JPH09135759A - 盗難防止用cdケースカバー - Google Patents
盗難防止用cdケースカバーInfo
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- JPH09135759A JPH09135759A JP32368095A JP32368095A JPH09135759A JP H09135759 A JPH09135759 A JP H09135759A JP 32368095 A JP32368095 A JP 32368095A JP 32368095 A JP32368095 A JP 32368095A JP H09135759 A JPH09135759 A JP H09135759A
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- JP
- Japan
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- case cover
- case
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1の課題は規格のCDケースだけでなくや
や大きなCDケースにも取付けられる盗難防止用CDケ
ースカバーを提供する。第2の課題はCDケースカバー
がかさばらず棚のスペースに多くのCDを展示する。第
3の課題はポケットやバックに取り込みにくくして盗難
を防止する。第4の課題は盗難防止用の金属テープの取
付け・取外しを簡単に行え、外部からは取り外せなくす
る。 【解決手段】 薄い箱型で内部に規格よりやや大きなC
Dケースを収納する収納空間3を有するケースカバー本
体2の天井面に出し入れ口4を設け、幅調整プレート2
6をケースカバー本体2の内面に着脱自在に取付けて前
記収納空間3の幅を規格のCDケースの幅とし、出し入
れ口4に隣接したケースカバー本体2の外側面に設けた
ポケット17内にCDケースの出し入れを阻止するL字
形のストッパー片12を挿入すると共に、互いをラチェ
ット爪となる板バネ19とラチェット溝15とで連結し
た。
や大きなCDケースにも取付けられる盗難防止用CDケ
ースカバーを提供する。第2の課題はCDケースカバー
がかさばらず棚のスペースに多くのCDを展示する。第
3の課題はポケットやバックに取り込みにくくして盗難
を防止する。第4の課題は盗難防止用の金属テープの取
付け・取外しを簡単に行え、外部からは取り外せなくす
る。 【解決手段】 薄い箱型で内部に規格よりやや大きなC
Dケースを収納する収納空間3を有するケースカバー本
体2の天井面に出し入れ口4を設け、幅調整プレート2
6をケースカバー本体2の内面に着脱自在に取付けて前
記収納空間3の幅を規格のCDケースの幅とし、出し入
れ口4に隣接したケースカバー本体2の外側面に設けた
ポケット17内にCDケースの出し入れを阻止するL字
形のストッパー片12を挿入すると共に、互いをラチェ
ット爪となる板バネ19とラチェット溝15とで連結し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)、CD−ROM、PD、DVD等(本明細書
中CDと総称する)を収納したCDケースに取付けて棚
やラックに収納して展示すると共に販売や貸し出しを行
い、CDがCDケースから取り出せないようにして盗難
を防止する盗難防止用CDケースカバーに関する。
ディスク)、CD−ROM、PD、DVD等(本明細書
中CDと総称する)を収納したCDケースに取付けて棚
やラックに収納して展示すると共に販売や貸し出しを行
い、CDがCDケースから取り出せないようにして盗難
を防止する盗難防止用CDケースカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CDの盗難を防止するものとし
て、外形形状がCDケースより一回り大きく、且つ内部
に規格サイズのCDケースを収納する収納空間を形成し
た縦に薄く延びる箱型のケースカバー本体の前面にCD
ケースを出し入れする出し入れ口を設け、出し入れ口と
直交するケースカバー本体の天井面の外部にケースカバ
ー本体の天井面を貫通して収納空間内に突出する突出爪
をロック可能に設けた構成のCDケースカバーが知られ
ている。このCDケースカバーをCDケースに取付ける
には、ケースカバー本体の出し入れ口から収納空間内へ
CDケースを挿入し、突出爪が収納空間内に突出してロ
ックされ、突出爪の先端がCDケースの天井面の外表面
に形成されている波面と噛み合い、CDケースの抜け出
しを防ぎ、CDケースカバーをCDケースに取付け、C
DケースカバーでCDケースの開閉を阻止して盗難を防
止するものであった。このCDケースカバーの収納空間
の大きさは国内の規格のCDケースの大きさに合せたも
のであったため、輸入盤のCD等外国・製造メーカーに
よってCDケースの大きさが数mm異なっているCDケ
ースには、CDケースカバーを取付けることが出来なか
った。このため、CDケースの大きさに合せ収納空間の
大きさの異なったCDケースカバーを複数種類用意して
おかなければならず、コストが高くかかっていた。又、
複数種類のCDケースカバーを用意することで、CDケ
ースに合ったCDケースカバーを選び出さなければなら
ず手間がかかっていた。CDケースカバーを取付けたC
Dケースを並設して店内に展示した場合、隣接するCD
ケースカバーの左面と右面との肉厚分だけ場所を多く取
ってしまい、CDケースカバーがかさばってしまいCD
ケースを収納・展示する棚毎に収納するCDの数が減少
するという問題点があった。
て、外形形状がCDケースより一回り大きく、且つ内部
に規格サイズのCDケースを収納する収納空間を形成し
た縦に薄く延びる箱型のケースカバー本体の前面にCD
ケースを出し入れする出し入れ口を設け、出し入れ口と
直交するケースカバー本体の天井面の外部にケースカバ
ー本体の天井面を貫通して収納空間内に突出する突出爪
をロック可能に設けた構成のCDケースカバーが知られ
ている。このCDケースカバーをCDケースに取付ける
には、ケースカバー本体の出し入れ口から収納空間内へ
CDケースを挿入し、突出爪が収納空間内に突出してロ
ックされ、突出爪の先端がCDケースの天井面の外表面
に形成されている波面と噛み合い、CDケースの抜け出
しを防ぎ、CDケースカバーをCDケースに取付け、C
DケースカバーでCDケースの開閉を阻止して盗難を防
止するものであった。このCDケースカバーの収納空間
の大きさは国内の規格のCDケースの大きさに合せたも
のであったため、輸入盤のCD等外国・製造メーカーに
よってCDケースの大きさが数mm異なっているCDケ
ースには、CDケースカバーを取付けることが出来なか
った。このため、CDケースの大きさに合せ収納空間の
大きさの異なったCDケースカバーを複数種類用意して
おかなければならず、コストが高くかかっていた。又、
複数種類のCDケースカバーを用意することで、CDケ
ースに合ったCDケースカバーを選び出さなければなら
ず手間がかかっていた。CDケースカバーを取付けたC
Dケースを並設して店内に展示した場合、隣接するCD
ケースカバーの左面と右面との肉厚分だけ場所を多く取
ってしまい、CDケースカバーがかさばってしまいCD
ケースを収納・展示する棚毎に収納するCDの数が減少
するという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は、従来のこれらの問題点を解消し、規
格のCDケースばかりでなく規格よりやや大きなCDケ
ースでも容易に且つ確実に取付けることが出来る盗難防
止用CDケースカバーを提供することにある。第2の課
題は、CDケースへの収納や取り出しが迅速且つ容易に
より一層行えるものとすることにある。第3の課題は、
CDケースのかさばりを減少させ、CDケースカバーを
取付けた状態のCDケースを棚に複数立てた状態で横に
並べて収納した際、より多くのCDケースを収納出来る
ようにすることにある。第4の課題は、CDケースカバ
ーの外形形状を大きくしてポケットやバックにCDケー
スを取り込みにくくし、盗難の防止をより一層向上させ
ることにある。第5の課題は、盗難防止用の金属テープ
をCDケースに容易に且つ確実に、取付け・取外しが行
えると共に、外部からの取り外しを確実に阻止し、盗難
を確実に防止することにある。第6の課題は、CDケー
スの全体を目視出来るようにすることにある。
する第1の課題は、従来のこれらの問題点を解消し、規
格のCDケースばかりでなく規格よりやや大きなCDケ
ースでも容易に且つ確実に取付けることが出来る盗難防
止用CDケースカバーを提供することにある。第2の課
題は、CDケースへの収納や取り出しが迅速且つ容易に
より一層行えるものとすることにある。第3の課題は、
CDケースのかさばりを減少させ、CDケースカバーを
取付けた状態のCDケースを棚に複数立てた状態で横に
並べて収納した際、より多くのCDケースを収納出来る
ようにすることにある。第4の課題は、CDケースカバ
ーの外形形状を大きくしてポケットやバックにCDケー
スを取り込みにくくし、盗難の防止をより一層向上させ
ることにある。第5の課題は、盗難防止用の金属テープ
をCDケースに容易に且つ確実に、取付け・取外しが行
えると共に、外部からの取り外しを確実に阻止し、盗難
を確実に防止することにある。第6の課題は、CDケー
スの全体を目視出来るようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 内部空間を規格よりやや大きなCDケースが収納
出来る収納空間とした縦に薄く延びる箱型で且つ広い面
を左右面としたケースカバー本体の前面・後面・天井面
・底面のいずれかにCDケースの出し入れ口を設け、同
出し入れ口と直交する前記収納空間の内面に収納空間の
幅を調整する細長な幅調整プレートを着脱自在に取付
け、前記出し入れ口からのCDケースの出し入れを阻止
するL字形ストッパー片をCDケースの出し入れ方向へ
ストッパー位置調整可能に且つ所定の位置でロック可能
に前記ケースカバー本体に取付けたことを特徴とする盗
難防止用CDケースカバー 2) 前記出し入れ口に隣接したケースカバー本体の周
縁に前記ストッパー片をCDケースの出し入れ方向に移
動自在に取付けるポケットを設け、前記ストッパー片と
前記ポケットの内面との対向面のいずれかの面にラチェ
ット溝を形成し、同ラチェット溝と掛合する磁性体又は
磁石のラチェット爪を前記ラチェット溝を設けていない
側の前記対向面に取付けた前記1)記載の盗難防止用C
Dケースカバー 3) ケースカバー本体の右面をケースカバー本体の前
後方向に長く一定の巾で切除し、同右面の切除されない
で残った部分と対向する領域部分を少なくとも含むよう
に前記ケースカバー本体の左面を一定の巾で前記ケース
カバー本体の前後方向に長く切除した前記1)又は2)
いずれか記載の盗難防止用CDケースカバー 4) 縦に薄く延びた前記ケースカバー本体に縦方向へ
延長して延びる拡張板を形成した前記1)〜3)いずれ
か記載の盗難防止用CDケースカバー 5) 前記ケースカバー本体の内面に盗難防止装置に探
知される盗難防止用の金属テープを取付けた前記1)〜
4)いずれか記載の盗難防止用CDケースカバー 6) 前記ケースカバー本体が透明体である前記1)〜
5)いずれか記載の盗難防止用CDケースカバー にある。
発明の構成は、 1) 内部空間を規格よりやや大きなCDケースが収納
出来る収納空間とした縦に薄く延びる箱型で且つ広い面
を左右面としたケースカバー本体の前面・後面・天井面
・底面のいずれかにCDケースの出し入れ口を設け、同
出し入れ口と直交する前記収納空間の内面に収納空間の
幅を調整する細長な幅調整プレートを着脱自在に取付
け、前記出し入れ口からのCDケースの出し入れを阻止
するL字形ストッパー片をCDケースの出し入れ方向へ
ストッパー位置調整可能に且つ所定の位置でロック可能
に前記ケースカバー本体に取付けたことを特徴とする盗
難防止用CDケースカバー 2) 前記出し入れ口に隣接したケースカバー本体の周
縁に前記ストッパー片をCDケースの出し入れ方向に移
動自在に取付けるポケットを設け、前記ストッパー片と
前記ポケットの内面との対向面のいずれかの面にラチェ
ット溝を形成し、同ラチェット溝と掛合する磁性体又は
磁石のラチェット爪を前記ラチェット溝を設けていない
側の前記対向面に取付けた前記1)記載の盗難防止用C
Dケースカバー 3) ケースカバー本体の右面をケースカバー本体の前
後方向に長く一定の巾で切除し、同右面の切除されない
で残った部分と対向する領域部分を少なくとも含むよう
に前記ケースカバー本体の左面を一定の巾で前記ケース
カバー本体の前後方向に長く切除した前記1)又は2)
いずれか記載の盗難防止用CDケースカバー 4) 縦に薄く延びた前記ケースカバー本体に縦方向へ
延長して延びる拡張板を形成した前記1)〜3)いずれ
か記載の盗難防止用CDケースカバー 5) 前記ケースカバー本体の内面に盗難防止装置に探
知される盗難防止用の金属テープを取付けた前記1)〜
4)いずれか記載の盗難防止用CDケースカバー 6) 前記ケースカバー本体が透明体である前記1)〜
5)いずれか記載の盗難防止用CDケースカバー にある。
【0005】
【作用】本発明では、CDケースをストッパー片を取外
した状態のケースカバー本体の出し入れ口から収納空間
内に挿入した後、ストッパー片をCDケースの出し入れ
方向からケースカバー本体に取付けて本発明のCDケー
スカバーをCDケースに取付ける。L字形のストッパー
片の折曲部分がケースカバー本体の出し入れ口と対向
し、且つ出し入れ口から露出したCDケースと接触又は
近接した状態でストッパー片をロックする。これによ
り、ストッパー片が出し入れ口からCDケースの抜け出
しを防ぎ、CDケースカバーの右面と左面とがCDケー
スの開閉を阻止している。CDケースカバーを取外す場
合は、ストッパー片のロックを解除し、ストッパー片を
ケースカバー本体から取り外すことで、CDケースをケ
ースカバー本体から取り出すことが出来る。このCDケ
ースカバーを取付けたCDは普通に棚に立てて横に並べ
るように収納したり、ケースカバー本体の左右面を前に
向けて棚に載置したりして店内に展示し、お客がこのC
Dケースを受付けに持参した際に店員がストッパー片を
ケースカバー本体から取外し、CDを販売又は貸し出し
ていけばよい。CDケースが規格より大きなCDケース
の場合、ケースカバー本体の内面に取付けた幅調整プレ
ートを取り外し、収納空間の幅を広げることで、大きな
CDケースを収納出来る収納空間を形成することが出
来、後は前記と同様にしてCDケースカバーを規格より
大きなCDケースに取付けていく。
した状態のケースカバー本体の出し入れ口から収納空間
内に挿入した後、ストッパー片をCDケースの出し入れ
方向からケースカバー本体に取付けて本発明のCDケー
スカバーをCDケースに取付ける。L字形のストッパー
片の折曲部分がケースカバー本体の出し入れ口と対向
し、且つ出し入れ口から露出したCDケースと接触又は
近接した状態でストッパー片をロックする。これによ
り、ストッパー片が出し入れ口からCDケースの抜け出
しを防ぎ、CDケースカバーの右面と左面とがCDケー
スの開閉を阻止している。CDケースカバーを取外す場
合は、ストッパー片のロックを解除し、ストッパー片を
ケースカバー本体から取り外すことで、CDケースをケ
ースカバー本体から取り出すことが出来る。このCDケ
ースカバーを取付けたCDは普通に棚に立てて横に並べ
るように収納したり、ケースカバー本体の左右面を前に
向けて棚に載置したりして店内に展示し、お客がこのC
Dケースを受付けに持参した際に店員がストッパー片を
ケースカバー本体から取外し、CDを販売又は貸し出し
ていけばよい。CDケースが規格より大きなCDケース
の場合、ケースカバー本体の内面に取付けた幅調整プレ
ートを取り外し、収納空間の幅を広げることで、大きな
CDケースを収納出来る収納空間を形成することが出
来、後は前記と同様にしてCDケースカバーを規格より
大きなCDケースに取付けていく。
【0006】請求項2記載の発明では、ストッパー片を
ポケットに挿入するだけで、ラチェット爪がラチェット
溝に噛み合いながらポケット内に挿入され、一度挿入さ
れたストッパー片はラチェット爪とラチェット溝との掛
合でもってポケットからの引き抜きを阻止され、ストッ
パー片はポケット内に拘束されロック状態となる。スト
ッパー片をポケット内から引き抜く場合は、強力な磁石
を用いた解除具でラチェット爪をラチェット溝から離れ
るようにポケットの外部から当てて、磁性体のラチェッ
ト爪を磁力で吸引し、ラチェット溝から引き離し、スト
ッパー片をロック状態から解除状態とする。これによ
り、ストッパー片をポケットから引き抜くことが出来、
CDケースをCDケースカバーから取り出すことが出来
る。ラチェット爪が磁石であれば、解除具の磁石と対向
する側のラチェット爪の極性をラチェット爪がラチェッ
ト溝から離れるように同一の極性又は異なる極性に合せ
ていれば、解除具の磁石による吸引力又は反発力でラチ
ェット爪がラチェット溝から離れ、ロック解除となる。
ラチェット爪がラチェット溝と噛み合うことで、ストッ
パー片をポケットに所定深さの挿入位置でロック状態と
することが出来るので、ケースカバー本体の出し入れ口
からCDケースの一部が突出するような大きなCDケー
スであっても、ストッパー片がCDケースカバーからC
Dケースが抜け出すことを防ぐ。
ポケットに挿入するだけで、ラチェット爪がラチェット
溝に噛み合いながらポケット内に挿入され、一度挿入さ
れたストッパー片はラチェット爪とラチェット溝との掛
合でもってポケットからの引き抜きを阻止され、ストッ
パー片はポケット内に拘束されロック状態となる。スト
ッパー片をポケット内から引き抜く場合は、強力な磁石
を用いた解除具でラチェット爪をラチェット溝から離れ
るようにポケットの外部から当てて、磁性体のラチェッ
ト爪を磁力で吸引し、ラチェット溝から引き離し、スト
ッパー片をロック状態から解除状態とする。これによ
り、ストッパー片をポケットから引き抜くことが出来、
CDケースをCDケースカバーから取り出すことが出来
る。ラチェット爪が磁石であれば、解除具の磁石と対向
する側のラチェット爪の極性をラチェット爪がラチェッ
ト溝から離れるように同一の極性又は異なる極性に合せ
ていれば、解除具の磁石による吸引力又は反発力でラチ
ェット爪がラチェット溝から離れ、ロック解除となる。
ラチェット爪がラチェット溝と噛み合うことで、ストッ
パー片をポケットに所定深さの挿入位置でロック状態と
することが出来るので、ケースカバー本体の出し入れ口
からCDケースの一部が突出するような大きなCDケー
スであっても、ストッパー片がCDケースカバーからC
Dケースが抜け出すことを防ぐ。
【0007】請求項3記載の発明では、本発明のCDケ
ースカバーを複数接触状態で並設したり、又CDケース
カバーを横にねかせた状態で上に積み重ねたりして収納
及び展示した場合、CDケースカバーの右面と左面との
切除部分に、隣接する別のCDケースカバーの右面又は
左板が噛み合った状態となり、CDケース間に介在する
CDケースカバーの肉厚を減少出来、CDケースカバー
がかさばらないものとなる。又、ケースカバー本体の右
面と左面との切除部分は、ケースカバー本体の前面と後
面との周縁で開口しているので、CDケースカバーの右
面と左面とを隣り合うCDケースカバーの切除部分と噛
み合った状態のままこの切除部分内で移動させていくこ
とが出来るので、隣り合うCDケースカバーが何ら障害
となることなく、CDケースカバーを取付けたCDケー
スを引き出すことが出来る。
ースカバーを複数接触状態で並設したり、又CDケース
カバーを横にねかせた状態で上に積み重ねたりして収納
及び展示した場合、CDケースカバーの右面と左面との
切除部分に、隣接する別のCDケースカバーの右面又は
左板が噛み合った状態となり、CDケース間に介在する
CDケースカバーの肉厚を減少出来、CDケースカバー
がかさばらないものとなる。又、ケースカバー本体の右
面と左面との切除部分は、ケースカバー本体の前面と後
面との周縁で開口しているので、CDケースカバーの右
面と左面とを隣り合うCDケースカバーの切除部分と噛
み合った状態のままこの切除部分内で移動させていくこ
とが出来るので、隣り合うCDケースカバーが何ら障害
となることなく、CDケースカバーを取付けたCDケー
スを引き出すことが出来る。
【0008】請求項4記載の発明では、拡張板をCDケ
ースカバーに取付け、外形を大きくすることで、展示中
のCDをポケットやバックに取り込みにくくし、盗難を
防止する。請求項5記載の発明では、店の出入口又は店
内のCD展示フロアーの出入口に設置される盗難防止装
置が探知する盗難防止用の金属テープをケースカバー本
体の内面に取付けているので、CDケースカバーをCD
ケースに取付けた状態では、外部から金属テープをはぎ
取ることが出来ず、無断でCDケースを持ち出そうとし
ても盗難防止装置が金属テープの通過を探知して盗難を
防止する。請求項6記載の発明では、CDケースカバー
が透明であるので、CDケースに表記された情報をCD
ケースカバーが何ら障害となることなくお客に提供出
来、又CDの識別にも何ら障害となることはない。
ースカバーに取付け、外形を大きくすることで、展示中
のCDをポケットやバックに取り込みにくくし、盗難を
防止する。請求項5記載の発明では、店の出入口又は店
内のCD展示フロアーの出入口に設置される盗難防止装
置が探知する盗難防止用の金属テープをケースカバー本
体の内面に取付けているので、CDケースカバーをCD
ケースに取付けた状態では、外部から金属テープをはぎ
取ることが出来ず、無断でCDケースを持ち出そうとし
ても盗難防止装置が金属テープの通過を探知して盗難を
防止する。請求項6記載の発明では、CDケースカバー
が透明であるので、CDケースに表記された情報をCD
ケースカバーが何ら障害となることなくお客に提供出
来、又CDの識別にも何ら障害となることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】CDケースカバー本体内の収納空
間の幅は、幅調整プレートを取付けた状態では、約14
cmで、幅調整プレートを取外した状態では、約15c
mの大きさが実用的である。ケースカバー本体は全体が
透明体であることが望ましいが、ケースカバー本体の一
面を透明体としたり、全体を非透明体とする場合があ
る。このケースカバー本体が非透明体である場合、出し
入れ口からCDケースを識別したり、ケースカバー本体
の右面又は左面に開口部を設けてこの開口部からCDケ
ースを識別すればよい。CDケースカバーの右面と左面
とに形成する切除部の切除箇所は両面とも2箇所とする
ことが望ましい。CDケースカバーの外形は高さ約1
2.5cm、幅約15cm、厚さ約1.5cm程が実用
的な外形寸法である。幅調整プレートは厚さ約3〜5m
m程が実用的である。ケースカバー本体の内面には金属
テープを貼着することが望ましいが貼着しない場合もあ
る。ケースカバー本体の素材はプラスチックがよく使用
される。
間の幅は、幅調整プレートを取付けた状態では、約14
cmで、幅調整プレートを取外した状態では、約15c
mの大きさが実用的である。ケースカバー本体は全体が
透明体であることが望ましいが、ケースカバー本体の一
面を透明体としたり、全体を非透明体とする場合があ
る。このケースカバー本体が非透明体である場合、出し
入れ口からCDケースを識別したり、ケースカバー本体
の右面又は左面に開口部を設けてこの開口部からCDケ
ースを識別すればよい。CDケースカバーの右面と左面
とに形成する切除部の切除箇所は両面とも2箇所とする
ことが望ましい。CDケースカバーの外形は高さ約1
2.5cm、幅約15cm、厚さ約1.5cm程が実用
的な外形寸法である。幅調整プレートは厚さ約3〜5m
m程が実用的である。ケースカバー本体の内面には金属
テープを貼着することが望ましいが貼着しない場合もあ
る。ケースカバー本体の素材はプラスチックがよく使用
される。
【0010】請求項2記載の発明で、ラチェット爪を収
納空間と背を向けたポケットの内面と対向したポケット
の内面に取付け、ラチェット溝をストッパー片に設ける
ことが望ましいが、ラチェット爪をストッパー片に取付
け、ラチェット溝をポケットの内面に取付けてもよい。
ラチェット爪が磁性体である場合、ラチェット爪をポケ
ットの内面に取付けるには、ケースカバー本体の収納空
間と背を向けたポケットの内面以外の内面の位置に取付
ける必要がある。ラチェット爪が磁石である場合、前記
記載のようにラチェット爪を取付けることが出来なかっ
たケースカバー本体の収納空間と背を向けたポケットの
内面位置に取付けることが出来るがこの場合、強力な磁
石を用いたロック解除具の磁石と反発するようにラチェ
ット爪の極性を合せていれば、ロック解除具の反発力で
ラチェット爪が取付けた位置のポケットの内面側に押し
出されてラチェット溝から離れるので、ロックが解除状
態となる。拡張板は、ケースカバー本体と一体成型する
場合と、別部材の拡張板をケースカバー本体に着脱自在
に連結する場合とがある。ケースカバー本体の右面と左
面とは、切除せず残った部分をいずれか一方の面に2箇
所以上形成することが望ましい。
納空間と背を向けたポケットの内面と対向したポケット
の内面に取付け、ラチェット溝をストッパー片に設ける
ことが望ましいが、ラチェット爪をストッパー片に取付
け、ラチェット溝をポケットの内面に取付けてもよい。
ラチェット爪が磁性体である場合、ラチェット爪をポケ
ットの内面に取付けるには、ケースカバー本体の収納空
間と背を向けたポケットの内面以外の内面の位置に取付
ける必要がある。ラチェット爪が磁石である場合、前記
記載のようにラチェット爪を取付けることが出来なかっ
たケースカバー本体の収納空間と背を向けたポケットの
内面位置に取付けることが出来るがこの場合、強力な磁
石を用いたロック解除具の磁石と反発するようにラチェ
ット爪の極性を合せていれば、ロック解除具の反発力で
ラチェット爪が取付けた位置のポケットの内面側に押し
出されてラチェット溝から離れるので、ロックが解除状
態となる。拡張板は、ケースカバー本体と一体成型する
場合と、別部材の拡張板をケースカバー本体に着脱自在
に連結する場合とがある。ケースカバー本体の右面と左
面とは、切除せず残った部分をいずれか一方の面に2箇
所以上形成することが望ましい。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本実施例の右側面図、図2は本実施例の正面
図、図3は図1でのA−A断面図、図4は本実施例での
立てた状態での展示状態を示す説明図、図5は本実施例
でのロック部を示す縦断面図、図6は本実施例の取外す
状態を示す説明図、図7は本実施例のロック部のロック
解除を示す説明図、図8は本実施例で大きなCDケース
に取付けた状態を示す説明図、図9は本実施例でCDケ
ースカバーに取付ける拡張板の正面図、図10は図8で
のB−B断面図、図11は拡張板を取付けたCDケース
カバーの展示状態を示す説明図である。
る。図1は本実施例の右側面図、図2は本実施例の正面
図、図3は図1でのA−A断面図、図4は本実施例での
立てた状態での展示状態を示す説明図、図5は本実施例
でのロック部を示す縦断面図、図6は本実施例の取外す
状態を示す説明図、図7は本実施例のロック部のロック
解除を示す説明図、図8は本実施例で大きなCDケース
に取付けた状態を示す説明図、図9は本実施例でCDケ
ースカバーに取付ける拡張板の正面図、図10は図8で
のB−B断面図、図11は拡張板を取付けたCDケース
カバーの展示状態を示す説明図である。
【0012】図中1はCDケースカバー、2は幅15.
2cm高さ12.7cm、厚さ1.7cm程の透明なプ
ラスチック製で天井面を開口して出し入れ口4を設けた
中空なケースカバー本体、3は同ケースカバー本体2の
内部に形成されるCDケース28の収納空間、4はケー
スカバー本体2の出し入れ口、5はケースカバー本体2
の前面、6はケースカバー本体2の後面、7はケースカ
バー本体2の右面、8はケースカバー本体2の左面、9
はケースカバー本体2の底面、12は高さ4cm程のプ
ラスチック製でL字形のストッパー片、13は出し入れ
口4の開口面と対向する同ストッパー片12の対向面、
15はラチェット溝、17はポケット、19はケースカ
バー本体2と接する面と対向する一番ケースカバー本体
2から離れたポケット17の内面となるケーシング20
に取付けたラチェット爪となる金属製の板バネ、20は
ポケット17のケーシング、23はCDケースカバー本
体2の右面7と左面8とにそれぞれ2箇所前面5と後面
6との周面で開放するように長く延ばして切除した切除
部分、26はケースカバー本体2の前面5と後面6との
内面に着脱自在に取付けられ且つ同切除部分23にはめ
込む係止突起27を有するプラスチック製で細長な幅調
整プレート、27は同幅調整プレート26の係止突起、
28は規格サイズのCDケース、29は強力な磁石を用
いたロック解除具、30は同ロック解除具29の磁石
部、31は立てた状態で展示する展示ラック、32はケ
ースカバー本体2の左面8の内面に貼着している金属探
知器を用いた盗難防止装置で探知される金属テープ、3
4は規格サイズより大きいサイズのCDケース、35は
幅15.3cm高さ19cm厚さ13cm程の大きさで
ケースカバー本体2の底面9に嵌合させる嵌合部36を
有し且つ係止ピン42を挿入する挿入溝37を設けた拡
張板、36は同拡張板35の嵌合部、37は同拡張板3
5の挿入溝、38は同拡張板35の中央面に開口した切
除部分、41はケースカバー本体2の底面9に開口した
2つの孔、42は係止ピン、43はCDケース28の右
面を正面にして展示する展示ラックである。
2cm高さ12.7cm、厚さ1.7cm程の透明なプ
ラスチック製で天井面を開口して出し入れ口4を設けた
中空なケースカバー本体、3は同ケースカバー本体2の
内部に形成されるCDケース28の収納空間、4はケー
スカバー本体2の出し入れ口、5はケースカバー本体2
の前面、6はケースカバー本体2の後面、7はケースカ
バー本体2の右面、8はケースカバー本体2の左面、9
はケースカバー本体2の底面、12は高さ4cm程のプ
ラスチック製でL字形のストッパー片、13は出し入れ
口4の開口面と対向する同ストッパー片12の対向面、
15はラチェット溝、17はポケット、19はケースカ
バー本体2と接する面と対向する一番ケースカバー本体
2から離れたポケット17の内面となるケーシング20
に取付けたラチェット爪となる金属製の板バネ、20は
ポケット17のケーシング、23はCDケースカバー本
体2の右面7と左面8とにそれぞれ2箇所前面5と後面
6との周面で開放するように長く延ばして切除した切除
部分、26はケースカバー本体2の前面5と後面6との
内面に着脱自在に取付けられ且つ同切除部分23にはめ
込む係止突起27を有するプラスチック製で細長な幅調
整プレート、27は同幅調整プレート26の係止突起、
28は規格サイズのCDケース、29は強力な磁石を用
いたロック解除具、30は同ロック解除具29の磁石
部、31は立てた状態で展示する展示ラック、32はケ
ースカバー本体2の左面8の内面に貼着している金属探
知器を用いた盗難防止装置で探知される金属テープ、3
4は規格サイズより大きいサイズのCDケース、35は
幅15.3cm高さ19cm厚さ13cm程の大きさで
ケースカバー本体2の底面9に嵌合させる嵌合部36を
有し且つ係止ピン42を挿入する挿入溝37を設けた拡
張板、36は同拡張板35の嵌合部、37は同拡張板3
5の挿入溝、38は同拡張板35の中央面に開口した切
除部分、41はケースカバー本体2の底面9に開口した
2つの孔、42は係止ピン、43はCDケース28の右
面を正面にして展示する展示ラックである。
【0013】;本実施例(図1〜11参照) 図1〜11に示す本実施例では、まず図6,7に示すよ
うに、ロック解除具29をケーシング20に接触させて
ロック解除具29の磁力で板バネ19をケーシング20
の内面へ吸着してロックを解除し、この状態でストッパ
ー片12をポケット17内から完全に引き抜いて、ケー
スカバー本体2の出し入れ口4を完全に開放した後、規
格サイズのCDケース28をこの出し入れ口4からケー
スカバー本体2内の収納空間3内へ挿入する。その後、
ストッパー片12の対向面13が出し入れ口4から露出
する面と接触又は近接するまでストッパー片12をポケ
ット17内へ挿入させていく。ポケット17内の板バネ
19がストッパー片12の挿入に伴って挿入されてくる
ストッパー片12のラチェット溝15と掛合箇所を変え
ながら噛み合っていくので、ポケット17内の板バネ1
9がストッパー片12のラチェット溝15と掛合してス
トッパー片12をロック状態としてポケット17からの
抜け出しが阻止され、このストッパー片12の対向面1
3がケースカバー本体2の出し入れ口4からCDケース
28が勝手に取り出されないように、CDケース28を
CDケースカバー1内に収納出来るCDケースカバー1
を取付けたCDケース28は図4に示すように展示ラッ
ク31に立てた状態に並設して普通に並べて展示する。
この場合、CDケースカバー1の向きをそろえておく。
これにより、CDケースカバー1の右面7又は左面8の
切除されず残った部分が隣接するCDケースカバー1の
右面7又は左面8の切除部分23と噛み合った状態とな
り、隣接するCDケース28間に生じる距離がCDケー
スカバー1の右面7と左面8との一方の面の肉厚の幅だ
け減少させることが出来、CDケースカバー1がかさば
って展示ラック31内の収納スペースを無駄にせず限ら
れた収納スペースにCDケースカバー1を取付けたCD
ケース28を多く収納し展示出来る。
うに、ロック解除具29をケーシング20に接触させて
ロック解除具29の磁力で板バネ19をケーシング20
の内面へ吸着してロックを解除し、この状態でストッパ
ー片12をポケット17内から完全に引き抜いて、ケー
スカバー本体2の出し入れ口4を完全に開放した後、規
格サイズのCDケース28をこの出し入れ口4からケー
スカバー本体2内の収納空間3内へ挿入する。その後、
ストッパー片12の対向面13が出し入れ口4から露出
する面と接触又は近接するまでストッパー片12をポケ
ット17内へ挿入させていく。ポケット17内の板バネ
19がストッパー片12の挿入に伴って挿入されてくる
ストッパー片12のラチェット溝15と掛合箇所を変え
ながら噛み合っていくので、ポケット17内の板バネ1
9がストッパー片12のラチェット溝15と掛合してス
トッパー片12をロック状態としてポケット17からの
抜け出しが阻止され、このストッパー片12の対向面1
3がケースカバー本体2の出し入れ口4からCDケース
28が勝手に取り出されないように、CDケース28を
CDケースカバー1内に収納出来るCDケースカバー1
を取付けたCDケース28は図4に示すように展示ラッ
ク31に立てた状態に並設して普通に並べて展示する。
この場合、CDケースカバー1の向きをそろえておく。
これにより、CDケースカバー1の右面7又は左面8の
切除されず残った部分が隣接するCDケースカバー1の
右面7又は左面8の切除部分23と噛み合った状態とな
り、隣接するCDケース28間に生じる距離がCDケー
スカバー1の右面7と左面8との一方の面の肉厚の幅だ
け減少させることが出来、CDケースカバー1がかさば
って展示ラック31内の収納スペースを無駄にせず限ら
れた収納スペースにCDケースカバー1を取付けたCD
ケース28を多く収納し展示出来る。
【0014】又、ケースカバー本体2の切除部分23は
ケースカバー本体2の前面5から後面6にかけて略直線
的に連続して切除しているので、展示ラック31内から
CDケース28を取出す場合、取り出すCDケース28
に取付けたCDケースカバー1の切除されずに残った部
分の右面7と左面8とが隣接するCDケースカバー1に
何ら邪魔されず噛み合った隣接する別のCDケースカバ
ー1の切除部分23の中をスライドしていくことが出来
るので、CDケース28を前面5へ普通に引き出して手
に取ることが出来る。ケースカバー本体2の左面8の内
面には金属テープ32を貼着しているので、CDケース
カバー1をCDケース28に取付けた状態では、外部か
らはぎ取ることが出来ず、CDケース28を盗み出そう
とすれば、出し入れ口4に設置した盗難防止装置でこの
金属テープ32を探知し、盗難を防止する。お客がCD
ケース28を受け付けに持参して販売又は貸し出す場
合、店員がCDケースカバー1のケーシング20を強力
な磁石を用いた専用のロック解除具29に押し当てて板
バネ19をストッパー片12から離れるように磁力で吸
着することで、ロックが簡単に解除され、ストッパー片
12がポケット17から完全に引き抜くことが出来るこ
れによりCDケースカバー1から抜き出したCDケース
28だけをお客に渡し、お客は盗難防止装置に探知され
ることなく出店出来る。取り外したCDケースカバー1
は何度となく繰り返し利用していく。規格より大きなC
Dケース34にCDケースカバー1を取付ける場合、図
8に示すように幅調整プレート26を取り外して大きな
CDケース34が収納出来る収納空間3を形成すること
で前記と同じ要領でCDケース34をCDケースカバー
1に収納していくことが出来る。
ケースカバー本体2の前面5から後面6にかけて略直線
的に連続して切除しているので、展示ラック31内から
CDケース28を取出す場合、取り出すCDケース28
に取付けたCDケースカバー1の切除されずに残った部
分の右面7と左面8とが隣接するCDケースカバー1に
何ら邪魔されず噛み合った隣接する別のCDケースカバ
ー1の切除部分23の中をスライドしていくことが出来
るので、CDケース28を前面5へ普通に引き出して手
に取ることが出来る。ケースカバー本体2の左面8の内
面には金属テープ32を貼着しているので、CDケース
カバー1をCDケース28に取付けた状態では、外部か
らはぎ取ることが出来ず、CDケース28を盗み出そう
とすれば、出し入れ口4に設置した盗難防止装置でこの
金属テープ32を探知し、盗難を防止する。お客がCD
ケース28を受け付けに持参して販売又は貸し出す場
合、店員がCDケースカバー1のケーシング20を強力
な磁石を用いた専用のロック解除具29に押し当てて板
バネ19をストッパー片12から離れるように磁力で吸
着することで、ロックが簡単に解除され、ストッパー片
12がポケット17から完全に引き抜くことが出来るこ
れによりCDケースカバー1から抜き出したCDケース
28だけをお客に渡し、お客は盗難防止装置に探知され
ることなく出店出来る。取り外したCDケースカバー1
は何度となく繰り返し利用していく。規格より大きなC
Dケース34にCDケースカバー1を取付ける場合、図
8に示すように幅調整プレート26を取り外して大きな
CDケース34が収納出来る収納空間3を形成すること
で前記と同じ要領でCDケース34をCDケースカバー
1に収納していくことが出来る。
【0015】図9に示すような拡張板35をCDケース
カバー1の底面9に取付ける場合、拡張板35の嵌合部
36をケースカバー本体2の底面9に嵌合させ、ケース
カバー本体2の底面9の孔41を介して係止ピン42を
拡張板35の挿入溝37に挿入する。この係止ピン42
の挿入でCDケースカバー1と拡張板35とが簡単に連
結される。この係止ピン42を取り外せばCDケースカ
バー1と拡張板35とを簡単に分離させることが出来る
が、係止ピン42の上にはCDケース28が位置するた
め、外部からは係止ピン42を取り外すことは出来な
い。この拡張板35を取付けたCDケースカバー1は図
11に示すようにケースカバー本体2の右面7を手前に
向けて展示出来る展示ラック43の棚に拡張板35を載
置するようにしてCDケース28を展示していけば、棚
から上へ突出したCDケースカバー1は上段の棚に載置
する別のCDケースカバー1に取付けた拡張板35で支
持されるので安定した状態で展示していくことが出来
る。この拡張板35を取付けることでCDケースカバー
1の外形形状を大きくして、衣服のポケットやバックへ
取り込みにくくし、バックの奥へ取り込んで盗難防止装
置の探知から逃れることを防ぎ、盗難をより一層防止す
ることが出来る。
カバー1の底面9に取付ける場合、拡張板35の嵌合部
36をケースカバー本体2の底面9に嵌合させ、ケース
カバー本体2の底面9の孔41を介して係止ピン42を
拡張板35の挿入溝37に挿入する。この係止ピン42
の挿入でCDケースカバー1と拡張板35とが簡単に連
結される。この係止ピン42を取り外せばCDケースカ
バー1と拡張板35とを簡単に分離させることが出来る
が、係止ピン42の上にはCDケース28が位置するた
め、外部からは係止ピン42を取り外すことは出来な
い。この拡張板35を取付けたCDケースカバー1は図
11に示すようにケースカバー本体2の右面7を手前に
向けて展示出来る展示ラック43の棚に拡張板35を載
置するようにしてCDケース28を展示していけば、棚
から上へ突出したCDケースカバー1は上段の棚に載置
する別のCDケースカバー1に取付けた拡張板35で支
持されるので安定した状態で展示していくことが出来
る。この拡張板35を取付けることでCDケースカバー
1の外形形状を大きくして、衣服のポケットやバックへ
取り込みにくくし、バックの奥へ取り込んで盗難防止装
置の探知から逃れることを防ぎ、盗難をより一層防止す
ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明のCDケースカバー
は、ストッパー片によってCDケースが勝手に取り出さ
れないように阻止出来、又規格サイズのCDケースはも
とより規格よりやや大きなCDケースであっても、幅調
整プレートとストッパー片との簡単な調整でCDケース
カバーに収納出来るようにしているので、規格サイズの
CDケース用と規格サイズより大きなCDケース用等複
数種類のCDケースカバーを用意する必要がなく、コス
トを大幅に減少させることが出来る。用意するCDケー
スカバーが1種類となるので、CDケースに合ったCD
ケースカバーを選び出す手間もなくなり、容易に且つ迅
速にCDケースの収納が行える。又、ストッパー片がケ
ースカバー本体の出し入れ口近くに取付けているのでス
トッパー片が目立ち盗難防止成果を上げるものとなる。
請求項2記載の発明では、ラチェット爪とラチェット溝
との掛合により、ストッパー片のロックをポケットに挿
入するだけで何ら工具を使うことなく行え、又ロック解
除も強力な磁石を用いた専用の解除具でもって行えるの
で、CDケースの出し入れが容易に且つ迅速に行えるも
のとなる。請求項3記載の発明では、CDケースカバー
を取付けたCDケースを複数立てた状態で横に並べたり
横にねかせて上に積み重ねて棚に収納・展示した場合
に、ケースカバー本体の切除されず残った部分の右面と
左面とが隣り合う別のケースカバー本体の切除部分とか
み合った状態となって重なることで、ケースカバー本体
の右面と左面との一方の面の肉厚を減少出来、CDケー
スカバーのかさばりを抑え、棚の決まった収納スペース
内に多くのCDケースを収納・展示することが出来る。
ケースカバー本体の切除されず残った部分の右面と左面
とが隣接する別のケースカバー本体の右面と左面との切
除部分と噛み合った状態となっていても、隣接する別の
CDケースカバーは何ら障害となることなくCDケース
カバーを付けたCDケースを棚から引き出して手に取る
ことが出来るものとなる。
は、ストッパー片によってCDケースが勝手に取り出さ
れないように阻止出来、又規格サイズのCDケースはも
とより規格よりやや大きなCDケースであっても、幅調
整プレートとストッパー片との簡単な調整でCDケース
カバーに収納出来るようにしているので、規格サイズの
CDケース用と規格サイズより大きなCDケース用等複
数種類のCDケースカバーを用意する必要がなく、コス
トを大幅に減少させることが出来る。用意するCDケー
スカバーが1種類となるので、CDケースに合ったCD
ケースカバーを選び出す手間もなくなり、容易に且つ迅
速にCDケースの収納が行える。又、ストッパー片がケ
ースカバー本体の出し入れ口近くに取付けているのでス
トッパー片が目立ち盗難防止成果を上げるものとなる。
請求項2記載の発明では、ラチェット爪とラチェット溝
との掛合により、ストッパー片のロックをポケットに挿
入するだけで何ら工具を使うことなく行え、又ロック解
除も強力な磁石を用いた専用の解除具でもって行えるの
で、CDケースの出し入れが容易に且つ迅速に行えるも
のとなる。請求項3記載の発明では、CDケースカバー
を取付けたCDケースを複数立てた状態で横に並べたり
横にねかせて上に積み重ねて棚に収納・展示した場合
に、ケースカバー本体の切除されず残った部分の右面と
左面とが隣り合う別のケースカバー本体の切除部分とか
み合った状態となって重なることで、ケースカバー本体
の右面と左面との一方の面の肉厚を減少出来、CDケー
スカバーのかさばりを抑え、棚の決まった収納スペース
内に多くのCDケースを収納・展示することが出来る。
ケースカバー本体の切除されず残った部分の右面と左面
とが隣接する別のケースカバー本体の右面と左面との切
除部分と噛み合った状態となっていても、隣接する別の
CDケースカバーは何ら障害となることなくCDケース
カバーを付けたCDケースを棚から引き出して手に取る
ことが出来るものとなる。
【0017】請求項4記載の発明では、CDケースカバ
ーの外形形状を大きくすることで、ポケットやバックに
取り込みにくいものとし、より一層盗難を防止すること
が出来る。請求項5記載の発明では、店の出入口や通路
に設置される盗難防止装置が探知する盗難防止用金属テ
ープを、ケースカバー本体の内面に取付けているので、
この金属テープはCDケースとケースカバーとの間に位
置し、CDケースに取付けた状態では、外部から取り外
すことが出来ず、無断で持ち出されても盗難防止装置で
確実に探知され、盗難を確実に防止出来るものとなっ
た。請求項6記載の発明では、ケースカバー本体が透明
体であるので、収納したCDケースを全て目視出来、C
Dケースカバーがお客のCD選びに何ら障害となること
はない。
ーの外形形状を大きくすることで、ポケットやバックに
取り込みにくいものとし、より一層盗難を防止すること
が出来る。請求項5記載の発明では、店の出入口や通路
に設置される盗難防止装置が探知する盗難防止用金属テ
ープを、ケースカバー本体の内面に取付けているので、
この金属テープはCDケースとケースカバーとの間に位
置し、CDケースに取付けた状態では、外部から取り外
すことが出来ず、無断で持ち出されても盗難防止装置で
確実に探知され、盗難を確実に防止出来るものとなっ
た。請求項6記載の発明では、ケースカバー本体が透明
体であるので、収納したCDケースを全て目視出来、C
Dケースカバーがお客のCD選びに何ら障害となること
はない。
【図1】本実施例の右側面図である。
【図2】本実施例の正面図である。
【図3】図1でのA−A断面図である。
【図4】本実施例での立てた状態での展示状態を示す説
明図である。
明図である。
【図5】本実施例でのロック部を示す縦断面図である。
【図6】本実施例の取外す状態を示す説明図である。
【図7】本実施例のロック部のロック解除を示す説明図
である。
である。
【図8】本実施例で大きなCDケースに取付けた状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】本実施例でCDケースカバーに取付ける拡張板
の正面図である。
の正面図である。
【図10】図8でのB−B断面図である。
【図11】拡張板を取付けたCDケースカバーの展示状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
1 CDケースカバー 2 ケースカバー本体 3 収納空間 4 出し入れ口 5 前面 6 後面 7 右面 8 左面 9 底面 10 欠番 11 欠番 12 ストッパー片 13 対向面 14 欠番 15 ラチェット溝 16 欠番 17 ポケット 18 欠番 19 板バネ 20 ケーシング 21 欠番 22 欠番 23 切除部分 24 欠番 25 欠番 26 幅調整プレート 27 係止突起 28 CDケース 29 ロック解除具 30 磁石部 31 展示ラック 32 金属テープ 33 欠番 34 CDケース 35 拡張板 36 嵌合部 37 挿入溝 38 切除部分 39 欠番 40 欠番 41 孔 42 係止ピン 43 展示ラック
Claims (6)
- 【請求項1】 内部空間を規格よりやや大きなCDケー
スが収納出来る収納空間とした縦に薄く延びる箱型で且
つ広い面を左右面としたケースカバー本体の前面・後面
・天井面・底面のいずれかにCDケースの出し入れ口を
設け、同出し入れ口と直交する前記収納空間の内面に収
納空間の幅を調整する細長な幅調整プレートを着脱自在
に取付け、前記出し入れ口からのCDケースの出し入れ
を阻止するL字形ストッパー片をCDケースの出し入れ
方向へストッパー位置調整可能に且つ所定の位置でロッ
ク可能に前記ケースカバー本体に取付けたことを特徴と
する盗難防止用CDケースカバー。 - 【請求項2】 前記出し入れ口に隣接したケースカバー
本体の周縁に前記ストッパー片をCDケースの出し入れ
方向に移動自在に取付けるポケットを設け、前記ストッ
パー片と前記ポケットの内面との対向面のいずれかの面
にラチェット溝を形成し、同ラチェット溝と掛合する磁
性体又は磁石のラチェット爪を前記ラチェット溝を設け
ていない側の前記対向面に取付けた請求項1記載の盗難
防止用CDケースカバー。 - 【請求項3】 ケースカバー本体の右面をケースカバー
本体の前後方向に長く一定の巾で切除し、同右面の切除
されないで残った部分と対向する領域部分を少なくとも
含むように前記ケースカバー本体の左面を一定の巾で前
記ケースカバー本体の前後方向に長く切除した請求項1
又は2いずれか記載の盗難防止用CDケースカバー。 - 【請求項4】 縦に薄く延びた前記ケースカバー本体に
縦方向へ延長して延びる拡張板を形成した請求項1〜3
いずれか記載の盗難防止用CDケースカバー。 - 【請求項5】 前記ケースカバー本体の内面に盗難防止
装置に探知される盗難防止用の金属テープを取付けた請
求項1〜4いずれか記載の盗難防止用CDケースカバ
ー。 - 【請求項6】 前記ケースカバー本体が透明体である請
求項1〜5いずれか記載の盗難防止用CDケースカバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32368095A JPH09135759A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 盗難防止用cdケースカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32368095A JPH09135759A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 盗難防止用cdケースカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09135759A true JPH09135759A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=18157410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32368095A Pending JPH09135759A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 盗難防止用cdケースカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09135759A (ja) |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP32368095A patent/JPH09135759A/ja active Pending
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