JPH09134268A - 階層構造データ表示方法及び階層構造データ表示装置 - Google Patents

階層構造データ表示方法及び階層構造データ表示装置

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JPH09134268A
JPH09134268A JP7290001A JP29000195A JPH09134268A JP H09134268 A JPH09134268 A JP H09134268A JP 7290001 A JP7290001 A JP 7290001A JP 29000195 A JP29000195 A JP 29000195A JP H09134268 A JPH09134268 A JP H09134268A
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JP7290001A
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Noboru Koishi
昇 小石
Shinya Nomura
晋也 野村
Kazuya Shibata
和司也 柴田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 データの階層構造を表示する表示領域の使用
効率の向上およびマウス等のポイチングデバイスの操作
効率の向上を図る。 【解決手段】 記憶装置7に記憶された複数のデータ、
親データ種別及び階層の深さデータに基づいてデータの
階層構造を作成し、その後、そのデータの階層構造を階
層の最上位のデータを中心に置いた同心円で表示する。
この際、付加データや最低中心角データに基づいて各デ
ータの占める領域の中心角を変えて領域の大きさを変更
する。また、領域の大きさを変更することによって表示
できなくなるデータがある場合にはスクロールバーEを
表示し、これの操作によって未表示部分を表示する。こ
のように、同心円を用いた階層構造とすることで、表示
領域の使用効率が良くなる。また各データ表示がコンパ
クトになることからポインチングデバイスの操作効率が
良くなる。また、同一階層におけるデータ数が多くなっ
てもスクロールバーEの操作によって表示可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの階層構造
を作成して表示する階層構造データ表示方法及び階層構
造データ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データ(又はファイル)を幾
つかのディレクトリに分けて格納し、そのディレクトリ
に上下の階層を設定して管理する方法がMS−DOS等
の各種OS(オペレーティングシステム)で採用されて
いる。
【0003】データの階層構造を表示する場合、まずツ
リー構造を作成し、次いでその最上位となるデータが表
示領域の上端や左端に位置するように全体を表示するよ
うにしている。図13は最上位のデータを上端に位置さ
せた場合の表示例であり、図14は最上位のデータを左
端に位置させた場合の表示例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の階層構造データ表示方法にあっては、次のような問
題点があった。
【0005】(イ)階層が深くなるにしたがって表示す
るデータ数が増えるような場合、データ数の少ない上層
部に余白部分が多くなるので、表示領域の使用効率の良
いものではなかった。例えば図15に示すようにデータ
種別「1」の最上位のデータを上端に位置させた場合、
表示領域Aに対して5つの余白部分Bが生ずる。また図
16に示すように最上位のデータを左端に位置させた場
合も同様に表示領域Aに対して5つの余白部分Bが生ず
る。この場合、余白部分Bのなかで最上位のデータから
2段階下のデータに亘る余白部分が最も大きなものにな
る。
【0006】(ロ)階層構造の表示に対して、マウス等
のポインチングデバイスを用いてデータを選択する場
合、特に最下層部の両端に位置するデータ(例えば図1
3ではデータ種別「8」及び「15」のデータ)に対し
ては、マウス等を端から端まで移動させなければならな
いので、操作効率も良いものではなかった。
【0007】そこで本発明は、データの階層構造を表示
する表示領域の使用効率の向上を図ることができると共
にマウス等のポイチングデバイスの操作効率の向上を図
ることができる階層構造データ表示方法及び階層構造デ
ータ表示装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、表示
する複数のデータと各データ間の関係及び各データの順
位情報とに基づいてデータの階層構造を作成し、次いで
そのデータの階層構造を階層の最上位のデータを中心に
置いた同心円で表示することを特徴とする。
【0009】この方法によれば、階層の最上位となるデ
ータを中心に置いた同心円の階層構造が表示される。し
たがって、この階層構造を表示する表示領域の余白部分
が主に表示領域の四隅のみとなることから表示領域の使
用効率が良くなり、また各データ間の距離が平均的に短
くなることからマウス等のポインチングデバイスの操作
効率が良くなる。
【0010】請求項2の発明は、同一階層の各データの
占める領域の大きさを変化させることを特徴とする。
【0011】この方法によれば、同一階層におけるデー
タ数に応じて各々の占める領域の大きさが変化するの
で、その階層における全てのデータの表示が可能にな
る。
【0012】請求項3の発明は、前記同心円上に階層表
示されているデータを部分的に円周方向にスクロールさ
せることを特徴とする。
【0013】この方法によれば、同一階層におけるデー
タ数が多くなって全てのデータが表示できないような場
合が生じても、当該階層におけるデータを部分的にスク
ロールさせることによって表示が可能になる。
【0014】請求項4の発明は、図形の表示が可能な表
示手段と、表示する複数のデータと各データ間の関係及
び各データの順位情報とを記憶したデータ記憶手段と、
このデータ記憶手段に記憶された前記複数のデータと各
データ間の関係及び各データの順位情報に基づいてデー
タの階層構造を作成する階層構造作成手段と、この階層
構造作成手段により作成された前記データの階層構造を
階層の最上位のデータを中心に置いた同心円の階層構造
として前記表示手段に表示する表示制御手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、階層の最上位となるデ
ータを中心に置いた同心円の階層構造が表示される。し
たがって、この階層構造を表示する表示領域の余白部分
が主に表示領域の四隅のみとなることから表示領域の使
用効率が良くなり、また各データ間の距離が平均的に短
くなることからマウス等のポインチングデバイスの操作
効率が良くなる。
【0016】請求項5の発明は、請求項5の発明に、ス
クロール調整用の操作子を画像表示する画像表示手段
と、この画像表示手段により画像表示された前記操作子
の変位を調整する入力に応じた移動量を出力する移動量
情報出力手段とを加えると共に前記表示制御手段は、前
記移動量調整手段から出力される移動量に対応する距離
だけ前記同心円上に階層表示されているデータを部分的
に円周方向に移動させると共に該部分に続く未表示のデ
ータがあればそれを前記移動量に対応する距離分だけ表
示させることを特徴とする。
【0017】この構成によれば、画像表示された操作子
の変位を調整する入力に応じた距離だけ同心円上に階層
表示されているデータが部分的に円周方向に移動する共
に該部分に続く未表示のデータが移動量に対応する距離
分だけ表示される。したがって、同一階層におけるデー
タ数が多くなって全てのデータが表示できないような場
合が生じても当該階層におけるデータを部分的にスクロ
ールさせることによって表示させることが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0019】<階層構造データ表示装置の構成>図1は
本発明に係る階層構造データ表示装置の一実施の形態の
構成を示すブロック図である。この図において、1はモ
ニタ等の表示装置、2は表示制御部であり、表示データ
に基づいて表示装置1に必要な信号を生成して出力す
る。3はマウスであり、座標入力に使用される。4はイ
ンタフェースであり、ポインチングデバイス3と制御部
5とを接続する。6は操作部であり、図示せぬキーボー
ドや各種スイッチから構成される。7はハードディスク
装置等の記憶装置であり、階層構造を表示するめのデー
タ、各データ間の関係を示す関係情報及び各データの順
位を示す順位情報等が記憶されている。具体的には後述
するように表示するためのデータ、親データ種別及び階
層の深さがあり、その他には付加データや最低中心角デ
ータがある。
【0020】8はROMであり、制御部5を制御するた
めのプログラムが記憶されている。9はRAMであり、
制御部5の動作において使用される。制御部5は装置各
部を制御するものであり、例えば操作部6からデータの
階層構造を表示するコマンドを入力すると、記憶装置7
に記憶された各種データを読み出してこれらをRAM9
上に展開し、階層構造データを作成する。階層構造デー
タを作成した後にはこの階層構造データに基づいて階層
構造図形を作成する。そして階層構造図形を作成した後
にこれを表示データに変換して表示制御部2に供給す
る。表示装置1には階層の最上位のデータを中心に置い
た同心円の階層構造が表示される。
【0021】図2はこのようにして作成された階層構造
図形の一例を示すものであり、この図に示すように最も
内側の円の内部に最上位のデータが配置され、またそれ
に続く各データが最上位のデータから外側に向かって順
次配置されている。最上位のデータを中心に置いた同心
円とすることで、表示領域Aに対する余白部分Bが主に
表示領域Aの四隅のみとなり、また各データ間の距離が
平均的に近くなる。これにより、表示領域の使用効率が
良くなり、またマウス等のポインチングデバイスの操作
効率が良くなる。
【0022】上記表示装置1は表示手段に対応し、記憶
装置7はデータ記憶手段に対応し、制御部5は階層構造
作成手段に対応する。また、表示制御部2と制御部5は
表示制御手段100、画像表示手段110及び移動量情
報出力手段120を構成する。
【0023】次に、図3〜図12を参照して実施の形態
の階層構造データ表示装置の動作について説明する。
【0024】<階層構造データ表示装置の動作>図3は
実施の形態の階層構造データ表示装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0025】まず、ステップS10で階層構造を表示す
るコマンドの入力が行われたか否かの判定を行う。この
判定において、階層構造を表示するコマンドの入力が行
われたと判断するとステップS12に進み、記憶装置7
に記憶された複数のデータ、親データ種別及び階層の深
さデータを読み込むと共に、付加データや最低中心角デ
ータがあればこれらも同時に読み込んでRAM9上に展
開する。階層構造を表示するための各種データをRAM
9上に展開した後、ステップS14に進み、RAM9上
に展開した各種データから階層構造データを作成する。
【0026】ここで、例えばデータの階層構造の表示形
式が図4に示すようなものであれば階層構造データは図
5に示すようになる。この場合、データが7個あり、こ
れらのデータの親データが親データ種別で示される。ま
た各データの階層の深さが階層深さで示される。親デー
タ種別で「−」の場合は階層の最上位のデータであり、
この最上位のデータの階層の深さは「1」になる。この
階層構造データにおいて、データ種別が「2」では親デ
ータが「1」で、階層の深さが「2」になる。データ種
別が「3」では親データが「1」で、階層の深さが
「2」になる。またデータ種別が「4」では親データが
「2」で、階層の深さが「3」になる。またデータ種別
が「5」では親データが「2」で、階層の深さが「3」
になる。またデータ種別が「6」では親データが「5」
で、階層の深さが「4」になる。またデータ種別が
「7」では親データが「5」で、階層の深さが「4」に
なる。
【0027】階層構造データを作成した後、ステップS
16に進み、記憶装置7から読み込んだデータに付加デ
ータがある否かの判定を行う。この付加データは対応す
るデータの表示領域の大きさを決定するものである。付
加データがないと判断すると、ステップS18に進み、
作成した階層構造データに基づいて階層構造図形を作成
する。例えば図5に示す階層構造データの場合、次の過
程により階層構造図形が作成される。また図6はその過
程を図示したものである。
【0028】(イ)作成した階層構造データから、最上
位のデータの種別と全体の階層の深さを求める。この場
合、最上位のデータ種別は「1」、全体の階層の深さは
「4」となる。
【0029】(ロ)次いで、階層の深さの数の同心円を
作り、最も内側の円の内部に最上位のデータを置く(図
6(a)参照)。
【0030】(ハ)次いで、内側から2番目の円上に2
番目の階層のデータを置き、その境界線を2番目の円の
1つ内側の円の円周から最も外側の円の円周まで引く
(図6(b)参照)。
【0031】(ハ)以後、次の階層のデータを次の円に
置いていき、1つ内側の円の円周から最も外側の円円周
まで引く(図6(c)、(d)参照)。
【0032】(ニ)全てのデータを置いた後、データを
置いていない部分を削除する(図6(e)参照)。
【0033】このようにして階層構造図形を作成した
後、ステップS20に進み、作成した階層構造図形を表
示する。即ち、作成した階層構造図形を表示データに変
換して表示制御部2に供給する。表示制御部2は表示デ
ータに基づいて表示装置1に必要な信号を生成する。こ
れにより表示装置1に階層構造図形が表示される。
【0034】一方、上記ステップS16の判定におい
て、付加データがあると判断すると、ステップS22に
進み、付加データを加味した階層構造図形を作成する。
ここで、例えばデータの階層構造の表示形式が図7に示
すようなものであって、付加データが無ければその階層
構造データは図9のCのようになり、階層構造図形は図
8に示すようになる。これに対して、付加データがあれ
ばその階層構造データは図9のDのようになり、階層構
造図形は図10(a)に示すようになる。この場合、付
加データの値に応じてデータの占める表示領域の中心角
を変化させる。この際、必要あれば付加データの値の大
きい順又は小さい順で表示する。
【0035】このようにして付加データによる階層構造
図形を作成した後、ステップS24に進み、記憶装置7
から読み込んだデータに最低中心角を指定する最低中心
角データがあるか否かの判定を行う。この判定において
最低中心角データがないと判断すると、ステップS20
に進み、ステップS22において作成した階層構造図形
を表示する。即ち、作成した階層構造図形を表示データ
に変換して表示制御部2に供給する。表示制御部2は表
示データに基づいて表示装置1に必要な信号を生成す
る。これにより表示装置1に階層構造図形が表示され
る。これに対して、最低中心角データがあると判断する
と、ステップS26でその最低中心角データに基づいて
各データの表示領域を変化させる。この処理を行った
後、ステップS20に進み、ステップS22において作
成し、更にステップS26で表示領域を変化させた階層
構造図形を表示する。
【0036】階層構造図形を表示する処理を行った後、
ステップS28に進み、表示領域の変更が行われたか否
かの判定を行う。即ち、ステップS22、26の処理を
行ったか否かの判定を行う。この判定において、表示領
域の変更が行われたと判断するとステップS30に進
み、スクロールバー(図10におけるE)を表示する。
【0037】ここで、最低中心角データに基づいて各デ
ータの表示領域を変化させる理由は、階層構造の末端と
なるデータ、例えば図6(e)における「3」、
「4」、「6」及び「7」のデータや図8における
「8」〜「15」のデータの中で表示領域の中心角が最
低中心角より小さくなるものが出てくることがあるから
である。
【0038】最低中心角に基づくデータ表示領域の変化
過程は次のように行われる。
【0039】(イ)表示領域の中心角が最小のデータの
中心角を予め定めておいた最低中心角とする。
【0040】(ロ)(イ)の中心角の変化率で他のデー
タの中心角を変更する。例えば、(イ)の中心角を2゜
から5゜に変更した場合、他のデータの中心角をそれぞ
れ2.5倍にする。
【0041】(ハ)変更後の中心角を使用して360度
分のデータを表示する。
【0042】(ニ)表示図形の外側にスクロールバーを
表示する。
【0043】具体的には階層構造図形が図10(a)に
示すようである場合、末端のデータの中心角が図11に
示すように、「8」〜「15」のデータ種別に対して
「42゜」、「33゜」、「90゜」、「60゜」、
「45゜」、「45゜」、「27゜」、「18゜」とな
っている。ここで、最低中心角が27゜に定められてい
るとすると、まずはデータ種別「15」の中心角を最低
中心角27゜に変更する。このとき変化率は1.5倍に
なる。次いで、残りのデータ種別の全てに対して中心角
を変更する。図12は変更後の中心角を示すものであ
り、この図に示すように「8」〜「15」のデータ種別
に対して「63゜」、「49.5゜」、「135゜」、
「90゜」、「67.5゜」、「67.5゜」、「4
0.5゜」、「27゜」となる。この結果、階層構造図
形は図10(b)に示すようになる。
【0044】図3に戻り、ステップS30でスクロール
バーEの表示を行った後、ステップS32に進み、スク
ロール操作が行われたか否かの判定を行う。この判定に
おいてスクロール操作が行われたと判断するとステップ
S34に進み、スクロールバーEの座標の変化に応じて
表示領域を変化させる。この場合、スクロールバーEは
所謂GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)に
なっており、このスクロールバーEを例えば図10
(b)の状態で矢印マークE2 をマウス3でクリックし
ていくと(又はマウスのボタンを押し続けると)、バー
1 が図10(c)に示すように下方へ移動していく。
そしてバーE1 が下方へ移動した状態で、今度は逆に矢
印マークE2 をマウス3でクリックしていくと(又はマ
ウスのボタンを押し続けると)、バーE1 が上方へ移動
していく。スクロール操作が行われる前までは図10
(b)に示すように末端のデータのうちの「8」〜「1
1」のみが表示された状態になっており、この状態でス
クロール操作が行われると図10(c)に示すように
「12」〜「15」が表示されていく。
【0045】このスクロール操作は操作部6(図1参
照)のキーボードにあるエスケープキーが操作されない
限り継続可能になっている。ステップS36はエスケー
プ入力があるか否かの判定を行うものであり、エスケー
プ入力がない場合にはステップS32に戻る。これに対
してエスケープ入力があると判断するとステップS38
に進み、表示を消去してステップS10に戻る。この場
合、階層構造図形のみ表示されていれば、この表示が消
去され、階層構造図形とスクロールバーEとが表示され
ていればこれらの表示が消去される。
【0046】一方、上記ステップS10の判定におい
て、階層構造表示コマンドの入力がないと判断するとス
テップS40に進み、他の処理を行ってステップS10
に戻る。
【0047】このようにこの実施の形態では、複数のデ
ータ、親データ種別及び階層の深さデータに基づいてデ
ータの階層構造を作成した後、そのデータの階層構造を
階層の最上位のデータを中心に置いた同心円で表示す
る。この際、付加データや最低中心角データに基づいて
各データの占める領域の中心角を変えて領域の大きさを
変更する。また、領域の大きさを変更することによって
表示できなくなるデータがある場合にはスクロールバー
Eを表示し、これの操作によって未表示部分を表示す
る。
【0048】したがって、同心円を用いた階層構造とす
ることで、この階層構造を表示する表示領域の余白部分
が主に表示領域の四隅のみとなって少なくなることか
ら、表示領域の使用効率が良くなる。また各データ間の
距離が平均的に短くなることからマウス等のポインチン
グデバイスの操作効率が良くなる。
【0049】また、同一階層におけるデータ数が多くな
って全てのデータが表示できないような場合が生じても
スクロールバーEの操作によって表示可能となる。
【0050】なお、本発明は上記実施の形態に限らず、
本発明の目的の範囲内で各種の実施態様が可能である。
具体的には、次のようにしても良い。
【0051】(イ)実施の形態ではスクロールバーEの
操作をGUIにより行うようにしたが、可変抵抗器など
の電子部品使用して、その出力に応じてスクロールバー
の操作を行うようにしてもよい。可変抵抗器を使用する
場合は、この可変抵抗器のツマミの位置に応じて抵抗が
変化し、その抵抗値を移動量としてその移動量に対応す
る距離だけ同心円上に階層表示されているデータを部分
的に円周方向に移動させると共に該部分に続く未表示の
データがあればそれを移動量に対応する距離分だけ表示
させる。
【0052】(ロ)実施の形態では各階層に対する色分
けついては何等言及しなかったが、色分けすればデータ
の区別が容易になり、見誤りを少なくできる。
【0053】(ハ)実施の形態では最低中心角を27゜
としたが、この値に限定されるものではない。またこの
最低中心角を任意に変更できるようにしてもよい。
【0054】(ニ)実施の形態ではポインチングデバイ
スとしてマウス3を用いたが、その他、トラックボー
ル、タブレット、ライトペン等を用いても構わない。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の階層構造データ表示方法
によれば、階層の最上位となるデータを中心に置いた同
心円を用いてデータの階層構造を表示するようにしたの
で、この階層構造を表示する表示領域の余白部分が少な
くなり、表示領域の使用効率が向上する。また、各デー
タ間の距離が平均的に短くなり、マウス等のポインチン
グデバイスの操作効率が向上する。
【0056】請求項2記載の階層構造データ表示方法に
よれば、同一階層の各データの占める領域の大きさを変
えるようにしたので、その階層における全てのデータを
表示できる。
【0057】請求項3記載の階層構造データ表示方法に
よれば、同心円上に階層表示しているデータを部分的に
円周方向にスクロールできるようにしたので、同一階層
におけるデータ数が多くなって全てのデータが表示でき
ないような場合が生じても、当該階層におけるデータを
部分的にスクロールさせることによって表示できる。
【0058】請求項4記載の階層構造データ表示装置
は、階層の最上位となるデータを中心に置いた同心円を
用いてデータの階層構造を表示できるので、この階層構
造を表示する表示領域の余白部分が少なくなり、表示領
域の使用効率が向上する。また、各データ間の距離が平
均的に短くなり、マウス等のポインチングデバイスの操
作効率が向上する。
【0059】請求項5記載の階層構造データ表示装置
は、画像表示された操作子の変位を調整する入力に応じ
た距離だけ同心円上に階層表示されているデータを部分
的に円周方向に移動できる共に該部分に続く未表示のデ
ータを移動量に対応する距離分だけ表示できるので、同
一階層におけるデータ数が多くなって全てのデータが表
示できないような場合が生じても当該階層におけるデー
タを部分的にスクロールさせることによって表示させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る階層構造データ表示装置の一実施
の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態の階層構造データ表示装置にて表
示される階層構造図形である。
【図3】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動作
を示すフローチャートである。
【図4】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動作
の説明に用いる図である。
【図5】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動作
の説明に用いる図である。
【図6】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動作
の説明に用いる図である。
【図7】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動作
の説明に用いる図である。
【図8】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動作
の説明に用いる図である。
【図9】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動作
の説明に用いる図である。
【図10】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動
作の説明に用いる図である。
【図11】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動
作の説明に用いる図である。
【図12】同実施の形態の階層構造データ表示装置の動
作の説明に用いる図である。
【図13】従来のデータの階層構造の表示形式を示す図
である。
【図14】従来のデータの階層構造の表示形式を示す図
である。
【図15】従来のデータの階層構造の表示形式における
問題点の説明に用いる図である。
【図16】従来のデータの階層構造の表示形式における
問題点の説明に用いる図である。
【符号の説明】
1 表示装置(表示手段) 2 表示制御部 3 マウス 5 制御部(階層構造作成手段) 7 記憶装置(データ記憶手段) 8 ROM 9 RAM E スクロールバー 100 表示制御手段 110 画像表示手段 120 移動量情報出力手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示する複数のデータと各データ間の関
    係及び各データの順位情報とに基づいてデータの階層構
    造を作成し、次いでそのデータの階層構造を階層の最上
    位のデータを中心に置いた同心円で表示することを特徴
    とする階層構造データ表示方法。
  2. 【請求項2】 同一階層の各データの占める領域の大き
    さを変化させることを特徴とする請求項1記載の階層構
    造データ表示方法。
  3. 【請求項3】 前記同心円上に階層表示されているデー
    タを部分的に円周方向にスクロールさせることを特徴と
    する請求項1乃至2のいずれかに記載の階層構造データ
    表示方法。
  4. 【請求項4】 図形の表示が可能な表示手段と、 表示する複数のデータと各データ間の関係及び各データ
    の順位情報とを記憶したデータ記憶手段と、 このデータ記憶手段に記憶された前記複数のデータと各
    データ間の関係及び各データの順位情報に基づいてデー
    タの階層構造を作成する階層構造作成手段と、 この階層構造作成手段により作成された前記データの階
    層構造を階層の最上位のデータを中心に置いた同心円の
    階層構造として前記表示手段に表示する表示制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする階層構造データ表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項5記載の階層構造データ表示装置
    において、スクロール調整用の操作子を画像表示する画
    像表示手段と、 この画像表示手段により画像表示された前記操作子の変
    位を調整する入力に応じた移動量を出力する移動量情報
    出力手段と、 を更に備えると共に、 前記表示制御手段は、前記移動量調整手段から出力され
    る移動量に対応する距離だけ前記同心円上に階層表示さ
    れているデータを部分的に円周方向に移動させると共に
    該部分に続く未表示のデータがあればそれを前記移動量
    に対応する距離分だけ表示させることを特徴とする階層
    構造データ表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11231997A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Fujitsu Ltd アイコン表示方法、その装置、及び記録媒体

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