JPH0895947A - シミュレーション装置 - Google Patents

シミュレーション装置

Info

Publication number
JPH0895947A
JPH0895947A JP22649494A JP22649494A JPH0895947A JP H0895947 A JPH0895947 A JP H0895947A JP 22649494 A JP22649494 A JP 22649494A JP 22649494 A JP22649494 A JP 22649494A JP H0895947 A JPH0895947 A JP H0895947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage unit
time
distribution
processing
waiting time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22649494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Yamamoto
廣泰 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI FIELD SERVICE
NEC Fielding Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI FIELD SERVICE
NEC Fielding Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENKI FIELD SERVICE, NEC Fielding Ltd filed Critical NIPPON DENKI FIELD SERVICE
Priority to JP22649494A priority Critical patent/JPH0895947A/ja
Publication of JPH0895947A publication Critical patent/JPH0895947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 待ち行列の評価尺度を、数学的手法を用いる
ことなく、容易に高い精度で求める。 【構成】 データ記憶部2が読み取ったデータから、時
間帯別件数分布、処理時間分布を求める。キーボード3
より与えられた1日の平均件数から、日別件数分布を求
める。仮想事象記憶部8は、前記3つの分布から仮想事
象を作成する。シミュレーション実行部9は内部に仮想
時刻Tを有し、キーボード3より与えられた窓口数と前
記仮想事象を参照して、シミュレーションを実行し、事
象に対するサービスの最大待ち時間、平均待ち時間、お
よび窓口の効率を得る。また、許容待ち時間を越える事
象の割合を求める。更に、許容待ち時間を越える割合の
限界値が与えられたとき、これを満足する窓口の最小数
を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シミュレーション装置
に関し、特に、窓口においてサービスを受ける待ち行列
のシミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータ機器が故障して、保
守業者がこれを修理する場合、保守業者は顧客の要請を
受けて保守技術者を派遣する。
【0003】顧客が修理要求を要請したとき、たまたま
保守技術者が在席していれば直ちに顧客に派遣すること
ができるので、顧客の待ち時間(技術者の交通時間を除
く、以下同じ)はゼロである。しかし、技術者の数は有
限なので、短時間に複数の顧客で故障が発生すれば、あ
る顧客は保守サービスを待たされる状態が発生する。
【0004】このような場合、顧客が待たされる程度や
保守技術者の稼働率の程度は、待ち行列によって解くこ
とができる。
【0005】従来、時系列的に到着する事象が処理窓口
においてサービスを受ける待ち行列の評価尺度を求める
には、数学的演算によることが一般的であった。
【0006】例えば、単位時間当たりの事象発生件数が
ポアソン分布に従い、サービス所要時間が指数分布に従
う場合の待時系待ち行列において、ケンドールの記号に
よるM/M/1モデルの平均待ち時間Wqは、式(1)
によって求められる(株式会社日科技連出版社発行、応
用待ち行列理論1989年4月14日第10刷、24ペ
ージ〜32ページ)。
【0007】
【0008】ここで、λは単位時間に到着する事象の
数、μは単位時間にサービス可能な事象の数である。
【0009】一方、待ち行列において式(1)のような
演算を行わずに待ち時間を得る装置として、例えば特開
平3−80400号公報に示されるように、各駐車場の
ゲートを通過して入場する車の台数をカウントする手
段、駐車場の入側に駐車待ちのために並んでいる車の台
数をカウントする手段、上記入場する車の台数から各駐
車場の単位時間当たりの平均入場台数を算出する手段、
上記待ち台数と上記単位時間当たりの平均入場台数とか
ら各駐車場ごとに駐車待ちの最後尾の車が駐車場に入場
できるまでの待ち時間を予測演算する手段を備えたこと
を特徴とする駐車場の管理装置の公知例がある。
【0010】コンピュータ機器を修理する例の待ち行列
と、駐車場に入場する例の待ち行列では、前者の単位時
間当たりの故障発生数を後者の単位時間当たりの入場希
望の車の数に、前者の保守技術者の数を後者の駐車場の
駐車可能数に、前者の平均修理時間を後者の平均駐車時
間に、前者の故障修理待ち時間を後者の入場待ち時間に
対応させれば、同じ待ち行列を解く問題に帰着する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】事象の到着間隔および
サービス所要時間が、例えば指数分布のような著名な確
率分布に従わない場合は、確率分布を数学的に記述して
これを解く必要がある。
【0012】そのためには高度な数学的知識が必要であ
り、任意の確率分布に従う待ち行列の評価尺度を数学的
演算によって求めることは容易でない。
【0013】例えばコンピュータ機器の故障について考
察すると、単位時間当たりの故障発生件数はポアソン分
布に従う。しかし、機器の稼働数は時間帯によって変化
し、また機器の使用者が保守業者に修理を依頼するに当
たっては人為的な判断が加わるために、単位時間当たり
の修理申告の発生件数はポアソン分布には従わない。
【0014】このような場合は、修理申告の発生の分布
を数学的に記述してこれを解くことは容易でなく、待ち
行列の評価尺度を数学的演算によって求めることは困難
であった。
【0015】また、もしポアソン分布に従うものとして
近似値を得ると、誤差が大きくなるという問題があっ
た。
【0016】さらに、故障修理に要する時間の分布が指
数分布に従わない場合は、誤差が拡大するという問題が
あった。
【0017】一方、特開平3−80400号公報の駐車
場の管理装置は、現在の時点での駐車待ちの台数によっ
て入場までの待ち時間を予測するので、将来駐車待ちの
車の台数が増減したと仮定した場合の待ち時間を正しく
予測できないという問題点があった。
【0018】また、駐車場の駐車可能台数が固定されて
いるので、駐車可能台数が増減した場合の待ち時間を予
測することはできないという問題があった。
【0019】さらに、待ち時間の平均値を一定時間以内
にするには駐車場の駐車可能台数をいくらにすればよい
かを予測できないという問題があった。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のシミュレーショ
ン装置は、過去に発生した事象について1件ごとに発生
時刻と処理所要時間を有するデータを入力するデータ入
力装置と、前記データ入力装置によって入力されたデー
タを記憶するデータ記憶部と、前記データ記憶部のデー
タから時間帯ごとの事象発生件数分布を抽出し、かつ記
憶する時間帯別分布記憶部と、前記データ記憶部のデー
タからサービス所要時間の分布を抽出し、かつ記憶する
処理時間分布記憶部と、パラメータを入力するキーボー
ドと、前記キーボードより入力されたパラメータを記憶
するパラメータ記憶部と、前記パラメータ記憶部の記憶
内容をもとに日別の件数分布を生成し、かつ記憶する日
別件数分布記憶部と、前記時間帯別分布記憶部、所要時
間分布記憶部、および日別件数分布記憶部の記憶内容を
もとに仮想事象を生成し、かつ記憶する仮想事象記憶部
と、シミュレーションを実行するシミュレーション実行
部と、シミュレーション結果を出力する出力装置とによ
り構成され、前記パラメータとして処理窓口数および1
日の平均事象発生数が与えられたとき、事象の最大処理
待ち時間、平均処理待ち時間、および処理窓口の稼働率
を得ることを特徴とする。
【0021】
【実施例】次に、本発明の第一の実施例について、図面
を参照して説明する。
【0022】本実施例は、顧客の故障申告を受けてコン
ピュータ機器を修理する場合において、過去に実際に発
生した故障(以下、事象という)の発生時刻、および交
通時間を含む修理に要した時間を入力とし、一日当たり
の平均事象発生回数、シミュレーションを行う日数、保
守技術者(以下、窓口という)の数をパラメータとし
て、事象が窓口によって処理を開始されるまでの最大待
ち時間、最小待ち時間、平均待ち時間、および窓口の稼
働率を得るものである。
【0023】本実施例は、請求項1の実施例に相当す
る。
【0024】前提として、一日の事象発生件数はポアソ
ン到着に従い、一日のうちの各時間帯別の事象発生件数
はポアソン到着には従わないものとする。
【0025】また、一日を午前8時30分から午後5時
29分とし、1分単位のシミュレーションを行うものと
する。
【0026】図1は、本発明のシミュレーション装置の
第一、第二、第三の実施例のブロック図である。
【0027】図1において、データ入力装置1は過去の
複数件の事象について、それらの発生時刻、およびサー
ビスに要した時間に関するデータを入力する。
【0028】データ記憶部2は、入力装置1から入力さ
れたデータを記憶する。
【0029】キーボード3は、シミュレーションを実行
する日数、一日当たりの平均事象発生件数、窓口の数を
パラメータとして入力する。
【0030】パラメータ記憶部4は、キーボード3から
入力されたパラメータを記憶する。
【0031】時間帯別分布記憶部5は、データ記憶部2
のデータから、時間帯別の事象の発生件数分布を抽出
し、かつ記憶する。
【0032】処理時間分布記憶部6は、事象の発生から
サービス完了までに要した時間の分布を抽出し、かつ記
憶する。
【0033】日別件数分布記憶部7は、パラメータ記憶
部4に記憶されている1日の平均事象発生件数をもと
に、日別の発生件数分布を生成し、かつ記憶する。
【0034】仮想事象記憶部8は、時間帯別分布記憶部
5、処理時間分布記憶部6、日別件数分布記憶部7の内
容を参照して、1日分の仮想事象を作成し、かつ記憶す
る。
【0035】シミュレーション実行部9は、パラメータ
記憶部4に記憶されている窓口の数、シミュレーション
を実行する日数、および仮想事象記憶部8の内容を参照
して、シミュレーションを実行する。
【0036】出力装置10は、シミュレーションの結果
を出力する。
【0037】次に、図2乃至図14を参照して、動作の
詳細を説明する。
【0038】図2は、第一の実施例の動作を示す流れ図
である。
【0039】データ入力装置1は、過去に発生した事象
に関するデータを読み取る(ステップS1)。
【0040】読み取られたデータは、データ記憶部2に
記憶される。
【0041】図3は、図2のステップS1で読み取られ
るデータの構造を示す図である。
【0042】発生時刻T1は障害申告を受け付けた時刻
であり、午前8時30分を“0”、午後5時29分を
“539”とする分単位の十進三桁の数値である。所要
時間T2は所要時間を分単位で表した十進三桁の数値
で、0から399までの整数値である。
【0043】次に、操作者は、シミュレーションを実行
する日数、一日当たりの平均事象発生件数、窓口の数を
パラメータとして入力する(ステップS2)。
【0044】入力されたパラメータは、パラメータ記憶
部4に記憶される。
【0045】次に、時間帯別分布記憶部5は一日の時間
帯別の事象発生分布を抽出し、処理時間分布記憶部6は
処理時間の分布を抽出し、日別件数分布記憶部7は日別
の件数分布を生成して、それぞれ記憶する(ステップS
3)。
【0046】ステップS3の動作の詳細を以下に説明す
る。
【0047】図4は、図1のデータ記憶部2のデータの
発生時刻T1に関するヒストグラムの一例である。時刻
0分から539分までを、18個の階級ai(i=1,
2,・・,18)に分ける。階級の幅は30分である。
階級値a1は15、a2は45、a18は525であ
る。
【0048】時間帯別分布記憶部5は、データ記憶部2
のデータを図4のヒストグラムの階級に分類し、度数f
ai(i=1,2,・・,18)を得る。ここでfai
は、階級aiに含まれるデータの個数が全データの個数
に占める百分率で、小数点以下を四捨五入した整数のパ
ーセント値である。faiの総和は、100または10
0に近い整数となる。
【0049】図5は、図1の時間帯別分布記憶部5の記
憶状態を表す図である。
【0050】図5において、時間帯別分布記憶部5は、
図4のヒストグラムの度数faiを記憶する18個の記
憶部MAi(i=1,2,・・,18)と、それとは別
の100個の記憶部MXi(i=1,2,・・,10
0)を持つ。
【0051】MAiには、階級値aiに対応する度数f
aiを記憶する。例えば、階級a1に対応する度数fa
1が3であれば、MA1の内容は3である。
【0052】さらに時間帯別分布記憶部5は、MAiの
数だけ、階級値aiの数値をMXiに格納する。例え
ば、MA1の値が3であれば、a1の階級値である数値
15をMX1,MX2,MX3に格納する。
【0053】MAiの総和が100に満たない場合は、
MXiの空白の部分にはaiの最大値すなわち数値52
5を格納する。MAiの総和が100を越える場合は、
100に至った時点でMAiへの格納を中止する。
【0054】図6は、図1のデータ記憶部2のデータの
処理時間T2に関するヒストグラムの一例を示す。
【0055】時間0分から399分までを20個の階級
bi(i=1,2,・・,20)に分ける。階級の幅は
20分である。階級値b1は10、b2は30、b20
は390である。
【0056】時間帯別分布記憶部6は、データ記憶部2
のデータを図6のヒストグラムの階級に分類し、度数f
bi(i=1,2,・・,20)を得る。ここで、fb
iは、階級biに含まれるデータの個数が全データの個
数に占める百分率で、小数点以下を四捨五入した整数の
パーセント値である。fbiの総和は、100または1
00に近い整数となる。
【0057】その後、もしfbiの総和が100より小
さければ、その差分をfbiの最大値に対応する階級に
加える。例えば、fbiの総和が99であって、階級b
5の度数fb5が10で最大とすれば、fb5に1を加
えて11とする。
【0058】もしfbiの総和が100を越える場合
は、その差分をfbiの最大値に対する階級から減じ
る。
【0059】この結果、fbiの総和は100となる。
【0060】図7は、図1の処理時間分布記憶部6の記
憶状態を表す図である。
【0061】図7において、処理時間分布記憶部6は、
図6のヒストグラムの度数fbiを記憶する20個の記
憶部MBi(i=1,2,・・,20)と、それとは別
の100個の記憶部MYi(i=1,2,・・,10
0)を持つ。
【0062】MBiには、階級値biに対応する度数f
biを記憶する。例えば、階級b1に対応する度数fb
1が2であれば、MB1の内容は2である。
【0063】さらに処理時間分布記憶部6は、MBiの
数だけ、階級値biの数値をMYiに格納する。例え
ば、MB1の値が2であれば、b1の階級値である数値
10をMY1,MY2に格納する。
【0064】次に、日別件数分布記憶部7について説明
する。
【0065】パラメータ記憶部4に記憶されている1日
の平均事象発生件数がλであり、1日を単位時間とする
事象発生件数分布がポアソン分布に従うとすれば、1日
にi件発生する確率pi(i=0,1,2,・・)は、
式(2)となる。
【0066】
【0067】式(2)は確率分布を示す数値であるの
で、Σpi=1となる。
【0068】図8は、図1の日別件数分布記憶部7の記
憶状態を表す図である。
【0069】図8において、MPi(i=0,1,2,
・・)には式(2)のpi(i=0,1,2,・・)の
数値に100を乗じ、これを整数に四捨五入した数値を
記憶する。
【0070】iを順次0から増加させてpiを求めると
き、piが直前の値に比較して増加しているか減少して
いるかを調べる。
【0071】もし、piが直前の値に比較して減少し、
かつpiを100倍して四捨五入した値が0ならば、p
iの計算およびMPiへの格納を終了する。その後、M
Piの最大値および総和を求め、総和が100より少な
ければ、その差分を最大のMPiに加算する。
【0072】また、もしMPiの総和が100より大き
ければ、その差分を最大のMPiから減ずる。
【0073】この結果、MPiの総和は100となる。
【0074】次に日別件数分布記憶部7は、MPiの数
値の数だけ、数値i(i=0,1,2,・・)を記憶部
MZi(i=1,2,・・,100)に格納する。例え
ば、MP0の数値が3のとき、数値0をMZ1,MZ
2,MZ3に格納する。
【0075】次に、シミュレーション実行部9は、ステ
ップS2でパラメータとして与えられた数だけ、窓口状
態を設定する(ステップS4)。
【0076】図9は、図2のステップS4で設定された
窓口状態の一例を示す図である。
【0077】図9において、Mn(n=1,2,・・,
i,・・,n)は、n個の窓口状態である。1個の窓口
Miは、処理終了記憶部Mi1、累積処理実行時間記憶
部Mi2を有する。
【0078】処理終了時刻記憶部Mi1は、窓口Miが
現在実行しているサービス処理が終了する時刻を十進数
3桁で記憶する。Mi1が空白であれば、その時点で窓
口Miは作業していない。
【0079】累積処理実行時間Mi2は、シミュレーシ
ョン期間中の窓口Miのサービス実行時間の累積を記憶
する。
【0080】Mn1、Mn2の初期値は空白である。
【0081】次に、シミュレーション実行部9は、1日
分の仮想事象を作成する(ステップS5)。
【0082】図10は、図2のステップS5で作成され
図1の仮想事象記憶部8に記憶される仮想事象の一例の
状態を示す図、図11は図2のステップS5の詳細を示
す流れ図である。
【0083】図10において、1個の仮想事象Ji(i
=1,2,・・,n)は、仮想の発生時刻Ji1,処理
時間Ji2,処理済みフラグJiFを有する。JiFが
1であるとき、当該仮想事象はサービス処理済みである
ことを表し、空白であるときはまだサービスを受けてい
ないことを示す。
【0084】シミュレーション実行部9は、まず、1日
分の仮想事象の件数を決定するため、1から100まで
の整数の乱数RN1を発生し、乱数RN1を参照して日
別件数分布記憶部7の記憶部MZiから、iがRN1で
あるMZiの内容を読み取り、これを1日の仮想事象の
件数Kとする(ステップS51)。例えばRN1が5で
あり、MZ5の内容が3だとすれば、1日の仮想事象の
件数を3件とする。
【0085】次に、各事象Jiについて、発生時刻Ji
1を決定するため、別の1から100までの整数の乱数
RN2を生成し、RN2を参照して処理時間分布記憶部
6の記憶部MXiから、iがRN2であるMXiを読み
取り、数値Lを得る(ステップS52)。
【0086】読み取られた数値Lは図3のヒストグラム
の階級値aiである。
【0087】そこで、さらに別の−15から+14まで
の整数の乱数RN3を生成し、読み取られた数値LにR
N3を加算し、和を仮想の発生時刻として発生時刻Ji
1に格納する(ステップS53)。
【0088】次に、処理時間を決定するため、1から1
00までの整数の乱数RN4を生成し、ステップS52
と同様の方法でMBiから1個の数値を読み取り、数値
Mを得る(ステップS54)。
【0089】読み取られた数値Mは図6のヒストグラム
の階級値biである。
【0090】そこで、−10から+9までの乱数RN5
を生成し、読み取られた数値MにRN5を加算し、和を
処理時間としてJi2に格納する(ステップS55)。
【0091】処理済みフラグJiFの初期値は空白であ
る。
【0092】以上の、ステップS52からステップS5
5により、1件の仮想事象が作成される。
【0093】その後、事象の作成件数がステップS51
で決定した件数Kに達したかを判断し(ステップS5
6)、達していなければステップS52に戻って、別の
仮想事象を作成する。
【0094】次に、シミュレーション実行部9は、1日
分のシミュレーションを実行する(ステップS6)。
【0095】図12は、図2のステップS6の詳細を示
す流れ図、また図13は図2のステップS6の詳細を示
す図12に続く流れ図である。
【0096】シミュレーション実行部9は、まず、内部
の仮想時刻Tを0とする(ステップS601)。
【0097】次に、各窓口Mn(n=1,2,・・,
i,・・,n)について、サービス終了時刻記憶部Mi
1がTに等しいMiがあるかどうか、調べる(ステップ
S602)。ある窓口Miのサービス終了時刻記憶部M
i1に数値が格納されていれば、その窓口はサービスを
提供中であることを示す。
【0098】Mi1=Tになれば、サービスの提供が終
わったことを示すので、Mi1を空白とする(ステップ
S603)。Mi1>Tか、またはMi1が空白であれ
ば、Mi1をそのまま保存する。
【0099】Mi1が空白である窓口Miは、次にもし
仮想事象が発生すればそのサービスが可能であることを
示す。Mi1に数値が記憶されているMiは、新たなサ
ービスを開始できないことを示す。
【0100】次に、各仮想事象Jiについて、処理済み
フラグJiFが空白である事象Jiが存在するかどうか
を調べる(ステップS604)。
【0101】次に、JiFが空白である事象Jiについ
て、発生時刻Ji1がTより大きいか否かを調べる(ス
テップS605)。Ji1>Tであれば、仮想時刻Tの
時点では当該事象は発生していないから、処理をする必
要はない。Ji1≦Tであれば、当該事象は時刻Tの時
点で既に発生しているから、処理を行う必要がある。
【0102】Ji1≦Tである事象が存在すれば、次
に、各窓口Mnについて、Mi1が空白である窓口Mi
が存在するか否かを調べる(ステップS606)。窓口
MiのMi1が空白であれば、当該窓口は時刻Tの時点
で処理中ではないから、Ji1≦Tである仮想事象Ji
の処理を行うことができる。
【0103】いま仮に、窓口M1のサービス終了時刻M
11が空白で、事象J1の発生時刻J11がTに等しい
とする。この場合、以下の処理を施す。
【0104】まず、事象J1の所要時間J12に仮想時
刻Tを加えた値を、窓口M1の終了予定時刻M11に格
納する。次に、M1の累積サービス実行時間M12に、
J1の所要時間J12を加算する。次に、J1の処理済
みフラグJ1Fを1とする。更に、T−J11の値を、
J1の処理待ち時間J13に格納する。
【0105】すなわち、Mi1←T+Ji2、Mi2←
Mi2+J12、JiF←1、J13←T−J11の各
演算を施す(ステップS607)。
【0106】次に、仮想時刻を1分進ませるためにTに
1を加算し(ステップS608)、ステップS602に
戻る。
【0107】ステップS605において、Ji1>Tで
あれば、処理をする必要がないので、ステップS608
に移る。
【0108】ステップS606において、全ての窓口M
iについてMi1が空白でなければ、事象の処理をする
ことができないので、ステップS608に移る。
【0109】ステップS604において、全ての事象J
iについてJiFが1であれば、全ての事象の処理が完
了したので、1日分のシミュレーションの集計作業であ
るステップS609以降に移る。
【0110】図14は、図1のシミュレーション実行部
9の内部にある結果集計記憶部を示す図である。
【0111】最大待ち時間Tmaxは、仮想事象の処理
待ち時間の最大値を記憶する。累積待ち時間Twは、各
事象の待ち時間の累積を記憶する。累積件数Ktは、仮
想事象の累積件数を記録する。累積処理時間Ttは、各
窓口が処理した作業時間の累積を記録する。累積稼働時
間Htは、各窓口の累積作業時間と手待ち時間の合計を
記録する。Tmax、Tw、Kt、Tt、Htの初期値
は0である。
【0112】ステップS609において、各事象Jiの
処理待ち時間Ji3がTmaxより大きいか否かを判断
し、大きい場合はJi3をTmaxに格納する(ステッ
プS610)。
【0113】次に、各事象の処理待ち時間Ji3をそれ
ぞれTwに加算し、事象の件数KをKtに加算し、各窓
口Miの累積作業時間Mi2をそれぞれTtに加算す
る。(ステップS611)。
【0114】次に、各窓口Miのサービス終了時刻記憶
部Mi1の値が539より大きいか否かを判断し(ステ
ップS612)、大きい場合はMi1の値をHtに加算
し(ステップS613)、小さい場合は数値540をH
tに加算する(ステップS614)。
【0115】次にシミュレーション実行部9は、図2の
流れ図において、パラメータ記憶部4に記憶されている
シミュレーション実行日数だけ実行したかを判断し(ス
テップS7)、指定日数に足らなければ窓口Miを初期
化して(ステップS9)、ステップS5に戻る。達して
いればシミュレーション結果を出力する(ステップS
8)。
【0116】ステップS8では、式(3)の平均処理待
ち時間MTw、式(4)の窓口稼働率MAを求め、これ
らの数値および最大待ち時間Tmaxを、出力装置10
に出力する。
【0117】
【0118】
【0119】ステップS7で、与えられた日数だけ実行
していなければ、次の1日分のシミュレーションを実行
するためにn個の窓口を初期化し(ステップS9)、ス
テップS5に戻る。
【0120】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。本実施例は、請求項2に相当する実施例である。
【0121】図15は、本発明のシミュレーション装置
の第二の実施例の動作を示す流れ図である。
【0122】図15において、ステップS1、S3、S
4、S5、S7、S9については、図2のステップS
1、S3、S4、S5、S7、S9と同様の動作を行
う。
【0123】図15のステップS2aにおいて、第一の
実施例のステップS2におけるパラメータの入力に加え
て、処理待ち時間の限界値をキーボード3から入力す
る。
【0124】処理待ち時間の限界値は、パラメータ記憶
部4に一旦記憶され。シミュレーション実行部9は、パ
ラメータ記憶部4に記憶されている数値を、図14の処
理待ち時間の限界値TWlimに記憶する。
【0125】ステップS6aにおいて、第一の実施例の
ステップS6の動作に加えて、ある事象Jiについて処
理待ち時間がTWlimを越えた場合は、その件数をK
Wlimに記憶する。
【0126】ステップS8aにおいて、式(5)によ
り、処理待ち時間の限界を越えた待ち時間が発生する事
象の割合RTWを求め、出力する。
【0127】
【0128】次に、本発明の第三の実施例について説明
する。本実施例は、請求項3に相当する実施例である。
【0129】図16は、本発明のシミュレーション装置
の第三の実施例の動作を示す流れ図である。
【0130】図16において、ステップS1、S3、S
4、S5、S7、S9は、図2のステップS1、S3、
S4、S5、S6、S7、S9と同様な動作を行う。
【0131】ステップS2bにおいて、キーボード3か
らパラメータとして、1日の平均事象発生数、処理待ち
時間の限界値、処理待ち時間の限界を越える事象の割合
の限界値を入力する。パラメータは、パラメータ記憶部
4に記憶される。
【0132】シミュレーション実行部9は、パラメータ
記憶部4に記憶されている処理待ち時間の限界を越える
事象の割合の限界値を図14のRlimに記憶する。
【0133】ステップS6bは、図15のステップS6
aと同様の動作を行う。
【0134】シミュレーション実行部9は、窓口の数と
して数値Mを設定し、その初期値を1とする(ステップ
Sa)。
【0135】ステップS7において与えられた日数だけ
実行したと判断した後、結果を集計し、式(5)のRT
Wを求める。(ステップSb)。
【0136】RTWとRlimを比較し(ステップS
c)、RTW>Rlimであれば窓口数が少ないと判断
されるから、窓口数Mを1増やし(ステップSd)、ス
テップS4に戻る。
【0137】RTW≦Rlimであれば、窓口数は足り
ているから、Mを出力装置10に出力する。(ステップ
Se)。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、過去の
事象から事象発生分布および処理時間分布を抽出してシ
ミュレーションを実行するので、これらの分布が任意で
ある待ち行列においても、事象の処理待ち時間等の評価
基準を正確に推定することができるという効果を奏す
る。
【0139】また、上記評価基準を推定するにあたり、
高度な数学的知識がなくても容易に推定できるという効
果を奏する。
【0140】例えば、保守業者が顧客の要請を受けて保
守技術者を派遣する場合、速やかに派遣する必要がある
ので、保守技術者を多数確保する必要がある。一方、経
営効率上からは、保守技術者の余剰がないことが望まし
い。
【0141】本発明のシミュレーション装置によれば、
このような場合、例えば顧客の平均待ち時間を一定値以
下とするために必要な保守技術者の最低値を、容易に推
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシミュレーション装置の第一、第二、
第三の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施例の動作を示す流れ図であ
る。
【図3】図2中のステップS1で読み取られるデータの
構造を示す図である。
【図4】図1中のデータ記憶部のデータの発生時刻T1
に関するヒストグラムの一例である。
【図5】図1中の時間帯別分布記憶部の記憶状態を表す
図である。
【図6】図1中のデータ記憶部のデータの処理時間T2
に関するヒストグラムの一例である。
【図7】図1中の処理時間分布記憶部の記憶状態を表す
図である。
【図8】図1中の日別件数分布記憶部の記憶状態を表す
図である。
【図9】図2中のステップS4で設定された窓口状態の
一例を示す図である。
【図10】図2中のステップS5で作成され図1中の仮
想事象記憶部に記憶される仮想事象の一例の状態を示す
図である。
【図11】図2中のステップS5の詳細を示す流れ図で
ある。
【図12】図2中のステップS6の詳細を示す流れ図で
ある。
【図13】図2中のステップS6の詳細を示し、図12
に続く流れ図である。
【図14】図1中のシミュレーション実行部の内部にあ
る結果集計記憶部を示す図である。
【図15】本発明の第二の実施例の動作を示す流れ図で
ある。
【図16】本発明の第三の実施例の動作を示す流れ図で
ある。
【符号の説明】
1 データ入力装置 2 データ記憶部 3 キーボード 4 パラメータ記憶部 5 時間帯別分布記憶部 6 処理時間分布記憶部 7 日別件数分布記憶部 8 仮想事象記憶部 9 シミュレーション実行部 10 出力装置 ai,bi 階級値 fai,fbi 度数 Ji 事象 Ji1 発生時刻 Ji2 処理時間 JiF 処理済みフラグ Ht 窓口稼働時間 Kt 累積件数 KWlim 処理待ち時間がTWlimを越えた事象
の件数 MAi,MBi,MPi 記憶部 MXi,MYi,MZi 記憶部 Mi 窓口 Mi1 処理終了時刻記憶部 Mi2 累積処理実行時間記憶部 Rlim 処理時間の限界値を越える待ち時間が発生
する割合の限界値 S1〜S9 ステップ S51〜S56 ステップ S601〜S614 ステップ Sa,Sb,Sc,Sd,Se ステップ T 仮想時刻 T1 発生時刻 T2 所要時間 Tmax 最大待ち時間 Tt 累積処理時間 Tw 累積待ち時間 TWlim 処理待ち時間の限界値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過去に発生した事象について1件ごとに
    発生時刻と処理所要時間を有するデータを入力するデー
    タ入力装置と、 前記データ入力装置によって入力されたデータを記憶す
    るデータ記憶部と、 前記データ記憶部のデータから時間帯ごとの事象発生件
    数分布を抽出し、かつ記憶する時間帯別分布記憶部と、 前記データ記憶部のデータからサービス所要時間の分布
    を抽出し、かつ記憶する処理時間分布記憶部と、 パラメータを入力するキーボードと、 前記キーボードより入力されたパラメータを記憶するパ
    ラメータ記憶部と、 前記パラメータ記憶部の記憶内容をもとに日別の件数分
    布を生成し、かつ記憶する日別件数分布記憶部と、 前記時間帯別分布記憶部、所要時間分布記憶部、および
    日別件数分布記憶部の記憶内容をもとに仮想事象を生成
    し、かつ記憶する仮想事象記憶部と、 シミュレーションを実行するシミュレーション実行部
    と、 シミュレーション結果を出力する出力装置とにより構成
    され、 前記パラメータとして処理窓口数および1日の平均事象
    発生数が与えられたとき、事象の最大処理待ち時間、平
    均処理待ち時間、および処理窓口の稼働率を得ることを
    特徴とするシミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ記憶部に、パラメータと
    して処理窓口数、1日の平均事象発生数、および処理待
    ち時間の限界値が与えられたとき、前記シミュレーショ
    ン実行部が、処理待ち時間の限界値を超えた待ち時間が
    発生する事象の割合を得ることを特徴とする請求項1の
    シミュレーション装置。
  3. 【請求項3】 前記パラメータ記憶部に、パラメータと
    して1日の平均事象発生数、処理待ち時間の限界値、お
    よび処理待ち時間の限界値を超える待ち時間が発生する
    事象の割合が与えられたとき、これを満足する最小の処
    理窓口数を前記シミュレーション実行部が得ることを特
    徴とする請求項1のシミュレーション装置。
JP22649494A 1994-09-21 1994-09-21 シミュレーション装置 Pending JPH0895947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22649494A JPH0895947A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 シミュレーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22649494A JPH0895947A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 シミュレーション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0895947A true JPH0895947A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16845992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22649494A Pending JPH0895947A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 シミュレーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0895947A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049569A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The サービス支援方法及びサービス支援装置
JP2018005581A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 日本電信電話株式会社 生存確率推定装置、方法、及びプログラム
JP2021039418A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 ローレルバンクマシン株式会社 受付シミュレーション装置、受付シミュレーション方法およびプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0496866A (ja) * 1990-08-13 1992-03-30 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 待ち時間連絡システム
JPH04230573A (ja) * 1991-01-04 1992-08-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 製造ラインの計画法
JPH05204888A (ja) * 1992-01-28 1993-08-13 Canon Inc システムのシミュレーション装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0496866A (ja) * 1990-08-13 1992-03-30 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 待ち時間連絡システム
JPH04230573A (ja) * 1991-01-04 1992-08-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 製造ラインの計画法
JPH05204888A (ja) * 1992-01-28 1993-08-13 Canon Inc システムのシミュレーション装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049569A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The サービス支援方法及びサービス支援装置
JP2018005581A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 日本電信電話株式会社 生存確率推定装置、方法、及びプログラム
JP2021039418A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 ローレルバンクマシン株式会社 受付シミュレーション装置、受付シミュレーション方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Colledani et al. Analytical methods to support continuous improvements at Scania
CN111813624B (zh) 基于时长分析的机器人执行时长的预估方法及其相关设备
CA2263386C (en) Scheduling system and scheduling method for reentrant line processes
Chen et al. A gradient approach for smartly allocating computing budget for discrete event simulation
El Adl et al. Hierarchical modeling and control of re-entrant semiconductor manufacturing facilities
CN114551271A (zh) 监测机台运行状况的方法及装置、存储介质及电子设备
Veeger et al. Predicting cycle time distributions for integrated processing workstations: an aggregate modeling approach
CN115115030A (zh) 系统监控方法、装置、电子设备及存储介质
Yan et al. Testing the robustness of two-boundary control policies in semiconductor manufacturing
Williams Downtime data-its collection, analysis, and importance
US7054703B2 (en) Control system and methods for managing a production operating under time constaraints
JPH0895947A (ja) シミュレーション装置
Moss et al. Toward the estimation of bottleneck shiftiness in a manufacturing operation
JP7280811B2 (ja) 混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラム
KR20120133362A (ko) 로딩 시뮬레이션 기반 동적 피드백 스케줄링 알고리즘을 장착한 최적화된 생산 스케줄링 시스템
Piplani et al. Simplification strategies for simulation models of semiconductor facilities
Robinson et al. Wafer fab cycle time management using MES data
Tetzlaff A queueing network model for flexible manufacturing systems with tool management
Kobbacy et al. Small data sets and preventive maintenance modelling
Borrero et al. A Markov decision process model for optimal policy making in the maintenance of a single-machine single-product toolset
CN117768339A (zh) 云平台资源容量管理方法及装置
Veeger et al. Cycle time distributions of semiconductor workstations using aggregate modeling
Brown et al. No cost applications for assembly cycle time reduction
Miller Implementing the results of a manufacturing simulation in a semiconductor line
Peng et al. Data value development to enhance competitive advantage: A retrospective study of EDA systems for semiconductor fabrication

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971007