JPH0893765A - 軸状部品の案内支持装置およびその装置を用いた軸状部品の測長装置 - Google Patents

軸状部品の案内支持装置およびその装置を用いた軸状部品の測長装置

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JPH0893765A
JPH0893765A JP22854694A JP22854694A JPH0893765A JP H0893765 A JPH0893765 A JP H0893765A JP 22854694 A JP22854694 A JP 22854694A JP 22854694 A JP22854694 A JP 22854694A JP H0893765 A JPH0893765 A JP H0893765A
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Fuhei Shin
富炳 申
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受ブロックとホースとの間のクリアランス
が大きい場合でも、空気軸受作用により摺動抵抗を小さ
くする。 【構成】 一対の空気噴出口3,4が形成された軸受ブ
ロック2にホース1を挿入支持させ、空気噴出口3,4
からの空気噴射圧力によりホース1を浮動状態で支持す
る。ホース1が軸受ブロック2に対していずれか一方の
空気噴出口3または4側に偏心すると、空気供給通路
7,8の圧力差により流動制御弁5のスプール15が移
動する。空気供給通路7,8の流量を制御することによ
りホース1が軸受ブロック2に対して同心状となるよう
に押し戻されて、最終的には元の状態に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟なホース等の軸状
の部品を案内支持する装置およびこの装置を用いた測長
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルなホースを所定の長さに切
断するホース切断機において、ホースに切断機能付きの
測長ユニットを外挿し、切断に先立ってホースと測長ユ
ニットとを相対移動させることにより切断したい長さを
測長するようにしたものがある。そして、測長時にホー
スが伸びていると切断後の実際のホース長さが測長した
長さよりも短くなってしまうことになる。このような不
具合を解消するためには、ホースの伸びの最大原因と考
えられるホースと測長ユニットとの間の摺動抵抗を低減
するのが有効であり、そのために前記測長ユニットに空
気軸受(静圧空気軸受または静圧空気ジャーナル軸受)
を用いることが試みられている。
【0003】図10は従来の一般的な空気軸受の概略を
示す図で、軸状のワーク51を支持している軸受部材5
2にはその円周方向に沿って複数の空気穴53が形成さ
れており、これらの空気穴53はチャンバー54を介し
て供給される圧縮空気を軸受部材52の外周から内周側
に向けて連続的に噴射するようになっている。これによ
り、ワーク51と軸受部材52との隙間に空気が流れる
一方、そのワーク51と軸受部材52との間に存在する
空気の逃げ分を補いながらワーク51は空気の粘性とワ
ーク51の移動速度(ワーク51と軸受部材52との軸
方向での相対移動速度)に起因する力によって浮上し、
その摺動抵抗を低減している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような一般的な空気軸受を用いた場合には、ワーク51
と軸受部材52との間のクリアランスが10μm程度の
値でないと摺動抵抗の低減効果が認められず、例えば前
述したホースのようにワーク51の外径寸法にばらつき
があって上記のクリアランスが拡大されるようなことが
あると、所期の目的である摺動抵抗の低減が図れないこ
とになる。
【0005】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、軸受支持すべき
部品の外径寸法にばらつきがあって高精度に仕上げられ
ていない場合にもその摺動抵抗を効果的に低減できるよ
うにした構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、断面円形状の軸状部品をその長手方向に摺動可能に
案内支持する装置であって、前記軸状部品に外挿され
て、内周面にはその直径方向において相互に対向する少
なくとも一対の空気噴出口が形成された軸受ブロック
と、前記一対の空気噴出口と空気圧力源とを結ぶ空気供
給通路に設けられて、前記軸状部品と軸受ブロックとの
偏心に基づく各空気噴出口側での空気供給通路同士の圧
力差に応じて、圧力が大きい一方の空気供給通路の流量
を増加させながら他方の空気供給通路の流量を減少させ
るように各空気供給通路の流量を相対制御する流量制御
弁とを備えたことを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の要件に加えて、前記流量制御弁が、流入ポートとこれ
に連通する一対の吐出ポートとが形成されたバルブボデ
イと、前記バルブボデイ内に設けられるとともに軸方向
の両端面に各空気噴出口の背圧がパイロット圧として作
用した状態でスライド変位するスプールとを有してい
て、該スプールは、中立位置では双方の吐出ポートを開
くとともに、中立位置の両側のオフセット位置では双方
の吐出ポートのうちのいずれか一方を選択的に遮断する
ものであることを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の要件に加えて、前記スプールの両端部もしくはこの両
端部と対向するバルブボデイの内側面に、各空気噴出口
の背圧をパイロット圧として導入するパイロット圧導入
部が形成されていることを特徴としている。
【0009】請求項4に記載の発明は、軸状部品に外挿
された測長ユニットを軸状部品の長手方向に相対移動さ
せることによりその軸状部品を測長する装置であって、
請求項1記載の案内支持装置の軸受ブロックと、軸状部
品の外周に接触しながら長さ信号を出力する測長子と
が、前記測長ユニットに組み込まれていることを特徴と
している。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によると、軸受ブロックに
対して軸状部品が偏心してその軸状部品がいずれか一方
の空気噴出口に近付くと、軸受ブロックとの間のクリア
ランスが他の空気噴出口側よりも小さくなるためにその
一方の空気噴出口側の空気供給通路の圧力が高くなる。
この圧力変化を受けて、流量制御弁が、前記一方の空気
噴出口側の空気供給通路の流量を増大させると同時に他
方の空気供給通路の流量を減少させる。つまり、先に軸
状部品が近付いた空気噴出口側により多くの空気量を流
すように流動制御弁が作動する。
【0011】こうして、軸状部品が近付いた側の空気噴
出口から噴射量が多くなると、やがて軸状部品は一旦は
近付いた側の空気噴出口から離れて反対側の空気噴出口
に近付く一方、その軸状部品が離れていった側の空気噴
出口側の空気流量が元の状態に回復する。
【0012】このように、双方の空気噴出口側での圧力
がアンバランス状態になるとこれをバランス状態に戻す
ように流量制御弁がコントロールすることで、たとえ軸
受ブロックと軸状部品との間のクリアランスが従来のも
のより大きくなったとしても、軸状部品は軸受ブロック
のなかで浮いた状態を保つことができ、軸状部品と軸受
ブロックとの間の長手方向での摺動抵抗を効果的に低減
させることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によると、双方の空
気噴出口側での圧力がアンバランス状態になると、流量
制御弁のスプールがその圧力変化に応じて自律的にスラ
イド変位してバランス状態を保つようにコントロールす
ることにより、上記のように軸状部品は軸受ブロックの
ながで浮いた状態を保つことができ、軸状部品と軸受ブ
ロックとの間の摺動抵抗を低減させることができる。
【0014】請求項3に記載の発明によると、スプール
の両端のパイロット圧導入部に各空気供給通路の圧力が
パイロット圧として作用しているために、特別なパイロ
ット通路等を設けることなしに上記のようなスプール式
流量制御弁による流量制御を行うことができる。
【0015】請求項4に記載の発明によると、請求項1
に記載の装置の軸受ブロックと測長子とを測長ユニット
に組み込んだものであるから、たとえ軸受ブロックと軸
状部品との間のクリアランスが従来のものより大きくな
ったとしても、軸状部品は軸受ブロックのなかで浮いた
状態を保つことができ、測長時の摺動抵抗を効果的に低
減させることができる。
【0016】
【実施例】図1〜3は本発明の軸状部品の案内支持装置
の一実施例を示す図で、軸状部品としてフレキシブルな
ホースを案内支持する装置の例を示している。
【0017】図1に示す装置は、大別して、ホース1を
案内支持する円環状の軸受ブロック2と、後述する軸受
ブロック2の空気噴出口3,4からの空気噴出量を制御
する流量制御弁5と、流量制御弁5に圧縮空気を供給す
るための空気圧力源としての圧縮空気タンク6等から構
成されている。
【0018】前記軸受ブロック2にはその直径方向で相
互に対向する一対の空気噴出口3,4が形成されてい
る。これらの空気噴出口3,4は空気供給通路7,8を
介して流量制御弁5の一対の吐出ポート9,10に接続
されていて、内側のホース1に向けて圧縮空気を噴射す
るようになっている。
【0019】ここで、図1〜3では空気噴出口3,4の
数を一対としているが、軸受ブロック2の円周方向で等
ピッチとなるように複数対の空気噴出口を設けるのがよ
り望ましい。また、ホース1の外径と軸受ブロック2の
内周面との間のクリアランスの最大値が0.5mm程度
である場合には、前記空気噴出口3,4の直径は0.3
mm程度であることが望ましい。
【0020】前記流量制御弁5のバルブボデイ11には
一対の流入ポート12,13と一対の吐出ポート9,1
0とが形成されており、流入ポート12,13は通路1
4を介して圧縮空気タンク6に接続されている。そし
て、前記流入ポート12,13と吐出ポート9,10と
の間には図1の上下方向にスライド可能なスプール15
が配設されており、図1に示すようにスプール15が中
立位置P1にある状態では双方の吐出ポート9,10を
半開き程度に開く一方で、図5,6に示すようにスプー
ル15が上下のオフセット位置P2,P3にスライド変位
した時には、一対の吐出ポート9,10のうちいずれか
一方を選択的に遮断するとともに他方を全開させるよう
になっている。
【0021】また、図4に示すように、バルブボデイ1
1の内側面のうちスプール15の両端面15a,15b
と対向する部分にはパイロット圧導入部としての凹状部
16が形成されており、スプール15が上下のいずれの
オフセット位置P2,P3にスライド変位したとしても前
記凹状部16とスプール15の端面15a,15bとの
間に所定のクリアランスが確保されるようにスプール1
5のストロークがスプールガイド溝17で規制されてい
る。そして、この凹状部16があるために各空気供給通
路7,8の圧力もしくは圧力空気タンク6側からの元圧
が常にスプール15の両端面15a,15bに作用する
ようになっている。
【0022】ここで、前記流入ポート12,13および
吐出ポート9,10の径は、圧力損失を少なくするため
に空気供給通路7,8および通路14として機能するエ
アホースの内径に合わせるものとし、また双方のポート
12,13同士および9,10同士の間隔はスプール1
5が倒れ等でスティック現象を起こさない最短長さとす
るのが望ましく、例えば前記エアホース内径の3〜5倍
程度に設定する。
【0023】さらに、図4に示したパイロット圧導入部
としての凹状部16は、空気供給通路7,8の圧力もし
くは圧縮空気タンク6側の圧力をスプール15の両端面
15a,15bに作用させるために設けられているもの
であるから、これに代えて例えば図7に示したようにス
プール15の長手方向両端部にそのスプール15の端面
および両側面に開口するパイロット圧導入孔26を形成
したり、あるいは図8に示すようにスプール15の両端
面15a,15bに面取りを施して傾斜面36を形成す
るようにしても前記凹状部16と同等の機能が得られ
る。
【0024】以上のような構造によると、図1に示すよ
うに、軸受ブロック2に挿入支持されたホース1の重量
と各空気噴出口3,4からの噴射圧力とがバランスして
いるとホース1が軸受ブロック2のなかで同心状に浮上
している。この時には空気噴出口3,4の背圧である空
気供給通路7,8の圧力はともに等しく、流量制御弁5
のスプール15は同図に示すように中立位置P1にある
ことから、ホース1に外力が加わらないかぎり図1の状
態を維持することができる。
【0025】一方、図5,6に示すように外的要因でホ
ース1に外力が加わると軸受ブロック2とホース1とが
偏心状態となって、ホース1は一方の空気噴出口3また
は4に近付くことになる。例えば図5に示すように、ホ
ース1が一方の空気噴出口4に近付くと、その空気噴出
口4側での軸受ブロック2とホース1との間のクリアラ
ンスが小さくなるのに伴って、その空気噴出口4側の空
気供給通路8の圧力が高くなる。これにより、その圧力
変化がパイロット圧としてスプール15の両端面に作用
しているために、流量制御弁5のスプール15を上方に
押す力が大きくなってそれまで中立位置P1にあったス
プール15のバランスがくずれ、スプール15は上方の
オフセット位置P2に移動する。すなわち、スプール1
5は一方の吐出ポート10を一段と開くと同時に、他方
の吐出ポート9を遮断し、先にホース1が近付いた空気
噴出口4側により多くの空気を流すように自律的にスラ
イドする。
【0026】一方、先にホース1が近付いた側の空気噴
出口4からの空気噴出量が多くなると、やがてホース1
は反対側の空気噴出口3に向かって遠ざかり始める。そ
して、その反対側の空気噴出口3側では上記と同様に空
気供給通路7の圧力が増加傾向となるのに対して、最初
にホース1が近付いた空気噴出口4側ではその空気供給
通路8の圧力が逆に下がり、元の圧力を回復するべくス
プール15が中立位置P1でバランスするまで自律的に
スライドする。
【0027】このように、スプール15の両端面15
a,15bに作用するパイロット圧がアンバランス状態
になるとスプール15が自律的にスライド変位してバラ
ンス状態を保とうとすることで、ホース1は軸受ブロッ
ク2のなかで浮いた状態を保つことができる。なお、以
上のことは図6の場合にも全く同様である。
【0028】本発明者が実験を行った結果では、軸受ブ
ロック2とホース1との間のクリアランスが0.5mm
程度まで拡大した場合にも軸受ブロック2に対するホー
ス1の浮動状態を保つことができ、そのホース1と軸受
ブロック2とを長手方向に相対移動させた場合の摺動抵
抗を充分に低減できることが判明した。
【0029】図9は本発明の他の実施例を示す図で、前
記第1実施例の案内支持装置をホース切断機の測長ユニ
ットの適用したものである。
【0030】図9に示すように、測長ユニット41は本
体部42と測長ヘッド43および軸受ブロック2を相互
に結合して一体化したもので、軸受ブロック2の空気噴
出口3,4からの空気噴射量は図1,4にした流量制御
弁5によってコントロールされる。
【0031】また、測長ヘッド43内にはスプリング4
4で付勢された回転式の測長子45が設けられており、
この測長子45の直径と回転数とに基づいて必要な長さ
が電気的に検出されて出力されるようになっている。
【0032】この実施例構造においては、ホース1をホ
ースコネクタ46に組み付けた後、必要な長さ分だけ測
長ユニット41を図9の矢印方向Aに移動させ、移動完
了後にカッタプレート47にてホース1を切断する。こ
の時、測長ユニット41の移動に伴って、ホース1に接
触しながら回転する測長子45によって必要な長さを測
長し、その長さ信号の出力に基づいて測長ユニット41
の移動量を判断する。
【0033】そして、ホース1が軸受ブロック2の空気
軸受作用により案内されていてその摺動抵抗がきわめて
小さいものとなっていることから、その摺動抵抗のため
にホース1に伸びが生じることがなく、ホースの切断長
さがばらつくようなことがなくなる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、空気軸
受を形成している少なくとも一対の空気噴出口からの空
気噴射量が軸受ブロックと軸状部品との偏心量に応じて
相対制御されることから、たとえ軸受ブロックと軸状部
品との間のクリアランスが大きくなったとしても軸状部
品の浮動状態を安定的に保つことができ、上記クリアラ
ンスの大小にかかわらずその軸受ブロックと軸状部品と
の長手方向での摺動抵抗を大幅に低減できる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、流量制御
弁のスプールが、各空気噴出口側の背圧をパイロット圧
として自律的にスライド変位して空気流量をコントロー
ルするものであるため、請求項1記載の発明と同様の作
用効果に加えて、簡単な構造の制御弁で空気流量の制御
を行うことができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、前記パイ
ロット圧を導入するためのパイロット導入部がスプール
の両端部もしくはこの両端部と対向するバルブボデイの
内側面に形成されているため、特別な圧力センサやスプ
ールの駆動装置はおろか、パイロット通路を特に設定し
なくともスプールを自律的に動かして空気流量の制御を
行うことができ、流量制御弁および装置全体の構造を一
段と簡素化できる利点がある。
【0037】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の軸受ブロックと測長子とを測長ユニットに組み
込んだものであるから、軸状部品と測長ユニットとを長
手方向に相対移動させながら測長を行う際のその軸状部
品と測長ユニットとの摺動抵抗をクリアランスの大小に
かかわらず大幅に低減することができ、特に軸状部品が
フレキシブルなホースであっても摺動抵抗によるホース
の伸びを生じさせることがなく、測長精度が大幅に向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の案内支持装置の一実施例を示す構成説
明図。
【図2】図1に示す軸受ブロックの拡大図。
【図3】図2の垂直断面図。
【図4】図1に示す流量制御弁の拡大図。
【図5】図1に示す案内支持装置の作動説明図。
【図6】図1に示す案内支持装置の作動説明図。
【図7】流量制御弁の他の構造を示す断面説明図。
【図8】流量制御弁のさらに他の構造を示す断面説明
図。
【図9】本発明の測長装置の一実施例を示す構成説明
図。
【図10】従来の空気軸受の一般的な構造を示す断面説
明図。
【符号の説明】
1…ホース(軸状部品) 2…軸受ブロック 3,4…空気噴出口 5…流量制御弁 6…圧縮空気タンク(空気圧力源) 7,8…空気供給通路 9,10…吐出ポート 11…バルブボデイ 12,13…流入ポート 15…スプール 16…凹状部(パイロット圧導入部) 26…パイロット圧導入孔(パイロット圧導入部) 36…傾斜面(パイロット圧導入部) 41…測長ユニット 44…測長子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形状の軸状部品をその長手方向に
    摺動可能に案内支持する装置であって、 前記軸状部品に外挿されて、内周面にはその直径方向に
    おいて相互に対向する少なくとも一対の空気噴出口が形
    成された軸受ブロックと、 前記一対の空気噴出口と空気圧力源とを結ぶ空気供給通
    路に設けられて、前記軸状部品と軸受ブロックとの偏心
    に基づく各空気噴出口側での空気供給通路同士の圧力差
    に応じて、圧力が大きい一方の空気供給通路の流量を増
    加させながら他方の空気供給通路の流量を減少させるよ
    うに各空気供給通路の流量を相対制御する流量制御弁、
    とを備えたことを特徴とする軸状部品の案内支持装置。
  2. 【請求項2】 前記流量制御弁は、流入ポートとこれに
    連通する一対の吐出ポートとが形成されたバルブボデイ
    と、前記バルブボデイ内に設けられるとともに軸方向の
    両端面に各空気噴出口の背圧がパイロット圧として作用
    した状態でスライド変位するスプールとを有していて、
    該スプールは、中立位置では双方の吐出ポートを開くと
    ともに、中立位置の両側のオフセット位置では双方の吐
    出ポートのうちのいずれか一方を選択的に遮断するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の軸状部品の案内
    支持装置。
  3. 【請求項3】 前記スプールの両端部もしくはこの両端
    部と対向するバルブボデイの内側面に、各空気噴出口の
    背圧をパイロット圧として導入するパイロット圧導入部
    が形成されていることを特徴とする請求項2記載の軸状
    部品の案内支持装置。
  4. 【請求項4】 軸状部品に外挿された測長ユニットを軸
    状部品の長手方向に相対移動させることによりその軸状
    部品を測長する装置であって、 請求項1記載の案内支持装置の軸受ブロックと、軸状部
    品の外周に接触しながら長さ信号を出力する測長子と
    が、前記測長ユニットに組み込まれていることを特徴と
    する軸状部品の測長装置。
JP22854694A 1994-09-26 1994-09-26 軸状部品の案内支持装置およびその装置を用いた軸状部品の測長装置 Pending JPH0893765A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297243A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Sumitomo Heavy Ind Ltd スプール型流量制御弁及びその制御装置
CN113027931A (zh) * 2021-03-25 2021-06-25 南京客棹歌贸易有限公司 一种工业机器人气垫悬浮轴承座
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