JPH09130389A - Atm交換機 - Google Patents

Atm交換機

Info

Publication number
JPH09130389A
JPH09130389A JP28227095A JP28227095A JPH09130389A JP H09130389 A JPH09130389 A JP H09130389A JP 28227095 A JP28227095 A JP 28227095A JP 28227095 A JP28227095 A JP 28227095A JP H09130389 A JPH09130389 A JP H09130389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
communication
unit
bandwidth
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28227095A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yoshida
浩一 吉田
Atsushi Tsukazoe
敦 塚副
Hiroya Tomita
洋也 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP28227095A priority Critical patent/JPH09130389A/ja
Priority to US08/680,685 priority patent/US5889760A/en
Publication of JPH09130389A publication Critical patent/JPH09130389A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/25Routing or path finding in a switch fabric
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5629Admission control
    • H04L2012/563Signalling, e.g. protocols, reference model
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5629Admission control
    • H04L2012/5631Resource management and allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5678Traffic aspects, e.g. arbitration, load balancing, smoothing, buffer management
    • H04L2012/568Load balancing, smoothing or shaping

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも、より均等に呼を分配することが
できるATM交換機を提供することを第1の課題とす
る。 【解決手段】 第1の端末が接続された伝送路を収容す
る伝送路収容部と、グループを構成すると共にグループ
の代表が定められた複数の第2の端末を収容する端末収
容部と、第1の端末と第2の端末との間の通信終了時刻
から、第1の端末と第2の端末との間の通信開始時刻を
減算して通信時間を算出する通信時間算出部と、通信時
間算出部で算出された通信時間に使用帯域幅を乗算して
通信量を算出する通信量算出部と、第2の端末毎に、通
信量算出部で算出された通信量に積算する通信量積算部
とを備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode:非同期転送モード)交換機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ATM交換機は、ネットワークから着信
を要求されたとき、そのネットワークから申告される着
信要求条件を満足する資源を確保できる場合のみ、着信
端末を呼び出す着信制御を行っている。着信要求条件に
は、例えば呼の所要帯域や着信ユーザの識別子(ID)
等が含まれている。
【0003】ところで、ネットワークから着信要求され
た着信端末がビジー状態にあるほど、呼損率が大きくな
る。そのため、複数の着信端末で一つのグループを構成
すると共に、そのグループに対して以下のような方法で
着信制御を行うことにより、呼損率が低下する問題を回
避している。
【0004】即ち、その方法では、グループを代表する
着信端末に着信要求があった場合、そのグループに登録
された着信端末に対して、ビジー状態であるか否かを登
録順に検出する。そして、ビジー状態でないと最初に検
出された着信端末に着信処理を行う、言い換えれば、着
信呼を分配する。
【0005】なお、呼損率とは、相手側(着信先)が話
中等の状態にあるため、接続を拒否される確率をいう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の着信制御方法では、登録順が若い着信端末に着信呼
が集中しやすく、グループ内の他の着信端末に均等に着
信呼が分配されにくいといった問題が生じている。
【0007】この問題を解決するため、従来の着信制御
方法では、着信呼数を着信端末毎に計数し、着信呼数が
均等になるように着信呼を分配することも行われてい
る。しかしながら、この方法でも下記のような問題が生
じている。即ち、着信呼には、通信時間の短い着信呼も
あれば長い着信呼もある。そのため、通信時間の多少に
かかわらずどれも1つの着信呼として数えていると、通
信時間の長い呼が分配された着信端末に、着信呼が集中
しやすいという問題である。
【0008】本発明者は、このような事情が生じている
のは、通信量が均等になるように呼を分配していないた
めであると考えるに至った。そこで、本発明は、従来よ
りも、より均等に呼を分配することができるATM交換
機を提供することを第1の課題とする。
【0009】また、本発明は、従来よりも、より均等に
呼を分配することができると共に、呼損率を低下させる
ことができるATM交換機を提供することを第2の課題
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために以下の手段を採用する。 <第1のATM交換機100>第1のATM交換機10
0は、第1の課題を解決するため、図1の原理図に示す
構成を採用する。
【0011】即ち、第1のATM交換機100は、伝送
路収容部104、端末収容部107、通信時間算出部1
13、通信量算出部114及び通信量積算部115を備
えるように構成する(請求項1に対応)。
【0012】(伝送路収容部104)伝送路収容部10
4は、第1の端末が接続された伝送路を収容する。 (端末収容部107)端末収容部107は、グループを
構成すると共にグループの代表が定められた複数の第2
の端末を収容する。
【0013】(通信時間算出部113)通信時間算出部
113は、前記第1の端末と前記第2の端末との間の通
信終了時刻から、前記第1の端末と前記第2の端末との
間の通信開始時刻を減算して通信時間を算出する。
【0014】(通信量算出部114)通信量算出部11
4は、前記通信時間算出部113で算出された通信時間
に使用帯域幅を乗算して通信量を算出する。
【0015】(通信量積算部115)通信量積算部11
5は、前記第2の端末のうち、積算された通信量が最も
少ないものを、着信先として選択する。
【0016】第1のATM交換機100によれば、通信
量積算部115で積算された結果に基づいて、積算され
た通信量が最も少ないものを、着信先として選択するよ
うにしたため、呼の分配が均等に行われるようになる。
【0017】<第2のATM交換機100>第1のAT
M交換機100を下記の第2のATM交換機100のよ
うに構成してもよい。
【0018】即ち、第2のATM交換機100は、第1
のATM交換機100において、前記第1の端末が通信
を保留した保留時間を管理する保留時間管理部を設け
る。そして、前記通信時間算出部113は、算出された
通信時間から、前記保留時間管理部に管理されている保
留時間を減算したものを、新たに通信時間とする(請求
項2に対応)。
【0019】<第3のATM交換機100>第3のAT
M交換機100は、第1の課題を解決するため、図2の
原理図に示す構成を採用する。
【0020】即ち、伝送路収容部104、端末収容部1
07、通信量算出部114及び通信量積算部115を備
えている(請求項3に対応)。 (伝送路収容部104)伝送路収容部104は、第1の
端末が接続された伝送路を収容する。
【0021】(端末収容部107)端末収容部107
は、グループを構成すると共にグループの代表が定めら
れた複数の第2の端末を収容する。
【0022】(通信量算出部114)通信量算出部11
4は、前記第1の端末から前記第2の端末に送信された
ATMセル数の計数値に基づいて、通信量を算出する。
【0023】第3のATM交換機100によれば、通信
量積算部115で積算された結果に基づいて、積算され
た通信量が最も少ないものを、着信先として選択するよ
うにしたため、呼の分配が均等に行われるようになる。
【0024】<第4のATM交換機100>第1のAT
M交換機100を下記の第4のATM交換機100のよ
うに構成してもよい。
【0025】即ち、第4のATM交換機100は、第1
のATM交換機100において、前記第2の端末が全て
通信中である場合に、前記第1の端末を待ち合わせ状態
にすると共に、待ち合わせ状態にある前記第1の端末に
対しては、音声回線帯域のみを確保する。そして、前記
第2の端末のいずれかが通信可能となった場合に、待ち
合わせ状態にある前記第1の端末に対して映像回線帯域
を確保する(請求項4に対応)。
【0026】<第5のATM交換機100>第3のAT
M交換機100を下記の第5のATM交換機100のよ
うに構成してもよい。
【0027】即ち、第5のATM交換機100は、第3
のATM交換機100において、前記第2の端末が全て
通信中である場合に、前記第1の端末を待ち合わせ状態
にすると共に、待ち合わせ状態にある前記第1の端末に
対しては、音声回線帯域のみを確保する。そして、前記
第2の端末のいずれかが通信可能となった場合に、待ち
合わせ状態にある前記第1の端末に対して映像回線帯域
を確保する(請求項5に対応)。
【0028】<第6のATM交換機100>第1のAT
M交換機100を下記の第6のATM交換機100のよ
うに構成してもよい。
【0029】即ち、第6のATM交換機100は、第1
のATM交換機100において、前記端末収容部107
が、前記第2の端末により構成されるグループに属さな
い第3の端末を収容する。そして、前記第2の端末によ
り構成されるグループ専用に確保されている帯域幅か
ら、前記第3の端末で使用している帯域幅の合計値を減
算し、その減算結果が所定値以下の場合に、前記第1の
端末、前記第2の端末及び前記第3の端末に対して、発
着信を規制する(請求項6に対応)。
【0030】<第7のATM交換機100>第6のAT
M交換機100を下記の第7のATM交換機100のよ
うに構成してもよい。
【0031】即ち、第7のATM交換機100は、第6
のATM交換機100において、前記第2の端末により
構成されるグループ専用に確保されている帯域幅が、日
単位又は時刻単位に、可変に設定される(請求項7に対
応)。
【0032】<第8のATM交換機100>第6のAT
M交換機100を下記の第8のATM交換機100のよ
うに構成してもよい。
【0033】即ち、第8のATM交換機100は、第6
のATM交換機100において、前記第1の端末のいず
れかに、緊急通信が可能であることを示す緊急通信識別
子が付与されている。そして、緊急通信識別子が付与さ
れた前記第1の端末に対しては、発着信の規制を行わな
い(請求項8に対応)。
【0034】<第9のATM交換機100>第8のAT
M交換機100を下記の第9のATM交換機100のよ
うに構成してもよい。
【0035】即ち、第9のATM交換機100は、第8
のATM交換機100において、前記緊急通信識別子
が、日単位又は時刻単位に、可変に付与される(請求項
9に対応)。
【0036】<第10のATM交換機100>第4のA
TM交換機100を下記の第10のATM交換機100
のように構成してもよい。
【0037】即ち、第10のATM交換機100は、第
4又は第5のATM交換機100において、待ち合わせ
状態にある前記第1の端末用に確保されている帯域幅の
合計値が所定値以上になった場合には、前記第1の端末
からの発信を切断する。
【0038】<第11のATM交換機100>第10の
ATM交換機100を下記の第11のATM交換機10
0のように構成してもよい。
【0039】即ち、第11のATM交換機100は、第
10のATM交換機100において、前記所定値が、日
単位又は時刻単位に、可変に設定される(請求項11に
対応)。
【0040】<第12のATM交換機100>第4又は
第5のATM交換機100を下記の第12のATM交換
機100のように構成してもよい。
【0041】即ち、第12のATM交換機100は、第
14又は第5のATM交換機100において、待ち合わ
せ状態にある前記第1の端末用に確保されている帯域幅
の合計値が所定値以上になった場合には、前記第1の端
末からの発信をいったん切断し、その合計値が一定値以
下になった時点で、発信が切断された前記第1の端末を
呼び出して待ち合わせ状態にする。
【0042】<第13のATM交換機100>第1のA
TM交換機100を下記の第13のATM交換機100
のように構成してもよい。
【0043】即ち、第13のATM交換機100は、第
1のATM交換機100において、着信先として選択さ
れた前記第2の端末に対しては、一定時間、着信を行わ
ない(請求項13に対応)。
【0044】<第14のATM交換機100>第4又は
第5のATM交換機100を下記の第14のATM交換
機100のように構成してもよい。
【0045】即ち、第14のATM交換機100は、第
4又は第5のATM交換機100において、待ち合わせ
状態にある複数の前記第1の端末に対して、待ち合わせ
状態を解放する順番を、前記第1の端末毎の通信量に基
づいて決定する。
【0046】<第15のATM交換機100>第1のA
TM交換機100を下記の第15のATM交換機100
のように構成してもよい。
【0047】即ち、第15のATM交換機100は、第
1のATM交換機100において、前記通信量積算部で
積算された通信量をクリアする通信量クリア部が設けて
ある(請求項15に対応)。
【0048】<第16のATM交換機100>第1のA
TM交換機100を下記の第16のATM交換機100
のように構成してもよい。
【0049】即ち、第16のATM交換機100は、第
1のATM交換機100において、前記第1の端末に
は、一意の識別子が付与されている。そして、前記通信
量算出部は、通信量算出の対象となる識別子を管理する
と共に、その識別子を利用して、通信を行っている前記
第1の端末が通信量算出対象となっているか否かを判断
し、通信量算出対象となっていると判断した場合に、通
信量を算出する(請求項16に対応)。
【0050】<第17のATM交換機100>第1のA
TM交換機100を下記の第17のATM交換機100
のように構成してもよい。
【0051】即ち、第17のATM交換機100は、第
1のATM交換機100において、前記第2の端末から
着信規制を要求された場合に、着信規制を要求した前記
第2の端末への着信を規制する着信端末捕捉制御部を設
けてある(請求項17に対応)。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 <第1実施形態> (第1実施形態の構成)図3は、第1実施形態の構成図
である。同図に示すように、本実施形態は、ATM交換
機100と、ATM交換機100に接続された伝送路2
00と、伝送路200に接続されたネットワーク300
と、ネットワーク300に接続された3台の端末A〜C
と、ATM交換機100に直接接続された3台の端末D
〜Fを備えて構成されている。
【0053】(端末A〜F)端末A〜Cは、図示してい
ないディスプレイ装置を有し、呼を発信する。この端末
A〜Cは、例えばテレビ会議端末やテレビ会議装置等と
して機能する。そして、端末A〜Cを発信者端末と総称
する。なお、発信者端末は、3台に限られるものではな
く、任意の台数で構成することができる。
【0054】端末D〜Fは、図示していないディスプレ
イ装置を有する。そして、この端末D〜Fには、端末A
〜Cから発信された呼が着信する。端末D〜Fは、例え
ばテレビ会議端末やテレビ会議装置等として機能する。
そして、端末D〜Fを着信者端末と総称する。なお、着
信者端末は、3台に限られるものではなく、任意の台数
で構成することができる。また、着信者端末には、グル
ープ(例えば端末D及び端末E)が設けられている。こ
のグループを、「着信グループ」と呼び、着信グループ
のなかで代表となる端末を「代表着信者端末」と呼ぶ。
更に、着信グループに属する端末を「着信グループ端
末」と呼ぶ。
【0055】また、端末A〜Fを識別するために個々の
端末に付与される番号を「端末番号」あるいは「端末I
D」と呼ぶ。特に、発信者端末に付与された端末番号を
「発信者端末ID」と呼び、着信者端末に付与された端
末番号を「着信者端末ID」と呼ぶ。さらに、代表着信
者端末に付与された端末番号を「代表着信者端末ID」
と呼ぶ。
【0056】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、伝送路200に接続された入力回路部104と、
入力回路部104に接続されたスイッチ部105と、ス
イッチ部105に接続された加入者回路部107と、ス
イッチ部105に接続された制御装置106と、制御装
置106に接続された記憶装置110と、記憶装置11
0に接続された時計装置108とを備えて構成されてい
る。
【0057】以下、ATM交換機100の各部の機能を
説明する。入力回路部104は、発信者端末が接続され
た伝送路200を収容する。加入者回路部107は、着
信者端末を収容する。
【0058】スイッチ部105は、回線の切り換え等を
行って、発信者端末と着信者端末とを接続する。この接
続により、発信者端末と着信者端末との間で情報・信号
が伝送可能となる。
【0059】制御装置106は、ATM交換機100全
体の制御を行う。制御装置106は、中央演算処理装置
(CPU)を利用して実現される。時計装置108は、
時刻情報を出力する。
【0060】記憶装置110は、プログラムとして実現
された、時計読出部111、通信情報設定部112、通
信時間算出部113、通信量算出部114、通信量積算
部115及び着信均等分配部116を記憶するととも
に、データとして実現された、着信均等分配管理データ
部117、通信量管理データ部118、着信データ部1
19及び端末管理データ部120を記憶する。
【0061】時計読出部111は、時計装置108から
現在の時刻を読み出す。通信情報設定部112は、発信
者端末が着信者端末との間で通信を開始した時に、時計
読出部111で読み出された時刻を通信開始時刻として
求める。そして、通信開始時刻及び使用帯域幅を端末管
理データ部120に設定する。図7は、端末管理データ
部120のデータ構成を表している。同図に示すよう
に、端末管理データ部120には、通信開始時刻、保留
開始時刻、保留時間、使用帯域幅及び端末空/塞情報
が、個々の着信者端末毎に設定されている。設定されて
いる情報は、端末番号を索引(インデックス)として検
索される。
【0062】通信時間算出部113は、発信者端末が着
信者端末との間の通信を終了した時に、時計読出部11
1で読み出された時刻を通信終了時刻として求める。そ
して、求めた通信終了時刻から、端末管理データ部12
0から読み出された通信開始時刻を減算した結果を、発
信者端末と着信者端末との間の通信時間として算出す
る。
【0063】通信量算出部114は、通信時間算出部1
13で算出された通信時間に、端末管理データ部120
から読み出された使用帯域幅を乗算した結果を、発信者
端末と着信者端末との間の通信量として算出する。
【0064】通信量積算部115は、以下の1)〜3)
の処理を行う。1)対応する着信者端末の通信量を通信
量管理データ部118から読み出す。2)前記通信量算
出部114で算出された通信量を、1)で読み出された
着信者端末の通信量に加算することにより、着信者端末
毎の通信量を積算する。3)積算した結果を、通信量管
理データ部118に書き込む。図5は、通信量管理デー
タ部118のデータ構成を表している。同図に示すよう
に、通信量管理データ部118には、個々の端末の通信
量が設定されている。設定されている情報は、端末番号
を索引(インデックス)として検索される。
【0065】着信均等分配部116は、代表着信者端末
に着信が要求された場合に、各着信グループ端末の通信
量を、通信量管理データ部118から読み出す。そし
て、通信量が最も少ない着信者端末を、着信先として呼
び出す。
【0066】なお、各着信グループ端末の通信量は、着
信データ部119に設定されている。図6は、着信デー
タ部119のデータ構成を表している。同図に示すよう
に、着信データ部119には、端末番号と、その端末番
号が付与された端末の通信量とが設定されている。
【0067】また、代表着信者端末の識別子を表す代表
着信者端末IDを索引として、着信均等分配管理データ
部117から、着信グループに属する端末の番号(着信
グループ端末番号)を検索することが可能である。図4
は、着信均等分配管理データ部117のデータ構成図を
示している。同図に示すように、着信均等分配管理デー
タ部117には、1つの着信グループ毎に、代表着信者
端末ID、複数の着信グループ端末番号、及び検索位置
の終わりを表すストッパー値としてのFFFFhが設定
されている。hは16進数を表している。
【0068】なお、記憶装置110は、磁気ディスク記
憶装置、RAM、半導体記憶装置、磁気テープ装置、M
/O(Magnet Optical;光磁気ディスク)装置、ICカ
ード等を利用して実現される。
【0069】(第1実施形態で行われる動作)次に、第
1実施形態で行われる着信者端末決定動作、通信量算出
動作及び全体の動作について説明する。
【0070】図8は、着信者端末決定動作を表すフロー
チャート図である。なお、以下の説明で、「抽出」は
「読み出し」と同様の意味で用いられている。まず、発
信者端末から、着信均等分配管理データ部117に設定
された代表着信者端末に着信要求が行われたとする(ス
テップ801)。
【0071】次に、代表着信者端末に対し、代表着信者
端末IDを索引として検索し、検索されたら、先頭に設
定された着信グループ端末番号を抽出する(ステップ8
02)。
【0072】次に、通信量管理データ部118より抽出
した端末番号に対応する通信量を抽出する(ステップ8
03)。次に、ステップ802で抽出された端末番号及
びステップ803で抽出された通信量を着信データ部1
19に設定する(ステップ804)。
【0073】次に、着信均等分配管理データ部117に
設定された、次の着信グループ端末番号を抽出する(ス
テップ805)。ここで、ステップ805で抽出した着
信グループ端末番号がストッパーか否かを判断する(ス
テップ806)。
【0074】ステップ806で、“NO”(ストッパー
でない)と判断された場合、通信量管理データ部120
から抽出した端末番号に対応する通信量を抽出する(ス
テップ807)。
【0075】そして、ステップ807で抽出された通信
量が、着信データ部119に設定された通信量よりも小
さいか否かを判断する(ステップ808)。ステップ8
08で、“YES”と判断された場合、ステップ805
で抽出された端末番号及びステップ807で抽出された
通信量を着信データ部119に設定し(ステップ80
9)、ステップ805に戻る。
【0076】ステップ808で、“NO”と判断された
場合、ステップ805に戻る。ステップ806で、“Y
ES”(ストッパーである)と判断された場合、着信デ
ータ部119に設定された端末を着信者端末として着信
要求を行う(ステップ810)。
【0077】図9は、通信量算出動作を表すフローチャ
ート図である。まず、着信者端末が着信応答したとする
(ステップ901)。次に、発信者端末と着信者端末と
をスイッチ部105を介して接続する(ステップ90
2)。
【0078】次に、時計読出部111にて、時計装置1
08から現在時刻を読み出す(ステップ903)。次
に、通信情報設定部は、ステップ903で読み出された
時刻を通信開始時刻として、着信者端末毎に、端末管理
データ部120に設定する。また、端末管理データ部1
20の端末空/塞情報を、「塞がり情報」として設定す
る(ステップ904)。
【0079】次に、通信情報設定部112は、発信者端
末から要求された使用帯域幅を端末管理データ部120
に設定する(ステップ905)。次に、発信者端末また
は着信者端末からの解放要求により、通信を解放する
(ステップ906)。
【0080】次に、時計読出部111は、時計装置10
8から現在時刻を読み出す(ステップ907)。次に、
通信時間算出部113は、ステップ907で読み出され
た時刻から、それまで通信していた着信者端末の通信開
始時刻を、端末管理データ部120から抽出し減算する
ことにより、通信時間を算出する(ステップ908)。
【0081】次に、通信量算出部114は、ステップ9
08で算出された通信時間に使用帯域幅を乗算すること
により通信量を算出する(ステップ909)。次に、通
信量積算部115は、ステップ909で算出された通信
量を、着信者端末に対応した通信量管理データ部120
に加算する(ステップ910)。
【0082】次に、全体の動作について説明する。図1
0は、全体の動作を表すシーケンス図である。まず、発
信者端末は、呼設定を開始することを表す「呼設定」メ
ッセージをATM交換機100に送信する(ステップ1
001)。
【0083】ATM交換機100は、発信者端末から
「呼設定」メッセージが送信された場合に、通信量に基
づいて着信者端末を決定するとともに、(ステップ10
02)。「呼設定」メッセージを着信者端末に送信する
(ステップ1003)。
【0084】ここで、着信者端末は、呼び出しが開始さ
れたことを表す「呼出」メッセージをATM交換機10
0に送信する(ステップ1004)。ATM交換機10
0は、「呼出」メッセージを発信者端末に送信する(ス
テップ1005)。
【0085】次に、着信者端末は、呼を受け付けたこと
を表す「応答」メッセージをATM交換機100に送信
する(ステップ1006)。ATM交換機100は、
「応答」メッセージを発信者端末に送信する(ステップ
1007)。
【0086】次に、発信者端末は、「応答」メッセージ
を受け付けたことを表す「応答確認」メッセージをAT
M交換機100に送信する(ステップ1008)。AT
M交換機100は、通信を開始するにあたり、通信開始
時間を設定するとともに(ステップ1009)、「応答
確認」メッセージを着信者端末に送信する(ステップ1
010)。
【0087】ここで、着信者端末は、呼の切断要求を表
す「切断」メッセージをATM交換機100に送信する
(ステップ1011)。ATM交換機100は、通信を
終了するにあたり、通信量を算出するとともに、通信量
を積算する(ステップ1012)。また、ATM交換機
100は、「切断」メッセージを発信者端末に送信する
(ステップ1011)。
【0088】なお、「切断」メッセージは、発信者端末
からATM交換機100に送信されてもよい。 <第2実施形態>第2実施形態は、第1実施形態に機能
を付加して構成してある。図11は、第2実施形態の構
成図である。同図において、第1実施形態を構成する要
素は、一部省略されているが、機能としては、設けられ
ているものとする。また、第1実施形態と同じ機能を有
する構成要素には、図3と同一の番号を付してある。
【0089】(ATM交換機100)記憶装置110
は、プログラムとして実現された、時計読出部111及
び保留時間管理部121を記憶するとともに、データと
して実現された、端末管理データ部120を記憶する。
【0090】保留時間管理部121は、以下の1)〜
4)の処理を行う。1)発信者端末が保留された場合、
保留開始時に、保留開始時刻を端末管理データ部120
に設定する。2)保留応答時に、応答時刻から、端末管
理データ部120に設定された保留開始時刻を減算する
ことにより、保留時間を求める。3)求めた保留時間
を、端末管理データ部120に設定する。4)通信終了
時に、通信時間から保留時間を減算する。
【0091】(第2実施形態で行われる動作)次に、第
2実施形態で行われる動作について説明する。図12
は、第2実施形態で行われる動作を表すフローチャート
図である。
【0092】まず、発信者端末が保留を開始したとする
(ステップ1201)。次に、時計読出部111は、時
計装置108から現在時刻を読み出す(ステップ120
2)。
【0093】次に、保留時間管理部121は、ステップ
1202で読み出された時刻を保留開始時刻として、対
応する着信者端末の端末管理データ部120に設定する
(ステップ1203)。
【0094】ここで、発信者端末の保留が終了したとす
る(ステップ1204)。次に、時計読出部111は、
時計装置108から現在時刻を読み出す(ステップ12
05)。
【0095】次に、保留時間管理部121は、ステップ
1205で読み出された時刻から、対応する着信者端末
の端末管理データ部118に設定された保留開始時刻を
減算することにより保留時間を求める。そして、求めた
保留時間を端末管理データ部120に設定する(ステッ
プ1206)。
【0096】次に、保留時間管理部121は、通信終了
時に、通信時間から、端末管理データ部120に設定さ
れた保留時間を減算した結果を、新たに通信時間とする
(ステップ1207)。
【0097】次に、全体の動作について説明する。図1
3は、全体の動作を表すシーケンス図である。まず、発
信者端末は、呼設定を開始するため、「呼設定」メッセ
ージをATM交換機100に送信する(ステップ130
1)。
【0098】ATM交換機100は、発信者端末から
「呼設定」メッセージが送信された場合に、通信量に基
づいて着信者端末を決定するとともに、(ステップ13
02)。「呼設定」メッセージを着信者端末に送信する
(ステップ1303)。
【0099】ここで、着信者端末は、呼び出しが開始さ
れたことを表す「呼出」メッセージをATM交換機10
0に送信する(ステップ1304)。ATM交換機10
0は、「呼出」メッセージを発信者端末に送信する(ス
テップ1305)。
【0100】次に、着信者端末は、呼を受け付けたこと
を表す「応答」メッセージをATM交換機100に送信
する(ステップ1306)。ATM交換機100は、
「応答」メッセージを発信者端末に送信する(ステップ
1307)。
【0101】次に、発信者端末は、「応答」メッセージ
を受け付けたことを表す「応答確認」メッセージをAT
M交換機100に送信する(ステップ1308)。AT
M交換機100は、通信を開始するにあたり、通信開始
時間を設定するとともに(ステップ1309)、応答確
認」メッセージを着信者端末に送信する(ステップ13
10)。
【0102】ここで、着信者端末は、保留サービスを要
求する「ファシリティ」メッセージをATM交換機10
0に送信する。なお、「ファシリティ」メッセージは、
付加サービスを実現する為に必要な情報を通知したり、
付加サービスを要求するためにも用いられる。
【0103】ATM交換機100は、着信者端末から保
留サービスを要求する「ファシリティ」メッセージが送
信された場合に、保留を開始するにあたり、保留開始時
間を設定する(ステップ1312)。また、ATM交換
機100は、「ファシリティ」メッセージを受け付けた
ことを表す「ファシリティ確認」メッセージを着信者端
末に送信する(ステップ1313)。
【0104】ここで、着信者端末は、保留完了サービス
を要求する「ファシリティ」メッセージをATM交換機
100に送信する。ATM交換機100は、着信者端末
から保留完了サービスを要求する「ファシリティ」メッ
セージが送信された場合に、通信を再開するとともに保
留時間を設定する(ステップ1315)。また、ATM
交換機100は、「ファシリティ確認」メッセージを着
信者端末に送信する(ステップ1316)。
【0105】ここで、着信者端末は、呼の切断要求を表
す「切断」メッセージをATM交換機100に送信する
(ステップ1317)。ATM交換機100は、通信を
終了するにあたり、通信量を算出するとともに、通信量
を積算する(ステップ1318)。また、ATM交換機
100は、「切断」メッセージを発信者端末に送信する
(ステップ1319)。
【0106】なお、「切断」メッセージは、発信者端末
からATM交換機100に送信されてもよい。 <第3実施形態>第3実施形態は、第1実施形態の一部
の機能を置き換えて構成してある。図14は、第3実施
形態の構成図である。同図において、第1実施形態を構
成する要素は、一部省略されているが、機能としては、
設けられているものとする。また、第1実施形態と同じ
機能を有する構成要素には、図3と同一の番号を付して
ある。
【0107】(ATM交換機100)加入者回路部10
7は、個々の着信者端末に接続されると共に記憶装置1
10に接続されたカウンタ装置122を有する。このカ
ウンタ装置122は、通信中に着信者端末へ送信される
ATMセル(以下、セルという)の数をカウント(計
数)する。
【0108】記憶装置110は、プログラムとして実現
された、通信量積算部115、着信均等分配部116、
カウンタ初期化部123及びカウンタ読出部124を有
するとともに、データとして実現された、着信均等分配
管理データ部117及び通信量管理データ部118を記
憶する。
【0109】カウンタ初期化部123は、通信開始時
に、カウンタ装置122を初期化する。カウンタ読出部
124は、通信終了時に、カウンタ装置122のカウン
タ値を読み出す。
【0110】通信量積算部115は、以下の1)〜3)
の処理を行う。1)対応する着信者端末の通信量を通信
量管理データ部118から読み出す。2)カウンタ読出
部124で読み出されたカウンタ値で表される通信量
を、1)で読み出された着信者端末の通信量に加算する
ことにより、着信者端末毎の通信量を積算する。3)積
算した結果を、通信量管理データ部118に書き込む。
【0111】着信均等分配部116は、代表着信者端末
に着信が要求された場合に、各着信グループ端末の通信
量を、通信量管理データ部118から読み出す。そし
て、通信量が最も少ない着信者端末を、着信先として呼
び出す。
【0112】(第3実施形態で行われる動作)次に、第
3実施形態で行われる動作について説明する。図15
は、第3実施形態で行われる動作を表すフローチャート
図である。
【0113】まず、着信者端末が着信応答したとする
(ステップ1501)。すると、カウンタ初期化部12
3は、カウンタ装置122を初期化する(ステップ15
02)。
【0114】次に、発信者端末または着信者端末からの
解放要求により、通信を解放する(ステップ150
3)。次に、カウンタ読出部124は、カウンタ装置1
22のカウンタ値を読み出して、通信量とする(ステッ
プ1504)。
【0115】次に、通信量積算部115は、ステップ1
505として、以下の1)〜3)の処理を行う。1)対
応する着信者端末の通信量を通信量管理データ部118
から読み出す。2)カウンタ読出部124で読み出され
たカウンタ値で表される通信量を、1)で読み出された
着信者端末の通信量に加算することにより、着信者端末
毎の通信量を積算する。3)積算した結果を、通信量管
理データ部118に書き込む。
【0116】次に、全体の動作について説明する。図1
6は、全体の動作を表すシーケンス図である。まず、発
信者端末は、呼設定を開始するため、「呼設定」メッセ
ージをATM交換機100に送信する(ステップ160
1)。
【0117】ATM交換機100は、発信者端末から
「呼設定」メッセージが送信された場合に、通信量に基
づいて着信者端末を決定するとともに、(ステップ16
02)。「呼設定」メッセージを着信者端末に送信する
(ステップ1603)。
【0118】ここで、着信者端末は、呼び出しが開始さ
れたことを表す「呼出」メッセージをATM交換機10
0に送信する(ステップ1604)。ATM交換機10
0は、「呼出」メッセージを発信者端末に送信する(ス
テップ1605)。
【0119】次に、着信者端末は、呼を受け付けたこと
を表す「応答」メッセージをATM交換機100に送信
する(ステップ1606)。ATM交換機100は、
「応答」メッセージを発信者端末に送信する(ステップ
1607)。
【0120】次に、発信者端末は、「応答」メッセージ
を受け付けたことを表す「応答確認」メッセージをAT
M交換機100に送信する(ステップ1608)。AT
M交換機100は、通信を開始するにあたり、カウンタ
装置122を初期設定するとともに(ステップ160
9)、「応答確認」メッセージを着信者端末に送信する
(ステップ1610)。
【0121】ここで、着信者端末は、呼の切断要求を表
す「切断」メッセージをATM交換機100に送信する
(ステップ1611)。ATM交換機100は、通信を
終了するにあたり、カウンタ装置122から読み出した
カウンタ値を通信量として設定する(ステップ161
2)。また、ATM交換機100は、「切断」メッセー
ジを発信者端末に送信する(ステップ1613)。
【0122】なお、「切断」メッセージは、発信者端末
からATM交換機100に送信されてもよい。 <第4実施形態>第4実施形態は、第1実施形態に機能
を付加して構成してある。図17は、第4実施形態の構
成図である。同図において、第1実施形態を構成する要
素は、一部省略されているが、機能としては、設けられ
ているものとする。また、第1実施形態と同じ機能を有
する構成要素には、図3と同一の番号を付してある。
【0123】(ATM交換機100)記憶装置110
は、プログラムとして実現された、通信量手動クリア部
125を記憶するとともに、データとして実現された、
通信量管理データ部118を記憶する。
【0124】通信量手動クリア部125は、着信者端末
が、通信量をクリア(消去)する要求を手動操作で行っ
た場合に、通信量管理データ部118の内容をクリアす
る。 (第4実施形態で行われる動作)次に、第4実施形態で
行われる動作について説明する。
【0125】図18は、4実施形態で行われる動作を表
すフローチャート図である。まず、着信者端末が、通信
量をクリアする要求を手動操作で行ったとする(ステッ
プ1801)。
【0126】次に、通信量手動クリア部125は、通信
量管理データ部118の内容をクリアする(ステップ1
802)。 <第5実施形態>第5実施形態は、第1実施形態に機能
を付加して構成してある。図19は、第5実施形態の構
成図である。同図において、第1実施形態を構成する要
素は、一部省略されているが、機能としては、設けられ
ているものとする。また、第1実施形態と同じ機能を有
する構成要素には、図3と同一の番号を付してある。
【0127】(ATM交換機100)記憶装置110
は、プログラムとして実現された、時計読出部111及
び通信量自動クリア部126を記憶するとともに、デー
タとして実現された、通信量管理データ部118及び通
信量クリア時刻データ部127を記憶する。
【0128】通信量自動クリア部126は、通信量クリ
ア時刻データ部127に設定された時刻に、通信量管理
データ部118の内容を自動的にクリアする。図20
は、通信量クリア時刻データ部127のデータ構成を表
している。同図に示すように、通信量クリア時刻データ
部127には、時及び分が設定されている。
【0129】(第5実施形態で行われる動作)次に、第
5実施形態で行われる動作について説明する。図21
は、5実施形態で行われる動作を表すフローチャート図
である。
【0130】まず、時計読出部111は、時計装置10
8から現在時刻を読み出す(ステップ2101)。次
に、ステップ2101で読み出された時刻が、通信量ク
リア時刻データ部127に設定されている時刻と一致し
ているか否かを判断する(ステップ2102)。
【0131】ステップ2102で、“YES”(一致し
ている)と判断された場合に、通信量自動クリア部12
6は、通信量管理データ部118の内容をクリアする
(ステップ2103)。 <第6実施形態>第6実施形態は、第1実施形態に機能
を付加して構成してある。図22は、第6実施形態の構
成図である。同図において、第1実施形態を構成する要
素は、一部省略されているが、機能としては、設けられ
ているものとする。また、第1実施形態と同じ機能を有
する構成要素には、図3と同一の番号を付してある。
【0132】加入者回路部107には、音声装置131
が接続されている。この音声装置131には、待ち合わ
せ状態になった発信者端末へ通知する音声メッセージが
録音されている。
【0133】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、空塞情報読出部1
28、待ち合わせ情報書込部129、音声接続部13
2、空き端末監視部133及び映像回線接続部134を
記憶するとともに、データとして実現された、着信均等
分配管理データ部117及び端末管理データ部120を
記憶する。
【0134】空塞情報読出部128は、着信均等分配管
理データ部117に設定された代表着信端末へ着信要求
があった時に、着信グループ端末が空いているか塞がっ
ているかを表す空塞情報を、端末管理データ部120か
ら読み出す。
【0135】待ち合わせ情報書込部129は、全ての着
信グループ端末が使用中になっている(塞がっている)
場合に、発信者端末の発信者端末IDを待ち合わせ管理
データ部135に設定する。図23は、待ち合わせ管理
データ部135のデータ構成を表している。同図に示す
ように、待ち合わせ管理データ部135には、1つの着
信グループ毎に、代表着信者端末ID、複数の着信グル
ープ端末番号、及び検索位置の終わりを表すストッパー
値としてのFFFFhが設定されている。設定されてい
る情報は、代表着信者端末IDを索引(インデックス)
として検索される。
【0136】空き端末監視部133は、以下の1)〜
2)の処理を行う。1)発信者端末が待ち合わせ状態に
ある場合に、端末管理データ部120に設定された空塞
情報を周期的に監視する。2)空き端末を検出した場合
に、その空き端末を着信者端末として呼び出す。
【0137】映像回線接続部134は、空き端末監視部
133で空き端末が検出された場合に、映像回線帯域を
確保し、発信者端末に映像回線を接続する。 (第6実施形態で行われる動作)次に、第6実施形態で
行われる動作及び全体の動作について説明する。
【0138】図24は、第6実施形態で行われる動作を
表すフローチャート図である。まず、発信者端末は、着
信均等分配管理データ部117に設定された代表着信端
末に、音声回線帯域を使用して着信要求する(ステップ
2401)。
【0139】次に、空塞情報読出部128は、端末管理
データ部120から、着信グループ端末の空塞情報を読
み出す(ステップ2402)。ここで、ステップ240
2での読出結果に基づいて、全ての着信グループ端末が
使用中か否かを判断する(ステップ2403)。
【0140】ステップ2403で、“YES”(使用
中)と判断された場合に、待ち合わせ情報書込部129
は、待ち合わせ管理データ部135に発信者端末IDを
設定する(ステップ2404)。
【0141】そして、音声接続部32は、発信してきた
発信者端末を音声装置31に接続する(ステップ240
5)。そして、空き端末監視部133は、ステップ24
06として、以下の1)〜2)の処理を行う。1)発信
者端末が待ち合わせ状態にある場合に、端末管理データ
部120に設定された空塞情報を周期的に監視する。
2)空き端末を検出した場合に、その空き端末を着信者
端末として呼び出す。
【0142】ステップ2406の実行後及びステップ2
403で“NO”(全ての端末が使用中ではない)と判
断された場合に、空いている端末を着信者端末として呼
び出す(ステップ2407)。
【0143】そして、映像回線接続部134は、空き端
末監視部133で空き端末が検出された場合に、映像回
線帯域を確保し、発信者端末に映像回線を接続する(ス
テップ2408)。
【0144】次に、全体の動作について説明する。図2
5は、全体の動作を表すシーケンス図である。まず、発
信者端末は、呼設定を開始するため、音声に関する「呼
設定」メッセージをATM交換機100に送信する(ス
テップ2501)。
【0145】ATM交換機100は、発信者端末から
「呼設定」メッセージが送信された場合に、着信者端末
がすべて使用中であれば、待ち合わせ制御を行うととも
に(ステップ2502)。発信者端末を音声装置131
に接続する(ステップ2503)。さらに、ATM交換
機100は、呼を受け付けたことを表す「応答」メッセ
ージを発信者端末に送信する(ステップ2504)。
【0146】発信者端末は、「応答」メッセージを受け
付けたことを表す「応答確認」メッセージをATM交換
機100に送信する(ステップ2505)。ATM交換
機100は、発信者端末から「応答確認」メッセージが
送信された場合に、着信者端末に空きが生じているかを
監視し(ステップ2506)、空きが検出されたら(ス
テップ2507)、音声に関する「呼設定」メッセージ
を着信者端末に送信する(ステップ2508)。
【0147】着信者端末は、ATM交換機100から
「呼設定」メッセージが通知された場合に、呼び出しが
開始されたことを表す「呼出」メッセージをATM交換
機100に送信する(ステップ2509)。ここで、着
信者端末は、音声で呼び出されることになる。また、着
信者端末は、呼を受け付けたことを通知するため、音声
の「応答」メッセージをATM交換機100に送信す
る。
【0148】この段階で、ATM交換機100は、音声
通信を開始するとともに(ステップ2511)、着信者
端末から送信された「応答」メッセージを受け付けたこ
とを表す「応答確認」メッセージを着信者端末に送信す
る(ステップ2512)。また、ATM交換機100
は、映像に関する呼設定を開始するため、映像に関する
「呼設定」メッセージを発信者端末に送信するとともに
(ステップ2513)、映像に関する「呼設定」メッセ
ージを着信者端末に送信する(ステップ2514)。
【0149】発信者端末は、映像に関する呼出が開始さ
れたことを通知するため、映像に関する「呼出」メッセ
ージをATM交換機100に送信する(ステップ251
5)。また、発信者端末は、映像に関する呼を受け付け
たことを通知するため、「応答」メッセージをATM交
換機100に送信する(ステップ2516)。
【0150】着信者端末は、映像に関する呼出が開始さ
れたことを通知するため、映像に関する「呼出」メッセ
ージをATM交換機100に送信する(ステップ251
7)。また、着信者端末は、映像に関する呼を受け付け
たことを通知するため、「応答」メッセージをATM交
換機100に送信する(ステップ2518)。
【0151】この段階で、ATM交換機100は、映像
通信を開始するとともに(ステップ2519)、「応
答」メッセージを受け付けたことを表す「応答確認」メ
ッセージを発信者端末及び着信者端末に送信する(ステ
ップ2520、ステップ2521)。 <第7実施形態>第7実施形態は、第6実施形態に機能
を付加して構成してある。図26は、第7実施形態の構
成図である。同図において、第6実施形態を構成する要
素は、一部省略されているが、機能としては、設けられ
ているものとする。また、第6実施形態と同じ機能を有
する構成要素には、図22と同一の番号を付してある。
【0152】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、空き帯域制御部1
36を記憶するとともに、データとして実現された、着
信均等分配管理データ部117、着信均等分配呼専用帯
域データ部137及び帯域管理データ部138を記憶し
ている。
【0153】空き帯域制御部136は、着信グループ端
末を呼び出す場合に、以下の1)〜2)の処理を行う。
1)着信グループ以外の端末の発着信により使用されて
いる帯域幅を除いた帯域幅(空き帯域幅)から、着信均
等分配呼専用帯域データ部137に設定されている専用
帯域幅の合計値を減算することにより、残り帯域幅を求
める。2)残り帯域幅が所定値以下の場合には、端末
(発信者端末及び着信者端末)に対する発着信を規制す
る。
【0154】なお、着信グループ端末を呼び出すのは、
着信均等分配管理データ部117に設定されている代表
着信端末に着信があった場合である。また、空き帯域幅
は、帯域管理データ部138に設定されている。
【0155】ここで、図27は、着信均等分配呼専用帯
域データ部13のデータ構成を表している。同図に示す
ように、着信均等分配呼専用帯域データ部13には、着
信端末毎の専用帯域幅が設定されている。
【0156】また、図28は、帯域管理データ部138
のデータ構成を表している。同図に示すように、帯域管
理データ部138には、空き帯域幅が設定されている。 (第7実施形態で行われる動作)次に、第7実施形態で
行われる動作について説明する。
【0157】図29は、第7実施形態で行われる動作を
表すフローチャート図である。まず、着信均等分配呼専
用帯域データ部137に設定された着信グループ以外の
端末から発着信が要求されたとする(ステップ290
1)。
【0158】次に、空き帯域制御部136は、帯域管理
データ部138に設定された空き帯域幅から、着信均等
分配呼専用帯域データ部137に設定された専用帯域幅
の合計値を減算し、残り帯域幅を求める(ステップ29
02)。
【0159】ここで、着信グループ以外の端末が要求し
た帯域幅(要求帯域幅)が、ステップ2902で求めた
残り帯域幅以下か否かを判断する(ステップ290
3)。ステップ2903で、“NO”(要求帯域幅>残
り帯域幅)と判断された場合には、着信グループ以外の
端末からの発着信を規制する(ステップ2904)。
【0160】ステップ2903で、“YES”(要求帯
域幅≦残り帯域幅)と判断された場合には、着信グルー
プ以外の端末からの発着信を許容する(ステップ290
5)。 <第8実施形態>第8実施形態は、第7実施形態に機能
を付加して構成してある。図30は、第8実施形態の構
成図である。同図において、第7実施形態を構成する要
素は、一部省略されているが、機能としては、設けられ
ているものとする。また、第7実施形態と同じ機能を有
する構成要素には、図26と同一の番号を付してある。
【0161】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、時計読出部111
及び時間帯空き帯域制御部139を記憶するとともに、
データとして実現された、着信均等分配管理データ部1
17、帯域データ管理部138及び時間帯着信均等分配
呼専用帯域データ部140を記憶する。
【0162】時計読出部111は、着信グループ以外の
端末からの発着信があった場合に、現在の時刻を時計装
置108から読み出す。時間帯空き帯域制御部139
は、着信グループ端末を呼び出す場合に使用する専用帯
域幅を、時間帯により可変とするように制御する。この
制御に用いられる情報は、時間帯着信均等分配呼専用帯
域データ部140に設定されている。また、時間帯空き
帯域制御部139は、以下の1)〜2)の処理を行う。
1)時間帯着信均等分配呼専用帯域データ部140か
ら、現在の時刻に対して設定されている専用帯域幅を読
み出す。2)帯域管理データ部138に設定されている
空き帯域幅から、1)で読み出された専用帯域幅の合計
値を減算することにより、残り帯域幅を求める。
【0163】図31は、時間帯着信均等分配呼専用帯域
データ部140のデータ構成を表している。同図に示す
ように、時間帯着信均等分配呼専用帯域データ部140
は、時、分、「時」及び「分」で示された時刻以後に、
各着信端末で確保可能な専用帯域幅が設定されている。
【0164】(第8実施形態で行われる動作)次に、第
8実施形態で行われる動作について説明する。図32
は、第8実施形態で行われる動作を表すフローチャート
図である。
【0165】まず、着信均等分配管理データ部117に
設定された着信グループ以外の端末から発着信が要求さ
れたとする(ステップ3201)。次に、時計読出部1
11は、現在の時刻を時計装置108から読み出す(ス
テップ3202)。
【0166】次に、時間帯空き帯域制御部139は、ス
テップ3203として、以下の1)〜2)の処理を行
う。1)時間帯着信均等分配呼専用帯域データ部140
から、現在の時刻に対して設定されている専用帯域幅を
読み出す。2)帯域管理データ部138に設定されてい
る空き帯域幅から、1)で読み出された専用帯域幅の合
計値を減算することにより、残り帯域幅を求める。
【0167】ここで、着信グループ以外の端末が要求し
た帯域幅(要求帯域幅)が、残り帯域幅以下か否かを判
断する(ステップ3204)。ステップ3204で、
“NO”(要求帯域幅>残り帯域幅)と判断された場合
には、着信グループ以外の端末からの発着信を規制する
(ステップ3205)。
【0168】ステップ3204で、“YES”(要求帯
域幅≦残り帯域幅)と判断された場合には、着信グルー
プ以外の端末からの発着信を許容する(ステップ320
6)。 <第9実施形態>第9実施形態は、第7実施形態に機能
を付加して構成してある。図33は、第9実施形態の構
成図である。同図において、第7実施形態を構成する要
素は、一部省略されているが、機能としては、設けられ
ているものとする。また、第7実施形態と同じ機能を有
する構成要素には、図26と同一の番号を付してある。
【0169】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、時計読出部11
1、平日/休日空き帯域制御部141a及び平日/休日
識別部142を記憶するとともに、データとして実現さ
れた、着信均等分配管理データ部117、帯域管理デー
タ部138、平日/休日着信均等分配呼専用帯域データ
部143及び平日/休日データ部144を記憶してい
る。
【0170】平日/休日識別部142は、時計装置10
8から読み出した日付と、平日/休日データ部144に
記憶された平日/休日データから、読み出した日付が平
日か休日かを識別する。
【0171】平日/休日空き帯域制御部141aは、以
下の1)〜3)の処理を行う。1)平日/休日識別部1
42で平日と識別された場合に、平日/休日着信均等分
配呼専用帯域データ部143から平日用に設定された専
用帯域幅を読み出す。2)平日/休日識別部142で休
日と識別された場合に、平日/休日着信均等分配呼専用
帯域データ部143から休日用に設定された専用帯域幅
を読み出す。3)帯域管理データ部138に設定されて
いる空き帯域幅から、1)または2)で読み出された専
用帯域幅の合計値を減算することにより、残り帯域幅を
求める。
【0172】図34は、平日/休日着信均等分配呼専用
帯域データ部143のデータ構成を表している。同図に
示すように、平日/休日着信均等分配呼専用帯域データ
部143には、着信者端末の専用帯域幅が、平日用及び
休日用に区分されて設定されている。
【0173】図35は、平日/休日データ部144のデ
ータ構成を表している。同図に示すように、平日/休日
データ部144には、平日/休日種別が設定されてい
る。設定されている情報は、式(1)により求められる
値をインデックスとして検索される。
【0174】
【数1】 (月−1)×31+日・・・(1) (第9実施形態で行われる動作)次に、第9実施形態で
行われる動作について説明する。
【0175】図36は、第9実施形態で行われる動作を
表すフローチャート図である。まず、着信均等分配管理
データ部117に設定された着信グループ以外の端末か
ら発着信が要求されたとする(ステップ3601)。
【0176】次に、時計読出部111は、現在の時刻を
時計装置108から読み出す(ステップ3602)。次
に、平日/休日識別部142は、平日/休日データ部1
44を日付で索引し、平日/休日種別を抽出する(ステ
ップ3603)。
【0177】次に、平日/休日空き帯域制御部141a
は、ステップ3604として、以下の1)〜3)の処理
を行う。1)平日/休日識別部142で平日と識別され
た場合に、平日/休日着信均等分配呼専用帯域データ部
143から平日用に設定された専用帯域幅を読み出す。
2)平日/休日識別部142で休日と識別された場合
に、平日/休日着信均等分配呼専用帯域データ部143
から休日用に設定された専用帯域幅を読み出す。3)帯
域管理データ部138に設定されている空き帯域幅か
ら、1)または2)で読み出された専用帯域幅の合計値
を減算することにより、残り帯域幅を求める。
【0178】ここで、着信グループ以外の端末が要求し
た帯域幅(要求帯域幅)が、残り帯域幅以下か否かを判
断する(ステップ3605)。ステップ3605で、
“NO”(要求帯域幅>残り帯域幅)と判断された場合
には、着信グループ以外の端末からの発着信を規制する
(ステップ3606)。
【0179】ステップ3605で、“YES”(要求帯
域幅≦残り帯域幅)と判断された場合には、着信グルー
プ以外の端末からの発着信を許容する(ステップ360
7)。 <第10実施形態>第10実施形態は、第7実施形態に
機能を付加して構成してある。図36は、第10実施形
態の構成図である。同図において、第7実施形態を構成
する要素は、一部省略されているが、機能としては、設
けられているものとする。また、第7実施形態と同じ機
能を有する構成要素には、図26と同一の番号を付して
ある。
【0180】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、緊急ID識別部1
45及び緊急発着信優先部146を記憶するとともに、
データとして実現された、着信均等分配呼専用帯域デー
タ部137、帯域管理データ部138及び緊急ID設定
データ部147を記憶する。
【0181】緊急ID識別部145は、緊急ID設定デ
ータ部147に登録された端末IDと発言者端末の端末
ID(着信者端末の着信ID)とを比較する。図38
は、緊急ID設定データ部147のデータ構成を表す。
同図に示すように、緊急ID設定データ部147は、複
数の緊急ID及び検索位置の終わりを表すストッパー値
としてのFFFFhが設定されている。
【0182】緊急発着信優先部146は、緊急ID識別
部145でIDが一致したと識別された場合に、帯域管
理データ部138の空き帯域幅のみをチェックし、着信
均等分配呼専用帯域データ部137に設定された専用帯
域であっても、優先して帯域を確保する。
【0183】(第10実施形態で行われる動作)次に、
第10実施形態で行われる動作について説明する。図3
9は、第10実施形態で行われる動作を表すフローチャ
ート図である。
【0184】まず、加入者回路部107に収容された端
末D〜Fから発着信が要求されたとする(ステップ39
01)。次に、緊急ID識別部145は、発着信を行っ
た端末の端末IDと緊急ID設定データ部147に登録
された端末IDとを比較する(ステップ3902)。
【0185】ステップ3902の比較結果、二つの端末
IDが一致しない場合(ステップ3903のNOの経
路)、緊急発着信優先部146は、ステップ3904と
して、以下の1)〜3)の処理を行う。1)着信均等分
配呼専用帯域データ部137から専用帯域幅を読み出
す。2)帯域管理データ部138に設定されている空き
帯域幅から、1)で読み出された専用帯域幅の合計値を
減算することにより、残り帯域幅を抽出する。
【0186】ステップ3902の比較結果、二つの端末
IDが一致した場合(ステップ3903のYESの経
路)、緊急発着信優先部146は、帯域管理データ部1
38の空き帯域幅を残り帯域とする(ステップ390
5)。
【0187】ステップ3904及びステップ3905の
実行後に、ステップ3901で発着信要求を行った端末
が要求した帯域幅(要求帯域幅)は、残り帯域幅以下か
否かを判断する(ステップ3906)。
【0188】ステップ3906で、“NO”(要求帯域
幅>残り帯域幅)と判断された場合には、着信グループ
以外の端末からの発着信を規制する(ステップ390
7)。ステップ3906で、“YES”(要求帯域幅≦
残り帯域幅)と判断された場合には、着信グループ以外
の端末からの発着信を許容する(ステップ3908)。 <第11実施形態>第11実施形態は、第10実施形態
に機能を付加して構成してある。図40は、第11実施
形態の構成図である。同図において、第10実施形態を
構成する要素は、一部省略されているが、機能として
は、設けられているものとする。また、第10実施形態
と同じ機能を有する構成要素には、図36と同一の番号
を付してある。
【0189】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、時計読出部11
1、時間帯緊急ID識別部148及び時間帯緊急発着信
優先部149を記憶するとともに、データとして実現さ
れた、帯域管理データ部138、時間帯着信均等分配呼
専用帯域データ部140及び時間帯緊急ID設定データ
部150を記憶する。
【0190】時間帯緊急ID識別部148は、時間帯緊
急ID設定データ部150から、現在の時刻に対応して
登録された端末IDと発言者端末の端末ID(着信者端
末の着信ID)とを比較する。図41は、時間帯緊急I
D設定データ部150のデータ構成を表す。同図に示す
ように、時間帯緊急ID設定データ部150は、時、
分、「時」及び「分」で示される時刻以後に有効な緊急
ID及び検索位置の終わりを表すストッパー値としての
FFFFhが設定されている。
【0191】時間帯緊急発着信優先部149は、時間帯
緊急ID識別部148にてIDが一致した場合に、帯域
管理データ部138の空き帯域幅のみをチェックし、時
間帯着信均等分配呼専用帯域データ部140に設定され
た専用帯域であっても、優先して帯域を確保する。
【0192】(第11実施形態で行われる動作)次に、
第11実施形態で行われる動作について説明する。図4
2は、第11実施形態で行われる動作を表すフローチャ
ート図である。
【0193】まず、加入者回路部107に収容された端
末D〜Fから発着信が要求されたとする(ステップ42
01)。次に、時計読出部111は、現在の時刻を時計
装置108から読み出す(ステップ4202)。
【0194】次に、時間帯緊急ID識別部148は、発
着信を行った端末の端末IDと時間帯緊急ID設定デー
タ部150に登録された端末IDとを比較する(ステッ
プ4203)。
【0195】ステップ4203の比較結果、二つの端末
IDが一致しない場合(ステップ4204のNOの経
路)、時間帯緊急発着信優先部149は、ステップ42
05として、以下の1)〜3)の処理を行う。1)時間
帯着信均等分配呼専用帯域データ部140から専用帯域
幅を読み出す。2)帯域管理データ部138に設定され
ている空き帯域幅から、1)で読み出された専用帯域幅
の合計値を減算することにより、残り帯域幅を抽出す
る。
【0196】ステップ4203の比較結果、二つの端末
IDが一致した場合(ステップ4204のYESの経
路)、時間帯緊急発着信優先部149は、帯域管理デー
タ部138の空き帯域幅を残り帯域とする(ステップ4
206)。
【0197】ステップ4205及びステップ4206の
実行後に、ステップ4201で発着信要求を行った端末
が要求した帯域幅(要求帯域幅)は、残り帯域幅以下か
否かを判断する(ステップ4207)。
【0198】ステップ4207で、“NO”(要求帯域
幅>残り帯域幅)と判断された場合には、着信グループ
以外の端末からの発着信を規制する(ステップ420
8)。ステップ4207で、“YES”(要求帯域幅≦
残り帯域幅)と判断された場合には、着信グループ以外
の端末からの発着信を許容する(ステップ4209)。 <第12実施形態>第12実施形態は、第10実施形態
に機能を付加して構成してある。図43は、第12実施
形態の構成図である。同図において、第10実施形態を
構成する要素は、一部省略されているが、機能として
は、設けられているものとする。また、第10実施形態
と同じ機能を有する構成要素には、図36と同一の番号
を付してある。
【0199】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、時計読出部11
1、平日/休日緊急ID識別部141b、平日/休日識
別部142及び平日/休日緊急発着信優先部151を記
憶するとともに、データとして実現された、帯域管理デ
ータ部138、平日/休日着信均等分配呼専用帯域デー
タ部143、平日/休日データ部144及び平日/休日
緊急ID設定データ部152を記憶する。
【0200】平日/休日識別部142は、時計装置10
8から読み出した日付と、平日/休日データ部144に
記憶された平日/休日データから、読み出した日付が平
日か休日かを識別する。
【0201】平日/休日緊急ID識別部141bは、発
着信を行った端末の端末IDと平日/休日緊急ID設定
データ部152に登録された端末IDとを比較する。図
44は、平日/休日緊急ID設定データ部152のデー
タ構成を表している。同図に示すように、平日/休日緊
急ID設定データ部152では、緊急IDが、平日用及
び休日用に区分されて設定されている。
【0202】平日/休日識別部142は、平日/休日デ
ータ部144を日付で索引し、平日/休日種別を抽出す
る。平日/休日緊急発着信優先部151は、以下の1)
〜2)の処理を行う。1)平日/休日着信均等分配呼専
用帯域データ部143から平日/休日対応の専用帯域幅
を読み出す。2)帯域管理データ部138の空き帯域幅
から、1)で読み出された専用帯域幅の合計値を減算す
ることにより、残り帯域幅を求める。
【0203】(第12実施形態で行われる動作)次に、
第12実施形態で行われる動作について説明する。図4
5は、第12実施形態で行われる動作を表すフローチャ
ート図である。
【0204】まず、加入者回路部107に収容された端
末D〜Fから発着信が要求されたとする(ステップ45
01)。次に、時計読出部111は、現在の時刻を時計
装置108から読み出す(ステップ4502)。
【0205】次に、平日/休日識別部142は、平日/
休日データ部144を日付で索引し、平日/休日種別を
抽出する(ステップ4503)。次に、平日/休日緊急
ID識別部141は、発着信を行った端末の端末IDと
平日/休日緊急ID設定データ部152に登録された端
末IDとを比較する(ステップ4504)。
【0206】ステップ4504の比較結果、二つの端末
IDが一致しない場合(ステップ4505のNOの経
路)、平日/休日緊急発着信優先部151は、ステップ
4506として、以下の1)〜2)の処理を行う。1)
平日/休日着信均等分配呼専用帯域データ部143から
平日/休日対応の専用帯域幅を読み出す。2)帯域管理
データ部138の空き帯域幅から、1)で読み出された
専用帯域幅の合計値を減算することにより、残り帯域幅
を求める。
【0207】ステップ4505の比較結果、二つの端末
IDが一致した場合(ステップ4505のYESの経
路)、平日/休日緊急発着信優先部151は、帯域管理
データ部138の空き領域を残り帯域とする(ステップ
4507)。
【0208】ステップ4506及びステップ4507の
実行後に、ステップ4501で発着信要求を行った端末
が要求した帯域幅(要求帯域幅)は、残り帯域幅以下か
否かを判断する(ステップ4508)。
【0209】ステップ4508で、“NO”(要求帯域
幅>残り帯域幅)と判断された場合には、着信グループ
以外の端末からの発着信を規制する(ステップ450
9)。ステップ4508で、“YES”(要求帯域幅≦
残り帯域幅)と判断された場合には、着信グループ以外
の端末からの発着信を許容する(ステップ4510)。 <第13実施形態>第13実施形態は、第6実施形態に
機能を付加して構成してある。図46は、第13実施形
態の構成図である。同図において、第6実施形態を構成
する要素は、一部省略されているが、機能としては、設
けられているものとする。また、第6実施形態と同じ機
能を有する構成要素には、図22と同一の番号を付して
ある。
【0210】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、待ち合わせ帯域制
御部153を記憶するとともに、データとして実現され
た、使用待ち合わせ帯域データ部154及び待ち合わせ
最大帯域データ部155を記憶する。
【0211】待ち合わせ帯域制御部153は、着信均等
分配管理データ部117に設定された代表着信端末が待
ち合わせ状態となる場合に、以下の1)〜3)の処理を
行う。1)待ち合わせ状態になっている呼が使用してい
る帯域幅を使用待ち合わせ帯域データ部154から読み
出す。2)待ち合わせ最大帯域データ部155に設定さ
れている最大帯域幅と、1)で読み出された帯域幅の合
計値(合計使用帯域幅)を比較する。3)2)の比較結
果、最大帯域幅≦合計使用帯域幅となる場合には、端末
の発着信を規制し、逆の場合には、端末の発着信を許容
する。
【0212】ここで、図47は、使用待ち合わせ帯域デ
ータ部154のデータ構成を表している。同図に示すよ
うに、使用待ち合わせ帯域データ部154には、着信グ
ループで使用されている帯域幅が着信グループ毎に設定
されている。
【0213】また、図48は、待ち合わせ最大帯域デー
タ部155のデータ構成を表している。同図に示すよう
に、待ち合わせ最大帯域データ部155には、着信グル
ープで使用可能な最大帯域幅が着信グループ毎に設定さ
れている。
【0214】(第13実施形態で行われる動作)次に、
第13実施形態で行われる動作について説明する。図4
9は、第13実施形態で行われる動作を表すフローチャ
ート図である。
【0215】まず、着信均等分配管理データ部117に
設定された代表着信端末が待ち合わせ状態になっている
とする(ステップ4901)。次に、待ち合わせ帯域制
御部153は、ステップ4902として、以下の1)〜
2)の処理を行う。1)待ち合わせ状態になっている呼
が使用している帯域幅を使用待ち合わせ帯域データ部1
54から読み出す。2)待ち合わせ最大帯域データ部1
55に設定されている最大帯域幅と、1)で読み出され
た帯域幅の合計値(合計使用帯域幅)を比較する。
【0216】ステップ4902の比較結果、最大帯域幅
≦合計使用帯域幅となる場合(ステップ4903のYE
Sの経路)、端末の発着信を規制する(ステップ490
4)。
【0217】ステップ4902の比較結果、最大帯域幅
>合計使用帯域幅となる場合(ステップ4903のNO
の経路)、端末の発着信を許容する(ステップ490
5)。 <第14実施形態>第14実施形態は、第13実施形態
に機能を付加して構成してある。図50は、第14実施
形態の構成図である。同図において、第13実施形態を
構成する要素は、一部省略されているが、機能として
は、設けられているものとする。また、第13実施形態
と同じ機能を有する構成要素には、図46と同一の番号
を付してある。
【0218】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、時計読出部111
及び時間帯待ち合わせ帯域制御部156を記憶するとと
もに、データとして実現された、使用待ち合わせ帯域デ
ータ部154及び時間帯待ち合わせ最大帯域データ部1
57を記憶する。
【0219】時間帯待ち合わせ帯域制御部156は、最
大帯域幅を可変となるように制御する。この制御に用い
られる情報は、時間帯待ち合わせ最大帯域データ部15
7に設定されている。また、時間帯待ち合わせ帯域制御
部156は、以下の1)〜3)の処理を行う。1)待ち
合わせ状態になっている呼が使用している帯域幅を使用
待ち合わせ帯域データ部154から読み出す。2)時間
帯待ち合わせ最大帯域データ部157に設定されている
最大帯域幅と、1)で読み出された帯域幅の合計値(合
計使用帯域幅)を比較する。3)2)の比較結果、最大
帯域幅>合計使用帯域幅となる場合には、端末の発着信
を規制し、逆の場合には、端末の発着信を許容する。
【0220】ここで、図51は、時間帯待ち合わせ最大
帯域データ部157のデータ構成を表している。同図に
示すように、時間帯待ち合わせ最大帯域データ部157
は、時、分、「時」及び「分」で示された時刻以後に、
各着信グループで使用可能な最大帯域幅が設定されてい
る。
【0221】(第14実施形態で行われる処理動作)次
に、第14実施形態で行われる処理動作について説明す
る。図52は、第14実施形態で行われる処理動作を表
すフローチャート図である。
【0222】まず、着信均等分配管理データ部117に
設定された代表着信端末が待ち合わせ状態になっている
とする(ステップ5201)。次に、時計読出部111
は、現在の時刻を時計装置108から読み出す(ステッ
プ5202)。
【0223】次に、時間帯待ち合わせ帯域制御部156
は、ステップ5203として、以下の1)〜2)の処理
を行う。1)待ち合わせ状態になっている呼が使用して
いる帯域幅を使用待ち合わせ帯域データ部154から読
み出す。2)待ち合わせ最大帯域データ部155に設定
されている最大帯域幅と、1)で読み出された帯域幅の
合計値(合計使用帯域幅)を比較する。
【0224】ステップ5203の比較結果、最大帯域幅
≦合計使用帯域幅となる場合(ステップ5204のYE
Sの経路)、端末の発着信を規制する(ステップ520
5)。
【0225】ステップ5203の比較結果、最大帯域幅
>合計使用帯域幅となる場合(ステップ5204のNO
の経路)、端末の発着信を許容する(ステップ520
6)。 <第15実施形態>第15実施形態は、第13実施形態
に機能を付加して構成してある。図53は、第15実施
形態の構成図である。同図において、第13実施形態を
構成する要素は、一部省略されているが、機能として
は、設けられているものとする。また、第13実施形態
と同じ機能を有する構成要素には、図46と同一の番号
を付してある。
【0226】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、時計読出部11
1、平日/休日識別部142及び平日/休日待ち合わせ
帯域制御部158を記憶するとともに、データとして実
現された、平日/休日データ部144、使用待ち合わせ
帯域データ部154及び平日/休日待ち合わせ最大帯域
データ部159を記憶する。
【0227】平日/休日待ち合わせ帯域制御部158
は、以下の1)〜5)の処理を行う。1)平日/休日識
別部142で平日と識別された場合に、平日/休日待ち
合わせ最大帯域データ部159から平日用に設定された
最大帯域幅を読み出す。2)平日/休日識別部142で
休日と識別された場合に、平日/休日待ち合わせ最大帯
域データ部159から休日用に設定された最大帯域幅を
読み出す。3)待ち合わせ状態になっている呼が使用し
ている帯域幅を使用待ち合わせ帯域データ部154から
読み出す。4)1)または2)で読み出された最大帯域
幅と、3)で読み出された帯域幅の合計値(合計使用帯
域幅)を比較する。5)4)の比較結果、最大帯域幅>
合計使用帯域幅となる場合には、端末の発着信を規制
し、逆の場合には、端末の発着信を許容する。
【0228】図54は、平日/休日待ち合わせ最大帯域
データ部159のデータ構成を表している。同図に示す
ように、平日/休日待ち合わせ最大帯域データ部159
には、各着信グループで使用可能な最大帯域幅が、平日
用及び休日用に区分されて設定されている。
【0229】(第15実施形態で行われる動作)次に、
第15実施形態で行われる動作について説明する。図5
5は、第15実施形態で行われる動作を表すフローチャ
ート図である。
【0230】まず、着信均等分配管理データ部117に
設定された代表着信端末が待ち合わせ状態になっている
とする(ステップ5501)。次に、時計読出部111
は、現在の時刻を時計装置108から読み出す(ステッ
プ5502)。
【0231】次に、平日/休日識別部142は、平日/
休日データ部144を日付で索引することにより、平日
/休日種別を抽出する(ステップ5503)。次に、平
日/休日待ち合わせ帯域制御部158は、ステップ55
04として、以下の1)〜4)の処理を行う。1)平日
/休日識別部142で平日と識別された場合に、平日/
休日待ち合わせ最大帯域データ部159から平日用に設
定された最大帯域幅を読み出す。2)平日/休日識別部
142で休日と識別された場合に、平日/休日待ち合わ
せ最大帯域データ部159から休日用に設定された最大
帯域幅を読み出す。3)待ち合わせ状態になっている呼
が使用している帯域幅を使用待ち合わせ帯域データ部1
54から読み出す。4)1)または2)で読み出された
最大帯域幅と、3)で読み出された帯域幅の合計値(合
計使用帯域幅)を比較する。
【0232】ステップ5504の比較結果、最大帯域幅
≦合計使用帯域幅となる場合(ステップ5505のYE
Sの経路)、端末の発着信を規制する(ステップ550
6)。
【0233】ステップ5504の比較結果、最大帯域幅
>合計使用帯域幅となる場合(ステップ5505のNO
の経路)、端末の発着信を許容する(ステップ550
7)。 <第16実施形態>第16実施形態は、第6実施形態に
機能を付加して構成してある。図56は、第16実施形
態の構成図である。同図において、第6実施形態を構成
する要素は、一部省略されているが、機能としては、設
けられているものとする。また、第6実施形態と同じ機
能を有する構成要素には、図22と同一の番号を付して
ある。
【0234】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、解放待ち合わせ制
御部160を記憶するとともに、データとして実現され
た、使用待ち合わせ帯域データ部154、待ち合わせ最
大帯域データ部155及び解放待ち合わせ管理データ部
161を記憶する。
【0235】解放待ち合わせ制御部160は、待ち合わ
せ要求時に、帯域不足に原因する待ち合わせ規制が発生
した場合、以下の1)〜5)の処理を行う。1)発信者
端末の端末ID、着信先の代表着信者端末の端末ID及
び使用帯域幅を、解放待ち合わせ管理データ部161に
設定するとともに、発信者端末を解放する。2)待ち合
わせ状態になっている呼が使用している帯域幅を使用待
ち合わせ帯域データ部154から読み出す。3)待ち合
わせ最大帯域データ部155に設定されている最大帯域
幅から、2)で読み出された帯域幅の合計値(合計使用
帯域幅)を減算した値を、残り帯域幅として求める。
4)3)で求められた残り帯域幅と、解放待ち合わせ管
理データ部161に設定された使用帯域幅とを周期的に
比較することにより、空き帯域幅が発生しているどうか
をチェックする。5)空き帯域幅が発生していると検出
された場合に、帯域を確保し、端末IDをもとに発信者
端末を呼び出して待ち合わせ状態とする。
【0236】ここで、図57は、解放待ち合わせ管理デ
ータ部161のデータ構成を表している。同図に示すよ
うに、解放待ち合わせ管理データ部161には、代表着
信者端末ID、発信者端末ID及び使用帯域幅が、発信
者端末IDに対応して設定されている。
【0237】(第16実施形態で行われる動作)次に、
第16実施形態で行われる動作及び全体の動作について
説明する。図58は、第16実施形態で行われる動作を
表すフローチャート図である。
【0238】まず、待ち合わせ要求時に、帯域不足に原
因する待ち合わせ規制が発生したとする(ステップ58
01)。次に、解放待ち合わせ制御部160は、ステッ
プ5802として、以下の1)〜4)の処理を行う。
1)発信者端末の端末ID、着信先の代表着信者端末の
端末ID及び使用帯域幅を、解放待ち合わせ管理データ
部161に設定するとともに、発信者端末を解放する。
2)待ち合わせ状態になっている呼が使用している帯域
幅を使用待ち合わせ帯域データ部154から読み出す。
3)待ち合わせ最大帯域データ部155に設定されてい
る最大帯域幅から、2)で読み出された帯域幅の合計値
(合計使用帯域幅)を減算した値を、残り帯域幅として
求める。4)3)で求められた残り帯域幅と、解放待ち
合わせ管理データ部161に設定された使用帯域幅とを
周期的に比較することにより、空き帯域幅が発生してい
るどうかをチェックする。
【0239】ここで、空き帯域幅が発生していると検出
されたとする(ステップ5803)。すると、解放待ち
合わせ制御部160は、帯域を確保し、端末IDをもと
に発信者端末を呼び出して待ち合わせ状態とする(ステ
ップ5804)。
【0240】次に、全体の動作について説明する。図5
9は、全体の動作を表すシーケンス図である。まず、発
信者端末は、呼設定を開始するため、音声に関する「呼
設定」メッセージをATM交換機100に送信する(ス
テップ5901)。
【0241】ATM交換機100は、発信者端末から
「呼設定」メッセージが送信された場合に、着信者端末
がすべて使用中であれば、待ち合わせ制御を行う(ステ
ップ5902)。ここで、待ち合わせ帯域が不足してい
る状態であれば(ステップ2503)、ATM交換機1
00は、呼設定を受け付けできないことを表す「解放完
了」メッセージを発信者端末に送信する(ステップ59
04)。更に、ATM交換機100は、待ち合わせ帯域
を監視し(ステップ5905)、空き帯域が検出された
ら(ステップ5906)、音声に関する「呼設定」メッ
セージを発信者端末に送信する(5907)。
【0242】発信者端末は、ATM交換機100から
「呼設定」メッセージが送信された場合に、呼出が開始
されたことを表す「呼出」メッセージをATM交換機1
00に送信する(ステップ5908)。また、発信者端
末は、呼を受け付けたことを表す「応答」メッセージを
ATM交換機100に送信する(ステップ5909)。
【0243】ATM交換機100は、発信者端末から
「応答」メッセージが送信された場合に、待ち合わせ制
御を開始するとともに(ステップ5910)、「応答」
メッセージを受け付けたことを表す「応答確認」メッセ
ージを発信者端末に送信する(ステップ5911)。 <第17実施形態>第17実施形態は、第6実施形態に
機能を付加して構成してある。図56は、第17実施形
態の構成図である。同図において、第6実施形態を構成
する要素は、一部省略されているが、機能としては、設
けられているものとする。また、第6実施形態と同じ機
能を有する構成要素には、図22と同一の番号を付して
ある。
【0244】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、着信端末捕捉制御
部162、捕捉タイミング制御部163及び捕捉解放制
御部164を記憶するとともに、データとして実現され
た、着信均等分配呼専用帯域データ部137及び捕捉タ
イミング管理データ部165を記憶する。
【0245】着信端末捕捉制御部162は、着信者端末
の通信終了時に、着信均等分配呼専用帯域データ部13
7に設定された、その着信者端末に対応する専用帯域幅
を消去する。このことにより、その着信者端末への着信
が規制されるようになる。
【0246】捕捉タイミング制御部163は、着信者端
末の通信終了時に、その着信者端末に対応するタイミン
グ値を捕捉タイミング管理データ部165に設定すると
ともに、周期的に、そのタイミング値を減少させる。図
61は、捕捉タイミング管理データ部165のデータ構
成を表している。同図に示すように、捕捉タイミング管
理データ部165には、捕捉タイミング値が設定されて
いる。設定されている情報は、端末番号を索引(インデ
ックス)として検索される。
【0247】捕捉解放制御部164は、捕捉タイミング
管理データ部165に設定された捕捉タイミング値が
“0”となった場合に、着信均等分配呼専用帯域データ
部137に専用帯域幅を設定し、帯域を解放する。
【0248】(第17実施形態の動作)次に、第17実
施形態の動作について説明する。図62は、第17実施
形態の動作を表すフローチャート図である。
【0249】まず、着信者端末が通信終了したとする
(ステップ6201)。すると、着信端末捕捉制御部1
62は、着信均等分配呼専用帯域データ部137に設定
された、通信が終了した着信者端末に対応する専用帯域
幅を消去する(ステップ6202)。
【0250】次に、捕捉タイミング制御部163は、通
信が終了した着信者端末に対応するタイミング値を捕捉
タイミング管理データ部165に設定するとともに、周
期的に、そのタイミング値を減少させる(ステップ62
03)。
【0251】ここで、捕捉タイミング管理データ部16
5に設定されたタイミング値が“0”となって、タイミ
ングアウトが発生したとする(ステップ6204)。す
ると、捕捉解放制御部164は、着信均等分配呼専用帯
域データ部137に専用帯域幅を設定し、帯域を解放す
る(ステップ6205)。 <第18実施形態>第18実施形態は、第6実施形態に
機能を付加して構成してある。図63は、第18実施形
態の構成図である。同図において、第6実施形態を構成
する要素は、一部省略されているが、機能としては、設
けられているものとする。また、第6実施形態と同じ機
能を有する構成要素には、図22と同一の番号を付して
ある。
【0252】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、通信量比較優先順
決定部166を記憶するとともに、データとして実現さ
れた、通信量管理データ部118を記憶する。
【0253】通信量比較優先順決定部166は、以下の
1)〜2)の処理を行う。1)発信者端末の通信終了時
に、発信者端末IDに対応する通信量を通信量管理デー
タ部118に設定する。2)1)で設定された発信者端
末IDを持つ発信者端末からの着信要求があった時に、
その発信者端末の通信量と待ち合わせ状態にある他の発
信者端末の通信量とを比較することにより、待ち合わせ
優先順位を決定する。
【0254】(第18実施形態で行われる動作)次に、
第18実施形態で行われる動作について説明する。図6
4は、第18実施形態で行われる動作を表すフローチャ
ート図である。
【0255】まず、発信者端末の通信が終了したとする
(ステップ6401)。次に、通信量比較優先順決定部
166は、ステップ6402として、以下の1)〜2)
の処理を行う。1)発信者端末の通信終了時に、発信者
端末IDに対応する通信量を通信量管理データ部118
に設定する。2)1)で設定された発信者端末IDを持
つ発信者端末からの着信要求があった時に、その発信者
端末の通信量と待ち合わせ状態にある他の発信者端末の
通信量とを比較することにより、待ち合わせ優先順位を
決定する。 <第19実施形態>第19実施形態は、第1実施形態に
機能を付加して構成してある。図65は、第19実施形
態の構成図である。同図において、第1実施形態を構成
する要素は、一部省略されているが、機能としては、設
けられているものとする。また、第1実施形態と同じ機
能を有する構成要素には、図3と同一の番号を付してあ
る。
【0256】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、通信量加算ID抽
出部167を記憶するとともに、データとして実現され
た、通信量算出対象管理データ部168を記憶する。
【0257】通信量加算ID抽出部167は、通信量算
出対象管理データ部168に設定された端末IDと、通
信量を算出する対象の発信者端末IDとを比較し、それ
らのIDが一致しない場合には、通信量積算部115に
対して、通信量を積算しないように制御する。図66
は、通信量算出対象管理データ部168のデータ構成を
表している。同図に示すように、通信量算出対象管理デ
ータ部168には、端末IDが設定されている。
【0258】(第19実施形態で行われる動作)次に、
第19実施形態で行われる動作について説明する。図6
7は、第19実施形態で行われる動作を表すフローチャ
ート図である。
【0259】まず、通信量積算部115に対して、通信
量を積算する要求が行われる(ステップ6701)。す
ると、通信量加算ID抽出部167は、通信量算出対象
管理データ部168に設定された端末IDと、通信量を
算出する対象の発信者端末IDとを比較する(ステップ
6702)。
【0260】ステップ6702で、IDが一致した場合
(ステップ6703のYESの経路)、通信量積算部1
15に通信量を積算させる(ステップ6704)。ステ
ップ6702で、IDが一致しない場合(ステップ67
03のNOの経路)、通信量積算部115に通信量を積
算させない。 <第20実施形態>第20実施形態は、第6実施形態に
機能を付加して構成してある。図68は、第20実施形
態の構成図である。同図において、第6実施形態を構成
する要素は、一部省略されているが、機能としては、設
けられているものとする。また、第6実施形態と同じ機
能を有する構成要素には、図22と同一の番号を付して
ある。
【0261】(ATM交換機100)ATM交換機10
0は、プログラムとして実現された、着信端末捕捉制御
部169を記憶するとともに、データとして実現され
た、着信均等分配呼専用帯域データ部117を記憶す
る。
【0262】着信端末捕捉制御部169は、着信者端末
から着信規制要求があった場合に、着信均等分配呼専用
帯域データ部117に設定された、着信者端末IDに対
応する専用帯域幅を消去する。このことにより、着信者
端末への着信が規制されるようになる。
【0263】(第20実施形態で行われる動作)次に、
第20実施形態で行われる動作について説明する。図6
9は、第20実施形態で行われる動作を表すフローチャ
ート図である。
【0264】まず、着信者端末が着信規制を要求する
(ステップ6901)。すると、着信端末捕捉制御部1
69は、着信均等分配呼専用帯域データ部117に設定
された、着信者端末IDに対応する専用帯域幅を消去す
る(ステップ6902)。
【0265】
【発明の効果】第1から第17のATM交換機によれ
ば、積算された通信量が最も少ないものを、着信先とし
て選択するようにしたため、従来よりも、より均等に呼
を分配することができる。
【0266】特に、第4、第5、第10から第12、及
び第13のATM交換機によれば、待ち合わせ状態にあ
る待ち合わせ状態にある第1の端末に対しては、音声回
線帯域のみを確保し、第2の端末のいずれかが通信可能
となった場合に、待ち合わせ状態にある第1の端末に対
して映像回線帯域を確保するようにしたため、待ち合わ
せ状態において無駄な回線帯域が解放されることにな
り、呼損率を低下させることができる。
【0267】また、第6から第9のATM交換機によれ
ば、グループ専用に確保されている帯域幅と第3の端末
で使用している帯域幅の合計値との比較に基づいて、第
1の端末、第2の端末及び第3の端末に対して、発着信
を規制するようにしたため、無駄な回線帯域が解放され
ることになり、呼損率を低下させることができる。
【0268】更に、第13のATM交換機によれば、着
信先として選択された第2の端末に対しては、一定時
間、着信を行わないようにしたため、呼損率を低下させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のATM交換機に対応した原理構成図であ
る。
【図2】第3のATM交換機に対応した原理構成図であ
る。
【図3】第1実施形態の構成図である。
【図4】第1実施形態の着信均等分配管理データ部にお
けるデータ構成図である。
【図5】第1実施形態の通信量管理データ部におけるデ
ータ構成図である。
【図6】第1実施形態の着信データ部におけるデータ構
成図である。
【図7】第1実施形態の端末管理データ部におけるデー
タ構成図である。
【図8】第1実施形態で行われる着信端末決定動作を表
すフローチャート図である。
【図9】第1実施形態で行われる通信量算出動作を表す
フローチャート図である。
【図10】第1実施形態のシーケンス図である。
【図11】第2実施形態の構成図である。
【図12】第2実施形態で行われる動作を表すフローチ
ャート図である。
【図13】第2実施形態のシーケンス図である。
【図14】第3実施形態の構成図である。
【図15】第3実施形態で行われる動作を表すフローチ
ャート図である。
【図16】第3実施形態のシーケンス図である。
【図17】第4実施形態の構成図である。
【図18】第4実施形態で行われる動作を表すフローチ
ャート図である。
【図19】第5実施形態の構成図である。
【図20】第5実施形態の通信量クリア時刻データ部の
データ構成図である。
【図21】第5実施形態で行われる動作を表すフローチ
ャート図である。
【図22】第6実施形態の構成図である。
【図23】第6実施形態の待ち合わせ管理データ部にお
けるデータ構成図である。
【図24】第6実施形態で行われる動作を表すフローチ
ャート図である。
【図25】第6実施形態のシーケンス図である。
【図26】第7実施形態の構成図である。
【図27】第7実施形態の着信均等分配専用帯域データ
部におけるデータ構成図である。
【図28】第7実施形態の帯域管理データ部におけるデ
ータ構成図である。
【図29】第7実施形態で行われる動作を表すフローチ
ャート図である。
【図30】第8実施形態の構成図である。
【図31】第8実施形態の時間帯着信均等分配呼専用帯
域データ部におけるデータ構成図である。
【図32】第8実施形態で行われる動作を表すフローチ
ャート図である。
【図33】第9実施形態の構成図である。
【図34】第9実施形態の時間帯着信均等分配呼専用帯
域データ部におけるデータ構成図である。
【図35】第9実施形態の平日/休日データ部における
データ構成図である。
【図36】第9実施形態で行われる動作を表すフローチ
ャート図である。
【図37】第10実施形態の構成図である。
【図38】第10実施形態の緊急ID設定データ部にお
けるデータ構成図である。
【図39】第10実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図40】第11実施形態の構成図である。
【図41】第11実施形態の時間帯緊急ID設定データ
部におけるデータ構成図である。
【図42】第11実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図43】第12実施形態の構成図である。
【図44】第12実施形態の平日/休日緊急ID設定デ
ータ部におけるデータ構成図である。
【図45】第12実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図46】第13実施形態の構成図である。
【図47】第13実施形態の使用待ち合わせ帯域データ
部におけるデータ構成図である。
【図48】第13実施形態の待ち合わせ最大帯域データ
部におけるデータ構成図である。
【図49】第13実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図50】第14実施形態の構成図である。
【図51】第14実施形態の時間帯待ち合わせ最大帯域
データ部におけるデータ構成図である。
【図52】第14実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図53】第15実施形態の構成図である。
【図54】第15実施形態の平日/休日待ち合わせ最大
帯域データ部におけるデータ構成図である。
【図55】第15実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図56】第16実施形態の構成図である。
【図57】第16実施形態の解放待ち合わせ管理データ
部におけるデータ構成図である。
【図58】第16実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図59】第16実施形態のシーケンス図である。
【図60】第17実施形態の構成図である。
【図61】第17実施形態の捕捉タイミング管理データ
部におけるデータ構成図である。
【図62】第17実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図63】第18実施形態の構成図である。
【図64】第18実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図65】第19実施形態の構成図である。
【図66】第19実施形態の通信量算出対象管理データ
部におけるデータ構成図である。
【図67】第19実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【図68】第20実施形態の構成図である。
【図69】第20実施形態で行われる動作を表すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
A〜F・・・端末 100・・・ATM交換機 104・・・入力回路部(伝送路収容部) 105・・・スイッチ部 106・・・制御装置 107・・・加入者回路部(端末収容部) 108・・・時計装置 110・・・記憶装置 111・・・時計読出部 112・・・通信情報設定部 113・・・通信時間算出部 114・・・通信量算出部 115・・・通信量積算部 116・・・着信均等分配部 117・・・着信均等分配管理データ部 118・・・通信量管理データ部 119・・・着信データ 120・・・端末管理データ部 121・・・保留時間管理部 122・・・カウンタ装置 123・・・カウンタ初期化部 124・・・カウンタ読出部 125・・・通信量手動クリア部 126・・・通信量自動クリア部 127・・・通信量クリア時刻データ部 128・・・空塞情報読出部 129・・・待ち合わせ情報書込部 131・・・音声装置 132・・・音声接続部 133・・・空き端末監視部 134・・・映像回線接続部 135・・・待ち合わせ管理データ部 136・・・空き帯域制御部 137・・・着信均等分配呼専用帯域データ部 138・・・帯域管理データ部 139・・・時間帯空き帯域制御部 140・・・時間帯着信均等分配呼専用帯域データ部 141a・・平日/休日空き帯域制御部 141b・・平日/休日緊急ID識別部 142・・・平日/休日識別部 143・・・平日/休日着信均等分配呼専用帯域データ
部 144・・・平日/休日データ部 145・・・緊急ID識別部 146・・・緊急発着信優先部 147・・・緊急ID設定データ部 148・・・時間帯緊急ID識別部 149・・・時間帯緊急発着信優先部 150・・・時間帯緊急ID設定データ部 151・・・平日/休日緊急発着信優先部 152・・・平日/休日緊急ID設定データ部 153・・・待ち合わせ帯域制御部 154・・・使用待ち合わせ帯域データ部 155・・・待ち合わせ最大帯域データ部 156・・・時間帯待ち合わせ帯域制御部 157・・・時間帯待ち合わせ最大帯域データ部 158・・・平日/休日待ち合わせ帯域制御部 159・・・平日/休日待ち合わせ最大帯域データ部 160・・・解放待ち合わせ制御部 161・・・解放待ち合わせ管理データ部 162・・・着信端末捕捉制御部 163・・・捕捉タイミング制御部 164・・・捕捉解放制御部 165・・・捕捉タイミング管理データ部 166・・・通信量比較優先順決定部 167・・・通信量加算ID抽出部 168・・・通信量算出対象管理データ部 169・・・着信端末捕捉制御部 200・・・伝送路 300・・・ネットワーク

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端末が接続された伝送路を収容する
    伝送路収容部と、 グループを構成すると共にグループの代表が定められた
    複数の第2の端末を収容する端末収容部と、 前記第1の端末と前記第2の端末との間の通信終了時刻
    から、前記第1の端末と前記第2の端末との間の通信開
    始時刻を減算して通信時間を算出する通信時間算出部
    と、 前記通信時間算出部で算出された通信時間に使用帯域幅
    を乗算して通信量を算出する通信量算出部と、 前記第2の端末毎に、前記通信量算出部で算出された通
    信量に積算する通信量積算部とを備え、 前記第2の端末のうち、積算された通信量が最も少ない
    ものを、着信先として選択することを特徴とするATM
    交換機。
  2. 【請求項2】前記第1の端末が通信を保留した保留時間
    を管理する保留時間管理部を設け、 前記通信時間算出部は、算出された通信時間から、前記
    保留時間管理部に管理されている保留時間を減算したも
    のを、新たに通信時間とすることを特徴とする請求項1
    に記載のATM交換機。
  3. 【請求項3】第1の端末が接続された伝送路を収容する
    伝送路収容部と、 グループを構成すると共にグループの代表が定められた
    複数の第2の端末を収容する端末収容部と、 前記第1の端末から前記第2の端末に送信されたATM
    セル数の計数値に基づいて、通信量を算出する通信量算
    出部と、 前記第2の端末毎に、累前記通信量算出部で算出された
    通信量に積算する通信量積算部とを備え、 前記第2の端末のうち、積算された通信量が最も少ない
    ものを、着信先として選択することを特徴とするATM
    交換機。
  4. 【請求項4】前記第2の端末が全て通信中である場合
    に、前記第1の端末を待ち合わせ状態にすると共に、待
    ち合わせ状態にある前記第1の端末に対しては、音声回
    線帯域のみを確保し、 前記第2の端末のいずれかが通信可能となった場合に、
    待ち合わせ状態にある前記第1の端末に対して映像回線
    帯域を確保することを特徴とする請求項1に記載のAT
    M交換機。
  5. 【請求項5】前記第2の端末が全て通信中である場合
    に、前記第1の端末を待ち合わせ状態にすると共に、待
    ち合わせ状態にある前記第1の端末に対しては、音声回
    線帯域のみを確保し、 前記第2の端末のいずれかが通信可能となった場合に、
    待ち合わせ状態にある前記第1の端末に対して映像回線
    帯域を確保することを特徴とする請求項3に記載のAT
    M交換機。
  6. 【請求項6】前記端末収容部は、前記第2の端末により
    構成されるグループに属さない第3の端末を収容し、 前記第2の端末により構成されるグループ専用に確保さ
    れている帯域幅から、前記第3の端末で使用している帯
    域幅の合計値を減算し、その減算結果が所定値以下の場
    合に、前記第1の端末、前記第2の端末及び前記第3の
    端末に対して、発着信を規制することを特徴とする請求
    項1に記載のATM交換機。
  7. 【請求項7】前記第2の端末により構成されるグループ
    専用に確保されている帯域幅は、日単位又は時刻単位
    に、可変に設定されることを特徴とする請求項6に記載
    のATM交換機。
  8. 【請求項8】前記第1の端末のいずれかに、緊急通信が
    可能であることを示す緊急通信識別子が付与されてお
    り、 緊急通信識別子が付与された前記第1の端末に対して
    は、発着信の規制を行わないことを特徴とする請求項6
    に記載のATM交換機。
  9. 【請求項9】前記緊急通信識別子は、日単位又は時刻単
    位に、可変に付与されることを特徴とする請求項8に記
    載のATM交換機。
  10. 【請求項10】待ち合わせ状態にある前記第1の端末用
    に確保されている帯域幅の合計値が所定値以上になった
    場合には、前記第1の端末からの発信を切断することを
    特徴とする請求項4に記載のATM交換機。
  11. 【請求項11】前記所定値は、日単位又は時刻単位に、
    可変に設定されることを特徴とする請求項10に記載の
    ATM交換機。
  12. 【請求項12】待ち合わせ状態にある前記第1の端末用
    に確保されている帯域幅の合計値が所定値以上になった
    場合には、前記第1の端末からの発信をいったん切断
    し、その合計値が一定値以下になった時点で、発信が切
    断された前記第1の端末を呼び出して待ち合わせ状態に
    することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のA
    TM交換機。
  13. 【請求項13】着信先として選択された前記第2の端末
    に対しては、一定時間、着信を行わないことを特徴とす
    る請求項1に記載のATM交換機。
  14. 【請求項14】待ち合わせ状態にある複数の前記第1の
    端末に対して、待ち合わせ状態を解放する順番を、前記
    第1の端末毎の通信量に基づいて決定することを特徴と
    する請求項4又は請求項5に記載のATM交換機。
  15. 【請求項15】前記通信量積算部で積算された通信量を
    クリアする通信量クリア部を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のATM交換機。
  16. 【請求項16】前記第1の端末には、一意の識別子が付
    与されており、 前記通信量算出部は、通信量算出の対象となる識別子を
    管理すると共に、その識別子を利用して、通信を行って
    いる前記第1の端末が通信量算出対象となっているか否
    かを判断し、通信量算出対象となっていると判断した場
    合に、通信量を算出することを特徴とする請求項1に記
    載のATM交換機。
  17. 【請求項17】前記第2の端末から着信規制を要求され
    た場合に、着信規制を要求した前記第2の端末への着信
    を規制する着信端末捕捉制御部を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のATM交換機。
JP28227095A 1995-10-30 1995-10-30 Atm交換機 Withdrawn JPH09130389A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28227095A JPH09130389A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 Atm交換機
US08/680,685 US5889760A (en) 1995-10-30 1996-07-17 ATM switching system capable of equally distributing calls

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28227095A JPH09130389A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 Atm交換機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09130389A true JPH09130389A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17650271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28227095A Withdrawn JPH09130389A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 Atm交換機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5889760A (ja)
JP (1) JPH09130389A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7142558B1 (en) 2000-04-17 2006-11-28 Cisco Technology, Inc. Dynamic queuing control for variable throughput communication channels
KR102429904B1 (ko) * 2017-09-08 2022-08-05 삼성전자주식회사 PCIe P2P 접속의 밴드위스를 최대화할 수 있는 방법 및 시스템

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0482551B1 (en) * 1990-10-20 1999-04-07 Fujitsu Limited An ATM switching unit
ATE133524T1 (de) * 1991-02-13 1996-02-15 Bell Telephone Mfg Bandbreitezuteilung für permanente virtuelle verbindungen
GB2266033B (en) * 1992-03-09 1995-07-12 Racal Datacom Ltd Communications bus and controller
JPH06188831A (ja) * 1992-12-16 1994-07-08 Fujitsu Ltd パーソナル通信方式
JP3187230B2 (ja) * 1993-09-06 2001-07-11 株式会社東芝 ふくそう制御方法及びふくそう制御装置
US5631908A (en) * 1995-03-28 1997-05-20 Digital Equipment Corporation Method and apparatus for generating and implementing smooth schedules for forwarding data flows across cell-based switches

Also Published As

Publication number Publication date
US5889760A (en) 1999-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5103475A (en) Processing of telecommunications call billing data
JP2531275B2 (ja) Atmセル転送方式
EP0236013B1 (en) Call distribution arrangement
RU2189117C2 (ru) Система связи
JP4267154B2 (ja) 無線加入者システム、無線加入者システムの回線接続制御装置
JPH09130389A (ja) Atm交換機
EP0413490A2 (en) Resource allocation scheme
JPH1169019A (ja) 通信料金管理システム
JP2543035B2 (ja) 交換制御方式
KR100307496B1 (ko) 지능망에서의 호 자동 연결방법
JP2009153141A (ja) 無線加入者システム、無線加入者システムの回線接続制御装置及び記録媒体
JP2003047057A (ja) 待時系サービス呼制御方法、制御方式および制御プログラム
JP3138668B2 (ja) 仮想化専用線制御方式とその方法
JP2882504B2 (ja) 呼情報システム
JP2882510B2 (ja) 局振分け方式呼情報システム
JP3033737B2 (ja) ネットワーク課金管理装置
CN100505805C (zh) 一种ngn环境中基于话务台的话务处理方法和装置
JP2000138709A (ja) 交換機及び交換機の出接トランク捕捉方法
JPH06120947A (ja) 遠隔端末データ収集方法
JP2882509B2 (ja) 呼情報利用システム
JPS59112752A (ja) 自動トラヒツク負荷制御方式
JPS58197991A (ja) 重要呼接続方式
CN114531517A (zh) 一种业务管理方法及相关装置
JPH05114951A (ja) 電話装置の発信制御方式
JPH0556195A (ja) 通話料金通知方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107