JPH09104019A - V面取りカッター - Google Patents
V面取りカッターInfo
- Publication number
- JPH09104019A JPH09104019A JP29792195A JP29792195A JPH09104019A JP H09104019 A JPH09104019 A JP H09104019A JP 29792195 A JP29792195 A JP 29792195A JP 29792195 A JP29792195 A JP 29792195A JP H09104019 A JPH09104019 A JP H09104019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped surface
- cutter
- chamfering cutter
- interior
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、壁下地材料の石こうボードを上下
に複数枚用いる一般的な内装工事において、クロース貼
りなどを行うその表面を均しやすくするなどの美しい仕
上げをするための効率的工具であるV面取りカッターを
提供することを課題とするものである。 【解決手段】 底板4などから構成された台形の立体枠
の内・外部に2枚のカッター刃1、1′やスライド用部
品2′、2″等々を取り付ける。そして、ゆるめた刃調
整ネジ部3を目的とするV溝の寸法幅などに対応させて
前後に動かしてから締めて固定した後、さらにグリップ
部分7を角度をつけて持ち、石こうボード9を線状にV
面カットしていく。
に複数枚用いる一般的な内装工事において、クロース貼
りなどを行うその表面を均しやすくするなどの美しい仕
上げをするための効率的工具であるV面取りカッターを
提供することを課題とするものである。 【解決手段】 底板4などから構成された台形の立体枠
の内・外部に2枚のカッター刃1、1′やスライド用部
品2′、2″等々を取り付ける。そして、ゆるめた刃調
整ネジ部3を目的とするV溝の寸法幅などに対応させて
前後に動かしてから締めて固定した後、さらにグリップ
部分7を角度をつけて持ち、石こうボード9を線状にV
面カットしていく。
Description
【0001】
【発明の有する技術分野】本発明は、建築の内装仕上げ
時の壁下地材料用の工具であるV面取りカッターに関す
るものである。
時の壁下地材料用の工具であるV面取りカッターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内装工事における壁下地材料、と
くに石こうボードの継ぎ目部のパテ補修時の吸水などに
よる盛り上がりや不揃いに備えるには、ジョイント圧着
ローラーなどで押さえたり、1枚刃のカッターやフック
カッターで石こうボード上側両面接着の紙を手間をかけ
るなどして切っていた。
くに石こうボードの継ぎ目部のパテ補修時の吸水などに
よる盛り上がりや不揃いに備えるには、ジョイント圧着
ローラーなどで押さえたり、1枚刃のカッターやフック
カッターで石こうボード上側両面接着の紙を手間をかけ
るなどして切っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の壁下地材
料、とくに石こうボードの継ぎ目(ジョイント)部の2
種類の均し方では、充分な効果を挙げ得ず、同施工後の
次の工程作業としての塗装仕上げやクロース貼りで凹凸
が生じたりなどの不安定感を与え、内装仕上げそのもの
を醜くしかねない。
料、とくに石こうボードの継ぎ目(ジョイント)部の2
種類の均し方では、充分な効果を挙げ得ず、同施工後の
次の工程作業としての塗装仕上げやクロース貼りで凹凸
が生じたりなどの不安定感を与え、内装仕上げそのもの
を醜くしかねない。
【0004】即ち、前者の、従来の各種ローラーのグリ
ップを手で持って押さえていく方法では一時的には効果
があるが、押さえられた紙部分と枠組み壁側の紙が再び
パテ処理によって水分を吸収し盛り上がってしまう。
ップを手で持って押さえていく方法では一時的には効果
があるが、押さえられた紙部分と枠組み壁側の紙が再び
パテ処理によって水分を吸収し盛り上がってしまう。
【0005】また、後者の、枠組み壁構造の下地木の上
に釘打ちした石こうボードの手前上側の紙部を1枚刃の
カッターやフックカッターで切っていく方法では作業に
熟練をしないと浮き上がるなど、いずれも内装工事にお
ける本工程の手間、時間を省略できる工具の開発が課題
とされていた。
に釘打ちした石こうボードの手前上側の紙部を1枚刃の
カッターやフックカッターで切っていく方法では作業に
熟練をしないと浮き上がるなど、いずれも内装工事にお
ける本工程の手間、時間を省略できる工具の開発が課題
とされていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、天板6、底板4などから構成された台形
の立体枠の内・外部に2枚のカッター刃や、スライド板
2と一体となった左右のスライド部品を取り付け、刃調
整ネジ3をゆるめて、求めるV溝の寸法幅、深さに対応
させて前後に動かし調整してからネジ3を締めて固定し
た後に、ある程度のフリー角度も操作可能なグリップ部
分7を手8で持って石こうボード9などを一般に横線状
にV面カットしていくことを特徴とするものである。
決するために、天板6、底板4などから構成された台形
の立体枠の内・外部に2枚のカッター刃や、スライド板
2と一体となった左右のスライド部品を取り付け、刃調
整ネジ3をゆるめて、求めるV溝の寸法幅、深さに対応
させて前後に動かし調整してからネジ3を締めて固定し
た後に、ある程度のフリー角度も操作可能なグリップ部
分7を手8で持って石こうボード9などを一般に横線状
にV面カットしていくことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】実施例において、各種の枠組み壁
構造の上側に釘打ちなどされる石こうボード等の使用に
はJIS規格の制限や内装壁面の広狭、形状などから複
数枚の使用を必須としており、また石こうボード製造時
に縁部分が少しゆがむことが不可避といった事情に加
え、2枚を上下にセットしても接着してある両面の紙の
関係で密着は困難である。そして1枚刃カッターやのこ
ぎりで一方または両方を切ると材質特性からボードが浮
き上がり易い。
構造の上側に釘打ちなどされる石こうボード等の使用に
はJIS規格の制限や内装壁面の広狭、形状などから複
数枚の使用を必須としており、また石こうボード製造時
に縁部分が少しゆがむことが不可避といった事情に加
え、2枚を上下にセットしても接着してある両面の紙の
関係で密着は困難である。そして1枚刃カッターやのこ
ぎりで一方または両方を切ると材質特性からボードが浮
き上がり易い。
【0008】そこで、石こうボード9の2枚にカッター
1、1′が当たってV溝を掘るよう、目的とする溝の
幅、深さに合わせてガイド刃5を当てて安定させ、ゆる
めた刃調整ネジ3を天板6に沿ってまず押し出した後、
前後にスライド板2と一体となった刃物1、1′の位置
を決めて刃調整ネジ3を締めて固定する。そして、両ボ
ードにV面取りをしていくのである。
1、1′が当たってV溝を掘るよう、目的とする溝の
幅、深さに合わせてガイド刃5を当てて安定させ、ゆる
めた刃調整ネジ3を天板6に沿ってまず押し出した後、
前後にスライド板2と一体となった刃物1、1′の位置
を決めて刃調整ネジ3を締めて固定する。そして、両ボ
ードにV面取りをしていくのである。
【0009】
【発明の効果】本発明は、サイズの制約など諸事情から
隙間ができる2枚の石こうボードの両者に刃を当ててV
溝を容易に時間や手間を少なくして、きれいな横一線に
引いて接合剤の一種であるパテを注入しやすくして含水
によるボード紙の凹凸化などを防ぐ。さらに、効果の大
きさに比べ、構造も簡単で安価に製作できるという利点
がある。
隙間ができる2枚の石こうボードの両者に刃を当ててV
溝を容易に時間や手間を少なくして、きれいな横一線に
引いて接合剤の一種であるパテを注入しやすくして含水
によるボード紙の凹凸化などを防ぐ。さらに、効果の大
きさに比べ、構造も簡単で安価に製作できるという利点
がある。
【0010】そして、同工程施工後の実際、人の目に触
れる塗装部仕上げ、シール材、クロス貼り、化粧板の釘
打ちなどの美しい仕上げにするための基礎となる工具と
して活用できるという利点がある。
れる塗装部仕上げ、シール材、クロス貼り、化粧板の釘
打ちなどの美しい仕上げにするための基礎となる工具と
して活用できるという利点がある。
【図1】本発明の一例としてのV面取りカッターの正面
図。
図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の左側面図。
【図4】図1の右側面図。
【図5】図1の底面図。
【図6】本発明の一例としての使用状態の斜視図。
1…カッター刃手前 1′…カッター刃奥 2…スライド板 2′…スライド用部品手前 2″…スライド用部品奥 3…刃調整ネジ 4…底板、 5…ガイド刃 6…天板 7…グリップ部 8…手 9…石こうボード
Claims (1)
- 【請求項1】 建築の内装仕上げの壁下地材料には一般
に石こうボードが上下に複数枚使用され、継ぎ目をパテ
補修するなどの場合、紙部分が盛り上がったり不揃いに
なるが、その継ぎ目部分を横一直線にVカットして、効
率的に表面を均しやすくすることを特徴とするV面取り
カッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29792195A JPH09104019A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | V面取りカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29792195A JPH09104019A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | V面取りカッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09104019A true JPH09104019A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17852820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29792195A Pending JPH09104019A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | V面取りカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09104019A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2483323A (en) * | 2010-08-31 | 2012-03-07 | Catherine Tanner | Recess cutting device |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP29792195A patent/JPH09104019A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2483323A (en) * | 2010-08-31 | 2012-03-07 | Catherine Tanner | Recess cutting device |
GB2483323B (en) * | 2010-08-31 | 2015-01-28 | Catherine Tanner | Cutting device |
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