JPH09113222A - 2次元位置姿勢測定用マーク、及び2次元位置姿勢測定方法及び装置 - Google Patents

2次元位置姿勢測定用マーク、及び2次元位置姿勢測定方法及び装置

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JPH09113222A
JPH09113222A JP7268901A JP26890195A JPH09113222A JP H09113222 A JPH09113222 A JP H09113222A JP 7268901 A JP7268901 A JP 7268901A JP 26890195 A JP26890195 A JP 26890195A JP H09113222 A JPH09113222 A JP H09113222A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1次元光センサの本数、および光学部品数が
大でコスト高になり、測定対象物に豆電球等の点光源を
設けなければならないので、取り扱い性が悪かった。 【解決手段】 測定対象物1の対象表面2に平行でない
2直線L1 、L2 を有するマーク3を設け、このマーク
3を少なくとも2つの1次元光センサ6a、6b上に結
像させる。1次元光センサ6a、6bは長さ方向に光の
強度分布を有したセンサ信号を出力すると、演算ユニッ
ト9はセンサ信号に基づいてマーク像3’の直線
L’1 、L’2 の位置を演算する。この演算結果から、
2直線L1 、L2の交点Pの位置と、2直線L1 、L2
の1つの傾きを演算する。例えば、この演算結果を、測
定対象物1の位置測定の基準点および姿勢測定の基準線
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2次元位置姿勢測定
用マーク、及び2次元位置姿勢測定方法及び装置に関
し、特に、マニピュレータ、回転ベルト等の移動体の位
置及び姿勢の測定において、簡素化及びコストダウンを
図り、取扱性を改善した2次元位置姿勢測定用マーク、
及び2次元位置姿勢測定方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マニピュレータによって物体を把持、及
び移動するとき、マニピュレータの位置及び姿勢を高速
に、かつ、高い精度で測定しなければならない。従来の
2次元位置姿勢測定装置として、ビジュアルフィールド
バック制御を行うために、テレビカメラ等の撮像手段を
用いたものがある。この2次元位置姿勢測定装置による
と、テレビカメラ等の撮像手段によってマニピュレータ
等の測定対象物を撮影して測定対象物の位置及び姿勢の
情報を発生し、この情報から得られた位置及び姿勢を外
部環境に固定した座標系の座標値に変換し、この座標系
の目標座標値と座標変換により得られた検出座標値との
差に応じて測定対象物の位置及び姿勢を制御する。
【0003】しかし、この2次元位置姿勢測定装置によ
ると、テレビカメラ等の撮像手段にはCCDの2次元セ
ンサが用いられており、1画面のデータの取り込み速度
は1/30秒または1/60秒である。これはマニピュ
レータのモータ制御装置のフィードバックのサイクルタ
イムが一般に1/1000秒以下であるのに比べて非常
に遅く、高速な位置決め作業には対応できない。また、
1画面の画素が500×500程度であるため、分解能
が十分でなく、更に、処理すべき情報量が多いので、高
速化のためには専用の処理回路が必要になってコストア
ップになる。
【0004】これらの課題を解決する2次元位置姿勢測
定装置あるいは2次元位置測定装置として、例えば、特
開平3−17503号公報、及び特開昭64−1800
1号公報に示されるものがある。
【0005】特開平3−17503号公報に示される2
次元位置姿勢測定装置は、正方形の4辺にそれぞれ1次
元光センサを配置し、これによって半導体ウェーハ上に
形成された格子状の切り離し線を読み取り、それぞれ対
向する辺の2対の1次元光センサの受光レベル分布及び
その差に基づいて半導体ウェーハの位置及び姿勢を測定
している。
【0006】また、特開昭64−18001号公報に示
される2次元位置測定装置は、測定対象物に豆電球等の
点光源を取り付け、この点光源を集光光学系によって集
光し、集光された光ビームをビームスプリッタで分割
し、分割された光ビームをそれぞれ直交する2方向の1
次元光センサで検出し、そのセンサ信号を対応する位置
検出回路に入力して測定対象物の位置を測定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平3−1
7503号公報の2次元位置姿勢測定装置によると、正
方形の各辺に1次元光センサを配置しているので、少な
くとも4本の1次元センサが必要になり、コスト高を招
く。
【0008】一方、特開昭64−18001号公報の2
次元位置測定装置によると、結像レンズ、かまぼこ型レ
ンズ、ビームスプリッタを含む多種の光学部品が必要に
なるので、構成が複雑化し、コスト高になる。また、豆
電球等の点光源を必要とするので、壊れを防ぐために取
り扱いに注意を要する。
【0009】従って、本発明の目的は簡素化を図ること
ができる2次元位置姿勢測定用マーク、及び2次元位置
姿勢測定方法及び装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的はコストダウンを図るこ
とができる2次元位置姿勢測定用マーク、2次元位置姿
勢測定方法及び装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は取り扱い性を改善した
2次元位置姿勢測定用マーク、2次元位置姿勢測定方法
及び装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
実現するため、第1の特徴として、所定の平面の領域内
に形成され、1つの交点を提供する平行でない2つの線
分を含み、前記1つの交点は位置測定の基準点であり、
前記2つの線分の1つは姿勢測定の基準線であることを
特徴とする2次元位置姿勢測定用マークを提供する。
【0013】本発明は、上記の目的を実現するため、第
2の特徴として、所定の第1の平面上を変位する測定対
象物の位置と姿勢を測定する2次元位置姿勢測定方法に
おいて、1つの交点を提供する平行でない2つの線分を
含み、前記測定対象物の変位に応じて変位するマークを
前記測定対象物に形成し、第2の平面に少なくとも2つ
の1次元光センサを配置し、前記マークに含まれる前記
2つの線分の2つの線分像を前記第2の平面に形成して
前記少なくとも2つの1次元光センサに長さ方向の受光
強度分布を表す受光信号を発生させ、前記受光信号に基
づいて前記2つの線分像の前記少なくとも2つの1次元
光センサ上の位置を演算し、前記少なくとも2つの1次
元光センサ上の位置に基づいて前記マークに含まれる前
記2つの線分によって提供される前記交点の位置と、前
記マークに含まれる前記2つの線分の少なくとも1つの
直線の傾斜を演算することを特徴とする2次元位置姿勢
測定方法を提供する。
【0014】本発明は、上記の目的を実現するため、第
3の特徴として、所定の第1の平面上を変位する測定対
象物の位置と姿勢を測定する2次元位置姿勢測定装置に
おいて、前記測定対象物に形成され、1つの交点を提供
する平行でない2つの線分を含み、前記測定対象物の変
位に応じて変位するマークと、第2の平面に前記マーク
に含まれる前記2つの線分の線分像を形成する像形成手
段と、前記第2の平面に配置され、前記2つの線分像に
基づいて長さ方向の受光強度分布を表す受光信号を出力
する少なくとも2つの1次元光センサと、前記受光信号
に基づいて前記2つの線分像の前記少なくとも2つの1
次元光センサ上の位置を演算する第1の演算手段と、前
記少なくとも2つの1次元光センサ上の位置に基づいて
前記マークに含まれる前記2つの線分によって提供され
る前記交点の位置と、前記マークに含まれる前記2つの
線分の少なくとも1つの線分の傾斜を演算する第2の演
算手段を具備したことを特徴とする2次元位置姿勢測定
装置を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1(a) は本発明の第1の実施の
形態における2次元位置姿勢測定装置を示す。この2次
元位置姿勢測定装置は、測定対象物1の対象表面2を照
射する光源(図示せず)と、光源によって照射された対
象表面2を撮像する撮像ユニット5と、撮像ユニット5
からのセンサ信号に基づいて測定対象物1の位置と姿勢
を演算して表示部17に表示する演算ユニット9を有す
る。測定対象物1は対象表面と平行な平面上を変位す
る。
【0016】図1(b) は対象表面2に形成されたマーク
3を示す。このマーク3は交点Pを有する平行でない2
直線L1 、L2 を持ち、対象表面2と反射率が異なる塗
料を対象表面2に塗布するか、インクでシールなどに印
刷したものを対象表面2に貼りつけても良く、あるい
は、対象表面2と反射率が異なる材質の部材を貼りつけ
ても良い。この実施の形態では、白色の対象表面2に黒
色塗料でマーク3を記しいる。直線L1 、L2 は3本以
上あってもよく、そのうち条件を満たす2本に着目すれ
ばよい。これらの直線は連続線、あるいは不連続線であ
っても良く、所定の長さの線分が定義されれば良い。
【0017】撮像ユニット5は、図1(c) に示すよう
に、結像面7に1次元光センサ6a、6bを配置してあ
り、マーク3の直線L1 、L2 は結像レンズ4により結
像面7に交点P’を有する直線L’1 、L’2 より成る
マーク像3’として結像される。この1次元光センサ6
a、6bは、1次元CCDや受光素子アレイなどで構成
され、図示しない駆動回路によって駆動される。演算ユ
ニット9は撮像ユニット5とのインターフェイス機能を
備えたマイクロコンピュータなどであり、メモリ、AL
U等のプロセッサ等を有している。
【0018】図2は、撮像ユニット5および演算ユニッ
ト9のシステムを示し、駆動回路11a、11bは、同
期信号発生器10から出力されるタイミング信号に同期
して1次元光センサ6a、6bを駆動する。1次元光セ
ンサ6a、6bのセンサ信号はアンプ12a、12bで
増幅され、A/D変換器13a、13bによりデジタル
データに変換され、メモリ14に転送される。メモリ1
4は、メモリ制御回路15から出力される書き込み/読
み出し信号に応じて、データの書き込み及び読み出しが
制御される。メモリ制御回路15はプロセッサ16から
制御信号を入力してメモリ14を制御し、プロセッサ1
6はメモリ14から読み出されたセンサ信号から測定対
象物1の位置及び姿勢を演算し、その結果を表示部17
に表示する。
【0019】前述したように、図示しない光源により対
象表面2は照らされ、マーク3を含む対象表面2からの
反射光は結像レンズ4により集光され、結像面7にマー
ク像3’を結ぶ。1次元光センサ6a、6bで検出され
た光の強度分布を表すセンサ信号は、アンプ12a、1
2bで増幅され、A/D変換器13a、13bによりデ
ジタルデータに変換され、メモリ14に転送される。こ
のデジタルデータに変換されたセンサ信号は、メモリ制
御回路15から出力される書き込み信号に応じてメモリ
14に書き込まれる。このセンサ信号は、メモリ制御回
路15から出力される読み込み信号に応じて、メモリ1
4からプロセッサ16に読み込まれ、2次元における位
置と姿勢の演算が行われる。
【0020】次に、第1の実施の形態における2次元の
位置と姿勢の演算方法について説明する。
【0021】図3はマーク3の2次元座標系における位
置と姿勢を示す。対象表面2に2次元座標系を設ける。
ライン18a、18bは1次元光センサ6a、6bによ
り検出される対象表面2上の読み取りラインである。
【0022】図4は結像面7における1次元光センサ6
a、6bとマーク像3’の直線L’ 1 、L’2 の位置の
位置関係を示す。
【0023】図3において、2次元座標系におけるi番
目の読み取りラインの直線の方程式は1次元光センサ6
a、6bの画素番号qを用いて、 〔x、y〕t =q〔ai 、bi t +〔ci 、di t (i=1、2) ・・・・・(1) と表すことができる。
【0024】ここで、〔 〕t は転置行列を表す。〔a
i 、bi t は読み取りラインの18a、18bの方向
ベクトルであり、ci 、di は0番目の画素の中心の2
次元座標系における位置である。方向ベクトル〔ai
i t の大きさは2次元座標系における1次元光セン
サ6a、6bの1画素当たりの大きさである。
【0025】測定を行う前に、各読み取りライン18
a、18bの直線の方程式を求めておく。ai 、bi
一般に定数であるが、対象表面2と結像面7が平行でな
かったり、レンズの歪みが大きく、定数として近似する
と誤差が大きいときは、ai 、bi をqの関数として表
してもよい。
【0026】図4において、1次元光センサ6a、6b
におけるマーク像3’の直線L’1、L’2 の位置q11
〜q22を求める。マーク3の直線L1 、L2 は一定の幅
を持つ線であり、その像L’1 、L’2 の部位では、セ
ンサ値は低くなる。よって、マーク像3’の直線
L’1 、L’2 の位置qij(i=1、j=1、2)は、
図5に示すように、その近傍で適当な閾値I以下の範囲
の画素データを用いて、例えば、斜線で示す部分の重心
位置として求める。そのときの重心位置qijは、例え
ば、式(2)で計算する。
【数1】 ここで、D(q)は画素qにおける出力値、Dbはバッ
クグランドレベルを表す。
【0027】こうして求めたマーク像3’の直線
L’1 、L’2 の位置q11〜q22を式(1)に代入し、
2次元座標系におけるマーク3の直線L1 、L2 の位置
11〜A22が得られる。点Aijを(xij、yij)とし、
点A11とA21から直線L1 を、点A 21とA22から直線L
2 を復元し、対象表面2上におけるこれらの直線の方程
式は、 L1 :(x21−x11)(y−y11)=(y21−y11)(x−x11) ・・・・・(3) L2 :(x22−x12)(y−y12)=(y22−y12)(x−x12) ・・・・・(4) となる。直線L1 とL2 の交点P(x、y)をマーク3
の位置とし、交点Pは、 〔x、y〕t =B-1U ・・・・・(5)
【数2】 として、求めることができる。また姿勢は直線L1 がy
軸と平行なときを基準の姿勢(θ=0)とすると、図3
に示すように、
【数3】 として、求めることができる。
【0028】以上説明した手順で演算することにより、
2次元での位置と姿勢を求めることができる。この演算
はプロセッサ16で行われる。
【0029】図6はプロセッサ16で行われる演算をフ
ローチャートで示しており、ステップS1 、S2 、S3
で位置が測定でき、ステップS1 、S2 、S4 で姿勢が
測定できる。
【0030】以上、A11〜A22の4点より交点Pの位置
を演算したが、直線L1 とL2 の交差する角度が既知の
とき、A11〜A22のうち3点を用いても演算は可能であ
る。例えば、A11、A21、A22の3点から演算する場合
を説明する。図21は本演算を説明するために記した図
である。図22において、三角形A21PA22の内角Pの
角度αが既知のとき、外接円πの方程式は求められ、点
Pは外接円πと直線L 1 の交点として演算できる。以下
説明する。
【0031】外接円πの中心Cの座標を(cx
y )、半径をRとするとき、外接円πの方程式は (x−cx 2 +(y−cy 2 =R2 ・・・・・(10) となる。
【0032】内角Pの角度がαのとき、半径Rは正弦法
則より式(11)で得られる。
【数4】
【0033】また点A21、A22は外接円π上の点である
ので、 R2 =(x21−cx 2 +(y21−cy 2 =(x22−cx 2 +(y22−cy 2 ・・・・・(12) という関係式が得られ、式(11)(12)より外接円
の中心Cの座標(cx 、cy )を演算すると、
【数5】
【数6】 となる。解は2つあるが、線分A2122に対して点Pの
ある側がわかっているので、Cの座標は1つに決定でき
る。例えば図22の場合ではcy が大きい値をとる側と
して決定できる。
【0034】こうして得られた外接円πの方程式(1
0)と、直線L1 の方程式(3)より、外接円πと直線
1 の交点を演算する。交点(xp 、yp )の値は、
【数7】
【数8】 とそれぞれ解が2つ得られる。1つは点Pであり、もう
1つは点A21である。点A21の値はわかっているので、
点A21でない側が点Pの座標として求まる。この場合の
演算のフローチャートを図23に示す。図24は以上述
べた演算を開口を通して得られたマーク像3’に適用し
たときのフローチャートを示す。
【0035】マーク3の形状は、図7(a) に示すよう
に、直線L1 とL2 は離れていてその延長線上に交点
(図示せず)があっても良く、図7(b) で示すように、
交差した形でもよい。また、マーク3の直線L1 とL2
は読み取りライン18a、18bにおいて直線と検知さ
れればいいので、図7(c) に示すように、不連続でもよ
い。また、図7(d) に示すように、直線L1 、L2 をく
り抜いたように形成したマークでもよい。また、図7
(e) に示すように、マーク3の輪郭線を直線L1 、L 2
として使用してもよい。また図7(f) に示すように、直
線L1 、L2 の交差する角度αが既知のときは、直線L
1 、L2 のうち、どちらか1つが2つの読み取りライン
で検出されていればよい。マークは直線以外に曲線部を
含んでいても、少なくとも読み取りライン18a、18
bと交差する部位、つまり1次元光センサ6a、6bで
検出される部位が直線であればよい。更に、溝や凸部に
よってマーク3を形成しても良く、また、直線状の光源
を使用したり、蛍光塗料を塗布してマーク3を形成して
も良い。また、計測対象物1が光透過性であれば、光透
過率の異なる材質の部材でマーク3を形成しても良い。
【0036】更に、測定する対象が、板状のように薄い
部材であれば、マーク3の替わりに開口を設け、測定対
象物1を挾み、撮像ユニット5と反対側から光を照射し
て漏れてくる光を検出しても良い。
【0037】更に、図8に示すように、測定対象物1の
対象表面2に、対象表面2の隣接しない2つの角の頂点
を結ぶように直線L2 をマーク3の一部として形成し、
対象表面2の対向する2辺のエッジをマーク3の直線L
1 、L2 として利用することにより、直線L1 ’〜
2 ’を有するマーク像3’を撮像ユニット5の結像面
7に結像させるようにしても良い。
【0038】図9は、図7(d) に示すマークを利用した
場合の結像面7に結像したマーク像3’と、1次元光セ
ンサ6a、6bによって検出されたセンサ信号の強度分
布と、閾値Iとの関係を示す。図4と共通する部分は共
通する引用数字および引用符号で示したので、重複する
説明は省略する。
【0039】図10は結像面7における1次元光センサ
6a、6bの配置の変形例を示し、(a) のように非平行
に配置したり、(b) のように直交して配置しても良い。
【0040】図11(a) 〜(d) は結像面7における1次
元光センサ6a、6bの配置の他の変形例を示す。(a)
では、直線L1 ’が1次元光センサ6a、6bに結像
し、直線L2 ’が1次元光センサ6b、6cに結像して
いる。(b) では、直線L1 ’が1次元光センサ6a、6
bに結像し、直線L2 ’が1次元光センサ6c、6dに
結像している。(c) では、直線L1 ’が1次元光センサ
6a、6bに結像し、直線L2 ’が1次元光センサ6
b、6cに結像している。(d) では、交点P’が1次元
光センサ6a、6bによって形成される領域内に位置し
ている。一方、(a)、(b) では、交点P’が領域外に位
置している。
【0041】図12は、結像レンズ4aと1つの1次元
光センサ6aを有する撮像ユニット5aと、結像レンズ
4bと1つの1次元光センサ6bを有する撮像ユニット
5bによって対象表面2上の読み取りライン18a、1
8bを読み取る変形例を示している。
【0042】図13はセルフォックレンズアレイ26
a、26bを結像レンズとして有する撮像ユニット5を
示す。セルフォックレンズアレイ26a、26bは正立
等倍実像を形成するレンズであり、対象表面2が上下に
多少変動しても、ピントの合う範囲で2次元の位置と姿
勢の測定はできる。セルフォックレンズアレイ26a、
26bの下方には、結像面7a、7b上に配置された1
次元光センサ26a、26bが設けられている。
【0043】以上述べた各変形例においても、前述した
(5)式及び(6)式より位置および姿勢を測定するこ
とができる。
【0044】次に、マーク3の直線L1 、L2 の交点P
の検出精度を検討する。例えば、図14に示すように、
xy座標系において、読み取りライン18a、18bが
y=1およびy=−1、直線L1 、L2 の交点が(0、
w)、直線L1 が読み取りライン18bとなす角度が4
5度、直線L1 とL2 のなす角度が90度とし、このと
きの交点Pの座標(x、y)の検出精度を検討する。読
み取りライン18a、18bにおける直線L1 、L2
位置の検出誤差が、平均零、標準偏差σs の正規分布に
それぞれ従うとき、交点Pの座標(x、y)の検出誤差
をシミュレートすると、それらの標準偏差σx 、σ
y は、
【数9】 と近似される。
【0045】図15にこのグラフを示す。w=0のと
き、つまり交点Pが読み取りライン18a、18bの中
心にあるほど検出精度が高いといえる。直線L1 の傾き
や直線L1 とL2 のなす角度の値が異なる場合でも、σ
x 、σy の絶対値は異なるが、交点Pが読み取りライン
18a、18bの中心にあるほど検出精度が高いという
特徴は同様である。また、読み取りライン18a、18
bが平行になっていない場合でも、同じように直線
1 、L2 の交点Pが比較的内側にあるほど検出精度が
高い。このこともシミュレーションにより確認された。
【0046】次に図16に示すように、xy座標系にお
いて、読み取りライン18a、18b、18cがy=
1、x=−1、およびx=1、直線L1 、L2 の交点P
が(0、w)、直線L1 が読み取りライン18aとなす
角度が45度、直線L1 とL2のなす角度が90度と
し、このときの交点Pの座標(x、y)の検出精度を検
討する。読み取りライン18a、18b、18cにおけ
る直線L1 、L2 の位置の検出誤差が、平均零、標準偏
差σs の正規分布にそれぞれ従うとき、交点Pの座標
(x、y)の検出誤差をシミュレートする。
【0047】図17はそれらの標準偏差σx 、σy を示
す。この場合も直線L1 、L2 の交点Pが内側にあるほ
ど検出精度が高い。
【0048】以上のように、マークの読み取りラインが
2つの場合も、3つの場合も、検出精度を少しでも高め
るには、図11(c) 、(d) に示すように、マーク3の直
線L 1 、L2 の交点Pが読み取りライン18a、18b
の内側になるように、マーク3および読み取りライン1
8a、18bを設定することが望ましい。
【0049】図18は、本発明の第2の実施の形態にお
ける2次元位置姿勢測定装置を示し、図1と同一の部分
には、同一の引用数字および引用符号を付したので重複
する説明を省略する。この2次元位置姿勢測定装置は、
一定の幅の開口より成る直線L1 、L2 を有するマーク
3を設けた板状の測定対象物1と、測定対象物1に向け
て光を照射する光源21、測定対象物1を挟んで光源2
1と反対側にある1次元イメージユニット19、1次元
イメージユニット19からのセンサ信号に基づいてマー
ク3の2次元の位置と姿勢を演算する演算ユニット9か
ら構成されている。直線L1 、L2 は、例えば、一定の
幅を持ち、これらの直線の方程式は交点を有する。光源
21は、例えば、ランプ22からの光を投光レンズ23
により平行光にして測定対象物1に照射する。1次元イ
メージユニット19は、受光面20に1次元光センサ6
a、6bを配置している。このユニット19の受光面2
0上にマーク像3’の直線L’1 、L’2 が1次元光セ
ンサ6a、6bを横切るように形成される。
【0050】演算ユニット9は1次元イメージユニット
19とのインターフェイス機能を備えたマイクロコンピ
ュータなどで構成される。測定対象物は任意の平面と平
行に変位しており、ある平面上におけるこの測定対象物
の2次元の位置と姿勢を測定するとき、測定したい平面
上に2次元座標系を設定し、光源21と1次元イメージ
ユニット19は以下のように配置される。光源21から
の照射光の光路が2次元座標系をもうけた平面と直交す
るように光源21を配置する。また受光面が照射光の光
路と直交するように1次元イメージユニット19を配置
する。1次元イメージユニット19と演算ユニット9の
システムは図2と同じにつき省略する。
【0051】次に、第2の実施の形態における2次元の
位置と姿勢の演算方法について説明する。
【0052】まずは、投影されたマーク像3’の直線
L’1 、L’2 の1次元光センサ6a、6bの位置を求
める。
【0053】図19は、1次元光センサ6a、6bと、
マーク3’の直線L’1 、L’2 の位置関係を示す。前
述したように、直線L1 、L2 は一定の幅を持つ線であ
り、マーク像3’の直線L1 ’とL2 ’の部位では出力
値は大になっている。よって、i番目の1次元光センサ
上におけるj番目のマーク像3’の直線L’1 、L’ 2
の位置qij(i=1、2、j=1、2)は、例えば、そ
の近傍で適当な閾値I以上の範囲の画素データqを用
い、式(8)のように演算して求める。
【数10】 ここで、D(q)は画素qにおける出力値である。
【0054】また、2次元座標系において、i番目の1
次元光センサは、画素番号qを用いて、 〔x、y〕t =q〔ai 、bi t +〔ci 、di t (i=1、2) ・・・・・(9) と表すことができる。ここで、〔ai 、bi t は大き
さが画素幅の方向ベクトル、〔ci 、di t は0番目
の画素の中心座標である、このとき、1次元光センサ6
a、6b上のマーク像3’の直線L’1 、L’2 の位置
11、q22は、式(9)により2次元座標系における開
口の直線L1 、L2 の位置A11〜A22に変換される。次
にA11とA21から直線L1 を、点A21とA22から直線L
2 を復元し、直線L1 がy軸と平行なときを基準の姿勢
(θ=0)とするとき、第1の実施の形態と同様に、式
(5)(6)により測定対象物1の2次元の位置と姿勢
を求めることができる。
【0055】以上説明した手順で演算することにより、
2次元の位置と姿勢を求めることができる。
【0056】図20はステップS1 〜S4 を有する演算
のフローチャートを示す。
【0057】また先の実施例と同様に、直線L1 とL2
の交差する角度が既知のとき、式(5)でP’の位置を
求めるかわりに、第一の実施の形態と同様に、A11〜A
22のうち3点を用いても演算は可能である。たとえば、
11、A21、A22の3点から演算する場合には、三角形
21P’A22の外接演算手段と直線L1 ’の交点として
P’の位置を演算できる。この場合の演算フローチャー
トを図24に示す。
【0058】また、測定対象物が光を透過する材質なら
ば、開口を設けるのではなく、開口のかわりに対象上に
透過率の異なる材質で交点を有する2直線を持つマーク
を印刷等で設けても良い。この場合のマーク像3’の直
線L1 、L2 の位置は、第1の実施の形態と同様に、セ
ンサ信号の低下する位置として検出される。
【0059】以上は、1次元光センサ6a、6bが同一
の受光面にある場合において説明したが、1次元光セン
サ6a、6bが同一の面にない場合でも、透過光の光路
が各1次元光センサに対して直交しているので、2次元
座標系におけるマーク像3’の位置は変わらず、同様に
測定が行える。
【0060】またマーク3の条件についてであるが、2
次元座標系のある平面に投影されたマーク像3が1次元
光センサ6a、6bで検出される部位が直線でればよ
く、L 1 、L2 は直線でなくてもよい。よって測定対象
物が板状以外でも測定は可能である。
【0061】図21は測定対象物1の輪郭線によって定
義される直線L1 、L2 より成るマーク3を利用するも
ので、図8および図18と共通する部分は共通する引用
数字および引用符号によって表したので重複する説明は
省略する。ここで、測定対象物1の輪郭線によって直線
1 、L2 を定義したが、垂直の壁面に突出した直線状
の部分があれば、その部分のプロフィルを直線L1 、L
2 とすることができる。
【0062】
【発明の効果】本発明の2次元位置姿勢測定装置用マー
ク、及び2次元位置姿勢測定方法及び装置によれば、測
定対象物に互いに平行でない2つの線分を見つければ、
その幾何学的情報を用いることなく、かつ、結像レンズ
以外の光学部品を用いることなく、少なくとも2つの1
次元光センサを使用するだけで2次元の位置と姿勢を所
定の精度で測定することができる。従って、構成の簡素
化およびコストダウンを図ることができる。また、輝点
としての豆電球などの点光源を付ける必要がないので、
測定対象物の取り扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における2次元位置
姿勢測定装置を示し、(a) は全体の説明図、(b) は(a)
の下方より見た対象表面のマークの説明図、(c) は(a)
の下方より見た結像面の1次元光センサの説明図。
【図2】第1の実施の形態におけるシステムのブロック
図。
【図3】マークの2次元座標系における位置と姿勢の説
明図。
【図4】第1の実施の形態の結像面における1次元光セ
ンサとマーク像の直線の位置関係を示す説明図。
【図5】第1の実施の形態における重心の算出の説明
図。
【図6】第1の実施の形態のマークの2次元座標系にお
ける位置と姿勢の説明図。
【図7】マークの変形例を示す説明図。
【図8】測定対象物の輪郭線をマークとして利用する変
形例を示す説明図。
【図9】マークの輪郭線を利用する変形例において、結
像面における1次元光センサとマーク像の直線の位置関
係を示す説明図。
【図10】(a) および(b) は結像面における1次元光セ
ンサの配置の変形例を示す説明図。
【図11】(a) 〜(d) はマークの読み取り形態の変形例
を示す説明図。
【図12】撮像ユニットの変形例を示す説明図。
【図13】撮像ユニットの別の変形例を示す説明図。
【図14】マークの直線の交点の位置と2つの読み取り
ラインの位置関係を示す説明図。
【図15】図14におけるマークの直線の交点の位置と
交点位置検出誤差の標準偏差のグラフ。
【図16】マークの直線の交点の位置と3つの読み取り
ラインの位置関係を示す説明図。
【図17】図16におけるマークの直線の交点の位置と
交点位置検出誤差の標準偏差のグラフ。
【図18】本発明の第2の実施の形態における2次元位
置姿勢測定装置を示す説明図。
【図19】第2の実施の形態における受光面の1次元光
センサとマーク像の直線の位置関係を示す説明図。
【図20】第2の実施の形態の2次元の位置と姿勢を演
算するフローチャート。
【図21】第2の実施の形態において測定対象物の輪郭
線を利用した変形例を示す説明図。
【図22】マーク3の2直線L1 、L2 の3点と2直線
1 、L2 の交差角に基づいて位置と姿勢を求める演算
例を示す説明図。
【図23】図22の演算を示すフローチャート。
【図24】測定対象物に形成された開口を通った光によ
って形成されたマーク像3’の2直線L1 、L2 の3点
と2直線L1 、L2 の交差角に基づいて位置と姿勢を求
める演算のフローチャート。
【符号の説明】
1 測定対象物 2 対象表面 3 マーク 3’ マーク像 4,4a,4b 結像レンズ 5,5a,5b 撮像ユニット 6a〜6d 1次元光センサ 7 結像面 9 演算ユニット 10 同期信号発生器 11a,11b 駆動回路 12a,12b アンプ 13a,13b A/D変換器 14 メモリ 15 メモリ制御回路 16 プロセッサ 17 表示部 18a,18b 読み取りライン 19 1次元イメージユニット 20 受光面 21 光源 22 ランプ 23 投光レンズ 26a,26b セルフォックレンズアレイ L1 ,L2 マークの直線 L’1 ,L’2 マーク像の直線 P マークの2直線の交点 P’ マーク像の2直線の交点

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の平面の領域内に形成され、1つの
    交点を提供する平行でない2つの線分を含み、前記1つ
    の交点は位置測定の基準点であり、前記2つの線分の1
    つは姿勢測定の基準線であることを特徴とする2次元位
    置姿勢測定用マーク。
  2. 【請求項2】 前記交点は、前記所定の領域内に提供さ
    れる請求項第1項記載の2次元位置姿勢測定用マーク。
  3. 【請求項3】 前記交点は、前記所定の領域外に提供さ
    れる請求項第1項記載の2次元位置姿勢測定用マーク。
  4. 【請求項4】 前記交点は、前記2つの線分、及び前記
    2つの線分と交わる少なくとも2つの検出ラインによっ
    て囲まれる領域の外側に提供される請求項第2項記載の
    2次元位置姿勢測定用マーク。
  5. 【請求項5】 前記交点は、前記2つの線分、及び前記
    2つの線分と交わる少なくとも2つの検出ラインによっ
    て囲まれる領域の内側に提供される請求項第2項記載の
    2次元位置姿勢測定用マーク。
  6. 【請求項6】 所定の第1の平面上を変位する測定対象
    物の位置と姿勢を測定する2次元位置姿勢測定方法にお
    いて、 1つの交点を提供する平行でない2つの線分を含み、前
    記測定対象物の変位に応じて変位するマークを前記測定
    対象物に形成し、 第2の平面に少なくとも2つの1次元光センサを配置
    し、 前記マークに含まれる前記2つの線分の2つの線分像を
    前記第2の平面に形成して前記少なくとも2つの1次元
    光センサに長さ方向の受光強度分布を表す受光信号を発
    生させ、 前記受光信号に基づいて前記2つの線分像の前記少なく
    とも2つの1次元光センサ上の位置を演算し、 前記少なくとも2つの1次元光センサ上の位置に基づい
    て前記マークに含まれる前記2つの線分によって提供さ
    れる前記交点の位置と、前記マークに含まれる前記2つ
    の線分の少なくとも1つの直線の傾斜を演算することを
    特徴とする2次元位置姿勢測定方法。
  7. 【請求項7】 前記マークは、前記測定対象物のエッ
    ジ、あるいはプロフィルを前記2つの線分の少なくとも
    1つの線分として定義することにより形成される請求項
    第6項記載の2次元位置姿勢測定方法。
  8. 【請求項8】 前記マークは、前記2つの線分の少なく
    とも1つの線分として定義される光透過用の開口を前記
    測定対象物に設けることによって形成される請求項第6
    項記載の2次元位置傾斜測定方法。
  9. 【請求項9】 前記マークは、前記測定対象物と反射率
    が異なる材料を前記測定対象物に塗布、貼布、あるいは
    被覆して前記2つの線分の少なくとも1つの線分を定義
    することにより形成される請求項第6項記載の2次元位
    置姿勢測定方法。
  10. 【請求項10】 前記マークは、前記測定対象物を光透
    過性にするとともに前記測定対象物に、前記測定対象物
    と光透過率が異なる材料を前記表面に塗布、貼布、ある
    いは被覆して前記2つの線分の少なくとも1つの線分を
    定義することにより形成される請求項第6項記載の2次
    元位置姿勢測定方法。
  11. 【請求項11】前記少なくとも2つの1次元光センサの
    前記第2の平面における配置は、段差のある少なくとも
    2つの平面に前記少なくとも2つの1次元光センサを分
    けて配置する請求項6記載の二次元位置姿勢測定方法。
  12. 【請求項12】 所定の第1の平面上を変位する測定対
    象物の位置と姿勢を測定する2次元位置姿勢測定装置に
    おいて、 前記測定対象物に形成され、1つの交点を提供する平行
    でない2つの線分を含み、前記測定対象物の変位に応じ
    て変位するマークと、 第2の平面に前記マークに含まれる前記2つの線分の線
    分像を形成する像形成手段と、 前記第2の平面に配置され、前記2つの線分像に基づい
    て長さ方向の受光強度分布を表す受光信号を出力する少
    なくとも2つの1次元光センサと、 前記受光信号に基づいて前記2つの線分像の前記少なく
    とも2つの1次元光センサ上の位置を演算する第1の演
    算手段と、 前記少なくとも2つの1次元光センサ上の位置に基づい
    て前記マークに含まれる前記2つの線分によって提供さ
    れる前記交点の位置と、前記マークに含まれる前記2つ
    の線分の少なくとも1つの線分の傾斜を演算する第2の
    演算手段を具備したことを特徴とする2次元位置姿勢測
    定装置。
  13. 【請求項13】 前記マークは、前記2つの線分の少な
    くとも1つの線分が前記2つの測定対象物のエッジ、あ
    るいはプロフィルによって構成される請求項第12項記
    載の2次元位置姿勢測定装置。
  14. 【請求項14】 前記マークは、前記2つの線分の少な
    くとも1つの線分が前記測定対象物に形成された光透過
    用の開口によって構成される請求項第12項記載の2次
    元位置姿勢測定装置。
  15. 【請求項15】 前記マークは、前記2つの線分の少な
    くとも1つの線分が前記測定対象物に前記測定対象物と
    反射率が異なる材料を塗布、貼布、あるいは被覆するこ
    とによって構成される請求項12項記載の2次元位置姿
    勢測定装置。
  16. 【請求項16】 前記測定対象物は、光透過性の材料に
    よって構成され、前記マークは、前記2つの線分の少な
    くとも1つの線分が前記測定対象物に前記透過性の材料
    と異なる光透過率を有する材料を塗布、貼布、あるいは
    被覆することによって構成される請求項12記載の2次
    元位置姿勢測定装置。
  17. 【請求項17】前記像形成手段は、前記2つの線分像を
    段差のある少なくとも2つの平面に分けて形成する構成
    を有し、 前記少なくとも2つの1次元光センサは、前記段差のあ
    る少なくとも2つの平面に分けて配置される構成を有す
    る請求項12記載の2次元位置姿勢測定装置。
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