JPH09130731A - 電子スチルカメラ - Google Patents
電子スチルカメラInfo
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- JPH09130731A JPH09130731A JP7281818A JP28181895A JPH09130731A JP H09130731 A JPH09130731 A JP H09130731A JP 7281818 A JP7281818 A JP 7281818A JP 28181895 A JP28181895 A JP 28181895A JP H09130731 A JPH09130731 A JP H09130731A
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Abstract
ついての設定を容易に行うこ。 【解決手段】 撮像手段10によって撮像された画像デ
ータを所定の設定情報に基づいて変換するファイル変換
手段12と、このファイル変換手段12に着脱自在に装
着され当該ファイルを記憶する記憶媒体(PCカード)
14と、設定情報に基づいて撮像手段の動作を制御する
制御手段16とを備え、制御手段16が、PCカード1
4に予め格納された設定ファイル14aを読み出す設定
読出部20と、この設定ファイルの内容を当該設定ファ
イルに対して予め定められたデータ構造に基づいて解析
する設定解析部22と、この設定内容に基づいてファイ
ル変換手段12に設定情報を出力する設定情報出力部2
4とを備えている。さらに、制御手段16が、撮像手段
の動作が終了した後に設定読出部を起動する変換開始制
御機能26を備えた。
Description
に係り、特に、着脱可能な記憶媒体に撮像した画像デー
タを格納する携帯に最適な電子スチルカメラに関する。
憶媒体へイメージ情報(画像データ)を記録する技術と
しては、米国特許第5,138,459号がある。これ
は、電子スチルカメラで撮像した画像を記録媒体を介し
てパーソナルコンピュータ(PC)で読み出せるように
するものである。
ジタル画像をPCで読み取れる形式のファイルで電子ス
チルカメラに着脱可能な記憶媒体へ登録をする手法が開
示されている。デジタル画像ファイルへの変換の際には
各種のパラメータが必要である。このパラメータとして
は、ファイルフォーマットや、色変換のための変換式な
どがある。この従来例では、これらの圧縮形式、色数を
含めたファイルフォーマットの選択について言及してお
り、その設定を行うための手段として、ユーザーによっ
て操作されるカメラのスイッチを挙げている。
ディスクを用いている。また、設定項目としては、画像
の解像度を3段階、カラー又は白黒の選択、さらにファ
イルのフォーマットとしてPICT,GIFFなどが記
載されている。この電子スチルカメラで撮像した画像の
用途として、PCでのワープロやDTPに用いることが
想定されている。
は、記録媒体に格納されたプログラムデータに基づいて
動作制御を行う電子スチルカメラが記載されている。こ
の従来例では、デジタルイメージのみならず、電子スチ
ルカメラの機能を制御するプログラムデータを記録媒体
に記録している。このため、電子スチルカメラが画像を
読み書きする際にプログラムデータを電子スチルカメラ
に登録することにより所定の機能を実現するものであ
る。この従来例では、例えば、操作ボタンの機能を変更
する例が挙げられている。
8,459号公報に記載された技術では、デジタル画像
の設定項目が多様になるに従い、入力装置上のスイッチ
の数が増加し、機器構成が複雑になるという問題があ
る。
い、設定項目の変更が生じても、それに対応するために
はスイッチの役割を変更しなければならなくなる。
載された技術では、所定の機能を実現するための手段と
してプログラムデータの形式をとっているため、その内
容の確認/変更にはそれに専用のソフトウェア及び、ハ
ードウェアが必要である。しかも、記録装置に予めプロ
グラムデータを登録しておかない場合、電子スチルカメ
ラにその記録装置を装着してもカメラの機能が実現でき
ない、という不都合がある。
器としてその他の装置とは切り離されて単独で存在する
ような環境での使用が考えられるケースでは、市販の記
録装置を現地で調達して使用するケースが考えられるた
め、特に問題となる。更に内部制御を行うプログラムそ
のものは一般に機能の増加にともなって容量が大きくな
って記録装置を占有し、本来画像デーテを記録するため
の用途であるはずの記録装置の役割を制限する可能性が
ある、という問題がある。
改善し、特に、操作性を損なうことなく撮像やデータ変
換についての設定を容易に行うことのできる電子スチル
カメラを提供することを、その目的とする。
1の手段として、外来光を光電変換すると共に当該撮像
した画像データを一時的に蓄積する撮像手段と、この撮
像手段によって撮像された画像データを所定の設定情報
に基づいて変換するファイル変換手段と、このファイル
変換手段に着脱自在に装着され当該ファイルを記憶する
記憶媒体と、所定の設定情報に基づいて撮像手段の動作
を制御する制御手段とを備えている。しかも、制御手段
が、記憶媒体に予め格納された設定ファイルを読み出す
設定読出部と、この設定読出部によって読み出された設
定ファイルの内容を当該設定ファイルに対して予め定め
られたデータ構造に基づいて解析する設定解析部と、こ
の設定解析部によって解析された設定内容に基づいてフ
ァイル変換手段に設定情報を出力する設定情報出力部と
を備えている。
ァイル変換手段に装着される。さらに、シャッターボタ
ンの押下等により、撮像手段は、外来光を光電変換して
画像データを生成する。この画像データは、一時的に撮
像手段に蓄積される。静止画像が撮像されると、制御手
段は、変換開始制御機能により、撮像手段の動作が終了
した後に設定読出部を起動する。すると、設定読出部
は、記憶媒体から設定ファイルを読み出し、さらに、設
定解析部は、当該設定ファイルの設定内容を解析する。
設定内容としては、圧縮の方式及び圧縮率、色相変換用
のデータ、ファイル名を決定するためのカウント値など
がある。
析された設定内容を設定情報としてファイル変換手段に
出力する。すると、ファイル変換手段は、撮像手段に蓄
積されている画像データを設定情報の内容に従って変換
する。さらに、ファイル変換手段は、当該変換した画像
データを記録媒体に格納する。
ら読み出した設定ファイルの内容に従って撮像した画像
データの変換を行い、しかも、この変換を、撮像動作と
いうリアルタイム処理が必要な部分の後に起動すること
となるため、カメラの操作性を損なわずに設定ファイル
に基づくデータ変換を行っている。
項に加え、設定読出部が、記録媒体中の特定名称のテキ
ストファイルを読み出す特定名称ファイル読出機能を備
えている。しかも、設定解析部が、特定名称ファイル読
出機能によって読み出されたテキストファイル中の項目
別に各種設定情報を解析する項目別設定解析機能を備え
た。
媒体の複数のファイル中、予め定められた特定の名称の
ファイルを読み出す。さらに、設定解析部は、項目別設
定機能により、各種機能に応じた項目毎に、それに続く
文字列のパラメータ等により設定内容を把握する。この
ため、PCのワープロ等で当該テキストファイルを訂正
するだけで、データ変換等の処理内容が変更される。
項に加え、設定解析部が、特定名称のテキストファイル
から読み出したカウント値に基づいてファイル変換手段
によって変換された画像データのファイル名を決定する
ファイル名決定機能と、このファイル名決定機能によっ
てファイル名を与えた場合にはカウント値を増加させる
と共に当該増加させたカウント値を記録媒体中の設定内
容を更新するカウント値更新機能とを備えた。
項に加え、ファイル名決定機能に、特定名称のテキスト
ファイルによって特定されたファイルフォーマットの種
類に応じてファイル名の拡張子を決定する拡張子決定機
能を併設した。
項に加え、設定読出部に、当該設定読出部によって読み
出された特定名称のテキストファイルを記憶する設定メ
モリを併設し、設定読出部が、PCカードに特定名称の
設定ファイルが存在しない場合には設定メモリから設定
ファイルを読み出す機能を備えた。
項に加え、ファイル変換手段が、設定情報に基づいて画
像データの色変換を行う色変換機能を備えた。
項に加え、ファイル変換手段が、設定情報に基づいて画
像データの圧縮を行うデータ圧縮機能を備えた。
項に加え、制御手段が、設定ファイル中に撮像動作又は
ファイル変換動作に必要な項目が記載されていない場合
に当該記録媒体中の上位のディレクトリの設定ファイル
を読み出す上位ファイル読み出し機能を備えた。
て図面を参照して説明する。
の構成を示すブロック図である。電子スチルカメラは、
外来光を光電変換すると共に当該撮像した画像データを
一時的に蓄積する撮像手段10と、この撮像手段10に
よって撮像された画像データを所定の設定情報に基づい
て変換するファイル変換手段12と、このファイル変換
手段12に着脱自在に装着され当該ファイルを記憶する
記憶媒体(PCカード)14と、設定情報に基づいて撮
像手段の動作を制御する制御手段16とを備えている。
に予め格納された設定ファイル14aを読み出す設定読
出部20と、この設定読出部20によって読み出された
設定ファイルの内容を当該設定ファイルに対して予め定
められたデータ構造に基づいて解析する設定解析部22
と、この設定解析部22によって解析された設定内容に
基づいてファイル変換手段12に設定情報を出力する設
定情報出力部24とを備えている。
が終了した後に設定読出部を起動する変換開始制御機能
26を備えた。
カメラのハードウエア資源の構成を示すブロック図であ
る。
9を介して入射した外来光を光電変換するCCDセンサ
(電荷結合素子)11と、このCCDセンサ11から出
力された電気信号をデジタルデータに変換して画像デー
タとするA/D変換器13とを備えている。また、本実
施形態では、A/D変換器13によってデジタルデータ
に変換された画像データは、すぐに変換されることな
く、一時的に内部メモリ18に蓄積される。
12は、所定のプログラムに従って動作するCPU17
により実現している。PCカード14は、電子スチルカ
メラに装着されるとインタフェース19を介してCPU
17とバス接続される。
た設定ファイルは、制御手段16として機能するCPU
によって読み出され、次いで、設定解析部22が、項目
別設定解析機能によって、このテキストファイル中の項
目別に各種設定情報を解析する。さらに、CPUは、当
該設定内容に従ってA/D変換部から出力され一時的に
内部メモリ18に格納された画像データを変換してPC
カード14に格納する。
1に供給されるクロックに応じてCCDセンサ11の素
子に蓄えられた電荷に応じた電圧が出力されるため、電
子スチルカメラの動作に必要な処理としては、CCDセ
ンサ11からのアナログ出力はリアルタイムでA/D変
換してカメラの内部メモリ18に蓄えなければならな
い。
ラの特徴として、撮影のタイミングの遅れはできるだけ
少なくすることが必要であり、シャッターの押下後、C
CDセンサ11からの取り込み動作は即座に開始する必
要がある。
々な色変換を施したりPCカードに対して記憶したりと
いうような処理は、必ずしもリアルタイムで行わなくて
も良い。
の動作が終了した後に設定読出部20を起動する変換開
始制御機能26を備えている。この変換開始制御機能2
6により、シャッターの押下による撮像動作を優先して
行うことによって、操作性に影響を与えることなくカメ
ラの動作を詳細に設定することが可能となる。また、シ
ャッターと電源をリンクさせている電子スチルカメラで
は、電源投入直後にシャッターを切ることができ、電源
投入直後にPCカードから設定ファイルを読み出すこと
により操作性を悪くすることもない。
たファイルの名称を決定する処理について説明する。
示する際には、そのファイルに固有の名称(例えば、s
hot0068.jpg)をファイルに付与する必要が
あり、さらに、その名称決定についても設定可能である
ことが望ましい。
キストファイルから読み出したカウント値に基づいてフ
ァイル変換手段12によって変換された画像データのフ
ァイル名を決定するファイル名決定機能と、このファイ
ル名決定機能によってファイル名を与えた場合にはカウ
ント値を増加させると共に当該増加させたカウント値に
よりPCカード中の設定内容を更新するカウント値更新
機能とを備えている。
テキストファイルによって特定されたファイルフォーマ
ットの種類に応じてファイル名の拡張子を決定する拡張
子決定機能を併設している。
名称ファイル読出機能により、PCカード中の特定名称
のテキストファイルを読み出す。ここでは、「acco
unt.dat」という名称のテキストファイルを読み
出す。
名称の設定ファイルの一例を示す説明図である。この設
定ファイルにはファイル形式の指定や、色相を変換する
ためのデータも含まれているが、まず、名称決定処理に
必要な部分を説明する。
述べたファイルに固有の名称付与のルールとして、まず
接頭子を示す項目「Prefix」として“shot”
という4文字を定義し、それに続く項目「Counte
r」として“68”と定められている。さらに、JPE
G形式でのファイルであることを示す項目「Image
File Format」として“JPEG”が与え
られている。
ファイルの名称を、「shot0068.jpg」に決
定する。ここで、68というカウント値は次のファイル
の記録のときにはスチルカメラ本体によって別の値(例
えばひつとカウントアップして69という値)に書き換
えられる。
t」内部の「counter」の項目にフィードバック
されて保存されるため、例えばカメラの電源がオフとさ
れたり、またPCカードが抜かれたりといった処理がお
きても、使用されている「account.dat」内
の情報により、同一PCカード内ではデータが同一名称
で書き換えられるという不都合を回避している。
をパーソナルコンピュータに表示した場合の一例を示す
図である。
ものとしてはフラッシュ型のメモリやハードディスクを
使用したものがある。PCカード14のインターフェー
スプロトコルとしては現在PCMCIAという規格が制
定されており(日本におけるJEIDAの規格と同
一)、パーソナルコンピュータ(以下PCと略す)との
データ交換が可能となっている。
を、パーソナルコンピュータで認識可能な形式にしてお
くことにより、たとえばWindows3.1というオ
ペレーティングシステム(以下OSと略す)に付属する
ファイルマネージャというプログラムを使用すると図5
に示すような形式でPCカード内に存在するファイル
(shot0068.jpgというファイル名で画像フ
ァイルが認識されている)の確認が可能となる。
常流通しているソフトウェアプログラムで読めるフォー
マットとしておくと、電子スチルカメラの専用のソフト
ウェアがなくても画像ファイルの内容の表示/変更が可
能となるため、PCカード14という記憶媒体そのもの
の可搬性とあいまって、情報の流通が非常に容易にな
る。
データの変換と設定ファイル14aの関係について説明
する。
ーマットは今回例としてあげたJPEGだけにとどまる
ものではなく、その他よく使われているものを列挙する
だけでも、TIFF、BMP、PICT等様々であり、
また、同じJPEGのフォーマットでも圧縮率の設定は
可能であり、画像を使用する環境により、圧縮率の設定
を変更することが望ましい。さらに、撮像環境に応じて
画像の色の特性も変更可能とすることが望ましい。この
ように一般に非常に多様な設定項目が存在する。
イルとして、図4に示したように、「account.
dat」という設定ファイルを用意している。このファ
イルは、撮像した画像ファイルを格納するのと同じディ
レクトリ上に格納する。この「account.da
t」をカメラとして読み込むタイミングを、上述のよう
にリアルタイムでメモリに読み込む処理を終了した時点
としている。
情報に基づいて画像データの色変換を行う色変換機能
と、設定情報に基づいて画像データの圧縮を行うデータ
圧縮機能を備えたている。
ion」以下のデータは色相を変換するためのマトリッ
クスである。電子スチルカメラでは、フィルムではなく
CCDセンサにより撮像しているため、屋内の場合の蛍
光灯からの光や、また、屋外での逆光の場合など、普通
に撮像するとフィルムの場合とは異なる色相になること
がある。このため、本実施形態では、PCカードから読
み取った色変換用のデータに基づいて、撮像した画像デ
ータの色相を変換している。
データに基づいて行うため、電子スチルカメラでの設定
をなんら変更することなく、テキストデータをPC上で
編集するのみで、種々の局面に応じた撮像が可能とな
る。
ばPCでの画面表示のみなのか、また、色分解の後印刷
出力することを目的とするものなのかの違いに応じて、
ファイルのフォーマットを変化させる必要が生じる。さ
らに、各ファイル形式に応じた画像圧縮についても、圧
縮率を可変にすることが望まれる。フォーマットの変化
や圧縮率の可変制御は通常行われているものであるが、
電子スチルカメラの場合にはそれを如何に設定するかが
問題となる。
mageFile Format」の項目に圧縮形式を
記載することで、撮像した画像のファイル形式を定め、
また、図示しない圧縮率を指定する項目にその比率を記
載しておくと、設定解析部22が当該記載に基づいた設
定情報を生成してファイル変換手段12に出力する。こ
のため、電子スチルカメラの制御可能な項目についてテ
キストでその項目名を定めておくと、テキストファイル
の作成という容易な手法で複雑な組み合わせの設定を行
い、また設定内容の確認を行うことができる。
を示す説明図である。
より画像取り込みの処理を起動し(S1)、まずCCD
センサ11からの出力をA/D変換してカメラの内部メ
モリ18に格納する。この際の動作ブロックS2がCC
Dセンサ11からの出力に応じてリアルタイムでの処理
が必要な部分である。
像データの変換処理などに移行する(S3)。このブロ
ックS3は必ずしもリアルタイムで処理を行う必要はな
いため、特に、電子スチルカメラのオペレーティングシ
ステムがマルチタスク処理を可能としているならば、こ
の部分S3の優先順位はリアルタイム処理も部分よりも
低くすると、カメラの操作性が良くなる。
ァイルの各項目に対応した機能を実現するブロックS
5,S6,S7があり、設定ファイル上での項目をキー
ワードとして見つけたのち(S4)、そのキーワードに
続く内容を読み込んで、それに従ったソフトウェア動作
を実行する。
んだ画像データに対する色変換を実行するブロックS
5、ファイル変換フォーマットを決定しその作業を実行
するブロックS6、ファイルに付与する名称を決定しそ
の名称でPCカード2に記録を行うブロックS7を行っ
ている。
Cカード14に対応した構成を説明する。ここでは、設
定読出部20に、当該設定読出部20によって読み出さ
れた特定名称のテキストファイルを記憶する設定メモリ
18Aを併設している。しかも、設定読出部20が、P
Cカード14に特定名称の設定ファイルが存在しない場
合には設定メモリ18Aから設定ファイルを読み出す機
能を備えている。
部メモリ18に予め領域確保されている。
スチルカメラの動作を示すフローチャートである。設定
ファイルをもたないようなPCカードが装填された場合
に備えて、あらかじめデジタルカメラの内部記憶7に設
定ファイルのデフォルト値を用意する。一方、設定ファ
イルを有するPCカードが装填された後にはこの内容で
デジタルカメラの内部記憶に登録された設定ファイルの
デフォルト値を変更し、何も設定されていないPCカー
ドが装填された際には、カメラ内部に記憶された設定フ
ァイルを使用して、PCカード上にディレクトリの作
成、設定ファイルの登録を行う。
イルのうちの1つを用いて撮像する場合の構成を説明す
る。
のディレクトリにそれぞれ固有の設定ファイルを定義す
ることにより、それぞれのディレクトリ毎に記憶するデ
ジタル画像ファイルの属性を換えて、複数の属性をもつ
デジタル画像ファイル群を一つのPCカード上に構成す
ることを可能としている。カメラの本体としては例え
ば、ディレクトリを上下に移動するための2個のスイッ
チがあれば、これら複数の属性群間での選択が可能とな
る。
撮像動作又はファイル変換動作に必要な項目が記載され
ていない場合に当該記録媒体中の上位のディレクトリの
設定ファイルを読み出す上位ファイル読み出し機能を備
えている。
存在しない時は、その一つ上位のディレクトリ内の設定
ファイルを参照してデジタル画像ファイルを作成するこ
とにより、複数のディレクトリにまたがる共通属性のデ
ジタル画像ファイル群の形成も可能とするものである。
ので、これによると、デジタル画像ファイルを作成する
時の各種パラメータを設定するファイルの形式として、
パーソナルコンピュータで読み書き可能な形式としたの
で、パーソナルコンピュータ上でのそのファイルの確認
が容易であり、またその形式として特にテキスト形式を
採用することによりパーソナルコンピュータ上の簡単な
テキストエディタープログラムにて内容が確認できる
他、設定の変更、追加の際に特別なプログラムを使用し
なくてもよい。
グをリアルタイムでの処理が必要な部分の後にしたた
め、カメラのレスポンスという操作性上の問題を発生す
ることなく様々な設定を行うことが可能となる。
定ファイルとして用意するため、ファイルサイズがそれ
ほど大きくならず記憶媒体の領域を圧迫することもな
い。
を装置本体の内部記憶に保存して、設定ファイルを持た
ない着脱可能な記憶媒体に対して装置内に保存された設
定ファイルを使用して設定を登録することにより、装置
だけを屋外に携帯して記憶媒体を使いきって、現地にて
新規記憶媒体を追加購入して使用する場合等において
も、パーソナルコンピュータを携帯しなくてもそれまで
の作業環境が継続可能となるという効果もある。これは
PCカードのような標準フォーマットで数種の製品が市
場で購入可能な場合特に有効である。
れぞれで望まれる設定ファイルを存在させることで、い
くつかの属性デジタル画像ファイル群を形成することを
可能としており、これは例えば画像ファイルへの変換方
法として、いくつかの色相のものをあらかじめ用意して
おいて、カメラならば、撮影の際にそれらの色相のなか
で選択することにより、撮影時に撮影者の意向をある程
度反映した画像取り込みを行うことを可能とするという
効果もある。
なうことなく撮像やデータ変換についての設定を容易に
行うことのできる従来にない優れた電子スチルカメラを
提供することができる。
ある。
ク図である。
ロック図である。
ファイルの一例を示す説明図である。
が格納されたPCカードをPCに装着してファイルを画
面表示した一例を示す説明図である。
明図である。
されていない場合の処理例を示す説明図である。
PCカード内のファイル構成を示す説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 外来光を光電変換すると共に当該撮像し
た画像データを一時的に蓄積する撮像手段と、この撮像
手段によって撮像された画像データを所定の設定情報に
基づいて変換するファイル変換手段と、このファイル変
換手段に着脱自在に装着され当該ファイルを記憶する記
憶媒体と、前記設定情報に基づいて前記撮像手段の動作
を制御する制御手段とを備えた電子スチルカメラにおい
て、 前記制御手段が、前記記憶媒体に予め格納された設定フ
ァイルを読み出す設定読出部と、この設定読出部によっ
て読み出された設定ファイルの内容を当該設定ファイル
に対して予め定められたデータ構造に基づいて解析する
設定解析部と、この設定解析部によって解析された設定
内容に基づいて前記ファイル変換手段に設定情報を出力
する設定情報出力部とを備え、 前記制御手段が、前記撮像手段の動作が終了した後に前
記設定読出部を起動する変換開始制御機能を備えたこと
を特徴とする電子スチルカメラ。 - 【請求項2】 前記設定読出部が、前記記録媒体中の特
定名称のテキストファイルを読み出す特定名称ファイル
読出機能を備え、 前記設定解析部が、前記特定名称ファイル読出機能によ
って読み出されたテキストファイル中の項目別に各種設
定情報を解析する項目別設定解析機能を備えたことを特
徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。 - 【請求項3】 前記制御手段が、前記特定名称のテキス
トファイルから読み出したカウント値に基づいて前記フ
ァイル変換手段によって変換された画像データのファイ
ル名を決定するファイル名決定機能と、このファイル名
決定機能によってファイル名を与えた場合には前記カウ
ント値を増加させると共に当該増加させたカウント値に
より前記記録媒体中の設定内容を更新するカウント値更
新機能とを備えたことを特徴とする請求項2記載の電子
スチルカメラ。 - 【請求項4】 前記ファイル名決定機能に、前記特定名
称のテキストファイルによって特定されたファイルフォ
ーマットの種類に応じて前記ファイル名の拡張子を決定
する拡張子決定機能を併設したことを特徴とする請求項
3記載の電子スチルカメラ。 - 【請求項5】 前記設定読出部に、当該設定読出部によ
って読み出された特定名称のテキストファイルを記憶す
る設定メモリを併設し、 前記設定読出部が、前記PCカードに特定名称の設定フ
ァイルが存在しない場合には前記設定メモリから設定フ
ァイルを読み出す機能を備えたことを特徴とする請求項
2記載の電子スチルカメラ。 - 【請求項6】 前記ファイル変換手段が、前記設定情報
に基づいて前記画像データの色変換を行う色変換機能を
備えたことを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメ
ラ - 【請求項7】 前記ファイル変換手段が、前記設定情報
に基づいて前記画像データの圧縮を行うデータ圧縮機能
を備えたことを特徴とした請求項1記載の電子スチルカ
メラ。 - 【請求項8】 前記制御手段が、前記設定ファイル中に
撮像動作又はファイル変換動作に必要な項目が記載され
ていない場合に当該記録媒体中の上位のディレクトリの
設定ファイルを読み出す上位ファイル読み出し機能を備
えたことを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメ
ラ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP28181895A JP3157704B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 電子スチルカメラ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28181895A JP3157704B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 電子スチルカメラ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11110359A Division JP3119260B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 電子スチルカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09130731A true JPH09130731A (ja) | 1997-05-16 |
JP3157704B2 JP3157704B2 (ja) | 2001-04-16 |
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ID=17644429
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28181895A Expired - Lifetime JP3157704B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 電子スチルカメラ |
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