JPH0891333A - 積重ね可能物品の搬送安全化方法及び装置 - Google Patents

積重ね可能物品の搬送安全化方法及び装置

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JPH0891333A
JPH0891333A JP7142646A JP14264695A JPH0891333A JP H0891333 A JPH0891333 A JP H0891333A JP 7142646 A JP7142646 A JP 7142646A JP 14264695 A JP14264695 A JP 14264695A JP H0891333 A JPH0891333 A JP H0891333A
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JP
Japan
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heat
laminate
stackable
shrinkable foil
foil
Prior art date
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JP7142646A
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English (en)
Inventor
Juergen-Peter Hingst
ユルゲン‐ペーター・ヒンクスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kunauaa Mas Fab GmbH
Knauer Maschinenfabrik GmbH
Original Assignee
Kunauaa Mas Fab GmbH
Knauer Maschinenfabrik GmbH
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Filing date
Publication date
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B27/00Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
    • B65B27/02Bundling bricks or other building blocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
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    • B65B13/32Securing ends of binding material by welding, soldering, or heat-sealing; by applying adhesive
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    • B65B35/00Supplying, feeding, arranging or orientating articles to be packaged
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料消費量が小さく、重い物品でも確実に積
重ねて互いに結合させ、簡単で故障無しの方法で自動化
でき、公知の方法に比してコスト効果が良好な、積重ね
可能物品の積層体の安全を輸送中に確保する方法及び装
置を提供する。 【構成】 積層体(24)が、完全な輪状巻付けを一回
だけ水平方向又は鉛直方向にストリップ状熱収縮性フォ
イル(18)により施され、次いで、該熱収縮性フォイ
ル(18)の前記輪状巻付け部分の端部同志が、切断・
接合手段(20)により接合される。前記積層体(2
4)の回りに掛けられた前記熱収縮性フォイル(18)
は、次いで、熱収縮させられ、このことにより、前記積
層体の中の物品間の確実な結合が保証される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部に記
載の、積重ね可能物品の搬送安全化方法と、請求項6の
前提部に記載の、前記の方法を実施するための装置とに
関する。すなわち、搬送安全化のための、ヒートシール
による、積重ね可能物品の包装方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、多くの物品が、積重ねられて、例
えばトラック又は鉄道によりメーカから使用地点まで輸
送される。積重ねに適する物品には例えば、コンクリー
トブロック及び煉瓦等の建築用ブロック、小包、樽、材
料を充填されている袋等がある。前述の又はそれ以外の
積重ね可能物品が、積重ねられて積層体にされると、こ
の積層体は、積層状態を確保する手段を施されなければ
ならない、何故ならばこれにより、輸送の間に積層体が
解体するのが防止されるからである。取扱いを容易にす
るために、しばしば、積層体は、例えば、いわゆるヨー
ロッパ基準パレット(Euro pallets)等のパレットの上に
載置されて形成される。しかし本発明の場合、積層体
が、パレットの上に載置されて形成されるか、又はその
他の支持部材の上に載置されて形成されるかは重要でな
い。
【0003】輸送の際のこのような積層体の安全確保を
実現する、すなわち、積層体を形成している積重ねられ
た物品を保護するいくつかの方法が公知である。1つの
従来の方法では、積層体にスチールバンドを輪状、すな
わちたが状に巻付ける。この場合、それぞれの積層体に
輪状巻掛け、すなわち輪状巻付け(hoop casing) を水平
方向及び鉛直方向に数本の細いスチールバンドにより施
し、1本ごとにスチールバンドの端部同志が、緊張状態
で接合される。手動でも自動プロセスでも行うことがで
きるこのスチールバンドによる輪状巻付けには、比較的
コストがかかる。別の公知の方法では、前記スチールバ
ンドは、金属ワイヤにより代用される、すなわち、金属
ワイヤが、輪状巻付け媒体として使用される。しかし、
このタイプの輪状巻付けは、毀損しやすい物品には適し
ない、何故ならば、緊張状態で輪状に巻付けられている
金属ワイヤにより物品の表面に大きい圧力が加えられる
からであり、従ってこの方法は、用途が制限されてい
る。更に別の方法では、積層体に輪状巻付けを施すため
に、スチールバンドの代りにプラスチックバンドが用い
られる。該プラスチックバンドの端部同志は、スリーブ
により、又はヒートシールにより接合される。しかし、
プラスチックバンドによる輪状の巻付けは、比較的軽量
の物品にしか用いることができない、何故ならば重い物
品の場合、プラスチック材料の反発弾性(resilience)
により積層体の中の物品の間の結合が、輸送中に緩むか
らである。従って、安全で損傷無しの輸送は、保証され
ない。
【0004】金属バンド又はプラスチックバンドを用い
るすべての輪状巻付け法に共通の欠点は、自動化された
形式で行われる場合、使用機械が比較的敏感であり、従
って故障しやすい、何故ならばこのような機械の構造に
必要な精度は、比較的高いからである。とりわけ、厳し
い周囲条件の下で行われる建築用ブロックの製造から、
自動輪状巻付け設備は、全システムの中で最も故障しや
すい部分であることが知られている。
【0005】搬送安全化のための別の公知の方法では、
いわゆるストレッチフォイル(stretch foil)が使用され
る。この方法では、ストレッチフォイルが、積層体の回
りに約10回水平方向に巻かれる。この方法も、輸送距
離が長い場合及び物品が重い場合に適さない。何故なら
ばストレッチフォイルによる積層体の締付けは、あまり
強くなく、従って積層体は、比較的緩やかにしか一緒に
保持されないからである。その上、材料消費量が大き
い、何故ならばそれぞれの積層体に多重の巻付けを行う
必要があるからである。
【0006】形成されたそれぞれの積層体を収縮させる
ことも公知である。このために、熱収縮性フォイル(hea
t shrinking foil) から製造されたプレハブの袋状物、
いわゆる収縮被着スリーブ(shrink-on sleeves) が、そ
れぞれの積層体の表面を覆うようにはめられる。このよ
うに処理された積層体は、次いで、例えば熱収縮炉(hea
t shrinking furnace)の中等で適切に加熱され、これに
より潜在的な収縮応力が解放され、熱収縮性フォイルは
積層体を締付ける。この熱収縮法により、個々の積層体
の中の物品の結合は良好に実現される。しかし、この方
法では、材料消費量が非常に大きく、自動熱収縮機械
は、コストが大きくかつ故障しやすい、何故ならば収縮
被着スリーブは、互いに付着する傾向を有し、このこと
により、積層体に収縮被着スリーブをはめる動作が妨げ
られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、材料
消費量が小さく、重い物品でも確実に積重ねて互いに結
合させ、簡単で故障無しの方法で自動化でき、公知の方
法に比してコスト効果が良好な、積重ね可能物品の積層
体の安全を輸送中に確保する方法を提供することにあ
る。本発明の別の課題は、この方法を実施する装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、事前準備を施されたそれぞれの前記積層体が、スト
リップ状熱収縮性フォイル或はフィルムにより水平方向
又は鉛直方向に完全な輪状巻付けを一回施され、次に前
記熱収縮性フォイルの前記輪状巻付け部分の端部同志が
接合され、次いで前記熱収縮性フォイルが収縮させられ
るという方法により解決される。本発明の方法を実施す
る装置は、請求項6に記載されている。
【0009】すなわち該装置は、積重ね可能物品の積層
体が移動させられて辿る通路と、ストリップ状熱収縮性
フォイルの1つ又は数個のリールを収容するために前記
通路に対して横に配置されているブラケットと、前記通
路に対し前記ブラケットとはほぼ反対の側に配置され、
前記ストリップ状熱収縮性フォイルを前記リールから前
記通路を横切って動かせる熱収縮性フォイル引出し手段
と、前記積層体に前記リールからの前記熱収縮性フォイ
ルにより施されたほぼ水平な輪状巻付けの後で前記スト
リップ状熱収縮性フォイルを切断する切断・接合手段
と、前記積層体の回りに前記熱収縮性フォイルが巻付け
られてから前記熱収縮性フォイルを収縮させる熱源とを
具備することを主な特徴とする。
【0010】本発明では、積重ね可能物品により形成さ
れている積層体の中の物品の間の結合を保証するには、
積層体に一度だけ完全な輪状巻付けを水平方向にストリ
ップ状熱収縮性フォイルにより施し、次いで、該熱収縮
性フォイルの端部に相当するところを接合し、次いで該
熱収縮性フォイルを熱収縮させるだけでよいことが分か
った。ストレッチフォイルを使用する方法とは異なり、
本発明の方法では積層体に数回にわたり巻付けを施すこ
とは不要である。本明細書中で“完全な輪状巻付け”と
の表現における“完全な”とは、ストリップ状熱収縮性
フォイルの長さが、輪状巻付けが積層体の回りを一回だ
け不足なしに包囲するのに充分な長さに定められている
ことを意味する。“水平方向”とは、輪状巻付けが行わ
れる2つの方向すなわち水平方向及び鉛直方向のうち
の、より通常の方向を選択して記載したにすぎない。す
なわち、装置を考慮すると有利とは言えないが、積重ね
られて形成された積層体に鉛直方向にのみ一回ストリッ
プ状熱収縮性フォイルを巻掛けることも可能である。重
要な点は、積層体の輪状巻付けを水平方向及び鉛直方向
の両方の方向で行うことが本発明では不要であることに
ある。
【0011】本発明の基礎となる知見は次の通りであ
る。すなわち、ストリップ状熱収縮性フォイルによる積
層体の輪状巻付けが、ただ1つの方向すなわち水平方向
又は鉛直方向で行われ、次いで、該積層体が熱収縮処理
されることにより、水平方向の輪状巻付けの場合には、
該積層体の中の物品の間の水平方向の強い結合が得ら
れ、該積層体に作用する鉛直力を吸収する能力が与えら
れる。これにより、本発明により輪状巻付けが施された
積層体の中の物品の間の安全、確実な結合が、保証され
る。ストリップ状熱収縮性フォイルは、粗い表面を有す
る物品から成る積層体に作用する鉛直力を吸収するのに
特に適する。何故ならば熱収縮工程により、熱収縮性フ
ォイルと、輪状巻付けされた物品との間にしっかりとし
た摩擦係合(friction-tight engagement) が得られるだ
けでなく、積極的な結合が得られる。何故ならば熱収縮
性フォイルが収縮して、物品表面に存在する凹部の中に
入り込むからである。本発明の方法を実施する際のただ
1つの条件は、積重ねられる材料が或る程度のこわさを
有しなければならないことである。輪状巻付けされる物
品の反発弾性が、例えば緩やかに充填されている袋の場
合のように大きすぎると、積重ねられた物品は、ストリ
ップ状熱収縮性フォイルの収縮により発生させられる圧
力に屈従し、これにより、積層体の強度が低下する。
【0012】好ましくは、それぞれのストリップ状熱収
縮性フォイルの端部は、1つの積層体側面の、少なくと
もほぼ中央で接合され、可能ならば、積層体の端縁又は
隅では接合されない。これにより接合点が、積層体の端
縁に発生する大きい応力から保護される。
【0013】ストリップ状熱収縮性フォイルの輪状巻付
け部分の端部同志を接合する1つの有利な方法は、ヒー
トシールによりそれらを接合することである。
【0014】
【実施例】次に本発明の方法と、同方法を実施するのに
適する装置との一実施例を、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。図1ないし図6は、輸送準備完了状態に
されるコンクリートブロック積層体を例として、搬送安
全化のための本発明の方法における工程を順次示す。
【0015】図1は、積重ね可能物品を輸送に適する安
全状態にする装置10の概要を示す。装置10の重要な
構成要素には、パレットコンベヤ12と、パレットコン
ベヤ12の横に配置されているブラケット(bracket) 1
4とがあり、該ブラケット14は、上下に重なるように
配置されている、例えば熱収縮性プラスチック帯である
ストリップ状熱収縮性フォイル18の数個のリール16
を収容している。該装置10の重要な構成要素には更
に、切断・接合手段20があり、該切断・接合手段20
はブラケット14と同様にパレットコンベヤ12の横に
配置されているが、パレットコンベヤ12に対しブラケ
ット14とは反対側に位置し、かつ、ブラケット14に
ほぼ対向して位置している。装置10の重要な構成要素
には更に、収縮炉(shrinking furnace 。図示せず)が
あり、該収縮炉は、パレットコンベヤ12により形成さ
れている通路の下流に配置されている。
【0016】図示されているよりも大幅に長いことも勿
論可能なパレットコンベヤ12の上面において、積重ね
可能物品の積層体24がパレット22上に載置されてお
り、該積層体24を形成する物品としては、例えば建築
用石材、建築用ブロック材、小包、樽入物品、袋詰め物
品などがあるが、図示の例ではコンクリートブロックで
ある。直方体形状の積層体24は、上下に積重ねられて
いるコンクリートブロックの7つの層から成っている。
図を分かりやすくするために、個々のコンクリートブロ
ック層の間の接合部は、図示されていない。
【0017】垂直ブラケット14の回りに配置されてい
る、ストリップ状熱収縮性フォイル18を有するリール
16の数は、積層体24の垂直方向での、接合部の数に
等しくなければならず、従って、図示の例では6つのリ
ール16が、接合部間の間隔に等しい間隔をおいて上下
に配置されて、ブラケット14に配置されている。スト
リップ状熱収縮性フォイル18の幅は、すべてのリール
16において同一であり、この幅は、それぞれのストリ
ップ状熱収縮性フォイル18が、積層体24の2つのコ
ンクリートブロックの間の1つの接合部を十分に覆うよ
うに選択されている。熱収縮性フォイル18のこのよう
に選択されるストリップ幅は通常、積重ね可能物品のタ
イプ及び表面状態に依存し、とりわけ、熱収縮性フォイ
ル18と、積重ねて安全に保持されるべき物品との間の
摩擦係数に依存し、更には、積重ねて安全に保持される
べき物品の反発弾性に依存する。積層体24の物品間の
結合の信頼性を保証するには、積重ね可能物品の反発弾
性が大きく平滑であるほど、ストリップ状熱収縮性フォ
イルの幅は広くなければならない。極端な場合には、い
くつかのストリップ状熱収縮性フォイル18の代りに、
積層体24の高さに等しい幅を有するただ1本の熱収縮
性フォイル18を用いる必要があり得る。
【0018】切断・接合手段20は、片持アーム26を
有し、該片持アーム26は、水平方向に延在し、鉛直軸
心の回りに旋回可能であり、該片持アーム26の自由端
は、鉛直に配設されたローラ28を備え、該ローラ28
にはストリップ状熱収縮性フォイル18の各一端が、例
えばクランプされて保持されている。切断・接合手段2
0の全体は、パレットコンベヤ12により形成されてい
る通路に対して横方向に、図示ホイール30により移動
させることができる。
【0019】次ぎに装置10の作用を、図1を参照して
説明する。図1に示す搬送安全化プロセスの開始の際、
ストリップ状熱収縮性フォイル18が或る程度の長さだ
け、切断・接合手段20の、パレットコンベヤ12から
遠ざかる横方向移動により引出され、熱収縮性フォイル
18はこの長さの分だけ、従って熱収縮性フォイルは、
パレットコンベヤ12が定める通路を横切って張られ、
その際、熱収縮性フォイル18の引出し全長は、積層体
24の移動方向で見て積層体24の前面と、1つの長手
方向側面と、積層体24の背面の約1/2とを巡るのに
十分である。
【0020】次いで、積層体24は、図(図2参照)の
右側へ移動させられ、その際、ストリップ状熱収縮性フ
ォイル18が更に或る長さだけ、それぞれのリール16
から引出される、すなわち、この引出し長さは、長手方
向側面の、移動方向長と、積層体24の狭幅面の横方向
長の1/2との和にほぼ等しい。パレットコンベヤ12
に載置されている積層体24が、図2で右側の方向へ動
くのに同期して、切断・接合手段20が、ストリップ状
熱収縮性フォイル18が積層体12の、観察者に面する
長手方向側面の移動方向全長に接触するまでパレットコ
ンベヤ12に対して横方向に動かされる(図2参照)。
【0021】次いで、片持アーム26が、図2の位置か
ら約90゜だけ積層体24の背面に向かって旋回させら
れ、従って、ローラ28により保持されていた熱収縮性
フォイル18は、積層体24の背面に接触させられる
(図3)。
【0022】切断・接合手段20と共働する第2の片持
アーム32が、パレットコンベヤ12に対し、ブラケッ
ト14が配置されている側と同一の側に配置され、か
つ、第1の片持アーム26に対向して配置され、該第2
の片持アーム32は、第1の片持アーム26のローラ2
8と同様に鉛直に配置されているローラ34を備えてい
る。前述の動作に次いで、第2の片持アーム32はロー
ラ34と一緒に、片持アーム26に向かって動き、この
ことによりそれぞれのリール16の熱収縮性フォイル1
8は更に或る長さだけ引出されて、積層体24の観察者
から見えない側の長手方向側面と、積層体24の背面の
横方向長の残りの1/2とに接触する(図4及び図5参
照)。図5から分かるように、第2の片持アーム32
は、切断・接合手段20の2つのローラ28及び34が
互いに接触するまで第1のアーム26に向かって動かさ
れる。
【0023】前述の輪状巻付けプロセスの結果として、
熱収縮性フォイル18と、該熱収縮性フォイル18を損
傷することがある輪状巻付けされた物品との間のいかな
る個所においても相対運動は発生しない。このような相
対運動を防止するために、切断・接合手段20は、パレ
ットコンベヤ12に向かって、積層体24の送り速度に
適応した速度で移動させられなければならない。
【0024】次いで、リール16から引出された熱収縮
性ストリップの、ローラ28及び34により定められた
端部同志は、従来技術に属するので説明及び図示を省く
装置によりヒートシールされて接合され、リール16に
残っている材料から切り離される。ストリップ状熱収縮
性フォイル18の、このようにして切断により新たに形
成されたばかりの頭部片は、第1の片持アーム26へと
搬送され、該片持アーム26のローラ28に付けられ、
次いで、切断・接合手段20は、再びパレットコンベヤ
12から遠ざかるよう横方向に移動させられ、このこと
により熱収縮性フォイル18は、パレットコンベヤ12
により形成されている通路を横切って伸長させられ、こ
のことにより、次の積層体24を再び前述のように処理
するための準備が完了する(図6を参照)。すなわち、
図1に関連して説明した初期状態が再び得られる。
【0025】従って、前述のステップが前述の順序で行
われると、積層体24に1つの完全な水平の輪状巻付け
が施され、本例の場合、コンクリートブロックの積層体
24が、6本のストリップ状熱収縮性フォイル18をた
が状に巻き付けられ、それぞれのストリップ状熱収縮性
フォイル18は、上下に積重ねられているコンクリート
ブロック層の間に形成されている水平な接合部(図示さ
れていない)それぞれを被覆するように位置決めされて
いる。
【0026】このように処理された積層体24は、次い
で、パレットコンベヤ12により移動させられて、図示
されていない収縮炉を通過し、該収縮炉で熱収縮性フォ
イル18は、外部からの熱供給によって収縮し、前述の
ように形成された積層体を締付ける。熱収縮性フォイル
18が収縮したことにより発生した締付け力は、鉛直方
向でも積層体24を充分に保持する程に高く、従って鉛
直方向に積層体24に輪状巻付けを施すことは、本発明
では不要である。すなわちこの時点で、積層体24は、
輸送のための準備が完了した状態にある。
【0027】前述の輪状巻付けプロセスは、パレットコ
ンベヤ12と共働する適当な制御システムと、切断・接
合手段20とにより、パレットコンベヤ12上に載置さ
れている積層体24が連続的に移動する間にも行うこと
ができ、また、積層体24が非連続的に移動する場合に
も行うことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の方法の利点は、明白である。一
方では、材料消費量が、収縮被着スリーブを用いる方法
に比しても、ストレッチフォイル又はスチールもしくは
プラスチックバンドによる輪状巻付け法に比しても大幅
に節約できる。他方では、本発明の方法では、フォイル
材料の静電気の荷電に起因する問題が発生しない。従っ
て本発明の方法は、その原理に起因して故障しにくい。
更に、本発明の方法は、積重ねられた物品の最も慎重な
取扱いを常に保証し、従って、毀損しやすい物品の場合
にも制限なしに使用できる。
【0029】本発明の方法では、材料が付加的に節約さ
れる。何故ならば、輪状巻付けが水平方向で行われる場
合、数本のストリップ状熱収縮性フォイルが、鉛直方向
に見て互いが重なるように配置されているからである。
積層体の中の物品の結合を確実にするためには、積層体
の鉛直表面全体を輪状巻付けにより覆う必要はない。そ
れどころか、数本のストリップ状熱収縮性フォイルだけ
で、そのような結合の確実化を実現できる。すなわち、
数本のストリップ状熱収縮性フォイルを、鉛直方向に見
て互いが重なるように配置するだけでよい。この場合、
ストリップ状熱収縮性フォイルの本数は、積重ねられる
材料のこわさと、積重ねられた物品の表面と熱収縮性フ
ォイルとの間の摩擦係数とに依存する。積層体が、いく
つかの材料層から成る場合、ストリップ状熱収縮性フォ
イルは、積重ねられている物品の間の水平接合部が、適
切に覆われるように配置されなければならない。このよ
うな方法は、積重ねられている物品を、使用地点で層毎
に除去できる、すなわち、積層体全体を一度に解体する
ことが不要であるという付加的利点を有する。
【0030】本発明の方法を実施する装置も、いくつか
の利点を有する。収縮被着スリーブを前もって作ってお
くことは、本発明では不要であり、その代わりに、熱収
縮性フォイルを所望のストリップ幅で製造し、それを巻
くだけでよい。ストリップ状熱収縮性フォイルの端部に
相当する部分は、例えばヒートシールにより接合でき、
その際、付加的な連結用スリーブは不要である。プラス
チックバンドによる輪状巻付けに比して、本発明では積
層体の中の物品の間の結合が、大幅に強い。従って、本
発明の方法を実施する装置は、従来の搬送安全化自動装
置に比して設計を大幅に簡単化でき、ひいてはコスト効
果が大きく、故障しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストリップ状熱収縮性フォイルがリールと手前
側のローラとの間に張られ、コンクリートブロック積層
体がパレットコンベヤ上を移動して前記フォイルの直前
に位置した初期状態を示す斜視図である。
【図2】切断・接合手段と手前側のローラとの移動によ
り、前記フォイルが前記積層体の前面と手前側面とに接
する工程を示す斜視図である。
【図3】片持アームの旋回により前記フォイルが前記積
層体の背面の手前側半分に接する工程を示す斜視図であ
る。
【図4】向こう側のローラが移動して手前側のローラに
接近する工程を示す斜視図である。
【図5】向こう側のローラが手前側のローラに接触する
ことにより前記フォイルが前記積層体に接触してひとま
わりし、ヒートシール接合及びリールからの切り離しが
行われる工程を示す斜視図である。
【図6】手前側のローラが初期位置に戻って前記フォイ
ルを張る工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 積重ね可能物品の搬送安全化装置 12 パレットコンベヤ 14 ブラケット 16 リール又は巻き 18 ストリップ状熱収縮性フォイル 20 切断・接合手段 22 パレット 24 積層体 26 片持アーム 28 ローラ 30 ホイール 32 片持アーム 34 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 57/00 B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積重ね可能物品が初めに積重ねられて積
    層体を形成する、積重ね可能物品の搬送安全化方法にお
    いて、 形成された前記積層体(24)が、ストリップ状熱収縮
    性フォイル(18)により水平方向又は鉛直方向に完全
    な輪状巻付けを施され、次に前記熱収縮性フォイル(1
    8)の前記輪状巻付け部分の端部同志が接合され、次い
    で前記熱収縮性フォイル(18)が収縮させられること
    を特徴とする、積重ね可能物品の搬送安全化方法。
  2. 【請求項2】 前記ストリップ状熱収縮性フォイル(1
    8)の端部同志が、少なくとも積層体側面のほぼ中央で
    接合されることを特徴とする請求項1に記載の、積重ね
    可能物品の搬送安全化方法。
  3. 【請求項3】 前記熱収縮性フォイル(18)の端部同
    志が、ヒートシールにより接合されることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の、積重ね可能物品の搬送
    安全化方法。
  4. 【請求項4】 数本の前記ストリップ状熱収縮性フォイ
    ル(18)が、鉛直方向に見て互いが重なるように配置
    されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    うちのいずれか1つに記載の、積重ね可能物品の搬送安
    全化方法。
  5. 【請求項5】 積重ねられた物品の間の水平の接合部を
    覆うように前記ストリップ状熱収縮性フォイル(18)
    が配置されることを特徴とする請求項4に記載の、積重
    ね可能物品の搬送安全化方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のうちのいずれ
    か1つに記載の方法を実施するための、積重ね可能物品
    の搬送安全化装置において、 積重ね可能物品の積層体(24)が移動させられて辿る
    通路と、 ストリップ状熱収縮性フォイル(18)の1つ又は数個
    のリール(16)を収容するために前記通路に対して横
    に配置されているブラケット(14)と、 前記通路に対し前記ブラケット(14)とはほぼ反対の
    側に配置され、前記ストリップ状熱収縮性フォイル(1
    8)を前記リール(16)から前記通路を横切って動か
    せる熱収縮性フォイル引出し手段と、 前記積層体(24)に前記リール(16)からの前記熱
    収縮性フォイル(18)により施されたほぼ水平な輪状
    巻付け部分の後で前記ストリップ状熱収縮性フォイル
    (18)を切断する切断・接合手段(20)と、 前記積層体(24)の回りに前記熱収縮性フォイル(1
    8)が巻付けられてから前記熱収縮性フォイル(18)
    を収縮させる熱源とを具備することを特徴とする、積重
    ね可能物品の搬送安全化装置。
  7. 【請求項7】 前記切断・接合手段(20)が、前記引
    出し手段と組合せられていることを特徴とする請求項6
    に記載の、積重ね可能物品の搬送安全化装置。
  8. 【請求項8】 前記切断・接合手段(20)が熱収縮性
    フォイルヒートシール手段を具備することを特徴とする
    請求項6又は請求項7に記載の、積重ね可能物品の搬送
    安全化装置。
  9. 【請求項9】 前記積層体(24)が移動させられて辿
    る前記通路が、自動的に駆動されるコンベヤ(12)に
    より形成されていることを特徴とする請求項6ないし請
    求項8のうちのいずれか1つに記載の、積重ね可能物品
    の搬送安全化装置。
  10. 【請求項10】 前記切断・接合手段(20)が、前記
    通路を横切る方向に可動であることを特徴とする請求項
    6ないし請求項9のうちのいずれか1つに記載の、積重
    ね可能物品の搬送安全化装置。
JP7142646A 1994-05-18 1995-05-17 積重ね可能物品の搬送安全化方法及び装置 Pending JPH0891333A (ja)

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