JPH09108399A - スキー場の傾斜面突出部の形成装置 - Google Patents
スキー場の傾斜面突出部の形成装置Info
- Publication number
- JPH09108399A JPH09108399A JP7275192A JP27519295A JPH09108399A JP H09108399 A JPH09108399 A JP H09108399A JP 7275192 A JP7275192 A JP 7275192A JP 27519295 A JP27519295 A JP 27519295A JP H09108399 A JPH09108399 A JP H09108399A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blocks
- protrusion
- block body
- snow
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スキー場傾斜面に設ける突出部の形成の作業
性を高め、容易に崩壊せず、しかも、安全性の高い突出
部を得る。 【解決手段】 傾斜面の適所に発泡スチロール製のブロ
ック体Aを突設し、該ブロック体に雪を積層する。
性を高め、容易に崩壊せず、しかも、安全性の高い突出
部を得る。 【解決手段】 傾斜面の適所に発泡スチロール製のブロ
ック体Aを突設し、該ブロック体に雪を積層する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スノーボードやスキー
を行うスキー場の傾斜面突出部の形成装置に関するもの
である。
を行うスキー場の傾斜面突出部の形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スノーボード又はスキー等でスキー場の
傾斜面を滑降する際、該滑降操作を難しくしたり、或い
は、複雑にし、滑降技術を競ったり、単調な滑降をより
楽しむ為に傾斜面の適所に仕的に突出部を設けることが
よく行われているが、従来は、雪を固めていわゆる
「山」を造って突出部としている。
傾斜面を滑降する際、該滑降操作を難しくしたり、或い
は、複雑にし、滑降技術を競ったり、単調な滑降をより
楽しむ為に傾斜面の適所に仕的に突出部を設けることが
よく行われているが、従来は、雪を固めていわゆる
「山」を造って突出部としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例は、雪を固める
だけであるので、容易に崩壊し、突出部の形成作業を繰
り返す必要があり、崩壊に因る危険も伴う。
だけであるので、容易に崩壊し、突出部の形成作業を繰
り返す必要があり、崩壊に因る危険も伴う。
【0004】また、競技会においては、崩壊とまでいか
ないにしても、形崩れが起こり、各競技者が、ほぼ同じ
条件下で滑降できないという欠点もある。
ないにしても、形崩れが起こり、各競技者が、ほぼ同じ
条件下で滑降できないという欠点もある。
【0005】本発明は、斯様な常況に着目し、突出部形
成の作業性を高め、容易に崩壊せず、しかも、積雪量の
少ないスキー場にも安全性の高い突出部を得ることを目
的として創案したものである。
成の作業性を高め、容易に崩壊せず、しかも、積雪量の
少ないスキー場にも安全性の高い突出部を得ることを目
的として創案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】傾斜面の適所に、発泡ス
チロール製のブロック体を突設し、該ブロック体に雪を
積層したことを基本構成とする。
チロール製のブロック体を突設し、該ブロック体に雪を
積層したことを基本構成とする。
【0007】なお、ブロック体を複数の単位体で構成す
ると、該ブロック体の持ち運び或いは保管上便利である
し、ブロック体の表面に無数の突片を備えた樹脂製シー
トを止着すると、突片によって雪付けが良好となる。
ると、該ブロック体の持ち運び或いは保管上便利である
し、ブロック体の表面に無数の突片を備えた樹脂製シー
トを止着すると、突片によって雪付けが良好となる。
【0008】
【実施例】図面は本発明に係るスキー場の傾斜面突出部
の形成装置の一実施例を示し、図1はブロック体の斜視
図、図2はブロック体を設置した状態を示す一部欠截側
面図、図3はブロック体の分解斜視図である。
の形成装置の一実施例を示し、図1はブロック体の斜視
図、図2はブロック体を設置した状態を示す一部欠截側
面図、図3はブロック体の分解斜視図である。
【0009】実施例のブロック体Aは、複数種の単位体
1,2,3,4を互いに組み合わせるようにして並べて
構成するものであって、各単位体1,2,3,4は、隣
接して並べる他の単位体の接合面と同形の接合面1a,
2a,3a,4aを備え、表面に無数の突片を備えた樹
脂製シート(発明者は人工芝用シートが好適と考えてい
る)5を貼着して成り、ブロック体A状態において中央
部に位置させる一対の単位体1,1には、相対する接合
面1a,1aを連通する連通孔6を設け、この連通孔6
と一致する横孔7を前記単位体1に隣接する他の種の単
位体2の上部側に設け、該単位体2の下部には縦孔8を
設け、この縦孔8と同様の縦孔8を残余の単位体3,4
のそれぞれに設けたものである。
1,2,3,4を互いに組み合わせるようにして並べて
構成するものであって、各単位体1,2,3,4は、隣
接して並べる他の単位体の接合面と同形の接合面1a,
2a,3a,4aを備え、表面に無数の突片を備えた樹
脂製シート(発明者は人工芝用シートが好適と考えてい
る)5を貼着して成り、ブロック体A状態において中央
部に位置させる一対の単位体1,1には、相対する接合
面1a,1aを連通する連通孔6を設け、この連通孔6
と一致する横孔7を前記単位体1に隣接する他の種の単
位体2の上部側に設け、該単位体2の下部には縦孔8を
設け、この縦孔8と同様の縦孔8を残余の単位体3,4
のそれぞれに設けたものである。
【0010】なお、横孔7および縦孔8の単位体表面側
の開口端部には、ナット9又は固定杆10の頭部10′
を、係合して単位体1,2,3,4内に埋入させる切欠
11を設けてある。
の開口端部には、ナット9又は固定杆10の頭部10′
を、係合して単位体1,2,3,4内に埋入させる切欠
11を設けてある。
【0011】しかして、スキー場の傾斜面における適所
において積もった根雪n(地面に直接でも良い)表面を
馴らし、該馴らした部分に、設計した配置により、各単
位体1,2,3,4を、隣接する他の単位体の接合面と
接合面1a,2a,3a,4aが一致するようにして並
べ、横孔7および連通孔6に連結杆12を貫通させてそ
の両端にナット9を螺合して一対の単位体1,1と他の
一対の単位体2,2を互いに接続し、中央部に配した一
対の単位体1,1を除く残余の単位体2,3,4に設け
た縦孔8に前記固定杆10を貫通させ単位体2,3,4
より突出する固定杆10の先端を根雪n内に打ち込むこ
とにより各単位体1,2,3,4より成るブロック体A
は前記傾斜面の適所において突設され、このブロック体
Aの表面に雪n′を積層することにより実施例装置を得
るのである。
において積もった根雪n(地面に直接でも良い)表面を
馴らし、該馴らした部分に、設計した配置により、各単
位体1,2,3,4を、隣接する他の単位体の接合面と
接合面1a,2a,3a,4aが一致するようにして並
べ、横孔7および連通孔6に連結杆12を貫通させてそ
の両端にナット9を螺合して一対の単位体1,1と他の
一対の単位体2,2を互いに接続し、中央部に配した一
対の単位体1,1を除く残余の単位体2,3,4に設け
た縦孔8に前記固定杆10を貫通させ単位体2,3,4
より突出する固定杆10の先端を根雪n内に打ち込むこ
とにより各単位体1,2,3,4より成るブロック体A
は前記傾斜面の適所において突設され、このブロック体
Aの表面に雪n′を積層することにより実施例装置を得
るのである。
【0012】なお、ブロック体Aは、単一な単位体で構
成しても良いが、実施例のごとく複数個の単位体を組み
合わせるようにすれば、保管上或いは設置場所に運搬す
るに便利である。
成しても良いが、実施例のごとく複数個の単位体を組み
合わせるようにすれば、保管上或いは設置場所に運搬す
るに便利である。
【0013】また、ブロック体表面に無数の突片を備え
た樹脂製シート5を貼着したのは、雪付けを良くするた
めと、仮に部分的に雪n′ないし氷がブロック体表面よ
り脱落しても、ブロック体のスノーボード又はスキー等
による損傷を防ぐためである。
た樹脂製シート5を貼着したのは、雪付けを良くするた
めと、仮に部分的に雪n′ないし氷がブロック体表面よ
り脱落しても、ブロック体のスノーボード又はスキー等
による損傷を防ぐためである。
【0014】さらに、ブロック体Aの固定手段として、
傾斜面にくぼみを形成し、該くぼみにブロック体Aの下
部を係合し、ブロック体Aの周囲とくぼみ壁との空間域
に雪を充填してこれに水をかける等して氷結する手段も
ある。
傾斜面にくぼみを形成し、該くぼみにブロック体Aの下
部を係合し、ブロック体Aの周囲とくぼみ壁との空間域
に雪を充填してこれに水をかける等して氷結する手段も
ある。
【0015】実施例のように複数個の単位体を用いると
きは、接合面間を水で濡らすことにより互いに氷結する
から各単位体はより強固に固定される。
きは、接合面間を水で濡らすことにより互いに氷結する
から各単位体はより強固に固定される。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
軽量で設置、移設が簡単に行え、しかも、安全で形の崩
れない突出部を形成することができる。
軽量で設置、移設が簡単に行え、しかも、安全で形の崩
れない突出部を形成することができる。
【0017】また、ブロック体を複数の単位体で構成す
るにより、保管、運搬上好適で、無数の変形可能な突片
を備え樹脂製シートを表面に配することにより、雪の付
着を良好にし、雪が脱落しても滑り操作にそれ程支障を
与えずにすみ、また、ブロック体に損傷を与えずにす
む。
るにより、保管、運搬上好適で、無数の変形可能な突片
を備え樹脂製シートを表面に配することにより、雪の付
着を良好にし、雪が脱落しても滑り操作にそれ程支障を
与えずにすみ、また、ブロック体に損傷を与えずにす
む。
【図1】ブロック体の斜視図。
【図2】ブロック体を設置した状態を示す一部欠截側面
図。
図。
【図3】ブロック体の分解斜視図。
A ブロック体 1,2,3,4 単位体 5 樹脂製シート n′ 雪
Claims (3)
- 【請求項1】 傾斜面の適所に、発泡スチロール製のブ
ロック体を突設し、該ブロック体に雪を積層した、スキ
ー場の傾斜面突出部の形成装置。 - 【請求項2】 ブロック体を複数の単位体を並べて構成
した、請求項1記載のスキー場の傾斜面突出部の形成装
置。 - 【請求項3】 ブロック体の表面に、表面に無数の変形
可能な突片を備えた樹脂製シートを止着した、請求項1
又は2記載のスキー場の傾斜面突出部の形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275192A JPH09108399A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | スキー場の傾斜面突出部の形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275192A JPH09108399A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | スキー場の傾斜面突出部の形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09108399A true JPH09108399A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17551970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7275192A Pending JPH09108399A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | スキー場の傾斜面突出部の形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09108399A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62270181A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-24 | 鹿島建設株式会社 | 人工スキ−場に凹凸面を造成する方法 |
JPH0639078A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-15 | Taisei Corp | 人工スキー場のゲレンデ構造 |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP7275192A patent/JPH09108399A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62270181A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-24 | 鹿島建設株式会社 | 人工スキ−場に凹凸面を造成する方法 |
JPH0639078A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-15 | Taisei Corp | 人工スキー場のゲレンデ構造 |
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JPH0233810Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |