JPH09119590A - 配管などの被覆体 - Google Patents
配管などの被覆体Info
- Publication number
- JPH09119590A JPH09119590A JP27605895A JP27605895A JPH09119590A JP H09119590 A JPH09119590 A JP H09119590A JP 27605895 A JP27605895 A JP 27605895A JP 27605895 A JP27605895 A JP 27605895A JP H09119590 A JPH09119590 A JP H09119590A
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- JP
- Japan
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- pipe
- water
- coating body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】テープを螺旋状に巻き付けるなどの必要がな
く、大幅な作業性の向上を図ることのできる配管などの
被覆体を提供する。 【解決手段】配管４などの外側を覆う被覆体６であっ
て、鎖編組織用としてポリエステルフィラメント、挿入
組織用として水収縮性ビニロンフィラメントが使用され
て、ダブルラッセル機により筒状に編成されてなり、被
覆体６を配管４などに被せた後、被覆体６の外側から水
分を吹き付けるなどして水分を与えることによって被覆
体６が収縮し、配管４などの外側に装着するようにし
た。
く、大幅な作業性の向上を図ることのできる配管などの
被覆体を提供する。 【解決手段】配管４などの外側を覆う被覆体６であっ
て、鎖編組織用としてポリエステルフィラメント、挿入
組織用として水収縮性ビニロンフィラメントが使用され
て、ダブルラッセル機により筒状に編成されてなり、被
覆体６を配管４などに被せた後、被覆体６の外側から水
分を吹き付けるなどして水分を与えることによって被覆
体６が収縮し、配管４などの外側に装着するようにし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばエアコンの
室内機と室外機を繋ぐ冷媒用の配管などを覆う配管など
の被覆体に関するものである。
室内機と室外機を繋ぐ冷媒用の配管などを覆う配管など
の被覆体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、エアコンの室内機と室外機を繋ぐ
冷媒用の配管は銅管が使用されており、断熱保護のため
に配管の周りを室外機との連結用端部を除いて断熱材で
覆うとともにその断熱材の周りにテープを螺旋状に巻き
付けたりしていた。
冷媒用の配管は銅管が使用されており、断熱保護のため
に配管の周りを室外機との連結用端部を除いて断熱材で
覆うとともにその断熱材の周りにテープを螺旋状に巻き
付けたりしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、断熱材
の周りにテープを螺旋状に巻き付ける作業は非常に手間
で、作業効率が悪いという問題があった。
の周りにテープを螺旋状に巻き付ける作業は非常に手間
で、作業効率が悪いという問題があった。
【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、テープを螺旋状に巻き付けるなどの必要がなく、大
幅な作業性の向上を図ることのできる配管などの被覆体
を提供することを目的とするものである。
で、テープを螺旋状に巻き付けるなどの必要がなく、大
幅な作業性の向上を図ることのできる配管などの被覆体
を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、配管などの外側を覆う被覆体であって、鎖
編組織用としてポリエステルフィラメント、挿入組織用
として水収縮性ビニロンフィラメントが使用されて筒状
に編成されていることを要旨とするものである。
に本発明は、配管などの外側を覆う被覆体であって、鎖
編組織用としてポリエステルフィラメント、挿入組織用
として水収縮性ビニロンフィラメントが使用されて筒状
に編成されていることを要旨とするものである。
【０００６】上記構成の被覆体を用いることにより、例
えばエアコンの室内機と室外機を繋ぐ冷媒用の配管を覆
う断熱材の周りにテープを螺旋状に巻き付けるなどの必
要がなく、被覆体を被せ、その後で被覆体に水をかける
ことにより被覆体が収縮して断熱材などに密着するので
あり、前記従来例に比べて大幅な作業性の向上を図るこ
とができる。特に、本発明は挿入組織部分にのみ水収縮
性ビニロンフィラメントが使用されているので、長さ方
向の収縮は小さく、予め被覆しようとするものの長さに
対して収縮前の被覆体の長さを計算しやすいという利点
もある。
えばエアコンの室内機と室外機を繋ぐ冷媒用の配管を覆
う断熱材の周りにテープを螺旋状に巻き付けるなどの必
要がなく、被覆体を被せ、その後で被覆体に水をかける
ことにより被覆体が収縮して断熱材などに密着するので
あり、前記従来例に比べて大幅な作業性の向上を図るこ
とができる。特に、本発明は挿入組織部分にのみ水収縮
性ビニロンフィラメントが使用されているので、長さ方
向の収縮は小さく、予め被覆しようとするものの長さに
対して収縮前の被覆体の長さを計算しやすいという利点
もある。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図１〜図５において、
１は室内の壁２の上部に取り付けられるエアコンの室内
機、３は室外に設置されるエアコンの室外機で、前記室
内機１と室外機３は冷媒が往復できるように往路用と復
路用の２本の配管４，４で繋がれている。冷媒用の配管
４は銅管が使用されており、断熱保護のために各配管４
の周りを室外機３との連結用端部を除いて発泡スチロー
ルからなる断熱材５で覆われる構成となっている。前記
２本の配管４，４は建物の壁面に沿う部分が壁面に沿っ
て並列状態で鉛直方向に配設され、室外機３との連結部
近傍において２又状となっている。
いて、図面に基づいて説明する。図１〜図５において、
１は室内の壁２の上部に取り付けられるエアコンの室内
機、３は室外に設置されるエアコンの室外機で、前記室
内機１と室外機３は冷媒が往復できるように往路用と復
路用の２本の配管４，４で繋がれている。冷媒用の配管
４は銅管が使用されており、断熱保護のために各配管４
の周りを室外機３との連結用端部を除いて発泡スチロー
ルからなる断熱材５で覆われる構成となっている。前記
２本の配管４，４は建物の壁面に沿う部分が壁面に沿っ
て並列状態で鉛直方向に配設され、室外機３との連結部
近傍において２又状となっている。
【０００８】本発明の被覆体は前記断熱材５を覆って保
護するものであり、本発明の一実施の形態における被覆
体６は、ダブルラッセル機により図３に示すような鎖編
組織と挿入組織との組み合わせによる組織によって、図
４に示すように筒状に編成されている。図３において、
７は鎖編組織部分、８は挿入組織部分である。この被覆
体６は鎖編組織用としてポリエステルフィラメント４２
０デニール４８フィラメントの緑色原着糸が使用され、
挿入組織用として２０℃の水中に１ｍｇ／デニールの荷
重をかけて５分間浸漬したときの水収縮率が３５％であ
る水収縮性ビニロンフィラメント６５０デニール２５０
フィラメントの白色糸が使用されて、ポリエステルフィ
ラメントとビニロンフィラメントの使用割合を５５：４
５とし、毎コース１針振りの挿入組織が用いられて編成
されている。そしてこの被覆体６は、図４に示すよう
に、２枚の生地９ａ，９ｂの両側同士が鎖編組織に使用
された糸条と同じポリエステルフィラメント４２０デニ
ール４８フィラメントの緑色原着糸により鎖編された繋
ぎ部１０で繋がれている。この繋ぎ部１０に使用される
糸条は挿入組織に使用される水収縮性ビニロンフィラメ
ントであっても良い。
護するものであり、本発明の一実施の形態における被覆
体６は、ダブルラッセル機により図３に示すような鎖編
組織と挿入組織との組み合わせによる組織によって、図
４に示すように筒状に編成されている。図３において、
７は鎖編組織部分、８は挿入組織部分である。この被覆
体６は鎖編組織用としてポリエステルフィラメント４２
０デニール４８フィラメントの緑色原着糸が使用され、
挿入組織用として２０℃の水中に１ｍｇ／デニールの荷
重をかけて５分間浸漬したときの水収縮率が３５％であ
る水収縮性ビニロンフィラメント６５０デニール２５０
フィラメントの白色糸が使用されて、ポリエステルフィ
ラメントとビニロンフィラメントの使用割合を５５：４
５とし、毎コース１針振りの挿入組織が用いられて編成
されている。そしてこの被覆体６は、図４に示すよう
に、２枚の生地９ａ，９ｂの両側同士が鎖編組織に使用
された糸条と同じポリエステルフィラメント４２０デニ
ール４８フィラメントの緑色原着糸により鎖編された繋
ぎ部１０で繋がれている。この繋ぎ部１０に使用される
糸条は挿入組織に使用される水収縮性ビニロンフィラメ
ントであっても良い。
【０００９】上記のような繊維を用いてダブルラッセル
機により編成した被覆体６を水収縮テストした結果を以
下に説明する。なお、水収縮テストに使用する試料とし
ては、長さ３０ｃｍ、幅８．９ｃｍ（筒状の被覆体６を
平面帯状にして計測）で、しかも円周方向ポリエステル
鎖編本数１２本／２ｃｍ、長さ方向ポリエステル鎖編個
数１７個／２ｃｍのものを用意した。 水収縮テスト１（水温２５℃，室温２５℃） 試料を水に５秒浸し、その後引き上げ、平面上に置いた状態で測定 ９０秒後 円周方向 ６．５ｃｍ（２６．９％収縮） １２０秒後 円周方向 ６．０ｃｍ（３２．５％収縮） １２０秒後 長さ方向 ２８．０ｃｍ（６．６％収縮） １８０秒後 円周方向，長さ方向ともに１２０秒後と殆ど変化なし 水収縮テスト２（水温４０℃，室温２５℃） 試料を水中に浸した状態で測定 ２０秒後 円周方向 ６．０ｃｍ（３２．５％収縮） ２０秒後 長さ方向 ２８．０ｃｍ（６．６％収縮） ３０秒後 円周方向 ５．７ｃｍ（３５．９％収縮） ３０秒後 長さ方向 ２７．２ｃｍ（９．３％収縮） ６０秒後 円周方向，長さ方向ともに３０秒後と殆ど変化なし 以上の水収縮テストからも明らかなように、鎖編組織部
分にポリエステルフィラメント、挿入組織部分に水収縮
性ビニロンフィラメントを用いて作られた被覆体６は短
時間で円周方向に大きく収縮し、長さ方向への収縮は僅
かであった。
機により編成した被覆体６を水収縮テストした結果を以
下に説明する。なお、水収縮テストに使用する試料とし
ては、長さ３０ｃｍ、幅８．９ｃｍ（筒状の被覆体６を
平面帯状にして計測）で、しかも円周方向ポリエステル
鎖編本数１２本／２ｃｍ、長さ方向ポリエステル鎖編個
数１７個／２ｃｍのものを用意した。 水収縮テスト１（水温２５℃，室温２５℃） 試料を水に５秒浸し、その後引き上げ、平面上に置いた状態で測定 ９０秒後 円周方向 ６．５ｃｍ（２６．９％収縮） １２０秒後 円周方向 ６．０ｃｍ（３２．５％収縮） １２０秒後 長さ方向 ２８．０ｃｍ（６．６％収縮） １８０秒後 円周方向，長さ方向ともに１２０秒後と殆ど変化なし 水収縮テスト２（水温４０℃，室温２５℃） 試料を水中に浸した状態で測定 ２０秒後 円周方向 ６．０ｃｍ（３２．５％収縮） ２０秒後 長さ方向 ２８．０ｃｍ（６．６％収縮） ３０秒後 円周方向 ５．７ｃｍ（３５．９％収縮） ３０秒後 長さ方向 ２７．２ｃｍ（９．３％収縮） ６０秒後 円周方向，長さ方向ともに３０秒後と殆ど変化なし 以上の水収縮テストからも明らかなように、鎖編組織部
分にポリエステルフィラメント、挿入組織部分に水収縮
性ビニロンフィラメントを用いて作られた被覆体６は短
時間で円周方向に大きく収縮し、長さ方向への収縮は僅
かであった。
【００１０】そして、かかる構成の被覆体６は、建物の
壁面に沿って鉛直方向に配設された前記並列状態の２本
の配管４，４外側の断熱材５を電線などと一緒に１つの
束としてまとめて外側から覆うとものと、前記二又状に
なっている各配管４外側の断熱材５を覆うものとが用意
される。なお、筒状の被覆体６の内周は被覆しようとす
るものの外周よりも余裕をもって大きく作られており、
筒状の被覆体６を前記配管４の一端部から他端部側に引
っ張って覆うのである。この状態において、被覆体６の
内面は前記断熱材５の外面に密着していない。この後
で、被覆体６に外側から水分を吹き付けるなどして水分
を与えることによって、被覆体６は収縮し、前記断熱材
５の外面に密着する。このように被覆体６により配管４
外側の断熱材５を覆うのであるが、被覆体６の収縮率に
より被覆しようとするものの外周に対する被覆体６の最
適な内周を求めるとともに、被覆しようとするものの長
さに対する被覆体６の最適な長さを求めておき、これに
基づき編成された被覆体６を使用すれば良い。
壁面に沿って鉛直方向に配設された前記並列状態の２本
の配管４，４外側の断熱材５を電線などと一緒に１つの
束としてまとめて外側から覆うとものと、前記二又状に
なっている各配管４外側の断熱材５を覆うものとが用意
される。なお、筒状の被覆体６の内周は被覆しようとす
るものの外周よりも余裕をもって大きく作られており、
筒状の被覆体６を前記配管４の一端部から他端部側に引
っ張って覆うのである。この状態において、被覆体６の
内面は前記断熱材５の外面に密着していない。この後
で、被覆体６に外側から水分を吹き付けるなどして水分
を与えることによって、被覆体６は収縮し、前記断熱材
５の外面に密着する。このように被覆体６により配管４
外側の断熱材５を覆うのであるが、被覆体６の収縮率に
より被覆しようとするものの外周に対する被覆体６の最
適な内周を求めるとともに、被覆しようとするものの長
さに対する被覆体６の最適な長さを求めておき、これに
基づき編成された被覆体６を使用すれば良い。
【００１１】上記の被覆体６を用いてエアコンの取り付
け工事の際に各配管４を室内機１および室外機３に繋ぐ
前に断熱材５の外から配管４を覆うものである。この場
合、建物の壁面に沿って鉛直方向に配設された前記並列
状態の２本の配管４，４外側の断熱材５を電線などと一
緒に外側から覆うのに使用される被覆体６と二又状にな
っている各配管４外側の断熱材５を覆うのに使用される
被覆体６は前述の説明からも明らかなように互いに内径
が異なり、建物の壁面に沿って鉛直方向に配設された前
記並列状態の２本の配管４，４外側の断熱材５を電線な
どと一緒に外側から覆う作業と二又状になっている各配
管４外側の断熱材５を覆う作業は別々に行なわれる。
け工事の際に各配管４を室内機１および室外機３に繋ぐ
前に断熱材５の外から配管４を覆うものである。この場
合、建物の壁面に沿って鉛直方向に配設された前記並列
状態の２本の配管４，４外側の断熱材５を電線などと一
緒に外側から覆うのに使用される被覆体６と二又状にな
っている各配管４外側の断熱材５を覆うのに使用される
被覆体６は前述の説明からも明らかなように互いに内径
が異なり、建物の壁面に沿って鉛直方向に配設された前
記並列状態の２本の配管４，４外側の断熱材５を電線な
どと一緒に外側から覆う作業と二又状になっている各配
管４外側の断熱材５を覆う作業は別々に行なわれる。
【００１２】ところで、上記の実施の形態における被覆
体６に使用されるポリエステルフィラメントのトータル
デニールは４２０デニール、水収縮性ビニロンフィラメ
ントのトータルデニールは６５０デニールであるが、ポ
リエステルフィラメントおよび水収縮性ビニロンフィラ
メント共に２００〜２０００デニールのものを使用する
ことができる。
体６に使用されるポリエステルフィラメントのトータル
デニールは４２０デニール、水収縮性ビニロンフィラメ
ントのトータルデニールは６５０デニールであるが、ポ
リエステルフィラメントおよび水収縮性ビニロンフィラ
メント共に２００〜２０００デニールのものを使用する
ことができる。
【００１３】また、水収縮性ビニロンフィラメントとし
て、２０℃の水中に１ｍｇ／デニールの荷重をかけて５
分間浸漬したときの水収縮率が３５％である糸条を用い
ているが、この水収縮率が２０〜６０％の水収縮性ビニ
ロンフィラメントであれば、本発明の目的を達成するこ
とができる。
て、２０℃の水中に１ｍｇ／デニールの荷重をかけて５
分間浸漬したときの水収縮率が３５％である糸条を用い
ているが、この水収縮率が２０〜６０％の水収縮性ビニ
ロンフィラメントであれば、本発明の目的を達成するこ
とができる。
【００１４】なお、上記の実施の形態の説明では、エア
コンの取り付け工事の際に室内機１と室外機３を繋ぐ配
管４を被覆体６により覆っているが、室内機１と室外機
３を繋ぐ配管４以外の他の配管（パイプ）や支柱など、
例えば寒冷地などにおいて水道管を覆う断熱保温材とし
て前記被覆体６を用いることもできる。
コンの取り付け工事の際に室内機１と室外機３を繋ぐ配
管４を被覆体６により覆っているが、室内機１と室外機
３を繋ぐ配管４以外の他の配管（パイプ）や支柱など、
例えば寒冷地などにおいて水道管を覆う断熱保温材とし
て前記被覆体６を用いることもできる。
【００１５】また、従来表面に化粧などのために塗装さ
れていた配管（パイプ）や支柱などの被覆用として用い
る場合は、この配管（パイプ）や支柱などに対する塗装
は不要となり、被覆体６に予め着色するか、配管（パイ
プ）や支柱などに対する被覆体６の装着後、被覆体６に
塗料を塗るようにしても良い。
れていた配管（パイプ）や支柱などの被覆用として用い
る場合は、この配管（パイプ）や支柱などに対する塗装
は不要となり、被覆体６に予め着色するか、配管（パイ
プ）や支柱などに対する被覆体６の装着後、被覆体６に
塗料を塗るようにしても良い。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明の被覆体を用いるこ
とにより、例えばエアコンの室内機と室外機を繋ぐ冷媒
用の配管を覆う断熱材の周りにテープを螺旋状に巻き付
けるなどの必要がなく、被覆体を被せ、その後で被覆体
に水をかけることにより被覆体が収縮して断熱材などに
密着するのであり、前記従来例に比べて大幅な作業性の
向上を図ることができる。特に、本発明は挿入組織部分
にのみ水収縮性ビニロンフィラメントが使用されている
ので、長さ方向の収縮は小さく、予め被覆しようとする
ものの長さに対して収縮前の被覆体の長さを計算しやす
いという利点もある。
とにより、例えばエアコンの室内機と室外機を繋ぐ冷媒
用の配管を覆う断熱材の周りにテープを螺旋状に巻き付
けるなどの必要がなく、被覆体を被せ、その後で被覆体
に水をかけることにより被覆体が収縮して断熱材などに
密着するのであり、前記従来例に比べて大幅な作業性の
向上を図ることができる。特に、本発明は挿入組織部分
にのみ水収縮性ビニロンフィラメントが使用されている
ので、長さ方向の収縮は小さく、予め被覆しようとする
ものの長さに対して収縮前の被覆体の長さを計算しやす
いという利点もある。
【図１】本発明の一実施の形態におけるエアコンの室内
機と室外機の取り付け状態を示す断面側面図である。
機と室外機の取り付け状態を示す断面側面図である。
【図２】同エアコンの室外機と冷媒用の配管との接続部
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】同被覆体の組織図である。
【図４】同被覆体の斜視図である。
【図５】同配管の途中部の断面図である。
１ 室内機 ３ 室外機 ４ 配管 ５ 断熱材 ６ 被覆体 ７ 鎖編組織部分 ８ 挿入組織部分 ９ａ，９ｂ 生地 １０ 繋ぎ部
Claims (1)
- 【請求項１】 配管などの外側を覆う被覆体であって、
鎖編組織用としてポリエステルフィラメント、挿入組織
用として水収縮性ビニロンフィラメントが使用されて筒
状に編成されていることを特徴とする配管などの被覆
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27605895A JPH09119590A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 配管などの被覆体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27605895A JPH09119590A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 配管などの被覆体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09119590A true JPH09119590A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17564215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27605895A Pending JPH09119590A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 配管などの被覆体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09119590A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009242986A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Seiren Co Ltd | 保護材およびその製造方法 |
| WO2010074318A1 (ja) * | 2008-12-27 | 2010-07-01 | セーレン株式会社 | 被覆保護材 |
| JP2013007421A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 強化複合管 |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP27605895A patent/JPH09119590A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009242986A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Seiren Co Ltd | 保護材およびその製造方法 |
| WO2010074318A1 (ja) * | 2008-12-27 | 2010-07-01 | セーレン株式会社 | 被覆保護材 |
| JP2013007421A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 強化複合管 |
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