JPH09107441A - 原稿エッジ検出装置 - Google Patents

原稿エッジ検出装置

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JPH09107441A
JPH09107441A JP7261110A JP26111095A JPH09107441A JP H09107441 A JPH09107441 A JP H09107441A JP 7261110 A JP7261110 A JP 7261110A JP 26111095 A JP26111095 A JP 26111095A JP H09107441 A JPH09107441 A JP H09107441A
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JP7261110A
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Nobuyuki Baba
信行 馬場
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿のエッジを正確に検出する。 【解決手段】 全走査領域のうち非有効走査領域16で
の反射光に対応する信号を除き、有効走査領域15での
反射光に対応する受光素子の出力信号のみを、所定の閾
値と比較して原稿のエッジを判定するようにした。或い
は、非有効走査領域16を走査しているときは光走査機
構の光源を消灯させる。これにより、原稿2からの反射
光を強調し、原稿2のエッジの検出を正確にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿読取装置に利
用される原稿エッジ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリの一部として構成
され、或いは独立したスキャナとして構成される原稿読
取装置では、透明な原稿載置台の上面に載せた原稿のサ
イズを知るために、或いは、原稿載置台上の原稿の位置
を検出するために、画像の読取前に原稿のエッジを検出
している。
【0003】従来の原稿エッジ検出装置としては、回転
或いは振動するホログラム、ミラー、プリズム等のいず
れかによってレーザー光を原稿載置台の下方から原稿に
向けて走査し、原稿や原稿以外の反射面から反射された
反射光を受光素子により受光し、この受光素子からの出
力を閾値と比較して原稿のエッジを検出するようにした
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】透明な原稿載置台に載
せた原稿にビームを走査して原稿のエッジを検出する原
稿エッジ検出装置は、原稿載置台の面積と同等以上の原
稿を載せる場合があるので、ビームの走査軌道は原稿載
置台の領域を越える程長い。したがって、原稿からの反
射光の他に、原稿以外の反射面(装置本体内の種々の壁
面)からの反射光が受光素子に入射される。この場合、
原稿からの反射光と、それ以外の反射面からの反射光と
の区別が判別しにくいことがある。特に、反射率の低い
原稿の場合にはなおさら判別しにくい。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿を支える透明な原稿載置台の領域より広い領域をも
って前記原稿載置台に向けてビームを偏向走査する光走
査機構と、一回の走査の度に前記ビームの走査領域が前
記原稿載置台が占める有効走査領域かそれ以外の非有効
走査領域かのいずれに該当しているかを認識する走査領
域認識手段と、前記光走査機構の走査対象となる走査領
域で反射された反射光を受光する受光素子と、この受光
素子の出力信号のうち前記非有効走査領域での反射光に
対応する出力信号を除き前記有効走査領域での反射光に
対応する出力信号のみを所定の閾値と比較して前記原稿
のエッジを判定するエッジ判定手段と、を備えている。
これにより、全読取信号のうち、原稿以外の反射面から
の反射光であって、原稿からの反射光として誤認される
おそれがある信号が省かれることになる。
【0006】請求項2記載の発明は、原稿を支える透明
な原稿載置台の領域より広い領域をもって前記原稿載置
台に向けてビームを偏向走査する光走査機構と、一回の
走査の度に前記ビームの走査領域が前記原稿載置台が占
める有効走査領域かそれ以外の非有効走査領域かのいず
れに該当しているかを認識する走査領域認識手段と、前
記光走査機構が前記有効走査領域を走査する期間中は前
記光走査機構の光源を点灯させ前記非有効走査領域を走
査する期間中は前記光走査機構の光源を消灯させる光源
駆動部と、前記光走査機構の走査対象となる走査領域で
反射された反射光を受光する受光素子と、この受光素子
が出力する信号を所定の閾値と比較して前記原稿のエッ
ジを判定するエッジ判定手段と、を備えている。これに
より、原稿以外の反射面からの反射光のレベルが著しく
低減される。また、光走査機構の光源の使用時間が短縮
される。
【0007】請求項3記載の発明は、原稿を支える透明
な原稿載置台に向けてビームを複数回走査する光走査機
構と、この光走査機構の走査対象となる走査領域で反射
された反射光を受光する受光素子と、この受光素子の出
力信号を複数回分加算する加算手段と、この加算手段に
よる加算結果を所定の閾値と比較して前記原稿のエッジ
を判定するエッジ判定手段と、を備えている。これによ
り、受光素子の出力を複数回分加算すると、反射率の低
い原稿の場合でも、原稿からの反射光と他の反射面から
の反射光(バイアス成分)との差が大きくなる。
【0008】請求項4記載の発明は、原稿を支える透明
な原稿載置台に向けてビームを複数回走査する光走査機
構と、この光走査機構の走査対象となる走査領域で反射
された反射光を受光する受光素子と、一回目の走査時に
前記受光素子の出力信号から閾値を演算する閾値演算手
段と、この閾値演算手段により演算された閾値に対して
二回目の走査時に前記受光素子から出力される出力信号
を比較して前記原稿のエッジを判定するエッジ判定手段
と、を備えている。これにより、常に、原稿載置台上の
原稿の反射率に即した閾値が一回目の走査で演算され、
二回目の走査では受光素子の出力を最適な閾値と比較し
て原稿のエッジが判定される。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明の実施の実施
の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は原
稿読取装置の平面図、図2は原稿載置台と光走査機構と
の関係を示す側面図、図3は走査領域から反射される反
射光のレベルを示す説明図、図4は走査領域認識手段の
構成を示す斜視図である。
【0010】図1において、1は本体ケースで、この本
体ケース1の上面には原稿2を載せる透明な原稿載置台
3が設けられている。図示しないが、本体ケース1の上
面には原稿2を原稿載置台3の上面に押える原稿押えが
起伏自在に設けられ、本体ケース1の内部には、原稿2
に対して相対的に移動することにより原稿2の画像を光
学的に読み取る読取光学系が設けられている。また、本
体ケース1の内方にはセンサボックス4が設けられてい
る。
【0011】図2に示すように、前記原稿載置台3の外
側縁の下方には、光走査機構5が設けられている。この
光走査機構5は、光源(発光ダイオード)6からの光を
整形レンズ7により整形するとともに穴開きミラー8に
通して所望の光束のビームとし、このビームをモータ9
に連結された回転ミラー10により原稿2に向けて偏向
走査するものである。なお、光源6からのビームを、回
転又は振動するホログラム(図示せず)やプリズム(図
示せず)により偏向走査するようにしてよいものであ
る。
【0012】このような光走査機構5により走査された
ビームは、原稿2及び原稿以外の反射面(本体ケース1
内の種々の壁面)から反射され、その反射光は回転ミラ
ー10に戻り、この回転ミラー10により偏向され、さ
らに穴開きミラー8により反射され、集光レンズ11に
より集光されて受光素子(ディテクタ)12に結像され
るように構成されている。そして、光走査機構5を構成
する各光学部品、集光レンズ11、受光素子12は前記
センサボックス4に組み立てられている。なお、回転ミ
ラー10は外周に複数の反射面10aを有しているが、
少なくとも二本の走査光13,14(図1参照)が得ら
れるように反射角が変えてある。
【0013】図1に示すように、光走査機構5から出射
されるビームの走査領域は、原稿載置台3の領域に対応
する有効走査領域15と、それ以外の非有効走査領域1
6である。ここで、一回の走査により受光素子12に入
射される反射光のレベルを図3に示す。Aの範囲は有効
走査領域15において原稿2から反射された反射光のレ
ベル、Bの範囲は非有効走査領域16において本体ケー
ス1内の種々の壁面から反射された反射光のレベルであ
る。
【0014】しかして、一回の走査の度に光走査機構5
から出射されるビームの走査領域が、原稿載置台3が占
める有効走査領域15かそれ以外の非有効走査領域16
かのいずれに該当しているかを認識する走査領域認識手
段17(図4参照)が設けられている。この例では、回
転ミラー10が一回転して一回の走査が行われるので、
回転ミラー10の外周の一部に設けた突部18と、この
突部18により光軸が遮断されたときに検出信号を出力
する光電変換器19とより走査領域認識手段17が形成
されている。なお、走査したビームが非有効走査領域1
6に達するときに光電変換器19が検出信号を出力する
ように、突部18と光電変換器19との配置関係が定め
られている。
【0015】さらに、受光素子12の出力信号のうち、
非有効走査領域16の反射光に対応する出力信号を除き
有効走査領域15の反射光に対応する出力信号のみを所
定の閾値と比較して原稿2のエッジを判定するエッジ判
定手段(図示せず)が設けられている。この場合、非有
効走査領域16の反射光に対応する信号は、走査の度に
ビームの走査位置が異なる走査線13,14毎に、光電
変換器19が検出信号を出力したときからメモリ(図示
せず)に記憶したクロック数(非有効走査領域16を走
査している期間に相当)により認識するように構成され
ている。
【0016】このような構成において、原稿載置台3に
原稿2を載せ、原稿読取スタートさせると、原稿2の画
像を読み取る前に原稿2のエッジ検出が実行される。こ
のエッジ検出は、光走査機構5からビームを走査し、原
稿2及び原稿2以外の各部の反射面からの反射光を受光
素子12に入射し、この受光素子12からの出力信号を
処理することにより検出される。この場合、受光素子1
2に入射される反射光は、図3に示すように、有効走査
領域15を通り原稿2から反射されたAの範囲の反射光
と、非有効走査領域16を通り本体ケース1内の種々の
壁面から反射されたBの範囲の反射光であるが、上述の
ように、受光素子12の出力信号のうち、エッジ判定手
段が非有効走査領域16の反射光に対応する出力信号を
除き有効走査領域15の反射光に対応する出力信号のみ
を所定の閾値と比較するため、Aの範囲における信号の
立ち上り及び立ち下がりが際立って明確となり、その立
ち上り及び立ち下がりを原稿2のエッジとして確実に認
識することができる。
【0017】次に、走査領域認識手段の他の例を図5に
基づいて説明する。この例は、センサボックス4内の光
走査機構5が描くそれぞれの走査線13,14上に、有
効走査領域15と非有効走査領域16との境界部に位置
させて走査領域認識手段としてディテクタ20を設けた
例である。これらのディテクタ20が有効走査領域15
から外れたビームを受光した時点から、モータ9の駆動
ステップ数に換算して所望のクロック数を経過する間が
非有効走査領域16の全範囲である。この場合、モータ
9の回転数を一定に保つ必要があるが、回転数が変動す
るおそれがあるときは、モータ9にエンコーダを設け、
このエンコーダが出力するパルスを基準にモータ9を制
御駆動すればよい。
【0018】次に、請求項2記載の発明の実施の形態に
ついて説明する。図1ないし図5において説明した部分
と同一部分は同一符号を用い説明も省略する(以下同
様)。上述のように、原稿2のエッジを検出する走査
中、図4に示す光電検出器19、図5に示すディテクタ
20の出力により走査光が有効走査領域15から非有効
走査領域16に移動した時点が認識されるが、この例
は、光走査機構5が有効走査領域15を走査する期間中
は光走査機構5の光源6を点灯させ、非有効走査領域1
6を走査する期間中は光源6を消灯させる光源駆動部
(図示せず)が設けられている。
【0019】このような構成において、有効走査領域1
5を走査しているときは光源6からビームが原稿載置台
3に向けて出射されるが、非有効走査領域16を走査し
ているとき光源6が消灯状態に維持されるため、原稿2
以外の部分からの反射光は外部の外乱光を反射する程度
の極めてレベルの低い光量である。これにより、原稿2
以外の反射面からの反射光であって、光量レベルが高い
原稿2からの反射光として誤認するような反射光がな
く、原稿2のエッジ検出を正確に行うことができる。ま
た、光走査機構5の光源6の使用時間を短縮し、光源6
の寿命を延長することができる。
【0020】さらに、請求項3記載の発明の実施の形態
を図6ないし図8に基づいて説明する。図6は走査領域
から反射される反射光のレベルを示す説明図、図7は受
光素子から出力される複数回の信号を加算した状態を示
す説明図、図8は図7に示す状態から原稿以外の他の反
射面からの反射光に対応する信号を減算した状態を示す
説明図である。
【0021】上述のように、光走査機構5による走査時
に、原稿2及びそれ以外の部分からの反射光を、図2で
説明したように、穴開きミラー8により分光し、集光レ
ンズ11により集光して受光素子12に入射する点は前
記実施の形態と同様である。この場合、原稿2の反射率
が低いと、図6に示すように、Aの範囲に該当する原稿
2からの反射光と、Cの範囲に該当する原稿2以外の他
の反射面からの反射光(バイアス成分)との差が小さ
い。このため、原稿2からの反射光とそれ以外の反射面
からの反射光とを区別する閾値の設定が困難である。
【0022】そこで、請求項3記載の発明は、光走査機
構5による走査を複数回繰り返し、一回の走査の度に受
光素子12から出力される出力信号を、図7に示すよう
に、複数回分加算する加算手段(図示せず)と、この加
算手段による加算結果を所定の閾値と比較して原稿2の
エッジを判定するエッジ判定手段(図示せず)と、を備
えている。
【0023】このような構成において、受光素子12の
出力信号を複数回加算すると、反射率の低い原稿2の場
合でも、原稿2からの反射光と原稿2以外の他の反射面
からの反射光(バイアス成分)との差が大きくなる。こ
れにより、バイアス成分に眩惑されることなく原稿2か
らの反射光を認識し、原稿2のエッジを明確に認識する
ことができる。この場合、加算手段は、受光素子12の
出力信号を加算した後にバイアス成分を減算するもので
あってもよい。また、一回の走査の度に、原稿2からの
反射光に対応する信号レベルからバイアス成分の信号レ
ベルを減算し、その減算結果を走査の度に加算しても結
果は同じである。このようにバイアス成分を減算した結
果は、図8に示すように、原稿2からの反射光のみを際
立たせることができる。図8において、21は原稿2か
らの反射光と原稿2以外の反射面からの反射光とを区別
する閾値である。
【0024】さらに、請求項4記載の発明の実施の形態
を図9に基づいて説明する。図9は受光素子からの二回
分の信号を示す説明図である。上述のように、光走査機
構5による走査時に、原稿2及びそれ以外の部分からの
反射光を、図2で説明したように、穴開きミラー8によ
り分光し、集光レンズ11により集光して受光素子12
に入射する点は前記実施の形態と同様である。この場
合、原稿2によっては反射率が異なるため、受光素子1
2からの出力のレベルも一定ではない。
【0025】そこで、請求項4記載の発明は、実際の原
稿2に適した閾値を決定するために、受光素子12の最
初の出力信号から閾値を演算する閾値演算手段(図示せ
ず)と、この閾値演算手段により演算された閾値に受光
素子12の二回目の出力を比較して原稿2のエッジを判
定するエッジ判定手段(図示せず)と、を備えている。
【0026】このような構成において、図9に示すよう
に、一回目の走査では、原稿2及び他の反射面から反射
された反射光に対応する信号を受光素子12が出力す
る。閾値演算手段は、一回目の信号の最大値と最小値と
をメモリに記憶し、その平均値を閾値21として決定す
る。二回目の走査により受光素子12から出力された信
号は、その前に決定された閾値と比較されて原稿2のエ
ッジが検出される。このように、常に、原稿載置台3上
の原稿2の反射率に即した閾値が一回目の走査で演算さ
れ、二回目の走査では受光素子12の出力を最適な閾値
と比較するので、原稿2のエッジを正確に検出すること
ができる。さらに、反射率の低い原稿2は一回の走査で
それなりに適正な閾値が決定されるので、二回目の走査
で原稿2のエッジを検出することができる。これによ
り、走査回数を少なくすることができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上述のように、
受光素子の出力信号のうち、非有効走査領域での反射光
に対応する出力信号を除き、有効走査領域での反射光に
対応する出力信号のみを所定の閾値と比較して原稿のエ
ッジを判定するようにしたので、全読取信号のうち、原
稿以外の反射面からの反射光であって、原稿からの反射
光として誤認されるおそれがある信号を省くことがで
き、これにより、原稿のエッジを正確に検出することが
できる。
【0028】請求項2記載の発明は、上述のように、全
走査領域のうち非有効走査領域を走査する期間中は光走
査機構の光源を消灯させるようにしたので、原稿以外の
反射面からの反射光のレベルを著しく低減することがで
き、これにより、原稿のエッジを正確に検出することが
できる。また、光走査機構の光源の使用時間を短縮し、
光源の寿命を延長することができる。
【0029】請求項3記載の発明は、上述のように、走
査の度に受光素子から出力される信号を複数回分加算
し、その加算結果を閾値に比較して原稿のエッジを検出
するようにしたので、反射率の低い原稿の場合でも、原
稿からの反射光と他の反射面からの反射光(バイアス成
分)との差を大きくすることができ、したがって、原稿
のエッジを正確に検出することができる。
【0030】請求項4記載の発明は、上述のように、一
回目の走査時に受光素子の出力信号から閾値を演算し、
その演算された閾値に対して二回目の走査時に受光素子
から出力される出力信号を比較して原稿のエッジを判定
するようにしたので、常に、原稿載置台上の原稿の反射
率に即した閾値に基づいて原稿のエッジを正確に検出す
ることができ、また、反射率の低い原稿は一回目の走査
でそれなりに適正な閾値が決定されるので、二回目の走
査で原稿のエッジを検出することができる。これによ
り、反射率の低い原稿であっても二回の走査で原稿のエ
ッジを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施の形態を示すもの
で、原稿読取装置の平面図である。
【図2】原稿載置台と光走査機構との関係を示す側面図
である。
【図3】走査領域から反射される反射光のレベルを示す
説明図である。
【図4】走査領域認識手段の構成を示す斜視図である。
【図5】走査領域認識手段の他の構成を示す斜視図であ
る。
【図6】走査領域から反射される反射光のレベルを示す
説明図である。
【図7】受光素子から出力される複数回の信号を加算し
た状態を示す説明図である。
【図8】図7に示す状態から原稿以外の他の反射面から
の反射光に対応する信号を減算した状態を示す説明図で
ある。
【図9】受光素子からの二回分の出力信号を示す説明図
である。
【符号の説明】
2 原稿 3 原稿載置台 5 光走査機構 6 光源 12 受光素子 15 有効走査領域 16 非有効走査領域 17 領域認識手段 20 領域藻認識手段 21 閾値

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を支える透明な原稿載置台の領域よ
    り広い領域をもって前記原稿載置台に向けてビームを偏
    向走査する光走査機構と、一回の走査の度に前記ビーム
    の走査領域が前記原稿載置台が占める有効走査領域かそ
    れ以外の非有効走査領域かのいずれに該当しているかを
    認識する走査領域認識手段と、前記光走査機構の走査対
    象となる走査領域で反射された反射光を受光する受光素
    子と、この受光素子の出力信号のうち前記非有効走査領
    域での反射光に対応する出力信号を除き前記有効走査領
    域での反射光に対応する出力信号のみを所定の閾値と比
    較して前記原稿のエッジを判定するエッジ判定手段と、
    を備えたことを特徴とする原稿エッジ検出装置。
  2. 【請求項2】 原稿を支える透明な原稿載置台の領域よ
    り広い領域をもって前記原稿載置台に向けてビームを偏
    向走査する光走査機構と、一回の走査の度に前記ビーム
    の走査領域が前記原稿載置台が占める有効走査領域かそ
    れ以外の非有効走査領域かのいずれに該当しているかを
    認識する走査領域認識手段と、前記光走査機構が前記有
    効走査領域を走査する期間中は前記光走査機構の光源を
    点灯させ前記非有効走査領域を走査する期間中は前記光
    走査機構の光源を消灯させる光源駆動部と、前記光走査
    機構の走査対象となる走査領域で反射された反射光を受
    光する受光素子と、この受光素子が出力する信号を所定
    の閾値と比較して前記原稿のエッジを判定するエッジ判
    定手段と、を備えたことを特徴とする原稿エッジ検出装
    置。
  3. 【請求項3】 原稿を支える透明な原稿載置台に向けて
    ビームを複数回走査する光走査機構と、この光走査機構
    の走査対象となる走査領域で反射された反射光を受光す
    る受光素子と、この受光素子の出力信号を複数回分加算
    する加算手段と、この加算手段による加算結果を所定の
    閾値と比較して前記原稿のエッジを判定するエッジ判定
    手段と、を備えたことを特徴とする原稿エッジ検出装
    置。
  4. 【請求項4】 原稿を支える透明な原稿載置台に向けて
    ビームを複数回走査する光走査機構と、この光走査機構
    の走査対象となる走査領域で反射された反射光を受光す
    る受光素子と、一回目の走査時に前記受光素子の出力信
    号から閾値を演算する閾値演算手段と、この閾値演算手
    段により演算された閾値に対して二回目の走査時に前記
    受光素子から出力される出力信号を比較して前記原稿の
    エッジを判定するエッジ判定手段と、を備えたことを特
    徴とする原稿エッジ検出装置。
JP7261110A 1995-10-09 1995-10-09 原稿エッジ検出装置 Pending JPH09107441A (ja)

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