JPH09128890A - 信号記録方法及び装置、信号再生方法及び装置、信号送信方法及び装置、信号受信方法及び装置、並びに記録媒体 - Google Patents

信号記録方法及び装置、信号再生方法及び装置、信号送信方法及び装置、信号受信方法及び装置、並びに記録媒体

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JPH09128890A
JPH09128890A JP8225404A JP22540496A JPH09128890A JP H09128890 A JPH09128890 A JP H09128890A JP 8225404 A JP8225404 A JP 8225404A JP 22540496 A JP22540496 A JP 22540496A JP H09128890 A JPH09128890 A JP H09128890A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル信号と共に別の特定の情報を記録
や伝送する際に、記録容量や伝送容量、伝送速度に与え
る影響を少なくして特定の情報を記録又は伝送すること
を可能とし、また記録媒体に記録或いは伝送媒体に伝送
された信号がオリジナル信号であるか又はコピーされた
信号であるかを特定でき、不法なコピーがなされている
ときには再生不能にしたり伝送を阻止可能とする。 【解決手段】 ディジタル信号に対して所定の単位で誤
り訂正符号を付加する誤り訂正符号化回路16と、誤り
訂正符号の所定の一部を識別情報に置換する識別情報置
換回路23と、一部を識別情報に置換した誤り訂正符号
が付加されたディジタル信号を記録媒体21に記録する
変調回路17から記録ヘッド20までの構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にディジ
タル信号を記録する信号記録方法及び装置、記録媒体に
記録されているディジタル信号を再生する信号再生方法
及び装置、ディジタル信号を送信する信号送信方法及び
装置、送信されたディジタル信号を受信する信号受信方
法及び装置、並びにディジタル信号が記録されている記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばディジタル映像信号や
ディジタル音響信号、コンピュータプログラムデータの
ような信号(以下、単にディジタル信号と呼ぶ)を、例
えば記録媒体に記録したり、情報伝送媒体に伝送するよ
うな場合には、これらディジタル信号に対して誤り検出
符号と誤り訂正符号を付加することが行われている。
【0003】このため、例えば上記ディジタル信号が記
録された記録媒体を再生する場合には、当該記録媒体か
ら読み出された信号に対して上記誤り検出符号を用いた
誤り検出処理と上記誤り訂正符号を用いた誤り訂正処理
とを施すことで、上記ディジタル信号の再生が行われて
いる。同様に、伝送媒体を介したディジタル信号を受信
する場合には、当該伝送媒体を介して供給された信号に
対して上記誤り検出符号を用いた誤り検出処理と上記誤
り訂正符号を用いた誤り訂正処理とを施すことで、上記
ディジタル信号の受信が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は、デ
ィジタル映像信号やディジタル音響信号、さらにはコン
ピュータプログラムデータ等のディジタル信号が記録さ
れた記録媒体として、光学的に再生されるもの、具体的
には音楽用のいわゆるコンパクトディスク(CD)や当
該CD規格のディスクをデータ用の再生専用メモリとし
て使用するCD−ROM等が、全世界に普及しており、
また、最近は次世代の記録媒体として、いわゆるディジ
タルビデオディスク(DVD)も規格化が進められてい
る。
【0005】ここで、上述のようなCDやCD−ROM
或いはDVD等の記録媒体に記録された信号を読み取
り、上述したような誤り訂正処理等を施して上記ディジ
タル信号の全てを再生し、例えばハードディスク等の記
録再生可能な記録媒体にコピーし、その後、当該ハード
ディスク等にコピーしたディジタル信号を、CDやCD
−ROM或いはDVD等のエンコードシステムに供給し
て、新たな別のCDやCD−ROM,DVD等を作成す
れば、元のオリジナルのディジタル信号と全く同じディ
ジタル信号がコピーされたCDやCD−ROM,DVD
等を作製することができる。
【0006】このようにして次々に新たな記録媒体を作
製すると、当該記録媒体に記録されているディジタル信
号が、元のオリジナルのディジタル信号であるのか、或
いは不法にコピーされたディジタル信号であるのかが区
別できないことになる。もちろん、この問題は、上記C
DやCD−ROM等のディスク状の記録媒体に限らず、
テープ状の記録媒体や、その他の記録媒体であっても同
様に発生する。
【0007】したがって、記録媒体に記録されている信
号がオリジナルのディジタル信号か又はコピーされたデ
ィジタル信号かを特定でき(すなわち履歴を知ることが
できる)、さらに、不法にディジタル信号がコピーされ
た記録媒体については再生不能にできることが望まれて
いる。これは伝送媒体を介する信号においても同様であ
り、当該伝送媒体を介して供給された信号がオリジナル
のディジタル信号か又はコピーされたディジタル信号で
あるのかを特定でき、不法にコピーされたディジタル信
号の伝送を阻止できることが望まれている。
【0008】なお、記録媒体の所定のエリアに、当該記
録媒体にはオリジナルのディジタル信号が記録されてい
るものであること、或いはコピーされたディジタル信号
が記録されているものであることを示す情報を記録する
ことは、従来より行われているが、ディジタル信号自体
がオリジナルのディジタル信号であるか又はコピーされ
たディジタル信号であるかを特定できる手法は未だ存在
していない。同じく、伝送媒体を介したディジタル信号
自体が、オリジナルのディジタル信号であるか又はコピ
ーされたディジタル信号であるかを特定できる手法も、
未だ存在していない。
【0009】そこで、本発明はこの様な実情に鑑みてな
されたものであり、記録媒体に記録或いは伝送媒体に伝
送された信号がオリジナルのディジタル信号であるか又
はコピーされたディジタル信号であるかを特定でき、さ
らに不法なコピーがなされているときには再生不能にし
たり伝送を阻止可能な信号記録方法及び装置、信号再生
方法及び装置、信号送信方法及び装置、信号受信方法及
び装置、並びに記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】一方、従来より、上記ディジタル信号を例
えば記録媒体に記録したり情報伝送媒体に伝送する場合
において、これらディジタル信号と同時或いは付随して
別の異なる情報(以下、単にディジタル情報と呼ぶ)を
記録或いは伝送するようなときには、一般に、記録フォ
ーマット或いは伝送フォーマット上で、上記ディジタル
信号に与えられる領域と上記ディジタル情報に対して与
えられる領域とを分けるようにすることが多い。
【0011】すなわち、上記ディジタル信号と上記ディ
ジタル情報とを例えば記録媒体に同時に記録する場合に
は、上記ディジタル信号が格納される領域と上記ディジ
タル情報が格納される領域とを分けるようになされてい
る。同様に、上記ディジタル信号とディジタル情報を伝
送媒体にて同時に伝送する場合には、上記ディジタル信
号が伝送される領域(例えば時間領域や周波数領域)と
上記ディジタル情報が伝送される領域とを分けるように
なされている。
【0012】ここで、上述したように、上記ディジタル
信号の格納領域と上記ディジタル情報の格納領域とを分
けたとしても、これらディジタル信号及びディジタル情
報は共に同じディジタルデータとして扱われるものであ
る。このため、これらディジタル信号及びディジタル情
報を実際に記録媒体に記録或いは伝送媒体に伝送する際
には、これらディジタル信号及びディジタル情報に対し
て共通した誤り検出符号及び誤り訂正符号を付加する等
の処理がなされる。したがって、上述の記録媒体に記録
されたディジタル信号及びディジタル情報を再生する場
合や、伝送媒体にて伝送されたディジタル信号及びディ
ジタル情報を受信する場合には、上記共通した誤り検出
符号及び誤り訂正符号を用いた誤り検出及び誤り訂正処
理が行われ、これにより上記ディジタル信号及びディジ
タル情報の再生や受信が可能になっている。
【0013】ところで、近年は、上記ディジタル映像信
号やディジタル音響信号のような大量のデータを、1個
或いは少数の記録媒体に記録したり、高速且つリアルタ
イムに伝送できることが望まれている。すなわち、例え
ば映画のように連続した内容からなるディジタル信号が
多数の記録媒体に分割して記録されていたりすると、当
該映画を鑑賞する際にはこれら複数の記録媒体を交換し
ながら再生しなければならなくなるので、当該ディジタ
ル信号を少数(好ましくは1個)の記録媒体に記録する
ことが望まれている。同様に、これらディジタル信号を
伝送するような場合において、例えば当該ディジタル信
号の伝送速度が遅いと、不自然な動画像になったり、音
が途切れたりするようなことが起きるので、高速且つリ
アルタイムに伝送できることが望まれている。
【0014】ところが、上記記録媒体の記録容量は限ら
れており、また伝送媒体の伝送容量及び伝送速度も限ら
れたものである。このようなことから、上述したように
ディジタル信号と同時にディジタル情報をも記録或いは
伝送するようなことは、上記記録容量や伝送容量,伝送
速度の点から望ましくない。しかし、上記ディジタル情
報が特に重要な情報である場合には、記録又は伝送しな
ければならない。
【0015】そこで、本発明はこの様な実情に鑑みてな
されたものであり、ディジタル映像信号やディジタル音
響信号のようなディジタル信号と共に別のディジタル情
報を記録や伝送する時に、記録容量や伝送容量,伝送速
度に与える影響を少なくして、このディジタル情報を記
録或いは伝送することができる信号記録方法及び装置、
信号再生方法及び装置、信号送信方法及び装置、信号受
信方法及び装置、並びに記録媒体を提供することをも目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の信号記録方法及
び装置は、ディジタル信号に対して所定の単位で誤り訂
正符号を付加すると共にそのうちの所定の一部を特定の
情報に置換し、この特定の情報を含む誤り訂正符号が付
加されたディジタル信号を記録媒体に記録することによ
り、上述の課題を解決する。
【0017】また、本発明の信号再生方法及び装置は、
記録媒体から所定の単位で誤り訂正符号が付加されたデ
ィジタル信号を再生し、誤り訂正符号の復号化前の誤り
訂正符号の所定の部分を特定の情報として抽出すること
により上述の課題を解決する。
【0018】本発明の信号送信方法及び装置は、ディジ
タル信号に対して所定の単位で誤り訂正符号を付加する
と共にそのうちの所定の一部を特定の情報に置換し、こ
の特定の情報を含む誤り訂正符号が付加されたディジタ
ル信号を送信することにより、上述の課題を解決する。
【0019】本発明の信号受信方法及び装置は、所定の
単位で誤り訂正符号が付加されたディジタル信号を受信
し、誤り訂正符号の復号化前の誤り訂正符号の所定の部
分を特定の情報として抽出することにより上述の課題を
解決する。
【0020】すなわち、本発明によれば、ディジタル信
号の誤り訂正符号の一部を置換することで特定の情報を
当該ディジタル信号と共に記録又は伝送できるように
し、また再生又は受信時にはこの誤り訂正符号の一部か
ら抽出することで当該特定の情報を抽出できるようにし
ている。したがって、上記特定の情報を前記オリジナル
又はコピーの何れかを示す情報とすれば、記録媒体に記
録或いは伝送媒体に伝送された信号がオリジナルのディ
ジタル信号であるか又はコピーされたディジタル信号で
あるかを特定でき、さらに不法なコピーがなされている
ときには再生不能にしたり伝送を阻止できるようにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照にしながら説明する。
【0022】先ず、例えばディジタル映像信号やディジ
タル音響信号或いはコンピュータプログラムデータ(以
下、単にディジタル信号と呼ぶ)と共に、これらディジ
タル信号に対して別の異なる特定のディジタル情報(以
下、特に識別情報と呼ぶ)を付加して記録媒体に記録す
る方法と、この記録媒体から上記ディジタル信号と共に
上記識別情報を再生する方法を説明する。
【0023】図1には、上記ディジタル信号を記録媒体
上に記録する際の1単位であるセクタのデータフォーマ
ットの一例を示す。
【0024】すなわち、この図1において、上記セクタ
は、横方向に2フレーム、縦方向に14フレームが配置
され、全体として28フレームで構成されている。な
お、この図1に示すフレームとは、同期信号(シンク)
が挿入されている単位であり、図1の例では、先頭に2
バイトの同期信号が配置され、それに続いて85バイト
のデータ領域が配置されることによって当該1フレーム
が構成されている。
【0025】上記セクタのうち、データ領域の先頭の2
0バイトはヘッダとされており、当該ヘッダに続く2k
バイト(2048バイト)の領域には所定のデータ(ユ
ーザデータ)が配置される。なお、上記ユーザデータ
は、上記ディジタル映像信号やディジタル音響信号或い
はコンピュータプログラムデータ等である。また、この
セクタには、上記2kバイトのユーザデータのエラーを
検出するための符号である4バイトのEDC(エラー・
ディテクション・コード)が配置されている。
【0026】さらに、当該セクタのうち、図中の水平方
向に並ぶ2つのフレームの右端には、8ビットのパリテ
ィC1と14ビットのパリティC2が配置されている。
これらは、エラー訂正符号であり、それぞれ2フレーム
の170バイトのデータに対して設定されている。C1
系列は、図中の横方向(水平方向)の2フレームのデー
タに対して設定される。これに対して、C2系列は、C
1系列とはインターリーブされた形で符号化される。す
なわち、C2系列は、図の左上から右下方向に(斜め方
向に)、170バイトのデータに対して設定されてい
る。
【0027】ここで、本発明実施例では、上記セクタの
パリティの一部を置換することによって、上記識別情報
を上記ディジタル信号に付加するようにしている。但
し、当該パリティの一部を置換する際には、パリティに
よる誤り訂正能力の範囲内で行うようにし、識別情報の
存在/不在に拘らずデータの再生に影響を与えないよう
にする。具体的に言うと、上記1セクタに対しては、パ
リティC2の1系列当たり(1フレーム当たり)1バイ
トの合計14バイト分の識別情報を付加するようにして
いる。すなわち、上記パリティC2は、通常1系列当た
り7バイトの訂正能力を持っているので、上述のように
1系列当たり1バイト分の識別情報を付加したとして
も、通常の再生においてはなんら支障にならない。
【0028】一方、上述したようにパリティに識別情報
を付加したセクタデータが記録された記録媒体の再生を
行う際には、上記パリティを用いた誤り訂正処理を行っ
てユーザデータを取り出すと同時に、上記パリティに付
加された識別情報の抽出をも行うようにする。
【0029】このようなことから、本発明実施例におい
ては、記録媒体の全体の記録情報量を増やさなくても、
上記ディジタル信号と共に上記識別情報を記録すること
ができると共に、当該識別情報の再生も可能となってい
る。
【0030】なお、上記識別情報を付加したセクタを例
えば複数用意し(すなわち冗長度を高め)、記録媒体に
対して例えば繰り返し記録或いは分散して記録するよう
にすれば、例えば記録媒体の欠陥などによる識別情報の
欠落を防止することが可能となる。ここで、上記記録媒
体が例えばディスク状の記録媒体である場合には、上述
のように識別情報を付加した複数のセクタを、例えば1
周分のトラックに記録したり、内周と外周のトラックに
分けて記録したりすることができる。また、上記ディス
ク状記録媒体が2層以上の記録層を有するものである場
合には、上記識別情報を付加した複数のセクタを、各記
録層に分けて記録することもできる。さらに、上記識別
情報の欠落防止策としては、当該識別情報自体に誤り訂
正符号を付加するようなことも可能である。このように
識別情報自体に誤り訂正符号を付加する場合には、当該
識別情報用に与えられたバイト数が例えば前記14バイ
トであるとしたとき、例えば10バイトを識別情報自体
に割り当て、残りの4バイトを誤り訂正符号に割り当て
るようなことができる。また、識別情報自体に誤り訂正
符号を付加し、これをディスク状の記録媒体に分散して
記録することも可能である。この場合には、例えばトラ
ック1周分につき10セクタが記録可能であるとしたと
き、当該10セクタの各識別情報に割り当てられる例え
ば140バイトのうち、例えば100バイト分を識別情
報に、残りの40バイト分を誤り訂正符号に割り当てる
ようなことができる。なお、識別情報を付加したセクタ
は、当該識別情報を付加しない場合よりも誤り訂正能力
が低下するため、当該識別情報を付加したセクタのユー
ザデータ領域には有用な情報を入れないようにし、ユー
ザデータの安全性に与える影響を少なくすることも可能
である。また、上記識別情報としては、例えば後述する
ような媒体の複製履歴情報や伝送内容の伝送履歴情報、
暗号鍵情報等を挙げることができる。
【0031】次に、図2には、上述したようにパリティ
の一部を置換することで上記識別情報をディジタル信号
に付加して記録媒体に記録できる、本発明の第1の具体
例の信号記録装置の構成を示す。
【0032】図2において、入力端子11には、例えば
前記ディジタル音響信号やディジタル映像信号或いはコ
ンピュータデータ等のディジタル信号が供給される。ま
た、端子10には、当該ディジタル信号に付加して記録
媒体に記録される前記特定のディジタル情報、すなわち
上記識別情報が供給される。上記ディジタル信号はイン
ターフェイス回路12を介してセクタ化回路13に送ら
れ、上記識別情報は当該インターフェイス回路12を介
して後述する識別情報置換回路23に送られる。
【0033】上記セクタ化回路13では、上記ディジタ
ル信号を所定データ量単位、例えば図1に示したような
2048バイト単位にセクタ化し、当該セクタ化により
得られたセクタデータと、当該セクタに対応するセクタ
アドレスとを出力する。
【0034】上記セクタデータ及びセクタアドレスはス
クランブル処理回路14に送られる。当該スクランブル
処理回路14では、上記セクタデータに対して上記セク
タアドレスを用いたスクランブル処理を施す。なお、こ
のスクランブル処理回路14では、上記セクタアドレス
を用いたスクランブル処理として、同一バイトパターン
が連続して表れないように、すなわち同一パターンが除
去されるように、入力データをランダム化して信号を適
切に読み書きできるようにすることを主旨としたランダ
ム化処理を行う。当該スクランブル処理回路14の構成
及び動作については後述する。
【0035】上記スクランブル処理回路14にてスクラ
ンブル処理(或いはランダム化処理)されたデータと上
記セクタアドレスとは、ヘッダ付加回路15に送られ
る。このヘッダ付加回路15では、上記セクタアドレス
などの情報を含むヘッダデータを各セクタの先頭に配置
すると共に、エラー検出符号である前記EDCを付加す
る。このヘッダ付加回路15の出力データは、誤り訂正
符号化回路16に送られる。
【0036】上記誤り訂正符号化回路16では、上記セ
クタ単位のデータに対して、データ遅延及びパリティ計
算を行い、パリティC1及びC2の誤り訂正符号を付加
する。この誤り訂正符号化回路16の出力データは、識
別情報置換回路23に送られる。この識別情報置換回路
23には、前述したようにインターフェイス回路12か
ら識別情報も供給されている。
【0037】当該識別情報置換回路23では、上記誤り
訂正符号化回路16から供給されたセクタのパリティC
2の一部を、前述の図1にて説明したように、上記識別
情報にて置換して出力する。
【0038】次段の変調回路17では、上記識別情報置
換回路23の出力データに対して所定の変調方式に従っ
た変調を施す。すなわち例えば、上記識別情報置換回路
23から供給された8ビットデータを16チャンネルビ
ットの変調データに変換するような変調処理を施す。こ
の変調回路17から出力された変調データは、同期付加
回路18に送られる。
【0039】上記同期付加回路18では、上記変調回路
17における所定の変調方式の変調規則を破るいわゆる
アウトオブルールのパターンの同期信号を、所定のデー
タ量単位の変調データに付加し、駆動回路すなわちドラ
イバ19に送る。
【0040】当該ドライバ19では、上記同期付加回路
18の出力を所定レベルに増幅し、この増幅された信号
を記録ヘッド20に送る。
【0041】記録ヘッド20は、レーザ光を用いて例え
ば光学的あるいは磁気光学的に記録を行うものであり、
当該記録時には上記ドライバ19からの上記変調された
記録信号に応じてレーザ光を発し、スピンドルモータ2
2により例えば一定の線速度で回転駆動されるディスク
状記録媒体21上に当該レーザ光を照射することによっ
て上記記録信号に応じたピットを形成する。
【0042】このように、本発明の第1の具体例の信号
記録装置においては、ディスク状記録媒体21の全体の
記録情報量を増やしたり、また記録速度にも影響を与え
ることなく、上記ディジタル信号と共に上記識別情報を
記録することが可能となっている。
【0043】なお、図2の例では、上記スクランブル処
理回路14をヘッダ付加回路の前段に設けているが、当
該ヘッダ付加回路15の後段に挿入することもできる。
このようにヘッダ付加回路15の後段にスクランブル処
理回路14を設けた場合には、当該スクランブル処理回
路14によって上記ヘッダ付加がなされたディジタル信
号に対して前述同様のスクランブル処理を施し、その後
当該データを誤り訂正符号化回路16に送ることにな
る。また、上記図2の構成例において、例えば上記識別
情報置換回路23の出力をメモリ等に保存して繰り返し
読み出して前記変調回路17に送るようなことを行え
ば、前述したように、上記識別情報を付加した複数のセ
クタをディスク状記録媒体21に記録することが可能と
なる。さらに、上記図2の構成において、上記識別情報
に対して前述したように誤り訂正符号の付加を行うよう
にすることも可能である。この場合は、例えばインター
フェイス回路12から出力された識別情報を誤り訂正符
号化回路16に送り、この誤り訂正符号化回路16にて
上記識別情報に対して誤り訂正符号を付加し、この誤り
訂正符号が付加された識別情報を、前記誤り訂正符号が
付加されたセクタデータと共に上記識別情報置換回路2
3に送るようにする。このときの識別情報置換回路23
では、上記セクタデータのパリティC2の一部を上記誤
り訂正符号が付加された識別情報に置換する。
【0044】また、上記識別情報を付加したセクタは、
例えばユーザがアクセス不能な領域、例えば通常の再生
装置では再生できない負のアドレスとして表されるトラ
ック等に記録することも可能である。このようにすれ
ば、識別情報の改竄に対して秘匿性を高めることが可能
となる。
【0045】次に、図3には、上記第1の具体例の信号
記録装置によって記録がなされた上記ディスク状記録媒
体21から、データを再生する本発明の第2の具体例の
信号再生装置の構成を示す。
【0046】この図3において、上記ディスク状記録媒
体21はスピンドルモータ111により回転駆動され、
光学ピックアップ等の再生ヘッド112によって当該デ
ィジタル状記録媒体21から記録内容が読み取られる。
【0047】再生ヘッド112により読み取られた信号
は、2値化回路113にて2値のディジタルデータに変
換され、同期分離回路114に送られる。この同期分離
回路114では、前記図2の同期付加回路18で付加さ
れた同期信号の分離が行われる。同期分離回路114か
ら出力されたディジタルデータは、復調回路115に送
られ、ここで上記図2の変調回路17での変調処理に対
応する復調処理が施される。この復調処理は、具体的に
は16チャンネルビットを8ビットのデータに変換する
ような処理である。この復調回路115からのディジタ
ルデータは、誤り訂正復号化回路116と後述する識別
情報抽出回路130とに送られる。
【0048】上記誤り訂正復号化回路116では、図2
の誤り訂正符号化回路16での符号化の逆処理としての
復号化処理が施される。すなわち、当該誤り訂正復号化
回路116では、上記ディスク状記録媒体21の欠陥や
上記再生ヘッド112における読み取りのエラーなどに
よって発生した誤りを訂正する処理が行われる。
【0049】ここで、この誤り訂正復号化回路116に
供給されたデータには、前記図1に示したようにパリテ
ィC2内に前記識別情報が含まれている。しかし、当該
誤り訂正復号化回路116にて上記誤り訂正復号化処理
を行うことで、上記識別情報は失われ、したがって、当
該誤り訂正復号化回路116からの出力データには上識
別情報が含まれないことになる。
【0050】上記誤り訂正復号化回路116の出力デー
タは、セクタ分解回路117によりセクタに分解され、
ヘッダ分解回路118により各セクタの先頭部分のヘッ
ダが分離される。これらのセクタ分解回路117及びヘ
ッダ分解回路118は、上記図2のセクタ化回路13及
びヘッダ付加回路15に対応するものである。
【0051】上記ヘッダ分解回路118の出力データは
デスクランブル処理回路119に送られる。このデスク
ランブル処理回路119では、上記ヘッダ分解回路11
8の出力データに対して、上記図2のスクランブル処理
回路14におけるスクランブル処理の逆処理としてのデ
スクランブル処理を施す。このデスクランブル処理回路
14の出力データは、インターフェイス回路120を介
して、前記ディジタル信号として端子121から出力さ
れることになる。
【0052】一方、上記識別情報抽出回路130では、
上記復調回路115の出力データ(誤り訂正の復号化処
理前のデータ)から前記識別情報を抽出する。すなわ
ち、当該識別情報抽出回路130では、前記セクタのパ
リティに付加されて前記ディスク状記録媒体21に記録
された上記識別情報を取り出す。
【0053】当該取り出された識別情報は、インターフ
ェイス120に送られ、このインターフェイス120を
介して端子122から出力される。
【0054】このように、本発明の第2の具体例の信号
再生装置においては、前記図1に示したようなセクタデ
ータが記録されたディスク状記録媒体21から、前記デ
ィジタル信号を再生できると共に、識別情報をも再生で
きる。
【0055】なお、前述したように、上記識別情報を付
加した複数のセクタをディスク状記録媒体21に記録し
た場合には、図3の信号再生装置にてこれらセクタのう
ちいずれか一つのセクタの識別情報のみを取り出すこと
ができれば、記録媒体の欠陥などによる識別情報の欠落
を防止することが可能となる。また、前述したように、
識別情報自体に誤り訂正符号が付加されている場合に
は、上記識別情報抽出回路130にて上記復調回路11
5の出力データから上記誤り訂正符号が付加された識別
情報を抽出し、この誤り訂正符号が付加された識別情報
を例えば誤り訂正復号化回路116に送るようにする。
このときの誤り訂正復号化回路116では、上記復調回
路115からの出力データに対する誤り訂正処理と同時
に、上記誤り訂正符号が付加された識別情報に対しても
誤り訂正処理を施す。当該誤り訂正復号化回路116で
の処理にて得られた識別情報は、上記インターフェイス
回路120に送られることになる。さらに、上記識別情
報を付加したセクタが、ユーザのアクセス不能な領域と
して例えば前記負のアドレスとして表されるトラック等
に記録されている場合、当該図3の信号再生装置は当該
負のアドレスのトラックをも再生できるものとなる。
【0056】ところで、上記図2の信号記録装置と図3
の信号再生装置とは1対1に対応しており、図2の信号
記録装置では上記ディスク状記録媒体21に対してディ
ジタル信号を記録する際に上記識別情報を付加して記録
し、一方、図3の信号再生装置では上記ディスク状記録
媒体21からディジタル信号を再生する際に上記識別情
報をも取り出すようにしている。
【0057】ところが、上記図3に示した本発明の第2
の具体例の信号再生装置のような識別情報抽出回路13
0を備えていない通常の信号再生装置にて、上記ディス
ク状記録媒体21を再生した場合、当該通常の信号再生
装置の誤り訂正復号化回路から出力されるデータには上
記識別情報が含まれず、このためインターフェイス回路
からはディジタル信号のみが出力されることになる。し
たがって、例えば上記識別情報抽出回路130を備えな
い通常の信号再生装置にて上記ディスク状記録媒体21
を再生して得たディジタル信号を、例えば前記図2に示
した本発明の第1の具体例の信号記録装置のような識別
情報置換回路23を備えない通常の信号記録装置にて別
のディスク状記録媒体にコピーしたとすると、当該ディ
スク状記録媒体には前記識別情報が付加されていないデ
ィジタル信号のみが記録されることになる。
【0058】このようなことから、上記ディスク状記録
媒体から再生されたディジタル信号に上記識別情報が付
加されているか否かを検出すれば、当該ディスク状記録
媒体に記録されているディジタル信号が、上述した本発
明の第1の具体例の信号記録装置によって記録されたも
のか否か、及び、本発明の第1の具体例の信号記録装置
によって記録されたディスク状記録媒体を上記通常の信
号再生装置によって再生し、この通常の信号再生装置に
て再生されたディジタル信号を更に上記通常の信号記録
装置によってコピーしたものか否かを、判定することが
可能となる。さらに、このようにディスク状記録媒体に
記録されているディジタル信号の判定が可能になれば、
例えば、本発明の第1の具体例の信号記録装置によって
記録されたディスク状記録媒体のみ再生できるように
し、逆に、上記通常の信号記録装置によって記録された
ディスク状記録媒体の再生はできないようにすることも
可能である。
【0059】また、上述した本発明の第1の具体例の信
号記録装置によってディスク状記録媒体に記録される識
別情報として、例えば上記ディジタル信号がオリジナル
の信号であることを示す情報やコピーされた信号である
ことを示す情報等の記録の履歴情報を用いるようにすれ
ば、当該ディスク状記録媒体から再生されたディジタル
信号に付加されている履歴情報の内容を検出すること
で、上述同様に当該ディスク状記録媒体に記録されたデ
ィジタル信号が上記オリジナルの信号であるのか又はコ
ピーされた信号であるのかを特定でき、さらには何回コ
ピーされた信号であるかも特定できることになる。この
ようにディスク状記録媒体に記録されているディジタル
信号がオリジナルの信号であるか又はコピーされた信号
であるのかを特定できれば、例えばオリジナルの信号の
み再生できるようにしたり、コピーされた信号は再生で
きないようにしたり、さらにはコピーの回数を制限した
りすることが可能となる。
【0060】以下に、上記ディスク状記録媒体21から
データを読み出し、この読み出したデータに含まれる前
記パリティC2から、前記図1にて示したような識別情
報が付加されている位置から情報を抽出し、この抽出し
た情報に基づいて、当該ディスク状記録媒体21から読
み出されたデータがオリジナルのディジタル信号である
か又はコピーされた信号であるのかを特定し、例えばオ
リジナルの信号であるときには再生を行い、逆にオリジ
ナルの信号でないとき、すなわちコピーされた信号であ
るときには再生できないようにする第3の具体例の信号
再生装置について、図4を用いて説明する。なお、図4
の構成において、前記図3と同じ動作を行う構成要素に
ついては、それぞれ図4と同一の指示符号を付し、それ
らの詳細な動作説明は省略する。
【0061】図4において、上記ディスク状記録媒体2
1が前記図2に示した本発明の第1の具体例の信号記録
装置によって記録がなされたものである場合、前述した
ように当該ディスク状記録媒体21から読み出されたデ
ータには前記識別情報が付加されていることになる。た
だし、このときの識別情報はディジタル信号がオリジナ
ルであるときにはその旨を示す情報となり、また、コピ
ーされた信号であるときにはその旨を示す情報となる。
これに対して、上記ディスク状記録媒体21が本発明の
第1の具体例の信号記録装置にて記録がなされたもので
ない場合、すなわち前記通常の信号記録装置にて記録が
なされたものである場合や、本発明の第1の具体例の信
号記録装置によって記録されたディスク状記録媒体を前
記通常の信号再生装置によって再生し、この通常の信号
再生装置にて再生されたディジタル信号を更に前記通常
の信号記録装置によってコピーしたものである場合に
は、当該ディスク状記録媒体21から読み出されたディ
ジタル信号に前記識別情報は付加されていないことにな
る。
【0062】この図4に示す第3の具体例の信号再生装
置の識別情報抽出回路130は、上記復調回路115の
出力データに含まれる前記パリティC2のうちの、前記
図1にて示したような識別情報が付加されている位置か
ら情報を抽出し、この抽出した情報を比較回路133に
送る。なお、当該識別情報抽出回路130において、前
記パリティC2のうちの上記識別情報が付加されている
位置から情報を抽出できなかったときには、例えばその
旨を示す情報を出力するか若しくは何も出力しないよう
にすることもできる。
【0063】また、上記比較回路133には、参照識別
情報抽出回路131からの参照識別情報も供給されてい
る。この参照識別情報は、ROM132内に予め用意さ
れているものであり、例えば前記オリジナルのディジタ
ル信号に対して付加される識別情報と同一の内容を有す
るものである。すなわち、上記参照識別情報抽出回路1
31は、上記ROM132の読み出し制御を行い、当該
ROM132から読み出した上記参照識別情報を上記比
較回路133に送るようにしている。
【0064】上記比較回路133では、上記識別情報抽
出回路130からの出力情報と上記参照識別情報抽出回
路131からの参照識別情報とを比較し、その比較結果
をCPU134に送る。
【0065】上記CPU134では、上記識別情報抽出
回路130の出力情報と上記参照識別情報抽出回路13
1からの参照識別情報との比較結果が一致しているか否
かを判定し、一致していないことを示す場合には、イン
ターフェイス回路120を制御して再生情報(ディジタ
ル信号)が外部に出力されることを阻止し、一致してい
る場合には再生情報(ディジタル信号)を外部に出力さ
せる。すなわち、上記識別情報抽出回路130の出力情
報が上記参照識別情報と一致していないと言うことは、
上記ディスク状記録媒体21に記録されていたディジタ
ル信号が、例えば前記図2に示した本発明の第1の具体
例の信号記録装置にてコピーした信号、或いは本発明の
第1の具体例の信号記録装置ではなく前記通常の信号記
録装置にて記録又はコピーした信号であることを意味し
ている。したがって、当該第3の具体例の信号再生装置
では、上述したように、上記比較結果が一致していない
時には上記CPU134が上記インターフェイス回路1
20からの出力を停止させることによって、上記ディジ
タル信号が再生されることを阻止するようにしている。
一方、識別情報抽出回路130の出力情報と上記参照識
別情報とが一致していると言うことは、ディスク状記録
媒体21に記録されていたディジタル信号がオリジナル
の信号であることを意味している。したがって、上記信
号再生装置では、上記比較結果が一致している時には上
記CPU134が上記インターフェイス回路120から
ディジタル信号を出力させるようにしている。
【0066】上述したようなことを行うことで、本発明
の信号記録装置及び信号再生装置によれば、オリジナル
のディジタル信号が記録されたディスク状記録媒体のみ
を再生でき、したがって、例えば不法にコピーされたデ
ィジタル信号が記録されたディスク状記録媒体の再生を
防止できると共に、当該不法にコピーされたディジタル
信号がさらにコピーされることを防止できることにな
る。
【0067】なお、上述の例では、オリジナルのディジ
タル信号を示す識別情報が付加されたディスク状記録媒
体のみ再生可能とし例を挙げたが、上記識別情報を前述
したような記録の履歴情報とした場合には、例えば1回
だけはコピーを可能とし、2回目以降のコピーを禁止す
るようなことも可能である。このように1回目のコピー
を行う場合には、図2に示した本発明の第1の具体例の
信号記録装置においてディジタル信号に付加する識別情
報の内容を、前記オリジナルであることを示す信号に代
えて上記1回目のコピーであることを示す情報とする。
また、当該1回目のコピーであることを示す識別情報が
記録されたディスク状記録媒体21を再生する本発明の
第3の具体例の信号再生装置では、上記ROM132に
用意する参照識別情報を、前記オリジナルの信号である
ことを示す識別情報及び上記1回目のコピーであること
を示す識別情報にそれぞれ対応するものとし、CPU1
34では、これら識別情報と参照識別情報の比較結果が
一致したときのみインターフェイス回路120を制御し
てディジタル信号を出力させるようにする。なお、上記
1回目のコピーを行う際には、上述のように図2に示す
本発明の第1の具体例の信号記録装置においてディジタ
ル信号に付加する識別情報の内容を前記オリジナルであ
ることを示す信号に代えて、1回目のコピーであること
を示すものに変更することになるが、これを実現するた
めには、上記オリジナルの信号を再生する上記図4の信
号再生装置において上記識別情報抽出回路130が抽出
した識別情報を前記図3の信号再生装置のようにインタ
ーフェイス回路120を介して外部に出力し、当該識別
情報を上記図2の信号記録装置に送る必要がある。この
ように、信号再生装置からオリジナルの信号であること
を示す識別情報が供給された図2の信号記録装置は、当
該オリジナルであることを示す識別情報を上記1回目の
コピーであることを示す識別情報に変更し、前記識別情
報置換回路23にてディジタル信号に付加するようなこ
とを行う。このように図2の信号記録装置において上記
識別情報の変更を行う部分は、インターフェイス回路1
2或いは識別情報置換回路23の何れであっても良い。
上述同様のことから、上記識別情報として記録の履歴情
報を用いるようにすれば、上記コピーの回数を上記1回
に限らず任意の回数に設定することも可能となり、ま
た、何回コピーがなされたかの履歴を知ることも可能と
なる。
【0068】上述した本発明の第3の具体例の信号再生
装置では、前記参照識別情報を装置内部のROM132
内に設定している例を挙げたが、当該参照識別情報はデ
ィスク状記録媒体毎に設けるようにすることができる。
このようにディスク状記録媒体毎に真正性(オリジナル
性)を証明するための参照識別情報を変えるようにすれ
ば、識別情報の改竄に対する安全性の向上が図れるよう
になる。
【0069】このような上記参照識別情報を記録する領
域としては、例えば図5に示すようなディスク状記録媒
体のTOC(table of contents)領域を挙げることがで
きる。
【0070】図5において、ディスク状の記録媒体21
は、中央にセンタ孔102を有しており、このディスク
状記録媒体101の内周から外周に向かって、プログラ
ム管理領域である上記TOC(table of contents )領
域となるリードイン(lead in )領域103と、プログ
ラムデータが記録されたプログラム領域104と、プロ
グラム終了領域、いわゆるリードアウト(lead out)領
域105とが形成されている。オーディオ信号やビデオ
信号再生用光ディスクにおいては、上記プログラム領域
104にオーディオやビデオデータが記録され、このオ
ーディオやビデオデータの時間情報等が上記リードイン
領域103で管理される。すなわちこの図5に示すディ
スク状記録媒体21において、上記TOC領域となるリ
ードイン領域103に上記参照識別情報を記録すること
ができる。
【0071】上述したように参照識別情報をディスク状
記録媒体21のTOC領域に記録する場合、本発明の信
号記録装置は図6に示す第4の具体例の信号記録装置の
ような構成となる。なお、この図6において前記図2と
同じように動作する構成要素については当該図2と同一
の指示符号を付して、それらの詳細な動作説明について
は省略する。
【0072】この図6に示す第4の具体例の信号記録装
置において、インターフェイス回路24は、端子10に
供給された識別情報を前記識別情報置換回路23に送る
と共に、当該識別情報を前記参照識別情報としてTOC
データ発生回路25にも送る。当該TOCデータ発生回
路25は、上記TOC領域に記録するデータに上記参照
識別情報を付加して出力する。このTOCデータ発生回
路25から出力されたデータは、ドライバ19に送ら
れ、前記記録ヘッド20を介してディスク状記録媒体2
1の上記TOC領域に記録される。
【0073】一方、上述したようにディスク状記録媒体
21のTOC領域に参照識別情報を記録した場合の信号
再生装置は、図7に示す第5の具体例のような構成とな
る。なお、この図7において前記図4と同じように動作
する構成要素については当該図4と同一の指示符号を付
して、それらの詳細な動作説明については省略する。
【0074】この図7に示す第5の具体例の信号再生装
置において、前記TOC領域から読み出されて前記2値
化回路113で2値化されたディジタルデータは、参照
識別情報抽出回路135に送られる。当該参照識別情報
抽出回路135は、上記2値化回路113のディジタル
データから上記参照識別情報を抽出し、前記比較回路1
33に送る。これにより、当該比較回路133では上記
識別情報抽出回路130にて抽出された情報と上記参照
識別情報との比較が可能となる。これ以降の動作は前記
図4と同様である。
【0075】なお、上述したように、参照識別情報をデ
ィスク状記録媒体21上に記録するようにした場合にお
いて、当該参照識別情報が記録されている位置を示す格
納場所情報を上記記録媒体21上に記録するようなこと
も可能である。すなわちこの場合の上記格納場所情報
は、上記参照識別情報が記録されている記録媒体21上
の位置を例えばセクタ単位で指示するものとなる。当該
格納場所情報の記録位置は、例えば前記TOC領域、或
いはその他の所定位置にすることができ、例えばTOC
領域に上記格納場所情報を記録する場合には記録媒体2
1のリードイン領域103にTOC情報の一部として記
録する。また、この格納場所情報は、上記記録媒体21
以外の場所に記録することも可能である。このように格
納場所情報を記録するようにした場合には、信号再生時
において先ず格納場所情報を読み出し、この読み出した
格納場所情報に基づいて上記参照識別情報を取り出すよ
うにする。したがって、参照識別情報を取り出すために
は格納場所情報を先に読み出さなければならないことに
なり、結果として参照識別情報の改竄に対する安全性の
向上を図ることが可能となる。
【0076】さらに、上記参照識別情報は、前述したよ
うにTOC領域に記録する場合の他に、例えば記録媒体
21上の通常のセクタ内すなわちプログラム領域104
のセクタ内に記録したり、記録媒体21上に別の記録形
式、例えはバーコード,トラックウォブリング,紫外線
等で記録することも可能である。また、上記参照識別情
報を記録媒体21以外の場所に格納することも可能であ
り、例えば、信号再生装置において例えば装置固有の製
造番号やID番号等を格納するために通常設けられてい
るEEPROM内に記憶させたり、さらに、信号再生装
置に接続若しくは内蔵されているICカードやいわゆる
PCMCIA(Personal Computer Memory Card Interna
tional Association) などの情報蓄積装置に蓄積した
り、通信インターフェイスを介してモデム/LANなど
の通信装置から供給されるもの、或いは、キーボードや
リモコン送信装置からリモコン受信手段により外部装置
から供給されるものとすることも可能である。このよう
にすれば、参照識別情報の改竄に対する安全性の向上を
図ることが可能となる。
【0077】なお、図7において、識別情報抽出回路1
30にて抽出した識別情報は、デスクランブル処理回路
119に送るようなことも可能である。すなわち、記録
媒体21に記録されたデータが識別情報にてスクランブ
ル処理されているような場合には、当該識別情報を用い
てデスクランブル処理を行うようにする。このように識
別情報を用いたスクランブル処理とこれに対応するデス
クランブル処理についての具体的な構成及び動作につい
ては後述する。
【0078】次に、前記図2に示した本発明の第1の具
体例及び前記図6に示した本発明の第4の具体例の信号
記録装置に設けられる前記スクランブル処理回路14の
構成及び動作を説明する。なお、このスクランブル処理
は通常行われている処理である。
【0079】前記図2及び図6に示した信号記録装置に
使用されるスクランブル処理回路14には、例えば図8
に示すように、15ビットのシフトレジスタを用いたい
わゆるパラレルブロック同期タイプのスクランブラを用
いることができる。このスクランブラのデータ入力用の
端子35には、LSB(最下位ビット)が時間的に先と
なる順序、いわゆるLSBファーストで、上記セクタ化
回路13からのデータが入力される。スクランブル用の
15ビットのシフトレジスタ41は、端子34からのビ
ットクロックに基づいて各レジスタのビットを順送りす
るものであり、排他的論理和(ExOR)回路42を用いて
生成多項式x15+x+1に従ったフィードバックがかけ
られ、またこの15ビットのシフトレジスタ41には、
図9に示すようなテーブルから選択されたプリセット値
(あるいは初期値)が設定されるようになっている。
【0080】図9のプリセット値テーブルの選択番号
は、例えばセクタアドレスの下位側4ビットの値に対応
されており、したがって、上記セクタアドレスの下位側
4ビットによってセクタ単位でプリセット値が切り換え
られるようになっている。すなわち、上記図8の構成に
おいては、上記スクランブル処理回路14の端子30に
前記セクタ化回路13からセクタアドレスが供給され、
このセクタアドレスは端子31を介して後段のヘッダ付
加回路15へ送られると共に、セクタアドレス検出回路
32にも送られる。当該セクタアドレス検出回路32で
は、上記セクタアドレスの下位側4ビットを検出し、当
該4ビットをレジスタ33に供給する。当該レジスタ2
2は、具体的には上記図9に示したプリセット値が格納
されたテーブルであり、上記セクタアドレス検出回路3
2から供給される4ビットが、当該プリセット値テーブ
ルから何れかのプリセット値を選択する選択信号として
供給されるものである。上記セクタアドレス検出回路3
2からの4ビットに対応して上記レジスタ33から取り
出された16ビットのプリセット値が、上記シフトレジ
スタ41に送られる。
【0081】上記シフトレジスタ41からの出力データ
と端子35からの入力データとは、排他的論理和回路4
3により排他的論理和がとられて、端子44より取り出
され、前記図2及び図6のヘッダ付加回路15に送られ
る。
【0082】ここで、上述した本発明の第3,第5の具
体例の信号再生装置の説明では、これら装置内のCPU
134がインターフェイス回路120におけるディジタ
ル信号の出力を制御することで、例えば、オリジナルの
ディジタル信号が記録されたディスク状記録媒体21の
み再生を可能として、コピーされたディジタル信号が記
録されたディスク状記録媒体21については再生できな
いようにした例を挙げたが、上記スクランブル処理回路
における上記生成多項式又はプリセット値(初期値)
を、前記識別情報に応じて変化させることによって、上
述したようなコピーされたディジタル信号の再生を不能
にすることを実現することも可能である。
【0083】すなわち、本発明の信号記録装置のスクラ
ンブル処理回路において上記識別情報に基づいてスクラ
ンブル処理のパラメータを変えることによって、上記セ
クタ化回路13の出力データに暗号化処理を施すように
すれば、信号再生装置において識別情報を抽出できない
ときには当該暗号化を解読することができないため、デ
ィジタル信号の再生ができなくなる。
【0084】上述したように識別情報に基づいてスクラ
ンブル処理のパラメータを変更する構成は、図10に示
す第6の具体例の信号記録装置のようになる。なお、こ
の図10において前記図2と同じように動作する構成要
素については当該図2と同一の指示符号を付して、それ
らの詳細な動作説明については省略する。
【0085】この図10において、インターフェイス回
路12から出力された識別情報は、前記識別情報置換回
路23に送られると共に、スクランブル処理回路26に
も送られる。当該スクランブル処理回路26では、当該
識別情報に基づいてスクランブル処理のパラメータすな
わち上記生成多項式又はプリセット値(初期値)を変更
し、上記セクタ化回路13の出力データに暗号化処理を
施す。なお、上記識別情報に基づいてスクランブル処理
のパラメータを変更する具体的な構成については後述す
る。
【0086】一方、上述のようにスクランブル処理回路
26にて暗号化処理を施したデータが記録されたディス
ク状記録媒体21を再生する構成は、図11に示すよう
な第7の具体例の信号再生装置のような構成となる。な
お、この図11において前記図3と同じように動作する
構成要素については当該図3と同一の指示符号を付し
て、それらの詳細な動作説明については省略する。
【0087】この図11において、前記識別情報抽出回
路130にて上記復調回路115の出力データから抽出
された上記識別情報は、デスクランブル処理回路122
に送られる。当該デスクランブル処理回路122では、
前記ヘッダ分解回路118から出力された前記暗号化さ
れているデータに対して、上記図10のスクランブル処
理回路26におけるスクランブル処理の逆処理としての
デスクランブル処理を施す。これにより、前記図10の
信号記録装置のスクランブル処理回路26にて施された
暗号化が解読される。このデスクランブル処理回路12
2の出力データは、前述同様にインターフェイス回路1
20を介して、前記ディジタル信号として端子121か
ら出力されることになる。
【0088】次に、上記図10の信号記録装置のスクラ
ンブル処理回路26の具体的構成及び動作について説明
する。
【0089】図12には、上記スクランブル処理回路2
6の第1の変形例の構成を示す。なお、この図12にお
いて前記図8と同じように動作する構成要素については
当該図8と同一の指示符号を付して、それらの詳細な動
作説明については省略する。
【0090】この図12に示す第1の変形例のスクラン
ブル処理回路26は、上記スクランブル処理のパラメー
タのうち前記プリセット値(初期値)を上記識別情報に
応じて変化させるものであり、具体的には、セクタアド
レス検出回路32からの4ビットを識別情報にて論理演
算することで、レジスタ33から選択されるプリセット
値を変化させるようにしている。
【0091】この図12において、端子50には前記イ
ンターフェイス回路12からの識別情報が供給される。
この識別情報は識別情報検出回路51に供給される。当
該識別情報検出回路51は上記識別情報の4ビット、例
えば識別情報が4ビット以上にて構成されている場合に
は例えば下位側の4ビットが取り出される。当該識別情
報から取り出された4ビットは論理演算回路52に送ら
れる。当該論理演算回路52には前記セクタアドレス検
出回路32からの4ビットも供給される。この論理演算
回路52では、上記セクタアドレス検出回路32からの
4ビットに対して、上記識別情報検出回路51からの4
ビットを用いた論理演算を施し、この演算により得られ
た4ビットを上記レジスタ33に供給する。
【0092】すなわち、当該図12に示す第1の変形例
のスクランブル処理回路26では、レジスタ33のプリ
セット値テーブルからプリセット値を選択する際に使用
される前記セクタアドレス検出回路32からの4ビット
を、上記識別情報の4ビットにて論理演算することで、
上記プリセット値テーブルから選択されるプリセット値
を変更するようにしている。これにより、当該図12に
示す第1の変形例のスクランブル処理回路26において
は、上記スクランブル処理のパラメータを前記識別情報
に応じて変化させることが可能となる。なお、上記論理
演算回路52における論理演算としては、排他的論理和
(ExOR)や論理積(AND )、論理和(OR)、シフト演算
等を使用できる。
【0093】次に、図13には、上記スクランブル処理
回路26の第2の変形例の構成を示す。なお、この図1
3において前記図12と同じように動作する構成要素に
ついては当該図12と同一の指示符号を付して、それら
の詳細な動作説明については省略する。
【0094】この図13に示す第2の変形例のスクラン
ブル処理回路26は、上記スクランブル処理のパラメー
タのうち前記プリセット値を上記識別情報に応じて変化
させるものであり、具体的には、レジスタ33から出力
された16ビットのプリセット値を16ビットの識別情
報にて論理演算することで上記プリセット値を変化させ
るようにしている。
【0095】この図13において、端子50には前記イ
ンターフェイス回路12から1ワードが16ビットで構
成される識別情報が供給される。この識別情報は識別情
報検出回路53に供給される。当該識別情報検出回路5
3は上記識別情報の16ビットを論理演算回路54に供
給する。また、当該論理演算回路54には前記レジスタ
33のプリセット値テーブルから、前記セクタアドレス
検出回路32の4ビットにて選択されたプリセット値も
供給される。この論理演算回路54では、上記レジスタ
33から供給された16ビットのプリセット値に対し
て、上記識別情報検出回路53から供給された16ビッ
トを用いた論理演算を施し、この演算により得られた1
6ビットを、前記シフトレジスタ41へのプリセット値
として出力する。
【0096】すなわち、当該図13に示す第2の変形例
のスクランブル処理回路26では、前記セクタアドレス
検出回路32の4ビットによってレジスタ33から選択
されたプリセットを、上記識別情報の16ビットにて論
理演算することで、当該プリセット値を変更するように
している。これにより、当該図13に示す第2の変形例
のスクランブル処理回路26においては、上記スクラン
ブル処理のパラメータを前記識別情報に応じて変化させ
ることが可能となる。なお、上記論理演算回路54にお
ける論理演算としては、排他的論理和や論理積、論理
和、シフト演算等を使用できる。
【0097】次に、図14には、上記スクランブル処理
回路26の第3の変形例の構成を示す。なお、この図1
4において前記図13と同じように動作する構成要素に
ついては当該図13と同一の指示符号を付して、それら
の詳細な動作説明については省略する。
【0098】この図14に示す第3の変形例のスクラン
ブル処理回路26は、上記スクランブル処理のパラメー
タのうち前記プリセット値を上記識別情報に応じて変化
させるものであり、具体的には、レジスタ57に格納さ
れている前記図9に示した1ワード16ビットのプリセ
ット値が16ワード分集められてなるプリセット値テー
ブル自体を、同じく1ワード16ビットで且つ16ワー
ドからなる識別情報にて論理演算することで変化させる
ようにしている。
【0099】この図14において、端子50には前記イ
ンターフェイス回路12から1ワード16ビットで且つ
16ワードからなる識別情報が供給される。この識別情
報は識別情報検出回路55に供給される。当該識別情報
検出回路55は上記識別情報の16ワードを論理演算回
路56に供給する。また、当該論理演算回路56にはレ
ジスタ57のプリセット値テーブルを構成する16ワー
ド分のプリセット値も供給される。この論理演算回路5
6では、上記レジスタ57から供給された16ワードの
プリセット値に対して、上記識別情報検出回路55から
供給された16ワードの識別情報を用いた論理演算を施
し、この演算により得られた16ワード分のデータを、
上記レジスタ57へ再格納する。このレジスタ57から
は、上記セクタアドレス検出回路32の4ビットに基づ
いて上記再格納されたプリセット値テーブルから選択さ
れたプリセット値が出力され、上記シフトレジスタ41
に送られる。
【0100】すなわち、当該図14に示す第3の変形例
のスクランブル処理回路26では、前記レジスタ57に
格納されていたプリセット値テーブルを、上記識別情報
にて論理演算することで、当該プリセット値テーブル自
体を変更するようにしている。これにより、当該図14
に示す第3の変形例のスクランブル処理回路26におい
ては、上記スクランブル処理のパラメータを前記識別情
報に応じて変化させることが可能となる。なお、上記論
理演算回路56における論理演算としては、排他的論理
和や論理積、論理和、シフト演算等を使用できる。
【0101】次に、図15には、上記スクランブル処理
回路26の第4の変形例の構成を示す。なお、この図1
5において前記図12と同じように動作する構成要素に
ついては当該図12と同一の指示符号を付して、それら
の詳細な動作説明については省略する。
【0102】この図15に示す第4の変形例のスクラン
ブル処理回路26は、上記スクランブル処理のパラメー
タのうち前記生成多項式を上記識別情報に応じて変化さ
せるものであり、具体的には、識別情報に基づいて切換
スイッチ46の各被選択端子を選択することで、上記生
成多項式を変化させるようにしいてる。
【0103】すなわちこの図15に示す第4の変形例の
スクランブル処理回路26において、端子50には前記
インターフェイス回路12から識別情報が供給される。
この識別情報は識別情報検出回路58に供給される。当
該識別情報検出回路58は上記識別情報の4ビット、識
別情報が4ビット以上にて構成されている場合には例え
ば下位側の4ビットが取り出される。当該識別情報から
取り出された4ビットは切換スイッチ46の切換制御信
号として出力される。この切換スイッチ46の各被選択
端子には、15ビットのシフトレジスタ41の各ビット
出力が供給されている。当該切換スイッチ46は上記識
別情報検出回路58からの4ビットが切換制御信号とし
て供給され、この切換制御信号に応じて選択された被選
択端子の出力が排他的論理和回路42に送られている。
【0104】このように、当該図15に示す第4の変形
例のスクランブル処理回路26においては、切換スイッ
チ46の切換制御信号を識別情報の4ビットとすること
で、生成多項式x15+xn+1のnを変化させることが
できる。すなわち、上記スクランブル処理のパラメータ
を前記識別情報に応じて変化させることが可能となる。
【0105】次に、図16には、上記スクランブル処理
回路26の第5の変形例の構成を示す。なお、この図1
6において前記図15と同じように動作する構成要素に
ついては当該図15と同一の指示符号を付して、それら
の詳細な動作説明については省略する。
【0106】この図16に示す第5の変形例のスクラン
ブル処理回路26は、上記スクランブル処理のパラメー
タのうち前記生成多項式及びプリセット値を上記識別情
報に応じて変化させるものであり、具体的には、前述の
図15と同様に識別情報に基づいて切換スイッチ46の
各被選択端子を選択することで生成多項式を変化させ、
セクタアドレス検出回路32からの4ビットを識別情報
にて論理演算することでレジスタ33から選択される上
記プリセット値を変化させるようにしている。
【0107】すなわちこの図16に示す第5の変形例の
スクランブル処理回路26において、端子50には前記
インターフェイス回路12からの識別情報が供給され
る。この識別情報は識別情報検出回路59に供給され
る。当該識別情報検出回路59は上記識別情報の4ビッ
ト、識別情報が4ビット以上にて構成されている場合に
は例えば下位側の4ビットが取り出される。当該識別情
報から取り出された4ビットは論理演算回路60に送ら
れる。当該論理演算回路60には前記セクタアドレス検
出回路32からの4ビットも供給される。この論理演算
回路60では、上記セクタアドレス検出回路32からの
4ビットに対して、上記識別情報検出回路59からの4
ビットを用いた論理演算を施し、この演算により得られ
た4ビットを上記レジスタ33に供給する。また、この
図16において、上記識別情報検出回路59から取り出
された4ビットは、前述同様に前記切換スイッチ46の
切換制御信号としても出力される。この切換制御信号に
応じて選択された被選択端子の出力が排他的論理和回路
42に送られている。
【0108】このうよに、当該図16に示す第5の変形
例のスクランブル処理回路26では、レジスタ33のプ
リセット値テーブルからプリセット値を選択する際に使
用される前記セクタアドレス検出回路32からの4ビッ
トを、上記識別情報の4ビットにて論理演算すること
で、上記プリセット値テーブルから選択されるプリセッ
ト値を変更するようにし、さらに、切換スイッチ46の
切換制御信号を識別情報の4ビットとすることで、生成
多項式x15+xn+1のnを変化させるようにしてい
る。これにより、当該図16に示す第5の変形例のスク
ランブル処理回路26においては、上記スクランブル処
理のパラメータの生成多項式とプリセット値とを前記識
別情報に応じて変化させることが可能となる。
【0109】次に、図17には、上記スクランブル処理
回路26の第6の変形例の構成を示す。なお、この図1
7において前記図16と同じように動作する構成要素に
ついては当該図16と同一の指示符号を付して、それら
の詳細な動作説明については省略する。
【0110】この図17に示す第6の変形例のスクラン
ブル処理回路26は、上記スクランブル処理のパラメー
タのうち前記生成多項式及びプリセット値を上記識別情
報に応じて変化させるものであり、具体的には、16ビ
ットの識別情報から取り出した4ビットに基づいて前述
の図16同様に切換スイッチ46の各被選択端子を選択
することで生成多項式を変化させ、レジスタ33から出
力された16ビットのプリセット値を16ビットの識別
情報にて論理演算することで上記プリセット値を変化さ
せるようにしている。
【0111】この図17において、端子50には前記イ
ンターフェイス回路12から1ワードが16ビットで構
成される識別情報が供給される。この識別情報は識別情
報検出回路62に供給される。当該識別情報検出回路6
2は上記識別情報の16ビットを論理演算回路63に供
給する。また、当該論理演算回路63には前記レジスタ
33のプリセット値テーブルから、前記セクタアドレス
検出回路32の4ビットにて選択されたプリセット値も
供給される。この論理演算回路63では、上記レジスタ
33から供給された16ビットのプリセット値に対し
て、上記識別情報検出回路62から供給された16ビッ
トを用いた論理演算を施し、この演算により得られた1
6ビットを、前記シフトレジスタ41へのプリセット値
として出力する。また、この図17において、上記識別
情報検出回路62から取り出された4ビットは、前記切
換スイッチ46の切換制御信号としても出力される。こ
の切換制御信号に応じて選択された被選択端子の出力が
排他的論理和回路42に送られている。
【0112】このように、当該図17に示す第6の変形
例のスクランブル処理回路26では、前記セクタアドレ
ス検出回路32の4ビットによってレジスタ33から選
択されたプリセットを、上記識別情報の16ビットにて
論理演算することで、当該プリセット値を変更するよう
にし、さらに、切換スイッチ46の切換制御信号を識別
情報の4ビットとすることで、生成多項式x15+xn
1のnを変化させるようにしている。これにより、当該
図17に示す第6の変形例のスクランブル処理回路26
においては、上記スクランブル処理のパラメータの生成
多項式とプリセット値とを前記識別情報に応じて変化さ
せることが可能となる。
【0113】次に、図18には、上記スクランブル処理
回路26の第7の変形例の構成を示す。なお、この図1
8において前記図17と同じように動作する構成要素に
ついては当該図17と同一の指示符号を付して、それら
の詳細な動作説明については省略する。
【0114】この図18に示す第7の変形例のスクラン
ブル処理回路26は、上記スクランブル処理のパラメー
タのうち前記生成多項式及びプリセット値を上記識別情
報に応じて変化させるものであり、具体的には、16ワ
ードの識別情報から取り出した4ビットに基づいて前述
の図17同様に切換スイッチ46の各被選択端子を選択
することで生成多項式を変化させ、レジスタ66に格納
されている前記図9に示した16ワードからなるプリセ
ット値テーブル自体を、16ワードからなる識別情報に
て論理演算することによって変化させるようにしてい
る。
【0115】この図18において、端子50には前記イ
ンターフェイス回路12から16ワードからなる識別情
報が供給される。この識別情報は識別情報検出回路64
に供給される。当該識別情報検出回路64は上記識別情
報の16ワードを論理演算回路65に供給する。また、
当該論理演算回路65にはレジスタ66のプリセット値
テーブルを構成する16ワード分のプリセット値も供給
される。この論理演算回路65では、上記レジスタ66
から供給された16ワードのプリセット値に対して、上
記識別情報検出回路64から供給された16ワードの識
別情報を用いた論理演算を施し、この演算により得られ
た16ワード分のデータを、上記レジスタ66へ再格納
する。このレジスタ66からは、上記セクタアドレス検
出回路32の4ビットに基づいて上記再格納されたプリ
セット値テーブルから選択されたプリセット値が出力さ
れ、上記シフトレジスタ41に送られる。また、この図
18において、上記識別情報検出回路64から取り出さ
れた4ビットは、前記切換スイッチ46の切換制御信号
としても出力される。この切換制御信号に応じて選択さ
れた被選択端子の出力が排他的論理和回路42に送られ
ている。
【0116】このように、当該図18に示す第7の変形
例のスクランブル処理回路26では、前記レジスタ66
に格納されていたプリセット値テーブルを、上記識別情
報にて論理演算することで、当該プリセット値テーブル
自体を変更するようにし、さらに、切換スイッチ46の
切換制御信号を識別情報の4ビットとすることで、生成
多項式x15+xn+1のnを変化させるようにしてい
る。これにより、当該図18に示す第7の変形例のスク
ランブル処理回路26においては、上記スクランブル処
理のパラメータの生成多項式とプリセット値とを前記識
別情報に応じて変化させることが可能となる。
【0117】なお、上述したスクランブル処理回路の各
変形例のうち、生成多項式を変化させるための構成は、
前述した図15〜図18の構造に限定されず、シフトレ
ジスタの段数や取り出すタップ数を任意に変更するもの
であってもよい。
【0118】前述したように、前記セクタ化回路13か
らのセクタデータに対して前述した各スクランブル処理
回路26にて識別情報に基づいた暗号化を施し、この暗
号化されたデータを前記ディスク状記録媒体21に記録
した場合、図11に示した本発明の第7の具体例の信号
再生装置では、前記識別情報抽出回路130にて抽出し
た識別情報を暗号復号化手段すなわちデスクランブル処
理回路119に送り、このデスクランブル処理回路11
9にて上記識別情報を用いた暗号復号化の処理が行われ
る。
【0119】このように、信号記録時に識別情報を用い
た暗号化を行った場合、信号再生時に上記識別情報を取
り出すことができないと、暗号復号化手段では上記暗号
化されたデータを正しく復号できないことになる。すな
わち、前記通常の信号再生装置では上記識別情報を取り
出すことができないため、上記暗号化を解くこともでき
なくなり、再生不能となる。したがって、不法に記録媒
体の複製を行うことができない。また、例えば、上記記
録媒体から上記暗号化された記録データをそのまま取り
出して、別の記録媒体にそのまま複製したとしても、通
常の信号再生装置では再生できないため、当該不法に複
製した記録媒体は商品価値を失い、複製の意味がなくな
るので、このことも不法コピーの予防になる。
【0120】次に、上述した各具体例では、記録媒体に
対して信号記録及び再生を行う構成について説明した
が、例えば電話回線や光ケーブル,無線電波(地上用の
みならず衛星通信用も含む)等の信号伝送媒体を用いて
信号の送信,受信を行う際に、当該送受信信号に前述同
様にして識別情報を付加することも可能である。このよ
うに送受信信号に識別情報を付加することでも前述同様
の効果を得ることが可能である。
【0121】ここで、上記信号の送受信を行う場合の本
発明の具体的な構成例として、例えば電波により送受信
を行う構成は、例えば図19及び図20のようなものが
考えられる。図19には本発明の第8の具体例として信
号送信装置の構成を、図20には本発明の第9の具体例
として信号受信装置の構成を示す。
【0122】図19に示した本発明の第8の具体例の信
号送信装置において、端子200にはディジタル映像信
号やディジタル音響信号が供給される。当該端子200
に供給された信号は、符号化回路201に送られる。こ
の符号化回路201は例えば前述した図2のインターフ
ェイス回路12から誤り訂正符号化回路16までの構成
を有するものであり、当該符号化装置201には前述同
様の識別情報置換回路202が併設されている。この識
別情報置換回路202にて前述同様に誤り訂正符号化さ
れた信号に識別情報が付加される。この識別情報が付加
された信号が符号化回路201から出力される。この符
号化回路201からの符号化信号は、変調回路203に
送られ、ここで所定のディジタル変調が施された後、例
えば線形かけ算器からなるミキサ回路204に送られ
る。このミキサ回路204には送信周波数発生回路20
5からの送信搬送周波数信号が供給されており、したが
って、当該ミキサ回路204では、上記送信搬送周波数
信号が上記変調回路203からの信号により変調され
る。当該ミキサ回路204から出力された送信周波数帯
域の送信信号は、送信アンプにより所定レベルに増幅さ
れ、アンテナ207を介して送信される。
【0123】一方、図20に示す本発明の第9の具体例
の信号受信装置では、アンテナ300により受信された
信号が、受信アンプ301により所定レベルに増幅され
る。この受信アンプ301の出力信号はミキサ回路30
2に送られる。当該ミキサ回路302には、受信周波数
発生回路303から搬送波と位相同期が取られた受信周
波数信号も供給され、したがって、このミキサ回路30
2では、同期検波により搬送波の変調信号すなわち受信
信号が取り出される。当該ミキサ302の出力信号は、
復調回路304に送られ、ここで送信系の変調回路20
3により施された変調を復調する処理がなされる。この
復調処理により取り出された信号は、復号化回路305
に送られ、この復号化回路305は変調系の符号化回路
201における符号化に対応する復号化処理が行われ
る。また、当該復号化回路305には前述同様の識別情
報抽出回路306が併設されており、ここで前述同様に
して識別情報が抽出される。その後、上記復号化回路3
05にて復号化された信号は端子307から出力され
る。
【0124】また、信号を電話回線や光ケーブル等の伝
送路を介して送受信する場合の具体的な構成例として
は、例えば図21に示すような構成が考えられる。この
図21の端子400には、前述同様に識別情報が付加さ
れている例えば前記図2の変調回路17から出力された
信号が供給される。この端子400に供給された信号
は、送信側の伝送インターフェイス装置401から伝送
路402に送られ、当該伝送路402を介した信号が受
信側の伝送インターフェイス装置403を介して端子4
04に送られる。この端子404に供給された信号は、
例えば図3の復調回路115以降の構成に送られる。
【0125】なお、上述した各具体例にて使用する識別
情報としては、前述したようなオリジナルのディジタル
信号かコピーされたディジタル信号かを示す履歴情報や
前記暗号化の鍵情報の他に、製造者ID,製作者ID,
フォーマッタID,コピー禁止/許可等のコピー管理情
報等を用いることも可能である。
【0126】また、前記ディジタル信号としては、圧縮
符号化された信号を用いることもできる。ディジタル映
像信号を圧縮符号化する場合には、例えばMPEG(Mo
vingPicture Image Coding Experts Group:蓄積用動画
像符号化の検討組織)にて規格化されたいわゆるMPE
G2規格の圧縮符号化を施すことができる。また、ディ
ジタル音響信号を圧縮符号化する場合には、人間の聴覚
特性を考慮したいわゆるARTAC(Adaptive TRansfo
rm Acoustic Coding)と呼ばれるような圧縮符号化等を
施すことができる。このようにディジタル信号を圧縮符
号化する場合には、前記本発明の各具体例の信号記録装
置や信号送信装置に圧縮符号化手段を設けるようにし、
一方、本発明の各具体例の信号再生装置や信号受信装置
には当該圧縮符号化を解くための伸張復号化手段を設け
ることになる。
【0127】さらに、上記ディジタル映像信号として
は、通常の動画像の信号の他、静止画像、グラフィック
ス画像、文字等の画像の信号であっても良い。
【0128】また、前記ディスク状記録媒体としては、
例えばピットにより記録がなされる光ディスク、1回の
み記録が可能な光ディスク、書換可能な光磁気ディスク
や相変化型光ディスク、有機色素型光ディスク、紫外線
レーザ光により記録がなされる光ディスク、多層記録膜
を有する光ディスク等の各種の光ディスクを用いること
ができる。その他、記録媒体としては、ビデオテープ等
のテープ状記録媒体や、いわゆるICカードや各種メモ
リ素子等の半導体記憶媒体、ハードディスクやフレキシ
ブルディスク等の磁気ディスク媒体を使用することも可
能である。
【0129】
【発明の効果】本発明においては、ディジタル映像信号
やディジタル音響信号のようなディジタル信号と共に別
の特定の情報を記録や伝送する際に、ディジタル信号に
対する誤り訂正符号の所定の一部を当該特定の情報に置
換して記録又は伝送することにより、記録容量や伝送容
量、伝送速度に与える影響を少なくして当該特定の情報
を記録又は伝送することが可能となる。
【0130】また、本発明においては、ディジタル信号
に対する誤り訂正符号の所定の一部を当該特定の情報に
置換して記録又は伝送することにより、記録媒体に記録
或いは伝送媒体に伝送された信号がオリジナルのディジ
タル信号であるか又はコピーされたディジタル信号であ
るかを特定でき、さらに不法なコピーがなされていると
きには再生不能にしたり伝送を阻止可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】識別情報が付加されたセクタデータの説明に用
いる図である。
【図2】本発明の第1の具体例の信号記録装置の概略構
成を示すブロック回路図である。
【図3】本発明の第2の具体例の信号再生装置の概略構
成を示すブロック回路図である。
【図4】本発明の第3の具体例の信号再生装置の概略構
成を示すブロック回路図である。
【図5】記録媒体の一例としての光ディスク上の記録領
域についての説明に用いる図である。
【図6】本発明の第4の具体例の信号記録装置の概略構
成を示すブロック回路図である。
【図7】本発明の第5の具体例の信号再生装置の概略構
成を示すブロック回路図である。
【図8】本発明の第1,第4の具体例の信号記録装置が
備えるスクランブル処理回路の構成例を示すブロック回
路図である。
【図9】スクランブル処理回路が備えるプリセット値テ
ーブルを示す図である。
【図10】本発明の第6の具体例の信号記録装置の概略
構成を示すブロック回路図である。
【図11】本発明の第7の具体例の信号再生装置の概略
構成を示すブロック回路図である。
【図12】本発明の第6の具体例の信号記録装置に設け
られるスクランブル処理回路の第1の変形例の構成を示
すブロック回路図である。
【図13】本発明の第6の具体例の信号記録装置に設け
られるスクランブル処理回路の第2の変形例の構成を示
すブロック回路図である。
【図14】本発明の第6の具体例の信号記録装置に設け
られるスクランブル処理回路の第3の変形例の構成を示
すブロック回路図である。
【図15】本発明の第6の具体例の信号記録装置に設け
られるスクランブル処理回路の第4の変形例の構成を示
すブロック回路図である。
【図16】本発明の第6の具体例の信号記録装置に設け
られるスクランブル処理回路の第5の変形例の構成を示
すブロック回路図である。
【図17】本発明の第6の具体例の信号記録装置に設け
られるスクランブル処理回路の第6の変形例の構成を示
すブロック回路図である。
【図18】本発明の第6の具体例の信号記録装置に設け
られるスクランブル処理回路の第7の変形例の構成を示
すブロック回路図である。
【図19】本発明の第8の具体例の信号送信装置の概略
構成を示すブロック回路図である。
【図20】本発明の第9の具体例の信号受信装置の概略
構成を示すブロック回路図である。
【図21】伝送路を介した送受信の要部構成例を示すブ
ロック回路図である。
【符号の説明】
11 インターフェイス回路、 13 セクタ化回路、
14,26 スクランブル処理回路、 15 ヘッダ
付加回路、 16 誤り訂正符号化回路、 17 変調
回路、 18 同期付加回路、 19 ドライバ、 2
0 記録ヘッド、 21 ディスク状記録媒体、 2
2,111 スピンドルモータ、 23識別情報置換回
路、 32 セクタアドレス検出回路、 33,57,
61,66 レジスタ、 41 シフトレジスタ、 4
2,43 排他的論理和回路、51,53,55,5
8,59,62,64 識別情報検出回路、 52,5
4,56,60,61,63,65 論理演算回路、
112 再生ヘッド、 113 2値化回路、 114
同期分離回路、 115 復調回路、 116、誤り
訂正復号化回路、 117 セクタ分解回路、 118
ヘッダ分解回路、 119,112 デスクランブル
処理回路、 120 インターフェイス回路、 130
識別情報抽出回路、 131,135 参照識別情報
抽出回路、132 ROM、 133 比較回路、 1
34 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 574 9558−5D G11B 20/18 574K H04L 1/00 H04L 1/00 B (72)発明者 栗原 章 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 川嶋 功 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (64)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号に対して所定の単位で誤
    り訂正符号を付加し、 上記誤り訂正符号の所定の一部を特定の情報に置換し、 上記一部を特定の情報に置換した誤り訂正符号が付加さ
    れたディジタル信号を記録媒体に記録することを特徴と
    する信号記録方法。
  2. 【請求項2】 上記特定の情報を付加した所定の単位を
    冗長に生成することを特徴とする請求項1記載の信号記
    録方法。
  3. 【請求項3】 上記特定の情報に誤り訂正符号を付加す
    ることを特徴とする請求項1記載の信号記録方法。
  4. 【請求項4】 上記特定の情報と当該特定の情報に対す
    る誤り訂正符号とを複数の所定の単位に分散して記録す
    ることを特徴とする請求項3記載の信号記録方法。
  5. 【請求項5】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    は、記録媒体上でユーザがアクセス不能な領域に割り当
    てることを特徴とする請求項1記載の信号記録方法。
  6. 【請求項6】 上記特定の情報を用いて上記所定の単位
    のディジタル信号に暗号化を施し、当該暗号化されたデ
    ィジタル信号を記録媒体に記録することを特徴とする請
    求項1記載の信号記録方法。
  7. 【請求項7】 上記特定の情報を付加した所定の単位の
    ディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報を記
    録媒体上に記録することを特徴とする請求項1記載の信
    号記録方法。
  8. 【請求項8】 所定の単位で誤り訂正符号が付加された
    ディジタル信号を記録してなる記録媒体を再生し、 上記誤り訂正符号の復号化前に、当該誤り訂正符号の所
    定の部分を特定の情報として抽出することを特徴とする
    信号再生方法。
  9. 【請求項9】 誤り訂正符号が付加された上記特定の情
    報に対して、誤り訂正符号の復号化を行うことを特徴と
    する請求項8記載の信号再生方法。
  10. 【請求項10】 複数の所定の単位に分散する上記特定
    の情報と当該特定の情報に対する誤り訂正符号とを、上
    記記録媒体から再生することを特徴とする請求項9記載
    の信号再生方法。
  11. 【請求項11】 上記所定の単位のディジタル信号に施
    された暗号化を、上記特定の情報を用いて復号化するこ
    とを特徴とする請求項8記載の信号再生方法。
  12. 【請求項12】 上記抽出された特定の情報と、予め用
    意されている参照情報とを比較し、上記特定の情報と参
    照情報とが一致したときは再生を行い、一致しないとき
    は再生を禁止することを特徴とする請求項8記載の信号
    再生方法。
  13. 【請求項13】 上記特定の情報を有する上記所定の単
    位のディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報
    を上記記録媒体から再生し、この格納場所情報に基づい
    て上記特定の情報を有する上記所定の単位のディジタル
    信号を再生することを特徴とする請求項8記載の信号再
    生方法。
  14. 【請求項14】 上記参照情報の格納場所を指示する格
    納場所情報を、上記記録媒体から再生することを特徴と
    する請求項12記載の信号再生方法。
  15. 【請求項15】 ディジタル信号に対して所定の単位で
    誤り訂正符号を付加し、 上記誤り訂正符号の所定の一部を特定の情報に置換し、 上記一部を特定の情報に置換した誤り訂正符号が付加さ
    れたディジタル信号を送信することを特徴とする信号送
    信方法。
  16. 【請求項16】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    を冗長に生成することを特徴とする請求項15記載の信
    号送信方法。
  17. 【請求項17】 上記特定の情報に誤り訂正符号を付加
    することを特徴とする請求項15記載の信号送信方法。
  18. 【請求項18】 上記特定の情報と当該特定の情報に対
    する誤り訂正符号とを複数の所定の単位に分散して送信
    することを特徴とする請求項17記載の信号送信方法。
  19. 【請求項19】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    はユーザがアクセス不能な領域に割り当てることを特徴
    とする請求項15記載の信号送信方法。
  20. 【請求項20】 上記特定の情報を用いて上記所定の単
    位のディジタル信号に暗号化を施し、当該暗号化された
    ディジタル信号を送信することを特徴とする請求項15
    記載の信号送信方法。
  21. 【請求項21】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    のディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報を
    送信することを特徴とする請求項15記載の信号送信方
    法。
  22. 【請求項22】 所定の単位で誤り訂正符号が付加され
    たディジタル信号を受信し、 上記誤り訂正符号の復号化前に、当該誤り訂正符号の所
    定の部分を特定の情報として抽出することを特徴とする
    信号受信方法。
  23. 【請求項23】 誤り訂正符号が付加された上記特定の
    情報に対して、誤り訂正符号の復号化を行うことを特徴
    とする請求項22記載の信号受信方法。
  24. 【請求項24】 複数の所定の単位に分散する上記特定
    の情報と当該特定の情報に対する誤り訂正符号とを受信
    することを特徴とする請求項23記載の信号受信方法。
  25. 【請求項25】 上記所定の単位のディジタル信号に施
    された暗号化を、上記特定の情報を用いて復号化するこ
    とを特徴とする請求項22記載の信号受信方法。
  26. 【請求項26】 上記抽出された特定の情報と、予め用
    意されている参照情報とを比較し、上記特定の情報と参
    照情報とが一致したときは受信を行い、一致しないとき
    は受信を禁止することを特徴とする請求項22記載の信
    号受信方法。
  27. 【請求項27】 上記特定の情報を有する上記所定の単
    位のディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報
    を受信し、この格納場所情報に基づいて上記特定の情報
    を有する上記所定の単位のディジタル信号を受信するこ
    とを特徴とする請求項22記載の信号受信方法。
  28. 【請求項28】 上記参照情報の格納場所を指示する格
    納場所情報を受信することを特徴とする請求項26記載
    の信号受信方法。
  29. 【請求項29】 ディジタル信号に対して所定の単位で
    誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号化手段と、 上記誤り訂正符号の所定の一部を特定の情報に置換する
    特定情報置換手段と、 上記一部を特定の情報に置換した誤り訂正符号が付加さ
    れたディジタル信号を記録媒体に記録する記録手段とを
    有することを特徴とする信号記録装置。
  30. 【請求項30】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    を冗長に生成することを特徴とする請求項29記載の信
    号記録装置。
  31. 【請求項31】 上記特定の情報にも誤り訂正符号を付
    加することを特徴とする請求項29記載の信号記録装
    置。
  32. 【請求項32】 上記特定の情報と当該特定の情報に対
    する誤り訂正符号とを複数の所定の単位に分散して記録
    することを特徴とする請求項31記載の信号記録装置。
  33. 【請求項33】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    は、記録媒体上でユーザがアクセス不能な領域に割り当
    てることを特徴とする請求項29記載の信号記録装置。
  34. 【請求項34】 上記特定の情報を用いて上記所定の単
    位のディジタル信号を暗号化する暗号化手段を設け、 当該暗号化されたディジタル信号を記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項29記載の信号記録装置。
  35. 【請求項35】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    のディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報を
    記録媒体上に記録することを特徴とする請求項29記載
    の信号記録装置。
  36. 【請求項36】 所定の単位で誤り訂正符号が付加され
    たディジタル信号を記録してなる記録媒体を再生する再
    生手段と、 上記誤り訂正符号が付加されたディジタル信号の当該誤
    り訂正符号を復号化する誤り訂正復号化手段と、 上記誤り訂正復号化手段での誤り訂正符号の復号化前
    に、当該誤り訂正符号の所定の部分を特定の情報として
    抽出する特定情報抽出手段とを有することを特徴とする
    信号再生装置。
  37. 【請求項37】 誤り訂正符号が付加された上記特定の
    情報に対して誤り訂正符号の復号化を行うことを特徴と
    する請求項36記載の信号再生装置。
  38. 【請求項38】 複数の所定の単位に分散する上記特定
    の情報と当該特定の情報に対する誤り訂正符号とを、上
    記記録媒体から再生することを特徴とする請求項37記
    載の信号再生装置。
  39. 【請求項39】 上記所定の単位のディジタル信号に施
    された暗号化を上記特定の情報を用いて復号化する暗号
    復号化手段を設けることを特徴とする請求項36記載の
    信号再生装置
  40. 【請求項40】 上記抽出された特定の情報と予め用意
    されている参照情報とを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較において、上記特定の情報と参照情
    報とが一致したときは再生を行い、一致しないときは再
    生を禁止する再生制御手段とを設けることを特徴とする
    請求項36記載の信号再生装置。
  41. 【請求項41】 上記特定の情報を有する上記所定の単
    位のディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報
    を上記記録媒体から再生し、この格納場所情報に基づい
    て上記特定の情報を有する所定の単位のディジタル信号
    を再生することを特徴とする請求項36記載の信号再生
    装置。
  42. 【請求項42】 上記参照情報の格納場所を指示する格
    納場所情報を、上記記録媒体から再生することを特徴と
    する請求項40記載の信号再生装置。
  43. 【請求項43】 ディジタル信号に対して所定の単位で
    誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号化手段と、 上記誤り訂正符号の所定の一部を特定の情報に置換する
    特定情報置換手段と、 上記一部を特定の情報に置換した誤り訂正符号が付加さ
    れたディジタル信号を送信する送信手段とを有すること
    を特徴とする信号送信装置。
  44. 【請求項44】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    を冗長に生成することを特徴とする請求項43記載の信
    号送信方法。
  45. 【請求項45】 上記特定の情報にも誤り訂正符号を付
    加することを特徴とする請求項43記載の信号送信装
    置。
  46. 【請求項46】 上記特定の情報と当該特定の情報に対
    する誤り訂正符号とを複数の所定の単位に分散して送信
    することを特徴とする請求項45記載の信号送信装置。
  47. 【請求項47】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    はユーザがアクセス不能な領域に割り当てることを特徴
    とする請求項43記載の信号送信装置。
  48. 【請求項48】 上記特定の情報を用いて上記所定の単
    位のディジタル信号を暗号化する暗号化手段を設け、 当該暗号化されたディジタル信号を送信することを特徴
    とする請求項43記載の信号送信装置。
  49. 【請求項49】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    のディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報を
    送信することを特徴とする請求項43記載の信号送信装
    置。
  50. 【請求項50】 所定の単位で誤り訂正符号が付加され
    たディジタル信号を受信する受信手段と、 上記誤り訂正符号が付加されたディジタル信号の当該誤
    り訂正符号を復号化する誤り訂正復号化手段と、 上記誤り訂正復号化での上記誤り訂正符号の復号化前
    に、当該誤り訂正符号の所定の部分を特定の情報として
    抽出する特定情報抽出手段とを有することを特徴とする
    信号受信装置。
  51. 【請求項51】 誤り訂正符号が付加された上記特定の
    情報に対して誤り訂正符号の復号化を行うことを特徴と
    する請求項50記載の信号受信装置。
  52. 【請求項52】 複数の所定の単位に分散する上記特定
    の情報と当該特定の情報に対する誤り訂正符号とを受信
    することを特徴とする請求項51記載の信号受信装置。
  53. 【請求項53】 上記所定の単位のディジタル信号に施
    された暗号化を上記特定の情報を用いて復号化する暗号
    復号化手段を設けることを特徴とする請求項50記載の
    信号受信装置。
  54. 【請求項54】 上記抽出された特定の情報と予め用意
    されている参照情報とを比較する比較手段と、 上記比較手段での比較において、特定の情報と参照情報
    とが一致したときは受信を行い、一致しないときは受信
    を禁止する受信制御手段とを設けることを特徴とする請
    求項50記載の信号受信装置。
  55. 【請求項55】 上記特定の情報を有する上記所定の単
    位のディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報
    を受信し、この格納場所情報に基づいて上記特定の情報
    を有する所定の単位のディジタル信号を受信することを
    特徴とする請求項50記載の信号受信装置。
  56. 【請求項56】 上記参照情報の格納場所を指示する格
    納場所情報を受信することを特徴とする請求項54記載
    の信号受信装置。
  57. 【請求項57】 一部を特定の情報に置換した誤り訂正
    符号が付加されたディジタル信号を記録してなることを
    特徴とする記録媒体。
  58. 【請求項58】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    を冗長に記録してなることを特徴とする請求項57記載
    の記録媒体。
  59. 【請求項59】 誤り訂正符号が付加された上記特定の
    情報を記録してなることを特徴とする請求項57記載の
    記録媒体。
  60. 【請求項60】 上記特定の情報と当該特定の情報に対
    する誤り訂正符号とを複数の所定の単位に分散して記録
    してなることを特徴とする請求項59記載の記録媒体。
  61. 【請求項61】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    を記録した領域はユーザがアクセス不能な領域であるこ
    とを特徴とする請求項57記載の記録媒体。
  62. 【請求項62】 上記特定の情報を用いて暗号化された
    上記所定の単位のディジタル信号を記録してなることを
    特徴とする請求項57記載の記録媒体。
  63. 【請求項63】 上記特定の情報を付加した所定の単位
    のディジタル信号の格納場所を指示する格納場所情報を
    記録してなることを特徴とする請求項57記載の記録媒
    体。
  64. 【請求項64】 再生時に上記特定の情報と比較されて
    再生の制御に用いる参照情報の格納場所を指示する格納
    場所情報を、記録してなることを特徴とする請求項57
    記載の記録媒体。
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