JPH09116477A - Fmダイバーシティ受信装置 - Google Patents
Fmダイバーシティ受信装置Info
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- JPH09116477A JPH09116477A JP7275310A JP27531095A JPH09116477A JP H09116477 A JPH09116477 A JP H09116477A JP 7275310 A JP7275310 A JP 7275310A JP 27531095 A JP27531095 A JP 27531095A JP H09116477 A JPH09116477 A JP H09116477A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信機の特性測定時におけるメインアンテナ
またはサブアンテナの選択ロックを容易にする。 【解決手段】 メインアンテナ用及びサブアンテナ用の
接続端子11、12に接続されたゲート部(ダイオード
D1〜D4)、この各ゲート部をオン/オフ制御するフ
リップフロップ13及び該フリップフロップをリセット
動作するオペアンプ14を有するアンテナ切換部1と、
ゲート部を介してメインアンテナ用及びサブアンテナ用
接続端子11、12に接続されたFM受信部2から出力
される電界に比例した直流出力信号をオペアンプ14に
出力し、受信機の特性測定時に制御部3のマイクロプロ
セッサ31から、フリップフロップ13を強制的にリセ
ットまたはセット動作させることによりゲート部をオフ
してメインアンテナまたはサブアンテナを選択ロックす
る。
またはサブアンテナの選択ロックを容易にする。 【解決手段】 メインアンテナ用及びサブアンテナ用の
接続端子11、12に接続されたゲート部(ダイオード
D1〜D4)、この各ゲート部をオン/オフ制御するフ
リップフロップ13及び該フリップフロップをリセット
動作するオペアンプ14を有するアンテナ切換部1と、
ゲート部を介してメインアンテナ用及びサブアンテナ用
接続端子11、12に接続されたFM受信部2から出力
される電界に比例した直流出力信号をオペアンプ14に
出力し、受信機の特性測定時に制御部3のマイクロプロ
セッサ31から、フリップフロップ13を強制的にリセ
ットまたはセット動作させることによりゲート部をオフ
してメインアンテナまたはサブアンテナを選択ロックす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信機の特性を容
易に測定できるFMダイバーシティ受信装置に関する。
易に測定できるFMダイバーシティ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のFMダイバーシティ受信
装置の構成を示している。
装置の構成を示している。
【0003】この図4において、1はダイバーシティア
ンテナ切換部、2はFM受信部、3は制御部である。
ンテナ切換部、2はFM受信部、3は制御部である。
【0004】ダイバーシティアンテナ切換部1は、メイ
ンアンテナ接続端子11及びサブアンテナ接続端子12
を有し、メインアンテナ接続端子11には、コンデンサ
C1を介してダイオードD1、D2からなるゲート部が
接続され、さらにサブアンテナ接続端子12には、コン
デンサC2を介してダイオードD3、D4からなるゲー
ト部が接続されている。この各ゲート部のダイオードD
1、D3のアノード側はFM受信部2のアンテナ端子A
NTに接続されている。
ンアンテナ接続端子11及びサブアンテナ接続端子12
を有し、メインアンテナ接続端子11には、コンデンサ
C1を介してダイオードD1、D2からなるゲート部が
接続され、さらにサブアンテナ接続端子12には、コン
デンサC2を介してダイオードD3、D4からなるゲー
ト部が接続されている。この各ゲート部のダイオードD
1、D3のアノード側はFM受信部2のアンテナ端子A
NTに接続されている。
【0005】また、ダイバーシティアンテナ切換部1
は、ダイオードD1、D2及びD3、D4からなるゲー
ト部をON/OFF制御するフリップフロップ13と、
このフリップフロップ13をリセット動作させるオペア
ンプ14を備え、フリップフロップ13のセット出力端
はメインアンテナ接続端子11側のゲート部に接続さ
れ、フリップフロップ13のリセット出力端はサブアン
テナ接続端子12側のゲート部に接続されている。ま
た、オペアンプ14の出力端はセパレーション抵抗SP
を介してフリップフロップ13のリセット端子Rに接続
され、さらに、フリップフロップ13のリセット端子R
には、切換スイッチSWを介して+5V電源が接続され
ている。4はフリップフロップ13にクロックを供給す
るダイバロジックである。
は、ダイオードD1、D2及びD3、D4からなるゲー
ト部をON/OFF制御するフリップフロップ13と、
このフリップフロップ13をリセット動作させるオペア
ンプ14を備え、フリップフロップ13のセット出力端
はメインアンテナ接続端子11側のゲート部に接続さ
れ、フリップフロップ13のリセット出力端はサブアン
テナ接続端子12側のゲート部に接続されている。ま
た、オペアンプ14の出力端はセパレーション抵抗SP
を介してフリップフロップ13のリセット端子Rに接続
され、さらに、フリップフロップ13のリセット端子R
には、切換スイッチSWを介して+5V電源が接続され
ている。4はフリップフロップ13にクロックを供給す
るダイバロジックである。
【0006】FM受信部2は、高周波増幅部、局部発振
部及び周波数変換部からなるフロントエンドと、中間周
波増幅回路及び検波回路を備え、このFM受信部2の検
波出力端DETには低周波増幅回路5を介してスピーカ
6が接続されている。また、FM受信部2から出力され
る、到来電波の電界強度に比例した直流出力信号V・C
ONTはオペアンプ14に入力される構成になってい
る。
部及び周波数変換部からなるフロントエンドと、中間周
波増幅回路及び検波回路を備え、このFM受信部2の検
波出力端DETには低周波増幅回路5を介してスピーカ
6が接続されている。また、FM受信部2から出力され
る、到来電波の電界強度に比例した直流出力信号V・C
ONTはオペアンプ14に入力される構成になってい
る。
【0007】制御部3は、マイクロプロセッサ31及び
このマイクロプロセッサ31により制御され、FM受信
部2の局部発振部の周波数を制御するPLL回路32を
備える。
このマイクロプロセッサ31により制御され、FM受信
部2の局部発振部の周波数を制御するPLL回路32を
備える。
【0008】上記のように構成された従来のFMダイバ
ーシティ受信装置において、フェージングによりサブア
ンテナの受信状態が劣化すると、フリップフロップ13
がオペアンプ14からの出力信号によりリセット動作さ
れ、そのリセット出力端を「H」レベルに、セット出力
端を「L」レベルにする。これに伴い、「H」レベの信
号がスイッチ用ダイオードD3、D4に加わることによ
り、スイッチ用ダイオードD3がオフし、スイッチ用ダ
イオードD4がオンしてサブアンテナからの電流を遮断
する。そして、「L」レベルの信号がスイッチ用ダイオ
ードD1、D2に加わることにより、スイッチ用ダイオ
ードD1がオフし、スイッチ用ダイオードD2がオンし
てメインアンテナからの電流はFM受信部2に供給され
る。即ち、FM受信部2のアンテナはサブアンテナから
メインアンテナに切り換えられる。
ーシティ受信装置において、フェージングによりサブア
ンテナの受信状態が劣化すると、フリップフロップ13
がオペアンプ14からの出力信号によりリセット動作さ
れ、そのリセット出力端を「H」レベルに、セット出力
端を「L」レベルにする。これに伴い、「H」レベの信
号がスイッチ用ダイオードD3、D4に加わることによ
り、スイッチ用ダイオードD3がオフし、スイッチ用ダ
イオードD4がオンしてサブアンテナからの電流を遮断
する。そして、「L」レベルの信号がスイッチ用ダイオ
ードD1、D2に加わることにより、スイッチ用ダイオ
ードD1がオフし、スイッチ用ダイオードD2がオンし
てメインアンテナからの電流はFM受信部2に供給され
る。即ち、FM受信部2のアンテナはサブアンテナから
メインアンテナに切り換えられる。
【0009】また、フェージングによりメインアンテナ
の受信状態が劣化した場合は、フリップフロップ13が
セット動作され、上述の場合と逆にFM受信部2のアン
テナはメインアンテナからサブアンテナに切り換えられ
る。
の受信状態が劣化した場合は、フリップフロップ13が
セット動作され、上述の場合と逆にFM受信部2のアン
テナはメインアンテナからサブアンテナに切り換えられ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のFMダイバーシティ受信装置では、例え
ば、ステレオのチャンネルセパレーションを測定しよう
とすると、比較的低い電界でメインアンテナからサブア
ンテナに切り換わったり、逆に切り換わったりして正し
い電界強度を測定することが困難になる。
ような従来のFMダイバーシティ受信装置では、例え
ば、ステレオのチャンネルセパレーションを測定しよう
とすると、比較的低い電界でメインアンテナからサブア
ンテナに切り換わったり、逆に切り換わったりして正し
い電界強度を測定することが困難になる。
【0011】図5は、この時の電界強度とチャンネルセ
パレーションの測定結果を示す特性図である。
パレーションの測定結果を示す特性図である。
【0012】そこで、従来においては、図4に示すよう
に、セパレーション抵抗SPに接続した切換スイッチS
Wを+5V電源に切り換え接続してフリップフロップ1
3を強制的にリセットしたり、または、セパレーション
抵抗SPを設けずに、テストポイント方式にしたり、あ
るいは半田付けにてアース接続したりしているが、いず
れも作業が困難で、部品コストもかかるという問題があ
った。
に、セパレーション抵抗SPに接続した切換スイッチS
Wを+5V電源に切り換え接続してフリップフロップ1
3を強制的にリセットしたり、または、セパレーション
抵抗SPを設けずに、テストポイント方式にしたり、あ
るいは半田付けにてアース接続したりしているが、いず
れも作業が困難で、部品コストもかかるという問題があ
った。
【0013】本発明は、このようなFMダイバーシティ
受信装置において、受信機の特性測定時におけるメイン
アンテナまたはサブアンテナの選択ロックを容易に実現
できることを目的とする。
受信装置において、受信機の特性測定時におけるメイン
アンテナまたはサブアンテナの選択ロックを容易に実現
できることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のFMダイバーシティ受信装置は、フリップフ
ロップを強制的にリセットまたはセット動作させること
により、アンテナ切換部のメインアンテナ用またはサブ
アンテナ用ゲート部をオフしてメインアンテナまたはサ
ブアンテナを選択ロックする信号を送出するマイクロプ
ロセッサを備えてなるものである。
に本発明のFMダイバーシティ受信装置は、フリップフ
ロップを強制的にリセットまたはセット動作させること
により、アンテナ切換部のメインアンテナ用またはサブ
アンテナ用ゲート部をオフしてメインアンテナまたはサ
ブアンテナを選択ロックする信号を送出するマイクロプ
ロセッサを備えてなるものである。
【0015】これにより、マイクロプロセッサから出力
される信号でフリップフロップをリセットまたはセット
動作させ、メインアンテナまたはサブアンテナを選択ロ
ックすることができる。
される信号でフリップフロップをリセットまたはセット
動作させ、メインアンテナまたはサブアンテナを選択ロ
ックすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、メインアンテナ用及びサブアンテナ用の接続端子に
接続されたゲート部、この各ゲート部をオン/オフ制御
するフリップフロップ及び該フリップフロップをリセッ
ト動作するオペアンプを有するアンテナ切換部と、前記
ゲート部を介して前記メインアンテナ用及びサブアンテ
ナ用接続端子に接続され、前記オペアンプに電界に比例
した直流出力信号を出力することにより前記フリップフ
ロップをリセット操作させるFM受信部と、前記FM受
信部を制御する制御部を備えるFMダイバーシティ受信
装置であって、前記制御部は、前記フリップフロップを
強制的にリセットまたはセット動作させることにより前
記メインアンテナ用またはサブアンテナ用のゲート部を
オフしてメインアンテナまたはサブアンテナを選択ロッ
クする信号を送出するマイクロプロセッサを備えてな
り、マイクロプロセッサからの出力により、フリップフ
ロップをリセットまたはセットし、メインアンテナまた
はサブアンテナのみを選択ロックすることができる。
は、メインアンテナ用及びサブアンテナ用の接続端子に
接続されたゲート部、この各ゲート部をオン/オフ制御
するフリップフロップ及び該フリップフロップをリセッ
ト動作するオペアンプを有するアンテナ切換部と、前記
ゲート部を介して前記メインアンテナ用及びサブアンテ
ナ用接続端子に接続され、前記オペアンプに電界に比例
した直流出力信号を出力することにより前記フリップフ
ロップをリセット操作させるFM受信部と、前記FM受
信部を制御する制御部を備えるFMダイバーシティ受信
装置であって、前記制御部は、前記フリップフロップを
強制的にリセットまたはセット動作させることにより前
記メインアンテナ用またはサブアンテナ用のゲート部を
オフしてメインアンテナまたはサブアンテナを選択ロッ
クする信号を送出するマイクロプロセッサを備えてな
り、マイクロプロセッサからの出力により、フリップフ
ロップをリセットまたはセットし、メインアンテナまた
はサブアンテナのみを選択ロックすることができる。
【0017】請求項2の発明は、前記メインアンテナま
たはサブアンテナを選択ロックする信号を、マイクロプ
ロセッサに設けたキースキャン部に割り付けことで設定
し、選択ロックのための条件を簡単に設定する。
たはサブアンテナを選択ロックする信号を、マイクロプ
ロセッサに設けたキースキャン部に割り付けことで設定
し、選択ロックのための条件を簡単に設定する。
【0018】請求項3の発明は、前記メインアンテナま
たはサブアンテナを選択ロックする信号を、マイクロプ
ロセッサに設けた検査データ入力端子から入力される検
査データに割り付けことで設定し、特性測定時の検査デ
ータにメインアンテナまたはサブアンテナの選択ロック
のためのデータの割り付けを自動化し、省時間化が可能
になる。
たはサブアンテナを選択ロックする信号を、マイクロプ
ロセッサに設けた検査データ入力端子から入力される検
査データに割り付けことで設定し、特性測定時の検査デ
ータにメインアンテナまたはサブアンテナの選択ロック
のためのデータの割り付けを自動化し、省時間化が可能
になる。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
るFMダイバーシティ受信装置の概略ブロック図を示し
ている。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
るFMダイバーシティ受信装置の概略ブロック図を示し
ている。
【0020】この図1において、図4と同一の構成要素
には同一符号を付して説明すると、1はダイバーシティ
アンテナ切換部、2はFM受信部、3は制御部である。
には同一符号を付して説明すると、1はダイバーシティ
アンテナ切換部、2はFM受信部、3は制御部である。
【0021】ダイバーシティアンテナ切換部1は、メイ
ンアンテナ接続端子11及びサブアンテナ接続端子12
を有し、メインアンテナ接続端子11には、コンデンサ
C1を介してダイオードD1、D2からなるゲート部が
接続され、さらにサブアンテナ接続端子12には、コン
デンサC2を介してダイオードD3、D4からなるゲー
ト部が接続されている。この各ゲート部のダイオードD
1、D3のアノード側はFM受信部2のアンテナ端子A
NTに接続されている。
ンアンテナ接続端子11及びサブアンテナ接続端子12
を有し、メインアンテナ接続端子11には、コンデンサ
C1を介してダイオードD1、D2からなるゲート部が
接続され、さらにサブアンテナ接続端子12には、コン
デンサC2を介してダイオードD3、D4からなるゲー
ト部が接続されている。この各ゲート部のダイオードD
1、D3のアノード側はFM受信部2のアンテナ端子A
NTに接続されている。
【0022】また、ダイバーシティアンテナ切換部1
は、ダイオードD1、D2及びD3、D4からなるゲー
ト部をON/OFF制御するフリップフロップ13と、
このフリップフロップ13をリセット動作させるオペア
ンプ14を備え、フリップフロップ13のセット出力端
はメインアンテナ接続端子11側のゲート部に接続さ
れ、フリップフロップ13のリセット出力端はサブアン
テナ接続端子12側のゲート部に接続されている。ま
た、オペアンプ14の出力端はダイオードD5を介して
フリップフロップ13のリセット端子Rに接続され、さ
らに、フリップフロップ13のリセット端子Rには、ダ
イオードD6を介して制御部3が接続されているととも
に、フリップフロップ13のセット端子Sには、ダイオ
ードD7を介して制御部3が接続されている。4はフリ
ップフロップ13にクロックを供給するダイバロジック
である。
は、ダイオードD1、D2及びD3、D4からなるゲー
ト部をON/OFF制御するフリップフロップ13と、
このフリップフロップ13をリセット動作させるオペア
ンプ14を備え、フリップフロップ13のセット出力端
はメインアンテナ接続端子11側のゲート部に接続さ
れ、フリップフロップ13のリセット出力端はサブアン
テナ接続端子12側のゲート部に接続されている。ま
た、オペアンプ14の出力端はダイオードD5を介して
フリップフロップ13のリセット端子Rに接続され、さ
らに、フリップフロップ13のリセット端子Rには、ダ
イオードD6を介して制御部3が接続されているととも
に、フリップフロップ13のセット端子Sには、ダイオ
ードD7を介して制御部3が接続されている。4はフリ
ップフロップ13にクロックを供給するダイバロジック
である。
【0023】FM受信部2は、フロントエンド、中間周
波増幅回路及び検波回路を備え、このFM受信部2の検
波出力端DETには低周波増幅回路5を介してスピーカ
6が接続されている。また、FM受信部2から出力され
る、到来電波の電界強度に比例した直流出力信号V・C
ONTはオペアンプ14に入力される構成になってい
る。
波増幅回路及び検波回路を備え、このFM受信部2の検
波出力端DETには低周波増幅回路5を介してスピーカ
6が接続されている。また、FM受信部2から出力され
る、到来電波の電界強度に比例した直流出力信号V・C
ONTはオペアンプ14に入力される構成になってい
る。
【0024】制御部3は、マイクロプロセッサ(MP
U)31と、このマイクロプロセッサ31により制御さ
れ、FM受信部2の局部発振部の周波数を制御するPL
L回路32を備え、マイクロプロセッサ31からはフリ
ップフロップ13のリセット端子Rに対しメインアンテ
ナを強制的に選択ロックするためのリセット信号及びセ
ット端子Sに対しサブアンテナを強制的に選択ロックす
るためのリセット信号がそれぞれ出力される構成になっ
ている。
U)31と、このマイクロプロセッサ31により制御さ
れ、FM受信部2の局部発振部の周波数を制御するPL
L回路32を備え、マイクロプロセッサ31からはフリ
ップフロップ13のリセット端子Rに対しメインアンテ
ナを強制的に選択ロックするためのリセット信号及びセ
ット端子Sに対しサブアンテナを強制的に選択ロックす
るためのリセット信号がそれぞれ出力される構成になっ
ている。
【0025】次に、実施の形態1の動作について説明す
る。図1において、フェージングによりメインアンテナ
及びサブアンテナの受信状態が劣化した時のアンテナ切
り換えは、図4の場合とほぼ同様であるため、その説明
は省略するが、図4と異なる点は、FM受信部2から出
力される、電界に概略比例した直流出力信号V・CON
Tにより駆動されるオペアンプ14の低レベル状態によ
り、ダイオードD5を通してフリップフロップ13を優
先的にシンクロードしてリセットするところにある。
る。図1において、フェージングによりメインアンテナ
及びサブアンテナの受信状態が劣化した時のアンテナ切
り換えは、図4の場合とほぼ同様であるため、その説明
は省略するが、図4と異なる点は、FM受信部2から出
力される、電界に概略比例した直流出力信号V・CON
Tにより駆動されるオペアンプ14の低レベル状態によ
り、ダイオードD5を通してフリップフロップ13を優
先的にシンクロードしてリセットするところにある。
【0026】次に、FM受信機の特性を測定する場合に
おいて、メインアンテナまたはサブアンテナを選択ロッ
クする場合につき説明する。
おいて、メインアンテナまたはサブアンテナを選択ロッ
クする場合につき説明する。
【0027】メインアンテナを選択ロックする場合は、
マイクロプロセッサ31から低レベル状態のリセット信
号をダイオードD6を介してフリップフロップ13のリ
セット端子Rに供給し、これにより、フリップフロップ
13を強制的にリセット動作させ、そのリセット出力端
から出力される信号によりサブアンテナ側のダイオード
D3、D4からなるゲート部をオフ状態に保持する。こ
のため、電界が低くなる方向に変化してもサブアンテナ
からマインアンテナに切り換わったり、逆に切り換わっ
たりすることなく、メインアンテナのみが選択ロックさ
れる。
マイクロプロセッサ31から低レベル状態のリセット信
号をダイオードD6を介してフリップフロップ13のリ
セット端子Rに供給し、これにより、フリップフロップ
13を強制的にリセット動作させ、そのリセット出力端
から出力される信号によりサブアンテナ側のダイオード
D3、D4からなるゲート部をオフ状態に保持する。こ
のため、電界が低くなる方向に変化してもサブアンテナ
からマインアンテナに切り換わったり、逆に切り換わっ
たりすることなく、メインアンテナのみが選択ロックさ
れる。
【0028】また、サブアンテナを選択ロックする場合
は、マイクロプロセッサ31から高レベル状態のセット
信号をダイオードD7を介してフリップフロップ13の
セット端子Sに供給し、これにより、フリップフロップ
13を強制的にセット動作させ、そのセット出力端から
出力される信号によりメインアンテナ側のダイオードD
1、D2からなるゲート部をオフ状態に保持する。この
ため、サブアンテナのみが選択ロックされることにな
る。
は、マイクロプロセッサ31から高レベル状態のセット
信号をダイオードD7を介してフリップフロップ13の
セット端子Sに供給し、これにより、フリップフロップ
13を強制的にセット動作させ、そのセット出力端から
出力される信号によりメインアンテナ側のダイオードD
1、D2からなるゲート部をオフ状態に保持する。この
ため、サブアンテナのみが選択ロックされることにな
る。
【0029】なお、上記各選択ロックモードの設定は、
マイクロプロセッサ31に設けたキースキャン部311
に割り付けることにより行われる。
マイクロプロセッサ31に設けたキースキャン部311
に割り付けることにより行われる。
【0030】このような実施の形態1によれば、マイク
ロプロセッサからの出力により、フリップフロップをリ
セットまたはセットし、メインアンテナまたはサブアン
テナのみを選択ロックすることができるとともに、この
選択ロックのための条件を簡単に設定することができ
る。
ロプロセッサからの出力により、フリップフロップをリ
セットまたはセットし、メインアンテナまたはサブアン
テナのみを選択ロックすることができるとともに、この
選択ロックのための条件を簡単に設定することができ
る。
【0031】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2におけるFMダイバーシティ受信装置の概略ブロ
ック図を示している。この図2において、図1と同一の
構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、図1
と異なるところを重点に述べる。
形態2におけるFMダイバーシティ受信装置の概略ブロ
ック図を示している。この図2において、図1と同一の
構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、図1
と異なるところを重点に述べる。
【0032】図2において、図1と異なる点は、制御部
3のマイクロプロセッサ31に検査データ入力端子31
2を設け、この検査データ入力端子312から、図3に
示す検査データを入力することにより、メインアンテナ
またはサブアンテナを選択ロックするようにしたところ
にある。
3のマイクロプロセッサ31に検査データ入力端子31
2を設け、この検査データ入力端子312から、図3に
示す検査データを入力することにより、メインアンテナ
またはサブアンテナを選択ロックするようにしたところ
にある。
【0033】上記検査データは、図3に示すように、1
ビットのスタートビットと、6ビットのデータビット、
及び1ビットのパリティビットから構成され、データビ
ット中にフリップフロップ13をリセットまたはセット
するためのビットを割り付けられている。
ビットのスタートビットと、6ビットのデータビット、
及び1ビットのパリティビットから構成され、データビ
ット中にフリップフロップ13をリセットまたはセット
するためのビットを割り付けられている。
【0034】このような実施の形態2によれば、上記実
施の形態1と同様な効果が得られるほか、特性測定時の
検査データにメインアンテナまたはサブアンテナの選択
ロックのためのデータを割り付けることにより、その割
り付けを自動化でき、省時間化が可能になる。
施の形態1と同様な効果が得られるほか、特性測定時の
検査データにメインアンテナまたはサブアンテナの選択
ロックのためのデータを割り付けることにより、その割
り付けを自動化でき、省時間化が可能になる。
【0035】なお、本発明のゲート部は、上記実施の形
態に示すものに限定されず、トランジスタ、その他のス
イッチ素子から構成したものでもよい。
態に示すものに限定されず、トランジスタ、その他のス
イッチ素子から構成したものでもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、FMダイ
バーシティ受信装置の内部を開放することなく、外部か
ら入力条件を設定するだけで、特性測定時におけるメイ
ンアンテナまたはサブアンテナの選択ロックを容易に行
うことができる。
バーシティ受信装置の内部を開放することなく、外部か
ら入力条件を設定するだけで、特性測定時におけるメイ
ンアンテナまたはサブアンテナの選択ロックを容易に行
うことができる。
【0037】また、本発明によれば、特性測定時の検査
データにメインアンテナまたはサブアンテナの選択ロッ
クのためのデータを割り付けることにより、その割り付
けを自動化でき、省時間化が可能になるという効果を有
する。
データにメインアンテナまたはサブアンテナの選択ロッ
クのためのデータを割り付けることにより、その割り付
けを自動化でき、省時間化が可能になるという効果を有
する。
【図1】本発明にかかるFMダイバーシティ受信装置の
一実施の形態を示す概略ブロック図
一実施の形態を示す概略ブロック図
【図2】本発明にかかるFMダイバーシティ受信装置の
他の実施の形態を示す概略ブロック図
他の実施の形態を示す概略ブロック図
【図3】本発明の他の実施の形態のにおける検査データ
のフォーマットを示す構成図
のフォーマットを示す構成図
【図4】従来におけるFMダイバーシティ受信装置の概
略ブロック図
略ブロック図
【図5】従来の電界強度とセパレーションの測定結果を
示す特性図
示す特性図
1 アンテナ切換部 2 FM受信部 3 制御部 4 ダイバロジック 5 低周波増幅回路 6 スピーカ 11 メインアンテナ接続端子 12 サブアンテナ接続端子 13 フリップフロップ 14 オペアンプ 31 マイクロプロセッサ 32 PLL回路 311 キースキャン部 312 検査データ入力端子 D1〜D4 ゲート部を構成するダイオード D5〜D7 ダイオード
Claims (3)
- 【請求項1】 メインアンテナ用及びサブアンテナ用の
接続端子に接続されたゲート部、この各ゲート部をオン
/オフ制御するフリップフロップ及び該フリップフロッ
プをリセット動作するオペアンプを有するアンテナ切換
部と、前記ゲート部を介して前記メインアンテナ用及び
サブアンテナ用接続端子に接続され、前記オペアンプに
電界に比例した直流出力信号を出力することにより前記
フリップフロップをリセット操作させるFM受信部と、
前記FM受信部を制御する制御部を備えるFMダイバー
シティ受信装置であって、 前記制御部は、前記フリップフロップを強制的にリセッ
トまたはセット動作させることにより前記メインアンテ
ナ用またはサブアンテナ用のゲート部をオフしてメイン
アンテナまたはサブアンテナを選択ロックする信号を送
出するマイクロプロセッサを備えることを特徴とするF
Mダイバーシティ受信装置。 - 【請求項2】 前記メインアンテナまたはサブアンテナ
を選択ロックする信号は、マイクロプロセッサに設けた
キースキャン部に割り付けることで設定される請求項1
記載のFMダイバーシティ受信装置。 - 【請求項3】 前記メインアンテナまたはサブアンテナ
を選択ロックする信号は、マイクロプロセッサに設けた
検査データ入力端子から入力される検査データに割り付
けることで設定される請求項1記載のFMダイバーシテ
ィ受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27531095A JP3254985B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | Fmダイバーシティ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27531095A JP3254985B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | Fmダイバーシティ受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09116477A true JPH09116477A (ja) | 1997-05-02 |
JP3254985B2 JP3254985B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=17553664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27531095A Expired - Fee Related JP3254985B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | Fmダイバーシティ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3254985B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP27531095A patent/JP3254985B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3254985B2 (ja) | 2002-02-12 |
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