JPH09114428A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09114428A
JPH09114428A JP7271062A JP27106295A JPH09114428A JP H09114428 A JPH09114428 A JP H09114428A JP 7271062 A JP7271062 A JP 7271062A JP 27106295 A JP27106295 A JP 27106295A JP H09114428 A JPH09114428 A JP H09114428A
Authority
JP
Japan
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display device
liquid crystal
main body
crystal display
type liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP7271062A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Wada
弘士 和田
Yoshiaki Nomura
賀昭 野村
Taiji Yamakawa
泰司 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Priority to TW086218434U priority patent/TW388523U/zh
Priority to US08/726,690 priority patent/US5977934A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/147Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units using display panels
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/36Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
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    • G09G2370/04Exchange of auxiliary data, i.e. other than image data, between monitor and graphics controller
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の情報処理装置本体に複数種類の表示装
置を接続することを可能とする。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ本体1に本体側
コネクタを設け、TFT型液晶表示装置2、STN型液
晶表示装置に表示装置側コネクタを設け、本体側コネク
タと表示装置側コネクタとでコネクタ装置23を構成
し、TFT型液晶表示装置用表示仕様設定命令およびS
TN型液晶表示装置用表示仕様設定命令を格納したバイ
オスROM21を設け、バイオスROM21からTFT
型液晶表示装置用表示仕様設定命令またはSTN型液晶
表示装置用表示仕様設定命令を選択的に読み出して実行
するCPU19を設け、TFT型液晶表示装置用表示仕
様設定命令またはSTN型液晶表示装置用表示仕様設定
命令に応じて本体側コネクタに表示信号を出力する表示
コントローラ20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノート型パーソナル
コンピュータ等の小型情報機器などの情報処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータの表示
装置としては、表示品質は良好であるが高価なTFT
(Thin Film Transistor)型液晶表示装置(TFT液晶
パネル)と、安価ではあるがちらつき(フリッカ)が目
立つSTN(Super Twisted Nematic)型液晶表示装置
(STN液晶パネル)が使用されることが多い。特開平
1−277890号公報ではデュアル(Dual)スキャン
タイプのSTN型液晶表示装置を用いて情報処理装置を
構築しており、特開平5−249928号公報ではTF
T型液晶表示装置を用いて情報処理装置を構築してい
る。
【0003】図25は従来のパーソナルコンピュータを
示す概略構成図である。図に示すように、パーソナルコ
ンピュータ本体1にTFT型液晶表示装置2が接続さ
れ、パーソナルコンピュータ本体1はCPU(中央演算
装置)3、メインメモリ(主記憶装置)4、TFT型液
晶表示装置2用の表示仕様設定命令が格納されたバイオ
ス(BIOS;Basic Input Output System)ROM
5、表示コントローラ6、表示メモリ7、パーソナルコ
ンピュータ本体1とTFT型液晶表示装置2とを接続す
るためのコネクタ装置8を有しており、CPU3、バイ
オスROM5、表示コントローラ6等はメインボード
(図示せず)に設けられている。
【0004】図26は従来の他のパーソナルコンピュー
タを示す概略構成図である。図に示すように、パーソナ
ルコンピュータ本体1にSTN型液晶表示装置9が接続
され、パーソナルコンピュータ本体1はCPU3、メイ
ンメモリ4、STN型液晶表示装置9用の表示仕様設定
命令が格納されたバイオスROM10、表示コントロー
ラ6、表示メモリ7、パーソナルコンピュータ本体1と
TFT型液晶表示装置2とを接続するためのコネクタ装
置11を有しており、CPU3、バイオスROM10、
表示コントローラ6等はメインボード(図示せず)に設
けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらのパーソナルコ
ンピュータにおいては、TFT型液晶表示装置2とST
N型液晶表示装置9とでは表示方式がそれぞれ異なって
いるので、表示仕様設定命令を格納するバイオスROM
5、10はそれぞれ専用に用意しなければならない。し
たがって、液晶表示装置用のメインボードを完全に共通
化することはできないから、同一のパーソナルコンピュ
ータ本体1にTFT型液晶表示装置2とSTN型液晶表
示装置9とをそれぞれ接続することはできない。
【0006】このため、たとえば経済的な理由から安価
なSTN型液晶表示装置9を使用するパーソナルコンピ
ュータを購入した後、画面のフリッカが気になるため、
表示装置を画質の良いTFT型液晶表示装置2に取り替
えたいというときには、新たにTFT型液晶表示装置2
を使用するパーソナルコンピュータを再購入しなければ
ならない。また、TFT型液晶表示装置2、STN型液
晶表示装置9それぞれを採用する種類毎に専用の液晶表
示装置用のメインボードを用意しなければならないか
ら、使用部品の共通化を推進することが困難であるの
で、製造コストが増大する。また、パーソナルコンピュ
ータを組み立てる際には、2種類の液晶表示装置用のメ
インボードを使い分けなければならないから、手間や時
間を要する。また、近年では動画や自然画を扱うアプリ
ケーションソフトが増えてきているが、表示装置のみを
交換することができないから、顧客はフリッカが目立ち
画質の良くないSTN型液晶表示装置9のままで我慢す
るか、TFT型液晶表示装置2を採用したパーソナルコ
ンピュータを新たに購入しなければならない。この場
合、CPU3、メインメモリ4、ハードディスク等につ
いては何ら問題なくても、不要な部品まで購入しなけれ
ばならないという問題がある。
【0007】さらに、図27に示すようなキーボード1
2、マウス13等のようにマイクロコンピュータ14、
15、パーソナルコンピュータ本体1と情報をやりとり
するためのバスがあらかじめ備えられている装置につい
ては、システム起動時にパーソナルコンピュータ本体1
が装置の種類を判別することができるが、表示装置のよ
うに、パーソナルコンピュータ本体1側へ情報を伝える
手段がないものについては、種類を判別することが不可
能である。
【0008】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、同一の情報処理装置本体に複数種類の表示
装置を接続することができる情報処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】また、情報処理装置本体に接続された表示
装置の種類を自動的に判別することができる情報処理装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、情報処理装置本体に本体側コネ
クタを設け、第1、第2の表示装置に上記本体側コネク
タと接続可能な表示装置側コネクタを設け、上記第1の
表示装置を使用する場合における第1の表示仕様設定命
令および上記第2の表示装置を使用する場合における第
2の表示仕様設定命令を格納した命令格納手段を設け、
上記命令格納手段から上記第1の表示仕様設定命令また
は上記第2の表示仕様設定命令を選択的に読み出して実
行する命令読出実行手段を設け、上記第1の表示仕様設
定命令または上記第2の表示仕様設定命令に応じて上記
本体側コネクタに表示信号を出力する表示コントローラ
を設ける。
【0011】この場合、上記情報処理装置本体に接続さ
れた表示装置が上記第1の表示装置か上記第2の表示装
置かを判別する表示装置種類判別手段を設ける。
【0012】この場合、上記表示装置種類判別手段とし
て、上記第1、第2の表示装置のインバータから異なる
電圧を上記表示装置側コネクタに出力するものを用い
る。
【0013】また、上記表示装置種類判別手段として、
第1、第2のピンと、上記第1、第2のピンを接続可能
なジャンパとからなるものを用いる。
【0014】また、上記表示装置種類判別手段として、
上記第1の表示装置の表示装置側コネクタの第1の接続
片と第2の接続片とを接続し、上記第2の表示装置の表
示装置側コネクタの第1の接続片と第2の接続片とを接
続しないものを用いる。
【0015】これらの場合、上記表示装置種類判別手段
を上記表示コントローラに接続する。
【0016】また、上記情報処理装置本体に接続された
表示装置が上記第1の表示装置か上記第2の表示装置か
を記憶する表示装置種類記憶手段を設ける。
【0017】また、上記情報処理装置本体に上記第1の
表示装置または上記第2の表示装置が接続されたか否か
を判別する表示装置接続判別手段を設ける。
【0018】この場合、上記表示装置接続判別手段とし
て、上記第1、第2の表示装置の表示装置側コネクタの
第3の接続片と第4の接続片とを接続したものを用い
る。
【0019】これらの場合、上記表示装置接続判別手段
を上記表示コントローラに接続する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るパーソナルコ
ンピュータを示す概略構成図、図2は図1に示したパー
ソナルコンピュータを示す概略斜視図、図3は図1に示
したパーソナルコンピュータを示す概略ブロック図、図
4は図1に示したパーソナルコンピュータの一部を示す
構成図、図5は図1に示したパーソナルコンピュータの
一部を示す構成図、図6は図1に示したパーソナルコン
ピュータの一部を示す構成図、図7は図1に示したパー
ソナルコンピュータの一部を示す構成図である。図に示
すように、パーソナルコンピュータ本体1に本体側コネ
クタ23aが設けられ、TFT型液晶表示装置2、ST
N型液晶表示装置9に本体側コネクタ23aと接続可能
な表示装置側コネクタ23b、23cが設けられ、本体
側コネクタ23aと表示装置側コネクタ23b、23c
とで凹凸型のコネクタ装置23が構成されている。そし
て、本体側コネクタ23aと表示装置側コネクタ23
b、23cとを接続したときには、本体側コネクタ23
aの1番〜30番接続片(ピン)と表示装置側コネクタ
23b、23cの1番〜30番接続片とが接続される。
また、TFT型液晶表示装置2を使用する場合における
TFT型液晶表示装置用表示仕様設定命令およびSTN
型液晶表示装置9を使用する場合におけるSTN型液晶
表示装置用表示仕様設定命令を格納した命令格納手段で
あるバイオスROM21が設けられ、バイオスROM2
1からTFT型液晶表示装置用表示仕様設定命令または
STN型液晶表示装置用表示仕様設定命令を選択的に読
み出して実行する命令読出実行手段であるCPU19が
設けられ、TFT型液晶表示装置用表示仕様設定命令ま
たはSTN型液晶表示装置用表示仕様設定命令に応じて
本体側コネクタ23aに表示信号を出力する表示コント
ローラ20が設けられ、表示コントローラ20の0番〜
20番端子が本体側コネクタ23aの1番〜21番接続
片に接続されている。そして、CPU19、バイオスR
OM21、表示コントローラ20等はメインボード(図
示せず)に設けられている。また、パーソナルコンピュ
ータ本体1に本体側取付装置24が設けられ、TFT型
液晶表示装置2、STN型液晶表示装置9に本体側取付
装置24に係合可能な表示装置側取付装置25が設けら
れている。また、表示コントローラ20にはレジスタ群
26、TFT用表示信号生成ブロック27、STN用表
示信号生成ブロック28が設けられている。また、TF
T型液晶表示装置2に表示装置本体29が設けられ、表
示装置本体29にバックライト30が設けられ、バック
ライト30にインバータ31が接続され、インバータ3
1は表示装置側コネクタ23bに接続されている。すな
わち、バックライト30を点灯させるためには、通常2
0V以上の電圧を供給する必要があるが、パーソナルコ
ンピュータ本体1中で20V以上の電圧を使用する部品
がないため、パーソナルコンピュータ本体1からは+5
Vをインバータ31に供給し、インバータ31が+5V
を+20Vに変換してバックライト30に供給する。ま
た、TFT型液晶表示装置2用のインバータ31は+5
Vを出力し、STN型液晶表示装置9用のインバータ
(図示せず)は0Vを出力し、これにより表示装置種類
判別手段が構成されている。また、パーソナルコンピュ
ータ本体1にディスク駆動コントローラ等のコントロー
ラ22が設けられ、コントローラ22にアドレスデコー
ダ41、レジスタ42、トライステッドバッファ43が
設けられ、レジスタ42の30ビット目がコネクタ装置
23を経由してインバータ31と接続され、レジスタ4
2はその値を読み取ることにより接続されたものの電圧
がロウ(Low)レベルであるかハイ(High)レベ
ルであるかを確認することができる。
【0021】図8はTFT型液晶表示装置2の画面構成
を表す図である。図に示すように、TFT型液晶表示装
置2は水平方向に640ドット、垂直方向に480ライ
ンの構成をとる。画面の左上を原点として、水平右方向
に向かって0、1、2、3、…、639ドットの順とな
り、640ドット目は1つ下のラインの左端となる。つ
まり、640ドットを1水平ラインの単位とし、1水平
ラインを走査し終えると、1つ下のラインを繰返し左端
から走査する。また、480ラインを走査終了すると、
再度一番上のラインの左端からの走査を行なう。したが
って、表示コントローラ20の表示信号生成方法は図9
に示すようになる。すなわち、表示コントローラ20の
TFT用表示信号生成ブロック27は、ドットクロック
信号TCLK、ドット濃さ信号RED[0:5]、GR
EEN[0:5]、BLUE[0:5]、ラインパルス
信号LP、フレームパルス信号FPの計6種類の信号を
出力する。そして、画面の1ドットはドット濃さ信号R
ED[0:5]、GREEN[0:5]、BLUE
[0:5]の18本の信号で表現され、ドット濃さ信号
RED[0:5]の6ビットの値によって赤色の濃さが
決まり、ドット濃さ信号GREEN[0:5]の6ビッ
トの値によって緑色の濃さが決まり、ドット濃さ信号B
LUE[0:5]の6ビットの値によって青色の濃さが
決まり、この赤・緑・青3色の濃さによってドットの色
が決まる。図8の0ドットはR0、G0、B0の値で表
される。また、TFT型液晶表示装置2はドットクロッ
クTCLKの立ち下がりでドット濃さ信号RED[0:
5]、GREEN[0:5]、BLUE[0:5]の値
を取り込み、値に対応する色を表示する。また、TFT
型液晶表示装置2はラインパルス信号LPの立上りで1
水平ラインの走査終了を判断し、1つ下のラインの走査
を開始し、ラインパルス信号LPの2つの立上りの間に
は、640ドット分のドット濃さ信号RED[0:
5]、GREEN[0:5]、BLUE[0:5]が生
成される。また、TFT型液晶表示装置2はフレームパ
ルス信号FPの立上りで1画面の走査終了を判断し、次
の画面の走査を開始し、フレームパルス信号FPの2つ
の立上りの間には480ライン分のラインパルス信号L
Pが生成される。
【0022】図10はSTN型液晶表示装置9の画面構
成を表す図である。図に示すように、画面が上下240
ラインずつ2面に分かれており、2つの面の左上(U
0、L0)から順次右方向に表示データが転送され、1
水平ラインにつき240バイト(640ドット分)転送
される。ここで240バイトとなる理由は、図11に示
すように、STN型液晶表示装置9はR、G、B3ビッ
トで1ドットを表現するためである。つまり、640×
3(R、G、B)÷8=240となるわけである。そし
て、転送単位は16ビットであり、U0とL0、U1と
L1、……の順で転送される。U0、L0等の詳細は図
11に示すように、U0は上側のパネルの0ドット目の
R0、G0、B0、1ドット目のR1、G1、B1と2
ドット目のR2、G2で構成され、U1は2ドット目の
B2、3ドット目のR3、G3、B3、4ドット目のR
4、G4、B4と5ドット目のR5で構成される。L
0、L1もU0、U1と同様に、下側のパネルの0ドッ
ト目からのR、G、Bのデータによって構成される。し
たがって、表示コントローラ20の表示信号生成方法は
図12に示すようになる。すなわち、表示コントローラ
20のSTN用表示信号生成ブロック28は、シフトク
ロック信号SCLK、ドット表示信号LD[0:7]、
UD[0:7]、ラインパルス信号LP、フレームパル
ス信号FPの計5種類の信号を出力する。そして、ST
N型液晶表示装置9はシフトクロック信号SCLKの信
号の立ち下がりでドット表示信号LD[0:7]、UD
[0:7]を取り込み、画面上の所定の位置に表示す
る。また、STN型液晶表示装置9はラインパルス信号
LPの立上りで上下両パネルの1水平ライン分の表示終
了を判断し、1つ下のラインの表示を開始し、ラインパ
ルス信号LPの2つの立上りの間には、240回分のド
ット表示信号LD[0:7]、UD[0:7]を取り込
むためのシフトクロック信号SCLKが生成される。ま
た、STN液晶表示装置9はフレームパルス信号FPの
立上りで1画面の表示終了を判断し、次の画面の表示を
開始し、フレームパルス信号FPの2つの立上りの間に
は240ライン分のラインパルス信号LPが生成され
る。
【0023】つぎに、図1〜図7に示したパーソナルコ
ンピュータの動作を図13により説明する。まず、電源
がオンされると、CPU19は図14に示すようなバイ
オスROM21に格納された命令を順次読み出して実行
し、システム起動(boot)処理を行なう。すなわ
ち、まずフロッピーディスク、ハードディスク等の周辺
機器の仕様を設定するシステム起動命令が実行される。
つぎに、液晶表示装置(LCD)の種類を判別するLC
D判別命令が実行される。具体的には、パーソナルコン
ピュータ本体1にTFT型液晶表示装置2が接続された
状態では、インバータ31は+5Vを出力するから、コ
ントローラ22のレジスタ42の30ビット目の値が1
となり、一方パーソナルコンピュータ本体1にSTN型
液晶表示装置9が接続された状態では、インバータは0
Vを出力するから、レジスタ42の30ビット目の値が
0となるので、レジスタ42の30ビット目の値を読み
取り、その値が1か否かによって接続されている液晶表
示装置の種類を判別する。すなわち、図15に示すよう
に、CPU19はアドレスストローブ信号ADS#の立
ち下がりと同時に有効なアドレスをアドレスバスADD
R上にロードする。コントローラ22のアドレスデコー
ダ41はこのアドレスをデコードし、アドレスがレジス
タ42に割当てられたアドレスと同一ならばアウト信号
OUTをアクティブにする。アウト信号OUTがアクテ
ィブになると同時にデータバスDATAの出力が有効に
なる。アドレスデコーダ41はデータバスDATA上に
有効なデータがロードされたことをCPU19に知らせ
るために、ロード信号RDY#を立ち下げてアクティブ
にする。CPU19はアドレスストローブ信号ADS#
をアクティブにした後、アドレスデコーダ41からのロ
ード信号RDY#をサンプルし、ロード信号RDY#が
アクティブになったことを確認すると、データバスDA
TA上にロードされているデータを取り込む。取り込み
終了後、アドレスストローブ信号ADS#をノンアクテ
ィブにしてアドレスを無効にする。アドレスストローブ
信号ADS#が無効になった後、アドレスデコーダ41
はアウト信号OUT、ロード信号RDY#をノンアクテ
ィブにし、データバスDATAが無効になる。これによ
ってCPU19は接続されている液晶表示装置の種類を
自動的に判別することができる。この結果、パーソナル
コンピュータ本体1にTFT型液晶表示装置2が接続さ
れていると判断されたときには、TFT型液晶表示装置
用表示仕様設定命令が実行される。一方、パーソナルコ
ンピュータ本体1にSTN型液晶表示装置9が接続され
ていると判断されたときには、STN型液晶表示装置用
表示仕様設定命令が実行される。つぎに、残りのシステ
ム起動命令が実行される。その後、CPU19はユーザ
ーおよびアプリケーションプログラムに指示された命令
を実行し、実行中にTFT型液晶表示装置2またはST
N型液晶表示装置9に出力すべきデータを表示コントロ
ーラ20を介して表示メモリ7に格納する。そして、表
示コントローラ20はCPU19からのアクセスを調整
しながら、表示メモリ7に格納されたデータを順次読み
出し、TFT型液晶表示装置2またはSTN型液晶表示
装置9への表示信号を生成する。最後に、TFT型液晶
表示装置2およびSTN型液晶表示装置9は表示コント
ローラ20からの表示信号に基づいて映像を表示画面上
に表示する。この場合、CPU19によってTFT型液
晶表示装置用表示仕様設定命令が実行されたときには、
TFT用表示信号生成ブロック27によってドット濃さ
信号RED[0:5]、GREEN[0:5]、BLU
E[0:5]、ドットクロック信号TCLK、ラインパ
ルス信号LP、フレームパルス信号FPが生成され、表
示コントローラ20の0番〜17番端子からドット濃さ
信号RED[0:5]、GREEN[0:5]、BLU
E[0:5]が出力され、18番〜20番端子からドッ
トクロック信号TCLK、ラインパルス信号LP、フレ
ームパルス信号FPが出力される。また、CPU19に
よってSTN型液晶表示装置用表示仕様設定命令が実行
されたときには、STN用表示信号生成ブロック28に
よってドット表示信号LD[0:7]、UD[0:
7]、シフトクロック信号SCLK、ラインパルス信号
LP、フレームパルス信号FPが生成され、表示コント
ローラ20の0番〜15番端子からドット表示信号LD
[0:7]、UD[0:7]が出力され、18番〜20
番端子からシフトクロック信号SCLK、ラインパルス
信号LP、フレームパルス信号FPが出力される。
【0024】図1〜図7に示したパーソナルコンピュー
タにおいては、同一のパーソナルコンピュータ本体1に
TFT型液晶表示装置2またはSTN型液晶表示装置9
を接続することができるから、たとえば経済的な理由か
ら安価なSTN型液晶表示装置9を使用するパーソナル
コンピュータを購入した後、画面のフリッカが気になる
ため、表示装置を画質の良いTFT型液晶表示装置2に
取り替えたいというときには、TFT型液晶表示装置2
を購入するだけでよく、新たにTFT型液晶表示装置2
を使用するパーソナルコンピュータを再購入する必要は
ない。また、TFT型液晶表示装置2、STN型液晶表
示装置9それぞれを採用する種類毎に専用の液晶表示装
置用のメインボードを用意する必要がないから、使用部
品の共通化を推進することが容易であるので、製造コス
トが低減する。また、パーソナルコンピュータを組み立
てる際には、2種類の液晶表示装置用のメインボードを
使い分ける必要がないから、手間や時間を要しない。ま
た、顧客が動画や自然画を扱うアプリケーションソフト
を使用するときにも、パーソナルコンピュータ本体1に
TFT型液晶表示装置2を接続すれば、TFT型液晶表
示装置2を採用したパーソナルコンピュータを新たに購
入する必要がなく、しかもフリッカが目立ち画質の良く
ないSTN型液晶表示装置9のままで我慢する必要がな
い。また、パーソナルコンピュータ本体1に接続された
表示装置がTFT型液晶表示装置2であるかSTN型液
晶表示装置9であるかを自動的に判別することができる
ので、製造作業、表示装置取換作業を容易に行なうこと
ができる。
【0025】なお、上述実施に形態においては、TFT
型液晶表示装置2のインバータ31が+5Vを出力し、
STN型液晶表示装置9のインバータが0Vを出力する
としたが、逆にしてもよい。また、パーソナルコンピュ
ータ本体1へのTFT型液晶表示装置2、STN型液晶
表示装置9の取り付け構造は他の構造を用いてもよい。
【0026】図16は本発明に係る他のパーソナルコン
ピュータを示す概略構成図、図17は図16に示したパ
ーソナルコンピュータの一部を示す構成図である。図に
示すように、パーソナルコンピュータ本体1にパネル判
別回路32が設けられ、パネル判別回路32には入出力
(I/O)アドレスの1つが割当てられており、パネル
判別回路32にアドレスデコーダ33、トライステッド
バッファ34が設けられ、電源にプルアップされた第1
のピン35がトライステートバッファ34に接続され、
第2のピン36がグランドに接地され、ピン35、36
はパーソナルコンピュータ本体1のメインボード上に垂
直に立てられた金属性のものであり、ピン35とピン3
6とを接続可能なジャンパ37が設けられ、ピン35、
36、ジャンパ37により表示装置種類判別手段が構成
されている。
【0027】このパーソナルコンピュータにおいては、
図17(a)に示すように、ジャンパ37を取り外した状
態で、システム起動処理中にCPU19が図15に示し
たタイムチャートと同様のタイムチャートでピン35の
電圧レベルを読み取ると、アウト信号OUTがアクティ
ブになり、プルアップされたハイレベルがトライステー
トバッファ34を介してデータバスのうちの一本と接続
されるPDATAの出力となる。これに対して、図17
(b)に示すように、ジャンパ37を取り付けた状態で
は、グランドに接地されたロウレベルがPDATAの出
力となる。つまり、ジャンパ37を付けるか否かによっ
て、PDATAに出力される電圧のレベルを変化させる
ことができる。したがって、TFT型液晶表示装置2を
使用しているときには、ジャンパ37を取り外し、ST
N型液晶表示装置9を使用しているときには、ジャンパ
37を取り付ければ、CPU19がピン35の電圧レベ
ルを読み取るだけで、パーソナルコンピュータ本体1に
接続されている液晶表示装置の種類を判別することがで
きる。
【0028】なお、上述実施の態様においては、TFT
型液晶表示装置2を使用しているときには、ジャンパ3
7を取り外し、STN型液晶表示装置9を使用している
ときには、ジャンパ37を取り付けたが、逆にしても適
用可能であることはいうまでもない。また、上述実施の
態様においては、ピン35をプルアップし、ピン36を
グランドに接地させたが、逆にしても適用可能であるこ
とはいうまでもない。
【0029】図18は本発明に係る他のパーソナルコン
ピュータの一部を示す構成図である。図に示すように、
本体側コネクタ23aの29番接続片が電源にプルアッ
プされるとともにトライステートバッファ34に接続さ
れ、本体側コネクタ23aの30番接続片がグランドに
接地され、表示装置側コネクタ23bの第1の接続片で
ある29番接続片と第2の接続片である30番接続片と
は接続されておらず、表示装置側コネクタ23cの第1
の接続片である29番接続片と第2の接続片である30
番接続片とが接続されている。そして、本体側コネクタ
23aの29番、30番接続片、表示装置側コネクタ2
3bの29番、30番接続片、表示装置側コネクタ23
cの29番、30番接続片により表示装置種類判別手段
が構成されている。
【0030】このパーソナルコンピュータにおいては、
本体側コネクタ23aと表示装置側コネクタ23bとを
接続した状態で、システム起動処理中にCPU19が図
15に示したタイムチャートと同様のタイムチャートで
本体側コネクタ23aの29番接続片の電圧レベルを読
み取ると、アウト信号OUTがアクティブになり、プル
アップされたハイレベルがトライステートバッファ34
を介してPDATAの出力となる。これに対して、本体
側コネクタ23aと表示装置側コネクタ23cとを接続
した状態では、グランドに接地されたロウレベルがPD
ATAの出力となる。したがって、パーソナルコンピュ
ータ本体1に接続されている液晶表示装置の種類を判別
することができる。
【0031】なお、上述実施の形態においては、表示装
置側コネクタ23bの29番接続片と30番接続片とを
接続せず、表示装置側コネクタ23cの29番接続片と
30番接続片とを接続したが、逆にしても適用可能であ
ることはいうまでもない。また、上述実施の形態におい
ては、本体側コネクタ23aの29番接続片を電源にプ
ルアップし、本体側コネクタ23aの30番接続片をグ
ランドに接地したが、逆にしても適用可能であることは
いうまでもない。
【0032】図19は本発明に係る他のパーソナルコン
ピュータの一部を示す構成図、図20は図19に示した
パーソナルコンピュータの一部を示す構成図である。図
に示すように、表示コントローラ20にアドレスデコー
ダ38、トライステッドバッファ39が設けられ、本体
側コネクタ23aの29番接続片が表示コントローラ2
0の21番端子に接続されるとともに電源にプルアップ
され、表示コントローラ20の21番端子がレジスタ群
26のレジスタ39の30ビット目に接続され、レジス
タ39はその値を読み取ることにより接続されたものの
電圧がロウレベルであるかハイレベルであるかを確認す
ることができる。また、本体側コネクタ23aの30番
接続片がグランドに接地され、表示装置側コネクタ23
bの29番接続片と30番接続片とは接続されておら
ず、表示装置側コネクタ23cの29番接続片と30番
接続片とが接続されている。そして、本体側コネクタ2
3aの29番、30番接続片、表示装置側コネクタ23
bの29番、30番接続片、表示装置側コネクタ23c
の29番、30番接続片により表示装置種類判別手段が
構成されている。
【0033】このパーソナルコンピュータにおいては、
本体側コネクタ23aと表示装置側コネクタ23bとを
接続した状態では、レジスタ39の30ビット目の値が
1となり、本体側コネクタ23aと表示装置側コネクタ
23cとを接続した状態では、レジスタ39の30ビッ
ト目の値が0となる。したがって、システム起動処理中
にCPU19が図15に示したタイムチャートと同様の
タイムチャートでレジスタ39の30ビット目の値を読
み取れば、その値が1か否かによってパーソナルコンピ
ュータ本体1に接続されている液晶表示装置の種類を判
別することができる。そして、表示装置種類判別手段が
表示コントローラ20に接続されているから、システム
起動処理を迅速に行なうことができる。
【0034】なお、上述実施に形態においては、レジス
タ39を32ビットレジスタとしたが、32ビット以外
のレジスタを用いても適用可能であることはいうまでも
ない。また、上述実施に形態においては、30ビット目
に表示コントローラ20の21番端子を接続したが、他
のビットを用いても適用可能であることはいうまでもな
い。また、上述実施に形態においては、21番端子を表
示コントローラ20の内部でプルアップしたが、外部で
プルアップさせても適用可能であることはいうまでもな
い。また、上述実施に形態においては、21番端子をプ
ルアップし、本体側コネクタ23aの30番接続片をグ
ランドに接地したが、逆にしても適用可能であることは
いうまでもない。また、上述実施に形態においては、2
1番端子を用いたが、21番端子以外の端子を用いても
適用可能であることはいうまでもない。また、上述実施
の形態においては、表示装置側コネクタ23bの29番
接続片と30番接続片とを接続せず、表示装置側コネク
タ23cの29番接続片と30番接続片とを接続した
が、逆にしても適用可能であることはいうまでもない。
【0035】図21は本発明に係る他のパーソナルコン
ピュータの一部を示す構成図である。図に示すように、
本体側コネクタ23aの27番接続片が表示コントロー
ラ20の22番端子に接続されるとともに電源にプルア
ップされ、表示コントローラ20の22番端子がレジス
タ39の31ビット目に接続され、本体側コネクタ23
aの28番接続片がグランドに接地され、表示装置側コ
ネクタ23bの第3の接続片である27番接続片と第4
の接続片である28番接続片とが接続され、また29番
接続片と30番接続片とは接続されていない。また、図
示しないが、表示装置側コネクタ23cの第3の接続片
である27番接続片と第4の接続片である28番接続片
とが接続され、また29番接続片と30番接続片とが接
続されている。そして、本体側コネクタ23aの27
番、28接続片、表示装置側コネクタ23b、23cの
27番、28接続片により表示装置接続判別手段が構成
されている。また、表示装置接続判別手段によりパーソ
ナルコンピュータ本体1に表示装置が接続されていない
と判断されたときにパネル不接続警告音を鳴らす警告装
置(図示せず)が設けられている。
【0036】つぎに、図21に示したパーソナルコンピ
ュータの動作を図22により説明する。まず、電源がオ
ンされると、CPU19は図23に示すようなバイオス
ROM21に格納された命令を順次読み出して実行し、
システム起動処理を行なう。すなわち、まずフロッピー
ディスク、ハードディスク等の周辺機器の仕様を設定す
るシステム起動命令が実行される。つぎに、液晶表示装
置(LCD)が接続されたか否かを判別するLCD接続
判別命令が実行される。具体的には、本体側コネクタ2
3aと表示装置側コネクタ23b、23cとが接続され
た状態では、レジスタ39の31ビット目の値が0とな
り、本体側コネクタ23aと表示装置側コネクタ23
b、23cとが接続されない状態では、レジスタ39の
31ビット目の値が1となるから、CPU19が図15
に示したタイムチャートと同様のタイムチャートでレジ
スタ39の31ビット目の値を読み取れば、その値が0
か否かによってパーソナルコンピュータ本体1に液晶表
示装置が接続されている否かを判別することができる。
そして、パーソナルコンピュータ本体1に液晶表示装置
が接続されていないと判断されたときには、警告装置が
パネル不接続警告音を鳴らし、再度LCD接続判別命令
が実行される。一方、パーソナルコンピュータ本体1に
液晶表示装置が接続されていると判断されたときには、
液晶表示装置の種類を判別するLCD判別命令が実行さ
れる。具体的には、レジスタ39の30ビット目の値を
読み取り、その値が1か否かによって接続されている液
晶表示装置の種類を判別する。この結果、パーソナルコ
ンピュータ本体1にTFT型液晶表示装置2が接続され
ていると判断されたときには、TFT型液晶表示装置用
表示仕様設定命令が実行される。一方、パーソナルコン
ピュータ本体1にSTN型液晶表示装置9が接続されて
いると判断されたときには、STN型液晶表示装置用表
示仕様設定命令が実行される。つぎに、残りのシステム
起動命令が実行される。
【0037】このパーソナルコンピュータにおいては、
パーソナルコンピュータ本体1とTFT型液晶表示装置
2、STN型液晶表示装置9との不完全接続をユーザー
に知らせることができる。また、表示装置接続判別手段
が表示コントローラ20に接続されているから、システ
ム起動処理を迅速に行なうことができる。
【0038】なお、上述実施に形態においては、レジス
タ39の31ビット目に表示コントローラ20の22番
端子を接続したが、他のビットを用いても適用可能であ
ることはいうまでもない。また、上述実施に形態におい
ては、22番端子を表示コントローラ20の内部でプル
アップしたが、外部でプルアップさせても適用可能であ
ることはいうまでもない。また、上述実施に形態におい
ては、22番端子をプルアップし、本体側コネクタ23
aの28番接続片をグランドに接地したが、逆にしても
適用可能であることはいうまでもない。また、上述実施
に形態においては、本体側コネクタ23aの27番接続
片を表示コントローラ20の22番端子に接続したが、
22番端子以外の端子を用いても適用可能であることは
いうまでもない。また、上述実施に形態においては、パ
ーソナルコンピュータ本体1に液晶表示装置が接続され
ていないと判断されたときに、警告装置からパネル不接
続警告音を鳴らし、再度LCD接続判別命令を実行した
が、警告装置からパネル不接続警告音を鳴らしたのち
に、再度LCD接続判別命令を実行しなくともよい。
【0039】図24(a)は本発明に係る他のパーソナル
コンピュータの一部を示す構成図、図24(b)は図24
(a)の一部詳細図である。図に示すように、レジスタ群
26のレジスタ44にTFT接続ビット45、STN接
続ビット46が設けられており、レジスタ44により表
示装置種類記憶手段が構成されている。
【0040】このパーソナルコンピュータにおいては、
パーソナルコンピュータ本体1にTFT型液晶表示装置
2を接続したときには、TFT接続ビット45に1を書
き込み、パーソナルコンピュータ本体1にSTN型液晶
表示装置9を接続したときには、STN接続ビット46
に1を書き込む。この場合、TFT接続ビット45、S
TN接続ビット46の両者に1を書き込むことは禁止さ
れる。そして、電源がオンされると、CPU19がシス
テム起動命令を実行したのち、LCD接続判別命令を実
行する。すなわち、CPU19がTFT接続ビット4
5、STN接続ビット46の値を読み取り、TFT接続
ビット45およびSTN接続ビット46の値が0のとき
には、警告装置(図示せず)からパネル不接続警告音を
発生させる。また、TFT接続ビット45の値が1のと
きには、CPU19がTFT型液晶表示装置用表示仕様
設定命令を実行する。また、STN接続ビット46の値
が1のときには、CPU19がSTN型液晶表示装置用
表示仕様設定命令を実行する。
【0041】なお、上述実施の形態においては、情報処
理装置がパーソナルコンピュータの場合について説明し
たが、他の情報処理装置にも本発明を適用可能であるこ
とはいうまでもない。また、上述実施の形態において
は、第1、第2の表示装置としてTFT型液晶表示装置
2、STN型液晶表示装置9を用いたが、他の種類の表
示装置を用いても適用可能であることはいうまでもな
く、また大画面の液晶表示装置と小画面の液晶表示装置
とを用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
処理装置においては、同一の情報処理装置本体に複数種
類の表示装置を接続することができる。
【0043】また、情報処理装置本体に接続された表示
装置が第1の表示装置か第2の表示装置かを判別する表
示装置種類判別手段を設けたときには、情報処理装置本
体に接続された表示装置の種類を自動的に判別すること
ができるから、製造作業、表示装置取換作業を容易に行
なうことができる。
【0044】また、表示装置種類判別手段を表示コント
ローラに接続したときには、システム起動処理を迅速に
行なうことができる。
【0045】また、情報処理装置本体に第1の表示装置
または第2の表示装置が接続されたか否かを判別する表
示装置接続判別手段を設けたときには、情報処理装置本
体と第1の表示装置、第2の表示装置本体側との不完全
接続をユーザーに知らせることができる。
【0046】また、表示装置接続判別手段を表示コント
ローラに接続したときには、システム起動処理を迅速に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパーソナルコンピュータを示す概
略構成図である。
【図2】図1に示したパーソナルコンピュータを示す概
略斜視図である。
【図3】図1に示したパーソナルコンピュータを示す概
略ブロック図である。
【図4】図1に示したパーソナルコンピュータの一部を
示す構成図である。
【図5】図1に示したパーソナルコンピュータの一部を
示す構成図である。
【図6】図1に示したパーソナルコンピュータの一部を
示す構成図である。
【図7】図1に示したパーソナルコンピュータの一部を
示す構成図である。
【図8】TFT型液晶表示装置の画面構成を表す図であ
る。
【図9】表示コントローラの表示信号生成方法の説明図
である。
【図10】STN型液晶表示装置の画面構成を表す図で
ある。
【図11】STN型液晶表示装置の表示信号の説明図で
ある。
【図12】表示コントローラの表示信号生成方法の説明
図である。
【図13】図1〜図7に示したパーソナルコンピュータ
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】バイオスROMに格納された命令を示す図で
ある。
【図15】情報読み取り動作のタイムチャートである。
【図16】本発明に係る他のパーソナルコンピュータを
示す概略構成図である。
【図17】図16に示したパーソナルコンピュータの一
部を示す構成図である。
【図18】本発明に係る他のパーソナルコンピュータの
一部を示す構成図である。
【図19】本発明に係る他のパーソナルコンピュータの
一部を示す構成図である。
【図20】図19に示したパーソナルコンピュータの一
部を示す構成図である。
【図21】本発明に係る他のパーソナルコンピュータの
一部を示す構成図である。
【図22】図21に示したパーソナルコンピュータの動
作を説明するためのフローチャートである。
【図23】バイオスROMに格納された命令を示す図で
ある。
【図24】本発明に係る他のパーソナルコンピュータの
一部を示す構成図である。
【図25】従来のパーソナルコンピュータを示す概略構
成図である。
【図26】従来の他のパーソナルコンピュータを示す概
略構成図である。
【図27】従来の他のパーソナルコンピュータを示す概
略構成図である。
【符号の説明】
1…パーソナルコンピュータ本体 2…TFT型液晶表示装置 9…STN型液晶表示装置 19…CPU 20…表示コントローラ 21…バイオスROM 23a…本体側コネクタ 23b…表示装置側コネクタ 31…インバータ 32…パネル判別回路 35…第1のピン 36…第2のピン 37…ジャンパ 44…レジスタ 45…TFT接続ビット 46…STN接続ビット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置本体に本体側コネクタを設
    け、第1、第2の表示装置に上記本体側コネクタと接続
    可能な表示装置側コネクタを設け、上記第1の表示装置
    を使用する場合における第1の表示仕様設定命令および
    上記第2の表示装置を使用する場合における第2の表示
    仕様設定命令を格納した命令格納手段を設け、上記命令
    格納手段から上記第1の表示仕様設定命令または上記第
    2の表示仕様設定命令を選択的に読み出して実行する命
    令読出実行手段を設け、上記第1の表示仕様設定命令ま
    たは上記第2の表示仕様設定命令に応じて上記本体側コ
    ネクタに表示信号を出力する表示コントローラを設けた
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記情報処理装置本体に接続された表示装
    置が上記第1の表示装置か上記第2の表示装置かを判別
    する表示装置種類判別手段を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記表示装置種類判別手段として、上記第
    1、第2の表示装置のインバータから異なる電圧を上記
    表示装置側コネクタに出力するものを用いたことを特徴
    とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】上記表示装置種類判別手段として、第1、
    第2のピンと、上記第1、第2のピンを接続可能なジャ
    ンパとからなるものを用いたことを特徴とする請求項2
    に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】上記表示装置種類判別手段として、上記第
    1の表示装置の表示装置側コネクタの第1の接続片と第
    2の接続片とを接続し、上記第2の表示装置の表示装置
    側コネクタの第1の接続片と第2の接続片とを接続しな
    いものを用いたことを特徴とする請求項2に記載の情報
    処理装置。
  6. 【請求項6】上記表示装置種類判別手段を上記表示コン
    トローラに接続したことを特徴とする請求項2〜5のい
    ずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】上記情報処理装置本体に接続された表示装
    置が上記第1の表示装置か上記第2の表示装置かを記憶
    する表示装置種類記憶手段を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】上記情報処理装置本体に上記第1の表示装
    置または上記第2の表示装置が接続されたか否かを判別
    する表示装置接続判別手段を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】上記表示装置接続判別手段として、上記第
    1、第2の表示装置の表示装置側コネクタの第3の接続
    片と第4の接続片とを接続したものを用いたことを特徴
    とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】上記表示装置接続判別手段を表示コント
    ローラに接続したことを特徴とする請求項8または9に
    記載の情報処理装置。
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