JPH09116299A - プリント基板保持装置 - Google Patents

プリント基板保持装置

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JPH09116299A
JPH09116299A JP7265784A JP26578495A JPH09116299A JP H09116299 A JPH09116299 A JP H09116299A JP 7265784 A JP7265784 A JP 7265784A JP 26578495 A JP26578495 A JP 26578495A JP H09116299 A JPH09116299 A JP H09116299A
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board holding
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賢史 斉藤
Shoji Ueda
章二 上田
Hitoshi Soda
均 曽田
Nobuhide Takano
信英 高野
Hiroyuki Ota
洋幸 太田
Riyouji Mutou
良児 武藤
Ryoji Sohara
良治 曽原
Hideki Ono
秀樹 小野
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3415Surface mounted components on both sides of the substrate or combined with lead-in-hole components

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品を損傷させることなく、準備時間を
必要としないプリント基板保持装置を提供する。 【解決手段】 搬送レール3上の定位置に一時的固定さ
れ、複数の電子部品2が下面に実装されているプリント
基板1の下面部に、当該プリント基板1と、当該プリン
ト基板保持装置上面4と、当該プリント基板サイズに合
わせて移動可能な複数の部材6a、6bとから大きさが
調整できる空間を形成し、当該空間内に流体圧力により
膨張させるゴム状袋5を配設し、当該膨張させたゴム状
袋5により、前記プリント基板1を均一に支持するよう
に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板上に
複数のLSI、IC、抵抗またはコンデンサ等の電子部
品を自動実装する電子部品実装装置のプリント基板保持
装置に係り、特に、本発明を利用することにより、プリ
ント基板の反り防止機構を有する検査装置や試験装置の
段取時間の短縮に対しても有効なプリント基板保持装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品実装工程では、部品実装
時に回路用プリント基板の反りを防止するため、下方か
らプリント基板を支持するバックアップピンを有するプ
リント基板保持装置を使用するのが一般である。図8を
参照して、従来におけるプリント基板保持装置の概要を
説明する。図8は、従来のプリント基板保持装置の下受
け保持部の概要図である。図8において、1は部品を実
装する回路用プリント基板、2はプリント基板に実装さ
れる電子部品、3はプリント基板1を搬送する搬送レー
ル、4aはバックアップピン4bを備えた下受け保持
部、4bは下方からプリント基板を支持するバックアッ
プピンである。この下受け保持部4aは、その具備した
バックアップピン4bにより、プリント基板1の下面に
実装されている電子部品2を避け、当該プリント基板1
を下方より支持することにより、該プリント基板1の下
面に実装された電子部品の損傷を防ぎ、かつ、該プリン
ト基板1の反りを矯正する治具である。
【0003】上記のような治具においては、作業者は、
生産品種切り替えの際に、プリント基板1を、該プリン
ト基板1の下面に実装されている電子部品2を回避し
て、前記バックアップピン4bで支持させる必要が有
る。しかし、前記プリント基板1の下面に実装された電
子部品の状態が作業者から目視しづらいため、前記バッ
クアップピン4bによる支持作業に多大な時間と手間と
を要し、また前記プリント基板1の保持が均一となら
ず、反りができるという欠点があった。
【0004】上記欠点を改良した技術としては、実開平
4−87700号公報、特開平4−168799号公
報、特開平4−176200号公報等の記載技術が実用
化されている。前記実開平4−87700号公報記載技
術は、基板を下から支持する下受け治具において、治具
の表面に上記基板の二つの主面の内、支持すべき面に取
り付けられている回路部品を避けるように凹部を形成
し、残りの面を平面によって形成したものである。前記
特開平4−168799号公報記載技術は、基板の部品
実装ロケーションのデータにより、部品実装されていな
いエリアのみを駆動手段を作動せしめ、基板を押し上げ
るようにしたものである。また、前記特開平4−176
200号公報記載技術はバックアップピンの支持力を調
整することにより、部品の損傷を防ぎ、かつプリント基
板の反りを矯正する構造にしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の改良技
術において、第一の基板主面の内、支持すべき面に取り
付けられている回路部品を避けるように凹部を形成し、
残りの面を平面によって形成する下受け治具は、専用治
具を生産品種毎に準備する必要があり、多大な準備時間
とコストを必要とし、しかも均一に基板を押し上げない
という問題点があった。次ぎの基板の電子部品が実装さ
れてない位置をバックアップピンで支持する機構は、あ
らかじめ電子部品が実装されてない位置デ−タ資料が必
要であり、準備が煩瑣であり、コストを高くなり、さら
に均一に基板を支持しないという問題点があった。ま
た、第三のバックアップピンの支持力を調整することに
より、プリント基板に実装されている電子部品の損傷を
防ぐプリント基板保持装置は、ピンの一点、一点で前記
電子部品を支持する構造のため、各ピンでの応力が高く
なり、逆に電子部品を損傷させる恐れがあるという問題
点があった。本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、電子部品を損傷させること
なく、部品が実装されたプリント基板を均一に押し上
げ、かつ部品の実装に要する段取時間の短縮し、準備時
間を必要とせず、生産能力を向上させ、低コストのプリ
ント基板保持装置を提供することをその目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るプリント基板保持装置の構成は、搬送
レール上の定位置に一時的固定され、複数の電子部品が
下面に実装されているプリント基板の下面部に、当該プ
リント基板と、当該プリント基板保持装置本体と、当該
プリント基板サイズに合わせて移動できる複数の部材と
から大きさが調整できる空間を形成し、当該空間内に圧
力流体により膨張させるゴム状袋を配設し、当該膨張さ
せたゴム状袋により、前記プリント基板を支持するよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0007】前項記載のプリント基板保持装置におい
て、前記ゴム状袋と前記プリント基板下面との間に、多
数の開孔部を有する押板を配設し、前記ゴム状袋の膨張
時、前記押板が膨張する袋に上方から当接すると共に、
当該押板の多数の開孔部を介して当該ゴム状袋が上方に
膨張するように構成したことを特徴とするものである。
前項記載のプリント基板保持装置において、前記ゴム状
袋の上面に、弾性部材により前記プリント基板と点接触
する先端部を突設するように構成したことを特徴とする
ものである。前項記載のプリント基板保持装置におい
て、前記ゴム状袋を、多数に分割して構成したことを特
徴とするものである。前項記載のプリント基板保持装置
において、前記多数の分割されたゴム状袋の膨張させる
大きさを、当該ゴム状袋の上方に配設されている前記各
電子部品の位置とその高さとその機械的強度に応じて制
御することを特徴とするものである。
【0008】上記課題を解決するための手段を機能的に
説明する。請求項1の発明は、電子部品が下面に実装さ
れているプリント基板の下面部に、当該プリント基板
と、当該プリント基板保持装置本体と、他の複数の部材
とから大きさが調整できる空間を形成させ、当該空間内
に流体圧力により膨張させるゴム状袋を配設し、膨張さ
せたゴム状袋により、電子部品を損傷させることなく、
プリント基板を均一に押し上げ、かつ部品実装の段取時
間の短縮し、生産能力を向上させるようにしたものであ
る。請求項2の発明は、ゴム状袋とプリント基板下面と
の間に、多数の開孔部を有する押板を配設し、ゴム状袋
の膨張時、押板が膨張する袋を上方から当接すると共
に、押板の多数の開孔部からゴム状袋が上方に膨張させ
ることにより、一層、電子部品を損傷させることがな
く、均一にプリント基板を押し上げようにしたものであ
る。請求項3の発明は、ゴム状袋の上面に弾性部材によ
りプリント基板と点接触する先端部を突設し、ゴム状袋
が膨張させることにより、プリント基板を点接触先端部
により支持し、電子部品を損傷させることがなく、均一
にプリント基板を押し上げるようにしたものである。請
求項4の発明は、ゴム状袋を、多数の分割したゴム状袋
で構成し、電子部品にかかる応力を下げ、当該電子部品
を損傷させることがなく、均一にプリント基板を押し上
げるようにしたものである。請求項5の発明は、プリン
ト基板下面の電子部品の搭載位置とその高さとその機械
的な強度に応じて、分割したゴム状袋の膨張する大きさ
を制御し、各電子部品に対する応力を調整して、その損
傷を防ぎ、均一にプリント基板を押し上げるようにした
ものである。
【0009】すなわち、以上を要約して説明すれば、搬
送レ−ル上で定位値に固定されたプリント基板の下面か
らエア圧力により膨張した袋状部材で、基板全体を支持
するように装置を構成し、従来のバックアップピンを用
いてプリント基板を支持する装置に比べ、搭載部品にか
かる応力を下げるようにしたものである。このため、搭
載部品を避けることなくプリント基板を基板全体で支持
するものである。このように装置を構成することによ
り、バックアップピンの支持位置デ−タもしくは専用治
具を事前に準備して作成することなく、電子部品を搭載
し、また、生産品種切り替えの際に、作業者は、下受け
治具の段取作業無しで部品実装できるようにしたもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7に従い、本
発明の各実施の形態を説明する。 〔実施の形態 1〕本実施の形態に係るプリント基板保
持装置はエアバックを用いたものである。図1は、本発
明の一実施の形態に係るプリント基板保持装置の部分略
示説明図である。図1において図8と同一符号は、同等
部分であるので再度の説明を省略し、新たな符号のみを
説明する。4はプリント基板保持装置上面、5はエア圧
により膨張するエアバック、6a、6bは膨張時のエア
バックに対する壁状カバー、7は基板センサーである。
【0011】図示するごとく、プリント基板1が搬送レ
ール3で搬送され、部品2の実装位置に停止し、固定さ
れた状態となっている。前記二本の搬送レール3の直下
部には、壁状カバー6aが、それぞれ前記プリント基板
1の搬送レール3の搬送方向全体に垂設されている。ま
た、前記プリント基板1の搬送レール3に対する先端位
置と後端位置の幅方向の下面間には、それぞれ蛇腹状の
壁面カバー6bが垂設され、前記搬送レール3間を接続
するようになっている。
【0012】前記蛇腹状の壁面カバー6bは、プリント
基板1の幅変更により前記搬送レール3がその幅方向に
移動した時には、その移動量に合わせて伸縮する構造と
なっている。一方、プリント基板1の搬送方向の長さが
変更された時は、基板センサー7の検知により図示しな
い駆動装置により前記蛇腹状の壁面カバー6bが移動さ
れる構造となっている。このようにして、プリント基板
1、二枚の壁状カバー6a、二枚の蛇腹状の壁面カバー
6b、プリント基板保持装置上面4とから密閉空間を構
成すると共に、当該密閉空間の大きさが調整できるよう
になっている。
【0013】プリント基板保持装置上面4に載置された
エアバック5がエア圧により膨張した際に、前記壁状カ
バー6aと蛇腹状の壁面カバー6bとは塞壁となり、前
記エアバック5が外側へはみ出さないように塞壁となっ
ている。上記のような装置により、エア圧により前記エ
アバック5が膨張した際にプリント基板1を下面より押
し上げることができる。また、エアバック5は、図示し
ないエア圧力計とエア供給制御装置を有し、常に一定の
圧力を保つ構造となっている。
【0014】図2は、図1のプリント基板保持装置にお
けるエアバック状態の略示説明図、2(a)は、エアバ
ック膨張前の状態略示説明図、2(b)はエアバック膨
張後の略示説明図である。図示するごとく、プリント基
板1本体の自重により、該プリント基板1に反りが生じ
ているが、エアバック膨張後は、エアバック5がエア圧
により膨張し、図示しないエア圧力計と制御装置により
エア圧力を一定に保ち、常に一定の力でプリント基板1
の全面を支持する為、電子部品を損傷させることもな
く、容易に短時間に、プリント基板の反りを補正し、支
持することができる。なお、本実施の形態においては、
壁状カバー6aと蛇腹状の壁面カバー6bとは、連続し
た板状部材を用いたが、孔部を有する枠板を用いても差
し支えない。
【0015】〔実施の形態 2〕さらに、図3は、本発
明に係る他の実施の形態のプリント基板保持装置の略示
断面図である。図3において、図1と同一符号は、同等
部分であるので再度の説明を省略し、新たな符号のみを
説明する。8はエアバック5が膨張した時に当接するよ
う設けられたメッシュ板である。本実施の形態は、図示
するごとく、プリント基板保持装置上面4に載置された
エアバック5が膨張し、膨張した当該エアバック5が前
記メッシュ板8と接し、このメッシュ板8のメッシュを
通して膨張したエアバック5の先端部が、搬送レール3
により搬送されたプリント基板1をバックアップする方
式である。
【0016】本実施の形態の特徴は、エアバック5を膨
張させプリント基板1を押し上げた場合、前記プリント
基板1の最もそりのある場所に荷重が集中するのを避け
ることにある。いま、下方側に反っている(以下、下ぞ
りという)プリント基板1の支持について検討してみ
る。一般に、前記下ぞりのあるプリント基板1の下ぞり
面側には、電子部品2が実装されているので、当該プリ
ント基板1の下ぞりを矯正するためには、バックアップ
するときに実装電子部品2に荷重を集中させないよう、
前記プリント基板1の全面上で支持する必要がある。図
示する如く、エアバック5は、丸みをおびた袋状形態で
膨張を続ける。次いで、袋状形態のエアバック5は、前
記メッシュ板8に接触すると、当該メッシュ板8のメッ
シュ間より突出するように、均等に膨張した形状が変化
する。前記エアバック5の形状変化後の突出部をプリン
ト基板1の下ぞりの全面に接触させ、電子部品2のみに
当該プリント基板1の荷重が集中することが避けられる
構造となっている。
【0017】〔実施の形態3〕次ぎに、本発明の他の実
施の形態を説明する。図4は、本発明に係るさらに他の
実施の形態のプリント基板保持装置の略示断面図であ
る。図4において、図1と同一符号は、同等部分である
ので再度の説明を省略し、新たな符号のみを説明する。
9は対象物と当接する際、点接触する突設部を備えたバ
ックアップ板である。本実施の形態は、搬送レ−ル3に
より搬送されたプリント基板1をバックアップ板9がバ
ックアップする方式であり、図3の〔実施の形態 2〕
と同様、プリント基板1の一部分に荷重が集中するのを
避けるようにしたものでにある。搬送レ−ル3により搬
送されたプリント基板1の全面と、ゴム状袋を膨張させ
ることにより点接触する形状に加工されたバックアップ
板9の突設部とを接触させ、バックアップさせる。この
ようにすることにより、電子部品2に荷重が集中するこ
とが避ける構造としている。この場合、バックアップ板
9は、膨張するゴム状袋5にスポンジ・ゴム等の弾性体
の突設部を貼付た部材が好ましく、より効果的である。
【0018】〔実施の形態4〕本発明のさらに他の実施
の形態を説明する。図5は、本発明に係るさらに他の実
施の形態のプリント基板保持装置の略示説明図、図6
は、図5のプリント基板保持装置の動作説明図である。
本実施の形態は、分割したエアーバックによりプリント
基板を支持するようにした装置である。図6において、
図1と同一符号は、同等部分であるので再度の説明を省
略し、新たな符号のみを説明する。5a11、5a12・・
5a17、5a21・・5a27、5a51・・5a57は、複数
のブロック、図示では左右が7ブロック、奥行きが5ブ
ロック、計35ブロックに分割されているエアーバック
である。図5において、搬送レール3によりプリント基
板1は所定の位置に搬送され、位置決めされる。そのの
ち、分割エアーバック5a11、5a12・・5a17、5a
21・・5a27、5a51・・5a57の一部が、膨張・上昇
し、プリント基板1の下面部を支持するようになってい
る。図6を参照して、図5に示した構造によりなるエア
ーバックの基板支持動作を説明する。図6(a)は、各
エアーバック5a11、5a12・・5a17、5a21・・5
a27、5a51・・5a57が収縮している状態である。図
示では、各エアーバック5a11、5a12・・5a17が示
されている。搬送レール3により搬送され所定の位置に
位置決めされたプリント基板1は、その長さと幅を図示
しない検出器で検出される。図5に示す如く、前記基板
1の下面の面積に対応する部分のエアーバック、5a13
・・5a17、5a23・・5a27が膨張し、かつ上昇して
プリント基板1を支持する。図6(b)は、5a13・・
5a17が膨張し、かつ上昇してプリント基板1を支持し
ている状態を示している。ここでは、基板1の下面以外
の部分に配設されている複数の分割されているエアーバ
ック5axxは、膨張・上昇しない。本方式によると、各
種基板のサイズに対応でき、複数の分割されたエアーバ
ック5axxが膨張・上昇することによりプリント基板1
の下面部を支持するため、均等な力で当該プリント基板
1を支持することが可能である。
【0019】〔実施の形態5〕本発明のさらに他の実施
の形態を説明する。図7は、本発明のさらに他の実施の
形態であるプリント基板保持装置のバックアップ制御方
法の説明図である。本実施の形態は、〔実施の形態4〕
のプリント基板保持装置の分割型バックアップ装置と同
一構成であるが、制御方法に特徴がある。図7は、両面
に電子部品を搭載するプリント基板に関し、片面に電子
部品を搭載した後、その反対面に電子部品を搭載する
際、分割型のバックアップ装置により、先に片面に搭載
した電子部品が破損するのを防止するため、個々のエア
バック部のエア流量を制御して圧力を調整し、電子部品
に加わる応力を低減すると共に、プリント基板1の全面
に対して均一な圧力でバックアップを行う制御方法であ
る。
【0020】図7において、10は基板の外形寸法、基
準位置情報(以下、基板情報という)、11は部品の外
形寸法、基準ピン位置(以下、部品情報という)、12
は部品搭載位置座標情報であり、13は部品搭載情報で
あり、プリント基板1の電子部品の搭載位置をXY座標
で表した情報である。これらの基板情報10、部品情報
11、部品搭載位置座標情報12のデータベースから
(イ)に示すようにプリント基板1の電子部品の搭載位
置をXY座標で表した部品搭載情報13が作成される。
【0021】14はエアバック機構格子座標情報であ
り、(ロ)に示すように分割型バックアップ機構15の
各エアバック15’のXY座標情報、16は部品高さ情
報、17はエア流量制御情報である。前記(イ)に示す
部品搭載情報13と(ロ)に示す前記エアバック機構格
子座標情報14とを比較し、各エアバック15’が部品
搭載位置に接触し、干渉する座標を照合する。また、そ
の照合した干渉箇所の座標とその位置の部品高さ情報1
6とこの部品高さに対する各エアバックへ15’のエア
流量制御情報17とから、各エアバック15’に対する
エア流量情報18を作成し、エアバック制御コントロー
ラ19を介して、エアバルブ20のバルブ開閉を図示し
ないタイマーによって制御し、(ハ)に示すように各エ
アバック15’の圧力を制御する。このようにして、複
数の分割されたエアーバックの上昇位置を制御すること
により、実装部品を損傷することなく、プリント基板1
を支持することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の構成に
よれば、バックアップピンの支持位置デ−タもしくは専
用治具を事前に作成することなく、かつ、電子部品を損
傷させることなく、部品が実装されたプリント基板を均
一に押し上げ、段取時間の短縮し、準備時間を必要とせ
ず、生産能力を向上させ、低コストのプリント基板保持
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプリント基板保持
装置の部分略示説明図である。
【図2】図1のプリント基板保持装置におけるエアバッ
ク状態の略示説明図である。
【図3】本発明に係る他の実施の形態のプリント基板保
持装置の略示断面図である。
【図4】本発明に係るさらに他の実施の形態のプリント
基板保持装置の略示断面図である。
【図5】本発明に係るさらに他の実施の形態のプリント
基板保持装置の略示説明図である。
【図6】図5のプリント基板保持装置の動作説明図であ
る。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態であるプリント
基板保持装置のバックアップ制御方法の説明図である。
【図8】従来のプリント基板保持装置の下受け保持部の
概要図である。
【符号の説明】
1…部品を実装する回路用プリント基板、2…プリント
基板に実装される電子部品、3…プリント基板1を搬送
する搬送レール、4…プリント基板保持装置上面、4a
…バックアップピンを備えた下受け保持部、4b…下方
からプリント基板を支持するバックアップピン、5…エ
ア圧により膨張するエアバック、5a12・5a17、5a
21・5a27、5a51・5a57…複数のブロックに分割さ
れているエアーバック、6a、6b…膨張時のエアバッ
クに対する壁状カバー、7…基板センサー、8…エアバ
ック5が膨張した時に当接するメッシュ板、9…対象物
と当接し点接触する突設部を備えたバックアップ板、1
0…基板情報、11…部品情報、12…部品搭載位置座
標情報、13…部品搭載情報、14…エアバック機構格
子座標情報、15…分割型バックアップ機構、16…部
品高さ情報、17…エア流量制御情報、18…エア流量
情報、19…エアバック制御コントローラ、20…エア
バルブ
フロントページの続き (72)発明者 高野 信英 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 太田 洋幸 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 武藤 良児 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 曽原 良治 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 小野 秀樹 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送レール上の定位置に一時的固定さ
    れ、複数の電子部品が下面に実装されているプリント基
    板の下面部に、当該プリント基板と、当該プリント基板
    保持装置本体と、当該プリント基板サイズに合わせて移
    動できる複数の部材とから大きさが調整できる空間を形
    成し、当該空間内に圧力流体で膨張させるゴム状袋を配
    設し、当該膨張させたゴム状袋により前記プリント基板
    を支持するように構成したことを特徴とするプリント基
    板保持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリント基板保持装置に
    おいて、 前記ゴム状袋と前記プリント基板下面との間に、多数の
    開孔部を有する押板を配設し、前記ゴム状袋の膨張時、
    前記押板が膨張する袋に上方から当接すると共に、当該
    押板の多数の開孔部を介して当該ゴム状袋が上方に膨張
    するように構成したことを特徴とするプリント基板保持
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプリント基板保持装置に
    おいて、 前記ゴム状袋の上面に、弾性部材により前記プリント基
    板と点接触する先端部を突設するように構成したことを
    特徴とするプリント基板保持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプリント基板保持装置に
    おいて、 前記ゴム状袋を、多数に分割して構成したことを特徴と
    するプリント基板保持装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプリント基板保持装置に
    おいて、 前記多数の分割されたゴム状袋の膨張させる大きさを、
    当該ゴム状袋の上方に配設されている前記各電子部品の
    位置とその高さとその機械的強度に応じて制御すること
    を特徴とするプリント基板保持装置。
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