JPH0913682A - 床面保護用のフィルムロール - Google Patents

床面保護用のフィルムロール

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Publication number
JPH0913682A
JPH0913682A JP16201195A JP16201195A JPH0913682A JP H0913682 A JPH0913682 A JP H0913682A JP 16201195 A JP16201195 A JP 16201195A JP 16201195 A JP16201195 A JP 16201195A JP H0913682 A JPH0913682 A JP H0913682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
roll
floor surface
sensitive adhesive
adhesive film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16201195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Haruyama
喜一 春山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMIRON KK
Original Assignee
SUMIRON KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SUMIRON KK filed Critical SUMIRON KK
Priority to JP16201195A priority Critical patent/JPH0913682A/ja
Publication of JPH0913682A publication Critical patent/JPH0913682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床の汚れを防止する粘着フィルムを床面上に
能率よく貼付けることができるようにしたフィルムロー
ルを提供する。 【構成】 エンボス加工が施されたフィルム基材2と、
その片面に設けられた粘着剤層3とから成る粘着フィル
ム1を、粘着剤層3を外側にしてロール状に巻取る。そ
のフィルムロールの粘着フィルム1の端末部を床面に接
着し、フィルムロールの押圧により、そのロールを転が
り移動させて粘着フィルム1を床面に貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工事中の床を土足の
汚れや雨や埃から守るために使用する床面保護用のフィ
ルムロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築物における木構造は、在来
軸組工法、わく組壁工法およびパネル式プレハブ工法に
分類される。
【0003】ここで、わく組壁工法はツーバイフォー工
法と呼ばれている。このツーバイフォー工法において
は、基本材で形成された枠に各種のボードを釘止めして
壁を形成し、その壁を床の上に建て上げていく工法であ
るため、予め形成された床が壁の建て上げ時に土足によ
って汚され、あるいは埃の付着や雨によって汚れること
が多い。
【0004】これを防止するため、普通、床面上にフィ
ルム基材の片面に粘着剤層を設けた粘着フィルムを貼付
けて床面の保護を図るようにしている。
【0005】通常、粘着フィルムはロール状とされ、そ
のフィルムロールを床面上で転がしながら粘着フィルム
を繰り出すつつ床面に貼付ける貼付け方法が採用され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のフィ
ルムロールは、粘着フィルムの粘着剤層を内側にして粘
着フィルムを巻き取った構成であるため、粘着フィルム
の貼付けに際して、フィルムロールから引き出された粘
着フィルムの端末部を床面に押し付けて接着させたの
ち、そのフィルムロールを引き乍ら転がり移動させて、
フィルムロールから繰り出された粘着フィルムを床面に
順次押え付ける必要が生じる。
【0007】このため、フィルムロールを転がり移動さ
せる作業者と、そのフィルムロールから繰り出された粘
着フィルムを床面に押え付ける作業者の少なくとも2人
の作業者が必要となり、省人化を図るうえにおいて改善
すべき点がある。
【0008】また、フィルムロールを転がり移動させる
作業者は後向きの状態で移動する必要があるため、床の
端から足を踏み外すおそれがあり、例えば2階の床であ
るときわめて危険である。
【0009】一般に、床面保護用の粘着フィルムのフィ
ルム基材にはエンボス加工により凹凸が設けられて滑り
止めの機能が付与されている。ところで、従来のフィル
ムロールは、フィルム基材の表裏両面に凹凸模様を設け
ているため、粘着剤層にも凹凸が生じている。このた
め、貼付け後の粘着フィルムに傷がつくと、その傷から
浸入する雨水は粘着剤層の凹部に沿って床表面に拡が
り、粘着フィルムが剥れ易くなるという不都合もあっ
た。
【0010】この発明の第1の課題は、床に対して粘着
フィルムを能率よく安全に貼付けることができるように
したフィルムロールを提供することである。また、この
発明の第2の課題は、安定した接着状態を得ることがで
きるフィルムロールを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
するために、この発明においては、エンボス加工が施さ
れたフィルム基材の片面に粘着剤層を設けた粘着フィル
ムを、粘着剤層を外側にしてロール状に巻付けた構成を
採用している。
【0012】また、第2の課題を解決するために、この
発明においては、フィルム基材の表面にのみエンボス加
工を施し、その平坦な裏面に粘着剤層を設けている。
【0013】
【作用】上記のように、粘着剤層を外側にして粘着フィ
ルムを巻取るようにしたことにより、床面にフィルムロ
ールを載置すると、粘着剤層が床面に接着することにな
り、その粘着フィルムの端末部を床面に接着させてフィ
ルムロールを押し乍ら転がり移動させることによって粘
着フィルムを床面に貼付けることができる。
【0014】また、フィルム基材の表面にのみエンボス
加工を施すと、そのフィルム基材の裏面に設けられた粘
着剤層に凹凸が生じず、粘着フィルムの貼付け後、その
フィルムに傷がつき、その傷から雨水が浸入しても雨水
は拡がらず、粘着フィルムの安定した接着状態を得るこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0016】図示のように、粘着フィルム1は、フィル
ムから成る基材2と、その基材2の片面に形成された粘
着剤層3とから成り、上記基材2はエンボス加工が施さ
れ、全体にわたって凹凸4が設けられている。ここで、
フィルム基材2として、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル等を挙げることができる。
【0017】上記粘着フィルム1は、粘着剤層3を外側
にしてロール状に巻かれている。5はフィルムロールを
示す。
【0018】上記のように、粘着剤層3を外側にして粘
着フィルム1をロール状に巻取ることによって、フィル
ムロール5の外周に粘着剤層3が臨み、そのフィルムロ
ール5を床面10上に載置すると、ロールの重量で外周
の粘着剤層3が床面10に接着する。
【0019】そこで、粘着フィルム1の端末部を床面1
0に接着させ、図3に示すように、フィルムロール5を
押し込むと、フィルムロール5は転がり移動し、その移
動によって粘着フィルム1が繰り出される。このとき、
粘着フィルム1の繰り出し位置にはフィルムロール5の
重量が作用するため、粘着フィルム1は床面10に接着
されつつフィルムロール5から順次繰り出されることに
なる。
【0020】このため、フィルムロール5から繰り出さ
れた粘着フィルム1を押え付けて床面10に接着させる
という作業を不要とし、床面10に対して粘着フィルム
1を能率よく貼付けることができる。
【0021】また、フィルムロール5の押し込みによっ
てフィルムロール5を転がり移動させることができるた
め、作業者は前向きの状態で移動することができ、床面
10の端から足を踏み外すという危険が少なく、安全に
貼付け作業を行なうことができる。
【0022】図4に示すように、フィルム基材2の表面
にのみエンボス加工を施して、その表面に凹凸4を形成
し、平坦な裏面に粘着剤層3を設けると、粘着フィルム
1の貼付けにより、粘着剤層3の全体が床面に接着す
る。このため、粘着フィルム1に傷がつき、その傷から
雨水が浸入しても、その雨水は拡がらず、粘着フィルム
1の安定した接着状態を確保することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るフィルム
ロールにおいては、粘着剤層を外側にして粘着フィルム
をロール状に巻き取ったので、粘着フィルムの端末部の
貼付け後にフィルムロールを転がり移動させることによ
って床面上に粘着フィルムを貼付けることができ、粘着
フィルムの貼付け作業を能率よく行なうことができる。
【0024】また、フィルムロールを押すことによりフ
ィルムロールが転がり移動して粘着フィルムは接着され
つつフィルムロールから順次繰り出されるため、粘着フ
ィルムの貼付け作業を1人の作業者によって行なうこと
ができると共に、作業者は前向きの状態で移動すること
ができるので、安全に作業することができる。
【0025】さらに、フィルム基材にはエンボス加工が
施され、表面の凹凸横様は滑り止めとしての機能を発揮
するため、粘着フィルム上において安全に作業すること
ができる。
【0026】また、フィルム基材の表面にのみエンボス
加工を施すと、その裏面に設けられた粘着剤層に凹凸が
生じず、粘着剤層の全体を床面に接着させることができ
る。このため、接着フィルムに傷が付き、その傷から雨
水が浸入しても雨水は拡がらず、きわめて安定した接着
状態を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るフィルムロールの一実施例を示
す斜視図
【図2】同上の粘着フィルムの一部分を示す拡大断面図
【図3】粘着フィルムの貼付け状態を示す正面図
【図4】粘着フィルムの他の例を示す断面図
【符号の説明】
1 粘着フィルム 2 フィルム基材 3 粘着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 21/28 E04G 21/28 B 21/30 21/30 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンボス加工が施されたフィルム基材の
    片面に粘着剤層を設けた粘着フィルムを、粘着剤層を外
    側にしてロール状に巻付けた床面保護用のフィルムロー
  2. 【請求項2】 前記エンボス加工がフィルム基材の表面
    にのみ形成され、そのフィルム基材の裏面に粘着剤層が
    設けられた請求項1に記載の床面保護用のフィルムロー
    ル。
JP16201195A 1995-06-28 1995-06-28 床面保護用のフィルムロール Pending JPH0913682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16201195A JPH0913682A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 床面保護用のフィルムロール

Applications Claiming Priority (1)

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JP16201195A JPH0913682A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 床面保護用のフィルムロール

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Publication Number Publication Date
JPH0913682A true JPH0913682A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15746360

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16201195A Pending JPH0913682A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 床面保護用のフィルムロール

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JP (1) JPH0913682A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307097A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Hongzhi Wu 磁性を具えた樹脂テープ及びその製造方法
CN111041952A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 江苏兆通工程技术有限公司 一种道路用泡沫混凝土养护装置

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