に硬化するシリコーンゴムを基材として、これに特定
な微小中空球体を適当量添加して硬化させて成ることな
どを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる水撃作用から
配管、蛇口機器、水力機械等を保護するための水撃防止
器に関し、詳しくは、その緩衝作用の中枢部分となる緩
衝材とその製造方法に係わるものである。
【0002】
【発明の背景】例えば、水道配管において、運転中の給
水ポンプが急に停止したときなどは、ポンプ内の羽根車
や配管全体にわたり急激な過負荷状態が及ぶ。この現象
は、水の慣性力によるものであり、水撃現象やウォータ
ーハンマとして知られている。この水撃現象は、最近で
は一般家庭でも1本のレバーを上下操作することでワン
タッチにバルブを開閉できるシングルレバータイプの蛇
口が普及しているため、頻繁に経験されるようになっ
た。また、全自動洗濯機の給水系や水洗トイレの給水配
管に関しても、同様にバルブの急閉による水撃現象が発
生している。これらは、特にアパート、マンション等の
集合住宅において社会的な騒音問題に発展しつつある。
そこで、ベローズとスプリング及びクッション材等を組
み合わせた水撃防止器や小型で効果的な装置が多数提案
されている。
【0003】このような中で、水撃防止器や防止装置に
おける緩衝機構の中枢部分にシリコーンゴムやシリコー
ンゲルを使用することが、特開平3−186691公報
をはじめとして公知である。しかし、単にシリコーンゴ
ムやシリコーンゲルを用いるだけでは衝撃のピーク値を
思うように低減させることはできないことが判明し、種
々試してみたところ、ピーク値を効果的に低減させるに
は、先ず緩衝材の前面にオリフィスを配置する必要があ
り、そしてこのオリフィスから噴入する水圧流で針状の
穴が明いてしまうのを防ぐために、緩衝材の前面に保護
膜部材を配置する必要のあることが分かった。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】本発明は、このような背景
に鑑みなされたものであって、水道管との接続部にオリ
フィスを有するとともにオリフィス後面に保護膜部材を
有する本体ケース内に、水とは保護膜部材を介して非接
触に配置され、水撃エネルギーが先ずオリフィスによっ
て減衰され、次いで保護膜部材から直接的に緩衝材へ伝
播して更に減衰されるに適する、適切な緩衝能と十分な
耐久力とを合わせ持つ水撃防止器用の緩衝材と、簡易、
安価、均質にこれを製造できる方法を提供しようとする
ものである。また、緩衝材それ自身の無垢硬化層によっ
て前記保護膜部材の機能を肩代わりできるようにした水
撃防止器用の緩衝材とその製造方法を提供しようとする
ものでもある。
【0005】
【発明の構成】
【目的達成の手段】すなわち、本出願に係る第一の発明
たる水撃防止器用の緩衝材は、JIS K6833によ
る粘度が1000〜6000センチポアーズにある液体
原料を用い、JIS K 6301による硬度が数10
程度に硬化するシリコーンゴムを基材として、これに有
弾性の外殻を有する粒径数10μm〜数100μmの微
小中空球体を2〜4%添加して硬化させて成り、水道管
との接続部にオリフィスを有するとともにオリフィス後
面に保護膜部材を有する本体ケース内に、保護膜部材か
ら直接的に水撃力を伝播されるが、水とは保護膜部材を
介して非接触に配置されるシンタクティックフォームで
あることを特徴とするものである。
【0006】また、本出願に係る第二の発明たる水撃防
止器用の緩衝材は、JIS K 6833による粘度が
1000〜6000センチポアーズにある液体原料を用
い、JIS K 6301による硬度が数10程度に硬
化するシリコーンゴムを基材として、これに有弾性の外
殻を有する粒径数10μm〜数100μmの微小中空球
体を2〜4%添加し、微小中空球体を液体原料中で偏在
させて硬化させ、少なくとも一面にシリコーンゴムの無
垢硬化層を一体的に形成して成り、水道管との接続部に
オリフィスを有する本体ケース内に、無垢硬化層を水撃
力側に向けて配置されるシンタクティックフォームであ
ることを特徴とするものである。
【0007】そして、本出願に係る第三の発明たる水撃
防止器用の緩衝材の製造方法は、有弾性の外殻を有する
微小中空球体を混合したシリコーンゴムの液体原料を用
意し、通孔とその周囲の環条溝とを多数組み形成した孔
型と平盤状の底型とを重ね合わせ、通孔により形成され
る孔部内に前記液体原料を注入し、平板状の蓋型にて孔
部を覆閉し、その状態で液体原料を加熱硬化させた後、
各型に分離して、液体原料の硬化した硬化体を孔部より
押し又は抜き出し、硬化体の上下端面に連なり硬化した
余剰部分を除去して得ることを特徴とするものである。
【0008】また、本出願に係る第四の発明たる水撃防
止器用の緩衝材の製造方法は、これに加え、孔部内に液
体原料を注入した後、硬化する迄の間に、微小中空球体
を液体原料中で偏在させ、硬化体の少なくとも一面にシ
リコーンゴムの無垢硬化層を一体的に形成することを特
徴とする。
【0009】更に、本出願に係る第五の発明たる水撃防
止器用の緩衝材の製造方法は、同じく、液体原料を注入
した孔部を平板状の蓋型にて覆閉するに際して、先ずフ
ィルムシートを被せた後、これに平板状の蓋型を重ね被
せるようにしたことを特徴とする。
【0010】更に、本出願に係る第六の発明たる水撃防
止器用の緩衝材の製造方法は、同じく、前記微小中空球
体は、シランカップリング剤で処理されていることを特
徴とする。
【0011】更に、本出願に係る第七の発明たる水撃防
止器用の緩衝材の製造方法は、前記シリコーンゴムの液
体原料は、JIS K 6833による粘度が1000
〜6000センチポアーズにあり、JIS K 630
1によるゴム硬度が数10程度に硬化するものであり、
有弾性の外殻を有する微小中空球体は、粒径数10μm
〜数100μmであって、これが2〜4%添加されるこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の作用】請求項1記載の水撃防止器用の緩衝材に
よれば、水撃エネルギーは、先ず水撃防止器のオリフィ
スによって減衰され、次いで保護膜部材から直接的にこ
の緩衝材に伝播して更に減衰される。その際、シリコー
ンゴムは適度な硬さで水撃エネルギーに対し抵抗を生じ
ながら変形する。この変形は同時に、微小中空球体その
ものの変歪による抵抗を生ずるとともに、各微小中空球
体間の相互の位置関係を変えるに伴う抵抗も生ずる。こ
れらの抵抗たる抗力が衝撃のピーク値をよく低下させ、
また水撃エネルギーを吸収する。また、適度な硬さのシ
リコーンゴムであることは、適当量の変形を生じること
でもあるから、これら変形を繰り返し受けても耐久性あ
るものとなる。
【0013】請求項2記載の水撃防止器用の緩衝材によ
れば、上記作用を基本的に奏する他、その無垢硬化層が
保護膜部材的に作用し、水撃防止器のオリフィスから噴
入する水流の集中応力を分散させながら微小中空球体が
存在する部分へと伝播するとともに、その部分と水との
接触を隔離的とする。また、水撃防止器が保護膜部材を
備えるときは、緩衝材が更にもう一層の保護膜部材を積
層されたかのように強化される。
【0014】請求項3記載の水撃防止器用の緩衝材の製
造方法によれば、各型に分離して、液体原料の硬化した
硬化体を孔型の孔部より押し又は抜き出す。また、液体
原料の孔部より溢れ出た分は、孔部周囲の環条溝中で、
更には孔部とその周囲の環条溝との間、及び孔型と底型
との界面で皮膜状に硬化する。これら皮膜状に硬化した
処を手で千切ることにより簡単に余剰部分が除去され
る。
【0015】更に請求項4記載の水撃防止器用の緩衝材
の製造方法によれば、孔部内においてシリコーンゴムた
る液体原料の粘度や微小中空球体の浮力等との関係で、
微小中空球体が液体原料中で分離、浮き上がり、硬化し
て、シリコーンゴムの無垢硬化層と微小中空球体が存在
する部分とが一体的に形成される。
【0016】更に請求項5記載の水撃防止器用の緩衝材
の製造方法によれば、先ずフィルムシートの楔状の被覆
で空気が排除される。続いて、平板状の蓋型を重ねるこ
とにより、液体原料は空気を巻き込むことなく、均一高
さに均され、もって、緩衝材の上端面に気泡跡を形成す
ることはない。
【0017】請求項6記載の水撃防止器用の緩衝材の製
造方法によれば、微小中空球体がシランカップリング剤
で処理されることにより、その基材たるシリコーンゴム
との結合が堅固とされ、繰り返しの水撃に対しても耐久
性が向上される。
【0018】そして、請求項7記載の水撃防止器用の緩
衝材の製造方法によれば、微小中空球体を添加して増粘
するにもかかわらず、その混合、孔部への注入等が比較
的やり易く、また、一般、集合住宅等における水道配管
系に適するものが製造される。
【0019】
【実施例】そこで、本発明の水撃防止器用の緩衝材及び
その製造方法について説明するにあたり、先ず本発明緩
衝材が用いられる水撃防止器の一例について説明する。
図1は水撃防止器Wの構成を示す一部縦断正面図であ
り、水撃防止器Wは、水道管Pの配管途上に設けた分岐
接続管P1に対して、その接続具11に設けた螺子部1
1Aを螺着して設置される。この接続具11の部分に
は、入口オリフィス13を付設する他、上方にフランジ
部11Bを形成している。フランジ部11Bには下方が
開口した直径30mm前後、長さ30mm程度の円筒状
の本体ケース15が冠着され、本発明の緩衝材1はこの
本体ケース15内に装備されている。
【0020】また、緩衝材1の表面である本体ケース1
5の開口側には保護膜部材21が密着して装着されてお
り、この保護膜部材21のフランジ部21Cを挟み込ん
だ状態で本体ケース15の外周縁15Aを接続具11の
フランジ部11Bにカシメて成る。保護膜部材21は、
伸縮性があって、ゴム状弾性体により形成されるもので
あり、シリコーンゴム、EPDM(イソプレンゴム)等
の合成ゴムや天然ゴム等の内から、耐久性や水への溶出
性などを考慮して選択される。この例の水撃防止器で
は、ミラブル型シリコーンゴムである東芝シリコーン製
のTSE260−3Uが使用されている。
【0021】なお、保護膜部材21の形状であるが、こ
の例では、緩衝材1の表面であって水撃作用方向にほぼ
直交する方向に延長される膜部21Aと、膜部21Aの
周囲からほぼ水撃作用方向に延長される伸縮部21B
と、この伸縮部21Bの周囲へと延長されるフランジ部
21Cとから形成され、シルクハット状を呈している。
また、このものの板厚は、水撃エネルギーを吸収して緩
衝材1と一緒に凹み変位し、水撃エネルギーの消滅で、
緩衝材1の復元力と自己の復元力とで一緒に復帰するよ
うに5mm前後に設定されている。
【0022】ちなみに、この保護膜部材21の存在によ
り、本体ケース15内に噴入する水圧流で針状の穴が明
いてしまうのを防ぐのであるが、逆に、この保護膜部材
21は緩衝材1に下支えされることともなるので、緩衝
材の硬さや耐久性如何によって、保護膜部材が破れてし
まうこともあり、共に水撃防止器の性能に影響を与えて
いる。このため、緩衝材1は硬く、保護膜部材21は厚
い方が耐久的には好ましく思われるのであるが、水撃エ
ネルギーに対してこの両者がオリフィスの後方において
抵抗するため、今度は、衝撃のピーク値を思うように低
減させることができなくなってしまう。そこで、本発明
のとおり緩衝材は、所謂シンタクティックフォームやシ
ンセティックフォームと言われるものの、特定粘度の液
体原料を用い、特定硬度に硬化するシリコーンゴムを基
材として、これに特定な微小中空球体を適当量添加して
硬化させて成るものである必要がある。
【0023】次に、その詳細を説明する。すなわち、本
発明緩衝材における基材たるシリコーンゴム2は、液体
原料の状態においてJIS K 6833による粘度が
1000〜6000センチポアーズにあり、これを硬化
させた状態においてJISK 6301による硬度が数
10程度の範囲にあるものであり、その好適なものとし
て、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製のC
X52−282等がある。これはシリカ添加で強化さ
れ、また数分で硬化し始める高速硬化型品で、液体原料
の状態において上記粘度が5000センチポアーズ程度
にあり、これを硬化させた状態におけるJIS K 6
301による所謂ゴムA硬度が20程度である。また、
上記JIS K 6301によるゴム硬度より柔らかい
ゴムや発泡エラストマー、スポンジ等を測定するに適す
るものとして規定されるSRIS0101(日本ゴム協
会規格)やJIS S 6050により測定されたアス
カーC硬度によれば、55程度に硬化するものである。
また、これよりも多少硬く好適なものに、東レ・ダウコ
ーニング・シリコーン株式会社製のCY52−205が
あり、これは、上記粘度が1500程度にあり、これを
硬化させた状態において上記A硬度が35程度である。
勿論、これら品番のシリコーンゴムでなくとも、上記物
性の範囲内にあるものであれば、同様に適用できるもの
である。
【0024】また、本発明緩衝材は、上記シリコーンゴ
ム2を基材として、これに有弾性の外殻を有する粒径数
10μm〜数100μmの微小中空球体3を2〜4%添
加して成るものである。有弾性の外殻を有する微小中空
球体とは、自己弾性変形し得る有弾性の合成樹脂を材料
とした外殻を有しているものであり、好適なものとし
て、日本フィライト株式会社のエクスパンセル(登録商
標)、松本油脂製薬株式会社のマツモトマイクロスフェ
アー等が例示できる。本実施例においては、平均粒径2
00μmのマツモトマイクロスフェアーF80EDLを
添加するようにしたが、この他に粒径50μm〜80μ
mで耐熱性のあるエクスパンセル091DE等が好適に
使用できるものである。なお、近似した粒径のもの同士
を添加するのではなく、例えば、80μmのものを半
分、200μmのものを半分等、種々の粒径のものを混
ぜて添加するようにしても勿論よい。また、これら微小
中空球体3の添加量は、2〜4%が添加できるものであ
るが、2%に近くなるにしたがい、シリコーンゴムその
もの弾性が強く出るようになって好結果が得られ難くな
り、また4%に近づくにしたがい、添加そのものがし難
くなる他、ボソボソした硬化体となって強度的に劣るよ
うになる。好ましくは3%添加である。なお、これら微
小中空球体は一般に5μm〜100μm程度のものが一
般グレードとして市販されているが、さらに膨張させた
ものも入手でき、数10〜数100μm程度のものが優
れた緩衝結果を得る。
【0025】次に、上記実施例の緩衝材1を装着した上
記水撃防止器Wにおける作用を説明する。すなわち、水
撃防止器Wの入口オリフィス13が水撃エネルギーを先
ず減衰作用し、引き続き本体ケース15内に伝播した水
撃エネルギーを、保護膜部材21で被覆された緩衝材1
が減衰作用すると考えられる。ここで、入口オリフィス
13による減衰作用は、緩衝材1の変形による水の流入
抵抗や渦流を形成してのエネルギー消費と考えられる
が、水の流入抵抗や渦流の形成程度は緩衝材1の変形如
何によるので、緩衝材1を例えば微小中空球体の入らな
い全体無垢のシリコーンゴムで構成したものとすると、
これに対面して如何なるオリフィス13を配置したとし
ても十分な減衰作用は得られないことが実験的に確かめ
られている。
【0026】そして、緩衝材1は水撃エネルギーを保護
膜部材21から直接的に伝播されてこれを減衰作用する
が、それは、基材たるシリコーンゴム2部分の全体的な
変形と、シリコーンゴム2中に分散させた微小中空球体
3自体の変形と、シリコーンゴム2中における各微小中
空球体3間の相対的な位置関係の変化とによる複合的な
エネルギー消費によるものと考えられる。なお、このと
き保護膜部材21はその伸縮部21Bが水撃作用による
押圧力で5〜10mm近くも伸長し、同様に緩衝材1も
同程度変形して、水撃エネルギーを吸収するため、緩衝
材1はある抵抗力をもってこの変形ができる必要があ
る。もって、二段階的に水撃エネルギーが減衰され、水
撃エネルギーのピーク値が低く抑えられ、穴明きもな
く、繰り返し水撃にも耐え得るものとなる。
【0027】次に本出願に係る第二の発明たる緩衝材の
実施例を図2に基づき説明する。この実施例の緩衝材1
0では、微小中空球体を液体原料中で偏在させて硬化さ
せ、少なくとも一面にシリコーンゴムの無垢硬化層20
を一体的に形成した点で前記実施例と異なる。すなわ
ち、シリコーンゴムの液体原料中に添加した微小中空球
体が、液体原料の粘度や微小中空球体への浮力等との関
係から、液体原料中で浮き上がり、微小中空球体3が分
散して硬化した部分とシリコーンゴムの液体原料のみが
硬化した部分とが形成されることを利用する。この場
合、図示しないが、水撃防止器の本体ケース内には、そ
の無垢硬化層20を配管P側に向けて配置し、この無垢
硬化層20の部分で保護膜部材21の機能を兼ねさせ、
別途の保護膜部材21を必ずしも必要としない構造とな
る。勿論、保護膜部材を備えた水撃防止器に施用しても
よいが、この場合には耐久性が更に向上する。また、上
記各実施例において、微小中空球体はシランカップリン
グ剤で処理されていてもよく、この場合、シリコーンゴ
ムとの結合が化学的に強固となるので、耐久性は更に向
上する。また、例えばメラミン樹脂コート等された微小
中空球体等を使用してもよい。
【0028】なお、本発明緩衝材を施用する水撃防止器
の構成として、図3のごとく、入口オリフィス13のみ
でなく、保護膜部材21の表面に接近して第2のオリフ
ィスたる小孔27A持つ目皿体27を介装させたもので
もよく、この場合、小孔27Aの孔径はオリフィス13
の孔径よりも小さく設定されており、入口オリフィス1
3で水撃エネルギーを一次減衰するとともに、目皿体2
7の小孔27Aで二次減衰した上で、最終的に緩衝材1
により減衰することとなる。本出願人が種々試したとこ
ろ、接続具内径13mmに対し、入口オリフィス13を
4mm、小孔27Aを3mmとしたものが呼び径15A
の鋼管に対し特に衝撃のピーク値を低くすることがで
き、入口オリフィス13を9mm、小孔27Aを3mm
としたものが呼び径13Aないし10Aのサヤ管ヘッダ
工法樹脂管と鋼管の両方に対して、一様に衝撃のピーク
値を低くすることができた。なお、サヤ管ヘッダ工法樹
脂管に対する場合には、第2のオリフィスたる小孔27
Aを有する目皿体27の設置は強く望まれる。なお、本
発明では、オリフィスとは、明快な絞り板たるオリフィ
ス部位を有しなくとも、実質的に配管との接続部におい
て管径を急激に絞って緩衝材に作用せしめようとしたも
のであれば、同様に施用できるものである。また、上記
実施例では、保護膜部材としてシルクハット状のものを
有する水撃防止器に施用されるものとして説明したが、
これに限らず、例えば、平板状、麦藁帽状、金魚鉢状
等、種々の形状のものを保護膜部材として備えるもので
あっても同様に施用できるものである。これら保護膜部
材との密着上、本発明緩衝材の端面形状を凹又は凸に湾
曲させたりしてもよいこと勿論である。
【0029】続いて、本出願に係る第三の発明以下の水
撃防止器用の緩衝材の製造方法を図示実施例について説
明する。なお、前記の各緩衝材1、10は、本方法によ
り簡易に製造することができるものである。 (1)充填工程 先ず、前記シリコーンゴムの液体原料Gに前記微小中空
球体3を混合の後、真空脱泡し、図4のごとく離型剤を
塗布した成形型の孔部に充填する。ここで、成形型4
は、平盤状の底型41と、通孔42Aとその周囲の環条
溝42Bとを多数組み形成した孔型42と、平板状の蓋
型43とが積み重ねられて成るものであり、孔型42の
通孔42Aと底型41とで形成される孔部4Aに対して
前記液体原料Gが充填される。特に、孔型42の通孔4
2Aとその周囲の環条溝42Bとは、0.5mmとごく
接近して同心円状に形成されており、また、蓋型43に
て孔部4Aが覆閉されることにより、円柱状のキャビテ
ィとこれを取り囲むOリングを水平に輪切りにしたよう
なキャビティとが形成されるようになっている。実施例
では、厚さ25mmの孔型で、その通孔42Aは直径2
5mmの円孔とし、孔型42及び底型41をアルミ製と
し、蓋型43は6mm厚のガラス板としている。このよ
うな孔部4Aに対して前記液体原料Gを流し込むと、そ
の表面張力により孔部4A縁で一旦盛り上がるが、ここ
にごく近接して環条溝42Bがあるため、該環条溝42
Bへ流れ出て、その盛り上がりはある一定程度に留ま
る。なお、緩衝材の端面形状を凹又は凸に湾曲させる場
合には、通孔の対応する位置の底型上又は蓋型下に、突
起又は凹みを形成しておけばよい。
【0030】(2)被覆工程 本工程では芯棒Fに筒状に巻き付けたフィルムシート5
を、図5(a)、図5(b)のごとく孔型42の端から
順次液体原料Gの表面を覆ってゆきつつ、盛り上がって
いる余剰の液体原料Gを周囲の環条溝42Bへ押し出す
ように進め、孔型42の上面と液体原料Gの上面とが平
坦になるようにする。この際、押し進められた液体原料
Gは、楔状にフィルムシート5と接触しながら空気を排
除されてゆく。その後、平板状の蓋型たるガラス板43
を更に重ね合わせることによって、完全に平坦とされ
る。なお、この際に使用するフィルムシート5として
は、数10〜数100μm程度の厚さのものがよい。材
質的には、一定以上の硬度を有して延び率が低いものが
よく、具体的には高密度ポリエチレン、ナイロン、PE
T、ポリイミド、PP、PVCなどが適用可能である
が、PETは入手しやすく安価であるため好適である。
【0031】また、フィルムシートは必ずしも筒状に巻
いて使用する必要はなく、液体原料Gに向けて凸となる
曲面を形成するよう多少ともフィルムシートを湾曲させ
ながら液体原料Gを覆っていくような方法を採ってゆけ
ればよい。この場合には、0.5mm〜2mm程度の硬
質樹脂シートやアルミシートなどを適用してもよい。勿
論、フィルムシート5を介在させずに、例えば、液体原
料Gの表層部にドライヤー等で熱風を吹き付けて、表層
部の粘度を下げて泡を除去したり、針等でつついて泡を
破ったりしてもよく、多少の気泡の介在を無視して無作
為にガラス板等の蓋型43を被せてもよい。
【0032】(3)硬化工程 液体原料Gを加熱して硬化させる工程であり、格別な操
作は必要とせず、蓋型たるガラス板43の重みで上方か
ら圧力が掛かるようにした上で、成形型4毎加熱炉に入
れて前記液体原料Gの硬化を待つ。
【0033】(4)離型工程 液体原料Gが硬化した頃を見計らい、蓋型43を外すと
ともに適度に放冷し、フィルムシート5を端からめくり
上げるように剥がしてゆく。このとき、孔型42の厚さ
や通孔42Aの形状等によっては、濡れ性のために液体
原料の硬化体がフィルムシート5に密着した状態で孔部
4Aから抜けて出てくることもあるが、抜け出てこない
ときは、更に孔型42と底型41を分離して、孔型42
の下側より押し出す。孔部4Aから取り出された液体原
料の硬化体には、多少のバリが付着している。つまり、
環条溝42Bへ押し出され、また孔部4Aと環条溝42
Bとの間で極薄い皮膜状で存在した液体原料が硬化して
余剰部分Hとなるが、孔部4Aと環条溝42Bとの間で
極皮膜状に硬化した処は、これをちょっと引っ張るだけ
で、容易に孔部側の硬化体の上面エッジの処から千切れ
るので、バリの無い綺麗な緩衝材として得ることができ
る。なお、孔型42と底型41との合わせ面たる界面の
処でも極薄い皮膜状のバリが生ずることがあるが、同様
にちょっと引っ張るだけで、硬化体の下面のエッジの処
から千切れてくる。その後、適度に加熱ないし長時間放
置することで、完全硬化させ、水撃防止器用の緩衝材を
得る。
【0034】図2に示した本出願に係る第2の発明たる
緩衝材10を得るには、上記充填工程と硬化工程との間
に、微小中空球体を液体原料中で偏在させるための工程
を追加する。その工程は、格別なものでなく、微小中空
球体3の浮力によって、微小中空球体が分散された部分
とシリコーンゴム2の液体原料のみの部分とに分離させ
るようにすればよく、シリコーンゴム2の粘度が低くて
微小中空球体の浮力が強く出るようであれば、ただ単に
放置すればよく、浮力が弱いようであれば遠心力等を及
ばせるのがよい。なお、微小中空球体3の添加量を4%
より多く添加し、硬化した硬化体の上層を一部間引くよ
うにその部分を切除して得てもよい。このようにするこ
とによって、柱体状の緩衝材の少なくとも一面にシリコ
ーンゴムの無垢硬化層20を一体的に形成した緩衝体1
0を得ることができる。勿論、製造時には、無垢硬化層
20は下側に形成される。
【0035】これら製造方法によれば、上記の各緩衝材
を、簡易、安価、均質に製造することができる。また、
シリコーンゴムの液体原料としてJIS K 6833
による粘度が1000〜6000センチポアーズにあ
り、JIS K 6301によるゴム硬度が数10程度
に硬化するものを用いれば、液体原料の混合、真空脱
泡、充填の何れの作業においても、作業性に優れる。勿
論、本発明緩衝材としては、この製造方法に限らず、そ
の他の方法により得られるものであってもよく、例え
ば、水撃防止器の本体ケース内に直接充填する方法で得
られるものでもよい。
【0036】
【発明の効果】以上本発明によれば、水道管との接続部
にオリフィスを有するとともにオリフィス後面に保護膜
部材を有する本体ケース内に、水とは保護膜部材を介し
て非接触に配置され、水撃エネルギーが先ずオリフィス
によって減衰され、次いで保護膜部材から直接的に緩衝
材に伝播して更に減衰されるに適する、適切な緩衝能と
十分な耐久性を有する水撃防止器用の緩衝材と、これを
簡易、安価、均質に製造できる方法として提供すること
ができる。また、緩衝材それ自身の無垢硬化層を水撃力
側に向けて配置して、この無垢硬化層によって保護膜部
材と同様な機能を肩代わりさせた水撃防止器用の緩衝材
とその製造方法として提供することもできる。特に請求
項1記載の水撃防止器用の緩衝材によれば、水撃が作用
したときの衝撃のピーク値の低下と長期間わたる繰り返
し使用にも適合する耐久性とをバランスさせたものとし
て提供することができる。
【0037】また請求項2記載の水撃防止器用の緩衝材
によれば、水撃防止器側の保護膜部材を不要としたり、
更に耐久性を上げることができる。
【0038】請求項3記載の水撃防止器用の緩衝材の製
造方法によれば、各型に分離して液体原料の硬化した硬
化体の押し出し又は抜き出しが容易となり、また、硬化
体の上下端面で硬化した余剰部分を除去するのも極めて
容易となる。
【0039】更に請求項4記載の水撃防止器用の緩衝材
の製造方法によれば、硬化体の一面へのシリコーンゴム
の無垢硬化層の一体的な形成を極めて容易できる。
【0040】更に請求項5記載の水撃防止器用の緩衝材
の製造方法によれば、簡単に緩衝材の上端面に気泡跡を
形成することなく成形することができる。
【0041】更に請求項6記載の水撃防止器用の緩衝材
によれば、基材と微小中空球体との結合が堅固となり、
更に耐久性を向上させることができる。
【0042】更に請求項7記載の水撃防止器用の緩衝材
の製造方法によれば、混合、真空脱泡、充填の各操作が
容易となり、一般、集合住宅向けの優れた緩衝材を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を水撃防止器と合わせて示
す一部縦断正面図である。
【図2】本発明の緩衝材の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の施用される他の水撃防止器とともに示
す一部縦断正面図である。
【図4】本発明の製造方法の一実施例における充填工程
を示し、一部を縦断拡大して示す斜視図である。
【図5】同上被覆工程を示す縦断面図である。
【図6】同上ゲル硬化工程を示す縦断面図である。
【図7】同上離型工程を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 緩衝材 2 シリコーンゴム(基材) 3 微小中空球体 4 成形型 4A 孔部 5 フィルムシート 10 緩衝材 11 接続具 11A 螺子部 11B フランジ部 13 オリフィス 15 本体ケース 15A 外周縁 20 無垢硬化層 21 保護膜部材 21A 膜部 21B 伸縮部 21C フランジ部 27 目皿体 27A 小孔 41 底型 42 孔型 42A 通孔 42B 環条溝 43 蓋型 F 芯棒 G 液体原料 H 余剰部分 P 水道管 P1 分岐接続管 W 水撃防止器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JIS K 6833による粘度が10
    00〜6000センチポアーズにある液体原料を用い、
    JIS K 6301による硬度が数10程度に硬化す
    るシリコーンゴムを基材として、これに有弾性の外殻を
    有する粒径数10μm〜数100μmの微小中空球体を
    2〜4%添加して硬化させて成り、水道管との接続部に
    オリフィスを有するとともにオリフィス後面に保護膜部
    材を有する本体ケース内に、保護膜部材から直接的に水
    撃力を伝播されるが、水とは保護膜部材を介して非接触
    に配置されるシンタクティックフォームであることを特
    徴とする水撃防止器用の緩衝材。
  2. 【請求項2】 JIS K 6833による粘度が10
    00〜6000センチポアーズにある液体原料を用い、
    JIS K 6301による硬度が数10程度に硬化す
    るシリコーンゴムを基材として、これに有弾性の外殻を
    有する粒径数10μm〜数100μmの微小中空球体を
    2〜4%添加し、微小中空球体を液体原料中で偏在させ
    て硬化させ、少なくとも一面にシリコーンゴムの無垢硬
    化層を一体的に形成して成り、水道管との接続部にオリ
    フィスを有する本体ケース内に、無垢硬化層を水撃力側
    に向けて配置されるシンタクティックフォームであるこ
    とを特徴とする水撃防止器用の緩衝材。
  3. 【請求項3】 有弾性の外殻を有する微小中空球体を混
    合したシリコーンゴムの液体原料を用意し、通孔とその
    周囲の環条溝とを多数組み形成した孔型と平盤状の底型
    とを重ね合わせ、通孔により形成される孔部内に前記液
    体原料を注入し、平板状の蓋型にて孔部を覆閉し、その
    状態で液体原料を加熱硬化させた後、各型に分離して、
    液体原料の硬化した硬化体を孔部より押し又は抜き出
    し、硬化体の上下端面に連なり硬化した余剰部分を除去
    して得ることを特徴とする水撃防止器用の緩衝材の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 孔部内に液体原料を注入した後、硬化す
    る迄の間に、微小中空球体を液体原料中で偏在させ、硬
    化体の少なくとも一面にシリコーンゴムの無垢硬化層を
    一体的に形成することを特徴とする請求項3記載の水撃
    防止器用の緩衝材の製造方法。
  5. 【請求項5】 液体原料を注入した孔部を平板状の蓋型
    にて覆閉するに際して、先ずフィルムシートを被せた
    後、これに平板状の蓋型を重ね被せるようにしたことを
    特徴とする請求項3又は4記載の水撃防止器用の緩衝材
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記微小中空球体は、シランカップリン
    グ剤で処理されていることを特徴とする請求項3、4、
    又は5記載の水撃防止器用の緩衝材の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記シリコーンゴムの液体原料は、JI
    S K 6833による粘度が1000〜6000セン
    チポアーズにあり、JIS K 6301によるゴム硬
    度が数10程度に硬化するものであり、有弾性の外殻を
    有する微小中空球体は、粒径数10μm〜数100μm
    であって、これが2〜4%添加されることを特徴とする
    請求項3、4、5、又は6記載の水撃防止器用の緩衝材
    の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000026733A (ja) * 1998-07-06 2000-01-25 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゲルシート、組成物およびその製法
JP2004008520A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Sumitomo Rubber Ind Ltd ストリング保護材及びストリング保護材を装着したラケット
JP2014531004A (ja) * 2011-10-20 2014-11-20 ハイダック テクノロジー ゲゼルシャフトミット ベシュレンクテル ハフツング 蓄圧器

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