JPH0912092A - 缶の開蓋処理装置 - Google Patents

缶の開蓋処理装置

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JPH0912092A
JPH0912092A JP30896591A JP30896591A JPH0912092A JP H0912092 A JPH0912092 A JP H0912092A JP 30896591 A JP30896591 A JP 30896591A JP 30896591 A JP30896591 A JP 30896591A JP H0912092 A JPH0912092 A JP H0912092A
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JP
Japan
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lid
take
reversing
moving
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JP30896591A
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English (en)
Inventor
Akira Takahashi
明良 高橋
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MEIWA KK
Original Assignee
MEIWA KK
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】充填物の取り出しが簡単でしかも短時間に行
え、また缶60の中に充填物が残らずきれいに取り出せ
る。 【構成】缶60を搬送する搬送装置11の搬送経路の上
手側より順に、缶60の上面を切削により開蓋する開蓋
装置15、開蓋した缶60を上下反転させる反転装置1
6、反転した缶60の充填物を取り出す取出装置17、
缶60内を洗浄する洗浄装置18,19を設けたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、調理原料(果実,ペ
ースト,ピューレ)等を充填した缶を開蓋し、かつ充填
物を取り出すための缶の開蓋処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ケチャップ材料等の調理原料を充
填した業務用の缶がある。この缶の開蓋ならびに充填物
の取り出しは、手作業、もしくは開蓋作業のみ機械を用
い、充填物の取り出しは手作業にて行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の缶の開蓋ならび
に充填物の取り出し作業によると、大変手間がかかり、
作業時間も長くなるという問題があった。また、缶の中
に充填物が残り、不経済であり、しかも缶内に残った充
填物が腐食してきたないという問題もあった。
【0004】したがって、この発明の目的は、充填物の
取り出しが簡単でしかも短時間に行え、また缶の中に充
填物が残らずきれいに取り出せる缶の開蓋処理装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、缶を搬送す
る搬送装置の搬送経路の上手側より順に、缶の上面を切
削により開蓋する開蓋装置、開蓋した缶を上下反転させ
る反転装置、反転した缶の充填物を取り出す取出装置、
缶内を洗浄する洗浄装置を設けたものである。
【0006】開蓋装置は、搬送経路の上方に下向きに設
けたリング状の刃と、この刃を上下動させる垂直移動装
置と、前記刃を前記搬送経路の側方との間で水平移動さ
せる水平移動装置と、前記刃の内側に下向きに突設した
槍状の蓋持上具と、この蓋持上具に上下動可能に外嵌し
た蓋落し具とからなるものである。
【0007】取出装置は、前記搬送経路の上方に下向き
に設けられ先端まで開通した水供給道を有した槍状の孔
開け具と、この孔開け具を上下動させる垂直移動装置
と、前記水供給道に水を供給する水供給装置とからなる
ものである。
【0008】
【作用】この発明の缶の開蓋処理装置によると、搬送経
路に上手側から順次開蓋装置,反転装置,取出装置,洗
浄装置を設けたので、缶を搬送装置で搬送しながら缶の
中の充填物を自動的に取り出すことができる。しかも、
洗浄装置で缶を洗浄するので、缶の中に充填物が残らな
い。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図9に示
す。図1および図2は、缶の開蓋処理装置の側面図なら
びに平面図を示している。図において、10は缶の搬送
台であり、2列のレールで構成されている。この搬送台
10の側方に沿って搬送装置11が設けられている。搬
送装置11は、缶の搬送方向にシリンダ12で進退移動
する複数のレバー13にて構成されており、各レバー1
3は回動して搬送経路に出没可能となっている。すなわ
ち、缶が搬送されてくると、レバー13が回動して搬送
経路内の缶の後方に突出し、シリンダ12にてレバー1
3が前進して缶を押して次工程へ搬出する。このよう
に、レバー13で順次缶が搬送される。また、14は搬
送装置11に缶を供給する缶供給装置であり、搬送装置
11には上手側から順に開蓋装置15,反転装置16,
取出装置17,洗浄装置18,19が設けられている。
【0010】次に、図3ないし図5を用いて開蓋装置1
5について説明する。開蓋装置15は、搬送台10の幅
方向左右に並んだ一対の開蓋機20,20′にて構成さ
れており、両開蓋機20,20′は支持枠21にて支持
されている。以下、開蓋機20,20′について説明す
る。まず、台座23,23′に、下向きにリング状の刃
22,22′を設け、この刃22,22′の内側におい
て、台座23,23′に一対の槍状の蓋持上具24を下
向きに突設する。台座23,23′は、垂直移動装置と
なるシリンダ25,25′のピストンロッド26,2
6′の下端に設けられている。また、刃22,22′の
内側において、蓋持上具24に上下動自在に蓋落し具2
7が外嵌してある。蓋落し具27は、ピストンロッド2
6,26′内に設けたエアシリンダのロッド28の下端
に固定されている。
【0011】また、支持枠21の側面には、支持枠21
を搬送台10の幅方向に往復動させる水平移動装置とな
るシリンダ29のピストンロッド30が接続されてい
る。さらに、缶の高さに合わせて支持枠21を上下移動
させる高さ調整ハンドル31(図5参照)が設けられて
いる。開蓋装置15の設置部分における搬送台10の下
方には、搬送台10の両側に張り出して蓋収容タンク3
2が設置されている。
【0012】次に、反転装置16について、図6および
図7を用いて説明する。図において、33,34は一対
のL字形のアームであり、駆動装置36を接続した回転
軸35にて回動可能となっている。アーム33,34の
水平部には挟持具37が設けられており、一方の挟持片
38はシリンダ39にて進退移動し、他方の挟持片40
とで缶を挟持可能となっている。
【0013】次に、図8および図9を用いて、取出装置
17について説明する。図において、41は支持部材で
あり、この支持部材41に下向きに槍状の孔開け具42
が突設されている。43は缶押えカバーであり、支持部
材41の下方に上下動自在の棒体44を介して設けられ
ている。缶押えカバー43には孔開け具42が挿通可能
な孔45が開いており、また棒体44には圧縮コイルば
ね46が外嵌してある。支持部材41は、垂直移動装置
となるシリンダ47のピストンロッド48の先端に取付
けられており、シリンダ47の駆動により支持部材41
が上下に移動可能となっている。さらに、シリンダ47
は基台49に設置されており、基台49は高さ調整ハン
ドル50にて缶の高さに合わせて上下に移動可能となっ
ている。
【0014】また、孔開け具42の内部には、基端から
先端にまで開通した水供給道51が設けられている。こ
の水供給道51には、水供給管52を介してポンプ等の
水供給装置(図示せず)が接続されている。
【0015】また、図1において、取出装置17の下手
側にて搬送台10の下方に、上向きに洗浄水を噴出する
第1の洗浄装置18ならびに第2の洗浄装置19が順次
並んで設けられている。なお、これら洗浄装置18,1
9への水の供給は、洗浄水タンク53の水をポンプ54
にて供給する。この洗浄水タンク53の水は、取出装置
17の孔開け具42へも供給される。
【0016】反転装置16から洗浄装置19にまで渡っ
て、搬送台10の下面には、缶内の充填物や水を集める
ガイド55が取付けられており、さらにこのガイド55
にて集めた充填物や水を溜めるホッパー56が設置され
ている。
【0017】搬送台10の下手側には、缶を90度反転
させる反転ツイスト57が設けられている。さらに、反
転ツイスト57の下手側には、缶プレス装置58が設置
されており、缶プレス装置58の下方にはプレスした空
缶を収容するタンク59が設置されている。
【0018】次に、本実施例の缶の開蓋処理装置の動作
について説明する。まず、缶の高さに合わせ、高さ調整
ハンドル31,50にて開蓋装置15ならびに取出装置
17の高さを調整する。そして、充填物の入った缶60
を缶供給装置14から搬送台10上に搬入し、レバー1
3にて開蓋装置15に送る。開蓋装置15では、ピスト
ンロッド26が伸長し、刃22ならびに蓋持上具24が
缶60の上面を貫通して開蓋し、ピストンロッド26が
短縮して蓋持上具24にて蓋を持ち上げる。そして、シ
リンダ29が駆動して蓋を持ち上げた開蓋機20が搬送
台10から側方へ外れ、ロッド28が伸長して蓋落し具
27にて蓋を収容タンク32内に落とす。以下同様にし
て、両開蓋機20,20′にて交互に開蓋作業を繰り返
す。
【0019】開蓋された缶60は、レバー13にて反転
装置16へ搬出される。反転装置16では、缶60がア
ーム33,34上に載置され、アーム33,34を回転
軸35回りに回転(図6中の矢印A方向)して缶60を
上下に反転する。
【0020】反転姿勢の缶60が取出装置17に搬送さ
れると、ピストンロッド48が伸長し、缶押えカバー4
3で缶60を押さえながら支持具61にて支持し、孔開
け具42にて缶60の底に孔を開ける。そして、水供給
管52から水供給道51を介して、孔開け具42の先端
から缶60内に水を噴出し、充填物をホッパー56内に
洗い落とす。ピストンロッド48を短縮して、缶押えカ
バー43で缶60を押さえながら孔開け具42を缶60
から抜き、空の缶60を第1および第2の洗浄装置1
8,19へレバー13にて搬出する。
【0021】第1および第2の洗浄装置18,19で
は、缶60内を水で洗浄し、その洗浄水はホッパー56
へ流入する。なお、取出装置17ならびに洗浄装置1
8,19へ供給される1缶あたりの水量は、センサにて
所定の値に設定されている。
【0022】洗浄された缶60は、反転ツイスト57に
て90度反転され、缶プレス58へ送られる。缶プレス
58でプレスされた缶60は、タンク59に収容され
る。
【0023】このように構成された缶の開蓋処理装置に
よると、搬送経路に上手側から順次開蓋装置15,反転
装置16,取出装置17,洗浄装置18,19を設置し
たので、缶60を搬送装置11で搬送しながら缶60の
中の充填物を連続して自動的に取り出すことができ、充
填物の取り出しが簡単でしかも短時間に行える。
【0024】また、取出装置17ならびに第1および第
2の洗浄装置18,19で、缶60内を水洗いするの
で、充填物が洗い流され、缶60内に充填物が残らず、
きれいに取り出せる。
【0025】
【発明の効果】この発明の缶の開蓋処理装置によると、
搬送経路に上手側から順次開蓋装置,反転装置,取出装
置,洗浄装置を設けたので、缶を搬送装置で搬送しなが
ら缶の中の充填物を自動的に取り出すことができ、充填
物の取り出しが簡単でしかも短時間に行える。また、洗
浄装置で缶を洗浄するので、缶の中に充填物が残らず、
きれいに取り出せるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の側面図である。
【図2】この発明の一実施例の平面図である。
【図3】この発明の一実施例の開蓋装置の一部破断正面
図である。
【図4】この発明の一実施例の開蓋装置の平面図であ
る。
【図5】この発明の一実施例の開蓋装置の一部破断側面
図である。
【図6】この発明の一実施例の反転装置の側面図であ
る。
【図7】この発明の一実施例の反転装置の平面図であ
る。
【図8】この発明の一実施例の取出装置の断面図であ
る。
【図9】この発明の一実施例の取出装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
11 搬送装置 15 開蓋装置 16 反転装置 17 取出装置 18,19 洗浄装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶を搬送する搬送装置と、この搬送装置の
    搬送経路に設けられ缶の上面を切削により開蓋する開蓋
    装置と、前記搬送経路の前記開蓋装置の下手側に設けら
    れ開蓋した缶を上下反転させる反転装置と、前記搬送経
    路の前記反転装置の下手側に設けられ反転した缶の充填
    物を取り出す取出装置と、前記搬送経路の前記取出装置
    の下手側に設けられ缶内を洗浄する洗浄装置とを備えた
    缶の開蓋処理装置。
  2. 【請求項2】前記開蓋装置が、搬送経路の上方に下向き
    に設けたリング状の刃と、この刃を上下動させる垂直移
    動装置と、前記刃を前記搬送経路の側方との間で水平移
    動させる水平移動装置と、前記刃の内側に下向きに突設
    した槍状の蓋持上具と、この蓋持上具に上下動可能に外
    嵌した蓋落し具とからなることを特徴とする請求項1記
    載の缶の開蓋処理装置。
  3. 【請求項3】前記取出装置が、前記搬送経路の上方に下
    向きに設けられ先端まで開通した水供給道を有した槍状
    の孔開け具と、この孔開け具を上下動させる垂直移動装
    置と、前記水供給道に水を供給する水供給装置とからな
    る請求項1記載の缶の開蓋処理装置。
JP30896591A 1991-11-25 1991-11-25 缶の開蓋処理装置 Pending JPH0912092A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095389A (ja) * 2001-09-18 2003-04-03 Knorr Foods Co Ltd 缶オープナーライン装置
CN106365090A (zh) * 2016-11-10 2017-02-01 长沙开元仪器股份有限公司 一种煤样瓶处理回收系统
CN112897011A (zh) * 2020-12-29 2021-06-04 深圳市天林智能科学仪器有限公司 一种有机测试小瓶中废液的自动化处理方法

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JPS55163189A (en) * 1979-05-30 1980-12-18 Kagome Kk Method of picking thing out of can and can opening device

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