JPH0897893A - 携帯電話機 - Google Patents
携帯電話機Info
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- JPH0897893A JPH0897893A JP6233103A JP23310394A JPH0897893A JP H0897893 A JPH0897893 A JP H0897893A JP 6233103 A JP6233103 A JP 6233103A JP 23310394 A JP23310394 A JP 23310394A JP H0897893 A JPH0897893 A JP H0897893A
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- JP
- Japan
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- card
- telephone body
- mobile phone
- transmitter
- receiver
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機器全体の小型化を図る。
【構成】 送話部6と、電話機本体2との取付け面部に
位置して一側面部に開口端部を有するカード収納部22
が設けられた受話部3と、この受話部3がスライド操作
自在に取付けられるとともにカード収納部22と対向位
置する取付け面部に収納されたICカードの端子と接合
される第1の接続端子12A乃至第6の接続端子12F
がそれぞれ設けられた電話機本体2とを備えて構成され
る。
位置して一側面部に開口端部を有するカード収納部22
が設けられた受話部3と、この受話部3がスライド操作
自在に取付けられるとともにカード収納部22と対向位
置する取付け面部に収納されたICカードの端子と接合
される第1の接続端子12A乃至第6の接続端子12F
がそれぞれ設けられた電話機本体2とを備えて構成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機に装着され
て利用するための各種情報がメモリされたICカードが
装着された携帯電話機に関する。
て利用するための各種情報がメモリされたICカードが
装着された携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパでは、デジタル・セルラ電話
システムは、GSM(Group Special M
obile)と称されるシステムで運用されており、こ
のシステムは、SIM(Subscriber Ide
ntity Module)カードと呼ばれる個人の認
識番号データをメモリしたICカードが携帯電話機に装
填されて、このSIMカードのメモリデータにより電話
料金の課金などを行うようにしている。
システムは、GSM(Group Special M
obile)と称されるシステムで運用されており、こ
のシステムは、SIM(Subscriber Ide
ntity Module)カードと呼ばれる個人の認
識番号データをメモリしたICカードが携帯電話機に装
填されて、このSIMカードのメモリデータにより電話
料金の課金などを行うようにしている。
【0003】そして、SIMカードが装填される携帯電
話機は、ローラやスプリング等が配設されたカード収納
部に、SIMカードが挿入されて保持されるように構成
されている。
話機は、ローラやスプリング等が配設されたカード収納
部に、SIMカードが挿入されて保持されるように構成
されている。
【0004】従来のSIMカード50は、図6に示すよ
うに、略矩形板状に形成されており、主面の略中央部に
位置して、第1の端子51A乃至第6の端子51Fがそ
れぞれ配設されている。これら第1の端子51A乃至第
6の端子51Fは、内蔵されたメモリユニットと接続さ
れている。
うに、略矩形板状に形成されており、主面の略中央部に
位置して、第1の端子51A乃至第6の端子51Fがそ
れぞれ配設されている。これら第1の端子51A乃至第
6の端子51Fは、内蔵されたメモリユニットと接続さ
れている。
【0005】このSIMカード50が装着される携帯電
話機は、図7に示すように、電話機本体のプリント基板
52上にSIMカード50を収納するカード収納部57
が形成されている。このカード収納部57は、プリント
基板52と、このプリント基板52に設けられたカード
装着板53と、このカード装着板53を覆う蓋体54と
から構成されている。
話機は、図7に示すように、電話機本体のプリント基板
52上にSIMカード50を収納するカード収納部57
が形成されている。このカード収納部57は、プリント
基板52と、このプリント基板52に設けられたカード
装着板53と、このカード装着板53を覆う蓋体54と
から構成されている。
【0006】カード装着板53は、複数の端子群55が
プリント回路にそれぞれ半田付けされてプリント基板5
2に完装されている。カード装着板53には、主面の略
中央部に位置して、第1の接続端子56A乃至第6の接
続端子56Fがそれぞれ配設されている。そして、これ
ら第1の接続端子56A乃至第6の接続端子56Fは、
SIMカード50の第1の端子51A乃至第6の端子5
1Fと接合される。
プリント回路にそれぞれ半田付けされてプリント基板5
2に完装されている。カード装着板53には、主面の略
中央部に位置して、第1の接続端子56A乃至第6の接
続端子56Fがそれぞれ配設されている。そして、これ
ら第1の接続端子56A乃至第6の接続端子56Fは、
SIMカード50の第1の端子51A乃至第6の端子5
1Fと接合される。
【0007】また、カード装着板53には、一側端部に
蓋体54が開閉自在に設けられている。この蓋体54
は、カード装着板53にSIMカード50が装着される
際に開放されて、カード装着板53に装着されたSIM
カード50を保持するとともに保護するために閉塞され
る。
蓋体54が開閉自在に設けられている。この蓋体54
は、カード装着板53にSIMカード50が装着される
際に開放されて、カード装着板53に装着されたSIM
カード50を保持するとともに保護するために閉塞され
る。
【0008】あるいは、カード収納部57は、蓋体54
の代わりに、図示しない略有底箱状のカード保護カート
リッジを用いることにより、このカード保護カートリッ
ジがカード装着板53に装着されたSIMカード50を
覆うことにより保護するように構成してもよい。
の代わりに、図示しない略有底箱状のカード保護カート
リッジを用いることにより、このカード保護カートリッ
ジがカード装着板53に装着されたSIMカード50を
覆うことにより保護するように構成してもよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、SI
Mカード50が装着される携帯電話機は、カード収納部
57を設けるために、プリント基板52上に比較的広い
面積を必要とする。すなわち、携帯電話機は、SIMカ
ード50を収納、保持するカード収納部57を構成する
ために、スペースを確保することが困難であるととも
に、電話機本体側の接続端子とSIMカード50の第1
の端子51A乃至第6の端子51Fとの良好な電気的接
続の点でも問題となる。したがって、小型化が要望され
ている携帯電話機は、機器全体の小型化に限界がある。
Mカード50が装着される携帯電話機は、カード収納部
57を設けるために、プリント基板52上に比較的広い
面積を必要とする。すなわち、携帯電話機は、SIMカ
ード50を収納、保持するカード収納部57を構成する
ために、スペースを確保することが困難であるととも
に、電話機本体側の接続端子とSIMカード50の第1
の端子51A乃至第6の端子51Fとの良好な電気的接
続の点でも問題となる。したがって、小型化が要望され
ている携帯電話機は、機器全体の小型化に限界がある。
【0010】そこで、本発明は、電話機本体側の端子と
SIMカードのようなICカードの端子とが良好に電気
接続されるとともに、機器全体の小型化が可能な携帯電
話機を提供することを目的とする。
SIMカードのようなICカードの端子とが良好に電気
接続されるとともに、機器全体の小型化が可能な携帯電
話機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係る携帯電話機は、電話機本体に対して
送話器を収納した送話部及び/又は受話器を収納した受
話部とがスライド操作自在に取付けられ、電話機本体に
対してスライド操作される送話部又は受話部のいずれか
一方には、電話機本体との取付け面部に位置して、一側
面部に開口端部を有するICカード収納部が設けられ、
このICカード収納部と対向位置する電話機本体の取付
け面部に、収納されたICカードの端子と接合される接
続端子が設けられる。
ため、本発明に係る携帯電話機は、電話機本体に対して
送話器を収納した送話部及び/又は受話器を収納した受
話部とがスライド操作自在に取付けられ、電話機本体に
対してスライド操作される送話部又は受話部のいずれか
一方には、電話機本体との取付け面部に位置して、一側
面部に開口端部を有するICカード収納部が設けられ、
このICカード収納部と対向位置する電話機本体の取付
け面部に、収納されたICカードの端子と接合される接
続端子が設けられる。
【0012】また、ICカード収納部が設けられた送話
部又は受話部に設けられて収納されたICカードの通電
状態を検出する検出用端子と、電話機本体に設けられて
検出用端子と接合される検出用接続端子とから構成され
るICカード検出部を備える。さらに、送話部又は受話
部に設けられた検出用端子は、電話機本体に対して送話
部又は受話部がスライド操作される移動距離と少なくと
も等しい長さ寸法を有する。
部又は受話部に設けられて収納されたICカードの通電
状態を検出する検出用端子と、電話機本体に設けられて
検出用端子と接合される検出用接続端子とから構成され
るICカード検出部を備える。さらに、送話部又は受話
部に設けられた検出用端子は、電話機本体に対して送話
部又は受話部がスライド操作される移動距離と少なくと
も等しい長さ寸法を有する。
【0013】さらにまた、電話機本体に対してスライド
操作される送話部又は受話部の外周部に設けられた開口
部に沿ってスライド操作自在に配設されたロック部材を
有するロック機構を備える。また、このロック機構は、
ICカード検出部と連動される。さらにまた、ICカー
ド収納部には、ICカードを収納する有底箱状のカード
保護カートリッジが嵌脱自在に設けられる。
操作される送話部又は受話部の外周部に設けられた開口
部に沿ってスライド操作自在に配設されたロック部材を
有するロック機構を備える。また、このロック機構は、
ICカード検出部と連動される。さらにまた、ICカー
ド収納部には、ICカードを収納する有底箱状のカード
保護カートリッジが嵌脱自在に設けられる。
【0014】
【作用】以上のように構成した本発明に係る携帯電話機
は、電話機本体に対して送話部又は受話部がスライド操
作されるスライド機構を、ICカード収納部に要するス
ライド機構として兼用することによる相乗効果により、
ICカード収納部のスライド機構を設けるためのスペー
スが不要となる。したがって、携帯電話機は、ICカー
ド収納部を設けるためのスペースが低減されて、機器全
体が小型化される。
は、電話機本体に対して送話部又は受話部がスライド操
作されるスライド機構を、ICカード収納部に要するス
ライド機構として兼用することによる相乗効果により、
ICカード収納部のスライド機構を設けるためのスペー
スが不要となる。したがって、携帯電話機は、ICカー
ド収納部を設けるためのスペースが低減されて、機器全
体が小型化される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図1
乃至図5を参照して説明する。実施例携帯電話機1は、
概略、送話部6と、この送話部6が組み込まれた電話機
本体2と、この電話機本体2に組み込まれた通話回路、
無線ユニット及び操作ボタン群25と、電話機本体2に
スライド操作自在に取付けられた受話部3と、この受話
部3に設けられたカード収納部22に収納されるSIM
カード4とから構成されている。
乃至図5を参照して説明する。実施例携帯電話機1は、
概略、送話部6と、この送話部6が組み込まれた電話機
本体2と、この電話機本体2に組み込まれた通話回路、
無線ユニット及び操作ボタン群25と、電話機本体2に
スライド操作自在に取付けられた受話部3と、この受話
部3に設けられたカード収納部22に収納されるSIM
カード4とから構成されている。
【0016】電話機本体2は、概略、図1に示すよう
に、主面側に図示しないマイクを有する送話部6、アン
テナ23、表示部24、及び操作ボタン群25がそれぞ
れ設けられている。この電話機本体2には、受話部3が
電話機本体2の長手方向にスライド操作自在に設けられ
ており、通話する際にこの受話部3が引き出されて、送
話部6と受話部2との間隔が最適となる状態で使用され
る。
に、主面側に図示しないマイクを有する送話部6、アン
テナ23、表示部24、及び操作ボタン群25がそれぞ
れ設けられている。この電話機本体2には、受話部3が
電話機本体2の長手方向にスライド操作自在に設けられ
ており、通話する際にこの受話部3が引き出されて、送
話部6と受話部2との間隔が最適となる状態で使用され
る。
【0017】携帯電話機1に収納されるSIMカード4
は、図2に示すように、従来のSIMカード50とほぼ
同一でり、略矩形板状に形成されており、主面の略中央
部に位置して、第1の端子15A乃至第6の端子15F
がそれぞれ配設されている。これら第1の端子15A乃
至第6の端子15Fは、内蔵されたマイクロコンピュー
タにより構成されたメモリユニットと接続されている。
は、図2に示すように、従来のSIMカード50とほぼ
同一でり、略矩形板状に形成されており、主面の略中央
部に位置して、第1の端子15A乃至第6の端子15F
がそれぞれ配設されている。これら第1の端子15A乃
至第6の端子15Fは、内蔵されたマイクロコンピュー
タにより構成されたメモリユニットと接続されている。
【0018】電話機本体2は、図2及び図3に示すよう
に、受話部3との取付け面部に、断面略L字状の第1の
ガイド突部7A及び第2のガイド突部7Bとがそれぞれ
一体に突出形成されており、また略中央部に位置して略
矩形状の開口部10が設けられている。
に、受話部3との取付け面部に、断面略L字状の第1の
ガイド突部7A及び第2のガイド突部7Bとがそれぞれ
一体に突出形成されており、また略中央部に位置して略
矩形状の開口部10が設けられている。
【0019】そして、電話機本体2は、図2に示すよう
に、プリント基板9が開口部10の底面部を構成してお
り、このプリント基板9には、SIMカード4の第1の
端子15A乃至第6の端子15Fとそれぞれ接続される
略く字状の第1の接続端子12A乃至第6の接続端子1
2Fがそれぞれ配設されている。これら第1の接続端子
12A乃至第6の接続端子12Fは、プリント基板9に
一端部が半田付けされており、弾性変形自在にそれぞれ
設けられている。
に、プリント基板9が開口部10の底面部を構成してお
り、このプリント基板9には、SIMカード4の第1の
端子15A乃至第6の端子15Fとそれぞれ接続される
略く字状の第1の接続端子12A乃至第6の接続端子1
2Fがそれぞれ配設されている。これら第1の接続端子
12A乃至第6の接続端子12Fは、プリント基板9に
一端部が半田付けされており、弾性変形自在にそれぞれ
設けられている。
【0020】また、プリント基板9には、第1のガイド
突部7A及び第2のガイド突部7Bに隣接して、第1の
スピーカ用接続端子13A及び第2のスピーカ用接続端
子13Bがそれぞれ配設されている。これら第1のスピ
ーカ用接続端子13A及び第2のスピーカ用接続端子1
3Bは、後述する受話部3に設けられた第1のスピーカ
用端子16A及び第2のスピーカ用端子16Bとそれぞ
れ接続される。
突部7A及び第2のガイド突部7Bに隣接して、第1の
スピーカ用接続端子13A及び第2のスピーカ用接続端
子13Bがそれぞれ配設されている。これら第1のスピ
ーカ用接続端子13A及び第2のスピーカ用接続端子1
3Bは、後述する受話部3に設けられた第1のスピーカ
用端子16A及び第2のスピーカ用端子16Bとそれぞ
れ接続される。
【0021】また、電話機本体2には、第2のガイド突
部7Bに隣接して、受話部3との取付け面部の外周部側
に開口部11が設けられており、プリント基板9がこの
開口部11の底面部を構成している。開口部11には、
プリント基板9に略く字状のSIM検出用接続端子14
が設けられている。このSIM検出用接続端子14は、
一端がプリント基板9に半田付けされており、弾性変形
自在に設けられている。
部7Bに隣接して、受話部3との取付け面部の外周部側
に開口部11が設けられており、プリント基板9がこの
開口部11の底面部を構成している。開口部11には、
プリント基板9に略く字状のSIM検出用接続端子14
が設けられている。このSIM検出用接続端子14は、
一端がプリント基板9に半田付けされており、弾性変形
自在に設けられている。
【0022】受話部3は、図2及び図3に示すように、
内蔵されたスピーカ19を有し、電話機本体2との取付
け面部に、一側面部に開口端部を有する断面略L字状の
第1のガイド溝8A及び第2のガイド溝8Bがそれぞれ
凹設されている。この受話部3は、第1のガイド溝8A
及び第2のガイド溝8Bとの対向間の略中央部に位置し
て、一側面部に開口端部を有する略矩形状のカード収納
部22が凹設されている。
内蔵されたスピーカ19を有し、電話機本体2との取付
け面部に、一側面部に開口端部を有する断面略L字状の
第1のガイド溝8A及び第2のガイド溝8Bがそれぞれ
凹設されている。この受話部3は、第1のガイド溝8A
及び第2のガイド溝8Bとの対向間の略中央部に位置し
て、一側面部に開口端部を有する略矩形状のカード収納
部22が凹設されている。
【0023】また、受話部3は、このカード収納部22
にカード保護カートリッジ5が嵌脱自在に設けられてい
る。このカード保護カートリッジ5は、有底箱状に形成
されており、収納部5AにSIMカード50が収納され
る。
にカード保護カートリッジ5が嵌脱自在に設けられてい
る。このカード保護カートリッジ5は、有底箱状に形成
されており、収納部5AにSIMカード50が収納され
る。
【0024】受話部3は、カード収納部22の相対する
側面部に、第1の突部18A及び第2の突部18Bがそ
れぞれ一体に突出形成されている。これら第1の突部1
8A及び第2の突部18Bには、第1のスピーカ用端子
16A及び第2のスピーカ用端子16Bがそれぞれ設け
られている。
側面部に、第1の突部18A及び第2の突部18Bがそ
れぞれ一体に突出形成されている。これら第1の突部1
8A及び第2の突部18Bには、第1のスピーカ用端子
16A及び第2のスピーカ用端子16Bがそれぞれ設け
られている。
【0025】そして、これら第1のスピーカ用端子16
A及び第2のスピーカ用端子16Bは、通話の際に受話
部3を使用するため電話機本体2に対して受話部3がス
ライド操作され引き出された状態で、電話機本体2のス
ピーカ用接続端子13A及び第2のスピーカ用接続端子
13Bにそれぞれ接続される。
A及び第2のスピーカ用端子16Bは、通話の際に受話
部3を使用するため電話機本体2に対して受話部3がス
ライド操作され引き出された状態で、電話機本体2のス
ピーカ用接続端子13A及び第2のスピーカ用接続端子
13Bにそれぞれ接続される。
【0026】受話部3には、取付け面部の外周部に沿っ
て、SIM検出用端子17が設けられている。このSI
M検出用端子17は、電話機本体2に設けられたSIM
検出用接続端子14と接合される。このSIM検出用端
子17は、通話する際に受話部3を使用するため電話機
本体2に対して受話部3がスライド操作されて引き出さ
れた状態でも、SIM検出用接続端子14との接合状態
が維持される長さ寸法Lを有している。
て、SIM検出用端子17が設けられている。このSI
M検出用端子17は、電話機本体2に設けられたSIM
検出用接続端子14と接合される。このSIM検出用端
子17は、通話する際に受話部3を使用するため電話機
本体2に対して受話部3がスライド操作されて引き出さ
れた状態でも、SIM検出用接続端子14との接合状態
が維持される長さ寸法Lを有している。
【0027】また、受話部3は、外周部の一側面部に開
口部20が設けられており、この開口部20に沿ってス
ライド部材21が図4に示す矢印方向にスライド操作自
在に設けられている。このスライド部材21には、スト
ッパ部29が一体に形成されており、このスライド部材
21が図4に示すA方向に移動されることにより、スト
ッパ部29が第2のガイド溝8B内に突出する。
口部20が設けられており、この開口部20に沿ってス
ライド部材21が図4に示す矢印方向にスライド操作自
在に設けられている。このスライド部材21には、スト
ッパ部29が一体に形成されており、このスライド部材
21が図4に示すA方向に移動されることにより、スト
ッパ部29が第2のガイド溝8B内に突出する。
【0028】すなわち、スライド部材21は、ストッパ
部29を第2のガイド溝8B内に突出させて、このスト
ッパ部29が電話機本体2の第2のガイド突部8Bの一
端部に当接することにより、電話機本体2に対して受話
部3がスライド移動することを規制する。すなわち、受
話部3は、スライド部材21のストッパ部29と第2の
ガイド突部8Bの一端部とが当接することによってロッ
ク状態となり、電話機本体2から取り外せなくなり脱落
することが防止されている。
部29を第2のガイド溝8B内に突出させて、このスト
ッパ部29が電話機本体2の第2のガイド突部8Bの一
端部に当接することにより、電話機本体2に対して受話
部3がスライド移動することを規制する。すなわち、受
話部3は、スライド部材21のストッパ部29と第2の
ガイド突部8Bの一端部とが当接することによってロッ
ク状態となり、電話機本体2から取り外せなくなり脱落
することが防止されている。
【0029】また、このスライド部材21は、図5に示
すSIM検出回路30と連動しており、開口部21に沿
って図4に示すA方向にスライド操作されたロック状態
で、SIM検出用端子17に接合されたSIM検出用接
続端子14により接続された検出部26が、カード収納
部22に収納されたSIMカード4を通電状態とする。
すSIM検出回路30と連動しており、開口部21に沿
って図4に示すA方向にスライド操作されたロック状態
で、SIM検出用端子17に接合されたSIM検出用接
続端子14により接続された検出部26が、カード収納
部22に収納されたSIMカード4を通電状態とする。
【0030】そして、このスライド部材21は、開口部
21に沿って図4に示すB方向にスライド操作されたロ
ック解除状態で、SIM検出用端子17に接合されたS
IM検出用接続端子14により接続された検出部26
が、カード収納部22に収納されたSIMカード4の通
電状態を解除する。
21に沿って図4に示すB方向にスライド操作されたロ
ック解除状態で、SIM検出用端子17に接合されたS
IM検出用接続端子14により接続された検出部26
が、カード収納部22に収納されたSIMカード4の通
電状態を解除する。
【0031】すなわち、スライド部材21は、ロック状
態とすることに伴い、SIM検出回路30のスイッチ2
7が開放してOFF状態となり、検出部26がSIMカ
ード4を通電状態にする。また、スライド部材21は、
ロック解除状態とすることに伴い、SIM検出回路30
のスイッチ27が閉塞してON状態となり、検出部26
がSIM検出回路30がアースされたことを検出して、
SIMカード4の通電状態を解除する。
態とすることに伴い、SIM検出回路30のスイッチ2
7が開放してOFF状態となり、検出部26がSIMカ
ード4を通電状態にする。また、スライド部材21は、
ロック解除状態とすることに伴い、SIM検出回路30
のスイッチ27が閉塞してON状態となり、検出部26
がSIM検出回路30がアースされたことを検出して、
SIMカード4の通電状態を解除する。
【0032】したがって、携帯電話機1は、SIMカー
ド4が通電された状態で、受話部3が電話機本体2から
取り外されて、このSIMカード4がカード収納部22
から取り外されることが防止される。このため、SIM
カード4は、通電状態で取り外されることによってメモ
リされたデータの破壊が確実に防止されている。
ド4が通電された状態で、受話部3が電話機本体2から
取り外されて、このSIMカード4がカード収納部22
から取り外されることが防止される。このため、SIM
カード4は、通電状態で取り外されることによってメモ
リされたデータの破壊が確実に防止されている。
【0033】なお、実施例携帯電話機1は、SIMカー
ド4を保護するために、有底箱状のカード保護カートリ
ッジ5を用いたが、このカード保護カートリッジ5の代
わりに、例えばスポンジ等の緩衝材を用いてもよい。す
なわち、携帯電話機1は、受話部3のカード収納部22
に緩衝材を設けることにより、この緩衝材がカード収納
部22に収納されたSIMカード4を確実に保持すると
ともに摩耗を防止する。
ド4を保護するために、有底箱状のカード保護カートリ
ッジ5を用いたが、このカード保護カートリッジ5の代
わりに、例えばスポンジ等の緩衝材を用いてもよい。す
なわち、携帯電話機1は、受話部3のカード収納部22
に緩衝材を設けることにより、この緩衝材がカード収納
部22に収納されたSIMカード4を確実に保持すると
ともに摩耗を防止する。
【0034】以上のように構成された携帯電話機1にS
IMカード4を収納する動作について説明する。まず、
携帯電話機1は、SIMカード4を装着する場合、受話
部3を電話機本体2からスライド操作することにより引
き出す。そして、携帯電話機1は、電話機本体2の第1
の接続端子12A乃至第6の接続端子12Bに、SIM
カード4の第1の端子15A乃至第6の端子15Fがそ
れぞれ接合する状態でSIMカード4が載置される。
IMカード4を収納する動作について説明する。まず、
携帯電話機1は、SIMカード4を装着する場合、受話
部3を電話機本体2からスライド操作することにより引
き出す。そして、携帯電話機1は、電話機本体2の第1
の接続端子12A乃至第6の接続端子12Bに、SIM
カード4の第1の端子15A乃至第6の端子15Fがそ
れぞれ接合する状態でSIMカード4が載置される。
【0035】電話機本体2は、カード装着部2Aに装着
されたSIMカード4が、カード保護カートリッジ5の
収納部5Aに収納されるように、カード保護カートリッ
ジ5を取り付ける。電話機本体2は、受話部3の第1の
ガイド溝8A及び第2のガイド溝8Bの各々の開口端部
から、第1のガイド突部7A及び第2のガイド突部7B
がそれぞれ挿入されて、受話部3がスライド移動され
る。
されたSIMカード4が、カード保護カートリッジ5の
収納部5Aに収納されるように、カード保護カートリッ
ジ5を取り付ける。電話機本体2は、受話部3の第1の
ガイド溝8A及び第2のガイド溝8Bの各々の開口端部
から、第1のガイド突部7A及び第2のガイド突部7B
がそれぞれ挿入されて、受話部3がスライド移動され
る。
【0036】携帯電話機1は、電話機本体2に対して受
話部3がスライド移動されることによって、受話部3の
カード収納部22の開口端部から、SIMカード4が収
納されたカード保護カートリッジ5が挿入されて、カー
ド保護カートリッジ5がカード収納部22に収納され
る。この携帯電話機1は、スライド部材21を図4に示
すA方向にスライド操作することによりロック状態とす
る。
話部3がスライド移動されることによって、受話部3の
カード収納部22の開口端部から、SIMカード4が収
納されたカード保護カートリッジ5が挿入されて、カー
ド保護カートリッジ5がカード収納部22に収納され
る。この携帯電話機1は、スライド部材21を図4に示
すA方向にスライド操作することによりロック状態とす
る。
【0037】つぎに、携帯電話機1は、カード収納部2
2からSIMカード4を取り外す場合、スライド部材2
1を図4に示すB方向にスライド操作することにより、
ロック解除状態とする。そして、携帯電話機1は、電話
機本体2に対して受話部3が引き出されて取り外され
る。携帯電話機1は、カード収納部22に設けられたカ
ード保護カートリッジ5を取り外して、このカード保護
カートリッジ5に収納されたSIMカード4が取り外さ
れる。
2からSIMカード4を取り外す場合、スライド部材2
1を図4に示すB方向にスライド操作することにより、
ロック解除状態とする。そして、携帯電話機1は、電話
機本体2に対して受話部3が引き出されて取り外され
る。携帯電話機1は、カード収納部22に設けられたカ
ード保護カートリッジ5を取り外して、このカード保護
カートリッジ5に収納されたSIMカード4が取り外さ
れる。
【0038】上述したように、実施例携帯電話機1は、
電話機本体2に対してスライド操作自在に設けられた受
話部3に、カード収納部22が設けられることにより、
カード収納部22を構成するために必要なスライド機構
等が不要となり、スペースを有効利用することができ
る。このため、この携帯電話機1は、小型・薄型化する
ことができる。また、SIMカード4は、受話部3と電
話機本体2とにより挟持されるとともにカード保護カー
トリッジ5に収納されることにより確実に保護される。
電話機本体2に対してスライド操作自在に設けられた受
話部3に、カード収納部22が設けられることにより、
カード収納部22を構成するために必要なスライド機構
等が不要となり、スペースを有効利用することができ
る。このため、この携帯電話機1は、小型・薄型化する
ことができる。また、SIMカード4は、受話部3と電
話機本体2とにより挟持されるとともにカード保護カー
トリッジ5に収納されることにより確実に保護される。
【0039】なお、本実施例に係る携帯電話機1は、電
話機本体2に対してスライド操作される受話部3にカー
ド収納部22が設けられたが、受話部3に限定されるも
のでなく、例えば送話部6を電話機本体2に対してスラ
イド操作自在に設けるとともにこの送話部6にカード収
納部を設けてもよい。
話機本体2に対してスライド操作される受話部3にカー
ド収納部22が設けられたが、受話部3に限定されるも
のでなく、例えば送話部6を電話機本体2に対してスラ
イド操作自在に設けるとともにこの送話部6にカード収
納部を設けてもよい。
【0040】
【発明の効果】上述したように本発明に係る携帯電話機
によれば、電話機本体に対してスライド操作自在に設け
られた送話部又は受話部のいずれか一方には、電話機本
体との取付け面部に位置して、一端部に開口端部を有す
るICカード収納部が設けられたことにより、送話部又
は受話部のスペースが有効利用される。このため、携帯
電話機は、機器全体の小型・薄型化が図れる。また、I
Cカードは、送話部又は受話部と電話機本体とにより挟
持されるため、ICカードの端子と接続端子とが確実に
接合される。
によれば、電話機本体に対してスライド操作自在に設け
られた送話部又は受話部のいずれか一方には、電話機本
体との取付け面部に位置して、一端部に開口端部を有す
るICカード収納部が設けられたことにより、送話部又
は受話部のスペースが有効利用される。このため、携帯
電話機は、機器全体の小型・薄型化が図れる。また、I
Cカードは、送話部又は受話部と電話機本体とにより挟
持されるため、ICカードの端子と接続端子とが確実に
接合される。
【図1】本発明に係る実施例携帯電話機を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】同携帯電話機を示す分解斜視図である。
【図3】同携帯電話機を示す縦断面図である。
【図4】同携帯電話機を示す要部斜視図である。
【図5】同携帯電話機に収納されたSIMカードの通電
状態を検出する検出回路を説明するために示す回路図で
ある。
状態を検出する検出回路を説明するために示す回路図で
ある。
【図6】従来のSIMカードを示す斜視図である。
【図7】従来のカード収納部を示す斜視図である。
1 携帯電話機 2 電話機本体 3 受話部 4 SIMカード(ICカード) 5 カード保護カートリッジ 6 送話部 12A乃至12F 接続端子 14 SIM検出用接続端子(検出用接続端子) 17 SIM検出用端子(検出用端子) 21 スライド部材(ロック部材) 20 開口部 22 カード収納部(ICカード収納部)
Claims (4)
- 【請求項1】 電話機本体に対して送話器を収納した送
話部及び/又は受話器を収納した受話部とがスライド操
作自在に取付けられた携帯電話機において、 電話機本体に対してスライド操作される送話部又は受話
部のいずれか一方には、電話機本体との取付け面部に位
置して、一側面部に開口端部を有するICカード収納部
が設けられ、このICカード収納部と対向位置する電話
機本体の取付け面部に、収納されたICカードの端子と
接合される接続端子がそれぞれ設けられたことを特徴と
する携帯電話機。 - 【請求項2】 ICカード収納部が設けられた送話部又
は受話部に設けられて収納されたICカードの通電状態
を検出する検出用端子と、電話機本体に設けられて検出
用端子と接合される検出用接続端子とから構成されるI
Cカード検出部を備え、 送話部又は受話部に設けられた検出用端子は、電話機本
体に対して送話部又は受話部がスライド操作される移動
距離と少なくとも等しい長さ寸法を有することを特徴と
する請求項1記載の携帯電話機。 - 【請求項3】 電話機本体に対してスライド操作される
送話部又は受話部の外周部に開口部が設けられこの開口
部に沿ってスライド操作自在に配設されたロック部材を
有するロック機構を備え、 このロック機構は、ICカード検出部と連動されて、電
話機本体に対してスライド操作された送話部又は受話部
が電話機本体から脱落することを防止するロック状態で
ICカードが通電された状態とされ、電話機本体に対し
てスライド操作された送話部又は受話部がこの電話機本
体から取り外し可能とするロック解除状態でICカード
が通電状態が解除されることを特徴とする請求項2記載
の携帯電話機。 - 【請求項4】 ICカード収納部には、ICカードを収
納する有底箱状のカード保護カートリッジが嵌脱自在に
設けられたことを特徴とする請求項1乃至3記載のいず
れか1項に記載の携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6233103A JPH0897893A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6233103A JPH0897893A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0897893A true JPH0897893A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16949827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6233103A Pending JPH0897893A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0897893A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008305067A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Denso Wave Inc | カード装着端末 |
JP2010232730A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Kyocera Corp | 電子機器 |
JP2010539736A (ja) * | 2007-04-05 | 2010-12-16 | ストロルフォッス アーベー | 識別転送装置 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP6233103A patent/JPH0897893A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010539736A (ja) * | 2007-04-05 | 2010-12-16 | ストロルフォッス アーベー | 識別転送装置 |
JP2008305067A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Denso Wave Inc | カード装着端末 |
JP2010232730A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Kyocera Corp | 電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |