JPH0890391A - 製品履歴の管理方法及び管理システム - Google Patents

製品履歴の管理方法及び管理システム

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JPH0890391A
JPH0890391A JP22849794A JP22849794A JPH0890391A JP H0890391 A JPH0890391 A JP H0890391A JP 22849794 A JP22849794 A JP 22849794A JP 22849794 A JP22849794 A JP 22849794A JP H0890391 A JPH0890391 A JP H0890391A
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徹 砂原
Sanae Tsutsumi
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に疵の発生原因を究明し得る製品履歴の
管理方法及びその実施に使用する管理システムを提供す
る。 【構成】 プロセスコンピュータ1からの実績情報はネ
ットワーク2を介してビジネスコンピュータ3に与えら
れ、そこで吹錬・鋳造のチャージナンバ及び切断による
分子ナンバ,片ナンバを含むキー情報が付与されて、圧
延切断情報データベース,全長情報データベース,管理
情報データベースに編集され、記憶装置4に与えられ
る。ビジネスコンピュータ3とワークステーション5と
はネットワーク2によって接続してあり、ワークステー
ション5は記憶装置4に記憶された各データベースを読
み込んで、当該製品に係る品質履歴データベースを編集
し、それを記憶装置6に与える。そしてワークステーシ
ョン5は、キー情報が入力されると、記憶装置6から品
質履歴を読み込み、該品質履歴中の圧延切断情報に基づ
いて各製品間の全長情報を対応付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳片から鋼片等の中間
品、更に線材,板材等の製品までの製品履歴を管理する
方法、及びその実施に使用するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図11及び図12は、特開平 5−298327号公
報に記載されている従来の製品履歴の管理方法に使用さ
れる履歴情報の説明図であり、チャージ(CH)→スラ
ブ(SL)(出鋼〜スラブヤード受入)→コイル(圧延
完了〜精整前面置場)→捲(酸洗〜冷延〜焼鈍〜最終行
程)→薄板の製品(検定〜機械試験〜生産計上〜出荷)
完成までを示している。
【0003】出鋼作業が行われると、カーボン,マンガ
ンの割合等の成分値情報に、キー情報であるCH1が付
与され工程データベースとして編集され、該工程データ
ベースの各データに出鋼年月日,出鋼重量の情報が付与
され、それらが共通データベースとして編集される。そ
して、共通データベースに編集された情報は、出鋼年月
日に基づいて1週間又は1ヵ月等,必要な期間毎にチャ
ージ履歴として編集される。
【0004】鋳片がカッターによって複数の鋼片に切断
されると、各鋼片のナンバ,工程記号(AK201),
片重量の情報にキー情報であるSL1が付与されて工程
データベースとして編集され、各鋼片がスラブヤードに
受入れられると、受入れ順のナンバ,工程記号(HS3
10),片重量の情報にキー情報SL1が付与されて工
程データベースとして編集される。そしてこれらの情報
に各作業が行われた年月日が付与され、それらが共通デ
ータベースとして編集される。共通データベースに編集
された情報は、出鋼年月日に基づいて必要な期間毎にス
ラブ履歴として編集される。
【0005】圧延及び精整前面置場への移送の各工程が
終了する都度、作業順のナンバ,工程記号(HK31
0,HS331),片重量,疵数の情報にキー情報SL
1が付与されてそれぞれ工程データベースとして編集さ
れる。そして、年月日及び前工程のキー情報である材料
情報(材料キー)が付与されて共通データベースとして
編集される。また年月日に基づいて必要な期間毎にコイ
ル履歴として編集される。酸洗,冷延,焼鈍及び最終工
程の各工程を含む捲、並びに検定,機械試験,生産計上
及び出荷の各工程を含む製品にあっては、前同様に、作
業順のナンバ,工程記号,片重量,疵数の情報にキー情
報が付与されてそれぞれ工程データベースに編集され
る。そして、年月日及び材料キーが付与されて共通デー
タベースに編集され、必要な期間毎に捲履歴及び製品履
歴としてそれぞれ編集される。
【0006】これによって、例えば過去1ヵ月間におけ
るチャージ履歴又はスラブ履歴等を読み出して、それら
の工程に突発的な問題が生じたのか否かを管理すること
ができると共に、材料キー及び各ナンバに基づいてチャ
ージから薄板製品の出荷までの製品履歴を作成して製造
工程の一貫した管理を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法にあっては、鋳片から中間品,製品までの製品履歴に
おいて、製品の疵はどの工程で生じたものであるかの結
果を得ることはできるが、このような履歴からは疵の発
生原因に係る情報を得ることができず、原因の究明にあ
たっては人手によって行われていた。そのため、作業効
率が低く、また高精度な結果を得るためには長年の経験
が必要であるという問題があった。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは各品の長さ,切除
長,圧延方向に基づいて各品間の相対的な位置関係を算
出し、算出した位置関係に基づいて各品間の品質に係る
情報を対応付けることによって、容易に疵の発生原因を
究明し得る製品履歴の管理方法、及びその実施に使用す
る管理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る製品履歴
の管理方法は、鋳片の端部を切除し、これを圧延・切断
し、更にその端部を切除して中間品を製造し、各中間品
をそれぞれ圧延し、その端部を切除して製品を製造する
場合、鋳片,中間品及び製品の各品の品質に係る情報を
取り込むと共に、各情報に製造順に係るキー情報を付与
し、該キー情報に基づいて前記情報を編集して製品履歴
を管理する方法において、前記各品の長さ,切除長さ及
び圧延方向をそれぞれ取り込み、取り込んだ長さ及び切
除長さに基づいて前記中間品及び製品の伸長率を求め、
求めた伸長率及び取り込んだ圧延方向を用いて各品間の
相対的な位置関係を算出し、一方、前記情報を各品の圧
延方向に則してそれぞれ取り込み、算出した位置関係に
基づいて各品間の前記情報を対応付けることを特徴とす
る。
【0010】第2発明に係る製品履歴の管理システム
は、鋳片の端部を切除し、これを圧延・切断し、更にそ
の端部を切除して中間品を製造し、各中間品をそれぞれ
圧延し、その端部を切除して製品を製造する場合、鋳
片,中間品及び製品の各品の品質に係る情報を取り込む
と共に、各情報に製造順に係るキー情報を付与し、該キ
ー情報に基づいて前記情報を編集して製品履歴を管理す
るシステムにおいて、前記各品の長さ,切除長さ及び圧
延方向をそれぞれ取り込み、取り込んだ長さ及び切除長
さに基づいて前記中間品及び製品の伸長率を求める手段
と、求めた伸長率及び取り込んだ圧延方向を用いて各品
間の相対的な位置関係を算出する手段と、一方、前記情
報を各品の圧延方向に則してそれぞれ取り込み、算出し
た位置関係に基づいて各品間の前記情報を対応付ける手
段とを備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】図2は線材の製造工程における情報の取り込み
を示す概略図であり、図中Tは鋳片である。鋳片Tは例
えば連続鋳造によって複数が鋳造されており、各鋳片T
は圧延・切断されて複数の鋼片Kになり、それぞれ仕上
げ圧延等が施されて線材Sになされる。
【0012】本発明にあっては、このような鋳造工程,
鋼片Kへの圧延・切断工程及び線材Sへの仕上げ工程の
各工程において、鋳片T,鋼片K及び線材Sの長さ,切
除された端部長であるクロップ長,及び圧延方向、並び
に操業情報,欠陥情報等の品質に係る情報、更にこれら
の情報が全て得られたか否かを示す管理情報を取り込む
と共に、当該品の製造番号及び前品の製造番号等から構
成されるキー情報をそれぞれ付与する。そして前述した
情報をキー情報に基づいて系統的に編集する。
【0013】編集された長さ及びクロップ長に基づいて
中間品及び製品の伸長率を次の(1)式に基づいて求め
る。 伸長率=(当該品長さ+クロップ長)/前品長さ …(1)
【0014】そして、例えば次のようにして各品間の相
対的な位置関係を算出する。次の(2)式〜(5)に基
づいて、線材Sの長さ及び線材のクロップ長を鋼片Kの
長さ又は鋳片Tの長さに換算し、また(6)式及び
(7)式に基づいて、鋼片Kの長さ及びクロップ長を鋳
片Tの長さに換算する。 線材長さ(鋼片換算) =線材長さ/伸長率(K→S) …(2) 線材クロップ長(鋼片換算)=線材クロップ長/伸長率(K→S) …(3) 線材長さ(鋳片換算) =線材長さ/{伸長率(K→S) ×伸長率(T→K)}…(4) 線材クロップ長(鋳片換算)=線材クロップ長/{伸長率(K→S) ×伸長率(T→K)}…(5) 鋼片長さ(鋳片換算) =鋼片長さ/伸長率(T→K) …(6) 鋼片クロップ長(鋳片換算)=鋼片クロップ長/伸長率(T→K) …(7) なお、伸長率(K→S)は鋼片Kから線材Sへの圧延に
係る伸長率を、また伸長率(T→K)は鋳片Tから鋼片
Kへの圧延に係る伸長率をそれぞれ表している。
【0015】そして、次の(8)式又は(9)式及び圧
延方向に基づいて、鋼片Kにおける線材Sの位置,又は
鋳片Tにおける線材Sの位置、また(10)式及び圧延方
向に基づいて、鋳片Tにおける鋼片Kの位置を求めるこ
とによって、各品間の相対的な位置関係を算出する。 鋼片における位置 = 線材クロップ長(鋼片換算) (端部からの長さ) +線材における位置(端部からの長さ・鋼片換算) …(8) 鋳片における位置 = 線材クロップ長(鋳片換算) (端部からの長さ) +鋼片クロップ長(鋳片換算) +線材における位置(端部からの長さ・鋳片換算) …(9) 鋳片における位置 = 鋼片クロップ長(鋳片換算) (端部からの長さ) +鋼片における位置(端部からの長さ・鋳片換算) …(10)
【0016】そして、各製品間の位置関係に基づいて、
各製品について得られた品質に係る情報の対応付けを行
う。なお、図2においては、中間品として鋼片が示され
ているが、本発明はこれに限らず、鋼片を切断・圧延し
て半製品とし、これを仕上げ圧延して製品とするよにし
てもよいことはいうまでもない。
【0017】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明に係る管理システム
の構成を示すブロック図であり、図中1は例えば線材の
製造において吹錬から製品までの各製造工程を管理して
いるプロセスコンピュータである。プロセスコンピュー
タ1からの実績情報はネットワーク2を介してビジネス
コンピュータ3に与えられ、そこで吹錬・鋳造のチャー
ジナンバ及び切断による分子ナンバ,片ナンバを含むキ
ー情報が付与されて、圧延切断情報データベース,全長
情報データベース,管理情報データベースに編集され、
記憶装置4に与えられる。
【0018】図3は線材製造における圧延切断情報デー
タベースの説明図であり、左欄に製造工程を、また右欄
にデータベース化される情報をそれぞれ示している。吹
錬工程では、原料組成,吹錬終了後の組成,重量等の吹
錬情報に、キー情報としてチャージナンバが付与されて
データベース化される。連続鋳造によって複数の鋳片が
鋳込まれ、該鋳片が加熱炉で加熱された後に熱間圧延さ
れると、各鋳片それぞれについて、鋳片長さ,トップ又
はボトムのクロップ長,圧延方向(トップ圧延又はボト
ム圧延)の各情報に、キー情報としてチャージナンバ及
び分子ナンバが付与されてデータベース化される。
【0019】圧延冷却された鋼片は冷間で更に圧延さ
れ、製品長さに応じた鋼片に切断した後、スカーフィン
グ等の手入れが施されると、鋼片長さ,トップ又はボト
ムのクロップ長,圧延方向の各情報に、キー情報として
チャージ,分子ナンバ及び片ナンバが付与されてデータ
ベース化される。手入れされた鋼片は、加熱炉で加熱さ
れた後に製品寸法に圧延され、捲取,検査,結束されて
出荷される。そして、製品長さ,トップ又はボトムのク
ロップ長,圧延方向の各情報にチャージナンバ,分子ナ
ンバ,片ナンバ及びバンドルナンバが付与されてデータ
ベース化される。
【0020】また、図4及び図5は全長情報データベー
ス及び管理情報データベースの説明図である。各全長情
報は、図4及び図5の如く、鋳片全長情報及び鋳片管理
情報には、キー情報としてチャージナンバ及び分子ナン
バが付与され、鋼片全長情報及び鋼片管理情報には、キ
ー情報としてチャージナンバ,分子ナンバ及び片ナンバ
が付与され、製品全長情報及び製品管理情報には、キー
情報としてチャージナンバ,分子ナンバ,片ナンバ及び
バンドルナンバが付与されてデータベス化されている。
【0021】図6及び図7は前述した鋼片全長情報及び
鋳片全長情報の説明図である。鋼片全長情報は、図6の
如く、鋼片Kを例えばその長手方向に2m間隔,幅方向
に中央部分を3区分及びその両端にコーナー部の区分の
計5区分に分割してゾーン化してある。そして、各ゾー
ンにおいて疵がある場合は反転又はカラー表示されるよ
うになっており、疵有りのゾーンが指定されると、各疵
種毎に疵の長さの程度及びその個数が表示される。また
鋳片全長情報は、図7の如く、連続鋳造の際の鋳型内の
湯面レベルが各鋳片毎にデータ化されている。なお製品
全長情報は、各製品の長手方向にその表面状態及び欠陥
等の情報がデータベース化される。
【0022】そして、各鋳片,鋼片又は製品について、
圧延切断情報及び全長情報がデータ化されると管理可と
し、どちらかがデータ化されないと管理不可として管理
情報データベースに編集される。
【0023】図1の如く、ビジネスコンピュータ3とワ
ークステーション5とはネットワーク2によって接続し
てあり、ワークステーション5は記憶装置4に記憶され
た各データベースを読み込んで、当該製品に係る品質履
歴データベースを編集し、それを記憶装置6に与える。
そしてワークステーション5は、キー情報が入力される
と、記憶装置6から品質履歴を読み込み、該品質履歴中
の圧延切断情報に基づいて各製品間の全長情報を対応付
ける。
【0024】図8は、図1に示したワークステーション
5における品質履歴データベースの編集手順を示すフロ
ーチャートである。記憶装置から圧延切断情報,全長情
報,管理情報をそれぞれ読み込む(ステップS1,2,
3)。そしてチャージナンバ,分子ナンバ,片ナンバ及
びバンドルナンバのキー情報に基づいて、同じキー情報
が付加された圧延切断情報,全長情報,管理情報を工程
順に編集する処理を行い(ステップS4)、品質履歴デ
ータベースとし(ステップS5)記憶装置に記憶させ
る。
【0025】また図9及び図10は線材〜鋳片間における
全長情報の対応付け手順を示すフローチャートである。
キー情報が入力されると、品質履歴データベースから該
当する履歴を読み込み(ステップS11)、製品,鋼片又
は鋳片について、管理情報に基づいて圧延切断情報及び
全長情報がデータベース(DB)化されているか否かを
それぞれ判断し(ステップS12,13,14)、どちらかか
がデータベース化されていない場合は位置合わせ不可と
して終了する。製品,鋼片又は鋳片について、圧延切断
情報及び全長情報がデータベース化されている場合は、
当該品の伸長率を次の(1)式に基づいて求める(ステ
ップS15)。 伸長率=(当該品長さ+クロップ長)/前品長さ …(1)
【0026】求めた伸長率を用いた次の(2)式〜
(5)に基づいて、製品(S)の長さ及び製品のクロッ
プ長を鋼片(K)の長さ又は鋳片(T)の長さに換算
し、また(6)式及び(7)式に基づいて、鋼片の長さ
及びクロップ長を鋳片の長さに換算する(ステップS1
6)。 製品長さ(鋼片換算) =製品長さ/伸長率(K→S) …(2) 製品クロップ長(鋼片換算)=製品クロップ長/伸長率(K→S) …(3) 製品長さ(鋳片換算) =製品長さ/{伸長率(K→S) ×伸長率(T→K)}…(4) 製品クロップ長(鋳片換算)=製品クロップ長/{伸長率(K→S) ×伸長率(T→K)}…(5) 鋼片長さ(鋳片換算) =鋼片長さ/伸長率(T→K) …(6) 鋼片クロップ長(鋳片換算)=鋼片クロップ長/伸長率(T→K) …(7)
【0027】これらの結果より、次の(8)式又は
(9)式及び圧延方向に基づいて、鋼片における線材の
位置,又は鋳片における線材の位置、また(10)式及び
圧延方向に基づいて、鋳片における鋼片の位置を求める
ことによって、各品間の相対的な位置関係を算出する
(ステップS17)。 鋼片における位置 = 製品クロップ長(鋼片換算) (端部からの長さ) +線材における位置(端部からの長さ・鋼片換算) …(8) 鋳片における位置 = 製品クロップ長(鋳片換算) (端部からの長さ) +鋼片クロップ長(鋳片換算) +線材における位置(端部からの長さ・鋳片換算) …(9) 鋳片における位置 = 鋼片クロップ長(鋳片換算) (端部からの長さ) +鋼片における位置(端部からの長さ・鋳片換算) …(10)
【0028】そして、各製品間の位置関係に基づいて、
各製品について得られた全長情報を対応付ける(ステッ
プS18)。
【0029】なお、本実施例では製品→鋼片/鋳片,又
は鋼片→鋳片について品質に係る情報の対応付けをする
ようににしてあるが、本発明はこれに限らず、その逆方
向についての対応付けを行い得ることはいうまでもな
い。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明にあっては、人
手によらずとも各品間の品質に係る情報を対応付けして
製品履歴を管理することができるため、欠陥発生の原因
究明等を高効率,高精度に行うことができ、次操業にお
ける品質向上が図れる等、本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムの構成を示すブロック図
である。
【図2】線材の製造工程における情報の取り込みを示す
概略図である。
【図3】線材製造における圧延切断情報データベースの
説明図である。
【図4】全長情報データベースの説明図である。
【図5】管理情報データベースの説明図である。
【図6】鋼片全長情報の説明図である。
【図7】鋳片全長情報の説明図である。
【図8】図1に示したワークステーションにおける品質
履歴データベースの編集手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】線材〜鋳片間における全長情報の対応付け手順
を示すフローチャートである。
【図10】線材〜鋳片間における全長情報の対応付け手
順を示すフローチャートである。
【図11】従来の製品履歴の管理方法に使用される履歴
情報の説明図である。
【図12】従来の製品履歴の管理方法に使用される履歴
情報の説明図である。
【符号の説明】
1 プロセスコンピュータ 2 ネットワーク 3 ビジネスコンピュータ 4 記憶装置 5 ワークステーション 6 記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳片の端部を切除し、これを圧延・切断
    し、更にその端部を切除して中間品を製造し、各中間品
    をそれぞれ圧延し、その端部を切除して製品を製造する
    場合、鋳片,中間品及び製品の各品の品質に係る情報を
    取り込むと共に、各情報に製造順に係るキー情報を付与
    し、該キー情報に基づいて前記情報を編集して製品履歴
    を管理する方法において、 前記各品の長さ,切除長さ及び圧延方向をそれぞれ取り
    込み、取り込んだ長さ及び切除長さに基づいて前記中間
    品及び製品の伸長率を求め、求めた伸長率及び取り込ん
    だ圧延方向を用いて各品間の相対的な位置関係を算出
    し、一方、前記情報を各品の圧延方向に則してそれぞれ
    取り込み、算出した位置関係に基づいて各品間の前記情
    報を対応付けることを特徴とする製品履歴の管理方法。
  2. 【請求項2】 鋳片の端部を切除し、これを圧延・切断
    し、更にその端部を切除して中間品を製造し、各中間品
    をそれぞれ圧延し、その端部を切除して製品を製造する
    場合、鋳片,中間品及び製品の各品の品質に係る情報を
    取り込むと共に、各情報に製造順に係るキー情報を付与
    し、該キー情報に基づいて前記情報を編集して製品履歴
    を管理するシステムにおいて、 前記各品の長さ,切除長さ及び圧延方向をそれぞれ取り
    込み、取り込んだ長さ及び切除長さに基づいて前記中間
    品及び製品の伸長率を求める手段と、求めた伸長率及び
    取り込んだ圧延方向を用いて各品間の相対的な位置関係
    を算出する手段と、一方、前記情報を各品の圧延方向に
    則してそれぞれ取り込み、算出した位置関係に基づいて
    各品間の前記情報を対応付ける手段とを備えることを特
    徴とする製品履歴の管理システム。
JP22849794A 1994-09-22 1994-09-22 製品履歴の管理方法及び管理システム Expired - Lifetime JP3052750B2 (ja)

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Cited By (3)

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