JPH09119608A - 非常用燃料兼用灯火 - Google Patents

非常用燃料兼用灯火

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JPH09119608A
JPH09119608A JP30381195A JP30381195A JPH09119608A JP H09119608 A JPH09119608 A JP H09119608A JP 30381195 A JP30381195 A JP 30381195A JP 30381195 A JP30381195 A JP 30381195A JP H09119608 A JPH09119608 A JP H09119608A
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JP
Japan
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wax
ceramic
light
holder
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP30381195A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ogawa
喜男 小川
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  • Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】災害時、キャンプ等の非常用の携行燃料は、消
費時間が短く使い捨てである。燃料の蝋の詰め替えが出
来る、長時間の使用に耐える非常用の燃料兼用灯火を開
発する。 【解決手段】缶底体3を有する缶本体1の内部底に円盤
5を置き、その中心に周囲に蝋侵入穴を有するようにし
た金属製ホルダー7の下端部を挿入する凹部13を有す
る維持台6を設け、この維持台6の凹部13に挿入せら
れる前記ホルダー7の中にセラミック8を設け、そのセ
ラミック8の中心に縦に穴を開け、その穴に熱伝導体9
である銅線を挿入してなる芯を備え、その芯の周囲に蝋
4を詰めてその缶本体1の上部に蓋開取手を有する蓋体
2を設けたことを特徴とする非常用燃料兼用灯火。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明に係る非常用燃料兼用
灯火は、災害時、野外でのキャンプ等の非常用の携行燃
料兼用灯火に関する新規な提案であって、従来の消費時
間が短く使い捨ての燃料を改良し、燃料の蝋の詰め替え
が出来る、長時間の使用に耐える非常用の燃料兼用灯火
を開発しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、非常用燃料は芯が燃え
尽きるものであるため長時間の使用に耐えず、缶の中に
詰めた燃料である蝋を一度使用すると蝋の詰め替えによ
りその缶を再使用する事が出来ないものである。従っ
て、燃料を使い切るとその燃料を入れていた缶は詰め替
えが効かないため再使用されることなく捨てられてい
る。その問題は、使用すると芯が燃えて短くなり、最後
には尽きることにより炎が小さく缶の底に入ることにあ
る。この問題を解決するためには燃えない芯を缶の中に
設けることにより、蝋を詰め替えて再使用することが出
来るものにすることにより、非常用燃料を長時間経済的
に燃料及び灯火として使用することも出来るようにする
ことが必要である。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、非
常用燃料として又灯火としての缶の中に詰める燃料であ
る蝋の入れ替えが出来るようにするために、燃料の蝋を
燃やす芯を燃えない芯に改良し、缶本体の蓋体を開くこ
とが容易にできるフルトップ型の蓋開取手を有する缶に
して開缶を容易に出来るようにし、非常時や野外活動時
でも燃料である蝋の詰め替えにより長い時間芯の使用に
耐えられる非常用の燃料兼用灯火を開発しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】缶底体を有する缶本体の
内部底に芯を安定する円盤を置き、その中心に周囲に蝋
侵入穴を有するようにした熱伝導のよい金属製ホルダー
の下端部を挿入する凹部を有する維持台を設け、この維
持台の凹部に挿入せられる前記ホルダーの中にセラミッ
クを設け、そのセラミックの中心に縦に穴を開け、その
穴に熱伝導体を挿入してなる芯を備え、その芯の周囲に
蝋を詰めてその缶本体の上部に設けられる取手を引っ張
ることによって開く事ができる蓋開取手を有する蓋体を
設けたことを特徴とすることにより、本発明の非常用燃
料兼用灯火を構成するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る非常用燃料兼用灯火
は、上記の構成により、缶本体の内部底に設けた円盤の
中心に設けた維持台に、直立して立てられている芯の上
部に点灯すると、炎の熱はホルダーを伝って下方に伝導
して、ホルダーの周囲に詰めた蝋を熱で溶かし、その熱
で溶けた蝋は該ホルダーに蝋侵入穴が開けられているた
めその蝋侵入穴より中に入り、セラミックの内部の無数
の小孔に浸透して、上昇し、蝋が芯の先端に補給せられ
る。セラミックは、その中心に縦に設けた穴に、例えば
熱伝導のよい銅線等の金属製材料よりなる熱伝導体をセ
ラミックの上から底まで通して入れているものである。
このためセラミックの中心の熱伝導体は、炎の熱を下に
伝えている。その熱伝導体は、アルミ板等の金属材料で
作られる熱伝導のよいホルダーと共にセラミック全体を
過熱、保温し、この熱によって溶けた蝋のセラミック内
部の流動性を保持し、溶けた蝋がセラミックの中の小孔
を通って浸透しやすくなるようにする作用がある。
【0006】
【実施例】添付図面は、本発明に係る非常用燃料兼用灯
火の実施例について、図示しているものである。図1
は、図2における非常用燃料兼用灯火のB−B線縦断面
図、図2は、同上平面図、図3は、非常用燃料兼用灯火
の内部芯の平面図、図4は、図1における非常用燃料兼
用灯火のA−A線横断面図、図5は、同上のC−C線横
断面図をそれぞれ図示するものである。
【0007】アルミ缶の缶底体3を有する缶本体1の内
部底に、セラミック芯を立てて安定をするための円盤5
を置き、その中心に周囲に蝋侵入穴10を開けて該蝋侵
入穴を有するようにしている熱伝導のよいアルミ製ホル
ダー7の下端部を挿入する凹部13を有する維持台6を
設け、この維持台6の凹部13に挿入せられる前記ホル
ダー7の先端には受熱部12を突設する。そのホルダー
7の中にセラミック8を設け、そのセラミック8の中心
に縦に上端から下端(底)まで穴を開け、その穴に熱伝
導体である銅線を挿入している。即ちアルミ製のホルダ
ー7とその中に入れたセラミック8とそのセラミックの
中に縦に入れた熱伝導体である銅線8とからなる芯を維
持台6の中央凹部13に直立して備えている。その芯の
周囲に蝋4を詰めて、その缶本体1の上部には開缶の為
蓋開取手11を有する蓋体2を設けたことを特徴とする
非常用燃料兼用灯火である。
【0008】本発明の作用を実施例について詳細に説明
すれば、アルミ製缶本体1の内部底に設けた円盤3は、
その中心に設けた維持台に直立して立てられている芯を
安定させているものである。缶蓋体2の上部の蓋開取手
11を引いて缶本体1の蓋を開き、芯の上部に点火する
と、炎の熱はまずホルダー上部の受熱部12に伝わり、
熱伝導のよいアルミ製ホルダー7を伝って下方に熱伝導
して、該ホルダー7の周囲に詰めた蝋4を熱で溶かし
て、その熱で溶けた蝋は該ホルダーに開けられた蝋侵入
穴10より中に入り、セラミック8の内部の無数の小孔
に浸透して、上昇し、溶けた蝋4が芯の先端に常時補給
せられる。そのセラミック8は、その中心に縦に開けた
穴に設けた熱伝導体9として熱伝導のよい銅線が入れら
れている。その銅線がセラミック8の上から底まで炎の
熱を通してセラミックを内部から過熱しているものであ
る。このためセラミック8の中心の熱伝導体9は、セラ
ミックを過熱してセラミック内部の蝋の流動性をよく
し、アルミ製の熱伝導のよいホルダー7と共にセラミッ
ク8全体を過熱、保温し、熱で溶けた蝋がセラミックの
中の小孔を通ってセラミックに浸透して上昇しやすくな
るように作用しているものである。アルミ製ホルダー7
とその中に入れたセラミック8とそのセラミックの中心
に設けた銅製の熱伝導体からなる芯は、炎の熱で焼けて
も消失せず長時間の使用ができるものである。非常用燃
料の使用テストをしてみると、蝋の補充で500時間連
続、反復して使用することが出来るものである。万一の
場合に補充用の蝋がなくなっても、缶本体の中にロウソ
クの蝋、サラダ油、テンプラ油を入れても燃料若しくは
灯火として使用出来るものである。缶本体の周囲に蛍光
塗料で印刷したラベルを貼っておけば、災害時等には暗
い場所でも缶の所在を明らかにすることが出来る。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る非常用燃料兼用灯火は、上
記の実施例において詳記した作用により明らかになるよ
うに、燃料として連続使用しても芯が炎の高熱で消失す
る事なく、又芯に点火後の炎が缶の底に入る事がなく灯
火としても広く長時間照らす事が出来るものである。従
って、この非常用燃料兼用灯火は、缶本体が使い捨てさ
れることなく、非常用の燃料及び灯火として、災害時
用、キャンプ、登山、釣等の屋外レジャー用、自動車の
ための予備灯、ビニールハウス等の農業用光源・熱源と
してその利用が出来るものである。ペットボトルを切っ
て、非常用燃料兼用灯火の覆いとして灯火の炎の風防に
して使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2における非常用燃料兼用灯火のB−B線縦
断面図
【図2】同上平面図
【図3】内部芯の平面図
【図4】図1における非常用燃料兼用灯火のA−A線横
断面図
【図5】同上のC−C線横断面図
【符号の説明】
1...缶本体 2...蓋体 3...缶底体 4...蝋 5...円盤 6...維持台 7...ホルダー 8...セラミック 9...熱伝導体 10...蝋侵入穴 11...蓋開取手 12...受熱部 13...凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶底体を有する缶本体の内部底に芯を安定
    する円盤を置き、その中心に周囲に蝋侵入穴を有するよ
    うにした熱伝導のよい金属製ホルダーの下端部を挿入す
    る凹部を有する維持台を設け、この維持台の凹部に挿入
    せられる前記ホルダーの中にセラミックを設け、そのセ
    ラミックの中心に縦に穴を開け、その穴に熱伝導体を挿
    入してなる芯を備え、その芯の周囲に蝋を詰めてその缶
    本体の上部にフルトップ型の蓋開取手を有する蓋体を設
    けたことを特徴とする非常用燃料兼用灯火。
JP30381195A 1995-10-26 1995-10-26 非常用燃料兼用灯火 Pending JPH09119608A (ja)

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JP30381195A JPH09119608A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 非常用燃料兼用灯火

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JP30381195A JPH09119608A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 非常用燃料兼用灯火

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JPH09119608A true JPH09119608A (ja) 1997-05-06

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ID=17925595

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JP30381195A Pending JPH09119608A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 非常用燃料兼用灯火

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