JPH088700Y2 - 経机掛け - Google Patents
経机掛けInfo
- Publication number
- JPH088700Y2 JPH088700Y2 JP1991064699U JP6469991U JPH088700Y2 JP H088700 Y2 JPH088700 Y2 JP H088700Y2 JP 1991064699 U JP1991064699 U JP 1991064699U JP 6469991 U JP6469991 U JP 6469991U JP H088700 Y2 JPH088700 Y2 JP H088700Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- flame
- aluminum foil
- retardant
- fire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Bedding Items (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、仏壇用の経机の上に敷
く経机掛けに関する。
く経机掛けに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の経机掛けは装飾を施したものが多
く、例えば、その上に置いたろうそく等が倒れた場合な
どに燃えやすく火災を発生させる虞があった。そこで、
このような問題を解決するために、例えば実開昭６０−
４８７７７号公報や、実開昭５９−１１５９８２号公報
に見られるように、難燃加工を施した織物を表地とし、
その裏面側にアルミ箔を介して裏地を重ね合せた構造の
敷物が考案されている。しかしながら、このような構造
の敷物は、周囲の縁に飾りを施すのが一般的であり、ろ
うそく等が倒れた場合に、その飾りが燃えることがある
ので、火災防止が十分ではなかった。
く、例えば、その上に置いたろうそく等が倒れた場合な
どに燃えやすく火災を発生させる虞があった。そこで、
このような問題を解決するために、例えば実開昭６０−
４８７７７号公報や、実開昭５９−１１５９８２号公報
に見られるように、難燃加工を施した織物を表地とし、
その裏面側にアルミ箔を介して裏地を重ね合せた構造の
敷物が考案されている。しかしながら、このような構造
の敷物は、周囲の縁に飾りを施すのが一般的であり、ろ
うそく等が倒れた場合に、その飾りが燃えることがある
ので、火災防止が十分ではなかった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、経机に対し
滑ることによりその上に置いたろうそく台等が転倒する
ことをまず防止し、次に、ろうそく台等が万一倒れても
全体を燃えにくくして、防火性を格段に向上させること
ができる斬新な経机掛けの提供を目的とする。
滑ることによりその上に置いたろうそく台等が転倒する
ことをまず防止し、次に、ろうそく台等が万一倒れても
全体を燃えにくくして、防火性を格段に向上させること
ができる斬新な経机掛けの提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の経机掛けは、難燃加工を施した金襴織物１
を表地とし、その裏面側にアルミ箔２を介して内部層３
ａと外面層３ｂの２層から成るポリ塩化ビニル製の裏地
３を重ね合せ、且つその裏地３の裏面に凹凸状のギザ面
４を形成し、また、金襴織物１、アルミ箔２及び裏地３
の重合体の周縁部に被覆した縁巻き５とその上に縫着し
た飾りひも６にも難燃加工を施したことを特徴とする構
成を採るものである。
に、本考案の経机掛けは、難燃加工を施した金襴織物１
を表地とし、その裏面側にアルミ箔２を介して内部層３
ａと外面層３ｂの２層から成るポリ塩化ビニル製の裏地
３を重ね合せ、且つその裏地３の裏面に凹凸状のギザ面
４を形成し、また、金襴織物１、アルミ箔２及び裏地３
の重合体の周縁部に被覆した縁巻き５とその上に縫着し
た飾りひも６にも難燃加工を施したことを特徴とする構
成を採るものである。
【０００５】
【作用】まず、裏地３の裏面に凹凸状のギザ面４を形成
したので経机に対して滑り止め効果を有し、その上に置
いたろうそく台等の転倒を防止することができる。 次
に、ろうそく台等がたとえ倒れても、表地の金襴織物１
は難燃加工を施してあり燃えにくい。万一、表地が燃え
てもその裏面側にアルミ箔２が施してあるので、裏地３
への延焼が避けられる。また、裏地３も難燃性樹脂であ
るポリ塩化ビニル性なので燃えにくい。 さらに、周縁部
に被覆した縁巻き５とその上に縫着した飾りひも６にも
難燃加工を施してあるので、全体が燃えにくくて火災が
極めて発生しにくい。
したので経机に対して滑り止め効果を有し、その上に置
いたろうそく台等の転倒を防止することができる。 次
に、ろうそく台等がたとえ倒れても、表地の金襴織物１
は難燃加工を施してあり燃えにくい。万一、表地が燃え
てもその裏面側にアルミ箔２が施してあるので、裏地３
への延焼が避けられる。また、裏地３も難燃性樹脂であ
るポリ塩化ビニル性なので燃えにくい。 さらに、周縁部
に被覆した縁巻き５とその上に縫着した飾りひも６にも
難燃加工を施してあるので、全体が燃えにくくて火災が
極めて発生しにくい。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づき実施例について詳説す
る。まず、図１は表面側を示したもので、１が表地とし
ての華美な装飾を施した金襴織物である。この金襴織物
１は防火剤を含ませたり、防火塗料を塗る等の難燃加工
を施してある。次に、図３は裏面側を示したもので、前
記金襴織物１の裏面側には、図２に示すようにアルミ箔
２を介して、難燃性樹脂、例えばポリ塩化ビニル製の裏
地３が重ね合わされて貼着されている。このように、ア
ルミ箔２を内部に介在させたので、金襴織物１が万一燃
えた場合の延焼を回避することができる。ポリ塩化ビニ
ル製の裏地３は内部層３ａと外面層３ｂの２層になって
いる。ポリ塩化ビニル製の裏地３の裏面には図２および
図３に示すように凹凸状のギザ面４が形成されている。
このギザ面４は経机に対し滑り止め効果を有する。従っ
て、経机掛けの上にろうそく台を置いた状態で経机掛け
が徒らに滑ってろうそく台を倒すという事故も減少させ
ることができる。金襴織物１、アルミ箔２及び裏地３の
重合体の周縁部には、図２に示すように、バイアステー
プ製の縁巻き５が被覆されている。更に、表面側の縁巻
き５の上には、図１に示すように、飾りひも６が縫着さ
れている。図２において７がその縫着用の糸である。な
お、縁巻き５や飾りひも６も難燃加工が施されている。
る。まず、図１は表面側を示したもので、１が表地とし
ての華美な装飾を施した金襴織物である。この金襴織物
１は防火剤を含ませたり、防火塗料を塗る等の難燃加工
を施してある。次に、図３は裏面側を示したもので、前
記金襴織物１の裏面側には、図２に示すようにアルミ箔
２を介して、難燃性樹脂、例えばポリ塩化ビニル製の裏
地３が重ね合わされて貼着されている。このように、ア
ルミ箔２を内部に介在させたので、金襴織物１が万一燃
えた場合の延焼を回避することができる。ポリ塩化ビニ
ル製の裏地３は内部層３ａと外面層３ｂの２層になって
いる。ポリ塩化ビニル製の裏地３の裏面には図２および
図３に示すように凹凸状のギザ面４が形成されている。
このギザ面４は経机に対し滑り止め効果を有する。従っ
て、経机掛けの上にろうそく台を置いた状態で経机掛け
が徒らに滑ってろうそく台を倒すという事故も減少させ
ることができる。金襴織物１、アルミ箔２及び裏地３の
重合体の周縁部には、図２に示すように、バイアステー
プ製の縁巻き５が被覆されている。更に、表面側の縁巻
き５の上には、図１に示すように、飾りひも６が縫着さ
れている。図２において７がその縫着用の糸である。な
お、縁巻き５や飾りひも６も難燃加工が施されている。
【０００７】
【考案の効果】本考案は叙上の通りであり、まず、経机
に対して滑りにくくしたのでその上に置いたろうそく台
等の転倒を防止することができ、次に、ろうそく台等が
たとえ倒れても表地が燃えにくく、且つ縁巻きや飾りひ
もも燃えにくいので、着火しにくく、さらに、万一表地
が燃えてもアルミ箔によって裏地への延焼を避けること
ができ、且つその裏地も燃えにくいので、火災の発生を
十分に防止できるという効果がある。
に対して滑りにくくしたのでその上に置いたろうそく台
等の転倒を防止することができ、次に、ろうそく台等が
たとえ倒れても表地が燃えにくく、且つ縁巻きや飾りひ
もも燃えにくいので、着火しにくく、さらに、万一表地
が燃えてもアルミ箔によって裏地への延焼を避けること
ができ、且つその裏地も燃えにくいので、火災の発生を
十分に防止できるという効果がある。
【図１】表面側の部分斜視図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ線の断面図である。
【図３】裏面側の部分斜視図である。
１ 金襴織物 ２ アルミ箔 ３ 裏地 ４ ギザ面 ５ 縁巻き ６ 飾りひも ７ 糸
Claims (1)
- 【請求項１】 難燃加工を施した金襴織物１を表地と
し、その裏面側にアルミ箔２を介して内部層３ａと外面
層３ｂの２層から成るポリ塩化ビニル製の裏地３を重ね
合せ、且つその裏地３の裏面に凹凸状のギザ面４を形成
し、また、金襴織物１、アルミ箔２及び裏地３の重合体
の周縁部に被覆した縁巻き５とその上に縫着した飾りひ
も６にも難燃加工を施したことを特徴とする経机掛け。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991064699U JPH088700Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 経机掛け |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991064699U JPH088700Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 経机掛け |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059378U JPH059378U (ja) | 1993-02-09 |
| JPH088700Y2 true JPH088700Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=13265660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991064699U Expired - Lifetime JPH088700Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 経机掛け |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088700Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62122676U (ja) * | 1985-12-17 | 1987-08-04 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59115982U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-04 | 荻野金蘭織物株式会社 | 焼香机、経机、御前机、仏壇、祭壇等に於ける線香、ロ−ソク立て部用敷物 |
| JPS6048777U (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-05 | 吉村宗株式会社 | 敷物 |
| JPH0337940Y2 (ja) * | 1985-02-19 | 1991-08-12 | ||
| JPH033253Y2 (ja) * | 1985-06-12 | 1991-01-28 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP1991064699U patent/JPH088700Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH059378U (ja) | 1993-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5649583A (en) | Waterfall-like window curtain structure | |
| US4533592A (en) | Thermally stable flame retardant reflective and retroreflective trim | |
| CA2455604A1 (en) | Vapor permeable retroreflective garment | |
| US4467005A (en) | IR-Reflecting, water vapor-permeable flexible web | |
| US3778337A (en) | Decorative wall covering | |
| JPH088700Y2 (ja) | 経机掛け | |
| SK89298A3 (en) | A piece of cloth for decorating a roller blind, a kit of such pieces and a roller blind | |
| US4340634A (en) | Heat-reflective wall-paper or wall liner | |
| KR102338636B1 (ko) | 우레탄 섬유 원단 및 그 제조방법 | |
| US3928627A (en) | Decorative wall covering | |
| US3559231A (en) | Vinyl floor runner | |
| US20230210200A1 (en) | A combined phosphorescent, retroreflective and fluorescent article | |
| US3038272A (en) | Art work and frame | |
| US3950795A (en) | Bathtub cover | |
| CN107995933A (zh) | 用于生产防火和/或防水多层织物的方法和防火和/或防水多层织物 | |
| JPS6120006Y2 (ja) | ||
| CN206796695U (zh) | 一种抗拉伸加强型墙布 | |
| JP3021102U (ja) | リバーシブル防水衣料 | |
| JPH0593457A (ja) | 床材用表示材 | |
| CN213491671U (zh) | 一种两用复合灭火毯 | |
| CN219515919U (zh) | 一种可折叠的多功能防火收纳箱凳子 | |
| JP5505982B2 (ja) | 遮断熱アートカーテンシート | |
| CN209749836U (zh) | 一种高强度耐剪的布料 | |
| JPH0383633A (ja) | 遮光遮熱用シートおよびその製造法 | |
| JPH0542791Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960924 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |