JPH09134928A - ウェーハから一度に切断された半導体チップグループを用いた高密度実装型パッケージ及びその製造方法 - Google Patents
ウェーハから一度に切断された半導体チップグループを用いた高密度実装型パッケージ及びその製造方法Info
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- JPH09134928A JPH09134928A JP8273245A JP27324596A JPH09134928A JP H09134928 A JPH09134928 A JP H09134928A JP 8273245 A JP8273245 A JP 8273245A JP 27324596 A JP27324596 A JP 27324596A JP H09134928 A JPH09134928 A JP H09134928A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイボンディング工程においてダイボンディ
ングマージンを設定しなくてもよく、制限された空間に
より多くの半導体チップを実装することにある。 【解決手段】 所定の回路素子が設けられている活性面
上に配置された複数のボンディングパッドとを有する少
なくとも2つ以上の半導体チップ20a,20bと、前
記半導体チップの活性面に取り付けられ、半導体チップ
のボンディングパッドの各々を電気的に連結する配線パ
ターンを有するパターンフィルム24と、前記パターン
フィルムと前記半導体チップとを接着させる接着剤25
と、前記パターンフィルムと電気的に連結され、外部素
子に接続されるパッケージリードとを備える高密度実装
型パッケージであって、前記2つ以上の半導体チップ2
0a,20bは、ウェーハ切断工程において一度に切断
されて一体形に形成されていることを特徴とする。
ングマージンを設定しなくてもよく、制限された空間に
より多くの半導体チップを実装することにある。 【解決手段】 所定の回路素子が設けられている活性面
上に配置された複数のボンディングパッドとを有する少
なくとも2つ以上の半導体チップ20a,20bと、前
記半導体チップの活性面に取り付けられ、半導体チップ
のボンディングパッドの各々を電気的に連結する配線パ
ターンを有するパターンフィルム24と、前記パターン
フィルムと前記半導体チップとを接着させる接着剤25
と、前記パターンフィルムと電気的に連結され、外部素
子に接続されるパッケージリードとを備える高密度実装
型パッケージであって、前記2つ以上の半導体チップ2
0a,20bは、ウェーハ切断工程において一度に切断
されて一体形に形成されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度実装型パッ
ケージに関し、より詳細には、ウェーハ切断工程におい
て2つ以上の半導体チップを1つのグループとして一度
に切断してパッケージの基板にダイボンディッグするこ
とにより、ダイボンディングの信頼性を向上させること
ができるとともに、制限された空間により多くの半導体
チップを実装することができる高密度実装型パッケージ
及びその製造方法に関する。
ケージに関し、より詳細には、ウェーハ切断工程におい
て2つ以上の半導体チップを1つのグループとして一度
に切断してパッケージの基板にダイボンディッグするこ
とにより、ダイボンディングの信頼性を向上させること
ができるとともに、制限された空間により多くの半導体
チップを実装することができる高密度実装型パッケージ
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピューターシステムを始めと
して電子機器では、多機能化、情報処理の高速化、メモ
リ容量の大型化及びシステムの小型/軽量化が図られて
いる。これにより、主記憶装置を構成するDRAM(Dyn
amic Random Access Memory)素子は、16MDRAMから
64MDRAM,256MDRAMへの開発が加速化されてお
り、軽薄短小化を実現するために、高密度実装型パッケ
ージ技術が導入されている。一般的に、コンピューター
システムにおいて、DRAM素子は1チップパッケージ
(One Chip Package)の形態でメモリモジュールに搭載
され、印刷回路基板に実装される。
して電子機器では、多機能化、情報処理の高速化、メモ
リ容量の大型化及びシステムの小型/軽量化が図られて
いる。これにより、主記憶装置を構成するDRAM(Dyn
amic Random Access Memory)素子は、16MDRAMから
64MDRAM,256MDRAMへの開発が加速化されてお
り、軽薄短小化を実現するために、高密度実装型パッケ
ージ技術が導入されている。一般的に、コンピューター
システムにおいて、DRAM素子は1チップパッケージ
(One Chip Package)の形態でメモリモジュールに搭載
され、印刷回路基板に実装される。
【0003】メモリモジュールに実装されるDRAMの
パッケージの形態は、SOJ(Single Outline J-leade
d) 及びTSOP(Thin Small Outline Package)等があ
り、各々4M×4DRAMの構成を有する2つのパッケ
ージをモジュールに搭載すると、4M×8DRAMの動
作を行うモジュールになる等、搭載される素子の容量に
よりモジュールの容量が決定される。
パッケージの形態は、SOJ(Single Outline J-leade
d) 及びTSOP(Thin Small Outline Package)等があ
り、各々4M×4DRAMの構成を有する2つのパッケ
ージをモジュールに搭載すると、4M×8DRAMの動
作を行うモジュールになる等、搭載される素子の容量に
よりモジュールの容量が決定される。
【0004】上記のようにしてコンピューターシステム
の主記憶装置の容量を増大させるためには、周期的に大
容量のDRAM素子の開発がなされ、新たなDRAM素
子を搭載できるモジュールが確保されるべきである。し
かし、半導体素子を開発するにあたっては、チップのサ
イズ(メモリセルのサイズ及びラインピッチ)の増加を
抑制する設計技術、およびこれを安定的に生産すること
ができる工程技術が要求され、かつ、各種環境に対する
信頼性のある高密度実装型パッケージを確保しなければ
ならない。このため、大部分の半導体生産業者は、新た
な素子を開発し、量産するために、工程条件及び既存設
備の作業限界を越える技術力の確保に尽力するか、より
向上された新規設備を導入して新規生産ラインを建設す
る等の投資をする。
の主記憶装置の容量を増大させるためには、周期的に大
容量のDRAM素子の開発がなされ、新たなDRAM素
子を搭載できるモジュールが確保されるべきである。し
かし、半導体素子を開発するにあたっては、チップのサ
イズ(メモリセルのサイズ及びラインピッチ)の増加を
抑制する設計技術、およびこれを安定的に生産すること
ができる工程技術が要求され、かつ、各種環境に対する
信頼性のある高密度実装型パッケージを確保しなければ
ならない。このため、大部分の半導体生産業者は、新た
な素子を開発し、量産するために、工程条件及び既存設
備の作業限界を越える技術力の確保に尽力するか、より
向上された新規設備を導入して新規生産ラインを建設す
る等の投資をする。
【0005】これにより、大容量の主記憶装置の構成が
可能になり、パッケージのサイズの増加を抑制できるパ
ッケージ技術が開発されているが、そのうち、1つのパ
ッケージ内に2つ以上のチップを搭載するか、1チップ
パッケージを2つ以上垂直で積層する技術等が、例え
ば、USP第4,862,322 号及びUSP第4,763,188 号に
開示されている。ここに開示された高密度実装型パッケ
ージは、垂直方向実装型であり、パッケージの高さが低
いことが要求される場合には、水平方向に実装すべきで
ある。
可能になり、パッケージのサイズの増加を抑制できるパ
ッケージ技術が開発されているが、そのうち、1つのパ
ッケージ内に2つ以上のチップを搭載するか、1チップ
パッケージを2つ以上垂直で積層する技術等が、例え
ば、USP第4,862,322 号及びUSP第4,763,188 号に
開示されている。ここに開示された高密度実装型パッケ
ージは、垂直方向実装型であり、パッケージの高さが低
いことが要求される場合には、水平方向に実装すべきで
ある。
【0006】図9及び図10は、従来技術による高密度
実装型、特に水平方向実装型パッケージの断面図であ
る。図9を参照すると、半導体チップ2a、2bをウェ
ーハから分離した後、基板4にボンディングして実装す
る。半導体チップ2a、2bの端部に配列されているボ
ンディングパッド(図示せず)と基板4とをワイヤ6に
てボンディングすることにより、半導体チップ2a、2
bを基板4と電気的に連結する。前記基板4と連結され
ているリード8は、高密度実装型パッケージを外部素子
と電気的に連結するためのものであって、後に適切な形
態で折曲される。
実装型、特に水平方向実装型パッケージの断面図であ
る。図9を参照すると、半導体チップ2a、2bをウェ
ーハから分離した後、基板4にボンディングして実装す
る。半導体チップ2a、2bの端部に配列されているボ
ンディングパッド(図示せず)と基板4とをワイヤ6に
てボンディングすることにより、半導体チップ2a、2
bを基板4と電気的に連結する。前記基板4と連結され
ているリード8は、高密度実装型パッケージを外部素子
と電気的に連結するためのものであって、後に適切な形
態で折曲される。
【0007】図10は、図9と同様に、水平方向実装型
パッケージを示している。しかし、基板14に実装され
る半導体チップ12a、12bは、図9とは別に、ボン
ディングパッドが中央に配列されている、いわゆるセン
タボンディングパッド型チップである。従って、基板1
4は、半導体チップ12a、12bの中央部分が開放さ
れるように配設され、この開放部を介して基板14と半
導体チップ12a、12bとがボンディングワイヤ16
により連結される。リード18は、図9と同様に、パッ
ケージと外部素子とを電気的に連結する役割をする。
パッケージを示している。しかし、基板14に実装され
る半導体チップ12a、12bは、図9とは別に、ボン
ディングパッドが中央に配列されている、いわゆるセン
タボンディングパッド型チップである。従って、基板1
4は、半導体チップ12a、12bの中央部分が開放さ
れるように配設され、この開放部を介して基板14と半
導体チップ12a、12bとがボンディングワイヤ16
により連結される。リード18は、図9と同様に、パッ
ケージと外部素子とを電気的に連結する役割をする。
【0008】前記従来の高密度実装型パッケージでは、
ウェーハ製造工程が完了されると、ウェーハレベルで電
気的な特性を検査し、不良の半導体素子のうち、レーザ
によりリペーアが不可能なチップの表面に、インク等を
用いて良品チップと区別して表示するEDS(Electrica
l Die Sorting)検査を経る。良品チップは、ウェーハ切
断工程を経て個別チップで分離された後、高密度実装型
パッケージの基板に接着されるが、これをダイボンディ
ングという。
ウェーハ製造工程が完了されると、ウェーハレベルで電
気的な特性を検査し、不良の半導体素子のうち、レーザ
によりリペーアが不可能なチップの表面に、インク等を
用いて良品チップと区別して表示するEDS(Electrica
l Die Sorting)検査を経る。良品チップは、ウェーハ切
断工程を経て個別チップで分離された後、高密度実装型
パッケージの基板に接着されるが、これをダイボンディ
ングという。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9及び図1
0に示したように、2つ以上の半導体チップを水平方向
で1つの基板に実装する場合には、ダイボンディングマ
ージンを勘案して、半導体チップと隣接する半導体チッ
プとの間に充分なスペースを確保しなければならない。
従って、パッケージ全体の面積は、ダイボンディングマ
ージンほど増加する。また、半導体チップの横縦サイズ
により複数の半導体チップの搭載可否が決定されるの
で、設計段階において注意を要する。
0に示したように、2つ以上の半導体チップを水平方向
で1つの基板に実装する場合には、ダイボンディングマ
ージンを勘案して、半導体チップと隣接する半導体チッ
プとの間に充分なスペースを確保しなければならない。
従って、パッケージ全体の面積は、ダイボンディングマ
ージンほど増加する。また、半導体チップの横縦サイズ
により複数の半導体チップの搭載可否が決定されるの
で、設計段階において注意を要する。
【0010】また、ダイボンディング工程を複数の半導
体チップに対して個別的に進行する場合、ダイボンディ
ング済みの半導体チップが、他の半導体チップをダイボ
ンディングする2次ダイボンディングの間、ダイボンデ
ィングが高温高圧で行われるため、傷つけられるおそれ
がある。
体チップに対して個別的に進行する場合、ダイボンディ
ング済みの半導体チップが、他の半導体チップをダイボ
ンディングする2次ダイボンディングの間、ダイボンデ
ィングが高温高圧で行われるため、傷つけられるおそれ
がある。
【0011】従って、本発明は、従来の課題を解決する
ために鑑みられたもので、その目的は、ダイボンディン
グ工程においてダイボンディングマージンを設定しなく
てもよく、チップの搭載面積を減少させる高密度実装型
パッケージ及びその製造方法を提供することにある。
ために鑑みられたもので、その目的は、ダイボンディン
グ工程においてダイボンディングマージンを設定しなく
てもよく、チップの搭載面積を減少させる高密度実装型
パッケージ及びその製造方法を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、複数の半導体チップ
を一度にダイボンディングすることにより、2次ダイボ
ンディングにより1次ダイボンディングされた半導体チ
ップが損傷されることを防止できる高密度実装型パッケ
ージ及びその製造方法を提供することにある。
を一度にダイボンディングすることにより、2次ダイボ
ンディングにより1次ダイボンディングされた半導体チ
ップが損傷されることを防止できる高密度実装型パッケ
ージ及びその製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の第1の発明による高密度実装型パッ
ケージは、所定の回路素子が設けられている活性面上に
配置された複数のボンディングパッドとを有する少なく
とも2つ以上の半導体チップと、前記半導体チップの活
性面に取り付けられ、半導体チップのボンディングパッ
ドの各々を電気的に連結する配線パターンを有するパタ
ーンフィルムと、前記パターンフィルムと前記半導体チ
ップとを接着させる接着剤と、前記パターンフィルムと
電気的に連結され、外部素子に接続されるパッケージリ
ードとを備える高密度実装型パッケージであって、前記
2つ以上の半導体チップは、ウェーハ切断工程において
一度に切断されて一体形に形成されていることを要旨と
する。従って、ダイボンディング工程においてダイボン
ディングマージンを設定しなくてもよく、チップの搭載
面積を減少できる。また、2次ダイボンディングにより
1次ダイボンディングされた半導体チップが損傷される
ことを防止できる。
に、請求項1記載の第1の発明による高密度実装型パッ
ケージは、所定の回路素子が設けられている活性面上に
配置された複数のボンディングパッドとを有する少なく
とも2つ以上の半導体チップと、前記半導体チップの活
性面に取り付けられ、半導体チップのボンディングパッ
ドの各々を電気的に連結する配線パターンを有するパタ
ーンフィルムと、前記パターンフィルムと前記半導体チ
ップとを接着させる接着剤と、前記パターンフィルムと
電気的に連結され、外部素子に接続されるパッケージリ
ードとを備える高密度実装型パッケージであって、前記
2つ以上の半導体チップは、ウェーハ切断工程において
一度に切断されて一体形に形成されていることを要旨と
する。従って、ダイボンディング工程においてダイボン
ディングマージンを設定しなくてもよく、チップの搭載
面積を減少できる。また、2次ダイボンディングにより
1次ダイボンディングされた半導体チップが損傷される
ことを防止できる。
【0014】請求項2記載の第2の発明は、前記複数の
ボンディングパッドは、前記半導体チップの活性面の中
央部に配置され、前記パターンフィルムは、前記半導体
チップのボンディングパッドに相当する位置に開放部を
有することを要旨とする。従って、基板と同様の役割を
して基板が不要になる。
ボンディングパッドは、前記半導体チップの活性面の中
央部に配置され、前記パターンフィルムは、前記半導体
チップのボンディングパッドに相当する位置に開放部を
有することを要旨とする。従って、基板と同様の役割を
して基板が不要になる。
【0015】請求項3記載の第3の発明は、前記パター
ンフィルムは、さらに前記複数のボンディングパッドの
個数に相当する複数のフィルムパッドと、前記フィルム
パッドを連結する導線とを備え、半導体チップのボンデ
ィングパッドとフィルムパッドは、各々ワイヤにより電
気的に連結され、一方の半導体チップのボンディングパ
ッドは、前記ワイヤ、前記フィルムパッド及び前記導線
により他の半導体チップにおいて同一の機能を有するパ
ッドに連結されていることを要旨とする。従って、基板
と同様の役割をして基板が不要になる。
ンフィルムは、さらに前記複数のボンディングパッドの
個数に相当する複数のフィルムパッドと、前記フィルム
パッドを連結する導線とを備え、半導体チップのボンデ
ィングパッドとフィルムパッドは、各々ワイヤにより電
気的に連結され、一方の半導体チップのボンディングパ
ッドは、前記ワイヤ、前記フィルムパッド及び前記導線
により他の半導体チップにおいて同一の機能を有するパ
ッドに連結されていることを要旨とする。従って、基板
と同様の役割をして基板が不要になる。
【0016】請求項4記載の第4の発明は、前記複数の
ボンディングパッドは、前記半導体チップの活性面の端
部に配置され、前記パターンフィルムは、前記ボンディ
ングパッドに相当する位置に開放部を有することを要旨
とする。従って、いわゆるエッジボンディングパッド型
半導体チップの場合にも本発明と同様に適用可能であ
る。
ボンディングパッドは、前記半導体チップの活性面の端
部に配置され、前記パターンフィルムは、前記ボンディ
ングパッドに相当する位置に開放部を有することを要旨
とする。従って、いわゆるエッジボンディングパッド型
半導体チップの場合にも本発明と同様に適用可能であ
る。
【0017】請求項5記載の第5の発明は、前記パター
ンフィルムは、さらに前記複数のボンディングパッドの
個数に相当する複数のフィルムパッドと、前記フィルム
パッドを連結する導線とを備え、半導体チップのボンデ
ィングパッドとフィルムパッドは、各々ワイヤにより電
気的に連結され、一方の半導体チップのボンディングパ
ッドは、前記ワイヤ、前記フィルムパッド及び前記導線
により他の半導体チップにおいて同一の機能を有するパ
ッドに連結されていることを要旨とする。従って、いわ
ゆるエッジボンディングパッド型半導体チップの場合に
も本発明と同様に適用可能である。
ンフィルムは、さらに前記複数のボンディングパッドの
個数に相当する複数のフィルムパッドと、前記フィルム
パッドを連結する導線とを備え、半導体チップのボンデ
ィングパッドとフィルムパッドは、各々ワイヤにより電
気的に連結され、一方の半導体チップのボンディングパ
ッドは、前記ワイヤ、前記フィルムパッド及び前記導線
により他の半導体チップにおいて同一の機能を有するパ
ッドに連結されていることを要旨とする。従って、いわ
ゆるエッジボンディングパッド型半導体チップの場合に
も本発明と同様に適用可能である。
【0018】請求項6記載の第6の発明は、前記パター
ンフィルムは、さらに前記フイルムパッドに電気的に連
結されているフィルム端子を備え、前記フィルム端子
は、熱圧着方法により前記パッケージリードに接続され
ることを要旨とする。従って、基板と同様の役割をして
基板が不要になる。
ンフィルムは、さらに前記フイルムパッドに電気的に連
結されているフィルム端子を備え、前記フィルム端子
は、熱圧着方法により前記パッケージリードに接続され
ることを要旨とする。従って、基板と同様の役割をして
基板が不要になる。
【0019】請求項7記載の第7の発明は、前記接着剤
は、電気絶縁性接着剤であり、半導体チップの活性面上
にドッティングされることを要旨とする。従って、基板
とワイヤボンディングすることができるスペースを確保
できる。
は、電気絶縁性接着剤であり、半導体チップの活性面上
にドッティングされることを要旨とする。従って、基板
とワイヤボンディングすることができるスペースを確保
できる。
【0020】請求項8記載の第8の発明は、前記接着剤
は、電気絶縁性接着剤であり、前記パターンフィルムと
半導体チップの間に積層配置されることを要旨とする。
従って、基板とワイヤボンディングすることができるス
ペースを確保できる。
は、電気絶縁性接着剤であり、前記パターンフィルムと
半導体チップの間に積層配置されることを要旨とする。
従って、基板とワイヤボンディングすることができるス
ペースを確保できる。
【0021】請求項9記載の第9の発明は、前記複数の
ボンディングパッドは、前記半導体チップの活性面の中
央部に配置され、前記パターンフィルムは、前記半導体
チップのボンディングパッドに相当する位置に複数のフ
ィルムパッドを有し、前記ボンディングパッドと前記フ
ィルムパッドは、金属バンプにより連結されることを要
旨とする。従って、パターンフィルムに開放部が不要で
あるためパターンフィルムの配線パターンを簡単に設計
することができる。
ボンディングパッドは、前記半導体チップの活性面の中
央部に配置され、前記パターンフィルムは、前記半導体
チップのボンディングパッドに相当する位置に複数のフ
ィルムパッドを有し、前記ボンディングパッドと前記フ
ィルムパッドは、金属バンプにより連結されることを要
旨とする。従って、パターンフィルムに開放部が不要で
あるためパターンフィルムの配線パターンを簡単に設計
することができる。
【0022】請求項10記載の第10の発明は、前記複
数のボンディングパッドは、前記半導体チップの活性面
の端部に配置され、前記パターンフィルムは、前記半導
体チップのボンディングパッドに相当する位置に複数の
フィルムパッドを有し、前記ボンディングパッドと前記
フィルムパッドは、金属バンプにより連結されることを
要旨とする。従って、パターンフィルムに開放部が不要
であるためパターンフィルムの配線パターンを簡単に設
計することができる。
数のボンディングパッドは、前記半導体チップの活性面
の端部に配置され、前記パターンフィルムは、前記半導
体チップのボンディングパッドに相当する位置に複数の
フィルムパッドを有し、前記ボンディングパッドと前記
フィルムパッドは、金属バンプにより連結されることを
要旨とする。従って、パターンフィルムに開放部が不要
であるためパターンフィルムの配線パターンを簡単に設
計することができる。
【0023】請求項11記載の第11の発明は、前記フ
ィルム端子は、Cu−Au−Ni合金からなり、前記パ
ッケージリードは、Sn−Au−Agよりなることを要
旨とする。従って、半導体チップと外部回路とを電気的
に連結できる。
ィルム端子は、Cu−Au−Ni合金からなり、前記パ
ッケージリードは、Sn−Au−Agよりなることを要
旨とする。従って、半導体チップと外部回路とを電気的
に連結できる。
【0024】請求項12記載の第12の発明は、前記半
導体チップは、ボンディングパッドの配列方向と同一の
方向に配列されることを要旨とする。従って、お互いに
共通で連結される半導体チップの端子の位置により切断
方向を適宜に選択できる。
導体チップは、ボンディングパッドの配列方向と同一の
方向に配列されることを要旨とする。従って、お互いに
共通で連結される半導体チップの端子の位置により切断
方向を適宜に選択できる。
【0025】請求項13記載の第13の発明は、前記半
導体チップは、ボンディングパッドの配列方向と直角の
方向に配列されることを要旨とする。従って、パターン
フィルムの配線パターンをより簡単に形成することがで
きる。
導体チップは、ボンディングパッドの配列方向と直角の
方向に配列されることを要旨とする。従って、パターン
フィルムの配線パターンをより簡単に形成することがで
きる。
【0026】請求項14記載の第14の発明は、複数の
ボンディングパッドを有する複数の半導体チップが形成
されているウェーハを、少なくとも2つ以上の半導体チ
ップグループで一度に切断するウェーハ切断段階と、前
記切断されたウェーハを半導体チップグループ別で分離
するチップ分離段階と、前記切断された半導体チップグ
ループを、所定の導電性パターンとフィルムパッド及び
フィルム端子を有するパターンフィルムに取り付ける段
階と、前記ボンディングパッドと前記フィルムパッドと
を電気的に連結する段階と、前記パターンフィルムのフ
ィルム端子をパッケージリードと電気的に連結する段階
とを備えることを要旨とする。従って、ダイボンディン
グ工程においてダイボンディングマージンを設定しなく
てもよく、チップ搭載面積を減少できる。また、2次ダ
イボンディングにより1次ダイボンディングされた半導
体チップが損傷されることを防止できる。
ボンディングパッドを有する複数の半導体チップが形成
されているウェーハを、少なくとも2つ以上の半導体チ
ップグループで一度に切断するウェーハ切断段階と、前
記切断されたウェーハを半導体チップグループ別で分離
するチップ分離段階と、前記切断された半導体チップグ
ループを、所定の導電性パターンとフィルムパッド及び
フィルム端子を有するパターンフィルムに取り付ける段
階と、前記ボンディングパッドと前記フィルムパッドと
を電気的に連結する段階と、前記パターンフィルムのフ
ィルム端子をパッケージリードと電気的に連結する段階
とを備えることを要旨とする。従って、ダイボンディン
グ工程においてダイボンディングマージンを設定しなく
てもよく、チップ搭載面積を減少できる。また、2次ダ
イボンディングにより1次ダイボンディングされた半導
体チップが損傷されることを防止できる。
【0027】請求項15記載の第15の発明は、前記チ
ップ分離段階は、前記ウェーハの活性面に対向する裏面
にテープを取り付ける段階と、前記半導体チップグルー
プの端部に取り付けられたテープを取り外す1次分離段
階と、前記半導体チップグループの他の部分に取り付け
られたテープを取り外す2次分離段階とを含むことを要
旨とする。従って、容易にテープからチップを分離する
ことができるため、フランジピンが半導体チップの下面
に与える損傷を低減することができる。
ップ分離段階は、前記ウェーハの活性面に対向する裏面
にテープを取り付ける段階と、前記半導体チップグルー
プの端部に取り付けられたテープを取り外す1次分離段
階と、前記半導体チップグループの他の部分に取り付け
られたテープを取り外す2次分離段階とを含むことを要
旨とする。従って、容易にテープからチップを分離する
ことができるため、フランジピンが半導体チップの下面
に与える損傷を低減することができる。
【0028】請求項16記載の第16の発明は、前記ボ
ンディングパッドと前記フィルムパッドとを電気的に連
結する段階は、前記ボンディングパッドと前記フィルム
パッドをワイヤボンディングする段階であることを要旨
とする。従って、いわゆるエッジボンディングパッド型
半導体チップの場合にも本発明と同様に適用可能であ
る。
ンディングパッドと前記フィルムパッドとを電気的に連
結する段階は、前記ボンディングパッドと前記フィルム
パッドをワイヤボンディングする段階であることを要旨
とする。従って、いわゆるエッジボンディングパッド型
半導体チップの場合にも本発明と同様に適用可能であ
る。
【0029】請求項17記載の第17の発明は、前記ボ
ンディングパッドと前記フィルムパッドとを電気的に連
結する段階は、前記ボンディングパッドと前記フィルム
パッドを金属バンプで連結する段階であることを要旨と
する。従って、いわゆるエッジボンディングパッド型半
導体チップの場合にも本発明と同様に適用可能である。
ンディングパッドと前記フィルムパッドとを電気的に連
結する段階は、前記ボンディングパッドと前記フィルム
パッドを金属バンプで連結する段階であることを要旨と
する。従って、いわゆるエッジボンディングパッド型半
導体チップの場合にも本発明と同様に適用可能である。
【0030】請求項18記載の第18の発明は、前記ウ
ェーハ切断段階は、前記ボンディングパッド形成方向と
同一の方向で前記半導体チップグループを切断すること
を要旨とする。従って、お互いに共通で連結される半導
体チップの端子の位置により切断方向を適宜に選択でき
る。
ェーハ切断段階は、前記ボンディングパッド形成方向と
同一の方向で前記半導体チップグループを切断すること
を要旨とする。従って、お互いに共通で連結される半導
体チップの端子の位置により切断方向を適宜に選択でき
る。
【0031】請求項19記載の第19の発明は、前記ウ
ェーハ切断段階は、前記ボンディングパッド形成方向と
直角の方向で前記半導体チップグループを切断すること
を要旨とする。従って、パターンフィルムの配線パター
ンをより簡単に形成することができる。
ェーハ切断段階は、前記ボンディングパッド形成方向と
直角の方向で前記半導体チップグループを切断すること
を要旨とする。従って、パターンフィルムの配線パター
ンをより簡単に形成することができる。
【0032】請求項20記載の第20の発明は、前記フ
ィルム端子と前記パッケージ端子とを連結する段階は、
熱圧着法により行われることを要旨とする。従って、お
互いに共通で連結される半導体チップの端子の位置によ
り切断方向を適宜に選択できる。
ィルム端子と前記パッケージ端子とを連結する段階は、
熱圧着法により行われることを要旨とする。従って、お
互いに共通で連結される半導体チップの端子の位置によ
り切断方向を適宜に選択できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照として本発明の
実施形態を詳細に説明する。
実施形態を詳細に説明する。
【0034】図1は、本発明によるウェーハ切断工程を
説明するための斜視図である。図1を参照すると、回路
素子の形成が完了された半導体ウェーハ70の活性面に
対して反対側の下面にテープ(粘着テープ)(図2
(A)及び図2(B)の82)を取り付ける。テープが
取り付けられたウェーハ70を真空チャック72上に載
置し、ウェーハの下面に真空を加えてウェーハ70を真
空チャック72に固定させる。ウェーハ切断器74をウ
ェーハ上に整列した後、ダイヤモンドホイール(diamond
wheel) からなる切削刃(cutting blade) 76を高速で
回転させ、ウェーハ70を個別チップで切断する。同図
において、ウェーハ上の点線は、各々1つの半導体チッ
プを示し、実線は、実際に切削刃76により切断される
半導体チップである。これにより、ここでは、半導体チ
ップが2つずつ一度に切断されることがわかる。
説明するための斜視図である。図1を参照すると、回路
素子の形成が完了された半導体ウェーハ70の活性面に
対して反対側の下面にテープ(粘着テープ)(図2
(A)及び図2(B)の82)を取り付ける。テープが
取り付けられたウェーハ70を真空チャック72上に載
置し、ウェーハの下面に真空を加えてウェーハ70を真
空チャック72に固定させる。ウェーハ切断器74をウ
ェーハ上に整列した後、ダイヤモンドホイール(diamond
wheel) からなる切削刃(cutting blade) 76を高速で
回転させ、ウェーハ70を個別チップで切断する。同図
において、ウェーハ上の点線は、各々1つの半導体チッ
プを示し、実線は、実際に切削刃76により切断される
半導体チップである。これにより、ここでは、半導体チ
ップが2つずつ一度に切断されることがわかる。
【0035】同時に切断されるチップの方向は、78a
のように水平方向も可能であり、78bのように垂直方
向も可能である。このような方向により、後述するよう
に、使用されるパターンフィルムのパターンが異なる。
ウェーハの切断は、切削刃76により完全に切断される
のではなく、通常ウェーハ厚さの約1/2又は2/3が
切断される。
のように水平方向も可能であり、78bのように垂直方
向も可能である。このような方向により、後述するよう
に、使用されるパターンフィルムのパターンが異なる。
ウェーハの切断は、切削刃76により完全に切断される
のではなく、通常ウェーハ厚さの約1/2又は2/3が
切断される。
【0036】ウェーハの切断後、ウェーハの下面に取り
付けられているテープを取り外してウェーハを完全に個
別チップで分離することになる。
付けられているテープを取り外してウェーハを完全に個
別チップで分離することになる。
【0037】図2(A)及び図2(B)は、半導体チッ
プ80からテープ82を分離する工程を示す。図示され
た半導体チップ分離装置は、2段階のチップ分離装置で
あって、本出願人が1995年6月29日付で出願した
1995年特許出願第18136号に開示されている。
プ80からテープ82を分離する工程を示す。図示され
た半導体チップ分離装置は、2段階のチップ分離装置で
あって、本出願人が1995年6月29日付で出願した
1995年特許出願第18136号に開示されている。
【0038】前記半導体チップ80からテープ82を取
り外す時には、通常フランジピン84を使用するが、フ
ランジピン84は、先端が尖っているため、分離過程に
おいてチップの下面に損傷を与えることがある。この損
傷は、半導体チップのクラックやパッケージのクラック
を引き起こすことになる。
り外す時には、通常フランジピン84を使用するが、フ
ランジピン84は、先端が尖っているため、分離過程に
おいてチップの下面に損傷を与えることがある。この損
傷は、半導体チップのクラックやパッケージのクラック
を引き起こすことになる。
【0039】さらに、本発明のように、2つの半導体チ
ップを一度に切断する場合、テープが取り付けられた半
導体チップの面積が従来の2倍であるので、テープを取
り外すため、フランジピン84がチップを押し上げるの
に多くの力が必要である。従って、フランジピン84が
チップの下面にもっと多くの損傷を与えることになる。
ップを一度に切断する場合、テープが取り付けられた半
導体チップの面積が従来の2倍であるので、テープを取
り外すため、フランジピン84がチップを押し上げるの
に多くの力が必要である。従って、フランジピン84が
チップの下面にもっと多くの損傷を与えることになる。
【0040】従って、図2(A)に示したように、多数
の半導体チップ(80a、80b、80c、80d、8
0e、80f…)が形成されているウェーハを、2段階
のチップ分離装置の支持枠86上に載置し、分離装置の
内部を真空化させることにより支持枠86を降下させる
と、突出部88及びフランジピン84は固定されている
ので、突出部88及びフランジピン84上に位置する一
対の半導体チップ80a、80bは、他の半導体チップ
に比べてもっと上側に位置することなる。これにより、
半導体チップ80a、80bの下面に取り付けられてい
たテープの一部、すなわち、テープの端部が取り外され
る。
の半導体チップ(80a、80b、80c、80d、8
0e、80f…)が形成されているウェーハを、2段階
のチップ分離装置の支持枠86上に載置し、分離装置の
内部を真空化させることにより支持枠86を降下させる
と、突出部88及びフランジピン84は固定されている
ので、突出部88及びフランジピン84上に位置する一
対の半導体チップ80a、80bは、他の半導体チップ
に比べてもっと上側に位置することなる。これにより、
半導体チップ80a、80bの下面に取り付けられてい
たテープの一部、すなわち、テープの端部が取り外され
る。
【0041】次いで、図2(B)に示したように、フラ
ンジピン84を上昇させると、半導体チップ80a、8
0bが突出部88から離れて大部分のテープ82が取り
外される。
ンジピン84を上昇させると、半導体チップ80a、8
0bが突出部88から離れて大部分のテープ82が取り
外される。
【0042】前記テープ82が除去された一対の半導体
チップ80a、80bは、一度に移動することができる
ので、次の工程、すなわちダイボンディング工程に同時
に移動される。
チップ80a、80bは、一度に移動することができる
ので、次の工程、すなわちダイボンディング工程に同時
に移動される。
【0043】上述したように、一対のチップがテープに
取り付けられていても、半導体チップの分離が2段階で
行われるため、容易にテープからチップを分離すること
ができるので、フランジピンが半導体チップの下面に与
える損傷を低減することができる。
取り付けられていても、半導体チップの分離が2段階で
行われるため、容易にテープからチップを分離すること
ができるので、フランジピンが半導体チップの下面に与
える損傷を低減することができる。
【0044】図3は、本発明の一実施形態による高密度
実装型パッケージであって、ボンディングパッドが活性
面の中央部に配列されている、いわゆるセンタボンディ
ングパッド型半導体チップを使用した高密度実装型パッ
ケージの断面図である。
実装型パッケージであって、ボンディングパッドが活性
面の中央部に配列されている、いわゆるセンタボンディ
ングパッド型半導体チップを使用した高密度実装型パッ
ケージの断面図である。
【0045】ウェーハ加工工程後、EDSを経た半導体
チップ20a、20bを、図1のように2つの半導体チ
ップが1つのグループとして一体形になるように切断
し、ウェーハから一度にチップを分離して高密度実装型
パッケージに利用する。この際、一対の半導体チップ2
0a、20b間にはスペースがないため、従来とは別
に、基板とワイヤボンディングすることができるスペー
スを確保することが難しいので、所定の導電性パターン
が設けられているパターンフィルム24を、半導体チッ
プの活性面(表面)に非導電性接着剤(電気絶縁性接着
剤)25を用いて接着させる。接着剤25は、パターン
フィルム24を形成した後、一面に接着物質を塗布して
積層することができ、又は、一対の半導体チップ20
a、20bの活性面にドッティングすることができる。
チップ20a、20bを、図1のように2つの半導体チ
ップが1つのグループとして一体形になるように切断
し、ウェーハから一度にチップを分離して高密度実装型
パッケージに利用する。この際、一対の半導体チップ2
0a、20b間にはスペースがないため、従来とは別
に、基板とワイヤボンディングすることができるスペー
スを確保することが難しいので、所定の導電性パターン
が設けられているパターンフィルム24を、半導体チッ
プの活性面(表面)に非導電性接着剤(電気絶縁性接着
剤)25を用いて接着させる。接着剤25は、パターン
フィルム24を形成した後、一面に接着物質を塗布して
積層することができ、又は、一対の半導体チップ20
a、20bの活性面にドッティングすることができる。
【0046】図9、10の従来技術のように、基板に半
導体チップを実装した後、パターンフィルムを半導体チ
ップの活性面上に取り付けることもできる。しかし、本
発明のパターンフィルムは、組立工程の間、半導体チッ
プを支持し、半導体チップと外部回路とを電気的に連結
するパターンを有している。このように、本発明のパタ
ーンフィルムは、基板と同様の役割をするので、本発明
では、従来の基板は不要である。
導体チップを実装した後、パターンフィルムを半導体チ
ップの活性面上に取り付けることもできる。しかし、本
発明のパターンフィルムは、組立工程の間、半導体チッ
プを支持し、半導体チップと外部回路とを電気的に連結
するパターンを有している。このように、本発明のパタ
ーンフィルムは、基板と同様の役割をするので、本発明
では、従来の基板は不要である。
【0047】パターンフィルム24のフィルムパッド
(図示せず)と一対の半導体チップ20a、20bのボ
ンディングパッド(図示せず)は、ワイヤ26により連
結される。パターンフィルム24は、フィルム端子29
を介してリード28と熱圧着される。フィルム端子29
は、Cu−Au−Ni合金となり、リード28の接着部
にはSn−Au−Ag合金等が使用される。前記熱圧着
の代わりにIRリフロー方法を使用することも可能であ
る。
(図示せず)と一対の半導体チップ20a、20bのボ
ンディングパッド(図示せず)は、ワイヤ26により連
結される。パターンフィルム24は、フィルム端子29
を介してリード28と熱圧着される。フィルム端子29
は、Cu−Au−Ni合金となり、リード28の接着部
にはSn−Au−Ag合金等が使用される。前記熱圧着
の代わりにIRリフロー方法を使用することも可能であ
る。
【0048】図4は、図3のセンタボンディングパッド
型半導体チップを使用した高密度実装型パッケージに用
いられるパターンフィルムの平面図である。パターンフ
ィルム50は、半導体チップのボンディングパッド57
a、57bを露出させる開放部58と、パッケージリー
ドとの連結のためのフィルム端子51と、同一の機能を
有するが相異する半導体チップ上に形成されたボンディ
ングパッド同士を連結する導線55と、半導体チップの
ボンディングパッドとワイヤボンディングされるフィル
ムパッド54a、54bとによりなる。
型半導体チップを使用した高密度実装型パッケージに用
いられるパターンフィルムの平面図である。パターンフ
ィルム50は、半導体チップのボンディングパッド57
a、57bを露出させる開放部58と、パッケージリー
ドとの連結のためのフィルム端子51と、同一の機能を
有するが相異する半導体チップ上に形成されたボンディ
ングパッド同士を連結する導線55と、半導体チップの
ボンディングパッドとワイヤボンディングされるフィル
ムパッド54a、54bとによりなる。
【0049】図中左側半導体チップのボンディングパッ
ド57a及び図中右側半導体チップのボンディングパッ
ド57bは、センタボンディグパッド型であるので、2
つの開放部58を有する。露出されたボンディングパッ
ド57a、57bは、図3に示すように、パターンフィ
ルム50のフィルムパッド54a、54bとワイヤボン
ディングされる。
ド57a及び図中右側半導体チップのボンディングパッ
ド57bは、センタボンディグパッド型であるので、2
つの開放部58を有する。露出されたボンディングパッ
ド57a、57bは、図3に示すように、パターンフィ
ルム50のフィルムパッド54a、54bとワイヤボン
ディングされる。
【0050】一対の半導体チップは、同一の機能及び容
量を有するので、同一の機能を有するボンディングパッ
ドは各々対応するボンディングパッド同士導線55によ
り連結すべきである。パターンフィルム50の端子51
は、導線53、ビアホール52、内部導線を介して内部
的に連結された導線によりフィルムパッド54a、54
bに連結され、最終的にはワイヤにより半導体チップの
ボンディングパッド57a、57bと電気的に接続され
る。パッケージのリード(図3の28)は、フィルム端
子51と連結され、これにより半導体チップが外部回路
に接続される。
量を有するので、同一の機能を有するボンディングパッ
ドは各々対応するボンディングパッド同士導線55によ
り連結すべきである。パターンフィルム50の端子51
は、導線53、ビアホール52、内部導線を介して内部
的に連結された導線によりフィルムパッド54a、54
bに連結され、最終的にはワイヤにより半導体チップの
ボンディングパッド57a、57bと電気的に接続され
る。パッケージのリード(図3の28)は、フィルム端
子51と連結され、これにより半導体チップが外部回路
に接続される。
【0051】図5は、本発明の他の実施形態であって、
ボンディングパッドが活性面の端部に配列されている、
いわゆるエッジボンディングパッド型半導体チップを使
用した高密度実装型パッケージの断面図である。
ボンディングパッドが活性面の端部に配列されている、
いわゆるエッジボンディングパッド型半導体チップを使
用した高密度実装型パッケージの断面図である。
【0052】同図において、一対の半導体チップ30
a、30bの活性面に、非導電性接着剤35を用いてパ
ターンフィルム34を取り付け、ワイヤ36及びパター
ンフィルム34上に設けられた配線パターンにより一対
の半導体チップ30a、30bとパターンフィルム34
を連結する。上述したように、接着剤35は、半導体チ
ップの活性面上にドッティングしてもよく、パターンフ
ィルム34を形成した後、その一面に接着物質を塗布し
て積層してもよい。ここでは、一対の半導体チップ30
a、30bがエッジボンディングパッド型であるので、
パターンフィルム34は、ワイヤボンディングのための
開放部が図3のパターンフィルム24より多い。
a、30bの活性面に、非導電性接着剤35を用いてパ
ターンフィルム34を取り付け、ワイヤ36及びパター
ンフィルム34上に設けられた配線パターンにより一対
の半導体チップ30a、30bとパターンフィルム34
を連結する。上述したように、接着剤35は、半導体チ
ップの活性面上にドッティングしてもよく、パターンフ
ィルム34を形成した後、その一面に接着物質を塗布し
て積層してもよい。ここでは、一対の半導体チップ30
a、30bがエッジボンディングパッド型であるので、
パターンフィルム34は、ワイヤボンディングのための
開放部が図3のパターンフィルム24より多い。
【0053】一対の半導体チップ30a、30bとパタ
ーンフィルム34を接着させる接着剤35は、非導電性
接着剤であるが、パターンフィルム34とパッケージリ
ード38との接着は、電気導電性接着剤39を使用する
か、図3のように、金属合金を熱圧着するか、又はIR
リフロー方法を用いて接着することができる。
ーンフィルム34を接着させる接着剤35は、非導電性
接着剤であるが、パターンフィルム34とパッケージリ
ード38との接着は、電気導電性接着剤39を使用する
か、図3のように、金属合金を熱圧着するか、又はIR
リフロー方法を用いて接着することができる。
【0054】図6は、図5のエッジボンディングパッド
型半導体チップを使用した高密度実装型パッケージに用
いられるパターンフィルムの平面図である。
型半導体チップを使用した高密度実装型パッケージに用
いられるパターンフィルムの平面図である。
【0055】図6において、パターンフィルム60は、
半導体チップのボンディングパッド67a、67bが露
出されるようにする開放部68と、パッケージリードと
の連結のためのフィルム端子61と、同一の機能を有す
るが相異する半導体チップ上に形成されたボンディング
パッド同士を連結する導線65と、半導体チップのボン
ディングパッドとワイヤボンディングされるフィルムパ
ッド64a、64bとによりなる。
半導体チップのボンディングパッド67a、67bが露
出されるようにする開放部68と、パッケージリードと
の連結のためのフィルム端子61と、同一の機能を有す
るが相異する半導体チップ上に形成されたボンディング
パッド同士を連結する導線65と、半導体チップのボン
ディングパッドとワイヤボンディングされるフィルムパ
ッド64a、64bとによりなる。
【0056】半導体チップのボンディングパッド67
a、67bは、チップの端部に配列されているので、こ
れらのボンディングパッドを露出させるためには、3つ
の開放部68が必要である。フィルムパッド64a、6
4bを連結させる導線65は、短絡を防止するため、一
部導線はビアホール62によりフィルムの内部を介して
パッド64a、64bを連結する。また、フィルムパッ
ド64a、64bは、ビアホール62と導線63を介し
てフィルム端子61に電気的に接続される。
a、67bは、チップの端部に配列されているので、こ
れらのボンディングパッドを露出させるためには、3つ
の開放部68が必要である。フィルムパッド64a、6
4bを連結させる導線65は、短絡を防止するため、一
部導線はビアホール62によりフィルムの内部を介して
パッド64a、64bを連結する。また、フィルムパッ
ド64a、64bは、ビアホール62と導線63を介し
てフィルム端子61に電気的に接続される。
【0057】図4及び図6に示したフィルム端子51、
61は、パッケージのリード(図3の28、図5の3
8)と電気的に導通されるように、熱圧着等の機械的方
法によりボンディングしてもよく、図示しないが、ワイ
ヤによりパッケージリードとフィルムパッドを連結して
もよい。
61は、パッケージのリード(図3の28、図5の3
8)と電気的に導通されるように、熱圧着等の機械的方
法によりボンディングしてもよく、図示しないが、ワイ
ヤによりパッケージリードとフィルムパッドを連結して
もよい。
【0058】前記他の実施形態では、ワイヤボンディン
グによりパターンフィルムと半導体チップを電気的に連
結することについて説明したが、図7に示すように、バ
ンプを用いてパターンフィルムとチップを連結すること
も可能である。
グによりパターンフィルムと半導体チップを電気的に連
結することについて説明したが、図7に示すように、バ
ンプを用いてパターンフィルムとチップを連結すること
も可能である。
【0059】図7は、本発明のさらに他の実施形態であ
って、半導体チップとパターンフィルムがバンプにより
連結された高密度実装型パッケージの断面図である。
って、半導体チップとパターンフィルムがバンプにより
連結された高密度実装型パッケージの断面図である。
【0060】図7において、ウェーハ切断工程で一度に
切断された一対の半導体チップ90a、90bの活性面
の中央には、ボンディングパッドが形成されている。所
定の導電性パターンが設けられているパターンフィルム
94を、非導電性接着剤95により接着する。パターン
フィルム94のフィルムパッドと半導体チップのボンデ
ィングパッドは、バンプ96により連結される。パッケ
ージのリード98は、導電性接着剤99によりパターン
フィルム94と連結される。バンプ96は、ウェーハ加
工段階でエッチング法やワイヤボール形成方法を用いて
一対の半導体チップ90a、90bのボンディングパッ
ド上に形成することができ、又はパターンフィルム94
のフィルムパッドに前記方法を用いて形成することもで
きる。また、バンプ96の接着力が十分に強力な場合に
は、接着剤95を使用することなく、一対の半導体チッ
プ90a、90bとパターンフィルム94を接着するこ
とができる。バンプを用いて半導体チップとパターンフ
ィルムを接着する場合、パターンフィルムに開放部が不
要であるので、パターンフィルムの配線パターンを簡単
に設計することができるという長所がある。
切断された一対の半導体チップ90a、90bの活性面
の中央には、ボンディングパッドが形成されている。所
定の導電性パターンが設けられているパターンフィルム
94を、非導電性接着剤95により接着する。パターン
フィルム94のフィルムパッドと半導体チップのボンデ
ィングパッドは、バンプ96により連結される。パッケ
ージのリード98は、導電性接着剤99によりパターン
フィルム94と連結される。バンプ96は、ウェーハ加
工段階でエッチング法やワイヤボール形成方法を用いて
一対の半導体チップ90a、90bのボンディングパッ
ド上に形成することができ、又はパターンフィルム94
のフィルムパッドに前記方法を用いて形成することもで
きる。また、バンプ96の接着力が十分に強力な場合に
は、接着剤95を使用することなく、一対の半導体チッ
プ90a、90bとパターンフィルム94を接着するこ
とができる。バンプを用いて半導体チップとパターンフ
ィルムを接着する場合、パターンフィルムに開放部が不
要であるので、パターンフィルムの配線パターンを簡単
に設計することができるという長所がある。
【0061】図7は、ボンディングパッドが半導体チッ
プの活性面の中央に配列されている実施形態を示してい
るが、ボンディングパッドがチップの活性面の端部に配
列されているエッジボンディングパッド型半導体チップ
の場合にも、本発明を同様に適用することができる。
プの活性面の中央に配列されている実施形態を示してい
るが、ボンディングパッドがチップの活性面の端部に配
列されているエッジボンディングパッド型半導体チップ
の場合にも、本発明を同様に適用することができる。
【0062】図3乃至図7は、ウェーハを図1の78a
方向で切断して得られた半導体チップを使用した場合で
ある。ウェーハを図1の78a方向とは反対方向の78
b方向で切断した半導体チップを使用すると、パターン
フィルムの配線パターンをより簡単に形成することがで
きる。
方向で切断して得られた半導体チップを使用した場合で
ある。ウェーハを図1の78a方向とは反対方向の78
b方向で切断した半導体チップを使用すると、パターン
フィルムの配線パターンをより簡単に形成することがで
きる。
【0063】図8は、本発明のさらに他の実施形態であ
って、垂直方向で切断された半導体チップを使用した場
合に適用するのに適合なパターンフィルムの平面図であ
る。
って、垂直方向で切断された半導体チップを使用した場
合に適用するのに適合なパターンフィルムの平面図であ
る。
【0064】パターンフィルム100に形成されている
フィルム端子101、フィルムパッド104、導線10
5、ビアホール106の機能及び役割は、図4及び図6
のパターンフィルムと同様であるので、詳細な説明は省
略する。
フィルム端子101、フィルムパッド104、導線10
5、ビアホール106の機能及び役割は、図4及び図6
のパターンフィルムと同様であるので、詳細な説明は省
略する。
【0065】一対の半導体チップ120a、120b
は、活性面の中央部にボンディングパッド107が配列
されている。したがって、1つの開放部108が必要で
ある。もちろん、エッジボンディングパッドを有する半
導体チップを使用する場合には、2つの開放部が必要で
ある。半導体チップのボンディングパッド107は、パ
ターンフィルム100のフィルムパッド104とワイヤ
116により連結されている。図8は図6に比べて、導
線が簡単であることがわかる。したがって、お互いに共
通で連結される半導体チップの端子の位置により、ウェ
ーハを垂直方向で切断すべきか、水平方向で切断すべき
かを適宜に選択する。
は、活性面の中央部にボンディングパッド107が配列
されている。したがって、1つの開放部108が必要で
ある。もちろん、エッジボンディングパッドを有する半
導体チップを使用する場合には、2つの開放部が必要で
ある。半導体チップのボンディングパッド107は、パ
ターンフィルム100のフィルムパッド104とワイヤ
116により連結されている。図8は図6に比べて、導
線が簡単であることがわかる。したがって、お互いに共
通で連結される半導体チップの端子の位置により、ウェ
ーハを垂直方向で切断すべきか、水平方向で切断すべき
かを適宜に選択する。
【0066】なお、本発明は、高密度実装型パッケージ
のうち、特に、垂直方向高密度実装型パッケージより水
平方向高密度実装型パッケージに適用することが有利で
ある。
のうち、特に、垂直方向高密度実装型パッケージより水
平方向高密度実装型パッケージに適用することが有利で
ある。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、第1の本発明によ
る高密度実装型パッケージでは、ウェーハ切断工程にお
いて2つ以上の半導体チップを1グループとして一度に
切断することにより、ダイボンディング工程時のボンデ
ィングマージンを確保する必要がないので、ダイボンデ
ィングの信頼性が高まり、制限されたサイズのパッケー
ジ内に搭載可能なチップのサイズを大きくすることがで
きる。また、ウェーハ切断工程及びダイボンディング工
程が簡単になるので、生産性が向上される。
る高密度実装型パッケージでは、ウェーハ切断工程にお
いて2つ以上の半導体チップを1グループとして一度に
切断することにより、ダイボンディング工程時のボンデ
ィングマージンを確保する必要がないので、ダイボンデ
ィングの信頼性が高まり、制限されたサイズのパッケー
ジ内に搭載可能なチップのサイズを大きくすることがで
きる。また、ウェーハ切断工程及びダイボンディング工
程が簡単になるので、生産性が向上される。
【0068】第2の発明は、前記複数のボンディングパ
ッドは、前記半導体チップの活性面の中央部に配置さ
れ、前記パターンフィルムは、前記半導体チップのボン
ディングパッドに相当する位置に開放部を有するので、
基板と同様の役割をして基板が不要になる。
ッドは、前記半導体チップの活性面の中央部に配置さ
れ、前記パターンフィルムは、前記半導体チップのボン
ディングパッドに相当する位置に開放部を有するので、
基板と同様の役割をして基板が不要になる。
【0069】第3の発明は、前記パターンフィルムは、
さらに前記複数のボンディングパッドの個数に相当する
複数のフィルムパッドと、前記フィルムパッドを連結す
る導線とを備え、半導体チップのボンディングパッドと
フィルムパッドは、各々ワイヤにより電気的に連結さ
れ、一方の半導体チップのボンディングパッドは、前記
ワイヤ、前記フィルムパッド及び前記導線により他の半
導体チップにおいて同一の機能を有するパッドに連結さ
れているので、基板と同様の役割をして基板が不要にな
る。
さらに前記複数のボンディングパッドの個数に相当する
複数のフィルムパッドと、前記フィルムパッドを連結す
る導線とを備え、半導体チップのボンディングパッドと
フィルムパッドは、各々ワイヤにより電気的に連結さ
れ、一方の半導体チップのボンディングパッドは、前記
ワイヤ、前記フィルムパッド及び前記導線により他の半
導体チップにおいて同一の機能を有するパッドに連結さ
れているので、基板と同様の役割をして基板が不要にな
る。
【0070】第4の発明は、前記複数のボンディングパ
ッドは、前記半導体チップの活性面の端部に配置され、
前記パターンフィルムは、前記ボンディングパッドに相
当する位置に開放部を有するので、いわゆるエッジボン
ディングパッド型半導体チップの場合にも本発明と同様
に適用可能である。
ッドは、前記半導体チップの活性面の端部に配置され、
前記パターンフィルムは、前記ボンディングパッドに相
当する位置に開放部を有するので、いわゆるエッジボン
ディングパッド型半導体チップの場合にも本発明と同様
に適用可能である。
【0071】第5の発明は、前記パターンフィルムは、
さらに前記複数のボンディングパッドの個数に相当する
複数のフィルムパッドと、前記フィルムパッドを連結す
る導線とを備え、半導体チップのボンディングパッドと
フィルムパッドは、各々ワイヤにより電気的に連結さ
れ、一方の半導体チップのボンディングパッドは、前記
ワイヤ、前記フィルムパッド及び前記導線により他の半
導体チップにおいて同一の機能を有するパッドに連結さ
れているので、いわゆるエッジボンディングパッド型半
導体チップの場合にも本発明と同様に適用可能である。
さらに前記複数のボンディングパッドの個数に相当する
複数のフィルムパッドと、前記フィルムパッドを連結す
る導線とを備え、半導体チップのボンディングパッドと
フィルムパッドは、各々ワイヤにより電気的に連結さ
れ、一方の半導体チップのボンディングパッドは、前記
ワイヤ、前記フィルムパッド及び前記導線により他の半
導体チップにおいて同一の機能を有するパッドに連結さ
れているので、いわゆるエッジボンディングパッド型半
導体チップの場合にも本発明と同様に適用可能である。
【0072】第6の発明は、前記パターンフィルムは、
さらに前記フイルムパッドに電気的に連結されているフ
ィルム端子を備え、前記フィルム端子は、熱圧着方法に
より前記パッケージリードに接続されるので、基板と同
様の役割をして基板が不要になる。
さらに前記フイルムパッドに電気的に連結されているフ
ィルム端子を備え、前記フィルム端子は、熱圧着方法に
より前記パッケージリードに接続されるので、基板と同
様の役割をして基板が不要になる。
【0073】第7の発明は、前記接着剤は、電気絶縁性
接着剤であり、半導体チップの活性面上にドッティング
されるので、基板とワイヤボンディングすることができ
るスペースを確保できる。
接着剤であり、半導体チップの活性面上にドッティング
されるので、基板とワイヤボンディングすることができ
るスペースを確保できる。
【0074】第8の発明は、前記接着剤は、電気絶縁性
接着剤であり、前記パターンフィルムと半導体チップの
間に積層配置されるので、基板とワイヤボンディングす
ることができるスペースを確保できる。
接着剤であり、前記パターンフィルムと半導体チップの
間に積層配置されるので、基板とワイヤボンディングす
ることができるスペースを確保できる。
【0075】第9の発明は、前記複数のボンディングパ
ッドは、前記半導体チップの活性面の中央部に配置さ
れ、前記パターンフィルムは、前記半導体チップのボン
ディングパッドに相当する位置に複数のフィルムパッド
を有し、前記ボンディングパッドと前記フィルムパッド
は、金属バンプにより連結されるので、パターンフィル
ムに開放部が不要であるためパターンフィルムの配線パ
ターンを簡単に設計することができる。
ッドは、前記半導体チップの活性面の中央部に配置さ
れ、前記パターンフィルムは、前記半導体チップのボン
ディングパッドに相当する位置に複数のフィルムパッド
を有し、前記ボンディングパッドと前記フィルムパッド
は、金属バンプにより連結されるので、パターンフィル
ムに開放部が不要であるためパターンフィルムの配線パ
ターンを簡単に設計することができる。
【0076】第10の発明は、前記複数のボンディング
パッドは、前記半導体チップの活性面の端部に配置さ
れ、前記パターンフィルムは、前記半導体チップのボン
ディングパッドに相当する位置に複数のフィルムパッド
を有し、前記ボンディングパッドと前記フィルムパッド
は、金属バンプにより連結されるので、パターンフィル
ムに開放部が不要であるためパターンフィルムの配線パ
ターンを簡単に設計することができる。
パッドは、前記半導体チップの活性面の端部に配置さ
れ、前記パターンフィルムは、前記半導体チップのボン
ディングパッドに相当する位置に複数のフィルムパッド
を有し、前記ボンディングパッドと前記フィルムパッド
は、金属バンプにより連結されるので、パターンフィル
ムに開放部が不要であるためパターンフィルムの配線パ
ターンを簡単に設計することができる。
【0077】第11の発明は、前記フィルム端子は、C
u−Au−Ni合金からなり、前記パッケージリード
は、Sn−Au−Agよりなるので、半導体チップと外
部回路とを電気的に連結できる。
u−Au−Ni合金からなり、前記パッケージリード
は、Sn−Au−Agよりなるので、半導体チップと外
部回路とを電気的に連結できる。
【0078】第12の発明は、前記半導体チップは、ボ
ンディングパッドの配列方向と同一の方向に配列される
ので、お互いに共通で連結される半導体チップの端子の
位置により切断方向を適宜に選択できる。
ンディングパッドの配列方向と同一の方向に配列される
ので、お互いに共通で連結される半導体チップの端子の
位置により切断方向を適宜に選択できる。
【0079】第13の発明は、前記半導体チップは、ボ
ンディングパッドの配列方向と直角の方向に配列される
ので、パターンフィルムの配線パターンをより簡単に形
成することができる。
ンディングパッドの配列方向と直角の方向に配列される
ので、パターンフィルムの配線パターンをより簡単に形
成することができる。
【0080】第14の発明は、複数のボンディングパッ
ドを有する複数の半導体チップが形成されているウェー
ハを、少なくとも2つ以上の半導体チップグループで一
度に切断するウェーハ切断段階と、前記切断されたウェ
ーハを半導体チップグループ別で分離するチップ分離段
階と、前記切断された半導体チップグループを、所定の
導電性パターンとフィルムパッド及びフィルム端子を有
するパターンフィルムに取り付ける段階と、前記ボンデ
ィングパッドと前記フィルムパッドとを電気的に連結す
る段階と、前記パターンフィルムのフィルム端子をパッ
ケージリードと電気的に連結する段階とを備えるので、
ダイボンディング工程においてダイボンディングマージ
ンを設定しなくてもよく、チップ搭載面積を減少でき
る。また、2次ダイボンディングにより1次ダイボンデ
ィングされた半導体チップが損傷されることを防止でき
る。
ドを有する複数の半導体チップが形成されているウェー
ハを、少なくとも2つ以上の半導体チップグループで一
度に切断するウェーハ切断段階と、前記切断されたウェ
ーハを半導体チップグループ別で分離するチップ分離段
階と、前記切断された半導体チップグループを、所定の
導電性パターンとフィルムパッド及びフィルム端子を有
するパターンフィルムに取り付ける段階と、前記ボンデ
ィングパッドと前記フィルムパッドとを電気的に連結す
る段階と、前記パターンフィルムのフィルム端子をパッ
ケージリードと電気的に連結する段階とを備えるので、
ダイボンディング工程においてダイボンディングマージ
ンを設定しなくてもよく、チップ搭載面積を減少でき
る。また、2次ダイボンディングにより1次ダイボンデ
ィングされた半導体チップが損傷されることを防止でき
る。
【0081】第15の発明は、前記チップ分離段階は、
前記ウェーハの活性面に対向する裏面にテープを取り付
ける段階と、前記半導体チップグループの端部に取り付
けられたテープを取り外す1次分離段階と、前記半導体
チップグループの他の部分に取り付けられたテープを取
り外す2次分離段階とを含むので、容易にテープからチ
ップを分離することができるため、フランジピンが半導
体チップの下面に与える損傷を低減することができる。
前記ウェーハの活性面に対向する裏面にテープを取り付
ける段階と、前記半導体チップグループの端部に取り付
けられたテープを取り外す1次分離段階と、前記半導体
チップグループの他の部分に取り付けられたテープを取
り外す2次分離段階とを含むので、容易にテープからチ
ップを分離することができるため、フランジピンが半導
体チップの下面に与える損傷を低減することができる。
【0082】第16の発明は、前記ボンディングパッド
と前記フィルムパッドとを電気的に連結する段階は、前
記ボンディングパッドと前記フィルムパッドをワイヤボ
ンディングする段階であるので、いわゆるエッジボンデ
ィングパッド型半導体チップの場合にも本発明と同様に
適用可能である。
と前記フィルムパッドとを電気的に連結する段階は、前
記ボンディングパッドと前記フィルムパッドをワイヤボ
ンディングする段階であるので、いわゆるエッジボンデ
ィングパッド型半導体チップの場合にも本発明と同様に
適用可能である。
【0083】第17の発明は、前記ボンディングパッド
と前記フィルムパッドとを電気的に連結する段階は、前
記ボンディングパッドと前記フィルムパッドを金属バン
プで連結する段階であるので、いわゆるエッジボンディ
ングパッド型半導体チップの場合にも本発明と同様に適
用可能である。
と前記フィルムパッドとを電気的に連結する段階は、前
記ボンディングパッドと前記フィルムパッドを金属バン
プで連結する段階であるので、いわゆるエッジボンディ
ングパッド型半導体チップの場合にも本発明と同様に適
用可能である。
【0084】第18の発明は、前記ウェーハ切断段階
は、前記ボンディングパッド形成方向と同一の方向で前
記半導体チップグループを切断するので、お互いに共通
で連結される半導体チップの端子の位置により切断方向
を適宜に選択できる。
は、前記ボンディングパッド形成方向と同一の方向で前
記半導体チップグループを切断するので、お互いに共通
で連結される半導体チップの端子の位置により切断方向
を適宜に選択できる。
【0085】第19の発明は、前記ウェーハ切断段階
は、前記ボンディングパッド形成方向と直角の方向で前
記半導体チップグループを切断するので、パターンフィ
ルムの配線パターンをより簡単に形成できる。
は、前記ボンディングパッド形成方向と直角の方向で前
記半導体チップグループを切断するので、パターンフィ
ルムの配線パターンをより簡単に形成できる。
【0086】第20の発明は、前記フィルム端子と前記
パッケージ端子とを連結する段階は、熱圧着法により行
われるので、お互いに共通で連結される半導体チップの
端子の位置により切断方向を適宜に選択できる。
パッケージ端子とを連結する段階は、熱圧着法により行
われるので、お互いに共通で連結される半導体チップの
端子の位置により切断方向を適宜に選択できる。
【図1】本発明によるウェーハ切断工程を説明するため
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】本発明に適合するように切断されたウェーハか
らテープを分離するための過程を説明する断面図であ
る。
らテープを分離するための過程を説明する断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態による高密度実装型パッケ
ージであって、ボンディングパッドが活性面の中央部に
配列されている、いわゆるセンタボンディングパッド型
半導体チップを使用した高密度実装型パッケージの断面
図である。
ージであって、ボンディングパッドが活性面の中央部に
配列されている、いわゆるセンタボンディングパッド型
半導体チップを使用した高密度実装型パッケージの断面
図である。
【図4】図3のセンタボンディングパッド型半導体チッ
プを使用した高密度実装型パッケージに用いられるパタ
ーンフィルムの平面図である。
プを使用した高密度実装型パッケージに用いられるパタ
ーンフィルムの平面図である。
【図5】本発明の他の実施形態であって、ボンディング
パッドが活性面の端部に配列されている、いわゆるエッ
ジボンディングパッド型半導体チップを使用した高密度
実装型パッケージの断面図である。
パッドが活性面の端部に配列されている、いわゆるエッ
ジボンディングパッド型半導体チップを使用した高密度
実装型パッケージの断面図である。
【図6】図3のエッジボンディングパッド型半導体チッ
プを使用した高密度実装型パッケージに用いられるパタ
ーンフィルムの平面図である。
プを使用した高密度実装型パッケージに用いられるパタ
ーンフィルムの平面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態であって、半導体
チップとパターンフィルムがバンプにより連結された高
密度実装型パッケージの断面図である。
チップとパターンフィルムがバンプにより連結された高
密度実装型パッケージの断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態であって、垂直方
向で切断された半導体チップを使用した場合に適用する
に適合なパターンフィルムの平面図である。
向で切断された半導体チップを使用した場合に適用する
に適合なパターンフィルムの平面図である。
【図9】従来技術による高密度実装型パッケージであっ
て、ボンディングパッドが活性面の端部に配列されてい
る半導体チップを使用した高密度実装型パッケージの断
面図である。
て、ボンディングパッドが活性面の端部に配列されてい
る半導体チップを使用した高密度実装型パッケージの断
面図である。
【図10】従来技術による高密度実装型パッケージであ
って、ボンディングパッドが活性面の中央部に配列され
ている半導体チップを使用した高密度実装型パッケージ
の断面図である。
って、ボンディングパッドが活性面の中央部に配列され
ている半導体チップを使用した高密度実装型パッケージ
の断面図である。
【符号の説明】 20a、20b、30a、30b、90a、90b 半
導体チップ 24、34、50、60、94 パターンフィルム 26、36、116 ボンディングワイヤ 25、35、95 接着剤 28、38、98 パッケージリード 51、61、101 フィルム端子 52、62、106 ビアホール 53、63、55、65 導線 57a、57b センタボンディングパッド 67a、67b エッジボンディングパッド 58、68、108 開放部 96 バンプ
導体チップ 24、34、50、60、94 パターンフィルム 26、36、116 ボンディングワイヤ 25、35、95 接着剤 28、38、98 パッケージリード 51、61、101 フィルム端子 52、62、106 ビアホール 53、63、55、65 導線 57a、57b センタボンディングパッド 67a、67b エッジボンディングパッド 58、68、108 開放部 96 バンプ
Claims (20)
- 【請求項1】 所定の回路素子が設けられている活性面
上に配置された複数のボンディングパッドとを有する少
なくとも2つ以上の半導体チップと、 前記半導体チップの活性面に取り付けられ、半導体チッ
プのボンディングパッドの各々を電気的に連結する配線
パターンを有するパターンフィルムと、 前記パターンフィルムと前記半導体チップとを接着させ
る接着剤と、 前記パターンフィルムと電気的に連結され、外部素子に
接続されるパッケージリードとを備える高密度実装型パ
ッケージであって、 前記2つ以上の半導体チップは、ウェーハ切断工程にお
いて一度に切断されて一体形に形成されていることを特
徴とする高密度実装型パッケージ。 - 【請求項2】 前記複数のボンディングパッドは、前記
半導体チップの活性面の中央部に配置され、前記パター
ンフィルムは、前記半導体チップのボンディングパッド
に相当する位置に開放部を有することを特徴とする請求
項1記載の高密度実装型パッケージ。 - 【請求項3】 前記パターンフィルムは、さらに前記複
数のボンディングパッドの個数に相当する複数のフィル
ムパッドと、前記フィルムパッドを連結する導線とを備
え、半導体チップのボンディングパッドとフィルムパッ
ドは、各々ワイヤにより電気的に連結され、一方の半導
体チップのボンディングパッドは、前記ワイヤ、前記フ
ィルムパッド及び前記導線により他の半導体チップにお
いて同一の機能を有するパッドに連結されていることを
特徴とする請求項2記載の高密度実装型パッケージ。 - 【請求項4】 前記複数のボンディングパッドは、前記
半導体チップの活性面の端部に配置され、前記パターン
フィルムは、前記ボンディングパッドに相当する位置に
開放部を有することを特徴とする請求項1記載の高密度
実装型パッケージ。 - 【請求項5】 前記パターンフィルムは、さらに前記複
数のボンディングパッドの個数に相当する複数のフィル
ムパッドと、前記フィルムパッドを連結する導線とを備
え、半導体チップのボンディングパッドとフィルムパッ
ドは、各々ワイヤにより電気的に連結され、一方の半導
体チップのボンディングパッドは、前記ワイヤ、前記フ
ィルムパッド及び前記導線により他の半導体チップにお
いて同一の機能を有するパッドに連結されていることを
特徴とする請求項4記載の高密度実装型パッケージ。 - 【請求項6】 前記パターンフィルムは、さらに前記フ
イルムパッドに電気的に連結されているフィルム端子を
備え、前記フィルム端子は、熱圧着方法により前記パッ
ケージリードに接続されることを特徴とする請求項3又
は5記載の高密度実装型パッケージ。 - 【請求項7】 前記接着剤は、電気絶縁性接着剤であ
り、半導体チップの活性面上にドッティングされること
を特徴とする請求項1記載の高密度実装型パッケージ。 - 【請求項8】 前記接着剤は、電気絶縁性接着剤であ
り、前記パターンフィルムと半導体チップの間に積層配
置されることを特徴とする請求項1記載の高密度実装型
パッケージ。 - 【請求項9】 前記複数のボンディングパッドは、前記
半導体チップの活性面の中央部に配置され、前記パター
ンフィルムは、前記半導体チップのボンディングパッド
に相当する位置に複数のフィルムパッドを有し、前記ボ
ンディングパッドと前記フィルムパッドは、金属バンプ
により連結されることを特徴とする請求項1記載の高密
度実装型パッケージ。 - 【請求項10】 前記複数のボンディングパッドは、前
記半導体チップの活性面の端部に配置され、前記パター
ンフィルムは、前記半導体チップのボンディングパッド
に相当する位置に複数のフィルムパッドを有し、前記ボ
ンディングパッドと前記フィルムパッドは、金属バンプ
により連結されることを特徴とする請求項1記載の高密
度実装型パッケージ。 - 【請求項11】 前記フィルム端子は、Cu−Au−N
i合金からなり、前記パッケージリードは、Sn−Au
−Agよりなることを特徴とする請求項6記載の高密度
実装型パッケージ。 - 【請求項12】 前記半導体チップは、ボンディングパ
ッドの配列方向と同一の方向に配列されることを特徴と
する請求項2又は4記載の高密度実装型パッケージ。 - 【請求項13】 前記半導体チップは、ボンディングパ
ッドの配列方向と直角の方向に配列されることを特徴と
する請求項2又は4記載の高密度実装型パッケージ。 - 【請求項14】 複数のボンディングパッドを有する複
数の半導体チップが形成されているウェーハを、少なく
とも2つ以上の半導体チップグループで一度に切断する
ウェーハ切断段階と、 前記切断されたウェーハを半導体チップグループ別で分
離するチップ分離段階と、 前記切断された半導体チップグループを、所定の導電性
パターンとフィルムパッド及びフィルム端子を有するパ
ターンフィルムに取り付ける段階と、 前記ボンディングパッドと前記フィルムパッドとを電気
的に連結する段階と、 前記パターンフィルムのフィルム端子をパッケージリー
ドと電気的に連結する段階とを備えることを特徴とする
高密度実装型パッケージの製造方法。 - 【請求項15】 前記チップ分離段階は、前記ウェーハ
の活性面に対向する裏面にテープを取り付ける段階と、
前記半導体チップグループの端部に取り付けられたテー
プを取り外す1次分離段階と、前記半導体チップグルー
プの他の部分に取り付けられたテープを取り外す2次分
離段階とを含むことを特徴とする請求項14記載の高密
度実装型パッケージの製造方法。 - 【請求項16】 前記ボンディングパッドと前記フィル
ムパッドとを電気的に連結する段階は、前記ボンディン
グパッドと前記フィルムパッドをワイヤボンディングす
る段階であることを特徴とする請求項14記載の高密度
実装型パッケージ製造方法。 - 【請求項17】 前記ボンディングパッドと前記フィル
ムパッドとを電気的に連結する段階は、前記ボンディン
グパッドと前記フィルムパッドを金属バンプで連結する
段階であることを特徴とする請求項14記載の高密度実
装型パッケージ製造方法。 - 【請求項18】 前記ウェーハ切断段階は、前記ボンデ
ィングパッド形成方向と同一の方向で前記半導体チップ
グループを切断することを特徴とする請求項14記載の
高密度実装型パッケージの製造方法。 - 【請求項19】 前記ウェーハ切断段階は、前記ボンデ
ィングパッド形成方向と直角の方向で前記半導体チップ
グループを切断することを特徴とする請求項14記載の
高密度実装型パッケージの製造方法。 - 【請求項20】 前記フィルム端子と前記パッケージ端
子とを連結する段階は、熱圧着法により行われることを
特徴とする請求項18又は19記載の高密度実装型パッ
ケージ製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019950037834A KR0182506B1 (ko) | 1995-10-28 | 1995-10-28 | 동시에 절단된 반도체 칩을 이용한 고밀도 실장형 패키지 및 그 제조 방법 |
KR1995-37834 | 1995-10-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09134928A true JPH09134928A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=19431753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP8273245A Pending JPH09134928A (ja) | 1995-10-28 | 1996-10-16 | ウェーハから一度に切断された半導体チップグループを用いた高密度実装型パッケージ及びその製造方法 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
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1996
- 1996-10-16 JP JP8273245A patent/JPH09134928A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1998038680A1 (fr) * | 1997-02-28 | 1998-09-03 | T.I.F. Co., Ltd. | Module memoire |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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