JPH09130400A - 優先制御方式 - Google Patents

優先制御方式

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JPH09130400A
JPH09130400A JP32618395A JP32618395A JPH09130400A JP H09130400 A JPH09130400 A JP H09130400A JP 32618395 A JP32618395 A JP 32618395A JP 32618395 A JP32618395 A JP 32618395A JP H09130400 A JPH09130400 A JP H09130400A
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誠之 篠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM交換システムに於ける優先制御方式に
於いて、或る帯域要求クラスに異常なトラフィックが発
生した場合に於いても、他の帯域要求クラスの通信品質
を保証する。 【解決手段】 呼受付制御回路1は、一定時間Ts毎
に、各帯域要求クラスのNカウンタNc,Ntv,Nv に、その
クラスの通信品質を保証するために必要になる保証帯域
を設定する。また、呼受付制御回路1は、各ベストエフ
ォートクラスのWカウンタWabr,Wubr に、残り帯域を使
用する比率に応じた値を設定する。NカウンタNc,Ntv,N
v 及びWカウンタWabr,Wubr の値は、対応するクラスか
らセルが出力される毎に−1される。優先制御処理回路
2は、Nカウンタの値が0になっていない帯域要求クラ
スを、Nカウンタの値が0になっている帯域要求クラス
及びベストエフォートクラスよりも優先させる優先度に
従って、セルを出力回線3に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄積交換を基本と
するマルチメディア通信方式に於いて使用されるATM
(Asynchronous Transfer Mo
de)交換システムに関し、特に、通信要求品質に応じ
て定められる複数のクラスの内の、或る通信品質クラス
に異常なトラフィックが発生した場合に於いても、他の
クラスに悪影響を与えることがない優先制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蓄積交換を基本とするマルチメディア通
信方式に於いては、リアルタイム性,低廃棄率,ベスト
エフォート(Best effort)転送等さまざま
な通信品質を要求するサービスが存在する。これらのサ
ービスとしては、送信ビットレートが一定であり、遅延
にもセルロスにも要求が厳しいCircuit Emu
lation,Constant Bit Rate
Videoのようなサービス(CBRクラスと称す)
や、送信ビットレートが可変であり、リアルタイム性を
要求する音声,ビデオサービス(rt−VBRクラスと
称す)や、送信ビットレートが可変であり、リアルタイ
ム性を要求しないデータサービス(nrt−VBRクラ
スと称す)もあれば、ベストエフォート転送を要求す
る、送信ビットレートが可変で、セルロスに厳しいサー
ビス(ABRクラスと称す)や、セル毎に廃棄とfai
rnessを要求するサービス(UBRクラスと称す)
もある。このような多数の異なる通信品質を同時に満た
すためには、ATM交換システムに於ける優先制御方式
が重要な役割を果たす。
【0003】従来のこの種の優先制御方式は、通信要求
品質によって定まる各通信品質クラスに初期優先度を与
えておき、各通信品質クラスの待ちキュー長が各通信品
質クラス毎に定められている閾値未満の場合は、各通信
品質クラスに付与されている初期優先度に従って優先制
御を行い、待ちキュー長が閾値以上になる通信品質クラ
スが発生した場合には、そのクラスの優先度をそのクラ
スに付与されている初期優先度よりも1レベル高いもの
に変更し、変更後の優先度に従って優先制御を行うもの
であった。また、優先度が同じ通信品質クラス間に於い
ては、回転優先を行うものであった。回転優先とは、優
先度が同じ各通信品質クラスにセルが存在する場合、優
先度が同じクラスのバッファからセルを1個ずつ交互に
出力回線へ出力するものである。
【0004】図16は上記した従来の技術を更に詳しく
説明するための図である。尚、図16に於いては、優先
制御を行うクラスの数を3個としている。
【0005】各通信品質クラスC1,C2,C3が要求
する通信品質に応じて各通信品質クラスC1,C2,C
3に初期優先度を付与する。図16の例では、各通信品
質クラスC1,C2,C3にそれぞれ初期優先度2,
3,4を付与している。また、各通信品質クラスC1,
C2,C3が要求する通信品質に応じて、各通信品質ク
ラスC1,C2,C3に閾値Th1,Th2,Th3を
付与する。
【0006】各通信品質クラスC1,C2,C3の待ち
キュー長Q1,Q2,Q3が、それぞれTh1,Th
2,Th3以下の場合は、各通信品質クラスC1,C
2,C3の優先度は、それぞれ2,3,4となっている
ので、通信品質クラスC1のバッファB1に蓄積されて
いるセルが最も優先的に出力され、通信品質クラスC2
のバッファB2に蓄積されているセルは、バッファB1
にセルが蓄積されていない場合に限り出力され、通信品
質クラスC3のバッファB3に蓄積されているセルは、
バッファB1,B2にセルが蓄積されていない場合に限
り出力される。
【0007】また、或る通信品質クラス(例えば、通信
品質クラスC2とする)のトラフィック量が多くなり、
待ちキュー長Q2が閾値Th2を越えた場合は、通信品
質クラスC2の優先度が3から2へ変更され、各通信品
質クラスC1,C2,C3の優先度がそれぞれ2,2,
4となる。この結果、優先度が同じ通信品質クラスC
1,C2間では、回転優先が行われる。尚、待ちキュー
長Q2が閾値Th2以下になった場合は、通信品質クラ
スC2の優先度は元の優先度(初期優先度)である3に
戻される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、或る通信品質クラスに到着するトラフィック量が多
くなり、待ちキュー長が閾値を越えた場合、その通信品
質クラスの優先度を高めているので、何らかの理由でト
ラフィック量が多くなり、待ちキュー長が閾値より大き
くなる通信品質クラスが発生すると、他の通信品質クラ
スの通信品質に悪影響を及ぼすという問題があった。例
えば、通信品質クラスC2のトラフィック量が多くな
り、待ちキュー長Q2が閾値Th2を越えると、通信品
質クラスC1に於いては、単位時間当たりに出力される
セル数が減少し、通信品質が劣化する。また、通信品質
クラスC3に於いては、待ちキュー長Q3が閾値Th3
より大きくなり、優先度が4から3に高められても、通
信品質クラスC2の優先度が2になっているので、たと
え通信品質クラスC1のバッファにセルが全く蓄積され
ていない状態であっても、通信品質クラスC3からはセ
ルを全く出力できなくなってしまう。
【0009】そこで、本発明の目的は、或る通信品質ク
ラスに異常なトラフィックが発生した場合に於いても、
他の通信品質クラスの通信品質を保証することができる
優先制御方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、通信要求品質が異なる複数の呼を収容するA
TM交換システムに於いて、帯域要求を行う通信要求品
質が異なる複数の呼を、通信要求品質に従って複数の帯
域要求クラスにクラス分けした際の各帯域要求クラスに
属する呼に関連するセルがそれぞれ蓄積される、前記各
帯域要求クラス毎の帯域要求クラス用バッファと、前記
各帯域要求クラス毎のNカウンタと、前記各帯域要求ク
ラスの通信品質を保証するために出力回線に出力するこ
とが必要になる、一定時間当たりのセル数によって表さ
れる保証帯域を、前記一定時間毎に前記各帯域要求クラ
スのNカウンタに設定する呼受付制御回路と、前記各N
カウンタの値と前記各帯域要求クラスとによって定まる
優先度であって、Nカウンタの値が0になっていない帯
域要求クラスをNカウンタの値が0になっている帯域要
求クラスよりも優先させる優先度に従って、前記各帯域
要求クラス用バッファに蓄積されているセルを前記出力
回線に出力し、セルを前記出力回線に出力する毎に、セ
ルを出力した帯域要求クラスのNカウンタの値が0にな
っていなければ、その値から1を減算する優先制御処理
回路とを備えている。
【0011】各帯域要求クラス毎のNカウンタには、呼
受付制御回路によって、一定時間毎に、その帯域要求ク
ラスの通信品質を保証するために出力することが必要に
なる上記一定時間当たりのセル数によって表される保証
帯域が設定される。また、各帯域要求クラスのNカウン
タの値は、対応する帯域要求クラスのバッファからセル
が出力される毎に、優先制御処理回路によって減算され
る。
【0012】優先制御処理回路は、Nカウンタの値が0
になっていない帯域要求クラスの帯域要求クラス用バッ
ファからセルを出力し、セルを出力した帯域要求クラス
に蓄積されているセルを最も優先的に出力する。つま
り、各帯域要求クラスの通信品質を保証するために必要
になる数のセルを出力する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、呼受付制御回路1と、優先制御処理回路2と、出力
回線3と、帯域要求クラス用バッファCBR,rt−V
BR,nrt−VBRと、ベストエフォート転送要求ク
ラス用バッファABR,UBRと、NカウンタNc,N
tv,Nvと、WカウンタWabr,Wubrとを備え
ている。
【0015】帯域要求クラス用バッファCBR,rt−
VBR,nrt−VBRには、帯域要求を行う呼を、通
信要求品質に従ってCBRクラス,rt−VBRクラ
ス,nrt−VBRクラスの3つの帯域要求クラスにク
ラス分けした際の各帯域要求クラスに属する呼に関連す
るセルが蓄積される。
【0016】ベストエフォート転送要求クラス用バッフ
ァABR,UBRには、残り帯域の使用を要求するベス
トエフォート転送要求を行う呼を、通信要求品質に従っ
てABRクラス,UBRクラスの2つのベストエフォー
トクラスにクラス分けした際の各ベストエフォートクラ
スに属する呼の関連するセルが蓄積される。
【0017】NカウンタNc,Ntv,Nvは、それぞ
れCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBR
クラスのカウンタであり、WカウンタWabr,Wub
rは、それぞれABRクラス,UBRクラスのカウンタ
である。
【0018】呼受付制御回路1は、CBRクラス,rt
−VBRクラス,nrt−VBRクラスの通信品質を保
証するために出力回線3に出力することが必要になる、
一定時間Ts当たりのセル数によって表される保証帯域
を一定時間Ts毎に、CBRクラス,rt−VBRクラ
ス,nrt−VBRクラスのNカウンタNc,Ntv,
Nvに設定する機能,WカウンタWabr,Wubrの
中にカウント値が0になっているものが1つ以上存在
し、且つABRクラス,UBRクラスが共に休止状態
(WカウンタWabr,Wubrの値が0であるか、或
いはベストエフォート転送要求クラス用バッファAB
R,UBRが空きである状態)である場合、上記一定時
間Tsに出力回線3に出力することができるセル数によ
って表される出力回線3の全帯域の内の、CBRクラ
ス,rt−VBRクラス,nrt−VBRクラスに保証
した保証帯域の残り帯域に対するABRクラス,UBR
クラスの使用比率に応じた値をWカウンタWabr,W
ubrに設定する機能等を有する。
【0019】優先制御処理回路2は、NカウンタNc,
Ntv,Nvの値と、WカウンタWabr,Wubrの
値とクラスによって定まる優先度に従って、各バッファ
CBR,rt−VBR,nrt−VBR,ABR,UB
Rに蓄積されているセルを出力回線3に出力する機能,
セルを出力したクラスのNカウンタNc,Ntv,Nv
或いはWカウンタWabr,Wubrの値が0でなけれ
ば、その値を−1する機能を有する。
【0020】図2,図3は呼受付制御回路1の処理例を
示す流れ図、図4は優先制御処理回路2の処理例を示す
流れ図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を説
明する。
【0021】呼受付制御回路1は、呼が発生すると、図
2の流れ図に示すように、呼が属するクラスを判定する
(S1)。そして、帯域要求を行うCBRクラス,rt
−VBRクラス,nrt−VBRクラスの何れかに属す
る呼であると判定した場合は、その呼を受け付けると残
り帯域がなくなるか否かを判断する(S2,S3)。
【0022】そして、残り帯域がなくなると判断した場
合は呼を拒否し(S3がYES,S5)、残り帯域がな
くならないと判断した場合は呼受け付け処理を行う(S
3がNO,S4)。この呼受け付け処理に於いて、呼受
付制御回路1は、管理している各帯域要求クラス(CB
Rクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRクラ
ス)毎の保証帯域の内、受け付けた呼が属するクラスに
対する保証帯域を、受け付けた呼が要求する通信要求品
質に応じた値だけ増加する処理を行うと共に、管理して
いる残り帯域を上記増加させた値だけ減少させる処理を
行う。ここで、保証帯域は、セルの送信元が一定のビッ
トレートでセルを送信したとしても、スイッチ等の影響
を受け、上記したビットレートで交換機側にセルが到着
するとは限らないので、論理的に求まる保証帯域よりも
余裕を持たせたものにする。尚、呼の終了時には、終了
した呼に対応する保証帯域を、その呼の通信要求品質に
応じた値だけ減少させる処理を行うと共に、残り帯域を
上記減少させた値だけ増加させる処理を行う。
【0023】また、呼受付制御回路1は、発生した呼が
ABRクラス,UBRクラスに属するものであると判断
した場合(S2がNO)は、直ちにS4の処理を行う。
【0024】更に、呼受付制御回路1は、図3の流れ図
に示すように、一定時間Ts毎に、管理しているCBR
クラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRクラスの
保証帯域をカウンタNc,Ntv,Nvに設定する処理
を行う(S11)。
【0025】また、呼受付制御回路1は、WカウンタW
abr,Wubrの中にカウント値が0のものが1つ以
上存在し、且つABRクラス,UBRクラスが共に休止
状態である場合、WカウンタWabr,Wubrに残り
帯域を使用する比率に応じた値を設定する処理を行う。
【0026】優先制御処理回路2は、図4の流れ図に示
すように、図5に示す優先度に従ってセルを1個出力
し、セルを出力したクラスのカウンタの値が0でなけれ
ば、その値を−1する処理を繰り返し行う(S21,S
22)。
【0027】図5の優先度に従ってセルを出力すること
により、一定時間Ts毎に以下の処理が行われる。先
ず、CBRクラスのNカウンタNcの値が0となるか、
或いは帯域要求クラス用バッファCBRが空きになるま
で、帯域要求クラス用バッファCBRからセルが出力さ
れる(優先度1)。次に、rt−VBRクラスのNカウ
ンタNtvの値が0となるか、或いは帯域要求クラス用
バッファrt−VBRが空きになるまで、帯域要求クラ
ス用バッファrt−VBRからセルが出力される(優先
度2)。その後、nrt−VBRクラスのNカウンタN
vの値が0となるか、或いは帯域要求クラス用バッファ
nrt−VBRが空きになるまで、帯域要求クラス用バ
ッファnrt−VBRからセルが出力される(優先度
3)。つまり、CBRクラス,rt−VBRクラス,n
rt−VBRクラスの通信品質を保証するために必要に
なる数のセルが帯域要求クラス用バッファCBR,rt
−VBR,nrt−VBRから先ず出力されることにな
る。
【0028】その後、ABRクラス,UBRクラスのベ
ストエフォート転送要求クラス用バッファABR,UB
Rに蓄積されているセルが重み付き回転優先によって出
力回線3に出力される(優先度4)。ここで、重み付き
回転優先とは、各バッファからセルを出力する時、或る
比率でセルを出力するものである。例えば、2対1の重
みでABRクラスとUBRクラスとの間で重み付け優先
を行うと、ABRクラスのベストエフォート転送要求ク
ラス用バッファABRからセルが2個出力される間に、
UBRクラスのベストエフォート転送要求クラス用バッ
ファUBRからはセルが1個出力されることになる。上
記した例の場合では、ABRクラスの遅延特性がUBR
クラスの遅延特性より良いことになる。
【0029】その後、NカウンタNc,Ntv,Nvの
値が0になっているCBRクラス,rt−VBRクラ
ス,nrt−VBRクラスの帯域要求クラス用バッファ
CBR,rt−VBR,nrt−VBRに蓄積されてい
るセルが出力回線3に出力される(優先度5〜優先度
7)。尚、当然のことであるが、或る優先度に従ってセ
ルを出力している時に、その優先度よりも高い優先度の
クラスが発生した場合は、そのクラスのバッファからセ
ルを出力する。
【0030】このように、一定時間Ts毎に、CBRク
ラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRクラスの通
信品質を保証するために必要となる数のセルを、先ず、
帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VBR,nr
t−VBRから出力するようにすることにより、CBR
クラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRクラスの
内の、或る帯域要求クラスに異常なトラフィックが発生
しても、他の帯域要求クラスの通信品質を保証すること
ができる。
【0031】尚、図5に示した優先度を使用した場合、
優先度の高いクラスの遅延特性が優先度の低いクラスの
遅延特性(特に、遅延のゆらぎ)に影響を与える。その
影響を少なくするために、図6に示すような優先度を使
用することも考えられる。
【0032】図7は、本発明の他の実施例のブロック図
であり、図1に示した実施例の構成に加えて、加算手段
4と、CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−V
BRクラス,ABRクラス,UBRクラス毎のSカウン
タSc,Stv,Sv,Sabr,Subrとを備える
と共に、図1の呼受付制御回路1,優先制御処理回路2
の代わりに呼受付制御回路11,優先制御処理回路12
を備えている。
【0033】呼受付制御回路11は、図1の呼受付制御
回路1とほぼ同様の機能を有するが、下記の点で呼受付
制御回路1と相違する。図1の呼受付制御回路1が論理
的に求まる保証帯域よりも大きな値をNカウンタNc,
Ntv,Nvに設定するのに対し、本実施例の呼受付制
御回路11は、論理的に求まる保証帯域をNカウンタN
c,Ntv,Nvに設定する。
【0034】優先制御処理回路12は、NカウンタN
c,Ntv,Nvの値と、WカウンタWabr,Wub
rの値と、SカウンタSc,Stv,Sv,Sabr,
Subrの値と、CBRクラス,rt−VBRクラス,
nrt−VBRクラス,ABRクラス,UBRクラスと
によって定まる優先度に従ってセルを出力回線3に出力
する機能,NカウンタNc,Ntv,Nvの値が0より
大きいCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−V
BRクラスからセルを出力した時、セルを出力したクラ
スのNカウンタNc,Ntv,Nvの値が0でなけれ
ば、その値を−1する機能,WカウンタWabr,Wu
brの値が0より大きいABRクラス,UBRクラスか
らセルを出力した時、セルを出力したクラスのWカウン
タWabr,Wubrの値が0でなければ、その値を−
1する機能,NカウンタNc,Ntv,Nvの値が0に
なっているCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt
−VBRクラスからセルを出力した時、セルを出力した
クラスのSカウンタSc,Stv,Svの値が0になっ
ていなければ、その値を−1する機能,WカウンタWa
br,Wubrの値が0になっているABRクラス,U
BRクラスからセルを出力した時、セルを出力したクラ
スのSカウンタSabr,Subrの値が0になってい
なければ、その値を−1する機能を有する。
【0035】加算手段4は、呼受付制御回路11がNカ
ウンタNc,Ntv,Nvに保証帯域を設定する直前に
於いて、SカウンタSc,Stv,Svに設定されてい
る値とNカウンタNc,Ntv,Nvに設定されている
値とを加算した値(Sc+Nc),(Stv+Nt
v),(Sv+Nv)をそれぞれSカウンタSc,St
v,Svに設定する機能と、呼受付制御回路11がWカ
ウンタWabr,Wubrに値を設定する直前に於い
て、SカウンタSabr,Subrに設定されている値
とWカウンタWabr,Wubrに設定されている値と
を加算した値(Sabr+Wabr),(Subr+W
ubr)をそれぞれSカウンタSabr,Subrに設
定する機能を有する。
【0036】次に図7に示す本実施例の動作を説明す
る。
【0037】呼受付制御回路11は、呼の発生時、図2
の流れ図に示した処理と同様の処理を行う。また、呼受
付制御回路11は、各NカウンタNc,Ntv,Nvに
対する保証帯域の設定処理,各WカウンタWabr,W
ubrに対する設定処理を前述したと同様にして行う。
【0038】加算手段4は、呼受付制御回路11がNカ
ウンタNc,Ntv,Nvに保証帯域を設定する直前に
於いて、SカウンタSc,Stv,Svに設定されてい
る値とNカウンタNc,Ntv,Nvに設定されている
値とを加算した値(Sc+Nc),(Stv+Nt
v),(Sv+Nv)をそれぞれSカウンタSc,St
v,Svに設定し、呼受付制御回路11がWカウンタW
abr,Wubrに値を設定する直前に於いて、Sカウ
ンタSabr,Subrに設定されている値とWカウン
タWabr,Wubrに設定されている値とを加算した
値(Sabr+Wabr),(Subr+Wubr)を
それぞれSカウンタSabr,Subrに設定する。
【0039】優先制御処理回路12は、図8に示す優先
度に従ってセルを1個出力し、NカウンタNc,Nt
v,Nvの値が0より大きいCBRクラス,rt−VB
Rクラス,nrt−VBRクラスからセルを出力した場
合は、セルを出力したクラスのNカウンタNc,Nt
v,Nvの値を−1し、WカウンタWabr,Wubr
の値が0より大きいABRクラス,UBRクラスからセ
ルを出力した場合は、セルを出力したクラスのWカウン
タWabr,Wubrの値を−1し、NカウンタNc,
Ntv,Nvの値が0になっているCBRクラス,rt
−VBRクラス,nrt−VBRクラスからセルを出力
した場合は、セルを出力したクラスのSカウンタSc,
Stv,Svの値を−1し、WカウンタWabr,Wu
brの値が0になっているABRクラス,UBRクラス
からセルを出力した時、セルを出力したクラスのSカウ
ンタSabr,Subrの値を−1する。
【0040】図8の優先度に従ってセルを出力すること
により、一定時間Ts毎に以下の処理が行われる。先
ず、CBRクラスのNカウンタNcの値が0となるか、
或いは帯域要求クラス用バッファCBRが空きになるま
で、帯域要求クラス用バッファCBRからセルが出力さ
れる(優先度1)。次に、rt−VBRクラスのNカウ
ンタNtvの値が0となるか、或いは帯域要求クラス用
バッファrt−VBRが空きになるまで、帯域要求クラ
ス用バッファrt−VBRからセルが出力される(優先
度2)。その後、nrt−VBRクラスのNカウンタN
vの値が0となるか、或いは帯域要求クラス用バッファ
nrt−VBRが空きになるまで、帯域要求クラス用バ
ッファnrt−VBRからセルが出力される(優先度
3)。
【0041】その後、SカウンタScの値が0となる
か、或いは帯域要求クラス用バッファCBRが空きにな
るまで、帯域要求クラス用バッファCBRからセルが出
力される(優先度4)。次いで、SカウンタStvの値
が0となるか、或いは帯域要求クラス用バッファrt−
VBRが空きになるまで、帯域要求クラス用バッファr
t−VBRからセルが出力される(優先度5)。その
後、SカウンタSvの値が0となるか、或いは帯域要求
クラス用バッファnrt−VBRが空きになるまで、帯
域要求クラス用バッファnrt−VBRからセルが出力
される(優先度6)。
【0042】その後、ABRクラス,UBRクラスのベ
ストエフォート転送要求クラス用バッファABR,UB
Rに蓄積されているセルが重み付き回転優先によって出
力回線3に出力される(優先度7)。
【0043】その後、NカウンタNc,Ntv,Nvの
値及びSカウンタSc,Stv,Svの値が共に0にな
っているCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−
VBRクラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt
−VBR,nrt−VBRに蓄積されているセルが出力
回線3に出力される(優先度8〜優先度10)。尚、当
然のことであるが、或る優先度に従ってセルを出力して
いる時に、その優先度よりも高い優先度のクラスが発生
した場合は、そのクラスのバッファからセルを出力す
る。
【0044】ここで、SカウンタSc,Stv,Svを
設け、SカウンタSc,Stv,Svの値が0より大き
いCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBR
クラスの優先度を、NカウンタNc,Ntv,Nvの値
が0より大きいCBRクラス,rt−VBRクラス,n
rt−VBRクラスの次の優先度にしたのは、次の理由
からである。
【0045】前述したように、セルの送信元が一定のビ
ットレートでセルを送信したとしても、上記したビット
レートで交換機側にセルが到着するとは限らない。例え
ば、送信元が一定時間Ts当たり1000個のセルを出
力したとしても、或る一定時間Tsの間には、900個
のセルしか到着せず、次の一定時間Tsの間には110
0個のセルが到着するような場合がある。
【0046】今、例えば、CBRクラスの帯域要求クラ
ス用バッファCBRに、或る一定時間Tsの間には、9
00個のセルしか到着せず、次の一定時間Tsの間には
1100個のセルが到着したとする。また、この時、C
BRクラスの通信品質を保証するための論理的な保証帯
域が1000セル/Tsであったとする。
【0047】このような場合、NカウンタNcには、一
定時間Ts毎に、保証帯域として1000が設定され、
セルが900個しか到着しなかった一定時間Tsに於い
ては、帯域要求クラス用バッファCBRに蓄積されてい
るセルを全部出力したとしても、NカウンタNcの値は
0とはならず、100となる。このNカウンタNcの値
100が、SカウンタScに現在設定されている値に加
算される。今、例えば、SカウンタScの値が0であっ
たとすると、SカウンタScの値は100になる。
【0048】次の一定時間Tsの間にセルが1100個
到着すると、先ず、NカウンタNcの値が0になるま
で、つまり、1000個のセルが帯域要求クラス用バッ
ファCBRから出力される。次いで、NカウンタNt
v,Nvの値が0より大きいrt−VBRクラス,nr
t−VBRクラスのセルが帯域要求クラス用バッファr
t−VBR,nrt−VBRから出力される。その後、
SカウンタScの値が100になっているので、帯域要
求クラス用バッファCBRに残っている100個のセル
が出力される。その結果、今回の一定時間Tsの間には
1100個のセルが出力される。従って、2Tsの間に
2000個のセルを出力することができ、1000セル
/Tsという保証帯域を満足させることができる。
【0049】これに対して、図1に示した実施例に於い
て、NカウンタNcに保証帯域として1000セル/T
sを設定したとすると、セルが900個しか到着しなか
った一定時間Tsに於いては、900個のセルが出力さ
れ、次のセルが1100個到着した一定時間Tsに於い
ては、1000個のセルが出力される。従って、2Ts
の間に、1900個のセルしか出力されず、1000セ
ル/Tsという保証帯域を満足させることができない。
このため、図1の実施例に於いては、前述したように、
論理的に求まる保証帯域1000セル/Tsより大きな
値(例えば、1100セル/Ts)を保証帯域とする必
要がある。
【0050】このように、本実施例によれば、同じ通信
品質を保証するための保証帯域を、図1の実施例に比較
して小さなものにすることができるので、受け付けるこ
とができる呼数を図1の実施例に比較して多くすること
ができる。つまり、各CBRクラス,rt−VBRクラ
ス,nrt−VBRクラスの保証帯域の合計値が、出力
回線3の全帯域よりも多くなるような場合は、呼を拒否
しなければならないので、保証帯域が小さくなれば、そ
の分、受け付けることができる呼数を増やすことができ
る。
【0051】尚、上述した実施例に於いて、図8に示し
た優先度の代わりに、図9に示すような優先度を使用す
ることにより、優先度の高いクラスが優先度の低いクラ
スに与える影響を少ないものにすることができる。
【0052】図10は本発明のその他の実施例のブロッ
ク図であり、図7の優先制御処理回路12の代わりに、
優先制御処理回路22を備えている。
【0053】優先制御処理回路22は、NカウンタN
c,Ntv,Nvの値と、WカウンタWabr,Wub
rの値と、SカウンタSc,Stv,Sv,Sabr,
Subrの値,CBRクラス,rt−VBRクラス,n
rt−VBRクラス,ABRクラス,UBRクラスと、
各CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBR
クラス毎の第1の閾値Thc1,Thtv1,Thv1
とによって定まる優先度に従ってセルを出力回線3に出
力する機能を備えている。尚、他の機能は、図7に示し
た優先制御処理回路12と同じである。
【0054】閾値Thc1,Thtv1,Thv1は、
各帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VBR,n
rt−VBRに蓄積されているセル数(待ちキュー長Q
c,Qtv,Qv)に対する閾値であり、各CBRクラ
ス,rt−VBRクラス,nrt−VBRクラスが要求
する通信品質に応じて定めた値である。
【0055】次に図10に示す本実施例の動作を説明す
る。
【0056】呼受付制御回路11,加算手段4は前述し
たと同様の処理を行う。
【0057】優先制御処理回路22は、図11に示す優
先度に従ってセルを1個出力し、NカウンタNc,Nt
v,Nvの値が0より大きいCBRクラス,rt−VB
Rクラス,nrt−VBRクラスからセルを出力した場
合は、セルを出力したクラスのNカウンタNc,Nt
v,Nvの値が0でなければ、その値を−1し、Wカウ
ンタWabr,Wubrの値が0より大きいABRクラ
ス,UBRクラスからセルを出力した場合は、セルを出
力したクラスのWカウンタWabr,Wubrの値が0
でなければ、その値を−1し、NカウンタNc,Nt
v,Nvの値が0になっているCBRクラス,rt−V
BRクラス,nrt−VBRクラスからセルを出力した
場合は、セルを出力したクラスのSカウンタSc,St
v,Svの値が0でなければ、その値を−1し、Wカウ
ンタWabr,Wubrの値が0になっているABRク
ラス,UBRクラスからセルを出力した時、セルを出力
したクラスのSカウンタSabr,Subrの値が0で
なければ、その値を−1する。
【0058】図11の優先度に従ってセルを出力するこ
とにより、一定時間Ts毎に以下の処理が行われる。先
ず、NカウンタNc,Ntv,Nvの値が0より大きい
CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRク
ラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VB
R,nrt−VBRからセルが出力される(優先度1〜
優先度3)。
【0059】次いで、SカウンタSc,Stv,Svの
値が0より大きく、且つ待ちキュー長Qc,Qtv,Q
vが閾値Thc1,Thtv1,Thv1よりも大きい
CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRク
ラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VB
R,nrt−VBRからセルが出力される(優先度4〜
優先度6)。
【0060】その後、SカウンタSc,Stv,Svの
値が0より大きく、且つ待ちキュー長Qc,Qtv,Q
vが閾値Thc1,Thtv1,Thv1よりも小さい
CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRク
ラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VB
R,nrt−VBRからセルが出力される(優先度7〜
優先度9)。
【0061】次いで、ABRクラス,UBRクラスのベ
ストエフォート転送要求クラス用バッファABR,UB
Rに蓄積されているセルが重み付き回転優先によって出
力回線3に出力される(優先度10)。
【0062】その後、NカウンタNc,Ntv,Nvの
値及びSカウンタSc,Stv,Svの値が共に0にな
っているCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−
VBRクラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt
−VBR,nrt−VBRに蓄積されているセルが出力
回線3に出力される(優先度11〜優先度13)。尚、
当然のことであるが、或る優先度に従ってセルを出力し
ている時に、その優先度よりも高い優先度のクラスが発
生した場合は、そのクラスのバッファからセルを出力す
る。
【0063】このように、NカウンタNc,Ntv,N
vの値が0より大きいCBRクラス,rt−VBRクラ
ス,nrt−VBRクラスを最も優先させ、次に、Sカ
ウンタSc,Stv,Svの値が0より大きく、且つ待
ちキュー長Qc,Qtv,Qvが第1の閾値Thc1,
Thtv1,Thv1よりも大きいCBRクラス,rt
−VBRクラス,nrt−VBRクラスを優先させ、次
に、SカウンタSc,Stv,Svの値が0より大き
く、且つ待ちキュー長Qc,Qtv,Qvが第1の閾値
Thc1,Thtv1,Thv1よりも小さいCBRク
ラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRクラスを優
先させるようにしたものであるので、トラフィックに異
常が発生して待ちキュー長が長くなったCBRクラス,
rt−VBRクラス,nrt−VBRクラスの通信品質
を、他の帯域要求クラスの通信品質を劣化させることな
く、ある程度保証することが可能になる。
【0064】尚、上述した実施例に於いて、図11に示
した優先度の代わりに、図12に示した優先度を使用す
ることにより、優先度の高いクラスが優先度の低いクラ
スに与える影響を少なくすることができる。
【0065】図13は本発明の更にその他の実施例のブ
ロック図であり、図10の優先制御処理回路22の代わ
りに、優先制御処理回路32を備えている。
【0066】優先制御処理回路32は、NカウンタN
c,Ntv,Nvの値と、WカウンタWabr,Wub
rの値と、SカウンタSc,Stv,Sv,Sabr,
Subrの値と、CBRクラス,rt−VBRクラス,
nrt−VBRクラス,ABRクラス,UBRクラス
と、各CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−V
BRクラス毎の第1の閾値Thc1,Thtv1,Th
v1と、各CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt
−VBRクラス毎の第2の閾値Thc2,Thtv2,
Thv2とによって定まる優先度に従ってセルを出力回
線3に出力する機能を備えている。尚、他の機能は、図
10に示した優先制御処理回路22と同じである。
【0067】閾値Thc2,Thtv2,Thv2は、
各CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBR
クラスの待ちキュー長Qc,Qtv,Qvに対する閾値
であり、予想外のトラフィックが入った場合を想定して
決めた値である。
【0068】次に図13に示す本実施例の動作を説明す
る。
【0069】呼受付制御回路11,加算手段4は前述し
たと同様の処理を行う。
【0070】優先制御処理回路32は、図14に示す優
先度に従ってセルを1個出力し、NカウンタNc,Nt
v,Nvの値が0より大きいCBRクラス,rt−VB
Rクラス,nrt−VBRクラスからセルを出力した場
合は、セルを出力したクラスのNカウンタNc,Nt
v,Nvの値が0でなければ、その値を−1し、Wカウ
ンタWabr,Wubrの値が0より大きいABRクラ
ス,UBRクラスからセルを出力した場合は、セルを出
力したクラスのWカウンタWabr,Wubrの値が0
になっていなければ、その値を−1し、NカウンタN
c,Ntv,Nvの値が0になっているCBRクラス,
rt−VBRクラス,nrt−VBRクラスからセルを
出力した場合は、セルを出力したクラスのSカウンタS
c,Stv,Svの値が0になっていなければ、その値
を−1し、WカウンタWabr,Wubrの値が0にな
っているABRクラス,UBRクラスからセルを出力し
た時、セルを出力したクラスのSカウンタSabr,S
ubrの値が0になっていなければ、その値を−1す
る。
【0071】図14の優先度に従ってセルを出力するこ
とにより、一定時間Ts毎に以下の処理が行われる。先
ず、NカウンタNc,Ntv,Nvの値が0より大きい
CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRク
ラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VB
R,nrt−VBRからセルが出力される(優先度1〜
優先度3)。
【0072】次いで、SカウンタSc,Stv,Svの
値が0より大きく、且つ待ちキュー長Qc,Qtv,Q
vが閾値Thc1,Thtv1,Thv1よりも大きい
CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRク
ラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VB
R,nrt−VBRからセルが出力される(優先度4〜
優先度6)。
【0073】その後、SカウンタSc,Stv,Svの
値が0より大きく、且つ待ちキュー長Qc,Qtv,Q
vが閾値Thc1,Thtv1,Thv1よりも小さい
CBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBRク
ラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VB
R,nrt−VBRからセルが出力される(優先度7〜
優先度9)。
【0074】次いで、SカウンタSc,Stv,Svの
値が0であり、且つ待ちキュー長Qc,Qtv,Qvが
第2の閾値Thc2,Thtv2,Thv2よりも大き
いCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−VBR
クラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt−VB
R,nrt−VBRからセルが出力される(優先度10
〜優先度12)。
【0075】次いで、ABRクラス,UBRクラスのベ
ストエフォート転送要求クラス用バッファABR,UB
Rに蓄積されているセルが重み付き回転優先によって出
力回線3に出力される(優先度13)。
【0076】その後、NカウンタNc,Ntv,Nvの
値及びSカウンタSc,Stv,Svの値が共に0にな
っているCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−
VBRクラスの帯域要求クラス用バッファCBR,rt
−VBR,nrt−VBRに蓄積されているセルが出力
回線3に出力される(優先度14〜優先度16)。尚、
当然のことであるが、或る優先度に従ってセルを出力し
ている時に、その優先度よりも高い優先度のクラスが発
生した場合は、そのクラスのバッファからセルを出力す
る。
【0077】このように、SカウンタSc,Stv,S
vの値が0であり、且つ待ちキュー長Qc,Qtv,Q
vが第2の閾値Thc2,Thtv2,Thv2よりも
大きいCBRクラス,rt−VBRクラス,nrt−V
BRクラスを、残り帯域を使用するABRクラス,UB
Rクラスよりも優先させることにより、或る帯域要求ク
ラスに予想外のトラフィックが発生し、待ちキュー長が
異常に長くなった場合、帯域要求クラスに残り帯域を使
用させることができるので、帯域要求クラスに予想外の
トラフィックが発生した場合に於いても、その帯域要求
クラスの通信品質を、他の帯域要求クラスの通信品質を
劣化させることなく、ある程度保証することができる。
【0078】尚、優先度の高いクラスが優先度の低いク
ラスに与える影響を少なくするため、図14に示した優
先度の代わりに、図15に示すような優先度を使用する
ことも考えられる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各帯域
要求クラス毎のNカウンタに、その帯域要求クラスの通
信品質を保証するために出力することが必要になる、一
定時間当たりのセル数によって表される保証帯域を、一
定時間毎に設定する呼受付制御回路と、Nカウンタの値
が0になっていない帯域要求クラスを、Nカウンタの値
が0になっている帯域要求クラスよりも優先させる優先
度に従って、各帯域要求クラスの帯域要求クラス用バッ
ファに蓄積されているセルを、出力回線に出力する優先
制御処理回路とを備えているので、或る帯域要求クラス
に異常なトラフィックが発生した場合であっても、他の
帯域要求クラスは、Nカウンタに設定された、通信品質
を保証するために必要となる数のセルを出力することが
できる。従って、本発明によれば、或る帯域要求クラス
に異常なトラフィックが発生した場合であっても、他の
帯域要求クラスの通信品質を保証することができる。
【0080】また、本発明は、各帯域要求クラス毎のN
カウンタに保証帯域を設定すると共に、ベストエフォー
トクラス毎のWカウンタに残り帯域の使用比率に応じた
値を設定する呼受付制御回路と、Nカウンタの値が0に
なっていない帯域要求クラスを、Nカウンタの値が0に
なっている帯域要求クラス及びベストエフォートクラス
よりも優先させる優先度に従って、各帯域要求クラス用
バッファ,ベストエフォート転送要求クラス用バッファ
に蓄積されているセルを出力する優先制御処理回路を備
えているので、帯域要求クラス,ベストエフォートクラ
スの呼を収容したATM交換システムに於いて、或る帯
域要求クラスに異常なトラフィックが発生した場合であ
っても、他の帯域要求クラスの通信品質を保証すること
ができる。
【0081】また、本発明は、各帯域要求クラスが未使
用の保証帯域の値が設定されるSカウンタを備え、Sカ
ウンタの値が0になっていない帯域要求クラスを、Sカ
ウンタが0になっている帯域要求クラス及びベストエフ
ォートクラスよりも優先させる優先度に従って、帯域要
求クラス用バッファ及びベストエフォート転送要求クラ
ス用バッファに蓄積されているセルを出力する優先制御
処理回路を備えており、Nカウンタに設定する保証帯域
を論理的に求まる保証帯域としても、帯域要求クラスの
通信品質を保つことができるので、受け付けることがで
きる呼数を多くし、帯域要求クラスの出力回線の利用率
を高くすることができる。
【0082】更に、本発明は、優先度が同じ帯域要求ク
ラスに対しては、各帯域要求クラスの保証帯域を重みと
した重み付き回転優先を行うようにしたので、遅延特性
を更に向上させることができる。
【0083】また、本発明は、Sカウンタの値が0にな
っておらず、且つ帯域要求クラス用バッファに蓄積され
ているセル数が、第1の閾値以上の帯域要求クラスを、
Sカウンタの値が0になっておらず、且つ帯域要求クラ
ス用バッファに蓄積されているセル数が、前記第1の閾
値未満の帯域要求クラス,ベストエフォートクラスより
優先させる優先度に従って、セルを出力回線に出力する
ようにしているので、或る帯域要求クラスにトラフィッ
クの異常が発生した場合に於いても、他の帯域要求クラ
スに悪影響を与えることなく、トラフィックの異常が発
生した帯域要求クラスの通信品質をある程度保証するこ
とができる。
【0084】また、本発明は、Sカウンタの値が0にな
っており、且つ帯域要求クラス用バッファに蓄積されて
いるセル数が第2の閾値以上の帯域要求クラスを、ベス
トエフォートクラスよりも優先する優先度に従って、各
帯域要求クラス用バッファ及びベストエフォート転送要
求クラス用バッファに蓄積されているセルを出力するよ
うにしたものであるので、或る帯域要求クラスに予想外
のトラフィックが発生し、待ちキュー長が異常に長くな
った場合に、帯域要求クラスに残り帯域を使用させるこ
とができ、その結果、帯域要求クラスに予想外のトラフ
ィックが発生した場合に於いても、その帯域要求クラス
の通信品質を、他の帯域要求クラスの通信品質を劣化さ
せることなく、ある程度保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】呼受付制御回路1の呼発生時の処理例を示す流
れ図である。
【図3】呼受付制御回路1が一定時間Ts毎に行うNカ
ウンタの設定処理を示す流れ図である。
【図4】優先制御処理回路2の処理例を示す流れ図であ
る。
【図5】優先制御処理回路2で使用する優先度の一例を
示す図である。
【図6】優先制御処理回路2で使用する優先度の他の例
を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図8】優先制御処理回路12で使用する優先度の一例
を示す図である。
【図9】優先制御処理回路12で使用する優先度の他の
例を示す図である。
【図10】本発明のその他の実施例のブロック図であ
る。
【図11】優先制御処理回路22で使用する優先度の一
例を示す図である。
【図12】優先制御処理回路22で使用する優先度の他
の例を示す図である。
【図13】本発明の更にその他の実施例のブロック図で
ある。
【図14】優先制御処理回路32で使用する優先度の一
例を示す図である。
【図15】優先制御処理回路22で使用する優先度の他
の例を示す図である。
【図16】従来の技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1,11…呼受付制御回路 2,12,22,32…優先制御処理回路 3…出力回線 4…加算手段 Nc,Ntv,Nv…Nカウンタ Wabr,Wubr…Wカウンタ Sc,Stv,Sv,Sabr,Subr…Sカウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信要求品質が異なる複数の呼を収容す
    るATM交換システムに於いて、 帯域要求を行う通信要求品質が異なる複数の呼を、通信
    要求品質に従って複数の帯域要求クラスにクラス分けし
    た際の各帯域要求クラスに属する呼に関連するセルがそ
    れぞれ蓄積される、前記各帯域要求クラス毎の帯域要求
    クラス用バッファと、 前記各帯域要求クラス毎のNカウンタと、 前記各帯域要求クラスの通信品質を保証するために出力
    回線に出力することが必要になる、一定時間当たりのセ
    ル数によって表される保証帯域を前記一定時間毎に前記
    各帯域要求クラスのNカウンタに設定する呼受付制御回
    路と、 前記各Nカウンタの値と前記各帯域要求クラスとによっ
    て定まる優先度であって、Nカウンタの値が0になって
    いない帯域要求クラスをNカウンタの値が0になってい
    る帯域要求クラスよりも優先させる優先度に従って、前
    記各帯域要求クラス用バッファに蓄積されているセルを
    前記出力回線に出力し、セルを前記出力回線に出力する
    毎に、セルを出力した帯域要求クラスのNカウンタの値
    が0になっていなければ、その値から1を減算する優先
    制御処理回路とを備えたことを特徴とする優先制御方
    式。
  2. 【請求項2】 通信要求品質が異なる複数の呼を収容す
    るATM交換システムに於いて、 帯域要求を行う通信要求品質が異なる複数の呼を通信要
    求品質に従って複数の帯域要求クラスにクラス分けした
    際の各帯域要求クラスに属する呼に関連するセルがそれ
    ぞれ蓄積される、前記各帯域要求クラス毎の帯域要求ク
    ラス用バッファと、 前記各帯域要求クラス毎のNカウンタと、 ベストエフォート転送要求を行う通信要求品質が異なる
    複数の呼を通信要求品質に従ってベストエフォートクラ
    スにクラス分けした際の各ベストエフォートクラスに属
    する呼に関連するセルがそれぞれ蓄積される、前記各ベ
    ストエフォートクラス毎のベストエフォート転送要求ク
    ラス用バッファと、 前記各ベストエフォートクラス毎のWカウンタと、 前記各帯域要求クラスの通信品質を保証するために出力
    回線に出力することが必要になる、一定時間当たりのセ
    ル数によって表される保証帯域を、前記一定時間毎に、
    前記各帯域要求クラスのNカウンタに設定すると共に、
    前記複数のWカウンタの中にカウント値が0になってい
    るWカウンタが1つ以上存在し、且つ全てのベストエフ
    ォートクラスが、対応するWカウンタの値が0である
    か、或いは対応するベストエフォート転送要求クラス用
    バッファが空きである休止状態になっている場合、前記
    一定時間に前記出力回線に出力することができるセル数
    によって表される前記出力回線の全帯域の内の、前記帯
    域要求クラスに保証した保証帯域の残り帯域に対する前
    記各ベストエフォートクラスの使用比率に応じた値を前
    記各Wカウンタに設定する呼受付制御回路と、 前記各Nカウンタの値と前記各Wカウンタの値と前記各
    帯域要求クラスと前記各ベストエフォートクラスとによ
    って定まる優先度であって、且つNカウンタの値が0に
    なっていない帯域要求クラスをNカウンタの値が0にな
    っている帯域要求クラス及びベストエフォートクラスよ
    りも優先させる優先度に従って、前記各帯域要求クラス
    用バッファ及び前記各ベストエフォート転送要求クラス
    用バッファに蓄積されているセルを前記出力回線に出力
    し、セルを前記出力回線に出力する毎に、セルを出力し
    た帯域要求クラス,ベストエフォートクラスのNカウン
    タ,Wカウンタの値が0になっていなければ、その値か
    ら1を減算する優先制御処理回路とを備えたことを特徴
    とする優先制御方式。
  3. 【請求項3】 前記各帯域要求クラス及び前記各ベスト
    エフォートクラス毎のSカウンタと、 前記呼受付制御回路が前記各帯域要求クラスのNカウン
    タに保証帯域を設定する直前に於いて、前記各帯域要求
    クラスのSカウンタに、自Sカウンタに設定されている
    値と、自Sカウンタと同一帯域要求クラスのNカウンタ
    に設定されている値とを加算した値を設定し、前記各ベ
    ストエフォートクラスのWカウンタに値を設定する直前
    に於いて、前記各ベストエフォートクラスのSカウンタ
    に、自Sカウンタに設定されている値と、自Sカウンタ
    と同一ベストエフォートクラスのWカウンタに設定され
    ている値とを加算した値を設定する加算手段とを備え、 前記優先制御処理回路は、前記優先度の代わりに、前記
    各Nカウンタの値と前記各Wカウンタの値と前記各Sカ
    ウンタの値と前記各帯域要求クラスと前記各ベストエフ
    ォートクラスとによって定まる優先度であって、Nカウ
    ンタの値が0になっていない帯域要求クラスを最も優先
    し、Sカウンタの値が0になっていない帯域要求クラス
    を、Sカウンタが0になっている帯域要求クラス及びベ
    ストエフォートクラスよりも優先させる優先度に従って
    前記帯域要求クラス用バッファ及び前記ベストエフォー
    ト転送要求クラス用バッファに蓄積されているセルを前
    記出力回線に出力し、Nカウンタの値が0になっている
    帯域要求クラスからセルを前記出力回線に出力したと
    き、セルを出力した帯域要求クラスのSカウンタの値が
    0になっていなければ、その値から1を減算し、Wカウ
    ンタの値が0になっているベストエフォートクラスから
    セルを前記出力回線に出力したとき、セルを出力したベ
    ストエフォートクラスのWカウンタの値が0になってい
    なければ、その値から1を減算する構成を備えたことを
    特徴とする請求項2記載の優先制御方式。
  4. 【請求項4】 前記優先制御処理回路は、優先度が同じ
    帯域要求クラスに対しては、各帯域要求クラスの保証帯
    域を重みとした重み付き回転優先を行う構成を備えたこ
    とを特徴とする請求項3記載の優先制御方式。
  5. 【請求項5】 前記優先制御処理回路は、前記優先度の
    代わりに、前記各Nカウンタの値と前記各Wカウンタの
    値と前記Sカウンタの値と前記各帯域要求クラスと前記
    各ベストエフォートクラスと前記各帯域要求クラス用バ
    ッファに蓄積されているセル数とによって定まる優先度
    であって、Nカウンタの値が0になっていない帯域要求
    クラスを最も優先し、Sカウンタの値が0になっておら
    ず、且つ帯域要求クラス用バッファに蓄積されているセ
    ル数が自帯域要求クラスに対して定められている第1の
    閾値以上の帯域要求クラスを、Sカウンタの値が0にな
    っておらず、且つ帯域要求クラス用バッファに蓄積され
    ているセル数が前記第1の閾値未満の帯域要求クラス,
    ベストエフォートクラスより優先させる優先度に従っ
    て、前記各帯域要求クラス用バッファ及び前記ベストエ
    フォート転送要求クラス用バッファに蓄積されているセ
    ルを前記出力回線に出力する構成を備えたことを特徴と
    する請求項4記載の優先制御方式。
  6. 【請求項6】 前記優先制御処理回路は、前記Sカウン
    タの値が0になっていない帯域要求クラスの次に、Sカ
    ウンタの値が0になっており、且つ帯域要求クラス用バ
    ッファに蓄積されているセル数が自帯域要求クラスに対
    して定められている前記第1の閾値より大きな第2の閾
    値以上の帯域要求クラスを優先させ、該帯域要求クラス
    をベストエフォートクラスよりも優先する優先度に従っ
    て、前記各帯域要求クラス用バッファ及び前記ベストエ
    フォート転送要求クラス用バッファに蓄積されているセ
    ルを前記出力回線に出力する構成を備えたことを特徴と
    する請求項5記載の優先制御方式。
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