JPH09100292A - 酸化防止作用を有するステロイドを含有する、ヒトにおける薬物ホルモン代用のための製薬学的調剤 - Google Patents

酸化防止作用を有するステロイドを含有する、ヒトにおける薬物ホルモン代用のための製薬学的調剤

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JPH09100292A JP8178141A JP17814196A JPH09100292A JP H09100292 A JPH09100292 A JP H09100292A JP 8178141 A JP8178141 A JP 8178141A JP 17814196 A JP17814196 A JP 17814196A JP H09100292 A JPH09100292 A JP H09100292A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い用量の投与および/または長期間の物質投
与なしにエストロゲンを用いたヒトをホルモン代用治療
のための医薬の提供。 【解決手段】少なくとも1つの17α−エストラジオー
ル、その化学的に修飾された誘導体または17α−エス
トラジオールのエステルもしくはその化学的に修飾され
た誘導体を含有する、ヒトにおける薬物ホルモン代用の
ための製薬学的調剤、および該化合物の製薬学的調剤の
ための使用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化防止作用を有
するステロイドである17α−エストラジオール、その
化学的に修飾された誘導体または17α−エストラジオ
ールのエステルもしくはその化学的に修飾された誘導体
を含有する、ヒトにおける薬物ホルモン代用のための製
薬学的調剤、およびヒトにおける薬物ホルモン代用のた
めの製薬学的調剤を製造するための17α−エストラジ
オール、その化学的に修飾された誘導体または17α−
エストラジオールのエステルもしくはその化学的に修飾
された誘導体の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】専門文献および特許文献の記載から、反
応性酸素種(ROS)、酸素フリーラジカルおよび他の
ラジカル形が多種多様な細胞損傷の発生の際に重要な役
割を演じることは、公知である。この場合、特に脂質過
酸化、低密度リポタンパク質(LDL)−コレステロー
ルの酸化およびキサンチンオキシダーゼは、不可逆的な
膜損傷および内皮損傷に関連してラジカルにより媒介さ
れた細胞損傷の出発点となっている。国際公開第87/
01706号公報(A2);国際公開第91/1145
3号公報(A2);欧州特許出願公開第0389368
号公報(A1);欧州特許第0389369号明細書
(B1);欧州特許出願公開第0389370号公報
(A1)およびフランス国特許第2640977号明細
書には、例えば“ラジカル捕捉作用”(酸化防止作用)
を有するステロイドが記載されている。
【0003】“J. Phys. Org. Chem. ”3(199
0),第309頁〜第315頁には、エストロゲン、特
にカテコールエストロゲンがラジカル捕捉剤として反応
しうることが示されている。エストラジオール、エスト
ロン、エストリオールおよび2−ヒドロキシ−エストラ
ジオールは、試験管内および生体内で過酸化を抑制す
る。更に、ドイツ国特許第4338314号明細書(C
1)には、フェノール性A環構造を有するステロイドか
らなる、ラジカルにより媒介された細胞損傷の予防およ
び治療のための製薬学的調剤が記載されている。このド
イツ国特許明細書の記載から、ラジカル捕捉(酸化防
止)作用の程度がそれぞれの化合物のエストロゲン作用
の程度とは無関係であることは、明らかである。例え
ば、多数の化合物についての脂質過酸化に対する試験管
内での抑制作用は、同程度に変動するが、しかし、エス
トロゲン作用は、種々に変動する。
【0004】しかし、このドイツ国特許明細書には、酸
化防止作用が述べられていることを認めることができ、
この場合、それぞれの化合物には、ある程度のエストロ
ゲン性も存在している。更に、ムーラディアン(A.D. M
ooradian)は、“J. Steroid Biochem. Mol. Biol.”4
5,第509頁〜第511頁(1993)の論文「ステ
ロイドの酸化防止作用(Antioxidant properties of st
eroids)」中で、17β−エストラジオール、その種々
の誘導体およびエステル、例えばエチニルエストラジオ
ールおよびカテコールエストロゲンの酸化防止作用を証
明している。この性質は、本質的に所謂ホルモン代用に
より女性の更年期後に心臓−循環器系での危険性が明ら
かに減少されるということに貢献している。
【0005】性腺の減退(睾丸中での僅かすぎるアンド
ロゲン生産;全男性と比べて約7%にすぎない)は論外
として、年老いた男性の場合に更年期後の女性の場合と
類似したホルモン代用原理を展開することは、これまで
成功していない。男性の場合に50歳代で突然に起こる
精神的および肉体的な衰えは、睾丸機能のパラメーター
についておよび向性腺性の分泌に関連して注目すべきこ
とが見出せなかったとしても、これまで所謂男子更年期
と呼ばれていた[ウムブライト(K. Umbreit)著、“TW
Gynaekologie ”8,第220頁〜第229頁(199
5)の論文「”男子更年期”には何を為すべきか。(Wa
s tun bei "Klimakterium virile" ? )」参照]。
【0006】エモンズ(G. Emons)、クヌッペン(R. K
nuppen)、バル(P. Ball )は、“Endocrinology ”、
109,第1799頁(1979)の論文「4−ヒドロ
キシエストラジオール−17βおよび4−ヒドロキシエ
ストラジオール−17α:2個のエピマーカテコールエ
ストロゲンの中枢効果および末梢効果に関する比較研究
(4-Hydroxyestradiol-17 β and 4-hydroxyestradiol-
17α: Comparative studies on central and periphera
l effects of two epimeric catecholestrogens )」中
で、細胞原形質エストロゲン受容体もしくは核エストロ
ゲン受容体に対する17α−エストラジオールの親和力
が17β−エストラジオールと比較して数分の一程度の
大きさであることを述べている。また、メッリアム(G.
Merriam)、マックラスキー(N. Mac Lusky)、ピカー
ド(M. Picard )、ナフトリン(F. Naftolin )は、
“ Steroids ”36,第1頁〜第11頁(1980)の
論文「カテコールエストロゲンlの比較された性質:カ
テコール−o−メチルトランスフェラーゼによるメチル
化とサイトゾルエストロゲンレセプターへの結合(Comp
arative properties of the catechol estrogens l: Me
thylation by catechol-O-methyltransferase and bind
ing to cytosol estrogen receptors )」の中で前記事
実を記載している。
【0007】従って、17α−エストラジオールのエス
トロゲン作用は、不足していることが明らかになる。更
に、フリーラジカルと癲癇を引き起こす痙攣発生過程と
の確実な相関関係が脳内に存在することは、公知であ
る。
【0008】レビ(SL. Levy)、バーンハム(WM. Burn
ham )、ビスハイ(A. Bishai )、ワン(PA. Hwang )
著、“Can. J. Neurol. Sci.”19,第201頁〜第2
03頁(1992)の論文「ビタミンEの鎮痙効果:も
う1つの評価(The anticonvulsant effects of vitami
n E: a further evaluation )」;レビ(SL. Levy)、
バーンハム(WM. Burnham )、ビスハイ(A. Bishai
)、ワン(PA. Hwang )著、“Epilepsy Res. ”6,
第12頁〜第17頁(1990)の論文「ビタミンEの
鎮痙効果の1つの評価(An evaluation of the anticon
vulsant effects ofvitamin E)」;サンティアゴ(LA.
Santiago)、オーサト(JA. Osato )、ヒラマツ(M.
Hiramatsu)、エダマツ(R. Edamatsu )、モリ(A. Mo
ri )著、“Free Radic. Biol. Med.”11,第379
頁〜第383頁(1991)の論文「生物触媒α,ρ
No.11(生物標準体)およびその副生成物のフリー
ラジカル捕捉作用(Free radical scavanging action o
f Bio-catalyzer alpha, rho No. 11(Bionormalyzer) a
nd its by-product )」の中には、ラジカルスカベンジ
ャーが鎮痙作用を有し、かつ例えばペンテトラゾールの
数回の投与によって典型的な痙攣挙動を伴なう幼児化の
現象が形成されているようなマウスの場合に、この痙攣
モデルは影響を及ぼされることが記載されている。この
場合、高い用量の投与および/または長期間の物質投与
によってのみ痙攣モデルに影響を及ぼしうることは、欠
点である。
【0009】専門文献および特許文献の記載から、原因
として過剰の割合のフリーラジカルの発生が論議され、
理解されずに結論が導き出されるような作業効率の低下
の予防および治療ならびに病状の形成の予防および治療
による影響に関与している年老いた男性の場合には、ホ
ルモン代用のために17α−エストラジオールおよび1
7α−エストラジオールの意図的に合成された誘導体を
使用することが指摘されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、エス
トロゲンを用いるヒトのためのホルモン代用治療を提示
し、かつ上記欠点を解決することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、少なくとも1つの17α−エストラジオール、そ
の化学的に修飾された誘導体または17α−エストラジ
オールのエステルもしくはその化学的に修飾された誘導
体を含有する、ヒトにおける薬物ホルモン代用のための
製薬学的調剤によって解決される。意外なことに、古典
的なホルモン治療のヒトにとって望ましくない副作用
(ゲノムにより媒介された)なしにエストロゲンを用い
るヒトのための代用治療の方法を見い出したことが確認
された。
【0012】したがって、本発明の目的は、17α−エ
ストラジオール、その化学的に修飾された誘導体または
17α−エストラジオールのエステルもしくはその化学
的に修飾された誘導体を含有する、ヒトにおける薬物ホ
ルモン代用のための製薬学的調剤および、ヒトにおける
薬物ホルモン代用のための製薬学的調剤を製造するため
の17α−エストラジオール、その化学的に修飾された
誘導体または17α−エストラジオールのエステルもし
くはその化学的に修飾された誘導体の使用の提供であ
る。
【0013】本発明の好ましい実施形は、17α−エス
トラジオール、8−デヒドロ−17α−エストラジオー
ル(J811)および14,15α−メチレン−8−デ
ヒドロ−17α−エストラジオール(J861)を含有
する製薬学的調剤である。また、本発明の対象は、常用
の担持剤および希釈剤とともに請求項1および2に記載
の化合物を作用物質として含有する、経口投与および局
所投与、直腸投与、皮下投与、静脈内投与、筋肉内投
与、腹腔内投与、鼻腔内投与、膣内投与、口内投与また
は舌下投与を含めての腸管外投与のための製薬学的調剤
である。本発明による医薬は、常用の固体または液体の
担持剤または希釈剤および通常使用される製薬工業的助
剤を用いて適当な投与量での所望の適応症に相応して公
知方法で製造される。
【0014】本発明の利点は、酸化防止作用を有するス
テロイドを含有する、ヒトにおける薬物ホルモン代用の
ための医薬によって本質的に明らかであり、この場合に
は、 − 作用物質の作用プロフィールにより、酸素フリーラ
ジカルが疾病の発生および/または継続に重要な役割を
持っているような疾病、例えばアテローム性動脈硬化
症、関節炎/関節症および脳内での慢性の変性過程に対
して高められた危険性を有するヒトの場合に予防的使用
および治療的使用が可能であり、かつ − 古典的なホルモン治療のヒトにとって望ましくない
副作用(ゲノムにより媒介された)なしにエストロゲン
を用いての代用(substitution,置換)治
療が保証される。
【0015】本発明による系の好ましい作用は、内分泌
薬理学的試験管内/生体内試験の結果につき提示され
る。臨床試験の結果により、同様に本発明による系が好
ましい作用を有することが証明されている。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例につき詳説する。 選択された付着分子の発現の抑制 ヒト由来の培養された脈管内皮細胞中でTNFαにより
誘発されたVCAM−1およびICAM−1の発現の抑
制を、ジルマ(B. Jilma)、アイヒラー(H-G.Eichle
r)、ブライテネーダー(H. Breiteneder)、ウォルツ
(M. Wolzt)、アリンガー(M. Aringer)、グラニンガ
ー(W. Graninger)、レーラー(C. Rohrer )、ファイ
トル(M. Veitl)、ワーグナー(OF. Wagner)著、“J.
Clin. Endocrinol. Metab. ”7,第1619頁〜第1
624頁(1994)の論文「循環付着分子に対する1
7β−エストラジオールの効果」中の記載により実施し
た。本発明による系に対する比較物質として、(x)で
示される17β−エストラジオールを使用した。
【0017】 1)評価パラメーターは、組織学的評価によるものである。 2)評価尺度:+:僅かな作用;++:良好な作用;+++:極めて良好な作用
【0018】第1表の記載から明らかなように、この試
験例の場合に、TNFαにより誘発されたVCAM−1
およびICAM−1の発現の抑制に関連して、17α−
エストラジオールは、17β−エストラジオールおよび
物質J861である14,15α−メチレン−8−デヒ
ドロ−17α−エストラジオールと同様に最も強い抑制
効果を示す。
【0019】生体内での鑑定 化合物を一連の生体内での試験例で酸化防止作用の検出
のために使用した。脳内でのフリーラジカルと癲癇を引
き起こす痙攣発生過程との確実な相関関係を、レビ(S
L. Levy)他著、“Can. J. Neurol. Sci.”19,第2
01頁〜第203頁(1992)の論文「ビタミンEの
鎮痙効果(The anticonvulsant effects of vitamin E
)」;および同者著、“Epilepsy Res. ”6,第12
頁〜第17頁(1990)の論文「ビタミンEの鎮痙効
果の1つの評価(An evaluationof the anticonvulsant
effects of vitamin E)」;サンティアゴ(LA. Santi
ago)他著、“Free Radic. Biol. Med.”11,第37
9頁〜第383頁(1991)の論文「生物触媒α,ρ
No.11(生物標準体)およびその副生成物のフリ
ーラジカル捕捉作用(Free radical scavanging action
of Bio-catalyzeralpha, rho No. 11(Bionormalyzer)
and its by-product )」の記載により鑑定した。
【0020】 1)作用の評価: − 効果なし + 検出された作用 ++ 良好な作用 +++ 極めて良好な作用 LZ[S] 痙攣の激しさが目立つようになるまでの潜在時間 Kl 減少された痙攣係数
【0021】第2表から明らかなように、J861であ
る14,15α−メチレン−8−デヒドロ−17α−エ
ストラジオールは、例えば既に1mg/kgの投与量で
1回の経口投与後に雄のマウスでの痙攣を引き起こすペ
ンテトラゾール注射の1時間前に痙攣段階3を抑制す
る。投与量を上昇させかつ物質の投与を長時間にした場
合には、別の痙攣段階も影響を及ぼされる。この実施例
は、本発明による物質が低い用量での経口投与後に血液
脳関門を短時間で克服し、かつ脳内でフリーラジカルに
よって変調された変性過程にプラスの影響を及ぼすこと
を示す。神経膠細胞のカイナート(Kainat)受容体での
本発明により記載されるエストロゲンの挙動に関連する
試験管内での結果から出発して、このことから、さらに
非ゲノム性のエストロゲンはGABAerg受容体複合
物により媒介されうることが指摘される。ルイス−ラッ
ト(Lewis-Ratte )の場合のアジュバント関節炎は、ヒ
トの慢性リュウマチ性関節炎についてのよく知られ確立
されたモデルである[ニューボウルド(BB. Newbould)
著、“Br. J. Pharmacol. ”21,第127頁〜第13
6頁(1963)の論文「ミコバクテリアアジュバント
によってラット中で誘発された関節炎の化学療法(Chem
otherapy of arthritis induced in rats by mycobacte
rial adjuvant )」;ヒルシェルマン(R. Hirschelman
n )の学位論文B(Dissertation B (Habil.-Schrift)
), Halle,1976、「消炎剤を試験するためのモデ
ルとしてのラットの6−スルファニルアミドインダゾー
ル関節炎およびアジュバント関節炎(Die 6-Sulfanilam
idoindazol-Arthritis und die Adjuvansarthritis der
Ratte als Modelle zur Testung von Antiphlogistik
a)」]。
【0022】本発明による物質は、17β−エストラジ
オールと比較して雄のラット(1群当たり8匹の動物)
での前記モデルの場合に経口投与後に21日間に亘って
試験した。関節炎を左の後脚中へのフロイントアジュバ
ント0.1mlの注射によって惹起させた。試験パラメ
ーターは、左の後脚の膨脹の抑制率にあり、二次関節炎
の程度は、3つの別の脚の膨脹率によって評価された。
【0023】 1)スコア:3本の注射されなかった脚についての二次関節炎の評価 0=なし、1=軽い炎症、2=中位の強さの炎症、3=強い炎症 動物1匹当たりの最大点の数は、3×3=9であり、これは、8匹 の動物の場合に1群当たり最大で72である(炎症の対照)。
【0024】第3表から、17α−エストラジオールお
よびJ861は、17β−エストラジオールとほぼ同じ
抗関節炎作用を有することが明らかになる。関節炎後の
段階での作用は、特に際立っている。また、炎症過程が
もはや急性でなくかつ非ステロイド性抗炎症剤、例えば
ジクロフェナク(Diclofenac)−ナトリウムがなお僅か
な抑制効果だけを示す場合に、雄のラットのカラゲニン
脚水浮腫においても、最大の抑制効果は、水浮腫が誘発
してから24時間後に初めて起こる。2つのモデルの場
合の急性段階において抗炎症性の作用は、比較的弱く特
色を留めているけれども、所謂慢性の段階は、常に重要
な炎症の抑制を検出することができる。この所見は、本
発明による物質が急性段階のタンパク質に影響を及ぼす
ことができないという観察とも関連している。
【0025】試験管内での所見 化合物を一連の試験管内での試験モデルでエストロゲン
作用を検出するために試験した。 1.エストロゲン受容体の親和力 エストロゲン受容体に対する親和力をカイウサギの子宮
細胞質ゾル中で 3H標識されたトレーサーとIC50を含
む濃度順序でそれぞれ試験すべき化合物との競合的結合
によって測定した。IC50は、脂質過酸化に対する50
%の抑制率を達成するために、供給すべき物質の量を示
す。1.5〜2kgの体重の雌のカイウサギ(白色ニュ
ージーランド種)をバルビツール酸塩による麻酔法で死
亡させ、子宮を取り出し、洗浄し、かつ氷冷下にTED
S緩衝液(トリス/HCl 20mM、pH7.4;エ
チレンジアミンテトラアセテート1mM;ジチオトレイ
トール2mM;サッカロース250mM)中でホモジェ
ナイズした。遠心分離後に16000×g〜10000
0×gで取得された細胞質ゾルを滴下法でショック凍結
させ、かつ−30℃で貯蔵した。適当に稀釈された細胞
質ゾル(受容体濃度約0.3nM)をトレーサーの[ 3
H]−エチニルエストラジオール(3nM)および試験
すべき競合物質と一緒に0〜4℃で18時間恒温保持し
た。遊離トレーサーを活性炭/デキストラン(1%/
0.1%)での吸着および遠心分離によって分離し、上
澄み液中での結合された3 H−活性度を測定した。
【0026】濃度順序での測定(1〜200nMの範囲
内での競合物質)により、結合値の論理対数(logit-lo
g )−変換後に比較物質である17β−エストラジオー
ルのIC50および試験すべき化合物のIC50を測定し
た。相対結合親和力(RBS)は、比較物質である17
β−エストラジオール(x)のIC50と試験された物質
のIC50とからの商として計算される。
【0027】
【0028】第4表から、17α−エストラジオールお
よびその類似体のエストロゲン受容体に対する親和力
は、明らかに減少されており、したがってエストロゲン
作用は、17β−エストラジオールと比較して遥かに僅
かであることが判明する。
【0029】2.遺伝子技術により変化されたヒト乳癌
細胞におけるエストロゲン活性細胞および細胞培養 安定に形質転換されたヒトの乳癌細胞系列MCF−7/
2Aは、ベクターpEMBL8+を含有する。このベク
ターは、fl−ファージのoriおよびアフリカツメガ
エル(Xenopus laevis)のビテロゲニンA2のエストロ
ゲン応答要素(ERE)、単純ヘルペスウィルスからの
TK−プロモーター、フォチヌス・ピラリス(Photinus
pyralis)からのルシフェラーゼ遺伝子およびSV40
(マイヤー(Meyer )他、“J. Cancer Res. Clin. Onc
ol. ”、120、第359頁〜第364頁、1994)
からのポリAシグナルからなる融合遺伝子を含有する。
乳癌細胞系列MCF−7/2Aを常用の条件下でダルベ
ッコ(Dulbecco)培地(DM)中でフェノールレッドな
しに培養し、この培養物にウシ胎児の血清(FKS)5
%、L−グルタミン2mM、ペニシリン(100単位/
ml)、ストレプトマイシン(100μg/ml)およ
びゲネチシン(350μg/ml)を添加した。細胞培
養のために、細胞を毎週1/10ずつ継代培養した。全
ての細胞を37℃でほぼ100%の相対空気湿度および
空気中5容量%のCO2 の含量を有する雰囲気中で培養
した。試験開始の1週間前に、この細胞をフェノールレ
ッドなしに、ゲネチシンを含有せずかつFKSの代わり
にDCS10%を添加すること(デキストラン−活性炭
で処理されたFKS)によって細胞保持培地と区別され
るDM中に移した。この1週間内で、培地の交換を3回
行なった。
【0030】エストロゲン活性の測定 ルシフェラーゼ誘発の実施のために、それぞれ細胞1.
5百万は、デキストラン−飽和活性炭での処理によって
内在性ステロイドが除去されているDCS10%を有す
るDM2mlずつ中に播種されていた。24時間後、エ
タノール中のホルモンを添加した(最終容量0.1
%)。対照は、同含量のビヒクルを含有していた。48
時間のホルモン作用後、前記細胞をPBS(カルシウム
およびマグネシウムなしに)で洗浄した後に凹所1個当
たり溶解緩衝液180μl(トリス25mM、pH7.
8;DTT2mM、1,2−ジアミノシクロヘキサン−
N,N,N´,N´−テトラ酢酸、グリセロール10
%、トリトンX−100 1%)の添加によって細胞の
溶解が生じた。室温で15分間の溶解後、溶解された細
胞を有する溶液をエッペンドルフチューブ中に移し、か
つ短時間遠心分離した(エッペンドルフ遠心分離機(Ep
pendorfzentrifuge );2分間、18000r.p.m.)。
上澄み液の等分割量のルシフェラーゼ検定を特殊なマイ
クロタイタープレート中でルミノスカン(Luminoskan)
型391でのプロメガ(Promega )のプロトコルに相応
して行なった。この試料の測定された相対光単位を該試
料のタンパク質含量に対して標準化した。タンパク質の
測定をブラッドフォード(Bradford)(1976)の方
法により標準としてのウシ血清アルブミンを用いて行な
った。
【0031】後に示す図1から次の点が明らかである:
遺伝子の活性化実験により、17α−エストラジオール
ならびに類似体J811およびJ861についてのルシ
フェラーゼ誘発のための半最大(1/2maximu
m)の有効投与量は、nMの範囲内にあり、これに対し
て17β−エストラジオールは、10-10 M〜10-11
Mの範囲内で半最大の効果を示すことが判明する。複雑
な反応、例えば細胞の成長刺激および子宮重量の増大と
は異なり、ルシフェラーゼ誘発は、遺伝子技術的に変化
されたMCF−7/2a細胞において純粋なエストロゲ
ン応答を返す。17α−エストラジオールならびに類似
体J811およびJ861に対して10乗を上廻る17
β−エストラジオールのゲノム効果の解離は、使用され
たヒト細胞系において明らかに反映している。
【0032】臨床的研究 提示された系を臨床研究の範囲内で年老いた男性につい
て試験した。毎日硬質ゼラチンカプセルの形で投与され
た17α−エストラジオール2mgの作用を52〜63
歳の年齢の12人の超過体重の男性(肥満度(BMI)
>35)について6ヶ月間に亘って試験した。被験者の
何れも他の治療法を受けていなかった。12人の被験者
の中の6人は、適度に変化した経口グルコース許容試験
(OGTT)を受けたが、しかし、明らかな糖尿病の物
質交換状態を決して示さなかった。甲状腺試験、肝臓試
験および腎臓試験については、この研究の開始前に全て
の被験者の場合に目立つものではなかった。また、血漿
−アンドロゲン値は、テストステロン12nmol/l
を上廻る標準範囲内にあり;遊離テストステロンは、
0.2nmol/lを上廻っていた。予想されたよう
に、6人の被験者は、変化したOGTTで高められた全
コレステロール値およびトリグリセリド値を有してい
た。LDL−コレステロール酸化の生体内での測定およ
びホルモン分析のための血液試料を研究の開始時、その
後に週1回および最後の摂取後に取り出した(夜および
朝の断食後に毎朝そのつど8時と10時との間)。第5
表には、試験開始時および6ヶ月後のホルモン分析の結
果(nmol/l)が示されており、かつ21〜28歳
の年齢の12人の標準体重の男性の値(対照群)と比較
されている。
【0033】
【表1】
【0034】17α−エストラジオールを用いての処理
は、選択されたホルモンパラメーターにあまり影響を及
ぼさないことが明らかになる。SHBGの上昇を欠くこ
とは、17α−エストラジオールが17β−エストラジ
オールとは異なり古典的なエストロゲン作用に使用され
ないことを証明するものである。第6表には、試験開始
時および試験終了時の脂質プロフィールもしくはリポタ
ンパク質プロフィールが表わされている。
【0035】 * p0.05未満
【0036】アテローム形成の危険の1つの重要な標識
としての全コレステロールの減少は、重要である。トリ
グリセリド(他の危険因子)の同様の重要な減少は、同
様に古典的なエストロゲン作用の形成に順応せず、この
場合には、多くの場合にトリグリセリドの上昇が観察さ
れ、少なくともトリグリセリドの減少は、観察されな
い。被験者の中の何れにも望ましくない作用により処置
されたという報告はなかった。殊に、典型的なエストロ
ゲン作用の表れとしての胸の増殖(男子乳房肥大)また
は胸の伸張は、観察されなかった。更に、睡眠の状態お
よび性欲の改善が報告された。典型的なエストロゲン基
本作用を欠く場合の所定の酸化過程に対する17α−エ
ストラジオールの良好な抑制作用により、17α−配位
されたエストロゲンは、意外なことに、ヒトにおける薬
物ホルモン代用のための製薬学的調剤を製造するために
使用するのに適した作用物質となる。
【0037】既に特許文献から公知のように、17α−
エストラジオールは、高い作用の17β−エストラジオ
ールおよび合成エストロゲンのエチニルエストラジオー
ルと同様の酸化防止作用を有する。この酸化防止作用
は、細胞不含の試験系の場合にも検出することができた
ので、古典的な(細胞核により媒介された)作用機構
は、この特殊なエストロゲン作用には関与しない。年老
いた男性の場合、17α−エストラジオールは、エスト
ロゲン作用の極めて敏感な標識としての性ホルモン結合
グロブリン(SHBG)の増大および男子乳房肥大もし
くは胸の伸張の形成などの問題点を検出する典型的なエ
ストロゲン作用を全く示さないことが証明される。実験
によれば、脳内でのGABAergにより媒介された痙
攣状態は有利に影響を及ぼされることが示される。GA
BAerg機構により、脳内での慢性の変性状態と知覚
に関する能率の減退との関連がもたらされる。本発明に
より特許が請求されるステロイドは、内皮中での付着分
子の発現を抑止する状態にある。付着分子の増大された
形成は、同様に炎症およびアテローム性動脈硬化の開始
時の初期過程に属するものである。
【0038】
【発明の効果】特に、年老いた男性の場合に17α−エ
ストラジオールを投与するとLDL−コレステロール酸
化は明らかに遅延される。従って、アテローム性動脈硬
化の発生および継続についての重要な過程は、抑止する
ことができ、この場合望ましくない副作用は、許容され
る必要はない。その上、アテローム性動脈硬化の危険性
のための標識、例えば血液中の全コレステロールおよび
トリグリセリドは、減少された。
【図面の簡単な説明】
【図1】遺伝子の活性化実験による、17α−エストラ
ジオールならびに類似体J811およびJ861につい
てのルシフェラーゼ誘発のための半最大の有効投与量を
示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒューブラー,ドリス ドイツ国 07407 シュミーデン エンエ ル.12 (72)発明者 シュレーダー,イエンス ドイツ国 07747 イエナ テオバルト− レナー−シュトラーセ 15 (72)発明者 シュバルツ,ジークフリド ドイツ国 07743 イエナ オットゲルド − ミュールマン−シュトラーセ 17 (72)発明者 ドロエーシャー,ペーター ドイツ国 99423 ワイマール トリーエ ル シュトラーセ 18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】17α−エストラジオール、その化学的に
    修飾された誘導体または17α−エストラジオールのエ
    ステルもしくはその化学的に修飾された誘導体を含有す
    る、ヒトにおける薬物ホルモン代用のための製薬学的調
    剤。
  2. 【請求項2】ヒトにおける薬物ホルモン代用のための製
    薬学的調剤を製造するための17α−エストラジオー
    ル、その化学的に修飾された誘導体または17α−エス
    トラジオールのエステルもしくはその化学的に修飾され
    た誘導体の使用。
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