JP3021102U - リバーシブル防水衣料 - Google Patents

リバーシブル防水衣料

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JP3021102U
JP3021102U JP1995008785U JP878595U JP3021102U JP 3021102 U JP3021102 U JP 3021102U JP 1995008785 U JP1995008785 U JP 1995008785U JP 878595 U JP878595 U JP 878595U JP 3021102 U JP3021102 U JP 3021102U
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JP
Japan
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waterproof
flame retardant
cloth material
waterproof film
reversible
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JP1995008785U
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Inventor
誉志蔵 橋場
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Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リバーシブル着用が出きるようにしたコー
ト、ジャンバー、ズボン等のような防水衣料であって、
不燃性または難燃性が付加された新規な防水衣料の提供
を図ったものである。 【構成】 不燃剤または難燃剤を予め混入して形成した
防水フイルム1aを裏面に圧着積層化してなる外側生地
材1と、不燃剤または難燃剤を予め混入して形成した防
水フイルム2aを裏面に圧着積層化してなる内側生地材
2とを、互いの防水フイルム1a,2a 側を空気が介在され
た状態で対向させて成る生地で形成したリバーシブル防
水衣料。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リバーシブル着用が出きるようにしたコート、ジャンバー、ズボン 等のような防水衣料であって、不燃性または難燃性が付加された新規な防水衣料 の提供を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のリバーシブル着用が出きる防水衣料は、防水性が具えているだけのもの であり、難燃性を具えたものは皆無であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の防水衣料のように、防水性が付与されただけのものであると、例えば火 事等に際して炎に煽られた場合、衣料が焦げてたり火が付いたりして、着用者が 火傷を負ったり、悲惨な結果を招いてしまうことを余儀なくされた。 特に、消 防署関係の人々、自動車火災に対応する保安員にあってはこのような危険に直面 しがちである 本考案は、リバーシブル被服形成用材料に対して不燃性または難燃性を付与す ることによって、上記のような問題の解消化を図ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、不燃剤または難燃剤を予め混入して形成した防水フイルム1aを裏 面に圧着積層化してなる外側生地材1と、難燃剤を予め混入して形成した防水フ イルム2aを裏面に圧着積層化してなる内側生地材2とを、互いの防水フイルム 1a,2a 側を空気が介在された状態で対向させて成る生地で形成したことを特徴と するリバーシブル防水衣料に係る。 本考案はこのような構成の採用に基づき、 前記した問題の解消化を図ったものである。
【0005】
【作用】 火災等に遭遇した場合、外側生地材1と内側生地材2の裏面側は、不燃剤また は難燃剤を予め混入して形成した防水フイルム1a,2a に依って覆われているため 、火が着用者に及ぶことを防止する。 特に、外側生地材1と内側生地材2の間には空気が存在しているため、直接的 熱伝導を阻止し、着用者に熱が伝わる速度を著しく遅延化させる。
【0006】
【実施例】
図において、Aは衣料の一例たる防水コートであって、当該衣料は下記のよう な生地構成を具えている。
【0007】 1は外側生地材であって、当該生地材1はナイロンシート、または、ナイロン 、綿等の糸材を編織してなるものであって、その裏面にはウレタン、エンビ等製 の防水フイルム1aを圧着積層化してある。 そして、当該防水フイルム1aは 既存の不燃剤または難燃剤を予め混入して形成することにより、不燃または難燃 機能を付与してある。
【0008】 2は内側生地材であって、当該生地材2はナイロンシート、または、ナイロン 、綿等の糸材をを編織してなるものであって、その裏面にはウレタン、エンビ等 製の防水フイルム2aを圧着積層化してある。 そして、当該防水フイルム2a は 既存の不燃剤または難燃剤を予め混入して形成することにより、不燃または難燃 機能を付与してある。 なお、不燃剤または難燃剤は一般に販売されているもの であり、従って、これに対する詳細な説明は省略する。
【0009】 前記した衣料Aは上記した外側生地材1と内側生地材2とを重合して形成して ある。 そして、当該両生地1,2は重合接着することなく、互いの防水フイル ム1a,2a 側を対向させた状態で、すなわち、単に重ね合わせた状態で、通常の生 地材と同様な裁断及び縫製加工を施すことによって衣料Aが形成される。
【0010】 なお、図1及び図2において、当該外側生地材1と内側生地材2を著しく離し て描いてあるが、これは作図上、判り易くしたためであり、実際には生地の折れ 曲がり及び縫製の曲面に応じて自然に接触する事も有るが、両者の間には常に空 気が介在されていることとなる。 換言すると、図1に示すように、外側生地材 1と内側生地材2は、縫製のための縫着部3を除いて、互いに自由な状態と成っ ており、その間には空気が存在された状態に保たれている。
【0011】 また、上記した外側生地材1と内側生地材2の生地模様及び色彩、並びに材質 であるが、これは両者同一または異なったものの何れでも良いが、リバーシブル 衣料として実施する場合は、例えば外側生地材1を白色とし、内側生地材2を黒 色とするように、両者を違えたものとすれば良い。
【0012】 本考案に係る衣料は通常のこの種衣料と同様に防水機能を奏するものである。 そして、火災等に遭遇した場合、外側生地材1と内側生地材2の裏面側は、不燃 剤又は難燃剤を予め混入して形成した防水フイルム1a,2a に依って覆われている ため、火が着用者に及ぶことを防止する。 特に、外側生地材1と内側生地材2の間には空気が存在しているため、直接的 熱伝導を阻止し、着用者に熱が伝わる速度を著しく遅延化させる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、不燃剤または難燃剤を予め混入して形成した防水フイルム1aを裏 面に圧着積層化してなる外側生地材1と、不燃剤または難燃剤を予め混入して形 成した防水フイルム2aを裏面に圧着積層化してなる内側生地材2とを、互いの 防水フイルム1a,2a 側を空気が介在された状態で対向させて成る生地で形成する ように構成したから、本考案は防水機能を奏すると同時に、不燃または難燃機能 をも奏することと成る。
【0014】 すなわち、防水フイルム1a及び2aの存在に基づき、防水機能を果たすと同 時に、当該防水フイルム1a及び2aは不燃剤または難燃剤を予め混入して形成 したものであるから、良好なる不燃または難燃機能を奏することと成る。 更に 、外側生地材1と内側生地材2の間には空気が存在するように構成したから、直 接的熱伝導を阻止し、着用者に熱が伝わる速度を著しく遅延化させることとなる 。
【0015】 本考案に依れば、火事等に際して炎に煽られた場合、衣料が焦げてたり火が付 いたりして、着用者が火傷を負ったり、悲惨な結果を招いてしまうことよく防止 することと成り、従って、本考案は消防署関係の人々、及び、自動車火災に常時 対応する高速道路の保安員用の衣料として、正に最適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部を表した拡大断面図である。
【図2】本考案の要部の一部を著しく拡大して示す断面
図である。
【図3】本考案に係る衣料の一例を表した正面図であ
る。
【符号の説明】
A 防水コート 1 外側生地材 1a 防水フイルム 2 内側生地材 2a 防水フイルム 3 縫着部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不燃剤または難燃剤を予め混入して形成
    した防水フイルム(1a)を裏面に圧着積層化してなる外
    側生地材(1)と、難燃剤を予め混入して形成した防水フ
    イルム(2a)を裏面に圧着積層化してなる内側生地材
    (2)とを、互いの防水フイルム(1a,2a) 側を空気が介在
    された状態で対向させて成る生地で形成したことを特徴
    とするリバーシブル防水衣料。
  2. 【請求項2】 外側生地材(1)と内側生地材(2)とを、
    縫製のための縫着部(3)を除いて非接合状態に保たれる
    ように構成した請求項1に記載のリバーシブル防水衣
    料。
JP1995008785U 1995-07-28 1995-07-28 リバーシブル防水衣料 Expired - Lifetime JP3021102U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0928597A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Janome Sewing Mach Co Ltd 浴槽湯の清浄化装置
JP2013032612A (ja) * 2007-10-19 2013-02-14 Wl Gore & Associates Gmbh 特に高視認性衣類のための難燃性材料を用いる材料構造
JP2016079527A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 株式会社カネマス 衣服用編物

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JP2013032612A (ja) * 2007-10-19 2013-02-14 Wl Gore & Associates Gmbh 特に高視認性衣類のための難燃性材料を用いる材料構造
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