JPH089193A - アナログ・デジタル変換器入力のデジタル・フィードバック制御 - Google Patents

アナログ・デジタル変換器入力のデジタル・フィードバック制御

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JPH089193A
JPH089193A JP7075241A JP7524195A JPH089193A JP H089193 A JPH089193 A JP H089193A JP 7075241 A JP7075241 A JP 7075241A JP 7524195 A JP7524195 A JP 7524195A JP H089193 A JPH089193 A JP H089193A
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analog video
video signal
digital
signal
analog
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Application number
JP7075241A
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English (en)
Inventor
Kommrusch Steven
スティーヴン・コムラッシュ
David J Hodge
デイヴィッド・ジェイ・ホッジ
R Metzner John
ジョン・アール・メッツナー
Bradly J Foster
ブラッドリー・ジェイ・フォスター
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Abstract

(57)【要約】 アナログビデオ信号をデジタル画素データに変換するア
ナログ・デジタル変換器(ADC)の電圧範囲をスケーリ
ングし、高精細でカラー劣化のない変換を達成するデジ
タル・フィードバック制御システムであり、ブランク信
号と同期信号を生成する分離機構を備える。基準電圧制
御論理機構が、分離機構からブランク及び同期信号を受
信し、ブランク及び同期期間にADCからのデジタル画素
データと所定のブランク及び同期値とを比較する。可変
電圧機構が、ADCに正の基準電圧を生成し、基準電圧が
所望値に収束するように、上記比較に基づいて、基準電
圧制御論理機構により制御される。オフセット論理機構
が分離機構から同期信号を受信し、同期期間にデジタル
画素データと所定の同期値とを比較する。可変電流機構
がアナログビデオ信号のオフセットが所望値に収束する
ように、前の比較に基づいて、オフセット制御論理機構
により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にビデオ信号の処
理に関し、特に、アナログビデオ信号をディジタル画素
データに変換するアナログ・デジタル変換器の電圧範囲
を動的にスケーリングを施すためのデジタル・フィード
バック制御システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1には、アナログビデオ・ディスプレ
イを駆動するための典型的なアナログビデオ信号11が
示されている。図1に示すように、アナログビデオ信号
11は、フロントポーチ14a及びバックポーチ14b
と呼ばれるブランクレベル、及び同期(sync)レベ
ルを含む、他の掃引及びsync信号と組み合わせた、
アナログ・データのライン12を有する複合信号であ
る。ブランク期間14’は、アナログビデオ信号11が
フロントポーチ14a、syncレベル16、及びバッ
クポーチ14bを示す時間期間として定義され、syn
c期間16’は、アナログビデオ信号11が、sync
レベル16を示す時間期間として定義される。フロント
ポーチ14aは、本質的に、ビームが走査線の終わりか
ら次の走査線の始めまで掃引する際、ラスタ・ディスプ
レイに関連した電子ビームに指示を与えて、オフにする
ものである。syncレベル16は、電子ビームに指示
を与え、その時間期間に基づいて、走査線またはフレー
ムを変化させ、及び/又はカウンタ及び他の支援回路を
リセットする。syncレベル16が、走査線に指示を
与える場合、「水平sync」(Hsync)と呼ばれ
る。syncレベル16が、フレームに指示を与える場
合、すなわち、延長時間期間を示す場合、「垂直syn
c」(Vsync)と呼ばれる。さらに、バックポーチ
14bは、新しい走査線またはフレームに作用する前
に、電子ビーム及び他の支援回路の初期設定を可能にす
る。
【0003】アナログビデオ・ディスプレイが、マルチ
・カラーの場合、一般に、赤、緑、及び、青のような各
カラーに対して、アナログビデオ信号11の1つが割り
当てられる。しかし、アナログビデオ信号のうちの1つ
だけが、例えば、緑に割り当てられた1つのアナログビ
デオ信号が、通常sync期間16を有する。
【0004】最近、業界には、アナログビデオ信号とは
対照的な、ディジタル画素データによって駆動されるビ
デオ・ディスプレイを開発しようとする傾向がある。こ
うしたディジタルビデオ・ディスプレイの一例が、日本
のシャープによって製造され、市販されているモデルL
Q12D011 TFT LCDフラット・パネル・デ
ィスプレイである。従って、最近では、図1のアナログ
ビデオ信号11をデジタル画素データに変換して、デジ
タル制御ディスプレイを駆動するのが望ましくなってき
た。このプロセスについては、図1を参照して、グラフ
で解説することが可能である。図1を参照すると、アナ
ログビデオ信号11をデジタル画素データに変換するプ
ロセスにおいて、アナログ・データ12は、所与の時点
における振幅に基づいて、一連のデジタル・コードに変
換される。シャープのデジタル・ディスプレイ装置の場
合、一般に、特定のカラーについて256の異なる輝度
レベルを表すアナログ・データ12を、図1にレベル0
〜7で表した、8つだけの輝度レベルに変換しなければ
ならない。最低でありえる輝度レベルは、一般に、
「黒」レベルと呼ばれ、一方、最高でありえる輝度レベ
ルは、一般に、「白」レベルと呼ばれる。
【0005】ピーク間振幅、すなわち、アナログビデオ
信号11のsyncレベル16と白レベルとの間の距離
は、典型的なシステムの場合、ライン・インピーダン
ス、温度、及び、出力装置のバリエーション及びアナロ
グ・デジタル変換器のバリエーションを含む他の固有の
特性の結果として、約10%ほど変動する可能性があ
る。あいにく、この状態では、最終的なデジタル画素デ
ータのためのアナログ・データ12から離散レベル0〜
7への変換は、結果として不正確なものになる。この可
能性のある10%の変動を補正するため、先行技術によ
るシステムの多くでは、アナログビデオ信号11をアナ
ログ電圧レベルにクランプしようと試みている。図2に
は、先行技術の入力処理システム21が示されている。
【0006】図2に概要が示されており、詳細に後述す
ることになる、既知の先行技術による、入力増幅器の利
得を調整する入力処理システムが、1991年8月の、IEEE
Transactions on Consumer Electronics、182〜189ペー
ジにおける、Hans-Jurgen Desorによる「単一チップビ
デオ信号処理システム(Single Chip Video Processing
System)」に開示されている。図2の入力処理システム
21は、アナログ・デジタル変換器(ADC)24に入
力する前に、アナログビデオ信号11を受信して、操作
を加える。ADC24は、ドット・クロック発生器28
が発生する接続27のドット(画素)・クロック信号に
制御されて、ADC入力接続13bのアナログビデオ信
号11をADC出力接続26のデジタル画素データに変
換する。ドット・クロック発生器28は、アナログビデ
オ信号11内におけるsync期間16の間隔に基づい
て、接続27にドット・クロック信号を生成する。
【0007】可変増幅システム22は、通常、アナログ
ビデオ信号11を受信するための入力抵抗器R1、その
非反転入力(+)が抵抗器R1に接続され、反転入力
(−)がアースに接続された、演算増幅器(OPAM
P)のような増幅器29、及びフィードバック回路31
を備えたフィードバック・ループから構成される。フィ
ードバック回路31は、一般に、増幅器29の非反転入
力に送られて、ポテンショメータである場合が多い、利
得調整機構32により調整される電流フィードバックの
量を制御する。利得調整機構32は、アナログビデオ信
号11における電圧の振れ、すなわち、黒レベルと白レ
ベル間の距離を調整可能にする。アナログビデオ信号1
1の電圧の振れは、それぞれ、正の電圧基準VREF+及び
負の電圧基準VREF-によって規定される、ADC24の
電圧範囲に対応させられる。ある意味では、利得調整機
構32は、コントラストつまみの機能を果たす。
【0008】もう1つの既知の先行技術による入力処理
システムでは、アナログビデオ信号の振幅に基づいて、
ADCの電圧範囲を変化させるために、ADC基準電圧
R EF+、VREF-のレベルが調整される。この入力処理シ
ステムについては、米国のAnalog Devices,Inc.によっ
て製造され、市販されているモデルAD9058データ
変換器に関する、1992年版のAnalog Devices,Inc.によ
Data Convertor Reference Manual,Volume2に開示さ
れている。このシステムでは、ユーザがポテンショメー
タを調整して、ADCの基準電圧VREF+、VREF-を設定
する望ましくない必要性がある。
【0009】先行技術による入力処理システムには、利
得調整機構の形態を何も備えていないものもあり、従っ
て、これらの入力処理システムは、ディスプレイ装置に
おいて1つ以上のカラー輝度レベルに損失を生じること
になる。例えば、図1に示すように、アナログ・データ
12が下方にシフトする場合、レベル7のアナログ・デ
ータ12が、例えば、レベル6にシフト・ダウンして、
それによりレベル7に対応するカラーに損失が生じるこ
とになる可能性がある。
【0010】先行技術による入力処理システムは、ある
程度有効であるとはいうものの、(a)アナログビデオ
信号11の電圧の振れが、ADC電圧範囲(基準電圧V
REF +、VREF-によって規定される)と比較して小さすぎ
るという場合には、デジタル画素データにおいて利用可
能なカラーに損失が生じ、(b)アナログビデオ信号1
1の電圧の振れが、ADC電圧範囲と比較して大きすぎ
るという場合には、デジタル画素データにおいてフル・
ブライトネスとしてサンプリングされるカラーが多すぎ
る、というどちらかに結果としてなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上述の、業界においては周知のところである、先行
技術の欠点及び不足を克服することにある。
【0012】本発明の別の目的は、アナログビデオ信号
を最適に高忠実度のデジタル画素データ変換するための
システム及び方法を提供することにある。
【0013】本発明の別の目的は、アナログビデオ信号
をデジタル画素データに変換するADCの電圧範囲に動
的スケーリングを施して、電圧範囲がアナログビデオ信
号の電圧の振れにほぼ一致するようにするためのシステ
ム及び方法を提供することにある。
【0014】本発明の別の目的は、アナログビデオ信号
から引き出される、デジタルビデオ・ディスプレイに示
されるカラー・スペクトルを改良するためのシステム及
び方法を提供することにある。
【0015】本発明の別の目的は、設計が単純で、実施
コストが低く、必要とするスペースが最小限で、動作に
信頼がおける、アナログビデオ信号をデジタル画素デー
タに正確に変換するためのシステムを提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】要するに、本発明は、ア
ナログビデオ信号をデジタル画素データに変換するAD
Cの電圧範囲に動的スケーリングを施して、高忠実度の
アナログ・デジタル変換が実現するようにするためのデ
ジタル・フィードバック制御システムを提供するもので
ある。一般に、該システムは、アナログビデオ信号を受
信して、前記アナログビデオ信号からデジタル画素デー
タを発生するためのADCから構成される。分離機構
が、アナログビデオ信号を受信して、アナログビデオ信
号がブランク期間を示す時期を表すブランク信号、及
び、アナログビデオ信号がsync期間を示す時期を表
すsync信号を発生する。電圧シフト・フィードバッ
ク機構が、ブランク信号及びsync信号と、デジタル
画素データに基づいて、アナログビデオ信号のオフセッ
トを制御する。基準電圧フィードバック機構が、ブラン
ク信号及びsync信号と、デジタル画素データに基づ
いて、ADCのための基準電圧、好適には正の基準電圧
を発生する。
【0017】基準電圧フィードバック機構は好適には、
ADCのための基準電圧を発生する可変電圧機構から構
成される。さらに、基準電圧制御論理機構は、接続26
におけるADCからのデジタル画素データ、並びに、ブ
ランク信号及びsync信号を受信する。該機構は、ア
ナログビデオ信号がブランク期間を示し、sync期間
を示さない場合、デジタル画素データと所定のブランク
値範囲の値を比較する。最後に、該機構は、可変電圧機
構によって基準電圧を調整し、所定のブランク値範囲に
向かって、デジタル画素データを上方または下方のどち
らかに収束させる。
【0018】電圧シフト・フィードバック機構は好適に
は、アナログビデオ信号に電流を供給して、アナログビ
デオ信号の振幅またはオフセットさせるための可変電流
機構から構成される。入力アナログビデオ信号は、コン
デンサでADCから分離することによって、オフセット
させることが可能である。さらに、オフセット制御機構
は、デジタル画素データ及びsync信号を受信する。
該機構は、アナログビデオ信号がsync期間を示す場
合、デジタル画素データと所定のsync範囲の値を比
較する。最後に、該機構は、電流を調整して、所定のs
ync範囲の値に向かって、デジタル画素データを上方
または下方のどちらかに収束させる。
【0019】本発明は、また、ADCの電圧範囲に動的
スケーリングを施すことによって、高忠実度の変換が実
現するようにするための方法またはプロセスをも提供す
る。この方法は、一般に、アナログビデオ信号からデジ
タル画素データを発生するステップと、アナログビデオ
信号がブランク期間を示す時期を表したブランク信号を
発生するステップと、アナログビデオ信号がsync期
間を示す時期を表したsync信号を発生するステップ
と、アナログビデオ信号がブランク期間を示す場合、デ
ジタル画素データと所定のブランク振幅との第1の比較
を実施するステップと、アナログビデオ信号がsync
期間を示す場合、デジタル画素データと所定のsync
振幅との第2の比較を実施するステップと、第1と第2
の比較結果に基づいて、アナログビデオ信号に対してオ
フセットを発生するステップと、第2の比較結果に基づ
いて、基準電圧を調整するステップとから構成される。
【0020】前述の目的を実現するだけでなく、本発明
には、また他にも多くの利点があり、そのいくつかにつ
いては以下に記載する。
【0021】本発明の利点の1つは、本発明が、非常に
高い周波数のドット(画素)・クロックで符号化され
た、アナログビデオ信号から忠実度の高いデジタル画素
データを生成するために、利用可能であるということで
ある。
【0022】本発明のもう1つの利点は、アナログビデ
オ信号から生成される内部ドット・クロックに関して、
それ以上の不確実性またはクロック・スキューを付加せ
ずにすむことである。先行技術による実施例の多くで
は、演算増幅器の利用によって、望ましくないクロック
・スキューの付加が生じることになる。
【0023】本発明の別の利点は、さらに、アナログビ
デオ信号の増幅器における利得を動的かつ自動的に制御
するシステムが得られるということである。この結果、
先行技術による多くのシステムにおける場合のように、
増幅器のためにコントラスト制御を用いる必要がなくな
る。該システムは、アナログビデオ信号を受信して、増
幅されたアナログビデオ信号を生成する増幅器から構成
される。分離機構が、アナログビデオ信号を受信して、
アナログビデオ信号がブランク期間を示す時期を表した
ブランク信号、及びアナログビデオ信号が同期期間を示
す時期を表した同期信号を発生する。電圧シフト・フィ
ードバック機構が、同期信号及び増幅されたアナログビ
デオ信号に基づいて、アナログビデオ信号のオフセット
を制御する。最後に、利得制御フィードバック機構が、
ブランク信号、同期信号、及び増幅されたアナログビデ
オ信号に基づいて、増幅器に関連した利得制御のための
基準電圧を発生する。
【0024】本発明の別の利点は、アナログビデオ信号
に関して増幅器の利得を動的に制御するための方法また
はプロセスが得られるということである。この方法は、
一般に、増幅器によってアナログビデオ信号を受信し、
増幅されたアナログビデオ信号を生成するステップと、
アナログビデオ信号から、アナログビデオ信号がブラン
ク期間を示す時期を表したブランク信号を発生するステ
ップと、アナログビデオ信号から、アナログビデオ信号
が同期期間を示す時期を表した同期信号を発生するステ
ップと、同期信号及び増幅されたアナログビデオ信号に
基づいて、アナログビデオ信号のオフセットを制御する
ステップと、ブランク信号、同期信号、及び増幅された
アナログビデオ信号に基づいて、増幅器に関連した利得
を制御するステップとから構成される。
【0025】本発明の別の利点は、複数のカラーを表示
し、アナログビデオ発生器が発生するアナログビデオ信
号によって駆動される、デジタル制御ディスプレイのフ
リッカを除去するためのカラー・センタリング・システ
ムが、さらに得られることである。該システムは、入力
を1組の特定のカラー値にマッピングするためのカラー
・マップ機構から構成される。特定のカラー値の各々
が、複数のカラーの各々に対応する範囲内で、その範囲
の境界から十分なノイズ・マージンを各々が備えるよう
に指定される。好適には、特定値の各々は、ノイズ・マ
ージンを最大にするために、各範囲の実質的に中点に位
置する。デジタル・アナログ変換器が、カラー・マップ
機構からのカラー値をアナログビデオ信号に変換する。
アナログ・デジタル変換器が、デジタル・アナログ変換
器からのアナログビデオ信号をデジタル画素データに変
換する。デジタル制御ディスプレイが、アナログ・デジ
タル変換器からデジタル画素データを受信し、表示のた
めに、それぞれ、デジタル画素データの対応する範囲の
値によって決まる複数のカラーに変換する。
【0026】本発明の別の利点は、複数のカラーを表示
し、アナログビデオ発生器が発生するアナログビデオ信
号によって駆動されるデジタル制御ディスプレイのフリ
ッカを除去するための方法またはプロセスが、さらに得
られることである。この方法は、一般に、1組の特定の
カラー値のうちの1つに対して、カラー・マップに対す
る各入力のマッピングを行うステップと、組をなす前記
特定のカラー値について、それぞれが、複数のカラーの
それぞれに対応する範囲内に含まれ、それぞれ、該範囲
の境界からの十分なノイズ・マージンを有するように指
定するステップと、カラー・マップからのカラー値をア
ナログビデオ信号に変換するステップと、アナログビデ
オ信号をデジタル画素データに変換するステップとから
構成される。好適には、組をなす特定のカラー値は、そ
れぞれ、複数のカラーのそれぞれに対応する各範囲のほ
ぼ中点にあるように指定される。これによって、ノイズ
・マージンが最大になる。
【0027】当業者には、添付図面及び下記の詳細な説
明を検討することによって、本発明の他の目的、特徴、
及び利点が明らかになるであろう。かかる追加目的、特
徴、及び利点は、全て本発明に含まれるものとする。
【0028】
【実施例】
A.デジタル・フィードバック制御システム 次に、同様の参照番号がいくつかの図の至る所で対応す
る部品を表している図面を参照すると、図3に、アナロ
グ・デジタル変換器(ADC)24の正の基準電圧V
REF+及び入力アナログビデオ信号11のオフセット(図
1)に操作を加えることによって、ADC24の電圧範
囲に動的スケーリングを施し、ADC入力接続13のア
ナログビデオ信号が、高忠実度で、ADC出力接続26
のデジタル画素データに変換されるようにする、本発明
によるデジタル・フィードバック制御システム30を示
す。好適な実施例の場合、ADCの不の基準電圧VREF-
は、グランドに接続され、一方、ADCの正の基準電圧
REF+及びオフセットは、デジタル・フィードバック制
御システム30によって動的に変更され、操作される。
しかし、当業者には明らかなように、他の構成も可能で
ある。一例として、図3のシステム30と同じ結果を得
るために、オフセットの制御を行わずに、基準電圧V
REF+、VREF-の両方のレベルを操作することも可能であ
る。
【0029】マルチカラー・システムの場合、デジタル
・フィードバック制御システム30は、ブランク期間1
4及びsync期間16(図1)の両方を備えた、例え
ば、緑のような1つのカラーに対応するアナログビデオ
信号11に関連している。さらに、かかるシステムの場
合、デジタル・フィードバック制御システム30を利用
して、例えば、赤、緑、及び、青といった、各カラーに
対応するADCの電圧範囲に対して同時に制御及びスケ
ーリングを施すことが可能である。換言すれば、各カラ
ーの正の基準電圧VREF+は同じになる。しかし、各カラ
ーに対応する各アナログビデオ信号は、アナログビデオ
信号11をオフセットさせるため、それ自体、それぞれ
の電圧シフト・フィードバック機構35を備えるべきで
あり、該機構の構造及び機能性については、かなり詳細
に後述することになる。
【0030】一般に、デジタル・フィードバック制御シ
ステム30はADC24を備える。分離機構33は、ア
ナログビデオ信号11を受信して、それぞれの接続34
a、34bに、それぞれ、アナログビデオ信号11がブ
ランク期間14’を示す時期を表したブランク信号、及
び、アナログビデオ信号11がsync期間16’を示
す時期を表したsync信号を発生する。電圧シフト・
フィードバック機構35は、接続34a、34bにおけ
るブランク信号及びsync信号と、デジタル画素デー
タ26に基づいて、アナログビデオ信号11のオフセッ
ト(図1)を制御する。コンデンサC1は、入力アナロ
グビデオ信号11を受信して、アナログビデオ信号11
からADC24を分離し、信号11をオフセットまたは
シフトさせることができるようにするため、システム3
0の入力接続15に配置されている。さらに、基準電圧
フィードバック機構36は、接続34a、34bにおけ
るブランク信号及びsync信号と、デジタル画素デー
タに基づいて、ADC24のための正の基準電圧VREF+
を発生する。
【0031】基準電圧フィードバック機構36は好適に
は、ADC24のための正の基準電圧VREF+を発生する
可変電圧機構38から構成される。さらに、基準電圧制
御論理機構42は、ADC24からのデジタル画素デー
タ、及び接続34a、34bのブランク信号及びsyn
c信号を受信する。該機構は、アナログビデオ信号11
がブランク期間14’を示し、sync期間16’を示
さない場合、デジタル画素データと所定のブランク値
(好適には値124)との比較を行う。最後に、該フィ
ードバック機構は、正の基準電圧VREF+が、所望の基準
電圧に向かって、上方または下方のどちらかに収束する
ように、可変電圧機構38を用いて正の基準電圧VREF+
を調整する。
【0032】電圧シフト・フィードバック機構35は好
適には、接続46のアナログビデオ信号11に電流ic
を連続供給して、アナログビデオ信号11の振幅をシフ
トさせる可変電流機構44から構成される。このシフト
は、システム30を入力アナログビデオ信号11から分
離するコンデンサC1の効果によって可能となる。電流
cは、当初、コンデンサC1を充電するが、定常状態
動作時には、ただADCの入力漏洩電流に合わせるだけ
である。さらに、オフセット制御機構48は、デジタル
画素データ及び接続34b’のsync信号を受信す
る。該機構は、アナログビデオ信号11がsync期間
16’を示す場合、デジタル画素データとsync値の
比較を行う。最後に、オフセット制御機構は、接続52
で可変電流機構44を制御することによって電流ic
調整し、アナログビデオ信号11のオフセットが、所望
の値に向かって、上方または下方のどちらかに収束する
ようにする。
【0033】システム30の構造全体については説明を
済ませたので、以下では、特定の構造に関して列挙す
る。ADC24は、米国のAnalog Devices Corporation
によって製造され、市販されている、モデルAD905
8アナログ・デジタル変換器が好適である。さらに、正
と負の基準電圧VREF+、VREF-によって決まるADC電
圧範囲は、約1.482ボルトに設定され、一方、アナ
ログビデオ信号11のピーク間(syncレベルと白レ
ベルの間の)電圧は、約1ボルトである。従って、AD
C24の電圧範囲ウインドウは、アナログビデオ信号1
1のピーク間電圧ウインドウに比べると約50%大きい
ので、黒・白間アナログビデオ電圧範囲(図1;約66
0mV)は、ADC24のADC電圧範囲で十分に表す
ことが可能であるという保証が得られる。最後に、好適
な実施例の場合、ADC24によって生成されるデジタ
ル画素データは、0〜255の範囲にわたる、一連の8
ビット・バイトである。
【0034】1.分離機構 図3の分離機構33は、アナログビデオ信号11(図
1)を受信し、アナログビデオ信号11が、フロント・
ポーチ14a及びバック・ポーチ14bを特に含むブラ
ンク期間14’、及びsync期間16’を示す時期を
判定する。分離機構33は、コンパレータ、しきい値回
路、状態マシン、または、アナログビデオ信号11がブ
ランク期間14’及びsync期間16’を示す時期を
判定する他の適合する回路要素といった、さまざまなや
り方で実施することが可能である。かかる回路要素は、
当該技術において周知のところである。しかし、好適な
実施例の場合、分離機構33は、ドット・クロック発生
器28(図1)と、従来のPALにおいて実施される論
理によって制御される1組の従来のカウンタであること
が好適である、ドット・カウンタ39とを組み合わせて
利用することにより、実施される。この構成の場合、ド
ット・カウンタ39は、接続27においてドット・クロ
ック信号のエッジをカウントする。好適な実施例の場
合、走査線毎に1344画素、すなわち、sync期間
16どうしの間に、1024画素のカラー・データと3
20画素のブランク期間14’を含む、1344画素が
存在する。走査線当たりの画素数が、最終的なビデオ画
像の解像度によって決まるのは、明らかである。走査線
毎に1344画素が存在するので、ドット・カウンタ3
9は、画素をカウントすることによって、アナログビデ
オ信号がブランク期間及びsync期間を示す時期を判
定することが可能である。
【0035】好適なドット・カウンタ39は、後掲の表
1に記載の機能性を示す。本明細書中の表A、並びに、
他の全ての表において、「1」及び「0」は、それぞ
れ、選択が真(存在する)及び偽(存在しない)である
ことを表している。
【0036】
【表1】
【0037】2.電圧シフト・フィードバック機構 電圧シフト・フィードバック機構35は、当業者には明
らかなように、多種多様なやり方で実施することが可能
である。一例として、電圧シフト・フィードバック機構
35は、オフセットをアナログビデオ信号11にクラン
プするクランプ回路として設計することも可能である。
別の例として、電圧シフト・フィードバック機構35
は、ADC24における負の基準電圧VREF-を操作する
ように設計することも可能である。しかし、好適な実施
例の場合、電圧シフト・フィードバック機構35は、既
に、コンデンサC1によってわずかにシフトし、分離さ
れているアナログビデオ信号11に電流icを導入する
ために、接続13aを介して、オフセット制御論理機構
48により制御される可変電流機構44から構成され
る。
【0038】図4に示すように、可変電流機構44は、
ADC入力接続13に接続された出力接続46に、約6
00〜620μAの連続電流icを送り出すトランジス
タT1から構成される。連続電流icは、当初、コンデ
ンサC1を充電し、定常状態動作時には、ADCの漏洩
電流に合わせる。従って、電流icは、パワー・アップ
時には、ADCの漏洩電流よりも大きい。トランジスタ
T1は、コレクタ容量が小さいので、高周波数において
可能性のある、入力アナログビデオ信号11に及ぼす如
何なる影響をもが最小限に抑えられる。T1のエミッタ
が、抵抗器R2によって電源電圧Vsに接続され、T1
のベースと電源電圧Vsの間に、コンデンサC2が配置
されている。抵抗器R2とコンデンサC2を組み合わせ
て、定積分を行うことにより、トランジスタT1に、電
流icを絶えず駆動させる。重要なのは、この特徴によ
って、該構成が発振しないという保証が得られることで
ある。抵抗器R3によって、トランジスタT1における
漏洩電流のせいで、トランジスタT1が所望の値を超え
る電流icを発生することはないという保証が得られ
る。さらに、トランジスタT1の利得β及びコンデンサ
C2のサイズは、コンデンサC2の両端間における電圧
が、1つの走査線の間にあまり変動しないように設定さ
れているので、1つの走査線の間に、電流icが大きく
揺動するということはない。さらに、バイアス抵抗器R
3、R4、R5、及び、論理ダイオードD2、D3が、
接続52におけるオフセット制御論理機構48からのデ
ジタル・オフセット制御信号について、復号化及びイン
ターフェイスを行う。抵抗器R3は、トランジスタT1
を通る漏洩電流によって、トランジスタT1がオンにな
らないことを保証する。重要なのは、電流icがADC
入力接続13に絶えず流入するので、1つの走査線の間
の、ADC入力接続13における電圧の変化は、無視で
きるほどでしかないという点である(一般に、約40μ
V)。
【0039】オフセット制御論理機構48は、さまざま
な方法で実施可能であるが、下記の表2に示す機能性を
備えた、従来のPALによって好適に実施される。
【0040】
【表2】
【0041】表2に示す機能性は、下記の関係式を反映
したものである: オフセット=(VREF+)(ADC sync値−ADC
最小値)/(ADC最大値−ADC最小値) =(VREF+)(74.5−0.5)/(254.5−
0.5) VREF+ =[オフセット+(白レベル−syncレベ
ル)](1.05) 電圧シフト・フィードバック機構35の動作は、下記の
通りである。ADC24は、ADC入力接続13におけ
るアナログビデオ信号11をADC出力接続26におけ
るデジタル画素データに変換する。分離機構33は、ア
ナログビデオ信号11を受信して、アナログビデオ信号
11がブランク期間14’及びsync期間16’を示
す時期を判定する。オフセット制御論理機構48は、接
続34b、34b’を介してsync信号を受信し、同
時に、ADC出力接続26におけるデジタル画素データ
をサンプリングする。アナログビデオ信号がsync期
間16’を示す場合、オフセット制御論理機構48が、
ADC出力接続26におけるデジタル画素データの値を
判定し、1組の所定のsync値と比較する。その値が
0〜74の場合、オフセット制御論理機構48は、AD
C入力接続13bに誘導される電流icが増大するよう
に、可変電流機構44を制御する。別の場合、つまり値
が75〜255の場合、オフセット制御論理機構48
は、ADC入力接続13bに誘導される電流icが減少
するように、可変電流機構44を制御する。以上の手順
のため、アナログビデオ信号11がsync期間を示す
場合、ADC24からADC出力接続26に出力される
sync値は、常に、74〜75の範囲(74.5が最
適)に拘束され、これに向かって収束する。
【0042】3.基準電圧フィードバック機構 基準電圧フィードバック機構36は、当業者には周知の
ように、多種多様なやり方で実施することが可能であ
る。しかし、好適には基準電圧フィードバック機構36
は、図3に示すように、可変電圧機構38を制御する基
準電圧制御論理機構42から構成される。
【0043】基準電圧制御論理機構42は、ブランク信
号及びsync信号を受信するため、接続34a、34
bを介して分離機構33に接続され、デジタル画素デー
タを受信するため、ADC出力接続26に接続されてい
る。分離機構33が、接続34a、34bにおける適合
する論理状態によって、アナログビデオ信号11がブラ
ンク・レベル14a、14b(図1;ブランク期間1
4’であって、sync期間16’ではない時間)を示
していることを表示すると、基準電圧制御論理機構42
は、デジタル画素データ26の値を判定して、1組の所
定のブランク値と比較する。前述の比較に基づき、基準
電圧制御論理機構42は、可変電圧機構38を利用し
て、ADCの正の基準電圧VREF+を制御し、アナログビ
デオ信号11のピーク間振幅がADC24の電圧範囲に
一致するようにする。特定として、ADC出力接続26
におけるデジタル画素データが0〜123の場合、基準
電圧制御論理機構42は、可変電圧機構38に接続され
た制御接続43を論理低に駆動する(ブール論理の場
合、「0」)。この働きによって、可変電圧機構38
は、接続45におけるVREF+を低下させ始める。基準電
圧制御論理機構42は、デジタル画素データが124〜
255であると判定すると、接続38を論理高(ブール
論理の場合、「1」)にし、この結果、可変電圧機構3
8は、接続45におけるADCの正の基準電圧VREF+
増大させる。以上の手順のため、アナログビデオ信号1
1がブランク・レベル14a、14b(ブランク期間で
あるが、sync期間ではない)を示す場合、ADC2
4からADC出力接続26に出力されるブランク値は、
常に、123〜124(123.5が最適)の範囲に拘
束され、これに向かって収束する。
【0044】要するに、基準電圧フィードバック機構3
6(VREF+調整用)と電圧シフト・フィードバック機構
35(オフセット調整用)を組み合わせることによっ
て、ADC24の極めて正確な微同調が可能になるの
で、アナログビデオ信号11は、高忠実度でカラーの劣
化がなく、最適にデジタル画素データ26に変換され
る。
【0045】基準電圧制御論理機構42は、さまざまな
方法で実施可能であるが、好適には前掲の表Bに記載の
機能性を備えた、従来のプログラマブル・アレイ・ロジ
ック(PAL)で実施される。
【0046】図5を参照すると、可変電圧機構36は好
適には、基準電圧制御論理機構42に対する接続43に
接続されたダイオードD4から構成される。さらに、ダ
イオードD4は、ダイオードD5に直列に接続されてい
る。抵抗器R6は、電源電圧Vsと、ダイオードD4、
D5間の接合53との間に接続されている。ダイオード
D4、D5、及び抵抗器R6は、基準電圧制御論理機構
42と可変電圧機構38との間におけるデジタル・アナ
ログ・インターフェイスの働きをする。換言すれば、基
準電圧制御論理機構42が、接続38を論理低に駆動す
る場合、この構成によれば、電流は、抵抗器R6及び直
列ダイオードD4、D5を通って、最終的にはアースま
で流れることが可能になる。基準電圧制御論理機構が、
接続38を論理高に駆動する場合、ダイオードD4、D
5は、本質的にオフになり、抵抗器R6を通る電流は、
ほぼ最小限に抑えられる。
【0047】図5の可変電圧機構38は、さらに、抵抗
器R8を介して電源電圧Vsから受ける電荷を蓄えるた
めのコンデンサC3(好適には約1μF)を備えてい
る。接続43を論理低にすると、コンデンサC3の電荷
が、抵抗器R7及びダイオードD4、D5を介して放電
される。これに対し、接続43を論理高に駆動すると、
コンデンサC3の電荷によって、ダーリントン対をなす
トランジスタT1、T2を駆動し、その駆動を強化する
ことが可能になり、該トランジスタによって、最終的に
は、接続45における正の基準電圧VREF+が駆動される
ことになる。ダーリントン対をなすトランジスタT1、
T2は、ADC24における電圧VREF+から大電流を引
き出すのに必要とされる。さらに、トランジスタT1、
T2の利得β(約40〜50)及びコンデンサC3のサ
イズ(約1μF)のおかげで、大電流が引き出されるに
もかかわらず、1つの走査線の間に生じる電圧VREF+
変化は大したことはない。最後に、抵抗器R9によっ
て、正の基準電圧VREF+が、システム30のパワー・ア
ップ時に正の値になるという保証が得られる。
【0048】デジタル・フィードバック制御システム3
0の結果として、アナログビデオ信号11は、そのピー
ク間電圧に10%の変動を生じる可能性があるにもかか
わらず、sync期間16’とアナログビデオ信号11
の白レベルの間のデジタル距離は、常に同じになるとい
う保証が得られる。さらに、システム30の場合、AD
C24を刻時するドット・クロック発生器28に関し
て、不確実性またはクロック・スキューが付与されるこ
ともない。
【0049】4.ADC応答 後掲の表3には、ADC24に関連してデジタル・フィ
ードバック制御システム30を利用することによって得
られる結果が要約されている。表3の最初の列は、アナ
ログ・データ11(図1)に対応しており、ブランク・
レベル14及びsyncレベル16が含まれている。ア
ナログ・データ11は、業界におけるRS343A規格
の一般的な多くの実施例に従って、256ある振幅レベ
ルのうち任意のレベルを示すことが可能である。表3の
第2の列には、アナログビデオ信号11の対応する電圧
レベルが示されている。表3の第3の列には、仮定のエ
ラーとして5%だけ上昇した、対応する入力電圧が記載
されている。最後に、表3の第4の列には、ADC24
からの対応するデジタル画素データが示されている。5
%高い電圧の列には、いかにして、電圧入力のスケーリ
ングが、デジタル画素データの生成において、ADC2
4に悪影響を及ぼさないかが明らかにされている。これ
によって、アナログビデオ信号11を駆動する装置を把
握できるので、一貫した作用が保証され、従来のコント
ラスト制御が不要になる。
【0050】さらに、アクティブ・ビデオの間、接続2
6におけるADC出力の最上位ビット(msb)は、論
理高であり、次の3つのmsbは、8つのカラー・レベ
ル0〜7のうちの1つを表す。例えば、2進数の場合、
10100000〜10101111で表される、16
0〜175のカラー・レベルは、カラー輝度レベル2
(010)に相当する。
【0051】
【表3】
【0052】B.アナログ・フィードバック制御システ
図6には、従来の増幅器54の利得を自動制御するため
のアナログ・フィードバック制御システム50が示され
ている。アナログ・フィードバック制御システム50
は、先行技術において一般に利用されている、コントラ
スト制御を必要とせずに、増幅器54の利得制御を可能
にする。図6に示すように、分離機構33、電圧シフト
・フィードバック機構35、及び利得制御フィードバッ
ク機構36は、図1のアナログビデオ信号11を増幅す
る増幅器54における利得に制御を加えて、クリッピン
グを伴わない、最適な増幅が行われるようにするために
利用される。換言すれば、増幅器54の増幅範囲は、入
力アナログビデオ信号11の電圧の振れに整合するか、
あるいは、そのスーパ・セット(superset)になるよう
に調整される。
【0053】図6の構成の場合、分離機構33は、接続
57を介して増幅器の入力接続56に接続される。電圧
シフト・フィードバック機構35は、アナログ増幅器出
力を受信するために接続58bを介して増幅器の出力接
続58に接続され、入力アナログビデオ信号11に電流
cを導入して、これをオフセットさせるため、接続4
6を介して増幅器の入力接続56に接続される。利得制
御フィードバック機構36は、アナログ増幅器の出力を
受信するために接続58aを介して増幅器の出力接続5
8に接続され、利得制御入力62に対する電圧入力に動
的調整を加えるために接続45を介して増幅器の利得制
御入力62に接続される。
【0054】システム50の作動は、前述のシステム3
0の作動と本質的に同じである。従って、参考までに、
システム30に関連した説明をここに組み込む。ただ
し、ここでは、基準電圧フィードバック機構36を利得
制御フィードバック機構と言い、基準電圧制御論理機構
42を、ここでは、図6に示すように、利得制御論理機
構と言う。さらに、増幅器出力が、アナログ振幅である
という点に留意すべきである。従って、アナログビデオ
信号11が、それぞれ、ブランク期間14及びsync
期間16を示す場合、制御信号を得るために、利得制御
論理機構42及びオフセット制御論理機構48は、それ
ぞれ、増幅器出力58電圧振幅と、所定のブランク振幅
及びsync振幅とを比較する。この構成をとると、シ
ステム50によって、接続58における増幅器54の出
力が、アナログビデオ信号11がブランク・レベル14
を示す場合には、所望のブランク振幅に向かって収束
し、アナログビデオ信号11がsyncレベル16を示
す場合には、所望のsync振幅に向かって収束すると
いう保証が得られる。従って、システム50によれば、
通常、先行技術による実施例に存在するような、増幅器
54の利得を制御するためのコントラスト制御が不要に
なる。
【0055】C.カラー・センタリング・システム 図7に、デジタル制御ディスプレイにおけるフリッカを
除去するためのカラー・センタリング・システム70を
示す。カラー・センタリング・システム70には、業界
においてRAMDAC(デジタル・アナログ変換器を備
えたランダム・アクセス・メモリ)と呼ばれることもあ
る、典型的なアナログビデオ発生器71の操作が必要と
される。発生器71は、CRTディスプレイ上に意図し
た表示のために、前述のアナログビデオ信号11を発生
する。アナログビデオ発生器71の一例としては、米国
のBrooktree Corporationによって製造され、市販され
ている、モデルBt458イメージ・デジタイザがあ
る。
【0056】図7に示すように、典型的なアナログビデ
オ発生器71は、接続74のデジタル画素データを受信
するカラー・マップ72から構成される。デジタル画素
データは、一般に、カラー値に対応するデジタル・レベ
ルのルック・アップ・テーブルである、カラー・マップ
におけるインデックスとして利用される。デジタル・ア
ナログ変換器(DAC)76は、カラー・マップ72か
らデジタル・レベルを受信して接続82にアナログビデ
オ信号11(図1)を発生する。接続78におけるカラ
ー値を指定する各デジタル・レベルは、DAC76の出
力における単一のアナログ電圧レベルに対応する。タイ
ミング制御論理回路84は、接続86におけるドット・
クロック信号を受信し、ドット・クロック信号のサイク
ルに基づいて、それぞれの接続88、92におけるカラ
ー・マップ72及びDAC76のタイミングを制御す
る。DAC76によって発生するアナログビデオ信号1
1は、例えば、図示の同軸ケーブル94のような通信イ
ンターフェイスを介して、入力接続15によって、デジ
タル・フィードバック制御システム30に送られる。
【0057】本発明によると、カラー・マップ72は、
デジタル制御ディスプレイにおけるフリッカが最小限に
抑えられるように規定される。フリッカは、次のように
して発生する。図1を参照すると、アナログビデオ信号
11をデジタル画素データに変換するプロセスにおい
て、アナログ・データ12は、所与の時点におけるデー
タ振幅に基づいて、一連のデジタル・コードに変換され
る。シャープのデジタル・ディスプレイ装置に関して言
えば、アナログビデオ信号11がRS343A工業規格
に準拠する場合、一般に、特定のカラーに関して256
の異なる輝度レベルを表すことになるアナログ・データ
12を、図1にレベル0〜7で表した、8つだけの輝度
レベルに変換しなければならない。フリッカが生じるの
は、アナログビデオ信号11内のアナログ振幅が、2つ
の異なる輝度レベルを分割する境界に位置する場合であ
る。ノイズによって、アナログ振幅が境界を越えて揺動
し、それにより、デジタル制御ディスプレイのスクリー
ンにおいてカラーの変化が生じることになる。
【0058】一般に、フリッカは、最適なカラー・セン
タリングによって最小限に抑えられる。カラー・マップ
72は、DAC76によって接続82に生成されるアナ
ログ信号11が、デジタル・フィードバック制御システ
ム30において後で実施されることになるアナログ・デ
ジタル変換に対して、大きいノイズ・マージン(74ミ
リボルト(mV)のピーク間ノイズ抗体性)を備えるよ
うに設定される。さらに特定すると、フリッカを除去す
るため、デジタル制御ディスプレイによって表示すべき
各カラーの中点におけるデジタル値だけが、カラー・マ
ップに入力される。好適な実施例の場合、これは、図1
に示す8つの振幅レベルの中点に対応するデジタル値だ
けが、カラー・マップ72に納められることを意味す
る。これには、前掲の表3において明らかなように、
8、43、79、114、149、184、220、及
び255のデジタル・カラー値が含まれている。従っ
て、DAC76は、カラー・データに対して、それぞ
れ、340、361、451、544、635、72
6、816、909、及び1000ミリボルトの電圧振
幅だけを送り出す。このため、システム30は、接続2
6におけるデジタル画素データを8、43、79、11
4、149、184、220、及び255の値で復号化
する。これらの値には、2つの隣接レベルの境界線近く
に位置するものはなく、従って、フリッカは除去され
る。
【0059】カラー・センタリング・システム70の機
能性が、後掲の表4に簡潔に記載されている。最も暗い
カラーがDAC入力レベル8を利用している点に留意さ
れたい。これは、表3に示すように、ブランク・レベル
と最も暗いカラーとの間において良好なノイズ・マージ
ンを得るためである。
【0060】
【表4】
【0061】当業者には明らかなように、本発明の精神
及び範囲を実質的に逸脱することなく、上述の実施例に
多くの修正及び変更を加えることが可能である。従っ
て、かかる修正及び変更は、全て、該実施例、及び本発
明の請求項に記載の本発明の範囲内に含まれるものとす
る。
【0062】以下に、本発明の実施態様を列挙する 1.アナログビデオ信号をデジタル画素データに変換す
る、アナログ・デジタル変換器の電圧範囲に動的スケー
リングを施すことによって、高忠実度の変換を実現する
ためのシステムにおいて、アナログビデオ信号を受信
し、アナログビデオ信号からデジタル画素データを生成
するアナログ・デジタル変換器と、前記アナログビデオ
信号を受信して、前記アナログビデオ信号がブランク期
間を示す時期を表したブランク信号、及び前記アナログ
ビデオ信号が同期期間を示す時期を表した同期信号を生
成する分離手段と、前記同期信号及び前記デジタル画素
データに基づいて、前記アナログビデオ信号のオフセッ
トを制御する電圧シフト・フィードバック手段と、前記
ブランク信号、前記同期信号、及び前記デジタル画素デ
ータに基づいて、前記アナログ・デジタル変換器の基準
電圧を制御するための基準電圧フィードバック手段とか
ら構成されるシステム。
【0063】2.前記基準電圧フィードバック手段が、
前記アナログ・デジタル変換器のために前記基準電圧を
発生する可変電圧手段と、前記アナログ・デジタル変換
器から前記デジタル画素データを受信し、前記分離手段
から同期信号を受信して、前記アナログビデオ信号が前
記ブランク期間を示し前記同期期間を示さない場合に
は、前記デジタル画素データと所定のブランク範囲の値
との比較を行い、前記デジタル画素データが前記所定の
ブランク範囲の値に向かって収束するように、前記基準
電圧に対して前記可変電圧手段による調整を加える、基
準電圧制御論理手段とから構成されることを特徴とする
前項1に記載のシステム。
【0064】3.さらに、前記アナログビデオ信号が前
記アナログ・デジタル変換器から分離されることになる
ように、前記アナログビデオ信号を前記変換器に伝える
コンデンサを備え、前記電圧シフト・フィードバック手
段が、前記アナログビデオ信号の振幅をシフトするよう
に、前記アナログビデオ信号に電流を供給する可変電流
手段と、前記デジタル画素データ、前記ブランク信号、
及び同期信号を受信して、前記アナログビデオ信号が前
記同期期間を示す場合には、前記デジタル画素データと
所定の同期範囲の値との比較を行い、前記デジタル画素
データが前記所定の同期範囲の値に向かって収束するよ
うに、前記電流に調整を加えるオフセット制御手段とか
ら構成されることを特徴とする前項1に記載のシステ
ム。
【0065】4.前記電流が連続であることを特徴とす
る前項3に記載のシステム。
【0066】5.アナログビデオ信号に対して増幅器の
利得を動的に制御するためのシステムにおいて、アナロ
グビデオ信号を受信して、増幅されたアナログビデオ信
号を生成するための増幅器と、前記アナログビデオ信号
を受信して、前記アナログビデオ信号がブランク期間を
示す時期を表したブランク信号、及び前記アナログビデ
オ信号が同期期間を示す時期を表した同期信号を生成す
る分離手段と、前記同期信号及び前記増幅されたアナロ
グビデオ信号に基づいて、前記アナログビデオ信号のオ
フセットを制御する電圧シフト・フィードバック手段
と、前記ブランク信号、前記同期信号、及び前記増幅さ
れたアナログビデオ信号に基づいて、前記増幅器に関連
した利得制御入力を制御するための利得制御フィードバ
ック手段とから構成されるシステム。
【0067】6.複数のカラーを表示し、アナログビデ
オ発生器が発生するアナログビデオ信号によって駆動さ
れる、デジタル制御ディスプレイにおけるフリッカを除
去するためのシステムにおいて、それぞれが、前記複数
のカラーのそれぞれに対応する範囲内にあり、それぞ
れ、前記範囲の境界から十分なノイズ・マージンを有す
る1組の特定のカラー値に対して入力のマッピングを行
うカラー・マップ手段と、カラー・マップ手段からのカ
ラー値をアナログビデオ信号に変換するデジタル・アナ
ログ変換器と、デジタル・アナログ変換器からのアナロ
グビデオ信号をデジタル画素データに変換するアナログ
・デジタル変換器と、前記アナログ・デジタル変換器か
らデジタル画素データを受信して、表示のために、前記
デジタル画素データを複数のカラーに変換するデジタル
制御ディスプレイとから構成されるシステム。
【0068】7.アナログビデオ信号をデジタル画素デ
ータに変換する、アナログ・デジタル変換器の電圧範囲
に動的スケーリングを施すことによって、高忠実度の変
換を実現するための方法において、アナログビデオ信号
からデジタル画素データを生成するステップと、前記ア
ナログビデオ信号がブランク期間を示す時期を表したブ
ランク信号を生成するステップと、前記アナログビデオ
信号が同期期間を示す時期を表した同期信号を生成する
ステップと、前記アナログビデオ信号が前記ブランク期
間を示し前記同期期間を示さない場合には、前記デジタ
ル画素データと所定のブランク範囲の値との第1の比較
を実施するステップと、前記アナログビデオ信号が前記
同期期間を示す場合には、前記デジタル画素データと所
定の同期範囲の値との第2の比較を実施するステップ
と、前記第1の比較結果に基づいて、前記デジタル画素
データが前記所定のブランク範囲の値に向かって収束す
るように、前記基準電圧を調整するステップと、前記第
2の比較結果に基づいて、前記デジタル画素データが前
記所定の同期範囲の値に向かって収束するように、前記
アナログビデオ信号に対してオフセットを発生するステ
ップとから構成される方法。
【0069】8.アナログビデオ信号に対して増幅器の
利得を動的に制御するための方法において、増幅器によ
ってアナログビデオ信号を受信して、増幅されたアナロ
グビデオ信号を生成するステップと、アナログビデオ信
号から、前記アナログビデオ信号がブランク期間を示す
時期を表したブランク信号を生成するステップと、アナ
ログビデオ信号から、前記アナログビデオ信号が同期期
間を示す時期を表した同期信号を生成するステップと、
前記同期信号及び前記増幅されたアナログビデオ信号に
基づいて、前記アナログビデオ信号のオフセットを制御
するステップと、前記ブランク信号、前記同期信号、及
び前記増幅されたアナログビデオ信号に基づいて、前記
増幅器に関連した利得を制御するステップとから構成さ
れる方法。
【0070】9.複数のカラーを表示し、アナログビデ
オ発生器が発生するアナログビデオ信号によって駆動さ
れる、デジタル制御ディスプレイにおけるフリッカを除
去するための方法において、1組の特定のカラー値のう
ちの1つに対して、カラー・マップに対する各入力のマ
ッピングを行うステップと、前記組をなす前記特定のカ
ラー値について、それぞれが、前記複数のカラー値のそ
れぞれに対応する範囲内に含まれ、それぞれ、前記範囲
の境界からの十分なノイズ・マージンを有するように指
定するステップと、カラー・マップからのカラー値をア
ナログビデオ信号に変換するステップと、アナログビデ
オ信号をデジタル画素データに変換するステップとから
構成される方法。
【0071】10.さらに、前記組をなす前記特定のカ
ラー値について、それぞれが、前記複数のカラーのそれ
ぞれに対応する前記各範囲内のほぼ中点になるように指
定するステップが含まれることを特徴とする前項9に記
載の方法。
【0072】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、ア
ナログビデオ信号の増幅器における利得を動的かつ自動
的に制御するシステムが得られ、この結果、先行技術に
よる多くのシステムにおける場合のように、増幅器のた
めにコントラスト制御を用いる必要がなくなる。また、
複数のカラーを表示し、アナログビデオ発生器が発生す
るアナログビデオ信号によって駆動される、デジタル制
御ディスプレイのフリッカを除去するためのカラー・セ
ンタリング・システムを提供し、設計が単純で、実施コ
ストが低く、必要とするスペースが最小限で、動作に信
頼がおける、アナログビデオ信号をデジタル画素データ
に正確に変換するためのシステムを提供することが可能
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブランク信号及び水平sync信号を備えた典
型的なアナログビデオ信号のグラフである。
【図2】アナログビデオ信号をデジタル画素データに変
換するアナログ・デジタル変換器に関連して利用される
入力処理システムの略回路図である。
【図3】図2のアナログ・デジタル変換器の電圧範囲を
動的に変化させるための、本発明によるデジタル・フィ
ードバック制御システムの略回路図である。
【図4】図3の好適な可変電流機構の略回路図である。
【図5】図3の好適な可変電圧機構の略回路図である。
【図6】本発明に従って従来の増幅器の利得を制御する
ための、アナログ・フィードバック制御システムに関す
る略回路図である。
【図7】デジタル制御ディスプレイにおけるフリッカを
除去するためのカラー・センタリング・システムの略回
路図である。
【符号の説明】
24 アナログ・デジタル変換器 28 ドット・クロック発生器 30 デジタル・フィードバック制御システム 33 分離機構 35 電圧シフト・フィードバック機構 36 基準電圧フィードバック機構 38 可変電圧機構 39 ドット・カウンタ 42 基準電圧制御論理機構 44 可変電流機構 48 オフセット制御論理機構 50 アナログ・フィードバック制御システム 54 増幅器 70 カラー・センタリング・システム 71 アナログビデオ発生器 72 カラー・マップ 76 デジタル・アナログ変換器 84 タイミング制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・アール・メッツナー アメリカ合衆国コロラド州80526フォー ト・コリンズ,シャロライズ・ドライヴ・ 2418 (72)発明者 ブラッドリー・ジェイ・フォスター アメリカ合衆国コロラド州80525フォー ト・コリンズ,アンダーウッド・ドライ ヴ・235

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログビデオ信号をデジタル画素データ
    に変換する、アナログ・デジタル変換器の電圧範囲に動
    的スケーリングを施すことによって、高忠実度の変換を
    実現するためのシステムにおいて、 アナログビデオ信号を受信し、アナログビデオ信号から
    デジタル画素データを生成するアナログ・デジタル変換
    器と、 前記アナログビデオ信号を受信して、前記アナログビデ
    オ信号がブランク期間を示す時期を表したブランク信
    号、及び前記アナログビデオ信号が同期期間を示す時期
    を表した同期信号を生成する分離手段と、 前記同期信号及び前記デジタル画素データに基づいて、
    前記アナログビデオ信号のオフセットを制御する電圧シ
    フト・フィードバック手段と、 前記ブランク信号、前記同期信号、及び前記デジタル画
    素データに基づいて、前記アナログ・デジタル変換器の
    基準電圧を制御するための基準電圧フィードバック手段
    とから構成されるシステム。
JP7075241A 1994-03-31 1995-03-31 アナログ・デジタル変換器入力のデジタル・フィードバック制御 Pending JPH089193A (ja)

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US22077594A 1994-03-31 1994-03-31

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ID=22824921

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320606A (ja) * 2000-05-02 2001-11-16 Hamamatsu Photonics Kk 信号処理回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001320606A (ja) * 2000-05-02 2001-11-16 Hamamatsu Photonics Kk 信号処理回路

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