JPH0888512A - 導電膜パラボラアンテナ - Google Patents
導電膜パラボラアンテナInfo
- Publication number
- JPH0888512A JPH0888512A JP22527194A JP22527194A JPH0888512A JP H0888512 A JPH0888512 A JP H0888512A JP 22527194 A JP22527194 A JP 22527194A JP 22527194 A JP22527194 A JP 22527194A JP H0888512 A JPH0888512 A JP H0888512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parabolic
- conductive film
- paraboloidal
- reflecting mirror
- paraboloid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付部の部品点数を少なくして組立の容易な
ものにすると共に、廃棄時に粉砕処理等の容易なものと
して環境保全上の問題のないパラボラアンテナを提供す
る。 【構成】 BSまたはCSからの電波を、回転放物面か
らなる反射鏡を用いて前記反射鏡の焦点に置かれた一次
放射器4に集めて受信するパラボラアンテナにおいて、
パラボラ部1は合成樹脂とし、パラボラ部前面の回転放
物面の表面1aには導電膜を形成してして反射鏡とす
る。回転放物面を構成するパラボラ部1とパラボラ部の
背面のパラボラ部を保持具に取付るための背面取付部1
bとを一体成形した合成樹脂で形成する。導電膜の形成
方法として、導電性塗料をパラボラ部の前面に塗布す
る。導電膜の形成方法の他の方法として、金属メッキを
パラボラ部の前面に施す。
ものにすると共に、廃棄時に粉砕処理等の容易なものと
して環境保全上の問題のないパラボラアンテナを提供す
る。 【構成】 BSまたはCSからの電波を、回転放物面か
らなる反射鏡を用いて前記反射鏡の焦点に置かれた一次
放射器4に集めて受信するパラボラアンテナにおいて、
パラボラ部1は合成樹脂とし、パラボラ部前面の回転放
物面の表面1aには導電膜を形成してして反射鏡とす
る。回転放物面を構成するパラボラ部1とパラボラ部の
背面のパラボラ部を保持具に取付るための背面取付部1
bとを一体成形した合成樹脂で形成する。導電膜の形成
方法として、導電性塗料をパラボラ部の前面に塗布す
る。導電膜の形成方法の他の方法として、金属メッキを
パラボラ部の前面に施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転放物面からなる反
射鏡を用いてBS(放送衛星)又はCS(通信衛星)か
ら送られてくる電波を、反射鏡の焦点に置かれた一次放
射器に集めて受信するBS/CS用パラボラアンテナの
反射鏡に関する。
射鏡を用いてBS(放送衛星)又はCS(通信衛星)か
ら送られてくる電波を、反射鏡の焦点に置かれた一次放
射器に集めて受信するBS/CS用パラボラアンテナの
反射鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のBS/CSアンテナの反射鏡は、
金属板か金属メッシュ又は金属メッシュをFRP等で被
ったものが使われている。金属板を反射鏡として使用し
たBS/CSアンテナの例を図2に示す。ここで21は
アルミ合金材からなるパラボラ部、22aと22bと2
2cは合成樹脂からなり、22aはパラボラ部を保持具
に取付ける背面取付部、22bと22cはパラボラ部を
ポール23等に取付けるための保持具である。パラボラ
部21は背面取付部のパラボラ部21との取付部22a
とボルト24a、ナット24bで固定さる。一方取付部
22aはポール23への取付部22bと回転軸部22d
で回動自在に取付け、パラボラ部21の仰角を設定後ネ
ジ部22eで固定する。ポール23への取付部22bは
ポール押さえ部22cと共にポール23を押さえ、ネジ
部22fで固定する。このようにアルミ合金からなるパ
ラボラ部21と合成樹脂からなる背面取付部22とは、
ボルト、ナット24で固定されているが。このボルト2
4aは、電波を反射するパラボラ反射鏡面上に頭を出す
ため、ボルトを締める際に、ボルトの頭を押さえること
の出来ない特殊な構造のボルトを使う必要が有った。又
ボルトを使用するため締結部品数が多くなり、組立工数
を要し、コストも高くなるという問題も有った。また金
属メッシュをFRP等で被ったもので出来た反射鏡は、
廃棄時に粉砕処理等が出来きず、環境保全上好ましくな
いという問題が有った。
金属板か金属メッシュ又は金属メッシュをFRP等で被
ったものが使われている。金属板を反射鏡として使用し
たBS/CSアンテナの例を図2に示す。ここで21は
アルミ合金材からなるパラボラ部、22aと22bと2
2cは合成樹脂からなり、22aはパラボラ部を保持具
に取付ける背面取付部、22bと22cはパラボラ部を
ポール23等に取付けるための保持具である。パラボラ
部21は背面取付部のパラボラ部21との取付部22a
とボルト24a、ナット24bで固定さる。一方取付部
22aはポール23への取付部22bと回転軸部22d
で回動自在に取付け、パラボラ部21の仰角を設定後ネ
ジ部22eで固定する。ポール23への取付部22bは
ポール押さえ部22cと共にポール23を押さえ、ネジ
部22fで固定する。このようにアルミ合金からなるパ
ラボラ部21と合成樹脂からなる背面取付部22とは、
ボルト、ナット24で固定されているが。このボルト2
4aは、電波を反射するパラボラ反射鏡面上に頭を出す
ため、ボルトを締める際に、ボルトの頭を押さえること
の出来ない特殊な構造のボルトを使う必要が有った。又
ボルトを使用するため締結部品数が多くなり、組立工数
を要し、コストも高くなるという問題も有った。また金
属メッシュをFRP等で被ったもので出来た反射鏡は、
廃棄時に粉砕処理等が出来きず、環境保全上好ましくな
いという問題が有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、組立が容易で環境にも優しいB
S/CSアンテナを提供するものである。
に鑑みなされたもので、組立が容易で環境にも優しいB
S/CSアンテナを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】BSまたはCSからの電
波を、回転放物面からなる反射鏡を用いて前記反射鏡の
焦点に置かれた一次放射器に集めて受信するパラボラア
ンテナにおいて、パラボラ部は合成樹脂とし、パラボラ
部前面の回転放物面の表面には導電膜を形成してして反
射鏡とする。
波を、回転放物面からなる反射鏡を用いて前記反射鏡の
焦点に置かれた一次放射器に集めて受信するパラボラア
ンテナにおいて、パラボラ部は合成樹脂とし、パラボラ
部前面の回転放物面の表面には導電膜を形成してして反
射鏡とする。
【0005】回転放物面を構成するパラボラ部とパラボ
ラ部の背面のパラボラ部を保持具に取付るための背面取
付部とを一体成形した合成樹脂で形成する。
ラ部の背面のパラボラ部を保持具に取付るための背面取
付部とを一体成形した合成樹脂で形成する。
【0006】導電膜の形成方法として、導電性塗料をパ
ラボラ部の前面に塗布する。
ラボラ部の前面に塗布する。
【0007】導電膜の形成方法の他の方法として、金属
メッキをパラボラ部の前面に施す。
メッキをパラボラ部の前面に施す。
【0008】
【作用】パラボラ部はFRP材等の合成樹脂で作られる
ので、背面取付部と容易に一体成形できる。電波を反射
する材料は塗装膜又は金属メッキ等の薄膜となっている
ので、廃棄時には、粉砕処理が可能となる。
ので、背面取付部と容易に一体成形できる。電波を反射
する材料は塗装膜又は金属メッキ等の薄膜となっている
ので、廃棄時には、粉砕処理が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による導電膜パラボラアンテナ
について、図を用いて詳細に説明する。図1は、1実施
例の同アンテナの側面図で、1はパラボラ部、1aはパ
ラボラ部前面の反射鏡面、1bは背面取付部、2は保持
具、3はポール、4は一次放射器である。
について、図を用いて詳細に説明する。図1は、1実施
例の同アンテナの側面図で、1はパラボラ部、1aはパ
ラボラ部前面の反射鏡面、1bは背面取付部、2は保持
具、3はポール、4は一次放射器である。
【0010】BSまたはCSからの電波は、パラボラア
ンテナ前面の回転放物面からなる反射鏡面1aで反射
し、回転放物面の焦点に置かれた一次放射器4に集まる
ようになっている。従って、パラボラ部1は電波を良く
反射する導電体で形成する必要がある。パラボラ部背面
には、パラボラ部1をポール3等に取付けるための保持
具2に固定するための背面取付部1bがある。
ンテナ前面の回転放物面からなる反射鏡面1aで反射
し、回転放物面の焦点に置かれた一次放射器4に集まる
ようになっている。従って、パラボラ部1は電波を良く
反射する導電体で形成する必要がある。パラボラ部背面
には、パラボラ部1をポール3等に取付けるための保持
具2に固定するための背面取付部1bがある。
【0011】パラボラ部1及びパラボラの背面取付部1
bはFRP材等の合成樹脂とする。パラボラ部1を背面
取付部1bと同じFPR等の合成樹脂とすることで、パ
ラボラ部1と背面取付部1bとを一体構造で成形するこ
とができる。
bはFRP材等の合成樹脂とする。パラボラ部1を背面
取付部1bと同じFPR等の合成樹脂とすることで、パ
ラボラ部1と背面取付部1bとを一体構造で成形するこ
とができる。
【0012】パラボラ部1の前面の反射鏡面1aの表面
には、導電性の薄膜を形成して電波を良く反射する導電
体とし、パラボラアンテナの反射鏡面としての機能を持
たせてある。
には、導電性の薄膜を形成して電波を良く反射する導電
体とし、パラボラアンテナの反射鏡面としての機能を持
たせてある。
【0013】反射鏡面の導電膜の形成方法の1実施例
は、銅粉等をバインダと混合し、シンナ等を溶剤として
混練して、反射鏡面に吹き付け塗装を行う。
は、銅粉等をバインダと混合し、シンナ等を溶剤として
混練して、反射鏡面に吹き付け塗装を行う。
【0014】反射鏡面の導電膜の形成方法のもう1つの
実施例は、反射鏡面を無電界メッキ液に浸漬して金属膜
を形成して導電性を持たせる。
実施例は、反射鏡面を無電界メッキ液に浸漬して金属膜
を形成して導電性を持たせる。
【0015】
【発明の効果】BSまたはCSからの電波を、回転放物
面からなる反射鏡を用いて前記反射鏡の焦点に置かれた
一次放射器に集めて受信するパラボラアンテナにおい
て、パラボラ部はFRP材等の合成樹脂で作られるの
で、背面取付部と容易に一体成形できる。従って部品点
数が少なくなり、組立が容易となる。電波を反射する材
料は塗装膜又は金属メッキ等の薄膜となっているので、
廃棄時には粉砕処理が可能となり、環境破壊等の問題を
避けることができる。
面からなる反射鏡を用いて前記反射鏡の焦点に置かれた
一次放射器に集めて受信するパラボラアンテナにおい
て、パラボラ部はFRP材等の合成樹脂で作られるの
で、背面取付部と容易に一体成形できる。従って部品点
数が少なくなり、組立が容易となる。電波を反射する材
料は塗装膜又は金属メッキ等の薄膜となっているので、
廃棄時には粉砕処理が可能となり、環境破壊等の問題を
避けることができる。
【図1】本発明による導電膜パラボラアンテナの側面図
である。
である。
【図2】従来のパラボラアンテナの側面図である。
1 パラボラ部 1a 反射鏡面 1b 背面取付部 2 保持具 3 ポール 4 一次放射器 21 パラボラ部 22a 背面取付部 22b 保持具 22c 保持具 23 ポール 24a ボルト 24b ナット
Claims (4)
- 【請求項1】 BSまたはCSからの電波を、回転放物
面からなる反射鏡を用いて前記反射鏡の焦点に置かれた
一次放射器に集めて受信するパラボラアンテナにおい
て、パラボラ部は合成樹脂からなり、該パラボラ部前面
の回転放物面の表面に導電膜を形成してなる導電膜パラ
ボラアンテナ。 - 【請求項2】 回転放物面を構成するパラボラ部とパラ
ボラ部の背面に有って該パラボラ部を保持具に取付るた
めの背面取付部とを一体成形した合成樹脂で形成してな
る事を特徴とする請求項1記載の導電膜パラボラアンテ
ナ。 - 【請求項3】 導電膜は導電性塗料を塗布して形成して
なる請求項1又は請求項2記載の導電膜パラボラアンテ
ナ。 - 【請求項4】 導電膜は金属メッキを施してなる請求項
1又は請求項2記載の導電膜パラボラアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22527194A JPH0888512A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 導電膜パラボラアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22527194A JPH0888512A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 導電膜パラボラアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888512A true JPH0888512A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16826715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22527194A Pending JPH0888512A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 導電膜パラボラアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0888512A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1188201A1 (en) * | 1999-06-17 | 2002-03-20 | Channel Master LLC | Antenna with molded integral polarity plate |
WO2013150996A1 (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-10 | 古野電気株式会社 | アンテナ |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP22527194A patent/JPH0888512A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1188201A1 (en) * | 1999-06-17 | 2002-03-20 | Channel Master LLC | Antenna with molded integral polarity plate |
EP1188201A4 (en) * | 1999-06-17 | 2002-08-07 | Channel Master Llc | ANTENNA WITH MOLDED SOLIDARITY POLARITY PLATE |
WO2013150996A1 (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-10 | 古野電気株式会社 | アンテナ |
JPWO2013150996A1 (ja) * | 2012-04-02 | 2015-12-17 | 古野電気株式会社 | アンテナ |
US9472856B2 (en) | 2012-04-02 | 2016-10-18 | Furuno Electric Co., Ltd. | Antenna |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2897970B2 (ja) | 半縦列構造の同一表面成形反射器 | |
IE45106L (en) | Rotationally-symmetrical antenna | |
IL161029A0 (en) | Radio wave lens antenna apparatus | |
JPS5445040A (en) | Rear warning radar device | |
CA2596315A1 (en) | Method and apparatus for mounting a rotating reflector antenna to minimize swept arc | |
WO2005120189A8 (en) | Method and apparatus for mounting a rotating reflector antenna to minimize swept arc | |
JPH0888512A (ja) | 導電膜パラボラアンテナ | |
JP2001007637A (ja) | 多周波数帯共用アンテナ装置 | |
JPH0888513A (ja) | パラボラアンテナ | |
JPH10200328A (ja) | レーダアンテナ | |
JP2002534825A (ja) | 衛星パラボラアンテナ上にuhf/vhfアンテナアセンブリを搭載する装置および方法 | |
US5999143A (en) | Antenna system parabolic reflector, flat plate shroud and radome | |
CN218160777U (zh) | 一种新型安装架的馈源天线 | |
CN213989203U (zh) | 汽车车顶天线外罩安装结构 | |
CN218039794U (zh) | 一种双频双极化抛物天线 | |
JPS6022655Y2 (ja) | Shf受信用カセグレンアンテナ装置 | |
CN2158137Y (zh) | 双轴抛物面反射器电视接收天线 | |
JPH052416U (ja) | 衛星放送受信アンテナの積雪除去装置 | |
JPH07235827A (ja) | アンテナ一次放射器 | |
JPS58170103A (ja) | パラボラアンテナの製造方法 | |
JPH0540567Y2 (ja) | ||
JPH07249912A (ja) | アンテナ支持装置 | |
JPH0680970B2 (ja) | パラボラアンテナ | |
JPH09139623A (ja) | 衛星放送受信アンテナ | |
Felstead et al. | A System Study of Requirements for SHF/EHF-terminal Phased-array Antennas |