JPH09145299A - 誘導装置 - Google Patents

誘導装置

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JPH09145299A
JPH09145299A JP7302969A JP30296995A JPH09145299A JP H09145299 A JPH09145299 A JP H09145299A JP 7302969 A JP7302969 A JP 7302969A JP 30296995 A JP30296995 A JP 30296995A JP H09145299 A JPH09145299 A JP H09145299A
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infrared sensor
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Atsushi Hasegawa
淳 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体やガスの燃焼を利用した熱源を空中に散
布するフレア型の偽目標に惑わされず目標方向への誘導
信号を出力する。 【解決手段】 赤外線センサ6を具備した誘導装置1で
あって、赤外線センサ6が出力するビデオ信号に含まれ
る偽目標を抽出するための偽目標判定レベルスレショル
ドを目標と誘導装置との相対距離情報に基づいて計算す
る判定値計算器14と、ビデオ信号のピークと偽目標判
定レベルスレショルドとを比較し、ビデオ信号のピーク
が偽目標判定レベルスレショルドを越えた場合偽目標と
判定し、ビデオ信号の中で偽目標判定レベルスレショル
ドを超えない範囲のピークのものから視野内の目標を選
択する目標選択器8を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は目標の探知捕捉
し、ミサイル(飛しょう体)を目標方向に誘導するため
の誘導信号を出力する誘導装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図37に、誘導装置の一例を示す。図3
7において、1は誘導装置、2は移動目標、3は目標エ
ネルギー、6は赤外線センサ、7はビデオ信号、8はビ
デオ信号を基に移動目標を選択する目標選択器、9は目
標選択器で選択された移動目標の画像視野内に於ける位
置より画像視野中心との誤差角を計算する誤差角計算
器、10は誤差角、11は誤差角より誘導信号を計算す
る誘導信号計算器、12は誘導信号である。
【0003】この動作を図37に基づいて説明する。図
37において、移動目標2から放射される目標エネルギ
ー3は誘導装置1の赤外線センサ6で受信され、赤外線
センサ6は受信した目標の赤外領域のエネルギーとして
変換し赤外線センサ視野内のビデオ信号7として出力す
る。目標選択器8はビデオ信号7のピークを検出し、視
野内の目標位置とする。誤差角計算器9は視野内の目標
位置から視野中心からの誤差角10を計算し誘導信号計
算器11に出力する。誘導信号計算器12は“数1”に
従い誘導信号13を計算し外部に出力する。
【0004】
【数1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の誘
導装置では、例えば、図38の様な条件下において、固
体やガスの燃焼を利用した熱源を空中に散布するフレア
型の偽目標である偽目標4が移動目標2から散布された
場合、偽目標4から放射される偽目標エネルギー5は、
通常、移動目標2から放射される目標エネルギー3より
も高いので目標選択器は偽目標を目標とみなしてしまい
偽目標への誘導信号を出力してしまう。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、検知出力レベルに距離に応じた
判定値を設けることにより目標とフレア型の偽目標を判
定し、固体やガスの燃焼を利用した熱源を空中に散布す
るフレア型の偽目標に惑わされず目標方向への誘導信号
を出力できる様にする為のものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる誘導
装置は、赤外線センサを具備した誘導装置にあって、赤
外線センサが出力するビデオ信号に含まれる偽目標を抽
出するための偽目標判定レベルスレショルドを目標と誘
導装置との相対距離情報に基づいて計算する判定値計算
器を具備し、ビデオ信号のピークと偽目標判定レベルス
レショルドとを比較し、ビデオ信号のピークが偽目標判
定レベルスレショルドを越えた場合偽目標と判定し、ビ
デオ信号の中で偽目標判定レベルスレショルドを超えな
い範囲のピークのものから視野内の目標を選択する目標
選択器を具備した。
【0008】この発明にかかわる誘導装置は、赤外線セ
ンサが出力するビデオ信号に含まれる偽目標を抽出する
ための偽目標判定レベルスレショルドを目標と誘導装置
との相対距離情報に基づいて計算する判定値計算器と、
ビデオ信号のピークと偽目標判定レベルスレショルドと
を比較し、ビデオ信号のピークが偽目標判定レベルスレ
ショルドを越えた場合偽目標と判定し、ビデオ信号の中
で偽目標判定レベルスレショルドを超えない範囲のピー
クのものから視野内の目標を選択する目標選択器と、上
記目標選択器が出力する目標位置から視野中心からの誤
差角を計算する誤差角計算器と、赤外線センサと上記赤
外線センサが出力するビデオ信号に含まれる偽目標を抽
出するための偽目標判定レベルスレショルドを目標と誘
導装置との相対距離情報に基づいて計算する判定値計算
器と、ビデオ信号のピークと偽目標判定レベルスレショ
ルドとを比較し、ビデオ信号のピークが偽目標判定レベ
ルスレショルドを越えた場合偽目標と判定し、ビデオ信
号の中で偽目標判定レベルスレショルドを超えない範囲
のピークのものから視野内の目標を選択する目標選択器
と、上記目標選択器が出力する目標位置から視野中心か
らの誤差角を計算する誤差角計算器と、上記誤差角計算
器が出力する誤差角と上記誤差角計算器が出力する誤差
角と赤外線センサと赤外線センサとの間の距離を入力と
し目標と誘導装置との相対距離を計算する相対距離計算
器を具備し、上記相対距離計算器が計算した目標と誘導
装置との相対距離を判定値計算器の入力に用いることに
した。
【0009】この発明にかかわる誘導装置は、赤外線セ
ンサを具備した誘導装置であって、赤外線センサが出力
するビデオ信号に含まれる偽目標を抽出するための偽目
標判定レベルスレショルドを目標と誘導装置との相対距
離情報に応じ予め計算された偽目標判定レベルスレショ
ルドを出力する偽目標判定レベルスレショルドテーブル
を具備し、ビデオ信号のピークと偽目標判定レベルスレ
ショルドとを比較し、ビデオ信号のピークが偽目標判定
レベルスレショルドを越えた場合偽目標判定し、ビデオ
信号の中で偽目標判定レベルスレショルドを超えない範
囲のピークのものから視野内の目標を選択する目標選択
器を具備した。
【0010】この発明にかかわる誘導装置は、赤外線セ
ンサを具備した誘導装置であって、赤外線センサが出力
するビデオ信号に含まれる偽目標を抽出するための偽目
標判定レベルスレショルドを目標と誘導装置との相対距
離情報に基づいて計算する輝度判定値計算器と、目標速
度範囲判定値を目標の相対速度情報に基づいて計算する
速度判定値計算器と、ビデオ信号のピークと偽目標判定
レベルスレショルドとを比較し、ビデオ信号のピークが
偽目標判定レベルスレショルドを越えた場合または、目
標サイズの変化率と目標の相対距離より計算される目標
推定速度と、目標速度範囲判定値を比較し、目標推定速
度が目標速度範囲判定値内に無い場合は偽目標と判定
し、目標推定速度が目標速度範囲判定値内でありかつ、
ビデオ信号の中で偽目標判定レベルスレショルドを超え
ない範囲のピークのものから視野内の目標を選択する目
標選択器を具備した。
【0011】この発明にかかわる誘導装置は、赤外線セ
ンサを具備した誘導装置であって、赤外線センサが出力
するビデオ信号に含まれる偽目標を抽出するための偽目
標判定レベルスレショルドを目標と誘導装置との相対距
離情報に基づいて計算する輝度判定値計算器と、目標加
速度範囲判定値を目標加速度情報に基づいて計算する加
速度判定値計算器と、ビデオ信号のピークと偽目標判定
レベルスレショルドとを比較し、ビデオ信号のピークが
偽目標判定レベルスレショルドを越えた場合または、目
標サイズの変化率と目標の相対距離より計算される目標
推定加速度と目標加速度範囲判定値を比較し、目標推定
加速度が目標加速度範囲判定値内に無い場合は偽目標と
判定し、目標推定加速度が目標加速度範囲判定値内であ
りかつ、ビデオ信号の中で偽目標判定レベルスレショル
ドを超えない範囲のピークのものから視野内の目標を選
択する目標選択器を具備した。
【0012】この発明にかかわる誘導装置は、赤外線セ
ンサを具備した誘導装置であって、赤外線センサが出力
するビデオ信号に含まれる偽目標を抽出するための偽目
標判定レベルスレショルドを目標と誘導装置との相対距
離情報に基づいて計算する輝度判定値計算器と、目標速
度範囲判定値を目標の相対速度情報に基づいて計算する
速度判定値計算器と、目標加速度範囲判定値を目標加速
度情報に基づいて計算する加速度判定値計算器と、ビデ
オ信号のピークと偽目標判定レベルスレショルドとを比
較し、ビデオ信号のピークが偽目標判定レベルスレショ
ルドを越えた場合または、目標サイズの変化率と目標の
相対距離より計算される目標推定速度と目標速度範囲判
定値を比較し、目標推定速度が目標速度範囲判定値内に
無い場合または、目標サイズの変化率と目標の相対距離
より計算される目標推定加速度と目標加速度範囲判定値
を比較し、目標推定加速度が目標加速度範囲判定値内に
無い場合は偽目標と判定し、目標推定速度が目標速度範
囲判定値内でありかつ、目標推定加速度が目標加速度範
囲判定値内でありかつ、ビデオ信号の中で偽目標判定レ
ベルスレショルドを超えない範囲のピークのものから視
野内の目標を選択する目標選択器を具備した。
【0013】この発明にかかわる誘導装置は、光学波長
フィルタと上記光学波長フィルタのカットオフ特性を制
御する波長フィルタ制御器と、光学波長フィルタの値に
応じ偽目標判定レベルスレショルドを補正する判定値補
正器を具備し、波長フィルタを変化させることにより目
標と偽目標を分離することとした。
【0014】この発明にかかわる誘導装置は、光学波長
フィルタと上記光学波長フィルタのカットオフ特性を制
御する波長フィルタ制御器と、光学波長フィルタの値と
赤外線センサが出力するビデオ信号レベルより画面上の
目標候補点を算出する目標候補計算器と、目標候補計算
器が計算した目標候補から赤外線センサが出力するビデ
オ信号ピークのものから視野内の目標を選択する目標選
択器を具備した。
【0015】この発明にかかわる誘導装置は、光学波長
フィルタと上記光学波長フィルタのカットオフ特性を制
御する波長フィルタ制御器と、光学波長フィルタの値と
赤外線センサが出力するビデオ信号レベルより画面上の
偽目標候補点を算出する偽目標候補計算器と、偽目標候
補計算器が計算した偽目標候補以外の赤外線センサが出
力するビデオ信号ピークのものから視野内の目標を選択
する目標選択器を具備した。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す誘
導装置の構成図であり、図1に於いて新規部分は、目標
までの距離相対情報13により偽目標判定レベルスレシ
ョルドを計算する判定値計算器14、赤外線センサ6の
ビデオ信号7のピークと判定値計算器で計算された偽目
標判定レベルスレショルド15とを比較し、ビデオ信号
のピークが偽目標判定レベルスレショルド15を越えた
場合偽目標と判定し、ビデオ信号の中で偽目標判定レベ
ルスレショルドを超えない範囲のピークを視野内の目標
位置とする目標選択器8である。1〜7及び9〜12は
図37の従来例と同等である。
【0017】この動作を図1に基づいて説明する。図1
において、1〜7及び、9〜13は図16の従来例と同
等である。すなわち、目標2と偽目標4とからそれぞれ
放射される、目標エネルギー3、偽目標エネルギー5は
赤外線センサ6に届き、赤外線センサ視野内のビデオ信
号7が出力され、このビデオ信号7の一例は図2に表せ
る。ここで26は視野中心、27は目標エネルギーによ
るビデオ信号レベル、29は偽目標エネルギーによるビ
デオ信号レベルである。さらに図2のA−A’のビデオ
信号レベルは図3で表せる。次に目標と偽目標のビデオ
信号レベルと目標との相対距離との関係は図4の様に2
8の目標領域、30の偽目標領域で表せるため、判定値
計算器14は外部より入力された目標までの距離相対情
報13に応じ“数2”に従い偽目標判定レベルスレショ
ルド15を図5に表す様に目標との相対距離が近くなる
につれ偽目標判定レベルスレショルドが高くなるように
計算する。
【0018】
【数2】
【0019】例えば、相対距離Rが1kmに於ける目標
によるビデオ信号レベルVtが100、偽目標によるビ
デオ信号レベルVdが1000とするとVtと相対距離
Rは“数3”、同様にVdと相対距離Rは“数4”の関
係がある。また本装置の使用範囲が0.5km〜10k
m程度、目標の二値化スレショルドレベルVthが1で
ある場合、偽目標判定レベルスレショルドは“数2”に
おいてα=500、β=10で実現出来る。
【0020】
【数3】
【0021】
【数4】
【0022】さらに、目標選択器8は、ビデオ信号7の
ピークと偽目標判定レベルスレショルド15とを比較
し、ビデオ信号7のピークが偽目標判定レベルスレショ
ルド15を越えた場合偽目標と判定し、図6に表す様
に、ビデオ信号7の中で偽目標判定レベルスレショルド
15を超えないピークを視野内の目標位置とする。以降
の動作は従来例と同様に、誤差角計算器9は視野内の目
標位置から視野中心からの誤差角10を計算し誘導信号
計算器11に出力する。誘導信号計算器11は“数1”
に従い誘導信号12を計算し外部に出力する。
【0023】このような構成をとることによって、フレ
ア型偽目標が散布された場合においても、赤外線検知出
力レベルに距離に応じた判定値を設けることにより目標
と偽目標とを判定する事ができ、偽目標の影響を受け
ず、目標方向への誘導信号を、“数1”に従い出力でき
るという効果がある。
【0024】実施の形態2.図7にこの発明の実施の形
態2を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の形態1
よりも新規な部分は、19の目標位置測定器、20の誘
導装置位置測定器、18の相対距離計算器、17のデー
タ送信器、16のデータ受信器である。その他の構成要
素は図1と同等である。
【0025】この動作を図7に基づいて説明する。図7
において、1〜15までは上記実施の形態1と同等であ
る。目標位置測定器19は誘導装置1の外部にあり、基
準点からの目標の位置を測定する。同様に誘導装置位置
測定器20は誘導装置1の外部にあり、基準点からの誘
導装置の位置を測定する。相対距離計算器18は誘導装
置1の外部にあり、目標位置測定器19が測定した基準
点からの目標の位置と誘導装置位置測定器20が測定し
た基準点からの誘導装置の位置より、目標と誘導装置と
の相対距離を計算する。相対距離計算器18で計算され
た目標と誘導装置との相対距離13は誘導装置1の外部
にあるデータ送信器17により、誘導装置1の中のデー
タ受信器16に伝送され、判定値計算器14に目標と誘
導装置の相対距離13として出力する。
【0026】このような構成をとることによって、誘導
装置の外部から電送される目標と誘導装置との相対距離
が得られ実施の形態1と同様の効果が期待できる。
【0027】実施の形態3.図8にこの発明の実施の形
態3を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の形態1
よりも新規な部分は、19の目標位置測定器、22の慣
性装置、21の誘導装置位置計算器、18の相対距離計
算器、17のデータ送信器、16のデータ受信器であ
る。その他の構成要素は図1と同等である。
【0028】この動作を図8に基づいて説明する。図8
において、1〜14までは上記実施の形態1と同様であ
る。目標位置測定器19は誘導装置1の外部にあり、基
準点からの目標の位置を測定する。誘導装置1の外部に
あるデータ送信器17は、基準点からの目標の位置を誘
導装置1内部にあるデータ受信器16に伝送する。また
慣性装置22は誘導装置の角速度を検出し、誘導装置位
置計算器21は“数5”により基準点からの誘導装置の
位置を計算する。相対距離計算器18は、データ受信器
に伝送された基準点からの目標の位置と誘導装置位置計
算器21が計算した基準点からの誘導装置の位置より、
目標と誘導装置との相対距離を計算する。
【0029】
【数5】
【0030】このような構成をとることによって、基準
点からの目標の位置が誘導装置の外部から伝送されるこ
とにより、相対距離が得られた実施の形態1と同様の効
果が期待できる。
【0031】実施の形態4.図9にこの発明の実施の形
態4を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の形態3
よりも新規な部分は、23の目標速度測定器である。そ
の他の構成要素は図8と同等である。
【0032】この動作を図9に基づいて説明する。図9
において、1〜22までは上記実施の形態3と同様であ
る。目標速度測定器23は誘導装置1の外部にあり、目
標の速度を測定し、データ送信器17に出力する。デー
タ送信器17は目標位置測定器19が測定した基準点か
らの目標の位置と目標速度測定器23が測定した目標の
速度を誘導装置1内部にあるデータ受信器16に電送す
る。目標位置計算器24はデータ受信器16が受信した
目標位置を初期値とし、データ受信器16が受信した目
標の速度を用い“数5”に従い基準からの目標位置を計
算し、相対距離計算器18に出力する。
【0033】このような構成をとることによって、初期
値として基準点からの目標の位置が誘導装置の外部から
伝送されることにより、目標の速度が誘導装置の外部か
ら伝送されることにより相対距離が得られ実施の形態3
と同様の効果が期待できる。
【0034】実施の形態5.図10にこの発明の実施の
形態5を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の形態
4よりも新規な部分は、20の誘導装置位置測定器であ
る。その他の構成要素は図2と同等である。
【0035】この動作を図10に基づいて説明する。図
10において、1〜19,23,24は上記実施の形態
4と同様である。誘導装置位置測定器20は誘導装置1
の外部にあり、基準点からの誘導装置の位置を測定す
る。データ送信器17は目標位置測定器19が測定した
基準点からの目標の位置と目標速度測定器23が測定し
た目標の速度を誘導装置1内部にあるデータ受信器16
に初期値として、また誘導装置位置測定値20が測定し
た基準点からの誘導装置の位置を誘導装置1の内部にあ
るデータ受信器16に伝送する。目標位置計算器24は
データ受信器16が受信した目標位置と目標速度を初期
値とし、“数5”に従い基準からの目標位置を計算し、
相対距離計算器18に出力する。相対距離計算器18
は、データ受信器に伝送された基準点からの誘導装置の
位置と相対距離計算器18が計算した基準点からの目標
の位置より、目標と誘導装置との相対距離を計算する。
【0036】このような構成をとることによって、初期
値としてのみ基準点からの目標の位置と、目標の速度が
誘導装置の外部から電送され、基準点からの誘導装置の
位置が誘導装置の外部から電送されることにより相対距
離が得られ実施の形態4と同様の効果が期待できる。
【0037】実施の形態6.図11はこの発明の誘導装
置の実施の形態6を示す誘導装置の構成図であり、上記
実施の形態1よりも新規な部分は、8bの目標選択器、
9bの誤差角計算器、6bの赤外線センサである。その
他の構成要素は図1と同等である。
【0038】図12は目標2と赤外線センサ6aと赤外
線センサ6bの位置関係を示す図である。図12に於い
てRは目標2と誘導装置1との相対距離、R’は目標2
と誘導装置1との相対距離をpitch=0の面に投影
したもの、θ1は目標2と赤外線センサ6の視野中心か
らの誤差角、θ1pはθ1のピッチ成分、θ1yはθ1
のヨー成分、θ2は目標2と赤外線センサ6bの視野中
心とのなす角、θ2pはθ2のピッチ成分、θ2yはθ
2のヨー成分、rは赤外線センサ6aの視野中心と赤外
線センサ6bの中心の距離、r1は赤外線センサ6aの
視野中心と目標2との距離をpitch=0の面に投影
したもの、r2は赤外線センサ76の視野中心と目標2
との距離をpitch=0の面に投影したもの、2’は
目標2をpitch=0の面に投影したもの、θ3yは
rの中点と2’と赤外線センサ6bとのなす角、Hは
2’とpitch=0の面との距離である。
【0039】この動作を図11に基づいて説明する。図
11において、1〜14までは上記実施の形態1と同様
である。すなわち、目標2と偽目標4とからそれぞれ放
射される、目標エネルギー3、偽目標エネルギー5は赤
外線センサ6aに届き、赤外線センサ視野内のビデオ信
号7が出力され、このビデオ信号7の一例は図2で表せ
る。ここで26は視野中心、27は目標エネルギーによ
るビデオ信号レベル、29は偽目標エネルギーによるビ
デオ信号レベルである。さらに図2のA−A’のビデオ
信号レベルは図3で表せる。
【0040】次に目標と偽目標のビデオ信号レベルと目
標との相対距離との関係は図4の様に28の目標領域、
30の偽目標領域で表せるため、判定値計算器14は目
標までの距離相対情報13に応じ“数2”に従い偽目標
判定レベルスレショルド15を図5に表す様に計算し、
目標選択器8aは、ビデオ信号7aのピークと偽目標判
定レベルスレショルド15とを比較し、ビデオ信号7a
のピークが偽目標判定レベルスレショルド15を越えた
場合偽目標と判定し、図6に表す様に、ビデオ信号7a
の中で偽目標判定レベルスレショルド15を超えないピ
ークを視野内の目標位置とする。誤差角計算器9aは視
野内の目標位置から視野中心からの誤差角10aを計算
し、相対距離計算器18に出力する。また、目標2と偽
目標4とからそれぞれ放射される、目標エネルギー3、
偽目標エネルギー5は赤外線センサ6bに届き、赤外線
センサ視野内のビデオ信号7が出力され、このビデオ信
号7の一例は図2で表せる。ここで26は視野中心、2
7は目標エネルギーによるビデオ信号レベル、29は偽
目標エネルギーによるビデオ信号レベルである。さらに
図2のA−A’のビデオ信号レベルは図3で表せる。次
に目標と偽目標のビデオ信号レベルと目標との相対距離
との関係は図4の様に28の目標領域、30の偽目標領
域で表せるため、判定値計算器14は目標までの距離相
対情報13に応じ“数2”に従い偽目標判定レベルスレ
ショルド15を図5に表す様に計算し、目標選択器8b
は、ビデオ信号7bのピークと偽目標判定レベルスレシ
ョルド15とを比較し、ビデオ信号7aのピークが偽目
標判定レベルスレショルド15を越えた場合偽目標と判
定し、図6に表す様に、ビデオ信号7bの中で偽目標判
定レベルスレショルド15を超えないピークを視野内の
目標位置とする。誤差角計算器9bは視野内の目標位置
から視野中心からの誤差角10bを計算し、相対距離計
算器18に出力する。相対距離計算器18は誤差角計算
器9aが計算した誤差角と誤差角計算器9bが計算した
誤差角と距離rを用い目標2と誘導装置1との距離Rを
“数6”により算出し、判定値計算器14に出力する。
【0041】
【数6】
【0042】このような構成をとることによって、外部
からの情報を利用せずに偽目標判定レベルスレショルド
が得られ実施の形態1と同様の効果が期待できる。
【0043】実施の形態7.図13はこの発明の実施の
形態7を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の形態
1よりも新規な部分は、偽目標判定レベルスレショルド
テーブル25である。その他の構成要素は図1と同等で
ある。
【0044】この動作を図13に基づいて説明する。図
13において、1〜14までは上記実施の形態1と同様
である。偽目標判定レベルスレショルドテーブル25は
目標と偽目標と相対距離の関係により“数7”にて予め
計算された目標までの相対距離に応じた偽目標判定レベ
ルスレショルドをテーブルとして持ち、目標までの相対
距離13のデータに従い、偽目標判定レベルスレショル
ド15を目標選択器12に出力する。
【0045】
【数7】
【0046】このような構成をとることによって、誘導
装置の中で毎回計算することなしに偽目標判定レベルス
レショルドが得られ実施の形態1と同様の効果が期待で
きる。
【0047】実施の形態8.図14はこの発明の実施の
形態8を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の形態
1よりも新規な部分は、31の目標の相対速度情報、3
2の速度判定値計算器、33の目標速度範囲、34の速
度系目標候補計算器、及び35の目標候補(速度系)ビ
デオ信号であり、その他の構成要素は図1と同等であ
る。
【0048】この動作を図14に基づいて説明する。図
14において、1〜15までは上記実施の形態1と同様
である。速度判定値計算器32は目標の相対速度情報3
1を用い“数8”により、目標速度範囲33を計算す
る。速度系目標候補計算器34はビデオ信号7から画像
を生成し、目標候補点を選び出し、目標候補点の中から
面積画素の変化率が目標速度範囲33を超えないものを
除き、目標候補(速度系)ビデオ信号35として目標選
択器8に出力する。
【0049】
【数8】
【0050】例えば、図15に示す状況において、ミサ
イルの速度VM=500m/s(一定)、目標である航
空機の速度VT=500m/s(一定)、偽目標である
フレアーは航空機の後方200m/sで射出されるとす
ると、フレアーの速度はVF=300m/s(一定)で
あるので相対速度情報31は1000m/sとなる。
【0051】ここで、目標の面積St、偽目標の面積S
fは、簡単のために共に100m2であるとすると、相
対距離1000m近辺の目標の面積の変化率は St’=−2x(100/10003 )x(−1000) =2.0x10-4sr/s となり、一画素当たりの視野角(瞬時視野)が0.1m
rad、フレームレートが60Hzであるとすれば、誘
導装置が検知する目標の面積画素数の変化率は Spt’=2.0x10-4/(0.1x10-3-2/60 ≒333.3画素/フレーム である。同様にフレアーの面積画素数の変化率は Spf’=1.6x10-4/(0.1x10-3-2/60 ≒266.7画素/フレーム となる。このことにより、速度判定値計算器32で目標
の相対速度情報31より、目標速度範囲33を300画
素/フレーム以上とすれば速度系目標候補計算器34に
て目標速度範囲33を越えないフレアーを除き、目標候
補(速度系)ビデオ信号35として目標選択器8に出力
できる。
【0052】このような構成をとることによって、目標
からのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱
源を空中に散布するフレア型の偽目標からのエネルギー
の方が大きい場合でも偽目標に惑わされず目標方向への
誘導信号を出力できる。
【0053】実施の形態9.図16はこの発明の実施の
形態9を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の形態
1よりも新規な部分は、36の目標の相対加速度情報、
37の加速度判定値計算器、38の目標加速度範囲、3
9の加速度系目標候補計算器、及び40の目標候補(加
速度系)ビデオ信号であり、その他の構成要素は図1と
同等である。
【0054】この動作を図16に基づいて説明する。図
16において、1〜15までは上記実施の形態1と同様
である。加速度判定値計算器37は目標の相対加速度情
報36より“数9”を用い目標加速度範囲38を計算す
る。加速度系目標候補計算器39はビデオ信号7から画
像を生成し、目標候補点を選び出し、目標候補点の中か
ら面積増加の加速度が目標加速度範囲38を越えないも
のを除き、目標候補(加速度系)ビデオ信号40として
目標選択器8に出力する。
【0055】
【数9】
【0056】例えば、図17に示す状況において、ミサ
イルは加速度aM=0m/s2 (等速運動)、で仰角4
5゜で飛行しており、目標である戦略弾道ミサイル(T
BM)は45゜で自由落下するとして加速度aT=6.
9m/s2 (一定)。偽目標であるフレアーにパラシュ
ートをつけた吊光投弾は鉛直方向に重力加速度の1/1
0の加速度で落下しているとすると、フレアーの加速度
はaF=0.69m/s2 (一定)であるので相対加速
度情報36は6.9m/s2 となる。
【0057】ここで、目標の面積St、偽目標の面積S
fは、簡単のために共に100m2であるとすると、相
対距離1000m近辺の目標の面積増加の加速度は St’=−6x(100/10004 )x(−6.9) =4.14x10-9sr/s2 となり、一画素当たりの視野角(瞬時視野)が0.1m
rad、フレームレートが60Hzであるとすれば、誘
導装置が検知する目標面積増加の加速度は Spt’=4.14x10-9/(0.1x10-3-2/602 ≒11.49画素/フレーム2 である。同様に吊光投弾面積増加の加速度は Spf’=4.14x10-10 /(0.1x10-3-2/602 ≒1.15画素/フレーム となる。
【0058】このことにより、加速度判定値計算器37
で目標の相対加速度情報36より、目標速度範囲38を
10画素/フレーム2 以上とすれば加速度系目標候補計
算器39にて目標速度範囲38を越えないフレアーを除
き、目標候補(加速度系)ビデオ信号40として目標選
択器8に出力できる。
【0059】このような構成をとることによって、目標
からのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱
源を空中に散布する吊光投弾の様な偽目標からのエネル
ギーの方が大きい場合でも偽目標に惑わされず目標方向
への誘導信号を出力できる。
【0060】実施の形態10.図18はこの発明の実施
の形態10を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の
形態9よりも新規な部分は、31の目標の相対速度情
報、32の速度判定値計算器、33の目標速度範囲、3
4の速度系目標候補計算器、及び35の目標候補(速度
系)ビデオ信号であり、その他の構成要素は図16と同
等である。
【0061】この動作を図18に基づいて説明する。図
18において、1〜15、及び37〜40までは上記実
施の形態9と同様である。速度判定値計算器32は目標
の相対速度情報31より“数8”を用い、目標速度範囲
33を計算する。速度系目標候補計算器34は目標候補
(加速度系)ビデオ信号40の中から目標候補点を選び
出し、目標候補点の中から目標速度範囲33を越えない
ものを除き、目標候補(速度系)ビデオ信号35として
目標選択器8に出力する。
【0062】例えば、図19に示す状況において、ミサ
イルの加速度aM=0m/s2 、速度VM=500m/
s(等速運動)で仰角45゜で飛行しており、目標であ
る戦略弾道ミサイル(TBM)は45゜で自由落下する
として加速度aT=6.9m/s2 、速度VT=500
m/s(等速運動)(一定)。さらに脅威度がTBMよ
りも低い目標機は45゜で等速飛行するとして加速度a
T=0m/s2 、速度VT=500m/s(等速運動)
(一定)偽目標であるフレアーで自由落下するとして加
速度aF=6.9m/s2 、速度VT=300m/s
(等速運動)であるので相対加速度情報36は6.9m
/s2 、相対速度情報31は1000m/sとなる。
【0063】ここで、TBMの面積St、目標機の面積
St2、偽目標の面積Sfは、簡単のために全て100
2 であるとすると、相対距離1000m近辺の目標面
積増加の加速度は St’=−6x(100/10004 )x(−6.9) =4.14x10-9sr/s2 となり、一画素当たりの視野角(瞬時視野)が0.1m
rad、フレームレートが60Hzであるとすれば、誘
導装置が検知する目標面積増加の加速度は Spt’=4.14x10-9/(0.1x10-3-2/602 ≒11.49画素/フレーム2 である。同様に目標機面積増加の加速度は Spt2’=4.14x10-10 /(0.1x10-3-2/602 ≒1.15画素/フレーム2 また、フレアー面積増加の加速度は Spf’=4.14x10-9/(0.1x10-3-2/602 ≒11.49画素/フレーム となる。このことより、加速度判定値計算器37で目標
の相対加速度情報36より、目標速度範囲38を2画素
/フレーム 以上とすれば加速度系目標候補計算器3
9にて目標速度範囲38に合致しない脅威度がTBMよ
りも低い目標機を除けるが、TBMとフレアーの面積増
加の加速度は同じ値であるので、目標候補(加速度系)
ビデオ信号40にはTBMとフレアーが残っている。
【0064】ここで、相対距離1000m近辺の目標面
積の変化率は St’=−2x(100/10003 )x(−1000) =2.0x10-4sr/s 誘導装置が検知する目標面積画素数の変化率は Spt’=2.0x10-4/(0.1x10-3-2/60 ≒333.3画素/フレーム である。同様にフレアーの面積画素数の変化率は Spf’=1.6x10-4/(0.1x10-3-2/60 ≒266.7画素/フレーム となる。このことより、速度判定値計算器32で目標の
相対速度情報31より、目標速度範囲33を300画素
/フレーム以上とすれば速度系目標候補計算器34にて
目標速度範囲33を越えないフレアーを除き、目標候補
(速度系)ビデオ信号35として目標選択器8に出力で
きる。
【0065】このような構成をとることによって、目標
からのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱
源を空中に散布する吊光投弾の様な偽目標からのエネル
ギーの方が大きい場合でも偽目標に惑わされず目標方向
への誘導信号を出力できる。とともに脅威の優先度の高
い方向に誘導信号を出力できる。
【0066】実施の形態11.図20はこの発明の実施
の形態11を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の
形態6よりも新規な部分は、41の光学波長フィルタと
光学波長フィルタのカットオフ特性を制御する42の波
長フィルタ制御器と、光学フィルタの値に応じ偽目標判
定レベルスレショルドの値を補正する43の判定値補正
器であり、その他の構成要素は図11と同等である。
【0067】この動作を図20に基づいて説明する。図
20において、1〜18までは上記実施の形態6と同様
である。光学波長フィルタ41は波長フィルタ制御器4
2の指令によって赤外線センサの検知する波長のカット
オフ特性を変化させる。また波長フィルタ制御器42は
光学波長フィルタ41のカットオフ特性を誘導信号を出
力する1フレームの間に時分割で変化させると共にカッ
トオフ特性を判定値補正器43に出力する。判定値補正
器43は波長フィルタ制御器42からのカットオフ特性
により偽目標判定スレショルド15の値を補正し、第一
の目標選択器8a、第二の目標選択器8bに出力する。
【0068】例えば、図21の様に目標と偽目標が重な
って見える場合、A−A’のセンサ出力は図22の様に
表され、目標と偽目標一が一体となって見えてしまうと
共にこの領域のセンサ出力は偽目標判定スレショルド1
5を越えてしまい目標が視野内に存在するのにも係わら
ず偽目標と判定してしまう。この時の目標4、偽目標
2、光学波長フィルタ41のカットオフ特性の波長特性
は図23である。そこで目標選択の際に目標と偽目標の
波長特性を勘案して、誘導信号を出力する1フレームの
間に時分割で図24の様に波長フィルタ制御器42で光
学波長フィルタ41のカットオフ特性を変化させると、
目標4、偽目標2のセンサ出力は図25、図26のよう
になり波長フィルタを変化させてもビデオ出力が一番高
いものを目標とすれば目標方向への誘導信号を出力でき
る。
【0069】このような構成をとることによって、目標
からのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱
源を空中に散布するフレアーの様な偽目標目標と重なっ
ている場合でも偽目標に惑わされず目標方向への誘導信
号を出力できる。
【0070】実施の形態12.図27にこの発明の実施
の形態12を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の
形態1よりも新規な部分は、41の光学波長フィルタと
光学波長フィルタのカットオン特性を誘導信号を出力す
る1フレームの間に連続的に変化させるように制御する
42の波長フィルタ制御器と、光学波長フィルタ41の
値と第二の赤外線センサ6bが出力するビデオ信号レベ
ル7bより画面上の目標候補点を算出する44の目標候
補計算器である。その他の構成要素は図1と同等であ
る。
【0071】この動作を図27に基づいて説明する。図
27において、1〜7、9〜15までは上記実施の形態
1と同様である。目標2と偽目標4とからそれぞれ放射
される、目標エネルギー3、偽目標エネルギー5は光学
波長フィルタ41を通り第二の赤外線センサ6bに届
き、赤外線センサ視野内のビデオ信号7bを目標候補計
算器44に出力する。光学波長フィルタ41は波長フィ
ルタ制御器42によりカットオン波長を変化する。波長
フィルタ制御器42は光学波長フィルタ41のカットオ
ン波長を短波長から長波長へ段階的に変化させると共に
目標候補計算器44にカットオン波長の値を出力する。
カットオン波長を短波長から長波長へ段階的に変化させ
た場合、カットオン波長と目標4、偽目標2の波長特性
はそれぞれ図28,図29,図30の様になり、カット
オン波長と第二の赤外線センサ6bの出力の関係は図3
1の様になる。目標候補計算器44は波長フィルタ制御
器42から出力されたカットオン波長に従い偽目標判定
スレショルド15を補正し、さらにカットオン波長の変
化に伴い、センサ出力レベルの変化が少なく、かつ偽目
標判定レベルを越えないものを目標候補として目標選択
器8に出力する。目標選択器8はビデオ信号7aの目標
候補計算器44で計算された目標候補の中からピークを
検出し、視野内の目標位置とする。
【0072】このような構成をとることによって、目標
からのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱
源を空中に散布するフレアーの様な偽目標目標と重なっ
ている場合でも偽目標に惑わされず目標方向への誘導信
号を出力できる。
【0073】実施の形態13.図32にこの発明の実施
の形態13を示す誘導装置の構成図であり、上記実施の
形態1よりも新規な部分は、41の光学波長フィルタと
光学波長フィルタのカットオフ特性を誘導信号を出力す
る1フレームの間に連続的に変化させるように制御する
42の波長フィルタ制御器と、光学波長フィルタ41の
値と第二の赤外線センサ6bが出力するビデオ信号レベ
ル7bより画面上の目標候補点を算出する45の偽目標
候補計算器である。その他の構成要素は図1と同等であ
る。
【0074】この動作を図27に基づいて説明する。図
27において、1〜7、9〜15までは上記実施の形態
1と同様である。目標2と偽目標4とからそれぞれ放射
される、目標エネルギー3、偽目標エネルギー5は光学
波長フィルタ41を通り第二の赤外線センサ6bに届
き、赤外線センサ視野内のビデオ信号7bを偽目標候補
計算器45に出力する。光学波長フィルタ41は波長フ
ィルタ制御器42によりカットオフ波長を変化する。波
長フィルタ制御器42は光学波長フィルタ41のカット
オフ波長を長波長から短波長へ段階的に変化させると共
に偽目標候補計算器45にカットオフ波長の値を出力す
る。カットオフ波長を長波長から短波長へ段階的に変化
させた場合、カットオフ波長と目標4、偽目標2の波長
特性はそれぞれ図33,図34,図35の様になり、カ
ットオフ波長と第二の赤外線センサ6bの出力の関係は
図36の様になる。偽目標候補計算器45は波長フィル
タ制御器42から出力されたカットオフ波長に従い偽目
標判定スレショルド15を補正し、さらにカットオフ波
長の変化に伴い、センサ出力レベルの変化が少なく、か
つ偽目標判定レベルを越えないものを偽目標候補として
目標選択器8に出力する。目標選択器8はビデオ信号7
aの偽目標候補計算器45で計算された偽目標候補の以
外からピークを検出し、視野内の目標位置とする。
【0075】このような構成をとることによって、固体
やガスの燃焼を利用した熱源を空中に散布するフレアー
の様な偽目標に惑わされず目標方向への誘導信号を出力
できる。
【0076】
【発明の効果】この発明の実施の形態1〜5によれば、
固体やガスの燃焼を利用した熱源を空中に散布するフレ
ア型の偽目標に惑わされず目標方向への誘導信号を出力
できる。
【0077】この発明の実施の形態6によれば、外部か
らの情報を利用せず偽目標判定レベルスレショルドが得
られ、固体やガスの燃焼を利用した熱源を空中に散布す
るフレア型の偽目標に惑わされず目標方向への誘導信号
を出力できる。
【0078】この発明の実施の形態7によれば、固体や
ガスの燃焼を利用した熱源を空中に散布するフレア型の
偽目標に惑わされず毎回偽目標判定レベルスレショルド
を計算することなしに目標方向への誘導信号を出力でき
る。
【0079】この発明の実施の形態8によれば、目標か
らのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱源
を空中に散布するフレア型の偽目標からのエネルギーの
方が大きい場合でも偽目標に惑わされず目標方向への誘
導信号を出力できる。
【0080】この発明の実施の形態9によれば、目標か
らのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱源
を空中に散布する吊光投弾の様な偽目標からのエネルギ
ーの方が大きい場合でも偽目標に惑わされず目標方向へ
の誘導信号を出力できる。
【0081】この発明の実施の形態10によれば、目標
からのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱
源を空中に散布する吊光投弾の様な偽目標からのエネル
ギーの方が大きい場合でも偽目標に惑わされず目標方向
への誘導信号を出力できる。とともに脅威の優先度の高
い方向に誘導信号を出力できる。
【0082】この発明の実施の形態11によれば、目標
からのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱
源を空中に散布するフレアーの様な偽目標目標と重なっ
ている場合でも偽目標に惑わされず目標方向への誘導信
号を出力できる。
【0083】この発明の実施の形態12によれば、目標
からのエネルギーよりも固体やガスの燃焼を利用した熱
源を空中に散布するフレアーの様な偽目標目標と重なっ
ている場合でも偽目標に惑わされず目標方向への誘導信
号を出力できる。
【0084】この発明の実施の形態13によれば、固体
やガスの燃焼を利用した熱源を空中に散布するフレアー
の様な偽目標に惑わされず目標方向への誘導信号を出力
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成ブロック
図である。
【図2】 ビデオ信号7の一例を示す図である。
【図3】 図2のA−A’のビデオ信号レベルを示す図
である。
【図4】 目標と偽目標のビデオ信号レベルと目標との
相対距離との関係図である。
【図5】 偽目標判定レベルスレショルドと目標との相
対距離との関係図である。
【図6】 偽目標判定レベルスレショルドとビデオ信号
レベルとの関係図である。
【図7】 この発明の実施の形態2を示す構成ブロック
図である。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す構成ブロック
図である。
【図9】 この発明の実施の形態4を示す構成ブロック
図である。
【図10】 この発明の実施の形態5を示す構成ブロッ
ク図である。
【図11】 この発明の実施の形態6を示す構成ブロッ
ク図である。
【図12】 移動目標2と赤外線センサと赤外線センサ
の位置関係を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態7を示す構成ブロッ
ク図である。
【図14】 この発明の実施の形態8を示す構成ブロッ
ク図である。
【図15】 この発明の実施の形態8の状況の1例を表
す図である。
【図16】 この発明の実施の形態9を示す構成ブロッ
ク図である。
【図17】 この発明の実施の形態9の状況の1例を表
す図である。
【図18】 この発明の実施の形態10を示す構成ブロ
ック図である。
【図19】 この発明の実施の形態10の状況の1例を
表す図である。
【図20】 この発明の実施の形態11を示す構成ブロ
ック図である。
【図21】 この発明の実施の形態11の状況の1例を
表す図である。
【図22】 この発明の実施の形態11のA−A’のセ
ンサ出力を表す図である。
【図23】 この発明の実施の形態11の波長特性を表
す図である。
【図24】 この発明の実施の形態11の波長制限後の
状況の1例を表す図である。
【図25】 この発明の実施の形態11の波長制限後の
A−A’のセンサ出力を表す図である。
【図26】 この発明の実施の形態11の波長制限後の
波長特性を表す図である。
【図27】 この発明の実施の形態12を示す構成ブロ
ック図である。
【図28】 この発明の実施の形態12の波長制限(カ
ットオン短)の波長特性を表す図である。
【図29】 この発明の実施の形態12の波長制限(カ
ットオン中)の波長特性を表す図である。
【図30】 この発明の実施の形態12の波長制限(カ
ットオン長)の波長特性を表す図である。
【図31】 この発明の実施の形態12のカットオン波
長と目標、偽目標によるセンサ出力のレベルの関係を表
す図である。
【図32】 この発明の実施の形態13を示す構成ブロ
ック図である。
【図33】 この発明の実施の形態13の波長制限(カ
ットオフ長)の波長特性を表す図である。
【図34】 この発明の実施の形態13の波長制限(カ
ットオフ中)の波長特性を表す図である。
【図35】 この発明の実施の形態13の波長制限(カ
ットオフ短)の波長特性を表す図である。
【図36】 この発明の実施の形態13のカットオン波
長と目標、偽目標によるセンサ出力のレベルの関係を表
す図である。
【図37】 従来装置を示す構成ブロック図である。
【図38】 偽目標と目標が存在する場合の状況下に於
ける従来装置を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 誘導装置、2 移動目標、3 目標エネルギー、4
偽目標、5 偽目標エネルギー、6 赤外線センサ、
7 ビデオ信号、8 目標選択器、9 誤差角計算器、
10 誤差角、11 誘導信号計算器、12 誘導信
号、13 目標までの相対距離情報、14 判定値計算
器、15 偽目標判定スレショルド、16データ受信
器、17 データ送信器、18 相対距離計算器、19
目標位置測定器、20 誘導装置位置測定器、21
誘導装置位置計算器、22 慣性装置、23 目標速度
測定器、24 目標位置計算器、25 偽目標判定レベ
ルスレショルドテーブル、26 視野中心、27 目標
エネルギーによるビデオ信号レベル、28 目標領域、
29 偽目標エネルギーによるビデオ信号レベル、30
偽目標領域、31 目標の相対速度情報、32 速度
判定値計算器、33目標速度範囲、34 速度系目標候
補計算器、35 目標候補(速度系)ビデオ信号、36
相対加速度情報、37 加速度判定値計算器、38
目標加速度範囲、39 加速度系目標候補計算器、40
目標候補(加速度系)ビデオ信号、41 光学波長フ
ィルタ、42 波長フィルタ制御器、43 判定値補正
器、44 目標候補計算器、45 偽目標候補計算器、
R 目標2と誘導装置1との距離、θ1 目標2と赤外
線センサの視野中心とのなす角、θ2 目標2と赤外線
センサの視野中心とのなす角、θ1y 目標2と赤外線
センサの視野中心とのなす角(yaw)、θ2y 目標
2と赤外線センサの視野中心とのなす角(yaw)、θ
1p 目標2と赤外線センサの視野中心とのなす角(p
itch)、θ2p 目標2と赤外線センサの視野中心
とのなす角(pitch)、R’ 目標2と誘導装置1
との距離をpitch=0の面に投影したもの、r 赤
外線センサの中心と赤外線センサの中心の距離、r1
赤外線センサの中心目標1との距離をpitch=0の
面に投影したもの、r2 赤外線センサの中心目標1と
の距離をpitch=0の面に投影したもの、2’ 目
標2をpitch=0の面に投影したもの、θ3y r
の中心と2’と赤外線センサとのなす角、H 2’とp
itch=0の面との距離。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線センサを具備した誘導装置におい
    て、上記赤外線センサが出力するビデオ信号に含まれる
    偽目標を抽出するための偽目標判定レベルスレショルド
    を目標と誘導装置との相対距離情報に基づいて計算する
    判定値計算器と、上記ビデオ信号のピークと偽目標判定
    レベルスレショルドとを比較し、ビデオ信号のピークが
    偽目標判定レベルスレショルドを越えた場合偽目標と判
    定し、ビデオ信号の中で偽目標判定レベルスレショルド
    を超えない範囲のピークのものから視野内の目標を選択
    する目標選択器とを具備したことを特徴とする誘導装
    置。
  2. 【請求項2】 赤外線センサを具備した誘導装置におい
    て、上記赤外線センサが出力するビデオ信号に含まれる
    偽目標を抽出するための偽目標判定レベルスレショルド
    を目標と誘導装置との相対距離情報に基づいて計算する
    判定値計算器と、上記ビデオ信号のピークと偽目標判定
    レベルスレショルドとを比較し、ビデオ信号のピークが
    偽目標判定レベルスレショルドを越えた場合偽目標と判
    定し、ビデオ信号の中で偽目標判定レベルスレショルド
    を超えない範囲のピークのものから視野内の目標を選択
    する目標選択器と、上記目標選択器が出力する目標位置
    から視野中心からの誤差角を計算する誤差角計算器と、
    上記赤外線センサと上記赤外線センサが出力するビデオ
    信号に含まれる偽目標を抽出するための偽目標判定レベ
    ルスレショルドを目標と誘導装置との相対距離情報に基
    づいて計算する判定値計算器と、上記ビデオ信号のピー
    クと偽目標判定レベルスレショルドとを比較し、ビデオ
    信号のピークが偽目標判定レベルスレショルドを越えた
    場合偽目標と判定し、ビデオ信号の中で偽目標判定レベ
    ルスレショルドを超えない範囲のピークのものから視野
    内の目標を選択する目標選択器と、上記目標選択器が出
    力する目標位置から視野中心からの誤差角を計算する誤
    差角計算器と、上記誤差角計算器が出力する誤差角と上
    記誤差角計算器が出力する誤差角と赤外線センサと赤外
    線センサとの間の距離を入力とし目標と誘導装置との相
    対距離を計算する相対距離計算器とを具備し、上記相対
    距離計算器が計算した目標と誘導装置との相対距離を判
    定値計算器の入力に用いることを特徴とした誘導装置。
  3. 【請求項3】 赤外線センサを具備した誘導装置におい
    て、上記赤外線センサが出力するビデオ信号に含まれる
    偽目標を抽出するための偽目標判定レベルスレショルド
    を目標と誘導装置との相対距離情報に応じ予め計算され
    た偽目標判定レベルスレショルドを出力する偽目標判定
    レベルスレショルドテーブルと、上記ビデオ信号のピー
    クと偽目標判定レベルスレショルドとを比較し、ビデオ
    信号のピークが偽目標判定レベルスレショルドを越えた
    場合偽目標と判定し、ビデオ信号の中で偽目標判定レベ
    ルスレショルドを超えない範囲のピークのものから視野
    内の目標を選択する目標選択器とを具備したことを特徴
    とする誘導装置。
  4. 【請求項4】 赤外線センサを具備した誘導装置におい
    て、上記赤外線センサが出力するビデオ信号に含まれる
    偽目標を抽出するための偽目標判定レベルスレショルド
    を目標と誘導装置との相対距離情報に基づいて計算する
    輝度判定値計算器と、目標速度範囲判定値を目標の相対
    速度情報に基づいて計算する速度判定値計算器と、上記
    ビデオ信号のピークと偽目標判定レベルスレショルドと
    を比較し、ビデオ信号のピークが偽目標判定レベルスレ
    ショルドを越えた場合または、目標サイズの変化率と目
    標の相対距離より計算される目標推定速度と目標速度範
    囲判定値を比較し、目標推定速度が目標速度範囲判定値
    内に無い場合は偽目標と判定し、目標推定速度が目標速
    度範囲判定値内でありかつ、ビデオ信号の中で偽目標判
    定レベルスレショルドを超えない範囲のピークのものか
    ら視野内の目標を選択する目標選択器とを具備したこと
    を特徴とする誘導装置。
  5. 【請求項5】 赤外線センサを具備した誘導装置におい
    て、赤外線センサが出力するビデオ信号に含まれる偽目
    標を抽出するための偽目標判定レベルスレショルドを目
    標と誘導装置との相対距離情報に基づいて計算する輝度
    判定値計算器と、目標加速度範囲判定値を目標加速度情
    報に基づいて計算する加速度判定値計算器と、上記ビデ
    オ信号のピークと偽目標判定レベルスレショルドとを比
    較し、ビデオ信号のピークが偽目標判定レベルスレショ
    ルドを越えた場合または、目標サイズの変化率と目標の
    相対距離より計算される目標推定加速度と目標加速度範
    囲判定値を比較し、目標推定加速度が目標加速度範囲判
    定値内に無い場合は偽目標と判定し、目標推定加速度が
    目標加速度範囲判定値内でありかつ、ビデオ信号の中で
    偽目標判定レベルスレショルドを超えない範囲のピーク
    のものから視野内の目標を選択する目標選択器とを具備
    したことを特徴とする誘導装置。
  6. 【請求項6】 赤外線センサを具備した誘導装置におい
    て、上記赤外線センサが出力するビデオ信号に含まれる
    偽目標を抽出するための偽目標判定レベルスレショルド
    を目標と誘導装置との相対距離情報に基づいて計算する
    輝度判定値計算器と、目標速度範囲判定値を目標の相対
    速度情報に基づいて計算する速度判定値計算器と、目標
    加速度範囲判定値を目標加速度情報に基づいて計算する
    加速度判定値計算器と、上記ビデオ信号のピークと偽目
    標判定レベルスレショルドとを比較し、ビデオ信号のピ
    ークが偽目標判定レベルスレショルドを越えた場合また
    は、目標サイズの変化率と目標の相対距離より計算され
    る目標推定速度と目標速度範囲判定値を比較し、目標推
    定速度が目標速度範囲判定値内に無い場合または、目標
    サイズの変化率と目標の相対距離より計算される目標推
    定加速度と目標加速度範囲判定値を比較し、目標推定加
    速度が目標加速度範囲判定値内に無い場合は偽目標と判
    定し、目標推定速度が目標速度範囲判定値内で、目標推
    定加速度が目標加速度範囲判定値内でありかつ、ビデオ
    信号の中で偽目標判定レベルスレショルドを超えない範
    囲のピークのものから視野内の目標を選択する目標選択
    器とを具備したことを特徴とする誘導装置。
  7. 【請求項7】 赤外線センサの受光面側に有する光学波
    長フィルタと、上記光学波長フィルタのカットオフ特性
    を制御する波長フィルタ制御器と、上記光学波長フィル
    タの値に応じ偽目標判定レベルスレショルドの値を補正
    する判定値補正器とを具備し、上記波長フィルタのカッ
    トオフ特性を変化させることにより目標と偽目標を分離
    することを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の誘導
    装置。
  8. 【請求項8】 赤外線センサの受光面側に有する光学波
    長フィルタと、上記光学波長フィルタのカットオフ特性
    を制御する波長フィルタ制御器と、上記光学波長フィル
    タの値と赤外線センサが出力するビデオ信号レベルより
    画面上の目標候補点を算出する目標候補計算器と、この
    目標候補計算器が計算した目標候補から赤外線センサが
    出力するビデオ信号ピークのものから視野内の目標を選
    択する目標選択器とを具備したことを特徴とする請求項
    1記載の誘導装置。
  9. 【請求項9】 赤外線センサの受光面側に有する光学波
    長フィルタと、上記光学波長フィルタのカットオフ特性
    を制御する波長フィルタ制御器と、光学波長フィルタの
    値と赤外線センサが出力するビデオ信号レベルより画面
    上の偽目標候補点を算出する偽目標候補計算器と、この
    偽目標候補計算器が計算した偽目標候補以外の赤外線セ
    ンサが出力するビデオ信号ピークのものから視野内の目
    標を選択する目標選択器とを具備したことを特徴とする
    請求項1記載の誘導装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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