JPH0892222A - N−フェニルアミド及び尿素誘導体 - Google Patents

N−フェニルアミド及び尿素誘導体

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JPH0892222A
JPH0892222A JP7187167A JP18716795A JPH0892222A JP H0892222 A JPH0892222 A JP H0892222A JP 7187167 A JP7187167 A JP 7187167A JP 18716795 A JP18716795 A JP 18716795A JP H0892222 A JPH0892222 A JP H0892222A
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JP
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hhh
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methyl
meo
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Application number
JP7187167A
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English (en)
Inventor
Akira Yoshida
明 吉田
Hiroshi Furumoto
寛 古源
Ichiro Hayakawa
市郎 早川
Kozo Oda
晃造 小田
Takashi Kasai
隆 笠井
Atsunari Shimada
神生 島田
Ariyoshi Yoshida
有美 吉田
Sadao Ishihara
貞夫 石原
Fujio Saito
冨士夫 斎藤
Yasuo Ohata
靖雄 大畑
Teiichiro Koga
貞一郎 古賀
Eiichi Kitazawa
栄一 北沢
Taro Tokui
太郎 徳井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】優れたACAT阻害作用とよい経口吸収性を有
し、動脈硬化症の治療剤及び/又は予防剤として有用な
化合物及びその用途を提供する。 【解決手段】下記式 〔式中、R1aはC1−12アルキル基等、R1bはH
又はR1aと同一の基、R2a、R2b及びR2cは、
H、OH、−O−(CH)m−O−基(mは1乃至3
の整数)等、RはC1−6アルキル、RはA−R
基(AはC1−6アルキレン基等、Rはハロゲ
ノ、C1−4アルキル又はC1−4ヒドロキシアルキル
で置換基可複素環基)又はA−X−A−R基(A
はC1−6アルキレン基等、XはO、S、NH等、A
は単結合、C1−6アルキレン基等を示す。但し、A
及びAの炭素数の和は1乃至8。)、nは0又は1
を示す〕で表される新規なN−フェニルアミド及び尿素
誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたACAT
(アシルCoA:コレステロール アシルトランスフェ
ラーゼ)阻害作用を有し、抗動脈硬化剤として有用で、
かつ、構造的に新規なN−フェニルアミド及び尿素誘導
体に関する。
【0002】
【従来の技術】粥状動脈硬化症は、狭心症、心筋梗塞な
どの虚血性心疾患の成因の中で、最も重要な位置を占め
ている。粥状動脈硬化症の主な原因は、血管内皮細胞下
の泡沫細胞がコレステロールエステルを蓄積することで
ある。
【0003】ACAT阻害剤は泡沫細胞でのコレステロ
ールエステルの合成を阻害し、コレステロールエステル
の蓄積を減少させ、コレステロールエステルの蓄積によ
る粥状病変の形成及び発展を抑制する。一方、粥状動脈
化硬化症は高コレステロール血症と相関していることが
知られている。食物中のコレステロールは遊離コレステ
ロールとして、腸管粘膜細胞に吸収され、ACATによ
ってエステル化されて、血液中に移行する。
【0004】従って、ACAT阻害剤は、食物中のコレ
ステロールの血中への移行を阻害し、結果として血中コ
レステロールの上昇を抑制する。上述した理由から、A
CAT阻害作用を有する化合物は、動脈硬化症の治療剤
及び/又は予防剤として有用である。公知のACAT阻
害作用を有するフェニルプロピオン酸アミド及びフェネ
チル尿素誘導体としては、例えば、特開平6−1076
55号、特開平6−122682号及び特開平6−14
5125号に記載されたものがあげられる。
【0005】しかしながら、これら化合物よりさらにA
CAT阻害作用が強く、経口吸収性の高い化合物が臨床
上より望ましいと考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、N−フ
ェニルアミド及び尿素構造を有する誘導体の合成とその
薬理活性について永年に亘り鋭意研究を行なってきた。
その結果、公知の化合物とは構造を異にする新規なN−
フェニルアミド及び尿素誘導体が、優れたACAT阻害
作用とよい経口吸収性を有し、動脈硬化症の治療剤及び
/又は予防剤として有用であることを見出し、本発明を
完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の新規なN−フェ
ニルアミド及び尿素誘導体は、下記一般式(I)の構造
を有する化合物及びその塩である。
【0008】
【化4】
【0009】上記一般式(I)において:R1aは炭素数
1乃至12個のアルキル基あるいは炭素数3乃至7個の
シクロアルキル部分及び炭素数1乃至4個のアルキル部
分からなるシクロアルキル−アルキル基を示し、R1b
水素原子又はR1aと同一の基を示し、R2a、R2b及びR
2cは同一又は異なって、水素原子、保護されていてもよ
い水酸基、ニトロ基、炭素数1乃至12個のアルキル
基、1乃至5個のフッ素原子で置換された炭素数1乃至
4個のアルキル基、炭素数1乃至10個のアルコキシ
基、ハロゲノ基、炭素数1乃至4個のアルキルで置換さ
れたモノ又はジアルキルアミノ基、5乃至6員環の含窒
素飽和複素環基あるいは隣接するR2a及びR2bが一緒に
なって形成する−O−(CH2 )m−O−基(mは1乃
至3の整数を示す)を示し、R3 は炭素数1乃至6個の
アルキル基を示し、R4 はA1 −R5 基(A1 は炭素数
1乃至6個のアルキレン基又は炭素数3乃至5個のアル
ケニレン基を示し、R5 はハロゲノ、炭素数1乃至4個
のアルキル又は炭素数1乃至4個のヒドロキシアルキル
を置換基として有していてもよい下記α群から選択され
る複素環基を示す)又はA2−X−A3 −R5 基(A2
は炭素数1乃至6個のアルキレン基又は炭素数3乃至5
個のアルケニレン基を示し、Xは酸素原子、硫黄原子、
NH基、炭素数1乃至4個のアルキルイミノ基、スルフ
ィニル基又はスルホニル基を示し、A3 は単結合、炭素
数1乃至6個のアルキレン基又は炭素数3乃至5個のア
ルケニレン基を示し、R5 は前述と同意義のものを示
す。但し、A2 及びA3 の炭素数の和は1乃至8であ
る。また、A3 が単結合の場合には、R5 の複素環は、
環の炭素上でXと結合する)を示し、nは0又は1を示
す。
【0010】(α群)イミダゾリル基、ピラゾリル基、
ピラゾリジニル基、1,2,4−トリアゾリル基、テト
ラゾリル基、モルホリノ基、ピペラジニル基、2−ピリ
ドン−1−イル基、2−ピリミジニル基、ピリジル基、
ピラジニル基、1,3,5−トリアジン−2−イル基、
ベンズイミダゾリル基、ピペリジニル基、ピロリジニ
ル、アゼチジニル基。
【0011】
【発明の実施の形態】上記一般式(I)におけるR1a
びR1bの「炭素数1乃至12個のアルキル基」として
は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブ
チル、イソブチル、s-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、
イソペンチル、2-メチルブチル、ネオペンチル、1-エチ
ルプロピル、n-ヘキシル、4-メチルペンチル、3-メチル
ペンチル、2-メチルペンチル、1-メチルペンチル、3,3-
ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、1,1-ジメチルブ
チル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,3-
ジメチルブチル、2-エチルブチル、ヘプチル、1-メチル
ヘキシル、2-メチルヘキシル、3-メチルヘキシル、4-メ
チルヘキシル、5-メチルヘキシル、1-プロピルブチル、
4,4-ジメチルペンチル、オクチル、1-メチルヘプチル、
2-メチルヘプチル、3-メチルヘプチル、4-メチルヘプチ
ル、5-メチルヘプチル、6-メチルヘプチル、1-プロピル
ペンチル、2-エチルヘキシル、5,5-ジメチルヘキシル、
ノニル、3-メチルオクチル、4-メチルオクチル、5-メチ
ルオクチル、6-メチルオクチル、1-プロピルヘキシル、
2-エチルヘプチル、6,6-ジメチルヘプチル、デシル、1-
メチルノニル、3-メチルノニル、8-メチルノニル、3-エ
チルオクチル、3,7-ジメチルオクチル、7,7-ジメチルオ
クチル、ウンデシル、ドデシル基等があげられ、R1b
水素原子の場合には、好適にはR1aは炭素数3乃至12
個のものであり、さらに好適には3乃至8個のものであ
り、さらにより好適には、n−プロピル、n−ブチル、
n−ペンチル及びn−ヘキシル基であり、最も好適に
は、n−ペンチル基である。また、R1bとR1aが同一の
基の場合には、好適には炭素数1乃至6個のものであ
る。
【0012】上記一般式(I)におけるR1a及びR1b
「炭素数3乃至7個のシクロアルキル部分及び炭素数1
乃至4個のアルキル部分からなるシクロアルキル−アル
キル基」としては、シクロプロピルメチル、シクロブチ
ルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチ
ル、シクロヘプチルメチル、シクロプロピルエチル、シ
クロブチルエチル、シクロペンチルエチル、シクロヘキ
シルエチル、シクロヘプチルエチル、シクロプロピルプ
ロピル、シクロブチルプロピル、シクロペンチルプロピ
ル、シクロヘキシルプロピル、シクロヘプチルプロピ
ル、シクロプロピルブチル、シクロブチルブチル、シク
ロペンチルブチル、シクロヘキシルブチル、シクロヘプ
チルブチルがあげられ、好適には2−シクロプロピルエ
チル,3−シクロブチルプロピル及び3−シクロペンチ
ルプロピル基である。
【0013】上記一般式(I)におけるR2a,R2b及び
2cの「保護されていてもよい水酸基」の「保護基」と
しては“Protective Group in Organic Synthesis", 2n
d edition, T.W. Greene & P.G.M. Wut; John Wiley an
d Sons, Inc., New York (1991) に記載されているフェ
ノール性水酸基の保護基があげられ、好適にはベンジ
ル,p−メトキシベンジル,メトキシメチル,メトキシ
エトキシメチル,アリル,t−ブチルジメチルシリル,
アセチル基である。上記一般式(I)におけるR2a、R
2b及びR2cの「炭素数1乃至12個のアルキル基」とし
ては、前述の「R1a及びR1bの「炭素数1乃至12個の
アルキル基」」にあげたものと同様のものがあげられ、
好適には炭素数1乃至5個のものであり、さらに好適に
は1乃至3個である。
【0014】上記一般式(I)におけるR2a,R2b及び
2cの「1乃至5個のフッ素原子で置換された炭素数1
乃至4個のアルキル基」としてはモノフルオロメチル,
ジフルオロメチル,トリフルオロメチル,2−トリフル
オロエチル,1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチ
ル,3−トリフルオロプロピル基等があげられ、好適に
はモノフルオロメチル,ジフルオロメチル及びトリフル
オロメチル基である。上記一般式(I)におけるR2a
2b及びR2cの「炭素数1乃至10個のアルコキシ基」
としては、メチルオキシ、エチルオキシ、n-プロピルオ
キシ、イソプロピルオキシ、n-ブチルオキシ、イソブチ
ルオキシ、s-ブチルオキシ、t-ブチルオキシ、n-ペンチ
ルオキシ、イソペンチルオキシ、2-メチルブチルオキ
シ、ネオペンチルオキシ、1-エチルプロピルオキシ、n-
ヘキシルオキシ、4-メチルペンチルオキシ、3-メチルペ
ンチルオキシ、2-メチルペンチルオキシ、1-メチルペン
チルオキシ、3,3-ジメチルブチルオキシ、2,2-ジメチル
ブチルオキシ、1,1-ジメチルブチルオキシ、1,2-ジメチ
ルブチルオキシ、1,3-ジメチルブチルオキシ、2,3-ジメ
チルブチルオキシ、2-エチルブチルオキシ、ヘプチルオ
キシ、1-メチルヘキシルオキシ、2-メチルヘキシルオキ
シ、3-メチルヘキシルオキシ、4-メチルヘキシルオキ
シ、5-メチルヘキシルオキシ、1-プロピルブチルオキ
シ、4,4-ジメチルペンチルオキシ、オクチルオキシ、1-
メチルヘプチルオキシ、2-メチルヘプチルオキシ、3-メ
チルヘプチルオキシ、4-メチルヘプチルオキシ、5-メチ
ルヘプチルオキシ、6-メチルヘプチルオキシ、1-プロピ
ルペンチルオキシ、2-エチルヘキシルオキシ、5,5-ジメ
チルヘキシルオキシ、ノニルオキシ、3-メチルオクチル
オキシ、4-メチルオクチルオキシ、5-メチルオクチルオ
キシ、6-メチルオクチルオキシ、1-プロピルヘキシルオ
キシ、2-エチルヘプチルオキシ、6,6-ジメチルヘプチル
オキシ、デシルオキシ、1-メチルノニルオキシ、3-メチ
ルノニルオキシ、8-メチルノニルオキシ、3-エチルオク
チルオキシ、3,7-ジメチルオクチルオキシ、7,7-ジメチ
ルオクチルオキシ基等があげられ、好適には、炭素数1
乃至10個のものであり、さらに好適には1乃至5個の
ものであり、最も好適には1乃至3個のものである。
【0015】上記一般式(I)におけるR2a、R2b及び
2cの「ハロゲノ基」としては、フルオロ、クロロ、ブ
ロモ、ヨード基があげられ、好適にはフルオロ、クロロ
及びブロモ基である。
【0016】上記一般式(I)におけるR2a、R2b及び
2cの「炭素数1乃至4個のアルキルで置換されたモノ
又はジアルキルアミノ基」としては、メチルアミノ、ジ
メチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、プロピ
ルアミノ、ジプロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ジ
イソプロピルアミノ、ブチルアミノ、ジブチルアミノ、
イソブチルアミノ、ジイソブチルアミノ基等があげら
れ、好適には、メチルアミノ、ジメチルアミノ及びエチ
ルアミノ基である。
【0017】上記一般式(I)におけるR2a、R2b及び
2cの「5乃至6員環の含窒素飽和複素環基」として
は、ピロリジノ、ピペリジノ、ピロリジニル、ピペリジ
ニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペラジニ
ル、モルホリノ、モルホリニル基等があげられ、好適に
は、ピロリジノ、モルホリノ基である。
【0018】上記一般式(I)におけるR2a,R2b及び
2cの「隣接するR2a及びR2bが一緒になって形成する
−O−(CH2 )m−O−基(mは1乃至3の整数を示
す)」としてはメチレンジオキシ,エチレンジオキシ,
プロピレンジオキシ基があげられ、好適にはメチレンジ
オキシ,エチレンジオキシ基である。
【0019】上記一般式(I)の部分構造である一般式
【0020】
【化5】
【0021】において、好適な置換フェニル基として
は、3,4−メチレンジオキシフェニル、2,3−メチ
レンジオキシフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、
3−メトキシフェニル、2−クロロフェニル、3−クロ
ロフェニル、4−クロロフェニル、2−メトキシフェニ
ル、2,3,4−トリメトキシフェニル、2,4,5−
トリメトキシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェ
ニル、2−メチルフェニル、4−メトキシフェニル、
2,4−ジメトキシフェニル、3,4−ジメトキシフェ
ニル、2,6−ジメトキシフェニル、2,5−ジメトキ
シフェニル、2−エトキシフェニル、2−ヒドロキシ−
3−メトキシフェニル,2−メトキシ−4−ヒドロキシ
フェニル,2−メトキシ−5−ヒドロキシフェニル,2
−ベンジルオキシ−3−メトキフェニル,2−メトキシ
−4−ベンジルオキシフェニル,2,3−エチレンジオ
キシフェニル,3,4−エチレンジオキシフェニル,2
−トリフルオロメチルフェニル,3−トリフルオロメチ
ルフェニル,2−プロピルフェニル,3−ブチルフェニ
ル,2,3−ジエトキシフェニル,2−フルオロフェニ
ル,1−ニトロフェニル,2−クロロ−4−ニトロフェ
ニル,2−メトキシ−4−ジメチルアミノフェニル,2
−メトキシ−4−メチルアミノフェニル,2−メトキシ
−5−ジメチルアミノフェニル,2,3−ジメトキシ−
4−ジメチルアミノフェニル,2,3−ジメトキシ−5
−メチルアミノフェニル基であり、より好適には、2−
メチルフェニル、2−プロピルフェニル、3−ブチルフ
ェニル、2,3−ジエトキシフェニル、2−フルオロフ
ェニル、2−クロロフェニル、2,3−メチレンジオキ
シフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、2−メトキ
シフェニル、2−エトキシフェニル、2−ヒドロキシ−
3−メトキシフェニル,2−メトキシ−4−ヒドロキシ
フェニル,2−クロロ−4−ニトロフェニル,2−トリ
フルオロメチルフェニル,3−トリフルオロメチルフェ
ニル,2,4−ジメトキシフェニル,2,5−ジメトキ
シフェニル,2,4,5−トリメトキシフェニル,2−
メトキシ−4−ジメチルアミノフェニル,2−メトキシ
−4−メチルアミノフェニル,2,3−ジメトキシ−4
−ジメチルアミノフェニル,2,3−ジメトキシ−5−
ジメチルアミノフェニル,2,3−エチレンジオキシフ
ェニル基であり、さらに好適には、2,3−メチレンジ
オキシフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、2−メ
トキシフェニル、2−エトキシフェニル、2−ヒドロキ
シ−3−メトキシフェニル,2−メトキシ−4−ヒドロ
キシフェニル,2−クロロ−4−ニトロフェニル,2−
メチルフェニル,2−トリフルオロメチルフェニル,
2,4−ジメトキシフェニル、2,4,5−トリメトキ
シフェニル、2,5−ジメトキシフェニル,2−フルオ
ロフェニル,2−クロロフェニル、2−メトキシ−4−
ジメチルアミノフェニル,2,3−ジメトキシ−4−ジ
メチルアミノフェニル、2,3−ジメトキシ−5−ジメ
チルアミノフェニル,2,3−エチレンジオキシフェニ
ル基であり、最も好適には、2−ヒドロキシ−3−メト
キシフェニル、2−クロロフェニル、2−トリフルオロ
メチルフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、2,4
−ジメトキシフェニル、2,4,5−トリメトキシフェ
ニル、2,3−メチレンジオキシフェニル、2,3−エ
チレンジオキシフェニル、2,3−ジメトキシ−5−ジ
メチルアミノフェニル又は2−メトキシ−4−ジメチル
アミノフェニル基である。
【0022】上記一般式(I)におけるR3 の「炭素数
1乃至6個のアルキル基」としては、メチル、エチル、
n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、s-
ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、2-メチ
ルブチル、ネオペンチル、1-エチルプロピル、n-ヘキシ
ル、4-メチルペンチル、3-メチルペンチル、2-メチルペ
ンチル、1-メチルペンチル、3,3-ジメチルブチル、2,2-
ジメチルブチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブ
チル、1,3-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、2-エ
チルブチル基があげられ、好適には、炭素数2乃至4個
のものであり、さらに好適には3乃至4個のもの(特に
イソプロピル、tert−ブチル基)である。 上記一
般式(I)におけるR4 が「A1 −R5 基」の場合のA
1 の「炭素数1乃至6個のアルキレン基」としては、メ
チレン、エチレン、プロピレン、テトラメチレン、ペン
タメチレン、ヘキサメチレン基があげられ、好適には、
炭素数1乃至4個のものである。
【0023】上記一般式(I)におけるR4 が「A1
5 基」の場合のA1 の「炭素数3乃至5個のアルケニ
レン基」としては、2-プロペニレン、1-メチル-2- プロ
ペニレン、2-メチル-2- プロペニレン、2-エチル-2- プ
ロペニレン、2-ブテニレン、1-メチル-2- ブテニレン、
2-メチル-2- ブテニレン、1-エチル-2- ブテニレン、3-
ブテニレン、1-メチル-3- ブテニレン、2-メチル-3- ブ
テニレン、1-エチル-3- ブテニレン、2-ペンテニレン基
等があげられ、好適には、炭素数3乃至4個のものであ
り、さらに好適には3個のものである。
【0024】上記一般式(I)におけるR4 の「A1
5 基」及び「A2 −X−A3 −R5 基」のR5 の「ハ
ロゲノ、炭素数1乃至4個のアルキル又は炭素数1乃至
4個のヒドロキシアルキルを置換基として有していても
よい下記α群から選択される複素環基」における「ハロ
ゲノ」とはフルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードであり、
「炭素数1乃至4個のアルキル」とはメチル、エチル、
n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、s-
ブチル、t-ブチルであり、「炭素数1乃至4個のヒドロ
キシアルキル」とはヒドロキシメチル、2−ヒドロキシ
エチル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチ
ル基である。
【0025】上記一般式(I)におけるR4 が「A1
5 基」の場合のR5 の「ハロゲノ、炭素数1乃至4個
のアルキル又は炭素数1乃至4個のヒドロキシアルキル
を置換基として有していてもよい下記α群から選択され
る複素環基」全体としては、1−イミダゾリル、2−メ
チル−1−イミダゾリル、2−エチル−1−イミダゾリ
ル、2−プロピル−1−イミダゾリル、2−イソプロピ
ル−1−イミダゾリル、4,5−ジメチル−1−イミダ
ゾリル、4−メチル−1−イミダゾリル、4,5−ジエ
チル−1−イミダゾリル、4−ヒドロキシメチル−1−
イミダゾリル、1−ピラゾリル、4−メチル−1−ピラ
ゾリル、4−エチル−1−ピラゾリル、3,5−ジメチ
ル−1−ピラゾリル、3,5−ジエチル−1−ピラゾリ
ル、3−ブロモ−1−ピラゾリル、1,2,4−トリア
ゾール−1−イル、1H−テトラゾール−1−イル、ベ
ンズイミダゾール−1−イル、2−ピリドン−1−イ
ル、モルホリノ、4−メチル−1−ピペラジル、4−エ
チル−1−ピペラジル、4−プロピル−1−ピペラジ
ル、1−ピペリジニル、1−ピロリジニル、1−ピラゾ
リジニル及び1−アゼチジニル基等があげられ、好適に
は、1−イミダゾリル、2−メチル−1−イミダゾリ
ル、2−エチル−1−イミダゾリル、2−プロピル−1
−イミダゾリル、2−イソプロピル−1−イミダゾリ
ル、4,5−ジメチル−1−イミダゾリル、1−ピラゾ
リル、4−メチル−1−ピラゾリル、4−エチル−1−
ピラゾリル、3,5−ジメチル−1−ピラゾリル、3,
5−ジエチル−1−ピラゾリル、1H−テトラゾール−
1−イル、ベンズイミダゾール−1−イル、2−ピリド
ン−1−イル、モルホリノ、4−メチル−1−ピペラジ
ル、1−ピペリジニル及び1−ピロリジニル基である。
【0026】上記一般式(I)におけるR4 が「A2
X−A3 −R5 基」の場合のXの「炭素数1乃至4個の
アルキルイミノ基」としては、メチルイミノ、エチルイ
ミノ、プロピルイミノ、ブチルイミノ基等があげられ
る。
【0027】上記一般式(I)におけるR4 が「A2
X−A3 −R5 基」の場合のA2 の「炭素数1乃至6個
のアルキレン基」としては、前述の「R4 が「A1 −R
5 基」の場合のA1 」においてあげられたものと同意義
を示し、好適にはメチレン、エチレン、プロピレン、ブ
チレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン基である。上
記一般式(I)におけるR4 が「A2 −X−A3 −R5
基」の場合のA2 の「炭素数3乃至5個のアルケニレン
基」としては、前述の「R4 が「A1 −R5基」の場合
のA1 」においてあげられたものと同意義を示し、好適
には2−プロペニレン基である。
【0028】上記一般式(I)におけるR4 が「A2
X−A3 −R5 基」の場合のA3 の「炭素数1乃至6個
のアルキレン基」としては、前述の「R4 が「A1 −R
5 基」の場合のA1 」においてあげられたものと同意義
を示し、好適には単結合、メチレン、エチレン、プロピ
レン、ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン基で
ある。
【0029】上記一般式(I)におけるR4 が「A2
X−A3 −R5 基」の場合のA3 の「炭素数3乃至5個
のアルケニレン基」としては、前述の「R4 が「A1
5基」の場合のA1 」においてあげられたものと同意
義を示し、好適には2−プロペニレン基である。
【0030】上記一般式(I)におけるR4 が「A2
X−A3 −R5 基」の場合のR5 の「ハロゲノ、炭素数
1乃至4個のアルキル又は炭素数1乃至4個のヒドロキ
シアルキルを置換基として有していてもよい下記α群か
ら選択される複素環基」全体としては、A3 が単結合で
ない場合には、前述の「「A1 −R5 基」の場合」に挙
げられたものと同様のものがあげられ、好適には、1−
イミダゾリル、2−メチル−1−イミダゾリル、2−エ
チル−1−イミダゾリル、2−プロピル−1−イミダゾ
リル、2−イソプロピル−1−イミダゾリル、4,5−
ジメチル−1−イミダゾリル、1−ピラゾリル、4−メ
チル−1−ピラゾリル、4−エチル−1−ピラゾリル、
3,5−ジメチル−1−ピラゾリル、3,5−ジエチル
−1−ピラゾリル、1H−テトラゾール−1−イル、ベ
ンズイミダゾール−1−イル、2−ピリドン−1−イ
ル、モルホリノ、4−メチル−1−ピペラジル、1−ピ
ペリジニル及び1−ピロリジニル基である。
【0031】上記一般式(I)におけるR4 が「A2
X−A3 −R5 基」の場合のR5 の「ハロゲノ、炭素数
1乃至4個のアルキル又は炭素数1乃至4個のヒドロキ
シアルキルを置換基として有していてもよい下記α群か
ら選択される複素環基」全体としては、A3 が単結合の
場合には、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジ
ル、2−ピリミジニル、1,3,5−トリアジン−2−
イル、2−イミダゾリル、1−メチル−2−イミダゾリ
ル、1−エチル−2−イミダゾリル、2−ベンズイミダ
ゾリル、1−メチル−2−ベンズイミダゾリル、1,
3,4−トリアゾール−2−イル及び2−ピラジニル基
があげられ、好適には、2−ピリジル、2−ピリミジニ
ル基である。
【0032】上記一般式(I)におけるR4 の「A1
5 基」全体として、好適なものは(1−イミダリゾ
ル)メチル、(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ル、(2−エチル−1−イミダゾリル)メチル、(2−
プロピル−1−イミダゾリル)メチル、(2−イソプロ
ピル−1−イミダゾリル)メチル、(4,5−ジメチル
−1−イミダゾリル)メチル、(4−ヒドロキシメチル
−1−イミダゾリル)メチル、2−(1−イミダゾリ
ル)エチル、2−(2−メチル−1−イミダゾリル)エ
チル、3−(1−イミダゾリル)プロピル、3−(2−
エチル−1−イミダゾリル)プロピル、3−(1−イミ
ダゾリル)−1−プロペニル、3−(2−イソプロピル
−1−イミダゾリル)−1−プロペニル、4−(1−イ
ミダゾリル)ブチル、(1−ピラゾリル)メチル、(4
−メチル−1−ピラゾリル)メチル、(4−エチル−1
−ピラゾリル)メチル、(3,5−ジメチル−1−ピラ
ゾリル)メチル、(3,5−ジエチル−1−ピラゾリ
ル)メチル、2−(1−ピラゾリル)エチル、2−(4
−メチル−1−ピラゾリル)エチル、2−(3,5−ジ
メチル−1−ピラゾリル)エチル、3−(1−ピラゾリ
ル)プロピル、3−(4−メチル−1−ピラゾリル)プ
ロピル、3−(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)プ
ロピル、3−(1−ピラゾリル)−1−プロペニル、3
−(4−メチル−1−ピラゾリル)−1−プロペニル、
3−(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)−1−プロ
ペニル、4−(1−ピラゾリル)ブチル、(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)メチル、3−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)プロピル、(1H−テトラ
ゾール−1−イル)メチル、3−(1H−テトラゾール
−1−イル)プロピル、(ベンズイミダゾール−1−イ
ル)メチル、3−(ベンズイミダゾール−1−イル)プ
ロピル、(2−ピリドン−1−イル)メチル、3−(2
−ピリドン−1−イル)プロピル、3−(2−ピリドン
−1−イル)−1−プロペニル、モルホリノメチル、2
−モルホリノエチル、3−モルホリノプロピル、3−モ
ルホリノ−1−プロペニル、(4−メチル−1−ピペラ
ジル)メチル、(4−エチル−1−ピペラジル)メチ
ル、2−(4−メチル−1−ピペラジル)エチル、3−
(4−メチル−1−ピペラジル)プロピル、3−(4−
エチル−1−ピペラジル)−1−プロペニル、(1−ピ
ペリジニル)メチル、3−(1−ピペリジニル)プロピ
ル、(1−ピロリジニル)メチル及び3−(1−ピロリ
ジニル)プロピル基であり、さらに好適なものは(1−
イミダリゾル)メチル、(2−メチル−1−イミダゾリ
ル)メチル、(2−エチル−1−イミダゾリル)メチ
ル、(2−プロピル−1−イミダゾリル)メチル、(2
−イソプロピル−1−イミダゾリル)メチル、2−(1
−イミダゾリル)エチル、3−(2−エチル−1−イミ
ダゾリル)プロピル、3−(2−イソプロピル−1−イ
ミダゾリル)プロペニル、4−(1−イミダゾリル)ブ
チル、(1−ピラゾリル)メチル、(4−メチル−1−
ピラゾリル)メチル、(4−エチル−1−ピラゾリル)
メチル、(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)メチ
ル、2−(1−ピラゾリル)エチル、2−(4−メチル
−1−ピラゾリル)エチル、3−(1−ピラゾリル)プ
ロピル、3−(4−メチル−1−ピラゾリル)プロピ
ル、3−(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)プロピ
ル、3−(1−ピラゾリル)−1−プロペニル、4−
(1−ピラゾリル)ブチル、(1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)メチル、(1H−テトラゾール−1−イ
ル)メチル、(ベンズイミダゾール−1−イル)メチ
ル、(2−ピリドン−1−イル)メチル、3−(2−ピ
リドン−1−イル)プロピル、モルホリノメチル、2−
モルホリノエチル、3−モルホリノプロピル、3−モル
ホリノ−1−プロペニル、(4−メチル−1−ピペラジ
ル)メチル、(4−エチル−1−ピペラジル)メチル、
3−(4−メチル−1−ピペラジル)プロピル、(1−
ピペリジニル)メチル及び(1−ピロリジニル)メチル
基であり、最も好適には、(1−イミダゾリル)メチ
ル、(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル、(2−
エチル−1−イミダゾリル)メチル、2−(1−イミダ
ゾリル)エチル、(1−ピラゾリル)メチル、(4−メ
チル−1−ピラゾリル)メチル、(3,5−ジメチル−
1−ピラゾリル)メチル、2−(1−ピラゾリル)エチ
ル、3−(1−ピラゾリル)プロピル及び(2−ピリド
ン−1−イル)メチル基である。
【0033】上記一般式(I)におけるR4 の「A2
X−A3 −R5 基」全体として、好適なものは、A3
単結合でない場合には、2−(1−イミダゾリル)エト
キシメチル、3−(1−イミダゾリル)プロポキシメチ
ル、2−(2−メチル−1−イミダゾリル)エトキシメ
チル、3−(2−メチル−1−イミダゾリル)プロポキ
シメチル、2−(2−エチル−1−イミダゾリル)エト
キシメチル、3−(2−エチル−1−イミダゾリル)プ
ロポキシメチル、2−(1−ピラゾリル)エトキシメチ
ル、3−(1−ピラゾリル)プロポキシメチル、2−
(4−メチル−1−ピラゾリル)エトキシメチル、3−
(4−メチル−1−ピラゾリル)プロポキシメチル、2
−(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)エトキシメチ
ル、3−(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)プロポ
キシメチル、2−(モルホリノ)エトキシメチル及び3
−(モルホリノ)プロポキシメチル基であり、さらに好
適なものは、2−(2−エチル−1−イミダゾリル)エ
トキシメチル、3−(2−エチル−1−イミダゾリル)
プロポキシメチル、2−(1−ピラゾリル)エトキシメ
チル、3−(1−ピラゾリル)プロポキシメチル、2−
(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)エトキシメチ
ル、2−(モルホリノ)エトキシメチル及び3−(モル
ホリノ)プロポキシメチル基であり、A4 が単結合の場
合には、好適には(2−ピリジル)チオメチル、(3−
ピリジル)チオメチル、(4−ピリジル)チオメチル、
2−(4−ピリジル)チオプロピル、3−(2−ピリジ
ル)チオプロピル、3−(2−ピリジル)チオ−1−プ
ロペニル、(2−ピリミジニル)チオメチル、2−(1
−ピリミジニル)チオエチル、3−(2−ピリミジニ
ル)チオプロピル、(2−イミダゾリル)チオメチル、
(1−メチル−2−イミダゾリル)チオメチル、3−
(2−イミダゾリル)チオプロピル、3−(1−メチル
−2−イミダゾリル)−1−プロペニル、(2−ベンズ
イミダゾリル)チオメチル、3−(2−ベンズイミダゾ
リル)プロピル、(1,2,4−トリアゾール−2−イ
ル)チオメチル、3−(1,2,4−トリアゾール−2
−イル)チオプロピル、(1,3,5−トリアジン−2
−イル)チオメチル、(2−ピリジル)スルフィニルメ
チル、(2−ピリジル)スルホニルメチル、(2−ピリ
ミジニル)スルホニルメチル、(1−メチル−2−イミ
ダゾリル)スルホニルメチル、(1,3,5−トリアジ
ン−2−イル)スルホニルメチル、(1−メチル−1,
2,4−トリアゾール−2−イル)スルホニルメチル、
(2−ピリミジニル)アミノメチル基であり、さらに好
適なものは(2−ピリジル)チオメチル、(3−ピリジ
ル)チオメチル、(4−ピリジル)チオメチル、3−
(2−ピリジル)チオプロピル、3−(2−ピリジル)
チオ−1−プロペニル、(2−ピリミジニル)チオメチ
ル、3−(2−ピリミジニル)チオプロピル、(1−メ
チル−2−イミダゾリル)チオメチル、3−(2−イミ
ダゾリル)チオプロピル、(2−ベンズイミダゾリル)
チオメチル、(2−ピリジル)スルホニルメチル,(2
−ピリミジニル)スルホニルメチル、(1−メチル−2
−イミダゾリル)スルホニルメチル,(1,3,5−ト
リアジン−2−イル)スルホニルメチル、(1,3,5
−トリアジン−2−イル)チオメチル及び(2−ピリミ
ジニル)アミノメチル基であり、最も好適には、(2−
ピリジル)チオメチル、(1,3,5−トリアジン−2
−イル)チオメチル、(2−ピリミジニル)スルホニル
メチル及び(2−ピリミジニル)アミノメチル基であ
る。
【0034】R4 全体として、好適なものは、(1−イ
ミダリゾル)メチル、(2−メチル−1−イミダゾリ
ル)メチル、(2−エチル−1−イミダゾリル)メチ
ル、(2−プロピル−1−イミダゾリル)メチル、(2
−イソプロピル−1−イミダゾリル)メチル、2−(1
−イミダゾリル)エチル、3−(2−エチル−1−イミ
ダゾリル)プロピル、3−(2−イソプロピル−1−イ
ミダゾリル)プロペニル、4−(1−イミダゾリル)ブ
チル、(1−ピラゾリル)メチル、(4−メチル−1−
ピラゾリル)メチル、(4−エチル−1−ピラゾリル)
メチル、(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)メチ
ル、2−(1−ピラゾリル)エチル、2−(4−メチル
−1−ピラゾリル)エチル、3−(1−ピラゾリル)プ
ロピル、3−(4−メチル−1−ピラゾリル)プロピ
ル、3−(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)プロピ
ル、3−(1−ピラゾリル)−1−プロペニル、4−
(1−ピラゾリル)ブチル、(1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)メチル、(1H−テトラゾール−1−イ
ル)メチル、(ベンズイミダゾール−1−イル)メチ
ル、(2−ピリドン−1−イル)メチル、3−(2−ピ
リドン−1−イル)プロピル、モルホリノメチル、2−
モルホリノエチル、3−モルホリノプロピル、3−モル
ホリノ−1−プロペニル、(4−メチル−1−ピペラジ
ル)メチル、(4−エチル−1−ピペラジル)メチル、
3−(4−メチル−1−ピペラジル)プロピル、(1−
ピペリジニル)メチル、(1−ピロリジニル)メチル、
2−(2−エチル−1−イミダゾリル)エトキシメチ
ル、3−(2−エチル−1−イミダゾリル)プロポキシ
メチル、2−(1−ピラゾリル)エトキシメチル、3−
(1−ピラゾリル)プロポキシメチル、2−(3,5−
ジメチル−1−ピラゾリル)エトキシメチル、2−(モ
ルホリノ)エトキシメチル、3−(モルホリノ)プロポ
キシメチル、(2−ピリジル)チオメチル、(3−ピリ
ジル)チオメチル、(4−ピリジル)チオメチル、3−
(2−ピリジル)チオプロピル、3−(2−ピリジル)
チオ−1−プロペニル、(2−ピリミジニル)チオメチ
ル、3−(2−ピリミジニル)チオプロピル、(1−メ
チル−2−イミダゾリル)チオメチル、3−(2−イミ
ダゾリル)チオプロピル、(2−ベンズイミダゾリル)
チオメチル、(2−ピリジル)スルホニルメチル,(2
−ピリミジニル)スルホニルメチル,(1−メチル−2
−イミダゾリル)スルホニルメチル,(1,3,5−ト
リアジン−2−イル)スルホニルメチル,(2−ピリミ
ジニル)アミノメチル基であり、最も好適には、(1−
イミダゾリル)メチル、(2−メチル−1−イミダゾリ
ル)メチル、(2−エチル−1−イミダゾリル)メチ
ル、2−(1−イミダゾリル)エチル、3−(1−イミ
ダゾリル)プロピル、(1−ピラゾリル)メチル、(4
−メチル−1−ピラゾリル)メチル、(3,5−ジメチ
ル−1−ピラゾリル)メチル、2−(1−ピラゾリル)
エチル、3−(1−ピラゾリル)プロピル、(2−ピリ
ドン−1−イル)メチル、(2−ピリミジニル)スルホ
ニルメチル、(2−ピリミジニル)アミノメチルまたは
(2−ピリミジニル)チオメチル基である。本発明の化
合物(I)の中には、塩にすることができるものがあ
り、そのような塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、沃
化水素酸塩のようなハロゲン化水素酸塩、硝酸塩、過塩
素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸塩;メタンスルホン
酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、エタンスルホ
ン酸塩のような低級アルカンスルホン酸塩、ベンゼンス
ルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩のようなアリ−ル
スルホン酸塩、フマ−ル酸塩、コハク酸塩、クエン酸
塩、酢酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、マレイン酸塩等の有機
酸塩及びグルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のようなア
ミノ酸塩を挙げることができ、好適には、塩酸塩及びp-
トルエンスルホン酸塩である。
【0035】本発明の化合物(I)の中には、不斉炭素
を有するものがあり、各々が R配位、S配位である立
体異性体が存在するが、その各々、或いはそれらの混合
物のいずれも本発明に包含される。
【0036】本発明の化合物(I)において、好適な化
合物としては、 1)R1aが炭素数3乃至8個のアルキル基であり、R1b
が水素原子である化合物、 2)R1aがn−プロピル、n−ブチル、n−ペンチルま
たはn−ヘキシル基であり、R1bが水素原子である化合
物、 3)R1aがn−ペンチル基であり、R1bが水素原子であ
る化合物、 4)R1a及びR1bが炭素数1乃至6個のアルキル基であ
る化合物、 5)部分構造
【0037】
【化6】
【0038】が2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニ
ル、2−クロロフェニル、2−トリフルオロメチルフェ
ニル、2,3−ジメトキシフェニル、2,4−ジメトキ
シフェニル、2,4,5−トリメトキシフェニル、2,
3−メチレンジオキシフェニル、2,3−エチレンジオ
キシフェニル、2,3−ジメトキシ−5−ジメチルアミ
ノフェニル又は2−メトキシ−4−ジメチルアミノフェ
ニルである化合物、 6)R3 がイソプロピルまたはt−ブチル基である化合
物、 7)R4 が(1−イミダゾリル)メチル、(2−メチル
−1−イミダゾリル)メチル、(2−エチル−1−イミ
ダゾリル)メチル、2−(1−イミダゾリル)エチル、
3−(1−イミダゾリル)プロピル、(1−ピラゾリ
ル)メチル、(4−メチル−1−ピラゾリル)メチル、
(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)メチル、2−
(1−ピラゾリル)エチル、3−(1−ピラゾリル)プ
ロピル、(2−ピリドン−1−イル)メチル、(2−ピ
リミジニル)チオメチルまたは(2−ピリミジニル)ア
ミノメチル基である化合物、 8)nが0である化合物をあげることができる。 本発明の代表的化合物としては、例えば、表1乃至表3
に記載する化合物を挙げることができるが、本発明はこ
れらの化合物に限定されるものではない。
【0039】表1乃至表3において、使用される略号
は、以下の通りである。すなわち、Imdは1−イミダ
ゾリル基を、2−Me−Imdは2−メチル−1−イミ
ダゾリル基を、2−Et−Imdは2−エチル−1−イ
ミダゾリル基を、1−Me−2−Imdは1−メチル−
2−イミダゾリル基を、2−Pr−Imdは2−イソ
プロピル−1−イミダゾリル基を、Pyrzは1−ピラ
ゾリル基を、3−Br−Pyrzは3−ブロモ−1−ピ
ラゾリル基を、Tetzは1H−テトラゾール−1−イ
ル基を、1,2,4−Trzは1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル基を、Morpはモルホリノ基、4−Me
−Pyprは4−メチル−1−ピペラジニル基を、N−
Prdnは2−ピリドン−1−イル基を、N−Pipe
は1−ピペリジニル基を、N−Pyroは1−ピロリジ
ニル基を、2−Triazinは1,3,5−トリアジ
ン−2−イル基を、S−2−Pyは(2−ピリジル)チ
オ基を、S−3−Pyは(3−ピリジル)チオ基を、S
−4−Pyは(4−ピリジル)チオ基を、S(O)−2
−Pyは(2−ピリジル)スルフィニル基を、SO2
2−Pyは(2−ピリジル)スルフォニル基を、S
(O)−2−Pymは(2−ピリミジニル)スルフィニ
ル基を、S−1−Me−2−(124−Trz)は(1
−メチル−1,2,4−トリアゾール−2−イル)チオ
基を、Meはメチル基を、Etはエチル基を、Prはプ
ロピル基を、Prはイソプロピル基を、Buはブチル
基を、Buはtert−ブチル基を、Pnはペンチル
基を、Hxはヘキシル基を、Hpはペプチル基を、Oc
はオクチル基を、Nonはノニル基を、Decはデシル
基を、Undはウンデシル基を、Dodはドデシル基
を,PhCH2 はベンジル基を、MsOHはメタンスル
ホン酸を,TsOHはp−トルエンスルホン酸を,Et
eはエチレン基を,Preはプロピレン基を、Tteは
テトラメチレン基を、Ppeは−CH=CH−CH2
基(左端がR3 と同じフェニル基に結合する)を、MO
Eは−CH2 O(CH22 −基(左端がR3 と同じフ
ェニル基に結合する)を、MOPは−CH2 O(CH
23−基(左端がR3 と同じフェニル基に結合する)
を、Cpn−Prは3−シクロペンチルプロピル基を、
Cpn−Etは2−シクロペンチルエチル基を、Cpn
−CH2 はシクロペンチルメチル基を示す。
【0040】
【化7】
【0041】
【表1】 ──────────────────────────────────── No R1a R2d R2e R2f R2g R2h34 n ──────────────────────────────────── 0001 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0002 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0003 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd HBr 0 0004 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd maleic acid 0 0005 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd fumaric acid 0 0006 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd succinic acid 0 0007 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd tartaric acid 0 0008 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd MsOH 0 0009 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd TsOH 0 0010 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd 0 0011 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd HCl 0 0012 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0013 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd HCl 0 0014 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-iPr-Imd 0 0015 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-iPr-Imd HCl 0 0016 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0017 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0018 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz HBr 0 0019 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz maleic acid 0 0020 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz fumaric acid 0 0021 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz succinic acid0 0022 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz tartaric acid0 0023 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz MsOH 0 0024 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz TsOH 0 0025 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0026 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0027 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HBr 0 0028 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz TsOH 0 0029 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-3,5-di-Me-Pyrz 0 0030 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-3,5-di-Me-Pyrz HCl0 0031 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-3,5-di-Me-Pyrz HBr0 0032 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-3-Br-Pyrz 0 0033 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-3-Br-Pyrz HCl 0 0034 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Tetz 0 0035 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Tetz HCl 0 0036 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-1,2,4-Trz 0 0037 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-1,2,4-Trz HCl 0 0038 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0039 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0040 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pypr 0 0041 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pypr 2HCl 0 0042 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-N-Prdn 0 0043 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-N-Pipe 0 0044 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-N-Pipe HCl 0 0045 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-N-Pyro 0 0046 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-N-Pyro HCl 0 0047 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd 0 0048 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd HCl 0 0049 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd HBr 0 0050 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd maleic acid 0 0051 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd fumaric acid 0 0052 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd succinic acid 0 0053 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd tartaric acid 0 0054 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd MsOH 0 0055 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Imd TsOH 0 0056 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-2-Me-Imd 0 0057 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-2-Me-Imd HCl 0 0058 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-2-Et-Imd 0 0059 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-2-Et-Imd HCl 0 0060 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-2-iPr-Imd 0 0061 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-2-iPr-Imd HCl 0 0062 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz 0 0063 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz HCl 0 0064 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz HBr 0 0065 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz maleic acid 0 0066 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz fumaric acid 0 0067 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz succinic acid0 0068 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz tartaric acid0 0069 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz MsOH 0 0070 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz TsOH 0 0071 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-4-Me-Pyrz 0 0072 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-4-Me-Pyrz HCl 0 0073 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-4-Me-Pyrz HBr 0 0074 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-4-Me-Pyrz TsOH 0 0075 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-3,5-di-Me-Pyrz 0 0076 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-3,5-di-Me-Pyrz HCl0 0077 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-3,5-di-Me-Pyrz HBr0 0078 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-3-Br-Pyrz 0 0079 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-3-Br-Pyrz HCl 0 0080 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Tetz 0 0081 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Tetz HCl 0 0082 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-1,2,4-Trz 0 0083 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-1,2,4-Trz HCl 0 0084 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Morp 0 0085 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-Morp HCl 0 0086 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-4-Me-Pypr 0 0087 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-4-Me-Pypr 2HCl 0 0088 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-N-Prdn 0 0089 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-N-Pipe 0 0090 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-N-Pipe HCl 0 0091 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-N-Pyro 0 0092 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ete-N-Pyro HCl 0 0093 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd 0 0094 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd HCl 0 0095 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd HBr 0 0096 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd maleic acid 0 0097 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd fumaric acid 0 0098 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd succinic acid 0 0099 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd tartaric acid 0 0100 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd MsOH 0 0101 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Imd TsOH 0 0102 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-2-Me-Imd 0 0103 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-2-Me-Imd HCl 0 0104 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-2-Et-Imd 0 0105 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-2-Et-Imd HCl 0 0106 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-2-iPr-Imd 0 0107 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-2-iPr-Imd HCl 0 0108 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz 0 0109 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz HCl 0 0110 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz HBr 0 0111 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz maleic acid 0 0112 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz fumaric acid 0 0113 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz succinic acid0 0114 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz tartaric acid0 0115 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz MsOH 0 0116 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz TsOH 0 0117 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-4-Me-Pyrz 0 0118 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-4-Me-Pyrz HCl 0 0119 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-4-Me-Pyrz HBr 0 0120 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-4-Me-Pyrz TsOH 0 0121 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-3,5-di-Me-Pyrz 0 0122 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-3,5-di-Me-Pyrz HCl0 0123 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-3,5-di-Me-Pyrz HBr0 0124 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-3-Br-Pyrz 0 0125 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-3-Br-Pyrz HCl 0 0126 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Tetz 0 0127 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Tetz HCl 0 0128 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-1,2,4-Trz 0 0129 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-1,2,4-Trz HCl 0 0130 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Morp 0 0131 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-Morp HCl 0 0132 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-4-Me-Pypr 0 0133 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-4-Me-Pypr 2HCl 0 0134 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-N-Prdn 0 0135 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-N-Pipe 0 0136 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-N-Pipe HCl 0 0137 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-N-Pyro 0 0138 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Pre-N-Pyro HCl 0 0139 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd 0 0140 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd HCl 0 0141 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd HBr 0 0142 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd maleic acid 0 0143 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd fumaric acid 0 0144 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd succinic acid 0 0145 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd tartaric acid 0 0146 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd MsOH 0 0147 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Imd TsOH 0 0148 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-2-Me-Imd 0 0149 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-2-Me-Imd HCl 0 0150 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-2-Et-Imd 0 0151 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-2-Et-Imd HCl 0 0152 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-2-iPr-Imd 0 0153 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-2-iPr-Imd HCl 0 0154 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz 0 0155 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz HCl 0 0156 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz HBr 0 0157 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz maleic acid 0 0158 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz fumaric acid 0 0159 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz succinic acid0 0160 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz tartaric acid0 0161 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz MsOH 0 0162 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Pyrz TsOH 0 0163 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-4-Me-Pyrz 0 0164 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-4-Me-Pyrz HCl 0 0165 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-4-Me-Pyrz HBr 0 0166 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-4-Me-Pyrz TsOH 0 0167 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-3,5-di-Me-Pyrz 0 0168 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-3,5-di-Me-Pyrz HCl0 0169 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-3,5-di-Me-Pyrz HBr0 0170 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-3-Br-Pyrz 0 0171 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-3-Br-Pyrz HCl 0 0172 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Tetz 0 0173 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Tetz HCl 0 0174 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-1,2,4-Trz 0 0175 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-1,2,4-Trz HCl 0 0176 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Morp 0 0177 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-Morp HCl 0 0178 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-4-Me-Pypr 0 0179 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-4-Me-Pypr 2HCl 0 0180 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-N-Prdn 0 0181 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-N-Pipe 0 0182 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-N-Pipe HCl 0 0183 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-N-Pyro 0 0184 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Tte-N-Pyro HCl 0 0185 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd 0 0186 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd HCl 0 0187 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd HBr 0 0188 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd maleic acid 0 0189 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd fumaric acid 0 0190 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd succinic acid 0 0191 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd tartaric acid 0 0192 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd MsOH 0 0193 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Imd TsOH 0 0194 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-2-Me-Imd 0 0195 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-2-Me-Imd HCl 0 0196 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-2-Et-Imd 0 0197 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-2-Et-Imd HCl 0 0198 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-2-iPr-Imd 0 0199 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-2-iPr-Imd HCl 0 0200 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz 0 0201 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz HCl 0 0202 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz HBr 0 0203 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz maleic acid 0 0204 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz fumaric acid 0 0205 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz succinic acid0 0206 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz tartaric acid0 0207 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz MsOH 0 0208 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-Pyrz TsOH 0 0209 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-4-Me-Pyrz 0 0210 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-4-Me-Pyrz HCl 0 0211 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-4-Me-Pyrz HBr 0 0212 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-4-Me-Pyrz TsOH 0 0213 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-3,5-di-Me-Pyrz 0 0214 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-3,5-di-Me-Pyrz HCl0 0215 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-Ppe-3,5-di-Me-Pyrz HBr0 0216 Pn 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5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0500 Hx MeO H H MeO H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0501 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0502 Oc MeO H H MeO H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0503 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2-Imd 1 0504 Pn MeO H H MeO H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0505 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0506 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0507 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0508 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0509 Bu MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0510 Bu MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0511 Pr MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0512 Pr MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0513 Hp MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0514 Hp MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0515 Hx MeO MeO H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0516 Hx MeO MeO H H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0517 Hx MeO MeO H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0518 Hx MeO MeO H H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0519 Oc MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0520 Oc MeO MeO H H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0521 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 1 0522 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0523 Pn MeO MeO H NMe2 H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0524 Pn MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Imd 0 0525 Pn MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0526 Pn MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Pyrz 0 0527 Pn MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0528 Bu MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Imd 0 0529 Bu MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Pyrz 0 0530 Pr MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Imd 0 0531 Pr MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Pyrz 0 0532 Hp MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Imd 0 0533 Hp MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Pyrz 0 0534 Hx MeO H H H MeO tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0535 Hx MeO H H H MeO tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0536 Hx MeO H H H MeO tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0537 Hx MeO H H H MeO tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0538 Oc MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Imd 0 0539 Oc MeO H H H MeO tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0540 Pn MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Imd 1 0541 Pn MeO H H H MeO tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0542 Pn H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0543 Pn H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0544 Pn H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0545 Pn H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0546 Bu H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0547 Bu H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0548 Pr H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0549 Pr H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0550 Hp H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0551 Hp H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0552 Hx H MeO MeO H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0553 Hx H MeO MeO H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0554 Hx H MeO MeO H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0555 Hx H MeO MeO H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0556 Oc H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0557 Oc H MeO MeO H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0558 Pn H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 1 0559 Pn H MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0560 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0561 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0562 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0563 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0564 Bu MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0565 Bu MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0566 Pr MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0567 Pr MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0568 Hp MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0569 Hp MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0570 Hx MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0571 Hx MeO MeO MeO H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0572 Hx MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0573 Hx MeO MeO MeO H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0574 Oc MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 0 0575 Oc MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0576 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd 1 0577 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0578 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0579 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0580 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0581 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0582 Bu MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0583 Bu MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0584 Pr MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0585 Pr MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0586 Hp MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0587 Hp MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0588 Hx MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0589 Hx MeO H MeO MeO H tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0590 Hx MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0591 Hx MeO H MeO MeO H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0592 Oc MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0593 Oc MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0594 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 1 0595 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0596 Pn H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0597 Pn H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0598 Pn H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0599 Pn H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0600 Bu H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0601 Bu H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0602 Pr H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0603 Pr H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0604 Hp H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0605 Hp H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0606 Hx H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0607 Hx H MeO MeO MeO H tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0608 Hx H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0609 Hx H MeO MeO MeO H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0610 Oc H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0611 Oc H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0612 Pn H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 1 0613 Pn H MeO MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0614 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0615 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0616 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0617 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0618 Bu Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0619 Bu Cl H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0620 Pr Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0621 Pr Cl H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0622 Hp Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0623 Hp Cl H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0624 Hx Cl H H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0625 Hx Cl H H H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0626 Hx Cl H H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0627 Hx Cl H H H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0628 Oc Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0629 Oc Cl H H H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0630 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd 1 0631 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0632 Pn H Cl H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0633 Pn H Cl H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0634 Pn H Cl H H H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0635 Pn H Cl H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0636 Bu H Cl H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0637 Bu H Cl H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0638 Pr H Cl H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0639 Pr H Cl H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0640 Hp H Cl H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0641 Hp H Cl H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0642 Hx H Cl H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0643 Hx H Cl H H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0644 Hx H Cl H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0645 Hx H Cl H H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0646 Oc H Cl H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0647 Oc H Cl H H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0648 Pn H Cl H H H tBu 5-CH2-Imd 1 0649 Pn H Cl H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0650 Pn H H Cl H H tBu 5-CH2-Imd 0 0651 Pn H H Cl H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0652 Pn H H Cl H H tBu 5-CH2-Pyrz HCl 0 0653 Pn H H Cl H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0654 Bu H H Cl H H tBu 5-CH2-Imd 0 0655 Bu H H Cl H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0656 Pr H H Cl H H tBu 5-CH2-Imd 0 0657 Pr H H Cl H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0658 Hp H H Cl H H tBu 5-CH2-Imd 0 0659 Hp H H Cl H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0660 Hx H H Cl H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0661 Hx H H Cl H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz 0 0662 Hx H H Cl H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz HCl 0 0663 Hx H H Cl H H tBu 5-(CH2)3-Pyrz HCl 0 0664 Oc H H Cl H H tBu 5-CH2-Imd 0 0665 Oc H H Cl H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0666 Pn H H Cl H H tBu 5-CH2-Imd 1 0667 Pn H H Cl H H tBu 5-CH2-Imd HCl 1 0668 Pn EtO H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0669 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-2-Py 0 0670 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-2-Py HCl 0 0671 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-3-Py 0 0672 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-4-Py 0 0673 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-2-(1,3-Pym) 0 0674 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-1-Me-2 0 -(124-Trz) 0 0675 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S(O)-2-Py 0 0676 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-SO2-2-Py HCl 0 0677 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S(O)-3-Py 0 0678 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-SO2-4-Py 0 0679 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-2-Pym 0 0680 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-1-Me-2 0 -(124-Trz) 0 0681 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-(4-HOCH2-Imd) 0 0682 Pr -OCH2O- H H H iPr 6-CH2-Imd 0 0683 Pr -OCH2O- H H H iPr 6-CH2-Imd HCl 0 0684 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-4-Py HCl 0 0685 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-S-1-Me 0 -2-(124-Trz) HCl 0686 Pn H H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0687 Pn H H H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 ────────────────────────────────────
【0042】
【化8】
【0043】
【表2】 ──────────────────────────────────── No R1a R2d R2e R2f R2g R2h34 n ──────────────────────────────────── 0688 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0689 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0690 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0691 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0692 Bu -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0693 Bu -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0694 Pr -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0695 Pr -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0696 Hx -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0697 Hx -OCH2O- H H H iPr 5-CH2-Pyrz 0 0698 Hp -OCH2O- H H H iPr 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0699 Hp -OCH2O- H H H iPr 5-(CH2)3-Pyrz 0 0700 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0701 Pn H Cl H H H tBu 5-CH2-2-Et-Imd 0 0702 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2-Imd 1 0703 Pn H MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 1 0704 Bu OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0705 Bu OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0706 Pr OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0707 Pr OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0708 Pr OH MeO H H H tBu 5-CH2SO2-2-Pym 1 0709 Pr OH MeO H H H tBu 5-CH2SO2-2-Pym 0 0710 Pr MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Imd 0 0711 Pr -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0712 Bu MeO H Me2N H H tBu 5-CH2-Morp 0 0713 Bu MeO MeO Me2N H H tBu 5-CH2-Morp 1 0714 Bu MeO MeO Me2N H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 ────────────────────────────────────
【0044】
【化9】
【0045】
【表3】 ──────────────────────────────────── No R1a R2d R2e R2f R2g R2h34 n ──────────────────────────────────── 0715 Pn PhCH2O MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0716 Pn PhCH2O MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0717 Pn PhCH2O MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0718 Pn PhCH2O MeO H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0719 Pn PhCH2O H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0720 Pn PhCH2O H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0721 Pn PhCH2O H H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0722 Pn MeO H PhCh2O H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0723 Pn MeO H PhCh2O H H tBu 5-CH2-Morp 0 0724 Pn MeO H H PhCH2O H tBu 5-CH2-Morp 0 0725 Pn MeO H H PhCH2O H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0726 Pn PhCH2O H PhCh2O H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0727 Pn H tBu OH tBu H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0728 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0729 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0730 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0731 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz TsOH 0 0732 Bu OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0733 Hx OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0734 Bu OH MeO H H H tBu 5-Pre-Pyrz 0 0735 Pn OH MeO H H H iPr 5-CH2-Pyrz 0 0736 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0737 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 0 0738 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-SO2-2-Triazin 0 0739 Pn OH H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0740 Pn OH H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0741 Pn OH H H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0742 Pn OH H H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0743 Pn OH H H H H tBu 5-CH2-Mor HCl 0 0744 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0745 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH2-Morp 0 0746 Pn MeO H OH H H tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0747 Bu MeO H OH H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0748 Bu MeO H OH H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0749 Bu MeO H OH H H tBu 5-CH2-Imd 0 0750 Hx MeO H OH H H iPr 5-CH2-Pyrz 1 0751 Pn OH H OH H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0752 Pn MeO H H OH H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0753 Pn MeO H H OH H tBu 5-CH2-Morp 0 0754 Pn MeO H H OH H tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0755 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-Pyrz MsOH 1 0756 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-S(1-Me-2-Imd) 0 0757 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-(4-Me-Pyrz) 1 0758 Pn OH MeO H H H tBu 5-Ete-Pyrz 0 0759 Pn Cl H NO2 H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0760 Bu Cl H NO2 H H tBu 5-CH2-Imd 0 0761 Pn Cl H NO2 H H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0762 Pn Cl H NO2 H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0763 Pn CF3 H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0764 Pn CF3 H H H H tBu 5-Pre-Pyrz 0 0765 Pn CF3 H H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0766 Pn CF3 H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0767 Pn H CF3 H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0768 Pn CH3 H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0769 Bu CH3 H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0770 Pn CF3 H H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0771 Pn H CF3 H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0772 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-Pre-Pyrz 0 0773 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-Pre-Pyrz 1 0774 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Morp 0 0775 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0776 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-Pre-Morp 0 0777 Pn MeO MeO MeO H H tBu 5-Pre-Morp HCl 0 0778 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Morp 0 0779 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0780 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-Pre-Imd 0 0781 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0782 Pn MeO H MeO MeO H iPr 5-CH2-Pyrz 1 0783 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2-Morp 0 0784 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0785 Pn MeO H MeO H MeO tBu 5-CH2-Pyrz 0 0786 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0787 Pn MeO H MeO MeO H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 0 0788 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0789 Pn MeO MeO H H H tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0790 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0791 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0792 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0793 Pn MeO H H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0794 Bu MeO H MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0795 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0796 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd 0 0797 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd HCl 0 0798 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2-S-2-Pym 0 0799 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 0 0800 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2-NH-2-Pym HCl 0 0801 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0802 Pn Cl Cl H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0803 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0804 Pn Cl H H H H tBu 5-CH2-Morp HCl 0 0805 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0806 Pn -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-SO2-2-Triazin 0 0807 Hx -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 1 0808 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0809 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd 0 0810 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-Ete-Imd 1 0811 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0812 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0813 Hx -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0814 Bu -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0815 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-Ete-Pyrz 0 0816 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-Pre-Pyrz 0 0817 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-4-Me-Pyrz 0 0818 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-Morp 0 0819 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0820 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 1 0821 Pn -O(CH2)2O- H H H tBu 6-CH2-Imd 0 0822 Pn -O(CH2)3O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0823 Hx -OCH2O- H H H iPr 5-CH2-Imd 0 0824 Hx -OCH2O- H H H iPr 5-CH2-Imd HCl 0 0825 Bu -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd 0 0826 Bu -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd HCl 0 0827 Hx -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd 0 0828 Hx -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-2-Me-Imd HCl 0 0829 Cpn-Pr -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0830 Cpn-Pr -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0831 Cpn-Et -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0832 Cpn-Et -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0833 Cpn-CH2 OH OMe H H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0834 Cpn-CH2 OH OMe H H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0835 Pn MeO MeO H Me2N H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0836 Pn MeO MeO H Me2N H tBu 5-CH2-Imd 0 0837 Pn MeO MeO H MeNH H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0838 Pn MeO MeO H MeNH H tBu 5-Pre-Pyrz 0 0839 Pn MeO MeO H MeNH H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0840 Pn MeO MeO H MeNH H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 0 0841 Pn MeO MeO H Me2N H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 0 0842 Pn MeO MeO H Me2N H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 1 0843 Pn MeO MeO H Me2N H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0844 Pn MeO H Me2N H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0845 Pn MeO H Me2N H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0846 Bu MeO H Me2N H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0847 Hx MeO H Me2N H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0848 Pn MeO H Me2N H H tBu 5-CH2-NH-2-Pym 0 0849 Pn MeO H Me2N H H tBu 5-CH2-SO2-2-Pym 0 0850 Pn MeO H EtNH H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0851 Pn MeO H MeNH H H tBu 5-CH2-Pyrz 0 0852 Pn MeO H MeNH H H tBu 5-CH2-Pyrz 1 0853 Cpn-Pr -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd 0 0854 Cpn-Pr -OCH2O- H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0855 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-Imd HCl 0 0856 Pn OH MeO H H H tBu 5-CH2-S-2-Triazin 0 0857 Pn MeO H MeO H H tBu 5-CH2NH-2-Triazin 0 0858 Pn MeO MeO H NO2 H tBu 5-CH2-Pyrz ────────────────────────────────── 上記例示化合物のうち、好適な化合物としては、 1,2,10,11,12,13,14,15,16,
17,25,26,29 ,30,38,39,42,43,45,62,63,
108,109,130 ,232,292,323,324,337,340,
346,369,370 ,371,373,375,376,377,381,
383,384,389 ,399,415,416,417,418,419,
420,425,426 ,427,428,469,471,474,476,
479,480,481 ,482,487,490,491,492,497,
498,499,500 ,505,507,508,509,510,515,
516,517,518 ,523,528,529,534,535,536,
537,560,562 ,563,564,565,570,571,572,
573,578,580 ,581,582,583,588,589,590,
591,614,616 ,617,618,619,624,625,626,
627,669,671 ,672,676,688,689,691,692,
693,694,695 ,696,697、702、704,705,715,
716,728,729 ,731,732,735,736,737,744,
752,756,757 ,758,763,781,782,794,798,
799,800,808 ,811,812,814,829,835,837,
843及び844をあげ ることができ、 より好適な化合物としては、 1,2,10,11,12,16,17,25,29,
39,42,62, 337,346,371,375,383,417,4
20,469,471, 474,476,505,507,510,523,5
62,580,583, 617,704,705,728,729,732,7
35,737,758, 763,781,782,800,808,811,8
35,843及び844 をあげることができ、 最も好適には、下記化合物をあげることができる。
【0046】 N−[2−t−ブチル−5−[(1−イミダゾリル)メ
チル]フェニル]−3− (2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド
塩酸塩(0002)、 N−[2−t−ブチル−5−[(2−メチル−1−イミ
ダゾリル)メチル]フェ ニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド 塩酸塩( 0011)、 N−[2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル]−3−( 2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド
塩酸塩(0016)、 N−[2−t−ブチル−5−[(4−メチル−1−ピラ
ゾリル)メチル]フェニ ル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オク
タンアミド(0025)、 N−[2−t−ブチル−5−[(2−ピリドン−1−イ
ル)メチル]フェニル] −3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタン
アミド(0042)、 N−〔2−t−ブチル−5−〔2−(1−ピラゾリル)
エチル〕フェニル〕−3 −(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミ
ド(0062)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−N′− 〔2−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘプチ
ル〕尿素(0346)、 N−[2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル]−3−( 2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘプタンアミド
(0375)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−3−( 2,4−ジメトキシフェニル)ヘプタンアミド(047
4)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−3−( 2,3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド(050
7)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−3−( 2,3−ジメトキシ−5−ジメチルアミノフェニル)オ
クタンアミド(0523)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル〕フェニル〕−3−( 2,3,4−トリメトキシフェニル)オクタンアミド
(0562)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−3−( 2,4,5−トリメトキシフェニル)オクタンアミド
(0580)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−3−( 2,4,5−トリメトキシフェニル)ヘプタンアミド
(0583)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−3−( 2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)オクタンアミ
ド(0728)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−N′− 〔2−(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)ヘプ
チル〕尿素(0729)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−3−( 2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)ヘプタンアミ
ド(0732)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(2−ピリミジニル)ア
ミノメチル]フェニル〕 −3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンアミド
(0737)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−N′− 〔2−(2,4,5−トリメトキシフェニル)ヘプチ
ル〕尿素(0781)、 N−〔2−t−ブチル−5−[(2−ピリミジニル)ア
ミノメチル]フェニル〕 −3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンアミド
塩酸塩(0800)、 N−〔2−t−ブチル−5−〔(1−ピラゾリル)メチ
ル〕フェニル〕−3−( 2,3−エチレンジオキシフェニル)オクタンアミド
(0811)。
【0047】 N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピラゾリル)メチ
ル]フェニル〕−3−( 2,3−ジメトキシ−5−ジメチルアミノフェニル)オ
クタンアミド(0835)
【0048】
【化10】
【0049】
【化11】
【0050】
【化12】
【0051】
【化13】
【0052】
【化14】
【0053】
【化15】
【0054】
【化16】
【0055】
【化17】
【0056】
【化18】
【0057】
【化19】
【0058】
【化20】
【0059】
【化21】
【0060】
【化22】
【0061】
【化23】
【0062】
【化24】
【0063】
【化25】
【0064】
【化26】
【0065】
【化27】
【0066】
【化28】
【0067】
【化29】
【0068】
【化30】
【0069】 本発明の化合物は、以下に記載する方法によって製造す
ることができる。
【0070】 上記工程表において、R1a、R1b、R2a、R2b、R2c
3 、R4 、R5 、A 1 、A2 、A3 及びXは前述のものと同意義を示し、A
m は前述のA1 又はA2 と同意義を示し、W1 は水酸基の保護基(好適にはトリ
アルキルシリル基、特に t−ブチルジメチルシリル基)を示し、Ws はトリアル
キルシリル基(好適には トリメチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル
基)を示し、Xa はアル キルスルホニルオキシ基(好適には、メタンスルホニル
オキシ基)、アリールス ルホニルオキシ基(好適には、p−トルエンスルホニル
オキシ基)又はハロゲノ 基(好適にはクロロ、ブロモ基)を示し、Xb はハロゲ
ンイオン(好適には、ヨ ードイオン、ブロモイオン)を示し、Xc は酸素原子又
は硫黄原子を示し、Xd はハロゲノ基(フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード基)
又はトリフルオロメタン スルホニルオキシ基を示し、XO はスルホニル又はスル
フィニル基を示し、X1 は水酸基又はハロゲノ基(好適にはクロロ、ブロモ基)
を示す。
【0071】 但し、R2a、R2b及び/又はR2cが水酸基の場合、Xが
NH基の場合には、そ れぞれ保護された水酸基、保護されたNH基を示す。
【0072】 (第1工程)縮合 本工程は、不活性溶剤中、化合物(2)[(2a)又は
(2b)あるいはそれ らの酸ハライド]に化合物(3)を反応させて、本発明
の化合物(Ia)を製造 する工程である。X1 が水酸基の場合には、縮合剤及び
塩基を用い、X1 がハロ ゲノ基の場合には、塩基を用いる。
【0073】 (1a)X1 が水酸基の場合 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような 芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、
ジクロロエタン、クロロ ベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水
素類;酢酸エチル、酢酸 プロピルのようなエステル類;ジエチルエ−テル、テト
ラヒドロフラン、ジオキ サン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテルのようなエ− テル類;アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン
類;ニトロエタン、ニト ロベンゼンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル、
イソブチロニトリルのよ うなニトリル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ヘキサメチル ホスホロトリアミドのようなアミド類があげられ、さら
に好適には、芳香族炭化 水素類(特にベンゼン)、ハロゲン化炭化水素類(特に
メチレンクロリド)及び エーテル類(特にテトラヒドロフラン)である。 使用される縮合剤としては、例えば、アゾジカルボン酸
ジエチルエステル−ト リフェニルホスフィンのようなアゾジカルボン酸ジ低級
アルキルエステル−トリ フェニルホスフィン類、N,N'- ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド(DCC) のような N,N'- ジシクロアルキルカルボジイミド類、2-クロル-1
- メチルピリジニウム ヨーダイドのような2-ハロ-1- 低級アルキルピリジニウ
ム ハライド類、ジフェ ニルホスホリルアジド(DPPA)のようなジアリールホスホ
リルアジド類、ジエチル ホスホリルクロリドのようなホスホリルクロリド類、N,
N'- カルボジイミダゾー ル(CDI) のようなイミダゾール誘導体、1-エチル-3-(3-
ジメチルアミノプロピル )カルボジイミド塩酸塩(EDAPC) のようなカルボジイミ
ド誘導体があげられ、好 適にはDCC、2−クロル−1−メチルピリジニウム
ヨーダイド、ジエチルホ スホリルクロリドである。 使用される塩基としては、トリエチルアミン、トリブチ
ルアミン、ジイソプロ ピルエチルアミン、N-メチルモルホリン、ピリジン、4-
(N,N- ジメチルアミノ) ピリジン、4−ピロリジノピリジン、N,N-ジメチルアニ
リン、N,N-ジエチルアニ リン、1,5-ジアザビシクロ[4.3.0] ノナ-5- エン、1,4-
ジアザビシクロ[2.2.2] オクタン(DABCO) 、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0] ウンデ
ク- 7-エン(DBU) のよう な有機塩基類があげられ、好適にはトリエチルアミン、
ジイソプロピルエチルア ミン、ピリジン及び4−ピロリジノピリジンである。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、0乃至150℃であ り、好適には25乃至120℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、10分乃 至48時間であり、好適には1乃至24時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物に、酢酸エチルのような水と混和し
ない有機溶媒を加え、 水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0074】 (1b)X1 がハロゲノ基の場合 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、ベンゼン、トルエン、キシ
レンのような芳香族炭化 水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロエ
タンのようなハロゲン化 炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステ
ル類;テトラヒドロフラ ン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエ−テル
類;アセトン、メチルエチ ルケトンのようなケトン類;ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、ヘ キサメチルホスホロトリアミドのようなアミド類があげ
られ、好適には芳香族炭 化水素類(特にベンゼン)、ハロゲン化炭化水素類(特
にメチレンクロリド)で ある。 使用される塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、 N-メチルモルホリン、ピリジン、4-(N,N- ジメチルアミ
ノ) ピリジン、N,N-ジメ チルアニリン、N,N-ジエチルアニリン、1,5-ジアザビシ
クロ[4.3.0] ノナ-5- エ ン、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2] オクタン(DABCO) 、1,
8-ジアザビシクロ[5.4.0 ] ウンデク- 7-エン(DBU) のような有機塩基類があげら
れ、好適にはピリジン、 N,N-ジメチルアニリンである。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−78乃至50℃で あり、好適には−40乃至25℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、5分乃至 24時間であり、好適には10分乃至24時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物に、酢酸エチルのような水と混和し
ない有機溶媒を加え、 水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0075】 (第2工程及び第3工程)イソシアナート 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物
(2’)[(2a)又は(2 b)]に、アジ化ジフェニルホスホリルを反応させて、
化合物(4)を経て、化 合物(5)を製造する工程である。 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような 芳香族炭化水素類;ジクロロエタンのようなハロゲン化
炭化水素類;テトラヒド ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレン
グリコールジメチルエー テルのようなエ−テル類;アセトニトリル、イソブチロ
ニトリルのようなニトリ ル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ヘキサメチルホスホロト リアミドのようなアミド類があげられ、好適には芳香族
炭化水素類(特にベンゼ ン、トルエン)、エーテル類(特にテトラヒドロフラ
ン)である。 使用される塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、 N-メチルモルホリン、ピリジン、4-(N,N- ジメチルアミ
ノ) ピリジン、N,N-ジメ チルアニリン、N,N-ジエチルアニリンのような有機塩基
類があげられ、好適には トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンであ
る。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、50乃至150℃で あり、好適には70乃至120℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、30分乃 至24時間であり、好適には1乃至12時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は、不安定なため、精
製せず、そのまま、次 の工程に使用する。
【0076】 (第4工程)ウレア化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(5)に、化合物
(3)を反応させて、化合 物(Ib)を製造する工程である。
【0077】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような 芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、ジクロロエタン
のようなハロゲン化炭化 水素類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシ
エタンのようなエ−テル 類があげられ、さらに好適には芳香族炭化水素類(特に
ベンゼン、トルエン)で ある。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、0乃至150℃であ り、好適には25乃至100℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、10分乃 至24時間であり、好適には1乃至6時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物に、酢酸エチルのような水と混和し
ない有機溶媒を加え、 水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0078】 (第5工程)縮合 本工程は、不活性溶剤中,縮合剤の存在下、化合物
(2)に,化合物(6)を 反応させて、化合物(7)を製造する工程である。
【0079】 なお、本工程は、第1工程と同様にして行うことができ
る。
【0080】 (第6工程)脱保護 本工程は、不活性溶剤中、化合物(7)に、水酸基の脱
保護剤(特に、t−ブ チルジメチルシリル基の脱保護剤)を反応させて、化合
物(8)を製造する工程 である。
【0081】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような 芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、
ジクロロエタンのような ハロゲン化炭化水素類;ジエチルエ−テル、ジイソプロ
ピルエ−テル、テトラヒ ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエ
−テル類;メタノ−ル、 エタノ−ルのようなアルコ−ル類;アセトニトリル、イ
ソブチロニトリルのよう なニトリル類があげられ、好適には芳香族炭化水素類
(特にベンゼン)、エーテ ル類(特にテトラヒドロフラン)及びアルコール類(特
にメタノール)である。 使用される保護基がt−ブチルジメチルシリル基のよう
なシリル基を有する場 合には、塩酸のような無機酸あるいは、テトラブチルア
ンモニウム フルオライ ドのようなフッ素イオンを発生する試薬が用いられる。 使用される保護基がテトラヒドロピラニル基の場合に
は、塩酸のような無機酸 、p−トルエンスルホン酸のような有機酸が用いられ
る。 使用される保護基がメトキシメチル基の場合には、ジオ
キサン、メタノール又 は酢酸エチルのような有機溶剤に溶解した塩化水素によ
り除去される。 使用される保護基がアセチル基のようなアシル基の場合
には、ナトリウムメト キシド、カリウムメトキシドのようなアルカリ金属アル
コキシド類が用いられる 。 反応温度及び反応時間は、試薬等により異なるが、
好適には室温乃至50℃ で、1乃至24時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、エーテルのような水と混和しない有機溶媒
を加え、水洗後、目的化 合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で
乾燥後、溶剤を留去する ことによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0082】 (第7工程)脱離基の導入 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(8)に、アルキル又は アリールスルホニルハライド(好適には、メタンスルホ
ニルクロリド又はp−ト ルエンスルホニルクロリド)を反応させて、化合物
(9)を製造する工程である 。
【0083】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼンのよう
な芳香族炭化水素類;メ チレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化
水素類;ジエチルエ−テ ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタ
ンのようなエ−テル類が あげられ、好適にはハロゲン化炭化水素類(特に、メチ
レンクロリド、ジクロロ エタン)である。 使用される塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、 N-メチルモルホリン、ピリジン、4-(N,N- ジメチルアミ
ノ) ピリジン、N,N-ジメ チルアニリン、N,N-ジエチルアニリンのような有機塩基
類があげられ、好適には トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンであ
る。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−20乃至50℃で あり、好適には0乃至25℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、5分乃至 10時間であり、好適には10分乃至3時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物に、酢酸エチルのような水と混和し
ない有機溶媒を加え、 水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0084】 また、化合物(9)のXa がクロロ基又はブロモ基のよ
うな脱離基の場合には 、化合物(8)に、トリフェニルホスフィンの存在下、
四塩化炭素又は四臭化炭 素を反応させることによって、化合物(9)を製造する
ことができる。
【0085】 使用される溶剤としては反応を阻害せず、出発物質をあ
る程度溶解するもので あれば特に限定ないが好適には、ベンゼンのような芳香
族炭化水素類、メチレン クロリド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素
類、ジエチルエ−テル、テ トラヒドロフランのようなエ−テル類があげられ、好適
にはテトラヒドロフラン 又はメチレンクロリドである。
【0086】 反応温度は溶剤、原料、試薬、反応温度等により異なる
が、通常0乃至100 ℃であり、好適には20乃至50℃である。
【0087】 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度により異なる
が、通常5分乃至10 時間であり、好適には10分乃至5時間である。
【0088】 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物に、酢酸エチルのような水と混和し
ない有機溶媒を加え、 水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0089】 (第8工程)複素環基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(9)に、所望の複素
環化合物R5 Hを反応 させて、本発明の化合物(Ic)を製造する工程であ
る。なお、本工程では、 R5 の窒素原子上に新たな共有結合が生じる化合物を得
ることができる。
【0090】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメ トキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル
のようなエ−テル類;ア セトニトリル、イソブチロニトリルのようなニトリル
類;ジメチルホルムアミド 、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリア
ミドのようなアミド類; ジメチルスルホキシド、スルホランのようなスルホキシ
ド類があげられ、好適に はアミド類(特にジメチルホルムアミド)、スルホキシ
ド類(特にジメチルスル ホキシド)である。 なお、本工程をヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムの
存在下行うと、反応が すみやかに完結することがある。 また、複素環化合物は、過剰に用いる。
【0091】 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、0乃至180℃であ り、好適には20乃至120℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、1乃至2 4時間であり、好適には2乃至12時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物に、酢酸エチルのような水と混和し
ない有機溶媒を加え、 水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0092】 (第9工程) 複素環基の導入 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(9)に、所望の複素 環化合物R5 SHを反応させて、本発明の化合物(I
d)を製造する工程であ る。 使用する溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質をあ
る程度溶解するもので あれば特に限定はないが、好適には、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメト キシエタン、ジエチレングリコ−ルジメチルエ−テルの
ようなエ−テル類;アセ トニトリル、イソブチロニトリルのようなニトリル類;
ジメチルホルムアミド、 ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミ
ドのようなアミド類;ジ メチルスルホキシド、スルホランのようなスルホキシド
類があげられ、好適には 、アミド類(特にジメチルホルムアミド)、スルホキシ
ド類(特にジメチルスル ホキシド)である。
【0093】 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであ れば特に限定はないが、好適には、水素化リチウム、水
素化ナトリウム、水素化 カリウムのようなアルカリ金属水素化物類又はトリエチ
ルアミン、1,8−ジア ザビシクロ[5,4,0]ウンデク−7−エン(DB
U)などの有機塩基があげ られ、好適には水素化ナトリウムである。
【0094】 反応温度は、溶剤、原料、試薬等によって異なるが、通
常0乃至180℃であ り、好適には20乃至120℃である。
【0095】 反応時間は、溶剤、原料、試薬等によって異なるが、通
常1乃至24時間であ り、好適には2乃至12時間である。
【0096】 反応終了後、本反応の目的化合物は、常法に従って、反
応混合物から採取され る。
【0097】 例えば、反応混合物に、酢酸エチルのような水と混和し
ない有機溶媒を加え、 水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することによって得られる。 得られた目的
化合物は必要ならば、常 法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ−等に
よって更に精製できる。 (第10工程)硫黄の酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(Id)に、酸化剤を
反応させて、本発明の 化合物(Ie)を製造する工程である。
【0098】 使用される溶剤としては、好適には、メチレンクロリド
又はクロロホルムのよ うなハロゲン化炭化水素類又はメタノ−ル、エタノ−ル
のようなアルコ−ル類で ある。 使用される酸化剤としては、好適には、m−クロロ過安
息香酸である。 反応温度及び反応時間は、使用される溶剤、試薬等によ
り異なるが、通常、− 20乃至60℃(好適には室温)で、1乃至24時間で
ある。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物に、不溶物が存在する場合には濾過
により除去した後、酢 酸エチルのような水と混和しない有機溶媒を加え、飽和
重曹水、水で順次洗浄後 、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシ
ウム等で乾燥後、溶剤を 留去することによって得られる。
【0099】 (第11工程)エーテル化、チオエーテル化 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(9)に、化合物(11 )を反応させて、化合物(10)を製造する工程であ
る。
【0100】 使用される溶剤としては、テトラヒドロフラン、1,2
−ジメトキシエタンの ようなエ−テル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミドのようなアミ ド類である。 使用される塩基としては、好適には、水素化ナトリウ
ム、水素化リチウムのよ うなアルカリ金属水素化物である。
【0101】 反応温度及び反応時間は、使用される溶剤、試薬等によ
り異なるが、通常、− 20乃至60℃(好適には室温)で、1乃至24時間で
ある。
【0102】 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的 化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去す ることによって得られる。
【0103】 (第12工程)脱離基の導入 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(10)に、アルキル又 はアリールスルホニルハライド(好適には、メタンスル
ホニルクロリド又はp− トルエンスルホニルクロリド)を反応させて、化合物
(12)を製造する工程で ある。
【0104】 なお、本工程は、第7工程と同様にして行うことができ
る。
【0105】 (第13工程)複素環基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(12)に、所望の複
素環化合物R5 Hを反 応させて、本発明の化合物(If)を製造する工程であ
る。 なお、本工程は、第8工程と同様にして行うことができ
る。
【0106】 (第14工程)Knoevenagel 反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基及び酸触媒の存在下、化
合物(13)に、マロ ン酸ジエステルを反応させて、化合物(14)を製造す
る工程である。
【0107】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような 芳香族炭化水素類(特にベンゼン)である。 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであ れば、特に限定はないが、好適には、ピロリジン、ピペ
リジンのような2級アミ ン類である。 使用される酸としては、通常の反応において酸として使
用されるものであれば 、特に限定はないが、好適には、安息香酸、酢酸のよう
な有機カルボン酸である 。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、50乃至150℃で あり、好適には80乃至120℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、1乃至2 4時間であり、好適には1乃至10時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的 化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去す ることによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0108】 (第15工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(14)に、化合物
(15)のグリニャール 試薬を反応させて、化合物(16)を製造する工程であ
る。 使用される溶剤と しては、ジエチルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジメトキシエタ ン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのようなエ
−テル類(特にジエチル エ−テル)が好適である。 反応温度は、好適には、0℃乃至40℃である。 反応時間は化合物、反応温度等により異なるが、好適に
は10分乃至2時間で ある。 その後、たとえば、反応液に塩化アンモニウム水溶液を
注ぎ、水と混和しない 溶剤、たとえばベンゼン、エ−テル、酢酸エチルなどで
抽出し、水洗乾燥後、抽 出液より溶剤を留去することによって得られる。
【0109】 所望により、各種クロマトあるいは再結晶法により、単
離精製することもでき る。
【0110】 なお、本工程においては、ヨウ化銅(I)の存在下、反
応を行うと、収率の向 上が見られる場合がある。
【0111】 (第16工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(16)を加水分解
し、化合物(17)を製 造する工程である。
【0112】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適にはメタノ−ル、エタ
ノ−ルのようなアルコ− ル類;アルコ−ルと水の混合溶媒である。
【0113】 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであ れば特に限定はないが、好適には炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸リチウム のようなアルカリ金属炭酸塩類;水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化バ リウム、水酸化リチウムのようなアルカリ金属水酸化物
もしくはアルカリ土類金 属水酸化物があげられ、好適には水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムである。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、0乃至150℃であ り、好適には25乃至100℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、30分乃 至24時間であり、好適には1乃至10時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。例えば、反応液を塩酸のような酸を用いて酸性にし、
エーテルのような水と混 合しない有機溶媒で抽出し、無水硫酸マグネシウム等で
乾燥後、溶剤を留去する ことにより目的化合物を得ることができる。
【0114】 (第17工程)脱炭酸 本工程は、不活性溶剤中、化合物(17)を加熱するこ
とにより、化合物(2 a)を製造する工程である。
【0115】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず出発物質をあ
る程度溶解するもので あれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳 香族炭化水素類(特にキシレン)である。
【0116】 反応温度は、原料等により異なるが、通常、50乃至2
00℃であり、好適に は70乃至150℃である。 反応時間は、溶剤、原料、反応温度等により異なるが、
通常、30分乃至24 時間であり、好適には1時間乃至10時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は溶媒を留去すること
により、採取される。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0117】 (第18工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(1
3)に、2−ジエトキシ ホスホリル酢酸エチルエステルのようなウィティッヒ−
ホーナー試薬を反応させ て、化合物(18)を製造する工程である。 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼンのよう
な芳香族炭化水素類;ジ エチルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
メトキシエタンのような エ−テル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、ヘキサメチルホス ホロトリアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキシ
ド、スルホランのような スルホキシド類があげられ、好適にはエ−テル類(特に
テトラヒドロフラン)、 アミド類(特にジメチルホルムアミド)である。 使用される塩基としては、化合物の他の部分に影響を与
えないものであれば特 に限定はないが、好適には、水素化ナトリウム、水素化
リチウムのような金属水 素化物があげられる。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−20乃至120℃ であり、好適には0乃至80℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、10分乃 至48時間であり、好適には1乃至24時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的 化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去す ることによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。 (第19工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、ヨウ化銅のような銅イオンを
生じる化合物の存在下 、化合物(18)に、化合物(15)のグリニャール試
薬を反応させて、化合物 (19)を製造する工程である。 なお、本工程は、第
15工程と同様にして行 うことができる。
【0118】 (第20工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(19)を加水分解
し、化合物(2a)を製 造する工程である。
【0119】 なお、本工程は、第16工程と同様にして行うことがで
きる。
【0120】 (第21工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(20)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリ アルキルシリルハライド、特にt−ブチルジメチルシリ
ルクロリド)を反応させ て、化合物(21)を製造する工程である。
【0121】 保護基の導入方法については、"Protective Group in O
rganic Synthesis, 2nd edition", T.W.Greene & P.G.M.Wut; John Wiley a
nd Sons, Inc.,New York (1991)に記載の方法と同様にして行うことができる。 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、メチレンクロリ
ド、クロロホルム、ジク ロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエ
−テル、テトラヒドロフ ラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエ−テル
類;ジメチルホルムアミ ド、ジメチルアセトアミドのようなアミド類があげら
れ、好適にはハロゲン化炭 化水素類(特にメチレンクロリド)、エ−テル類(特に
テトラヒドロフランであ る)及びアミド類(特にジメチルホルムアミド)であ
る。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−20乃至100℃ であり、好適には0乃至50℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、10分乃 至48時間であり、好適には30分乃至24時間であ
る。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的 化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去す ることによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0122】 (第22工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(21)に、還元剤を
反応させて、化合物( 6a)を製造する工程である。
【0123】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、メタノ−ル、エ
タノ−ルのようなアルコ −ル類;水があげられ、好適にはアルコール類である。 使用される還元剤としては、亜鉛/酢酸、鉄/塩酸又は
錫/塩酸があげられ、 好適には亜鉛/酢酸である。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−20乃至150℃ であり、好適には0乃至100℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、10分乃 至24時間であり、好適には20分乃至12時間であ
る。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物をアルカリ性とし、又、不溶物が存
在する場合には濾過に より除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有
機溶媒を加え、水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウ
ム等で乾燥後、溶剤を留 去することによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0124】 (第23工程)脱離基の導入 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(20)に、アルキル又 はアリールスルホニルハライド(好適には、メタンスル
ホニルクロリド又はp− トルエンスルホニルクロリド)を反応させて、化合物
(22)を製造する工程で ある。
【0125】 なお、本工程は、第7工程と同様にして行うことができ
る。
【0126】 また、本工程で得られた化合物(22)をヨウ化ナトリ
ウムとアセトン中、反 応させ、ヨウ化物とし、それを次の第24工程で用いる
ことが可能である。
【0127】 (第24工程)複素環基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(22)に、所望の複
素環化合物R5 Hを反 応させて、化合物(23)を製造する工程である。 な
お、本工程は、第8工程 と同様にして行うことができる。
【0128】 (第25工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(23)に、還元剤を
反応させて、化合物( 3a)を製造する工程である。
【0129】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0130】 (第26工程)ベンジルアルコールの酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(20)に、酸化剤を
反応させて、化合物( 24)を製造する工程である。
【0131】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような 芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、
ジクロロエタンのような ハロゲン化炭化水素類;酢酸エチルのようなエステル
類;ジエチルエ−テル、テ トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのよ
うなエ−テル類;アセト ン、メチルエチルケトンのようなケトン類;アセトニト
リル、イソブチロニトリ ルのようなニトリル類があげられ、好適にはハロゲン化
炭化水素類(特にメチレ ンクロリド)又はエ−テル類(特にテトラヒドロフラ
ン)である。 使用され る酸化剤としては、通常、酸化反応に使用されるもので
あれば特に限定はないが 、好適には、二酸化マンガンのような酸化マンガン類;
無水クロム酸−ピリジン 錯体のようなクロム酸化合物;DMSO酸化に使用され
る試薬類(ジメチルスル ホキシドとジシクロヘキシルカルボジイミド、オキザリ
ルクロリド、無水酢酸若 しくは五酸化燐との錯体又はピリジン−無水硫酸の錯
体)があげられる。 .反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−60乃至40℃で ある。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、1乃至1 6時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的 化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去す ることによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0132】 (第27工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(2
4)及びメトキシメチル トリフェニルホスホニウムクロリドを用いて、化合物
(25)を製造する工程で ある。
【0133】 使用される溶剤としては、ジエチルエ−テル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサ ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエ−テ ル類(特にテトラヒドロフラン)が好適である。 使用される塩基としては、n−ブチルリチウムが好適で
ある。 反応温度は、好適には、10℃乃至40℃である(但
し、n−ブチルリチウム を加える際は0乃至5℃である)。
【0134】 反応時間は化合物、反応温度等により異なるが、好適に
は1乃至5時間である 。
【0135】 反応終了後、反応液を塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、
水と混和しない溶剤、 たとえばベンゼン、エ−テル、酢酸エチルなどで抽出
し、抽出液より溶剤を留去 することによって得られる。
【0136】 所望により、各種クロマトあるいは再結晶法により、単
離精製することもでき る。
【0137】 (第28工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(25)に、酸を反応
させて、化合物(26 )を製造する工程である。
【0138】 使用される溶剤としては、ジエチルエ−テル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサ ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエ−テ ル類(特にテトラヒドロフラン)が好適である。 使用される酸としては、塩酸が好適である。 反応温度は、通常10℃乃至100℃であり、好適に
は、30℃乃至80℃で ある。 反応時間は化合物、反応温度等により異なるが、好適に
は1乃至24時間であ る。 反応終了後、反応液を水に注ぎ、水と混和しない溶剤、
たとえばベンゼン、エ −テル、酢酸エチルなどで抽出し、抽出液を水洗し、乾
燥後、溶剤を留去するこ とによって得られるものを、通常、そのまま次の工程に
用いる。 所望により、 各種クロマトあるいは再結晶法により、単離精製するこ
ともできる。
【0139】 (第29工程)アルデヒドの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(26)に、還元剤を
反応させて、化合物( 27)を製造する工程である。 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような 芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、
ジクロロエタン、のよう なハロゲン化炭化水素類;ジエチルエ−テル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン 、ジメトキシエタンのようなエ−テル類;メタノ−ル、
エタノ−ルのようなアル コ−ル類があげられ、好適にはアルコール類(特にメタ
ノール)及びエーテル類 (特にテトラヒドロフラン)である。 使用される還元剤としては、好適には水素化ホウ素ナト
リウム又は水素化ジイ ソブチルアルミニウムある。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−78乃至50℃で あり、好適には−60乃至25℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、5分乃至 24時間であり、好適には10分乃至12時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的 化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去す ることによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0140】 (第30工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(27)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリ アルキルシリルハライド、特にt−ブチルジメチルシリ
ルクロリド)を反応させ て、化合物(28)を製造する工程である。
【0141】 なお、本工程は、第21工程と同様にして行うことがで
きる。
【0142】 (第31工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(28)に、還元剤を
反応させて、化合物( 6b)を製造する工程である。
【0143】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0144】 (第32工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(2
4)に、2−ジエトキシ ホスホリル酢酸エチルエステルのようなウィティッヒ−
ホーナー試薬を反応させ て、化合物(29)を製造する工程である。 なお、本工程は第18工程と同様にして行うことができ
る。
【0145】 (第33工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(29)に、還元剤を
反応させて、化合物( 30)を製造する工程である。
【0146】 使用される溶剤としては、メタノ−ル、エタノ−ルのよ
うなアルコ−ル類(特 にエタノール)又はジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ランのようなエーテル類 が好適である。 使用される還元剤としては、水素(Pdを触媒として用
いる)が好適である。 反応温度は、好適には、10℃乃至80℃である。 反応時間は化合物、反応温度等により異なるが、好適に
は1乃至10時間であ る。 反応終了後、たとえば触媒を濾去し、溶剤を留去するこ
とによって得られる。 所望により、各種クロマトあるいは再結晶法により単離
精製することもできる 。
【0147】 (第34工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(30)に、還元剤を
反応させて、化合物( 31)を製造する工程である。 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ジエチルエ−テ
ル、テトラヒドロフラン 、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエ−テル類;
メタノ−ル、エタノ−ル のようなアルコ−ル類があげられ、好適にはエーテル類
(特にテトラヒドロフラ ン)、アルコール類(特にメタノール)である。 使用される還元剤としては、好適には、水素化ホウ素ナ
トリウム及び水素化ジ イソブチルアルミニウムである。 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−20乃至100℃ であり、好適には0乃至80℃である。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、10分乃 至24時間であり、好適には1乃至10時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的 化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去す ることによって得られる。
【0148】 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0149】 (第35工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(31)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリ アルキルシリルハライド、特にt−ブチルジメチルシリ
ルクロリド)を反応させ て、化合物(32)を製造する工程である。
【0150】 なお、本工程は、第21工程と同様にして行うことがで
きる。
【0151】 (第36工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(32)に、還元剤を
反応させて、化合物( 6c)を製造する工程である。
【0152】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0153】 (第37工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(29)に、還元剤を
反応させて、化合物( 33)を製造する工程である。 なお、本工程は、第34工程と同様にして行うことがで
きる。
【0154】 (第38工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(33)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリ アルキルシリルハライド、特にt−ブチルジメチルシリ
ルクロリド)を反応させ て、化合物(34)を製造する工程である。
【0155】 なお、本工程は、第21工程と同様にして行うことがで
きる。
【0156】 (第39工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(34)に、還元剤を
反応させて、化合物( 6f)を製造する工程である。
【0157】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0158】 (第40工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(2
6)に、2−ジエトキシ ホスホリル酢酸エチルエステルのようなウィティッヒ−
ホーナー試薬を反応させ て、化合物(35)を製造する工程である。 なお、本工程は、第32工程と同様にして行うことがで
きる。
【0159】 (第41工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(35)に、還元剤を
反応させて、化合物( 36)を製造する工程である。
【0160】 なお、本工程は、第33工程と同様にして行うことがで
きる。
【0161】 (第42工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(36)に、還元剤を
反応させて、化合物( 37)を製造する工程である。 なお、本工程は、第34工程と同様にして行うことがで
きる。
【0162】 (第43工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(37)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリ アルキルシリルハライド、特にt−ブチルジメチルシリ
ルクロリド)を反応させ て、化合物(38)を製造する工程である。
【0163】 なお、本工程は、第21工程と同様にして行うことがで
きる。
【0164】 (第44工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(38)に、還元剤を
反応させて、化合物( 6d)を製造する工程である。
【0165】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0166】 (第45工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(35)に、還元剤を
反応させて、化合物( 39)を製造する工程である。 なお、本工程は、第34工程と同様にして行うことがで
きる。
【0167】 (第46工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(39)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリ アルキルシリルハライド、特にt−ブチルジメチルシリ
ルクロリド)を反応させ て、化合物(40)を製造する工程である。
【0168】 なお、本工程は、第21工程と同様にして行うことがで
きる。
【0169】 (第47工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(40)に、還元剤を
反応させて、化合物( 6g)を製造する工程である。
【0170】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0171】 (第48工程)アルコールの酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(31)に、酸化剤を
反応させて、化合物( 41)を製造する工程である。
【0172】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレンのような 芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、
ジクロロエタンのような ハロゲン化炭化水素類;酢酸エチルのようなエステル
類;ジエチルエ−テル、テ トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのよ
うなエ−テル類;アセト ニトリルのようなニトリル類があげられ、好適にはハロ
ゲン化炭化水素類(特に メチレンクロリド)又はエ−テル類(特にテトラヒドロ
フラン)である。 使用される酸化剤としては、通常、酸化反応に使用され
るものであれば特に限 定はないが、好適には、無水クロム酸−ピリジン錯体の
ようなクロム酸化合物; DMSO酸化に使用される試薬類(ジメチルスルホキシ
ドとジシクロヘキシルカ ルボジイミド、オキザリルクロリド、無水酢酸若しくは
五酸化燐との錯体又はピ リジン−無水硫酸の錯体)があげられる。 .反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、−60乃至40℃で ある。 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、1乃至1 6時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在す
る場合には濾過により 除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的 化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥後、溶剤を留去す ることによって得られる。 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィ−等によって更に精製できる。
【0173】 (第49工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(4
1)に、2−ジエトキシ ホスホリル酢酸エチルエステルのようなウィティッヒ−
ホーナー試薬を反応させ て、化合物(42)を製造する工程である。 なお、本工程は、第32工程と同様にして行うことがで
きる。
【0174】 (第50工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(42)に、還元剤を
反応させて、化合物( 43)を製造する工程である。
【0175】 なお、本工程は、第33工程と同様にして行うことがで
きる。
【0176】 (第51工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(43)に、還元剤を
反応させて、化合物( 44)を製造する工程である。 なお、本工程は、第34工程と同様にして行うことがで
きる。
【0177】 (第52工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(44)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリ アルキルシリルハライド、特にt−ブチルジメチルシリ
ルクロリド)を反応させ て、化合物(44a)を製造する工程である。
【0178】 なお、本工程は、第21工程と同様にして行うことがで
きる。
【0179】 (第53工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(44a)に、還元剤
を反応させて、化合物 (6e)を製造する工程である。
【0180】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0181】 (第54工程)脱離基の導入 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(45)に、アルキル又 はアリールスルホニルハライド(好適には、メタンスル
ホニルクロリド又はp− トルエンスルホニルクロリド)を反応させて、化合物
(46)を製造する工程で ある。
【0182】 なお、本工程は、第7工程と同様にして行うことができ
る。
【0183】 (第55工程)エーテル化、チオエーテル化 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(46)に、化合物(4 7)を反応させて、化合物(48)を製造する工程であ
る。
【0184】 なお、本工程は、第11工程と同様して行うことができ
る。
【0185】 (第56工程)脱離基の導入(スルフォニル又はハロゲ
ノ化) 本工程は、不活性溶剤中、塩基触媒の存在下、化合物
(48)に、アルキル又 はアリールスルホニルハライド(好適には、メタンスル
ホニルクロリド又はp− トルエンスルホニルクロリド)を反応させて、化合物
(49)を製造する工程で ある。
【0186】 なお、本工程は、第7工程と同様にして行うことができ
る。
【0187】 (第57工程)複素環基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(49)に、所望の複
素環化合物R5 Hを反 応させて、化合物(50)を製造する工程である。 なお、本工程は、第8工程と同様にして行うことができ
る。
【0188】 (第58工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(50)に、還元剤を
反応させて、化合物( 3b)を製造する工程である。
【0189】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0190】 (第59工程)保護基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(48)に、水酸基の
保護剤(好適にはトリ アルキルシリルハライド、特にt−ブチルジメチルシリ
ルクロリド)を反応させ て、化合物(51)を製造する工程である。
【0191】 なお、本工程は、第21工程と同様にして行うことがで
きる。
【0192】 (第60工程)ニトロ基の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(51)に、還元剤を
反応させて、化合物( 6h)を製造する工程である。
【0193】 なお、本工程は、第22工程と同様にして行うことがで
きる。
【0194】 (第61工程)縮合 本工程は、不活性溶剤中、縮合剤の存在下、化合物(6
h)に、化合物(2) を反応させて、化合物(52)を製造する工程である。
【0195】 なお、本工程は、第1工程と同様にして行うことができ
る。
【0196】 (第62工程)脱保護 本工程は、不活性溶剤中、化合物(52)に、水酸基の
脱保護剤(特に、t− ブチルジメチルシリル基の脱保護剤)を反応させて、化
合物(10)を製造する 工程である。
【0197】 なお、本工程は、第6工程と同様にして行うことができ
る。
【0198】 (第63工程)アルコール酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(8a)に、酸化剤を
反応させて、化合物( 53)を製造する工程である。
【0199】 なお、本工程は、第26工程と同様にして行うことがで
きる。
【0200】 (第64工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(5
3)に、2−ジエトキシ ホスホリル酢酸エチルエステルのようなウィティッヒ−
ホーナー試薬を反応させ て、化合物(54)を製造する工程である。 なお、本工程は、第32工程と同様にして行うことがで
きる。
【0201】 (第65工程)エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(54)に、還元剤を
反応させて、化合物( 55)を製造する工程である。 なお、本工程は、第34工程と同様にして行うことがで
きる。
【0202】 (第66工程) 二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(54)に還元剤を反
応させて、化合物(5 6)を製造する工程である。 なお、本工程は、第33工程と同様にして行うことがで
きる。
【0203】 (第67工程) エステルの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(56)に還元剤を反
応させて、化合物(5 7)を製造する工程である。
【0204】 なお、本工程は、第34工程と同様にして行うことがで
きる。 (第68工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(5
3)及びメトキシメチル トリフェニルホスホニウムクロリドを用いて、化合物
(59)を製造する工程で ある。
【0205】 なお、本工程は、第27工程と同様にして行うことがで
きる。
【0206】 (第69工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(59)に酸を反応さ
せて、化合物(60) を製造する工程である。
【0207】 なお、本工程は、第28工程と同様にして行うことがで
きる。
【0208】 (第70工程)アルデヒドの還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(60)に、還元剤を
反応させて、化合物( 61)を製造する工程である。
【0209】 なお、本工程は、第29工程と同様にして行うことがで
きる。
【0210】 (第71工程)アルキル化 本工程は、不活性溶剤中、Nークロロコハク酸イミドの
存在下、化合物(62 )と、ジメチルスルフィドを反応させ,さらにトリエチ
ルアミノのような有機塩 基で処理することによって、化合物(63)を製造する
方法である。
【0211】 使用される溶剤としては、メチレンクロリド又はクロロ
ホルムのようなハロゲ ン化炭化水素類である。
【0212】 反応温度及び反応時間は、使用される溶剤、試薬等によ
り異なるが、通常、− 20乃至60℃で、1乃至24時間である。
【0213】 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。
【0214】 例えば、不溶物が存在する場合には濾過により除去した
後、メチレンクロリド のような水と混和しない有機溶剤を加え、飽和重曹水、
水で順次洗浄後、目的化 合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で
乾燥後、溶剤を留去する ことによって得られる。
【0215】 (第72工程)酸化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(63)に、酸化剤を
反応させて、化合物( 64)を製造する工程である。
【0216】 使用される溶剤としては、好適には、メチレンクロリド
又はクロロホルムのよ うなハロゲン化炭化水素類又はメタノール、エタノール
のようなアルコール類で ある。
【0217】 使用される酸化剤としては、好適にはm−クロロ過安息
香酸である。
【0218】 反応温度及び反応時間は、使用される溶剤、試薬等によ
り異なるが、通常、− 20乃至60℃(好適には室温)で、1乃至24時間で
ある。
【0219】 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。
【0220】 例えば、反応混合物に、不溶物が存在する場合には濾過
により除去した後、酢 酸エチルのような水と混和しない有機溶媒を加え、飽和
重曹水、水で順次洗浄後 、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシ
ウム等で乾燥後、溶剤を 留去することによって得られる。
【0221】 (第73工程)クロル化 本工程は、不活性溶剤中、化合物(64)に、ハロゲン
化水素を反応させて、 化合物(65)を製造する工程である。
【0222】 使用される溶剤としては、メチレンクロリド、クロロホ
ルム、1,2−ジクロ ロエタンのようなハロゲン化炭化水素類である。
【0223】 使用されるハロゲン化水素としては、塩化水素、臭化水
素である。
【0224】 反応温度及び反応時間は、使用される溶剤、試薬等によ
り異なるが、通常、− 20乃至60℃(好適には室温)で、1乃至24時間で
ある。
【0225】 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば沈殿した目的化合物を濾取することによって得ら
れる。
【0226】 (第74工程)縮合 本工程は、不活性溶剤中、化合物(2)に、化合物(6
5)を反応させて、化 合物(66)を製造する方法である。
【0227】 なお、本工程は、第1工程(1b)と同様にして行うこ
とができる。
【0228】 (第75工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(67)に、グリニャ
ール試薬(15)を反 応させて、化合物(68)を製造する工程である。
【0229】 なお、本工程は第15工程と同様にして行うことができ
る。
【0230】 (第76工程)アルキル化反応 本工程は、不活性溶剤中、化合物(68)に、化合物
(69)を酸触媒存在下 、反応させて、化合物(70)を製造する工程である。
【0231】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず出発物質をあ
る程度溶解するもので あれば、特に限定はないが、好適にはメチレンクロリ
ド、クロロホルムのような ハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、 1,2−ジメトキシエタンのようなエーテル類であり、
好適にはメチレンクロリ ド又はテトラヒドロフランである。
【0232】 使用される酸としては、通常の反応において、酸として
使用されるものであれ ば特に限定はないが、好適には、三フッ化ホウ素エーテ
ル錯体、四塩化チタン、 塩化亜鉛、四塩化スズのようなルイス酸又はトリフルオ
ロメタンスルホン酸トリ メチルシリルエステルであり、好適には、三フッ化ホウ
素エーテル錯体及びトリ フルオロメタンスルホン酸トリメチルシリルエステルで
ある。
【0233】 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通常
−40乃至80℃であ り、好適には、0乃至50℃である。
【0234】 反応時間は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通常
10分乃至5時間であ り、30分乃至2時間である。
【0235】 例えば、反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルのような水
と混和しない有機溶媒 で抽出し、有機層を水洗し、無水乾燥マグネシウム等で
乾燥後、溶剤を留去する ことによって得られる。
【0236】 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィー等によって更に精製できる。
【0237】 (第77工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(70)を加水分解
し、化合物(2b)を製 造する工程である。
【0238】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であればとくに限定はないが、好適には、メタノール、
エタノールのようなアル コール類;アルコールと水の混合溶剤である。
【0239】 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであ れば特に限定はないが、好適には炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸リチウム のようなアルカリ金属炭酸塩類;水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リ チウムのようなアルカリ金属水酸化物若しくはアルカリ
土類金属水酸化物があげ られ、好適には、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム
である。
【0240】 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通常
0乃至150℃であり 、好適には、25乃至100℃である。
【0241】 反応時間は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通常
10分乃至24時間で あり、15分乃至10時間である。
【0242】 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従って、反応
混合物から採取される 。 例えば、反応液を塩酸のような酸を用いて酸性にし、エ
ーテルのような水と混 和しない有機溶剤で抽出し、無水硫酸マグネシウム等で
乾燥後、溶剤を留去する ことにより得ることができる。
【0243】 (第78工程)グリニャール反応 本工程は、不活性溶剤中、グリニャール試薬(15)と
アルデヒド誘導体(7 1)を反応させて、化合物(72)を製造する工程であ
る。
【0244】 なお、本工程は第15工程と同様にして行うことができ
る。
【0245】 (第79工程)酸化反応 本工程は、化合物(72)を酸化し、化合物(73)を
製造する工程である。 なお、本工程は第26工程と同様にして行うことができ
る。
【0246】 (第80工程)Wittig反応 本工程は、不活性溶剤中、塩基の存在下、化合物(7
3)に、2−ジエトキシ ホスホリル酢酸エチルエステルのようなウィティッヒ−
ホーナー試薬を反応させ て、化合物(74)を製造する方法である。
【0247】 なお、本工程は第32工程と同様にして行うことができ
る。
【0248】 (第81工程)二重結合の還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(74)に還元剤を反
応させて、化合物(7 5)を製造する工程である。
【0249】 なお、本工程は第33工程と同様にして行うことができ
る。
【0250】 (第82工程)加水分解 本工程は、不活性溶剤中、化合物(75)を加水分解
し、化合物(2a)を製 造する工程である。
【0251】 なお、本工程は第16工程と同様にして行うことができ
る。
【0252】 (第83工程)窒素官能基の導入 本工程は、不活性溶剤中、化合物(9)とアジ化ナトリ
ウムなどのアジド化試 薬を反応させて、化合物(76)を製造する工程であ
る。
【0253】 使用される溶剤としてはN,N−ジメチルアセトアミ
ド,N,N−ジメチルホ ルムアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキシドの
ようなスルホキシド類で ある。
【0254】 反応温度は通常0乃至50℃で、好適には室温である。
反応時間は試薬、温度 等により異なるが、通常1乃至10時間で、好適には1
乃至3時間である。
【0255】 (第84工程)還元 本工程は、不活性溶剤中、化合物(76)に還元剤を反
応させて、化合物(7 7)を製造する工程である。
【0256】 なお、本工程は第22工程と同様にして行うことができ
る。
【0257】 また、本反応はアセトン中、亜鉛/塩酸を還元剤として
用いることによっても 達成される。
【0258】 (第85工程) 本工程は、不活性溶剤中、化合物(77)とヘテロ環部
分に脱離基を有する化 合物(78)を反応させて、化合物(1g)を製造する
工程である。
【0259】 使用される溶剤としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するもの であれば特に限定はないが、好適には、テトラヒドロフ
ラン,ジメトキシエタン のようなエーテル類;アセトニトリルのようなニトリル
類;メタノール,エタノ ール,プロパノールのようなアルコール類;ジメチルホ
ルムアミド,ジメチルア セトアミドのようなアミド類;アセトン,メチルエチル
ケトンのようなケトン類 ;ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド類があげ
られ、好適にはアルコー ル類(特にエタノール,プロパノール),アミド類(特
にジメチルアセトアミド ,ジメチルホルムアミド)である。
【0260】 反応温度は、溶剤、原料、試薬等により異なるが、通
常、0乃至150℃であ り、好適には25乃至100℃である。
【0261】 反応時間は、溶剤、原料、試薬、反応温度等により異な
るが、通常、10分乃 至48時間であり、好適には1時間乃至2時間である。
【0262】 反応終了後、本反応の目的化合物は常法に従い、反応混
合物から採取される。
【0263】 例えば、反応混合物に、酢酸エチルのような水と混和し
ない有機溶媒を加え、 水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することによって得られる。
【0264】 得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結
晶、再沈殿又はクロマト グラフィー等によって更に精製できる。
【0265】 R2a、R2b及び/又はR2cが保護された水酸基、Xが保
護されたNH基を示す 場合には、さらに脱保護反応を行うことにより、本発明
の化合物を得ることがで きる。脱保護反応は、目的物の他の官能基に影響を与え
ない限り、通常、用いら れる脱保護の方法に準じて行われる。
【0266】 また化合物にアミノ基又はイミダゾール、ベンズイミダ
ゾールのような塩基性 の窒素原子を含むヘテロ環が存在する場合には以下のよ
うにして、塩酸塩のよう な無機酸塩、マレイン酸塩のような有機酸塩を調製する
ことができる。
【0267】 塩基性の窒素原子を含むヘテロ環を有する化合物を溶媒
に溶解し、対応する酸 を1乃至10当量加え生成した沈殿を濾取するか、又は
単に溶媒を留去すること によって得ることができる。必要ならばこのようにして
得られた塩はさらに再沈 殿又は再結晶により精製することができる。 使用される溶剤としては、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサ ン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;メタノー
ル、エタノール、イソプロ ピルアルコールのようなアルコール類;酢酸エチル、酢
酸メチルのようなエステ ル類;メチレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲ
ン化炭化水素類である。 得られた塩は水及び水に可溶な有機溶剤(例えば、ジオ
キサン、ジメトキシエ タン、メタノール、イソプロピルアルコール)との混合
溶剤に溶解し、そのまま 凍結乾燥するか、有機溶剤を留去した後、凍結乾燥する
ことによって粉末又は泡 状の塩を得ることができる。
【0268】
【発明の効果】
本発明の化合物は優れたACAT阻害活性を示した。ま
た、経口吸収性も高く 、毒性も少なかった。従って、動脈硬化症の治療剤及び
/又は予防剤として有用 である。
【0269】 以下に、本発明の効果を試験例を用いて、具体的に説明
する。
【0270】 (試験例) (方法) β-Very low density lipoprotein(β-VLDL)の調製:2
%コレステロール食を 2週間負荷した日本白色種ウサギを1晩絶食し、EDTA
(最終濃度、5mM )を抗凝 固剤として採血を行なった。得られた血漿より、Hatch
およびLees等の方法[Hat ch,FT.and Lees,RS.,Adv.Lipid Res.,6,1-68,1968]に従
いβ-VLDL (d<1.006g/ml ) を調製し、150mM NaClを含む10mMリン酸ナトリウム緩
衝液(pH 7.4)により透析 して(4℃)実験に使用した。
【0271】 マクロファージの調製:マクロファージ(Mφ)を、Ed
elson およびCohn等の 方法[Edelson,PJ.and Cohn,ZA.,1976,in IN VITRO Meth
ods in Cell-Mediated a nd Tumor Immunity,eds.Bloon,BR and David,JR.,(Acad
emic,New York),330-340 .]に従い無刺激の雌DDY マウス(体重20-30g) の腹腔よ
り生理食塩水(PBS) を用 いて集めた。これらをプールし、4℃、400Xg で10分
間遠心分離することによ りMφを集めた後、同じ操作を用いてPBS で1度洗浄を
行なった。Mφを10% (vol/vol) 子牛血清(FCS),penicillin(100 units/ml)お
よびstreptomycin(100μ g/ml) を含むDulbecco's modified Eagle's 培地(DMEM)
に、細胞数が 3×106cel ls/ml になるように懸濁した。細胞懸濁液、1mlずつを
35×10mmのプラスチック のペトリ皿に接種し、CO2 インキュベーター(5% CO2/95
% air)に移し、37℃で2 時間培養を行なった。PBS で2度洗浄を行なった後、実
験に使用した。
【0272】 MφにおけるACAT阻害活性の測定: MφにおけるACAT阻
害活性はBrown 等の方 法[Brown,MS.,Goldstein JL.,Krieger,M.,Ho,YK.and An
derson,RGW.(1979)J.Cel l Biol.,82,597-613.]に従って測定した。β-VLDL (最
終濃度50μg/mlコレステ ロール)、[14C]oleate/アルブミン(最終濃度:0.2mMオ
レイン酸、0.6mg/mlアル ブミン)およびエタノールに溶解した試験化合物をMφ
に添加した後、CO2 イン キュベーターで3時間培養した。細胞をPBS を用いて3
回洗浄した後、1mlのhe xane/isopropanol(3:2,vol/vol) により脂質を抽出し
た。抽出物を窒素気流下で 蒸発乾固させた後、シリカゲル薄層クロマトグラフを用
い、hexane:diethyl ether:acetic acid=85:15:1 の展開溶媒によりCholeste
ryl [14C]oleate を分画 した。対照群と試験化合物添加群におけるCholesteryl
[14C]oleate 画分の放射 活性を比較することにより、ACAT活性の50%阻害
するのに必要な被検化合 物の濃度IC50を算出した。
【0273】
【表4】 ─────────────────────────
── 実施例番号 ACAT阻害活性IC50(ng/ml) ─────────────────────────
── 2 6.7 4 10.6 16 15.5 18 3.1 20 3.0 54 9.3 56 1.9 60 3.8 68B 34.0 70B 19.4 73 13.8 77B 8.7 78 3.4 84 10.6 85B 9.4 87 5.0 89 6.8 109B 4.0 113 4.5 118 1.8 122B 0.45 125 6.2 126 4.0 ─────────────────────────
── 本発明の化合物(I) の投与形態としては、例えば、錠
剤、カプセル剤、顆粒剤 、散剤若しくはシロップ剤等による経口投与を挙げるこ
とができる。これらの製 剤は、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯味
矯臭剤等の添加剤を用い て周知の方法で製造される。その使用量は症状、年齢等
により異なるが、1 日1 −500 mg/kg体重、好適には、1 日1−100 mg/kg
体重を通常成人に対して 、1日1回又は数回に分けて投与することができる。
【0274】 以下に、製剤例を示し、さらに具体的に説明する。
【0275】 (製剤例1)ハ−ドカプセル剤 標準二分式ハ−ドゼラチンカプセルの各々に、100 mgの
粉末状の実施例18の 化合物、150 mgのラクト−ス、50 mg のセルロ−ス及び
6 mgのステアリン酸マグ ネシウムを充填することにより、単位カプセルを製造
し、洗浄後、乾燥した。
【0276】 (製剤例2)ソフトカプセル剤 消化性油状物、例えば、大豆油、綿実油又はオリ−ブ油
中に入れた、実施例1 8の化合物の混合物を調製し、正置換ポンプでゼラチン
中に注入して、100 mgの 活性成分を含有するソフトカプセルを得、洗浄後、乾燥
した。
【0277】 (製剤例3)錠剤 常法に従って、100 mgの実施例18の化合物、0.2 mgの
コロイド性二酸化珪素 、5 mgのステアリン酸マグネシウム、275 mgの微結晶性
セルロ−ス、11 mg のデ ンプン及び98.8 mg のラクト−スを用いて製造した。
【0278】 以下に、実施例及び参考例をあげて、さらに本発明を具
体的に説明する。
【0279】
【実施例】
(実施例1) N−[2−t−ブチル−5−[(2−エ
チル−1−イミダゾリル )メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキ
シフェニル)オクタンア ミド (例示化合物番号12) 参考例3の化合物535mg(1.10mmol)、2
−エチルイミダゾール 1.05g(11.0mmol)、及びヨウ化ナトリウ
ム165mg(1.10 mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド10ml溶
液を90℃で1時間撹拌 した。室温に戻した後反応液を酢酸エチルで希釈し、得
られた液を、水で数回、 飽和食塩水で1回洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し残渣
をシリカゲルクロマトグ ラフィーに付し塩化メチレン−メタノール(20:1)
で溶出し目的化合物51 9mg(収率94%)を泡状物質として得た。
【0280】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.87
(3H,m), 1.11〜1.32(6 H,m), 1.25(9H,s), 1.29(3H,t,J=7.5Hz), 1.62〜1.80(2
H,m), 2.63(2H,q,J=7.5H z), 2.71〜2.77(2H,m), 3.26〜3.38(1H,m), 4.96(2H,
s), 5.87(1H,d,J=1Hz), 5. 93(1H,s), 6.65〜6.80(4H,m), 6.81(1H,s), 6.97(1H,
s), 7.03(1H,br.s), 7.25 〜7.34(2H,m) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1679,
1478, 1458, 1423, 1253,
1064, 940 (実施例2) 実施例1の化合物の塩酸塩(例示化合物
番号13) 実施例1で得られた化合物570mg(1.13mmo
l)をジオキサン5. 0mlに溶解し、そこへ、4N塩化水素/ジオキサン溶
液1.13mlを加え、 溶媒を留去した。再び残渣をジオキサン5.0mlに溶
解し、さらに水3.0m lを加え、凍結乾燥し、粉末状物質として目的化合物を
得た。
【0281】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3467, 2776, 2614, 168
7, 1598, 1519, 1458, 1426, 1257, 1065, 939 (実施例3) N−[2−t−ブチル−5−[(1−イ
ミダゾリル)メチル]フ ェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)
オクタンアミド (例示化 合物番号1 ) 実施例1と同様の方法によって、2−エチルイミダゾー
ルの代わりにイミダゾ ールを用い目的化合物を結晶として得た。
【0282】 mp 152−153 ℃(酢酸エチル−塩化メチレン−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.78〜0.90
(3H,m), 1.20〜1.32(6 H,m), 1.26(9H,s), 1.67〜1.78(2H,m), 2.70〜2.76(2H,
m), 3.26〜3.38(1H,m), 5.01(2H,s), 5.87(1H,s), 5.93(1H,s), 6.68〜6.87(4H,
m), 6.89(1H,s), 7.02(1 H,br.s), 7.07(1H,s), 7.24 〜7.31(2H,m), 7.51(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3136, 1672, 1508, 1455,
1250, 1084, 1056, 73 0 (実施例4) 実施例3の化合物の塩酸塩(例示化合物
番号2 ) 実施例2と同様の方法によって、実施例3の化合物を用
い目的化合物を粉末状 物質として得た。
【0283】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3500, 1683, 1458, 142
6, 1258, 1086, 939, 8 31 (実施例5) N−[2−i−プロピル−6−(1−イ
ミダゾリル)メチルフェ ニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド (例示化合 物番号682 ) 参考例4の化合物を用い、実施例1と同様の方法によっ
て目的化合物を結晶と して得た。
【0284】 mp 140〜142 and 151〜152 ℃(エーテル−ヘキサ
ン)(結晶多形) NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.88
(3H,m), 1.07(3H,d,J= 6.5Hz), 1.08(3H,d,J=6.5Hz), 1.23〜1.26(6H,m), 1.64
〜1.78(2H,m), 2.74〜2. 79(2H,m), 2.90〜2.96(1H,m), 3.29〜3.37(1H,m), 4.64
(1H,d,J=15.5Hz), 4.74( 1H,d,J=15.5Hz), 5.84(1H,s), 5.92(1H,d,J=1.0Hz), 6.
62〜6.76(4H,m), 6.85(1 H,s), 7.07(1H,s), 7.18〜7.26(2H,m), 7.52(1H,s), 7.
77(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3146, 3110, 1668, 1510,
1456, 1250, 1230, 10 77, 1057, 729 (実施例6) 実施例5の化合物の塩酸塩(例示化合物
番号683 ) 実施例5で得られた化合物を用い、実施例2と同様の方
法によって目的化合物 を粉末状物質として得た。
【0285】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3416, 3155, 1674, 145
8, 1258, 1065, 938 (実施例7) N−[2−t−ブチル−5−[(1E)
−3−(1−イミダゾリ ル)−1−プロペニル]フェニル]−3−(2,3−メ
チレンジオキシフェニル )オクタンアミド (例示化合物番号185 ) 参考例7の化合物を用い、実施例9(i)と同様の方法
によってメシル化後、 実施例1と同様の方法によって、2−エチルイミダゾー
ルの代わりにイミダゾー ルを反応させ、目的化合物を泡状物質として得た。
【0286】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.86
(3H,m), 1.23〜1.42(6 H,m), 1.64〜1.68(2H,m), 2.70〜2.77(2H,m), 3.26〜3.
37(1H,m), 4.79(2H,d,J= 7.5Hz), 5.88(1H,s), 5.93(1H,s), 6.16〜6.23(1H,m),
6.51(1H,d,J=16Hz), 6.6 6 〜6.77(3H,m), 6.99〜7.43(6H,m), 8.16(1H,s) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1679, 1506, 1478, 145
8, 1257, 1074, 1063, 1053, 940, 830 (実施例8) 実施例7の化合物の塩酸塩(例示化合物
番号186 ) 実施例7の化合物を用い、実施例2と同様の方法によっ
て目的化合物を粉末状 物質として得た。
【0287】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3422, 2604, 1680, 147
8, 1457, 1419, 1257, 1063, 970, 831 (実施例9) N−[2−t−ブチル−5−[2−(1
−イミダゾリル)エトキ シメチル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキ
シフェニル)オクタンア ミド (例示化合物番号231 ) (i)N−[2−t−ブチル−5−[(2−メシルオキ
シエトキシ)メチル]フ ェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)
オクタンアミド 参考例9の化合物300mg(0.64mmol)及び
トリエチルアミン13 4μl(0.96mmol)の塩化メチレン10ml溶
液に、氷冷下、メタンス ルホニルクロリド64μl(0.83mmol)を5分
間かけて滴下した。その 後、さらに室温に戻し30分間撹拌した。反応液を酢酸
エチルで希釈し、希塩酸 、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し、
350mgのメシル化体 を油状物質として得た。本物質は精製せず次の工程で用
いた。
【0288】 (ii)(i)で得られた化合物及びイミダゾールを用い
実施例1と同様の方法に よって目的化合物を油状物質として得た。
【0289】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.86
(3H,m), 1.23〜1.30(6 H,m), 1.26(9H,s), 1.68〜1.80(2H,m), 2.70〜2.87(2H,
m), 3.31〜3.38(1H,m), 3.66〜3.72(2H,m), 4.13〜4.20(2H,m), 4.41(2H,s), 5.
90(1H,s), 6.00(1H,s), 6.67〜6.79(3H,m), 6.96〜7.33(6H,m), 8.01(1H,m) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1673, 1508, 147
8, 1423, 1364, 1356, 1109, 1078 (実施例10) 実施例9の化合物の塩酸塩(例示化合
物番号232 ) 実施例9の化合物を用い、実施例2と同様の方法によっ
て目的化合物を粉末状 物質として得た。
【0290】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 3159, 1676, 147
8, 1457, 1423, 1354, 1290, 1257, 1115, 1087, 1064, 826 (実施例11) N−[2−t−ブチル−5−[3−
(1−イミダゾリル)プロ ポキシメチル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジ
オキシフェニル)オクタ ンアミド (例示化合物番号277 ) 実施例9と同様の方法によって、参考例10の化合物を
用い、目的化合物を油 状物質として得た。
【0291】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.82〜0.86
(3H,m), 1.12〜1.31(6 H,m), 1.28(9H,s), 1.67〜1.79(2H,m), 2.00〜2.07(2H,
m), 2.71〜2.87(2H,m), 3.30〜3.41(3H,m), 4.14(2H,t,J=5.5Hz), 4.38(2H,s),
5.90(1H,s), 5.95(1H,d, J=1Hz), 6.60〜6.78(3H,m), 6.95(1H,s), 7.04(1H,d,J=
8Hz), 7.11(1H,s), 7.24 (1H,s), 7.32(1H,d,J=8Hz), 7.77(1H,s), 8.01(1H,s) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1674, 1509, 148
0, 1458, 1365, 1110, 1079, 1062 (実施例12) 実施例11の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号278 ) 実施例2と同様の方法によって実施例11の化合物を用
い目的化合物を泡状物 質として得た。
【0292】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 2532, 2453, 167
7, 1602, 1572, 1514, 1479, 1457, 1090, 1062, 829 (実施例13) N−[2−t−ブチル−5−[(2−
メチル−1−イミダゾリ ル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)オクタン アミド (例示化合物番号10) 実施例1と同様の方法によって、2−エチルイミダゾー
ルの代わりに2−メチ ルイミダゾールを用い目的化合物を結晶として得た。
【0293】 mp 196〜197 ℃(塩化メチレン−ヘキサン−酢酸エチ
ル) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.80〜0.87
(3H,m), 1.15〜1.30(6 H,m), 1.25(9H,s), 1.68〜1.78(2H,m), 2.33(3H,s), 2.
69〜2.81(2H,m), 3.27〜 3.38(1H,m), 4.94(2H,s), 5.87(1H,s), 5.93(1H,s), 6.
67〜6.81(4H,m), 6.81(1 H,s), 6.93(1H,d,J=1Hz), 7.03(1H,br.s), 7.25 〜7.28
(2H,m) IRスペクトル(KBr)cm-1:3133, 1671, 1530, 1499,
1457, 1420, 1362, 12 52, 1055, 761, 728 (実施例14) 実施例13の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号11) 実施例13の化合物を用い、実施例2と同様の方法によ
って、目的化合物を粉 末状物質として得た。
【0294】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1687, 1602, 1526, 147
9, 1458, 1424, 1257, 1062, 939 (実施例15) N−[2−t−ブチル−5−[(2−
ピリジル)チオメチル] フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示 化合物番号669 ) 55%油性水素化ナトリウム36mg(0.83mmo
l)にN,N−ジメチ ルホルムアミド3mlを加え、氷冷した後に2−メルカ
プトピリジン137mg (1.23mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド
3ml溶液を加えた。室 温で30分間撹拌した後、再度氷冷し参考例3で得られ
た化合物400mg(0 .819mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド4
ml溶液を加えた。室温 に戻し、30分間撹拌した後、反応液を酢酸エチルで希
釈し、水で数回、飽和食 塩水で1回洗浄した。乾燥後、溶媒を留去しシリカゲル
を用いるカラムクロマト グラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(3:1)で
溶出し目的化合物423 mg(収率100%)を油状物質として得た。
【0295】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.88
(3H,m), 1.20〜1.28(6 H,m), 1.24(9H,s), 1.68〜1.79(2H,m), 2.69〜2.78(2H,
m), 3.29〜3.37(1H,m), 4.37(2H,s), 5.89(1H,s), 5.93(1H,s), 6.68-6.79(3H,
m), 6.96 〜7.02(2H,m), 7.16(2H,d,J=8.0Hz), 7.24〜7.28(1H,m), 7.40(1H,s),
7.49(1H,t,J=7.5Hz), 8. 45(1H,d,J=4.5Hz) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3420, 1679, 1580, 145
7, 1416, 1125, 1062, 939 (実施例16) 実施例15の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号670 ) 実施例2と同様の方法によって、実施例15の化合物を
用い目的化合物を粉末 状物質として得た。
【0296】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3221, 1660, 1604, 1515,
1455, 1251, 1057, 76 8, 728, 619 (実施例17) N−[2−t−ブチル−5−[(1−
ピラゾリル)メチル]フ ェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)
オクタンアミド (例示化 合物番号16) 実施例1と同様の方法によって、2−エチルイミダゾー
ルの代わりにピラゾー ルを用い目的化合物を油状物質として得た。
【0297】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.86
(3H,m), 1.18〜1.28(6 H,m), 1.24(9H,s), 1.71〜1.77(2H,m), 2.70〜2.76(2H,
m), 3.28〜3.36(1H,m), 5.28(2H,s), 5.88(1H,d,J=1Hz), 5.93(1H,s), 6.30(1H,
s), 6.68〜6.78(3H,m), 6.96(1H,d,J=8.5Hz), 7.01(1H,s), 7.29〜7.34(2H,m),
7.43(1H,s), 7.58(1H,d, J=1Hz) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1680, 1479, 1458, 142
4, 1062, 1053, 940 (実施例18) 実施例17の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号17) 実施例17の化合物を用い、実施例2と同様の方法によ
って目的化合物を粉末 状物質として得た。
【0298】 IRスペクトル(KBr)cm-1:1659, 1515,
1456, 1364, 1251, 1057, 9
38, 831 , 772, 729 (実施例19) N−[2−t−ブチル−5−[(3,
5−ジメチル−1−ピラ ゾリル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレン
ジオキシフェニル)オク タンアミド (例示化合物番号29) 実施例1と同様の方法によって、2−エチルイミダゾー
ルの代わりに3,5− ジメチル−ピラゾールを用い目的化合物をガラス状物質
として得た。
【0299】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.85(3H,t,
J=6.3Hz), 1.23(9H,s) , 1.15〜1.33(6H,m), 1.65〜1.82(2H, m), 2.19(3H,s),
2.25(3H,s), 2.66 〜2. 79(2H,m), 3.27〜3.37(1H,m), 5.15(2H,s), 5.85(1H,
s), 5.89(1H,d,J=0.8Hz), 5.93(1H,s), 6.67〜6.89(4H,m), 7.00(1H,br.s), 7.23
(1H,d,J=11Hz) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1680, 1573, 1554, 145
8, 1423, 1062, 940 (実施例20) 実施例19の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号30) 実施例2と同様の方法によつて、実施例19の化合物を
用い目的化合物を粉末 状物質として得た。
【0300】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3229, 1664, 1587, 1554,
1515, 1456, 1420, 13 64, 1299, 1250, 1058, 936 (実施例21) N−[2−t−ブチル−5−[(4−
ピリジル)チオメチル] フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド (例示 化合物番号672 ) 実施例15と同様の方法によって 2−メルカプトピリ
ジンの代わりに4−メ ルカプトピリジンを用い、目的化合物を泡状物質として
得た。
【0301】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.86
(3H,m), 1.10〜1.30(6 H,m), 1.26(9H,s), 1.70〜1.79(2H,m), 2.71〜2.77(2H,
m), 3.30〜3.37(1H,m), 4.12(2H,s), 5.89(1H,s), 5.93(1H,s), 6.68〜6.79(3H,
m), 7.02(1H,s), 7.09〜 7.14(3H,m), 7.27〜7.30(1H,m), 7.43(1H,s), 8.36〜8.
38(2H,m) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1682, 1579,
1511, 1482, 1458, 1423,
1066, 939 (実施例22) 実施例21の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号684 ) 実施例21の化合物を用い、実施例2と同様の方法によ
って、目的化合物を粉 末状物質として得た。
【0302】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2506, 2461, 1683, 162
7, 1480, 1458, 1424, 1109, 1064, 939 (実施例23) N−[2−t−ブチル−5−[1,
2,4−トリアゾール−1 −イル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレン
ジオキシフェニル)オク タンアミド (例示化合物番号36) 実施例1と同様の方法によって、2−エチルイミダゾー
ルの代わりに1,2, 4−トリアゾールを用い、目的化合物を結晶として得
た。
【0303】 mp 181〜183 ℃(酢酸エチル) NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.85(3H,t,
J=6.7Hz), 1.27(9H,s) , 1.16〜1.33(6H,m), 1.65〜1.82(2H,m), 2.68〜2.81(2
H,m), 3.26〜3.37(1H,m) , 5.07(2H,s), 5.88(1H,d,J=1.4Hz), 5.93(1H,s), 6.67
〜6.89(4H,m), 7.08(1H, br.s), 7.23 〜7.38(2H,m), 8.14(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3223, 3118, 1670, 1530,
1497, 1454, 1245, 11 75, 1074, 1057, 938 (実施例24) 実施例23の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号37) 実施例2と同様の方法によって、実施例23の化合物を
用い目的化合物を粉末 状物質として得た。
【0304】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3118, 1658, 1568, 1518,
1482, 1456, 1364, 12 51, 1171, 1063, 937, 729 (実施例25) N−[2−t−ブチル−5−[3−
(1−イミダゾリル)プロ ピル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフ
ェニル)オクタンアミド (例示化合物番号93) 実施例9(i)と同様の方法によって、参考例8の化合
物を用い、メシル化体 を得、これをさらに実施例1と同様の方法によって、2
−エチルイミダゾールの 代わりイミダゾールと反応させ目的化合物を油状物質と
して得た。
【0305】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.88
(3H,m), 1.10〜1.30(6 H,m), 1.68〜1.80(2H,m), 2.00〜2.14(2H,m), 2.52(2H,
t,J=7.5Hz), 2.70〜2.73 (2H,m), 3.30〜3.37(1H,m), 3.91(2H,t,J=7Hz), 5.89(1
H,s), 5.94(1H,s), 6.67 〜6.78(3H,m), 6.87〜6.92(2H,m), 7.01(1H,s), 7.07(1
H,br.s), 7.15(1H,d,J=1 Hz), 7.24(1H,d,J=7Hz), 7.47(1H,s) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1675, 1508, 147
9, 1458, 1421, 1078, 1062, 940, 829 (実施例26) 実施例25の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号94) 実施例2と同様の方法によって、実施例25の化合物を
用い、目的化合物を粉 末状物質として得た。
【0306】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3400, 1678, 1478, 145
7, 1294, 1062, 950, 9 40, 829 (実施例27) (+)−N−[2−t−ブチル−5−
(1−イミダゾリル)メ チルフェニル]−3−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド ( 例示化合物番号542 ) 参考例16の化合物を用い、実施例31と同様の方法に
よって目的化合物を結 晶として得た。
【0307】 mp 174 〜175 ℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.84(3H,t,
J=6Hz), 1.15〜1.30(6 H,m), 1.24(9H,s), 1.60〜1.75(2H,m), 2.50(1H,dd,J=9
Hz,14Hz), 2.69(1H,dd,J =5Hz,14Hz), 3.10〜3.21(1H,m), 5.03(2H,s), 5.91(2H,
s), 6.68〜6.94(6H,m), 7.08(1H,s), 7.27〜7.34(2H,m), 7.52(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3142, 1507,
1487, 1441, 1246, 1084, 1
040, 93 6, 808 [α] 25 61.2°(c=0.51 CHCl3) (実施例28) 実施例27の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号543 ) 実施例32と同様の方法によって実施例27の化合物を
用い粉末状物質として 目的化合物を得た。
【0308】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3129, 1659, 1505, 1487,
1442, 1245, 1084, 10 40, 935, 811 [α]D 25 63.3°(c=0.65 CHCl3) (実施例29) (−)−N−[2−t−ブチル−5−
(1−イミダゾリル)メ チルフェニル]−3−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド ( 例示化合物番号542 ) 参考例17の化合物を用い、実施例31と同様の方法に
よって目的化合物を結 晶として得た。
【0309】 mp 171.5 〜172.5 ℃(酢酸エチル−ヘキサン) [α]D 24 −60.5°(c=0.55 CHCl3) (実施例30) 実施例29の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号543 ) 実施例29の化合物を用い、実施例32と同様の方法に
よって粉末状物質とし て目的化合物を得た。
【0310】 [α]D 25 −64.3°(c=0.58 CHCl3) (実施例31) N−[2−t−ブチル−5−(1−イ
ミダゾリル)メチルフェ ニル]−3−(4−クロロフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号650 ) 参考例14aの化合物639mg(2.51mmol)
の塩化メチレン10m l溶液に、氷冷下N,N−ジメチルホルムアミド1滴次
いで2.0Mオキサリル クロリド塩化メチレン溶液3.6ml(7.2mmo
l)を加えて30分間、続 いて室温で30分間攪拌した。過剰の試薬及び溶媒を留
去し、残渣に塩化メチレ ン10mlを加えて、残渣を溶解し、氷冷下、参考例1
9の化合物573mg( 2.51mmol)及びピリジン1.0mlを加えた。
室温に戻し、12時間攪 拌した後、水及び塩化メチレンを加えた。水層を分離
し、有機層を飽和重ソウ水 、水で順次洗浄し乾燥した後、溶媒を留去した。残渣を
シリカゲル25gを用い るカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−メタノ
ール(30:1)で溶出 するものを集め、さらにメタノール−エーテルから再結
晶して684mg(収率 58%)の目的化合物を結晶として得た。
【0311】 mp 181 〜182 ℃ NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.84(3H,t,
J=6Hz), 1.1 〜1.3(6H ,m), 1.22(9H,s), 1.5〜1.8(2H,m), 2.49(1H,dd,J=9Hz,
14.5Hz), 2.73(1H,dd,J= 5.5Hz,14Hz), 3.18 〜3.31(1H,m), 5.03(2H,s), 6.79〜
6.95(3H,m), 7.05〜7.35 (7H,m), 7.52(1H,br.s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3167, 2955, 2927, 1674,
1508, 1493, 1468, 14 41, 1420, 1085, 815 (実施例32) 実施例31の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号651 ) 実施例31の化合物480mgを塩化メチレン10ml
に溶解し、氷冷下4N 塩化水素/ジオキサン溶液0.18mlを加え、溶媒を
留去した。残渣にエーテ ル及びヘキサンを加え、再度溶媒を留去し、泡状物質と
して目的化合物481m gを得た。
【0312】 (実施例33) N−[2−t−ブチル−5−(1−イ
ミダゾリル)メチルフェ ニル]−3−(3−クロロフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号632 ) 参考例14bの化合物を用い、実施例31と同様の方法
によって目的化合物を 結晶として得た。
【0313】 mp 197 〜198 ℃(塩化メチレン−エーテル) NMRスペクトル(270MHz CDCl3) δppm :0.88〜0.91
(3H,m), 1.03〜1.37 (6H,m), 1.23(9H,s), 1.56〜1.81(2H,m), 2.50(1H,dd,J
=9.5Hz,14.5Hz), 2.71(1 H,dd,J=6Hz,14.5Hz), 3.16〜3.32(1H,m), 5.03(2H,s),
6.79〜6.97(3H,m), 7.06 〜7.35(7H,m), 7.51(1H,s) IRスヘ゜クトル(KBr)cm-1:1672, 1595, 1570, 1541, 1529, 14
77, 1433, 14 21, 1360, 1236, 1225, 1082 (実施例34) 実施例33の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号633 ) 実施例32と同様の方法によって、実施例33の化合物
を用い目的化合物を泡 状物質として得た。
【0314】 IRスペクトル(KBr)cm-1:1655, 1597, 1572, 1518,
1479, 1431, 1365, 12 86, 1275, 1200, 1165, 1084 (実施例35) N−[2−t−ブチル−5−(1−イ
ミダゾリル)メチルフェ ニル]−3−(2−クロロフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号614 ) 実施例31と同様の方法によって、参考例14cの化合
物を用い目的化合物を 結晶として得た。
【0315】 mp 165 〜166 ℃(塩化メチレン−エーテル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.84(3H,t,
J=7Hz), 1.24〜1.35 (6H,m), 1.28(9H,s), 1.76〜1.83(2H,m), 2.66〜2.70(2
H,m), 3.62〜3.73(1H,m) , 5.03(2H,s), 6.81〜7.36(10H,m), 7.51(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:1673, 1511, 1478, 1442,
1419, 1393, 1364, 12 79, 1230, 1108, 1077, 1035, 755, 738 (実施例36) 実施例35の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号615 ) 実施例32と同様の方法によって、実施例35の化合物
を用い目的化合物を泡 状物質として得た。
【0316】 IRスペクトル(KBr)cm-1:1660, 1572, 1519, 1478,
1442, 1423, 1365, 12 87, 1275, 1083, 1036, 755 (実施例37) N−[2−t−ブチル−5−[(1−
イミダゾリル)メチル] フェニル]−3−フェニルオクタンアミド (例示化合物
番号686 ) (i)N−[2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチ
ルシリルオキシメチル) フェニル]−3−フェニルオクタンアミド 参考例15で得られた化合物及び参考例20の化合物を
用い、実施例31と同 様の方法によってアミド誘導体を油状物質として得た。
【0317】 IRスペクトル(liquid film):1651, 1524, 1495, 14
70, 1464, 1418, 1363 , 1292, 1263, 1165, 1105 (ii)N−(2−t−ブチル−5−ヒドロキシメチルフ
ェニル)−3−フェニル オクタンアミド (i)で得られた化合物3.54gをメタノール35m
l及び塩化メチレン4m lの混合溶媒に溶解し、させ氷冷下濃塩酸0.35ml
を加え、2時間攪拌した 。エーテルで反応液を希釈し、水で数回、飽和食塩水で
1回洗浄した。乾燥後、 溶媒を留去し塩化メチレン−ヘキサンで再結晶し目的化
合物2.56g(収率9 3%)を結晶として得た。
【0318】 mp 114 〜115 ℃ IRスペクトル(KBr)cm-1:3242, 1655, 1637, 1529,
1495, 1452, 1418, 13 63, 1200, 1167, 1080, 1049 iii iiで得られた化合物を用い実施例9と同様の方法に
よって目的化合物を結 晶として得た。
【0319】 mp 179 〜180 ℃(塩化メチレン−エーテル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.76〜0.91
(3H,m), 1.07〜1.34(6 H,m), 1.21(9H,s), 1.57〜1.83(2H,m), 2.57(1H,dd,J=9
Hz,14Hz), 2.73(1H,dd,J =6Hz,14Hz), 3.14〜3.30(1H,m), 5.01(2H,s), 6.75〜6.
93(3H,m), 7.07(1H,s), 7.14〜7.33(7H,m), 7.50(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3117, 1672, 1537, 1510,
1495, 1452, 1419, 13 92, 1360, 1236, 1161, 1109, 1078 (実施例38) 実施例37の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号687 ) 実施例37の化合物を用い、実施例32と同様の方法に
より、泡状物質として 目的化合物を得た。
【0320】 IRスペクトル(KBr)cm-1:1655, 1576, 1541, 1518,
1497, 1452, 1421, 13 63, 1275, 1165, 1084 (実施例39) N−[2−t−ブチル−5−(1−イ
ミダゾリル)メチルフェ ニル]−3−(2−メトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号415 ) 実施例31と同様の方法によって、参考例14dの化合
物を用い、目的化合物 を結晶として得た。
【0321】 mp 142.5 〜144.5 ℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz CDCl3) δppm :0.83(3H,t,
J=6Hz), 1.12〜1.32(6 H,m), 1.27(9H,s), 1.68〜1.80(2H,m), 2.68(1H,dd,J=7
Hz,14Hz), 2.75(1H,dd,J =9Hz,14Hz), 3.49〜3.66(1H,m), 3.78(3H,s), 5.00(2H,
s), 6.79〜7.32(10H,m), 7.50(1H,br.s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3169, 1671, 1532, 1493,
1464, 1438, 1421, 12 41, 1083, 754 (実施例40) 実施例39の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号416 ) 実施例32と同様の方法によって、実施例39の化合物
を用い、目的化合物を 粉末状物質として得た。
【0322】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3129, 1658, 1516, 1493,
1464, 1439, 1422, 12 88, 1241, 1083, 754 (実施例41) N−[2−i−プロピル−5−(1−
イミダゾリル)メチルフ ェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)
オクタンアミド (例示化 合物番号323 ) 参考例13の化合物264mg(1.00mmol)の
無水ベンゼン20ml 溶液にトリエチルアミン0.28ml(2.0mmo
l)とクロルリン酸ジエチ ル0.16ml(1.1mmol)を加え室温で1時間
攪拌した。次いで、参考 例24aの化合物149mg(0.69mmol)と触
媒量の4−ピロリジノピ リジンを加え6時間加熱還流した。反応液を酢酸エチル
で希釈し、飽和重曹水、 食塩水で順次洗浄し、乾燥した。溶媒を留去しシリカゲ
ルを用いるカラムクロマ トグラフィーに付し塩化メチレン−メタノール(95:
5)で溶出し結晶を得た 。さらにジイソプロピルエーテルで再結晶し138mg
の目的化合物を結晶とし て得た。
【0323】 mp 93〜95℃ NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.75〜0.95
(3H,m), 1.08(6H,d,J= 7Hz), 1.15〜1.40(6H,m), 1.60〜1.80(2H,m), 2.38〜2.
55(1H,m), 2.63〜2.88(2 H,m), 3.20〜3.34(1H,m), 5.03(2H,s), 5.88(1H,s), 5.
94(1H,s), 6.68〜6.95(6 H,m), 7.07(1H,s), 7.17(1H,d,J=8Hz), 7.41(1H,s), 7.
51(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3177, 1670, 1540, 1498,
1456, 1250, 1084, 10 57, 727 (実施例42) 実施例41の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号324 ) 実施例41で得られた化合物99.7mgのジオキサン
1ml溶液に、4N塩 化水素ジオキサン溶液0.1mlを加え溶媒を留去し
た。残渣をジオキサン1m lと水mlの混合溶媒に溶かし凍結乾燥を行い目的化合
物107.7mgを粉末 状物質として得た。
【0324】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3131, 1659, 1529, 1456,
1250, 1057, 729, 631 (実施例43) N−[2−t−ブチル−5−(1−イ
ミダゾリル)メチルフェ ニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)デ
カンアミド (例示化合物 番号377 ) 参考例14eの化合物480mg(1.64mmol)
の無水ベンゼン5ml 溶液に塩化オキサリル0.21mlを加えさらにN,N
−ジメチルホルムアミド 2滴を加えて1時間攪拌した。溶媒を留去して得られた
酸クロリド体を塩化メチ レン5mlに溶解し、参考例19の化合物340mg
(1.49mmol)及び トリエチルアミン0.62mlの塩化メチレン10ml
懸濁液に氷冷下滴下した 。滴下終了後、2時間加熱還流した。反応混合物を酢酸
エチルで希釈し、飽和重 曹水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去
し、シリカゲルを用いる カラムクロマトグラフィーに付し、塩化メチレン−メタ
ノール(98:2)で溶 出し結晶を得た。酢酸エチルで再結晶し86.7mgの
目的化合物を得、さらに 母液を濃縮し再結晶することにより110.9mgを得
た。
【0325】 mp 150 〜151 ℃ NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.86(3H,t,
J=6Hz), 1.10〜1.35(1 0H,m), 1.26(9H,s), 1.63 〜1.88(2H,m), 2.65〜2.83(2
H,m), 3.22〜3.40(1H,m) , 5.01(2H,s), 5.87(1H,s), 5.93(1H,s), 6.65〜6.92(5
H,m), 6.98〜7.10(2H,m) , 7.23〜7.35(2H,m), 7.50(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3011, 1697, 1510, 1329,
1239, 1153, 835, 716 , 582 (実施例44) 実施例43の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号378 ) 実施例43の化合物66.7mgを用い、実施例42と
同様の方法によって目 的化合物69.6mgを粉末状物質として得た。
【0326】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3128, 1659, 1518, 1456,
1250, 1065, 770, 729 , 629 (実施例45) N−[2−t−ブチル−5−(1−イ
ミダゾリル)メチルフェ ニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘ
キサンアミド (例示化合 物番号369 ) 参考例14fの化合物450mgと参考例19の化合物
400mgを用いて、 実施例43と同様の方法によって目的化合物0.24g
を結晶として得た。
【0327】 mp 182 〜183 ℃(酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz CDCl3) δppm :0.89(3H,t,
J=7Hz), 1.10〜1.35(2 H,m), 1.25(9H,s), 1.58〜1.85(2H,m), 3.25〜3.43(1H,
m), 5.01(2H,s), 5.87(1 H,s), 5.92(1H,s), 6.63〜6.92(5H,m), 7.07(2H,s), 7.
20〜7.36(2H,m), 7.50(1 H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3136, 1670, 1455, 1250,
1084, 1054, 941, 917, 772, 730 (実施例46) 実施例45の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号370 ) 実施例42と同様の方法によって、実施例45の化合物
150mgを用い目的 化合物167mgを粉末物質として得た。
【0328】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3393, 3136, 1659, 1640,
1518, 1456, 1250, 10 55, 729, 630 (実施例47) N−[2−t−ブチル−5−[(2−
メチル−1−イミダゾリ ル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)デカンア ミド (例示化合物番号389 ) 参考例14eの化合物434mgと参考例24bの化合
物312mgを用い実 施例41と同様にして目的化合物199mgを結晶とし
て得た。
【0329】 mp 143 〜144 ℃(酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.86(3H,t,
J=7Hz), 1.10〜1.40(1 0H,m), 1.25(9H,s), 1.60 〜1.86(2H,m), 2.33(3H,s),
2.65〜2.83(2H,m), 3.20 〜3.50(1H,m), 4.94(2H,s), 5.88(1H,s), 5.93(1H,s),
6.63〜6.80(4H,m), 6.81 (1H,s), 6.93(1H,s), 7.04(1H,brs), 7.20〜7.30(2H,m) IRスペクトル(KBr)cm-1:3133, 1671, 1455, 1250,
1060, 941, 768, 729 (実施例48) 実施例47の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号390 ) 実施例47の化合物150mgを用い、実施例42と同
様な方法によって目的 化合物162mgを粉末状物質として得た。
【0330】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3401, 3139, 1660, 1602,
1522, 1456, 1250, 10 63, 1056, 940, 771, 729 (実施例49) N−[2−t−ブチル−5−[(2−
メチル−1−イミダゾリ ル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)ヘキサン アミド (例示化合物番号391 ) 参考例14fの化合物470mgと参考例24bの化合
物400mgを用いて 、実施例43と同様の方法によって目的化合物340m
gを結晶として得た。
【0331】 mp 186 〜187 ℃(酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.89(3H,t,
J=7Hz), 1.10〜1.38(2 H,m), 1.25(9H,s), 1.60〜1.88(2H,m), 2.33(3H,s), 2.
62〜2.85(2H,m), 3.25〜 3.53(1H,m), 4.94(2H,s), 5.88(1H,s), 5.93(1H,s), 6.
62〜6.80(3H,m), 6.81(1 H,s), 6.93(1H,s), 7.08(1H,s), 7.16〜7.35(2H,m) IRスペクトル(KBr)cm-1:3134, 1670, 1456, 1250,
1056, 938, 772, 728 (実施例50) 実施例49の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号392 ) 実施例49の化合物150mgを用い、実施例42と同
様の方法によって目的 化合物162.5mgを粉末状物質として得た。
【0332】 IRスペクトル(KBr)cm-1:3401, 3142, 1663, 1519,
1456, 1250, 1054, 93 9, 773, 730 (実施例51) N−[2−t−ブチル−5−[(1−
メチル−1,3,4−ト リアゾール−2−イル)チオメチル]フェニル]−3−
(2,3−メチレンジオ キシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号674 ) 実施例15と同様の方法によって、2−メルカプト−
1,3,4−トリアゾー ルを用い、目的化合物を泡状物質として得た。
【0333】 NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm :0.83〜0.86
(3H,m), 1.19〜1.27(6 H,m), 1.23(9H,s), 1.69〜1.76(2H,m), 2.67〜2.78(2H,
m), 3.27〜3.37(1H,m), 3.33(3H,s), 4.22(2H,s), 5.91(1H,s), 5.94(1H,s), 6.
69〜6.81(3H,m), 6.92(1 H,s), 7.02(1H,d,J=8Hz), 7.09(1H,s), 7.25(1H,d,J=8H
z), 8.10(1H,s) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1680, 1509, 1479, 145
8, 1423, 1063, 951, 9 39, 832 (実施例52) 実施例51の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号685 ) 実施例2と同様の方法によって実施例51の化合物を用
い目的化合物を粉末状 物質として得た。
【0334】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1680, 1509, 1479, 145
8, 1423, 1063, 951, 9 39, 832 (実施例53) N−[2−t−ブチル−5−(モルホ
リノメチル)フェニル] 3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンア
ミド (例示化合物番号38 ) 実施例1と同様の方法によって、1−エチルイミダゾー
ルの代わりにモルホリ ンを用い目的化合物を泡状物質として得た。
【0335】 NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm :0.84〜0.88
(3H,m), 1.19〜1.29(6 H,m), 1.26(9H,s), 1.71〜1.79(2H,m), 2.41〜2.43(4H,
m), 2.69〜2.77(2H,m), 3.30〜3.38(1H,m), 3.40(2H,s), 3.68〜3.70(4H,m), 5.
91(1H,s), 5.94(1H,s), 6.68〜6.80(3H,m), 6.97(1H,brs), 7.08(1H,d,J=8.0H
z), 7.22〜7.30(2H,m) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1679, 1514, 151
0, 1457, 1419, 1115, 1067, 864 (実施例54) 実施例53の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号39) 実施例53の化合物を用い、実施例2と同様の方法によ
って目的化合物を泡状 物質として得た。
【0336】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 2519, 2497, 168
4, 1573, 1522, 1477, 1457, 1426, 1127, 1063, 941 (実施例55) N−[2−t−ブチル−5−(2−i
−プロピル−1−イミダ ゾリル)メチルフェニル]−3−(2,3−メチレンジ
オキシフェニル)オクタ ンアミド (例示化合物番号14) 実施例1と同様の方法によって、1−エチルイミダゾー
ルの代わりに2−i− プロピルイミダゾールを用い、目的化合物を結晶として
得た。
【0337】 mp 94.5〜96.5℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.83〜0.91
(3H,m), 1.19〜1.31(1 2H,m), 1.25(9H,s), 1.68 〜1.78(2H,m), 2.73〜2.76(2
H,m), 2.91〜3.00(1H,m) , 3.27〜3.38(1H,m), 4.99(2H,s), 5.87(1H,s), 5.93(1
H,s), 6.65〜6.80(5H,m) , 6.99(1H,s), 7.02(1H,s), 7.25(1H,s), 7.28(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3139, 1674, 1522, 1489,
1457, 1364, 1251, 10 68, 939, 832, 773, 729 (実施例56) 実施例55の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号15) 実施例55の化合物を用い、実施例2と同様の方法によ
って目的化合物を粉末 状物質として得た。
【0338】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:2753, 2681, 1687, 159
6, 1575, 1511, 1458, 1426, 1063, 939 (実施例57) N−[2−t−ブチル−5−[(4−
メチル−1−ピペラジニ ル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)オクタン アミド (例示化合物番号43) 実施例1と同様の方法によって、1−エチルイミダゾー
ルの代わりに1−メチ ルピペラジンを用い目的化合物を泡状物質として得た。
【0339】 NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm :0.84〜0.88
(3H,m), 1.19〜1.29(6 H,m), 1.25(9H,s), 1.68〜1.79(2H,m), 2.30(3H,s), 2.
27〜2.79(10H,m), 3.30 〜3.39(1H,m), 3.43(2H,s), 5.91(1H,s), 5.94(1H,s),
6.68〜6.80(3H,m), 6.96 (1H,br.s), 7.06(1H,d,J=8Hz), 7.25 〜7.30(2H,m) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1679, 1479, 145
8, 1421, 1351, 1282, 1161, 1147, 1063, 1013, 835 (実施例58) 実施例57の化合物の2塩酸塩(例示
化合物番号44) 実施例2と同様の方法によって実施例57の化合物を用
い目的化合物を粉末状 物質として得た。
【0340】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3463, 2348,
1683, 1457, 1426, 1357,
1304, 1062, 943 (実施例59) N−[2−t−ブチル−5−[(4−
メチル−1−ピラゾリル )メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキ
シフェニル)オクタンア ミド (例示化合物番号25) 実施例1と同様の方法によって、1−エチルイミダゾー
ルの代わりに4−メチ ル−ピラゾールを用い目的化合物をガラス状物質として
得た。
【0341】 NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm :0.84(3H,t,
J=6.4Hz), 1.24(9H,s) , 1.13〜1.34(6H,m), 1.55〜1.82(2H,m), 2.05 (3H,s),
2.67 〜2.80(2H,m), 3. 28〜3.37(1H,m), 5.14(2H,s), 5.88(1H,d,J=0.9Hz), 5.
93(1H,s), 6.66〜6.80(4 H,m), 6.91(1H,d,J=7.9Hz), 7.00(1H,br.s), 7.15(1H,
s), 7.29(1H,s), 7.33(1H ,s) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1680, 1597, 1573, 145
8, 1423, 1062 (実施例60) 実施例59の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号26) 実施例2と同様の方法によって、実施例59の化合物を
用い目的化合物を粉末 状物質として得た。
【0342】 NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm :0.85(3H,t,
J=6.5Hz), 1.24(9H,s) , 1.14〜1.35(6H,m), 1.66〜1.80(2H,m), 2.07 (3H,s),
2.67 〜2.80(2H,m), 3. 27〜3.37(1H,m), 5.20(2H,s), 5.88(1H,s), 5.93(1H,
s), 6.67〜6.79(4H,m), 6. 97(1H,d,J=8.1Hz), 7.02(1H,br.s), 7.19(1H,s), 7.30
(1H,s), 7.37(1H,s) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:1680, 1596, 1573, 145
8, 1424, 1063 (実施例61) N−[2−t−ブチル−5−[3−
(1−ピラゾリル)プロピ ル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド ( 例示化合物番号108 ) 実施例9(i)と同様の方法によって、参考例8の化合
物からメシル誘導体を 得、それをさらに実施例1と同様の方法によって、1−
エチルイミダゾールの代 わりにピラゾールと反応させることによって目的化合物
を油状物質として得た。
【0343】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.89〜0.91
(3H,m), 1.24〜1.34(6 H,m), 1.32(9H,s), 1.72〜1.85(2H,m), 2.12〜2.27(2H,
m), 2.57(2H,t,J=7Hz), 2.73〜2.88(2H,m), 3.34〜3.45(1H,m), 4.17(2H,t,J=7H
z), 5.95(1H,s), 6.00(1 H,s), 6.31(1H,t,J=2.1Hz), 6.72〜6.86(3H,m), 6.94〜
7.08(2H,m), 7.18(1H,s) , 7.28〜7.32(1H,m), 7.46(1H,d,J=2Hz), 7.57(1H,d,J=
2Hz) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1679, 1478, 145
8, 1365, 1354, 1091, 1062, 940 (実施例62) 実施例61の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号109 ) 実施例2と同様の方法によって、実施例61の化合物を
用い目的化合物を粉末 状物質として得た。
【0344】 IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3462, 1679, 1567, 151
4, 1501, 1460, 1458, 1420, 1062, 830 (実施例63) N−[2−t−ブチル−5−(2−ピ
リドン−1−イル)メチ ルフェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド (例 示化合物番号42) 実施例15と同様の方法によって、2−メルカプトピリ
ジンの代わりに2−ヒ ドロキシピリジンを用い目的化合物を結晶として得た。
【0345】 mp 7.55〜80.0℃(エーテル−ヘキサン) NMRスペクトル(400MHz,CDCl3) δppm :0.80〜0.91
(3H,m), 1.17〜1.33(6 H,m), 1.24(9H,s), 1.67〜1.80(2H,m), 2.68〜2.80(2H,
m), 3.27〜3.37(1H,m), 5.04(2H,s), 5.89(1H,s), 5.94(1H,s), 6.15(1H,t,J=7H
z), 6.58(1H,d,J=9Hz), 6.67〜6.79(3H,m), 7.00(1H,s), 7.03(1H,s), 7.28〜7.
34(4H,m) IRスペクトル(KBr)cm-1:3282, 1656, 1586, 1540,
1518, 1457, 1250, 77 5, 729 (実施例64) N−[2−t−ブチル−5−[2−
(1−イミダゾリル)エチ ル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド ( 例示化合物番号47) 実施例9と同様の方法によって、参考例22の化合物を
用い、目的化合物を泡 状物質として得た。
【0346】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.81〜0.89
(3H,m), 1.12〜1.35(6 H,m), 1.26(9H,s), 1.65〜1.82(2H,m), 2.69〜2.79(2H,
m), 2.96(2H,t,J=7.5Hz) , 3.28〜3.39(1H,m), 4.12(2H,t,J=7.5Hz), 5.90(1H,
s), 5.94(1H,s), 6.68〜6. 80(3H,m), 6.87(1H,br.s), 7.02 〜7.08(2H,m), 7.16〜
7.28(3H,m), 7.38(1H,s) IRスペクトル(CDCl3)cm-1:1679, 1506, 1479, 145
8, 1422, 1365, 1109, 1077, 1063 (実施例65) 実施例64の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号48) 実施例2と同様の方法によって、実施例64の化合物を
用い目的化合物を泡状 物質として得た。
【0347】 IRスペクトル(CDCl3)cm-1:1679, 1572, 1514, 147
9, 1458, 1423, 1366, 1287, 1062, 931 (実施例66) N−[2−t−ブチル−5−(1−イ
ミダゾリル)メチルフェ ニル]−3−(2−メトキシフェニル)−3−ペンチル
オクタンアミド (例示化 合物番号688 ) 参考例23の化合物を用い、実施例31と同様の方法に
よって目的化合物を結 晶として得た。
【0348】 mp 144.5 〜145.5 ℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3) δppm :0.87(6H,t,
J=7Hz), 0.90〜1.44(1 2H,m), 1.15(9H,s), 1.79 〜1.89(2H,m), 2.01〜2.11(2
H,m), 3.01(2H,s), 3.88 (3H,s), 4.94(2H,s), 6.68〜6.97(6H,m), 7.07〜7.35(4
H,m), 7.46(1H,s) IRスペクトル(KBr)cm-1:1669, 1526, 1462, 1377,
1289, 1241, 1084, 10 28, 916, 749 (実施例67) 実施例66の化合物の塩酸塩(例示化
合物番号689 ) 実施例66の化合物を用い、実施例32と同様の方法に
よって目的化合物を泡 状物質として得た。
【0349】 IRスペクトル(KBr)cm-1:1663, 1578, 1489, 1462,
1364, 1289, 1239, 10 84, 1026, 754 (実施例68)N−〔5−(1−イミダゾリル)メチル−2−i−プロ
ピルフェニル〕−3− (2,3−メチレンジオキシフェニル)ノナンアミド
(実施例68A)及びその 塩酸塩(実施例68B) (例示化合物番号823 及び824
) 参考例24a及び参考例26aの化合物それぞれ215
mg,965mgを用 いて、実施例43と同様の方法によって目的化合物24
0mgを油状物質として 得た。
【0350】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85(3H,t,J=7H
z), 1.04(3H,d,J=7Hz) , 1.06(3H,d,J=7Hz), 1.10-1.38(8H,m), 1.50-1.83(2H,
m), 2.45-2.55(1H,m), 2 .55-2.85(2H,m), 3.20-3.37(1H,m), 4.99(2H,s), 5.85
(1H,s), 5.88(1H,s), 6.6 0-6.83(4H,m), 6.87(1H,s), 7.02(1H,s), 7.17(1H,d,J=
8Hz), 7.32(1H,s), 7.45 (1H,s), 7.57(1H,s) IRスペクトル(liquid film) cm-1:3241, 1660, 1578,
1535, 1504, 1456, 1 250, 1059, 832, 773, 729, 662 実施例68Aの化合物を用い、実施例42と同様の方法
によって目的とする塩 酸塩を粉末状物質として得た。
【0351】 (実施例69)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 2,3−メチレンジオキシフェニル)ノナンアミド(実
施例69A)及びその塩 酸塩(実施例69B) (例示化合物番号381 及び382 ) 参考例19及び参考例26aの化合物それぞれ275m
g,500mgを用い 実施例41と同様の方法によって、目的化合物57mg
を結晶として得た。
【0352】 mp146−147℃(酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85(3H,t,J=7H
z), 1.08-1.45(8H,m), 1.25(9H,s), 1.50-1.85(2H,m), 2.65-2.83(2H,m), 3.22
-3.40(1H,m), 5.01(2H, s), 5.87(1H,s), 5.93(1H,s), 6.65-7.10(8H,m), 7.29
(1H,d,J=10Hz), 7.50(1H, s) IRスペクトル(KBr) cm-1:3220, 3170, 3136, 1671, 1
540, 1506, 1455, 125 0, 1084, 1057, 771, 729, 661 実施例69Aの化合物を用い、実施例42と同様の方法
によって目的とする塩 酸塩を粉末状物質として得た。
【0353】 (実施例70)N−〔2−t−ブチル−5−(2−メチル−1−イミダ
ゾリル)メチルフェニ ル〕−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ノナ
ンアミド(実施例70A )及びその塩酸塩(実施例70B) (例示化合物番号82
7 及び828 ) 参考例24b及び参考例26aの化合物それぞれ400
mg,550mgを用 い、実施例43と同様の方法によって目的化合物531
mgを結晶として得た。 mp175−177℃(酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85(3H,t,J=7H
z), 1.05-1.35(8H,m), 1.25(9H,s), 1.60-1.85(2H,m), 2.33(3H,s), 2.65-2.83
(2H,m), 3.23-3.40(1H, m), 4.94(2H,s), 5.88(1H,s), 5.93(1H,s), 6.65-6.85
(5H,m), 6.93(1H,s), 7.0 5(1H,s), 7.20-7.32(2H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3133, 3105, 1669, 1541, 1
498, 1457, 1250, 106 7, 940, 769, 758, 728, 692 実施例70Aの化合物を用い、実施例42と同様の方法
によって目的とする塩 酸塩を粉末状物質として得た。
【0354】 (実施例71)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 ,3−メチレンジオキシフェニル)ノナンアミド (例示
化合物番号383 ) 参考例25及び参考例26aの化合物それぞれ400m
g,580mgを用い 実施例43と同様の方法によって目的化合物477mg
を結晶として得た。
【0355】 mp79−81℃(ジイソプロピルエーテル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85(3H,t,J=7H
z), 1.05-1.35(8H,m), 1.24(9H,s), 1.65-1.83(2H,m), 2.63-2.83(2H,m), 3.25
-3.38(1H,m), 5.22(2H, s), 5.88(1H,s), 5.93(1H,s), 6.26(1H,s), 6.55-7.05
(6H,m), 7.30(1H,br.s), 7.39(1H,s), 7.52(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:3225, 1644, 1516, 1455, 1
250, 1061, 771, 751, 729 (実施例72)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(3 ,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)オク
タンアミド (例示化合物 番号727 ) 参考例25及び参考例26bの化合物それぞれ140m
g,450mgを用い 実施例41と同様の方法によって目的化合物313mg
を結晶として得た。
【0356】 mp163−164℃(ジイソプロピルエーテル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85(3H,t,J=7H
z), 1.14(9H,s), 1.10 -1.40(6H,m), 1.38(18H,s), 1.55-1.80(2H,m), 2.50-2.
75(2H,m), 3.00-3.15(1H ,m),5.09(1H,s), 5.24(2H,s), 6.26(1H,t,J=2Hz), 6.80
-6.90(2H,m), 7.01(2H,s ), 7.25(1H,d,J=9Hz), 7.37-7.45(2H,m), 7.53(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:3644, 3395, 3242, 1672, 1
533, 1517, 1435, 139 5, 1363, 1162, 814, 760, 653, 617 (実施例73)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 ,3−メチレンジオキシフェニル)ヘプタンアミド (例
示化合物番号375 ) 参考例25及び参考例26cの化合物それぞれ400m
g,520mgを用い 実施例43と同様の方法によって目的化合物630mg
を結晶として得た。
【0357】 mp109−111℃(ジイソプロピルエーテル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85(3H,t,J=7H
z), 1.10-1.40(4H,m), 1.24(9H,s), 1.60-1.80(2H,m), 2.65-2.83(2H,m), 3.22
-3.40(1H,m), 5.22(2H, s), 5.88(1H,s), 5.93(1H,s), 6.26(1H,t,J=2.0Hz), 6.
65-7.10(5H,m), 7.20-7. 35(2H,m),7.40(1H,d,J=2Hz),7.53(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(KBr) cm-1:3242, 3197, 1684, 1655, 1
519, 1495, 1456, 125 1, 1055, 934, 767, 758, 727, 621 (実施例74)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 ,3−メチレンジオキシフェニル)デカンアミド (例示
化合物番号379 ) 参考例25及び参考例14eの化合物それぞれ400m
g,610mgを用い て、実施例43と同様の方法によって目的化合物509
mgを結晶として得た。 mp102−104℃(ジイソプロピルエーテル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.86(3H,t,J=7H
z), 1.05-1.35(10H,m) , 1.23(9H,s), 1.55-1.85(2H,m), 2.60-2.83(2H,m), 3.
25-3.40(1H,m), 5.21(2H ,s), 5.87(1H,s), 5.92(1H,s), 6.26(1H,s), 6.60-7.35
(7H,m),7.39(1H,s), 7.5 3(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:3231, 1643, 1538, 1517, 1
455, 1247, 1087, 105 2, 946, 767, 753, 733, 616 (実施例75)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 ,3−ジクロロフェニル)オクタンアミド (例示化合物
番号802 ) 参考例25及び参考例26eの化合物それぞれ400m
g,696mgを用い て、実施例43と同様の方法によって目的化合物700
mgを結晶として得た。 mp113−115℃(ジイソプロピルエーテル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.78-0.92(3H,
m), 1.10-1.40(6H,m), 1.27(9H,s), 1.70-1.90(2H,m), 2.58-2.80(2H,m), 3.78
-3.92(1H,m), 5.25(2H,s ), 6.27(1H,s), 6.85-7.55(9H,m) IRスヘ゜クトル(KBr) cm-1:3247, 1648, 1522, 1421, 1047, 78
4, 747, 721, 650, 617 (実施例76)N−〔2−t−ブチル−5−(2−メチル−1−イミダ
ゾリル)メチルフェニ ル〕−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘプ
タンアミド(実施例76 A)及びその塩酸塩(実施例76B) (例示化合物番号
825 及び826 ) 参考例24b及び参考例26cの化合物それぞれ400
mg,523mgを用 いて、実施例43と同様の方法によって目的化合物64
0mgを結晶として得た 。
【0358】 mp190−191℃(酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.85(3H,t,J=7H
z), 1.05-1.40(4H,m), 1.26(9H,s), 1.60-1.83(2H,m), 2.40(3H,s), 2.65-2.83
(2H,m), 3.25-3.40(1H, m), 4.96(2H,s), 5.88(1H,s), 5.93(1H,s), 6.63-7.35
(9H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3132, 1671, 1527, 1498, 1
455, 1250, 1060, 938 , 835, 771, 728, 692 実施例76Aの化合物を用いて、実施例42と同様の方
法によって目的とする 塩酸塩を粉末状物質として得た。
【0359】 (実施例77)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘプタンアミド
(実施例77A)及びその 塩酸塩(実施例77B) (例示化合物番号373 及び374
) 参考例19及び参考例26cの化合物それぞれ400m
g,523mgを用い て、実施例43と同様の方法によって目的化合物305
mgを結晶として得た。 mp165−166℃(酢酸エチル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.86(3H,t,J=7H
z), 1.05-1.40(4H,m), 1.26(9H,s), 1.60-1.85(2H,m), 2.65-2.83(2H,m), 3.25
-3.40(1H,m), 5.01(2H, s), 5.87(1H,s), 5.93(1H,s), 6.65-7.33(9H,m), 7.51
(1H,s) IRスヘ゜クトル(KBr) cm-1:3219, 3169, 1670, 1505, 1455, 12
50, 1084, 105 6, 771, 729, 661 実施例77Aの化合物を用いて、実施例42と同様の方
法によって目的とする 塩酸塩を粉末状物質として得た。
【0360】 (実施例78)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−6−シク ロペンチル−3−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘキサンアミド (例示 化合物番号829 ) 参考例41の化合物及びピラゾールを用い、実施例85
Aと同様の方法によっ て目的化合物を泡状物質として得た。
【0361】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.94-1.10(2H,
m), 1.18-1.80(13H,m), 1.24(9H,s), 2.66-2.81(2H,m), 3.27-3.38(1H,m), 5.33
(2H,s), 5.88(1H,s), 5 .92(1H,s), 6.33(1H,t,J=2Hz), 6.67-6.79(3H,m), 6.99
-7.05(2H,m), 7.29-7.32 (2H,m), 7.45(1H,d,J=2Hz), 7.62(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(KBr) cm-1:1656, 1515, 1456, 1418, 1
364, 1251, 1054, 941 , 832, 728 (実施例79)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−6−シ クロペンチル−3−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘキサンアミド(実 施例79A)及びその塩酸塩(実施例79B) (例示化
合物番号853 及び854 ) 参考例41の化合物を用い、実施例85Aと同様の方法
によって目的化合物を 結晶として得た。
【0362】 mp146−148.5℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.95-1.08(2H,
m), 1.17-1.80(13H,m), 1.25(9H,s), 2.68-2.86(2H,m), 3.28-3.39(1H,m), 5.01
(2H,s), 5.87(1H,s), 5 .92(1H,s), 6.67-6.89(5H,m), 7.05(1H,s), 7.07(1H,
s), 7.27-7.30(2H,m), 7.5 1(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1672, 1507, 1455, 1363, 1
250, 1083, 1057, 941 , 833, 773 実施例79Aの化合物を用い、実施例93Bと同様の方
法によって目的化合物 の塩酸塩を泡状物質として得た。
【0363】 IRスペクトル(KBr) cm-1: 1660, 1574, 1519, 1456,
1364, 1251, 1056, 94 1, 832, 772 (実施例80)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 −メトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号
417 ) 参考例38aの化合物及びピラゾールを用いて、実施例
85Aと同様の方法に よって目的化合物を粘稠性物質として得た。
【0364】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83(3H,t,J=7H
z), 1.10-1.39(6H,m), 1.25(9H,s), 1.63-1.83(2H,m), 2.59-2.83(2H,m), 3.52
-3.66(1H,m), 3.78(3H, s), 5.22(2H,s), 6.26(1H,t,J=2Hz), 6.82-7.52(10H,m) IRスペクトル(liquid film) cm-1:3261, 1656, 1599,
1515, 1493, 1464, 1 419, 1395, 1364, 1288, 1241, 752 (実施例81)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(4 −メトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号
453 ) 参考例38bの化合物及びピラゾールを用いて、実施例
85Aと同様の方法に よって目的化合物を結晶として得た。
【0365】 mp109−110℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.83(3H,t,J=6H
z), 1.05-1.36(6H,m), 1.20(9H,s), 1.50-1.79(2H,m), 2.42-2.78(2H,m), 3.08
-3.24(1H,m), 3.77(3H, s), 5.23(2H,s), 6.27(2H,t,J=2Hz), 6.78-7.57(10H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3231, 1648, 1612, 1533, 1
514, 1455, 1248, 118 0, 1035, 835, 748 (実施例82)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 4−メトキシフェニル)オクタンアミド(実施例82
A)及びその塩酸塩(実施 例82B) (例示化合物番号451 及び452 ) 参考例38bの化合物を用いて、実施例85Aと同様の
方法によって目的化合 物を結晶として得た。
【0366】 mp159.5−160.5℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84(3H,t,J=6H
z), 1.10-1.37(6H,s), 1.22(9H,s), 1.54-1.78(2H,m), 2.45-2.60(1H,m), 2.63
-2.80(1H,m), 3.09-3.2 6(1H,m), 3.77(3H,s), 5.02(2H,s), 6.80-6.94(5H,m),
7.04-7.21(3H,m), 7.25- 7.34(2H,m), 7.50-7.56(1H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3134, 3108, 1672, 1511, 1
363, 1245, 1084, 104 0, 835, 663, 556 実施例82Aの化合物を用い、実施例93Bと同様の方
法によって目的とする 塩酸塩を粉末状物質として得た。
【0367】 IRスペクトル(KBr) cm-1:3129, 1657, 1611, 1513, 1
455, 1247, 1179, 108 3, 1038, 829, 631 (実施例83)N−(2−t−ブチル−5−モルホリノメチルフェニ
ル)−3−(2−メトキ シフェニル)オクタンアミド(実施例83A)及びその
塩酸塩(実施例83B) (例示化合物番号790 及び791 ) 参考例38a及びモルホリンを用い、実施例85Aと同
様の方法によって目的 化合物を泡状物質として得た。
【0368】 ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.77-0.93(3H,
m), 1.06-1.36(6H,m), 1.27(9H,s), 1.66-1.84(2H,m), 2.41(4H,t,J=4.5Hz),
2.66(1H,dd,J=6.5Hz,14.5 Hz), 2.76(1H,dd,J=8Hz,14.5Hz), 3.40(2H,s), 3.53-3.
71(1H,m), 3.69(4H,t,J= 4.5Hz), 3.81(3H,s), 6.81-7.33(8H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1655, 1599, 1518, 1493, 1
456, 1416, 1365, 134 8, 1265, 1242, 1117 実施例83Aの化合物を用い、実施例85Bと同様の方
法によって目的とする 塩酸塩を泡状物質として得た。
【0369】 IRスペクトル(KBr) cm-1:1655, 1512, 1493, 1460, 1
421, 1365, 1242, 112 4, 1082, 1053, 1028 (実施例84)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 ,4−ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合
物番号471 ) 参考例37の化合物及びピラゾールを用い、実施例85
Aと同様の方法によっ て目的化合物を油状物質として得た。
【0370】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84(3H,t,J=6H
z), 1.09-1.33(6H,m), 1.25(9H,s), 1.61-1.78(2H,m), 2.55-2.79(2H,m), 3.41
-3.55(1H,m), 3.75(3H, s), 3.77(3H,s), 6.26(1H,t,J=2Hz), 6.38-6.52(1H,m),
6.42(1H,t,J=2Hz), 6.8 6-6.95(1H,m), 7.00-7.16(2H,m), 7.21-7.33(2H,m), 7.
39(1H,d,J=2Hz), 7.52(1 H,d,J=2Hz) IRスペクトル(liquid film) cm-1:1661, 1612, 1585,
1506, 1466, 1419, 1 288, 1263, 1207, 1157, 1122, 1047 (実施例85)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 2,4−ジメトキシフェニル)オクタンアミド(実施例
85A)及びその塩酸塩 (実施例85B) (例示化合物番号469 及び470 ) 参考例37の化合物487.1mg(1.10mmo
l)のジクロロメタン8 ml溶液を氷冷し、メタンスルホニルクロリド151.
6mg(1.32mmo l)のジクロロメタン1ml溶液、次いでトリエチルア
ミン133.9mg(1 .32mmol)のジクロロメタン1ml溶液を加え、
氷冷下、15分間撹拌し た。反応液をジエチルエーテルで希釈し、得られた液
を、希塩酸、水、飽和食塩 水で順次洗い無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
留去し579.3mgの 残渣を得た。このようにして得られたメシル化物をN,
N−ジメチルホルムアミ ド10mlに溶解しヨウ化ナトリウム330.6mg
(2.20mmol)とイ ミダゾール375.4mg(5.51mmol)を加え
室温にて15時間撹拌し た。反応液をジエチルエーテルで希釈し、水、飽和食塩
水で順次洗い無水硫酸マ グネシウムで乾燥した。溶媒を留去し残渣をシリカゲル
25gを用いるカラムク ロマトグラフィーに付し、ジクロロメタン−酢酸エチル
−メタノール(1:1: 0.1)で溶出して得られた画分を酢酸エチル−n−ヘ
キサンで再結晶し目的化 合物380.7mg(収率70%)を得た。
【0371】 mp145−147℃ NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.64(3H,t,J=6.
5Hz), 1.09-1.36(6H,m ), 1.26(9H,s), 1.62-1.75(2H,m), 2.64(1H,dd,J=6.5H
z,14.5Hz), 2.73(1H,dd,J =9.0Hz,14.5Hz), 3.47(2H,quint,J=7.5Hz), 3.75(3H,
s), 3.78(3H,s), 5.00(2H, s), 6.39-6.50(2H,m), 6.76-6.87(1H,m), 6.84-6.94(1
H,br.s), 7.02-7.15(3H,m ), 7.23-7.34(2H,m), 7.47-7.55(1H,br.s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1672, 1612, 1585, 1506, 1
464, 1419, 1288, 125 9, 1207, 1157, 1088, 1034 実施例85Aの化合物380.7mg(0.77mmo
l)のジクロロメタン 7ml溶液に4N塩化水素/メタノール溶液0.39m
l(1.54mmol) を室温にて加え5分間撹拌した。溶媒を留去し塩酸塩4
09.4mg(収率10 0%)を泡状物質として得た。
【0372】 IRスペクトル(KBr) cm−1:1655, 1
612, 1585, 1508, 1460, 14
19, 1288, 126 1, 1207, 1157, 1124, 108
4, 1036 (実施例86)N−(2−t−ブチル−5−モルホリノメチルフェニ
ル)−3−(2−クロロ フェニル)オクタンアミド(実施例86A)及びその塩
酸塩(実施例86B) ( 例示化合物番号803 及び804 ) 参考例38cの化合物及びモルホリンを用い実施例85
Aと同様の方法によっ て目的化合物を粘稠性物質として得た。
【0373】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.79-0.89(3H,
m), 1.18-1.37(6H,m), 1.28(9H,s), 1.73-1.88(2H,m), 2.36-2.49(4H,m), 2.60
-2.81(2H,m), 3.42(2H,s ), 3.65-3.78(4H,m), 3.74-3.89(1H,m), 6.93-7.41(7H,
m) IRスペクトル(liquid film) cm-1:2957, 2929, 1648,
1523, 1478, 1455, 1 119, 1036, 1011, 865, 754 実施例86Aの化合物を用い、実施例85Bと同様にし
て目的とする塩酸塩を 泡状物質として得た。
【0374】 IRスペクトル(KBr) cm-1:2958, 2929, 1660, 1515, 1
478, 1441, 1366, 130 3, 1126, 1083, 755 (実施例87)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 −クロロフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号61
7 ) 参考例38cの化合物及びピラゾールを用い、実施例8
5Aと同様の方法によ って目的化合物を結晶として得た。
【0375】 mp103−105℃(ジクロロメタン−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.79-0.91(3H,
m), 1.13-1.40(6H,m), 1.27(9H,s), 1.71-1.88(2H,m), 2.60-2.80(2H,m), 3.71
-3.87(1H,m), 5.24(2H,s ), 6.26-6.30(1H,s), 6.86-7.56(9H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:2958, 2
928, 1645, 1534, 1515, 14
80, 1418, 139 4, 1088, 1038, 765, 753 (実施例88)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 −ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)オクタンア
ミド (例示化合物番号71 5 ) 参考例25の化合物18.5g(80.8mmol)、
ピリジン36.6ml (453mmol)のジクロロメタン250ml溶液を
0℃に冷却し、参考例4 0の化合物と塩化オキサリルより調製した酸クロリド体
32.7g(87mmo l)の塩化メチレン120ml溶液を50分間かけて滴
下した。反応液を飽和重 曹水、水飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留
去し、残渣をシリカゲル 1000gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し、
酢酸エチル−ジクロロメ タン(3:7)で溶出し、33.0g(収率88%)の
目的化合物を無色泡状物 質として得た。
【0376】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.77-0.88(3H,
m), 1.12-1.31(6H,m), 1.20(9H,s), 1.56-1.77(2H,m), 2.56-2.68(2H,m), 3.56
-3.82(1H,m), 3.84(3H,s ), 5.00(1H,d,J=11Hz), 5.05(1H,d,J=11Hz), 5.19(2H,
s), 6.20-6.27(1H,m), 6. 78-7.54(14H,m) IRスペクトル(film)cm-1:2957, 2930, 1669, 1582, 1
514, 1476, 1273, 120 4, 1088, 751 (実施例89)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 −ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号728 ) 実施例88の化合物33.0g(58.1mmol)の
エタノール(400m l)溶液に10%パラジウム−炭素触媒4.0gを加
え、水素気流下40℃で4 時間激しく撹拌した。触媒を濾去し、溶媒を留去した後
残渣をシリカゲル150 0gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エ
チル−n−ヘキサン(3 :2〜3:1)で溶出し、22.0g(収率79%)の
目的化合物を無色結晶と して得た。
【0377】 mp136−137℃(塩化メチレン−n−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.79-0.89(3H,
m), 1.13-1.31(6H,m), 1.24(9H,s), 1.67-1.86(2H,m), 2.63-2.87(2H,m), 3.43
-3.59(1H,m), 3.84(3H,s ), 5.21(2H,s), 6.01(1H,s), 6.23-6.30(1H,m), 6.68-
7.58(9H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2953, 2931, 1651, 1523, 1
478, 1272, 1225, 108 8, 762, 735 (実施例90)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)オクタン
アミド(実施例90A) 及びその塩酸塩(実施例90B) (例示化合物番号717
及び718 ) 参考例38dの化合物を用い、実施例85Aと同様の方
法によって、目的化合 物を結晶として得た。
【0378】 mp90−91℃(ジクロロメタン−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.75-0.91(3H,
m), 1.07-1.32(6H,m), 1.21(9H,s), 1.66-1.78(2H,m), 2.54-2.73(2H,m), 3.55
-3.72(1H,m), 3.84(3H,s ), 4.96(2H,s), 5.01(1H,d,J=14Hz), 5.04(1H,d,J=14H
z), 6.78-7.66(15H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1674, 1522, 1462, 1354, 1
324, 1173, 1157, 109 2, 1049, 1040, 1001, 965 実施例90Aの化合物を用い、実施例85Bと同様の方
法によって目的とする 塩酸塩を泡状物質として得た。
【0379】 IRスペクトル(KBr) cm-1:2956, 2930, 1660, 1638, 1
582, 1516, 1475, 127 3, 1085, 754, 699, 630 (実施例91)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)オクタンアミ
ド(実施例91A)及び その塩酸塩(実施例91B) (例示化合物番号730 及び
855 ) 実施例90の化合物を用い、実施例93Aと同様の方法
によって、目的化合物 を泡状物質として得た。
【0380】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.78-0.90(3H,
m), 1.15-1.34(6H,m), 1.26(9H,s), 1.66-1.90(2H,m), 2.66-2.90(2H,m), 3.44
-3.58(1H,m), 3.85(3H,s ), 5.00(2H,s), 5.91-6.06(1H,br.s), 6.68-7.54(10H,
m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2956, 2929, 1668, 1510, 1
478, 1366, 1273, 122 7, 1180, 1080, 826, 774, 734 実施例91Aの化合物を用い、実施例85Bと同様の方
法によって目的とする 塩酸塩を泡状物質として得た。
【0381】 IRスペクトル(KBr) cm-1:2956, 2931, 1657, 1518, 1
478, 1272, 1222, 108 3, 735, 629 (実施例92)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 −ヒドロキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番
号739 ) 実施例94の化合物を用い、実施例93Aと同様の方法
によって、目的化合物 を泡状物質として得た。
【0382】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.82-0.88(3H,
m), 1.18(9H,s), 1.20- 1.27(6H,m), 1.70-1.82(2H,m), 2.25-2.31(0.25H,m),
2.47-2.58(1H,m), 2.85-2 .91(0.75H,m), 3.35-3.65(1H,m), 5.19(2H,s), 6.27-6.
32(1H,m), 6.82-7.68(10 H,m) IRスペクトル(film)cm-1:1653, 1516, 1455, 1420, 1
397, 1364, 1269, 109 2, 1053, 976 (実施例93)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 2−ヒドロキシフェニル)オクタンアミド(実施例93
A)及びその塩酸塩(実 施例93B) (例示化合物番号740 及び741 ) 実施例95の化合物534mg(0.993mmol)
のエタノール10ml 溶液に2N塩酸0.52ml及び10%パラジウム−炭
素触媒537mgを加え 、水素気流下5時間激しく撹拌した。反応液をセライト
を用いてロ過し、ロ液を 濃縮した。残渣に飽和重曹水を加えアルカリ性とし、酢
酸エチルで抽出した。抽 水液を水洗し乾燥した後溶媒を留去した。残渣をシリカ
ゲル25gを用いるカラ ムクロマトグラフィーに付し、ジクロロメタン−メタノ
ール(19:1)で溶出 し383mg(収率86%)の目的化合物を泡状物質と
して得た。
【0383】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.81-0.87(3H,
m), 1.20-1.30(6H,m), 1.23(9H,s), 1.68-1.84(2H,m), 2.61-2.70(1H,m), 2.80
-2.88(1H,m), 3.54-3.64 (1H,m), 4.88(2H,s), 6.79-6.90(6H,m), 7.00-7.06(1H,
m), 7.15-7.20(2H,m), 7 .29(1H,d,J=8Hz), 7.69(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1:1656, 1593, 1510, 1455, 1
421, 1232, 1108, 108 1, 830, 753 実施例93Aの化合物222mg(0.496mmo
l)のメタノール10m l溶液を水冷し、4N塩化水素/ジオキサン溶液0.2
5mlを加え、溶媒を留 去した。残渣を減圧下乾燥し泡状物質として塩酸塩を得
た。
【0384】 IRスペクトル(KBr) cm-1:1656, 1574, 1508, 1454, 1
364, 1262, 1168, 108 4, 833, 754 (実施例94)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 −ベンジルオキシフェニル)オクタンアミド (例示化合
物番号719 ) 参考例38eの化合物及びピラゾールを用い、実施例8
5Aと同様の方法によ って目的化合物を粘稠性物質として得た。
【0385】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.80-0.87(3H,
m), 1.17(9H,s), 1.20- 1.27(6H,m), 1.70-1.80(2H,m), 2.63-2.80(2H,m), 3.59
-3.70(1H,m), 5.02(1H,d ,J=12Hz), 5.04(1H,d,J=12Hz), 5.18(2H,s), 6.25(1H,
t,J=2Hz), 6.88-6.97(4H, m), 7.13-7.40(10H,m), 7.52(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(film):1662, 1514, 1493, 1453, 1420,
1237, 1163, 1090, 1 052, 1025 (実施例95)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 2−ベンジルオキシフェニル)オクタンアミド (例示化
合物番号720 ) 参考例38eの化合物を用い、実施例85Aと同様の方
法によって目的化合物 を結晶として得た。
【0386】 mp154−155℃(塩化メチレン−ジイソプロピル
エーテル) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.81-0.86(3H,
m), 1.18(9H,s), 1.20- 1.27(6H,m), 1.70-1.85(2H,m), 2.65-2.81(2H,m), 3.59
-3.69(1H,m), 4.95(2H,s ), 5.01(1H,d,J=11.5Hz), 5.04(1H,d,J=11.5Hz), 6.80-
7.40(15H,m), 7.47(1H,s ) IRスペクトル(KBr) cm-1:1672, 1492, 1451, 1421, 1
363, 1237, 1109, 108 2, 1025, 914 (実施例96)N−(2−t−ブチル−5−モルホリノメチルフェニ
ル)−3−(2−ヒドロ キシフェニル)オクタンアミド(実施例96A)及びそ
の塩酸塩(実施例96B (例示化合物番号742 及び743 ) 実施例102の化合物を用い、実施例93Aと同様の方
法によって目的化合物 を泡状物質として得た。
【0387】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.76-0.91(3H,
m), 1.03-1.49(6H,m), 1.20(9H,s), 1.47-1.88(2H,m), 2.48-2.61(4H,m), 3.39
-3.49(2H,br.s), 3.53-3 .67(1H,m), 3.67-3.85(4H,m), 6.70-7.39(8H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:2957, 2928, 1656, 1518, 1
455, 1349, 1264, 111 7, 864, 753 実施例96Aの化合物を用い、実施例85Bと同様の方
法によって目的とする 塩酸塩を泡状物質として得た。
【0388】 IRスペクトル(KBr) cm-1:2957, 2929, 2594, 2553, 1
656, 1507, 1455, 126 1, 1126, 1083, 754 (実施例97)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル)−3−(4 −ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号744 ) 実施例103の化合物を用い、実施例93Aと同様の方
法によって目的化合物 を泡状物質として得た。
【0389】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84(3H,t,J=7H
z), 1.12-1.35(6H,m), 1.27(9H,s), 1.58-1.83(2H,m), 2.57-2.76(2H,m), 3.32
-3.53(1H,m), 3.63(3H, s), 5.11(2H,s), 6.25-6.58(4H,m), 6.88-7.03(3H,m),
7.22-7.67(4H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3254, 1656, 1617, 1509, 1
468, 1288, 1198, 115 9, 958, 835, 756 (実施例98)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル)−3−(5 −ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号752 ) 実施例105の化合物を用い、実施例93Aと同様の方
法によって目的化合物 を泡状物質として得た。
【0390】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.76-0.93(3H,
m), 1.08-1.37(6H,m), 1.26(9H,s), 1.63-1.92(2H,m), 2.51-2.80(2H,m), 3.25
-3.44(1H,m), 3.75(3H,s ), 5.18(2H,s), 6.30(1H,t,J=2Hz), 6.56-6.83(4H,m),
6.88(1H,d,J=2Hz), 6.91 -7.02(1H,m), 7.21-7.50(3H,m), 7.60(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(KBr) cm-1:1657, 1500, 1460, 1439, 1
419, 1284, 1219, 117 8, 1092, 1034 (実施例99)N−(2−t−ブチル−5−モルホリノメチルフェニ
ル)−3−(5−ヒドロ キシ−2−メトキシフェニル)オクタンアミド(実施例
99A)及びその塩酸塩 (実施例99B) (例示化合物番号753 及び754 ) 実施例106の化合物を用い、実施例93Aと同様の方
法によって目的化合物 を泡状物質として得た。
【0391】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.75-0.92(3H,
m), 1.06-1.38(6H,m), 1.28(9H,s), 1.63-1.88(2H,m), 2.45(4H,t,J=4.5Hz),
2.62(1H,dd,J=6Hz,14Hz), 2.71(1H,dd,J=9Hz,14Hz), 3.35-3.52(1H,m), 3.41(2H,
s), 3.73(4H,t,J=4.5Hz) , 3.76(3H,s), 6.61-6.79(4H,m), 6.91-7.10(3H,m), 7.
23-7.29(1H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1655, 1593, 1500, 1458, 1
419, 1375, 1350, 133 1, 1281, 1219, 1117 実施例99Aの化合物を用い、実施例85Bと同様の方
法によって目的とする 塩酸塩を泡状物質として得た。
【0392】 IRスペクトル(KBr) cm-1:1655, 1500, 1460, 1365, 1
282, 1263, 1217, 112 4, 1082, 1034 (実施例100)N−(2−t−ブチル−5−モルホリノメチルフェニ
ル)−3−(4−ヒドロ キシ−2−メトキシフェニル)オクタンアミド(実施例
100A)及びその塩酸 塩(実施例100B) (例示化合物番号745 及び746 ) 実施例104の化合物を用い、実施例93Aと同様の方
法によって目的化合物 を泡状物質として得た。
【0393】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84(3H,t,J=7H
z), 1.15-1.37(6H,m), 1.28(9H,s), 1.63-1.78(2H,m), 2.38-2.49(4H,m), 2.57
-2.80(2H,m), 3.40(2H, s), 3.38-3.54(1H,m), 3.64-3.77(4H,m), 3.74(3H,s),
6.28-6.39(2H,m), 6.97- 7.15(4H,m), 7.23-7.31(2H,m) IRスペクトル(KBr) cm−1:3286, 1
656, 1615, 1509, 1468, 14
56, 1296, 111 7, 1037, 958, 834 実施例100Aの化合物を用い、実施例93Bと同様の
方法によって目的とす る塩酸塩を泡状物質として得た。
【0394】 IRスペクトル(KBr) cm-1:3222, 1659, 1615, 1594, 1
509, 1457, 1294, 119 8, 1126, 958, 836 (実施例101)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 ,4−ジヒドロキシフェニル)オクタンアミド (例示化
合物番号701 ) 実施例107の化合物を用い、実施例93Aと同様の方
法によって目的化合物 を泡状物質として得た。
【0395】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.77-0.91(3H,
m), 1.08-1.39(6H,m), 1.23(9H,s), 1.59-1.81(2H,m), 2.50(1H,dd,J=11Hz,14.
5Hz), 2.79(1H,dd,J=4Hz ,14.5Hz), 3.38-3.53(1H,m), 5.09(2H,s), 6.22-6.31(2
H,m), 6.33-6.45(1H,m), 6.65-6.74(1H,br.s), 6.88-7.05(3H,m), 7.19-7.71(5H,
m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1655, 1618, 1518, 1460, 1
419, 1398, 1363, 130 2, 1167, 1113, 1092, 976 (実施例102)N−〔2−t−ブチル−5−モルホリノメチルフェニ
ル〕−3−(2−ベンジ ルオキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番号72
1 ) 参考例38eの化合物及びモルホリンを用いて、実施例
85Aと同様の方法に よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0396】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.76-0.87(3H,
m), 1.10-1.31(6H,m), 1.19(9H,s), 1.69-1.91(2H,m), 2.32-2.45(4H,m), 2.63
-2.85(2H,m), 3.37(2H,s ), 3.58-3.72(4H,m), 5.07(2H,s), 6.88-7.47(13H,m) IRスペクトル(film)cm-1:3063, 3032, 2957, 1663, 1
514, 1493, 1453, 141 8, 1349, 1237, 753 (実施例103)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(4 −ベンジルオキシ−2−メトキシフェニル)オクタンア
ミド (例示化合物番号72 2 ) 参考例38fの化合物及びピラゾールを用いて、実施例
85Aと同様の方法に よって目的化合物をガラス状物質として得た。
【0397】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84(3H,t,J=7H
z), 1.10-1.36(6H,m), 1.24(9H,s), 1.62-1.84(2H,m), 2.54-2.62(2H,m), 3.38
-3.56(1H,m), 3.74(3H, s), 5.02(2H,s), 5.22(2H,s), 6.23-6.28(1H,m), 6.48-
6.57(2H,m), 6.85-7.57( 12H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1:3133, 1661, 1611, 1586, 1
516, 1289, 1200, 116 1, 1040, 834, 751 (実施例104)N−〔2−t−ブチル−5−モルホリノメチルフェニ
ル〕−3−(4−ベンジ ルオキシ−2−メトキシフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号723 ) 参考例38fの化合物及びモルホリンを用い、実施例8
5Aと同様の方法によ って目的化合物を粘稠性物質として得た。
【0398】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84(3H,t,J=6H
z), 1.19-1.41(6H,m), 1.26(9H,s), 1.57-1.83(2H,m), 2.33-2.53(4H,m), 2.57
-2.81(2H,m), 3.36-3.6 0(3H,m), 3.64-3.76(4H,m), 3.77(3H,br.s), 5.02(2H,
s), 6.49-6.60(2H,m), 6. 94-7.52(10H,m) IRスペクトル(film):3233, 1738, 1653, 1611, 1505,
1455, 1291, 1117, 1 038, 836, 737 (実施例105)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(5 −ベンジルオキシ−2−メトキシフェニル)オクタンア
ミド (例示化合物番号72 5 ) 参考例38gの化合物及びピラゾールを用いて、実施例
85Aと同様の方法に よって目的化合物を泡状物質として得た。
【0399】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.84(2H,t,J=6H
z), 1.06-1.35(6H,m), 1.26(9H,s), 1.61-1.78(2H,m), 2.55-2.78(2H,m), 3.46
-3.65(1H,m), 3.73(3H, s), 4.99(2H,s), 5.21(2H,s), 6.25(1H,t,J=2Hz), 6.75
(1H,s), 6.76(1H,d,J=2H z), 6.73-6.96(2H,m), 7.04-7.12(1H,br.s), 7.21-7.48
(8H,m), 7.52(1H,d,J=2H z) IRスペクトル(KBr) cm-1:1659, 1500, 1464, 1419, 1
284, 1221, 1180, 104 7, 1028 (実施例106)N−〔2−t−ブチル−5−モルホリノメチルフェニ
ル〕−3−(5−ベンジ ルオキシ−2−メトキシフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号724 ) 参考例38gの化合物及びモルホリンを用い、実施例8
5Aと同様の方法によ って目的化合物を泡状物質として得た。
【0400】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.77-0.91(3H,
m), 1.05-1.39(6H,m), 1.28(9H,s), 1.62-1.80(2H,m), 2.41(4H,t,J=4.5Hz),
2.54-2.71(2H,m), 3.40(2 H,s), 3.50-3.67(1H,m), 3.68(4H,t,J=4.5Hz), 3.76(3
H,s), 6.74-6.81(2H,m), 6.85-6.91(1H,br,s), 7.03-7.13(2H,m), 7.21-7.47(7H,
m) IRスペクトル(KBr) cm-1:1657, 1500, 1456, 1419, 1
365, 1298, 1282, 126 5, 1221, 1180, 1117, 1043, 1028 (実施例107)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 ,4−ジベンジルオキシフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号726 ) 参考例38hの化合物及びピラゾールを用い、実施例8
5Aと同様の方法によ って目的化合物を油状物質として得た。
【0401】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.77-0.91(3H,
m), 1.10-1.34(6H,m), 1.16(9H,s), 1.60-1.82(2H,m), 2.57-2.70(2H,m), 3.44
-3.61(1H,m), 4.95(1H,d ,J=12Hz), 5.00(2H,s), 5.02(1H,d,J=12Hz), 5.19(2H,
s), 6.24(1H,t,J=2Hz), 6 .52-6.63(2H,m), 6.86-7.01(2H,m), 7.08-7.17(1H,m),
7.19-7.46(13H,m), 7.52 (1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(liquid film) cm-1:1670, 1610, 1585,
1504, 1454, 1421, 1 392, 1377, 1288, 1257, 1169, 1043, 1026 (実施例108A)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピペリジニルメチル
フェニル〕−3−(2 ,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号43) 実施例1と同様の方法によって、2−エチルイミダゾー
ルの代わりにピペリジ ンを用い目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0402】 NMRスペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.79-0.96(3H,
m), 1.15-1.33(6H,m), 1.42-1.45(2H,m), 1.51-1.61(4H,m), 1.69-1.79(2H,m),
2.27-2.39(4H,br), 2.6 8-2.78(2H,m), 3.30-3.40(3H,m), 5.91(1H,s), 5.94(1
H,s), 6.65-6.77(3H,m), 6.95(1H,s), 7.07(1H,d,J=8.1Hz), 7.24(2H,s) IRスペクトル(CDCl3) cm-1:3000, 2957, 2937, 2861,
2799, 1678, 1502, 1 479, 1457, 1421, 1353, 1064, 940, 832 (実施例108B)実施例108Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号44) 実施例108Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0403】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3471, 2961, 2935, 2874,
2620, 2516, 1683, 1 515, 1457, 1063, 940, 333 (実施例109A)N−〔2−t−ブチル−5−(1−イミダゾリル)メチ
ルフェニル〕−3−( 2,3,4−トリメトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号560 ) 実施例1と同様の方法によって、参考例31の化合物及
び2−エチルイミダゾ ールの代わりにイミダゾールを用い目的化合物を泡状物
質として得た。
【0404】 NMRスペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.83-0.90(3H,
m), 1.12-1.34(6H,m), 1.28(9H,s), 1.58-1.76(2H,m), 2.67(2H,d,J=7.6Hz),
3.43-3.51(1H,m), 3.73(3 H,s), 3.83(3H,s), 3.89(3H,s), 4.99(2H,s), 6.65(1H,
d,J=8.5Hz), 6.81(1H,d, J=8.1Hz), 6.87(1H,s), 6.88(1H,d,J=9.0Hz), 7.06(1H,
s), 7.15(1H,brs), 7.21 (1H,br.s), 7.29(1H,d,J=8.3Hz), 7.50(1H,s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961, 2934, 2860, 1678,
1600, 1575, 1496, 1 466, 1422, 1298, 1277, 1260, 1097, 1017 (実施例109−B)実施例109Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号561
) 実施例109Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0405】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962, 2935, 2860, 2688,
2456, 1681, 1600, 1 575, 1495, 1466, 1421, 1367, 1298, 1276, 1260, 109
6, 1017 (実施例110)N−〔2−t−ブチル−5−〔(1−ピラゾリル)メチ
ル〕フェニル〕−3− (2,3,4−トリメトキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号562 ) 実施例1と同様の方法によって、参考例31の化合物及
び2−エチルイミダゾ ールの代わりにピラゾールを用い目的化合物を油状物質
として得た。
【0406】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.81-0.90(3H,
m), 1.11-1.31(6H,m), 1.27(9H,s), 1.64-1.75(2H,m), 2.67(2H,d,J=7.6Hz),
3.43-3.51(1H,m), 3.73(3 H,s), 3.83(3H,s), 3.89(3H,s), 5.21(2H,s), 6.25(1H,
t,J=2.2Hz), 6.64(1H,d, J=8.6Hz), 6.87-6.91(2H,m), 7.13(1H,br.s), 7.20(1H,
br.s), 7.27-7.30(1H,m) , 7.37(1H,d,J=2.2Hz), 7.52(1H,d,J=1.7Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961, 2934, 1678, 1600,
1574, 1515, 1496, 1 466, 1421, 1276, 1097, 1017 (実施例111)N−〔2−t−ブチル−5−〔2−(1−ピラゾリル)
エチル〕フェニル〕− 3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンア
ミド (例示化合物番号62 ) 参考例22の化合物を用い、実施例9(i)と同様の方
法によってメシル化試 薬と反応させた後、実施例1と同様の方法によってピラ
ゾールとの反応を行い目 的化合物を泡状物質として得た。
【0407】 NMRスペクトル(CDCl3,270MHz)δppm:0.83-0.87(3H,
m), 1.12-1.29(6H,m), 1.26(9H,s), 1.58-1.89(2H,m), 2.73-2.76(2H,m), 3.07
(2H,t,J=7.6Hz), 3.28-3 .49(1H,m), 4.31(2H,t,J=7.6Hz), 5.90(1H,s), 5.94(1
H,s), 6.19(1H,s), 6.69- 6.82(4H,m), 6.99(1H,s), 7.20-7.26(2H,m), 7.51(1H,
d,J=1.7Hz), 7.62(1H,d,J =1.9Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2960, 2933, 2874, 2860,
1681, 1514, 1458, 1 397, 1366, 1091, 1055 (実施例112)N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(1−ピラゾリル)
プロピル〕フェニル〕 −3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタン
アミド (例示化合物番号 108 ) 参考例8の化合物を用い、実施例9(i)と同様の方法
によってメシル化後、 実施例1と同様の方法によって2−エチルイミダゾール
の代わりにピラゾールと の反応を行い目的化合物を泡状物質として得た。
【0408】 NMRスペクトル(CDCl3,270MHz)δppm:0.80-0.88(3H,
m), 1.09-1.33(6H,m), 1.27(9H,s), 1.70-1.79(2H,m), 2.11-2.22(2H,m), 2.49
-2.55(2H,t,J=7.6Hz), 2 .71-2.77(2H,m), 3.29-3.39(1H,m), 4.12(2H,t,J=6.9H
z), 5.90(1H,s), 5.94(1H ,s), 6.25(1H,t,J=2.0Hz), 6.68-6.81(3H,m), 6.91-7.0
0(2H,m), 7.14(1H,s), 7 .23-7.25(1H,m), 7.40(1H,d,J=2.0Hz), 7.53(1H,d,J=1.
7Hz) IRスペクトル(CHCl) cm−1:3463,
2960, 2933, 2874, 1679,
1567, 1514, 1 480, 1458, 1421, 1398, 13
66, 1092, 1063, 940 (実施例113)N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(1−ピラゾリル)
プロピル〕フェニル〕 −3−(2,3,4−トリメトキシフェニル)オクタン
アミド (例示化合物番号 772 ) 参考例43の化合物を用い、実施例9−iと同様の方法
によってメシル化後、 実施例1と同様の方法によって2−エチルイミダゾール
の代わりにピラゾールと の反応を行い目的化合物を油状物質として得た。
【0409】 NMRスペクトル(CDCl3,270MHz)δppm:0.78-0.89(3H,
m), 1.13-1.31(6H,m), 1.29(9H,s), 1.56-1.78(2H,m), 2.05-2.19(2H,m), 2.45
-2.51(2H,t,J=7.5Hz), 2 .67(2H,d,J=7.5Hz), 3.43-3.54(1H,m), 3.73(3H,s), 3.
81(3H,s), 3.90(3H,s), 4.10(2H,t,J=7.0Hz), 6.23(1H,t,J=2.0Hz), 6.64(1H,d,
J=8.6Hz), 6.88(1H,s), 6.91(1H,s), 7.03(1H,s), 7.11(1H,s), 7.23(1H,d,J=8.
2Hz), 7.39(1H,d,J=2.0H z), 7.56(1H,d,J=1.6Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2960, 2935, 2873, 1676,
1600, 1568, 1514, 1 495, 1466, 1420, 1277, 1096, 1017 (実施例114A)N−〔2−t−ブチル−5−(モルホリノメチル)フェ
ニル〕−3−(2,3 ,4−トリメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化
合物番号774 ) 参考例31で得られた化合物及び2−エチルイミダゾー
ルの代わりにモルホリ ンを用い、実施例1と同様の方法によって、目的化合物
を油状物質として得た。 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.83-0.88(3H,
m), 1.13-1.33(6H,m), 1.29(9H,s), 1.67-1.74(2H,m), 2.39-2.41(4H,m), 2.67
(2H,d,J=7.6Hz), 3.35-3 .42(2H,m), 3.45-3.53(1H,m), 3.68(4H,t,J=4.5Hz), 3.
75(3H,s), 3.84(3H,s), 3.90(3H,s), 6.66(1H,d,J=8.6Hz), 6.90(1H,d,J=8.5H
z), 7.08(1H,d,J=8.0Hz), 7.12(1H,s), 7.17(1H,s), 7.26-7.30(1H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962, 2934, 2862, 1673,
1599, 1570, 1495, 1 466, 1420, 1300, 1277, 1262, 1115, 1097, 1012, 864 (実施例114B)実施例114Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号775
) 実施例114Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0410】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2965, 2936 ,2861, 2519,
2333, 2247, 1682, 1 600, 1573, 1495, 1466, 1421, 1300, 1277, 1262, 112
6, 1016 (実施例115A)N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(モルホリノ)プロ
ピル〕フェニル〕−3 −(2,3,4−トリメトキシフェニル)オクタンアミ
(例示化合物番号776 ) 参考例43で得られた化合物を用い、実施例9(i)と
同様の方法によってメ シル化試薬と反応させた後、実施例1と同様の方法によ
って2−エチルイミダゾ ールの代わりにモルホリンとの反応を行い目的化合物を
泡状物質として得た。
【0411】 NMRスペクトル(CDCl3,270MHz)δppm:0.78-0.88(3H,
m), 1.11-1.37(6H,m), 1.29(9H,s), 1.64-1.81(4H,m), 2.34(2H,t,J=7.5Hz),
2.42(4H,t,J=4.6Hz), 2.5 3(2H,t,J=7.8Hz), 2.67(2H,d,J=7.5Hz), 3.43-3.54(1H,
m), 3.71(4H,t,J=4.6Hz) , 3.75(3H,s), 3.84(3H,s), 3.90(3H,s), 6.65(1H,d,J=
8.7Hz), 6.88-6.93(2H,m ), 7.10(2H,br.s), 7.22(1H,d,J=8.2Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2960, 2934, 2872, 1675,
1600, 1567, 1495, 1 466, 1420, 1276, 1116, 1016 (実施例115B)実施例115Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号777
) 実施例115Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0412】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2963, 2874, 2349, 1676,
1600, 1495, 1466, 1 420, 1276, 1125, 1016 (実施例116A)N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(モルホリノ)プロ
ピル〕フェニル〕−3 −(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミ
(例示化合物番号130 ) 参考例8の化合物を用い実施例9(i)と同様の方法に
よってメシル化後、実 施例1と同様の方法によって、2−エチルイミダゾール
の代わりにモルホリンと の反応を行い目的化合物を油状物質として得た。
【0413】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.84-0.89(3H,
m), 1.10-1.41(6H,m), 1.26(9H,s), 1.67-1.80(4H,m), 2.33-2.37(2H,d,J=7.6H
z), 2.43(4H,br.s), 2.5 5(2H,d,J=7.8Hz), 2.70-2.79(2H,m), 3.30-3.37(1H,m),
3.71(4H,t,J=4.7Hz), 5 .90(1H,s), 5.94(1H,s), 6.68-6.79(3H,m), 6.93(1H,d,
J=8.1Hz), 6.98(1H,br.s ), 7.18(1H,s), 7.22(1H,d,J=8.1Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959,2933, 2873, 2863,
2817, 1679, 1479, 14 58, 1420, 1364, 1116, 1065 (実施例116B)実施例116Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号131
) 実施例116Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0414】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962, 2933, 2874, 2338,
1679, 1601, 1569, 1 511, 1479, 1458, 1421, 1367, 1126, 1093, 1064 (実施例117A)N−〔2−t−ブチル−5−(モルホリノメチル)フェ
ニル〕−3−(2,4 ,5−トリメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化
合物番号778 ) 参考例32で得られた化合物及び2−エチルイミダゾー
ルの代わりにモルホリ ンを用い実施例1と同様の方法によって目的物を無色泡
状物質として得た。
【0415】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.84(3H,t,J=5.
6Hz), 1.27(9H,s), 1. 15-1.35(6H,m), 1.66-1.76(2H,m), 2.38-2.48(4H,m),
2.63-2.77(2H,m), 3.41(2 H,s), 3.47-3.55(1H,m), 3.69(4H,t,J=4.6Hz), 3.79(3
H,s), 3.83(3H,s), 3.86( 3H,s), 6.50(1H,s), 6.75(1H,s), 7.07(1H,s), 7.09(1
H,s), 7.25(1H,s), 7.29( 1H,s) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961, 2935, 2861, 1676,
1612, 1570, 1510, 1 466, 1265, 1180, 1115, 863, 827 (実施例117B)実施例117Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号779
) 実施例117Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0416】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962, 2936, 2860, 2335,
1682, 1510, 1466, 1 263, 1128, 1084, 1035, 964, 867 (実施例118)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−3−(2 ,4,5−トリメトキシフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号580 ) 実施例117Aと同様の方法によって、2−エチルイミ
ダゾールの代わりにピ ラゾールを用い目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0417】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.84(3H,t,J=5.
9Hz), 1.25(9H,s), 1. 18-1.30(6H,m), 1.66-1.70(2H,m), 2.62-2.75(2H,m),
3.46-3.53(1H,m), 3.76(3 H,s), 3.82(3H,s), 3.85(3H,s), 5.22(2H,s), 6.26(1H,
t,J=2.1Hz), 6.49(1H,s) , 6.73(1H,s), 6.91(1H,d,J=8.1Hz), 7.09(1H,s), 7.24
(1H,s), 7.25-7.32(1H,m ), 7.40(1H,d,J=2.0Hz), 7.52(1H,d,J=2.0Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3471, 2960, 2935, 2859,
1678, 1612, 1574, 1 510, 1466, 1182, 1036 (実施例119)N−〔2−t−ブチル(1−ピラゾリルブチル)フェニ
ル−3−(2,3−メ チレンジオキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物
番号154 ) 参考例36で得られた化合物を用い、実施例1と同様の
方法によって、2−エ チルイミダゾールの代わりにピラゾールを用い目的化合
物を無色泡状物質として 得た。
【0418】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.81-0.88(3H,
m), 1.25(9H,s), 1.17- 1.37(6H,m), 1.54-1.61(2H,m), 1.67-1.79(2H,m), 1.84
-1.92(2H,m), 2.53(2H,t ,J=8Hz), 2.68-2.79(2H,m), 3.30-3.37(1H,m), 4.12(2
H,t,J=8Hz), 5.89(1H,s), 5.94(1H,s), 6.22(1H,t,J=2Hz), 6.67-6.78(3H,m), 6.8
8(1H,d,J=8Hz), 6.97(1 H,s), 7.12(1H,s), 7.21(1H,d,J=8Hz), 7.36(1H,d,J=2H
z), 7.49(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959, 2933, 2862, 1679,
1599, 1567, 1514, 1 458, 1063, 940 (実施例120)N−〔2−t−ブチル−5−〔(1−ピラゾリル)メチ
ル)フェニル〕−3− (2,3−ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例示
化合物番号507 ) 参考例33で得られた化合物及び2−エチルイミダゾー
ルの代わりにピラゾー ルを用い、実施例1と同様の方法によって目的化合物を
油状物質として得た。
【0419】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.82-0.85(3H,
m), 1.23-1.30(6H,m), 1.27(9H,s), 1.63-1.78(2H,m), 2.67(2H,d,J=7.5Hz),
3.57-3.65(1H,m), 3.82(3 H,s), 3.83(3H,s), 5.22(2H,s), 6.26(1H,t,J=2.1Hz),
6.77(1H,dd,J=8.1,1.2Hz ), 6.83(1H,d,J=7.5Hz), 6.90(1H,d,J=8.0Hz), 7.03(1
H,t,J=8.0Hz), 7.11(1H,s ), 7.22(1H,s), 7.28(1H,d,J=8.2Hz), 7.38(1H,d,J=2.2
Hz), 7.52(1H,d,J=1.9Hz ) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961, 2934, 1679, 1584,
1515, 1479, 1424, 1 274, 1167, 1090, 1006 (実施例121A)N−〔2−t−ブチル−5−(モルホリノメチル)フェ
ニル〕−3−(2,3 −ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化合物番
号788 ) 参考例33で得られた化合物及び2−エチルイミダゾー
ルの代わりにモルホリ ンを用い、実施例1と同様の方法によって目的化合物を
油状物質として得た。
【0420】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.83-0.85(3H,
m), 1.12-1.32(6H,m), 1.28(9H,s), 1.64-1.81(2H,m), 2.41(4H,br.s), 2.68(2
H,d,J=7.4Hz), 3.40(2H, s), 3.60-3.79(5H,m), 3.84(3H,s), 3.85(3H,s), 6.79
(1H,d,J=8.0Hz), 6.85(1H ,d,J=7.6Hz), 7.02-7.11(3H,m), 7.21(1H,s), 7.22-7.3
0(1H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962, 2934, 2872, 1673,
1511, 1479, 1302, 1 266, 1115, 1008, 864 (実施例121B)実施例121Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号789
) 実施例121Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0421】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2966, 2874, 2337, 2247,
1683, 1523, 1479, 1 456, 1431, 1305, 1264, 1126, 1085, 1006 (実施例122A)N−〔2−t−ブチル−5−(モルホリノメチル)フェ
ニル〕−3−(2,4 ,6−トリメトキシフェニル)オクタンアミド (例示化
合物番号783 ) 参考例34で得られた化合物及び2−エチルイミダゾー
ルの代わりにモルホリ ンを用い実施例1と同様の方法によって、目的化合物を
油状物質として得た。
【0422】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.79-0.88(3H,
m), 1.10-1.44(6H,m), 1.28(9H,s), 1.60-1.68(1H,m), 1.82-1.90(1H,m), 2.42
(4H,brs), 2.70(1H,dd,J =14.5Hz,6.0Hz), 2.97(1H,dd,J=14.3Hz,9.8Hz), 3.39(2
H,br.s), 3.66-3.89(5H, m), 3.78(9H,s), 6.11(2H,s), 7.07-7.11(3H,m), 7.23-
7.30(1H,m) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961, 2936, 2862, 1673,
1608, 1592, 1467, 1 456, 1419, 1153, 1116 (実施例122B)実施例122Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号784
) 実施例122Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0423】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2963, 2861, 2332, 1679,
1608, 1592, 1518, 1 467, 1456, 1424, 1153, 1125 (実施例123)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリルメチル)
フェニル〕−3−(2 ,4,6−トリメトキシフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号785 ) 参考例34で得られた化合物及び2−エチルイミダゾー
ルの代わりにピラゾー ルを用い実施例1と同様の方法によって、目的化合物を
無色泡状物質として得た 。
【0424】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.83(3H,t,J=6.
5Hz), 1.27(9H,s), 1. 05-1.32(6H,m), 1.59-1.66(2H,m), 1.80-1.90(1H,m),
2.69(1H,dd,J=5.9Hz,14.5 Hz), 2.98(1H,dd,J=10.0Hz,14.3Hz), 3.67-3.85(6H,m),
3.78(3H,s), 5.20(2H,s ), 6.10(2H,s), 6.25(1H,t,J=2.0Hz), 6.89(1H,d,J=7.0
Hz), 7.12(2H,s), 7.28( 1H,s), 7.38(1H,d,J=2.2Hz), 7.52(1H,J=2.2Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3000, 2961, 2937, 2860,
1676, 1608, 1592, 1 514, 1467, 1422, 1153, 1123, 951 (実施例124A)N−〔2−t−ブチル−5−(1−モルホリノブチル)
フェニル〕−3−(2 ,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号176 ) 参考例36で得られた化合物及び2−エチルイミダゾー
ルの代わりにモルホリ ンを用い実施例1と同様の方法によって、目的化合物を
無色泡状物質として得た 。
【0425】 NMRスペクトル(CDCl3,400MHz)δppm:0.80-0.88(3H,
m), 1.25(9H,s), 1.19- 1.30(6H,m), 1.48-1.63(4H,m), 1.66-1.80(2H,m), 2.33
(2H,t,J=7Hz), 2.38-2.4 8(4H,br.), 2.53(2H,t,J=7.5Hz), 2.68-2.79(2H,m), 3.
30-3.37(1H,m), 3.71(4H ,t,J=5Hz), 5.90(1H,s), 5.94(1H,s), 6.68-6.79(3H,
m), 6.91(1H,d,J=8Hz), 6. 97(1H,s), 7.16(1H,s), 7.21(1H,d,J=8Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2959, 2934, 2863, 1679,
1458, 1420, 1365, 1 116, 1065, 940, 875 (実施例124B)実施例124Aの化合物の塩酸塩 (例示化合物番号177
) 実施例124Aで得られた化合物を用い、実施例2と同
様の方法によって目的 化合物を粉末状物質として得た。
【0426】 IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2962, 2934, 2874, 2338,
1679, 1503, 1458, 1 421, 1366, 1125, 1064, 940 (実施例125)N−〔2−t−ブチル−5−〔(1−ピラゾリル)メチ
ル〕フェニル〕−3− (2,3−エチレンジオキシフェニル)オクタンアミド
(例示化合物番号811 ) 参考例35で得られた化合物及び2−エチルイミダゾー
ルの代わりにピラゾー ルを用い実施例1と同様の方法によって、目的化合物を
油状物質として得た。
【0427】 NMRスペクトル(400MHz,CDCl3)δppm:0.83-0.86(3H,
m), 1.14-1.35(6H,m), 1.25(9H,s), 1.71-1.77(2H,m), 2.63-2.73(2H,m), 3.56
(1H,qunt.,J=7Hz), 4.08 -4.24(4H,m), 5.23(2H,s), 6.26(1H,t,J=2Hz), 6.70-6.
82(3H,m), 6.92(1H,d,J= 8Hz), 7.02(1H,s), 7.28-7.34(2H,m), 7.40(1H,d,J=2H
z), 7.52(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:2961, 2933, 1679, 1474,
1282, 1090, 1051 (実施例126)N−〔2−t−ブチル−5−〔(1−ピラゾリル)メチ
ル〕フェニル〕−3− (2−トリクロロメチルフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号763 ) 参考例29fの化合物を用い、実施例9(i)と同様の
方法によってメシル化 後、実施例1と同様の方法によってピラゾールとの反応
を行い目的化合物を無色 結晶として得た。
【0428】 mp125−126°(エーテル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz,CDCl3)δppm:0.80-0.84(3H,
m), 1.03-1.30(6H,m), 1.32(9H,s), 1.73-1.91(3H,m), 2.54-2.72(2H,m), 3.59
-3.70(1H,m), 5.26(2H,s ), 6.27(1H,br.s), 6.93(1H,d,J=8.0Hz), 7.04(1H,br.
s), 7.30-7.40(2H,m), 7. 42-7.59(4H,m), 7.65(1H,d,J=7.7Hz) IRスペクトル(CHCl3) cm-1:3465, 2961, 2933, 2873,
2863, 1687, 1608, 1 575, 1515, 1478, 1455, 1424, 1314, 1160, 1125, 103
7 (実施例127)N−〔2−t−ブチル−5−(2−ピリミジニル)チオ
メチルフェニル〕−3 −(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンアミド (例
示化合物番号798 ) 参考例37の化合物543mg(1.23mmol)の
ジクロロメタン20m l溶液を塩−氷浴で冷却しメタンスルホニルクロリド1
14μl(1.47mm ol)及びトリエチルアミン187μl(1.47mm
ol)を順次加えた。5 分間撹拌した後、酢酸エチルで希釈し、得られた液を2
N−HCl、水、飽和食 塩水で洗浄した。乾燥後、溶媒を留去して得られたメシ
ル化物をN,N−ジメチ ルホルムアミド20mlに溶解させ、2−メルカプトピ
リミジン224mg(2 .00mmol)及びトリエチルアミン190μl
(1.50mmol)を加え て50℃で8時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、得られた液を水、次 いで飽和食塩水で洗浄し乾燥した。溶媒を留去して得ら
れた残渣をシリカゲル5 0gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチ
ル−ヘキサン(3:2) で溶出し目的化合物261mg(収率40%)を泡状物
質として得た。
【0429】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 0.76-0.90(3
H,m), 1.10-1.34(6H,m ), 1.26(9H,s), 2.55-2.79(2H,m), 3.42-3.57(1H,m),
3.77(6H,s), 4.33(2H,s), 6.39-6.51(2H,m), 6.89-7.43(6H,m), 8.46-8.57(2H,m) IRスペクトル(film)cm-1: 2957, 2930, 1653, 1613,
1565, 1549, 1507, 14 64, 1381, 1208, 1038 (実施例128)N−〔2−t−ブチル−5−(2−ピリミジニル)スル
ホニルメチルフェニル 〕−3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンアミ
(例示化合物番号801 ) 実施例127の化合物260mg(0.48mmol)
及び重曹420mg( 5.00mmol)のジクロロメタン20ml懸濁液に
氷冷下70%m−クロロ 過安息香酸276mg(1.20mmol)を加えた。
15分間撹拌した後、亜 硫酸ナトリウム水溶液を加え反応を停止させ、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を 飽和重曹水、水、飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥した。
溶媒を留去して得られた 残渣をシリカゲル25gを用いるカラムクロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル で溶出し目的化合物129mg(収率47%)を泡状物
質として得た。
【0430】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl) δ
ppm: 0.79-0.92(3H,m), 1.12-1.33(6H,m ), 1.23(9H,s), 1.60-1.78(2H,m), 2.55-2.72(2H,m),
3.40-3.56(1H,m), 3.79(6 H,s), 4.70(2H,s), 6.42-6.52(2H,m), 6.95-7.56(6H,
m), 8.88-8.95(2H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1: 2956, 2930, 1664, 1612,
1566, 1507, 1386, 13 24, 1209, 1122, 1O36, 833 (実施例129)N−〔2−t−ブチル−5−(2−ピリミジニル)アミ
ノメチルフェニル〕− 3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンアミド
(実施例129A)及びそ の塩酸塩(実施例129B) (例示化合物番号799 及び
800 ) 参考例42の化合物530mg(1.20mmol)及
び2−クロロピリミジ ン230mg(2.01mmol)のエタノール20m
l溶液を24時間加熱還 流した。反応液に飽和重曹水を加えた後酢酸エチルで抽
出した。抽出液を水、次 いで飽和重曹水で洗浄し、乾燥した。溶媒を留去して得
られた残渣をシリカゲル 50gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エ
チルで溶出し目的化合物 190mg(収率31%)を泡状物質として得た。
【0431】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 0.79-0.90(3
H,m), 1.09-1.38(6H,m ), 1.27(9H,s), 1.60-1.80(2H,m), 2.57-2.78(2H,m),
3.41-3.56(1H,m), 3.77(6 H,s), 4.54(1H,s), 4.56(1H,s), 5.34-5.47(1H,m), 6.4
0-6.57(3H,m), 6.92-7.3 2(5H,m), 8.23-8.32(2H,m) IRスヘ゜クトル(film)cm-1: 2957, 2930, 1659, 1590, 1532, 1
507, 1455, 14 10, 1291, 1262, 1208 実施例129Aの化合物189mgのエーテル4ml溶
液を0℃に冷却し、4 N塩化水素/ジオキサン溶液90μlを加え生じた沈殿
をロ取し、粉末状物質と して塩酸塩190mgを得た。
【0432】 IRスペクトル(KBr) cm-1: 2956, 2931, 1645, 1507,
1419, 1341, 1290, 12 61, 1209, 1157, 1036 (実施例130)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−N′−〔 2−(2,4−ジメトキシフェニル)ヘプチル〕尿素
(例示化合物番号795 ) 参考例26gの化合物806mg(2.88mmo
l)、ジフェニルホスホリ ルアジド620μl(2.88mmol)及びトリエチ
ルアミン365μl(2 .88mmol)のベンゼン20ml溶液を1時間加熱
撹拌した。室温に戻し参 考例25の化合物661mg(2.88mmol)のベ
ンゼン6ml溶液を加え さらに11時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、得られた液を2N塩酸 、水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄し乾燥した。
溶媒を留去して得られた 残渣をシリカゲル100gを用いるカラムクロマトグラ
フィーに付し、酢酸エチ ル−ヘキサン(3:2〜3:0)で溶出し目的化合物4
54mg(収率31%) を泡状物質として得た。
【0433】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 0.78-0.86(3
H,m), 1.10-1.31(6H,m ), 1.28(9H,s), 1.50-1.61(2H,m), 3.03-3.18(1H,m),
3.19-3.32(1H,m), 3.45-3 .58(1H,m), 3.56(3H,s), 3.78(3H,s), 4.40-4.50(1H,
m), 5.16(2H,s), 5.76(1H, s), 6.26-6.45(3H,m), 6.86-6.98(3H,m), 7.30-7.56(3
H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1: 2956, 2931, 1637, 1614,
1561, 1507, 1465, 14 21, 1289, 1259, 1209 (実施例131)実施例89Aのp−トルエンスルホン酸塩 (例示化合物
番号731 ) 実施例89Aの化合物111mgのメタノール溶液にp
−トルエンスルホン酸 一水和物44mgを加え溶媒を留去した。残渣を乾燥し
アモルファスとしてp− トルエンスルホン酸塩を得た。
【0434】 IRスペクトル(KBr) cm-1: 3248, 3124, 1664, 1621,
1610, 1514, 1479, 14 42, 1420, 1364, 1272, 1223, 1165, 1121, 1033, 101
0, 681 (実施例132)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−N′−〔 2−(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)ヘ
プチル〕尿素 (例示化合 物番号716 ) 実施例130と同様の方法によって、参考例40の化合
物を用い目的化合物を 粘稠性物質として得た。
【0435】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 0.81(3H,t,J
=7Hz),1.10-1.65(8H,m ),1.26(9H,s),3,12-3.26(2H,m),3.49-3.59(1H,m),3.86
(3H,s),4.40-4.44(1H,m), 4.82(1H,d,J=11Hz),4.92(1H,d,J=11Hz),5.11(2H,s),5.7
4(1H,s),6.23(1H,t,J=2H z),6.71-6.91(4H,m),7.03(1H,t,J=8Hz),7.29-7.39(7H,
m),7.51(1H,d,J=2Hz) I Rスペクトル(film) cm-1: 1642,1553,1476,1422,1395,
1366,1273,1077,984,751 (実施例133)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチル
フェニル〕−N′−〔 2−(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)ヘプチ
ル〕尿素 (例示化合物番 号729 ) 実施例89と同様の方法によって、実施例132の化合
物を用い目的化合物を 泡状物質として得た。
【0436】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 0.80-0.85(3
H,m),1.18-1.27(6H,m) ,1.23(9H,s),1.59-1.69(2H,m),3.18-3.32(2H,m),3.44-
3.56(1H,m),3.70(3H,s), 4.83-4.87(1H,m),5.21(1H,d,J=15Hz),5.26(1H,d,J=15H
z),5.78(1H,s),6.32(1H,t ,J=2Hz),6.63-6.87(4H,m),7.00(1H,d,J=2Hz),7.26-7.31
(1H,m),7.29(1H,d,J=8Hz ),7.49(1H,d,J=2Hz),7.59(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(KBr) cm-1: 1640,1561,1478,1441,142
2,1271,1228,1055,828, 754 (実施例134) N−[2−t−ブチル−5−(1−
ピラゾリル)メチルフェ ニル]−3−(2,3−ジメトキシ−5−ニトロフェニ
ル)オクタンアミド (例 示化合物番号858 ) 参考例45で得られた化合物を用いて実施例9(i)と
同様の方法によってメ シル化後、実施例1と同様の方法によって、2−エチル
イミダゾールの代わりに ピラゾールを反応させ、目的化合物を油状物質として得
た。
【0437】 IRスペクトル(CHCl3 )cm-1:3470,2963,293
3,2873,2861,1687,1526,1 481,1342,1292,1102,1023,999,886. (実施例135) N−[2−t−ブチル−5−(1−
ピラゾリル)メチルフェ ニル]−3−(2,3−ジメトキシ−5−メチルアミノ
フェニル)オクタンアミ (例示化合物番号837 ) 実施例134で得られた化合物148mg(0.276
mmol)のエタノー ル5ml溶液に5%−パラジウム−炭素50mgを加
え、水気雰囲気下室温にて 1.5時間攪拌し、さらに50℃にて7時間攪拌して接
触水添を行なった。触媒 を濾去し、溶媒を減圧留去した後、再びエタノール5m
lに溶解させ、5%−パ ラジウム−炭素50mgを加え、水素雰囲気下50℃で
6.5時間接触水添を行 なった。触媒を濾去後、4N−塩化水素−酢酸エチル溶
液0.4mlを加えてか ら溶媒を減圧留去した。エタノール4mlと37%ホル
マリン水溶液1mlと5 %−パラジウム−炭素70mgを加えて、再び水素雰囲
気下50℃で7時間接触 水添を行なった。触媒を濾去し、エタノールを留去後、
飽和重曹水を加え酢酸エ チルで抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去して得られた残 渣をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィー(溶
離液:ヘキサン/酢酸エ チル=1/2)にて精製し、目的物を油状物質として得
た。
【0438】 NMRスペクトル(270MHz,CDCl3 )δpp
m:0.82-0.86(3H,m),1. 27(9H,s),1.18-1.29(6H,m),1.66-1.80(2H,m),2.66-2.71
(2H,m),2.86(3H,s),3.28 -3.35(2H,m),3.47-3.53(1H,m),3.75(3H,s),3.80(3H,s),
5.22(2H,s),6.12(1H,d,J =2.7Hz),6.17(1H,d,J=2.7Hz),6.25(1H,t,J=2.0Hz),6.90
(1H,d,J=8.5Hz),7.23(1H ,s),7.30(1H,s),7.38(1H,d,J=2.0Hz),7.52(1H,d,J=2.0H
z). IRスペクトル(CHCl3 )cm-1:3393,2968,293
4,2873,1677,1606,1577,1 501,1466,1425,1089,1012. (参考例1) N−[2−t−ブチル−5−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ メチル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシ
フェニル)オクタンアミ 参考例13の化合物22.64g(85.7mmol)
の塩化メチレン210 ml溶液に、氷冷下触媒量のN,N−ジメチルホルムア
ミドを加えた後、さらに オキサリルクロリド11.2ml(128mmol)を
5分間で滴下した。反応 温度を室温に戻しさらに1時間攪拌し、過剰の試薬及び
溶媒を留去し酸塩化物を 得た。一方、参考例20の化合物22.9g(78.0
mmol)及びピリジン 31.5ml(390mmol)の塩化メチレン200
ml溶液に、氷冷下先に 得た酸塩化物の塩化メチレン150ml溶液を20分間
で滴下した。反応混合物 をさらに室温で16時間攪拌し、溶媒を留去した。残渣
に酢酸エチルを加え、希 塩酸、飽和重曹水、及び飽和食塩水で順次洗浄した。乾
燥後溶媒を留去し、残渣 をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し
酢酸エチル−ヘキサン( 1:10)で溶出して目的化合物38.74g(収率9
2%)を油状物質として 得た。
【0439】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.08(6H,
s), 0.84〜0.86(3H,m), 0.93(9H,s), 1.13〜1.32(6H,m), 1.26(9H,s), 1.63〜1.
84(2H,m), 2.70〜2.79(2 H,m), 3.26〜3.41(1H,m), 4.65(2H,s), 5.89(1H,s), 5.
93(1H,s), 6.66〜6.82(3 H,m), 6.98(1H,br.s), 7.10 〜7.18(1H,m), 7.28〜7.31
(2H,m) IRスペトクル(CHCl3)cm-1:1679, 1473, 1458, 125
7, 1104, 1064, 939, 839 (参考例2) N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキ
シメチル)フェニル]− 3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンア
ミド 参考例1で得られた化合物38.74g(72mmo
l)のテトラヒドロフラ ン200ml溶液に、1Mテトラブチルアンモニウム
フルオリド テトラヒド ロフラン溶液216ml(216mmol)と酢酸1
2.3ml(216mmo l)の混合溶液を加え、室温で18時間攪拌した。溶媒
を留去し残渣を酢酸エチ ルに溶解し、水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄し
た。乾燥後、溶媒を留去 しヘキサン−エーテルで結晶化して目的化合物29.1
1g(収率95%)を結 晶として得た。
【0440】 mp 135−136 ℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMR(400MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.89(3H,m), 1.
12〜1.34(6H,m), 1.27 (9H,s), 1.57〜1.80(3H,m), 2.69〜2.79(2H,m), 3.30〜
3.37(1H,m), 4.60(2H,s) , 5.91(1H,s), 5.94(1H,s), 6.69〜6.80(3H,m), 7.00(1
H,br.s), 7.12(1H,d,J=8 Hz), 7.31 〜7.33(2H,m) IRスペトクル(KBr)cm-1:3396, 3259, 2960, 1664,
1523, 1456, 1250, 1024, 729 (参考例3) N−[2−t−ブチル−5−ブロモメチ
ルフェニル]−3−(2 ,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド 参考例2で得られた化合物15.00g(35.2mm
ol)及び四臭化炭素 14.03g(42.3mmol)の塩化メチレン40
0ml溶液に、氷冷下ト リフェニルホスフィン11.09g(42.3mmo
l)を加え、室温でさらに 30分間攪拌した。反応液を塩化メチレンで希釈し、飽
和重曹水、飽和食塩水で 洗浄し、乾燥した後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲ
ルを用いるカラムクロマ トグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:6〜
1:5)で溶出し17.1 9g(定量的収率)の目的化合物を結晶として得た。m
p119〜120℃(ヘ キサン−エーテル) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.90
(3H,m), 1.20〜1.32(6 H,m), 1.26(9H,s), 1.63〜1.82(2H,m), 2.73(2H,d,J=7.
5Hz), 3.31〜3.37(1H,m) , 4.40(2H,s), 5.90(1H,s), 5.94(1H,s), 6.69〜6.79(3
H,m), 6.99(1H,br.s), 7 .12 〜7.15(1H,m), 7.29〜7.31(1H,m), 7.41(1H,br.s) IRスペトクル(CHCl3)cm-1:3464, 1680, 1479, 145
8, 1257, 1053, 939, 877, 831 (参考例4) N−(2−i−プロピル−6−クロロメ
チルフェニル)−3−( 2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド 参考例13で得られた化合物18.83g(71.24
mmol)を用い、参 考例1と同様の方法によって酸塩化物を得た。この酸塩
化物の塩化メチレン50 0ml溶液に2−i−プロピル−6−(クロロメチル)
アニリン塩酸塩(参考例 21で得られた化合物)13.07g(59.37mm
ol)を加え、−78℃ に冷却し、ジイソプロピルエチルアミン23.02g
(78.1mmol)を1 5分間で滴下した。その後1時間で反応温度を徐々に室
温まで上昇させ、室温で さらに1時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、
10%塩酸、飽和重曹水 、飽和食塩水で洗浄した後乾燥し溶媒を留去した。残渣
をシリカゲルを用いるカ ラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル
(5:1)で溶出し目的化 合物21.39g(収率84%)を油状物質として得
た。
【0441】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.87
(3H,m), 1.06(3H,d,J= 7.5Hz), 1.08(3H,d,J=7.5Hz), 1.21〜1.32(6H,m), 1.65
〜1.82(2H,m), 2.65〜2. 92(3H,m), 3.28〜3.37(1H,m), 3.93〜4.07(1H,m), 4.28
(1H,br.d,J=11Hz), 5.96 (1H,d,J=1.5Hz), 5.99(1H,d,J=1.5Hz), 6.72〜6.79(3H,
m), 6.91(1H,s), 7.15〜 7.28(3H,m) IRスペトクル(CHCl3)cm-1:3414, 1677, 1488, 145
8, 1258, 1064, 940 (参考例5) N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフ
ェニル)−3−(2,3 −メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド 参考例2で得られた化合物6.00g(14.1mmo
l)のクロロホルム1 00ml溶液に二酸化マンガン60gを加え、さらに室
温で30分間攪拌した。 反応液をセライトを用いロ過し、二酸化マンガンを塩化
メチレンで数回洗浄した 。ロ液と洗液を合わせ、溶媒を留去し、シリカゲルを用
いるカラムクロマトグラ フィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:2)
で溶出し5.21g(収 率87%)の目的化合物を泡状物質として得た。
【0442】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.85〜0.91
(3H,m), 1.07〜1.33(6 H,m), 1.30(9H,s), 1.65〜1.86(2H,m), 2.77(2H,d,J=7.
5Hz), 3.32〜3.41(1H,m) , 5.92(1H,s), 5.95(1H,s), 6.69〜6.83(3H,m), 7.05(1
H,br.s), 7.48 〜7.51(1 H,m), 7.63〜7.65(1H,m), 7.88(1H,s), 9.90(1H,s) IRスペトクル(CHCl3)cm-1:3474, 1699, 1608, 157
1, 1478, 1458, 1258, 1063, 939, 830 (参考例6) N−[2−t−ブチル−5−[(E)−
2−エトキシカルボニル エテニル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキ
シフェニル)オクタンア ミド 55%油性水素化ナトリウム244mg(5.60mm
ol)のN,N−ジメ チルホルムアミド12ml懸濁液に、氷冷下2−ジエト
キシホスホリル酢酸エチ ルエステル1.11ml(5.60mmol)を5分間
で滴下し、室温に戻して 30分間攪拌した。再び氷冷し参考例5で得られた化合
物1.58g(3.73 mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド6ml溶液
を5分間で滴下し、さら に室温で6時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、水で数回、飽和食塩水 で1回洗浄し、乾燥し溶媒を留去した。残渣をシリカゲ
ルを用いるカラムクロマ トグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:3〜
1:2)で溶出し1.02 g(収率58%)の目的化合物を油状物質として得た。
【0443】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.85
(3H,m), 1.14〜1.28(6 H,m), 1.28(9H,s), 1.33(3H,t,J=7.5Hz), 1.68〜1.80(2
H,m), 2.75(2H,d,J=7.5H z), 3.31〜3.37(1H,m), 4.25(2H,q,J=7.5Hz), 5.89(1H,
s), 5.94(1H,s), 6.35(1 H,d,J=16Hz), 6.75 〜6.83(3H,m), 6.99(1H,br.s), 7.2
2(1H,br.s), 7.32〜7.35 (1H,m), 7.51(1H,br.s), 7.56(1H,d,J=16Hz) IRスペトクル(CHCl3)cm-1:3470, 1702, 1670, 147
9, 1458, 1419, 1369, 1275, 1183, 1063, 983 (参考例7) N−[2−t−ブチル−5−[(1E)
−3−ヒドロキシ−1− プロペニル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)オクタン アミド 参考例6で得られた化合物1.00g(2.03mmo
l)の塩化メチレン2 5ml溶液に、−78℃で、三フッ化ホウ素エーテル錯
体250μl(2.03 mmol)を加え30分間攪拌した。次いで同温度で
1.0M水素化ジイソブチ ルアルミニウム ヘキサン溶液8.14mlを5分間で
滴下しさらに1時間30 分攪拌した。同温度で5M酢酸塩化メチレン溶液10.
4mlを3分間で滴下し 、反応を停止させ、室温に戻した後、さらに10%酒石
酸水溶液80mlを加え 20分間攪拌した。反応液に塩化メチレンを加え、分配
して得られる有機層を、 飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥した。溶媒を留
去して得られる残渣をシ リカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸
エチル−ヘキサン(1: 1)で溶出し目的化合物407mg(収率44%)を結
晶として得た。
【0444】 mp75−77°(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.80〜0.90
(3H,m), 1.15〜1.34(6 H,m), 1.27(9H,s), 1.64〜1.80(3H,m), 2.72〜2.80(2H,
m), 3.30〜3.38(1H,m), 4.28(2H,d,J=5.5Hz), 5.90(1H,s), 5.92(1H,s), 6.28(1
H,dt J=16Hz,5.5Hz), 6. 50(1H,d,J=16Hz), 6.69 〜6.80(3H,m), 6.98(1H,br.s),
7.12(1H,d,J=8.5Hz), 7 .25 〜7.35(1H,m), 7.37(1H,br.s) IRスペクトル(KBr)cm-1:3400, 1679, 1478, 1458,
1418, 1258, 1064, 97 0 (参考例8) N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒド
ロキシプロピル)フェニ ル]−3−(2,3−メチレンジオキシ)フェニルオク
タンアミドN−[2−t−ブチル−5−(2−エトキシカルボ
ニルエチル))フェニ ル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オク
タンアミド 参考例6の方法に従い参考例5で得られた化合物2.4
8g(5.86mmo l)を用い、粗製N−[2−t−ブチル−5−[(E)
−2−エトキシカルボニ ルエテニル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジオ
キシフェニル)オクタン アミドを得た。この化合物のエタノール45ml溶液に
10%Pd−C318m gを加え、3時間水素気流下激しく攪拌した。反応液を
セライトを用いてロ過し 、触媒をエタノールで洗浄した。ロ液と洗液を合わせ、
溶媒を留去した。残渣を シリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢
酸エチル−ヘキサン(1 :5〜1:2)で溶出し2.90g(定量的収率)のエ
ステル誘導体を油状物質 として得た。
【0445】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.90
(3H,m), 1.19〜1.30(9 H,m), 1.25(9H,s), 1.28〜1.30(2H,m), 2.57(2H,t,J=7.
5Hz), 2.68〜2.78(2H,m) , 2.85(2H,t,J=7.5Hz), 3.29〜3.37(1H,m), 4.13(2H,q,
J=7.5Hz), 5.90(1H,s), 5.94(1H,s), 6.69〜6.80(3H,m), 6.94(1H,br.s), 6.96
(1H,m), 7.17(1H,s), 7.2 0(1H,d,J=8.5Hz) IRスペクトル(liquid film)cm-1:3350, 1728, 167
9, 1478, 1458, 1283, 1060, 950, 830 ii iで得られた化合物を用い参考例7と同様の方法に
よって65%の収率で 目的化合物を泡状物質として得た。
【0446】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.84〜0.86
(3H,m), 1.10〜1.37(7 H,m), 1.26(9H,s), 1.68〜1.80(2H,m), 1.82〜1.88(2H,
m), 2.62(2H,t,J=7.5Hz) , 2.69〜2.79(2H,m), 3.30〜3.38(1H,m), 3.62〜3.66(2
H,m), 5.90(1H,s), 5.94 (1H,s), 6.69〜6.80(3H,m), 6.94〜7.00(2H,m), 7.22〜
7.26(1H,m), 7.23(1H,d, J=7Hz) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1679, 1479, 145
8, 1295, 1061, 939, 8 29 (参考例9) N−[2−t−ブチル−5−(2−ヒド
ロキシエトキシメチル) フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシ)フェニ
ルオクタンアミド 55%油性水素化ナトリウム667mg(15.3mm
ol)にN,N−ジメ チルホルムアミド18mlを加え、氷冷しエチレングリ
コール5.69ml(1 02mmol)を5分間で滴下した。室温で30分間攪
拌した後、再度氷冷し参 考例3で得られた化合物5.00g(10.2mmo
l)のN,N−ジメチルホ ルムアミド10ml溶液を5分間で滴下し、さらに室温
で2時間攪拌した。反応 液に水を加え反応を停止させ、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を水で数回、飽和 食塩水で1回洗浄し乾燥した後、溶媒を留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロ マトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:
1)で溶出し、目的化合物 2.60g(収率54%)を油状物質として得た。
【0447】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.86
(3H,m), 1.10〜1.36(6 H,m), 1.26(9H,s), 1.68〜1.90(3H,m), 2.69〜2.80(2H,
m), 3.30〜3.37(1H,m), 3.58(2H,t,J=5Hz), 3.74(2H,t,J=5Hz), 4.48(2H,s), 5.
90(1H,s), 5.94(1H,s), 6.69〜6.80(3H,m), 7.02(1H,br.s), 7.08(1H,m), 7.30
〜7.38(2H,m) IRスペトクル(CHCl3)cm-1:3593, 3467, 1679, 147
8, 1458, 1257, 1110, 939, 831 (参考例10) N−[2−t−ブチル−5−(3−ヒ
ドロキシプロポキシメチ ル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド 参考例9と同様の方法によって、1,3−プロパンジオ
ールを用い、目的化合 物を油状物質として得た。
【0448】 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm :0.83〜0.86
(3H,m), 1.22〜1.30(6 H,m), 1.26(9H,s), 1.66〜1.95(5H,m), 2.69〜2.80(2H,
m), 3.30〜3.38(1H,m), 3.61(2H,t,J=6Hz), 3.78(2H,t,J=6Hz), 4.44(2H,s), 5.
91(1H,s), 5.94(1H,s), 6.69〜6.80(3H,m), 7.01(1H,br.s), 7.06 〜7.08(1H,
m), 7.29〜7.33(2H,m) IRスペクトル(CHCl3)cm-1:3450, 1679, 1479, 145
8, 1295, 1061, 939, 829 (参考例11) 3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)−2−エトキシカ ルボニル−2−プロペン酸 エチル エステル 2,3−メチレンジオキシベンズアルデヒド3.40g
(22.7mmol) 、マロン酸ジエチルエステル4.0ml(26.6mm
ol)、安息香酸72m g(0.6mmol)、及びピペリジン0.09ml
(0.9mmol)のベン ゼン7ml溶液をデイーン−スターク トラップをつけ
4時間半加熱還流した。 冷後エーテルで反応液を希釈し、飽和重曹水、水、飽和
食塩水で順次洗浄した。 乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリカゲル250gを用い
るカラムクロマトグラフ ィーに付しヘキサン−アセトン(5:1)で溶出し少量
の不純物を含む目的化合 物の画分6.42gを得た。これをヘキサン−エーテル
で再結晶すると5.70 g(収率86%)の目的化合物が結晶として得られた。
【0449】 mp53−54℃ NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :1.30(3H,t,
J=7Hz), 1.33(3H,t,J= 7Hz), 4.30(2H,q,J=7Hz), 4.32(2H,q,J=7Hz), 6.01(2H,
s), 6.75〜7.95(3H,m), 7.90(1H,s) IRスペトクル(KBr)cm-1:1727, 1692, 1458, 1379,
1279, 1266, 1254, 12 34, 1083, 930 (参考例12) 2−[1−(2,3−メチレンジオキ
シフェニル)ヘキシル] マロン酸 ジエチル エステル 2.9Mペンチルマグネシウムブロミド エーテル溶液
10mlを氷冷し、参 考例11で得られる化合物5.70g(19.5mmo
l)のエーテル3ml溶 液を10分間で加えた。同温度で20分間攪拌した後、
反応液を10%塩酸−氷 の中に注ぎ、エーテルで抽出した。抽出液を数回水洗し
乾燥した後、溶媒を留去 した。残渣をシリカゲル250gを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付し酢酸 エチル−ヘキサン(1:5)で溶出し目的化合物5.3
5g(収率76%)を結 晶として得た。
【0450】 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.75〜0.9
(3H,m), 0.98(3H,t,J=7 Hz), 1.05 〜1.4(6H,m), 1.28(3H,t,J=7.5Hz), 1.5〜1.
8(2H,m), 3.35 〜3.5(1H ,m), 3.8〜4.0(3H,m), 4.23(2H,q,J=7.5Hz), 5.90(1H,
s), 5.95(1H,s), 6.6〜6. 8(3H,m) IRスペクトル(KBr)cm-1:2958, 2933, 1755, 1732,
1457, 1369, 1302, 12 51, 1177, 1148, 1056, 1034, 932, 730 (参考例13) 3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタン酸 (i)2−[1−(2,3−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘキシル]マロン酸 参考例12で得られた化合物5.35g(14.7mm
ol)のエタノール5 0ml溶液に、水酸化ナトリウム2.95g(73.8
mmol)の水5ml溶 液を加え60℃で30分間攪拌した。冷後反応液に水を
加えエーテルで洗浄した 。水層を濃塩酸で酸性にし酢酸エチルで抽出し、抽出液
を乾燥した。溶媒を留去 し残渣を酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し4.13g
(収率91%)のジカルボ ン酸を結晶として得た。 mp147 −148 ℃ (ii)iで得られた化合物4.13g(13.4mmo
l)にキシレン80ml を加え3時間加熱還流した。溶媒を留去し残渣をシリカ
ゲル150gを用いるカ ラムクロマトグラフィーに付し塩化メチレン−メタノー
ル(20:1)で溶出し て2.54gの目的化合物を結晶として得、さらに不純
物を含む画分1.04g を得た。後者をシリカゲル50gを用いてカラムクロマ
トグラフィーを行い、同 一溶媒系で溶出し、さらに0.59gの目的化合物を得
た。合計収量3.13g (収率88%) mp52〜52.5℃ NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.83(3H,t,
J=7.0Hz), 1.1 〜1.32 (6H,m), 1.55〜1.75(2H,m), 2.6 〜2.8(2H,m), 3.1〜3.
25(1H,m), 5.91(2H,s), 6.6 〜6.8(3H,m) IRスペトクル(KBr)cm-1:2957, 2930, 1739, 1709,
1458, 1290, 1252, 10 58, 940, 775, 730 (参考例14) 2,3−メチレンジオキシベンズアルデヒドのかわりに
置換ベンズアルデヒド を用い参考例11と同様の方法によって対応するプロペ
ン酸誘導体を得た。それ らを用いさらに、参考例12及び13と同様の方法によ
って目的とするカルボン 酸14a〜dを得た。
【0451】 n−ペンチルマグネシウム ブロミドのかわりにn−ヘ
プチルマグネシウム ブロミド又はn−プロピルマグネシウム ブロミドを用
い、参考例12と同様の 方法によってマロン酸誘導体を得た。それらを用い参考
例13と同様の方法によ ってカルボン酸14e〜fを得た。
【0452】
【化31】
【0453】
【表5】 ──────────────────────────────── 参考例 R1 R2 n mp℃ IR(KBr) (再結晶溶媒) ──────────────────────────────── 14a 4-Cl H 4 75〜76 2924,2858,1698,1495, (AcOEt-Hex) 1319,1267,1095,1015, 932,826 14b 3-Cl H 4 油状物質 2957,2930,2858,1700, 1597,1574,1468,1433, 1414,1298,1225,1200, 1082* 14c 2-Cl H 4 油状物質 1711,1476,1441,1414, 1300,1225,1103,1052, 1038,942,754,731* 14d 2-OMe H 4 油状物質 1707,1601,1588,1493, 1464,1439,1291,1242, 1032,934,753* 14e 2,3-OCH2O- 6 油状物質 3062,1710,1458,1292, 1251,1066,943,774, 729* 14f 2,3-OCH2O- 2 58〜60 3063,1710,1458,1302, 1252,1053,929,773,727 ──────────────────────────────── * liquid film で測定した。 (参考例15) 3−フェニルオクタン酸 (i)3−フェニルオクタン酸エチルエステル 1Mペンチルマグネシウム ブロミド テトラヒドロフ
ラン溶液40mlを氷冷し、ヨウ化第一銅3.80g
(20mmol)を加え5分間同温度で攪拌した。次い
でケイ皮酸 エチル エステル1.76g(10mmo
l)及びトリメチルシリル クロリド3.2ml(25
mmol)のテトラヒドロフラン6ml溶液を同温度で
5分間で加え、さらに10分間攪拌した。反応液を飽和
塩化アンモニウム水溶液に注ぎよく攪拌した後、混合物
をセライトを用いロ過し不溶物を除去した。ロ液を酢酸
エチルで2回抽出し、抽出液を水洗、乾燥し溶媒を留去
した。残渣をシリカゲル120gを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル(20:1)
で溶出しエステル誘導体2.04g(収率82%)を油
状物質として得た。
【0454】IRスペトクル(liquid film)cm-1:173
6, 1603, 1495, 1454, 1419, 1373,1335, 1298, 1257,
1161, 1113, 1036 (ii)iで得られた化合物2.03g(8.19mmo
l)のエタノール20ml溶液に水酸化ナトリウム97
9mg(24.5mmol)の水5ml溶液を加え室温
で終夜攪拌した。反応液を希塩酸で酸性にしエーテルで
抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、乾燥した後、溶
媒を留去し1.80g(定量的収率)の目的化合物を油
状物質として得た。
【0455】IRスペトクル(neat)cm -1:1709, 160
3, 1495, 1454, 1412, 1294, 1284,1223, 1169, 1113,
1076 (参考例16) (+)−3−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)オクタン酸 (i)(−)−2−(3,4−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチルアルコール 特開平5−310678に記載される(−)−2−
(3,4−メチレンジオキシフェニル)ヘプタン酸
([α]D 25−49.7°(C=1.05エタノー
ル))2.02g(8.05mmol)のテトラヒドロ
フラン10ml溶液にボラン−メチルスルフィド錯体
0.97ml(9.7mmol)を6分間で滴下し、さ
らに70分間攪拌した。メタノール1mlを徐々に加え
反応を停止させ、20分間さらに攪拌した。反応液を濃
縮し、残渣をエーテルに溶解させ、水、飽和食塩水で順
次洗浄した。乾燥後溶媒を留去しアルコール誘導体1.
89g(収率99%)を油状物質として得た。
【0456】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.84(3H,t,J=6Hz), 1.15〜1.70(9H,m), 2.64〜2.75
(1H,m), 3.64(1H,dd,J=8Hz,J=11Hz), 3.71(1H,dd,J=6H
z,11Hz), 5.94(2H,s), 6.66(1H,dd,J=2Hz,8Hz), 6.70(1
H,d,J=2Hz), 6.76(1H,d,J=8Hz) IRスペトクル(liquid film):3360, 1487, 1441, 13
79, 1246, 1188, 1042, 938, 859, 810 [α]D 21= −19.1°(C=1.05 CHCl3) (ii)(+)−2−(3,4−メチレンジオキシフェニ
ル)ヘプチルブロミド iで得られた化合物1.89g(8.00mmol)、
トリフェニルホスフィン3.15g(12.0mmo
l)の塩化メチレン20ml溶液を氷冷し、四臭化炭素
3.81g(11.5mmol)を少量ずつ加えた。2
分後に冷浴を取り除き室温で13時間、加熱還流下80
分間攪拌した。反応液を室温に戻し、そのままシリカゲ
ル25gにチャージし酢酸エチル−ヘキサン(1:1)
で溶出し目的化合物を含む画分を得た。それを濃縮し、
残渣をシリカゲル100gを用いるカラムクロマトグラ
フィーに付し塩化メチレン−ヘキサン(1:2)で溶出
して油状物質として2.27gの臭化物(収率94%)
を得た。
【0457】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.84(3H,t,J=7Hz), 0.84(3H,t,J=7Hz), 1.13〜1.30
(6H,m), 1.47〜1.60(1H,m), 1.80〜1.91(1H,m), 2.79〜
2.90(1H,m), 3.49(1H,dd,J=7Hz,J=10Hz), 3.50(1H,dd,J
=7Hz,10Hz), 5.95(2H,s), 6.63(1H,dd,J=2Hz,8Hz), 6.6
6(1H,d,J=2Hz), 6.76(1H,d,J=8Hz) IRスペトクル(liquid film)cm-1:1505, 1489, 144
3, 1241, 1042, 938,859, 810 [α]D 25 =2.8 °(C=1.66 CHCl3) (iii )削片状マグネシウム199mg(8.19mm
ol)にエーテル2ml及び触媒量のヨウ素を加え、ii
で得られた臭化物2.11g(7.05mmol)のテ
トラヒドロフラン5ml溶液の約1/10量を加え攪拌
下加熱して反応を開始させた。残った臭化物を含む溶液
を7分間で滴下し、さらに90分間加熱還流した。反応
液をドライアイス−アセトン浴で冷却し、乾燥した炭酸
ガスを反応液中に導入し同温度で80分間、室温で15
分間攪拌した。反応液に2N塩酸5mlを滴下して酸性
とし酢酸エチルで抽出した。有機層を、水、飽和塩化ア
ンモニウム水溶液で順次洗浄し乾燥した後、溶媒を留去
した。
【0458】得られた残渣をエチルエーテルに溶解し1
N−水酸化ナトリウム水溶液で2回抽出した。水層を合
わせ2N塩酸で酸性にしエチルエーテルで抽出した。有
機層を飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄し乾燥後濃縮
した。残渣をシリカゲル(25g)を用いるカラムクロ
マトグラフィーに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(1:1)で溶出し、目的化合物1.19g(64%)
を結晶として得た。
【0459】mp77−78℃(ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :0.83(3H,t,
J=7Hz), 1.17〜1.30(6H,m), 1.45〜1.69(2H,m), 2.54(1
H,dd,J=8Hz,15Hz), 2.58(1H,dd,J=7Hz,15Hz),2.92〜3.0
5(1H,m), 5.93(2H,s), 6.63(1H,dd,J=2Hz,8Hz), 6.66(1
H,d,J=2Hz), 6.72(1H,d,J=8Hz) IRスペトクル(KBr)cm-1:1702, 1505, 1491, 1443,
1306, 1244, 1104, 1036, 936, 808 [α]D 25 = 17.0 °(C=1.08 CHCl3) (参考例17) (−)−3−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)オクタン酸 参考例16と同様にして(+)−2−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)ヘプタン酸([α]D 2547.0
°(C=1.23、エタノール))を用いて目的化合物
を結晶として得た。
【0460】mp77〜78℃(ヘキサン) [α]D 26−17.2°(C=1.07 CHCl3) (参考例18) 2−t−ブチル−5−(1−イミダゾ
リル)メチル−1−ニトロベンゼン (i)2−t−ブチル−5−ヒドロキシメチル−1−ニ
トロベンゼン 4−t−ブチル−3−ニトロ安息香酸6.0g(26.
9mmol)及びトリエチルアミン3.12g(30.
9mmol)のテトラヒドロフラン60ml溶液に、氷
冷下、クロルギ酸エチル3.12g(28.8mmo
l)のテトラヒドロフラン10ml溶液を10分間で滴
下した。同温度で45分間攪拌した後、反応液をセライ
トでロ過し、さらに沈殿をテトラヒドロフランで洗浄し
た。ロ液と洗液を合わせた溶液を、氷冷下、水素化ホウ
素ナトリウム3.76g(99.5mmol)のテトラ
ヒドロフラン40mlと水40mlの混合液に25分間
で滴下し、さらに2時間同温度で攪拌した。反応液を濃
縮し、テトラヒドロフランをできるだけ留去した。残渣
をエーテル−水に分配し、水層よりエーテル抽出を行っ
た。有機層を合わせ、水で2回、飽和食塩水で1回洗浄
し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲル100gを用い
るカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサ
ン(20:80〜30:70)で溶出し5.24g(9
3%)の目的化合物を油状物質として得た。
【0461】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:1.40(9H,s), 4.69(2H,d,J=5Hz),7.33(1H,s), 7.41(1
H,d,J=9.5Hz), 7.53(1H,d,J=9.5Hz) (ii)2−t−ブチル−5−(メタンスルホニルオキシ
メチル)−1−ニトロベンゼン iで得られた化合物を
用い、実施例9−iと同様な方法によりメタンスルホニ
ル誘導体とした。
【0462】(iii )2−t−ブチル−5−(ヨードメ
チル)−1−ニトロベンゼン iiで得られた化合物2.00g(6.96mmol)の
アセトン40ml溶液にヨウ化ナトリウム1.65g
(11mmol)を室温下加え、さらに50℃で20分
間攪拌した。反応混合物をロ過し、酢酸エチルで結晶を
洗浄した。ロ液を濃縮し、残渣を再び酢酸エチルに溶か
して水、チオ硫酸ナトリウム水溶液、食塩水で順次洗浄
した。溶媒を留去し、目的化合物2.18g(収率98
%)を結晶として得た。
【0463】mp98−99℃(塩化メチレン−エーテル−
ヘキサン) IRスペトクル(KBr)cm-1:1530, 1370, 1250, 1169,
1061, 886, 839, 807,627 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :1.39(9H,
s), 4.39(2H,s), 7.32(1H,d,J=2Hz), 7.44(1H,dd,J=2H
z,8Hz), 7.48(1H,d,J=8Hz) (iv)iii で得られた化合物5.06g(15.9mm
ol)のN,N−ジメチルホルムアミド20ml溶液に
イミダゾール5.49g(80.6mmol)を氷冷下
加え、同温度で5分室温で50分間攪拌した。反応液を
1N炭酸ナトリウム水溶液20mlと氷の混合物中にあ
け酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順
次洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。残渣をシリカゲル
(150g)を用いるカラムクロマトグラフィーに付
し、メタノール塩化メチレン(1:20−1:15)で
溶出し油状物質として目的化合物3.86g(94%)
を得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :1.39(9H,
s), 5.13(2H,s), 6.90〜6.92(1H,m), 7.08〜7.19(3H,
m), 7.54(1H,d,J=8Hz), 7.56(1H,s) IRスペトクル(liquid film)cm-1:1673, 1534, 144
1, 1372, 1285, 1233,1079, 1030, 824, 737 (参考例19) 2−t−ブチル−5−(1−イミダゾ
リル)メチルアニリン 参考例18で得られた化合物3.85g(14.8mm
ol)のメタノール100ml溶液に、氷冷下亜鉛末
9.74g(149mmol)を加え、さらに酢酸4.
9mlを4分間で滴下した。同温度で10分、室温で7
0分間攪拌した後、反応液をセライトを用いロ過し、さ
らに亜鉛末を塩化メチレンで洗浄した。ロ液と洗液を合
わせ、溶媒を留去し、残渣に3Nアンモニア水を加え塩
化メチレンで抽出した。抽出液を乾燥後溶媒を留去し目
的化合物3.31g(収率98%)を結晶として得た。
【0464】mp89〜91.5℃(ジイソプロピルエーテ
ル) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm :1.40(9H,
s), 3.86(2H,br.s), 5.00(2H,s), 6.34(1H,s), 6.50 〜
6.56(1H,m), 6.91(1H,s), 7.08(1H,s), 7.20(1H,d,J=8H
z), 7.53(1H,s) IRスペトクル(KBr)cm-1:3345, 1688, 1644, 1572,
1511, 1428, 1306, 1225, 1106, 920 (参考例20) 2−t−ブチル−5−(t−ブチルジ
メチルシリルオキシメチル)アニリン (i)2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル)−1−ニトロベンゼン 参考例18−iで得られた化合物5.24g(25.0
mmol)の塩化メチレン50ml溶液に氷冷下t−ブ
チルジメチルシリルクロリド4.15g(27.5mm
ol)、トリエチルアミン3.85ml(27.6mm
ol)及び4−N,N−ジメチルアミノピリジン815
mg(0.503mmol)を加えた。反応温度を室温
に戻し40分間攪拌した。反応液をヘキサン−エーテル
(1:1)で希釈し、水、希塩酸、水、重ソウ水、飽和
食塩水で順次洗浄した。溶媒を留去し残渣をシリカゲル
100gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し塩化
メチレン−ヘキサン(1:1)で溶出し8.04g(収
率99%)の目的化合物を油状物質として得た。
【0465】(ii)iで得られた化合物25.19g
(77.9mmol)のメタノール270ml溶液に亜
鉛末81g(1.24mol)を加え、さらに氷冷下酢
酸10.8mlを加えた。発熱が収った後、3時間加熱
還流した。反応温度を室温に戻し、セライトを用いロ過
した。亜鉛をメタノールで洗い、洗液とロ液を合わせ、
溶媒を留去した。残渣を酢酸エチルに溶解させ、飽和重
ソウ水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留
去し22.9g(定量的収率)の目的化合物を油状物質
として得た。本化合物は精製せず次の反応に用いた。
【0466】IRスペトクル(liquid film):3493, 33
85, 1622, 1572, 1508, 1470, 1464, 1423, 1367, 130
4, 1255, 1095 (参考例21) 2−i−プロピル−6−(クロロメチ
ル)アニリン塩酸塩 (i)2−i−プロピル−6−(メチルチオメチル)ア
ニリン 2−i−プロピルアニリン11.2g(82.9mmo
l)とジメチルスルフィド7.22g(116mmo
l)の塩化メチレン200ml溶液にN−クロロスクシ
ンイミド15.51g(116mmol)を内温15〜
20℃に保ちながら20分間で加えた。15分後にトリ
エチルアミン11.73g(116mmol)を加え9
時間加熱還流した。溶媒を留去しエーテルを加え、生じ
た不溶物をロ過した。ロ液を濃縮し得られた残渣をシリ
カゲル300gを用いるカラムクロマトグラフィーに付
し、ヘキサン−塩化メチレン(4:0〜4:1)で溶出
してスルフィド誘導体10.45g(65%)を油状物
質として得た。
【0467】IRスペトクル(liq film)cm -1:3447,
3354, 1623, 1460, 1447, 1280, 1268, 1242, 1049, 74
7 (ii)2−i−プロピル−6−メチルスルフィニルメチル
アニリン (i)で得られた化合物10.21g(52.3mmo
l)、炭酸ナトリウム5.31g(50mmol)の塩
化メチレン200ml懸濁液を氷冷し、70%m−クロ
ロ過安息香酸12.9g(52.3mmol)を15分
間で加え、さらに1時間30分同温度で攪拌した。反応
混合物を塩化メチレンで希釈し飽和重曹水、亜硫酸ナト
リウム水溶液、水で洗浄した。溶媒を留去し、残渣をエ
ーテル−ジイソプロピルエーテルで再結晶し7.74g
の一番晶を得た。母液を濃縮し、さらに同溶媒で再結晶
をくり返すことによって、さらに0.75gのs−オキ
シド誘導体を得た。合計収量8.49g(収率77
%)。
【0468】mp91〜91.5℃(塩化メチレン−ジイソプ
ロピルエーテル) IRスペトクル(KBr)cm-1:3465, 3367, 1644, 1461,
1437, 1417, 1018,948, 752 (iii) 2−i−プロピル−6−(クロロメチル)アニリ
ン塩酸塩 (ii)の化合物7.74gの1,2−ジクロロエタン8
0ml溶液を50℃に加熱し、ガス導入管を用い塩化水
素ガスを35分間通じた。室温に冷却し、ヘキサン50
mlを加えた。析出した結晶をロ過した後、結晶をヘキ
サンで洗浄し7.78g(収率96%)のアニリンの塩
酸塩を粉末として得た。
【0469】本化合物は精製せず次の工程で用いた。
【0470】(参考例22) N−[2−t−ブチル−
5−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−(2,
3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド (i)N−[2−t−ブチル−5−[(E)−2−メト
キシエテニル]フェニル]−3−(2,3−メチレンジ
オキシフェニル)オクタンアミド メトキシメチルトリフェニルホスホニウム クロリド
6.55g(19.1mmol)のテトラヒドロフラン
100ml懸濁液に氷冷下1.6M n−ブチルリチウ
ムヘキサン溶液11.9ml(19.1mmol)を5
分間で加え、同温度でさらに30分間攪拌した。次い
で、参考例5で得られる化合物2.70g(6.37m
mol)のテトラヒドロフラン20ml溶液を5分間で
加え、同温度で1時間、室温で2時間攪拌した。飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え反応を停止させ、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥した
後、溶媒を留去した。シリカゲルを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(5:1)
で溶出し目的化合物を油状物質として得た。
【0471】IRスペトクル(CHCl3)cm-1:1679, 166
0, 1644, 1479, 1458, 1156, 1063,937 (ii)N−[2−t−ブチル−5−(2−オキソエチ
ル)フェニル]−3−(2,3−メチレンジオキシフェ
ニル)オクタンアミド iで得られた化合物253mg(0.56mmol)の
テトラヒドロフラン6ml溶液に2N塩酸1.5mlを
加え50℃で5時間攪拌した。室温に戻し酢酸エチルで
希釈し、水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄して、乾燥
した後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いるカ
ラムクロマトグラフィーに付しヘキサン−酢酸エチル
(2:1)で溶出し目的化合物156mg(収率63
%)を油状物質として得た。
【0472】IRスペトクル(CHCl3)cm-1:1725, 168
0, 1479, 1458, 1423, 1063, 950,939 (iii )iiで得られた化合物149mg(0.341m
mol)のエタノール3ml溶液に水素化ホウ素ナトリ
ウム13mg(0.341mmol)を加え15分間さ
らに攪拌した。アセトンを加え反応を停止させ、反応液
を酢酸エチルで希釈し、希塩酸、飽和重曹水、飽和食塩
水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリカ
ゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチ
ル−ヘキサン(1:1)で溶出し目的化合物90mg
(収率60%)を油状物質として得た。
【0473】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.80〜0.89(3H,m), 1.15〜1.34(6H,m), 1.26(9H,s),
1.52〜1.84(3H,m), 2.67〜2.81(4H,m), 3.24〜3.41(1
H,m),3.81(2H,t,J=6.5Hz), 5.90(1H,s), 5.94(1H,s),
6.62〜6.80(3H,m), 6.92〜7.01(2H,m), 7.17(1H,br.s),
7.23 〜7.28(1H,m) IRスペトクル(CHCl3)cm-1:1682, 1480, 1458, 133
4, 1171, 1060, 939(参考例23) 3−(2−メトキ
シフェニル)−3−ペンチルオクタン酸 (i)1−(2−メトキシフェニル)−1−ペンチルヘ
キサノール 1.0M n−ペンチルマグネシウム ブロミド テト
ラヒドロフラン溶液45mlに、2−メトキシ安息香酸
メチルエステル3.15g(19.0mmol)のテト
ラヒドロフラン10ml溶液を5分間で滴下し、さらに
室温で30分間攪拌した。次いで、氷冷下飽和塩化アン
モニウムクロリド水溶液を加え反応を停止させ、n−ヘ
キサン−酢酸エチル(3:1)の混合溶媒で抽出した。
抽出液を水、飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥して溶媒を
留去した。残渣をシリカゲル150gを用いるカラムク
ロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:
9)で溶出し、目的化合物5.19g(収率98%)を
油状物質として得た。
【0474】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.83(6H,t,J=7Hz), 1.10〜1.33(12H,m), 1.71 〜1.8
1(2H,m), 1.91〜2.02(2H,m), 3.81(1H,s), 3.86(3H,s),
6.89〜6.98(2H,m), 7.19〜7.28(2H,m) IRスペトクル(liquid film)cm-1:3500, 1487, 146
4, 1437, 1283, 1235,1181, 1030, 915, 754 (ii)3−(2−メトキシフェニル)−3−ペンチルオ
クタンチオ−S−酸 フェニルエステル iで得られた化合物2.11g(7.58mmol)及
び1−フェニルチオ−1−t−ブチルジメチルシリルオ
キシエテン4.20g(15.8mmol)の塩化メチ
レン20ml溶液に、氷冷下三フッ化ホウ素エチルエー
テル錯体1.9ml(15.4mmol)を2分間で滴
下し、同温度で15分室温で15分間攪拌した。再び氷
冷し、飽和重曹水を加え反応を停止した。反応液をn−
ヘキサン−酢酸エチル(4:1)の混合溶媒で希釈し、
飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後溶媒を留
去した。残渣をシリカゲル(100g)を用いるカラム
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(1:20)で溶出し無色油状の目的物615mg(1
9%)を得た。
【0475】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm
:0.84(6H,t,J=7Hz), 1.00〜1.32(12H,m), 1.79 〜2.0
5(4H,m), 3.28(2H,s), 3.87(3H,s), 6.86〜6.92(2H,m),
7.13〜7.32(7H,m) IRスペトクル(liquid film)cm-1:1707, 1464, 143
9, 1291, 1241, 1100,1061, 1026, 841, 747 (iii )iiで得られた化合物847mg(2.05mm
ol)のエタノール30ml溶液に、2N水酸化ナトリ
ウム10mlを加え12時間加熱還流した。冷後、反応
液を減圧濃縮し、残渣に2N塩酸を加えて酸性としてn
−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)の混合溶媒で抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去し
て得た残渣をシリカゲル(50g)を用いるカラムクロ
マトグラフィーに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(3:7)で溶出し無色結晶の目的物570mg(87
%)を得た。
【0476】mp79−80℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(CDCl3)δppm :0.83(6H,t,J=7Hz),
0.96〜1.30(12H,m), 1.80 〜1.98(4H,m), 2.93(2H,s),
3.80(3H,s), 6.84〜6.91(2H,m), 7.13〜7.21(2H,m), 9.
40(1H,br.s) IRスペトクル(KBr)cm-1:1710, 1470, 1436, 1406,
1346, 1234, 1102, 1022, 952, 751 4−i−プロピル−3−ニトロ安息香酸を用い、参考例
18と同様の方法により2−i−プロピル−5−(1−
イミダゾリル)メチル−1−ニトロベンゼンを得、それ
をさらに参考例19の方法によって還元し、2−i−プ
ロピル−5−(1−イミダゾリル)メチルアニリン(参
考例24aの化合物)を得た。また、参考例18−iiで
得られた化合物を参考例18−ivと同様の方法によって
2−メチルイミダゾールと反応させ2−t−ブチル−5
−(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル−1−ニト
ロベンゼンを得、それをさらに参考例19の方法によっ
て還元し、2−t−ブチル−5−(2−メチル−1−イ
ミダゾリル)メチルアニリン(参考例24b)の化合物
を得た。
【0477】
【化32】
【0478】
【表6】
【0479】(参考例25)2−t−ブチル−5−(1−ピラゾリル)メチルアニリ
参考例18(iii) で得られた化合物及びピラゾールを用
い、参考例18(iv)と同様の方法によって目的化合物を
結晶として得た。
【0480】mp96-97 ℃(酢酸エチル−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 1.39(9H,s),
3.80-3.90(2H,br.s),5.20(2H,s), 6.26(1H,t,J=2Hz),
6.46(1H,d,J=2Hz), 6.59(1H,dd,J=2Hz,8Hz),7.18(1H,d,
J=8Hz), 7.38(1H,d,J=2Hz), 7.53(1H,d,J=2Hz) IRスペクトル(KBr) cm−1: 3470,
3331, 1638, 1509, 1426, 1
367, 1265, 1090, 1048, 74
7 (参考例26) 参考例14と同様の方法によって、カルボン酸誘導体2
6a〜26jを得た。
【0481】
【化33】
【0482】
【表7】 ──────────────────────────────────── R
mp℃ IR(KBr) ──────────────────────────────────── 26a 2,3-OCH2O H 5 油状物質 1709, 1457, 1250, 1060, 942, 774, 729 (liquid film) 26b 3-tBu 4-OH 5-t-Bu 4 97-98 3631, 1706, 1436, 1235, (ヘキサン) 1154, 936, 878, 770 26c 2,3-OCH2O H 3 46-48 1701, 1462, 1305, 1252, (ヘキサン) 1065, 942, 774, 730 26d 2-O-allyl 3-Me H 4 油状物質 1709, 1466, 1422, 1258, 1188, 1092, 990, 928, 785, 762 26e 2-Cl 3-Cl H 4 58-59 1702, 1423, 1305, 1044, (ヘキサン) 788, 722 26f 4-OMe H H 4 油状物質 2930, 1709, 1613, 1513, 1464, 1300, 1248, 1179, 1115, 1038, 828 (liquid film) 26g 2-OMe 4-OMe H 4 52-53 1701, 1612, 1587, 1504, (ヘキサン) 1466, 1437, 1421, 1319, 1294, 1265, 1209, 1155, 1124, 1045 26h 2-OCH2Ph H H 4 油状物質 1707, 1493, 1453, 1412, 1379, 1291, 1239, 1123, 1025, 751 (liquid film) 26i 2-OMe 4-OCH2Ph H 4 粘稠性物質 2361, 1707, 1613, 1505, 1455, 1291, 1200, 1161, 1038, 735, 697 (film) 26j 2-OCH2Ph 4-OCH2Ph H 4 84-85 1705, 1610, 1585, 1508, (エーテル− 1452, 1429, 1383, 1300, ヘキサン) 1261, 1215, 1182, 1136 ──────────────────────────────────── (参考例27) 参考例14と同様の方法によりカルボン酸27a〜27
fを得た。
【0483】
【化34】
【0484】
【表8】 ──────────────────────────────────── 参考例 R1 R2 R3 mp℃ IR(CHCl3) (再結晶溶媒) ──────────────────────────────────── 27a 2-OMe 3-OMe 4-OMe 油状物質 2960, 2933, 1741, 1709, 1601, 1496, 1466, 1276, 1097 27b 2-OMe 4-OMe 5-OMe 39-41 2959, 2934, 1708, 1612, (エーテル− 1511, 1466, 1400, 1134, ヘキサン) 860 27c 2-OMe 3-OMe H 油状物質 3088, 2959, 2933, 2860, 1709, 1585, 1479, 1432, 1074, 1006 27d 2-OMe 4-OMe 6-OMe 油状物質 3097, 2959, 2933, 1705, 1608, 1593, 1493, 1419, 1153, 1128, 1063, 950 27e 2,3-OCH2CH2O H 油状物質 2959, 2931, 1741, 1709, 1474, 1456, 1283, 1090 27f 2-CF3 H H 72-73 3515, 2959, 2932, 2863, (ヘキサン) 1745, 1712, 1609, 1494, 1456, 1414, 1314, 1161, 1128, 1038 ──────────────────────────────────── (参考例28) 3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタン酸
のかわりに参考例27で得られた置換フェニルオクタン
酸を用い、参考例1と同様の方法によって対応するオク
タンアミド誘導体を得た。
【0485】表中、Meはメチル基を、Phはフェニル
基を、AcOEtは酢酸エチルを、Hexはヘキサンを
示す。
【0486】
【化35】
【0487】
【表9】 ──────────────────────────────────── 参考例 R2a R2b R2c R2d mp(℃) IRスペクトル (cm-1) 番 号 (再結晶溶媒) (測定溶媒) ──────────────────────────────────── 28a 2-OMe 3-OMe 4-OMe H 油状物質 2958, 2932, 2859, 1676, 1495, 1465, 1420, 1260, 1097, 1016, 839(CHCl3) 28b 2-OMe 4-OMe 5-OMe H 130-131 2959, 2932, 2859, 1676, (AcOEt-Hex) 1510, 1466, 1106, 839 (CHCl3) 28c 2-OMe 3-OMe H H 油状物質 2959, 2932, 2859, 1679, 1514, 1479, 1260, 1088, 1006(CHCl3) 28d 2-OMe 4-OMe 6-OMe H 油状物質 2959, 2931, 2859, 1675, 1608, 1593, 1466, 1420, 1153, 1124, 951, 839 (CHCl3) 28e 2-OCH2CH2O-3 H H 粘稠性液体 2958, 2931, 2859, 1678, 1473, 1282, 1259, 1090, 839(CHCl3) 28f 2-CF3 H H H 泡状物質 2959, 2932, 2860, 1683, 1515, 1472, 1422, 1314, 1161, 1124, 1037, 839 (CHCl3) ──────────────────────────────────── (参考例29a)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ヒドロキシメチル)
フェニル〕−3−(2,3−エチレンジオキシフェニ
ル)オクタンアミド 参考例28eで得られた化合物7.92g(14.3m
mol)のメタノール200ml溶液にパラトルエンス
ルホン酸一水和物320mgを加え室温で10分間撹拌
した。反応後溶媒を減圧で留去し、残渣を酢酸エチルに
溶解し、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄した。乾燥後溶
媒を留去し得られた固体をヘキサンで洗浄し濾過するこ
とにより5.90g(収率94%)の目的化合物を無色
粉末状物質として得た。
【0488】mp 127-128 ℃ IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3607, 3427, 2960, 293
2, 1678, 1514, 1474,1283, 1089, 1051 (参考例29b)N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−(2,3,4−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例28aで得られた化合物を用い、参考例2と同様
の方法によって目的化合物を油状物質として得た。
【0489】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3607, 296
0, 2934, 1676, 1600, 1495, 1466,1097, 1016, 884, 8
29 (参考例29c)N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−(2,4,5−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例28bで得られた化合物6.02g(10.3m
mol)のメタノール100ml溶液に室温で10%塩
化水素メタノール溶液5mlを加え15分間撹拌した。
反応後メタノールを留去し、残渣を酢酸エチルに溶解し
飽和重曹水、次いで飽和食塩水で洗浄した。乾燥後、溶
媒を留去し残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグ
ラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(2:1)で溶出
し目的化合物4.59g(収率95%)を油状物質とし
て得た。
【0490】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3607, 341
9, 2960, 2935, 1676, 1611, 1571,1510, 1479, 1466,
1180, 827 (参考例29d)N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−(2,4,6−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例28dで得られた化合物を用いて参考例29cと
同様の方法によって目的化合物を結晶として得た。
【0491】mp 118-120 ℃(酢酸エチル−ヘキサン) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3606, 3403, 2960, 293
5, 1732, 1675, 1608,1592, 1153, 1124, 950 (参考例29e)N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オクタン
アミド 参考例28cで得られた化合物を用いて参考例29cと
同様の方法によって目的化合物を油状物質として得た。
【0492】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3427, 296
1, 2934, 1678, 1514, 1479, 1274,1080, 1006 (参考例29f)N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)オク
タンアミド 参考例28fで得られた化合物を用いて参考例29cと
同様の方法によって目的化合物を無色の結晶として得
た。
【0493】mp 147-147.5 ℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3608, 3461, 2961, 293
3, 2874, 1683, 1518,1478, 1456, 1423, 1161, 1125,
1037 (参考例30)N−〔2−t−ブチル−5−(4−ヒドロキシブチル)
フェニル〕−3−(2,3−メチレンジオキシ)フェニ
ルオクタンアミド (i) N−(2−t−ブチル−5−ホルミルフェニ
ル)−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オク
タンアミド 実施例1で得られた化合物6.00g(14.1mmo
l)のクロロホルム100ml溶液に二酸化マンガン6
0gを加え、さらに室温で30分間撹拌した。反応液を
セライトを用いロ過し、二酸化マンガンを塩化メチレン
で数回洗浄した。ロ液と洗液を合わせ、溶媒を留去し、
シリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し酢
酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:2)で溶出し5.2
1g(収率87%)の目的化合物を泡状物質として得
た。
【0494】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3474, 169
9, 1608, 1571, 1478, 1458, 1258,1063, 939, 830 (ii) N−〔2−t−ブチル−5−〔3−(1,3−
ジオキサン−2−イル )プロピル〕フェニル〕−3−
(2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド 2−(1,3−ジオキサン−2−イル)エチルトリフェ
ニルホスホニウムブロミド5.66g(12.4mmo
l)のテトラヒドロフラン43ml溶液を−20℃に冷
却し、1.6M n−ブチルリチウムヘキサン溶液7.
73ml(12.4mmol)を加え1時間撹拌した。
この溶液に参考例8の化合物2.62g(6.2mmo
l)のテトラヒドロフラン溶液10mlを−20℃で加
えた。反応液を室温にもどしそのまま21時間撹拌し
た。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。抽
出液を水、ついで飽和の食塩水で洗浄し乾燥後溶媒を留
去した。残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出
し、3.16g(収率98%)のオレフィン体をシス、
トランスの混合物として得た。得られたオレフィン体の
混合物135mg(0.26mmol)のエタノール8
ml溶液に10%Pd−Cl4mgを加え、1時間水素
気流下激しく撹拌した。反応液をセライトを用いてロ過
し、触媒をエタノールで洗浄した。ロ液と洗液を合わ
せ、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルを用いたカラム
クロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:
2)で溶出し109mg(収率77%)の目的物を油状
物質として得た。
【0495】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2959, 293
2, 2861, 1679, 1458, 1146, 1064,989, 940, 830 (iii ) N−〔2−t−ブチル−5−(4−オキソブ
チル)フェニル〕−3−(2,3−メチレンジオキシフ
ェニル)オクタンアミド (i)で得られた化合物99mg(0.19mmol)
のジオキサン2ml溶液に室温で塩化クロム(III)14
9mg(0.94mmol)、4規定塩酸水溶液1.6
mlを加え45分間加熱還流した。室温に冷却後水で希
釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和重曹水およ
び飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後溶媒を留去し、残
渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付
し酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出し、アルデヒ
ド体65mg(収率74%)を油状物質として得た。
【0496】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2959, 293
3, 2874, 2862, 1723, 1679, 1567,1458, 1063, 939, 8
31 (iv)(iii )で得られた化合物54mg(0.12m
mol)のエタノール2ml溶液に室温で水素化ホウ素
ナトリウム5mg(0.12mmol)を加え1時間撹
拌した。反応後、少量のアセトンで過剰の水素化ホウ素
ナトリウムを分解し、水で希釈して、酢酸エチルで抽出
した。抽出液を飽和の食塩水で洗浄した。乾燥後溶媒を
留去し、残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3)で溶出
し目的化合物43mg(収率81%)を油状物質として
得た。
【0497】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3625, 346
0, 2934, 1679, 1567, 1459, 1062,939, 831 (参考例31)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ブロモメチル)フェ
ニル〕−3−(2,3,4−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例3と同様の方法によって、参考例29bの化合物
を用い目的化合物を泡状物質として得た。
【0498】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3607, 296
0, 2934, 1676, 1600, 1495, 1466,1420, 1297, 1277,
1260, 1097, 1016 (参考例32)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ブロモメチル)フェ
ニル〕−3−(2,4,5−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例3と同様の方法によって、参考例29cの化合物
を用い目的化合物を物質として得た。
【0499】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 293
5, 2859, 1678, 1612, 1570, 1510,1466, 1400, 1300,
1182, 861, 827 (参考例33)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ブロモメチル)フェ
ニル〕−3−(2,3−ジメトキシフェニル)オクタン
アミド 参考例3と同様の方法によって、参考例29eの化合物
を用い目的化合物を無色結晶として得た。
【0500】mp 119-120℃(ヘキサン−酢酸エチル) IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 3473, 3418, 2961, 293
4, 1679, 1584, 1515,1479, 1421, 1300, 1274, 1080,
1006 (参考例34)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ブロモメチル)フェ
ニル〕−3−(2,4 ,6−トリメトキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例3と同様の方法によって、参考例29dの化合物
を用い目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0501】IRスペクトル(Liquid film) cm-1: 295
7, 2859, 1672, 1608, 1591, 1514,1466, 1418, 1205,
1152, 1123, 1063, 950, 815, 756, 637 (参考例35)N−〔2−t−ブチル−5−(1−ブロモメチル)フェ
ニル〕−3−(2,3−エチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例3と同様の方法によって、参考例29aの化合物
を用い目的化合物を無色泡状物質として得た。
【0502】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 293
2, 1679, 1474, 1282, 1088 (参考例36)N−〔2−t−ブチル−5−(4−ブロモブチル)フェ
ニル〕−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)オ
クタンアミド 参考例30で得られた化合物を用いて、参考例3と同様
の方法により目的化合物を淡黄色油状物質として得た。
【0503】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2960, 293
3, 2862, 1679, 1502, 1479, 1458,1365, 1063, 940 (参考例37)N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタン
アミド (i) N−〔2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメ
チルシリルオキシメチル)フェニル〕−3−(2,4−
ジメトキシフェニル)オクタンアミド 参考例26gの化合物2.67g(9.54mmol)
のジクロロメタン30ml溶液に、塩化オキサリル1.
24ml(14.3mmol)次いでN,N−ジメチル
ホルムアミド2滴を加え室温で2.5時間撹拌した。溶
媒及び過剰の試薬を留去して得られた酸塩化物をジクロ
ロメタン20mlに溶解し、氷冷下ピリジン2mlを一
度に、次いで参考例20の化合物2.80g(9.56
mmol)のジクロロメタン10ml溶液を3分間で滴
下した。さらに、30分間同温度で撹拌した後、水を加
え反応を停止させ溶媒を留去し、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を希塩酸、飽和重曹水、水で順次洗浄し、乾
燥後溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル−ヘキサンで再
結晶し結晶を得た。
【0504】mp 117-118℃ IRスペクトル(KBr) cm-1: 3272, 1652, 1612, 1586,
1506, 1464, 1418, 1290, 1258, 1208, 1157, 1110 (ii) N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチ
ル)フェニル〕−3−(2,4−ジメトキシフェニル)
オクタンアミド (i)で得られた化合物460mg(0.828mmo
l)のメタノール9mlとジクロロメタン1ml溶液を
氷冷し、撹拌しながら濃塩酸0.1mlを加え同温度で
40分間放置した。反応液をエーテルで希釈し、水で2
回、飽和食塩水で1回洗浄した。乾燥後、溶媒を留去し
ヘキサン−酢酸エチルで再結晶し353mg(収率96
%)の目的化合物を結晶として得た。
【0505】mp 125-126℃ NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 0.76-0.92(3
H,m), 1.09-1.35(6H,m), 1.27(9H,s), 1.59-1.79(2H,
m), 2.57-2.81(2H,m), 3.49(1H,quint,J=7.5Hz),3.78(6
H,s), 4.58(2H,s), 6.41-6.51(2H,m), 7.01-7.38(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1: 3248, 1672, 1614, 1587,
1527, 1508, 1460, 1419, 1363, 1296, 1261, 1209, 11
57, 1047 (参考例38) 参考例37と同様の方法によって対応するカルボン酸を
用いアルコール誘導体38a〜38hを得た。
【0506】
【化36】
【0507】
【表10】 ──────────────────────────────────── 参考例 R1 R2 R3 n mp(℃) IRスペクトル (cm-1) 番 号 (再結晶溶媒) (測定法) ──────────────────────────────────── 38a 2-OMe H H 4 91-93 3422, 3277, 1661, 1520, (酢酸エチル- 1495, 1466, 1439, 1414, ヘキサン) 1363, 1292, 1279, 1242, 1124, 1082, 1049(KBr) 38b 4-OMe H H 4 127-128 3356, 3250, 1665, 1513, (酢酸エチル- 1467, 1303, 1248, 1179, ヘキサン) 1048, 828, 558(KBr) 38c 2-Cl H H 4 126-127 3429, 2957, 2927, 2870, (塩化メチレン 2859, 1670, 1652, 1530, −ヘキサン) 1478, 1081, 1047, 1038, 826, 753(KBr) 38d 2-OCH2Ph 3-OMe H 4 アモルファス 3293, 2957, 2931, 1660, 1584, 1518, 1476, 1273, 1216, 1080, 754(film) 38e 2-OCH2Ph H H 4 泡状物質 1657, 1493, 1453, 1418, 1364, 1237, 1111, 1023, 824, 751 38f 2-OMe 4-OCH2Ph H 4 泡状物質 3270, 1655, 1612, 1506, 1455, 1290, 1259, 1201, 1160, 1039, 832(KBr) 38g 2-OMe 5-OCH2Ph H 4 泡状物質 1655, 1522, 1518, 1500, 1460, 1419, 1363, 1282, 1221, 1180, 1045, 1028 (KBr) 38h 2-OCH2Ph 4-OCH2Ph H 4 泡状物質 1659, 1610, 1585, 1504, 1454, 1421, 1377, 1290, 1263, 1169, 1115, 1026 (film) ──────────────────────────────────── (参考例39)3−(5−ベンジルオキシ−2−メトキシフェニル)オ
クタン酸 (i) 2−ヒドロキシ−5−ベンジルオキシ安息香酸
ベンジルエステル 2,5−ジベンジルオキシ安息香酸ベンジルエステル1
74mg(0.41mmol)のベンゼン4ml溶液に
臭化マグネシウムエーテル錯体127mg(0.49m
mol)を加え70℃にて4時間撹拌した。室温にもど
しジエチルエーテルで希釈し希塩酸、水、飽和食塩水で
順次洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留
去し残渣をシリカゲル10gを用いるカラムクロマトグ
ラフィーに付し、塩化メチレン−n−ヘキサン(4:6
〜1:1)で溶出して得られる画分をジエチルエーテル
−n−ヘキサンで再結晶し目的物109mg(収率79
%)を結晶として得た。
【0508】mp 69-70℃ NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 5.00(2H,s),
5.37(2H,s), 6.92(1H,d,J=9Hz), 7.15(1H,dd,J=3Hz,9H
z), 7.28-7.47(11H,m), 10.36(1H,s) IRスペクトル(KBr) cm-1: 3032, 2963, 2874, 1672,
1612, 1489, 1472, 1452, 1389, 1375, 1333, 1284, 12
46, 1228, 1209, 1196, 1066, 1016 (ii) 2−メトキシ−5−ベンジルオキシ安息香酸ベ
ンジルエステル (i)で得られた化合物41.42g(0.12mo
l)のN,N−ジメチルホルムアミド100ml溶液に
炭酸カリウム17.12g(0.12mol)とヨウ化
メチル87.92g(0.62mol)を加え80℃で
9時間撹拌した。酢酸エチルで希釈し水層が中性になる
まで水洗しさらに飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去し残渣をシリカゲル1k
gを用いるカラムクロマトグラフィーに付しn−ヘキサ
ン−酢酸エチル(5:1)で溶出し目的物38.8g
(収率89%)を油状物質として得た。
【0509】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm:
3.86(3H,s), 5.02(2H,s), 5.34(2H,s), 6.92(1H,d,J=9
Hz), 7.09(1H,dd,J=3Hz,9Hz), 7.26-7.47(10H,m), 7.46
(1H,d,J=3Hz) IRスペクトル(liquid film) cm-1: 3065, 3032, 294
5, 1728, 1583, 1500,1456, 1419, 1377, 1284, 1240,
1203, 1068, 1028 (iii ) 2−メトキシ−5−ベンジルオキシ安息香酸 (ii)で得られた化合物24.02g(69.0mmo
l)のメタノール120ml溶液に5N水酸化ナトリウ
ム水溶液27.6ml(138mmol)を加え3時間
加熱還流を行った。室温にもどした後水を加え濃塩酸で
酸性とし酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で
4回洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留
去し残渣をジクロロメタン−ジエチルエーテルで再結晶
し目的物17.10g(収率96%)を結晶として得
た。
【0510】mp 113-114℃ NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 4.04(3H,s),
5.08(2H,s), 7.01(1H,d,J=9Hz), 7.19(1H,dd,J=3Hz,9H
z), 7.27-7.48(5H,m), 7.79(1H,d,J=3Hz), 10.73-11.15
(1H,br.s) IRスペクトル(KBr) cm-1: 1709, 1500, 1464, 1456,
1431, 1362, 1284, 1263, 1227, 1209, 1026, 1011 (iv) N,O−ジメチル−(2−メトキシ−4−ベン
ジルオキシフェニル)カルボヒドロキサム酸 (iii )で得られた化合物16.79g(65.0mm
ol)のジクロロメタン84ml溶液を氷冷下、塩化オ
キサリル11.5ml(130mmol)ついでN,N
−ジメチルホルムアミドを1滴加え、同温度で10分
間、室温で1時間撹拌した。溶媒を留去して得られる酸
塩化物を再びジクロロメタン160mlに溶かし氷冷下
にてN,O−ジメチルヒドロキシアミン・塩酸塩7.6
1g(78.0mmol)とピリジン15.7ml(1
95mmol)を加え30分間撹拌した。ジエチルエー
テルで希釈し希塩酸、2N水酸化ナトリウム水溶液、
水、飽和食塩水で順次洗い無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を留去し残渣をジクロロメタン−ジエチルエ
ーテルで再結晶し目的物18.57g(収率94%)を
結晶として得た。
【0511】mp 86-87℃ NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 3.09-3.43(3
H,br.s), 3.33-3.74(3H,br.s), 3.80(3H,s), 5.02(2H,
s), 6.81-7.01(3H,m), 7.27-7.45(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1: 1630, 1504, 1470, 1454,
1431, 1381, 1302, 1275, 1228, 1186, 1024 (v) 5−ベンジルオキシ−1−(1−オキソヘキシ
ル)−2−メトキシベンゼン 1.0Mのn−ペンチルマグネシウムブロミド テトラ
ヒドロフラン溶液184.9ml(185mmol)を
テトラヒドロフラン50mlで希釈し塩−氷で冷却して
(iv)で得られた化合物18.57g(61.6mmo
l)のテトラヒドロフラン50ml溶液を内温0℃〜2
℃で15分間かけて滴下しさらに同温度で1時間撹拌し
た。氷冷した5%塩酸エタノール溶液200mlの中に
反応液を注ぎ反応を停止させ、ジエチルエーテルで抽出
した。抽出液を水次いで飽和食塩水で洗い、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去し残渣をシリカゲル
400gを用いるカラムクロマトグラフィーに付しn−
ヘキサン−ジクロロメタン(1:2)で溶出し18.7
5g(収率98%)の目的物を結晶として得た。
【0512】mp 39-40℃(n−ヘキサン) NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm: 0.90(3H,t,J
=7Hz), 1.23-1.42(2H,m), 1.56-1.76(2H,m), 2.95(2H,
t,J=7Hz), 3.85(3H,s), 5.04(2H,s), 6.90(2H,d,J=9H
z), 7.06(1H,dd,J=3Hz,9Hz), 7.26-7.48(6H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1: 2949, 2862, 1664, 1580,
1491, 1456, 1421, 1279, 1219, 1171, 1049, 1020 (vi) 3−(2−メトキシ−5−ヒドロキシフェニ
ル)オクタン酸エチルエステル n−ヘキサンで2回洗浄した55%油性水素化ナトリウ
ム3.90g(89.2mmol)のテトラヒドロフラ
ン100ml懸濁液に氷冷下ジエチルホスホノ酢酸エチ
ルエステル20.00g(89.2mmol)のテトラ
ヒドロフラン80ml溶液を10分間で滴下した。室温
にもどし20分間撹拌し再び氷冷して(v)で得られた
化合物18.39g(59.4mmol)を4回に分け
て加えた。4時間加熱還流した後室温にもどしジエチル
エーテルで希釈し希塩酸、水、飽和食塩水で順次洗い、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し残渣3
8.67gを得た。これを再びエタノール200mlに
溶かし、10%パラジウム−炭素触媒6.81gを加え
水素雰囲気下室温にて4時間30分撹拌をした。セライ
トを用いて触媒をロ過した後溶媒を留去し残渣をシリカ
ゲル400gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し
ジクロロメタン−酢酸エチル(20:1)で溶出し目的
物15.36g(収率87%)を油状物質とした。
【0513】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm:
0.83(3H,t,J=7Hz), 1.05-1.33(6H,m), 1.16(3H,t,J=7H
z), 1.52-1.73(2H,m), 2.59(2H,d,J=7Hz), 3.46(1H,qui
nt,J=7Hz), 3.76(3H,s), 4.05(2H,quart,J=7Hz), 4.72
(1H,s), 6.59-6.67(2H,m), 6.69-6.76(1H,m) (vii ) 3−(2−メトキシ−5−ベンジルオキシフ
ェニル)オクタン酸エチルエステル (vi)で得られた化合物2.58g(8.76mmo
l)のアセトン50ml溶液に炭酸セシウム2.86g
(8.77mmol)と臭化ベンジル3.00g(1
7.6mmol)のアセトン10ml溶液を加え5時間
加熱還流した。室温にもどしジエチルエーテルで希釈し
水次いで飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒を留去し残渣をシリカゲル100gを用い
るカラムクロマトグラフィーに付しジクロロメタン−n
−ヘキサン(3:2)で溶出し目的物2.84g(収率
84%)を油状物質として得た。
【0514】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm:
0.83(3H,t,J=7Hz), 1.03-1.32(6H,m), 1.16(3H,t,J=7H
z), 1.51-1.68(2H,m), 2.58(2H,d,J=7Hz), 3.48(1H,qui
nt,J=7Hz), 3.77(3H,s), 4.04(2H,quart,J=7Hz), 5.00
(2H,s), 6.73-6.81(3H,m), 7.27-7.47(5H,m) (viii) 3−(2−メトキシ−5−ベンジルオキシフ
ェニル)オクタン酸 (vii )の化合物18.88g(49.1mmol)の
エタノール溶液に5N水酸化ナトリウム水溶液19.6
ml(98.2mmol)を加え1時間加熱還流した。
ジエチルエーテル−n−ヘキサン(1:1)で希釈し2
N水酸化ナトリウム水溶液で2回抽出した。抽出液を合
わせ濃塩酸で酸性にしてジエチルエーテルで抽出し水次
いで飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去し目的物17.52g(定量的収率)を
油状物質として得た。
【0515】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm:
0.82(3H,t,J=7Hz), 1.01-1.33(6H,m), 1.52-1.71(2H,
m), 2.59(1H,dd,J=7Hz,16Hz), 2.65(1H,dd,J=7Hz,16H
z), 3.46(1H,quint,J=7Hz), 3.75(3H,s), 5.00(2H,s),
6.74-6.82(3H,m), 7.27-7.47(5H,m) IRスペクトル(liquid.film)cm-1: 1707, 1608, 1587,
1499, 1464, 1423, 1379, 1221, 1180, 1045, 1028 (参考例40)3−(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)オ
クタン酸 (i)2−ベンジルオキシ−3−メトキシベンズアルデ
ヒド 2−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド25g
(164mmol)のDMF300ml溶液に、臭化ベ
ンジル23ml(194mmol),炭酸カリウム27
g(195mmol)を加え、50℃で15時間、撹拌
した。反応液を冷水に注ぎ、酢酸エチル−n−ヘキサン
(10:1)で抽出した。抽出液を水酸化ナトリウム水
溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後、溶媒を留
去して40g(粗製)の目的化合物を油状物質として得
た。
【0516】(ii)1−(2−ベンジルオキシ−3−メ
トキシフェニル)ヘキサノール (i)で得られた化合物39g(161mmol)のテ
トラヒドロフラン100ml溶液を0℃に冷却し、1.
0M臭化n−ペンチルマグネシウムテトラヒドロフラン
溶液200mlを30分間かけて滴下した。反応液に飽
和塩化アンモニウム水溶液を加えて反応を停止させ、酢
酸エチル−n−ヘキサン(1:1)で抽出した。抽出液
を水、飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後、溶媒を留去し
た。残渣をシリカゲル1250gを用いるカラムクロマ
トグラフィーに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1:
4)で溶出し、39g(収率77%)の目的化合物を油
状物質として得た。
【0517】IRスペクトル(liquid film) cm-1: 295
4, 2932, 1586, 1478, 1455, 1440,1267, 1211, 1203,
1083, 1069 (iii )2′−ベンジルオキシ−3′−メトキシヘキサ
ノフェノン 塩化オキサリル12.8ml(149mmol)のジク
ロロメタン100ml溶液を−78℃に冷却し、ジメチ
ルスルホキシド21.1ml(297mmol)のジク
ロロメタン50ml溶液を50分間かけて滴下した。2
5分間同温度で撹拌した後、(ii)で得られた化合物3
9g(124mmol)のジクロロメタン70ml溶液
を35分間かけて滴下した。さらに同温度で30分撹拌
した後、トリエチルアミン91ml(653mmol)
を50分間かけて滴下した。同温度で15分間撹拌した
後、冷浴を取り除き、室温に戻した。反応液を水200
ml,1N塩酸,水,飽和食塩水で順次洗浄し乾燥した
後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲル750gを用い
るカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−n−
ヘキサン(1:5)で溶出し、34.3g(収率89
%)の目的化合物を油状物質として得た。
【0518】IRスペクトル(liquid film) cm-1: 295
7, 2932, 1682, 1578, 1472, 1457,1374, 1310, 1266,
1219, 1079 (iv)3−(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニ
ル)オクタン酸エチルエステル 水素化ナトリウム5.7g(131mmol)のテトラ
ヒドロフラン400ml懸濁液を水浴で冷却しジエチル
ホスホノ酢酸エチルエステル26.4ml(130mm
ol)を30分間かけて滴下した。水浴を取り除き、1
時間撹拌した後、(iii )で得られた化合物34.3g
(110mmol)のテトラヒドロフラン100ml溶
液を1時間かけて滴下し、さらに15時間加熱還流し
た。飽和塩化アンモニウム水溶液を加え反応を停止さ
せ、酢酸エチル−n−ヘキサン(1:1)で抽出し、
水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留去す
ることにより、45gの油状物質を得た。この油状物質
のエタノール350ml溶液に10%パラジウム−炭素
触媒5.0gを加え、水素気流下40℃で激しく5時間
撹拌した。触媒をセライトを用いて濾去し、溶媒を留去
することにより29.0gの少量の不純物を含む3−
(2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)オクタン酸
エチルエステルを油状物質として得た。
【0519】上記の化合物29.0gのアセトン300
ml溶液に、臭化ベンジル15.0ml(126mmo
l)、炭酸カリウム17.0g(126mmol)を加
え、15時間加熱還流した。固型物を濾去し、溶媒を留
去した後、残渣を酢酸エチルに溶かし、水酸化ナトリウ
ム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶
媒を留去し、残渣をシリカゲル750gを用いるカラム
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(1:7〜1:6)で溶出し、28.5g(収率75
%,3工程)の目的化合物を油状物質として得た。
【0520】IRスペクトル(liquid film) cm-1: 295
6, 2931, 1734, 1476, 1455, 1275,1211, 1204, 1177,
1162, 751, 698 (v)3−(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニ
ル)オクタン酸 3−(2−ベンジルオキシ−3−メトキシフェニル)オ
クタン酸エチルエステル28.5g(74mmol)の
エタノール300ml溶液に水酸化ナトリウム15g
(375mmol)の80ml水溶液を加え、40分加
熱還流した。塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出
し、水、飽和食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒を留
去することにより26g(定量的収率)の目的物を油状
物質として得た。
【0521】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm:
0.72-0.86(3H,m), 0.97-1.30(6H,m), 1.41-1.68(2H,
m), 2.45-2.63(2H,m), 3.52-3.68(1H,m), 3.87(3H,s),
4.99(1H,d,J=14Hz), 5.03(1H,d,J=14Hz), 6.72-7.53(8
H,m) IRスペクトル(liquid film) cm-1: 2956, 2930, 285
9, 1708, 1584, 1476,1275, 1204, 1178, 1087 (参考例41)N−〔2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル〕−6−シクロペンチル−3−(2,3−メチレン
ジオキシフェニル)ヘキサンアミド 参考例14と同様の方法によって、6−シクロペンチル
−3−(2,3−メチレンジオキシフェニル)ヘキサン
酸を油状物質として得た。
【0522】IRスペクトル(liquid film) cm-1: 170
9, 1457, 1356, 1293, 1252, 1059,942, 834, 774, 729 上記のヘキサン酸誘導体を用い、参考例37と同様の方
法によって目的化合物を結晶として得た。
【0523】mp 83-84℃(ジクロロメタン−ヘキサン) IRスペクトル(KBr) cm-1: 3235, 1657, 1530, 1457,
1363, 1250, 1058, 940, 774, 730 (参考例42)N−〔2−t−ブチル−5−(アミノメチル)フェニ
ル〕−3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンア
ミド (i)N−(2−t−ブチル−5−アジドメチルフェニ
ル)−3−(2,4−ジメトキシフェニル)オクタンア
ミド 参考例37の化合物450mg(1.02mmol)の
ジクロロメタン15ml溶液を塩−氷浴で冷却し、メタ
ンスルホニルクロリド100μl(1.29mmol)
及びトリエチルアミン168μl(1.32mmol)
を加えて5分間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、希塩酸、水、飽和食塩水で順次洗浄し乾燥した。溶
媒を留去して得られるメシル化物をN,N−ジメチルホ
ルムアミド15mlに溶解させ、アジ化ナトリウム65
0mg(10.0mmol)を加え2時間撹拌した。反
応液を酢酸エチルで希釈し、水、次いで飽和食塩水で乾
燥した。溶媒を留去して得られる残渣をシリカゲル20
gを用いるカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン
−酢酸エチル(5:1〜3:1)で溶出し無色泡状のア
ジド誘導体460mg(収率97%)を得た。
【0524】(ii)(i)で得られたアジド誘導体43
0mg(0.92mmol)のアセトン10ml溶液に
亜鉛末301mg(4.60mmol)を加えさらに2
N塩酸5mlを加えて1時間撹拌した。ロ過して亜鉛末
を除きロ液に飽和重曹水を加えてアルカリ性にした。酢
酸エチルで抽出し、抽出液を水、次いで飽和食塩水で洗
浄した。乾燥後溶媒を留去し、残渣をシリカゲル50g
を用いるカラムクロマトグラフィーに付した。酢酸エチ
ル−メタノール(10:1)で溶出し目的化合物354
mg(収率86%)を泡状物質として得た。
【0525】NMRスペクトル(270MHz, CDCl3) δppm:
0.78-0.90(3H,m), 1.10-1.36(6H,m), 1.27(9H,s), 1.6
4-1.78(2H,m), 2.58-2.82(2H,m), 3.40-3.56(1H,m), 3.
75(2H,br.s), 3.78(6H,s), 6.40-6.51(2H,m), 6.99-7.3
2(5H,m) IRスペクトル(KBr) cm-1: 2955, 2930, 1652, 1613,
1587, 1507, 1465, 1290, 1261, 1209, 1157, 1039 (参考例43)N−〔2−t−ブチル−5−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェニル〕−3−(2,3,4−トリメトキシフェ
ニル)オクタンアミド 参考例29bの化合物を用い、参考例8と同様の方法で
得られた化合物を用い、実施例9−iと同様の方法によ
って目的化合物を泡状物質として得た。
【0526】IRスペクトル(CHCl3) cm-1: 2961, 293
4, 1727, 1677, 1495, 1479, 1420,1097, 1017 (参考例44)N−[2−t−ブチル−5−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル)フェニル]−3−(2,3−ジメトキ
シ−5−ニトロ)オクタンアミド 3−(2,3−ジメトキシ−5−ニトロフェニル)オク
タン酸700mg(2.15mmol)を用い、参考例
1と同様の方法によって目的化合物を油状物質として得
た。
【0527】IRスペクトル(CHCl3 )cm-1:29
58,2931,2859,1686,1525,1480,1465,1342,1292,1102,10
00,840. (参考例45) N−[2−t−ブチル−5−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]−3−(2,3−ジメトキシ−5−ニトロ)オク
タンアミド 参考例44で得られた化合物を用いて参考例29aと同
様の方法によって目的化合物を無色泡状物質として得
た。
【0528】IRスペクトル(CHCl3 )cm-1:3
608,2960,2932,2874,2862,1
686,1526,1481,1342,1292,1
102,1079,999,887.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/495 ADN 31/505 31/53 31/535 C07D 207/14 213/40 213/64 213/70 231/16 233/61 101 233/64 103 239/38 241/12 249/08 528 257/04 D 295/12 Z 317/58 405/12 213 231 233 249 // C07D 251/00 C12N 9/99 (72)発明者 小田 晃造 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 笠井 隆 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 島田 神生 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 吉田 有美 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 石原 貞夫 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 斎藤 冨士夫 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 大畑 靖雄 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 古賀 貞一郎 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 北沢 栄一 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 徳井 太郎 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I)で示される化合物及びその
    塩; 【化1】 上記式において;R1aは炭素数1乃至12個のアルキル
    基あるいは炭素数3乃至7個のシクロアルキル部分及び
    炭素数1乃至4個のアルキル部分からなるシクロアルキ
    ル−アルキル基を示し、R1bは水素原子又はR1aと同一
    の基を示し、R2a、R2b及びR2cは同一又は異なって、
    水素原子、保護されていてもよい水酸基、ニトロ基、炭
    素数1乃至12個のアルキル基、1乃至5個のフッ素原
    子で置換された炭素数1乃至4個のアルキル基、炭素数
    1乃至10個のアルコキシ基、ハロゲノ基、炭素数1乃
    至4個のアルキルで置換されたモノ又はジアルキルアミ
    ノ基、5乃至6員環の含窒素飽和複素環基あるいは隣接
    するR2a及びR2bが一緒になって形成する−O−(CH
    2 )m−O−基(mは1乃至3の整数を示す)を示し、
    3 は炭素数1乃至6個のアルキル基を示し、R4 はA
    1 −R5 基(A1 は炭素数1乃至6個のアルキレン基又
    は炭素数3乃至5個のアルケニレン基を示し、R5 はハ
    ロゲノ、炭素数1乃至4個のアルキル又は炭素数1乃至
    4個のヒドロキシアルキルを置換基として有していても
    よい下記α群から選択される複素環基を示す)又はA2
    −X−A3 −R5 基(A2 は炭素数1乃至6個のアルキ
    レン基又は炭素数3乃至5個のアルケニレン基を示し、
    Xは酸素原子、硫黄原子、NH基、炭素数1乃至4個の
    アルキルイミノ基、スルフィニル基又はスルホニル基を
    示し、A3 は単結合、炭素数1乃至6個のアルキレン基
    又は炭素数3乃至5個のアルケニレン基を示し、R5
    前述と同意義のものを示す。但し、A2 及びA3 の炭素
    数の和は1乃至8である。また、A3 が単結合の場合に
    は、R5 の複素環は、環の炭素上でXと結合する)を示
    し、nは0又は1を示す; (α群)イミダゾリル基、ピラゾリル基、ピラゾリジニ
    ル基、1,2,4−トリアゾリル基、テトラゾリル基、
    モルホリノ基、ピペラジニル基、2−ピリドン−1−イ
    ル基、2−ピリミジニル基、ピリジル基、ピラジニル
    基、1,3,5−トリアジン−2−イル基、ベンズイミ
    ダゾリル基、ピペリジニル基、ピロリジニル、アゼチジ
    ニル基。
  2. 【請求項2】請求項1において、R1aが炭素数3乃至8
    個のアルキル基であり、R1bが水素原子である化合物。
  3. 【請求項3】請求項1において、R1aがn−プロピル、
    n−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル基であ
    り、R1bが水素原子である化合物。
  4. 【請求項4】請求項1において、R1aがn−ペンチル基
    であり、R1bが水素原子である化合物。
  5. 【請求項5】請求項1において、R1a及びR1bが炭素数
    1乃至6個のアルキル基である化合物。
  6. 【請求項6】請求項1において、一般式(I)の部分構
    造 【化2】 が2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル、2−クロロ
    フェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2,3−
    ジメトキシフェニル、2,4−ジメトキシフェニル、
    2,4,5−トリメトキシフェニル、2,3−メチレン
    ジオキシフェニル、2,3−エチレンジオキシフェニ
    ル、2,3−ジメトキシ−5−ジメチルアミノフェニル
    又は2−メトキシ−4−ジメチルアミノフェニルである
    化合物。
  7. 【請求項7】請求項1において、R3 がイソプロピルま
    たはt−ブチル基である化合物。
  8. 【請求項8】請求項1において、R4 が(1−イミダゾ
    リル)メチル、(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
    ル、(2−エチル−1−イミダゾリル)メチル、2−
    (1−イミダゾリル)エチル、3−(1−イミダゾリ
    ル)プロピル、(1−ピラゾリル)メチル、(4−メチ
    ル−1−ピラゾリル)メチル、(3,5−ジメチル−1
    −ピラゾリル)メチル、2−(1−ピラゾリル)エチ
    ル、3−(1−ピラゾリル)プロピル、(2−ピリドン
    −1−イル)メチル、(2−ピリミジニル)チオメチル
    または(2−ピリミジニル)アミノメチル基である化合
    物。
  9. 【請求項9】請求項1において、nが0である化合物。
  10. 【請求項10】N−[2−t−ブチル−5−[(1−イ
    ミダゾリル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチ
    レンジオキシフェニル)オクタンアミド 塩酸塩で示さ
    れる請求項1に記載の化合物。
  11. 【請求項11】N−[2−t−ブチル−5−[(2−メ
    チル−1−イミダゾリル)メチル]フェニル]−3−
    (2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド
    塩酸塩で示される請求項1に記載の化合物。
  12. 【請求項12】N−[2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレ
    ンジオキシフェニル)オクタンアミド 塩酸塩で示され
    る請求項1に記載の化合物。
  13. 【請求項13】N−[2−t−ブチル−5−[(4−メ
    チル−1−ピラゾリル)メチル]フェニル]−3−
    (2,3−メチレンジオキシフェニル)オクタンアミド
    で示される請求項1に記載の化合物。
  14. 【請求項14】N−[2−t−ブチル−5−[(2−ピ
    リドン−1−イル)メチル]フェニル]−3−(2,3
    −メチレンジオキシフェニル)オクタンアミドで示され
    る請求項1に記載の化合物。
  15. 【請求項15】N−〔2−t−ブチル−5−〔2−(1
    −ピラゾリル)エチル〕フェニル〕−3−(2,3−メ
    チレンジオキシフェニル)オクタンアミドで示される請
    求項1に記載の化合物。
  16. 【請求項16】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−N′−〔2−(2,3
    −メチレンジオキシフェニル)ヘプチル〕尿素で示され
    る請求項1に記載の化合物。
  17. 【請求項17】N−[2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル]−3−(2,3−メチレ
    ンジオキシフェニル)ヘプタンアミドで示される請求項
    1に記載の化合物。
  18. 【請求項18】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−3−(2,4−ジメト
    キシフェニル)ヘプタンアミドで示される請求項1に記
    載の化合物。
  19. 【請求項19】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−3−(2,3−ジメト
    キシフェニル)オクタンアミドで示される請求項1に記
    載の化合物。
  20. 【請求項20】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−3−(2,3−ジメト
    キシ−5−ジメチルアミノフェニル)オクタンアミドで
    示される請求項1に記載の化合物。
  21. 【請求項21】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル〕フェニル〕−3−(2,3,4−ト
    リメトキシフェニル)オクタンアミドで示される請求項
    1に記載の化合物。
  22. 【請求項22】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−3−(2,4,5−ト
    リメトキシフェニル)オクタンアミドで示される請求項
    1に記載の化合物。
  23. 【請求項23】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−3−(2,4,5−ト
    リメトキシフェニル)ヘプタンアミドで示される請求項
    1に記載の化合物。
  24. 【請求項24】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−3−(2−ヒドロキシ
    −3−メトキシフェニル)オクタンアミドで示される請
    求項1に記載の化合物。
  25. 【請求項25】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−N′−〔2−(2−ヒ
    ドロキシ−3−メトキシフェニル)ヘプチル〕尿素で示
    される請求項1に記載の化合物。
  26. 【請求項26】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−3−(2−ヒドロキシ
    −3−メトキシフェニル)ヘプタンアミドで示される請
    求項1に記載の化合物。
  27. 【請求項27】N−〔2−t−ブチル−5−[(2−ピ
    リミジニル)アミノメチル]フェニル〕−3−(2,4
    −ジメトキシフェニル)オクタンアミドで示される請求
    項1に記載の化合物。
  28. 【請求項28】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−N′−〔2−(2,
    4,5−トリメトキシフェニル)ヘプチル〕尿素で示さ
    れる請求項1に記載の化合物。
  29. 【請求項29】N−〔2−t−ブチル−5−[(2−ピ
    リミジニル)アミノメチル]フェニル〕−3−(2,4
    −ジメトキシフェニル)オクタンアミド 塩酸塩で示さ
    れる請求項1に記載の化合物。
  30. 【請求項30】N−〔2−t−ブチル−5−〔(1−ピ
    ラゾリル)メチル〕フェニル〕−3−(2,3−エチレ
    ンジオキシフェニル)オクタンアミドで示される請求項
    1に記載の化合物。
  31. 【請求項31】N−〔2−t−ブチル−5−[(1−ピ
    ラゾリル)メチル]フェニル〕−3−(2,3−ジメト
    キシ−5−ジメチルアミノフェニル)オクタンアミドで
    示される請求項1に記載の化合物。
  32. 【請求項32】請求項1において、R1aがn−プロピ
    ル、n−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル基で
    あり、R1bが水素原子であり、一般式(I)の部分構造 【化3】 が2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル、2−クロロ
    フェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2,3−
    ジメトキシフェニル、2,4−ジメトキシフェニル、
    2,4,5−トリメトキシフェニル、2,3−メチレン
    ジオキシフェニル、2,3−エチレンジオキシフェニ
    ル、2,3−ジメトキシ−5−ジメチルアミノフェニル
    又は2−メトキシ−4−ジメチルアミノフェニルであ
    り、R3 がイソプロピルまたはt−ブチル基であり、R
    4 が(1−イミダゾリル)メチル、(2−メチル−1−
    イミダゾリル)メチル、(2−エチル−1−イミダゾリ
    ル)メチル、2−(1−イミダゾリル)エチル、3−
    (1−イミダゾリル)プロピル、(1−ピラゾリル)メ
    チル、(4−メチル−1−ピラゾリル)メチル、(3,
    5−ジメチル−1−ピラゾリル)メチル、2−(1−ピ
    ラゾリル)エチル、3−(1−ピラゾリル)プロピル、
    (2−ピリドン−1−イル)メチル、(2−ピリミジニ
    ル)チオメチルまたは(2−ピリミジニル)アミノメチ
    ル基であり、かつ、nが0である化合物。
  33. 【請求項33】有効量の請求項1より選択された化合物
    と、薬理学的に許容し得る担体又は賦形剤からなる動脈
    硬化治療剤。
  34. 【請求項34】有効量の請求項10乃至31より選択さ
    れた化合物と、薬理学的に許容し得る担体又は賦形剤か
    らなる動脈硬化治療剤。
  35. 【請求項35】有効量の請求項32より選択された化合
    物と、薬理学的に許容し得る担体又は賦形剤からなる動
    脈硬化治療剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999009002A1 (fr) * 1997-08-18 1999-02-25 Sankyo Company, Limited Derives de phenol

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