JPH0910127A - 浴槽用の樹脂製循環ホース - Google Patents
浴槽用の樹脂製循環ホースInfo
- Publication number
- JPH0910127A JPH0910127A JP18791395A JP18791395A JPH0910127A JP H0910127 A JPH0910127 A JP H0910127A JP 18791395 A JP18791395 A JP 18791395A JP 18791395 A JP18791395 A JP 18791395A JP H0910127 A JPH0910127 A JP H0910127A
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- JP
- Japan
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- hose
- bathtub
- bath
- resin
- hot water
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- Pending
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雑菌，ヌメリの発生しない浴槽用の樹脂製循
環ホースの提供を目的とする。 【構成】 浴槽１内の湯を循環させるために浴槽１の外
周等に配設された樹脂製ホース４であって、このホース
４の内壁面は抗菌処理されている。
環ホースの提供を目的とする。 【構成】 浴槽１内の湯を循環させるために浴槽１の外
周等に配設された樹脂製ホース４であって、このホース
４の内壁面は抗菌処理されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、浴槽用の樹脂製循環
ホースに関するものである。
ホースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、気泡浴槽とか追い焚
き式浴槽においては、浴槽内の湯を循環させるポンプを
備えた循環水路を備えており、この循環水路内に濾過機
等の濾過装置を組み込んだ構成のものでは、良好に濾過
機内で浴槽水を浄化することができるが、濾過装置を有
しない形式のもので循環水路が塩化ビニールホース等の
樹脂製ホースで構成されているものにおいては、特に湯
を溜め置き中において、ホースの内壁に雑菌，ヌメリの
発生が顕著に認められ、溜め置き後の使用開始時に、浴
槽内に湯垢，雑菌等の混じった変色水が噴出されること
が多く、不快感を生ずるという問題点があった。
き式浴槽においては、浴槽内の湯を循環させるポンプを
備えた循環水路を備えており、この循環水路内に濾過機
等の濾過装置を組み込んだ構成のものでは、良好に濾過
機内で浴槽水を浄化することができるが、濾過装置を有
しない形式のもので循環水路が塩化ビニールホース等の
樹脂製ホースで構成されているものにおいては、特に湯
を溜め置き中において、ホースの内壁に雑菌，ヌメリの
発生が顕著に認められ、溜め置き後の使用開始時に、浴
槽内に湯垢，雑菌等の混じった変色水が噴出されること
が多く、不快感を生ずるという問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、良好に雑菌，ヌメリの
生成を抑制することのできる浴槽用の樹脂製循環ホース
を提供せんことを目的とし、その第１の要旨は、浴槽内
の湯を循環させるために該浴槽の外周等に配設された樹
脂製ホースであって、該ホースの少なくとも内壁面は抗
菌処理されていることである。また、第２の要旨は、前
記浴槽が、前記ホースを介し浴槽内に循環される湯中に
気泡を混入させ、浴槽内に気泡を噴出させる気泡浴槽で
あることである。また、第３の要旨は、前記浴槽が、湯
を追い焚き可能な追い焚き装置を備えた追い焚き式浴槽
であることである。
点に鑑み案出したものであって、良好に雑菌，ヌメリの
生成を抑制することのできる浴槽用の樹脂製循環ホース
を提供せんことを目的とし、その第１の要旨は、浴槽内
の湯を循環させるために該浴槽の外周等に配設された樹
脂製ホースであって、該ホースの少なくとも内壁面は抗
菌処理されていることである。また、第２の要旨は、前
記浴槽が、前記ホースを介し浴槽内に循環される湯中に
気泡を混入させ、浴槽内に気泡を噴出させる気泡浴槽で
あることである。また、第３の要旨は、前記浴槽が、湯
を追い焚き可能な追い焚き装置を備えた追い焚き式浴槽
であることである。
【０００４】
【作用】気泡浴槽，追い焚き式浴槽の循環路を構成する
樹脂製ホースは、その内壁面が抗菌処理されているた
め、良好に雑菌，ヌメリの生成を抑制することができる
ものである。
樹脂製ホースは、その内壁面が抗菌処理されているた
め、良好に雑菌，ヌメリの生成を抑制することができる
ものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、バスユニット内に設置された浴槽の概略
構成図であり、浴槽１の側壁面には吸水口２と噴射口３
が形成され、この吸水口２および噴射口３には樹脂製の
循環ホース４が接続されており、循環ホース４は浴槽１
の近傍に設置されたポンプユニット５に接続されたもの
となっており、このポンプユニット５内には循環ポンプ
が内蔵され、電源コード６から電気が供給されてポンプ
が作動することにより、前記吸水口２から浴槽１内の湯
を吸い出して循環ホース４を介し再び噴射口３から浴槽
内に湯を噴出させて循環させることができるものとなっ
ており、噴射口３から噴出される湯中に気泡を混入させ
て気泡を浴槽１内に噴出できるように構成されている。
する。図１は、バスユニット内に設置された浴槽の概略
構成図であり、浴槽１の側壁面には吸水口２と噴射口３
が形成され、この吸水口２および噴射口３には樹脂製の
循環ホース４が接続されており、循環ホース４は浴槽１
の近傍に設置されたポンプユニット５に接続されたもの
となっており、このポンプユニット５内には循環ポンプ
が内蔵され、電源コード６から電気が供給されてポンプ
が作動することにより、前記吸水口２から浴槽１内の湯
を吸い出して循環ホース４を介し再び噴射口３から浴槽
内に湯を噴出させて循環させることができるものとなっ
ており、噴射口３から噴出される湯中に気泡を混入させ
て気泡を浴槽１内に噴出できるように構成されている。
【０００６】本例における前記循環ホース４は、塩化ビ
ニール樹脂またはポリプロピレン樹脂またはポリブテン
樹脂で形成されたものであり、抗菌処理が施されたもの
となっている。すなわち、塩化ビニール製の場合を例示
すると、ゼオライトに銀イオンまたは銅イオンを担持さ
せたものを塩化ビニール樹脂内に練り込んでホースの材
料とし、その様な材料を所定形状に成形したものであ
り、ゼオライトに銀イオンまたは銅イオンを担持させた
ものを、樹脂材料に対し０．１〜３％程度混入して良好
な抗菌性を付与させることができる。すなわち、銀イオ
ンまたは銅イオン等の金属イオンは大腸菌，ブドウ球菌
等の雑菌の繁殖を抑える制菌作用を有することが知られ
ており、銀イオン，銅イオン等により湯中の雑菌の繁殖
を抑え、循環ホース４の内壁面にこれらの雑菌が繁殖し
て付着することを良好に抑制することができ、またヌメ
リの発生をも抑えることができるものとなる。
ニール樹脂またはポリプロピレン樹脂またはポリブテン
樹脂で形成されたものであり、抗菌処理が施されたもの
となっている。すなわち、塩化ビニール製の場合を例示
すると、ゼオライトに銀イオンまたは銅イオンを担持さ
せたものを塩化ビニール樹脂内に練り込んでホースの材
料とし、その様な材料を所定形状に成形したものであ
り、ゼオライトに銀イオンまたは銅イオンを担持させた
ものを、樹脂材料に対し０．１〜３％程度混入して良好
な抗菌性を付与させることができる。すなわち、銀イオ
ンまたは銅イオン等の金属イオンは大腸菌，ブドウ球菌
等の雑菌の繁殖を抑える制菌作用を有することが知られ
ており、銀イオン，銅イオン等により湯中の雑菌の繁殖
を抑え、循環ホース４の内壁面にこれらの雑菌が繁殖し
て付着することを良好に抑制することができ、またヌメ
リの発生をも抑えることができるものとなる。
【０００７】なお、銀または銅イオンをゼオライトに担
持させたものの他、銀リン酸ジルコニウム，銀ハイドロ
キシアパタイト，銀リン酸塩ガラス，銀リン酸塩セラミ
ックを用い、それぞれ０．１〜３％程度樹脂材料内に練
り込んで循環ホース４としても、同様な抗菌性を有する
ホース４とすることができる。なお、その他、循環ホー
ス４の内壁面に、銀イオン，銅イオン等の金属イオンを
表面コーティングしたものであっても良い。
持させたものの他、銀リン酸ジルコニウム，銀ハイドロ
キシアパタイト，銀リン酸塩ガラス，銀リン酸塩セラミ
ックを用い、それぞれ０．１〜３％程度樹脂材料内に練
り込んで循環ホース４としても、同様な抗菌性を有する
ホース４とすることができる。なお、その他、循環ホー
ス４の内壁面に、銀イオン，銅イオン等の金属イオンを
表面コーティングしたものであっても良い。
【０００８】このようにして抗菌性を付与された循環ホ
ース４を使用することにより、循環ホース４内での雑
菌，ヌメリ等の発生が抑制され、したがって、特に溜め
置き後の使用開始時に噴射口３から湯垢，雑菌等の混じ
った変色水が噴出されることがなくなり、快適な浴槽を
構成することができる。
ース４を使用することにより、循環ホース４内での雑
菌，ヌメリ等の発生が抑制され、したがって、特に溜め
置き後の使用開始時に噴射口３から湯垢，雑菌等の混じ
った変色水が噴出されることがなくなり、快適な浴槽を
構成することができる。
【０００９】なお、このような抗菌性を付与された循環
ホース４を使用することにより、濾過装置を付加させた
気泡浴槽においても雑菌，ヌメリの発生を効果的に抑え
ることが可能である。さらに、既存の浴槽の循環ホース
を、このような抗菌性を付与された循環ホース４に容易
に交換することもでき、気泡浴槽または追い焚き式の浴
槽を雑菌，ヌメリの生じない快適な浴槽に変更させるこ
とができるものとなる。
ホース４を使用することにより、濾過装置を付加させた
気泡浴槽においても雑菌，ヌメリの発生を効果的に抑え
ることが可能である。さらに、既存の浴槽の循環ホース
を、このような抗菌性を付与された循環ホース４に容易
に交換することもでき、気泡浴槽または追い焚き式の浴
槽を雑菌，ヌメリの生じない快適な浴槽に変更させるこ
とができるものとなる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、浴槽内の湯を循環させるため
に該浴槽の外周等に配設された樹脂製ホースであって、
該ホースの少なくとも内壁面は抗菌処理されていること
により、ホース内での雑菌，ヌメリの発生を良好に抑制
することができ、特に溜め置き後の使用開始時に、浴槽
内に湯垢，雑菌等の混じった変色水が噴出されることの
ない快適な浴槽を構成し得る効果を有する。
に該浴槽の外周等に配設された樹脂製ホースであって、
該ホースの少なくとも内壁面は抗菌処理されていること
により、ホース内での雑菌，ヌメリの発生を良好に抑制
することができ、特に溜め置き後の使用開始時に、浴槽
内に湯垢，雑菌等の混じった変色水が噴出されることの
ない快適な浴槽を構成し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】浴槽の概略構成図である。
１ 浴槽 ２ 吸水口 ３ 噴射口 ４ 循環ホース ５ ポンプユニット
Claims (3)
- 【請求項１】 浴槽内の湯を循環させるために該浴槽の
外周等に配設された樹脂製ホースであって、該ホースの
少なくとも内壁面は抗菌処理されていることを特徴とす
る浴槽用の樹脂製循環ホース。 - 【請求項２】 前記浴槽が、前記ホースを介し浴槽内に
循環される湯中に気泡を混入させ、浴槽内に気泡を噴出
させる気泡浴槽である請求項１に記載の浴槽用の樹脂製
循環ホース。 - 【請求項３】 前記浴槽が、湯を追い焚き可能な追い焚
き装置を備えた追い焚き式浴槽である請求項１に記載の
浴槽用の樹脂製循環ホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18791395A JPH0910127A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 浴槽用の樹脂製循環ホース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18791395A JPH0910127A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 浴槽用の樹脂製循環ホース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910127A true JPH0910127A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16214403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18791395A Pending JPH0910127A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 浴槽用の樹脂製循環ホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910127A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005021496A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nishihara:Kk | 循環浄化装置 |
| US10399196B2 (en) | 2010-04-26 | 2019-09-03 | Finnsuoja Oy | Device for hydraulic hammer |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18791395A patent/JPH0910127A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005021496A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nishihara:Kk | 循環浄化装置 |
| US10399196B2 (en) | 2010-04-26 | 2019-09-03 | Finnsuoja Oy | Device for hydraulic hammer |
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