JPH09145304A - チューブまたはチューブケーブルの検査方法 - Google Patents

チューブまたはチューブケーブルの検査方法

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JPH09145304A
JPH09145304A JP7307024A JP30702495A JPH09145304A JP H09145304 A JPH09145304 A JP H09145304A JP 7307024 A JP7307024 A JP 7307024A JP 30702495 A JP30702495 A JP 30702495A JP H09145304 A JPH09145304 A JP H09145304A
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JP
Japan
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tube
metal
diameter
inner diameter
inspection
Prior art date
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Pending
Application number
JP7307024A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sano
裕昭 佐野
Kinji Taguchi
欣司 田口
Shigeru Tanaka
茂 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • B29C47/0023
    • B29C47/902
    • B29C47/92

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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部に光ファイバの通信線を導通布設するプラ
スチック製のチューブ又はチューブケーブルの内径を能
率的に検査する。 【解決手段】 本発明は、通信線の送り込みに用いるチ
ューブ(1)に予めその内径よりも小さい直径の金属球
(2)を入れておき、前記チューブを上向きに移動させ
ることによって、前記内径が前記金属球の直径よりも小
さい箇所があると、前記金属球が前記チューブの移動と
ともに上向きに移動することを利用して、前記チューブ
の外側に設けた金属センサ(3)で前記金属球を検知し
て前記内径の欠陥箇所を連続的に検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に光ファイバ
の通信線を導通布設するプラスチック製のチューブ又は
多数のチュ−ブを集合させたチューブケーブルの検査方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信ネットワークの需要の変化に
対応する配線法として通信線を予め布設しておいたチュ
ーブまたはチューブを集合したチューブケーブルに対し
需要に合わせて送通、引抜きする方法が開発されてい
る。この技術に用いるチューブまたはチューブケーブル
は、その製造工程中でチューブが変形したり、混入した
異物がチューブの内に付着したりしてチューブの内径が
狭くなった箇所があると、通信線を導通布設することが
不可能となるおそれがある。一方、外周上の径変動など
の異常は光学的な外径センサにより検知できるが、この
ような検査は内部の状態を保証するものではなかった。
この為、従来は製造したチューブまたはチューブケーブ
ルについて、チューブの成形から完成品の製造までの工
程で、全てのチューブに保証すべき内径相当分の小球を
圧縮空気で送通し、所定の内径が確保されていることを
確認していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来法で
は、内径の検査の為にすべてのチューブを検査が可能な
所定の長さに切断しなければならず、そのため、製造と
その後の取り扱いが煩雑となり、製造コスト、工数の点
で問題となっている。また、検査方法そのものについて
も、チューブ内の欠陥のある位置の特定が困難である。
その他、ドラムに一定の長さ以上の長さのチューブを巻
いたり、小径のドラムに巻いたりすると、内側に巻かれ
たチューブが圧力により変形するので、ドラムに巻いた
状態で検査が出来ないという問題がある。またこのよう
な問題を回避できたとしても、巻き方に制約を受け、作
業が煩雑になり、工数が増加するという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を解決することを目的として、通信線の送り込みに
用いるチューブの製造時などにおいて、予め保証するチ
ュ−ブの内径よりも小さい直径の金属球をチュ−ブ内に
入れて、巻取り移動途中の低い位置に保持されるように
配置し、前記チューブを移動させることによって、前記
内径が前記金属球の直径よりも小さい箇所があると、前
記金属球が前記チューブの移動とともに上方に移動する
ことを利用して、前記チューブの外側に設けた金属セン
サで前記金属球を検知して前記内径の欠陥位置を検出す
ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明は、移動するプラスチックチューブ内に
入れた金属球が、その動きによって通常は移動するチュ
ーブ内の低い位置に位置するが、金属球の直径よりも小
さい内径の部分に遭遇したときには、チューブの上方へ
の移動にともなってその金属球が移動するので、これを
外部から検知して、チューブの内径の欠陥箇所を検出す
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施例を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0007】
【実施例】図1は、チューブの内径の検査を実施するた
めの検査装置を示す図である。図2は、チューブを含む
中間製品の検査を実施するための検査装置を示す図であ
る。図3は、図2の検査装置で検査対象とするチューブ
を含む中間製品の断面図である。
【0008】図1において、1は、内径の検査対象とな
るチューブであり、内径4.5mm、外径6mmのポリ
エチレンからなる。2は、外径4mmの鉄製の金属球で
ある。3は、金属センサであり、金属の存在に基づいて
生ずる電気的或は磁気的変化を検出することにより金属
球2を検知する。センサ3は、リング状の形状を有して
おり、中央に開いている孔にチューブを通し、チューブ
の巻き取り方向の所定の位置に設置される。メ−タ3a
は、センサ3により検知した電気的或は磁気的変化を表
示する計器である。4は、チューブのガイドローラであ
り、50cmの外径を有する。
【0009】5も、チューブのガイドローラであり、4
0cmの外径を有する。このガイドローラ4は、ガイド
ローラ5よりも下の位置にあり、金属球2をこのガイド
ローラの下側の位置に位置するようにする。ガドローラ
4とガイドロ−ラ5は、その間のチューブが垂直に近い
形で移動するように設置する。6は、チューブを成形す
るポリエチレン押出し機である。7は、検査後のチュー
ブを巻き取る巻取り機である。
【0010】チューブの内径の検査は、まず押出し機6
により成形されたチューブ1が冷却、固化した後に、チ
ューブに金属球2を入れ、それぞれガイドローラ5、ガ
イドロ−ラ4、ガイドロ−ラ5に掛けた後、金属センサ
3の中心にある孔を通して、金属球をガイドローラ4の
下部のチュ−ブ内に位置させた状態で、巻取り機7で巻
取る。チュ−ブ1の内径に、金属球よりも狭い箇所があ
ると金属球は、ガイドローラ4の下側の位置からチュー
ブの移動にともなって上方に移動し金属センサ3により
検知される。欠陥箇所が検知されたときは、チュ−ブ1
の欠陥箇所を切断除去し、再び検査を継続する。
【0011】上記実施例では、ガイドローラ4と、チュ
ーブ1の進行方向のガイドローラ5との間は、チューブ
が垂直に近い形で上方向に移動するように設定したが、
金属球2が内径の欠陥以外の原因でチューブ1とともに
移動することにより検査の誤認を生ずることがなけれ
ば、傾斜させる形としても良い。また、チューブの生産
速度を上げる場合には、摩擦により金属球2が移動し、
内径が正常であるのに欠陥箇所があると誤認する恐れが
あるが、この場合はガイドローラ4と、チューブの進行
方向のガイドローラ5との間の距離を長くしたり、金属
球の比重を大きくしたり、金属球の下部に適当な磁石を
置いて、摩擦移動による誤認を避けることが出来る。
【0012】また上記実施例は、プラスチック成形後で
巻取り前の段階で検査するケースであるが、これに限る
ものでなく、本発明の検査方法は、チューブの成形の後
から施工時までの間において、種々の加工が加えられた
り、巻き替えがなされる場合にはいつでも実施できる。
従って、例えば、チュ−ブケ−ブルの集合工程の後に集
合時にチュ−ブに加えられた圧力によりチュ−ブが変形
したか否かを確認する為の検査にも、外部被覆工程の後
成形された外部被覆の熱によりチュ−ブが熱変形を受け
たか否かをチェックする目的の為にも使用することが出
来る。勿論、本発明の検査のみを目的として実施するこ
とも出来る。
【0013】他の、実施例について図2に基づいて説明
する。本実施例は、図3に示すチューブを含む中間製品
について、同様な方法でチュ−ブの内径の検査をするケ
ースである。
【0014】図3において、10は、検査対象となるチ
ューブを含む中間製品である。中心に張力の大きな中心
メンバ12を有する。これは、ポリアミド繊維の束の外
周にポリエチレンを被覆したものである。金属センサ3
による検知の際に金属があると金属球3の検出を妨げる
ことがあるので非金属材料を採用したが、通常のスチ−
ルから成るテンションメンバあっても不可能ではない。
中心メンバ12のまわりに6本の、内径2.5mm、外
径4.0mmのポリエチレンチューブ1を配列し、最外
周を不織布からなる押え巻き13により保護する構造と
なっている。
【0015】検査方法は、前記実施例の場合とほぼ同様
に行なわれる。但し、本実施例では、中間製品に含まれ
る前記各チューブの全てに2.3mmの金属球を挿入
し、同時に金属センサ3で検知する。この場合、中間製
品の外径に応じて、ガイドローラ4、5の直径が大きく
なり、また金属センサ3の中央の孔も大きくなる。また
巻取りドラム7の外径も大きくなる。
【0016】なお、上記実施例は、チューブを含む中間
製品を検査対象としたが、完成品であるチューブケーブ
ルについても、勿論、本発明の検査方法を適用できる。
また、金属球3として、金属に限定されるものでなく、
磁性にすぐれたフエライトであっても良い。更に、金属
球3の検出に用いる電磁波として、X線、γ線、可視光
線であってもよい。X線、γ線であれば、金属球3は金
属に限定されず、これら電磁波を遮蔽する特性のあるも
のであれば用いることが出来る。可視光線の場合も同様
であるが、チュ−ブの透明度が比較的高い場合に適用で
きる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、金属球
への重力影響を利用して、移動するプラスチックチュー
ブ内で、通常はチューブ内の低い位置に位置する金属球
が、金属球の直径よりも小さい内径変形などのある部分
に遭遇したときには、チューブの移動にともなってその
金属球が移動するので、これを外部から検知して、チュ
ーブの内径の欠陥箇所を自動的に検出するものである。
この結果、従来の内径検査工程が著しく能率化され、コ
ストを低減することが可能となる。また従来、欠陥位置
の特定がきわめて困難であたが、本発明によれば欠陥位
置の特定も可能となる。小径の巻取りドラムの使用、長
尺の巻取りもそれぞれ可能となり、ドラム選択の自由度
が大きくなる。また巻取り方法の制約も無くなるメリッ
トがある。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるチューブの内径の検査装置を示
す図である。
【図2】本発明にかかるチューブを含む中間製品の内径
の検査装置を示す図である。
【図3】図3の検査装置の検査対象となるチューブを含
む中間製品の断面を示す図である。
【符号の説明】
1:チューブ 2:金属球 3:金属センサ 3a:メ−タ 4、5:ガイドローラ 6:押出し機 7:巻取り機 9:集合機 10:チューブを含む中間製品 12:中心メンバ 13:押え巻き

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信線の送り込みに用いるチューブに予
    めその内径よりも小さい直径の金属球を入れ、その金属
    球を前記チューブ内の低い位置に位置させた状態で前記
    チューブを上方に移動させ、前記内径が前記金属球の直
    径よりも小さいチューブの部分が前記金属球の位置にき
    たときには、前記金属球が前記チューブの上方への移動
    にともない移動することを利用して、前記チューブの外
    側に設けた金属センサで前記金属球を検知してチューブ
    の欠陥部分を検出することを特徴とする前記チューブの
    検査方法。
  2. 【請求項2】 前記チューブが、前記チューブを多数集
    合させた中間製品又はチューブケーブルであることを特
    徴とする請求項1に記載のチューブの検査方法。
  3. 【請求項3】 前記内径の検査が、前記チューブ、前記
    チューブを多数集合させた中間製品又はチューブケーブ
    ルの製造時、巻き替え時又は施工時に行なわれることを
    特徴とする請求項1に記載の前記チューブの検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいづれか1項に
    記載の検査方法に用いる検査装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378530B1 (ko) * 2001-01-06 2003-04-03 엘지전선 주식회사 포일센서 내장형 절연 접속함
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