JPH089457A - 無線伝送システム - Google Patents

無線伝送システム

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JPH089457A
JPH089457A JP7138270A JP13827095A JPH089457A JP H089457 A JPH089457 A JP H089457A JP 7138270 A JP7138270 A JP 7138270A JP 13827095 A JP13827095 A JP 13827095A JP H089457 A JPH089457 A JP H089457A
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transmission system
frequency
wireless transmission
subscriber
allocation
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JP7138270A
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Gerhard Ritter
リッター ゲルハルト
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Siemens AG
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    • H04L27/10Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
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    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
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    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2628Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using code-division multiple access [CDMA] or spread spectrum multiple access [SSMA]
    • H04B7/2634Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using code-division multiple access [CDMA] or spread spectrum multiple access [SSMA] for channel frequency control
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線加入者端子向け及びハンドヘルド(手持
ち)形仕様用の無線移動システムであって、前述の条件
を利用して、伝送品質、所要出力、耐障害性を高め、そ
して、同時にわずかな瞬時の帯域幅により複雑性、以て
コストをわずかに抑え得る当該システムを提供するこ
と。 【構成】 少なくとも1つの位置固定の無線局と複数の
移動無線局(加入者装置)と無線伝送チャネルとを備え
た無線伝送システムにおいて、インテリジェントな周波
数ホッピング方式を使用し、該方式では各伝送方向に対
して加入者局から、ないしそれの伝送のため最適の周波
数を決定し、そして、当該の接続(路)への周波数の相
応の最適な割当を行わせるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも1つの位置固
定の無線局(BS)と複数の移動無線局(加入者装置)
と無線伝送チャネルとを備えた無線伝送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】各移動無線システムにおいて、物理的理
由によりエアーインターフェース(air inter
face)は相応の困難性、障害要因を成す。当該のイ
ンターフェースの最適化によってのみ系が実際に決定的
に改善され、最適化され得る。残りのシステムコンポー
ネントでは比較的大きな自由度が存在し、該自由度は種
々の観点からの最適化に用いられ得る。
【0003】狭帯域システムは低い(わずかな)複雑性
を有するが、他方ではフェージング条件で性能(パフォ
ーマンス)劣化を呈することが公知である。広帯域シス
テムは比較的良好なパフォーマンス及びフェージング条
件を達成するが複雑性(複合性)は比較的高い(より大
である)。
【0004】周波数領域における伝送チャネルの伝送特
性を考察する場合、際立った最大(値)及び最小(値)
が識別可能である。ある1つの系が広帯域であればある
ほど、周波数領域にて当該変動を平均して除去すること
が益々良好に行われ得る。
【0005】狭帯域システムは最大(値)と最小(値)
との間で著しい変動を受ける。各接続(路)に対して瞬
時の伝送チャネルに依存して最適周波数(これに対して
減衰が最もわずかになる)が指定(特定)され得る。当
該減衰最小値は考察される周波数帯域の幅に依存する。
上記の減衰最小値によっては平均値に対して生じるより
もはるかにわずかな減衰が可能になる。
【0006】1つの基地局に複数の無線接続路(チャネ
ル)が形成される場合、個々の加入者間の伝送チャネル
は統計的に独立的である。よって非移動の加入者の場合
は各接続路(チャネル)に対して最適の周波数が指定さ
れ得る。加入者の速度の増大と共にそれぞれの伝送チャ
ネルの変化速度が増大する。低速度、例えばハンドヘル
ド(手持ち)機器使用の場合は比較的長時間に亘り伝送
チャネルの準定常的特性が得られる。
【0007】
【発明の目的】本発明の基礎を成す課題とするところは
無線加入者端子向け及びハンドヘルド(手持ち)形仕様
用の無線移動システムであって、前述の条件を利用し
て、伝送品質、所要出力、耐障害性を高め、そして、同
時にわずかな(小さな)瞬時の帯域幅により複雑性、以
てコストをわずかに抑え得る当該システムを提供するこ
とにある。
【0008】
【発明の構成】上記課題の解決のため本発明によれば少
なくとも1つの位置固定の無線局と複数の移動無線局
(加入者装置)と無線伝送チャネルとを備えた無線伝送
システムにおいて、インテリジェントな周波数ホッピン
グ方式を使用し、該方式では各伝送方向に対して加入者
局から、ないしそれの伝送のため最適の周波数を決定
し、そして、当該の接続(路)への周波数の相応の最適
な割当を行わせるのである。
【0009】本発明のシステムは比較的広幅の適用スペ
クトルをカバーし得、そして、音声(通話)及びデータ
伝送のような標準適用仕様のほかにISDN及びATM
向けの適用をも可能にするであって、優れた特徴点とし
て、高いデータレートにおける高い融通性、高いスペク
トル効率、わずかなコストのメリットを有する。インテ
リジェントな周波数ホッピング方式によりエアーインタ
ーフェースにて従来システム仕様に比して著しい利得が
達成され、該利得によっては広帯域伝送方式又は統計的
手法(周波数ホッピングのような)を介して改善を達成
することが図られる。このことはレイリーフェージング
と隣接セルからのノイズとの双方に係わる。さらに、当
該システムはできるだけわずかなコストで(ことにアナ
ログ側にて)最適化されている。
【0010】本発明の有利な構成及び発展形態は引用請
求項に特定されている。
【0011】次ぎに図示の実施例を用いて本発明を詳述
する。
【0012】ブロック接続図を用いて送信機の信号処理
の様子を説明する前に、伝送方式について記載する。こ
こで、良好なシステム特性の達成のためには比較的多数
の狭帯域伝送チャネルの使用が重要である。すべてのそ
れらのチャネル上でのノイズ及びレベルにとって、各加
入者局にて測定手法が必要である。さらに迅速な周波数
切換が可能であることが重要である。このために、デジ
タルFFT及びIFFTの使用が、受信ないし送信側で
行われる。ここにおいて、唯一のFFTハードウエアは
両動作モードFFTとIFFTとの間でパラメータの選
定により切り換えられえる。FTTは周波数領域から時
間領域への変換を行ない、IFFTは時間領域から周波
数領域への逆変換を行う。FFT及びIFFTは計算コ
スト上の節減のため実質的に2のべき乗に制限されてい
る。例として、ダウンリンク(downLink)に対
して基地局の側で128のディスクリートな入力周波数
を有するIFFTを仮定する場合、−−入力周波数に対
してその都度1つの複素(合)量が振幅及び位相に相応
して生成されねばならない−−当該IFFT部からは所
属の時間信号が供給され、該時間信号はD−A変換及び
アップコンバーション(逓昇混合変換)を介して相応の
周波一にもたらされねばならない。而して、出力信号に
おいて最大128のディスクリートな周波数が得られ、
当該周波(数)の振幅及び位相はIFFT(部)に加え
られる値により定まる。受信側、加入者ターミナルに
て、すべての128の周波数がベースバンド又は低い中
間周波数に変換されA−D変換され、それに引き続いて
FFT処理部に供給される。当該FFT処理部の出力側
にて128の入力周波(数)の振幅及び位相が再び得ら
れる。もって、伝送は128の周波のうちの1つ又は複
数にて行われ得る。要するに、1つの接続路のため幾つ
かの周波数が使用されるかに依存して、データレートの
融通性のある適合化は当該の手法により可能となる。さ
らに、極めて高速の周波数切換が可能になる、それとい
うのはたんに、1つのデジタルマルチプレクサを介して
或1つの接続(路)のため設定された情報をIFFTの
相応の入力側に加え、受信側にてFFTの出力側から取
出しさえすればよいからである。加入者ターミナルの側
にて、すべての周波の振幅情報が可用になり、どの周波
が最大のレベルで受信されるかを容易に決定できる。有
効変調による振幅情報の誤りの回避のため純然たる位相
変調が使用される。
【0013】当該の信号伝送により更なる節減が可能と
なり、これについては以下説明する。各移動無線チャネ
ルはそれの遅延拡散(DelayーSpread)によ
り表され得る。当該チャネルの立ち上がり(過渡)過程
は当該遅延拡散(DelayーSpread)により行
われ、遅延拡散(DelayーSpread)の持続時
間の後減衰する。FFT処理のための所要の走査時間に
遅延拡散(DelayーSpread)の持続時間を加
えた持続時間の間128の周波数を送信し、そして、遅
延拡散(DelayーSpread)の持続時間の後は
じめて評価をすると、移動無線チャネル用の等化器(例
えばGSMシステムにおける)が必要でない。さらに、
すべての信号が精確に個々のFFTフィルタの零位置
(点)におかれた時のみFFT処理部において隣接チャ
ネル抑圧度が増大し、このことはチャネルの立ち上がり
過渡フェーズ中は行われ得ない。よって等化器なしで事
足りる。
【0014】受信側でのFFTの使用により得られる利
点とは当該手法にて隣接チャネルノイズが除去されるこ
とである。それというのは、すべてのFFTフィルタが
sinx/x特性を有し、ここで、零位置(点)は隣接
チャネルの周波のところに位置するからである。
【0015】送信部にはそれぞれIFFT処理部が必要
であり、一方、受信側ではFFT処理部が必要である。
IFFT処理のため簡単なパラメータ変化によりFFT
ハードウエアを使用し得るようにすることにより、TD
D−動作法が好ましい。これにより、FFTハードウエ
アは2重に利用され得る。当該動作法の更なる利点とす
るところは伝送チャネルの相反性により、両伝送方向に
対して最適周波数が同一であることである。
【0016】個々の伝送区間の比較的スタチックな
(静)特性に基づき、比較的高いクラスの変調方式を適
用し得る。それにより最適の伝送方式として個々の位相
変調されたシンボルの伝送が可能である。
【0017】他のセルからのノイズの抑圧は一方ではイ
ンテリジェントな周波数ホッピング方式により確保さ
れ、該周波数ホッピング方式によっては各接続路(チャ
ネル)に可及的に最もノイズの少ない周波数が割り当て
られる。さらに、8−PSK方式(ここで基礎となって
いる)によってはディスクリートなノイズの際は1つの
(まとまった)雑音障害の生起の際におけるよりも高い
(大の)ノイズ電力が許容される。狭帯域設計仕様によ
りノイズは一義的にディスクリートなノイズである。
【0018】ブロック接続図に示す送信器は次のモジュ
ールから成る、即ちブロック生成器1、畳み込み符号化
器(コンボリューショエンコーダ)2、シンボル生成部
3、バースト生成部(回路)4、IFFT部5、パルス
成形部6、変調器+アップコンバータ7、電力アンプ
8。送信器では例えば16Kbit/secのトラヒッ
クデータ及び例えば4Kbit/secのトラヒック関
連のシグナリングがブロック生成部1にて120ビット
のブロックにまとめられる。各ブロックは9ティルビッ
トだけ拡大され、デコーダに対する所定の終状態が達成
される。当該ブロックは1/2のレート及び9の拘束長
をもって畳み込み符号化器2にて畳み込み符号化され
る。畳み込み符号化されたブロックインターリービング
によりシンボル生成部3にて各3ビットのシンボルにま
とめられる。ここでバースト終端部にて83のシンボル
が得られる。4つの同期化シンボルを有するバースト始
端はリード(イン)として形成される。さらにシグナリ
ングは17のシンボルによりエアインターフェースの制
御のためシーケンス制御部により供給され、シンボル生
成部3にて同期かシンボルと有効シンボルとの間に挿入
される。当該シンボルは畳み込み符号化処理を受けず、
シーケンス制御部にてブロック符号化される。
【0019】そのようにして形成されたバーストは順
次、マルチプレクサを介して128−ポイント−IFF
T(部)5−に供給されるIFFTのどの入力側にデー
タが格納されるかに依存して、−各シンボルに対して、
選定された8−PSK−変調(例えばグレイ符号化)に
相応した位相及び振幅1の1つの複素(合)ベクトル使
用ーIFFT5の出力側にてそれぞれの周波数が生じ
る。使用されない周波数に対して、入力側にて零ベクト
ルが加えられるべきである。出力側にはその都度次のよ
うな1つの正弦波が生じる、即ち、入力側に加えられる
ベクトルの位相に相応する位相及び時間領域にて28走
査値(サンプリング値)を有する各々の正弦波が生じ
る。
【0020】純然たる音声伝送に対して標準スピーチコ
ーダ(音声符号化器)による当該音声伝送に対してたん
に1つの周波が使用され、そして、ただ1つの入力側に
加えられる。複数周波数が使用される場合、相応のベク
トルはそれぞれの周波数入力側に加えられなければなら
ず出力側にて、より多く生じる。
【0021】変調に関連して、8ーPSK−変調が使用
され、ここでそれぞれ3ビットが1つのシンボルにまと
められる。当該変調は次のように行われる、即ち、テー
ブルにて可能なシンボルに対する複素(合)ベクトルが
格納されるのである。当該変調テーブルはもって8つの
複素(合)値即ち8X2の値の大きさを有する。複素
(合)ベクトルはIFFTの出力側にて相応の周波数及
び位相関係の正弦波振動が得られる。正弦波の伝送は1
つのシンボルにとって必要とされるよりも長く行われ、
それにより、一方ではチャネルは立ち上がり過渡振動し
得、他方では所要帯域幅低減のためパルス成形が行われ
る。このため、すべての信号に対して振幅が同時に余弦
特性経過をもって重み付けられる。受信側にて伝送され
るシンボルの終端における1セクションのみが評価され
る。当該セクションに対してチャネルは確実に立ち上が
り過渡振動終了状態(定常状態)におかれており、スペ
クトル成形のための変調部は存在しない。
【0022】128ーポイントーFFTないしIFFT
が使用され、ここでオーバー(畳み込み)コンボリュー
ションの理由からすべての周波数は使用されない。10
0の周波のみを使用する場合は5MHzの帯域幅が占有
される。当該の占有された帯域幅は最大限一つの基地局
により占有される帯域幅を成し、ここで、勿論ー基地局
の比較的わずかな容量のもとでいつでも比較的わずかな
帯域幅を使用し得る。
【0023】時間的インターリービングは当該手法では
必要とされない。もって、相応の遅延時間は生じない。
コーディングとしてはレート1/2及び拘束長9をもっ
ての畳み込み符号化が設定されている。遅延時間全体は
データのコード化及び変調のための時間、3msecの
伝送時間及びほぼ一つのバースト持続時間のデコーディ
ング時間から成る。
【0024】可用な100の周波数のうち4つの周波が
コントロールチャネルのため使用され、以て、96のチ
ャネルが生起トラヒックのため残留する。コントロール
チャネルはそれの周波数を変化しない、それというのは
それの情報はすべての加入者に到達しなければならにか
らである。このことを確保するためダウンリンクにてす
べてのコントロールチャネル上で同じ情報が伝送され
る。もって、加入者局は周波数ダイバーシティへの可能
性を有する。もっとも簡単な場合にはこのことは最良周
波数の選択により切り換えダイバーシティとして実現さ
れる。アップリングにて、(例えばランダムアクセスの
ため)加入者局は最大レベルで受信される周波数を使用
する。これは、基地局にて最大の受信電力が得られる周
波数でもある。周波(数)は等間隔で選定され、もっ
て、5MHzの、基地局により占有される帯域幅全体の
場合に1MHzの間隔を有する。当該周波数はダウンリ
ンク上で下記のために使用され、即ち周波数補正、同期
化、加入者制御、統計的多重化のために使用され、そし
てアップリンク上でランダムアクセス、接続路要求、寿
力確認のため使用される。
【0025】個々の加入者局はアップリンク上で時間的
に精確に基地局に同期化される。このことが必要である
のはすべての加入者の信号が唯一の受信機で処理され信
号の分離がデジタルFFTで行われるからである。これ
により、各信号は精確に評価窓内に入らなければならな
い。従って当該加入者信号は基地局から相応の補正値を
割り当てられ、ここでそれの送信器タイミングが受信器
タイミングに対して幾つかのクロック(タイミング)だ
けずれるべきであるかに応じて相応の補正値を割り当て
られる。
【0026】加入者局の初期同期化のため加入者局は最
良に受信されるコントロールチャネルを選択する。次ぎ
に加入者局はシンボルクロックへの同期化を行う。しか
る後フレームタイミングに同期化され、受信信号への周
波数同期化をトリガする。それによりダウンリンク上で
の同期化が行われる。アップリンクに対する同期化は基
地局によってのみ行われる。アップリンク上では基地局
により接続(路)を検出し得るにはランダムアクセスに
対して半分のデータレートバーストを使用することが必
要である。個々で同期化部の存在しない場合にもデータ
伝送が可能である。そこで基地局は加入者に対して、同
期化バーストの伝送をするよう要求をする。当該同期化
バーストではデータ伝送は通常バーストにおけるより幾
らか緩慢に行われ、その結果シンボルタイミング及び評
価タイミングのすべての組合せが生じる。基地局はそれ
により最適の組合せを決定し、加入者局に送信器タイミ
ングとの間の所要のずれを戻す。それによりエアインタ
ーフェースの同期化が終了される。当該タイミングは非
揮発性メモリ内にファイルされ、新たなアクセスの際出
発値として使用され得る。ここで、本来の接続(路)形
成を、加入者及び基地局の認証から開始し得る。
【0027】ダウンリンクに対しては電力制御は使用さ
れない。そのような制御を行うとずれ場所定のインテリ
ジェントな周波数ホッピングが障害を受けることとな
る。アップリンクに対しては電力制御が行われ、基地局
にてレベル差を低減し、FFTにてデジタル処理に最適
な関係を与えるようにされる。
【0028】周波数ホッピング方式の際各加入者局は常
時相対的分散の決定により伝送向けのすべての周波数の
適性を決定する。このために、各アップリンクバースト
に対して3つの最良周波数のリストがそれぞれの加入者
局により伝送される。基地局ではそれらの情報から終8
端数への加入者の一層(比較的)良好な対応付け(割
当)を決定することが試みられる。比較的良好な対応付
けが見出されると、当該の加入者局には次のダウンリン
クバーストにてそれの新たな周波数が割り当てられる。
さらに、コントロールチャネルにて、同様に周波数への
加入者の対応付け(割当)を含むディスパッチテーブル
が伝送される。
【0029】データレートの適合化のためには或1つの
接続(路)に相応の数の周波数が割り当てられる。FF
T処理部はすべての周波数(そのうちから割り当てられ
る周波が選択されねばならない)に対する検出されるデ
ータを送出する。それにより、受信側にて、簡単に能率
的なチャネルコーディングによりデータレートを高める
ことが可能である。送信側に加えればよい。その際前提
となるのは直線的電力アンプが使用されることである。
【0030】前述の実施例にて設けられているような設
計仕様によっては1つの基地局から、96の加入者局に
16+4Kbit/secを同時に供給し得る。すべて
の加入者に4つの周波数が割り当てられる場合、当該加
入者数は同時に64+16Kbit/secを有する2
4の加入者に低減される。1つの基地局によりエアイン
ターフェースを介して展開処理されるデータレート全体
は2Mbit/secになる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば無線加入者端子向け及び
ハンドヘルド(手持ち)形仕様用の無線移動システムで
あって、前述の条件を利用して、伝送品質、所要出力、
耐障害性を高め、そして、同時にわずかな瞬時の帯域幅
により複雑性、以てコストをわずかに抑え得る当該シス
テムを実現できたという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】送信器の信号処理の様子を示すブロック接続図
である。
【符号の説明】
1 クロック生成部 2 畳み込み符号化器 3 シンボル生成部 4 バースト生成回路 5 IFFT部 6 パルス成形部 7 変調器+アップコンバータ 8 電力アンプ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの位置固定の無線局(B
    S)と複数の移動無線局(加入者装置)と無線伝送チャ
    ネルとを備えた無線伝送システムにおいて、インテリジ
    ェントな周波数ホッピング方式を使用し、該方式では各
    伝送方向に対して加入者局から、ないしそれへの伝送の
    ため最適の周波数を決定し、そして、当該の接続(路)
    への周波数の相応の最適な割当を行わせることを特徴と
    する無線伝送システム。
  2. 【請求項2】 加入者局により規則的に、最も良好に適
    する周波数のリストが基地局から放射されるすべての周
    波数又はその一部の評価により決定され、基地局へ伝送
    され、そして当該情報から、個々の接続(路)への周波
    数の適当な対応付け(割当)が行われるようにした請求
    項1記載の無線伝送システム。
  3. 【請求項3】 それぞれの接続(路)への当該周波数の
    適当な(割当)を見出した際加入者局の周波数割当が基
    地局により新たに設定される請求項2記載の無線伝送シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 基地局と加入者局との間の接続(路)が
    周波数2重(デュプレックス)方式で作動され、そして
    選択的に両伝送方向のうちの1から3までのうちいずれ
    か1項記載の両伝送方向に対して最適の周波数割当が行
    われるようにした無線伝送システム。
  5. 【請求項5】 基地局と加入者との間の接続(路)は時
    間2重(デュプレクス)方式で作動されそして、最適な
    周波数割当が行われるようにした請求項1から3までの
    うちいずれか1項記載の無線伝送システム。
  6. 【請求項6】 1つ又は複数の制御(監視)チャネルに
    て割り当てテーブルが、加入者への接続(路)の周波数
    割当をもって伝送されるようにした請求項1から5まで
    のうちいずれか1項記載の無線伝送システム。
  7. 【請求項7】 当該伝送はデータブロックの形で行わ
    れ、該データブロックは少なくとも部分的に1つより多
    くの周波数で伝送されるようにした請求項1から6まで
    のうちいずれか1項記載の無線伝送システム。
  8. 【請求項8】 選択的に最適の周波数割当、ないしシス
    テマティックな周波数ホッピング方式が使用される請求
    項1から7までのうちいずれか1項記載の無線伝送シス
    テム。
  9. 【請求項9】 最適化判定尺度として、種々の周波数で
    のその都度の受信レベルが使用され、該受信レベルは電
    力制御の相応の制御係数だけ選択的に補正される請求項
    1から8までのうちいずれか1項記載の無線伝送システ
    ム。
  10. 【請求項10】 最適化判定尺度としてその都度の周波
    数での伝送品質が使用され、ここで、電力(出力)制御
    投入使用の際、相応の制御係数だけ補正される請求項1
    から8までのうちいずれか1項記載の無線伝送システ
    ム。
  11. 【請求項11】 最適化判定尺度として、組み合わされ
    た受信レベル及び品質判定尺度を使用し、ここで、電力
    (出力)制御投入の際相応の制御係数だけ選択的に補正
    される請求項1から8までのうちいずれか1項記載の無
    線伝送システム。
  12. 【請求項12】 ある1つの接続(路)のデータレート
    適合化のために相応の数の周波数が割り当てられ、当該
    の周波数の検出データはFFT処理(高速フーリエ変
    換)により得られる請求項1から11までのうちいずれ
    か1項記載の無線伝送システム。
  13. 【請求項13】 送信機にてトラヒックデータ及びトラ
    ヒックに関連するシグナリングがブロック生成回路にて
    所定のビット数のブロックにまとめられ、各ブロックは
    ティル(末尾)ビットだけ拡大される請求項1から12
    までのうちいずれか1項記載の無線伝送システム。
  14. 【請求項14】ブロックは畳み込み符号化(コンボリュ
    ーションコード化)され、そして、畳み込み符号化(コ
    ンボリューションコード化)されたブロックはブロック
    インターリーグをもってそれぞれ3ビットのシンボルに
    まとめられる請求項13記載の無線伝送システム。
  15. 【請求項15】シグナリングはエアインターフェースの
    制御のための所定数のシンボルを以て、シーケンス制御
    部により供給され、同期化シンボルと有効シンボルとの
    間に挿入される請求項14記載の無線伝送システム。
  16. 【請求項16】 そのようにして形成されたバーストは
    マルチプレクサを介してシーケンシャルにIFFT変換
    部(逆高速フーリエ変換部)に供給される該変換部の出
    力側にて、それぞれの周波数が得られる請求項5記載の
    無線伝送システム。
  17. 【請求項17】 音声(通話)伝送のためその都度唯一
    の周波数が使用され、そして、1つの入力側にのみベク
    トルが加えられる請求項16記載の無線伝送システム。
  18. 【請求項18】加入者局の最初の(初期)同期化のた
    め、加入者局は最良に受信さるべき制御チャネルを探索
    し、それに引き続いてシンボルクロックへの同期化を実
    施し、そして、フレームタイミングに合わせて同期化さ
    れる請求項1から17までのうちいずれか1項記載の無
    線伝送システム。
  19. 【請求項19】 複数ビットを1つのシンボルにまとめ
    るようにしてPSK変調を行い、ここにおいて上記の変
    調は1つのテーブルにて可能なシンボルに対する複素ベ
    クトルの格納によって行われる請求項1から18までの
    うちいずれか1項記載の無線伝送システム。
  20. 【請求項20】狭帯域の伝送チャネルを比較的多数使用
    し、ここで、各加入者局にてすべてのチャネル上のノイ
    ズ及びレベルに対して測定を行い得るようにした請求項
    1から19までのうちいずれか1項記載の無線伝送シス
    テム。
  21. 【請求項21】 デジタルFFT(高速フーリエ変換)
    とIFFT(逆高速フーリエ変換)との使用投入を受信
    ないし送信側で行う請求項1から20までのうちいずれ
    か1項記載の無線伝送システム。
  22. 【請求項22】 動作モードFFTとIFFTとの間の
    切換を唯一のFFTハードウエア部によりパラメータの
    選定により行う請求項21記載の無線伝送システム。
  23. 【請求項23】 アップリンクにたいしてのみ線路制御
    部が設けられている請求項1から22までのいずれか1
    項記載の無線伝送システム。
  24. 【請求項24】 ISDN及びATM向けに音声ー及び
    音声ー及びデータ伝送にて用いられる請求項1から23
    までのうちいずれか1項記載の無線伝送システム。
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