JPH09131161A - 棒状チーズの製造方法及び装置 - Google Patents

棒状チーズの製造方法及び装置

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JPH09131161A
JPH09131161A JP29266295A JP29266295A JPH09131161A JP H09131161 A JPH09131161 A JP H09131161A JP 29266295 A JP29266295 A JP 29266295A JP 29266295 A JP29266295 A JP 29266295A JP H09131161 A JPH09131161 A JP H09131161A
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JP
Japan
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cheese
tube
shaped
packaging
synthetic resin
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Pending
Application number
JP29266295A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Saotome
憲 五月女
Shigeru Aizawa
茂 相沢
Takao Tomita
隆夫 富田
Nobuyuki Konishi
信行 小西
Shiro Kawabata
史郎 川端
Takeshi Imazawa
武司 今澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は棒状チーズを連続的に製造するこ
とを目的としたものである。 【解決課題】 合成樹脂フィルムによりチューブを成形
して、これを移動しつつ溶融チーズを量規制のもとに充
填し、案内型、外圧手段などの成形手段により、所望断
面の包装棒状チーズを連続成形すると共に、冷却固化し
て外形を確定し、然る後前記チューブを剥離して、チー
ズを切断し、包装することを特徴とした棒状チーズの製
造方法。合成樹脂フィルムをチューブ状に成形する装置
に、溶融チーズの定量供給ノズムを臨ませ、前記成形装
置にチューブ引出し装置、包装チーズ成形装置、包装チ
ーズの冷却装置、包装チーズ切断機並びにチーズ包装機
を順次連結し、前記装置の間に少くとも1箇所に包装チ
ーズ引出し手段を介装したことをを特徴とする棒状チー
ズの製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、棒状チーズを連続成
形することを目的とした棒状チーズの製造方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来合成樹脂チューブで包装した円筒状
チーズが知られていた。
【0003】また板状のチーズは成形型に入れて冷却固
化し、これを脱型して、所定の大きさ、形状に切断した
後包装していた。
【0004】更に溶融チーズを合成樹脂チューブ内に充
填し、これを冷却固化した後、前記合成樹脂チューブを
剥離し、これを切断してひねり包装する一口大チーズの
製造方法が知られていた(特公昭61−20259
号)。
【0005】
【発明により解決すべき課題】前記従来の円筒状チーズ
は、主として合成樹脂チューブの形状に制約され、矩形
断面の棒状チーズはできない問題点があった。また成形
型を用いる製造方法においては、工程がバッチ方式であ
って、連続製造が困難であるのみならず、一つ製造ライ
ンになり難い問題点があり、かつ能率向上についても幾
多の問題点があった。
【0006】また一口大チーズの製造方法の場合には、
連続製造ができる反面、多数の棒状チーズを所定数宛包
装する製造方法に変更することが困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、合成
樹脂フィルムでチューブを成形し、このチューブを移動
し乍ら溶融チーズを充填し、前記チーズの固化前に外力
を加えて任意の断面形状の連続棒状体とすると共に、チ
ューブを剥離して切断することにより前記従来の問題点
を解決したのである。
【0008】即ち方法の発明は、合成樹脂フィルムによ
りチューブを成形して、これを移動しつつ溶融チーズを
量規制のもとに充填し、案内型、外圧手段などの成形手
段により、所望断面の包装棒状チーズを連続成形すると
共に、冷却固化して外形を確定し、然る後前記チューブ
を剥離して、チーズを切断し、包装することを特徴とし
た棒状チーズの製造方法である。また他の方法の発明
は、合成樹脂フィルムによりチューブを成形しつつ、こ
の移動するチューブ内へ、溶融チーズを量規制のもとに
連続的に充填すると共に、溶融チーズが流動性を保って
いる間に外力を加えつつ移動中に断面矩形状の包装帯状
チーズとし、ついで断面矩形状の包装帯状チーズを冷却
固化した後、前記チューブを剥離し、露出した連続帯状
チーズを縦横に切断して、前記帯状チーズと同一厚さ
で、所定長さ及び幅の棒状チーズを所定数宛包装するこ
とを特徴とした棒状チーズの製造方法であり、合成樹脂
フィルムにより断面矩形のチューブを成形し、これを相
似形の案内により案内しつつ移動させ、該移動するチュ
ーブ内へ、溶融チーズを量規制のもとに連続的に充填す
ると共に、溶融チーズが流動性を保っている間に外力を
加えつつ移動中に断面矩形状の包装帯状チーズとし、つ
いで断面矩形状の包装帯状チーズを冷却固化した後、前
記チューブを剥離し、露出した連続帯状チーズを縦横に
切断して、前記帯状チーズと同一厚さで、所定長さ及び
幅の棒状チーズを所定数宛包装することを特徴とした棒
状チーズの製造方法である。次に包装チーズの成形は、
広い面を上下より加圧成形し、狭い面を前記広い面と直
角な案内又は加圧により成形することを特徴としたもの
であり、包装チーズは1.0m/分〜6.0m/分の速
度で移動中に成形され、1.0分〜4.0分の間に10
℃前後に冷却することを特徴としたものである。
【0009】また装置の発明は、合成樹脂フィルムをチ
ューブ状に成形する装置に、溶融チーズの定量供給ノズ
ムを臨ませ、前記成形装置にチューブ引出し装置、包装
チーズ成形装置、包装チーズの冷却装置、包装チーズ切
断機並びにチーズ包装機を順次連結し、前記装置の間に
少くとも1箇所に包装チーズ引出し手段を介装したこと
をを特徴とする棒状チーズの製造装置である。次に包装
チーズ成形装置は、複数対の並列駆動ローラとしたもの
であり、包装チーズ引出し手段は挟着装置としたもので
ある。
【0010】前記のように、合成樹脂チューブを型とし
て使用する為に、外気に触れることが少なく、衛生的で
あり、製品の外観が綺麗に仕上ると共に均質に仕上げる
ことができる。またチューブ中で冷却する為に、冷却水
などが製品に接触することがない利点もある。
【0011】前記によれば、合成樹脂チューブの移動中
に、充填、成形、冷却など総ての工程を終了することが
できるので、中間工程の半製品の移動が頗る容易であ
り、品質管理、制御その他が簡単容易である。
【0012】
【発明の実施形態】この発明は、合成樹脂チューブ内へ
溶融チーズを充填し、チーズが流動性を失わない間に任
意断面形状に成形した後冷却固化して形状を確定する。
ついでチューブを剥離し、チーズを切断して包装する。
【0013】
【実施例1】この発明の実施例を図1について説明す
る。
【0014】即ち溶融チーズ(80℃)を入れたホッパ
ー1からポンプ2により、給送パイプ3を介して、合成
樹脂フィルム4から成形したチューブ5内へ注入する。
この場合に、合成樹脂フィルムは例えば2m/分で矢示
6のように供給され、同速でチューブ5が連続的に成形
される。前記チューブ5の大きさは、厚さ10mm、幅
は100mmの矩形断面のチーズが成形できる大きさ
(例えば外周220mm)であって、チューブ入りチー
ズ14はピンチロール7、7で矢示8のように引張ら
れ、加圧成形機9(環状ベルト10をロール11、12
に掛けた構造)に入り、ついで多数対の成形ロール1
3、13を矢示33のように通過し、第1キャタピラ1
5に入り、矢示16のように引張られて冷却室17に入
る。冷却室17内には、多数対の案内ロール18、18
の上下にシャワー器19、19を設置し、包装チーズ1
4は上下から冷却され、包装固形チーズ20となる。前
記シャワー器19からのシャワーは1℃の水を噴射し、
チーズを急速に冷却固化する。例えば80℃位の成形チ
ーズを1〜4分間に10℃まで冷却する。前記冷却温度
勾配を20℃〜30℃/分とすれば、冷却室17の長さ
を4〜8mにすればよいことになる。前記冷却室17を
通過した包装固形チーズ20は、固化されているので、
第2キャタピラ21で矢示22のように引き出しつつ、
合成樹脂チューブ5の一部を剥離機31で切断し、フィ
ルム25、25として矢示23、24のように引き出
し、チーズからフィルムを剥離する。ついでカッター2
6、27により、チーズ28を縦横に切断して棒状とし
た後、矢示30のように包装機29内へ導き包装する。
【0015】前記において、包装チーズ20の広い面は
成形ロール13、13で加圧成形し、狭い面(側面)に
は広い面に直角な案内板を添設しておけば、容易に正確
な矩形断面の包装チーズが成形できる。
【0016】前記フィルム25を剥離した固形チーズ2
8は、先づ進行方向に直角なカッター26で切断し、つ
いで進行方向に平行なカッター27で切断すれば、長さ
と、幅を任意に定めた棒状チーズが並列して与えられる
ので、これを包装すればこの発明の包装チーズ32がで
きる。
【0017】
【実施例2】図2において、合成樹脂チューブ5へ給送
パイプ3から矢示35のように溶融チーズを注入した場
合に、これを成形する為に、成形型34を用いる。この
場合にチューブ入りチーズ14は、成形されたチューブ
5内へ収容されている。合成樹脂フィルム4は折りぐせ
をつけられ、又はヒートシールによって矢示36の如く
断面矩形のチューブ5となる。従ってこのチューブ5内
へ充填させられたチーズは、冷却室により10℃位に冷
却され、冷却室からキャタピラ21により矢示37のよ
うに引出され、冷却固化した包装固形チーズ20とな
る。そこでチューブを切断してフィルム25、25とし
て上下に剥しチーズ28を矢示38の方向と直角な切断
刃で切断してチーズ片28aとし、ついで切断刃により
所定幅に切断して棒状チーズ28bとし、棒状チーズ2
8bを包装すれば、この発明の包装チーズ32ができ
る。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、合成樹脂フィルムを
用いて成形したチューブを進行させつつ溶融チーズを充
填し、所定の断面形状に成形後冷却固化し、ついでフィ
ルムを剥離した後切断して包装したので、チーズの成形
はチューブの進行中に行われ、かつ外気に接触する機会
が少ないので、衛生的であり、その上高能率に製造でき
る効果がある。またチーズの断面形状を正確に規制でき
るので、切断に際して屑を生じることなく、頗る合理的
に切断、包装ができる効果がある。更にチューブを介在
させる為に、チューブの剥離前はきわめて衛生的であ
り、その進行はチューブを利用して引張ることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例装置の概念図。
【図2】(a)同じく他の実施例の案内型とチューブの
関係を示す斜視図。 (b)同じく合成樹脂フィルムからチューブを成形する
一例を示す説明図。 (c)同じくキャタピラ、フィルム剥離及びチーズ切断
の流れを示す説明図。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 ポンプ 3 給送パイプ 4 合成樹脂フィルム 5 チューブ 7 ピンチロール 9 加圧成形機 10 環状ベルト 11、12 ロール 13 成形ロール 15 第1キャタピラ 17 冷却室 18 案内ロール 19 シャワー器 20 包装チーズ 21 第2キャタピラ 25 フィルム 26、27 カッター 28 チーズ 29 包装機 31 剥離機 32 包装チーズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 信行 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳業 株式会社中央研究所内 (72)発明者 川端 史郎 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳業 株式会社中央研究所内 (72)発明者 今澤 武司 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳業 株式会社中央研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フィルムによりチューブを成形
    して、これを移動しつつ溶融チーズを量規制のもとに充
    填し、案内型、外圧手段などの成形手段により、所望断
    面の包装棒状チーズを連続成形すると共に、冷却固化し
    て外形を確定し、然る後前記チューブを剥離して、チー
    ズを切断し、包装することを特徴とした棒状チーズの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 合成樹脂フィルムによりチューブを成形
    しつつ、この移動するチューブ内へ、溶融チーズを量規
    制のもとに連続的に充填すると共に、溶融チーズが流動
    性を保っている間に外力を加えつつ移動中に断面矩形状
    の包装帯状チーズとし、ついで断面矩形状の包装帯状チ
    ーズを冷却固化した後、前記チューブを剥離し、露出し
    た連続帯状チーズを縦横に切断して、前記帯状チーズと
    同一厚さで、所定長さ及び幅の棒状チーズを所定数宛包
    装することを特徴とした棒状チーズの製造方法。
  3. 【請求項3】 合成樹脂フィルムにより断面矩形のチュ
    ーブを成形し、これを相似形の案内により案内しつつ移
    動させ、該移動するチューブ内へ、溶融チーズを量規制
    のもとに連続的に充填すると共に、溶融チーズが流動性
    を保っている間に外力を加えつつ移動中に断面矩形状の
    包装帯状チーズとし、ついで断面矩形状の包装帯状チー
    ズを冷却固化した後、前記チューブを剥離し、露出した
    連続帯状チーズを縦横に切断して、前記帯状チーズと同
    一厚さで、所定長さ及び幅の棒状チーズを所定数宛包装
    することを特徴とした棒状チーズの製造方法。
  4. 【請求項4】 包装チーズの成形は、広い面を上下より
    加圧成形し、狭い面を前記広い面と直角な案内により成
    形することを特徴とした請求項2又は3記載の棒状チー
    ズの製造方法。
  5. 【請求項5】 包装チーズは1.0m/分〜6.0m/
    分の速度で移動中に成形され、1.0分〜4.0分の間
    に10℃前後に冷却することを特徴とした請求項2又は
    3記載の棒状チーズの製造方法。
  6. 【請求項6】 合成樹脂フィルムをチューブ状に成形す
    る装置に、溶融チーズの定量供給ノズムを臨ませ、前記
    成形装置にチューブ引出し装置、包装チーズ成形装置、
    包装チーズの冷却装置、包装チーズ切断機並びにチーズ
    包装機を順次連結し、前記装置の間に少くとも1箇所に
    包装チーズ引出し手段を介装したことをを特徴とする棒
    状チーズの製造装置。
  7. 【請求項7】 包装チーズ成形装置は、複数対の並列駆
    動ローラとしたことを特徴とする請求項6記載の棒状チ
    ーズの製造装置。
  8. 【請求項8】 包装チーズ引出し手段は挟着装置とした
    ことを特徴とする請求項6記載の棒状チーズの製造装
    置。
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040127