JPH0895148A - カメラ用データ写し込み装置 - Google Patents

カメラ用データ写し込み装置

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JPH0895148A
JPH0895148A JP23520894A JP23520894A JPH0895148A JP H0895148 A JPH0895148 A JP H0895148A JP 23520894 A JP23520894 A JP 23520894A JP 23520894 A JP23520894 A JP 23520894A JP H0895148 A JPH0895148 A JP H0895148A
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JP
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light emitting
camera
semiconductor device
input
output
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JP23520894A
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Masaki Ozawa
正喜 小沢
Seiji Tanaka
静治 田中
Takashi Saegusa
貴志 三枝
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鑑みて、本発明の課題は、LEDアレイとL
EDドライバICとを同一基板に実装するとともに、そ
れに伴う構造上の制約を解消して小型化が可能なカメラ
用データ写し込み装置を提供すること。 【構成】 カメラ用データ写し込み装置では、LEDド
ライバIC6とLEDアレイ5とは、いずれも同一の基
板7の上に実装され、ボンディングワイヤ81で配線接
続してある。基板7には、LEDアレイ5の実装領域7
aと、LEDドライバIC6の実装領域7bとの間にモ
ールド材60がLEDアレイ5の実装領域7aに流入す
ることを防止するための穴72が形成されている。LE
Dアレイ5の実装領域7aの表面側を覆うLEDカバー
52の先端縁520は、LEDドライバIC6の実装領
域7bの上方位置まで延長してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ本体の内部で発
光源を所定のパターンで発光させてフィルムに日付など
のデータを写し込むためのカメラ用データ写し込み装置
に関し、更に詳しくは、その発光部とそれを制御する駆
動用半導体装置の実装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ内でフィルムに日付などのデータ
を写し込むカメラ用データ写し込み装置では、カメラ本
体側で計時部や表示部(メインLCDおよびデートLC
D)などを制御する主制御部からの指令に基づいて、L
EDドライバIC(駆動用半導体装置)がLEDを所定
のパターンで発光させてフィルムにデータを写し込むよ
うになっている。ここで、LEDアレイとLEDドライ
バICとは、従来、それぞれ別の基板上に実装され、こ
れらの基板同士がフレキシブル配線基板で配線接続され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラ用データ写し込み装置では、小型化の要求がある
にもかかわらず、LEDアレイとLEDドライバICと
を別の基板に実装し、しかも、これらの基板をフレキシ
ブル配線基板で配線接続しているので、これ以上の小型
化が困難であるという問題点がある。
【0004】そこで、LEDアレイとLEDドライバI
Cとを同一基板に実装して、基板が占めるスペースを圧
縮することが考えられる。しかし、それらを単に同じ基
板に実装しただけでは、LEDドライバICの表面側に
コーティングするモールド材のLEDアレイ側への流入
を避ける目的にそれらを離間する位置に実装する必要が
あるなど、同一基板上に実装したことに起因する構造上
の制約があって、カメラ用データ写し込み装置の小型化
を充分に図れないという問題点がある。
【0005】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
LEDアレイとLEDドライバICとを同一基板に実装
するとともに、それに伴う構造上の制約を解消して小型
化が可能なカメラ用データ写し込み装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、カメラ本体内でフィルムにデータを写
し込むための複数の発光源を備える発光部と、発光源を
駆動するドライブ回路、カメラ本体側の主制御部との間
で信号の入出力を行なう入出力回路、およびこの入出力
回路の受信結果に基づいてドライブ回路を制御する制御
回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上に実装さ
れたカメラ用データ写し込み装置において、駆動用半導
体装置には、発光源をそれぞれ駆動するドライブ回路の
出力端子毎の出力特性に合わせて接続または切断された
状態にあるヒューズROMを設けたことに特徴を有す
る。ここで、ヒューズROMの状態を示す信号を入出力
回路から出力することにより、その出力結果からドライ
ブ回路の出力特性を判別可能とすることが好ましい。
【0007】このような構成によれば、発光部と駆動用
半導体装置とが同一基板上に実装されているため、発光
部と駆動用半導体装置とをそれぞれ実装した別々の基板
をフレキシブル配線基板で改めて配線接続する必要がな
いので、カメラ用データ写し込み装置を小型化できる。
しかも、ヒューズROMの状態を示す信号からドライブ
回路の出力特性を判別して、ドライブ回路の出力特性と
発光源の輝度特性とを調整できる。それ故、発光部と駆
動用半導体装置とを同一基板上に実装しても、ドライブ
回路の調整端子を露出させなくてもよいので、基板を小
型化できる。
【0008】本発明において、発光部と駆動用半導体装
置とを同一基板上に実装してもモールド材が駆動用半導
体装置側から発光部側に流入しないように、基板には、
発光部の実装領域と駆動用半導体装置の実装領域との間
に駆動用半導体装置の表面側にコーティングされたモー
ルド材の発光部の実装領域側への流入を防止する穴また
は突部を形成することが好ましい。
【0009】本発明において、発光部には、その表面側
を覆うカバーを設け、このカバーの一部を駆動用半導体
装置の実装領域の上方位置まで延設して、モールド材が
発光部の実装領域側に流入するのを防止することが好ま
しい。
【0010】本発明において、基板の裏面側に突出部が
ないように、発光部には、その表面側を覆う金属製のカ
バーを設け、このカバーを基板にはんだ付けすることが
好ましい。
【0011】本発明において、モールド材を塗布しなく
てもよいように、駆動用半導体装置の表面側には、遮光
性を有する塗料を塗布することが好ましい。または、駆
動用半導体装置の表面側には、ボンディングパッドの表
面側を除く領域に遮光性の保護膜を形成してもよい。
【0012】本発明において、発光部と駆動用半導体装
置とは、基板の異なる面にそれぞれ実装することによ
り、発光部側へのモールド材の流入を防止して基板の小
型化を図ることが好ましい。この場合には、たとえば、
駆動用半導体措置と発光部とを基板に形成されたスルー
ホール、ボンディングパッド、およびホンディングワイ
ヤを備える配線手段により配線接続する。
【0013】本発明において、駆動用半導体装置がTA
Bシート上に支持されている場合には、TABシートを
駆動用半導体装置の表面が基板に形成された穴を通して
発光部と異なる基板面の側に向くように基板上に実装す
ることが好ましい。
【0014】本発明において、駆動用半導体装置には、
主制御部からの指令に基づいて発光する発光源の発光パ
ターンを規定するフォントを設け、カメラ本体側の主制
御部の負荷を軽減することが好ましい。
【0015】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を説明す
る。
【0016】〔実施例1〕図1は、本例のカメラ用デー
タ写し込み装置を搭載したカメラの要部の構成を示すブ
ロック図である。
【0017】図において、本例のカメラ1では、カメラ
本体2の内部に主制御部3を有し、この主制御部3によ
って、カメラ自身の動作、および時計機能21を制御す
るとともに、メインLCD32、およびデートLCD3
3での表示動作を制御している。また、カメラ1には、
カメラ本体2の内部でLED51(発光源)を所定のパ
ターンで発光させてフィルムに日付などのデータを写し
込むためのカメラ用データ写し込み装置4も構成されて
いる。
【0018】カメラ用データ写し込み装置4は、プレー
ナタイプの9個のLED51を備えるLEDアレイ5
(発光部)と、LEDドライバIC6(駆動用半導体装
置)とから概ね構成されている。LEDドライバIC6
には、9個のLED51をそれぞれ駆動する9端子構造
のLEDドライブ回路61、カメラ本体2の側の主制御
部3との間で8ビットデータの入出力を行なうSIO制
御回路62(シリアルインターフェース制御回路、入出
力回路)、およびこのSIO制御回路62の受信結果に
基づいてLEDドライブ回路61を制御するシステム制
御回路63(制御回路)が構成されている。LEDドラ
イバIC6には、LEDドライブ回路61に対するヒュ
ーズROM64、表示すべき文字の大きさや字体などを
規定するフォント65、およびCR発振分周回路66も
構成されている。
【0019】本例では、LEDドライバIC6とLED
アレイ5とは、図2に示すように、同一の基板7の同一
面上に実装され、LEDハイブリッドIC4aを構成し
ている。基板7は、その上端寄りの領域がLEDアレイ
5の実装領域7aであり、基板7の中央領域は、LED
ドライバIC6の実装領域7bである。なお、LEDア
レイ5は、その表面側がLEDカバー52で覆われてい
るが、LEDカバー52は、その中央部分が透光部52
1になっているため、LED51は、透光部521を通
してフィルム(図示せず。)に光を照射できるようにな
っている。
【0020】LEDドライバIC6は、その表面側がモ
ールド材60でコーティングされている。LEDドライ
バIC6が光などを受けて誤動作することを防止するた
めである。但し、モールド材60は、LEDドライバI
C6の実装領域7bのみに形成され、LEDアレイ5の
実装領域7aには流入していない。モールド材60がL
ED51を覆うと、LED51が発光源として機能しな
くなるからである。
【0021】LEDドライバIC6の側とLEDアレイ
5の側とは、基板7の同一面上において、それらのボン
ディングパッド同士がボンディングワイヤ81で配線接
続されている。また、LEDドライバIC6のボンディ
ングパッドは、カメラ本体2の主制御部3とLEDドラ
イバIC6とが信号を送受信可能なように、外部入力パ
ターンとの接続用のボンディングパッド67にボンディ
ングワイヤ82で配線接続されている。このようなボン
ディングワイヤ81、82は、その表面側を覆うモール
ド材60、またはLEDカバー52で保護されている。
【0022】なお、基板7には、それをカメラ1内に固
定するための位置決め孔79や凹部78が形成されてい
る。
【0023】再び、図1において、LEDドライバIC
6は、9個のLED51にそれぞれ定電流出力する9個
の端子L1〜L9(出力端子)を備える。また、SIO
制御回路62は、送受信の開始信号をプルアップ抵抗入
力する端子CEバー、クロック信号をコントロールプル
アップ入力する端子CLKバー、およびデータを入出力
する端子DATAバーを備える。この端子DATAバー
は、端子CEバーに開始信号が入力されたときにデータ
をコントロールプルアップ抵抗入力する一方、端子CE
バーが無入力のときには、データをCMOS出力する。
【0024】LEDドライバIC6は、主制御部3から
端子DATAバーに入力される8ビットデータをコマン
ドとして受け付け、各種の処理を実行する。その動作を
図3(a)、(b)にタイミングチャートで示す。
【0025】図3(a)には、8ビットのコマンドデー
タが順次転送されてくる状態を示してあり、各コマンド
は、データD7バーを上位4ビット、およびデータD0
バーを下位4ビットで表したときのデータに対して以下
の関係にある。なお、「dddd」は、4ビット数値デ
ータを意味する。
【0026】「HHHH」「HHHH」のとき「受信文
字データをクリア」のコマンド 「HHLH」「dddd」のとき「写し込み文字データ
転送」のコマンド 「HHLL」「dddd」のとき「SIO感度データ設
定」のコマンド 「HLHH」「HHHH」のとき「写し込み開始」のコ
マンド 「HLHL」「HHHH」のとき「システムリセット」
のコマンド 「HLLH」「dddd」のとき「写し込み文字数指
定」のコマンド 「HLLL」「dddd」のとき「写し込み方式設定」
のコマンド 「LHHH」「dddd」のとき「写し込み輝度補正」
のコマンド 「LHHL」「HHHH」のとき「ヒューズROMデー
タ要求」のコマンド 但し、図3(b)に示すように、「写し込み開始」のコ
マンドが転送されてきた後には、フィルムの送りに同期
して、データの写し込み動作を指令する写し込みトリガ
が転送されてくる。
【0027】このようなデータに基づいて、9セグメン
トスキャン写し込みを行なう動作を図4および図5を参
照して説明する。なお、フィルムに写し込むべき文字
は、主制御部3から指令を受けて、LEDドライバIC
6がフォント65を展開し、その展開結果をLEDドラ
イバIC6の受信レジスタに記録しておく。ここで、日
付「12△28’94」(△は、スペースを表す。)を
表示する場合を説明する。
【0028】図4(a)には、9セグメントからなるL
ED51の配列を示してあり、各セグメントは、端子L
1〜L9からの出力で駆動される。まず、図4(b)に
示すように、時刻T11〜T12において、端子CEバ
ーに「写し込み開始」とのコマンドが入力されると、端
子CEバーの立ち下がりで写し込みラインを初期化し、
しかる後に、端子DATAバーの立ち下がりで1文字ず
つ写し込みを開始する。すなわち、時刻T13以降、端
子DATAバーの写し込みトリガに同期して、端子DA
TAバーの立ち下がり1回毎に1文字に対応した9セグ
メント模様で、LED51(L1〜L9)は、文字
「1」のパターンで点灯し、フィルムに文字「1」を写
し込む。ここで、端子DATAバーの写し込みトリガの
入力時間txが10μs未満の場合には、チャタリング
防止回路(図示せず。)により無効として扱う。また、
端子CEバーの立ち下がり以降、1sec.以上経過す
る前に、端子DATAバーの写し込みトリガがない場合
には、写し込み中止と判断して、通常のコマンドを受け
付ける状態に移行する。次に、フィルムが送られるとと
もに、時刻T14では、LED51の点灯パターンが切
り換わって、LED51は、フィルムに文字「2」を写
し込む。以降、LED51は、フィルムに1文字ずつ写
し込んで、日付「12△28’94」全体を写し込む。
この間、スペースに相当する部分は、空送りを行なう。
なお、上記の動作は、正方向写し込みの場合であるが、
写し込みコマンドのデータD3バーを「H」から「L」
に切り換えることにより、逆方向写し込みも可能であ
り、この場合には、最後尾の文字から写し込みを行な
う。
【0029】また、本例では、LEDドライバIC6
は、LEDドライブ回路61が9個の端子L1〜L9を
有することから、写し込みコマンドのデータD2バーを
「L」から「H」に切り換えることにより、7ドットス
キャニングして7×5ドットの表示を行なうことも可能
である。図5(a)には、7ドットスキャン写し込み時
のLED51(L1〜L7)の配置を示してある。この
場合には、図5(b)に示すように、まず、時刻T21
〜T22で端子CEバーに対して「写し込み開始」との
コマンドが入力されると、端子CEバーの立ち下がりで
写し込みラインを初期化し、しかる後に、端子DATA
バーの立ち下がりで1ライン目から写し込みを開始す
る。すなわち、端子DATAバーの立ち下がり1回でド
ットの1ラインに対応したビット模様で、LED51
(L1〜L7)が点灯または消灯し、1文字の1ライン
ずつをフィルムに写し込む。たとえば、時刻T23以
降、フィルムの送りに同期しながら、フィルムに文字
「1」の1ラインずつを写し込んだ後、日付「12△2
8’94」(△は、スペースを表す。)全体をフィルム
に写し込む。
【0030】このように構成したカメラ用データ写し込
み装置4では、各LED51毎に輝度がばらつくため、
それをランク分けしながら、LEDドライブ回路61か
らの各出力に割り当てる必要があるが、本例では、基板
7の小型化を図る目的に、図6(a)に示すように、L
EDドライブ回路61に対するヒューズROM64の調
整端子VR1〜5がLEDドライバIC6の外部に露出
していない。これに対し、従来のカメラ用データ写し込
み装置では、図6(b)に示すように、LEDドライブ
回路61に対するヒューズROM64の調整端子VR1
〜5が露出しているので、輝度を確認しながら、調整端
子VR1〜5を介してLEDドライブ回路61の出力レ
ベルを調整できる。
【0031】そこで、本例では、LEDドライバIC6
の製造工程において、予めLCDドライブ回路61の端
子L1〜9毎の出力特性にヒューズROM64を合わせ
ておき、その後、LCDドライブ回路61と、LEDア
レイ5のLED51の輝度特性とをマッチングさせると
きには、後述するとおり、ヒューズROM64の状態を
示す信号をSIO制御回路62から出力する。ここで、
SIO制御回路62から出力された結果によれば、LC
Dドライブ回路61の出力特性を判定できる。従って、
予め輝度ランク別に区分した各LED51をSIO制御
回路62から出力された結果に基づいてLEDドライブ
回路61の各端子L1〜9に対応させることにより、L
CDドライブ回路61の出力特性と、LED51の輝度
特性とをマッチングさせる。それ故、基板7の小型化を
図る際に、調整端子VR1〜5が露出していなくても、
輝度調整を簡単に行なうことができる。しかも、LED
ドライバIC6のICランクデータなどの事前データが
不要である。なお、LEDドライバIC6には、LED
ドライブ回路61に対する温度補正回路68を構成して
あり、この温度補正回路68によって、温度が−20℃
〜+60℃の範囲で光量変化が±10%以下という光量
の安定性を得ることができる。
【0032】本例において、LCDドライブ回路61の
出力特性と、LED51の輝度特性とのマッチング工程
では、図7(a)に示すように、端子DATAバーに
「ヒューズROMデータ要求」とのコマンド(信号「L
HHL」「HHHH」)が入力されると、端子CEバー
が「H」から「L」に変化した直後の端子CLKバーの
8回の立ち下がりに同期して、図7(b)に示すよう
に、端子DATAバーは、スタートビット信号「L」、
固定信号「H」、固定信号「H」に続いて、ROMヒュ
ーズ64の各調整端子V1〜5毎にヒューズがコネクト
状態(信号「H」)、または信号ヒューズがカット状態
(信号「L」)であるかを示す信号を出力する。しかる
後に、端子DATAバーは、入力状態に戻る。なお、図
7(a)において、端子CEバーが「H」から「L」に
変化した後、100msec以内(期間tin2)に端
子CLKバーに入力がない場合には、「ヒューズROM
データ要求」とのコマンドを無視し、LEDドライバI
C6は、送信を行なわない。
【0033】〔実施例2〕図8(a)は、実施例2に係
るカメラ用データ写し込み装置の要部の構造を示す平面
図、図8(b)は、その断面図である。なお、本例およ
び以下に説明するいずれの実施例でも、カメラ全体とし
ての構成、およびLEDドライバIC自身の構成など
は、基本的には実施例1と同様であるため、対応する機
能を有する部分には同じ符号を付して、それらの詳細な
説明を省略する。
【0034】図8(a)、(b)において、LEDドラ
イバIC6とLEDアレイ5とは、5mm×12mmの
同一の基板7の同一面上に形成されている。また、LE
DドライバIC6とLEDアレイ5とは、ボンディング
ワイヤ81で配線接続され、LEDハイブリッドIC4
aを構成している。基板7の上端寄りの領域は、プレー
ナタイプのLED51を備えたLEDアレイ5の実装領
域7aであり、その中央領域は、LEDドライバIC6
の実装領域7bである。LEDカバー52は、LED5
1の表面側を覆っているが、その中央部分が透光部52
1になっているため、LED51は、透光部521を通
してフィルム(図示せず。)に光を照射できる。これに
対し、LEDドライバIC6は、その表面側がモールド
材60でコーティングされている。
【0035】本例では、基板7に対し、LEDアレイ5
の実装領域7aと、LEDドライバIC6の実装領域7
bとの間には、モールド材60がLEDアレイ5の実装
領域7aに流入することを防止するための穴72が形成
されている。すなわち、LEDハイブリッドIC4aの
製造工程では、基板7の上に実装したLEDドライバI
C6、およびLEDアレイ5に対してボンディンワイヤ
81での配線接続を行なった後に、LEDドライバIC
6の実装領域7bを液状のモールド材60で覆い、しか
る後に、モールド材60を硬化させる。このとき、液状
のモールド材60がLEDアレイ5の実装領域7aに流
入して、LED51を覆うと、LED51が光源として
機能しなくなる。そこで、本例では、LEDアレイ5の
実装領域7aと、LEDドライバIC6の実装領域7b
との間に穴72を設けることにより、穴72でモールド
材60を止めて、各実装領域7a、7bの間隔を縮めて
もモールド材60がLEDアレイ5の実装領域7aに流
入しないようにしてある。従って、データ写し込み装置
4(LEDハイブリッドIC4a)の小型化を図ること
ができる。
【0036】〔実施例3〕図9(a)は、実施例3に係
るカメラ用データ写し込み装置の要部の構造を示す平面
図、図9(b)は、その断面図である。
【0037】本例でも、実施例2と同様に、LEDドラ
イバIC6とLEDアレイ5とは、同一の基板7の同一
面上に実装され、ボンディングワイヤ81で配線接続さ
れている。基板7には、LEDアレイ5の実装領域7a
と、LEDドライバIC6の実装領域7bとの間にモー
ルド材60がLEDアレイ5の実装領域7aに流入する
ことを防止する穴72が形成されている。
【0038】本例では、LEDアレイ5の実装領域7a
の表面側を覆うLEDカバー52の先端縁520(一
部)が、LEDドライバIC6の実装領域7bの上方位
置まで延長してある。このため、未硬化のモールド材6
0がLEDアレイ5の実装領域7aに流入しようとして
も、穴72およびLEDカバー52の先端縁521によ
って止められる。しかも、LEDカバー52は、ボンデ
ィングワイヤ81を広い領域にわたって覆っており、ボ
ンディングワイヤ81は、LEDカバー52およびモー
ルド材60によって完全に保護されている状態にある。
このため、ボンディンワイヤ81を用いた配線構造の信
頼性が高い。
【0039】なお、本例では、未硬化のモールド材60
がLEDアレイ5の実装領域7aに流入するのを防止す
る目的に穴72を形成したが、穴72に代えて、図9
(c)に示すように、モールド材阻止用の突条部77
(突部)をシルク印刷法などで形成してもよい。この場
合には、LEDドライバIC6の表面側にコーティング
した未硬化のモールド材60が突条部77によって堰き
止められるので、LEDアレイ5の側に流入しない。そ
れ故、各実装領域7a、7bの間隔を縮めて、データ写
し込み装置4(LEDハイブリッドIC4a)の小型化
を図ることができる。
【0040】〔実施例4〕図10(a)は、実施例4に
係るカメラ用データ写し込み装置の要部の構造を示す平
面図、図10(b)は、その断面図である。
【0041】本例でも、実施例2と同様に、LEDドラ
イバIC6とLEDアレイ5とは、同一の基板7の同一
面上に実装され、ボンディングワイヤ81で配線接続さ
れている。基板7に対しては、モールド材60がLED
アレイ5の実装領域7aに流入することを防止する穴7
2が形成されている。
【0042】本例では、LEDアレイ5の実装領域7a
の表面側を覆うLEDカバー52が金属製であり、この
LEDカバー52は、基板7のパターン上にはんだ付け
73により固定されている。このような構造によれば、
LEDカバー52を基板7に取り付けるときでも、LE
Dカバー52の下面にピンを設ける一方、このピンを基
板7の穴に通して融着を行なう必要がない。それ故、カ
メラ用データ写し込み装置4(LEDハイブリッドIC
4a)を安価に製造できる。しかも、基板7の裏面側に
突起がなく、小型化が図られているので、基板7をカメ
ラ本体2内の狭い空間に配置できる。また、基板7をカ
メラ本体2の内部に配置したときの安定性がよいので、
基板7と主制御部3との配線接続を行なう場合でも、信
頼性の高い配線構造を実現できる。
【0043】〔実施例5〕図11(a)は、実施例5に
係るカメラ用データ写し込み装置の要部の構造を示す平
面図、図11(b)は、その断面図である。
【0044】図11(a)、(b)において、LEDド
ライバIC6とLEDアレイ5とは、いずれも同一の基
板7の上に実装され、ボンディングワイヤ81で配線接
続されている。
【0045】本例では、LEDドライバIC6がモール
ド材60でモールドされておらず、その代わりに、LE
DドライバIC6の表面に対して遮光性(黒色)の塗料
75を塗布してある。従って、LEDドライバIC6に
光が照射されても、誤動作することがない。ここで、塗
料75は、モールド材と相違して流動性が小さい。この
ため、塗料75がLEDアレイ5の実装領域7aに流入
するおそれがないので、本例では、実施例2ないし実施
例4と相違して、基板7にモールド材の流れ込み防止用
の穴72を形成する必要がない。それ故、本例では、L
EDアレイ5の実装領域7aと、LEDドライバIC6
の実装領域7bとの間隔をさらに短縮して、基板7をよ
り小型化することができる。
【0046】また、基板7にLEDドライバIC6およ
びLEDアレイ5を実装した後に、モールド材60でモ
ールドしないので、LEDカバー52でLEDアレイ5
およびLEDドライバIC6の各実装領域7a、7b全
体を覆うようにして、ボンディングワイヤ81を完全に
保護することができる。それ故、本例のカメラ用データ
写し込み装置4(LEDハイブリッドIC4a)では、
配線構造の信頼性が高い。
【0047】〔実施例6〕図12(a)は、本発明の実
施例6に係るカメラ用データ写し込み装置の要部の構造
を示す平面図、図12(b)は、その断面図である。
【0048】図12(a)、(b)において、LEDド
ライバIC6とLEDアレイ5とは、同一の基板7の同
一面上に実装され、ボンディングワイヤ81で配線接続
されている。本例では、LEDドライバIC6の実装領
域7bは、実施例1ないし実施例4と相違して、モール
ド材60でモールドされていない。従って、基板7にL
EDドライバIC6およびLEDアレイ5を実装した後
に、LEDカバー52でLEDアレイ5およびLEDド
ライバIC6の各実装領域7a、7b全体を覆ってあ
る。また、LEDドライバIC6には、遮光性の塗料も
塗布されていない。但し、LEDドライバIC6自身に
保護機能を付加してある。
【0049】すなわち、図13(a)にLEDドライバ
IC6の平面を拡大して示し、図13(b)にその断面
を示すように、本例では、LEDドライバIC6を構成
する半導体基板691に対して、ボンディングパッド6
92を形成領域を避けるようにして、半導体基板691
の表面側に絶縁層693を形成してあり、ボンディング
パッド692の表面側は、開放状態にある。ここで、絶
縁層693の内部には、アルミニウム層からなる遮光層
694を積層してある。従って、LEDドライバIC6
に光が照射されても、誤動作することがない。なお、遮
光層694は、半導体基板691の素子形成領域さえ覆
えば、LEDドライバIC6の誤動作を防止できるの
で、遮光層694は、プロセス上の制約から、素子形成
領域の表面のみに形成されている。このため、ボンディ
ングパッド692の形成領域の近傍695には遮光層6
94が形成されておらず、そこには絶縁層693のみが
形成されている。
【0050】このような構成のLEDドライバIC6に
よれば、LEDドライバIC6の製造工程の中でそれ自
身に保護対策を施すことができるので、カメラ用データ
写し込み装置4(LEDハイブリッドIC4a)の生産
性を高めることができる。
【0051】〔実施例7〕図14(a)は、本発明の実
施例7に係るカメラ用データ写し込み装置の要部の構造
を示す平面図、図14(b)は、その断面図である。
【0052】図14(a)、(b)において、LEDド
ライバIC6とLEDアレイ5とは、同一の基板7に実
装されているが、LEDドライバIC6は、基板7の表
面側70aに実装され、LEDアレイ5は、基板7の裏
面側70bに実装されている。ここで、基板7の表面側
70aには、LEDドライバIC6のボンディングパッ
ド6aとボンディングワイヤ81aで配線接続されたボ
ンディングパッド70cが形成されている。また、基板
7には、内面が銅などの層が形成されたスルーホール7
0dが形成され、これらのスルーホール70dとボンデ
ィングパッド70cとは、回路パターン(図示せず。)
で導電接続している。一方、基板7の裏面側70bに
は、LEDアレイ5のボンディングパッド50aとボン
ディングワイヤ81bで配線接続されたボンディングパ
ッド70eが形成され、これらのボンディングパッド7
0eは、スルーホール70dに回路パターン(図示せ
ず。)で導電接続している。このようにして、基板7の
異なる面に実装されたLEDドライバIC6とLEDア
レイ5とは、ボンディングワイヤ81a、ボンディング
パッド70c、スルーホール70d、ボンディングパッ
ド70e、およびボンディングワイヤ81bを用いた配
線手段で配線接続されている。
【0053】このように構成したカメラ用データ写し込
み装置4(LEDハイブリッドIC4a)では、LED
ドライバIC6とLEDアレイ5とを同一の基板7に実
装し、しかも、LEDドライバIC6とLEDアレイ5
とを基板7の異なる面にそれぞれ実装してあるので、カ
メラ用データ写し込み装置4(LEDハイブリッドIC
4a)を小型化できる。また、LEDドライバIC6を
モールド材60でモールドするときに、LEDアレイ5
の側にモールド材60が流入するおそれがないので、基
板7にモールド材60の流入を防止するための穴が不要
である。さらに、基板7の表面側70aでは、モールド
材60でLEDドライバIC6およびボンディングワイ
ヤ81aを保護し、基板7の裏面側70bでは、LED
カバー52でLEDアレイ5およびボンディングワイヤ
81bをそれぞれ完全に保護できるので、配線構造の信
頼性が高い。
【0054】〔実施例8〕図15(a)は、本発明の実
施例8に係るカメラ用データ写し込み装置の要部の構造
を示す斜視図、図15(b)は、その断面図である。
【0055】図15(a)、(b)において、LEDド
ライバIC6とLEDアレイ5とは、同一の基板7に実
装されている。LEDドライバIC6は、その裏面6e
をTABシート91に向けた状態でTABシート91に
固定されている。一方、基板7には、LEDドライバI
C6を配置するための穴7eが形成されており、この穴
7eを通して、LEDドライバIC6の表面6fが基板
7の裏面側70bに向くように、TABシート91は、
基板7の表面側70aに貼られた状態にある。なお、L
EDドライバIC6は、その側方に向けて突出する複数
本のリード6gを有しており、これらのリード6gの先
端と、LEDアレイ5の側とがボンディングワイヤ93
で配線接続されている。
【0056】このように構成したカメラ用データ写し込
み装置4(LEDハイブリッドIC4a)でも、LED
ドライバIC6の表面6fには、図15(b)に点線で
示すように、モールド材60を塗布する。ここで、LE
Dアレイ5は、基板の表面側70aにある一方、LED
ドライバIC6の表面6fは、基板7の裏面側70bに
ある。従って、LEDドライバIC6の表面6fをモー
ルド材60でコーティングドするときに、LEDアレイ
5の側にモールド材60が流入するおそれがない。それ
故、LEDドライバIC6とLEDアレイ5との間隔を
縮めて、データ写し込み装置4(LEDハイブリッドI
C4a)の小型化を図ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るカメ
ラ用データ写し込み装置では、発光源を備える発光部
と、その発光動作を制御する駆動用半導体装置とが同一
基板上に実装されていることに特徴を有する。従って、
本発明では、発光部と駆動用半導体装置とを別々の基板
上に実装した場合と相違して、それらをフレキシブル配
線基板で改めて配線接続する必要がないので、カメラ用
データ写し込み装置を小型化できる。しかも、駆動用半
導体装置に対して、ドライブ回路の出力端子の出力特性
に合わせて状態が設定されたヒューズROMを設けてあ
るので、このヒューズROMの状態を出力した結果か
ら、ドライブ回路の出力特性を判別して、ドライブ回路
の出力特性と発光源の輝度特性とを調整できる。従っ
て、ドライブ回路の調整端子を露出させなくてもよいの
で、基板を小型化できる。
【0058】本発明において、基板に対し、発光部およ
び駆動用半導体装置の各実装領域の間に穴や突部を形成
した場合には、モールド材が駆動用半導体装置側から発
光部側に流入しないので、これらの実装領域の間隔を縮
めてカメラ用データ写し込み装置をさらに小型化でき
る。
【0059】発光部の表面側を覆うカバーの一部を駆動
用半導体装置の実装領域の上方位置まで延長した場合に
は、モールド材の流入を防止できるので、実装領域の間
隔を縮めてカメラ用データ写し込み装置を小型化できる
とともに、発光部と駆動用半導体装置とを配線接続する
ボンディングワイヤをカバーで保護できる。従って、配
線構造の信頼性が向上する。
【0060】カバーを金属製にして、それを基板にはん
だ付けした場合には、カバーも表面実装できるので、基
板の裏面側に突出部がない。それ故、基板を狭いスペー
ス内に安定した状態で内蔵できるので、カメラ用データ
写し込み装置を小型化できる。
【0061】駆動用半導体装置の表面側に遮光性を有す
る塗料を塗布した場合、または駆動用半導体装置自身に
遮光性の保護膜を形成した場合には、モールド材を塗布
しなくても、駆動用半導体装置を保護できる。従って、
モールド材の流入を防止する穴などが不要であるため、
発光部および駆動用半導体装置の各実装領域の間隔を縮
めることにより、基板をさらに小型化できる。
【0062】本発明において、駆動用半導体装置と発光
部とを同一基板の異なる面にそれぞれ実装した場合、ま
たは発光部を実装した面と異なる面側に駆動用半導体装
置の表面を向けた場合には、発光部を実装した面と異な
る面側にモールド材を塗布することになるので、発光部
および駆動用半導体装置の各実装領域の間隔を縮めるこ
とができ、基板をさらに小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るカメラ用データ写し込
み装置、およびそれを搭載したカメラの要部の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示すカメラ用データ写し込み装置におけ
る基板へのLEDドライバICおよびLEDアレイの実
装構造を示す平面図である。
【図3】(a)は、図1に示すカメラ用データ写し込み
装置におけるコマンドデータの転送方法を示すタイミン
グチャート、(b)は、その写し込みトリガ信号の転送
方法を示すタイミングチャートである。
【図4】(a)は、図1に示すカメラ用データ写し込み
装置における9セグメントLEDと出力端子との対応を
示す説明図、(b)は、そのセグメントスキャン写し込
み動作を示すタイミングチャートである。
【図5】(a)は、図1に示すカメラ用データ写し込み
装置における7ドットLEDと出力端子との対応を示す
説明図、(b)は、そのドットスキャン写し込み動作を
示すタイミングチャートである。
【図6】(a)は、図1に示すカメラ用データ写し込み
装置におけるLEDドライブ回路の構成を示すブロック
図、(b)は、従来のカメラ用データ写し込み装置にお
けるLEDドライブ回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】(a)は、図1に示すカメラ用データ写し込み
装置におけるヒューズROMの状態信号の通信方法を示
すタイミングチャート、(b)は、送信データの内容を
示す説明図である。
【図8】(a)は、本発明の実施例2に係るカメラ用デ
ータ写し込み装置における基板へのLEDドライバIC
およびLEDアレイの実装構造を示す平面図、(b)
は、その断面図である。
【図9】(a)は、本発明の実施例3に係るカメラ用デ
ータ写し込み装置における基板へのLEDドライバIC
およびLEDアレイの実装構造を示す平面図、(b)
は、その断面図、(c)は、実施例3の変形例に係るカ
メラ用データ写し込み装置の断面図である。
【図10】(a)は、本発明の実施例4に係るカメラ用
データ写し込み装置における基板へのLEDドライバI
CおよびLEDアレイの実装構造を示す平面図、(b)
は、その断面図である。
【図11】(a)は、本発明の実施例5に係るカメラ用
データ写し込み装置における基板へのLEDドライバI
CおよびLEDアレイの実装構造を示す平面図、(b)
は、その断面図である。
【図12】(a)は、本発明の実施例6に係るカメラ用
データ写し込み装置における基板へのLEDドライバI
CおよびLEDアレイの実装構造を示す平面図、(b)
は、その断面図である。
【図13】(a)は、図12に示すLEDドライバIC
を拡大して示す平面図、(b)は、その断面図である。
【図14】(a)は、本発明の実施例7に係るカメラ用
データ写し込み装置における基板へのLEDドライバI
CおよびLEDアレイの実装構造を示す平面図、(b)
は、その断面図である。
【図15】(a)は、本発明の実施例8に係るカメラ用
データ写し込み装置の要部の構造を示す斜視図、(b)
は、その断面図である。
【符号の説明】
1・・・カメラ 2・・・カメラ本体 3・・・主制御部 4・・・カメラ用データ写し込み装置 4a・・・LEDハイブリッドIC 5・・・LEDアレイ(発光部) 6・・・LEDドライバIC(駆動用半導体装置) 6a、50a、67、692、70c、70e・・・ボ
ンディングパッド 7・・・基板 7a・・・LEDアレイの実装領域 7b・・・LEDドライバICの実装領域 7e・・・LEDドライバICを配置する穴 21・・・時計機能 32・・・メインLCD 33・・・デートLCD 51・・・LED(発光源) 52・・・LEDカバー(カバー) 60・・・モールド材 61・・・LEDドライバ回路 62・・・SIO制御回路(入出力回路) 63・・・システム制御回路(制御回路) 64・・・ヒューズMOS 65・・・フォント 72・・・モールド材の流入を防止するための穴 75・・・遮光性の塗料 70a・・・基板の表面側 70b・・・基板の裏面側 70d・・・スルーホール 77・・・モールド材の流入を防止するための突条部
(突部) 81、81a、81b、82・・・ボンディングワイヤ 91・・・TABシート 520・・・LEDカバーの先端縁(カバーの一部) 691・・・半導体基板 693・・・絶縁層 694・・・遮光層 L1〜L9・・・端子(出力端子) VR1〜5・・・・調整端子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記駆動用半導体装置は、前記発光源をそれぞれ駆動す
    る前記ドライブ回路の出力端子毎の出力特性に合わせて
    接続または切断された状態にあるヒューズROMを有す
    ることを特徴とするカメラ用データ写し込み装置。
  2. 【請求項2】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記駆動用半導体装置は、前記発光源をそれぞれ駆動す
    る前記ドライブ回路の出力端子毎の出力特性に合わせて
    接続または切断された状態にあるヒューズROMを有
    し、該ヒューズROMの状態を示す信号を前記入出力回
    路から出力することにより、その出力結果から前記ドラ
    イブ回路の出力特性を判別可能であることを特徴とする
    カメラ用データ写し込み装置。
  3. 【請求項3】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記基板には、前記発光部の実装領域と前記駆動用半導
    体装置の実装領域との間に前記駆動用半導体装置の表面
    側にコーティングされたモールド材の前記発光部の実装
    領域側への流入を防止する穴が形成されていることを特
    徴とするカメラ用データ写し込み装置。
  4. 【請求項4】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記基板には、前記発光部の実装領域と前記駆動用半導
    体装置の実装領域との間に前記駆動用半導体装置の表面
    側にコーティングされたモールド材の前記発光部の実装
    領域側への流入を防止する突部が形成されていることを
    特徴とするカメラ用データ写し込み装置。
  5. 【請求項5】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記発光部は、表面側を覆うカバーを有し、該カバーの
    一部は、前記駆動用半導体装置の実装領域の上方位置ま
    で延びていることを特徴とするカメラ用データ写し込み
    装置。
  6. 【請求項6】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記発光部は、表面側を覆う金属製のカバーを有し、該
    カバーは、前記基板にはんだ付けされていることを特徴
    とするカメラ用データ写し込み装置。
  7. 【請求項7】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記駆動用半導体装置の表面側には、遮光性を有する塗
    料が塗布されていることを特徴とするカメラ用データ写
    し込み装置。
  8. 【請求項8】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    でワイヤボンディングにより配線接続されたカメラ用デ
    ータ写し込み装置において、 前記駆動用半導体装置の表面側では、ボンディングパッ
    ドの表面側を除く領域に遮光性の保護膜を有しているこ
    とを特徴とするカメラ用データ写し込み装置。
  9. 【請求項9】 カメラ本体内でフィルムにデータを写し
    込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光源
    を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御部
    との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該入
    出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制御
    する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板上
    に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記発光部と前記駆動用半導体装置とは、前記基板の異
    なる面にそれぞれ実装されていることを特徴とするカメ
    ラ用データ写し込み装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記駆動用半導体
    素子と前記発光部とは、前記基板に形成されたスルーホ
    ール、ボンディングパッド、およびホンディングワイヤ
    を備える配線手段により配線接続されていることを特徴
    とするカメラ用データ写し込み装置。
  11. 【請求項11】 カメラ本体内でフィルムにデータを写
    し込むための複数の発光源を備える発光部と、前記発光
    源を駆動するドライブ回路、前記カメラ本体側の主制御
    部との間で信号の入出力を行なう入出力回路、および該
    入出力回路の受信結果に基づいて前記ドライブ回路を制
    御する制御回路を有する駆動用半導体装置とが同一基板
    上に実装されたカメラ用データ写し込み装置において、 前記駆動用半導体装置は、TABシート上に支持され、
    該TABシートは、前記駆動用半導体装置の表面が前記
    基板に形成された穴を通して前記発光部と異なる基板面
    の側に向くように前記基板上に実装されていることを特
    徴とするカメラ用データ写し込み装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかの項に
    おいて、前記駆動用半導体装置は、前記主制御部からの
    指令に基づいて発光する前記発光源の発光パターンを規
    定するフォントを備えることを特徴とするカメラ用デー
    タ写し込み装置。
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