JPH08910A - 汚泥等の凝集混和装置 - Google Patents
汚泥等の凝集混和装置Info
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- JPH08910A JPH08910A JP6166122A JP16612294A JPH08910A JP H08910 A JPH08910 A JP H08910A JP 6166122 A JP6166122 A JP 6166122A JP 16612294 A JP16612294 A JP 16612294A JP H08910 A JPH08910 A JP H08910A
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Abstract
合が簡単に調整できるともに、次段の脱水機等に凝集原
液を送るに際して脈動を緩和することができる装置を得
る。 【構成】 密閉式凝集槽の底面に凝集すべき原液の供給
口を開設し、側壁側に多段に凝集原液の取出口を開設
し、この取出口にそれぞれ接続される排出路に、それぞ
れ開閉弁を設けた。側壁部に設けた取出口を選定するこ
とによって、取出口から滞溜時間の異なる凝集原液を得
ることができる。このとき、凝集槽内の密閉空気は圧縮
されて取出される凝集原液の脈動を緩和することができ
る。
Description
置の改良に関する。
実公昭46−26272号、実公昭54−30223号
等がある。従来の加圧脱水機の前段に置かれる凝集装置
は、例えば、図1に示すようなものであって、凝集槽T
と加圧脱水機Dとの間にアキュームレーターAを配置
し、加圧脱水機の打ち込みには凝集槽Tの前段に設けた
スクリューポンプやダイヤフラムポンプ等の定容積型の
ポンプPを使用している。
では、何れのポンプを使用しても、打込み汚泥が脈動す
るのでアキュームレーターAが必要である。特に、加圧
脱水機Dがスクリュープレスのように打込み圧力が低
く、(0.05〜0.5kg/cm2 )ろ材(金網)の
孔径が大きいものでは汚泥が脈動するとリークするので
アキュームレーターAを設置しても打込み圧力の調整が
むつかしい。
実公昭54−30223号の凝集混和装置は定容量(流
入した原液が混和する間滞溜して流出する)であり、原
液と凝集剤との反応具合を調整するには、撹拌翼の回転
数の調整によるのみであり、例えば下水汚泥の場合のよ
うに流入する原液の濃度の変化、季節的な性状変化等に
対応して次段の加圧ろ過機に対して適合した凝集混和は
できない。
る打込みの脈動を緩和できると同時に、原液の凝集混和
具合を簡単に調整できる凝集混和装置を実現したもので
あり、その要旨とするところは、密閉タンクの中心軸部
に撹拌軸を垂下すると共に、密閉タンクの底面部には、
混和すべき原液の供給口を開設し、密閉タンクの側壁部
には、上下方向に多段に凝集原液の取出口を開設し、こ
の取出口に接続される取出管路に開閉バルブをそれぞれ
設けたものである。
り、密閉タンク内に供給した原液は、その取出口を選定
することによってその密閉タンク内での滞溜時間が変わ
る。すなわち、側壁の上位の取出口を開放して原液を取
り出すようにすると滞溜時間が長くなり、側壁下位の取
出口から原液を取り出すようにすると滞溜時間が短くな
る。
め、長時間の撹拌混和を必要とする場合には、上位の取
出口から混和原液を取り出すようにすればよく、短時間
の撹拌混和でよい場合は下位の取出口から混和原液を取
り出すようにすればよい。そして、この原液の撹拌混和
は、密閉タンク内で行われるので、密閉タンクに供給さ
れる原液の脈動が密閉タンク内の空気によって緩和さ
れ、次段の脱水機に圧入される際に、凝集フロックがこ
われるのを防止するとともに、ろ材(金網等)からリー
クするのを防止することができる。以下、図面に随って
この発明を具体的に説明する。
その底面部に凝集剤が添加された原液の供給口2を開設
し、その側壁には、上中下と段状に凝集混和された原液
の取出口3を設け、この取出口3に連結される取出路に
は、それぞれ、開閉弁4が設けてある。
軸5が垂下してあり、この撹拌軸5には、上下に段状に
撹拌翼6が取付けてある。撹拌軸5の上部には、混和槽
1の上部カバー1a部分で支持されており、その上端に
駆動モーター7が取付けてある。上記撹拌軸5の支持部
には、グランドパッキン8が挿入されて軸封されてお
り、そのパッキンボックス9の下面には、円筒状のシー
ル管10の上端を固着し、そのシール管10の下端は、
混和槽1の最低の推移H3以下まで伸びている。すなわ
ち、撹拌軸5が混和槽1を貫通する部分は水封されてい
る。尚、図中、符号11はパッキン押さえ、12は軸洩
れ液排出用のランタンリングである。
すように加圧脱水機D(図例はスクリュープレス)の前
段に設置して使用されるものであり、図中、符号13は
原液の圧入ポンプ、14は凝集用のポリマーの供給ポン
プ、15は、無機塩類の添加路を示し、原液には、混和
槽1に入る前に凝集剤が添加されるようにしてある。符
号16は、脱水機への原液打込部に設けた圧力検知用の
センサーを示すものである。
構成してあり、凝集剤を添加した原液を混和槽1に供給
し、撹拌翼6を回転することによって、添加した凝集剤
が原液と混和して凝集し、脱水機Dに圧入して脱水する
ことができる。
原液が脈動し、この脈動は脱水機D迄到達するが、この
発明に係る装置では、撹拌軸5の支持部が水封されてい
て混和槽1内の空気が完全に密封されているので、この
空気が圧入ポンプ13の圧送による脈動を緩和する。し
たがって、脱水機Dに圧送された原液がそのろ材からリ
ークするのを防止することができる。
原液の取出口3が上下に段状に設けてあるので、この取
出口3を選択することによって、混和槽1内での原液の
滞溜時間を変えることができ、凝集剤と原液の反応具合
を調整することができる。
って性状が変動し、この変動に応じて凝集剤との反応具
合も調整しなければならない。このような場合、従来技
術では、撹拌スピードを変化させることでしか対応でき
なかったのであるが、この発明に係る装置によれば、撹
拌速度の変更の上に滞溜時間(反応時間)を調整する方
策を加えて対応策を倍加したものである。そして、その
凝集具合の調整手段は取出口3を変えるのみで極めて簡
単容易である。
は、圧送ポンプによる原液の脈動を緩和すると同時に原
液の性状、性質に応じて脱水上最も適切な凝集具合に原
液を凝集できるもので、その調整操作も極めて簡単であ
り、従来のこの種凝集混和槽における課題を解決したも
のである。
シート図面である。
ーシート図面である。
Claims (1)
- 【請求項1】 密閉タンク1の中心軸部に撹拌軸5を垂
下すると共に、密閉タンク1の底面部には、混和すべき
原液の供給口2を開設し、密閉タンク1の側壁部には、
上下方向に多段に凝集原液の取出口3を開設し、この取
出口3に接続される取出管路に開閉弁4をそれぞれ設け
たことを特長とする汚泥等の凝集混和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6166122A JP3063883B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 汚泥等の凝集混和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6166122A JP3063883B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 汚泥等の凝集混和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08910A true JPH08910A (ja) | 1996-01-09 |
JP3063883B2 JP3063883B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=15825445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6166122A Expired - Fee Related JP3063883B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 汚泥等の凝集混和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063883B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015128748A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 株式会社石垣 | 容積変動型凝集混和槽、およびそれを用いた制御方法 |
WO2017145231A1 (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | ダイクロイックミラーアレイ |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP6166122A patent/JP3063883B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015128748A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 株式会社石垣 | 容積変動型凝集混和槽、およびそれを用いた制御方法 |
WO2017145231A1 (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | ダイクロイックミラーアレイ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3063883B2 (ja) | 2000-07-12 |
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