JPH09126146A - 圧縮機の冷却力調整装置 - Google Patents
圧縮機の冷却力調整装置Info
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- JPH09126146A JPH09126146A JP27791395A JP27791395A JPH09126146A JP H09126146 A JPH09126146 A JP H09126146A JP 27791395 A JP27791395 A JP 27791395A JP 27791395 A JP27791395 A JP 27791395A JP H09126146 A JPH09126146 A JP H09126146A
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Abstract
縮機に印加される電圧を可変して駆動することにより圧
縮機騒音を除去することを目的とする。 【解決手段】 振動子1が振動することによって前記振
動子と一体的に連結されたピストン2の動作によりシリ
ンダ内部の冷媒吸入量を制御して冷却力を調整する圧縮
機30の冷却力調節装置であって、入力交流電源の電圧
を可変して多数個の2次側端子を通じて出力する変圧手
段10と、熱交換機40の実際温度と冷却設定温度とを
比較し比較結果を出力する比較手段60と、比較手段か
らの比較結果に基づき変圧手段の2次側端子電圧を選択
し圧縮機への印加電圧を調節する印加電圧調節手段20
とで構成される。
Description
整する冷却力調整装置に関し、特に冷凍機や空調機等の
温度調節のために圧縮機の運転を変化させる場合におい
て、電源をオン・オフせずに圧縮機への印加電圧自体を
調節することにより、圧縮機を継続運転しながら冷却力
を調整可能した圧縮機の冷却力調整装置に関する。
めに圧縮機の運転を変化させる必要がある場合に、1つ
の方式として、電源をオン・オフして圧縮機を駆動制御
する方式を行っていた。これは、圧縮機が誘導電動機で
駆動しているので、その回転速度を可変することが困難
なためである。
電源をオフして圧縮機を一旦停止し、さらに一定時間経
過後、設定された温度から外れると再び電源をオンして
圧縮機を運転して設定温度になるように電源のオン・オ
フを制御していた。又、他の方式としてインバータを使
用して圧縮機の動作周波数を可変して温度を調整する方
式がある。この方式では設定温度に達すると周波数を低
く変化させて圧縮機の回転が遅くなるように制御してい
た。
れている場合には周波数を高く設定し、圧縮機の回転数
を上昇させて設定温度に達するように調整する。このよ
うに設定温度付近で温度変化に応じて周波数を可変して
圧縮機の動作を制御する。
オフ制御方式は、圧縮機を駆動するモータが駆動と停止
を反復するために、圧縮機から騒音が発生し、モータの
寿命を縮め、かつ温度が急激に変化する、等の問題を生
じていた。一方、インバータにより圧縮機の回転周波数
を制御する方式は、インバータ自身の値段が高価であ
り、経済的な面において問題があった。
含まれず、圧縮機に印加される電圧を調節して圧縮機を
運転することにより冷却力を向上させることにあり、そ
の結果、従来の圧縮機の騒音やモータの寿命等の問題を
解消した冷却力調整装置を提供することにある。
することによって前記振動子と一体的に連結されたピス
トンの動作によりシリンダ内部の冷媒吸入量を制御して
冷却力を調整する圧縮機において、入力交流電源の電圧
を可変して多数個の2次側端子を通じて出力する変圧手
段と、熱交換機の実際温度と冷却設定温度とを比較し比
較結果を出力する比較手段と、前記比較手段からの比較
結果に基づき前記変圧手段の前記2次側端子電圧を選択
し前記圧縮機への印加電圧を調節する印加電圧調節手段
と、を備えることを特徴とする。
手段の2次側端子電圧を前記比較手段の制御により各々
切り換える多数個のトライアックで構成される。
図であり、図2は本発明の圧縮機の冷却力調整装置のブ
ロック図である。図1において、圧縮機30内には振動
子等が設けられる。振動子1は矢印で示すように上下運
動(振動)することにより、振動子1と連結されている
ピストン2も振動する。ピストン2の振動の結果、シリ
ンダ3内部の冷媒吸入量を制御し冷却力を制御する。4
は流入パイプであり、5は流出パイプである。
縮機30の冷却力により周辺温度を降下させる熱交換機
40と、入力交流電源(AC60Hz,100/220
V)を可変して多数個の2次側端子を通じて出力する電
源部10と、電源部10の変圧器Tの2次側端子(TM
1,TM2,TM3)を選択して選択された電圧により
振動子1を駆動する電圧を調節する印加電圧調節器20
と、温度感知センサ50で検出した熱交換器40の実際
温度と設定温度を比較する比較器60とで構成される。
なお、適切には上記印加電圧調節器20は、電源部10
の変圧器Tの2次側端子電圧を、比較器60の制御によ
り各々切り換える多数個のトライアックで構成されてい
る。
20から印加されて電圧により振動子1が振動すると、
振動子と一体的に連結されたピストン2がシリンダ3内
部で振動する。この振動子1の振動変位“X”は印加電
圧を調整して可変することができる。即ち、印加電圧調
節器20からの印加電圧を上昇させると振動変位“X”
は増大し、それによりシリンダ内部に吸入される冷媒量
が増大して冷却力が大きくなり、一方、印加電圧を下降
させると振動変位“X”が減少して吸入される冷媒量が
減少して冷却力が小さくなる。このように線型圧縮機は
印加電圧を可変して冷媒量を調整するので冷却力を調整
することができる。
0から圧縮機30に印加される印加電圧は、入力交流電
圧ACを可変する変圧器T及び印加電圧調節器20を通
じて圧縮機30に印加される。即ち、変圧器Tの2次側
端子は多数個の端子(TM1,TM2,TM3)になっ
ており、各2次側端子の出力電圧は各々異なっている。
印加電圧調節器20は変圧器Tの2次側端子が多数個の
端子(TM1,TM2,TM3)の中から1つの端子と
連結されるように、トライアック(SW1,SW2,S
W3)の中の1つを駆動し、圧縮機30への印加電圧を
調節する。
知センサ50が検出し、比較器60が温度感知センサ5
0にて検出した温度と設定温度を比較し、比較結果によ
り印加電圧調節器20の内部のトライアック(SW1,
SW2,SW3)中の該当するものを選択し、そのゲー
ト側に電圧を印加してトライアックを駆動する。即ち、
温度感知センサ50の検出温度が設定温度よりも低い場
合は、端子TM1に圧縮機30が連結されるようにトラ
イアックSW1を駆動し、冷却力が上昇されるようにす
る。また、温度感知センサ50の検出温度が設定温度よ
りも高い場合は、端子TM3に圧縮機30が連結される
ようにトライアックSW3を駆動し、冷却力が下降され
るようにする。
縮機に入力される電圧を可変するように変圧器の2次端
子に設置した多数個の出力端子を制御することにより、
圧縮機の騒音を除去することができ、モータの寿命を延
長することもでき、温度の急激な変化を防止するように
圧縮機を制御することもできる。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 振動子が振動することによって前記振動
子と一体的に連結されたピストンの動作によりシリンダ
内部の冷媒吸入量を制御して冷却力を調整する圧縮機に
おいて、 入力交流電源の電圧を可変して多数個の2次側端子を通
じて出力する変圧手段と、 熱交換機の実際温度と冷却設定温度とを比較し比較結果
を出力する比較手段と、 前記比較手段からの比較結果に基づき前記変圧手段の前
記2次側端子電圧を選択し前記圧縮機への印加電圧を調
節する印加電圧調節手段と、 を備えることを特徴とする圧縮機の冷却力調整装置。 - 【請求項2】 前記印加電圧調節手段は、前記変圧手段
の2次側端子電圧を前記比較手段の制御により各々切り
換える多数個のトライアックで構成される請求項1に記
載の圧縮機の冷却力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7277913A JP2708730B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 圧縮機の冷却力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7277913A JP2708730B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 圧縮機の冷却力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09126146A true JPH09126146A (ja) | 1997-05-13 |
JP2708730B2 JP2708730B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=17590048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7277913A Expired - Fee Related JP2708730B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 圧縮機の冷却力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708730B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6841967B2 (en) | 2000-12-27 | 2005-01-11 | Lg Electronics Inc. | Coil winding number variable type motor and coil winding number varying method for varying cooling and heating capacity of reciprocating compressor |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02119631A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | Isuzu Motors Ltd | 電動機構付ターボチャージャの制御装置 |
JPH02191882A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-27 | Hitachi Ltd | 圧縮機の容量制御装置及びその制御方法 |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP7277913A patent/JP2708730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02119631A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | Isuzu Motors Ltd | 電動機構付ターボチャージャの制御装置 |
JPH02191882A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-27 | Hitachi Ltd | 圧縮機の容量制御装置及びその制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6841967B2 (en) | 2000-12-27 | 2005-01-11 | Lg Electronics Inc. | Coil winding number variable type motor and coil winding number varying method for varying cooling and heating capacity of reciprocating compressor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2708730B2 (ja) | 1998-02-04 |
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