JPH09121383A - 通信システム及び接続装置並びに通信方法 - Google Patents
通信システム及び接続装置並びに通信方法Info
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- JPH09121383A JPH09121383A JP7301956A JP30195695A JPH09121383A JP H09121383 A JPH09121383 A JP H09121383A JP 7301956 A JP7301956 A JP 7301956A JP 30195695 A JP30195695 A JP 30195695A JP H09121383 A JPH09121383 A JP H09121383A
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Abstract
通信端末装置との無線通信用の周波数帯域を容易に変更
し得、限られた周波数帯域を有効に利用し得るようにす
る。 【解決手段】センター局装置(22)が接続装置(2
1)と移動通信端末装置(2)との間で無線通信する際
に使用される周波数帯域を決定し、決定した周波数帯域
の情報を公衆回線網(5)を介して接続装置に通達し、
接続装置はセンター局装置から通達された周波数帯域の
情報を受信し、受信した周波数帯域の情報を周波数帯蓄
積手段に蓄積し、移動通信端末装置と無線通信する場合
には、周波数帯蓄積手段に蓄積されている周波数帯域の
情報を基に移動通信端末装置と無線通信するようにし
た。これにより接続装置と移動通信端末装置との無線通
信用の周波数帯域を容易に変更し得、限られた周波数帯
域を有効に利用し得る。
Description
続装置並びに通信方法に関し、例えば米国で提案されて
いるPCS(Personal Communication Service)システ
ムと呼ばれるセルラーシステムに適用して好適なもので
ある。
と呼ばれるセルラーシステムが提案されている。このP
CSシステムは大きく分けて移動通信端末装置と基地局
装置によつて構成され、基地局装置を複数配置すること
によつて屋外の広範囲な地域をサービスするようになさ
れている。
端末装置を自宅に持ち帰つたとき等、当該移動通信端末
装置をコードレス電話システムの子機としても使用し得
るようにすることも提案されている。この場合、公衆回
線網に接続されたホームベースステーシヨンと呼ばれる
接続装置(いわゆるコードレス電話システムの親機に相
当するもの)を自宅に予め設けておき、通信相手を基地
局装置からこの接続装置に切り換えることにより、移動
通信端末装置をコードレス電話システムの子機として使
用し得るようにする。
図9を用いて具体的に説明する。図9に示すように、P
CSシステム1においては、通常、移動通信端末2は屋
外に設置された基地局装置3と無線通信を行う。これに
より移動通信端末2は基地局装置3、無線オペレータ用
の交換機4を介して交換機5A、5B等でなる公衆回線
網に接続され、当該公衆回線網5に接続された他の電話
6A、6B、6C等と通信することができる。また移動
通信端末2は、同様にして基地局装置3と無線通信する
ことにより、他の基地局装置と無線通信している移動通
信端末(図示せず)とも通信することができる。
は、宅内や構内に持ち込まれたとき、宅内や構内に設置
された接続装置7と通信可能であれば当該接続装置7と
無線通信する。この場合、接続装置7は加入者回線又は
PBX網の回線(図示せず)によつて公衆回線網5に接
続されており、移動通信端末2は接続装置7と無線通信
することによつてこれらの回線を介して公衆回線網5に
接続される。これにより移動通信端末2は接続装置7と
無線通信することによつても公衆回線網5に接続された
他の電話6A、6B、6C等と通信することができる。
出されたとき等、接続装置7と通信できないような場合
には、基地局装置3経由で通信し、自宅に持ち帰つたと
き等、接続装置7と通信できるような場合には、接続装
置7経由で通信する。このようにして通信を切り換える
理由は、一般に基地局装置3との通信料金が高いため、
すこしでも通信料金を下げるためである。なお、このよ
うな動作を行う接続装置7をPCSシステムでは一般に
ホームベースステーシヨン(HBS)と呼んでいる。
は、加入者回線を介して公衆回線網に接続された親機
と、当該親機と無線回線を介して接続される子機とによ
つて構成される。コードレス電話システムの子機は、通
信時、親機と無線通信することによつて公衆回線網に接
続された他の電話と通信する。すなわちこの説明から察
しが付くように上述の接続装置7はコードレス電話シス
テムの親機に相当するものであり、移動通信端末2は接
続装置7と通信することによつてコードレス電話システ
ムの子機として動作することになる。
て説明する。一般のアナログコードレス電話システムの
場合、親機と子機との間で無線通信する際の周波数帯域
は、日本では郵政省、米国ではFCC(Federal Commun
ications Commission :連邦通信委員会)といつた機関
が定めており、通常、国内全域においてその定められた
コードレス電話用の周波数帯域が使用される。一方、P
CSシステムの場合、接続装置7と移動通信端末2との
間で無線通信する際の周波数帯域は、PCS通信のサー
ビスを提供するオペレータが定めており(具体的にはP
CSシステム用に割り当てられた周波数帯域の中の一部
が当てられる)、サービスが提供されるエリアにおいて
はそのオペレータが定めた周波数帯域が使用される。従
つて上述の接続装置7や移動通信端末2にはこの周波数
帯域が予め記憶されており、通信時には、その周波数帯
域の中から混信が生じない適切な無線チヤネルを選択し
て無線通信する。
通信端末2との間で無線通信する際の通話チヤネル開設
方法を説明する。なお、この通話チヤネル開設方法は、
日本のコードレス電話システムの開設方法と同様にマル
チチヤネルアクセス方式で行われる。
分けて公衆回線網5からの着呼要求を検出する着呼要求
検出手段8、移動通信端末2からの発呼要求を検出する
発呼要求検出手段9、発着呼要求に対する処理を司る発
着呼要求処理手段10、空いている通話チヤネルを検出
する空き通話チヤネル検出手段11、移動通信端末2に
対して所定チヤネルの電波を送信する送信手段12、移
動通信端末2からの所定チヤネルの電波を受信する受信
手段13、及び送受信用のアンテナ14によつて構成さ
れている。
て接続装置7に着呼要求が到達すると、まず着呼要求検
出手段8がその着呼要求を検出する。着呼要求検出手段
8は着呼要求を検出すると、着呼要求を検出したことを
発着呼要求処理手段10に通達する。発着呼要求処理手
段10はこの着呼要求を受けて接続装置7と移動通信端
末装置2との間で通話チヤネルを開設するための手順を
起動する。まず発着呼要求処理手段10は送信手段12
に対して着呼要求が発生したことを示す着呼情報を移動
通信端末2に送信するように指示を与える。これを受け
た送信手段12は、着呼情報を予め決められている接続
装置7から移動通信端末2に向けての制御チヤネル(以
下、この制御チヤネルを下り制御チヤネルと呼ぶ)を用
いて移動通信端末2に送信する。
ヤネル検出手段11に空き通話チヤネルを探すように指
示する。これを受けて空き通話チヤネル検出手段11は
受信手段13を起動し、予め規定されている複数の通話
チヤネルの中から空いている通話チヤネルを探す。具体
的には、空き通話チヤネル検出手段11は、受信手段1
3の受信周波数を、記憶している通話チヤネルのうちの
1つにセツトし、その通話チヤネルの信号レベルを調べ
る。そしてその調べた信号レベルが所定の基準値以下で
あればその通話チヤネルが空いていると判断する。この
処理を幾つかの通話チヤネルについて行うことにより、
空き通話チヤネル検出手段11は空き通話チヤネルを検
出する。そして空き通話チヤネル検出手段11は検出し
た空き通話チヤネルの中から1つを抽出して発着呼要求
処理手段10に通達する。
信手段12に対してこの空き通話チヤネルを移動通信端
末2に通達するように指示を与える。これを受けて送信
手段12は下り制御チヤネルを用いて空き通話チヤネル
のチヤネル情報を移動通信端末2に送信する。
を監視しており、下り制御チヤネルを用いて送られてき
た情報を解析する。その解析の結果、移動通信端末2は
上述のような着呼情報を検出して着呼要求が発生したこ
とを認識すると共に、チヤネル情報を検出して空き通話
チヤネルを認識する。その後、接続装置7及び移動通信
端末2が共に先程検出した空き通話チヤネルに周波数を
セツトし、当該通話チヤネルにチヤネル移行すれば、接
続装置7と移動通信端末2との間で通話チヤネルの回線
接続が完了する。
が発生した場合には、まず移動通信端末2が、予め決め
られている移動通信端末2から接続装置7に向けての制
御チヤネル(以下、これを上り制御チヤネルと呼ぶ)を
用いて、発呼要求が発生したことを示す発呼情報を送信
する。接続装置7は受信手段13によつて上り制御チヤ
ネルを監視し、この発呼情報を検出して発呼要求が発生
したことを認識する。この後、上述の場合と同様に、空
き通話チヤネル検出手段11によつて空き通話チヤネル
を検出し、その検出した空き通話チヤネルを接続装置7
から移動通信端末2に下り制御チヤネルを用いて通達す
る。そして接続装置7及び移動通信端末2が共に先程検
出した空き通話チヤネルに周波数をセツトし、当該通話
チヤネルにチヤネル移行すれば、接続7と移動通信端末
2との間で通話チヤネルの回線接続が完了する。
かつたが、接続装置7と移動通信端末2との間で回線接
続する際には、端末識別番号の確認(いわゆるIDチエ
ツク)等によつて認証を行い、互いに接続すべき相手で
あるか否かを確認するようになされている。
置7と移動通信端末2との間で無線通信する場合には、
予め決められた周波数帯域の中から通話に使用されてい
ない空き通話チヤネルを探し、その空き通話チヤネルを
用いて無線通信する。
間で無線通信する際の周波数帯域はオペレータによつて
予め決められているため、当初の見積りよりも多いシス
テムが狭い範囲内で同時に運用されると、通話チヤネル
数が足りなくなり、混信や不通といつた障害が発生する
おそれがある。
積りを多めにし、接続装置7と移動通信端末2との無線
通信用の周波数帯域を予め広くしておく方法が考えられ
るが、この場合には、稀にしか使われない通話チヤネル
が発生するおそれがあり、限られた周波数帯域を有効利
用するといつた観点からすると好ましくはない。
に回避できず、その結果、通話チヤネル数が不足するよ
うな事態に陥つた場合には、接続装置7との無線通信用
の周波数帯域を変更せざるおえない。しかしながら従来
の接続装置7では、このような周波数帯域の変更に対し
て容易には対応できず(例えば周波数帯域を記憶してい
るメモリを交換する等の作業が必要になる)、最悪の場
合には今まで使用していた接続装置7が使用できなくな
る不都合がある。このためオペレータ側でも、このよう
な事態を危惧して周波数帯域の変更が容易にはできず、
周波数帯域の有効利用を思うように実施できない不都合
があつた。
で、接続装置と移動通信端末装置との無線通信用の周波
数帯域を容易に変更し得、限られた周波数帯域を有効に
利用し得る通信システム及びその接続装置並びにその通
信方法を提案しようとするものである。
め本発明においては、センター局装置が接続装置と移動
通信端末装置との間で無線通信する際に使用される周波
数帯域を決定し、決定した周波数帯域の情報を公衆回線
網を介して接続装置に通達し、接続装置はセンター局装
置から通達された周波数帯域の情報を受信し、受信した
周波数帯域の情報を周波数帯蓄積手段に蓄積し、移動通
信端末装置と無線通信する場合には、周波数帯蓄積手段
に蓄積されている周波数帯域の情報を参照し、当該周波
数帯域内の空いている周波数を用いて移動通信端末装置
と無線通信するようにした。
の間で無線通信する際に使用される周波数帯域をセンタ
ー局装置側で決定し、決定した周波数帯域を公衆回線網
を介して接続装置に通達するようにしたことにより、接
続装置と移動通信端末装置との間で無線通信するときの
周波数帯域を容易に変更し得、限られた周波数帯域を有
効に利用し得る。
ら周波数帯域の情報が通達されたとき、接続装置から固
有の識別子を送信し、センター局装置は受信した識別子
を基に接続装置が正規に使用されているものか否かの認
証を行うようにした。これにより周波数帯域の通達と共
に接続装置の認証も同時に行え、しかも接続装置が正規
に使用されているものでなければその使用を停止させる
ようなこともできる。
間内における移動通信端末装置との接続状況を集計して
蓄積しておき、センター局装置から周波数帯域の情報が
通達されたとき、蓄積されている接続状況の情報をセン
ター局装置に送信し、センター局装置は、受信した接続
状況の情報を基に接続装置と移動通信端末装置との間で
無線通信する際に使用する周波数帯域を最適に割り当て
るようにした。
状況を蓄積しておき、この接続状況を基に周波数帯域を
割り当てるようにしたことにより、最適な周波数帯域の
割り当てが行え、限られた周波数帯域を一段と有効利用
し得る。
に周波数帯域の情報が蓄積されていない場合、公衆回線
網を介してセンター局装置に周波数帯域の通達要求を送
信し、センター局装置は受信した通達要求を基に通達要
求を発生した接続装置を認識して当該接続装置に周波数
帯域の情報を通達するようにした。
がないとき、接続装置側から通達要求を送信してセンタ
ー局装置に周波数帯域の情報を通達させるようにしたこ
とにより、新規購入時等、ユーザが自らセンター局装置
に連絡しなくても周波数帯域の情報を自動的に得られ、
これにより煩わしい手間がなくなつて一段と使い勝手が
向上する。
施例を詳述する。
原理を説明する。図9との対応部分に同一符号を付して
示す図1において、20は全体としてホームベースステ
ーシヨンをサポートしたPCSシステムを示し、大きく
分けて移動通信端末2、基地局装置3、無線オペレータ
用の交換機4、交換機5A及び5Bでなる公衆回線網
5、ホームベースステーシヨンとしての接続装置21及
びシステムの運用を管理するセンター局装置22によつ
て構成されている。
として各家庭やオフイス等の屋内に設置されるものであ
り、移動通信端末2と無線通信することによつて当該移
動通信端末2と公衆回線網5に接続された一般の電話6
A〜6Cとの通信を可能にさせるものである。すなわち
上述の項でも説明したように、接続装置21は移動通信
端末2をコードレス電話システムの子機として使用し得
るようにするものである。
は、屋外にいるとき等、接続装置21と無線通信できな
い場合には、基地局装置3と無線通信することにより公
衆回線網5に接続された一般の電話6A〜6Cと通信す
る。また接続装置21と移動通信端末2との間で無線通
信する際の周波数帯域は、基地局装置3との無線通信用
に割り当てられた周波数帯域の一部が利用され、その利
用範囲は通信サービスを提供するオペレータ側によつて
決められる(この実施例においてはセンター局装置22
が決定する)。
が収容されている所定地域に一局又は複数存在し、その
所定地域内における移動通信端末2と接続装置21との
通信を管理するものである。具体的には、センター局装
置22はその所定地域内で使用登録されている全ての接
続装置21を監視すると共に、その接続装置21と移動
通信端末2との無線通信に使用される周波数帯域(以
下、これを使用周波数帯と呼ぶ)を決定して各接続装置
21に通達する。従つてセンター局装置22の監視下に
ある全ての接続装置21は、移動通信端末2と無線通信
する場合、その通達された使用周波数帯だけを使用して
無線通信する。
用する使用周波数帯を変更するとき等、接続装置21に
使用周波数帯を通達する必要が生じた場合、使用周波数
帯を公衆回線網5を介して監視下にある全ての接続装置
21に通達する。その際、使用周波数帯の情報は、通常
の通話情報等の転送と同様に公衆回線網5内の交換機5
A、5Bによつて交換され、各接続装置21まで転送さ
れる。これを受けた接続装置21は通達された使用周波
数帯を記憶し、以降、移動通信端末2との無線通信には
その通達された使用周波数帯の一部(又は場合によつて
は全部)を使用する。
動通信端末2と接続装置21との間で無線通信するとき
に使用する使用周波数帯をセンター局装置22によつて
管理して当該使用周波数帯を変更し得るようにする。そ
して使用周波数帯を変更した場合には、公衆回線網5を
介して接続装置21にその使用周波数帯を通達するよう
にする。これによりこの実施例の場合には、使用周波数
帯の使用状況等に応じて当該使用周波数帯を変更するこ
とができ、限られた周波数帯域を有効利用することがで
きる。またこの実施例の場合には、変更した使用周波数
帯を公衆回線網5を介して伝送し、接続装置21に通達
するようにしたことにより、接続装置21としては従来
のように使用周波数帯の変更に伴つて部品交換等の作業
をする必要がなくなり、容易に使用周波数帯の変更に対
応できる。
周波数帯の始まり(fA1)、使用周波数帯の終わり(f
B1)、及びチヤネル間隔(W)が固定されていたが、こ
の実施例の場合には、使用周波数帯の始まり(fA1)、
使用周波数帯の終わり(fB1)、及びチヤネル間隔
(W)を自由に変更し、チヤネル数を自由に変更し得る
ようにする。これによりこの実施例の場合には、例えば
使用状況が少なければチヤネル数を減らし、使用状況が
多ければチヤネル数を増やし、PCSシステム用に割り
当てられた限られた周波数帯域を有効に利用することが
できる。
を用いて具体的に説明する。この図3に示すように、セ
ンター局装置22は大きく分けて使用周波数帯決定手段
23、通達先蓄積手段24、使用周波数帯通達手段25
及び通達開始指示手段26とによつて構成されている。
装置22の監視下にある接続装置21が無線通信する際
に使用される使用周波数帯を決定するものであり、決定
した使用周波数帯を内部の例えばメモリ等に格納してい
る。通達先蓄積手段24は、使用周波数帯決定手段23
で決定した使用周波数帯の通達先の情報を蓄積するもの
であり、この場合には、センター局装置22の監視下に
ある全ての接続装置21の電話番号を内部の例えばメモ
リ等に格納している。
5との回線インターフエイスや伝送回路等でなり、使用
周波数帯決定手段23から得た使用周波数帯の情報を指
定された接続装置21に向けて送信するものである。通
達開始指示手段26は使用周波数帯の通達指示を使用周
波数帯通達手段25に出力するものであり、この場合に
は、センター局装置22のオペレータが操作するスイツ
チ等がこれに相当する。
帯を通達する必要が生じた場合、まず通達開始指示手段
26が使用周波数帯通達手段25に対して各接続装置2
1に使用周波数帯を通達するように指示を出す。この指
示を受けた使用周波数帯通達手段25は、使用周波数帯
決定手段23から新規の使用周波数帯の情報を得ると共
に、通達先蓄積手段24から通達を行う接続装置21の
電話番号を得る。そして使用周波数帯通達手段25は、
接続装置21の電話番号を公衆回線網5に送出し、当該
公衆回線網5を介して接続装置21との間に通信路を設
立し、新規の使用周波数帯の情報を送出する。
用周波数帯の変更等が生じたとき、当該使用周波数帯を
公衆回線網5を介して接続装置21に通達する。なお、
この使用周波数帯の情報は、公衆回線網5内において通
常の通話情報と同様に扱われ、所望の接続装置21まで
交換されて行く。
ついて、図10との対応部分に同一符号を付して示す図
4を用いて具体的に説明する。この図4に示すように、
接続装置21は大きく分けて着呼要求検出手段32、発
呼要求検出手段9、発着呼要求処理手段10、空き通話
チヤネル検出手段11、送信手段12、受信手段13、
使用周波数帯受信解析手段30、使用周波数帯蓄積手段
31及びアンテナ14によつて構成されている。
は、公衆回線網5から送られてくる情報が通常の着呼要
求であるのか、それとも使用周波数帯の通達情報である
のかを識別する。そして着呼要求検出手段32は、その
識別結果が着呼要求である場合には従来の場合と同様に
発着呼要求処理手段10に着呼要求であることを知ら
せ、識別結果が使用周波数帯の通達情報である場合には
受信した情報を使用周波数帯受信解析手段30に渡す。
使用周波数帯の通達情報を解析し、その結果得られる移
動通信端末2との通信において使用許可された周波数帯
域情報を使用周波数帯蓄積手段31に渡す。使用周波数
帯蓄積手段31は例えばメモリでなり、使用周波数帯受
信解析手段30から渡された周波数帯域情報を記憶す
る。また使用周波数帯蓄積手段31は空き通話チヤネル
検出手段11からのアクセスに対して記憶している周波
数帯域情報を出力する。
1の動作を通常の着呼要求の場合と使用周波数帯の通達
の場合に分けて説明する。まず通常の着呼要求の場合、
着呼要求信号が接続装置21に到達すると、まず着呼要
求検出手段32がその着呼要求信号を識別する。この場
合、識別結果が通常の着呼要求になるため、着呼要求検
出手段32は発着呼要求処理手段10に対して着呼要求
を検出したことを伝える。これを受けた発着呼要求処理
手段10は送信手段12を動作させて着呼情報を移動通
信端末2に送信すると共に、空き通話チヤネル検出手段
11を動作させて空き通話チヤネルを探し、検出した空
き通話チヤネルの情報を同じく移動通信端末2に送信す
る。
は、従来のように通話チヤネルの周波数帯域情報を内部
に持つておらず、使用周波数帯蓄積手段31をアクセス
することにより通話チヤネルの周波数帯域情報を得る。
すなわちこの実施例の場合には、空き通話チヤネルを探
すとき、空き通話チヤネル検出手段11はまず使用周波
数帯蓄積手段31をアクセスして使用許可された周波数
帯域情報を得る。次に空き通話チヤネル検出手段11は
その周波数帯域情報に応じて受信手段13の受信周波数
を順次セツトし、受信信号レベルによつて空いている通
話チヤネルを探す。
求信号が接続装置21に到達すると、まず着呼要求検出
手段32がその着呼要求信号を識別する。この実施例の
場合、使用周波数帯を通達する際には、通常の着呼要求
信号とは異なる着呼要求信号によつて接続装置21を呼
び出すようになされている。すなわち公衆回線網5の加
入者線交換機(図示せず)は、使用周波数帯を通達する
とき、通常の着呼要求信号とは異なる特殊なパターンを
持つた着呼要求信号又は通常の着呼要求信号とは異なる
特殊な周波数の着呼要求信号を送出して接続装置21を
呼び出すようになされている。着呼要求検出手段32は
このような着呼要求信号の違いによつて通常の着呼要求
と使用周波数帯の通達とを識別する。なお、このように
着呼要求信号の違いによつて通常の着呼要求かそれとも
使用周波数帯の通達なのかを識別し得るようにしたこと
により、リンガー等を鳴らして一旦着信する必要がなく
なる。
を検出すると、送られてきた使用周波数帯の情報を使用
周波数帯受信解析手段30に渡す。使用周波数帯受信解
析手段30は使用周波数帯の情報を解析して移動通信端
末2との通信に使用許可された周波数帯域情報を得、こ
れを使用周波数帯蓄積手段31に格納する。この使用周
波数帯の通達以降においては、接続装置21は上述のよ
うに使用周波数帯蓄積手段31に格納されている周波数
帯域情報を基に通話チヤネルを開設する。
は、接続装置21を管理するセンター局装置22を設
け、このセンター局装置22によつて接続装置21と移
動通信端末2との無線通信に使用する使用周波数帯を決
定する。センター局装置22は使用周波数帯を決定する
と、その使用周波数帯の情報を公衆回線網5を介して接
続装置21に通達する。この場合、センター局装置22
は管理している各接続装置21の電話番号を記憶してお
り、その電話番号を用いて公衆回線網5を介した通信路
を設立し、使用周波数帯の情報を通達する。
られてくる着呼要求信号を識別し、使用周波数帯の通達
であれば、送られてきた使用周波数帯の情報を解析して
移動通信端末2との無線通信用に使用許可された周波数
帯域情報を得、これを使用周波数帯蓄積手段31に記憶
する。接続装置21は、これ以降の通話チヤンネル開設
においてはその記憶した周波数帯域情報を基に空き通話
チヤネルを探し、その探した空き通話チヤネルで通話チ
ヤネルを開設する。
信端末2と接続装置21の間で無線通信するときに使用
する周波数帯域をセンター局装置22で管理し、しかも
その周波数帯域を変更した場合にはセンター局装置22
から各接続装置21に公衆回線網5を介して通達するよ
うにした。このようにしたことにより、移動通信端末2
と接続装置21で無線通信するときの周波数帯域を容易
に変更し得、限られた周波数帯域を有効に利用すること
ができる。
と接続装置7で無線通信するときの周波数帯域を容易に
変更できなかつたため、周波数帯域を変更する必要があ
つても周波数帯域を変更することができず、限られた周
波数帯域を有効に利用することができなかつたが、この
実施例の場合には、公衆回線網5を介して変更した周波
数帯域の情報を送れるため、周波数帯域を変更する必要
があつた場合でも容易に周波数帯域を変更し、限られた
周波数帯域を有効に利用することができる。
続装置7で無線通信するときの周波数帯域を容易に変更
できなかつたため、どうしても周波数帯域を変更せざる
おえないときには接続装置7の部品を交換するとか、接
続装置7をそもそも買い換えなくてはならなかつたが、
この実施例の場合には、容易に周波数帯域を変更し得る
ためそのような問題は発生しない。
通信端末2で無線通信するときの周波数帯域を管理する
と共に、その周波数帯域を変更した場合には公衆回線網
5を介してその周波数帯域の情報を各接続装置21に通
達するセンター局装置22と、センター局装置22が公
衆回線網5を介して通達した周波数帯域の情報を受け、
その周波数帯域を基に移動通信端末2と無線通信する接
続装置21とを設けるようにしたことにより、接続装置
21と移動通信端末2との無線通信用の周波数帯域を容
易に変更し得、限られた周波数帯域を有効に利用し得る
PCSシステムを容易に実現し得る。
たとか、或いは停電が発生したといつた理由により使用
周波数帯蓄積手段に格納されている使用周波数帯の情報
が一部もしくは全部欠落したとき、接続装置側から通達
要求を送出して使用周波数帯の情報を得るようにしたシ
ステムについて説明する。
装置を説明する。図4との対応部分に同一符号を付して
示す図5において、40は全体として接続装置を示し、
この実施例の場合には、電源投入認識手段41、回線接
続認識手段42、使用周波数帯検出手段43、センター
局番格納手段44、使用周波数帯通達要求送信手段4
5、接続状況送信手段46、接続装置ID送信手段47
及び接続状況集計蓄積手段48が新たに設けられてい
る。
給される電源の状態を監視するものであり、新規購入等
によつて新たに電源が投入されたか否かを検出する。回
線接続認識手段42は接続装置40(具体的には着呼要
求検出手段32)が加入者回線又はPBX網の回線を介
して公衆回線網5に接続されているか否かを検出するも
のである。
蓄積手段31に移動通信端末2との無線通信に使用許可
された周波数帯域情報が情報欠損等なく正常に格納され
ているか否かを検出するものである。センター局番格納
手段44は公衆回線網5を介してセンター局装置との通
信路を確立する際に必要なセンター局装置の電話番号を
格納するものである。使用周波数帯通達要求送信手段4
5は、使用周波数帯蓄積手段31に周波数帯域情報が格
納されていなかつた場合、センター局装置に対して使用
周波数帯通達要求を送信するものである。
と移動通信端末2との接続状況を監視し、その接続状況
を予め定められた所定期間毎に集計して蓄積するもので
ある。この場合、接続状況集計蓄積手段48は発着呼要
求処理手段10から接続状況の情報を得て接続状況を集
計する。接続状況送信手段46は接続状況集計蓄積手段
48に格納されている接続状況の集計結果を必要に応じ
て公衆回線網5を介してセンター局装置に送信するもの
である。接続装置ID送信手段47は、接続装置40の
電話番号や、製造時に付けられた接続装置40のシリア
ル番号等といつた当該接続装置40に固有に割り当てら
れた認証識別子を接続装置ID(すなわち接続装置識別
子)として記憶しており、その接続装置IDを必要に応
じて公衆回線網5を介してセンター局装置に送信するも
のである。
ター局装置を説明する。図3との対応部分に同一符号を
付して示す図6において、50は全体としてセンター局
装置を示し、この実施例の場合には、時間管理手段5
1、接続装置ID受信手段52、接続装置ID認識手段
53、使用周波数帯通達要求受信手段54、接続装置登
録手段55、接続状況受信手段56及び接続状況解析手
段57が新たに設けられている。
から接続装置40に対して使用周波数帯の通達を行うと
きの時間タイミングを管理し、タイミング信号を定期的
に発生して通達開始指示手段26に出力する。通達開始
指示手段26はこのタイミング信号を受けて定期的に通
達開始の指示の使用周波数帯通達手段25に出力する。
すなわちこの実施例の場合には、時間管理手段51によ
つて決定した時間に応じて定期的に使用周波数帯の通達
を行う。
から送られてきた接続装置IDを受信するものであり、
受信した接続装置IDを接続装置ID認識手段53に転
送する。接続装置ID認識手段53は受信した接続装置
IDから接続装置40の電話番号と接続装置40に固有
の認証識別子を抽出し(すなわち接続装置IDを抽出
し)、その抽出した情報を基に接続装置40が正規に使
用されているものか否かの認証を行い、その認証結果を
通達先蓄積手段24に知らせる。
装置40から送られてくる使用周波数帯通達要求を受信
するものであり、受信した使用周波数帯通達要求を接続
装置登録手段55に転送する。接続装置登録手段55は
転送されてきた使用周波数帯通達要求から接続装置40
の電話番号を抽出してその電話番号を通達先蓄積手段2
4に渡し、さらに通達開始指示手段26に対して使用周
波数帯通達要求を発生した接続装置40に使用周波数帯
を通達するように指示を出す。
送られてくる移動通信端末2と接続装置40との接続状
況の情報を受信するものであり、受信した接続状況の情
報を接続状況解析手段57に転送する。接続状況解析手
段57は転送されてきた接続状況の情報を解析し、その
解析結果に応じて、接続装置40の無線通信に使用され
る使用周波数帯の帯域幅を無駄なく、かつ呼損や混信が
発生しないように最適に決定するものである。
とセンター局装置50において、接続装置40側から使
用周波数帯通達要求を送出して使用周波数帯の情報を得
る場合の動作について説明する。ユーザが接続装置40
を新規購入したとか、或いは停電等が発生したといつた
理由により、接続装置40の使用周波数帯蓄積手段31
に格納されている使用周波数帯の情報が一部もしくは全
部に渡つて欠落することがある。この場合、この実施例
では、接続装置40から使用周波数帯通達要求を送出し
てセンター局装置50に使用周波数帯を通達させ、使用
周波数帯の情報を得るようにする。
投入認識手段41が新たに電源が投入されたか否かを検
出する。電源投入検出手段41は新たに電源が投入され
たことが検出されると、その検出結果を回線接続認識手
段42に知らせる。回線接続認識手段42はこれを受け
て着呼要求検出手段32が加入者回線又はPBX網の回
線を介して公衆回線網5に接続されているか否かを検出
する。回線接続認識手段42は着呼要求検出手段32が
公衆回線網5に接続されていることを検出すると、その
検出結果を使用周波数帯検出手段43に知らせる。
使用周波数帯蓄積手段31に使用周波数帯の情報(すな
わち移動通信端末2との無線通信に使用許可された周波
数帯域情報)が格納されているか否かを検出する。使用
周波数帯検出手段43は情報が格納されていないことが
検出されると、その検出結果を使用周波数帯通達要求送
信手段45に知らせる。
段45は、センター局番格納手段44に予め記憶されて
いるセンター局装置50の電話番号を読み出してその電
話番号に電話をかけ、センター局装置50との間に公衆
回線網5を介した通信路を設立し、当該センター局装置
50に対して使用周波数帯通達要求を送出する。なお、
この場合、使用周波数帯通達要求送信手段45は接続装
置ID送信手段47に接続装置40の電話番号を使用周
波数帯通達要求に付加するように指示する。これにより
接続装置40から送出される使用周波数帯通達要求に
は、当該接続装置40の電話番号が含まれたものにな
る。このようにして接続装置40から送出された使用周
波数帯通達要求は、通常の通話情報等と同様に公衆回線
網5内で交換され、センター局装置50に到達する。
使用周波数帯通達要求を使用周波数帯通達要求受信手段
54によつて受信する。使用周波数帯通達要求受信手段
54は受信した使用周波数帯通達要求をただちに接続装
置登録手段55に渡す。これを受けた接続装置登録手段
55は、使用周波数帯通達要求からその通達要求を発生
した接続装置40の電話番号を抽出し、その電話番号を
通達先として通達先蓄積手段24に加える。また接続装
置登録手段55は、通達開始指示手段26を介して使用
周波数帯通達手段25に対し、使用周波数帯通達要求を
発生した接続装置40にだけ使用周波数帯を通達するよ
うに指示を与える。
は、使用周波数帯決定手段23から使用周波数帯を得る
と共に、通達先蓄積手段24から通達先の接続装置40
の電話番号を得、その接続装置40との間に公衆回線網
5を介した通信路を設立して使用周波数帯の情報を送信
する。
帯の通達を着呼要求検出手段32によつて検出し、送ら
れてきた使用周波数帯の情報を使用周波数帯受信解析手
段30によつて解析し、その結果得た移動通信端末2と
の無線通信に使用許可された周波数帯域情報を使用周波
数帯蓄積手段31に格納する。
用周波数帯蓄積手段31に使用周波数帯の情報が格納さ
れていない場合、接続装置40から使用周波数帯通達要
求を送出してセンター局装置50から使用周波数帯の情
報を送つてもらい、これを受信して使用周波数帯蓄積手
段31に格納する。このようにすることにより、新規購
入の時など、ユーザがセンター局装置に電話をして使用
周波数帯の通達を申請するような面倒な手続きをなくす
ことができ、接続装置40を容易に使用することができ
る。
出した後、センター局装置50からの呼が使用周波数帯
の通達であることを着呼要求検出手段32によつて検出
し、その後、その呼を使用周波数帯受信解析手段30に
転送して使用周波数帯の情報を解析した場合について説
明したが、使用周波数帯通達要求を送出した後、センタ
ー局装置50からの最初の呼を使用周波数帯の通達であ
ると見なして自動的に使用周波数帯受信解析手段30に
転送するようにしても良い。
局装置50からの使用周波数帯の通達に伴い、接続装置
40の認証を同時に行い得るようにもなされている。こ
の点について以下に説明する。センター局装置50から
接続装置40に使用周波数帯の通達が行われると、接続
装置40の着呼要求検出手段32は使用周波数帯の通達
を検出し、送られてきた使用周波数帯の情報を使用周波
数帯受信解析手段30に転送する。このとき着呼要求検
出手段32は同時に接続装置ID送信手段47に使用周
波数帯の通達があつたことを知らせる。これを受けた接
続装置ID送信手段47は、現在使用周波数帯の通達の
ために開設されている通信路を用いて、接続装置40の
電話番号と接続装置に固有の認証識別子(例えば接続装
置のシリアル番号)を接続装置IDとしてセンター局装
置50に送信する。
装置IDを接続装置ID受信手段52によつて受信す
る。接続装置ID受信手段52は受信した接続装置ID
を接続装置ID認識手段53に転送する。これを受けた
接続装置ID認識手段53は、接続装置IDから接続装
置40の電話番号と接続装置40に固有の認証識別子を
抽出し、その抽出した各情報を基に接続装置40が正規
に使用されているものか否かを認証する。その結果、接
続装置40が正規に使用されている場合には、その旨を
通達先蓄積手段24に知らせ、当該通達先蓄積手段24
に接続装置40を優良な通達先として記憶させる。一
方、認証の結果、接続装置40が正規に使用されたもの
ではない場合、その旨を通達先蓄積手段24に知らせ、
当該通達先蓄積手段24に接続装置40を通達先から除
外させる。このようにしてこの実施例の場合には、使用
周波数帯の通達に伴つて接続装置40の認証も同時に行
い得るようになされている。
置50から各接続装置40に使用周波数帯の通達をした
とき、各接続装置40から所定期間内における移動通信
端末2との接続状況を転送させ、この接続状況を基に有
効な周波数割り当てが行い得るようにもなされている。
この点について以下に説明する。
は、例えば1カ月間といつたように予め決められた所定
期間における移動通信端末2との接続状況を集計して蓄
積している。この接続状況の集計としては、例えば一日
毎、曜日毎、或いは一日の時間帯毎の延べ接続時間、平
均接続時間、接続回数、呼量といつたものがある。接続
状況集計蓄積手段48はこのような接続状況に関する集
計を常に行い、その集計結果を蓄積している。
用周波数帯の通達が行われると、接続装置40の着呼要
求検出手段32は使用周波数帯の通達を検出し、送られ
てきた使用周波数帯の情報を使用周波数帯受信解析手段
30に転送する。このとき着呼要求検出手段32は同時
に接続状況送信手段46を介して接続状況集計蓄積手段
48に使用周波数帯の通達があつたことを知らせる。こ
れを受けた接続状況集計蓄積手段48は、蓄積している
接続状況の集計結果を接続状況送信手段46に転送す
る。接続状況送信手段46は、現在使用周波数帯の通達
のために開設されている通信路を用いて、接続状況集計
蓄積手段48から受けた接続状況の情報をセンター局装
置50に向けて送信する。
40から送られてきた接続状況の情報を接続状況受信手
段56によつて受信する。接続状況受信手段56は受信
した接続状況の情報を接続状況解析手段57に転送す
る。接続状況解析手段57は転送されてきた接続状況の
情報を解析し、その解析結果に応じて、接続装置40の
無線通信に使用される使用周波数帯の帯域幅を無駄な
く、かつ呼損や混信が発生しないように最適に決定し、
その決定した使用周波数帯の帯域幅の情報を使用周波数
帯決定手段23に転送する。使用周波数帯決定手段23
はこの最適と判断された使用周波数帯の帯域幅を記憶
し、今後の使用周波数帯の通達に備える。
ンター局装置50から各接続装置40に使用周波数帯の
通達をしたとき、各接続装置40から所定期間内におけ
る移動通信端末2との接続状況を転送させ、この接続状
況を基に最適な使用周波数帯の帯域幅を算出するように
なされている。これによりこの実施例の場合には、逐次
ユーザのニーズに応じた周波数帯域の割当てができ、そ
の結果、接続装置40で使用する周波数帯域を最小限に
抑えることができる。またこのように接続装置40で使
用する周波数帯域を最小限に抑えることができれば、ホ
ームベースステーシヨンをサポートしたPCSシステム
のように広域無線通信システムの周波数帯域の一部を接
続装置40の周波数帯域に割り当てるような場合、広域
無線通信システム側の周波数帯域を最大限広く取ること
ができる。
周波数帯の帯域幅を算出する際の算出方法を説明する。
この実施例の場合、接続状況解析手段57は図7に示す
算出手順を実行して使用周波数帯の帯域幅を算出する。
すなわちステツプSP1から入つてステツプSP2にお
いて、まず各集計項目の要素の値を集計する。具体的に
は、オペレータからの集計項目の決定(一日毎、曜日
毎、時間帯毎の集計のうち、どの集計項目を行うかの決
定)及び集計要素の決定(平均接続時間、接続回数、呼
量のうち、どれについて集計を行うかの決定)を受け
て、各接続装置40から送られてきた接続状況をさらに
集計する。
果の中から通話ピーク時の項目を抽出する(例えば曜日
毎の集計を行つた場合には、通話ピークが例えば火曜日
であればその火曜日を抽出する)。次にステツプSP4
において、通話ピーク時の要素の値を抽出する(例えば
接続回数について集計した場合には、ステツプSP3で
抽出した火曜日の接続回数、例えば4千回を抽出す
る)。次にステツプSP5において、その抽出した通話
ピーク時の要素の値と過去の通話ピーク時の要素の値と
を基に統計的な処理を行い、これによつて今後の通話ピ
ーク時の要素の値を予測する。
候補となつている使用周波数帯の電波伝搬と密集地帯に
おける接続装置の存在密度とを基に、電波伝搬を考慮し
て補正した接続装置の存在密度を求める。そしてその求
めた接続装置の存在密度と先程求めた集計要素の予測値
とを基に、相関テーブル(接続装置の存在密度と集計要
素の値から必要な周波数帯域幅を表引きするテーブル)
を参照し、最低限必要と考えられる使用周波数帯の帯域
幅を算出する。このようにして算出が終わると、次のス
テツプSP7に移つて処理を終了する。
は、使用周波数帯検出手段43によつて使用周波数帯蓄
積手段31に使用周波数帯の情報が格納されていないこ
とが検出されると、使用周波数帯通達要求送信手段45
を起動してセンター局装置50に使用周波数帯通達要求
を送信する。これを受けたセンター局装置50は使用周
波数帯通達手段25を起動して使用周波数帯通達要求を
発生した接続装置40に使用周波数帯の情報を通達す
る。接続装置40はこの使用周波数帯の情報を受信して
使用周波数帯蓄積手段31に格納する。
用周波数帯蓄積手段31に使用周波数帯の情報が格納さ
れていない場合、接続装置40から使用周波数帯通達要
求を送出してセンター局装置50から使用周波数帯の情
報を送つてもらい、これを受信して使用周波数帯蓄積手
段31に格納する。これにより新規購入の時など、ユー
ザがセンター局装置に電話をして使用周波数帯の通達を
申請するような面倒な手続きをなくすことができ、接続
装置40を容易に使用することができる。
置50から使用周波数帯の通達が行われたとき、接続装
置ID送信手段47を起動し、接続装置40の電話番号
と接続装置40に固有の認証識別子を接続装置IDとし
てセンター局装置50に送信する。これを受けたセンタ
ー局装置50は接続装置IDを基に接続装置40が正規
に使用されているものか否かの認証を行い、正規に使用
されたものでないときには、使用周波数帯の通達先から
除外し、以降、その接続装置40に対しては使用周波数
帯の通達を行わない。
用周波数帯の通達に伴つて接続装置40の認証も同時に
行う。これにより新たに認証手順を起動することもな
く、容易に接続装置40の認証を行うことができる。ま
たこの実施例の場合には、時間管理手段51によつて定
期的に使用周波数帯の通達が行われるため、接続装置4
0の認証も定期的に行われ、これによつてオペレータは
信頼性の高い、円滑なサービスを容易に提供することが
できる。
置50から使用周波数帯の通達が行われたとき、接続状
況送信手段46を起動し、所定期間における移動通信端
末2との接続状況をセンター局装置50に送信する。こ
れを受けたセンター局装置50は、受信した各接続装置
40からの接続状況を解析し、その解析結果に応じて、
接続装置40の無線通信に使用される使用周波数帯の帯
域幅を無駄なく、かつ呼損や混信が発生しないように最
適に決定し、以降、その決定した使用周波数帯の帯域幅
を基にした使用周波数帯の情報を各接続装置40に通達
する。
ンター局装置50から各接続装置40に使用周波数帯の
通達をしたとき、各接続装置40から所定期間における
移動通信端末2との接続状況を転送させ、この接続状況
を基に最適な使用周波数帯の帯域幅を算出する。これに
よりこの実施例の場合には、逐次ユーザのニーズに応じ
た周波数帯域の割当てができ、その結果、接続装置40
で使用する周波数帯域を最小限に抑えることができる。
またこのように接続装置40で使用する周波数帯域を最
小限に抑えることができれば、ホームベースステーシヨ
ンをサポートしたPCSシステムのように広域無線通信
システムの周波数帯域の一部を接続装置40の周波数帯
域に割り当てるような場合、広域無線通信システム側の
周波数帯域を最大限広く取ることができる。従つてオペ
レータは、これに応じた顧客管理を行えば、随時最大の
顧客をシステムに収容することができる。
段31に使用周波数帯の情報が格納されていないとき、
センター局装置50に対して使用周波数帯通達要求を送
信し、センター局装置50から使用周波数帯を通達させ
るようにしたことにより、新規購入時等、ユーザが自ら
センター局装置に連絡しなくても周波数帯域の情報を自
動的に得られ、これにより煩わしい手間がなくなつて一
段と使い勝手が向上する。
通達されたとき接続装置IDを送信するようにしたこと
により、使用周波数帯の通達に伴つて接続装置40の認
証も容易に行うことができる。さらに以上の構成によれ
ば、使用周波数帯が通達されたとき移動通信端末2との
接続状況を送信し、センター局装置50側ではこの接続
状況を基に使用周波数帯を決めるようにしたことによ
り、最適な使用周波数帯の割り当てを行うことができ、
限られた周波数帯域を一段と有効利用し得る。
するとき、通常の着呼要求とは異なる特殊パターンを持
つ信号又は通常の着呼要求とは異なる特殊な周波数を持
つ信号を用いて呼び出しを行うことにより、センター局
装置50からの呼が使用周波数帯の通達であることを検
出した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
はじめに通常の着呼要求であると見なして一旦着呼し、
その後の情報を見て使用周波数帯の通達であるか否かを
検出するようにしても良い。
求検出手段32は、到着した呼をまず通常の着呼要求と
みなし、リンガー等を鳴らして着信状態に状態遷移す
る。その後、ユーザがオフフツクすると(又は接続装置
21が留守番電話機能を有している場合には所定時間経
過後にオフフツクすると)、着呼要求検出手段32は公
衆回線網5を介して送られてくる情報を検査する。この
とき使用周波数帯を通達する信号の先頭に、使用周波数
帯の通達であることを示し、かつ通常の音声やフアツク
シミリの信号では用いられない周波数を含んだ特殊な信
号を付加しておくようにする。これにより着呼要求検出
手段32は、この特殊な信号によつて使用周波数帯の通
達であることを認識する。着呼要求検出手段32は使用
周波数帯の通達であることを認識すると、すぐさま受話
器に「現在、使用周波数帯の通達が行われています」等
といつたメツセージを流し、同時にこの呼を使用周波数
帯受信解析手段30に転送する。このようにして着呼し
た後の情報を調べることによつても、使用周波数帯の通
達を検出することができる。
置40から使用周波数帯通達要求を受けたとき、通達開
始指示手段26を介して使用周波数帯通達手段25に通
達指示を出した場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、通達開始指示手段26を介さず、接続装置登録
手段55から直接的に使用周波数帯通達手段25に通達
指示を出すようにしても良い。
装置40が正規に使用されたものでないという認証結果
が得られたとき、単にその接続装置40を使用周波数帯
の通達先から削除した場合について述べたが、本発明は
これに限らず、その接続装置40に対して使用を禁止さ
せる信号を使用周波数帯の情報として通達し、使用を禁
止させるようにしても良い。このようにすれば使用自体
も禁止することができる。
波数帯の通達に伴つて接続状況をセンター局装置50に
送信するとき、接続状況送信手段46を介して接続状況
集計蓄積手段48に使用周波数帯の通達があつたことを
知らせた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、接続状況送信手段46を介さず、直接、接続状況集
計蓄積手段48に使用周波数帯の通達があつたことを知
らせるようにしても良い。
状況解析手段57によつて使用周波数帯の帯域幅を算出
する際、通話ピーク時の要素の値を予測し、その予測値
と接続装置40の存在密度から最低限必要とされる周波
数帯域幅を算出した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、顧客から寄せられたクレーム数も考慮して
周波数帯域幅を算出するようにしても良い。
る。図8に示すように、まずステツプSP10から入つ
てステツプSP11において、各集計項目の要素の値を
集計する。具体的には、オペレータからの集計項目の決
定(一日毎、曜日毎、時間帯毎の集計のうち、どの集計
項目を行うかの決定)及び集計要素の決定(平均接続時
間、接続回数、呼量のうち、どれについて集計を行うか
の決定)を受けて、各接続装置40から送られてきた接
続状況を過去数期間Ti-1 についてさらに集計する。
3において、その期間における通話ピーク時の要素の値
Pi-1 を抽出すると共に、その値を過去数回分の各値を
記録しているフアイルに格納する。次にステツプSP1
4において、そのフアイルから期間Ti-1 及びTi-2 に
顧客から寄せられたクレーム数Ci-1 及びCi-2 を抽出
し、続くステツプSP15においてその数を比較する。
その結果、クレーム数Ci-1 の方がクレーム数Ci-2 に
比べて少なければ、ステツプSP16に進み、クレーム
数Ci-1 の方がクレーム数Ci-2 に比べて多ければ、ス
テツプSP17に進む。
補正方法が正しいとみなし、期間Ti-1 及びTi-2 にお
いて割り当てた周波数帯域Fi-1 及びFi-2 並びに抽出
した通話ピーク時の要素の値Pi-1 とを基に、前回行つ
た補正方法を増強した補正方法を施して最低限必要と考
えられる次回の周波数帯Fi+1 を算出する。
つた補正方法が正しくないとみなし、期間Ti-1 及びT
i-2 において割り当てた周波数帯域Fi-1 及びFi-2 並
びに抽出した通話ピーク時の要素の値Pi-1 とを基に、
前回とは異なるクレーム数が減るような補正方法を施し
て最低限必要と考えられる次回の周波数帯Fi+1 を算出
する。このようにして算出が終わると、次のステツプS
P18に移つて処理を終了する。このように顧客から寄
せられたクレーム数を考慮し、周波数帯域幅を算出して
も上述の場合と同様の効果を得ることができる。
末2との通信方式については特に言及しなかつたが、通
信方式としてはTDMA方式(Time Division Multiple
Access :時分割多重方式)やCDMA方式(Code Div
ision Multiple Access :符号分割多重方式)等、いず
れの通信方式であつても良い。
21(又は40)と移動通信端末2との間で使用する周
波数帯域において本発明を適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、基地局装置3と移動通信端
末2との間で使用する周波数帯域において本発明を適用
するようにしても良い。すなわち移動通信端末2と基地
局装置3との間で無線通信するときに使用される周波数
帯域もセンター局装置で決定し、各基地局装置3に通達
するようにしても上述の場合と同様の効果を得ることが
できる。
スステーシヨンをサポートしたPCSシステムに本発明
を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、複数の基地局装置によつて広域の通信サービスを提
供する広域無線システムの周波数帯域の一部を他の無線
通信に割り当てるような通信システムであれば本発明を
広く適用し得る。
局装置が接続装置と移動通信端末装置との間で無線通信
する際に使用される周波数帯域を決定し、決定した周波
数帯域の情報を公衆回線網を介して接続装置に通達し、
接続装置はセンター局装置から通達された周波数帯域の
情報を受信し、受信した周波数帯域の情報を周波数帯蓄
積手段に蓄積し、移動通信端末装置と無線通信する場合
には、周波数帯蓄積手段に蓄積されている周波数帯域の
情報を参照し、当該周波数帯域内の空いている周波数を
用いて移動通信端末装置と無線通信するようにした。こ
れにより接続装置と移動通信端末装置との間で無線通信
するときの周波数帯域を容易に変更し得、限られた周波
数帯域を有効に利用し得る。
ヨンをサポートしたPCSシステムの構成を示すブロツ
ク図である。
に供する略線図である。
る。
ク図である。
ブロツク図である。
チヤートである。
方法を示すフローチヤートである。
たPCSシステムの構成を示すブロツク図である。
る。
……基地局装置、4、5A、5B……交換機、5……公
衆回線網、6A、6B、6C……電話機、7、21、4
0……接続装置、22、50……センター局装置。
Claims (17)
- 【請求項1】移動通信端末装置と、当該移動通信端末装
置と無線通信し、かつ公衆回線網に接続された接続装置
と、当該接続装置を上記公衆回線網を介して管理するセ
ンター局装置とでなる通信システムにおいて、 上記センター局装置は、 上記接続装置と上記移動通信端末装置との間で無線通信
する際に使用される周波数帯域を決定して格納する周波
数帯決定手段と、 上記周波数帯決定手段で決定した周波数帯域の情報を上
記公衆回線網を介して上記接続装置に通達する通達手段
と、 上記通達手段によつて上記周波数帯域の情報を通達する
ときの通達先の情報を格納する通達先蓄積手段と、 上記通達手段に対して通達の開始を指示する通達開始指
示手段とを具え、 上記接続装置は、 上記センター局装置から通達された上記周波数帯域の情
報を受信して解析する受信解析手段と、 上記受信解析手段の解析によつて得た上記周波数帯域の
情報を蓄積する周波数帯蓄積手段と、 上記周波数帯蓄積手段に蓄積されている上記周波数帯域
の情報を参照し、当該周波数帯域内の空いている周波数
を用いて上記移動通信端末装置と無線通信する通信手段
とを具え、 上記接続装置と上記移動通信端末装置との間で無線通信
する際に使用する周波数帯域の情報を上記センター局装
置から上記接続装置に通達することを特徴とする通信シ
ステム。 - 【請求項2】上記センター局装置は、 時間を管理する時間管理手段を有し、上記通達手段によ
つて上記周波数帯域の情報を通達する場合、当該時間管
理手段が決定した時間毎に定期的に通達を行うことを特
徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項3】上記接続装置は、 上記センター局装置から上記周波数帯域の情報が通達さ
れたとき、当該接続装置毎に固有の識別子を上記公衆回
線網を介して上記センター局装置に送信する識別子送信
手段を具え、 上記センター局装置は、 上記公衆回線網を介して送られてくる上記識別子を受信
する識別子受信手段と、 受信した上記識別子を基に上記接続装置が正規に使用さ
れているものか否かの認証を行う接続装置認識手段とを
具えることを特徴とする請求項1に記載の通信システ
ム。 - 【請求項4】上記センター局装置は、 上記接続装置認識手段が接続装置の認証を行つたとき、
当該接続装置が正規に使用されたものでないことが判定
された場合には、上記通達手段によつて使用を禁ずる信
号を上記周波数帯域の情報として通達し、当該接続装置
の使用を中止させることを特徴とする請求項3に記載の
通信システム。 - 【請求項5】上記接続装置は、 所定期間内における上記移動通信端末装置との接続状況
を集計して蓄積する接続状況集計蓄積手段と、 上記センター局装置から上記周波数帯域の情報が通達さ
れたとき、上記接続状況集計蓄積手段に蓄積されている
上記接続状況の情報を上記公衆回線網を介して上記セン
ター局装置に送信する接続状況送信手段とを具え、 上記センター局装置は、 上記公衆回線網を介して送られてくる上記接続状況の情
報を受信する接続状況受信手段と、 上記接続状況受信手段によつて受信した上記接続状況の
情報を解析し、上記接続装置と上記移動通信端末装置と
の間で無線通信する際に使用する周波数帯域を最適に割
り当てると共に、得られた最適な周波数帯域を上記周波
数帯決定手段に格納する接続状況解析手段とを具えるこ
とを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項6】上記接続装置は、 上記周波数帯蓄積手段に上記周波数帯域の情報が蓄積さ
れているか否かを検出する周波数帯検出手段と、 上記周波数帯検出手段によつて上記周波数帯蓄積手段に
上記周波数帯域の情報が蓄積されていないことが検出さ
れた場合、上記公衆回線網を介して上記センター局装置
に周波数帯域の通達要求を送信する通達要求送信手段と
を具え、 上記センター局装置は、 上記公衆回線網を介して送られてくる上記通達要求を受
信する通達要求受信手段と、 上記通達要求受信手段によつて受信した上記通達要求を
基に、当該通達要求を発生した上記接続装置を認識して
当該接続装置を通達先として上記通達先蓄積手段に登録
すると共に、当該接続装置に対して周波数帯域の情報を
通達するように上記通達手段に対して指示を出す接続装
置登録手段とを具え、 上記周波数帯蓄積手段に上記周波数帯域の情報が蓄積さ
れていない場合には、上記接続装置から通達要求を送信
して上記センター局装置から周波数帯域の情報を通達さ
せるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の通信
システム。 - 【請求項7】上記移動通信端末装置は、屋外に持ち出さ
れたとき上記公衆回線網に接続された所定の基地局装置
と無線通信を行い、屋内に持ち込まれたとき上記接続装
置と通信可能であれば当該接続装置と無線通信を行い、 上記センター局装置は、上記基地局装置と上記移動通信
端末装置とが無線通信する際に使用される周波数帯域に
ついても決定し、当該周波数帯域の情報を上記公衆回線
網を介して上記基地局装置に通達することを特徴とする
請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項8】上記移動通信端末装置は上記基地局装置と
無線通信することによりパーソナルコミユニケーシヨン
サービスシステムを構築し、 上記接続装置は上記移動通信端末装置をコードレス電話
の子機として使用可能にするホームベースステーシヨン
であることを特徴とする請求項7に記載の通信システ
ム。 - 【請求項9】移動通信端末装置と、当該移動通信端末装
置と無線通信し、かつ公衆回線網に接続された接続装置
と、当該接続装置を上記公衆回線網を介して管理するセ
ンター局装置とでなる通信システムの接続装置におい
て、 上記センター局装置によつて決定され、かつ上記公衆回
線網を介して送信された上記移動通信端末装置との間で
無線通信する際に使用される周波数帯域の情報を、受信
して解析する受信解析手段と、 上記受信解析手段の解析によつて得た上記周波数帯域の
情報を蓄積する周波数帯蓄積手段と、 上記周波数帯蓄積手段に蓄積されている上記周波数帯域
の情報を参照し、当該周波数帯域内の空いている周波数
を用いて上記移動通信端末装置と無線通信する通信手段
とを具えることを特徴とする接続装置。 - 【請求項10】上記センター局装置から上記周波数帯域
の情報を受信したとき、当該接続装置毎に固有の識別子
を上記公衆回線網を介して上記センター局装置に送信す
る識別子送信手段を具え、上記センター局装置から上記
周波数帯域の情報が通達されたとき、上記識別子を送信
して上記センター局装置に当該接続装置の認証を行わせ
るようにしたことを特徴とする請求項9に記載の接続装
置。 - 【請求項11】所定期間内における上記移動通信端末装
置との接続状況を集計して蓄積する接続状況集計蓄積手
段と、 上記センター局装置から上記周波数帯域の情報を受信し
たとき、上記接続状況集計蓄積手段に蓄積されている上
記接続状況の情報を上記公衆回線網を介して上記センタ
ー局装置に送信する接続状況送信手段とを具え、上記セ
ンター局装置に上記接続状況の情報を基に最適な周波数
帯域を決定させるようにしたことを特徴とする請求項9
に記載の接続装置。 - 【請求項12】上記周波数帯蓄積手段に上記周波数帯域
の情報が蓄積されているか否かを検出する周波数帯検出
手段と、 上記周波数帯検出手段によつて上記周波数帯蓄積手段に
上記周波数帯域の情報が蓄積されていないことが検出さ
れた場合、上記公衆回線網を介して上記センター局装置
に周波数帯域の通達要求を送信する通達要求送信手段と
を具え、上記周波数帯蓄積手段に上記周波数帯域の情報
が蓄積されていない場合には、通達要求を送信して上記
センター局装置に上記周波数帯域の情報を通達させるよ
うにしたことを特徴とする請求項9に記載の接続装置。 - 【請求項13】移動通信端末装置と、当該移動通信端末
装置と無線通信し、かつ公衆回線網に接続された接続装
置と、当該接続装置を上記公衆回線網を介して管理する
センター局装置とでなる通信システムの通信方法におい
て、 上記センター局装置は、 上記接続装置と上記移動通信端末装置との間で無線通信
する際に使用される周波数帯域を決定し、 決定した上記周波数帯域の情報を上記公衆回線網を介し
て上記接続装置に通達し、 上記接続装置は、 上記センター局装置から通達された上記周波数帯域の情
報を受信し、 受信した上記周波数帯域の情報を周波数帯蓄積手段に蓄
積し、 上記移動通信端末装置と無線通信する場合には、上記周
波数帯蓄積手段に蓄積されている上記周波数帯域の情報
を参照し、当該周波数帯域内の空いている周波数を用い
て上記移動通信端末装置と無線通信することを特徴とす
る通信方法。 - 【請求項14】上記接続装置は、 上記センター局装置から上記周波数帯域の情報が通達さ
れたとき、当該接続装置毎に固有の識別子を上記公衆回
線網を介して上記センター局装置に送信し、 上記センター局装置は、 上記公衆回線網を介して送られてくる上記識別子を受信
し、 受信した上記識別子を基に上記接続装置が正規に使用さ
れているものか否かの認証を行うことを特徴とする請求
項13に記載の通信方法。 - 【請求項15】上記センター局装置は、 上記接続装置の認証を行つたとき、当該接続装置が正規
に使用されたものでないことが判定された場合には、使
用を禁ずる信号を上記周波数帯域の情報として通達し、
当該接続装置の使用を中止させることを特徴とする請求
項14に記載の通信方法。 - 【請求項16】上記接続装置は、 所定期間内における上記移動通信端末装置との接続状況
を集計して蓄積しておき、 上記センター局装置から上記周波数帯域の情報が通達さ
れたとき、蓄積されている上記接続状況の情報を上記公
衆回線網を介して上記センター局装置に送信し、 上記センター局装置は、 上記公衆回線網を介して送られてくる上記接続状況の情
報を受信し、 受信した上記接続状況の情報を解析し、上記接続装置と
上記移動通信端末装置との間で無線通信する際に使用す
る周波数帯域を最適に割り当てることを特徴とする請求
項13に記載の通信方法。 - 【請求項17】上記接続装置は、 上記周波数帯蓄積手段に上記周波数帯域の情報が蓄積さ
れているか否かを検出し、 上記周波数帯蓄積手段に上記周波数帯域の情報が蓄積さ
れていないことが検出された場合、上記公衆回線網を介
して上記センター局装置に周波数帯域の通達要求を送信
し、 上記センター局装置は、 上記公衆回線網を介して送られてくる上記通達要求を受
信し、 受信した上記通達要求を基に、当該通達要求を発生した
上記接続装置を認識して当該接続装置に周波数帯域の情
報を通達することを特徴とする請求項13に記載の通信
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301956A JPH09121383A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 通信システム及び接続装置並びに通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301956A JPH09121383A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 通信システム及び接続装置並びに通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09121383A true JPH09121383A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17903147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7301956A Pending JPH09121383A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 通信システム及び接続装置並びに通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09121383A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7149527B2 (en) | 2000-10-02 | 2006-12-12 | Ntt Docomo, Inc. | Efficient and stable radio resource allocation |
JP2007180639A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kenwood Corp | 無線機、制御方法及びプログラム |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP7301956A patent/JPH09121383A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7149527B2 (en) | 2000-10-02 | 2006-12-12 | Ntt Docomo, Inc. | Efficient and stable radio resource allocation |
JP2007180639A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kenwood Corp | 無線機、制御方法及びプログラム |
JP4742859B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2011-08-10 | 株式会社ケンウッド | 無線機、制御方法及びプログラム |
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