JPH0895765A - 視覚化要求仕様獲得方法 - Google Patents

視覚化要求仕様獲得方法

Info

Publication number
JPH0895765A
JPH0895765A JP6232776A JP23277694A JPH0895765A JP H0895765 A JPH0895765 A JP H0895765A JP 6232776 A JP6232776 A JP 6232776A JP 23277694 A JP23277694 A JP 23277694A JP H0895765 A JPH0895765 A JP H0895765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal procedure
chain
internal
information
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6232776A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Mashita
祐一 真下
Hisashi Takahashi
久 高橋
Shoichi Kubo
昭一 久保
Katsuhiko Yuura
克彦 湯浦
Miho Yanagimachi
美帆 柳町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
Priority to JP6232776A priority Critical patent/JPH0895765A/ja
Priority to US08/533,380 priority patent/US5729253A/en
Publication of JPH0895765A publication Critical patent/JPH0895765A/ja
Priority to US09/496,260 priority patent/US6219065B1/en
Priority to US09/771,658 priority patent/US20010002834A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 開発対象を構成する要素をシナリオエディタ
上に基本構成要素部品を用いて配置し、構成要素情報を
設定する。内部手続きの呼出し連鎖を、定義した構成要
素の内部手続きを呼び出す順番で指定することで定義
し、起動連鎖情報をシナリオデータとして計算機内に生
成する。定義したシナリオ群を選択し、モデルエディタ
上に反映し、開発対象全体視覚化要求仕様を作成する。
その時、構成要素間の結線上を定義した内部手続き連鎖
情報から次に呼び出す内部手続き名称を取得し、アニメ
ーション表示するプログラムを生成する。最後に、生成
したアニメーションプログラムを実行することで、開発
対象の内部手続き起動連鎖をアニメーション表示し、視
覚化要求仕様を作成する。 【効果】 画面の対話操作だけで、顧客からの開発対象
の要求仕様を獲得でき、視覚化した開発対象全体の要求
仕様を作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機を用いた開発対
象アプリケーション開発における要求仕様の獲得に関
し、特に要求仕様を可視化し定義獲得する方法、およ
び、視覚的に表示する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機をはじめとする電子装置の開発で
はソフトウェアによる支援が必須である。特に、新機
種、新方式の検討段階では、様々な装置構成のスケッチ
をモデルとして入力し、シミュレーションを行い、結果
を評価し、これを繰り返して設計の方針を吟味していく
ことが重要である。また、設計方針を関係者に正確かつ
わかりやすく伝達することが重要である。
【0003】同様に、ソフトウェア応用システムの開発
においても、要求仕様等の設計段階で対話的に要求仕様
を作成し、顧客等に視覚的に理解しやすい形で提示する
ことが、重要な業務となってきている。
【0004】一方、システム開発における要求仕様の作
成は顧客とシステムエンジニア、顧客から要求仕様を獲
得しシステムの仕様を確定する人、の間で要求の聴取が
行われ、それをもとにシステムエンジニアが要求仕様書
を作成し、顧客に評価してもらい、変更がなくなり顧客
の要求に合った仕様書ができるまで、この工程が繰り返
される。顧客とシステムエンジニアが確定した要求仕様
書を元にシステム開発者はシステムを実現する。実現し
たシステムとした顧客との要求に違いが生じた場合に
は、再度要求仕様書を作成し直し、システムも実現し直
している。
【0005】例えば、「情報処理学会、オブジェクト指
向ソフトウェア技術シンポジウム論文集pp.1-11(199
1)、ODETTE:オブジェクト指向CLOSをベースとした設計
支援構築環境」に述べられた方法においては、まず、設
計対象となる部品をプログラミング言語のプログラムで
定義し、該部品の内部手続きの実体についてもプログラ
ムを記述することで設定する。
【0006】次に該部品の表示図形情報の設定をまずオ
ペレータによりマウス等で任意に作図し、先にプログラ
ムし定義した部品属性情報と対応付けをする。次に、プ
ログラムでアニメーションプログラムを定義し、部品属
性定義情報、および表示図形情報に設定する。アニメー
ションプログラムの設定では、まずアニメーション起動
のための手続きを上記の部品属性定義情報に設定する。
そして、アニメーションのための手続きを上記の表示図
形情報を用いて定義し、上記の表示図形情報に設定す
る。次に、オペレータにより部品属性情報を対話操作で
計算機のメモリ上に生成する。生成し終わったら、部品
属性情報の名部手続きを実行することでシミュレーショ
ンを実行する。そのシミュレーションの結果は、アニメ
ーションプログラムを実行して表示する。アニメーショ
ンプログラムの実行というのは、具体的には、以下のよ
うに行われる。
【0007】まず、アニメーション起動手続きが実行さ
れ、アニメーション手続きが起動され実行される。アニ
メーション手続きの実行により、表示図形情報が更新さ
れる。これにより、新しい表示図形情報に合うように図
形が変形されアニメーションが実行される。
【0008】また、特願平3−56470号、および、
特開平5−210955号に述べられている従来技術で
は、設計したシステムの対象となる部品は保持する内部
データ、および、内部手続きはプログラミング言語を用
いプログラムすることで定義し、該部品の表示図形およ
び該表示図形の実現時の動作を対話的に定義する環境を
提供している。また、該部品の内部手続きのシミュレー
ションの実行および該部品の実現時の表示図形の動作イ
メージをアニメーション表示し、設計段階での仕様と実
現した際のイメージを視覚的に確認し仕様の評価を行っ
ている。より顧客の要求に合った仕様を作成するには、
視覚的な仕様の評価を繰返し行う必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術を適用
すると、システムエンジニアがプログラミングできなけ
ればならないが、従来の業務形態では一般的に要求仕様
を聴取する人はプログラミング技術を必要としていなか
ったため、要求仕様を視覚化するためにはプログラミン
グ技術を取得しなければならない。従って、多くのシス
テムエンジニアには利用がかなり困難であった。
【0010】また、上述の従来技術では、要求仕様の特
に構成部品に関する変更が生じた際には、再度構成部品
のプログラムを定義し直す必要が生じるが、一般的に仕
様の評価をしながら変更追加することは容易ではない。
【0011】また、要求仕様を視覚化し作成するため
に、顧客より聴取した内容を手続きとして抽象化し、そ
の上でプログラミングして入力しなければならなかっ
た。実世界の要求仕様を計算機上の世界に移行するため
の抽象化プロセスは、実世界に近い位置で要求仕様を聴
取するシステムエンジニアにとっては、一般的に容易で
はない。
【0012】そして、作成した視覚化要求仕様を顧客に
評価したときに発生する仕様の変更、例えば例外的な処
理の追加等、は、開発対象全体の要求仕様を表わすプロ
グラムとして一度に作成するために、変更することが困
難であった。
【0013】本発明の第一の目的は、顧客からシステム
エンジニアが開発対象の要求仕様を獲得する際に構成要
素および構成要素間の内部手続きプログラムレスな対話
操作で定義することにある。本発明の第二の目的は、開
発対象の要求仕様を獲得する際の、入力する構成要素お
よび内部手続きを、実世界の業務の具体例として入力で
きるようにすることにある。本発明の第三の目的は、開
発対象の要求仕様を獲得する際の、入力する構成要素お
よび内部手続きの流れを、細かな単位で入力できるよう
にすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、シナリオエディタを用いて、シナリオ
で要求仕様を入力する。シナリオとは、開発対象の構成
要素が保持する内部手続きの呼出し順序で、分岐等がな
い連続した連鎖で、開発対象全体要求仕様の部分的な仕
様である。また、シナリオを構成する要素は具体的な事
例で入力する。シナリオエディタとはシナリオの構成要
素の元になる基本部品から、シナリオの構成要素を対話
操作で設定、定義するための環境と、該構成要素間の内
部手続き連鎖を定義するための対話操作環境とからな
る。該基本部品は、何の情報も保持していないので、開
発対象を構成するどんな要素としても定義可能である。
また、対話操作で入力したシナリオから、計算機内部に
該シナリオのデータを自動的に生成する。
【0015】また、上記目的を達成するために、本発明
では、モデルエディタを用いて視覚化した開発対象全体
要求仕様を作成する。モデルエディタとは、上記シナリ
オエディタで定義したシナリオ群を統合する環境と、作
成した開発対象全体要求仕様をアニメーション表示する
環境からなる。また、上記統合するシナリオ群から、開
発対象全体要求仕様の構成要素の定義プログラムと、シ
ナリオの内部手続き連鎖情報から該連鎖の動作をアニメ
ーション表示するプログラムを自動生成する。
【0016】
【作用】上記本発明の方法によって、以下のようにして
対話的に開発対象の要求仕様を視覚的に作成することが
できる。図1を用いて説明する。
【0017】まず、顧客とシステムエンジニアは開発対
象を構成する要素をシナリオ単位でシナリオエディタ上
に基本構成要素部品を用いて、要求仕様に合った構成要
素を配置する(102)。次に該構成要素の属性情報を定
義する(103)。定義する属性情報は、構成要素の名
称、保持する内部データ名称、内部手続き名称、およ
び、表示図形で対話操作で行う。そして、内部手続きの
呼出し連鎖を、定義した構成要素の該内部手続きを呼び
出す順番で指定することで定義する(105)。その定義
した内部手続き連鎖をシナリオエディタ上に表示する。
シナリオの定義を終了すると、上記定義した情報がシナ
リオのデータとして計算機内に生成される(106)。
【0018】次に、開発対象全体視覚化要求仕様を作成
するために、上記定義した該シナリオ群を選択する(10
8)。そして、該選択したシナリオ群をモデルエディタ
上に反映し、該シナリオ群を構成要素単位で統合する
(109)。すると、構成要素の表示図形と、各構成要素
間を内部手続き連鎖情報から結線をモデルエディタ上に
表示する。また、構成要素間の結線上を、定義した該内
部手続き連鎖情報から次に呼び出す内部手続き名称を取
得し、アニメーション表示するプログラムを生成する
(110)。
【0019】シナリオ群を統合して作成した開発対象全
体の要求仕様を実行することで、開発対象の内部手続き
連鎖をアニメーション表示する(113)ことで、視覚化
した要求仕様を作成する。
【0020】
【実施例】次に図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の実施例に係る視覚化要求仕様作成
方法の手順を示すフローチャートである。図2に、本実
施例で使用する視覚化要求仕様作成システムの概略構成
を示す。まず、図1の説明をする前に、本実施例で使用
する視覚化要求仕様作成システムの概要を説明する。
【0021】本実施例の視覚化した要求仕様作成方法の
手順(図1)で用いる要求仕様作成システムは、図2に
示すように、メモリ201、CPU213、および端末214から構
成される。メモリ201には、プログラミング言語処理系2
02、シナリオエディタ203、モデルエディタ204、および
アニメーションプログラムエディタ205が搭載されてい
る。視覚化した要求仕様作成方法の手順に従ってこれら
が動作することにより、シナリオの定義情報206、…、
開発対象全体要求仕様情報209が生成される。シナリオ
の定義情報206として、シナリオのサービス名称215、構
成要素情報207、…、内部手続き連鎖情報208を保持して
いる。また、開発対象全体要求仕様情報209として、開
発対象全体構成要素情報210、開発対象全体内部手続き
連鎖表示定義211、構成要素図形動作定義212を保持して
いる。
【0022】プログラミング言語処理系202は、CLOS(Co
mmon Lisp Object System)の仕様を満たすような言語処
理系であり、クラス定義、インスタンス生成、総称関数
制御、およびスロットアクセス等の機能を有する。CLOS
の言語仕様は、例えば、D.G.Boblow, et. al.,”Common
Lisp Object System Specification”, ANSI X3J13Doc
ument00-002R(1988)に示されている。
【0023】シナリオエディタ203は、シナリオを構成
する構成要素を作成するための基本部品登録しておく領
域301と、シナリオ定義領域304と、システムからのコメ
ントを表示もしくはオペレータが設定する入力領域305
からなる、図4に示すような構成となっている。本実施
例においては、シナリオを構成する構成要素を作成する
ために登録しておく基本部品として、静的な構成要素と
なる基本部品302と、内部手続きの呼出し起動連鎖が保
持する引数としての構成要素となる基本部品303を準備
している。本図のシナリオ定義領域304上に描画されて
いる部品群が一シナリオの構成を表している。構成要素
306、307、308はこのシナリオでの静的な構成要素を表
しており、基本部品302から作成している。また引数構
成要素309はこのシナリオの内部手続き起動連鎖が保持
する引き数である。結線310、311は各構成要素間に内部
手続きの呼出し連鎖が定義されていることを表してい
る。各構成要素部品の領域が意味する属性情報の説明を
構成要素306を用いて説明する。構成要素が持つ属性情
報は、構成要素図形情報401、構成要素名称402、内部デ
ータ名称403、内部手続き名称404からなる。
【0024】モデルエディタ204は、入力したシナリオ
を統合し開発対象全体の要求仕様を作成、視覚化表示す
る領域501と、システムからのコメントを表示する領域5
02からなる、図5に示すような構成となっている。本図
の開発対象全体要求仕様視覚化表示領域501上に描画さ
れている部品群503、504、505は視覚化した開発対象全
体要求仕様の構成要素で、シナリオで定義した構成要素
の構成要素図形を表示している。結線506、507は、開発
対象全体要求仕様の中で、構成要素間に内部手続きの起
動連鎖が定義されていることを表している。バルーン50
8は、呼出し元の構成要素504から次に呼び出す内部手続
きを保持している構成要素へと、次に呼び出す内部手続
き名称を表示し、結線507上を移動する。
【0025】アニメーションプログラムエディタ205
は、従来技術の欄で説明した特願平5−210955に
述べた、構成要素図形のアニメーションを対話操作で定
義するのに用いたエディタとする。
【0026】次に、販売管理システムを例として、本実
施例における視覚化要求仕様作成方法の手順について、
詳細に説明する。まず、シナリオエディタ上で、オペレ
ータの入力に応じて、販売管理システムの一シナリオの
入力を行う(ステップ101)。まず、シナリオを構成す
る要素の配置を行い(ステップ102)、該構成要素に関
する情報を設定する(ステップ103)。
【0027】図6は、シナリオの構成要素の配置と該構
成要素情報の設定の手順102、103の詳細なフローチャー
トである。また、図7から図12は、図6の手順におけ
る画面表示例である。以下、図6から図12を用いて、
シナリオの構成要素の配置と該構成要素情報の設定の手
順102、103について詳細に説明する。
【0028】まず、オペレータによりシナリオエディタ
203の画面表示を行う(ステップ601)。そして表示され
たシナリオエディタ203のシステムコメント701にしたが
い、シナリオの構成要素を配置する。まず、オペレータ
は表示されているシナリオエディタのシナリオを構成す
る要素となる基本部品302、303を選択する(ステップ60
2)。次に、選択した基本部品をシナリオ定義領域304に
配置する(ステップ603)。図8は、シナリオエディタ
上にシナリオを構成する基本部品801、801、803、804を
配置した様子を示す。
【0029】次に、構成要素情報を設定するシナリオ構
成要素を選択する(ステップ604)。次に選択した構成
要素の構成要素情報を定義する(ステップ605)。ま
ず、構成要素の名称を定義する(ステップ606)ため
に、シナリオエディタ203のメニューから、構成要素メ
ニュー901の中の、名称定義メニュー902を選択する。図
9は、該メニューを選択した様子を示す。そして表示さ
れたシナリオエディタ203のシステムコメント903にした
がい、シナリオの構成要素の名称を入力し、定義する。
ここでは、「顧客」904と入力定義している。そして、
構成要素1001に入力した構成要素名称が表示される。
【0030】次に、選択した構成要素が保持する内部デ
ータ名称を定義する(ステップ607)ために、シナリオ
エディタ203のメニューから、構成要素メニュー901の中
の、内部データ名称定義メニュー1001を選択する。図1
0は、該メニューを選択した様子を示す。そして表示さ
れたシナリオエディタ203のシステムコメント1002にし
たがい、内部データの名称を入力し定義する。ここで
は、「顧客名」1003と入力定義する。そして、構成要素
1101に入力した構成要素の内部データ名称が表示され
る。
【0031】そして、選択した構成要素が保持する内部
手続き名称を定義する(ステップ608)ために、シナリ
オエディタ203のメニューから、構成要素メニュー901の
中の、内部手続き名称定義メニュー1102を選択する。図
11は、該メニューを選択した様子を示す。そして表示
されたシナリオエディタ203のシステムコメント1103に
したがい、内部手続きの名称を入力し定義する。ここで
は、「見積依頼」1104と入力定義する。そして、構成要
素1201に入力した構成要素の内部手続き名称が表示され
る。
【0032】構成要素情報の定義の最後として、構成要
素の構成要素図形を定義する(ステップ609)ために、
シナリオエディタ203のメニューから、構成要素メニュ
ー901の中の、構成要素図形定義メニュー1202を選択す
る。図12は、該メニューを選択した様子を示す。該メ
ニューを選択することで図形定義用のエディタ1203が起
動し、表示される。シナリオエディタ203上に表示され
たシステムコメント1204にしたがい、選択した構成要素
の構成要素図形1205を定義する。次に、設定した各構成
要素が保持する内部手続きの起動連鎖を定義する(ステ
ップ105)。
【0033】図13は、各構成要素が保持する内部手続
きの連鎖定義の手順105の詳細なフローチャートであ
る。また、図14から図16は、図13の手順における
画面表示例である。以下、図13から図16を用いて、
シナリオの内部手続き起動連鎖定義の手順105につい
て、詳細に説明する。
【0034】まず、オペレータは、表示されている上記
シナリオエディタ203のメニューから、シナリオメニュ
ー1401の内部手続き起動連鎖定義メニュー1402を選択す
る。図14は、該メニューを選択した様子を示す。画面
上には、図1のステップ102、103により生成したシナリ
オの構成要素1403、1404、1405、1406が表示されてい
る。次に、内部手続き起動連鎖の初期に起動する動作を
定義する(ステップ1301)。まず、初めに起動する内部
手続きを保持する構成要素1403を選択する(ステップ13
02)。シナリオエディタ203上に内部手続き起動連鎖の
初期動作を表現する矢線1407を描画する(ステップ130
3)。そして表示されたシナリオエディタ203のシステム
コメント1408にしたがい、シナリオ名称を定義する(ス
テップ1304)。ここでは、「見積サービス」1409と入力
する。該入力したシナリオ名称を該表示した矢線1407の
端に表示1410する(ステップ1305)。
【0035】次に、構成要素が保持する内部手続きの連
鎖を定義する(ステップ1306)。まず、呼び出す内部手
続き名称が構成要素内にあるか否か判定する(ステップ
1307)。呼び出す内部手続きが存在する場合には、選択
している構成要素内の内部手続き一覧より呼び出す内部
手続き名称1411、1502を選択する(ステップ1308)。選
択した内部手続き名称を構成要素間の連鎖を表現する矢
線1407、1503上に連鎖動作名称1412、1504として描画す
る(ステップ1311)。次に、上記定義した連鎖が、引き
数や、連鎖の起動条件を保持する場合には、各情報を連
鎖属性として設定する(ステップ1312)。次に表示され
たシナリオエディタ203のシステムコメント1501にした
がい、続いて呼び出す内部手続きを保持する構成要素を
選択し(ステップ1314)、構成要素間に連鎖起動を表現
する矢線を描画する(ステップ1315)。 一方、呼び出
す内部手続きが構成要素内に存在しない場合には、起動
連鎖の名称を入力する(ステップ1309)。そして、入力
された該起動連鎖名称を構成要素内の呼び出される内部
手続き名称として構成要素の属性に追加し、シナリオエ
ディタ203上に描画されている構成要素に内部手続き名
称として追加描画する(ステップ1310)。次に、該入力
した起動連鎖名称を連鎖を表現する矢線上に描画する
(ステップ1311)。
【0036】そして、連鎖定義を終了するときには、シ
ナリオエディタ203のメニューから、シナリオメニュー1
401の定義終了メニュー1601を選択する(ステップ131
3)。そして、連鎖定義を終了すると、構成要素間で連
鎖定義した関係を結線1603、1603を表示する(ステップ
106)。次に、ステップ102、103、105で入力したシナリ
オの計算機内部で保持するシナリオデ−タを生成する
(ステップ107)。
【0037】図17は、シナリオの計算機内部で保持す
るデ−タを生成する手順107の詳細フローチャートであ
る。図34は、図17の手順で生成されるシナリオのデ
−タ例である。以下、図17および図34を用いて、シ
ナリオの計算機内部での保持デ−タを生成する手順107
について、詳細に説明する。
【0038】まず、入力したシナリオから構成要素の構
成要素情報を計算機内部デ−タとして生成する(ステッ
プ1701)。まず、シナリオエディタ203上の構成要素を
解析する(ステップ1702)。該ステップ1702では、まず
シナリオを管理するための固有番号を生成する(ステッ
プ1703)。続いてシナリオエディタ上に入力した構成要
素の情報から構成要素名称402を取得(ステップ1704)
し、構成要素図形情報401を取得(ステップ1705)し、
内部デ−タ名称403を取得(ステップ1706)し、内部手
続き名称404の取得(ステップ1707)を行なう。また、
引数構成要素が存在する場合には、内部デ−タ値情報を
取得する。そして、取得した該構成要素の属性情報から
計算機内部で保持する構成要素情報に対するシナリオ情
報(図34(a)、(b))を生成する(ステップ1708)。
【0039】次に、シナリオエディタ203で定義した内
部手続き起動連鎖から計算機内部デ−タとして内部手続
き起動連鎖情報を生成する(ステップ1709)。まず、シ
ナリオエディタ203上で内部手続き起動連鎖を定義した
際の対話操作の情報を取得する(ステップ1710)。そし
て、取得した内部手続き起動連鎖定義の対話操作手順情
報から計算機内部で保持する構成要素間の内部手続き起
動連鎖に関するシナリオ情報(図34(c))を生成する
(ステップ1711)。
【0040】次に、内部手続き起動連鎖の連鎖属性に、
引数構成要素を引数として保持する場合の連鎖属性設定
の一例について説明する。図18は、内部手続き起動連
鎖の連鎖属性に、引数構成要素を引数として設定する手
順1312の詳細なフローチャートである。また、図19お
よび図20は、図18における手順の画面表示例であ
る。以下、図19から図20を用いて、内部手続き起動
連鎖の連鎖属性に引数として引数構成要素を設定する手
順について、詳細に説明する。
【0041】まず、オペレータは、表示されているシナ
リオエディタ203のメニューから、シナリオメニュー140
1の内部手続き起動連鎖定義メニュー1402を選択し、内
部手続き起動連鎖の定義機能を起動し、内部手続き起動
連鎖初期起動動作を定義する(ステップ1801)。
【0042】次に、起動連鎖に付加する引数のシナリオ
内初期設定を行なう(ステップ1801)。まず、内部手続
き起動連鎖の初期起動動作を表現する矢線を描画する
(ステップ1802)。次に、シナリオエディタ203のメニ
ューから、メッセージメニュー1901の引数設定メニュー
1902を選択する(ステップ1803)。図19は、メニュー
を選択した様子を示す。画面上には、図1のステップ10
2、103により生成したシナリオの構成要素1403、1404、
1405、1406と、ステップ1301により生成した内部手続き
起動連鎖の初期動作情報1407、1410、1412が表示されて
いる。そして、表示されたシナリオエディタ203のシス
テムコメント1903にしたがい、引数構成要素1406を選択
する(ステップ1804)。そして、選択した引数構成要素
1406から、描画してある矢線1407上の起動連鎖名称1412
に矢線1904を描画する(ステップ1805)。
【0043】次に、起動連鎖に引数を設定する(ステッ
プ1312)。まず、引数構成要素の内部デ−タを持たせた
い起動連鎖1504を描画する(ステップ1806)。次に、起
動連鎖に持たせたい引数構成要素1406を選択する(ステ
ップ1807)。次に、シナリオエディタ203のメニューか
ら、構成要素メニュー901の内部デ−タ値設定メニュー2
001を選択する(ステップ1808)。次に、内部デ−タ値
を設定したい内部デ−タ名称2002を選択し、表示された
シナリオエディタ203のシステムコメント2003にしたが
い、内部デ−タ値を設定する(ステップ1809)。ここで
は、「A社」2004と入力する。そして、引数構成要素内
の該内部デ−タ名称2002にたいして、該入力した内部デ
−タ値2005を描画する(ステップ1810)。そして、表示
している起動連鎖1504と引数構成要素1406間に結線2006
を描画する(ステップ1811)。そして、シナリオエディ
タ203のメニューから、メッセージメニュー1901の設定
終了メニュー1904を選択し、引数設定を終了する。
【0044】次に、内部手続き起動連鎖の連鎖属性に、
構成要素の内部デ−タとその値を引数として保持する場
合の連鎖属性設定の一例について説明する。図21は、
内部手続き起動連鎖の連鎖属性に、構成要素の内部デ−
タとその値を引数として設定する手順1312の詳細なフロ
ーチャートである。以下、図21を用いて、内部手続き
起動連鎖の連鎖属性に引数として構成要素の内部デ−タ
とその値を設定する詳細な手順について説明する。
【0045】まず、引数構成要素の内部デ−タを持たせ
たい起動連鎖を描画する(ステップ2101)。次に、起動
連鎖に引数を設定する(ステップ1312)。まず、シナリ
オエディタ203のメニューから、メッセージメニュー190
1の引数設定メニュー1902を選択する(ステップ210
2)。次に、引数として保持したい構成要素の内部デ−
タとその値を指定する(ステップ2103)。そして、表示
している起動連鎖と上記引数として指定した構成要素の
内部デ−タとその値との間に結線を描画する(ステップ
2104)。そして、シナリオエディタ203のメニューか
ら、メッセージメニュー1901の設定終了メニュー1904を
選択し、引数設定を終了する。
【0046】次に、内部手続き起動連鎖の連鎖属性に、
起動条件を保持する場合の連鎖属性設定の一例について
説明する。図22は、内部手続き起動連鎖の連鎖属性
に、起動条件を設定する手順1312の詳細なフローチャー
トである。また、図23は、図22における手順の一画
面表示例である。以下、図22および図23を用いて、
内部手続き起動連鎖の連鎖属性に起動条件を設定する手
順について、詳細に説明する。
【0047】まず、起動条件を設定したい内部手続き起
動連鎖の矢線2704を描画する(ステップ2201)。次に、
内部手続き起動連鎖に起動条件を設定する(ステップ13
12)。まず、シナリオエディタ203のメニューから、メ
ッセージメニュー1901の条件設定メニュー2301を選択す
る(ステップ2202)。図23は、該メニューを選択した
様子を示す。画面上には、図1のステップ102、103によ
り生成したシナリオの構成要素1403、1404、1405、1406
と、ステップ105により生成し上記で指定した内部手続
き起動連鎖2302が表示されている。次に、表示されたシ
ナリオエディタ203のシステムコメント2303にしたが
い、起動条件を設定する(ステップ2203)。ここでは、
「概算見積りの時」2304と入力する。そして、シナリオ
エディタ203のメニューから、メッセージメニュー1901
の設定終了メニュー1904を選択し、起動条件設定を終了
する。
【0048】次に、内部手続き起動連鎖の連鎖属性に、
構成要素の内部デ−タとその値を起動条件として保持す
る場合の連鎖属性設定の一例について説明する。図24
は、内部手続き起動連鎖の連鎖属性に、構成要素の内部
デ−タとその値を起動条件として設定する手順1312の詳
細なフローチャートである。以下、図24を用いて、内
部手続き起動連鎖の連鎖属性に内部デ−タとその値を起
動条件として設定する手順について詳細に説明する。
【0049】まず、起動条件を設定したい内部手続き起
動連鎖の矢線を描画する(ステップ2401)。次に、内部
手続き起動連鎖に起動条件を設定する(ステップ131
2)。まず、シナリオエディタ203のメニューから、メッ
セージメニュー1901のデ−タ条件設定メニュー2301を選
択する(ステップ2402)。次に、起動条件として参照す
る構成要素の内部デ−タとその値を指定する(ステップ
2403)。そして、シナリオエディタ203のメニューか
ら、メッセージメニュー1901の設定終了メニュー1904を
選択し、起動条件設定を終了する。
【0050】次に、ステップ101で入力したシナリオを
イベントフロー図で表示する方法について説明する。図
25は、入力したシナリオをイベントフロー図で表示す
る手順のフローチャートである。また、図26および図
27は、図25における手順の一画面表示例である。以
下、図25から図27を用いて、入力したシナリオをイ
ベントフロー図で表示する手順について説明する。
【0051】まず、オペレータは、シナリオを入力し
(ステップ101)、該入力したシナリオを表示する(ス
テップ2501)。次に、表示したシナリオをイベントフロ
ー表示する(ステップ2502)。まず、オペレータは、入
力したシナリオを表示しているシナリオエディタ203の
メニューから、シナリオメニュー1401の内部手続き起動
線図定義メニュー2601を選択する(ステップ2503)。図
26は、該メニューを選択した様子を示す。画面上に
は、図1のステップ102、103により生成したシナリオの
構成要素1403、1404、1405、1406と、ステップ106によ
り生成した内部手続き起動連鎖が定義されている構成要
素間の結線1602、1603が表示されている。
【0052】次に、シナリオ上の構成要素情報を取得し
(ステップ2504)、各構成要素をノードとして表示する
(ステップ2505)。次に、シナリオの内部手続き起動連
鎖情報を全て取得し(ステップ2506)、上記表示したノ
ードを端子として該取得した内部手続き起動連鎖情報か
ら内部手続きの起動連鎖を表現する矢線を全て表示する
(ステップ2507)。図27は、入力し指定したシナリオ
(図26)の内部手続き起動連鎖をイベントフロー図で
表示した一例である。イベントフローのノードは、構成
要素図形と構成要素名称の組合せ2701、2703、2705と、
起動連鎖矢線の端子となる直線2702、2704、2706からな
る。直線2702、2704、2706は、上から下に向かって起動
連鎖の時間経過を表現している。表示する内部手続き起
動連鎖情報としては、シナリオ名称2707と、シナリオ内
の全ての内部手続き起動連鎖を矢線と内部手続き名称27
08、2709、2710、2711、2712で表示する。
【0053】次に、内部手続きの起動がある時点から並
列に実行される内部手続き起動連鎖を含んだシナリオ群
の定義方法について説明する。図28は、内部手続きの
起動がある時点から並列に実行される内部手続き起動連
鎖を含んだシナリオ群の定義手順のフローチャートであ
る。以下、図28を用いて、内部手続きの起動がある時
点から並列に実行される内部手続き起動連鎖を含んだシ
ナリオ群の定義方法について説明する。
【0054】まず、内部手続き起動連鎖が並列実行され
る以前の共通部分のシナリオをステップ101に従い入力
する。次に、上記入力した並列実行に関する内部手続き
起動連鎖の共通部分シナリオを指定し(ステップ280
1)、該指定した共通部分シナリオを複製する(ステッ
プ2802)。
【0055】次に、上記入力した共通部分シナリオに対
して、継続して内部手続きが起動連鎖するシナリオを入
力する(ステップ101)。次に、上記複製した共通部分
シナリオに対して、上記入力した継続シナリオと並列実
行するシナリオを入力する(ステップ101)。次に、開
発対象全体視覚化要求仕様の作成を行なう(ステップ10
8)。
【0056】図29は、開発対象全体視覚化要求仕様の
作成の手順108の詳細なフローチャートである。また、
図30は、図29の手順において作成した開発対象全体
視覚化要求仕様の一画面表示例である。また、図31か
ら図33は図29における開発対象全体視覚化要求仕様
プログラム生成ステップ111の詳細フローチャートであ
る。以下、図29から図33を用いて、開発対象全体視
覚化要求仕様の作成の手順108について、詳細に説明す
る。
【0057】まず、ステップ101で入力したシナリオを
選択する(ステップ109)。次に、選択したシナリオ群
をモデルエディタ上で統合する(ステップ110)。ま
ず、モデルエディタ204を表示し(ステップ29101)、該
選択したシナリオ群をモデルエディタ204上に対話操作
で配置し統合する(ステップ2902)。そして、配置した
シナリオ群の構成要素の構成要素図形3001、3002、3003
のみを、開発対象全体視覚化要求仕様の構成要素として
描画する(ステップ2903)。次に、構成要素間の内部手
続き連鎖を表現する結線3004、3005を描画する(ステッ
プ2904)。 そして、モデルエディタ204上で統合した
開発対象全体視覚化要求仕様に対応するプログラムを生
成する(ステップ111)。まず、統合した各シナリオの
計算機内部で保持するシナリオ情報を取得する(ステッ
プ2905)。
【0058】次に、構成要素単位での各シナリオの構成
要素情報の統合を行い、該統合した構成要素情報から構
成要素プログラムを生成する(ステップ2906)。該ステ
ップ2906では、まず、統合するシナリオ内の構成要素が
モデルエディタ204上に存在するか否かを判定する(ス
テップ3101)。存在しない場合には、開発対象全体視覚
化要求仕様の内部保持情報として生成する(ステップ31
02)。一方、存在する場合には、内部デ−タ名称が既存
構成要素内に存在するか否かを判定する(ステップ310
3)。存在しない場合には、既存の構成要素情報に該内
部デ−タ名称を追加する(ステップ3104)。次に、内部
手続きの名称が既存構成要素内に存在するか否かを判定
する(ステップ3105)。存在しない場合には、既存の構
成要素情報に該内部手続き名称を追加する(ステップ31
06)。上記手順で生成した開発対象全体視覚化要求仕様
の構成要素単位で統合した統合構成要素情報から、対応
するプログラム3501、3502、3503を生成する(ステップ
3107)。
【0059】次に、開発対象全体視覚化要求仕様の内部
手続き連鎖情報を生成し、対応するプログラムを生成す
る(ステップ2907)。まず、統合する各シナリオの内部
手続き連鎖の計算機内部保持情報を取得する(ステップ
3201)。次に、内部手続き名称毎に、開発対象全体視覚
化要求仕様の内部手続き連鎖情報を生成する(ステップ
3202)。開発対象全体視覚化要求仕様の内部手続き連鎖
情報は、該内部手続き名称毎に、シナリオ管理固有番
号、該内部手続きが保持される構成要素名称、次に呼び
出す内部手続き名称、該次に呼び出す内部手続き連鎖が
保持する引数情報および起動条件情報を保持する。次
に、上記手順で、内部手続き名称毎に生成した開発対象
全体視覚化要求仕様の内部手続き連鎖情報から、対応す
るプログラム3504を生成する(ステップ3203)。
【0060】次に、連鎖をアニメーション表示する処理
プログラムを、上記手順2907で生成した開発対象全体視
覚化要求仕様の内部手続き連鎖情報から生成する(ステ
ップ2908)。まず、内部手続き名称から定義されている
構成要素名称を取得する(ステップ3301)。次に、次に
呼び出す内部手続き名称を取得する(ステップ3302)。
次に、該次に呼び出す内部手続き名称が定義されている
構成要素名称を取得する(ステップ3303)。
【0061】次に、次に起動する内部手続き群が起動条
件情報を保持しているか判定する(ステップ3304)。次
に起動する内部手続き群全てが起動条件情報を保持して
いない場合には、該全ての内部手続きを起動するプログ
ラムを生成する(ステップ3305)。該内部手続き群が起
動条件情報として構成要素の内部デ−タとその値が保持
されている場合には、指定されている当該構成要素の内
部デ−タとその値が指定値と一致するかを判定し、真で
ある場合には次の内部手続きを起動するプログラムを生
成する(ステップ3306)。また、該内部手続きが起動条
件情報としてステップ2205で指定する条件を保持する場
合には、その起動条件を表示し、それが真であることが
選択されたときに次の内部手続きを起動するプログラム
を生成する(ステップ3306)。
【0062】次に、引数として引数構成要素を保持して
いるか判定する(ステップ3307)。そして、引数として
引数構成要素を保持している場合には、上記ステップ33
01およびステップ3303で取得した構成要素間の結線上
を、呼出し元構成要素から呼出し先構成要素に向かっ
て、引数構成要素の構成要素図形を描画して移動する処
理プログラム3505を生成する(ステップ3308)。一方、
引数を保持しない場合もしくは引数は保持するが構成要
素の内部デ−タとその値の場合には、上記ステップ3301
およびステップ3303で取得した構成要素間の結線上を、
呼出し元構成要素から呼出し先構成要素に向かって、次
に呼び出す内部手続き名称3006を描画して移動する処理
プログラムを生成する(ステップ3309)。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、システムの構成要素の
各種属性を対話操作で定義し、シナリオ単位で内部手続
きの起動連鎖を対話操作で定義することで、大規模なシ
ステムの要求仕様を容易に獲得できる。したがって、本
発明によれば、従来のように、事前にシステムに必要な
構成要素を調査しプログラムを記述する必要がなくな
り、また要求仕様の構成要素に関する変更が行われる度
にプログラムを記述する必要がなく、プログラミング知
識がないシステムエンジニアでも仕様が可能になる。ま
た、対話操作でシナリオを入力できるので、顧客との打
合せの場で要求仕様の作成変更が容易に行える。
【0064】また、本発明によれば、該定義獲得したシ
ナリオ群を統合することでシステム全体の内部手続きの
動連鎖の動作アニメーション表示するプログラムを自動
的に生成することができる。したがって、本発明によれ
ば、視覚化したシステム全体の要求仕様を顧客と評価し
た際に生じる仕様の変更を、その場で対話的にシナリオ
単位で容易に変更でき、かつその場でアニメーション表
示することが容易にできる。また、従来のような要求仕
様の変更時に生じる作業を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る視覚化要求仕様の獲得
および作成手順を示すフローチャートである。
【図2】図1の実施例で用いる視覚化要求仕様の獲得お
よび作成システムの概略構成図である。
【図3】図2のシナリオエディタ上に入力したシナリオ
の画面表示例である。
【図4】図3のシナリオを構成する要素の画面表示例で
ある。
【図5】図2のモデルエディタ上で作成した視覚化要求
仕様の画面表示例である。
【図6】図1のシナリオ構成要素の配置および構成要素
情報の設定の詳細手順を示すフローチャートである。
【図7】シナリオエディタを表示したときの初期状態画
面表示例である。
【図8】構成要素基本部品を配置したときの画面表示例
である。
【図9】構成要素基本部品に名称を設定している画面表
示例である。
【図10】構成要素の内部デ−タ名称を設定しているが
面表示例である。
【図11】構成要素の内部手続き名称を設定しているが
面表示例である。
【図12】構成要素の構成要素図形を定義しているが面
表示例である。
【図13】図1の各構成要素の内部手続き起動連鎖を定
義する詳細手順を示すフローチャートである。
【図14】図13の内部手続き起動連鎖初期起動動作定
義の画面表示例である。
【図15】図13の内部手続き起動連鎖定義の画面表示
例である。
【図16】内部手続き起動連鎖状態の画面表示例であ
る。
【図17】図1のシナリオ情報の生成の詳細手順を示す
フローチャートである。
【図18】内部手続き起動連鎖の連鎖属性に引数構成要
素を保持させる手順を示すフローチャートである。
【図19】図18の内部手続き起動連鎖に保持させる引
数構成要素の初期設定の画面表示例である。
【図20】図18の内部手続き起動連鎖に保持させる引
数構成要素の内部デ−タ値設定の画面表示例である。
【図21】内部手続き起動連鎖の連鎖属性に構成要素の
内部デ−タを引数として保持させる手順を示すフローチ
ャートである。
【図22】内部手続き起動連鎖の連鎖属性に内部手続き
を起動するための静的な条件を設定する手順を示すフロ
ーチャートである。
【図23】内部手続き起動連鎖の連鎖属性に内部手続き
を起動するための静的な条件を設定している画面表示例
である。
【図24】内部手続き起動連鎖の連鎖属性に内部手続き
を起動するために構成要素の内部デ−タを参照すること
を設定する手順を示すフローチャートである。
【図25】図1で入力したシナリオ情報をもとにイベン
トフロー図を作成し、表示する手順を示すフローチャー
トである。
【図26】図1で入力したシナリオの画面表示例であ
る。
【図27】図26で表示したシナリオ情報から生成した
イベントフローの画面表示例である。
【図28】並列実行する内部手続き起動連鎖を定義する
ためのシナリオ入力の手順を示すフローチャートであ
る。
【図29】図1の開発対象全体視覚化要求仕様作成の詳
細手順を示すフローチャートである。
【図30】図29で生成した開発対象全体視覚化要求仕
様の一画面表示例である。
【図31】図29の構成要素プログラム生成の詳細手順
を示すフローチャートである。
【図32】図29の内部手続き起動プログラム生成の詳
細手順を示すフローチャートである。
【図33】図29の連鎖動作アニメーションプログラム
生成の詳細手順を示すフローチャートである。
【図34】図1のシナリオ情報生成で生成したシナリオ
情報の一例である。
【図35】図1の開発対象全体視覚化要求仕様プログラ
ム生成で生成したプログラムの一例である。
【符号の説明】
101…シナリオ入力、108…開発対象全体視覚化要求仕様
作成、114…起動連鎖アニメーション表示、203…シナリ
オエディタ、204…モデルエディタ、206…シナリオ情
報、209…開発対象全体視覚化要求仕様情報、508…バル
ーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 13/00 9365−5H G06F 15/62 340 D (72)発明者 高橋 久 東京都小平市上水本町5丁目20番地1号 日立超エル・エス・アイ・エンジニアリン グ株式会社内 (72)発明者 久保 昭一 東京都小平市上水本町5丁目20番地1号 日立超エル・エス・アイ・エンジニアリン グ株式会社内 (72)発明者 湯浦 克彦 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 柳町 美帆 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開発対象を構成する要素を計算機端末の画
    面上に配置するステップと、 配置した各構成要素に名称、内部データ名称、内部手続
    き名称を指定するステップと、 各構成要素を表現する図形(構成要素図形)を定義する
    ステップと、 構成要素の内部手続き毎に、該内部手続きが含まれる構
    成要素間の内部手続きの起動連鎖、または該構成要素内
    の内部手続きの起動連鎖を、構成要素が保持する内部手
    続きの一覧をメニュー表示し、概メニューから選択する
    操作を繰り返すことで指定するステップと、 上記指定した構成要素名称、内部データ名称、内部手続
    き名称、構成要素図形より開発対象の構成要素情報と、
    上記内部手続き起動連鎖指定にしたがって内部手続きの
    起動連鎖情報とをシナリオ情報として生成するステップ
    を備えたことを特徴とする視覚化要求仕様獲得方法。
  2. 【請求項2】計算機上で、請求項1の視覚化要求仕様獲
    得方法の繰返しによりシナリオ情報群を獲得するステッ
    プと、 上記ステップで生成したシナリオ情報群を指定するステ
    ップと、 上記指定したシナリオ情報群の構成要素情報より開発対
    象全体の構成要素情報を生成し、該開発対象全体の構成
    要素情報に対する構成要素プログラムを生成するステッ
    プと、 上記指定したシナリオ情報群の内部手続き起動連鎖情報
    より開発対象全体の内部手続き起動連鎖情報を生成し、
    該開発対象全体の内部手続き起動連鎖情報に対する内部
    手続き起動プログラムを生成するステップと、 上記内部手続き起動連鎖の動作を上記視覚化要求仕様獲
    得方法で配置した構成要素間のアニメーションで表示す
    る連鎖動作アニメーションプログラムを生成するステッ
    プと、 上記生成した内部手続き起動連鎖の連鎖動作アニメーシ
    ョンプログラムを実行し、計算機端末上の画面上に表示
    するステップを備えたことを特徴とした視覚化要求仕様
    獲得方法。
  3. 【請求項3】請求項1の視覚化要求仕様獲得方法の構成
    要素の内部手続き起動連鎖を指定するステップにおい
    て、 メニューで一覧表示された内部手続き名称以外の内部手
    続き名称を入力し、 構成要素情報生成のステップにおいて、上記入力した内
    部手続き名称を構成要素情報として生成し、 内部手続き起動連鎖情報生成のステップにおいて、上記
    入力した内部手続きの起動連鎖情報を生成することを特
    徴とする視覚化要求仕様獲得方法。
  4. 【請求項4】請求項2の視覚化要求仕様獲得方法の構成
    要素間の内部手続き起動連鎖の指定のステップの構成要
    素の内部手続きの起動の指定において、内部手続きが起
    動する条件を入力し、 内部手続き起動連鎖情報の生成のステップにおいて、上
    記入力した起動条件を上記内部手続きの起動条件情報と
    して生成し、 内部手続き起動連鎖の動作アニメーションプログラムを
    生成するステップにおいて、上記起動条件を表示し、成
    り立つかどうかを指定させるプログラムを生成し、成り
    立つことを指定されたときのみ内部手続き起動連鎖を実
    行するプログラムを生成することを特徴とする視覚化要
    求仕様獲得方法。
  5. 【請求項5】請求項2の視覚化要求仕様作成方法の構成
    要素間の内部手続き起動連鎖の指定のステップの構成要
    素の内部手続きの起動の指定において、当該の構成要素
    の内部デ−タ名称とその値、または他の構成要素の内部
    デ−タ名称とその値を一つまたは複数指定し、 内部手続き起動連鎖情報の生成のステップにおいて、上
    記指定した内部デ−タ名称とその値を上記内部手続きの
    起動条件情報として生成し、 内部手続き起動連鎖の動作アニメーションプログラムを
    生成するステップにおいて、上記起動条件情報により上
    記指定した内部デ−タ名称とその値が当該の構成要素の
    指定値であるかどうかを判定し、真であるときのみ内部
    手続き起動連鎖を実行するプログラムを生成することを
    特徴とする視覚化要求仕様獲得方法。
  6. 【請求項6】請求項2の視覚化要求仕様作成方法の構成
    要素間の内部手続き起動連鎖の指定のステップの構成要
    素の内部手続きの起動の指定において、他の構成要素を
    一つまたは複数指定し、 内部手続き起動連鎖情報の生成のステップにおいて、上
    記指定した構成要素を上記内部手続きの引数情報として
    生成し、 内部手続き起動連鎖の動作アニメーションプログラムを
    生成するステップにおいて、表示するアニメーションを
    上記指定した構成要素の構成要素図形から生成し、上記
    引数情報により上記指定した構成要素を引数として該内
    部手続きを起動するプログラムを生成することを特徴と
    する視覚化要求仕様獲得方法。
  7. 【請求項7】請求項2の視覚化要求仕様作成方法の構成
    要素間の内部手続き起動連鎖の指定のステップの構成要
    素の内部手続きの起動の指定において、 当該の構成要素の内部デ−タ名称とその値、または他の
    構成要素の内部デ−タ名称とその値を一つまたは複数指
    定し、 内部手続き起動連鎖情報の生成のステップにおいて、上
    記指定した内部デ−タ名称とその値を上記内部手続きの
    引数情報として生成し、 内部手続き起動連鎖の動作アニメーションプログラムを
    生成するステップにおいて、上記引数情報により指定し
    た内部デ−タ名称とその値を引数として該内部手続きを
    起動するプログラムを生成することを特徴とする視覚化
    要求仕様獲得方法。
  8. 【請求項8】請求項2の視覚化要求仕様作成方法の構成
    要素図形を定義するステップの後で、構成要素図形の動
    作を定義するステップと、 構成要素間の内部手続き起動連鎖の指定のステップの構
    成要素の内部手続きの起動の指定において、上記定義し
    た構成要素図形動作を指定し、構成要素情報の生成のス
    テップの後で、構成要素図形の動作情報を生成するステ
    ップと、 内部手続き起動連鎖情報の生成のステップにおいて、上
    記指定した構成要素図形動作を上記内部手続きの構成要
    素図形動作情報として生成し、 内部手続き起動連鎖の動作アニメーションプログラムを
    生成するステップにおいて、上記構成要素図形動作情報
    より構成要素図形動作アニメーションプログラムを生成
    し、上記構成要素図形動作アニメーションプログラムを
    実行し、その後で該内部手続きを起動するプログラムを
    生成することを特徴とする視覚化要求仕様獲得方法。
  9. 【請求項9】請求項1の視覚化要求仕様獲得方法におい
    て、シナリオ情報を生成するステップの後で、生成した
    シナリオ情報を用い構成要素をノードとしたイベントフ
    ロー図を生成するステップを有することを特徴とする視
    覚化要求仕様獲得方法。
  10. 【請求項10】請求項2の視覚化要求仕様作成方法のう
    ちの請求項1の視覚化要求仕様獲得方法の繰返しで要求
    仕様を獲得する過程の構成要素の内部手続き起動連鎖を
    指定するステップにおいて、 ある過程におけるシナリオ情報のうちある構成要素名称
    およびある内部手続き名称が、別の過程におけるシナリ
    オ情報のうちの構成要素名称および内部手続き名称と同
    一名称であるとき、該構成要素および内部手続きが同一
    であることを指定し、上記指定した同一名称の構成要素
    に対して、同一名称の内部手続きの起動連鎖を指定し、
    該内部手続きの次に起動する内部手続き名称を各視覚化
    要求仕様毎に別々に指定した別々のシナリオ情報にたい
    し、 内部手続き起動連鎖情報に対するプログラム生成ステッ
    プにおいて、上記指定した該同一名称の構成要素に対す
    る該同一名称の内部手続き起動連鎖に対しては同一プロ
    グラムとして生成し、続いて起動する内部手続き起動連
    鎖に対しては別々のプログラムとして生成し、 内部手続き起動連鎖の動作アニメーションプログラムを
    生成するステップにおいて、上記指定した該同一名称の
    構成要素に対する該同一名称の内部手続き起動連鎖の動
    作アニメーションを同一の動作アニメーションプログラ
    ムとして生成し、続いて起動する内部手続き起動連鎖の
    動作アニメーションは別々の動作アニメーションプログ
    ラムとして生成し、 内部手続き起動連鎖の動作アニメーションを実行、表示
    するステップにおいて、上記指定した同一の内部手続き
    連鎖起動に対しては一つの動作アニメーションを実行、
    表示し、上記別々に指定した内部手続き連鎖起動に対し
    ては別々の動作アニメーションを同時に並列に実行、表
    示することを特徴とする視覚化要求仕様獲得方法。
JP6232776A 1991-03-20 1994-09-28 視覚化要求仕様獲得方法 Pending JPH0895765A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6232776A JPH0895765A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 視覚化要求仕様獲得方法
US08/533,380 US5729253A (en) 1991-03-20 1995-09-25 Method for inputting and acquiring requirement
US09/496,260 US6219065B1 (en) 1991-03-20 2000-02-01 Method for inputting and acquiring requirement
US09/771,658 US20010002834A1 (en) 1991-03-20 2001-01-30 Method for inputting and acquiring requirement

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6232776A JPH0895765A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 視覚化要求仕様獲得方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0895765A true JPH0895765A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16944565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6232776A Pending JPH0895765A (ja) 1991-03-20 1994-09-28 視覚化要求仕様獲得方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0895765A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Elwert et al. Modelling and generation of graphical user interfaces in the TADEUS approach
US5630069A (en) Method and apparatus for creating workflow maps of business processes
US7725877B2 (en) Graphical program which includes an I/O node for hardware abstraction
EP1603033A2 (en) Method and apparatus for generating forms using form types
US8875039B2 (en) Propagation of characteristics in a graphical model environment
KR20060087995A (ko) 작업 흐름을 모델링하는 방법 및 시스템
JPH07200278A (ja) 図形を用いたプログラミングシステム
US20050060685A1 (en) Program generator
CN116028025A (zh) 一种汽车服务化模型框架生成方法、装置、设备及介质
JPH10254689A (ja) クライアント・サーバシステムのアプリケーション構成設計支援方式
US5729253A (en) Method for inputting and acquiring requirement
JPH04348428A (ja) 設計支援方法
JPH0895765A (ja) 視覚化要求仕様獲得方法
US20010002834A1 (en) Method for inputting and acquiring requirement
US8812269B1 (en) Dynamic range assessment in block diagram systems
US6219065B1 (en) Method for inputting and acquiring requirement
JP3772363B2 (ja) 要求仕様の視覚化方法
US20020073397A1 (en) Component development supporting system
JPH11102293A (ja) プログラム自動生成方法
El-Said et al. ADDI: A tool for automating the design of visual interfaces
Carson An approach to the formal specification of computer graphics systems
KR100348762B1 (ko) 네트워크 메시지 서비스를 위한 서비스 생성 방법
Faro et al. From user's mental models to information system's specification and vice versa by extended visual notation
Burns REE-a requirements engineering environment for analyzing and validating software and system requirements
CN114138257A (zh) 一种应用构建方法及计算机可读存储介质