JPH09114335A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH09114335A JPH09114335A JP7268400A JP26840095A JPH09114335A JP H09114335 A JPH09114335 A JP H09114335A JP 7268400 A JP7268400 A JP 7268400A JP 26840095 A JP26840095 A JP 26840095A JP H09114335 A JPH09114335 A JP H09114335A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】送風機によって、感光ドラム上に形成したトナ
ー像を乱すことなく、コロナ帯電器に異物が付着するの
を防止する。 【解決手段】感光ドラム1表面の回転方向についての上
流側と下流側とに、それぞれ第1のトナー像形成手段と
第2のトナー像形成手段とを設ける。感光ドラム1表面
に、第2のトナー像形成手段の第2のコロナ帯電器21
を対向配置し、その背面に送風機25を配設する。送風
機25は、エアフローを形成する羽根車25a、エアフ
ローを規制するエア規制板25d等を有する。第1のト
ナー像形成手段によって感光ドラム1表面にトナー像T
が形成されている場合には、トナー像に対応するエア規
制板25dを矢印c方向に回転させて、エアフローBが
トナー像に当たらないようにする。一方、トナー像がな
いときは、エア規制板を元に戻し、コロナ帯電器21に
エアフローを十分に当てて異物の付着を防ぐ。
ー像を乱すことなく、コロナ帯電器に異物が付着するの
を防止する。 【解決手段】感光ドラム1表面の回転方向についての上
流側と下流側とに、それぞれ第1のトナー像形成手段と
第2のトナー像形成手段とを設ける。感光ドラム1表面
に、第2のトナー像形成手段の第2のコロナ帯電器21
を対向配置し、その背面に送風機25を配設する。送風
機25は、エアフローを形成する羽根車25a、エアフ
ローを規制するエア規制板25d等を有する。第1のト
ナー像形成手段によって感光ドラム1表面にトナー像T
が形成されている場合には、トナー像に対応するエア規
制板25dを矢印c方向に回転させて、エアフローBが
トナー像に当たらないようにする。一方、トナー像がな
いときは、エア規制板を元に戻し、コロナ帯電器21に
エアフローを十分に当てて異物の付着を防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電器の帯電ワイ
ヤに飛散トナー等の異物が付着するのを送風機によって
防止するようにした複写機、レーザービームプリンタ等
の画像形成装置に関する。
ヤに飛散トナー等の異物が付着するのを送風機によって
防止するようにした複写機、レーザービームプリンタ等
の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置におい
て、被帯電面や転写材に電荷を付与する手段として、帯
電手段が用いられる。例えば、像担持体表面の被帯電面
に静電潜像を形成するに先立ち、帯電手段によって被帯
電面に電荷を付与し、これを均一に帯電する。また、像
担持体表面に形成したトナー像を紙等の転写材に転写す
るに際し、帯電手段によって転写材にトナー像と逆極性
の電荷を付与して静電的に転写を行う。
て、被帯電面や転写材に電荷を付与する手段として、帯
電手段が用いられる。例えば、像担持体表面の被帯電面
に静電潜像を形成するに先立ち、帯電手段によって被帯
電面に電荷を付与し、これを均一に帯電する。また、像
担持体表面に形成したトナー像を紙等の転写材に転写す
るに際し、帯電手段によって転写材にトナー像と逆極性
の電荷を付与して静電的に転写を行う。
【0003】帯電手段としては、非接触のコロナ放電器
がよく知られている。このものは、断面コ字形の、開口
部を被帯電面側に向けて配置されたシールドケースと、
この内側に張設された帯電(放電)ワイヤと、開口部に
張られたグリッドとを有し、これらにバイアス電圧を印
加して被帯電面を均一に帯電するようにしている。
がよく知られている。このものは、断面コ字形の、開口
部を被帯電面側に向けて配置されたシールドケースと、
この内側に張設された帯電(放電)ワイヤと、開口部に
張られたグリッドとを有し、これらにバイアス電圧を印
加して被帯電面を均一に帯電するようにしている。
【0004】帯電後の被帯電面には、露光手段によって
画像情報に応じた静電潜像が形成され、この静電潜像
は、現像装置によってトナーが付着されトナー像として
現像される。このトナー像は、転写装置によって紙等の
転写材に転写される。
画像情報に応じた静電潜像が形成され、この静電潜像
は、現像装置によってトナーが付着されトナー像として
現像される。このトナー像は、転写装置によって紙等の
転写材に転写される。
【0005】ところで、上述の画像形成装置では、静電
潜像に付着されるトナーが、直径数μmの微粒子であ
り、しかも現像、転写の各工程を密閉空間で行うことが
困難であるため、画像形成装置の内部にトナーが飛散す
る。さらに転写材として多用される紙から発生する微細
な紙粉やロジン、タルクなどの析出物、塵埃等も浮遊物
として画像形成装置内に存在する。これら飛散トナーや
浮遊物等の異物が帯電ワイヤやグリッドに付着すると、
帯電むら等の帯電不良を生じ、これに起因する画質が低
下する。
潜像に付着されるトナーが、直径数μmの微粒子であ
り、しかも現像、転写の各工程を密閉空間で行うことが
困難であるため、画像形成装置の内部にトナーが飛散す
る。さらに転写材として多用される紙から発生する微細
な紙粉やロジン、タルクなどの析出物、塵埃等も浮遊物
として画像形成装置内に存在する。これら飛散トナーや
浮遊物等の異物が帯電ワイヤやグリッドに付着すると、
帯電むら等の帯電不良を生じ、これに起因する画質が低
下する。
【0006】近年、感光ドラム(像担持体)の1回転中
に、異なる2種の静電潜像を感光ドラム1上に形成し、
これらを同一又は異なる色の現像剤で現像して画像を得
る方法が各種提案されている。図8にその例を示す。こ
のものは、感光ドラム1の回転方向(矢印R1方向)に
ついての上流側に、第1のコロナ帯電器11、第1の露
光装置12、第1の現像装置13を有する第1のトナー
像形成手段10を設け、その下流側に、第2のコロナ帯
電器21、第2の露光装置22、第2の現像装置23を
有する第2のトナー像形成手段20を設けたものであ
る。このものは、さらにポスト帯電器30A、転写帯電
器40、分離帯電器50、クリーニング装置60、前露
光器70等を有する。
に、異なる2種の静電潜像を感光ドラム1上に形成し、
これらを同一又は異なる色の現像剤で現像して画像を得
る方法が各種提案されている。図8にその例を示す。こ
のものは、感光ドラム1の回転方向(矢印R1方向)に
ついての上流側に、第1のコロナ帯電器11、第1の露
光装置12、第1の現像装置13を有する第1のトナー
像形成手段10を設け、その下流側に、第2のコロナ帯
電器21、第2の露光装置22、第2の現像装置23を
有する第2のトナー像形成手段20を設けたものであ
る。このものは、さらにポスト帯電器30A、転写帯電
器40、分離帯電器50、クリーニング装置60、前露
光器70等を有する。
【0007】この構成によると、第1のトナー像形成手
段10によって形成されたトナー像の上から第2のトナ
ー像形成手段20によって第2のトナー像を重ねること
になり、第2のコロナ帯電器21のすぐ上流に第1の現
像装置13が配設されるため、特に、現像時に第1の現
像装置13から飛散したトナーが第2のコロナ帯電器2
1の帯電ワイヤ21cやグリッド21bに付着しやす
い。
段10によって形成されたトナー像の上から第2のトナ
ー像形成手段20によって第2のトナー像を重ねること
になり、第2のコロナ帯電器21のすぐ上流に第1の現
像装置13が配設されるため、特に、現像時に第1の現
像装置13から飛散したトナーが第2のコロナ帯電器2
1の帯電ワイヤ21cやグリッド21bに付着しやす
い。
【0008】従来、帯電ワイヤやグリッドへの異物の付
着を防止する一般的な方法として、図8に示すように、
コロナ帯電器の背面に送風機25Aを配設し、この送風
機25Aによって感光ドラムのラジアル方向外側から帯
電ワイヤやグリッドに向けてエアフロー(気流)を形成
する方法が知られている。
着を防止する一般的な方法として、図8に示すように、
コロナ帯電器の背面に送風機25Aを配設し、この送風
機25Aによって感光ドラムのラジアル方向外側から帯
電ワイヤやグリッドに向けてエアフロー(気流)を形成
する方法が知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構成によると、第2のコロナ帯電器21が感光ドラム1
に対して帯電を行うときには、既に感光ドラム1上には
第1の現像装置13によって形成されたトナー像があ
り、このトナー像は、感光ドラム1表面に静電的に吸着
されているだけであるため、感光ドラム1上での固着力
は非常に弱い。このため、第2の帯電装置21背面の送
風機25Aによるエアフローを十分強くすると、第1の
トナー像を形成しているトナーが感光ドラム1から飛散
して感光ドラム1上でのトナー像の乱れが発生するおそ
れがある。このため、エアフローを従来より弱めに設定
する必要がある。しかし、こうすると今度は、帯電ワイ
ヤ21cやグリッド21bへの異物の付着を防止するの
に十分なエアフローが得られず、これらに異物が付着し
て、帯電むら、帯電不良が発生し、これに起因して画質
の低下が生じる。
構成によると、第2のコロナ帯電器21が感光ドラム1
に対して帯電を行うときには、既に感光ドラム1上には
第1の現像装置13によって形成されたトナー像があ
り、このトナー像は、感光ドラム1表面に静電的に吸着
されているだけであるため、感光ドラム1上での固着力
は非常に弱い。このため、第2の帯電装置21背面の送
風機25Aによるエアフローを十分強くすると、第1の
トナー像を形成しているトナーが感光ドラム1から飛散
して感光ドラム1上でのトナー像の乱れが発生するおそ
れがある。このため、エアフローを従来より弱めに設定
する必要がある。しかし、こうすると今度は、帯電ワイ
ヤ21cやグリッド21bへの異物の付着を防止するの
に十分なエアフローが得られず、これらに異物が付着し
て、帯電むら、帯電不良が発生し、これに起因して画質
の低下が生じる。
【0010】また、感光ドラム1上でのトナー像の静電
吸着力を弱め、転写効率をアップする目的で、転写位置
のすぐ上流側に、感光ドラム1に電荷を付与するポスト
帯電器30Aが設けられている。このポスト帯電器30
Aは感光ドラム1表面に近接配置されているため、帯電
により発生しポスト帯電器30Aに残留したオゾンが、
画像形成動作終了後、停止した感光ドラム1の近接面に
悪影響を及ぼし、その後の画像形成時の画像不良を引き
起こすことがある。
吸着力を弱め、転写効率をアップする目的で、転写位置
のすぐ上流側に、感光ドラム1に電荷を付与するポスト
帯電器30Aが設けられている。このポスト帯電器30
Aは感光ドラム1表面に近接配置されているため、帯電
により発生しポスト帯電器30Aに残留したオゾンが、
画像形成動作終了後、停止した感光ドラム1の近接面に
悪影響を及ぼし、その後の画像形成時の画像不良を引き
起こすことがある。
【0011】そこで、本発明は、像担持体上のトナー像
を乱すことなく、コロナ帯電器に異物が付着するのを防
止して、帯電むら、帯電不良、さらに画質の低下を防止
するようにした画像形成装置を提供することを目的とす
るものである。
を乱すことなく、コロナ帯電器に異物が付着するのを防
止して、帯電むら、帯電不良、さらに画質の低下を防止
するようにした画像形成装置を提供することを目的とす
るものである。
【0012】また、本発明の他の目的は、ポスト帯電器
内に滞留したオゾンを除去して、オゾンに起因する画像
不良を防止するようにすることにある。
内に滞留したオゾンを除去して、オゾンに起因する画像
不良を防止するようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、周回自在な被帯電面を有す
る像担持体と、前記被帯電面の周回方向についての上流
側に配設されて第1の画像情報に基づいて前記被帯電面
上に第1のトナー像を形成する第1のトナー像形成手段
と、該第1のトナー像形成手段の下流側に配設されて第
2の画像情報に基づいて前記被帯電面上に第2のトナー
像を形成する第2のトナー像形成手段と、を備えた画像
形成装置において、前記第2のトナー像形成手段は、前
記第1のトナー像の上から前記被帯電面を帯電する第2
のコロナ帯電器と、該第2のコロナ帯電器に向けてエア
フローを形成する送風機と、前記第1のトナー像形成手
段における画像形成条件に基づいて前記送風機のエアフ
ローを変化させる制御装置と、を有する、ことを特徴と
する。
みてなされたものであって、周回自在な被帯電面を有す
る像担持体と、前記被帯電面の周回方向についての上流
側に配設されて第1の画像情報に基づいて前記被帯電面
上に第1のトナー像を形成する第1のトナー像形成手段
と、該第1のトナー像形成手段の下流側に配設されて第
2の画像情報に基づいて前記被帯電面上に第2のトナー
像を形成する第2のトナー像形成手段と、を備えた画像
形成装置において、前記第2のトナー像形成手段は、前
記第1のトナー像の上から前記被帯電面を帯電する第2
のコロナ帯電器と、該第2のコロナ帯電器に向けてエア
フローを形成する送風機と、前記第1のトナー像形成手
段における画像形成条件に基づいて前記送風機のエアフ
ローを変化させる制御装置と、を有する、ことを特徴と
する。
【0014】この場合、前記制御装置は、前記第1の画
像情報に基づいて、前記送風機のエアフローの強弱を変
化させる、ようにするとよい。
像情報に基づいて、前記送風機のエアフローの強弱を変
化させる、ようにするとよい。
【0015】また、前記制御装置は、前記第1のトナー
像の有無に応じて前記送風機のエアフローの強弱を変化
させる、ことができる。
像の有無に応じて前記送風機のエアフローの強弱を変化
させる、ことができる。
【0016】さらに、前記送風機は、前記像担持体の被
帯電面の移動方向についての前記第1のトナー像の有無
に応じて前記送風機のエアフローの強弱を変化させる、
ことができる。
帯電面の移動方向についての前記第1のトナー像の有無
に応じて前記送風機のエアフローの強弱を変化させる、
ことができる。
【0017】次に、前記送風機は、前記像担持体の母線
方向に沿って配置された可動の複数のエア規制板と、こ
れら複数の規制板をそれぞれ独立に駆動する駆動手段と
を有し、前記制御装置は、前記像担持体の母線方向につ
いての第1のトナー像の有無に応じて、前記複数の規制
板のうちの一部を駆動する、ようにしてもよい。
方向に沿って配置された可動の複数のエア規制板と、こ
れら複数の規制板をそれぞれ独立に駆動する駆動手段と
を有し、前記制御装置は、前記像担持体の母線方向につ
いての第1のトナー像の有無に応じて、前記複数の規制
板のうちの一部を駆動する、ようにしてもよい。
【0018】次に、前記被帯電面上の第1のトナー像及
び第2のトナー像を転写材上に転写する転写装置を有
し、前記制御装置は、前記転写材に対する前記第1のト
ナー像及び第2のトナー像の転写後に、前記送風機によ
るエアフローを形成する、ようにしてもよい。
び第2のトナー像を転写材上に転写する転写装置を有
し、前記制御装置は、前記転写材に対する前記第1のト
ナー像及び第2のトナー像の転写後に、前記送風機によ
るエアフローを形成する、ようにしてもよい。
【0019】周回自在な被帯電面を有する像担持体と、
前記被帯電面に対向配置されたコロナ帯電器と、を備え
た画像形成装置において、前記コロナ帯電器を前記被帯
電面に対して接離自在に配置するとともに、前記コロナ
帯電器を、該コロナ帯電器が前記被帯電面に対して近接
する作動位置と離間する退避位置とに配置する移動機
構、を備えることができる。
前記被帯電面に対向配置されたコロナ帯電器と、を備え
た画像形成装置において、前記コロナ帯電器を前記被帯
電面に対して接離自在に配置するとともに、前記コロナ
帯電器を、該コロナ帯電器が前記被帯電面に対して近接
する作動位置と離間する退避位置とに配置する移動機
構、を備えることができる。
【0020】〔作用〕以上構成に基づき、像担持体上に
形成された第1のトナー像に応じて、送風機のエアフロ
ーを変化させることにより、第1のトナー像を乱すこと
なく、かつ帯電ワイヤやグリッドに対する飛散トナー等
の異物の付着を防止することができる。
形成された第1のトナー像に応じて、送風機のエアフロ
ーを変化させることにより、第1のトナー像を乱すこと
なく、かつ帯電ワイヤやグリッドに対する飛散トナー等
の異物の付着を防止することができる。
【0021】
【実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実施の形
態について説明する。 〈実施の形態1〉図1は、本発明に係る画像形成装置の
概略構成を示す縦断面図である。
態について説明する。 〈実施の形態1〉図1は、本発明に係る画像形成装置の
概略構成を示す縦断面図である。
【0022】同図中、1は像担持体としてドラム状に形
成された感光体(以下「感光ドラム」という)であり、
導電性のアルミニウム基体とその表面に形成された感光
層とを備えている。感光ドラム1全体は、駆動手段(不
図示)によって矢印R1方向に回転駆動され、これによ
り、感光ドラム1表面、つまり被帯電面は矢印R1方向
に回転(周回)する。
成された感光体(以下「感光ドラム」という)であり、
導電性のアルミニウム基体とその表面に形成された感光
層とを備えている。感光ドラム1全体は、駆動手段(不
図示)によって矢印R1方向に回転駆動され、これによ
り、感光ドラム1表面、つまり被帯電面は矢印R1方向
に回転(周回)する。
【0023】感光ドラム1周囲には、その回転方向につ
いての上流側に、第1の画像情報に基づいて感光ドラム
1表面に第1のトナー像を形成する第1のトナー像形成
手段10が配置されており、この第1のトナー像形成手
段の下流側には、第2の画像情報に基づいて感光ドラム
1表面に第2のトナー像を形成する第2のトナー像形成
手段20が配置されている。
いての上流側に、第1の画像情報に基づいて感光ドラム
1表面に第1のトナー像を形成する第1のトナー像形成
手段10が配置されており、この第1のトナー像形成手
段の下流側には、第2の画像情報に基づいて感光ドラム
1表面に第2のトナー像を形成する第2のトナー像形成
手段20が配置されている。
【0024】第1のトナー像形成手段10は、感光ドラ
ム1表面を所定の電位に帯電する第1のコロナ帯電器1
1と、帯電後の感光ドラム1表面を露光して第1の画像
情報に基づく静電潜像を形成する第1の露光装置12
と、静電潜像にトナーを付着させて第1のトナー像を形
成する第1の現像装置13とを備えている。
ム1表面を所定の電位に帯電する第1のコロナ帯電器1
1と、帯電後の感光ドラム1表面を露光して第1の画像
情報に基づく静電潜像を形成する第1の露光装置12
と、静電潜像にトナーを付着させて第1のトナー像を形
成する第1の現像装置13とを備えている。
【0025】第1の帯電部材11は、開口部を感光ドラ
ム1表面に対向させるようにして配置された断面コ字形
のシールドケース11aと、このシールドケース11a
の開口部に張られたグリッド11bと、シールドケース
11aの長手方向に沿ってその内側に張設された帯電ワ
イヤ11cとを有する。第1の帯電部材11には、電源
(不図示)によって帯電電圧が印加されており、これに
より、感光ドラム1表面は、所定の電位に帯電される。
ム1表面に対向させるようにして配置された断面コ字形
のシールドケース11aと、このシールドケース11a
の開口部に張られたグリッド11bと、シールドケース
11aの長手方向に沿ってその内側に張設された帯電ワ
イヤ11cとを有する。第1の帯電部材11には、電源
(不図示)によって帯電電圧が印加されており、これに
より、感光ドラム1表面は、所定の電位に帯電される。
【0026】第1の露光装置12は、レーザースキャナ
(不図示)等を備えており、感光ドラム1の上方に配設
されている画像読取装置80が読み取る原稿の第1の画
像情報に基づいて、帯電後の感光ドラム1表面を露光
し、これにより画像情報に対応した静電潜像を形成す
る。
(不図示)等を備えており、感光ドラム1の上方に配設
されている画像読取装置80が読み取る原稿の第1の画
像情報に基づいて、帯電後の感光ドラム1表面を露光
し、これにより画像情報に対応した静電潜像を形成す
る。
【0027】第2の現像装置13は、その内部に収納し
ているトナーを、現像ローラ13aを介して上述の静電
潜像に付着させ、この静電潜像を第1のトナー像として
顕像化(現像)する。
ているトナーを、現像ローラ13aを介して上述の静電
潜像に付着させ、この静電潜像を第1のトナー像として
顕像化(現像)する。
【0028】第2のトナー像形成手段20は、第1のト
ナー像形成手段と同様の構成部材を有する。すなわち、
第2のトナー像形成手段20は、第2のコロナ帯電器2
1と、第2の露光手段22と、第2の現像装置23とを
備えている。さらに、第1のコロナ帯電器21は、シー
ルドケース21aと、グリッド21bと、帯電ワイヤ2
1cとを有し、第2の露光装置22は、レーザースキャ
ナ等を有し、第2の現像装置23は、現像ローラ23a
を有する。なお、これらの部材の構成、動作等について
は第1のトナー像形成手段とほぼ同様なのでその説明は
省略するものとする。
ナー像形成手段と同様の構成部材を有する。すなわち、
第2のトナー像形成手段20は、第2のコロナ帯電器2
1と、第2の露光手段22と、第2の現像装置23とを
備えている。さらに、第1のコロナ帯電器21は、シー
ルドケース21aと、グリッド21bと、帯電ワイヤ2
1cとを有し、第2の露光装置22は、レーザースキャ
ナ等を有し、第2の現像装置23は、現像ローラ23a
を有する。なお、これらの部材の構成、動作等について
は第1のトナー像形成手段とほぼ同様なのでその説明は
省略するものとする。
【0029】第2のトナー像形成手段20は、これらの
加え、第2のコロナ帯電器21の背面に配置した送風機
25を有する。送風機25は、飛散トナーや浮遊物等の
異物が、第2のコロナ帯電器21に付着するのを防止す
るものである。なお、送風機25については、後に詳述
する。
加え、第2のコロナ帯電器21の背面に配置した送風機
25を有する。送風機25は、飛散トナーや浮遊物等の
異物が、第2のコロナ帯電器21に付着するのを防止す
るものである。なお、送風機25については、後に詳述
する。
【0030】第2のトナー像形成手段20の下流側に
は、帯電後の感光ドラム1表面の電圧を調整するポスト
帯電器30が配置されている。なお、このポスト帯電器
30については、上述の実施の形態2において詳述す
る。
は、帯電後の感光ドラム1表面の電圧を調整するポスト
帯電器30が配置されている。なお、このポスト帯電器
30については、上述の実施の形態2において詳述す
る。
【0031】ポスト帯電器30の下流側には、感光ドラ
ム1上の第1及び第2のトナー像を、搬送ローラ81等
によって搬送されてきた転写材表面に転写する転写帯電
器40、トナー像転写後の転写材を感光ドラム1表面か
ら分離するための分離帯電器50が配置されている。
ム1上の第1及び第2のトナー像を、搬送ローラ81等
によって搬送されてきた転写材表面に転写する転写帯電
器40、トナー像転写後の転写材を感光ドラム1表面か
ら分離するための分離帯電器50が配置されている。
【0032】分離帯電器50の、転写材の搬送方向(矢
印K1方向)についての下流側には、分離後の転写材を
搬送する搬送部材82、転写材表面の未定着トナー像を
定着する定着装置(不図示)が配置されている。
印K1方向)についての下流側には、分離後の転写材を
搬送する搬送部材82、転写材表面の未定着トナー像を
定着する定着装置(不図示)が配置されている。
【0033】また、感光ドラム1の回転方向についての
分離帯電器50の下流側には、転写材に転写されずに感
光ドラム1表面に残った残留トナーを除去するクリーニ
ング装置60が配置されている。クリーニング装置60
のさらに下流側には、感光ドラム1表面の不要な電荷を
除去する前露光器70が配置されている。
分離帯電器50の下流側には、転写材に転写されずに感
光ドラム1表面に残った残留トナーを除去するクリーニ
ング装置60が配置されている。クリーニング装置60
のさらに下流側には、感光ドラム1表面の不要な電荷を
除去する前露光器70が配置されている。
【0034】上述構成の画像形成装置は、次のように動
作する(画像形成を行う)。
作する(画像形成を行う)。
【0035】感光ドラム1は、矢印R1方向に回転駆動
され、その表面の被帯電面が第1のコロナ帯電器11に
よって所定の電圧に帯電される。帯電後の感光ドラム1
表面は、は、第2の露光手段12による光照射を受けて
静電潜像潜像が形成される。この光照射は、画像読取装
置80が読み取る画像情報に基づいてなされ、感光ドラ
ム1上には画像情報に応じた静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、第1の現像装置13の現像ローラ13a
によってトナーが付着され、第1のトナー像となる。
され、その表面の被帯電面が第1のコロナ帯電器11に
よって所定の電圧に帯電される。帯電後の感光ドラム1
表面は、は、第2の露光手段12による光照射を受けて
静電潜像潜像が形成される。この光照射は、画像読取装
置80が読み取る画像情報に基づいてなされ、感光ドラ
ム1上には画像情報に応じた静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、第1の現像装置13の現像ローラ13a
によってトナーが付着され、第1のトナー像となる。
【0036】第2のトナー像形成手段20は、上述の第
1のトナー像の上から第2のトナー像を形成する。すな
わち、感光ドラム1表面を、第1のトナー像が形成され
ている上から第2のコロナ帯電器21によって所定の電
位に再帯電し、帯電後の感光ドラム1表面に、第1の露
光手段12によって、画像読取装置80が読み取る第2
の画像情報に基づいて静電潜像を形成し、この静電潜像
に第2の現像装置23の現像ローラ23aによってトナ
ーを付着させて第2のトナー像を形成する。こうして感
光ドラム1表面には、第1のトナー像形成手段10、及
び第2のトナー像形成手段20によってそれぞれ形成さ
れた第1のトナー像、及び第2のトナー像が形成され
る。すなわち、感光ドラム1の1回転で、感光ドラム1
表面に異なる2つのトナー像を形成することができる。
ここで、例えば、2つのトナー像をそれぞれ色の異なる
2色(黒と赤)とにするときは、感光ドラム1の1回転
にによって感光ドラム1表面には、2色のトナー像が形
成されることになる。
1のトナー像の上から第2のトナー像を形成する。すな
わち、感光ドラム1表面を、第1のトナー像が形成され
ている上から第2のコロナ帯電器21によって所定の電
位に再帯電し、帯電後の感光ドラム1表面に、第1の露
光手段12によって、画像読取装置80が読み取る第2
の画像情報に基づいて静電潜像を形成し、この静電潜像
に第2の現像装置23の現像ローラ23aによってトナ
ーを付着させて第2のトナー像を形成する。こうして感
光ドラム1表面には、第1のトナー像形成手段10、及
び第2のトナー像形成手段20によってそれぞれ形成さ
れた第1のトナー像、及び第2のトナー像が形成され
る。すなわち、感光ドラム1の1回転で、感光ドラム1
表面に異なる2つのトナー像を形成することができる。
ここで、例えば、2つのトナー像をそれぞれ色の異なる
2色(黒と赤)とにするときは、感光ドラム1の1回転
にによって感光ドラム1表面には、2色のトナー像が形
成されることになる。
【0037】これらトナー像は、転写帯電器40によっ
て転写材表面に転写され、トナー像転写後の転写材は、
分離帯電器50によって感光ドラム1表面から分離され
た後、搬送部材82で定着装置に搬送され、ここで未定
着トナー像が定着され、その後、画像形成装置本体外部
に排出される。
て転写材表面に転写され、トナー像転写後の転写材は、
分離帯電器50によって感光ドラム1表面から分離され
た後、搬送部材82で定着装置に搬送され、ここで未定
着トナー像が定着され、その後、画像形成装置本体外部
に排出される。
【0038】一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、
その表面の残留トナーがクリーニング装置60によって
除去され、不要な電荷が前露光器70によって除去され
た後、第1のコロナ帯電器11による帯電から始まる次
の画像形成プロセスに供される。
その表面の残留トナーがクリーニング装置60によって
除去され、不要な電荷が前露光器70によって除去され
た後、第1のコロナ帯電器11による帯電から始まる次
の画像形成プロセスに供される。
【0039】次に、図1〜図4を参照して、送風機25
の構成及び動作について説明する。なお、図2は、送風
機25のシーケンスを示すフローチャートであり、図3
及び図4は、図1のA−A線矢視図である。
の構成及び動作について説明する。なお、図2は、送風
機25のシーケンスを示すフローチャートであり、図3
及び図4は、図1のA−A線矢視図である。
【0040】送風機25としては、例えば、貫流ファン
を使用することができる。このものは、図1に示すよう
に、羽根車25aと、前ケーシング25bと、後ケーシ
ング25cと、エア規制板25dと、アクチュエータ
(駆動手段)25eとを主要構成部材として構成されて
いる。
を使用することができる。このものは、図1に示すよう
に、羽根車25aと、前ケーシング25bと、後ケーシ
ング25cと、エア規制板25dと、アクチュエータ
(駆動手段)25eとを主要構成部材として構成されて
いる。
【0041】羽根車25aは、周方向に沿って多数配置
された前向き羽根を有し、第2のコロナ帯電器21の長
手方向に沿った回転軸を中心にして回転自在に支持され
ている。前ケーシング25bと後ケーシング25cと
は、羽根車25aによって形成された空気の流れをガイ
ドするものであり、これらにより、流入口H1 、吐出口
H2 が形成されている。突出口H2 には、第2のコロナ
帯電器21の長手方向に沿って多数のエア規制板25d
が配設されている。エア規制板25dは、ほぼ縦方向の
回転軸を有し、前ケーシング25bと後ケーシング25
cとによって、揺動自在に支持されている。エア規制板
25dの上方には、これを駆動するアクチュエータ(駆
動手段)25eが配置されている。多数のエア規制板2
5dのうち、少なくとも一部は、アクチュエータ25e
によって他のエア規制板25dとは、別個に駆動される
ように構成されている。
された前向き羽根を有し、第2のコロナ帯電器21の長
手方向に沿った回転軸を中心にして回転自在に支持され
ている。前ケーシング25bと後ケーシング25cと
は、羽根車25aによって形成された空気の流れをガイ
ドするものであり、これらにより、流入口H1 、吐出口
H2 が形成されている。突出口H2 には、第2のコロナ
帯電器21の長手方向に沿って多数のエア規制板25d
が配設されている。エア規制板25dは、ほぼ縦方向の
回転軸を有し、前ケーシング25bと後ケーシング25
cとによって、揺動自在に支持されている。エア規制板
25dの上方には、これを駆動するアクチュエータ(駆
動手段)25eが配置されている。多数のエア規制板2
5dのうち、少なくとも一部は、アクチュエータ25e
によって他のエア規制板25dとは、別個に駆動される
ように構成されている。
【0042】送風機25には、制御装置90が接続され
ている。この制御装置90は、さらに上述の画像読取装
置80に接続されており、この画像読取装置80が読み
取る画像情報に基づいて、すなわち第1のトナー像形成
手段10が感光ドラム1表面に形成する第1のトナー像
に基づいて、送風機25のエアフローを制御する。
ている。この制御装置90は、さらに上述の画像読取装
置80に接続されており、この画像読取装置80が読み
取る画像情報に基づいて、すなわち第1のトナー像形成
手段10が感光ドラム1表面に形成する第1のトナー像
に基づいて、送風機25のエアフローを制御する。
【0043】この制御は、画像形成時のイニシャル値
が、第2のコロナ帯電器21の帯電ワイヤ21cやグリ
ッド21bに飛散トナー等の異物が付着しないのに十分
なエアフローを形成することができる程度に設定されて
いる。
が、第2のコロナ帯電器21の帯電ワイヤ21cやグリ
ッド21bに飛散トナー等の異物が付着しないのに十分
なエアフローを形成することができる程度に設定されて
いる。
【0044】いま、画像形成動作が行われ(図2のS
1)、前述のように、第1のトナー像形成手段10によ
って、感光ドラム1表面に第1のトナー像が形成された
とする。このとき、図2に示すように、制御装置90に
よって送風機25による風量の制御が行われる。すなわ
ち、画像読取装置80で読み取った原稿情報を基にして
(S2)、第2のコロナ帯電器21が感光ドラム1表面
を再帯電するポイントで、感光ドラム1上にトナー像が
ある場合は送風機25の風量をイニシャルよりダウンし
(S3、S4)、トナー像がない場合は送風機25の風
量をイニシャルのままとする(S3、S5)。このよう
に、感光ドラム1の回転方向について、感光ドラム1上
のトナー像の有無により送風機25の風量の制御が行わ
れるため、第1のトナー像形成手段10によって感光ド
ラム1上に形成された第1のトナー像のトナーが飛散し
たり、感光ドラム1上で第1のトナー像が乱れたりする
ことを防止し、さらに、帯電ワイヤ21cやグリッド2
1bへの異物の付着を防止するのに十分なエアフロー力
を得ることが可能となる。
1)、前述のように、第1のトナー像形成手段10によ
って、感光ドラム1表面に第1のトナー像が形成された
とする。このとき、図2に示すように、制御装置90に
よって送風機25による風量の制御が行われる。すなわ
ち、画像読取装置80で読み取った原稿情報を基にして
(S2)、第2のコロナ帯電器21が感光ドラム1表面
を再帯電するポイントで、感光ドラム1上にトナー像が
ある場合は送風機25の風量をイニシャルよりダウンし
(S3、S4)、トナー像がない場合は送風機25の風
量をイニシャルのままとする(S3、S5)。このよう
に、感光ドラム1の回転方向について、感光ドラム1上
のトナー像の有無により送風機25の風量の制御が行わ
れるため、第1のトナー像形成手段10によって感光ド
ラム1上に形成された第1のトナー像のトナーが飛散し
たり、感光ドラム1上で第1のトナー像が乱れたりする
ことを防止し、さらに、帯電ワイヤ21cやグリッド2
1bへの異物の付着を防止するのに十分なエアフロー力
を得ることが可能となる。
【0045】上述の送風機25は、図3、図4に示すよ
うに、感光ドラム1表面の母線方向についての第1のト
ナー像の有無に応じても風量(エアフローB)を変更す
ることができる。
うに、感光ドラム1表面の母線方向についての第1のト
ナー像の有無に応じても風量(エアフローB)を変更す
ることができる。
【0046】いま、画像形成動作が行われ、第1のトナ
ー像形成手段10によって感光ドラム1上の第1のトナ
ー像が形成されたものする。このとき、第1の露光装置
12で静電潜像を形成する際に画像読取装置80で読み
取った原稿情報を基にして、第2のコロナ帯電器21が
再帯電を行うポイントにおいて、感光ドラム1表面の母
線方向についてトナー像がある部分に対しては、その部
分に対応するエア規制板25dを図4の矢印C方向に回
転させ、シャッターとして感光ドラム1上のトナー像T
に風を当てないようにする。このように、感光ドラム1
表面の母線方向についてのトナー像の有無により送風機
25の風量の制御が行われるため、トナー像Tを形成す
るトナーが感光ドラム1から飛散したり、感光ドラム1
上のトナー像Tが乱されたりするおそれがなく、さら
に、帯電ワイヤ21cやグリッド21bへの異物の付着
を防止するのに十分なエアフローを得ることができる。
ー像形成手段10によって感光ドラム1上の第1のトナ
ー像が形成されたものする。このとき、第1の露光装置
12で静電潜像を形成する際に画像読取装置80で読み
取った原稿情報を基にして、第2のコロナ帯電器21が
再帯電を行うポイントにおいて、感光ドラム1表面の母
線方向についてトナー像がある部分に対しては、その部
分に対応するエア規制板25dを図4の矢印C方向に回
転させ、シャッターとして感光ドラム1上のトナー像T
に風を当てないようにする。このように、感光ドラム1
表面の母線方向についてのトナー像の有無により送風機
25の風量の制御が行われるため、トナー像Tを形成す
るトナーが感光ドラム1から飛散したり、感光ドラム1
上のトナー像Tが乱されたりするおそれがなく、さら
に、帯電ワイヤ21cやグリッド21bへの異物の付着
を防止するのに十分なエアフローを得ることができる。
【0047】上述の送風機25によるエアフローは、感
光ドラム1表面に第1のトナー像及び第2のトナー像が
ある場合は行わす、これらトナー像が転写装置(転写帯
電器)40によって転写材上に転写するようにしてもよ
い。こうすることで、感光ドラム1上のトナー像が乱さ
れることを防止する。 〈実施の形態2〉図1及び図5に、実施の形態2を示
す。なお、以下においては、実施の形態1と異なる点に
ついての説明を行う。
光ドラム1表面に第1のトナー像及び第2のトナー像が
ある場合は行わす、これらトナー像が転写装置(転写帯
電器)40によって転写材上に転写するようにしてもよ
い。こうすることで、感光ドラム1上のトナー像が乱さ
れることを防止する。 〈実施の形態2〉図1及び図5に、実施の形態2を示
す。なお、以下においては、実施の形態1と異なる点に
ついての説明を行う。
【0048】これらの図において、30はポスト帯電器
であり、感光ドラム1表面に対向するようにして配置さ
れている。31aは、開口部を感光ドラム1表面に向け
た断面コ字形のシールドケースであり、その内側には、
帯電ワイヤ31cが張設されている。32はポスト帯電
器30を支持する支持部材であり、支持部材32は、そ
の基端側に配置された圧縮ばね33によって矢印D方向
に付勢されている。支持部材32の基端側には、軸35
aを中心に回転して支持部材32を移動させるカム35
が配置されている。上述の支持部材32、圧縮ばね3
3、そしてカム35によって、ポスト帯電器30を感光
ドラム1表面に対して接離させる移動機構を構成する。
であり、感光ドラム1表面に対向するようにして配置さ
れている。31aは、開口部を感光ドラム1表面に向け
た断面コ字形のシールドケースであり、その内側には、
帯電ワイヤ31cが張設されている。32はポスト帯電
器30を支持する支持部材であり、支持部材32は、そ
の基端側に配置された圧縮ばね33によって矢印D方向
に付勢されている。支持部材32の基端側には、軸35
aを中心に回転して支持部材32を移動させるカム35
が配置されている。上述の支持部材32、圧縮ばね3
3、そしてカム35によって、ポスト帯電器30を感光
ドラム1表面に対して接離させる移動機構を構成する。
【0049】いま、画像形成動作における転写工程が終
了して、感光ドラム1上の第1のトナー像及び第2のト
ナー像が転写材上に転写されたものとする。このとき、
図1の状態にあったカム35を回転させて図5に示す状
態にする。これにより、ポスト帯電器30は、図1に示
す動作位置、つまり感光ドラム1表面に近接した位置か
ら、矢印E方向に移動して、図5に示す退避位置、つま
り感光ドラム1表面から離間した位置に配置される。こ
うして退避位置に配置されたポスト帯電器30は、感光
ドラム1表面との間に十分に広いギャップが確保される
ので、排気ファン(不図示)や感光ドラム1の回転によ
るエアフローによって、シールトケース31a内の残留
オゾンが感光ドラム1表面から除去される。したがっ
て、残留オゾンが、停止中の感光ドラム1に悪影響を及
ぼすことがなく、その後の画像形成時に画像不良を引き
起こすことを防止し、常に良好な画像形成を行うことが
可能となる。
了して、感光ドラム1上の第1のトナー像及び第2のト
ナー像が転写材上に転写されたものとする。このとき、
図1の状態にあったカム35を回転させて図5に示す状
態にする。これにより、ポスト帯電器30は、図1に示
す動作位置、つまり感光ドラム1表面に近接した位置か
ら、矢印E方向に移動して、図5に示す退避位置、つま
り感光ドラム1表面から離間した位置に配置される。こ
うして退避位置に配置されたポスト帯電器30は、感光
ドラム1表面との間に十分に広いギャップが確保される
ので、排気ファン(不図示)や感光ドラム1の回転によ
るエアフローによって、シールトケース31a内の残留
オゾンが感光ドラム1表面から除去される。したがっ
て、残留オゾンが、停止中の感光ドラム1に悪影響を及
ぼすことがなく、その後の画像形成時に画像不良を引き
起こすことを防止し、常に良好な画像形成を行うことが
可能となる。
【0050】また、図6、図7に示すように、第2の現
像装置23が矢印G方向に退避可能な構成になっている
場合には、例えば、支持部材32の基端部32aが退避
時の現像装置23の一部に係合するように構成しておけ
ば、現像装置23の矢印G方向の退避動作に連動して、
ポスト帯電器30も離間し、図7に示す退避位置に配置
される。
像装置23が矢印G方向に退避可能な構成になっている
場合には、例えば、支持部材32の基端部32aが退避
時の現像装置23の一部に係合するように構成しておけ
ば、現像装置23の矢印G方向の退避動作に連動して、
ポスト帯電器30も離間し、図7に示す退避位置に配置
される。
【0051】この構成によると、ポスト帯電器30を感
光ドラム1表面から離間させるための特別な移動機構が
不要となる。
光ドラム1表面から離間させるための特別な移動機構が
不要となる。
【0052】上述の実施の形態1及び実施の形態2にお
いては、像担持体として感光ドラム1を用いた例につい
て説明したが、像担持体としてはこれに限定されるもの
ではなく、これに代えて、例えばベルト状のもの、いわ
ゆる感光ベルトを使用することもできる。
いては、像担持体として感光ドラム1を用いた例につい
て説明したが、像担持体としてはこれに限定されるもの
ではなく、これに代えて、例えばベルト状のもの、いわ
ゆる感光ベルトを使用することもできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
像担持体表面に形成された第1のトナー像に応じて、送
風機のエアフローを変化させるので、第1のトナー像を
形成しているトナーを飛散させてトナー像を乱すことな
く、かつ、コロナ帯電器に対する飛散トナー等の異物の
付着を有効に防止することができる。
像担持体表面に形成された第1のトナー像に応じて、送
風機のエアフローを変化させるので、第1のトナー像を
形成しているトナーを飛散させてトナー像を乱すことな
く、かつ、コロナ帯電器に対する飛散トナー等の異物の
付着を有効に防止することができる。
【0054】また、動作時に像担持体表面に近接配置さ
れるコロナ帯電器を、画像形成後に像担持体表面から離
間させることにより、コロナ帯電器に内側に残留してい
たオゾンを除去することができるので、オゾンによる像
担持体表面への悪影響をなくし、オゾンに起因するその
後の画像不良を防止して、常に良好な画像形成を行うこ
とが可能となる。
れるコロナ帯電器を、画像形成後に像担持体表面から離
間させることにより、コロナ帯電器に内側に残留してい
たオゾンを除去することができるので、オゾンによる像
担持体表面への悪影響をなくし、オゾンに起因するその
後の画像不良を防止して、常に良好な画像形成を行うこ
とが可能となる。
【図1】実施の形態1及び実施の形態2における画像形
成装置の概略構成を示す縦断面図。
成装置の概略構成を示す縦断面図。
【図2】実施の形態1の送風機の動作を示すフローチャ
ート。
ート。
【図3】図1のA−A線矢視図。
【図4】図1のA−A線矢印図。
【図5】実施の形態2における画像形成装置の概略構成
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図6】実施の形態2におけるポスト帯電器及び移動機
構の動作説明図。
構の動作説明図。
【図7】実施の形態2におけるポスト帯電器及び移動機
構の動作説明図。
構の動作説明図。
【図8】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面
図。
図。
1 像担持体(感光ドラム) 10 第1のトナー像形成手段 11 第1のコロナ帯電器 11a シールドケース 11b グリッド 11c 帯電ワイヤ 12 第1の露光装置 13 第1の帯電装置 20 第2のトナー像形成手段 21 第2のコロナ帯電器 21a シールドケース 21b グリッド 21c 帯電ワイヤ 22 第2の露光装置 23 第2の帯電装置 25 送風機 25a 羽根車 25b 前ケーシング 25c 後ケーシング 25d エア規制板 25e 駆動手段 30 コロナ帯電器(ポスト帯電器) 40 転写帯電器 50 分離帯電器 60 クリーニング装置 70 前露光器 80 画像読取装置 90 制御装置
Claims (7)
- 【請求項1】 周回自在な被帯電面を有する像担持体
と、前記被帯電面の周回方向についての上流側に配設さ
れて第1の画像情報に基づいて前記被帯電面上に第1の
トナー像を形成する第1のトナー像形成手段と、該第1
のトナー像形成手段の下流側に配設されて第2の画像情
報に基づいて前記被帯電面上に第2のトナー像を形成す
る第2のトナー像形成手段と、を備えた画像形成装置に
おいて、 前記第2のトナー像形成手段は、 前記第1のトナー像の上から前記被帯電面を帯電する第
2のコロナ帯電器と、 該第2のコロナ帯電器に向けてエアフローを形成する送
風機と、 前記第1のトナー像形成手段における画像形成条件に基
づいて前記送風機のエアフローを変化させる制御装置
と、を有する、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記制御装置は、前記第1の画像情報に
基づいて、前記送風機のエアフローの強弱を変化させ
る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記制御装置は、前記第1のトナー像の
有無に応じて前記送風機のエアフローの強弱を変化させ
る、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記送風機は、前記像担持体の被帯電面
の移動方向についての前記第1のトナー像の有無に応じ
て前記送風機のエアフローの強弱を変化させる、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記送風機は、 前記像担持体の母線方向に沿って配置された可動の複数
のエア規制板と、 これら複数の規制板をそれぞれ独立に駆動する駆動手段
とを有し、 前記制御装置は、前記像担持体の母線方向についての第
1のトナー像の有無に応じて、前記複数の規制板のうち
の一部を駆動する、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記被帯電面上の第1のトナー像及び第
2のトナー像を転写材上に転写する転写装置を有し、 前記制御装置は、前記転写材に対する前記第1のトナー
像及び第2のトナー像の転写後に、前記送風機によるエ
アフローを形成する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 周回自在な被帯電面を有する像担持体
と、前記被帯電面に対向配置されたコロナ帯電器と、を
備えた画像形成装置において、 前記コロナ帯電器を前記被帯電面に対して接離自在に配
置するとともに、 前記コロナ帯電器を、該コロナ帯電器が前記被帯電面に
対して近接する作動位置と離間する退避位置とに配置す
る移動機構、を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7268400A JPH09114335A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7268400A JPH09114335A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09114335A true JPH09114335A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17457957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7268400A Pending JPH09114335A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09114335A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6477343B1 (en) * | 1999-09-30 | 2002-11-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming method and apparatus with means for reducing the accumulation of particle on a charging device |
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1995
- 1995-10-17 JP JP7268400A patent/JPH09114335A/ja active Pending
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