JPH09131265A - しゃもじ - Google Patents

しゃもじ

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JPH09131265A
JPH09131265A JP29298595A JP29298595A JPH09131265A JP H09131265 A JPH09131265 A JP H09131265A JP 29298595 A JP29298595 A JP 29298595A JP 29298595 A JP29298595 A JP 29298595A JP H09131265 A JPH09131265 A JP H09131265A
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scooping
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手でつかむ握り柄をロック機構により簡易に掬
い体から着脱自在とし、握り柄から分離させた掬い体の
みを飯類と共に容器内に収納することで、飯粒を外部に
こぼす心配がなく、極めて衛生的であり雑菌の繁殖も防
ぐことができ、しかも使い勝手に優れた商品価値の極め
て高いしゃもじを提供する。 【解決手段】飯類Bを直接載せて取り上げる扁平状の掬
い体20と、該掬い体20に着脱自在であり手でつかむ
握り柄30とから成り、握り柄30をつかんでいる片方
の手で、この握り柄30にあるロック機構を操作するこ
とにより、このロック機構に掬い体20の被係合部を係
合させて一体としたり、或は掬い体20の被係合部を離
脱させて互いに分離させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内に収められ
た飯類を数度にわたって掬い取るしゃもじであって、そ
のうち特に、電気釜や炊飯ジャー等の炊飯器内の炊き上
がった御飯を掬い取るのに使用するしゃもじに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のしゃもじは、一般に合成樹脂で一
体成形されたものが多く、手でつかむ細巾状の握り柄部
の先に扁平状の掬い部が一体的に連なって成る。通常、
しゃもじは炊飯器内の飯をいったん取り終ったら、その
まま残りの飯と一緒に炊飯器内に入れておいたり、或は
炊飯器外に出しておき、再度炊飯器内の飯を取り出す度
に繰り返し使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来のしゃもじでは、小型の炊飯器だと、握り
柄部の端が寸法的に炊飯器内に入りきらず、しゃもじ全
体を炊飯器内に残り飯と一緒に収めることができない場
合が多く、このような場合は再度使用するまで外部に置
いておかねばならない。ところが外部に置くとなると、
しゃもじの掬取部に付着した飯粒を周囲にこぼすおそれ
があり、また、掬取部に外部の塵や埃が付き易く衛生上
問題であった。そこで、飯を取り出す度に洗えばいいの
だが、それでは非常に面倒であり、使い勝手が良くない
という問題点があった。
【0004】また、しゃもじ全体を炊飯器内に残り飯と
一緒に収めておく場合には、しゃもじの握り柄部も当然
熱せられるので、再度炊飯器内の飯を取り出すときに熱
過ぎて容易につかむことができず、例えば、ふきん等を
握り柄部に巻き付けて使用する等、非常に不便であっ
た。更にまた、手に付いていた雑菌が握り柄部に移り、
かかる雑菌が炊飯器内で繁殖するというおそれもあっ
た。
【0005】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたものであり、手でつかむ握り
柄をロック機構により簡易に掬い体から着脱自在とし、
握り柄から分離させた掬い体のみを飯類と共に容器内に
収納することで、飯粒を外部にこぼす心配がなく、極め
て衛生的であり雑菌の繁殖も防ぐことができ、しかも使
い勝手に優れた商品価値の極めて高いしゃもじを提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、次の各項に存す
る。請求項1記載の発明では、容器(A)内に収められ
た飯類(B)を、数度にわたって掬い取るのに使用する
しゃもじ(10,10a,10b)であって、飯類
(B)を直接載せて取り上げる扁平状の掬い体(20,
20a,20b)と、該掬い体(20,20a,20
b)に着脱自在であり手でつかむ握り柄(30,30
a,30b)とから成り、飯類(B)を取り上げる使用
時のみならず使用しない時も飯類(B)と共に容器
(A)内に収める前記掬い体(20,20a,20b)
に被係合部を設ける一方、使用時に容器(A)内で掬い
体(20,20a,20b)に装着する前記握り柄(3
0,30a,30b)に、これをつかんだ方の手で片手
操作で飯類(B)に差し込んである掬い体(20,20
a,20b)の被係合部に対して係脱可能なロック機構
を設けたことを特徴とするしゃもじ(10,10a,1
0b)に存する。
【0007】請求項2記載の発明では、前記掬い体(2
0)の被係合部は、掬い体(20)の一端側を挿入片
(21)として延出させ、該挿入片(21)の先端に、
カム内面(23)とこの内面終端をなす顎(24)とを
有する鈎状の被係合突起(22A)を形成して成り、前
記握り柄(30)のロック機構は、握り柄(30)の一
端側に掬い体(20)の挿入片(21)を軸心方向に挿
入させる取付孔(36)を形成し、該取付孔(36)の
外側に、握り柄(30)をつかんだ手の指で回転操作で
きるハンドル(41)を設け、該ハンドル(41)の前
記取付孔(36)内を通る回転軸(42)に、その一方
向へ回転に伴い前記被係合突起(22A)のカム内面
(23)に摺接しつつ顎(24)に係合して挿入片(2
1)を引き込む一方、逆方向への回転に伴い前記被係合
突起(22A)の顎(24)から外れてカム内面(2
3)を半径方向に押圧しつつを挿入片(21)を押し出
すクランク(43)を設けて成ることを特徴とする請求
項1記載のしゃもじ(10)に存する。
【0008】請求項3記載の発明では、前記握り柄(3
0)の途中部位に、その一端側に形成した前記取付孔
(36)の先端に連通する水切孔(37)を形成を形成
したことを特徴とする請求項2記載のしゃもじ(10)
に存する。
【0009】請求項4記載の発明では、前記掬い体(2
0a)の被係合部は、掬い体(20a)の一端側を嵌入
軸(51)として延出させ、該嵌入軸(51)の外周に
螺旋状に周回するねじ溝(52)を形成して成り、前記
握り柄(30a)のロック機構は、握り柄(30a)の
一端側に前記掬い体(20a)の嵌入軸(51)を嵌入
させる回転キャップ(60)を、握り柄(30a)をつ
かんだ手の指で軸心を中心に回転操作可能に取付け、該
回転キャップ(60)の開口端内側に、その一方向へ回
転に伴い前記嵌入軸(51)のねじ溝(52)に嵌合し
相対的に移動しつつ嵌入軸(51)を引き込む一方、逆
方向への回転に伴い前記嵌入軸(51)のねじ溝(5
2)から外れる方向に移動しつつ嵌入軸(51)を押し
出す嵌合突起(61)を設けて成り、かつ前記掬い体
(20a)の嵌入軸(51)の先端に、軸心方向に延び
るキー(53)及びキー溝(54)の何れか一方を形成
し、前記握り柄(30a)の一端に軸心方向に延びるキ
ー(53)及びキー溝(54)の何れか他方を形成した
ことを特徴とする請求項1記載のしゃもじ(10a)に
存する。
【0010】請求項5記載の発明では、前記掬い体(2
0b)の被係合部は、掬い体(20b)の一端側を挿入
片(71)として延出させ、該挿入片(71)の片面に
軸心方向に延びるラック(72)を形成して成り、前記
握り柄(30b)のロック機構は、握り柄(30b)の
一端側に前記掬い体(20b)の挿入片(71)を軸心
方向に挿入させる取付孔(39)を形成し、該取付孔
(39)の途中に、前記ラック(72)に直接または間
接的に噛合する状態で回転可能に軸支され、握り柄(3
0b)をつかんだ手の指で一方向へ回転させると前記ラ
ック(72)側に噛合しつつ挿入片(71)を引き込む
一方、逆方向へ回転させると前記ラック(72)側に噛
合しつつ挿入片(71)を押し出すピニオン(80)を
配設して成ることを特徴とする請求項1記載のしゃもじ
(10b)に存する。
【0011】次に前記解決手段に基づく作用を説明す
る。請求項1に係るしゃもじ(10,10a,10b)
によれば、飯類(B)を直接載せる掬い体(20,20
a,20b)は、手でつかむ握り柄(30,30a,3
0b)に対して着脱自在である。
【0012】すなわち、握り柄(30,30a,30
b)をつかんでいる片方の手で、握り柄(30,30
a,30b)にあるロック機構を操作することにより、
このロック機構に掬い体(20,20a,20b)の被
係合部を係合させて一体としたり、或は掬い体(20,
20a,20b)の被係合部を離脱させて互いに分離さ
せることが可能である。
【0013】しゃもじ(10,10a,10b)を実際
使用するには、先ず握り柄(30,30a,30b)に
掬い体(20,20a,20b)を装着しておく。握り
柄(30,30a,30b)をつかみ掬い体(20,2
0a,20b)で容器(A)内の飯類(B)を一旦取り
終ったら、掬い体(20,20a,20b)を残りの飯
類(B)に差し込んだ状態、すなわち掬い体(20,2
0a,20b)の被係合部が上方を向く自立した状態に
する。
【0014】かかる状態にて、ロック機構の片手操作に
より、掬い体(20,20a,20b)を残りの飯類
(B)と共に容器(A)内にそのまま残すようにして、
握り柄(30,30a,30b)を離脱させればよい。
握り柄(30,30a,30b)は容器(A)の外に出
しておく。
【0015】再び容器(A)内の飯類(B)を掬い取る
場合には、容器(A)の蓋を開けて飯類(B)に差し込
んである掬い体(20,20a,20b)の被係合部
に、握り柄(30,30a,30b)のロック機構を合
致させ、該ロック機構に被係合部を片手操作で係合させ
る。すると、握り柄(30,30a,30b)と掬い体
(20,20a,20b)とは一体となり、容器(A)
内に残る飯類(B)を繰り返し掬い取ることができる。
【0016】また、請求項2に係るしゃもじ(10)に
よれば、掬い体(20)と握り柄(30)とを一体とす
るには、掬い体(20)の被係合部をなす挿入片(2
1)を握り柄(30)のロック機構をなす取付孔(3
6)に挿入し、握り柄(30)をつかんだ手の指でハン
ドル(41)を一方向へ回転させるとよい。
【0017】すると、ハンドル(41)の回転軸(4
2)に設けたクランク(43)が回動して、取付孔(3
6)内で前記掬い体(20)の挿入片(21)の先端に
ある被係合突起(22A)のカム内面(23)に摺接し
つつ顎(24)に係合して挿入片(21)を引き込む。
このようにして、掬い体(20)の被係合部が握り柄
(30)のロック機構に拘束される。
【0018】一方、掬い体(20)から握り柄(30)
を外す場合は、握り柄(30)のハンドル(41)を前
記とは逆方向に回転させる。すると今度は、クランク
(43)が逆向きに回動し、取付孔(36)内で前記挿
入片(21)にある被係合突起(22A)の顎(24)
から外れ、なおかつカム内面(23)を半径方向に押圧
しつつを挿入片(21)を外側へと押出す。
【0019】それにより、掬い体(20)の被係合部を
握り柄(30)のロック機構から簡単に外して、両者を
互いに分離させることができる。おな、掬い体(20)
から握り柄(30)を外すときには、掬い体(20)を
容器(A)内の残りの飯類(B)に差し込むような状態
にし、該掬い体(20)の被係合部を上方へ向せること
により、再度この係合部に握り柄(30)のロック機構
を容易に合せることができる。
【0020】請求項3に係るしゃもじ(10b)によれ
ば、握り柄(30)の途中部位に、その一端側に形成し
た取付孔(36)の先端に連通する水切孔(37)を形
成を形成したので、使用後にしゃもじ(10,10a,
10b)を洗う際、取付孔(36)内に水が残留するの
を防ぐことができる。
【0021】請求項4に係るしゃもじ(10a)によれ
ば、掬い体(20a)を握り柄(30a)に装着させる
には、先ず掬い体(20a)の被係合部をなす嵌入軸
(51)を、握り柄(30a)のロック機構をなす回転
キャップ(60)の開口端側に嵌入させる。続いて、握
り柄(30a)をつかんだ手の指で回転キャップ(6
0)を一方向へ回転させると、その開口端内側に設けた
嵌合突起が前記掬い体(20a)の嵌入軸(51)にあ
るねじ溝(52)に嵌合し相対的に移動しつつ嵌入軸
(51)を引き込む。このようにして、掬い体(20
a)の被係合部が握り柄(30a)のロック機構に拘束
され、握り柄(30a)と掬い体(20a)とは一体と
なる。
【0022】また、掬い体(20a)の嵌入軸(51)
の先端にはキー(53)及びキー溝(54)の何れか一
方が形成され、握り柄(30a)の一端にはキー(5
3)及びキー溝(54)の何れか他方が形成されるか
ら、回転キャップ(60)の回転に伴って握り柄(30
a)に対して掬い体(20a)が軸心方向に回転するの
を防ぐことができる。
【0023】一方、掬い体(20a)から握り柄(30
a)を外す場合には、握り柄(30a)側にある回転キ
ャップ(60)を前記とは逆方向に回転させればよい。
すると今度は嵌合突起(61)が嵌入軸(51)のねじ
溝(52)から外れる方向に移動しつつ嵌入軸(51)
を外側へと押し出し、結局、嵌合突起(61)がねじ溝
(52)から外れて、握り柄(30,30a,30b)
から掬い体(20,20a,20b)は離脱する。
【0024】更にまた、請求項5に係るしゃもじ(10
b)によれば、掬い体(20b)の被係合部をなす挿入
片(71)を握り柄(30b)のロック機構をなす取付
孔(39)に挿入し、握り柄(30b)をつかんだ手の
指で取付孔(39)の途中を臨むピニオン(80)を一
方向へ回転させると、このピニオン(80)が直接また
は間接的に前記挿入片(71)に形成されたラック(7
2)に噛合しつつ挿入片(71)を引き込む。
【0025】このようにして、掬い体(20b)の被係
合部が握り柄(30b)のロック機構に拘束され、握り
柄(30b)と掬い体(20b)とは一体となる。ここ
で直接または間接的にとは、ピニオン(80)をラック
(72)に直に噛合させるか、またはピニオン(80)
を中継歯車等を介してラック(72)に間接的に噛合さ
せるかの意である。
【0026】一方、掬い体(20b)から握り柄(30
b)を外す場合には、握り柄(30b)側のピニオン
(80)を前記とは逆方向に回転させる。すると今度は
ラック(72)が形成された挿入片(71)が外側へと
押し出されて、結局、握り柄(30b)から掬い体(2
0b)は外れる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する各種の実施の形態を説明する。図1〜図14は本発
明の第1の実施の形態を示している。本実施形態に係る
しゃもじ10は、図1及び図14に示すように、炊飯器
A内の御飯Bを直接載せて取り上げる扁平状の掬い体2
0と、この掬い体20に着脱自在であり手でつかむ握り
柄30とを具備して成る。
【0028】掬い体20は、図1〜図4に示すように、
全体的には扁平な楕円形に形成されているが、その一端
側には挿入片21がしゃもじ10全体の軸心方向に延出
するよう設けられている。かかる挿入片21は、後述す
る握り柄30のロック機構に係脱する被係合部を成す部
位である。
【0029】挿入片21の基端にはフランジ25が形成
されている。また、挿入片21の先端には、一対の鈎状
の被係合突起22A,22Bが互いに対称に形成され、
これら各被係合突起22A,22Bの対向し合う顎2
4,24の間にカム内面23が凹設されている。なお、
図1及び図3に示すように、挿入片21の基端中央には
位置決め用の目印26も記されている。
【0030】一対の被係合突起22A,22Bのうち、
後述する握り柄30のロック機構を構成するハンドル4
1のクランク43が直接係脱するのは一方の被係合突起
22Aだけである。他方の被係合突起22Bは、主にテ
ザイン上の安定感を出すために形成されており、機能的
には無くてもよい。ただし、逆の態様として被係合部を
被係合突起22Aではなく、被係合突起22Bとして構
成してもよい。
【0031】以上のような掬い体20は、直接御飯Bに
触れるものであり、特に御飯Bを取り上げる使用時のみ
ならず使用しない時も御飯Bと共に炊飯器A内に収めて
おくものである。従って、掬い体20の材質としては、
食品衛生上問題がなく撥水性や耐熱性に優れた例えばポ
リプロピレン等の合成樹脂や、これにフッ素樹脂をコー
ティング或は含浸加工したものが適する。
【0032】また、掬い体20の表面には遠赤外線を放
射する材料をコーティング加工したりしてもよい。この
場合、御飯Bに遠赤外線が放射されることで、食味を良
くすることができる。また、合成樹脂等の成形材料中に
抗菌剤を含ませることで、非使用時の保管中における細
菌やカビの繁殖を抑えることもできる。更には成形材料
中に抗菌剤の他、消臭剤、芳香剤、その他ビタミンやカ
ルシウム等の栄養素を混入してもよい。前記掬い体20
の材質については、後述する各実施形態に係る掬い体2
0a,20bについても同様である。
【0033】握り柄30は、図1、図2、図5〜図8に
示すように、手の平にフィットする細巾形に形成されて
おり、その一端部(一端側)31には前記掬い体20の
被係合部に係脱するロック機構が設けられている。すな
わち、図5及び図6に示すように、握り柄30の一端部
31は円盤形に他の部位より膨出しており、前記掬い体
20の挿入片21が軸心方向に挿入する取付孔36が形
成されている。取付孔36の開口端には、掬い体20の
フランジ25に当接してストッパの役目を果すフランジ
35が形成されている。なお、取付孔36の開口端は、
挿入片21を挿入し易いように、該挿入片21の端面積
より広めに開設されている。
【0034】取付孔36は、その先端側に向って漸次巾
が狭くなるようテーパー状に形成され、その先端は、握
り柄30の途中部位に穿設された水切孔37に連通して
いる。ここで取付孔36の先をテーパー状にしたのは、
汚れが詰まらず、また洗う際に水切りを良くするためで
ある。また、取付孔36の外側には、この取付孔36と
共にロック機構を成すハンドル41が取付けられてい
る。かかるハンドル41は、握り柄30をつかんでいる
方の手の指で回転操作、すなわち掬い体20の被係合部
に対する係脱操作が簡単にできるよう配されている。
【0035】更に詳しく言えば、握り柄30の一端部3
1の上面側にはハンドル41の裏側が摺接するよう平な
取付ステージ32が形成され、取付ステージ32の中央
には、ハンドル41の回転軸42が嵌合する軸受孔33
が穿設されている。また、軸受孔33の傍らには、ハン
ドル41の回転軸42途中に一体成形されたクランクク
ランク43を、組付け時に取付孔36内に収めるための
挿通孔34も切り欠かれている。
【0036】クランク43は、回転軸42の略中央部分
より直角に一体的に突設されている。このクランク43
は、ハンドル41の一方向へ回転に伴って、図13に示
す如く前記被係合突起22Aのカム内面23に摺接しつ
つ顎24に係合し、挿入片21を取付孔36の奥へと引
き込む一方、逆方向への回転に伴って、図12に示す如
く前記被係合突起22Aの顎24から外れてカム内面2
3を半径方向に押圧しつつ、挿入片21を取付孔36の
外へと押し出すカムの役目を果す部位である。詳しい作
用については後述する。
【0037】また、ハンドル41の表側には、これを回
転させる際に親指の腹を引っ掛ける略半球形の操作突起
44が突設されている。操作突起44の表面には同心円
状の段が滑り止めとして加工されている。この操作突起
44と前記クランク43先端との位置関係は、操作し易
さの観点から回転軸42を中心に互いに約120度開く
に設定されている。ただし、このような位置関係は設計
変更しても構わないことは言うまでもない。
【0038】更に、ハンドル41の表面には、回転軸4
2を中心に互いに約90度となる位置にIN目印45と
OUT目印46とが凸設されている。このIN目印45
を図1に示す如く、掬い体20の目印26に合すように
ハンドル41を回転させると、掬い体20は握り柄30
に一体的に装着され、かかる状態からOUT目印46を
掬い体20の目印26に合すようにハンドル41を図中
で反時計方向に回転させると、掬い体20は握り柄30
から外せるように設定されている。なお、取付孔36内
に、ハンドル41を図12及び図13に示された所定位
置にそれぞれ簡易ロックするためのバネ或は凹凸等を別
途設けてもよい。
【0039】以上のような握り柄30の材質には、前述
した掬い体20と同様のものを用いてもよいが、握り柄
30は御飯Bに直接触れるものではなく、炊飯器A内に
収めておくものでもないので、掬い体20程には材質選
択に気を使わないでもよい。なお、握り柄30の他端に
は、使い終わったしゃもじ10をフック等に掛け止めて
おくための引掛孔38が形成されている。この引掛孔3
8は、図示したようにハート形にする等、デザイン的に
工夫してみると面白い。
【0040】次に第1の実施形態の作用を説明する。し
ゃもじ10を実際使用するには、予め握り柄30に掬い
体20を装着しておく。それには先ず、図12に示すよ
うにハンドル41のOUT目印46(図中でOUTの文
字は省略する。)をしゃもじ10の軸心前方に合せた状
態で、握り柄30の取付孔36に分離していた掬い体2
0の挿入片21を挿入する。続いて、握り柄30をつか
んだ手の親指を操作突起44に載せ、ハンドル41を図
中時計方向へ今度はIN目印45(図中でINの文字は
省略する。)を軸心前方、すなわち浅く嵌っている挿入
片21の目印26に合すよう約90度回転させるとよ
い。
【0041】すると、ハンドル41の回転軸42に一体
のクランク43が同じく時計方向にへ回動し、取付孔3
6内で掬い体20の挿入片21の先端にある被係合突起
22Aのカム内面23に摺接しつつ、結局図13に示す
ように顎24に係合して挿入片21を引き込む。このよ
うにして、掬い体20の被係合部が握り柄30のロック
機構に拘束される。この時、掬い体20のフランジ25
と握り柄30のフランジ35とは隙間なく合さった状態
となる。
【0042】図14に示すように握り柄30をつかみ、
これと一体に装着されている掬い体20を炊飯器A内の
御飯Bに差し込むようにして、御飯Bを載せて掬い取る
ことができる。しゃもじ10で 炊飯器A内の御飯Bを
適量一旦取り終ったら、掬い体20を残りの御飯Bに差
し込んだ状態、すなわち掬い体20の被係合部が上方を
向く自立した状態にする。
【0043】かかる状態にて、握り柄30ロック機構の
片手操作により、掬い体20を残りの御飯Bと共に炊飯
器A内にそのまま残すようにして、握り柄30を離脱さ
せればよい。更に詳しく言えば、握り柄30のハンドル
41を前述した操作とは逆に、図13に示す状態から図
12へ示す状態へと、図中で反時計方向に約90度回転
させる。すると今度は、クランク43が反時計方向に回
動し取付孔36内で挿入片21の被係合突起22Aの顎
24から外れ、なおかつカム内面23を半径方向に押圧
しつつを挿入片21を取付孔36の外側へと押出す。
【0044】それにより、握り柄30のロック機構によ
る掬い体20の拘束が解除され、掬い体20から握り柄
30を簡単に外して、両者を分離することができる。お
な、掬い体20から握り柄30を外すときには、掬い体
20を炊飯器A内の残りの御飯Bに差し込むような状態
にし、該掬い体20の被係合部を上方へ向せることによ
り、再度この被係合部に対して握り柄30のロック機構
を容易に合せることができる。
【0045】以上のように本実施形態に係るしゃもじ1
0によれば、比較的部品点数が少なく簡易な構成によ
り、手でつかむ握り柄30をロック機構により簡易かつ
迅速に掬い体20に対して着脱することがでる。従っ
て、握り柄30から分離させた掬い体20のみを御飯B
と共に炊飯器A内に収納することで、飯粒を外部にこぼ
す心配がなく、極めて衛生的であり雑菌の繁殖も防ぐこ
とができ、しかも使い勝手も良くすることができる。ま
た、握り柄30の途中に取付孔36に連通する水切孔3
7を形成したので、使用後にしゃもじ10を洗う際、取
付孔36内に飯粒やごみ、それにこれらを洗い流す水が
残留するのを防ぐことができる。
【0046】図15〜図17は本発明の第2の実施形態
を示している。本実施形態に係るしゃもじ10aは、基
本的には前記第1実施形態と同様に構成されているが、
主として掬い体20aの被係合部や、握り柄30aのロ
ック機構の具体的構造が相違している。なお、第1実施
形態と同種の部位については、同一符号を付して重複し
た説明は省略する。
【0047】掬い体20aの被係合部は、該掬い体20
aの一端側を嵌入軸51として延出させ、この嵌入軸5
1の外周に螺旋状に周回するねじ溝52を形成して成
る。嵌入軸51の先端はすぼまるようにテーパーが付け
られ、次述する握り柄30a側のキー溝54に回転不能
に嵌入するためのキー53が軸心方向に延びるように設
けられている。
【0048】ロック機構をなす回転キャップ60は、握
り柄30aの一端側に軸心を中心に回転操作可能に取付
けられている。かかる回転キャップ60は、その開口端
側が握り柄30aの一端より更に外側に延出しており、
前記掬い体20aの嵌入軸51を嵌入させるよう設定さ
れている。回転キャップ60の開口端内側に、その一方
向へ回転に伴い嵌入軸51のねじ溝52に嵌合し相対的
に移動しつつ嵌入軸51を引き込む一方、逆方向への回
転に伴い嵌入軸51のねじ溝52から外れる方向に移動
しつつ嵌入軸51を押し出す嵌合突起61が設けられて
いる。
【0049】また、回転キャップ60の外周には、握り
柄30aをつかんだ手の指を引っ掛け易くするための複
数の突起62,62…が円周方向に連設されている。更
にまた、回転キャップ60が嵌着されている握り柄30
aの一端には、掬い体20aのキー53が嵌入するキー
溝54が設けられている。なお、逆の態様として、図示
省略したが掬い体20aの嵌入軸51の先端にキー溝5
4を形成する一方、握り柄30aの一端にキー53を形
成しても構わない。
【0050】本実施形態に係るしゃもじ10aによれ
ば、掬い体20aと握り柄30aとを互いに一体とする
には、先ず掬い体20aの嵌入軸51を握り柄30a側
の回転キャップ60の開口端側に嵌入させ、握り柄30
aをつかんだ手の指で回転キャップ60を正ねじ方向へ
回転させる。
【0051】すると、その開口端内側にある嵌合突起6
1が掬い体20aの嵌入軸51にあるねじ溝52に嵌合
し相対的に移動しつつ嵌入軸51を引き込む。このよう
にして、掬い体20aの被係合部が握り柄30aのロッ
ク機構に拘束されて、握り柄30aと掬い体20aとは
一体となる。掬い体20a側のキー53は握り柄30a
側のキー溝54に嵌入するため、回転キャップ60の回
転に伴い掬い体20aが軸心方向に回転するのを防ぐこ
とができる。
【0052】一方、掬い体20aから握り柄30aを外
す場合には、握り柄30a側にある回転キャップ60を
今度は逆ねじ方向に回転させればよい。すると嵌合突起
61が嵌入軸51のねじ溝52から外れる方向に移動し
つつ、嵌入軸51を外側へと押し出し、結局ねじ溝52
から外れて、握り柄30aから容易に掬い体20aを離
脱させることができる。なお、本実施形態ではキー溝5
4に連通するように、握り柄30aの途中部位に水切孔
37が穿設されている。
【0053】図18及び図19は本発明の第3の実施形
態を示している。本実施形態に係るしゃもじ10bは、
基本的には前記第1実施形態と同様に構成されている
が、主として掬い体20bの被係合部や、握り柄30b
のロック機構の具体的構造が相違している。なお、第1
実施形態と同種の部位については、同一符号を付して重
複した説明は省略する。
【0054】掬い体20bの被係合部は、掬い体20b
の一端側を挿入片71として延出させ、この挿入片71
の上面(片面)側に軸心方向に延びるラック72を形成
して成る。一方、握り柄30bの一端側には、前記掬い
体20bの挿入片71を軸心方向に挿入させる取付孔3
9が形成されている。この取付孔39は ロック機構を
成すものであり、その先端側に向って漸次巾が狭くなる
ようテーパー状に形成され、第1実施例と同様に握り柄
30bの途中部位に穿設された水切孔37に連通してい
る。
【0055】取付孔39の途中には、前記ラック72に
対し中継歯車81を介して間接的に噛合する状態で回転
するピニオン80が軸支されている。ピニオン80の一
部は、握り柄30bの一端側に穿設された切欠31aよ
り外部を望むように露出しており、かかるピニオン80
を握り柄30bをつかんだ手の指で簡単に回転させるこ
とができるようになっている。
【0056】本実施形態に係るしゃもじ10bによれ
ば、掬い体20bの挿入片71を握り柄30bの取付孔
39に挿入し、握り柄30bをつかんだ手の指で取付孔
39の途中を臨むピニオン80を図19中で時計方向へ
回転させると、中継歯車81が反時計方向へ回転し、こ
の中継歯車81が挿入片71のラック72に噛合しつつ
挿入片71を引き込む。それにより、掬い体20bの被
係合部が握り柄30bのロック機構に拘束され、握り柄
30bと掬い体20bとは一体となる。
【0057】一方、掬い体20bから握り柄30bを外
す場合には、握り柄30b側のピニオン80を前述した
向きとは逆に反時計方向に回転させる。すると今度は中
継歯車81がラック72に噛合しつつ回転し、挿入片7
1を取付孔39の外側へと押し出して、結局、握り柄3
0bから掬い体20bは外れる。なお、変形例としてピ
ニオン80を直接挿入片71のラック72に噛合させる
ように構成してもよい。この場合、操作力は重くなる
が、部品点数(中継歯車81)を削減することができ
る。
【0058】なお、本発明に係るしゃもじは、具体的に
図示した各種の実施の形態に限定されるものではない。
また、しゃもじで掬い取る対象物は炊飯器内の御飯に限
定されるものではなく、例えば他にタッパー内の御はぎ
等であってもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明に係るしゃもじによれば、手でつ
かむ握り柄をロック機構により簡易かつ迅速に飯類を直
接載せる掬い体に対して着脱することができるから、握
り柄から分離させた掬い体のみを飯類と共に容器内に収
納しておくことができ、飯類を外部にこぼす心配がな
く、極めて衛生的であり雑菌の繁殖も防ぐことができ、
しかも使い勝手も良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじを示す
平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじを示す
縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじを構成
する掬い体を示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじを構成
する掬い体を示す側面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじを構成
する握り柄を示す平面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじを構成
する握り柄を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじを構成
する握り柄を示す底面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじを構成
する握り柄を示す端面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじの握り
柄に設けるロック機構のハンドルを示す平面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじの握
り柄に設けるロック機構のハンドルを示す側面図であ
る。
【図11】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじの握
り柄に設けるロック機構のハンドルを示す底面図であ
る。
【図12】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじの要
部を示す作用説明図である。
【図13】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじの要
部を示す作用説明図である。
【図14】本発明の第1の実施形態に係るしゃもじの使
用状態を示す説明図である。
【図15】本発明の第2の実施形態に係るしゃもじを構
成する握り柄と掬い体とを互いに分離した状態を示す平
面図である。
【図16】本発明の第2の実施形態に係るしゃもじを構
成する握り柄と掬い体とを互い一体とした状態を示す平
面図である。
【図17】本発明の第2の実施形態に係るしゃもじを示
す縦断面図である。
【図18】本発明の第3の実施形態に係るしゃもじを構
成する握り柄と掬い体とを互い一体とした状態を示す平
面図である。
【図19】本発明の第3の実施形態に係るしゃもじを示
す縦断面図である。
【符号の説明】
10,10a,10b…しゃもじ 20,20a,20b…掬い体 30,30a,30b…握り柄 21…挿入片 22A…被係合突起 23…カム内面 24…顎 36,39…取付孔 37…水切孔 41…ハンドル 42…回転軸 43…クランク 51…嵌入軸 52…ネジ溝 53…キー 54…キー溝 60…回転キャップ 61…嵌合突起 71…挿入片 72…ラック 80…ピニオン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内に収められた飯類を、数度にわたっ
    て掬い取るのに使用するしゃもじであって、 飯類を直接載せて取り上げる扁平状の掬い体と、該掬い
    体に着脱自在であり手でつかむ握り柄とから成り、 飯類を取り上げる使用時のみならず使用しない時も飯類
    と共に容器内に収める前記掬い体に被係合部を設ける一
    方、使用時に容器内で掬い体に装着する前記握り柄に、
    これをつかんだ方の手で片手操作で飯類に差し込んであ
    る掬い体の被係合部に対して係脱可能なロック機構を設
    けたことを特徴とするしゃもじ。
  2. 【請求項2】前記掬い体の被係合部は、掬い体の一端側
    を挿入片として延出させ、該挿入片の先端に、カム内面
    とこの内面終端をなす顎とを有する鈎状の被係合突起を
    形成して成り、 前記握り柄のロック機構は、握り柄の一端側に前記掬い
    体の挿入片を軸心方向に挿入させる取付孔を形成し、該
    取付孔の外側に、握り柄をつかんだ手の指で回転操作で
    きるハンドルを設け、該ハンドルの前記取付孔内を通る
    回転軸に、その一方向へ回転に伴い前記被係合突起のカ
    ム内面に摺接しつつ顎に係合して挿入片を引き込む一
    方、逆方向への回転に伴い前記被係合突起の顎から外れ
    てカム内面を半径方向に押圧しつつを挿入片を押し出す
    クランクを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の
    しゃもじ。
  3. 【請求項3】前記握り柄の途中部位に、その一端側に形
    成した前記取付孔の先端に連通する水切孔を形成を形成
    したことを特徴とする請求項2記載のしゃもじ。
  4. 【請求項4】前記掬い体の被係合部は、掬い体の一端側
    を嵌入軸として延出させ、該嵌入軸の外周に螺旋状に周
    回するねじ溝を形成して成り、 前記握り柄のロック機構は、握り柄の一端側に前記掬い
    体の嵌入軸を嵌入させる回転キャップを、握り柄をつか
    んだ手の指で軸心を中心に回転操作可能に取付け、該回
    転キャップの開口端内側に、その一方向へ回転に伴い前
    記嵌入軸のねじ溝に嵌合し相対的に移動しつつ嵌入軸を
    引き込む一方、逆方向への回転に伴い前記嵌入軸のねじ
    溝から外れる方向に移動しつつ挿入片を押し出す嵌合突
    起を設けて成り、 かつ前記掬い体の嵌入軸の先端に軸心方向に延びるキー
    及びキー溝の何れか一方を形成し、前記握り柄の一端に
    軸心方向に延びるキー及びキー溝の何れか他方を形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のしゃもじ。
  5. 【請求項5】前記掬い体の被係合部は、掬い体の一端側
    を挿入片として延出させ、該挿入片の片面に軸心方向に
    延びるラックを形成して成り、 前記握り柄のロック機構は、握り柄の一端側に前記掬い
    体の挿入片を軸心方向に挿入させる取付孔を形成し、該
    取付孔の途中に、前記ラックに直接または間接的に噛合
    する状態で回転可能に軸支され、握り柄をつかんだ手の
    指で一方向へ回転させると前記ラック側に噛合しつつ挿
    入片を引き込む一方、逆方向へ回転させると前記ラック
    側に噛合しつつ挿入片を押し出すピニオンを配設して成
    ることを特徴とする請求項1記載のしゃもじ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160004282U (ko) * 2015-06-04 2016-12-14 서용석 자동 회전 밥주걱

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