JPH09116550A - Atm交換機の入力セルバッファ方式 - Google Patents

Atm交換機の入力セルバッファ方式

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JPH09116550A
JPH09116550A JP26985495A JP26985495A JPH09116550A JP H09116550 A JPH09116550 A JP H09116550A JP 26985495 A JP26985495 A JP 26985495A JP 26985495 A JP26985495 A JP 26985495A JP H09116550 A JPH09116550 A JP H09116550A
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JP
Japan
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cell
vbr
input
cells
rate
Prior art date
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Application number
JP26985495A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Motomura
浩之 元村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変速度(VBR)セルの廃棄率を低減さ
せ、固定速度(CBR)セルの伝搬遅延を低減させなが
ら、単一の入力バッファで可変速度(VBR)セルおよ
び固定速度(CBR)セルの両方を蓄積できるようにす
る。 【解決手段】 セルタイプ識別器1によって入力される
ATMセルのセルタイプを識別し、可変速度(VBR)
用セル数カウンタ2により入力バッファ10における可
変速度(VBR)セルの蓄積量をカウントし、廃棄率出
力テーブル5はそのカウント値と閾値保持回路4の閾値
とに基づいて非可変速度(非VBR)セルの廃棄率を出
力し、蓄積許可回路7はセルの入力ごとに発生される乱
数値に比べて廃棄率が小さいときに非VBR蓄積許可信
号を出力し、非可変速度(非VBR)セルの入力バッフ
ァ10への蓄積を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATMセルの交換
を行うATM交換機の入力セルバッファ方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】B−ISDN(広帯域の統合サービスデ
ジタル網)では、音声、静止画、動画、データなど種類
(ビットレート)の異なる多種多様な情報信号を多重化
し、伝送し、交換するに際してATM交換機を用いる。
ATM(Asynchronus TransferMode )は非同期転送モ
ードと称されるものである。すべての情報はデジタル化
されており、セルと呼ぶ一定の長さのブロックに分割さ
れ、セル単位で転送される。セルの長さは53バイト
で、そのうち48バイトが情報に割り当てられ、5バイ
トがヘッダに割り当てられる。ヘッダの中にはそのセル
のチャンネル(宛先)を示す番号(ラベル)が含まれ、
それを認識することによりそのセルがどのチャンネルの
ものなのかを識別できる。ネットワーク内はセル単位で
転送される。
【0003】多重化もセルごとに時分割多重化される
(セル多重)。ビットレートの違いとして、VBR(Va
riable Bit Rate :可変速度サービス)とCBR(Cons
tant BitRate :固定速度サービス)とがある。VBR
については、通信情報が多数発生したときは伝送帯域を
広くとって単位時間当たりの伝送セル数を多くし、通信
情報が少ないときは伝送帯域を狭くして単位時間当たり
の伝送セル数を少なくする。
【0004】ビットレートの違いは1秒間に何個のセル
を送るかで調整できる。セルは情報がきたときだけ送れ
ばよいので、連続情報でも間欠的なバースト情報でも無
駄なく伝送路を使うことができる。同期多重では情報が
こないと伝送路が遊んでしまうが、セル多重では空き時
間には他の情報のセルを伝送すればよいので、伝送路を
効率良く使うことができる。その代わり、2つ以上のセ
ルが同時にきたときは、どちらか一方をメモリに蓄えて
待ってもらわなければならず、このため遅延が生じ、最
悪の場合はセルがたくさんきすぎるとメモリからあふれ
てセルの廃棄が起こってしまう。
【0005】上記したようにATM(非同期転送モー
ド)のセルタイプにはCBR(固定速度)とVBR(可
変速度)等があり、セルタイプごとに異なった制御を行
うことが必要である。すなわち、固定速度セル(CBR
セル)は固定ビットレートで転送する必要があり、廃棄
率よりも遅延についての制限が大きい。また、可変速度
セル(VBRセル)はバースト的(間欠的)に転送さ
れ、セルの伝搬遅延よりも廃棄率を低減させる必要性が
高い。
【0006】図4は従来技術のATM交換機の入力セル
バッファ方式の構成を示すブロック図である。図4にお
いて、21は入力セルのセルタイプが固定速度(CB
R)セルか可変速度(VBR)セルかを識別するセルタ
イプ識別器、22は固定速度(CBR)セルを一時的に
蓄積しておくための固定速度(CBR)セル用入力バッ
ファ、23は可変速度(VBR)セルを一時的に蓄積し
ておくための可変速度(VBR)セル用入力バッファで
ある。
【0007】入力したATMセル24のセルタイプをセ
ルタイプ識別器21で識別し、それが固定速度(CB
R)セルであるときはCBR用ライトクロック25を出
力して固定速度(CBR)セル用入力バッファ22に蓄
積し、また、可変速度(VBR)セルであるときはVB
R用ライトクロック26を出力して可変速度(VBR)
セル用入力バッファ23に蓄積する。このように、固定
速度(CBR)セル用入力バッファ22と可変速度(V
BR)セル用入力バッファ23との2つの入力バッファ
を設けておき、セルタイプごとに別々に蓄積し、また、
別々に転送するという具合に個別制御を行う。
【0008】なお、図4はチャンネル♯0についてのも
のであるが、全体としてはチャンネル♯0から♯mまで
あり、それぞれの入り線ごとに固定速度(CBR)セル
用入力バッファ22と可変速度(VBR)セル用入力バ
ッファ23とが接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術のA
TM交換機の入力セルバッファ方式においては、ATM
セルタイプ別に入力バッファをもつ必要があり、各入力
バッファごとに制御部を必要とするため回路規模が大き
くなるし、それぞれの入力バッファに対する蓄積や転送
の制御が個別であって全体として管理が複雑になるとい
う問題がある。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、可変速度(VBR)セルの廃棄率を
低減させ、固定速度(CBR)セルの伝搬遅延を低減さ
せながら、単一の入力バッファで可変速度(VBR)セ
ルおよび固定速度(CBR)セルの両方を蓄積できるよ
うにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るATM交換
機の入力セルバッファ方式は、単一の入力バッファに対
して可変速度(VBR)セルはそのまま蓄積し、非可変
速度(非VBR)セルは廃棄率が乱数値より小さいとき
に蓄積するように構成したもので、単一の入力バッファ
でありながら各種タイプのATMセルを蓄積する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1のATM交
換機の入力セルバッファ方式は、複数種類のATM(非
同期転送モード)のセルタイプが混合されて入力される
入り線に対して単一の入力バッファを設け、入力セルが
可変速度(VBR)セルであるときはそのまま入力バッ
ファに蓄積し、入力セルが非可変速度(非VBR)セル
であるときはその廃棄率が乱数値より小さいときに入力
バッファに蓄積するように構成してあることを特徴とし
ている。複数種類のATM(非同期転送モード)のセル
タイプが混合して入力される入り線に対しても、可変速
度(VBR)セルの廃棄率を低減させながら、単一の入
力バッファによっても可変速度(VBR)セルおよび固
定速度(CBR)セルを含む非可変速度(非VBR)セ
ルの両方を蓄積できる。
【0013】本発明に係る請求項2のATM交換機の入
力セルバッファ方式は、入力セルのタイプが可変速度
(VBR)セルか非可変速度(非VBR)セルかを識別
するセルタイプ識別器と、入力バッファに蓄積された可
変速度(VBR)セルのセル数をカウントする可変速度
(VBR)用セル数カウンタと、予め設定した閾値を保
持している閾値保持回路と、前記可変速度(VBR)用
セル数カウンタのカウント値と前記閾値保持回路の閾値
とに基づいて非可変速度(非VBR)セルの廃棄率を出
力する廃棄率出力テーブルと、各セルが入力するたびに
乱数を出力する乱数出力テーブルと、前記廃棄率が乱数
値より小さいときに非可変速度(非VBR)セルの前記
入力バッファへの蓄積を許可する蓄積許可回路とを備え
たことを特徴としている。入力セルが可変速度(VB
R)セルであれば、そのまま入力バッファに蓄積され
る。入力セルが固定速度(CBR)セルを含む非可変速
度(非VBR)セルであるときは、可変速度(VBR)
用セル数カウンタによる入力バッファに蓄積されている
可変速度(VBR)セルのセル数のカウント値と閾値保
持回路に設定の閾値を廃棄率出力テーブルにおいて読み
取り、この2つの値に基づいて非可変速度(非VBR)
セルの廃棄率を決定し、そのセル廃棄率がセル入力ごと
に発生される乱数値より小さいときに可変速度(VB
R)セルを廃棄することなく入力バッファに非可変速度
(非VBR)セルを蓄積する。乱数値と比較することに
より、同じ廃棄率でもあるときは蓄積し、またあるとき
は廃棄するというように、ある確率で廃棄するように
し、蓄積の確率に幅をもたせる。
【0014】本発明に係る請求項3のATM交換機の入
力セルバッファ方式は、上記請求項2において、入力バ
ッファに蓄積された固定速度(CBR)セルのセル数を
カウントする固定速度(CBR)用セル数カウンタと、
このカウンタによるカウント値を適当倍数乗算して重み
付けする重み付加回路と、可変速度(VBR)用セル数
カウンタのカウント値と重み付加回路の出力値を加算す
る加算器と、各入り線ごとに前記加算器から出力される
セルカウント数を収集しこのセルカウント数の大きいも
のに対応する入力バッファから順に読み出しを行うセル
読み出しスケジューラとを備えたことを特徴としてい
る。固定速度(CBR)セルの蓄積割合が大きくてセル
カウント数の大きいものに対応する入力バッファから順
に読み出しを行って、その入力バッファからの読み出し
回数を多くすることにより、固定速度(CBR)セルの
伝搬遅延量を軽減する。
【0015】以下、本発明の1つの実施の形態につい
て、図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1および図2は実施の形態に係るATM
交換機の入力セルバッファ方式の電気的構成を示すブロ
ック図である。図1における端子a,b,cはそれぞれ
図2における端子a,b,cに接続されている。
【0017】図1、図2において、1は入り線(入力セ
ル)のセルタイプが可変速度(VBR)セルか非可変速
度(非VBR)セルかを識別するセルタイプ識別器、2
は入力バッファ10に蓄積された可変速度(VBR)セ
ルのセル数をカウントする可変速度(VBR)用セル数
カウンタ、3は入力バッファ10に蓄積された固定速度
(CBR)セルのセル数をカウントする固定速度(CB
R)用セル数カウンタである。可変速度(VBR)用セ
ル数カウンタ2は、セルタイプ識別器1による識別結果
が可変速度(VBR)セルであったときにライト信号が
入力されるとANDゲート12を介してインクリメント
(+1)され、また、リード信号が入力されて読み出さ
れたセルタイプが可変速度(VBR)セルであるとのセ
ル識別情報の入力があるとANDゲート13を介してデ
クリメント(−1)されるように構成されている。固定
速度(CBR)用セル数カウンタ3は、セルタイプの識
別結果が固定速度(CBR)セルであったときにライト
信号が入力されるとANDゲート14を介してインクリ
メント(+1)され、また、リード信号が入力されて読
み出されたセルタイプが固定速度(CBR)セルである
とのセル識別情報の入力があるとANDゲート15を介
してデクリメント(−1)されるように構成されてい
る。
【0018】4は入力バッファ10に蓄積される固定速
度(CBR)セルを含む非可変速度(非VBR)セルの
蓄積を制限するために入力バッファ10の中での可変速
度(VBR)セルの蓄積可能な量を閾値として予め設定
しておく閾値保持回路、5は閾値保持回路4に保持され
ている閾値と可変速度(VBR)用セル数カウンタ2に
よるカウント値との差分に基づいて後述する図3の特性
に従って非可変速度(非VBR)セルの廃棄率を出力す
る廃棄率出力テーブル、6は入り線からセルが入力され
るごとに乱数を発生する乱数出力テーブル、7は廃棄率
出力テーブル5の出力と乱数出力テーブル6の出力とを
比較して非可変速度(非VBR)セルの廃棄率が乱数値
より小さいときに非可変速度(非VBR)セルの蓄積許
可信号を出力する蓄積許可回路、10はATM(非同期
転送モード)の入力セルである可変速度(VBR)セル
および固定速度(CBR)セルを含む非可変速度(非V
BR)セルを蓄積する入力バッファである。セルタイプ
識別器1による識別結果が可変速度(VBR)セルであ
ったときにはORゲート17を介して入力バッファ10
に可変速度(VBR)セルのライト信号が入力され、ま
た、セルタイプ識別器1による識別結果が非可変速度
(非VBR)セルであって、蓄積許可回路7から非VB
R蓄積許可信号の入力があったときにはANDゲート1
6とORゲート17を介して入力バッファ10に非可変
速度(非VBR)セルのライト信号が入力されるように
構成されている。
【0019】8は入力バッファ10における蓄積セル量
を計算するための加算器、9は固定速度(CBR)用セ
ル数カウンタ3から出力される固定速度(CBR)セル
のセル数を予め設定した数n(nは1を超える数値で、
3とか5とか5.5とかである)で乗算してn倍する重
み付加回路である。加算器8は可変速度(VBR)用セ
ル数カウンタ2からの出力値と重み付加回路9からの出
力値を加算し、セルカウント数として出力する。
【0020】上記のような入力バッファ10とその周辺
の回路構成が各入り線ごとに1つずつ設けられている。
図1、図2では入力バッファ10とその周辺の回路構成
はチャンネル♯0について記載されている。11は各入
り線ごとに加算器8の出力を収集して複数の入力バッフ
ァ10の読み出しタイミングのスケジューリングを行う
セル読み出しスケジューラである。
【0021】以上のように構成されたATM交換機の入
力セルバッファ方式について、その動作を図1、図2お
よび図3に基づいて説明する。
【0022】入り線から入力されてきたATM(非同期
転送モード)の入力セルはORゲート17からのライト
信号があれば入力バッファ10に蓄積される。このと
き、セルタイプ識別器1によって入力セルのセルタイプ
の識別が行われ、入力セルが可変速度(VBR)セルで
あれば、ORゲート17を通じてライト信号が出力され
るので、可変速度(VBR)セルはそのまま入力バッフ
ァ10に蓄積される。
【0023】これに対して、入力セルが固定速度(CB
R)セルを含む非可変速度(非VBR)セルであるとき
は、蓄積許可回路7からの非VBR蓄積許可信号の有無
によって入力バッファ10への蓄積が可能か否かが決定
される。すなわち、入力バッファ10に蓄積されている
可変速度(VBR)セルのセル数をカウントする可変速
度(VBR)用セル数カウンタ2のカウント値と閾値保
持回路4に予め設定されている閾値を廃棄率出力テーブ
ル5において読み取り、この2つの値に基づいて非可変
速度(非VBR)セルの廃棄率を決定する。これは、廃
棄率出力テーブル5として例えば図3のようなテーブル
をもたせておき、このテーブルにおいて、可変速度(V
BR)セルのカウント値(蓄積量)に基づいて非可変速
度(非VBR)セルの廃棄率を読み取るようにする。こ
のようにして決定された非可変速度(非VBR)セルの
廃棄率と乱数出力テーブル6から出力される乱数値とを
比較し、セル廃棄率が乱数値より小さいときは非VBR
蓄積許可信号を出力するので、ANDゲート16が導通
し、ORゲート17を通してライト信号が出力されるの
で、可変速度(VBR)セルを廃棄することなく、入力
バッファ10に対して非可変速度(非VBR)セルの蓄
積の制御が可能となる。乱数値と比較するのは、同じ廃
棄率の場合でも、あるときは廃棄し、またあるときは蓄
積するといった具合に、廃棄または蓄積をある確率をも
って行うようにするためである。
【0024】また、各入り線に接続された複数の入力バ
ッファ10からの読み出しはセル読み出しスケジューラ
11によって制御される。重み付加回路9において予め
設定した値(n)と入力バッファ10内に蓄積された固
定速度(CBR)セルのセル数をカウントする固定速度
(CBR)用セル数カウンタ3のカウント値を乗算して
重み付けした固定速度(CBR)セルのセル数を求め、
加算器8においてこの重み付けした固定速度(CBR)
セルのセル数と可変速度(VBR)用セル数カウンタ2
のカウント値とを加算し、セル読み出しスケジューラ1
1はその加算されたセルカウント数を各入り線ごとに取
り込み、その値に基づいて複数の入力バッファ10から
のセル読み出しタイミングのスケジューリングを行い、
各入り線に接続された入力バッファ10からのセル読み
出し信号を出力する。つまり、固定速度(CBR)セル
の蓄積割合が大きくてセルカウント数の大きいものに対
応する入力バッファ10から順に読み出しを行って、そ
の入力バッファ10からの読み出し回数を多くすること
により、固定速度(CBR)セルの伝搬遅延量を軽減す
ることが可能となる。入力バッファ10に蓄積された固
定速度(CBR)セルはなるべく早い段階で読み出した
いからである。
【0025】以上により、ATM(非同期転送モード)
のセルタイプの異なる複数種類のセルを入力する入り線
に対しても、簡単な制御回路を付加することにより単一
の入力バッファ10を用いて、可変速度(VBR)セル
の廃棄率を低減させるとともに固定速度(CBR)セル
の伝搬遅延を低減させながら、それらのセルタイプに対
応した蓄積、送出の制御が可能となる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るATM交換機の入力セルバ
ッファ方式によれば、簡単な制御回路を付加することに
より、複数種類のATM(非同期転送モード)のセルタ
イプが混合して入力される入り線に対しても、単一の入
力バッファを用いて、可変速度(VBR)セルの廃棄率
を低減させるとともに固定速度(CBR)セルの伝搬遅
延を低減させるという個々のセルタイプに応じた制御が
可能となり、各入り線ごとにタイプ別の入力バッファを
設ける必要がなくなり、入力バッファの有効活用を図
り、かつ、入力バッファの管理、制御を簡易なものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るATM交換機の入力
セルバッファ方式の構成の一部を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態に係るATM交換機の入力
セルバッファ方式の構成の残りの部分を示すブロック図
である。
【図3】実施の形態における廃棄率出力テーブルの特性
図である。
【図4】従来技術に係るセルタイプ別に制御を行うAT
Mセル入力バッファ方式の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1……セルタイプ識別器 2……可変速度(VBR)用セル数カウンタ 3……固定速度(CBR)用セル数カウンタ 4……閾値保持回路 5……廃棄率出力テーブル 6……乱数出力テーブル 7……蓄積許可回路 8……加算器 9……重み付加回路 10……入力バッファ 11……セル読み出しスケジューラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のATM(非同期転送モード)
    のセルタイプが混合されて入力される入り線に対して単
    一の入力バッファを設け、入力セルが可変速度(VB
    R)セルであるときはそのまま入力バッファに蓄積し、
    入力セルが非可変速度(非VBR)セルであるときはそ
    の廃棄率が乱数値より小さいときに入力バッファに蓄積
    するように構成してあることを特徴とするATM交換機
    の入力セルバッファ方式。
  2. 【請求項2】 入力セルのタイプが可変速度(VBR)
    セルか非可変速度(非VBR)セルかを識別するセルタ
    イプ識別器と、入力バッファに蓄積された可変速度(V
    BR)セルのセル数をカウントする可変速度(VBR)
    用セル数カウンタと、予め設定した閾値を保持している
    閾値保持回路と、前記可変速度(VBR)用セル数カウ
    ンタのカウント値と前記閾値保持回路の閾値とに基づい
    て非可変速度(非VBR)セルの廃棄率を出力する廃棄
    率出力テーブルと、各セルが入力するたびに乱数を出力
    する乱数出力テーブルと、前記廃棄率が乱数値より小さ
    いときに非可変速度(非VBR)セルの前記入力バッフ
    ァへの蓄積を許可する蓄積許可回路とを備えたことを特
    徴とするATM交換機の入力セルバッファ方式。
  3. 【請求項3】 入力バッファに蓄積された固定速度(C
    BR)セルのセル数をカウントする固定速度(CBR)
    用セル数カウンタと、このカウンタによるカウント値を
    適当倍数乗算して重み付けする重み付加回路と、可変速
    度(VBR)用セル数カウンタのカウント値と重み付加
    回路の出力値を加算する加算器と、各入り線ごとに前記
    加算器から出力されるセルカウント数を収集しこのセル
    カウント数の大きいものに対応する入力バッファから順
    に読み出しを行うセル読み出しスケジューラとを備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載のATM交換機の入力
    セルバッファ方式。
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