JPH09128119A - ポータブル・コンピュータ及びそのキーボード装置 - Google Patents
ポータブル・コンピュータ及びそのキーボード装置Info
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- JPH09128119A JPH09128119A JP8270015A JP27001596A JPH09128119A JP H09128119 A JPH09128119 A JP H09128119A JP 8270015 A JP8270015 A JP 8270015A JP 27001596 A JP27001596 A JP 27001596A JP H09128119 A JPH09128119 A JP H09128119A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/702—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
- H01H13/705—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches characterised by construction, mounting or arrangement of operating parts, e.g. push-buttons or keys
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1615—Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function
- G06F1/1616—Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function with folding flat displays, e.g. laptop computers or notebooks having a clamshell configuration, with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
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- G06F1/1633—Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
- G06F1/1662—Details related to the integrated keyboard
- G06F1/1666—Arrangements for reducing the size of the integrated keyboard for transport, e.g. foldable keyboards, keyboards with collapsible keys
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- H01H2221/068—Actuators having a not operable condition
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- H01H3/02—Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
- H01H3/12—Push-buttons
- H01H3/122—Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
- H01H3/125—Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser
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- Human Computer Interaction (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】キーボード構造の高さを低減する。
【解決手段】多層のキー・パッド構造４４の上面に、複
数のキー支持／ガイド構造１１０が設けられ、それらの
上方にキー・キャップ・メンバ４０が配置される。各キ
ー・キャップ・メンバは、該メンバをキー支持／ガイド
構造に連結し、かつストローク距離Ｄだけキー・キャッ
プ・メンバを上下移動可能にする連結手段を備え、各キ
ー支持／ガイド構造は、キー・キャップ・メンバを上方
に弾性的に付勢するキー・リターン・ドーム４８を備え
ている。各連結手段は、はさみ状に開閉する２対のアー
ム８２、８４を備え、ユーザがキー・キャップ・メンバ
を押圧すると、該アームが開いてキー・リターン・ドー
ムの突出部１０８を下方に押圧し、それによりキー・パ
ッド構造の導電パッド５２、６０が接触して信号を生成
する。押圧時にアームが開いてキー・キャップ・メンバ
の内部上方に収納されるので、十分なストローク距離を
得ながら、キーボードの高さを低減できる。
数のキー支持／ガイド構造１１０が設けられ、それらの
上方にキー・キャップ・メンバ４０が配置される。各キ
ー・キャップ・メンバは、該メンバをキー支持／ガイド
構造に連結し、かつストローク距離Ｄだけキー・キャッ
プ・メンバを上下移動可能にする連結手段を備え、各キ
ー支持／ガイド構造は、キー・キャップ・メンバを上方
に弾性的に付勢するキー・リターン・ドーム４８を備え
ている。各連結手段は、はさみ状に開閉する２対のアー
ム８２、８４を備え、ユーザがキー・キャップ・メンバ
を押圧すると、該アームが開いてキー・リターン・ドー
ムの突出部１０８を下方に押圧し、それによりキー・パ
ッド構造の導電パッド５２、６０が接触して信号を生成
する。押圧時にアームが開いてキー・キャップ・メンバ
の内部上方に収納されるので、十分なストローク距離を
得ながら、キーボードの高さを低減できる。
Description
【０００１】
【発明の利用分野】本発明は、ポータブル・コンピュー
タ及びそのキーボード装置に関し、特に、そのキーボー
ド構造に特徴を有するものである。
タ及びそのキーボード装置に関し、特に、そのキーボー
ド構造に特徴を有するものである。
【０００２】
【従来技術】近年、ノートブック型コンピュータ等のポ
ータブル・コンピュータが、極めて多く用いられるよう
になり、かつその機能性も極めて高度になっている。ノ
ートブック型コンピュータの汎用化を促進している１つ
の要因は、該コンピュータのサイズ及び重量の低減化に
あり、また、より小さなサイズのコンピュータの種々の
コンポーネントを組み立てるための能力から生じるファ
クタは、このようなコンポーネントの電力及び動作速度
を増大させることになる。しかしながら、ノートブック
型コンピュータの設計において、キーボード構造の改良
については、更に継続的に取り組む必要がある課題であ
る。この設計課題は、２つの相反する目標から生じるも
のである。すなわち、該２つの目標とは、キーボード構
造のサイズをさらに小さくすること、及びデスクトップ
型コンピュータのサイズ及びタイプ感覚に、ノートブッ
ク型コンピュータをできるだけ近付けることである。
ータブル・コンピュータが、極めて多く用いられるよう
になり、かつその機能性も極めて高度になっている。ノ
ートブック型コンピュータの汎用化を促進している１つ
の要因は、該コンピュータのサイズ及び重量の低減化に
あり、また、より小さなサイズのコンピュータの種々の
コンポーネントを組み立てるための能力から生じるファ
クタは、このようなコンポーネントの電力及び動作速度
を増大させることになる。しかしながら、ノートブック
型コンピュータの設計において、キーボード構造の改良
については、更に継続的に取り組む必要がある課題であ
る。この設計課題は、２つの相反する目標から生じるも
のである。すなわち、該２つの目標とは、キーボード構
造のサイズをさらに小さくすること、及びデスクトップ
型コンピュータのサイズ及びタイプ感覚に、ノートブッ
ク型コンピュータをできるだけ近付けることである。
【０００３】ノートブック型コンピュータのキーボード
構造のサイズを小さくするために変化させることができ
る２つの寸法（ディメンジョン）ファクタがある。すな
わち、それは、水平方向（キーボードの長さ及び幅）の
寸法と、垂直方向（キーボードの厚さすなわち高さ）の
寸法である。キーボードの水平方向の寸法は、キーボー
ドの手動で押圧されるキー・キャップ部分の数、サイ
ズ、及びこれらの相対的スペースによって決定され、そ
して、寸法を決定するこれらの３つのファクタを小さく
すれば、キーボードの全体の長さ及び幅の少なくとも一
方を小さくすることができる。しかしながら、キーボー
ドのサイズを小さくするために、これらの３つの形状的
な低減、すなわち、キーの数、サイズ、及びキーの間の
スペースの低減を行うと、ノートブック型コンピュータ
のキーボード装置は、デスクトップ型コンピュータが有
する外観的体裁、キーボード配置、タイプ感覚と異なっ
てしまうことになる。
構造のサイズを小さくするために変化させることができ
る２つの寸法（ディメンジョン）ファクタがある。すな
わち、それは、水平方向（キーボードの長さ及び幅）の
寸法と、垂直方向（キーボードの厚さすなわち高さ）の
寸法である。キーボードの水平方向の寸法は、キーボー
ドの手動で押圧されるキー・キャップ部分の数、サイ
ズ、及びこれらの相対的スペースによって決定され、そ
して、寸法を決定するこれらの３つのファクタを小さく
すれば、キーボードの全体の長さ及び幅の少なくとも一
方を小さくすることができる。しかしながら、キーボー
ドのサイズを小さくするために、これらの３つの形状的
な低減、すなわち、キーの数、サイズ、及びキーの間の
スペースの低減を行うと、ノートブック型コンピュータ
のキーボード装置は、デスクトップ型コンピュータが有
する外観的体裁、キーボード配置、タイプ感覚と異なっ
てしまうことになる。
【０００４】同様な問題が、ノートブック型コンピュー
タ用のキーボードの全体的な厚さを薄くしようとする場
合にも、生じてしまう。現在までに研究され試行された
可能性の１つは、デスクトップ型コンピュータのキーボ
ードと比べて、ノートブック型コンピュータのキーボー
ドのキー・ストロークの距離を小さくすることである。
このような設計技術を用いれば、ノートブック型コンピ
ュータの全体の厚さは、低減されるであろう。しかしな
がら、キーボードのキー・ストロークの距離の縮小を図
ることによってノートブック型コンピュータ全体の厚さ
を低減すると、大きなデスクトップ型コンピュータ用の
キーボードにおいて通常得られる、より長いキーストロ
ーク距離と比べて、ユーザが異なるタイピング感覚を覚
えてしまい、これは、キーボードを使用する際に不都合
となってしまう。以上から明らかなように、ノートブッ
ク型コンピュータ等のポータブル・コンピュータのキー
ボード装置において、キー・ストロークの距離を短くし
ないで、キーボード装置の厚さを低減できるようにする
ことが求められており、したがって、本発明の目的は、
このような課題を解決できるポータブル・コンピュータ
用のキーボード装置を提供することである。
タ用のキーボードの全体的な厚さを薄くしようとする場
合にも、生じてしまう。現在までに研究され試行された
可能性の１つは、デスクトップ型コンピュータのキーボ
ードと比べて、ノートブック型コンピュータのキーボー
ドのキー・ストロークの距離を小さくすることである。
このような設計技術を用いれば、ノートブック型コンピ
ュータの全体の厚さは、低減されるであろう。しかしな
がら、キーボードのキー・ストロークの距離の縮小を図
ることによってノートブック型コンピュータ全体の厚さ
を低減すると、大きなデスクトップ型コンピュータ用の
キーボードにおいて通常得られる、より長いキーストロ
ーク距離と比べて、ユーザが異なるタイピング感覚を覚
えてしまい、これは、キーボードを使用する際に不都合
となってしまう。以上から明らかなように、ノートブッ
ク型コンピュータ等のポータブル・コンピュータのキー
ボード装置において、キー・ストロークの距離を短くし
ないで、キーボード装置の厚さを低減できるようにする
ことが求められており、したがって、本発明の目的は、
このような課題を解決できるポータブル・コンピュータ
用のキーボード装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のノートブック型コンピュータに代表される
ポータブル・コンピュータは、特別に設計されたキーボ
ード装置を有している。該キーボード装置の全体的な厚
さは、従来においてなされていたようなキー・ストロー
クの低減を必要としないで、実現される。本発明のキー
ボード装置においては、上面を有する基部（ベース）ハ
ウジング部と、該基部ハウジング部にピボット運動可能
に固定された蓋（リード）ハウジング部とを備えてお
り、蓋ハウジング部は、基部ハウジング部の上面をカバ
ーする閉鎖位置と該上面をカバーしないで解放する開放
位置との間で、旋回運動するよう構成されている。
に、本発明のノートブック型コンピュータに代表される
ポータブル・コンピュータは、特別に設計されたキーボ
ード装置を有している。該キーボード装置の全体的な厚
さは、従来においてなされていたようなキー・ストロー
クの低減を必要としないで、実現される。本発明のキー
ボード装置においては、上面を有する基部（ベース）ハ
ウジング部と、該基部ハウジング部にピボット運動可能
に固定された蓋（リード）ハウジング部とを備えてお
り、蓋ハウジング部は、基部ハウジング部の上面をカバ
ーする閉鎖位置と該上面をカバーしないで解放する開放
位置との間で、旋回運動するよう構成されている。
【０００６】本発明の好適な実施例においては、高さ、
すなわち厚さが低減されたキーボード装置は、上面及び
底面を有するキー・パッド構造と、該キー・パッド構造
上に位置しかつ該キー・パッド構造の上面に平行な方向
に相互に離間して配置された複数の一連のキー・キャッ
プ・メンバとを含んでいる。キー・キャップ・メンバの
各々は、キー・パッド構造の上面に面する底部側端周囲
部と、該底部側端周囲部と境界を接する上方にくぼんだ
内部部分とを有している。一連の離間しているキー支持
／ガイド・メンバ（キー支持／ガイド構造）は、キー・
パッド構造の上面上に一列に支持されており、そしてキ
ー・キャップ・メンバの下方に配置されている。キー支
持／ガイド・メンバの各々は、上面を備え、そしてさら
に、キー・パッド構造の上面に平行な方向に、関連する
キー・キャップ・メンバの底部側端周囲部の内面と離間
して配置されている、端部周囲部を備えている。
すなわち厚さが低減されたキーボード装置は、上面及び
底面を有するキー・パッド構造と、該キー・パッド構造
上に位置しかつ該キー・パッド構造の上面に平行な方向
に相互に離間して配置された複数の一連のキー・キャッ
プ・メンバとを含んでいる。キー・キャップ・メンバの
各々は、キー・パッド構造の上面に面する底部側端周囲
部と、該底部側端周囲部と境界を接する上方にくぼんだ
内部部分とを有している。一連の離間しているキー支持
／ガイド・メンバ（キー支持／ガイド構造）は、キー・
パッド構造の上面上に一列に支持されており、そしてキ
ー・キャップ・メンバの下方に配置されている。キー支
持／ガイド・メンバの各々は、上面を備え、そしてさら
に、キー・パッド構造の上面に平行な方向に、関連する
キー・キャップ・メンバの底部側端周囲部の内面と離間
して配置されている、端部周囲部を備えている。
【０００７】本発明においては、キー・キャップ・メン
バの各々を、その下方に位置するキー支持／ガイド・メ
ンバに相対的移動可能に連結するために、連結手段が用
いられる。該相対的移動は、キー・ストロークの距離だ
け行われ、該キー・ストローク距離は、キー・キャップ
・メンバが、キー・パッド構造の上面から上方に離間し
ている位置である上方伸長位置と、下方のキー支持／ガ
イド・メンバが、キー・キャップ・メンバの内部の上方
に収納される下方縮小位置との間の距離であり、下方縮
小位置にあるときには、キー・キャップ・メンバの底部
側端周囲部がキー・パッド構造の上面に近接するように
している。また、本発明においてはさらに、キー・キャ
ップ・メンバの各々を上方伸長位置に弾性的に付勢させ
る付勢手段を備えている。
バの各々を、その下方に位置するキー支持／ガイド・メ
ンバに相対的移動可能に連結するために、連結手段が用
いられる。該相対的移動は、キー・ストロークの距離だ
け行われ、該キー・ストローク距離は、キー・キャップ
・メンバが、キー・パッド構造の上面から上方に離間し
ている位置である上方伸長位置と、下方のキー支持／ガ
イド・メンバが、キー・キャップ・メンバの内部の上方
に収納される下方縮小位置との間の距離であり、下方縮
小位置にあるときには、キー・キャップ・メンバの底部
側端周囲部がキー・パッド構造の上面に近接するように
している。また、本発明においてはさらに、キー・キャ
ップ・メンバの各々を上方伸長位置に弾性的に付勢させ
る付勢手段を備えている。
【０００８】連結手段は、キー・キャップ・メンバとキ
ー支持／ガイド・メンバとの垂直方向に対向する端部対
を相互連結する、はさみ状に開閉する連結手段を備えて
おり、さらに、キ・パッド構造の上面に固定された弾性
を有する複数の離間配置されたキー・リターン（復帰）
・ドーム・メンバを有する付勢手段を備えている。該ド
ーム・メンバは、キー・リターン支持／ガイド・メンバ
の中央部の開口を通って上方に伸びており、かつ連結手
段に対して上方に付勢している。キー・リターン支持／
ガイド・メンバは、キー・パッド構造の上面に、キー・
パッド支持／ガイド・メンバの脚部に依存している手段
によって固定されており、該ガイド・メンバは、キー・
パッド構造の孔をとおって下方に伸びており、キー・パ
ッド構造の底部の層に形成されたフランジ構造にロック
されている。本発明においては、キー・キャップ・メン
バがユーザに押圧されたときに、該キー・キャップ・メ
ンバの湾曲した内部の上方に延在するキー支持／ガイド
・メンバを用いたことにより、キー・キャップ・メンバ
をキー・パッド構造の上面に近接する位置に配置するこ
とができ、よって、キー・ストロークの距離を短くしな
いで、キーボード装置の厚さを低減できる。
ー支持／ガイド・メンバとの垂直方向に対向する端部対
を相互連結する、はさみ状に開閉する連結手段を備えて
おり、さらに、キ・パッド構造の上面に固定された弾性
を有する複数の離間配置されたキー・リターン（復帰）
・ドーム・メンバを有する付勢手段を備えている。該ド
ーム・メンバは、キー・リターン支持／ガイド・メンバ
の中央部の開口を通って上方に伸びており、かつ連結手
段に対して上方に付勢している。キー・リターン支持／
ガイド・メンバは、キー・パッド構造の上面に、キー・
パッド支持／ガイド・メンバの脚部に依存している手段
によって固定されており、該ガイド・メンバは、キー・
パッド構造の孔をとおって下方に伸びており、キー・パ
ッド構造の底部の層に形成されたフランジ構造にロック
されている。本発明においては、キー・キャップ・メン
バがユーザに押圧されたときに、該キー・キャップ・メ
ンバの湾曲した内部の上方に延在するキー支持／ガイド
・メンバを用いたことにより、キー・キャップ・メンバ
をキー・パッド構造の上面に近接する位置に配置するこ
とができ、よって、キー・ストロークの距離を短くしな
いで、キーボード装置の厚さを低減できる。
【０００９】
【発明の態様】図１には、本発明の一実施例のポータブ
ル・コンピュータであるノートブック型コンピュータ１
０の側面図が示されている。このコンピュータ１０は、
本発明に技術的思想に応じてその高さが低減されたキー
ボード装置を有している。コンピュータ１０は、中空矩
形の基部（ベース）ハウジング１４を備えており、該基
部ハウジング１４は、開口１８を有する上面水平壁１６
と、底面水平壁２０と、前面垂直壁２２と、後面垂直壁
２４と、左側垂直壁２６と、右側垂直壁２８とにより構
成されている。
ル・コンピュータであるノートブック型コンピュータ１
０の側面図が示されている。このコンピュータ１０は、
本発明に技術的思想に応じてその高さが低減されたキー
ボード装置を有している。コンピュータ１０は、中空矩
形の基部（ベース）ハウジング１４を備えており、該基
部ハウジング１４は、開口１８を有する上面水平壁１６
と、底面水平壁２０と、前面垂直壁２２と、後面垂直壁
２４と、左側垂直壁２６と、右側垂直壁２８とにより構
成されている。
【００１０】コンピュータ１０はさらに、中空矩形の蓋
ハウジング３０を有しており、該蓋ハウジング３０は、
その前面、すなわち内面に表示スクリーン３２を有して
いる。蓋ハウジング３０は、基部ハウジング１４の上面
の後部コーナの位置に、ヒンジ・ジョイント３３４によ
って旋回運動可能に固定されている。図１に示すよう
に、コンピュータ１０を使用する場合に、蓋ハウジング
３０が上方に回転移動され、それにより、基部ハウジン
グ１４の上面１６及びキーボード構造１２の上面が露呈
し、そして表示スクリーン３２がユーザに対面すること
になる。逆に、図示してないが、コンピュータ１０を非
使用状態に閉じて持ち運びできるようにするためには、
蓋ハウジング３０が下方に回転移動され、これにより、
蓋ハウジング３０が基部ハウジング１４の上面及びキー
ボード構造１２の上面をカバーすることになる。
ハウジング３０を有しており、該蓋ハウジング３０は、
その前面、すなわち内面に表示スクリーン３２を有して
いる。蓋ハウジング３０は、基部ハウジング１４の上面
の後部コーナの位置に、ヒンジ・ジョイント３３４によ
って旋回運動可能に固定されている。図１に示すよう
に、コンピュータ１０を使用する場合に、蓋ハウジング
３０が上方に回転移動され、それにより、基部ハウジン
グ１４の上面１６及びキーボード構造１２の上面が露呈
し、そして表示スクリーン３２がユーザに対面すること
になる。逆に、図示してないが、コンピュータ１０を非
使用状態に閉じて持ち運びできるようにするためには、
蓋ハウジング３０が下方に回転移動され、これにより、
蓋ハウジング３０が基部ハウジング１４の上面及びキー
ボード構造１２の上面をカバーすることになる。
【００１１】本発明の技術思想により高さが低減されて
いるキーボード構造１２は、基部ハウジング１４の上面
壁１６によって囲まれている開口１８の部分に設けられ
ており、基部ハウジング１４の内部３６の上方の比較的
狭い部分を占有している。図１〜図３及び図６を参照し
て、キーボード構造１２を詳細に説明する。キーボード
構造１２は、基本的には、基部ハウジング１４の上面の
開口１８に配置されている一連のキー・キャップ・メン
バ４０と、水平方向に延在する多層のキー・パッド（信
号パッド）構造４４で構成されている。キー・キャップ
・メンバ４０は、ユーザが押圧操作可能で、図１におい
て矢印４２で示すように、基部ハウジング１４に関して
垂直方向に移動可能である。この垂直方向の移動距離
は、キー・ストロークの距離であり、図２においては、
符号Ｄで示されている。また、キー・パッド構造４４
は、キー・キャップ・メンバ４０から下方に離間した位
置に、基部ハウジング１４内に固定されている。
いるキーボード構造１２は、基部ハウジング１４の上面
壁１６によって囲まれている開口１８の部分に設けられ
ており、基部ハウジング１４の内部３６の上方の比較的
狭い部分を占有している。図１〜図３及び図６を参照し
て、キーボード構造１２を詳細に説明する。キーボード
構造１２は、基本的には、基部ハウジング１４の上面の
開口１８に配置されている一連のキー・キャップ・メン
バ４０と、水平方向に延在する多層のキー・パッド（信
号パッド）構造４４で構成されている。キー・キャップ
・メンバ４０は、ユーザが押圧操作可能で、図１におい
て矢印４２で示すように、基部ハウジング１４に関して
垂直方向に移動可能である。この垂直方向の移動距離
は、キー・ストロークの距離であり、図２においては、
符号Ｄで示されている。また、キー・パッド構造４４
は、キー・キャップ・メンバ４０から下方に離間した位
置に、基部ハウジング１４内に固定されている。
【００１２】多層のキー・パッド構造４４は、キー・ス
トロークの方向４２と直交して延在し、かつ汎用されて
いる通常の構造を有しており、図３に、その単純化した
形態が示されている。キー・パッド構造４４は、上から
下に向かって順に、（１）プラスチック製のドーム・シ
ート４６、（２）プラスチック製の上部回路シート５
０、（３）プラスチック製のスペーサ・シート５４、
（４）プラスチック製の低部回路シート５８、（５）金
属製の背面シート６２が重なって、多層構造に形成され
ている。ドーム・シート４６は、その上面４６ａから上
方に突出しているゴム製等の弾性を有する離間配置され
た一連のキー・リターン（復帰）・ドーム４８を有して
いる。上部回路シート５０は、その底面に、離間配置さ
れた円形状の一連の導電パッド５２を有している。スペ
ーサ・シート５４は、導電パッド５２の下方の位置に、
離間している円形状の一連の開口５６を有している。低
部回路シート５８は、その上面に離間して配置された円
形状の一連の導電パッド６０を有し、該導電パッド６０
は、スペーサ・シート５４の開口５６に対応する位置に
配列され、かつ低部回路シート５８に形成された表面ト
レース回路（不図示）に接続されている。これら５つの
シート４６、５０、５４、５８、６２は、図示されてい
るように重ねられ、全体としてキー・パッド構造４４を
構成している。
トロークの方向４２と直交して延在し、かつ汎用されて
いる通常の構造を有しており、図３に、その単純化した
形態が示されている。キー・パッド構造４４は、上から
下に向かって順に、（１）プラスチック製のドーム・シ
ート４６、（２）プラスチック製の上部回路シート５
０、（３）プラスチック製のスペーサ・シート５４、
（４）プラスチック製の低部回路シート５８、（５）金
属製の背面シート６２が重なって、多層構造に形成され
ている。ドーム・シート４６は、その上面４６ａから上
方に突出しているゴム製等の弾性を有する離間配置され
た一連のキー・リターン（復帰）・ドーム４８を有して
いる。上部回路シート５０は、その底面に、離間配置さ
れた円形状の一連の導電パッド５２を有している。スペ
ーサ・シート５４は、導電パッド５２の下方の位置に、
離間している円形状の一連の開口５６を有している。低
部回路シート５８は、その上面に離間して配置された円
形状の一連の導電パッド６０を有し、該導電パッド６０
は、スペーサ・シート５４の開口５６に対応する位置に
配列され、かつ低部回路シート５８に形成された表面ト
レース回路（不図示）に接続されている。これら５つの
シート４６、５０、５４、５８、６２は、図示されてい
るように重ねられ、全体としてキー・パッド構造４４を
構成している。
【００１３】図４及び図５には、キー・キャップ・メン
バ４０の構造が示されている。キー・キャップ・メンバ
４０はそれぞれ、中空で矩形で上方にくぼんでいるモー
ルド成型されたプラスチック本体を有しており、該プラ
スチック本体は、下方及び上方へ傾斜している前面部分
７６を有する上面壁７４、及びキー・キャップ・メンバ
４０の矩形で下方に向かっている側面周囲７８ａによっ
て制限されている開口状態の底部７８を備えている。は
さみのように開閉する連結アセンブリ８０は、キー・キ
ャップ・メンバ４０のそれぞれの底部に固定されてお
り、かつはさみ状の一対の第１のアーム８２及び一対の
第２のアーム８４を含んでいる。これらの第１及び第２
のアームは、図示のように、第１のアーム８２それぞれ
の中間部分に第２のアーム８４それぞれの中間部分が枢
軸回転可能に結合されている。
バ４０の構造が示されている。キー・キャップ・メンバ
４０はそれぞれ、中空で矩形で上方にくぼんでいるモー
ルド成型されたプラスチック本体を有しており、該プラ
スチック本体は、下方及び上方へ傾斜している前面部分
７６を有する上面壁７４、及びキー・キャップ・メンバ
４０の矩形で下方に向かっている側面周囲７８ａによっ
て制限されている開口状態の底部７８を備えている。は
さみのように開閉する連結アセンブリ８０は、キー・キ
ャップ・メンバ４０のそれぞれの底部に固定されてお
り、かつはさみ状の一対の第１のアーム８２及び一対の
第２のアーム８４を含んでいる。これらの第１及び第２
のアームは、図示のように、第１のアーム８２それぞれ
の中間部分に第２のアーム８４それぞれの中間部分が枢
軸回転可能に結合されている。
【００１４】第１のアーム８２それぞれの一端は、円柱
状のロッド８６に結合されており、該ロッド８６は、キ
ー・キャップ・メンバ４０の上面壁７４か下方に突出し
ているタブ８８に、枢軸回転可能に固定されている。ま
た、アーム８２それぞれの他端は、該アーム８２から外
方向に突出する円柱状ピン９０を備えている。第２のア
ーム８４それぞれの一端は、該アーム８４から外方向に
突出する円柱状のピン９４を有しており、また、他端
は、該アーム８４から外方向に突出する円柱状のピン９
８を有しており、該円柱状のピン９８は、キー・キャッ
プ・メンバ４０の下方表面に形成されたスロット１００
にスライド可能に挿入されている。対向して配置される
第２のアーム８４それぞれの長手方向の中間部分は、結
合プレート構造１０２によって相互結合されており、該
結合プレート構造１０２は、その下方面に、底部表面１
０４、及び該表面１０４に対して所定の角度で延在す
る、前方に向いた表面１０６を備えている。はさみのよ
うに開閉する連結アセンブリ８０は、図４に示された上
方に伸びた位置（すなわち、上方伸長位置）と、図５に
示された下方に縮んた位置（すなわち、下方縮小位置）
との間で、キー・キャップ・メンバ４０に関して移動可
能である。
状のロッド８６に結合されており、該ロッド８６は、キ
ー・キャップ・メンバ４０の上面壁７４か下方に突出し
ているタブ８８に、枢軸回転可能に固定されている。ま
た、アーム８２それぞれの他端は、該アーム８２から外
方向に突出する円柱状ピン９０を備えている。第２のア
ーム８４それぞれの一端は、該アーム８４から外方向に
突出する円柱状のピン９４を有しており、また、他端
は、該アーム８４から外方向に突出する円柱状のピン９
８を有しており、該円柱状のピン９８は、キー・キャッ
プ・メンバ４０の下方表面に形成されたスロット１００
にスライド可能に挿入されている。対向して配置される
第２のアーム８４それぞれの長手方向の中間部分は、結
合プレート構造１０２によって相互結合されており、該
結合プレート構造１０２は、その下方面に、底部表面１
０４、及び該表面１０４に対して所定の角度で延在す
る、前方に向いた表面１０６を備えている。はさみのよ
うに開閉する連結アセンブリ８０は、図４に示された上
方に伸びた位置（すなわち、上方伸長位置）と、図５に
示された下方に縮んた位置（すなわち、下方縮小位置）
との間で、キー・キャップ・メンバ４０に関して移動可
能である。
【００１５】以下に詳細に説明するように、連結アセン
ブリ８０の下方部分は、多層のキー・パッド構造４４の
上面に結合されている。そして、キー・キャップ・メン
バ４０は、キー・パッド構造４４の上に、弾性のあるキ
ー・リターン・ドーム４８と水平方向に整列して配置さ
れている。図４に示されるように、キー・キャップ・メ
ンバ４０の上方に伸びている部分に、はさみのように開
閉する連結アセンブリ８０の上方に延在する部分があ
り、該結合プレート構造１０２の表面１０４は、弾性の
キー・リターン・ドーム４８の上面に重合され、下方に
向かって該上面と固定されている。
ブリ８０の下方部分は、多層のキー・パッド構造４４の
上面に結合されている。そして、キー・キャップ・メン
バ４０は、キー・パッド構造４４の上に、弾性のあるキ
ー・リターン・ドーム４８と水平方向に整列して配置さ
れている。図４に示されるように、キー・キャップ・メ
ンバ４０の上方に伸びている部分に、はさみのように開
閉する連結アセンブリ８０の上方に延在する部分があ
り、該結合プレート構造１０２の表面１０４は、弾性の
キー・リターン・ドーム４８の上面に重合され、下方に
向かって該上面と固定されている。
【００１６】キー・キャップ・メンバ４０の任意の１つ
をユーザが押圧すると、図２の左側に示された初期位置
から右側に示された押圧位置となるが、キー・リターン
・ドーム４８は自身の弾性抵抗力に抗して下方に押圧さ
れて変形し、それにより、キー・リターン・ドームの内
部の突出部１０８が、該突出部１０８の下方に延在する
ドーム・シート４６の一部分を下方に押圧することにな
る。これにより、突出部１０８の下方に延在する一対の
接触パッド、すなわち導電パッド５２、６０を相互接続
し、それにより、該当するキー・キャップ・メンバ４０
が押圧されたことを示す電気信号が回路から出力され
る。キー・キャップ・メンバ４０の押圧が解除される
と、キー・キャップ・メンバ４０は、リータン（復帰）
手段として作用するキー・リターン・ドーム４８の弾性
力により、自動的に復帰して、図２の左側に示される上
方位置に戻る。図示の例においては、キー・キャップ・
メンバ４０は、はさみのように開閉する連結アセンブリ
を用いて、信号パッド構造、すなわちキー・パッド構造
４４の上部表面に支持されるように構成されているが、
キー・キャップ・メンバ４０を垂直方向に移動可能にす
る手段であれば、他の手段でも用いることができる。さ
らに、ゴム製等のキー・リターン・ドーム４８以外の弾
性を有する手段も、リータン手段として使用できること
は言うまでもない。
をユーザが押圧すると、図２の左側に示された初期位置
から右側に示された押圧位置となるが、キー・リターン
・ドーム４８は自身の弾性抵抗力に抗して下方に押圧さ
れて変形し、それにより、キー・リターン・ドームの内
部の突出部１０８が、該突出部１０８の下方に延在する
ドーム・シート４６の一部分を下方に押圧することにな
る。これにより、突出部１０８の下方に延在する一対の
接触パッド、すなわち導電パッド５２、６０を相互接続
し、それにより、該当するキー・キャップ・メンバ４０
が押圧されたことを示す電気信号が回路から出力され
る。キー・キャップ・メンバ４０の押圧が解除される
と、キー・キャップ・メンバ４０は、リータン（復帰）
手段として作用するキー・リターン・ドーム４８の弾性
力により、自動的に復帰して、図２の左側に示される上
方位置に戻る。図示の例においては、キー・キャップ・
メンバ４０は、はさみのように開閉する連結アセンブリ
を用いて、信号パッド構造、すなわちキー・パッド構造
４４の上部表面に支持されるように構成されているが、
キー・キャップ・メンバ４０を垂直方向に移動可能にす
る手段であれば、他の手段でも用いることができる。さ
らに、ゴム製等のキー・リターン・ドーム４８以外の弾
性を有する手段も、リータン手段として使用できること
は言うまでもない。
【００１７】図２、６及び７に示されるように、キーボ
ード構造１２の全体の高さを効果的に低減するために、
連結アセンブリ８０の底部が、特別に改良された離間し
ている一連のキー支持／ガイド構造１１０に保持されて
いる。これらのキー支持／ガイド構造１１０は、多層の
信号パッド構造４４の上面４６ａ上に水平方向に離間し
て整列配置されて固定され、また、キー・キャップ・メ
ンバ４０の下方に配置されている。キー支持／ガイド構
造１１０の各々は、側端周囲部１１２を有する矩形状の
本体と、その中央部の円形開口１１４を有している。該
円形開口１１４を通って、キー・リターン・ドーム４８
が上方に突出している。連結アセンブリ８０の底部は、
関連するキー支持／ガイド構造１１０の上面に動作可能
に固定され、かつ結合ピン９０を旋回可能に保持するス
ロット９２、及び該キー保持／ガイド構造１１０の上部
表面上に形成されかつ連結ピン９４をスライド可能に保
持するタブ９６によって、該キー支持／ガイド構造１１
０に保持されている。
ード構造１２の全体の高さを効果的に低減するために、
連結アセンブリ８０の底部が、特別に改良された離間し
ている一連のキー支持／ガイド構造１１０に保持されて
いる。これらのキー支持／ガイド構造１１０は、多層の
信号パッド構造４４の上面４６ａ上に水平方向に離間し
て整列配置されて固定され、また、キー・キャップ・メ
ンバ４０の下方に配置されている。キー支持／ガイド構
造１１０の各々は、側端周囲部１１２を有する矩形状の
本体と、その中央部の円形開口１１４を有している。該
円形開口１１４を通って、キー・リターン・ドーム４８
が上方に突出している。連結アセンブリ８０の底部は、
関連するキー支持／ガイド構造１１０の上面に動作可能
に固定され、かつ結合ピン９０を旋回可能に保持するス
ロット９２、及び該キー保持／ガイド構造１１０の上部
表面上に形成されかつ連結ピン９４をスライド可能に保
持するタブ９６によって、該キー支持／ガイド構造１１
０に保持されている。
【００１８】水平方向に離間して配置された一連のキー
支持／ガイド構造１１０は、プラスティック製のモール
ドであることが好ましく、該構造１１０はそれぞれ、自
身のコーナ上に形成された依存脚１１６によって、ドー
ム・シート４６の上面４６ａに固定されている。該脚１
１６は、ドーム・シート４６の上面４６ａから金属製の
バック・シート６２まで、キー・パッド構造４４に形成
されている円形ホール（孔）１１８を通って下方に伸び
ている。該脚１１６の下方端部分１１６ａ（図７参照）
は、拡大されて、金属製のバック・シート６２から上方
に突出形成された一対のタブ（すなわち、フランジ）１
２０、１２２にスナップ結合されており、それにより、
キー支持／ガイド構造１１０が、キー・パッド構造４４
の上面に固定される。
支持／ガイド構造１１０は、プラスティック製のモール
ドであることが好ましく、該構造１１０はそれぞれ、自
身のコーナ上に形成された依存脚１１６によって、ドー
ム・シート４６の上面４６ａに固定されている。該脚１
１６は、ドーム・シート４６の上面４６ａから金属製の
バック・シート６２まで、キー・パッド構造４４に形成
されている円形ホール（孔）１１８を通って下方に伸び
ている。該脚１１６の下方端部分１１６ａ（図７参照）
は、拡大されて、金属製のバック・シート６２から上方
に突出形成された一対のタブ（すなわち、フランジ）１
２０、１２２にスナップ結合されており、それにより、
キー支持／ガイド構造１１０が、キー・パッド構造４４
の上面に固定される。
【００１９】図２を参照して、本発明の重要な特徴であ
る、キー支持／ガイド構造１１０に設けられた水平の側
端周囲部１２について説明する。該側端周囲部１１２
は、キー・キャップ・メンバ４０の低部の側端周囲部７
８ａの内部に、該周囲部７８ａと水平方向に離間して配
置されている。キー支持／ガイド構造１１０の各々は、
キー・キャップ・メンバ４０が、伸びている位置（図２
の左側参照）からキー・ストローク距離Ｄだけ縮んだ位
置（図２の右側参照）まで、下方に押圧されたとき、該
キー・キャップ・メンバ４０の上方に湾曲している内部
に収納されることができる大きさである。各キー支持／
ガイド構造１１０とそのキー・キャップ・メンバ４０と
の間のこのような形状的な関係により、キー・キャップ
・メンバ４０がキー・ストロークの距離Ｄだけ下方に移
動したときに、低部の側端周囲部７８ａが、キー支持／
ガイド構造１１０の上端を通り過ぎて、ドーム・シート
４６の上面４６ａに近接する位置まで、下方に移動でき
ることになる。
る、キー支持／ガイド構造１１０に設けられた水平の側
端周囲部１２について説明する。該側端周囲部１１２
は、キー・キャップ・メンバ４０の低部の側端周囲部７
８ａの内部に、該周囲部７８ａと水平方向に離間して配
置されている。キー支持／ガイド構造１１０の各々は、
キー・キャップ・メンバ４０が、伸びている位置（図２
の左側参照）からキー・ストローク距離Ｄだけ縮んだ位
置（図２の右側参照）まで、下方に押圧されたとき、該
キー・キャップ・メンバ４０の上方に湾曲している内部
に収納されることができる大きさである。各キー支持／
ガイド構造１１０とそのキー・キャップ・メンバ４０と
の間のこのような形状的な関係により、キー・キャップ
・メンバ４０がキー・ストロークの距離Ｄだけ下方に移
動したときに、低部の側端周囲部７８ａが、キー支持／
ガイド構造１１０の上端を通り過ぎて、ドーム・シート
４６の上面４６ａに近接する位置まで、下方に移動でき
ることになる。
【００２０】従来のポータブル・コンピュータのキーボ
ード構造においては、キー支持／ガイド構造が、ドーム
・シートの上面に位置するプラスティック製のシート構
造であって、単一ブロック構造としてのシート構造の一
部分として構成されている。そして、該単一ブロック構
造は一般に、図２に示されている、キー支持／ガイド構
造１１０の垂直方向の厚さＴ（通常は１〜２ｍｍの範
囲）と同一の厚さを有しているものである。このような
従来例の構造では、明らかなように、キーボード構造の
全体の高さは、キー・パッド構造４４の垂直方向の厚さ
と、上記した垂直方向の厚さＴと、キー・ストロークの
距離Ｄとの総和となる。
ード構造においては、キー支持／ガイド構造が、ドーム
・シートの上面に位置するプラスティック製のシート構
造であって、単一ブロック構造としてのシート構造の一
部分として構成されている。そして、該単一ブロック構
造は一般に、図２に示されている、キー支持／ガイド構
造１１０の垂直方向の厚さＴ（通常は１〜２ｍｍの範
囲）と同一の厚さを有しているものである。このような
従来例の構造では、明らかなように、キーボード構造の
全体の高さは、キー・パッド構造４４の垂直方向の厚さ
と、上記した垂直方向の厚さＴと、キー・ストロークの
距離Ｄとの総和となる。
【００２１】これに対して、本発明においては、キー・
キャップ・メンバ４０の低部側端周囲部７８ａを、キー
支持／ガイド構造１１０の頂端を通過して、ドーム・シ
ート４６の上面４６ａに近接する位置まで移動させるこ
とができるよう構成しているので、キー・キャップ・メ
ンバ４０の上面が、ドーム・シート４６の上面４６ａか
ら距離Ｔだけ垂直方向に離れた位置となり、したがっ
て、本発明は、従来例と同一のキー・ストロークの距離
Ｄを保持しながら、キーボード構造１２の垂直方向の高
さを、距離Ｔだけ低くすることができる。水平方向に延
在するキーボード構造全体にわたって、その高さを１〜
数ｍｍ低くできることは、コンピュータの全体としての
高さを同一とすれば、より多くのコンピュータ回路を収
納させることができることであり、言い換えれば、同一
の回路を内蔵している場合には、コンピュータの全体と
しての高さを低くすることができるという作用効果を奏
することができる。上記においては、本発明を例を挙げ
て説明したが、本発明の技術的思想に基づいて種々の変
形が可能であることは、明らかであろう。
キャップ・メンバ４０の低部側端周囲部７８ａを、キー
支持／ガイド構造１１０の頂端を通過して、ドーム・シ
ート４６の上面４６ａに近接する位置まで移動させるこ
とができるよう構成しているので、キー・キャップ・メ
ンバ４０の上面が、ドーム・シート４６の上面４６ａか
ら距離Ｔだけ垂直方向に離れた位置となり、したがっ
て、本発明は、従来例と同一のキー・ストロークの距離
Ｄを保持しながら、キーボード構造１２の垂直方向の高
さを、距離Ｔだけ低くすることができる。水平方向に延
在するキーボード構造全体にわたって、その高さを１〜
数ｍｍ低くできることは、コンピュータの全体としての
高さを同一とすれば、より多くのコンピュータ回路を収
納させることができることであり、言い換えれば、同一
の回路を内蔵している場合には、コンピュータの全体と
しての高さを低くすることができるという作用効果を奏
することができる。上記においては、本発明を例を挙げ
て説明したが、本発明の技術的思想に基づいて種々の変
形が可能であることは、明らかであろう。
【図１】本発明に基づいて高さが低減されたキーボード
構造を備えているノートブック型コンピュータを、一部
断面で示した正面図である。
構造を備えているノートブック型コンピュータを、一部
断面で示した正面図である。
【図２】図１の符号２で示された円内の構造の詳細な拡
大断面図であって、左側のキーが上方に伸びた状態にあ
り、右側のキーが下方に押圧された状態を、それぞれ示
している。
大断面図であって、左側のキーが上方に伸びた状態にあ
り、右側のキーが下方に押圧された状態を、それぞれ示
している。
【図３】本発明のキーボード構造に用いられるキー・パ
ッド構造の多層構造を分離して示した概略説明図であ
る。
ッド構造の多層構造を分離して示した概略説明図であ
る。
【図４】本発明のキーボード構造に用いられるキー・キ
ャップ・メンバの拡大斜視図であって、はさみ状に開閉
される支持部分を延ばした状態を示している。
ャップ・メンバの拡大斜視図であって、はさみ状に開閉
される支持部分を延ばした状態を示している。
【図５】本発明のキーボード構造に用いられるキー・キ
ャップ・メンバの拡大斜視図であって、はさみ状に開閉
される支持部分を縮めた状態を示している。
ャップ・メンバの拡大斜視図であって、はさみ状に開閉
される支持部分を縮めた状態を示している。
【図６】本発明のキーボード構造に用いられるキー・パ
ッド構造と、該キー・パッド構造に固定されるキー支持
／ガイド構造と、キー・キャップ・メンバとの関係を説
明するための拡大斜視図である。
ッド構造と、該キー・パッド構造に固定されるキー支持
／ガイド構造と、キー・キャップ・メンバとの関係を説
明するための拡大斜視図である。
【図７】図６の線７−７に沿った拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591030868 20555 Ｓｔａｔｅ Ｈｉｇｈｗａｙ 249，Ｈｏｕｓｔｏｎ，Ｔｅｘａｓ 77070，Ｕｎｉｔｅｄ Ｓｔａｔｅｓ ｏ ｆ Ａｍｅｒｉｃａ
Claims (18)
- 【請求項１】コンピュータのキーボード装置において、 上面及び底面を有するキー・パッド構造と、 キー・パッド構造の上面に相互に離間して位置する複数
のキー・キャップ・メンバであって、キー・パッド構造
の上面に面している底部側端周囲部と、該底部側端周囲
部と境界を接しており、かつ上方に湾曲している内部部
分とを有しているキー・キャップ・メンバと、 キー・パッド構造の上面に整列して支持された複数のキ
ー支持／ガイド構造であって、キー・キャップ・メンバ
の下方に配置されており、かつ上面と、キー・パッド構
造の上面に平行な方向に、キー・キャップ・メンバの底
部側端周囲部の内方に該底部側端周囲部と離間している
側端周囲部とを有しているキー支持／ガイド構造と、 キー・キャップ・メンバのそれぞれをその下方に位置す
るキー支持／ガイド構造に移動可能に連結するための連
結手段であって、キー・キャップ・メンバがキー・パッ
ド構造の上面から上方に離間している上方伸長位置と、
キー支持／ガイド構造がキー・キャップ・メンバの内部
の上方に収納される下方縮小位置との間のキー・ストロ
ーク距離だけ、キー・キャップ・メンバが移動可能であ
り、下方縮小位置にあるときに、キー・キャップ・メン
バの底部側端周囲部がキー・パッド構造の上面に近接す
るようにした、連結手段と、 キー・キャップ・メンバの各々を上方伸長位置に弾性的
に付勢させる付勢手段とを備えていることを特徴とする
キーボード装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のキーボード装置におい
て、 該キーボード装置のキー・パッド構造は、最上層及び最
下層とを有する多層構造に構成されており、 付勢手段は、各キー・キャップ・メンバの下方にある弾
性的なキー・リターン・メンバであって、キー・パッド
構造の最上層から上方に突出しているキー・リターン・
メンバを備えていることを特徴とするキーボード装置。 - 【請求項３】 請求項２記載のキーボード装置におい
て、 キー支持／ガイド構造は、中央部に開口を有しており、 キー・リターン・メンバは、キー支持／ガイド構造の開
口を介して上方に突出する弾性を有するドーム・メンバ
であることを特徴とするキーボード装置。 - 【請求項４】 請求項１記載のキーボード装置におい
て、 連結手段は、キー・キャップ・メンバとキー支持／ガイ
ド構造とを相互に連結する、はさみ状に開閉する連結部
材を含んでいることを特徴とするキーボード装置。 - 【請求項５】 請求項１記載のキーボード装置におい
て、 キー支持／ガイド構造は、キー支持／ガイド構造及びキ
ー・パッド構造の上に相互動作可能に結合されたロッキ
ング手段によって、キー・パッド構造上に支持されてい
ることを特徴とするキーボード装置。 - 【請求項６】 請求項５記載のキーボード装置におい
て、 キー・パッド構造は、最上層と最下層とを有する多層構
造に構成されおり、かつ該最上層から最下層に伸び、離
間して配置された複数の孔を備えており、 相互動作可能なロッキング手段は、キー・パッド支持／
ガイド構造に依存する、離間して配置された複数のポス
ト・メンバであって、キー・パッド構造の孔をとおって
下方に伸びて最下層の部分にロック状態で支持されるポ
スト・メンバを備えていることを特徴とするキーボード
装置。 - 【請求項７】 請求項６記載のキーボード装置におい
て、 最下層は、上方に折り曲げられた複数のフランジ部分を
有する金属製の基部プレート・メンバで構成されてお
り、 ポスト・メンバはそれぞれ、該フランジ部分の対にスナ
ップ結合された低部端部分を有していることを特徴とす
るキーボード装置。 - 【請求項８】 コンピュータ用のキーボード装置におい
て、 最上層及び最下層を有する多層構造のキー・パッド構造
と、 キー・パッド構造の最上層の上方に、該最上層と平行な
方向に相互に離間して配置された複数のキー・キャップ
・メンバであって、キー・パッド構造の最上層に面する
底部側端周囲部と、該底部側端周囲部によって囲まれて
いる、上方に湾曲した部分とを有しているキー・キャッ
プ・メンバと、 キー・パッド構造の最上層上に支持された、離間して配
置された複数のキー支持／ガイド構造であって、キー・
キャップ・メンバの下方に位置しており、かつ上面と、
キー・パッド構造の最上層に平行な方向にキー・キャッ
プ・メンバの底部側端周囲部の内方に離間して配置され
た側端周囲部と、最上層を横切るように延在している中
央部の開口とを有しているキー支持／ガイド構造と、 キー・キャップ・メンバのそれぞれをその下方のキー・
キャップ・メンバ支持／ガイド構造に移動可能に連結す
る、はさみ状に開閉する連結手段であって、キー・キャ
ップ・メンバがキー・パッド構造の最上層から上方に離
間している位置である上方伸長位置と、キー・パッド支
持／ガイド構造がキー・キャップ・メンバの内部の上方
に収納される位置である下方縮小位置との間のキー・ス
トローク距離だけ、キー・キャップ・メンバを移動可能
にし、下方縮小位置においては、キー・キャップ・メン
バの底部側端周囲部がキー・パッド構造の最上層に近接
するようにした、連結手段と、 キー・パッド構造の最上層に固定された弾性を有する離
間して配置された複数のキー・リターン・メンバであっ
て、キー支持／ガイド構造の中央部の開口を介して上方
に伸びており、かつ該上方に伸びている部分に対してキ
ー・キャップ・メンバを弾性的に付勢するように、連結
手段と結合されているキー・リターン・メンバとを備え
ていることを特徴とするキーボード構造。 - 【請求項９】 請求項８記載のキーボード装置におい
て、 キー・パッド構造は、該構造の最上層から最下層まで伸
びている、離間して配置された複数の孔を備えており、 キー支持／ガイド構造は、キー支持／ガイド構造及びキ
ー・パッド構造上に相互動作可能に結合されたロッキン
グ手段によって、キー・パッド構造上に支持されてお
り、該ロッキング手段は、キー支持／ガイド構造に依存
する、離間して配置された複数のポスト・メンバであっ
て、キー・パッド構造の孔を介して下方に伸びて最下層
の部分にロック状態で受け取られるポスト・メンバを備
えていることを特徴とするキーボード装置。 - 【請求項１０】 請求項９記載のキーボード装置におい
て、 キー・パッド構造の最下層は、上方に折り曲げられた複
数のフランジ部分を有する金属製の基部プレート・メン
バで構成されており、 ポスト・メンバはそれぞれ、フランジ部分の対にスナッ
プ結合された低部端部分を有していることを特徴とする
キーボード装置。 - 【請求項１１】 ポータブル・コンピュータにおいて、 上面部分を有している基部ハウジング部と、 基部ハウジングに旋回可能に固定された蓋ハウジング部
であって、蓋ハウジング部が基部ハウジング部の上面部
分をカバーする位置である閉鎖位置と、蓋ハウジング部
が該上面部分をカバーしない位置である開放位置との間
で、旋回可能に支持されている蓋ハウジング部と、 基部ハウジング部の上面部分に沿って配置されたキーボ
ード装置であって、 （ａ）最上層及び最下層を有する多層構造のキー・パッ
ド構造と、 （ｂ）キー・パッド構造の最上層の上方に、該最上層と
平行な方向に相互に離間して配置された複数のキー・キ
ャップ・メンバであって、キー・パッド構造の最上層に
面する底部側端周囲部と、該底部側端周囲部によって囲
まれている、上方に湾曲した部分とを有しているキー・
キャップ・メンバと、 （ｃ）キー・パッド構造の最上層上に支持された複数の
離間しているキー支持／ガイド構造であって、キー・キ
ャップ・メンバの下方に位置しており、かつ上面と、キ
ー・パッド構造の最上層に平行な方向にキー・キャップ
・メンバの底部側端周囲部の内方に離間して配置された
側端周囲部と、最上層を横切るように延在している中央
部の開口とを有しているキー支持／ガイド構造と、 （ｄ）キー・キャップ・メンバのそれぞれを、その下方
のキー支持／ガイド構造に移動可能に連結する、はさみ
状に開閉する連結手段であって、キー・キャップ・メン
バがキー・パッド構造の最上層から上方に離間している
位置である上方伸長位置と、キー・パッド支持／ガイド
構造がキー・キャップ・メンバの内部の上方に収納され
る位置である下方縮小位置との間のキー・ストローク距
離だけ、キー・キャップ・メンバを移動可能にし、下方
縮小位置においては、キー・キャップ・メンバの底部側
端周囲部がキー・パッド構造の最上層に近接するように
した、連結手段と、 キー・キャップ・メンバを上方伸長位置に弾性的に付勢
する付勢手段とを備えているキーボード構造とを備えて
いることを特徴とするポータブル・コンピュータ。 - 【請求項１２】 請求項１１記載のポータブル・コンピ
ュータにおいて、該コンピュータは、ノートブック型コ
ンピュータであることを特徴とするポータブル・コンピ
ュータ。 - 【請求項１３】 請求項１１記載のポータブル・コンピ
ュータにおいて、 キー・パッド構造は、最上層と最下層とを有する多層構
造で構成されており、 付勢手段は、キー・キャップ・メンバの下方に整列配置
された弾性を有するキー・リターン・メンバであって、
キー・パッド構造の最上層から上方に突出するキー・リ
ターン・メンバを備えていることを特徴とするポータブ
ル・コンピュータ。 - 【請求項１４】 請求項１３記載のポータブル・コンピ
ュータにおいて、 キー支持／ガイド構造は、中央部に開口を有しており、 キー・リターン・メンバは、該中央部の開口から上方に
突出する弾性を有するドーム・メンバであることを特徴
とするポータブル・コンピュータ。 - 【請求項１５】 請求項１１記載のポータブル・コンピ
ュータにおいて、 連結手段は、キー・キャップ・メンバとキー支持／ガイ
ド構造との間を動作可能に相互結合する、はさみ状に開
閉する連結部材を含んでいることを特徴とするポータブ
ル・コンピュータ。 - 【請求項１６】 請求項１１記載のポータブル・コンピ
ュータにおいて、 キー支持／ガイド構造は、キー支持／ガイド構造とキー
・パッド構造との上に相互動作可能に固定されたロッキ
ング手段によって、キー・パッド構造の上に支持されて
いることを特徴とするポータブル・コンピュータ。 - 【請求項１７】 請求項１６記載のポータブル・コンピ
ュータにおいて、 キー・パッド構造は、最上層と最下層とを有する多層構
造に構成されており、かつ該最上層から最下層まで延在
する、離間して配置された複数の孔を備えており、 ロック手段が、キー支持／ガイド構造に依存する、離間
して配置された複数のポスト・メンバであって、キー・
パッド構造の孔を介して下方に伸びており、かつ最下層
の部分にロック状態で受け取られるポスト・メンバを備
えていることを特徴とするポータブル・コンピュータ。 - 【請求項１８】 請求項１７記載のポータブル・コンピ
ュータにおいて、 キー・パッド構造の最下層は、上方に折り曲げられた複
数のフランジ部分を有する金属製の基部プレート・メン
バで構成されており、 ポスト・メンバは、該フランジ部分の対にスナップ結合
される低部部分を有していることを特徴とするポータブ
ル・コンピュータ。
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