JPH09109987A - 双胴型帆走体 - Google Patents

双胴型帆走体

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JPH09109987A
JPH09109987A JP7295897A JP29589795A JPH09109987A JP H09109987 A JPH09109987 A JP H09109987A JP 7295897 A JP7295897 A JP 7295897A JP 29589795 A JP29589795 A JP 29589795A JP H09109987 A JPH09109987 A JP H09109987A
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JP
Japan
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bodies
catamaran
twin
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type connector
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JP7295897A
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English (en)
Inventor
Seiji Mizouchi
清司 溝内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間の高速回転であっても、動力伝達作用
を有効にしかも確実に働かせる新規なローラー軸等の回
転駆動装置を提供する。 【解決手段】 ローラー軸を貫通し、相互に回転自由で
ある軸受筒を一体に設けたギヤ部と、同じくローラー軸
を貫通しキー連繋によってローラー軸と一体的に回転す
る軸受筒を設けたキャップ部とを有し、ギヤ部とキャッ
プ部夫々の軸受筒間に溝を介して突き合わせるように配
置した突き合わせ部を設け、これら突き合わせ部間の溝
に介入する内向き介入リングを設けたスリーブジョイン
トを、両側から夫々の軸受筒の突き合わせ部を挿入して
介在させ、両軸受筒の外周にコイルスプリングを捲回さ
せて構成し、該コイルスプリングの中程部分を捲き方に
角度を付けた粗捲き部に構成してある。さらにスリーブ
ジョイントの外周に複数の小突起を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の平行する双
胴体を有し、これら双胴体間を接続部材で接続して構成
されるカタマラン型ヨットと云われるような双胴型帆走
体に関する。
【0002】
【従来の技術】カタマラン型ヨットと云われる双胴型帆
走体は広く知られている。この双胴型帆走体は双胴であ
り、幅が広いことによって安定性がよく帆走性能もよい
ため、広く使用されている。一方、双胴型のウィンドサ
ーフィンボードが特開平5−201383号により公知
である。この公知の双胴型ウィンドサーフィンボード
は、ボード分割体間を接続部材によって接続一体化して
あり、この接続部材をパンタグラフ式としたものも開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来よく知られる双胴
型帆走体は、一対の双胴体間を接続部材で接続して一体
化しているため、通常の単胴帆走体より幅が広く、保管
及び運搬に不便であるという問題点がある。即ち運搬す
るときには、比較的大型のトラックが必要であり、乗用
車では運べないという問題点がある。一方、組立、解体
可能とした双胴型帆走体もあり、解体状態で乗用車で運
べるものもあるが、その組立に数時間の時間を要すると
いう欠点がある。さらに、双胴体を接続体で接続一体化
した双胴型帆走体は、通常状態で安定性よく好ましい
が、転覆しない訳ではなく、転覆したときには幅広の故
に、これを乗員が泳ぎながら正常状態に復元することは
ほとんど不可能であるという問題点もある。
【0004】一方、上記双胴型のウィンドサーフィンボ
ードにおいても、通常の接続部材によってボード間の間
隔を調整する場合には、解体、再組立をしなければなら
ないという面倒を有する。接続部材をパンタグラフ式の
ものとしたものでは、ボード間の間隔調整が容易であ
り、短時間で行うことができるが、一対のボード間の間
隔維持あるいは平行維持を安定させることが困難である
という問題点がある。
【0005】上記公知の双胴型帆走体の問題点に鑑み、
双胴体間の間隔を容易且つ簡単にしかも短時間で調整す
ることができるようにし、幅を狭くした状態で乗用車で
も運搬可能とする新規な双胴型帆走体を提供することを
目的とする。また、使用中転覆した場合でも、容易に幅
を狭くして乗員が、帆柱を支えるステーを一本外すこと
により、簡単に復元し、再帆走できるようにした双胴型
帆走体を提供することも目的とする。さらには、カタマ
ラン型ヨットとして使用していた双胴型帆走体をその双
胴体間を狭くして、ヨットとして使用していた帆柱の位
置を自動的に帆走体の前方に移動させ、ボードセーリン
グ用に使用できる新規な双胴型帆走体を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、双胴体間をX状交叉リンク式接続
体により接続した双胴型帆走体であって、該X状交叉リ
ンク式接続体の夫々の交叉リンクの後端を双胴体に回動
可能に軸連結する一方、夫々の交叉リンクの前端を双胴
体に回動且つ前後方向に移動且つ固定可能に連結し、双
胴体間の間隔を調整可能にすると共に、該X状交叉リン
ク式接続体の交叉部に帆柱を起立させるようにしてある
ことを特徴とする。上記帆柱をその基部において直立、
横転、回転可能に構成してある。
【0007】上記構成により、X状交叉リンク式接続体
の夫々の交叉リンクの前端を双胴体の前後方向に移動さ
せることにより、双胴体間の間隔を自由に調整すること
ができ、交叉リンクの前端を双胴体に固定することによ
り、双胴間の間隔が固定できる。また、X状交叉リンク
式接続体の交叉リンク間の角度を変えて、その前端を双
胴体の前後方向に移動することにより、交叉部の位置が
前後に変位することになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
例を説明する。図中1,1が双胴体で通常のカタマラン
型ヨットと同様な構造からなる。この双胴体1,1に
は、夫々が対面する内側に前後方向に指向する断面C型
の案内部材2,2を固着してある。この案内部材はアル
ミ押出し成型によるものが好ましい。
【0009】図中3がX状交叉リンク式接続体で、一対
のリンク部材4,4をその中央部を枢軸5で開閉回動可
能に連結してある。これら一対のリンク部材4,4の後
端を、双胴体1,1の略中央部で上記案内部材2,2に
固設した軸受部材6,6に枢軸7,7をもって軸支して
ある。一方、一対のリンク部材4,4の前端は、上記案
内部材2,2に前後動可能に設けた移動体8,8に突設
した軸受部材9,9に枢軸10,10をもって軸支して
ある。
【0010】上記夫々の移動体8は、図5に分解して示
してあるところから理解できる通り、C型チャンネルか
らなる案内部材2内に摺動可能に収められ、突出する軸
受部材9が案内部材2の内側開放部11から内側に突出
して位置付けられている。この移動体8には、該軸受部
材9の両側に位置してボルト挿通孔12,12が形成さ
れ、移動体8の裏側から夫々ボルト13,13を挿通し
てある。一方、表側にはコ字形をした締付部材14,1
4を設けてあり、この締付部材14,14に穿設したボ
ルト挿通孔15,15に上記ボルト13,13を挿通
し、ナット16,16又は手締めナット17,17によ
って締付部材14,14を案内部材2に対して締付け、
移動体8を固定するようにしてある。従って、締付部材
14,14を緩めることによって、移動部材8を案内部
材2に沿って自由に摺動できるようにし、X状交叉リン
ク式接続体3を開閉自在にしてあり、これにより双胴体
1,1間を近接離反できるようにしてある。
【0011】図中18が帆柱で、上記X状交叉リンク式
接続体の交叉部に起立させてある。この帆柱18は上記
交叉部に着脱可能にしてあり、さらにボールジョイント
あるいは可撓体により直立、横倒、回転可能にしてあ
る。
【0012】この他図中19は布製床で左右に上記双胴
体1,1の案内部材2,2の後方開放部から挿入される
スライダー20,20を有し、双胴体1,1間に着脱自
在にしてある。また、図中21,21は舵、22,22
は舵柄、23は連結棒、24は主帆で予めボードセーリ
ング用の帆にしてあり、ブーム25も設けてある。26
は前帆、27はサイドステー、28はフォアステーであ
る。
【0013】上記の通りの構成からなる本発明双胴型帆
走体を、カタマラン型ヨットのように双胴型ヨットにし
て使用する場合には、図1及び図2に示すようにX状交
叉リンク式接続体3を広げて、双胴体1,1間の間隔を
広くとり、布製床19も装着し、主帆24及び前帆26
も装備し、サイドステー27、フォアステー28も装備
して使用する。
【0014】一方、この双胴型帆走体を乗用車に搭載し
て運搬したり、あるいは双胴体間を狭くしてあたかも単
胴体ヨットのようにして使用したり、さらにはボードセ
ーリング用ボードとして使用するには、X状交叉リンク
式接続体3の夫々のリンク部材4,4の前端の枢軸部の
締付部材14による締付けを緩め、即ちナット16又は
手締めナット17を緩めて、移動体8を案内部材2に沿
って移動できるようにし、この移動部材8,8を前方に
移動してX状交叉リンク式接続体3を狭めると、図3に
示すように双胴体1,1間が接近する。従って、この状
態であれば、乗用車に搭載できるし、単胴型ヨットに近
い状態で走行できる。さらには、ボードセーリング用に
も使用でき、特にこの状態では帆柱18の位置がヨット
として使用する場合よりも前方に変位させなければなら
ないところ、本発明では、X状交叉リンク式接続体3の
開きを狭くすることで自動的に前方に移動でき、きわめ
て効果的である。
【0015】さらに、双胴型ヨットとして使用している
際に、転覆した場合、通常のカタマラン型ヨットであれ
ば、双胴体間が広いことと、帆柱が垂直に下向きに固定
されていることにより、乗員が泳ぎながらこれを復元す
ることは不可能であるが、本発明双胴型帆走体であれ
ば、先ずX状交叉リンク式接続体3の前方の移動体の固
定を手締めナット17,17を緩めることで解除し、こ
れを狭めて双胴体1,1間を狭くするとともに、帆柱1
8を支えるサイドステー27又はフォアステー28を外
して帆柱18の垂直状態を解けば、乗員が泳ぎながら帆
走体を容易に復元でき、再走行できる。
【0016】
【発明の効果】叙上の如く本発明双胴型帆走体であれ
ば、解体することなく双胴体間の幅を狭くでき、トラッ
クでなくとも乗用車の屋根上に搭載して容易に運搬で
き、しかも広い保管場所を必要としない大きな効果を有
する。また、誤って転覆した場合であっても、乗員が泳
ぎながら復元し再帆走できる安全性にも優れた効果を有
する。さらには、X状交叉リンク式接続体を操作するだ
けで、きわめて容易にしかも自動的に帆柱の位置を前方
に移動し、ボードセーリング用に使用できる効果を有す
る。即ち、本発明双胴型帆走体は、その保管、運搬、使
用方法に従前にない画期的な効能を有する優れたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明双胴型帆走体の斜面図
【図2】双胴体間を広げた状態の平面図
【図3】双胴体間を狭めた状態の平面図
【図4】帆柱の上部を省略して示した正面図
【図5】X状交叉リンク式接続体の前方を軸支する軸支
部を分解して示した斜面図
【図6】布製床を示す斜面図
【符号の説明】
1 双胴体 2 案内部材 3 X状交叉リンク式接続体 4 リンク部材 5 枢軸 6 軸受部材 7 枢軸 8 移動体 9 軸受部材 10 枢軸 11 内側開放部 12 ボルト挿通孔 13 ボルト 14 締付部材 15 ボルト挿通孔 16 ナット 17 手締めナット 18 帆柱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双胴体間をX状交叉リンク式接続体によ
    り接続した双胴型帆走体であって、該X状交叉リンク式
    接続体の夫々の交叉リンクの後端を双胴体に回動可能に
    軸連結する一方、夫々の交叉リンクの前端を双胴体に回
    動且つ前後方向に移動且つ固定可能に連結し、双胴体間
    の間隔を調整可能にすると共に、該X状交叉リンク式接
    続体の交叉部に帆柱を起立させるようにしてあることを
    特徴とする双胴型帆走体。
  2. 【請求項2】 上記帆柱をその基部において直立、横
    転、回転可能に構成してある上記請求項1記載の双胴型
    帆走体。
JP7295897A 1995-10-20 1995-10-20 双胴型帆走体 Pending JPH09109987A (ja)

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JP7295897A JPH09109987A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 双胴型帆走体

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JP (1) JPH09109987A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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