JPH09140617A - 皮膚削り具 - Google Patents

皮膚削り具

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Publication number
JPH09140617A
JPH09140617A JP32940895A JP32940895A JPH09140617A JP H09140617 A JPH09140617 A JP H09140617A JP 32940895 A JP32940895 A JP 32940895A JP 32940895 A JP32940895 A JP 32940895A JP H09140617 A JPH09140617 A JP H09140617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
powder
around
firing
alumina
Prior art date
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Pending
Application number
JP32940895A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nagoya
清 名児耶
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Marna Inc
Original Assignee
Marna Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面の凹凸を適度なものにし、皮膚の角質部
分を適度に切除できるようにすると共に、肌に適度のマ
ッサージ刺激を与えることができるようにすることにあ
る。 【解決手段】 アルミナ、二酸化ケイ素等を主成分とす
る原料で粒体2を焼成して、この粒体2を板体に焼結
し、板体の少なくとも一部の表面にローレット条4を刻
設形成する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、美容器具として
用いられる皮膚削り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】旧来より、皮膚を削るための美容器具と
して例えば軽石が広く使用されてきている。周知のよう
に軽石は、液状溶岩が、固化作用の前またはその間に溶
岩中の溶液から開放され膨張したガスによって、極度に
膨れ上がって成形される多孔質岩である。
【0003】この軽石は廉価であること、また孔のエッ
ジ部分が皮膚の角質部分を切除できること、等よりして
利用頻度の多いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら一方で
は、孔のエッジ部分が鋭利であるため、皮膚の角質部分
を過度に切除してしまう問題がある。また、昨今では、
入浴時に肌に適度のマッサージ刺激を与えることにより
皮膚を活性化させる美容手段があるが、角質でない部分
の皮膚に従来の軽石を使用すると、刺激が強過ぎて肌を
傷めるという逆効果になる。
【0005】この発明は、上述した従来技術の欠点、不
都合、不満点を解決するため開発されたもので、表面の
凹凸を適度なものにすることを技術的課題とし、もっ
て、皮膚の角質部分を適度に切除できるようにすると共
に、肌に適度のマッサージ刺激を与えることができるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、アルミナ、二酸化ケイ素等を主成分とする原
料で粒体を焼成し、この粒体を板体に焼結して構成す
る。
【0007】従って、板体の表面には球状の粒体の一部
が露出する形態となるので、滑らかな無数の凹凸が形成
されることになり、皮膚に擦り付けることにより皮膚の
角質部分を適度に切除できると共に、肌に適度のマッサ
ージ刺激を与えることができる。
【0008】また、板体の少なくとも一部の表面にロー
レット条を刻設すれば、その突条部分のエッジで特に角
質部分の切除が確実なものになり、しかもこのエッジ部
分も球状の粒体の連続により形成されているものである
から、鋭利となることはなく削り過ぎるといったことは
ない。
【0009】
【発明の実施の形態】先ず、本発明にかかる皮膚削り具
1は、アルミナ、二酸化ケイ素等を主成分とする原料で
粒体2を焼成し、この粒体2を板体に構成して焼結した
ものであり、板体の表面3には多数の突条から成るロー
レット条4が刻設されてあり、裏面5は平滑面となって
おり、また、一部には引掛け紐の挿通用の貫通孔6が開
設されている。
【0010】粒体2は、アルミナ、二酸化ケイ素等を主
成分とする原料を1680℃で焼成したもので、ここで
は直径約0.2mm程度であって、その組織はほぼ完全な
ムライト結晶となっており、従って高度が高くて衝撃性
に強く、球状であるために流動性、充填性に優れてい
る。
【0011】この粒体2を、接着剤、分散剤等と混合し
て3乃至4気圧程度下で混練機でアメ状となるまで混練
し、更に接着剤を粒体2周囲に付着させるため、1気圧
程度下で80乃至90℃の熱風による混練を行い、更に
6乃至8気圧程度下で冷却する。
【0012】このようにして生成された原材料Aを所定
の形状、即ち上記したような形態にプレス成形するため
の手段としては、図5に示したような装置を使用する。
【0013】例えば図5では、上パンチ7と下パンチ8
の上下一対のパンチ、及び上パンチ7と下パンチ8とが
上下から嵌入する孔9が開設され、内部に原材料Aが授
入されるダイス10を用意し、成形型面となる上パンチ
7と下パンチ8の夫々の先端面を板体の表面3或いは裏
面5の形状に対応させると共に、ダイス10の孔9周面
を板体の外周面の形状に対応させる。
【0014】そして、例えばダイス10の孔9に下パン
チ8を嵌入した状態で孔9内に原材料Aを授入し、図5
(b)で示したように上パンチ7を孔9に嵌入して上下
から圧力をかけ、プレスするのである。この場合の圧力
量は、1cm2 あたり約600kgである。
【0015】このようにして固形化された成形品をプレ
ス装置から取り出し、水分を除去するために約60℃で
約6気圧の環境下で乾燥させ、しかる後、約1280℃
で約24気圧の環境下で焼結して製品とするのである。
【0016】従って、前述したような板体の表面3に多
数の突条から成るローレット条4を刻設形成したり、裏
面5を平滑面としたり、一部に貫通孔6を開設したりす
る成形は自在であり、表面全域は図3の拡大図で明らか
なように球状の粒体2の集合体となる。
【0017】
【発明の効果】本発明にかかる皮膚削り具は、上述した
構成となっているので、表面の球状の粒体によって、
肘、膝、かかと等の角質化した皮膚を痛みを伴ったり傷
付けたりすることなく美麗に削り落とすことができ、こ
の場合ローレット状部分であればその除去が更に確実で
あり、平滑部分であれば通常の皮膚部分のマッサージに
なり、天然の軽石よりも安全で耐久性に優れ、摩耗しな
い等多くの優れた作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる皮膚削り具の一実施例を示す表
面斜視図である。
【図2】皮膚削り具の裏面斜視図である。
【図3】皮膚削り具を構成する粒体の拡大図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明にかかる皮膚削り具のプレス成形装置を
示す説明図であって、(a)は成形前状態、(b)は成
形中を示す。
【符号の説明】
1;皮膚削り具、2;粒体、3;表面、4;ローレット
条、5;裏面、6;貫通孔、7;上パンチ、8;下パン
チ、9;孔、10;ダイス。
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミナ、二酸化ケイ素等を主成分とす
    る原料で粒体(2)を焼成し、該粒体(2)を板体に構
    成して焼結して成る皮膚削り具。
  2. 【請求項2】 板体の少なくとも一部の表面に、ローレ
    ット条(4)を刻設した請求項1に記載の吸盤。
JP32940895A 1995-11-27 1995-11-27 皮膚削り具 Pending JPH09140617A (ja)

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