JPH09111746A - 注入制御装置 - Google Patents
注入制御装置Info
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- JPH09111746A JPH09111746A JP26663295A JP26663295A JPH09111746A JP H09111746 A JPH09111746 A JP H09111746A JP 26663295 A JP26663295 A JP 26663295A JP 26663295 A JP26663295 A JP 26663295A JP H09111746 A JPH09111746 A JP H09111746A
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Abstract
ることができると共に、基礎岩盤の透水性に関する信頼
性の高い試験結果を効率良く得ることができる注入制御
装置を提供する。 【解決手段】試験孔2の孔口2aから試験区間Lに達す
るように注入管3が挿入され、注入管3は注入ホース1
1を介して、グラウト流量計15に接続される。グラウ
ト流量計15は、グラウト流量計検出部15aとグラウ
ト流量計記録部15bから構成され、グラウト流量計検
出部15aは圧力検出器14、流量検出器13、三方バ
ルブ16が注入ホース11により接続されている。この
グラウト流量計検出部15aはグラウト流量計記録部1
5bを介してデータレコーダ18と接続されている。デ
ータレコーダ18は、条件設定部18aと演算処理部1
8bと表示部18cとから構成されている。
Description
伴う地盤改良工事に於けるグラウト注入工法に係わり、
特に地盤中へ注入する流体を加圧制御すると共に岩盤の
透水性を調べることができる注入制御装置に関する。
て、様々な方法により地盤強化が行われている。中でも
グラウトと呼ばれる注入材を地盤内部に注入し、このグ
ラウトを凝固させることによって地盤の強化を図るグラ
ウト注入工法が広く普及している。
率を低下させるだけでなく、基礎及び堤体の安全に係わ
る重要な問題である。すなわち、ダムの基礎岩盤は、堤
体の自重及び堤体を通して伝えられる水圧に耐えられる
だけの強度を有していなければならないことは勿論であ
るが、貯水池の水が流出しないだけの止水性も併せて有
していなければならない。したがってダム建設に際して
は、基礎岩盤の透水性を把握する必要があり、基礎岩盤
の透水性の把握はダム基礎の調査における重要な項目の
一つである。グラウト注入工法に先だって実施される透
水試験用の設備、装置は透水試験専用として設けられる
ことは希であり、通常はグラウト注入工法に使用する設
備、装置を転用して透水試験を実施する。
目的として実施される透水試験は、ルジオンテストと呼
ばれるものである。ルジオンテストとは、ボーリング孔
に水を注入する方法、すなわち透水試験における一種の
圧入法で、10kgf/cm2 の注入圧力のもとで試験
孔長1m当たりの毎分の注入量(l/min)を測定す
るものであり、このようにして得られた値をルジオン値
という。なお、ルジオンテストにより評価された透水性
等は、ダム建設位置の選定、掘削線の決定、グラウチン
グの計画及びグラウチングの結果の判定等に利用されて
いる。
注入制御装置の一例を図面により具体的に説明する。図
5は、従来の注入制御装置の一例を示す概略構成図、図
6は、試験区間の注入圧力−注入量曲線、図7は、有効
注入圧力における標準的な注入圧力パターンを示す図で
ある。
により必要な深さの試験孔(孔径は原則として66m
m)2が掘削され、この試験孔2内の下端部には試験区
間L(5m程度)が設定されている。試験孔2の孔口2
aから試験区間Lに達するように注入管3が挿入され、
この注入管3の下端部外周には試験孔2の内壁との間に
パッカー4が設けられ、このパッカー4により試験区間
Lの止水が行なわれる。また、試験孔2から地上に突出
する注入管3の上端には注入圧力を自記記録できる圧力
計8が設けられ、さらに注入ホース11を介して自記記
録可能な流量計5と流量を調整するためのバルブ6と注
入液体を圧送するための注入ポンプ7が接続されてい
る。なおバルブ6と注入ポンプ7とを接続する注入ホー
ス11の途中には下方向に排水管9が接続されている。
装置の試験動作は以下の通りである。すなわち、注入ポ
ンプ7を駆動し、バルブ6を開いて注入液体10を注入
管3から試験孔2の試験区間L内に注入して圧力水、す
なわち注入圧力を試験区間Lにかけ、定水圧状態にして
試験区間の透水試験を行う。この際、注入管の口元圧力
(kgf/cm2 )をP0 、圧力計8から試験区間の中
央までの標高差(m)をh1 、地下水位から試験区間L
の中央までの水頭、または被圧水の場合にはそれに相当
する水頭(m)をh2 、管内抵抗による損失水頭(m)
をh3 、水の単位体積重量(1tf/m3 =0.1kg
f/cm3 /m)をΥw とすると、試験区間Lに作用す
る有効注入圧力Pは次式によって表される。
には注入管内壁の摩擦によるものと口径の増減等による
ものとがある。ここで管内抵抗による損失水頭(h3 )
を求めるには、既に数多くの注入管による実験が実施さ
れ、注入量(l/min)をQ、注入管長さ(m)をl
とし、管内損失係数をα、パッカー部の損失係数をβと
すると、注入管内抵抗による損失水頭(h3 )は次式に
よって近似できることが知られている。
いるJIS規格φ40.5mmのボーリングロッド(一
本当たり長さ3m、内径31mm、継ぎ手長110m
m、継ぎ手内径17mmで比較的新しいもの)を用い、
流量が著しく多くない時では、α=7×10-5(min
2 /l2 )、β=0(min2 /l2 )、X=2、Y=
0が提唱されている。
と、ルジオンテストを実施する際には図7に示すよう
に、地上から試験区間Lにかける注入圧力を低圧から高
圧へと数段階に分けて徐々に昇圧し、最大注入圧力段階
に至った後には昇圧とほぼ同様に降圧を行なう。そして
各圧力段階において、その都度定水位状態に保ちつつ注
入量を測定する。その結果を縦軸に注入圧力(P)、横
軸に注入量(Q)をとってグラフ化したものが、図6に
示す注入圧力−注入量曲線(略称P−Q曲線)である。
ここで、注入圧力−注入量曲線が原点を通る直線に乗っ
ていれば、その直線の圧力10kgf/cm2 のところ
の単位注入量を読み取った値がルジオン値LU となる。
一方、曲線が途中で折れ曲がる場合は、原点を通る直線
の方を延長して、圧力10kgf/cm2 のところの単
位注入量を読み取り、それを換算ルジオン値とすること
にしている。また、注入圧力−注入量曲線はルジオン値
を求めるだけでなく、限界圧力を求めたり、地盤の透水
特性や試験の信頼性を知る上で重要な資料となる。な
お、注入圧力−注入量曲線において、注入量が急増する
点、すなわち図6におけるA点の注入力を限界圧力と言
い、これは圧力水によって地盤の割れ目を充填している
細粒分が流れたり、地盤の割れ目が拡大したりする時に
生じる現象であり、地盤の透水特性を知り、グラウチン
グの注入圧力を決定する上で重要な指標となる。
際のルジオンテストの結果から作成した注入圧力−注入
量曲線の例を示したものである。図8からわかるよう
に、実際の試験に基づく注入圧力−注入量曲線の中に
は、同じ注入圧力でも昇圧時と降圧時で注入量が異なる
など、非常に複雑な曲線になることがある。特に透水性
の高い岩盤では一般的に複雑な注入圧力−注入量曲線に
なる。これは、試験時の注入圧力の管理は注入管の口元
圧力によって行なうが、注入管の中を伝わっていくうち
に圧力損失が生じたり、地山の方から地下水圧が働くと
いった影響を受けるためである。したがって試験区間L
が地下深くなる場合には、試験区間Lまでの深さや地下
水位を考慮し、さらに注入量が多くなれば注入管の管内
抵抗による損失水頭を考慮する必要がある。注入管路に
おける損失水頭は、管内の摩擦損失水頭、縮小損失水
頭、拡大損失水頭、弁類損失水頭、わん曲折曲損失水
頭、分岐合流損失水頭などがあるが、ルジオンテストに
おいて特に問題になるのは、摩擦損失水頭(Hc1)、縮
小損失水頭(Hc2)、拡大損失水頭(Hc3)である。し
たがって、全損失水頭(Hc )は次式で表される。
入管の長さをl、注入管の直径をd、流速をvとすると
Weisbachの式と呼ばれる次式が成り立つ。
粗度がわかれば、あらゆる種類の管路における摩擦損失
水頭の計算に適用できる。
入作業及び透水試験においては注入点及び試験点の圧力
は、対象となる圧力段階の注入作業及び試験が終了した
後のデータ処理段階において、流量計で検出した注入管
の口元圧力に対して地下水位および管内損失水頭の補正
を加えて、有効圧力としていた。すなわち注入作業及び
試験終了後にデータ補正処理した後でなければ注入点及
び試験点の有効圧力を把握することができなかった。
を計算し設定圧力値をその都度変更しながら試験を実施
することは不可能ではない。しかしながら、値が比較的
安定している地下水位の補正値の計算は容易であるが、
流速の二乗に比例する管内損失の補正値の計算は煩雑で
あり、また補正値を加えて圧力を設定し直すと、流量も
変化し、流量を変数とする数式2で示される圧力補正値
も変化する。実際の試験では、この計算、圧力設定を圧
力、流量の値が安定するまで試行錯誤しながら繰り返し
行うことが必要であり、この調整に手間がかかり、長時
間を要したり、場合によっては再試験をする必要がある
という問題があった。
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
注入作業中及び透水試験中に注入点及び試験点の圧力す
なわち有効圧力を補正することによって、再試験や予備
試験を実施せずに、自動的に補正値を算出することが可
能となり、その結果、岩盤内への注入材の注入作業を効
率良く実施することができると共に、基礎岩盤の透水性
に関する信頼性の高い試験結果を効率良く得ることがで
きる注入制御装置を提供することである。
めに、請求項1記載の注入制御装置は、注入液体が貯溜
された水槽と、前記注入液体を、岩盤に掘削した試験孔
内に設けられた試験区間に供給する注入管と、前記注入
液体を前記注入管に圧送するための注入ポンプと、前記
注入ポンプと前記注入管を連結する注入ホースを備え、
前記注入ホース途中には、前記注入液体の流量及び圧力
を制御するための弁手段と、前記注入液体の流量及び圧
力を検出するためグラウト流量計検出部と、前記グラウ
ト流量計検出部で検出されたデータを記録するグラウト
流量計記録部とを有する注入制御装置において、注入作
業及び透水試験に必要な諸条件を設定する条件設定手段
と、これらの諸条件に基づき注入点及び試験点の設定圧
力に対する地下水位と注入管の管内損失水頭のうち少な
くとも一方による補正値を算出し、前記補正値に基づき
注入点及び試験点の圧力を算出し、前記注入点及び試験
点の圧力に基づき前記弁手段の制御目標値を算出する演
算処理手段と、前記演算処理手段で算出された結果を表
示する表示手段から成るデータレコーダ−を備えたこと
を特徴とする。
発明によれば、流量及び圧力の検出から記録、補正値の
算出等の演算処理までの全過程を注入作業中及び試験中
に自動的に行うことができるため、再試験や予備試験を
行う必要がなく、正確で迅速な注入作業及び透水試験を
実施することができる。
処理手段に、注入管の管内損失水頭による補正収束のタ
イミングを判定するための補正収束判定手段を備え、収
束する条件を越えた場合には前補正値によって注入作業
及び透水試験を行うことを特徴とする。
発明によれば、今回管内損失水頭と前回管内損失水頭、
今回試験設定圧力、前回試験設定圧力から、管内損失補
正収束のタイミングを判定することにより、岩盤の状態
に拘らず、効率良く補正を行い、予定時間内に注入作業
及び透水試験を終了することができる。
置の実施形態について図面を参照して具体的に説明す
る。
概略構成図であり、図2は、図1に示す注入制御装置に
おける機能ブロック図である。また、図3は、図1に示
す注入制御装置における作業動作のフローチャートであ
り、図4は、図1に示す注入制御装置における管内損失
水頭の補正条件を示すグラフである。なお、図5に示す
従来技術と同一部分には同一の符号を付し、説明は省略
する。
により必要な深さの試験孔(孔径は原則として66m
m)2が垂直に掘削され、この試験孔2内の下端部には
試験区間L(5m程度)が設定されている。試験孔2の
孔口2aから試験区間Lに達するように注入管3が挿入
され、試験区間Lには注入管3と試験孔2の内壁との間
にパッカー4が設けられている。このパッカー4は、注
入管3の先端から加圧水が吐出する際に注入管3の側壁
を伝って加圧水が漏れ出てくるのを防ぐために設けられ
る。また、試験孔2から地上に突出する注入管3の上端
には圧力計8が設けられ、注入管3は注入ホース11を
介して、グラウト流量計15に接続される。グラウト流
量計15は、図2に示すように、グラウト流量計検出部
15aとグラウト流量計記録部15bから構成され、グ
ラウト流量計検出部15aは圧力検出器14、流量検出
器13、注入液体10の流量及び圧力を制御するための
弁手段としての三方バルブ16が注入ホース11により
接続配置されている。このグラウト流量計検出部15a
はグラウト流量計記録部15bを介してデータレコーダ
18と接続されている。データレコーダ18には、注入
作業及び透水試験に必要な諸条件を設定する条件設定部
18aと、条件設定部18aで設定された条件に基づき
演算処理する演算処理部18bと、演算処理部18bで
算出された結果を表示する表示部18cとから構成され
ている。また、三方バブル16の他方の孔口は注入ホー
ス11を介して注入ポンプ7に接続され、注入ポンプ7
はサクションホース12を介して水槽17に接続され
る。また、図1に示すように、三方バブル16のリター
ン側は注入ホース11を介して水槽17に戻される。
通りである。すなわち、図3に示すように、水槽17内
の注入液体10はサクションホース12により注入ポン
プ7に注入され、さらに注入ホース11を介して三方バ
ルブ16から圧力検出器14、流量検出器13へと注入
される。流量検出器13で検出された流量信号と圧力検
出器14で検出された圧力信号は、グラウト流量計記録
部15bへ伝送され、記録される。さらに圧力信号と流
量信号はグラウト流量計記録部15bに接続されたデー
タレコーダ18に伝送される。データレコーダ18内の
試験条件設定部において、流量計記録部15bから伝送
されてきた流量信号と圧力信号を取り込み、さらに地下
水位、計器高さ、試験区間長、上端深度、注入管の損失
係数、パッカーの損失係数、作業時間、昇降圧速度、注
入点及び試験点の圧力段階等、注入作業及び透水試験に
関する諸条件が設定される。次に演算処理部18bにお
いて、条件設定部18aで設定された条件に基づき注入
点及び試験点の圧力の補正値が算出され、補正種類が設
定される。注入点及び試験点の圧力の補正種類は(1)
地下水位のみ補正、(2)管内損失のみ補正、(3)地
下水位と管内損失ともに補正、の3種類から1つが選択
設定される。演算処理部18bにおいて、注入点及び試
験点の設定圧力に補正値を加えたものが注入点及び試験
点の圧力として算出される。
試験点の圧力(P2 )と注入点及び試験点の設定圧力
(P1 )、地下水位の水頭H1 および管内損失水頭H2
の関係は次式により表される。
リングによって得られた平均流速をもとに、設定圧力に
対して注入ホース11及び注入管3に生ずる管内損失水
頭分の補正を加えながら試験を行なう。なお補正は注入
作業及び試験中のみならず昇圧中及び降圧中の圧力調整
時も行なっているため注入作業及び試験に入っても設定
圧力の補正による急変がなく、安定した状態で作業及び
試験が実施できる。ところが、管内損失水頭補正を加え
た場合、岩盤の状態によっては、補正により注入点及び
試験点の設定圧力を上昇させても、流速による管内損失
水頭が上回ってしまうため、再度管内損失水頭に補正を
加えなければならず、圧力の設定が収束しない場合があ
る。このような場合は、その時点で管内損失水頭の補正
を中断して、前回の補正値により注入作業及び透水試験
を行なう。すなわち補正収束の条件は次式で表される。
H3 、今回注入点及び試験点設定圧力−前回注入点及び
試験点設定圧力を△Pとすると数式6は次式により表さ
れる。
内損失のみ補正、または(3)地下水位と管内損失とも
に補正が選択されると、自動的に補正収束判定器18d
が作動し、上記の式の条件を満たす範囲、すなわち図4
における斜線部分であれば管内損失の補正は収束する
が、範囲外であれば収束せずに補正が繰り返される。
の圧力に合わせて、データレコーダ18内の演算処理部
18bにおいて、グラウト流量計のバルブ制御目標値が
自動計算され、計算の結果算出されたバルブの制御信号
が、グラウト流量計記録部15bを経てグラウト流量計
検出部15aに伝送される。グラウト流量計検出部15
aに伝送されたバルブ制御目標値に基づき、三方バルブ
16によって注入流量と注入圧力が制御される。また、
データレコーダ18の表示部18cには、試験中、試験
後を通じて演算処理部18bで算出された結果や、注入
圧力−注入量曲線、時間を横軸に取った流速と圧力の記
録であるチャート図等が表示される。
ば、地下水位や管内損失水頭等の補正を常時行ないなが
ら注入作業及び透水試験を実施することにより、注入点
及び試験点の圧力が作業及び試験を行いながら把握でき
るため、再試験や予備試験をする必要がなく、しかも補
正値はコンピュータにより算出されるため信頼性が高
く、そのため極めて正確かつ効率的な注入作業及び透水
試験を行うことができる。また、管内損失補正の収束判
断機能を備えているため、補正によって圧力の設定が収
束しないような状態の試験では、限界圧力以上とみな
し、管内損失の補正を途中で中止して、前補正値で作業
を行なうため注入作業及び透水試験の自動化が可能であ
り、注入作業及び透水試験を予定時間に終了させること
ができる。
るものではなく、具体的な構成は適宜選択可能である。
たとえば、前記実施形態ではパッカー4は試験区間の上
端部のみのシングルパッカーを用いたが、上端部及び下
端部の二箇所にセットするダブルパッカーを用いても良
い。
下水位や管内損失水頭等の補正を常時行ないながら注入
作業及び透水試験を実施することにより、試験者みずか
らが電卓等で補正計算を行った後でしか知り得なかった
注入点及び試験点の、試験者による人手を介した、補正
計算→圧力調整→補正再計算→圧力再調整の試行錯誤的
繰り返し作業の必要がなく、作業及び試験を予定時間に
終了させることができる。しかも補正値の算出等演算処
理はコンピュータにより行われるため信頼性が高く、効
率的かつ極めて正確な注入作業及び透水試験を行うこと
ができる。
成図。
図。
ローチャート。
ンを示す図。
曲線の例を示す図。
Claims (2)
- 【請求項1】注入液体が貯溜された水槽と、 前記注入液体を、岩盤に掘削した試験孔内に設けられた
試験区間に供給する注入管と、 前記注入液体を前記注入管に圧送するための注入ポンプ
と、 前記注入ポンプと前記注入管を連結する注入ホースを備
え、 前記注入ホース途中には、前記注入液体の流量及び圧力
を制御するための弁手段と、 前記注入液体の流量及び圧力を検出するためグラウト流
量計検出部と、 前記グラウト流量計検出部で検出されたデータを記録す
るグラウト流量計記録部とを有する注入制御装置におい
て、 注入作業及び透水試験に必要な諸条件を設定する条件設
定手段と、これらの諸条件に基づき注入点及び試験点の
設定圧力に対する地下水位と注入管の管内損失水頭のう
ち少なくとも一方による補正値を算出し、前記補正値に
基づき注入点及び試験点の圧力を算出し、前記注入点及
び試験点の圧力に基づき前記弁手段の制御目標値を算出
する演算処理手段と、前記演算処理手段で算出された結
果を表示する表示手段から成るデータレコーダーを備え
たことを特徴とする注入制御装置。 - 【請求項2】前記演算処理手段に、注入管の管内損失水
頭による補正収束のタイミングを判定するための補正収
束判定手段を備え、収束する条件を越えた場合には前補
正値によって注入作業及び透水試験を行うことを特徴と
する請求項1記載の注入制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26663295A JP3698467B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 注入制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26663295A JP3698467B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 注入制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09111746A true JPH09111746A (ja) | 1997-04-28 |
JP3698467B2 JP3698467B2 (ja) | 2005-09-21 |
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ID=17433532
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---|---|---|---|
JP26663295A Expired - Fee Related JP3698467B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 注入制御装置 |
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---|---|
JP (1) | JP3698467B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1995
- 1995-10-16 JP JP26663295A patent/JP3698467B2/ja not_active Expired - Fee Related
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